JP2003525107A - ラネー合金をベースとする薄層触媒およびその製法 - Google Patents

ラネー合金をベースとする薄層触媒およびその製法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、支持体上に担持したラネー−合金−触媒に関し、この触媒は0.01〜100μmの厚さである非常に薄いラネー−合金層を有する。この触媒は、各金属の真空蒸着により、製造される。この触媒は一般的にあらゆる公知の水素化および脱水素化反応に好適であり、高い耐摩耗性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、均質触媒の分野に関する。より正確には、本発明は、編物または織
物ストリップへ適用するラネー合金をベースとした均質触媒に関する。
【0002】 所謂ラネー合金、特に所謂ラネーニッケルは長く知られている均質触媒系であ
る。これらは水素化または脱水素化に使用される。これらの合金は金属間化合物
相であり、例えばラネーニッケルの場合、NiAlまたはNiAlの組成
を有する相である。一般的に、これらの合金は、反応が実施される溶液に懸濁し
た、微細な粉末の形で使用される。アルミニウムはアルカリ液で処理されて溶解
し、非常に活性なNi触媒を提供する。
【0003】 特にラネーニッケルは水素化または脱水素化に非常に活性な触媒であるが、し
かし、触媒が粉末形であるために一連の欠点を生じる。従って、しばしば反応容
器中での触媒分散という問題に直面し、また、多くの場合に反応物の反応容器中
での滞留時間も問題視される。このため、一般的に労力と費用とを伴う後処理技
術を必要とする濾過法を利用して、反応終了後に粉末を分離しければならない。
【0004】 このことから、典型的なラネーニッケル合金を含有するが粉末形ではない固定
床触媒を製造することが試みられている。最も単純なケースでは、微細な懸濁粉
末から成形体を製造する。
【0005】 このことは例えばUS4826799に記載される。ここで合金粉末はポリエ
チレンおよび結合剤と混合され、次いでスクリュー押出機中で成形体に圧縮され
る。後続の焼成ステップでは、必須の金属間化合物相が成形され、この際、ポリ
エチレンも焼き取られる。従って、特にトルエンの水素化のための水素化触媒と
して好適な固体ストランドが得られる。
【0006】 織布上にラネー合金表面を担持した触媒を製造する別の方法も可能である。
【0007】 このことは、例えばEP−A91028に記載され、ここでは積層されたラネ
ーニッケル表面を有する織物成分を含有する触媒が開示されている。これらの触
媒は、アルミニウム層をニッケル−含有織物に担持することにより製造され、こ
の際、有利には、前記織物をアルミニウム溶融物中に600〜700℃で液浸す
ることにより、アルミニウム層を適用する。アルミニウム層は少なくとも100
μm、有利には150μmの厚さを有する。この触媒を芳香族アミンの水素化に
使用する。
【0008】 “Commercial Application of Cathode Coatings in Electrolytic Chlorine
Cells”においてT.A.Liederbach等は、電気メッキによるネット
またはシートの形をしたニッケル電極の製造について記載している。この方法で
は、ニッケルおよび亜鉛を、金属イオンを含有する溶液から電解的に析出させる
。同様の性能を有する電極をプラズマスプレー法により金属粉末から製造する。
触媒活性を有する層の典型的厚さは250〜350μmである。この種の電極は
、クロルアルカリ電解に使用される。
【0009】 DE−A−3702138には、ラネーニッケル粉末から製造される電極が開
示されている。これらの粉末は、H−貯蔵合金として利用される別の合金およ
びポリテトラフルオロエチレン粉末と完全に混合される。得られる混合物を圧縮
およびローリングにより、凝集性ネットワークへと加工する。混合物をエキスパ
ンデッドメタル上に圧着してもよい。この場合、1mmの層厚を有する電極を形
成することもできる。これらの電極は、水素の貯蔵および電気化学的分解に使用
される。
【0010】 最後に、US481440には、黒鉛紙から成る支持体上に担持したラネーニ
ッケル電極が記載される。この支持体は、プラズマ塗装により合金粉末でコート
されており、厚さが1〜10mmの層が形成される。
【0011】 従来技術に記載されるラネーニッケル触媒は、一般的に高い水素化活性を示す
が、ある種の使用においては十分な耐摩耗性が現れない。例えば高粘性で無色の
