JP2003527212A - 殺菌用湿布材 - Google Patents

殺菌用湿布材

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Abstract

(57)【要約】 殺菌用湿布材上記湿布材は無極性オイルで可塑化されたエラストマーマトリックスから成り、上記エラストマーマトリックスは分散された親水コロイドを含有して成り、且つ、上記エラストマーマトリックスはさらに、少なくとも一つの殺菌剤及び親水性/疎水性バランス(HLB)が10より大きい少なくとも一つの界面活性剤を分散した状態で含有することを特徴とする湿布材。特に湿布剤や創傷被覆材に応用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、感染した傷、又は,感染しやすい傷の治癒を促進する殺菌用湿布材、
及び、その殺菌用湿布材を組み込んだ創傷被覆材に関する。
【0002】 従来の技術 傷の表面に一定の水分量を維持するための創傷被覆材は、治癒の過程で好ましい
作用があることは既に知られている。この性質は、例えば、接着性の親水性マト
リックス中に親水性コロイドを分散させたラボラトリーズ・ウルゴ(Labor
atories URGO)社によって市販されている「アルゴプラーク(AL
GOPLAQUE)」、又は、コロプラスト(COLOPLAST)社によって
市販されている「コムフィール(COMFEEL)」等の多くの創傷被覆材に利
用されている。これらの創傷被覆材中では、親水性コロイドの粒子が滲出物を吸
収し、治癒に好適な水分環境を維持している。しかしながら、滲出物が多い傷で
は吸収は不十分で、即座に感染体の病巣になり易い体液の蓄積を観察することが
できる。
【0003】 チュールグラス(tulle gras)として知られている他のタイプの創傷
被覆材では、薬用ペトロラタムやパラフィン等のグリースやオイルを使用して傷
を保護している。ここでは滲出物の吸収はできないため、じくじくする傷の場合
には湿布を必要とする。傷が乾きやすく、従って、創傷被覆材と新しく再生した
組織が度々癒着することが観察される場合もある。よって傷あとの組織が破壊さ
れない限りは、創傷被覆材を取り替える際に痛みを伴う。傷における感染の問題
を避ける為、感染病原体の増殖を抑えたり、好ましくは感染病原体を減らしたり
してしまうよう、創傷被覆材に殺菌剤を加えることが知られている。この分野に
おいては疎水性脂肪を基剤とする軟膏の中に分散させた殺菌剤を含む創傷被覆材
、例えば、バマ−ジーブ(BAMA−GEVE)社が市販しているユニチュール
(UNITULE)等の創傷被覆材が知られている。また、EP−A−6894
25号では、アルギン酸塩及びカルボキシメチルセルロースナトリウムを基剤と
した親水性コロイド系、並びに、抗菌剤及び坑真菌剤からなる防腐剤系を含む水
和性ジェルを開示している。上記ジェルは、高比率の水(97%)を含む親水性
ジェルであり、活性剤は溶液になっている。同様に配合した創傷被覆材である、
フィディア(FIDIA)社によって市販されている商標CONNETIVIN
A PLUSもまた知られている。これはポリエチレングリコールを基剤とした
親水性ジェルと、分散状態のスルファジアジン銀と、ヒアルロン酸塩を含む。
【0004】 フランス特許FR2775903号もまた公知であり、親水性コロイドと界面活
性剤が組み合わされて存在することにより吸収能力が増幅され加速される創傷被
覆材用の粘着性親水性コロイド集合体について述べられている。この粘着性集合
体は、必要であれば殺菌剤を含むことができ、この殺菌剤は創傷被覆材が上記殺
菌剤を部分的に溶解することのできる水性体液を吸収する場合に容易に拡散する
ことができる。
【0005】 特に脂肪やエラストマーを基剤とする疎水性の接触層を有する創傷被覆材の場合
において、接触層に分散させた活性物質によって殺菌作用を得ることは随分難し
い。この活性物質は疎水性組織に補足されるので、極めて低い生物学的利用能し
か有していない。この問題は、創傷被覆材料を傷から除去する場合に創傷被覆材
構成体が壊れてしまうのを防ぐために、かなり結合力の高いエラストマーを含有
する貧吸収性又は非吸収性の創傷被覆材構成体を用いた場合に更に悪くなる。こ
うした理由から、現在のところ、非粘着性で且つ非吸収性の接触層に合成エラス
トマーと殺菌剤の両方を含有する創傷被覆材はない。
【0006】 発明の目的 本発明の目的は、湿布材が脂肪や親水コロイドを基剤とする、感染しやすい肌の
