JP2003524096A - ロケットモータ組立体 - Google Patents

ロケットモータ組立体

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Abstract

(57)【要約】 ロケットモータ組立体の本推進装置は、姿勢制御ロケットエンジンの配列、1つまたは複数の流体酸化剤源、1つまたは複数の流体点火剤、さらに1つまたは複数の主ロケットエンジンを含む。姿勢制御ロケットエンジンの各々は各燃焼室を有し、姿勢制御ロケットエンジンの選択された1つまたはグループが点火されたとき、ロケット組立体の飛行経路が偏向し、或いはロケット組立体が回転するようにロケットモータ組立体の長手方向軸線から片寄っている。流体酸化剤及び流体点火剤源は、姿勢制御ロケットエンジンと作動的に連通して流体酸化剤及び流体点火剤を姿勢制御ロケットエンジンの選択された1つまたはグループに送ることができるようにする。さらに、流体点火剤源からの流体点火剤の一部は、冷却されて流体酸化剤源を加圧するために使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はロケット組立体の飛行方向を制御する推力及び/又は偏向エンジンと
して機能する偏心ロケットエンジンの配列を含むロケット推進装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
航空宇宙飛行体関連の技術分野において、種々の型式の推進装置が知られてい
る。多数のこれらの装置は、推力と姿勢制御とを提供するように構成されている
。これらの装置の各々は、それ自身特徴ある利点と欠点とを有する。
【0003】 しかしながら、既存の推進装置及び姿勢制御装置は、固体推進装置に見られる
大きなエネルギー密度と制御可能な推力の組み合わせを達成することができず、
同時に、流体またはハイブリッド装置の信頼性のある停止及び再点火性能を実現
することができないことである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、高推進性能を備え、しかも正確な姿勢制御を達成するために
所望のときに個々のエンジンまたはエンジンの組を独立して停止し、信頼性のあ
る再点火を可能にすることができる推進装置を有するロケットモータ組立体を提
供することである。
【0005】 本発明による推進装置は、各々が燃焼室を有する偏心ロケットエンジンの配列
を有する。以下に用いる「偏心」という用語は、偏心ロケットエンジンの選択さ
れたエンジンまたはグループの点火がロケット組立体の姿勢制御を可能にするよ
うに偏心ロケットエンジンが、ロケットモータ組立体の長手方向軸線から片寄っ
ていることを意味する。偏心ロケットエンジンは、ロケット組立体の長手方向軸
線から個々に片寄っているが、偏心モータは、例えば、集合的にロケット組立体
の長手方向軸線の周りに同心リングを形成し、偏心ロケットモータの一部分、ま
たはその全部を同時に点火することによって姿勢制御を行うことなくロケット組
立体に推力を与えることができる。この明細書で使用する「姿勢制御」という用
語は、飛行中のロケット組立体のピッチ(縦揺)、ヨー(偏揺)、及び/又はロ
ール(横揺)を制御することを意味する。
【0006】 さらに推進装置は、偏心ロケットエンジンと作動的に協働して流体酸化剤源か
ら偏心ロケットエンジンの燃焼室に流体酸化剤を供給することができるように1
つまたは複数の流体酸化剤源(例えば、貯蔵タンク)を有する。例えば、流体酸
化剤を偏心ロケットエンジンの各々に送る1つの流体酸化剤源を備えることがで
きる。別の例として、複数の流体酸化剤源が、各々、対応する1つまたは複数の
偏心ロケットエンジンに連通することができる。代表的な流体酸化剤は、ヒドロ
ゲンパーオキサイド、ニトロゲンテトロキサイド、抑制赤煙硝酸(IRFNA)、ヒド
ロキシルアンモニウムニトレート(HAN)、アンモニウムニトレート(AN)、アンモ
ニウムパークロレート、ヒドロキシルアンモニウムパクロレート(HAP)、及びこ
の技術分野でよく知られた他の酸化剤のような主酸化剤を含む溶液、スラリ、ま