光学的に透明な液体の場合に、ラネーニッケル触媒の使用下で水素化反応または
脱水素化反応を行う。この際、しばしばラネー合金触媒に端を発する摩耗が認め
られる。粉末触媒および電気化学的析出により得られる触媒の場合には、触媒の
種類によっては、摩耗された材料は粗い粒子から細かい粒子となることがある。
織物上の1mmの薄い層の場合であっても、摩耗により、製品の要求条件によっ
ては許容されないような非常に細かな粒子が観察される。故に、本発明の課題は
、高い水素化活性を有しかつ粘性液と接触した場合であっても非常に高い耐摩耗
性を示すラネー合金触媒を提供することである。
【0012】 この課題が、ラネー合金層が0.2〜100μmの層厚を有する、支持体上へ
担持したラネー合金触媒により解決されることが見出された。
【0013】 触媒は一般的に、テープ、フィルム、織物またはニットの形である。これらの
触媒テープのコーティングは、有利に真空中で電子ビーム蒸着により実施される
【0014】 種々の金属を所望するラネー合金に応じて使用してよい。アルミニウムはあら
ゆる場合に使用される。ラネー合金を製造するのに必要とされる別の金属を、ニ
ッケル、コバルトおよび銅から成る群より選択し、有利にはニッケルを使用する
【0015】 所望であれば、金属はさらに1種以上の助触媒金属、例えば鉄、クロム、モリ
ブデンまたがホウ素を含有する。
【0016】 支持体材料をコートするために、活性成分、すなわちアルミニウムおよび所望
のラネー合金を製造するために使用する別の金属、特にニッケルならびに所望で
あれば助触媒金属を、真空中で蒸着させ、支持体上に均質に凝縮させる。蒸着は
、一般的で当業者に公知の方法、例えば加熱、電子ビーム蒸着(elektronenstra
hlverdampfung)、スパッタリングまたはこれらの方法を組み合わせた方法で実
施される。コーティングは有利に電子ビーム蒸着により実施される。凝縮は、有
利に、US4686202またはEP564830に記載される方法により実施
される。
【0017】 得られた蒸着された金属層は極めて薄い。アルミニウムの場合、0.1μm〜
50μm、有利には1μm〜10μmの厚さである。ラネー合金を製造するため
に使用される別の金属の層厚は、製造する活性ラネー層の化学量に依存する、ニ
ッケルの場合、金属の層厚が0.1〜10μm、有利に0.5〜5μmである。
【0018】 支持体のコーティングは、使用する金属の幾つかの層が交互に担持されるよう
に実施される。このような方法による層の全厚は約100μmに達する。これら
の層の厚さは従来技術に記載される方法で得られる約100〜15000μmと
いう値を明らかに下回るものである。本発明の触媒は従って、アルミニウム約1
〜20g/織物1m、ニッケル1〜3g/織物1mの範囲の極めて低い質量
の金属層を有する。これらの値はコバルトおよび銅でも同様である。ラネー合金
を形成する金属層の全比重は0.1〜10g/織物1mの範囲である。
【0019】 支持体として有利に金属を使用する。その理由は、有利な機械特性にある。し
かし、コーテイング前に粗面であってよいという事実も別の利点である。これは
、表面の焼き戻しにより実施される。そのために金属支持体を酸素含有気体、例
えば空気中で、30分〜24時間、有利には1〜10時間の時間範囲で加熱する
。700〜1100℃、有利には800〜1000℃の温度を使用する。この種
の前処理により触媒の活性を調節出来ることが見出された。
【0020】 支持体材料として有利に使用される金属は、材料番号1.4767,1.440
1、2.4610、1.4765、1.4878および1.4301のステンレスス
チールである(" Stahleisenliste" 第8版、87,89および101ページ、V
erein deutscher Eisenhuettenleute, Verlag Stahleisen mbH, Duesseldorf 19
90発行による番号)。
【0021】 支持体材料の製造に有利な別の金属は、鉄、ニッケルまたは銅である。
【0022】 しかし、支持体に好適な材料群は金属に限定されるわけではない。金属の代わ
りに、無機材料または誘電体も支持体製造に使用でき、例えばセラミック、酸化
アルミニウム、二酸化ケイ素、有利にはアスベスト代替物から製造された織物、
またはこれらの材料の組合せである。炭素繊維も好適である。有機プラスチック
も使用でき、このような材料の例は、ポリアミド、ポリエステル、ポリビニル化
合物、ポリエチレン、ポリプロピレンおよびポリテトラフルオロエチレンである