傷や火傷のための非粘着性で且つ貧吸収性の接触湿布材、及び、その湿布材を組
み込んだ創傷被覆材を提供することにある。
【0007】 記載 本発明によれば、非粘着性、両親媒性で、結合力の高い接触層からなり、殺菌作
用を有する湿布材を得ることは可能であることがわかる。実際、接触層に分散さ
れた殺菌剤の生物学的利用能は、親水性/疎水性バランス(HLB)が10より
大きい非イオン性界面活性剤の存在下でかなり改良することができる。
【0008】 本発明の湿布材は、非極性のオイルで高度に可塑化されたトリブロック型の合成
エラストマーを基剤とした結合力の高い構造からなるが、少量の親水性コロイド
、少なくとも一種の殺菌剤、及び、親水性/疎水性バランス(HLB)が10よ
り大きい少なくとも一種の界面活性剤を分散させて含むことを特徴とする。
【0009】 本発明の第一の発明によれば、合成エラストマーはポリスチレンブロックとポリ
エチレン−ブチレンブロックの高分子共重合体(SEBS)又はポリスチレンブ
ロックとポリエチレン−プロピレンブロックの高分子共重合体(SEPS)等の
中央のブロックは飽和であるトリブロック型の合成エラストマーである。
【0010】 また、本発明の別の発明によれば、無極性のオイルはパラフィンオイル、薬用ペ
トロラタム、及び、これらの化合物の混合物である。
【0011】 また、本発明の別の発明によれば、親水性コロイドはカルボキシメチルセルロー
ス(CMC)ナトリウムの状態で存在する。
【0012】 また、本発明の別の発明によれば、界面活性剤は非イオン型であり、ソルビトー
ル脂肪酸エステルのポリエトキシ化された誘導体から選択される。
【0013】 また、本発明の別の発明によれば、殺菌剤は、好ましくは銀塩である抗菌性活性
物質及び/又は坑真菌性活性物質である。
【0014】 本発明の好ましい実施形態では、傷に接触する層は不連続であり、好ましくは網
の孔を本質的に塞がないように非粘着性の凝集ゲルを織物の糸全体にコートして
いるオープンメッシュの織物の布地からなり、上記ゲルは、親水コロイド、少な
くとも一つの殺菌剤及び親水性/疎水性バランス(HLB)が10より大きい少
なくとも一つの界面活性剤を分散された状態で含有する、高度に可塑化された疎
水性エラストマーマトリックスから形成される。
【0015】 発明の詳細な説明 本発明の殺菌用湿布材は、親水コロイド、一以上の殺菌剤及び親水性/疎水性バ
ランス(HLB)が10より大きい界面活性剤が分散されている、本質的に非接
着性の凝集ゲルからなる傷接触層からなる。
【0016】 接触層の構造を構成し、創傷被覆材の非接着性特性を保証する凝集ジェルは、同
時にエラストマー材料に対しての可塑剤及び坑粘着性剤として作用することので
きる大量の無極性のオイル又は脂肪に付随するエラストマーマトリックス、好ま
しくは3つのブロック(トリブロック)要素を基にしたエラストマーマトリック
スからなる。これによって非常に弾力的で非常に整形し易く、且つ、非常に裂け
にくい非接着性の凝集ジェルを作ることができる。
【0017】 高分子量のSEBS又はSEPSタイプのエラストマーを使用することが好まし
く、例えば、シェル社が販売している商品名クレイトンG(Kraton G)
1651、又は、クラレ社が販売している商品名セプトン(SEPTON)が挙
げられる。これらのエラストマーは、接触層の中に約3〜8重量%含まれる。
【0018】 これらのトリブロックエラストマーを特に選択することによって再生組織や損傷
の周辺の肌に対して粘着性が全く無く完全に坑接着性のジェルを得ることができ
る。
【0019】 無極性のオイルは、一般に鉱油、又は、炭化水素を基にした鉱油の混合物であっ
て、液体若しくは幾分液体より粘稠な状態に成り得るものである。
【0020】 本発明の枠組内において、パラフィンオイル、薬用ペトロラタム、及び、これら
化合物の混合物を使用するのが好ましい。
【0021】 特に、シェル社が販売している商品名オンディナ(ONDINA)、好ましくは
商品名オンディナ15のような、1以上の鉱油を単独、又は、好ましくはフラン
ス薬局方で定義されている薬用ペトロラタムとの混合物として使用されるのが特
に好ましい。
【0022】 無極性オイルは接触層重量の約55〜90重量%の量で存在する。
【0023】 上記湿布材はまた、エラストマーマトリックス中に、少量の親水性コロイド、好
ましくはナトリウムカルボキシメチルセルロース(CMC)の親水性コロイドも