たはゲルを含む。
【0007】 1つまたは複数の点火流体源、例えば、貯蔵タンクは、偏心ロケットエンジン
の燃焼室に点火流体を送ることができるようにするために偏心ロケットエンジン
と作動的に連通するように配置される。この場合にも、1つの流体点火剤が偏心
ロケットエンジンの各々に点火流体を送ることができる。別の例として、複数の
点火流体源が対応する1つの偏心ロケットエンジンまたは偏心ロケットエンジン
のグループに点火流体を送ることができる。
【0008】 本発明の第1の好ましい実施形態において、偏心ロケットエンジンは、固体燃
料粒子を用いるハイブリッドロケットエンジンである。この実施形態において、
通常、ガス状の高温の点火流体が流体酸化剤とともに燃焼室に導入されるとき、
燃焼反応が起こる。一旦点火すると、燃焼室への高温の点火流体の流れは、燃焼
反応を停止させることなく終結することができる。なぜならば、固体燃料源は燃
焼室にすでに存在するからである。この燃焼反応は、流体酸化剤源からハイブリ
ッドロケットエンジンの燃焼室への流体酸化剤の流れを停止することによって終
結することができる。この固体燃料粒子は、自己爆燃反応を生じるように十分な
濃度で粒子内に存在しない限り、固体酸化剤が無いか、少量の固体酸化剤を含む
ようにすることができる。
【0009】 本発明の第2の好ましい実施形態において、偏心ロケットエンジンが二流体ロ
ケットエンジンである。この実施形態において、例えば、制御された燃焼によっ
て高温ガスに変換される固体推進剤を含むガス発生器である点火/燃料源は、燃
焼反応のための燃料成分を送り、点火に必要な熱を同時に供給することができる
。この二流体の実施形態において、点火/燃料源は、第1の好ましい実施形態の
ハイブリッドロケットエンジンの場合よりも高い流量で燃焼室に供給しなければ
ならない。なぜならば、ハイブリッドロケットエンジンの場合とは異なり、二流
体ロケットエンジンの燃焼室は、燃焼室に固体燃料粒子を含まないからである。
点火/燃料流体及び流体酸化剤の双方は、燃焼室に送られ、燃焼反応が開始され
る。この燃焼反応は、二流体ロケットエンジンの燃焼室へ流体酸化剤及び/又は
点火/燃料流体の流れを終結することによって停止することができる。
【0010】 本発明の第3の実施形態によれば、偏心ロケットエンジンは、単一の流体のエ
ンジンであり、全てのエンジンに送られる流体は、単一または複数の燃焼生成物
源から発生され送られ、前記燃焼生成物源の少なくともいくつかは、少なくとも
2つの偏心ロケットエンジンに接続されている。この実施形態において、偏心ロ
ケットエンジンの点火は、燃焼生成物の偏心ロケットエンジンに個々に流すこと
を可能にし終結することによって制御される。
【0011】 ハイブリッドロケットエンジン及び二流体エンジンの組み合わせを使用するこ
とは本発明の範囲内にある。好ましくは、偏心ロケットエンジンは、各制御弁で
流体酸化剤源及び点火流体源に接続されており、これは、互いに独立して偏心ロ
ケットエンジンの選択された1つまたはグループの可変絞り、停止、及び再スタ
ートをさらに可能にすることが好ましい。
【0012】 ある実施形態において、本発明の推進装置は、単一の主エンジンか、または集
合的に軸線方向、即ち長手方向に沿って推力を生成するように構成され配置され
た複数の主エンジンを含む。主エンジンは、存在するとき、配列された偏心エン
ジンが個々に生成するよりも高度な推力をつくるように主推進源であることが好
ましい。主エンジンは、ハイブリッドエンジン、リバースハイブリッドエンジン
、二流体エンジン、自己爆燃固体推進剤エンジン、または二重室固体エンジンで
ある。主エンジンは、流体酸化剤及び流体燃料源から酸化剤及び/又は燃料を受
けることができる。
【0013】 本発明の好ましい実施形態によれば、推進装置は、点火流体源を流体酸化剤源
に接続する少なくとも1つの冷却装置を有する。点火流体源からの点火流体の一
部は、冷却装置を通して送られ、点火流体の温度を降下させ、流体酸化剤源の流
体酸化剤を加圧するために用いられる。種々の機械的及び空圧的装置が考えられ