。このような非−金属材料は全て、金属の場合と同様に、編物、織物またはフィ
ルムの形で使用される。
【0023】 本発明の方法で得られる触媒テープは、完全に均質で孔や粒子を形成しない相
当のラネー合金を含む金属層を有している。
【0024】 前記材料を、支持体として、フィルム、編物または織物の形で使用する。有利
な形態において、支持体は例えば歯車転造により波形または巻縮状に加工されて
いる。得られた波形は有利に0.5〜10mmのピッチを有する。
【0025】 コーティング後に得られる触媒テープは、活性ラネー合金層を形成するために
さらに加熱処理されなければならない。ラネーニッケルの場合、この層は式Ni AlまたはNiAlでほぼ表現される。加熱処理を、不活性気体雰囲気下
に500〜600℃の温度で10〜60分実施する。不活性気体として例えば窒
素、アルゴンまたは水素を使用してよい。
【0026】 本発明の変法において、完成ラネー合金、有利にラネーニッケルを、支持体上
に直接蒸着する。これにより、焼き戻し工程は省略される。ラネーニッケル層は
有利にロールコーターでのスパッタリングによって製造される。このようにして
得られるラネーニッケルの層厚は1μm〜50μmの範囲であり、有利な厚さは
1μmである。
【0027】 フィルムまたは織物または編物テープに適用した本発明の触媒を、常用の技術
で、水素化または脱水素化に有利に使用できるパッキングまたはモノリスに仕上
げる。種々の異なるパッキング構造は蒸留および混合技術から公知であり、例え
ば気体−液体交換用の管構造である。このような構造は例えばEP−A−482
145およびWO97/02890に記載される。この種のモノリスパッキング
は本発明の触媒繊維に特別な利点をもたらし、特に耐摩耗性であるので、極薄層
は機械的に任意に成形できる。
【0028】 本発明の支持触媒は容易に活性化される。活性合金層を露出するために、有利
に20〜40℃の低温で、1〜20%のアルカリ液、一般的にNaOHを用いて
アルミニウムを溶出させる。アルカリ液による処理は有利に1〜20分の短時間
だけ実施されるにすぎない。
【0029】 耐摩耗性の特徴により、本発明の支持触媒は、純度および光学的透明度の要求
が大きい粘性液体の水素化または脱水素化に、特に好適である。本発明の触媒が
、特に、水素化による多価アルコールの色指数を改良するのに好適であることが
見出された。本発明の触媒を、発明の名称が“Farbzahlverbesserung von mehrw
ertigen Alkoholen durch Hydrierung”である出願番号19963442.4(
発明者:BASF AG)のドイツ特許明細書に開示される方法に使用するのが
有利である。
【0030】 本明細書を以下の実施例により詳細に説明する: 実施例1 メッシュサイズが0.18mmでありかつワイヤ直径が0.112mmである、
材料番号1.4767から製造された織物ワイヤ構造を、空気中で、900℃で
3時間焼き鈍した。冷却後、このようにして粗面化した支持体織物を、次いで、
電子ビーム蒸着装置により、一度に10- Torrで、両面に、まず0.2μm
の厚さでアルミニウム層を、次に同一条件で、厚さ0.044μmのニッケル層
を蒸着した。総計の層厚が1.2μmになるまでの間、この方法を連続して繰り
返した。窒素雰囲気下に3時間焼き戻し工程を実施した後、触媒織物から、高さ
200mmおよび直径21.5mmの2個のモノリスを製造した。滑らかな織物
ストリップおよび歯車転造で予め波形を付けた織物ストリップを組立て、ロール
し、かつスポット溶接により外縁に固定した。得られたモノリスラネーニッケル
薄層触媒を60cm長さの反応管に起き、10%の水酸化ナトリウム溶液で15
分処理した。その後、水酸化ナトリウムを水で洗浄して除去する。
【0031】 実施例2 ループ反応装置をHDLIN(ヒドロ−デヒドロリナロール=3,7−ジメチ
ルオクチ−1−イン−3−オール)500gで満たした。再循環下での液相法に
において、液体を、実施例1で製造した触媒上に送り、この際、断面への負荷は
200m/m/hである。液流と同時に水素を、1.1barの圧力で、環
路に通した。反応温度は80℃であった。得られた結果を以下の表に列挙する。
【0032】
【表1】
【0033】 ガスクロマトグラフィーにより測定(ピーク面積より) HDLIN=ヒドロ−デヒドロリナロール HLIN=ヒドロリナロール THILIN=テトラヒドロリナロール 表に記載した結果から、本発明の薄層触媒により、合計50g/hの不飽和ア