分散状態で含む。水溶性コロイドの機能は治癒のプロセスにとって好ましい水分
環境を維持することである。ナトリウムCMCを使用した場合には、約50〜1
00μmの粒径の微粉末状で、接触層の重量に対して約3〜20重量%、好まし
くは約4〜14重量%含まれる。親水性コロイドの量は少ないが、湿布材を高吸
収性にすることなく、傷と接触する表面の水分量を維持するのに十分であり、接
触層の膨張を防ぐことができるようになる。
【0024】 特に、本発明の湿布は、水性の体液に対して無視して良いような、又は、非常に
低い吸収性しか有しておらず、水と接触した時の重量増加はごくわずかであって
、一般的に接触層の重量の50%以下、好ましくは25%以下である。
【0025】 本発明の範囲内において、他の親水性コロイドとしては、例えばアルギン酸塩を
CMCの代わりに使用することができる。
【0026】 接触層はまた、エラストマー材料中に分散状態で殺菌剤を含む。選ばれる活性物
質は、その抗菌性や坑真菌性で知られているものであって、特に、例えば、スタ
フィロコッカス=アウレウス(Staphylococcus aureus、
黄色ブドウ球菌)、シュードモナス=アエルギノーサ(Pserdomonas
aeruginosa、緑膿菌)等の病原菌の成長と戦う上で活性な化合物で
ある。
【0027】 これらの活性物質は、単独又は組み合わせて使うことができるが、中でも、クロ
ロヘキシジン、ヘキサミジン、ブタジン、又は、スルファジアジン銀、塩化銀、
若しくは硝酸銀等の銀塩等が好ましい。接触層中の存在量は活性元素の性質に依
存し、0.2〜5%の間で変化する。
【0028】 本発明によると、少なくとも一つの界面活性剤は、結果として起こる殺菌剤の活
性を確実に適切なものにするために加えられる。選択される界面活性剤は親水性
/疎水性バランス(HLB)が10より大きい、好ましくは14より大きい、つ
まり明らかに親水性の性質が優勢な非イオン性界面活性剤である。この界面活性
剤は、好ましくは配合重量の1〜6%で存在しなければならない。本発明を実施
する為に好適な工業的に利用可能な製品の中では、参照としては例えばポリエト
キシ化されたソルビトールエステル、特に親水性/疎水性バランス(HLB)が
約15〜16の、セピック(SEPPIC)社の商品名モンタノックス(Mon
tanox)80のようなポリソルベート80が好ましい。
【0029】 従来通り、上記配合には、例えば酸化防止剤や耐光剤のような生成物の安定性を
保証する添加剤も含む。
【0030】 湿布材の接触層を構成するエラストマー集合体は、均一なエラストマー混合物と
油状の可塑剤が得られた後に親水性コロイドと活性物質を加える、というように
様々な成分が熱い状態で混合されるホットメルトプロセスにより生産される。得
られた混合物は、その後簡単に成形される柔軟性のある基材、例えば、フィルム
、又は、織物の若しくは織物以外の布地の上に塗布され、肌に直接使うことので
きる創傷被覆材を得る。
【0031】 本発明の好ましい形態の一つにおいては、織物を形成する糸を完全にコートして
且つメッシュの孔は本質的に塞がれないように、大きなメッシュの織物の基質の
上に溶融した混合液を塗布することができる。この新規湿布材を作る為に使用さ
れる織布は、好ましくは長繊維の合成糸からなる。これによってネットで補強さ
れた不連続層を得ることができるが、簡単に成形でき、治療に好ましい性質を殺
菌特性と組み合わせることができる。
【0032】 チュールグラス(tulle gras)と似たような方法で使用される殺菌用
湿布材は、傷又は火傷と直接接触させ、吸収パッドでカバーして、テープ又は粘
着剤で保持される。
【0033】 例として、湿布材(E1)は、1.52kgのパラフィンオイル(オンディナ(
ONDINA)15という商品名でシェル社から得られる)、100gの高分子
SEBSエラストマー(シェル社から販売されているクレイトン(Kraton
)G 1651)、100gの薬用ペトロレタム、2.5gのフェノール系酸化
防止剤、300gの微粉末状カルボキシメチルセルロースナトリウム(例えば、
アクアロン(AQUALON)社から販売されている7H4XF)、ポリソルベ
ート80(セピック(SEPPIC)社から販売されているモンタノックス(M
ONTANO X)80)、及び、60gの微粉末スルファジアジン銀(USP
グレード)からワットメルトプロセスによって調製されるエラストマー重合体か
ら作られる。33dtexのポリエステル糸から作られた、約1mmの孔を備