るが、例えば、酸化剤源は、流体酸化剤と冷却された点火剤を分離しておくため
にピストンまたは伸縮可能なブラッダ等の装置を備えることができる。
【0014】 本発明のあまり好ましくない実施形態によれば、当業者が考える範囲内で流体
酸化剤源の低温ガスと温暖ガスとを分離する可能性がある。この選択は、ある程
度の簡易性及び信頼性を与えるが、好ましい実施形態の改良されたパッケージン
グ及び性能が欠けている。
【0015】 また、本発明のあまり好ましくない実施形態によれば、流体酸化剤源を加圧す
るために送られる推進剤ガスを冷却しない可能性がある。この場合、高温ガスは
、流体酸化剤源の少量の酸化剤を分解し、分解された酸化剤は、流体酸化剤源を
加圧する。この選択はある利点を提供するが、流体酸化剤を加圧するために達成
される分解量を注意深く制御する必要がある。
【0016】 本発明による装置は、ヒドラジンをベースとした、または固体推進剤をベース
とした推進/姿勢制御装置のような公知の装置に比して改良されたパッケージン
グと性能を提供する。ハイブリッド及び/又は二流体推進剤技術の使用は、純粋
な固体燃料エンジンと比較して信頼性のある再点火及び絞り性能を提供するが、
非常に安全で効果的な防爆性も大きい。点火剤は、燃焼推進剤からなり、これは
、ハイブリッド技術のための流体点火剤としても、または二流体技術のための流
体点火剤及び燃料源としても機能する。
【0017】 本発明の他の目的、側面及び利点は、添付図面と関連して本発明の原理を説明
した明細書及び特許請求の範囲を読むとき当業者に明らかになる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態による推進装置の1つの実施形態を示す図である。
図示した実施形態は、航空宇宙飛行体の推進装置の構成例を示す図であり、これ
は、軸線方向の主エンジン18と、複数の姿勢制御エンジン19とを含む。主エ
ンジン18は、飛行体を推進する主な役割を果たすが、姿勢制御エンジン19に
は、飛行体の姿勢を制御する主な役割がある。しかしながら、エンジン18及び
19の機能は、これらの役割には制限されない。姿勢制御エンジン19は、飛行
体の推進時にエンジン18を補助するように作動することができる。主エンジン
18の場合、それ自身自在継手装置によって姿勢を制御することができるが、可
動ノズルによって推力ベクトルを自在に制御して姿勢制御機能を実行することも
できる。主エンジン18のベクトルの制御は、この技術分野で知られている。エ
ンジン18及び19のすべて、又はいくつかを固体燃料粒子を含むハイブリッド
モータとすることができるが、エンジン18及び19のいずれもハイブリッドモ
ータではないものであってよい。他方、エンジン18及び19のすべて、又はい
くつかを固体燃料粒子を含まない二流体モータとすることができるが、エンジン
18及び19いずれも二流体モータではないものであってもよい。
【0019】 図1に示す実施例において、エンジン18及び19の各々は、2つの調整可能
な流体供給装置(または噴射器)12及び14と、燃焼室16(エンジン18つ
いて示され、エンジン19について示されていない)とを有する。
【0020】 図示した装置は、さらに点火ガスサブシステム20と酸化剤源サブシステム2
2とを含む。点火ガスサブシステム20は、高温の点火ガスを推進装置に送るよ
うに機能し、高温の点火ガスとしては、燃料の濃いガスを選択することができる
。酸化剤源サブシステム22は、少なくとも1つの流体酸化剤を推進装置に送る
。図示した装置は、さらにサブシステム20及び22を接続する通路に沿って配
置された冷却剤床24を備えている。サブシステム20から冷却床24を通って
サブシステム22への高温点火ガスの流れは、流れ制御弁26によって制御され
る。図示した装置は、サブシステム20を流体供給装置12に接続する流体通路
に沿って配置された弁30と、サブシステム22を流体供給装置14に接続する
流体通路に沿って配置された弁32と、個々の流体供給装置12への点火流体の
流れを制御するために対応した1つの流体供給装置12に作動的に関連して配置
される弁34と、個々の流体供給装置14への流体酸化剤の流れを制御するため