ルコールがヒドロリナロールおよびテトラヒドロリナロールへ水素化され得るこ
とが示された。これに相応して、変換率は約0.33mol/hであり、時空収
量は0.35kg/Lcatalyst/hである。薄層触媒0.112mを実
験に使用した。使用したラネーニッケルの触媒比重8.6g/mから、ラネー
ニッケル合金のたった0.963gだけが反応容器中に現存することが分かる。
比活性は従って2.9mol/m/hであった。生成物中および反応容器中に
は、いかなる種類の摩耗も見られない。
【0034】 実施例3 WO9828253で得られかつ蒸留後のAPHA色指数が26であるトリメ
チロールプロパン1kgの水素化に、実施例1で得られたラネーニッケル薄層触
媒を使用した。水素化は1.1barの水素圧力で140℃の温度で実施された
。15分の反応時間後、APHA≦6の色指数の改善が認められた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ヘルムート ボース ドイツ連邦共和国 エデスハイム ルート ヴィヒシュトラーセ 109 Fターム(参考) 4G069 AA03 AA08 BA01A BA02A BA08A BA17 BA22A BB03A BB03B BC16B BC68A BC68B CB02 CB07 DA06 EA08 FA02 FB02 4H006 AC11 BA05 BA09 BA14 BA19 BA20 BA21 BA31 BA70 BA81 BA85 4H039 CA19 CA29 CB10

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラネー合金層が0.01〜100μmの層厚を有することを
    特徴とする、ラネー合金触媒。
  2. 【請求項2】 アルミニウムの他に、別の成分として、ニッケル、コバルト
    および/または銅、有利にニッケル、ならびに場合により鉄、クロム、モリブデ
    ンおよびホウ素から成る群より選択される助触媒金属を含有することを特徴とす
    る、請求項1に記載の触媒。
  3. 【請求項3】 ラネー合金が、織物1mあたり0.1〜10gの総比重を
    有することを特徴とする、請求項1または2に記載の触媒。
  4. 【請求項4】 支持体材料として金属、有利にステンレススチールを使用す
    ることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載の触媒。
  5. 【請求項5】 触媒層を適用する前に、支持体材料として使用する金属を、
    酸素含有雰囲気中で700〜1100℃、有利に800〜1000℃の温度で、
    30分〜24時間、有利には1時間〜10時間の時間をかけて焼き戻すことを特
    徴とする、請求項4に記載の触媒。
  6. 【請求項6】 支持体材料として、無機金属またはセラミック、酸化アルミ
    ニウム、二酸化ケイ素、アスベスト代替物質、炭素繊維および有機プラスチック
    から成る織物の群より選択される誘電体を使用することを特徴とする、請求項1
    から5までのいずれか1項に記載の触媒。
  7. 【請求項7】 触媒ストリップの形、または前記触媒ストリップから製造さ
    れるモノリス触媒パッキングの形をしていることを特徴とする、請求項1から6
    までのいずれか1項に記載の触媒。
  8. 【請求項8】 触媒を、低温、有利に20〜40℃で、短時間、有利に1〜
    20分で、好適な塩基を用いて浸出させることを特徴とする、請求項1から7ま
    でのいずれか1項に記載の触媒の活性化法。
  9. 【請求項9】 使用する金属を蒸発により交互に支持体上へ適用し、場合に
    より、このようにして得られた触媒を所望の形状に加工することを特徴とする、
    請求項1から7までのいずれか1項に記載の触媒の製法。
  10. 【請求項10】 完成ラネー合金を適用することを特徴とする、請求項1か
    ら7までのいずれか1項に記載の触媒の製法。
  11. 【請求項11】 加熱、電子ビーム蒸着、スパッタリングまたはこれらの方
    法を組み合わせて、有利には電子ビーム蒸着により、蒸着を実施することを特徴
    とする、請求項9または10に記載の製法。
JP2001548217A 1999-12-28 2000-12-21 ラネー合金をベースとする薄層触媒およびその製法 Withdrawn JP2003525107A (ja)

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