えた四角のメッシュを有するマーキゼットタイプのオープンメッシュの織物の上
に上記の溶融された集合体はコートされる。135〜145℃の溶融エラストマ
ー集合体の浴を通過することによって織物はコートされ、その後、余分なジェル
は2つのシリンダーの間を転がることによって除去される。コートされた布片は
即座に冷風で冷却される。糸にのるジェルの量は約145g/mであり、スル
ファジン銀約4g/mに相当する。得られた布片は、引き続いて両面を不透明
なポリエステルの保護フィルムでラミネートされ、次に、湿布として使用するの
に適当なサイズにカットされ、密封小袋に詰められる。
【0034】 本発明の、上記で作った湿布材(E1)の殺菌特性は、培地と接触させてin
vitroで試験される。下記のものはこの検討と比較するために使用するもの
である。 a)活性元素も界面活性剤も含まないことを除いては、配合は湿布材(E1)と
類似である対照湿布材(A) b)配合は湿布材(E1)と類似であり、活性元素(例えば、スルファジアジン
銀2.75%)は含むが、界面活性剤は含まない湿布材(B) c)対照湿布材(A)で述べたのと類似のタイプの湿布材(C)、即ち、活性元
素も界面活性剤もなく、表面に3mmのフラマジン(Flammazine)ジ
ェルの層を備えている。この方法は病院では通常に実施される方法である。フラ
マジンとは、1%のスルファジン銀を含む乳液クリームである。
【0035】 試験は2つのバクテリア菌株、スタフィロコッカス=アウレウス(Staphy
lococcus aureus、黄色ブドウ球菌)、シュードモナス=アエル
ギノーサ(Pserdomonas aeruginosa、緑膿菌)に関して
行なった。これらはしばしば大きな火傷において院内感染及び/又は重複感染の
原因となるものである。それぞれの湿布から直径10mmのディスクを切り出し
て、タイターが分かっているバクテリア懸濁液をバルクの中又は表面に接種した
ゲロースの上にのせた。37℃で24時間の培養後、バクテリアの成長阻害領域
の直径を測定し、比較した。
【0036】 この実験では、トリプカーゼ−ソヤ(trypcase−soya)ゲロース(
G1)又はミューラー−ヒントン2(Mueller−Hinton 2)ゲロ
ース(共にBIOMERIEUX社により調達されたもの)を使用し、15〜1
8mlのゲロース当たり約10〜10CFU/mlのタイターを持つ1ml
のバクテリア懸濁液を用いてバルク中で培養するか、又は、約10CFU/m
lのタイターを持つ1mlのバクテリア懸濁液を表面で培養した(CFU=Co
lony Forming Unit)。得られた結果は、mmで表示した阻害
領域の直径によって表し、表1〜3に示した。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】
【表3】
【0040】 上記の表において、「10」という結果は直径10mmのディスク状の湿布の周
りにバクテリアの成長した領域が全く無いことを示している。
【0041】 10を超える結果は、湿布の周辺領域でバクテリアの成長した領域が全く無いこ
とを示している。
【0042】 表1は、10CFU/mlのオーダーの濃度でバルク中、又は、表面に接種さ
せた2つのタイプのゲロース上でのシュードモナス=アエルギノーサの成長の阻
害に関する。表2はスタフィロコッカス=アウレウスを使って行なった同じタイ
プの実験に関する。表3は10CFU/mlのオーダーの濃度での両方のバク
テリア菌株の成長の阻害に関する。
【0043】 予想したように、得られた結果から、活性物質の全くない湿布材は完全に不活性
であること(A)、活性物質は含んでいるが界面活性剤を含んでいない湿布材は
殺菌活性がとても弱いこと、本発明による湿布材の存在下ではバクテリア成長の
阻害性が良好であること(E1)、及び、フラマジンの厚い層を伴った湿布の存
在下で得られる阻害性は概して少なくとも同等であること、がわかる。また、殺
菌剤に表面で生物学的利用能をもたせて所望の殺菌性にするために、親水性タイ
プの界面活性剤の存在が必要であることを確認している。
【0044】 上記実施例のエラストマー集合体を使って作った接触層の吸収能力を測定し、例
えばフランス特許FR2775903号内で述べられているような粘着性の親水
性コロイド集合体と比較した。本発明の実施例E1に従って配合された混合物の
、重さ約600g/mの連続層はこの試験の為に作った。比較例は、フランス
特許FR2775903号の実施例1による、重さ350g/mの吸収性粘着