に対応する1つの流体供給装置14と作動的に関連するように配置された弁36
とを有する。
【0021】 エンジン18及び19が、固体の燃料粒子を含むハイブリッドエンジンである
場合には、サブシステム20によって供給されたガスは、固体燃料エンジン18
及び19の各々を点火する高温点火ガスとして機能する。他方、エンジン18及
び19が二流体エンジンの場合、サブ装置20によって供給されるガスは、各二
流体エンジンの燃料及び高温点火流体の双方として機能する。
【0022】 サブシステム20の点火燃料流体をつくる推進剤の組成は、ハイブリッド又は
二流体エンジンに対する温度と燃料含有量の適切な要求値に基づいて選択するこ
とができ、このような要求値は、この技術分野の技術者にとって公知である。サ
ブシステム20における高温ガス発生の制御は、当業者の標準的なやり方に基づ
くこともできる。例えば、サブシステム20は、エンジン18及び19に必要な
流体を発生するための単一の推進剤または複数の推進剤を含むことができる。も
し1つまたは複数のエンジン18及び19が二流体エンジンである場合には、サ
ブシステム20のガスを生成するために選択される推進剤は、燃料性成分が濃い
ことが望ましい。なぜならば、もしエンジン18及び19が二流体エンジンであ
る場合には固体燃料粒子がエンジン18及び19の燃焼室内に配置されていない
からである。もし、エンジン18及び19の全部が燃焼室内に固体燃料を含むハ
イブリッドロケットエンジンの場合には、サブシステム20の推進剤は、燃料が
豊富な成分を含むことは必要ではない。
【0023】 サブシステム20の例示的な推進剤は、60−80重量%のアンモニウムニト
レー及び/又はハイドロキシ端末ポリブタジエン(HTPB)バインダ内で不動
化されたアンモニウムパクオレート酸化剤を有する。サブシステム20の推進剤
の他の選択的な成分は、ニトラミン(HMX、RDX、CL−20他)の有機質
の酸化剤と、ジヒドロキシグリオキシム(DHG)、ダイアミノフラザン(DA
F)、トリアミノグアニジンニトレート(TAGNIT)、ニトログアニジン、
グアミジンニトレート、オキサミドのような他の燃料の豊富な成分及び二流体燃
料手段の技術分野で当業者に公知の他の成分を有する。グリシディルアジドポリ
マー(GAP)、ポリグリシジルニトレート(PGN)、オキセタン、カルボキ
シ端末ポリブタジエン(CTPB)、ポリエステル、サーモプラスチックエラス
トマー、ポリエーテル等の他の公知のバインダがサブシステム20の推進剤とし
て適当であり、さらに上述したHTPBバインダに加えて、又はその代わりのも
のとして使用することができる。組成分の調整はサブシステム22の酸化剤でエ
ンジン18及び19の性能を最適化することが可能である。
【0024】 ハイブリッド燃料の粒子がエンジン18及び19に含まれている場合には、ハ
イブリッド燃料粒子は、サブシステム20の推進剤と同じ成分を含むことができ
るが、装置全体のエネルギー及びエネルギー密度を増大するためにボロン、ベリ
リウム、アルミニウム、及び/又はマグネシウム及び/又はこのような金属の水
酸化物のような他の金属燃料を加えることも考慮することができる。サブシステ
ム20の推進剤は、前述した金属を添加することが禁止されるものではないが、
弁26,30及び34を通って金属を流すことが望ましくないので好ましい実施
形態ではない。
【0025】 1つまたは複数のエンジン18または19が燃焼室内に独自の固体燃料供給源
を含まない二流体エンジンである場合には、サブシステム20からの燃料が豊富
なガスは、所望のエンジン推力を生じるためにサブシステム22から酸化剤の存
在で燃焼を行うエンジン燃料を構成する。燃料が豊富なガスは、固体燃料燃焼反
応によって発生され、この反応は、酸化剤の存在で点火剤及び燃料として作用す
るためにそのガスに十分な高温を与える。サブシステム20は、公知の手段及び
この技術分野で実施される貯蔵タンク内のまたはそのタンクに接続された単一ま
たは複数の固体燃料粒子を含む。電気または光学的に開始される導火爆管のよう
な標準の固体推進点火手段が固定燃料粒子の各々について使用される。もしサブ
システム20で複数の粒子が使用される場合には、エラストマーバリヤ、もろい
隔壁、防爆ディスクのような第2及びその後の粒子が早期の爆発をしないように
保護する標準の手段を使用することができる。
【0026】 燃焼室に固体燃料粒子が装填されたハイブリッドロケットエンジン18または
19の場合、サブシステム20からの点火流体は、主にサブスステム22によっ
て備えられた流体酸化剤の存在の下に固体燃料粒子を点火するために作用する。
しかしながら、また、サブシステム20からのガスは、酸化剤の存在の下に燃焼
を行い、エンジンが発生する推力に少なくともいくらか寄与する。
【0027】 もし、全てのエンジン18及び19が固体燃料粒子を含むハイブリッドエンジ
ンである場合には、サブシステム20によって供給されたガスは、燃料が豊富で
ある必要はなく、酸化剤の存在で固体燃料粒子を点火するために十分な温度で各
エンジンに送りさえすればよい。
【0028】 本発明の特に新しい特徴によれば、サブシステム22によって供給される酸化
剤は、その用途に依存して水溶液、スラリ、またはゲルのHAN、HAPまたは
同様に進歩した酸化剤を含み、好ましくはこれらからなる。例えば、HANは、
排気物にHCLを含まないことが望ましい場合、HANが好ましい。他方、HA
Pは、最大限のエネルギー性能が望まし場合に好ましい。HANまたはHAPは
、高密度、良好なエネルギー、及び無害/耐食性を提供する。溶液におけるHA
NまたはHAPの濃度は、中でも、溶液の凝固点を決定する。Biddleに付与され
た米国特許第4,527,389号参照。凝固点は、HANまたはHAPが濃度を増大す
るにしたがって上昇する傾向がある。したがって、濃度は、主として特定の用途
における所望の凝固点に基づいて選択される。なぜならば、すべての他の考慮は
、可能性のある最も高い濃度を使用することを要求するからである。
【0029】 酸化剤は、さらに各エンジン燃焼室の混合物のエネルギー密度を増大する少量
の添加物を含む。この添加剤は、HMX、RDX、CL−20のような1つまた
は複数のニトラミン、ANのような追加の酸化剤、テトラメチルアンモニウムニ
トレート及びトリエチルアンモニウムニトレート(TEAN)のようなアルキル
アンモニウムニトレート塩、メタンビス(Oヒドロキシラミン)ディニトレート
(MBODN)、ジエチルヒドロキシラミンニトレート(DEHAN)、N、O
ジメチルヒドロキシラミン ニトレート(DMHAN)のようなアルキルヒドラ
キシルアンモニウムニトレート及び凝固点及び装置のエネルギー含有要求値と矛
盾しない量のOメチルヒドロキシルアミンニトレート(OMHAN)、グアニダ
インニトレート、ヒドロキシルアミンフォスフェート(HAPT)、ジメチルス
ルフォキサイド(DMSD)、及びTREN3(トリ(2−アミノエチル)アミ
ントリニトレート)を含む他の成分から成る。長期の安定成分は、貯蔵寿命の要
求に基づいた要求される。例示的な液体酸化剤の組成は、70重量%のHAN、
15重量%のAN及び15%の水から成る。他の例示的な液体酸化剤の組成は、
85重量%HAP及び15重量%の水から成る。
【0030】 上述したように、サブシステム20の機能の1つは、点火の目的でエンジン1
8及び19にガスを送ることである。サブシステム20からのガスは、冷却剤床
24に送られ、酸化剤を分解し揮発することができないように十分に冷却された
後、サブシステム22に流れることができ、ここでガスは、サブシステム22の
酸化剤を加圧するように作用する。もし、サブシステム20からのガスがサブシ
ステム22を加圧するために使用される場合には、サブシステム20とサブシス
テム22とを分離することを維持することが非常に望ましい。図示はしなが、サ
ブシステム22は、ピストンまたはブラッダまたは同様の装置を備えたタンクを
有し、この装置は、サブシステム22の流体酸化剤からサブシステム20によっ
て供給された加圧ガスを物理的に分離し、それによって加圧ガスと酸化剤との間
の反応を防止する。
【0031】 冷却剤床24への又は冷却剤床24からの流体の流れは、サブシステム22の