集合体に相当する。吸収能力を測定するために、それぞれの製品の25cm
試料を37℃に保った等浸透圧溶液に1時間浸した。浸漬時間が経過したら、水
気を切って重量を計った。この結果から計算される重量増加によると、本発明の
実施例に対しては144g/mの吸収能力で、比較例に対しては1575g/
であった。重量%で表すと、重量増加はそれぞれ、本発明の実施例に対して
は144/600=24%、比較例に対しては1575/350=450%であ
る。
【0045】 従って、本発明の湿布材を用いて得られる創傷被覆材は、感染の危険を伴ってい
る傷や火傷の治療用として数多くの利点がある。つまり、オイルやペトロラタム
があることによって非粘着性の、グリースのようにべとべとした接触部が、親水
性コロイドがあることによって水分環境が、殺菌剤を十分に分散させることによ
って殺菌培地が同時に得られる組成物である。更に、他の成分と共に接触層を形
成するエラストマー層の構造のおかげで、創傷被覆材の取り扱いが簡単になり、
接触層に源を発する物質を新たな新生組織上に残すことなく、やさしく、且つ、
痛みも無く取り除くことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4C058 AA12 AA28 BB07 CC05 JJ02 JJ07 JJ21 4C081 AA02 AA09 AA12 BA14 BB04 CA021 CA031 CB051 CC01 CD022 CE01 CF21 DA02 DA05 4C099 AA02 CA03 CA04 CA07 CA09 CA11 CA19 GA01 HA02 LA08 LA16 TA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傷又は火傷と接触する表面は無極性オイルで可塑化されたエラス
    トマーマトリックスから成り、前記エラストマーマトリックスは分散された親水
    性コロイドを含有する、傷又は火傷を治療するための湿布材であって、 前記エラストマーマトリックスはさらに、少なくとも一つの殺菌剤及び親水性/
    疎水性バランス(HLB)が10より大きい少なくとも一つの界面活性剤を分散
    した状態で含有し、前記無極性オイルは、湿布材の重量の55%から90%であ
    ることを特徴とする湿布材。
  2. 【請求項2】 エラストマーマトリックスの構造は、ポリスチレンブロックとポ
    リエチレン−ブチレンブロックの高分子共重合体(SEBS)及びポリスチレン
    ブロックとポリエチレン−プロピレンブロックの高分子共重合体(SEPS)か
    ら選択されるトリブロック型の合成エラストマー、好ましくは中央のブロックは
    飽和であるトリブロック型の合成エラストマーからなることを特徴とする請求項
    1に記載の湿布材。
  3. 【請求項3】 無極性オイルは、パラフィンオイル、薬用ペトロラタム、及び、
    これらの化合物の混合物からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の湿布
    材。
  4. 【請求項4】 親水性コロイドはカルボキシメチルセルロースナトリウムである
    ことを特徴とする請求項1、2、又は、3に記載の湿布材。
  5. 【請求項5】 界面活性剤は非イオン型であり、ソルビトール脂肪酸エステルの
    ポリエトキシ化された誘導体から選択されることを特徴とする請求項1、2、3
    、又は、4に記載の湿布材。
  6. 【請求項6】 殺菌剤は銀塩であることを特徴とする請求項1、2、3、4、又
    は、5に記載の湿布材。
  7. 【請求項7】 傷と接触する表面は、織物の糸全体をコートして、且つ、網の孔
    は本質的に塞がれないようにワイドメッシュの織られた基材上にコートされてい
    る不連続層であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、又は、6に記載
    の湿布材。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6、又は、7に記載の湿布材から得
    られる創傷被覆材であって、前記湿布材は所望の粘着性を有するフィルム又は柔
    軟な非織物の布地からなる基材に位置することを特徴とする創傷被覆材。
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