圧力を維持するために弁26の動作によって制御され、全てのエンジン18及び
19への流体酸化剤の適当な流量を保証する。
【0032】 本発明は、(a)エンジン18及び19の各々が固体燃料を有するハイブリッ
ドエンジンである、(b)エンジン18及び19の各々が二流体エンジンである
、(c)ハイブリッド及び二流体エンジンの組み合わせがエンジン18及び19
として選択される装置に使用される。
【0033】 実施形態(b)または(c)の場合、サブシステム20によって供給される高
温ガスは、実施形態(a)と比較して性能を向上させるために燃料として選択さ
れる。
【0034】 実施形態(c)の場合、最も典型的な構成は、エンジン18のみが固体燃料を
含むハイブリッドエンジンである場合である。しかしながら、実施形態(c)の
変形例は、1つまたは複数のエンジン19が固体燃料エンジンであり、エンジン
18が固体燃料エンジンか、またはガス燃料エンジン(または自己爆燃単推進剤
エンジン)のいずれかである。
【0035】 図1には示さないが、軸線方向の主エンジンを含まず、主推力は、偏心エンジ
ン19の組み合わせによって得られる推進装置を提供することは本発明の範囲内
である。また、ロケット組立体の軸線の周りに集合的に同心リングを形成する複
数の主エンジンを提供することも本発明の範囲内である。
【0036】 サブシステム20からエンジン18及び19のグループへの高温ガスの供給は
、主流れ制御弁30によって制御される。サブシステム20から個々のエンジン
19への高温ガスの供給を制御するために流れ制御弁34が設けられており、流
れ制御弁34の各々は、対応するエンジン19の噴射器に関連して配置される。
図示はしないが、エンジン19への高温ガスの流れとは独立に高温ガスのエンジ
ン18への供給を制御するために制御弁30の下流に付加的な流れ制御弁を使用
することができる。サブシステム22からエンジン18及び19のグループへの
酸化剤の供給は、主流れ制御弁32によって制御される。サブシステム22から
個々のエンジン18及び19への酸化剤の供給は、流れ制御弁36によって個々
に制御され、流れ制御弁36の各々は、対応するエンジン19の噴射器14に対
応する。全ての弁30−36は、推進装置を搭載する飛行体の制御装置によって
作動される電気的に制御される弁でもよい。この弁の作動シーケンスは、流れ制
御原理と公知の方法による飛行体の推進及びガイダンスの要求によって決定され
る。
【0037】 本発明による装置で使用されるハイブリッドエンジンの1つの実施形態は、図
2の断面図で示されている。このエンジンは、固定燃料粒子45を含む燃焼室(
参照符号なし)を包囲するハウジング40と、ハウジング40から後方に延びる
排気ノズル42と、ハウジング40の前方に固定され、サブシステム22から加
圧された流体酸化剤を送る酸化剤送り通路46を含むマニフォルドブロック44
とを含む。酸化剤は、酸化剤送り通路46からマニフォルド52を介して噴射器
プレート50へ導入される。噴射器プレート50は、複数の出口オリフィスを含
む。
【0038】 図1に示す装置の主エンジン18が図2に示すハイブリッドエンジンであると
き、弁32は、サブシステム22から酸化剤送り通路46への酸化剤の供給に影
響を与え、弁30は、サブシステム20からガス送り通路48へのガスの送りに
影響を与える。もし、1つまたは複数の姿勢制御エンジン19が図2に示すハイ
ブリッドエンジンである場合には、姿勢制御エンジン19の酸化剤送り通路46
は、各々、弁36の1つに作動的に接続され、エンジン19のガス送り通路48
は、各々、弁34の1つに作動的に接続される。
【0039】 図3は、二流体エンジン、すなわち、ガス燃料エンジンの1つの実施形態を示
す断面図であり、本発明の実施形態に使用できる。図2の対応する部品と同一の
部品は説明しないが、同じ参照符号で示されている。図3においても、ハウジン
グ40は、固体燃料を含まない。マニフォルドブロック54は、酸化剤供給通路
46と、高温点火燃料ガスを燃焼室に送るための環状高温点火及び燃料ガス送り
通路58とを有し、この高温点火及び燃料ガスの燃料成分は、酸化剤の存在下で
燃焼する。燃料ガス送り通路58は、エンジンが軸線方向のエンジン18か、ま
たは姿勢制御エンジン19の1つであるかどうかに依存して弁30又は弁30及
び34に接続される。燃料送り通路58は、ガスの環状シートを提供することが
でき、或いは、マニフォルドブロック54とハウジング40の境界で複数の噴射
オリフィスにガスを送る環状マニフォルドであることができる。
【0040】 図4は、ガス燃料エンジンの第2の実施形態を示し、このガス燃料エンジンは
、マニフォルドブロック64を有し、このマニフォルドブロック64は、2つの
噴射器プレート66と、2つの酸化剤送り通路68と、2つの高温点火及び燃料
ガス送り通路70を備えている。
【0041】 噴射器プレート66は、各々、通路68の各々に接続されており、複数の出口
オリフィスまたはノズルを有する。1つのプレート66のオリフィスの数及び/
又は直径は、他のプレートのオリフィスの数及び/又は直径とは異なり、プレー
ト66の各々は、それ自身の明確な酸化剤流量をつくる。通路68の各々は、選
択された、したがって、可変流量で燃焼されるように対応する噴射器プレート6
6に酸化剤を送る弁に接続される。この弁は、双方が最大燃焼流量をつくるため
に開放することができる。
【0042】 通路70は、それぞれ、高温点火/燃料ガスを燃焼室に送るように作動可能な
対応する弁に接続される。図示した通路70の各々は、高温のガスの流れを燃焼
室の軸線の周りに均一に供給するために前述のように環状の形状をしている。通
路70は、各々が高温ガスを通路70に送るために作動可能なように各弁に接続
されている。通路70を通る高温点火/燃料ガスの流量は、通路70の寸法を調
整することによって、また通路68を通る酸化剤の流量の関数として弁を調整す
ることによって制御される。通路70に接続された弁は、少なくとも最大燃焼流
量をつくるために少なくとも通路68に接続された弁の双方が開放されたときに
双方が開放されることができる。
【0043】 本発明の実施形態は、特に商業用打ち上げロケット及び弾道ミサイルにおいて
、多段ロケットブースタの上方段として特に適している。本発明によって、推進
と姿勢制御の両方を単一の装置によって制御することができる。
【0044】 本発明の好ましい実施形態の詳細な説明は、図示及び説明の目的で提供された
。本発明を開示された詳細な実施形態に制限する意図はなされていない。本発明
の変形及び変更がなされることは当業者には明らかである。例えば、図3及び図
4に示す実施形態は、固体燃料粒子を燃焼室に導入することによって固体燃料ハ
イブリッドエンジンとして変形することができる。さらに、1つまたは複数のエ
ンジン18及び19は、リバースハイブリッドロケットエンジンであることも可
能であり、その結果、固体酸化剤の濃い粒子がハイブリッドロケットエンジンの
燃焼室に装填される。この実施形態において、適当な固体酸化剤粒子は、例えば
、高い比率のAPまたは他の酸化剤を有し、上述した金属燃料を有するか有しな
いフルオリネートポリマーを含む。流体状態で燃焼室に送られる代表的な燃料は
、例えば、サブシステム20で説明した燃料が豊富な組成分を含む。
【0045】 本実施形態は、本発明の原理を最もよく説明するために選択され説明され、特
別の用途について種々の実施形態について及び種々の変形例について本発明を理
解することができるようにする。本発明の範囲は、添付した請求の範囲内に含ま
れる種々の変形例及び等価物をカバーするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による推進装置の好ましい実施形態の構成図である。
【図2】 図1の装置に使用されるエンジンの1つの実施形態の断面図である。
【図3】 図1の装置に使用されるエンジンの他の実施形態の図2と同様の図面である。
【図4】 図1の装置に使用されるエンジンの他の実施形態の図2と同様の図面である。
【手続補正書】
【提出日】平成13年9月28日(2001.9.28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ロウボウグ,エリック・エム アメリカ合衆国メリーランド州21740,ハ ガースタウン,ウィンドソング・ドライブ 2026,ナンバー3ディー

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が各燃焼室を備え、ロケットモータ組立体の長手方向軸
    線から片寄っている偏心ハイブリッドロケットエンジンのうち選択された1つま
    たはグループを独立して点火することによって前記ロケットモータ組立体の姿勢
    制御を可能にするように構成配置された偏心ロケットエンジンの配列と、 前記偏心ロケットエンジンの1つまたはグループに流体酸化剤を送ることが可
    能になるように前記偏心ロケットエンジンと作動的に連通している1つまたは複
    数の流体酸化剤源と、 前記流体酸化剤と燃料成分との間で燃焼反応を開始するために十分な高温及び
    /又は十分な濃さの燃料で前記偏心ロケットエンジンの選択された1つ及び/又
    はグループに流体点火剤を供給することができるように前記偏心ロケットエンジ
    ンと作動的に連通する1つまたは複数の流体点火剤源と、を有する推進装置を備
    えたロケットモータ組立体。
  2. 【請求項2】 前記偏心ロケットエンジンの少なくともいくつかはハイブリッ
    ドロケットエンジンであり、このロケットエンジンにおいて、前記燃料成分は、
    前記ハイブリッドロケットエンジンの前記燃焼室に収容された固体燃料粒子を含
    む請求項1に記載のロケットモータ組立体。
  3. 【請求項3】 前記推進装置は、前記ロケットモータ組立体の長手方向軸線に
    沿って推力を発生するために構成配置された主軸線方向ロケットエンジンを有す
    る請求項2に記載のロケットモータ組立体。
  4. 【請求項4】 前記主軸線方向ロケットエンジンは、1つまたは複数の前記流
    体酸化剤源と流体連通するハイブッリッドロケットモータである請求項3に記載
    のロケットモータ組立体。
  5. 【請求項5】 前記推進装置は、前記ロケットモータ組立体の長手方向軸線に
    沿って集合的に推力を発生するように構成配置された複数の主ロケットエンジン
    を有する請求項2に記載のロケットモータ組立体。
  6. 【請求項6】 前記主ロケットエンジンは、1つまたは複数の前記流体酸化剤
    源に流体連通したハイブリッドロケットモータである請求項5に記載のロケット
    モータ組立体。
  7. 【請求項7】 前記流体酸化剤源の各々は、前記ハイブリッドロケットエンジ
    ンの選択された1つまたはグループと流体酸化剤源と作動的に連通する各流体制
    御弁を有する請求項2に記載のロケットモータ組立体。
  8. 【請求項8】 前記流体制御弁は、前記ハイブリッドロケットエンジンの1つ
    またはグループに前記流体酸化剤の可変制御を可能にする請求項7に記載のロケ
    ットモータ組立体。
  9. 【請求項9】 流体点火剤を冷却し、前記流体酸化剤を前記流体酸化剤源で加
    圧することができるように1つまたは複数の前記流体酸化剤源を1つまたは複数
    の前記流体点火剤源に接続する通路に配置される少なくとも1つの冷却装置を有
    する請求項2に記載のロケットモータ組立体。
  10. 【請求項10】 前記流体点火剤は、前記流体酸化剤とともに燃焼可能な燃料
    成分を含む請求項2に記載のロケットモータ組立体。
  11. 【請求項11】 前記流体点火剤源の各々は、前記流体点火剤源を選択された
    1つまたは複数の前記ハイブリッドエンジンに作動的に連通させるために各流体
    制御弁を有する請求項2に記載のロケットモータ組立体。
  12. 【請求項12】 前記偏心ロケットエンジンの少なくともいくつかは前記流体
    点火剤と前記燃料成分が同じであり、前記流体点火剤は、前記流体酸化剤と前記
    流体点火剤との間で燃焼反応を開始するために十分な濃さを有し十分に高温であ
    る二流体ロケットエンジンである請求項1に記載のロケットモータ組立体。
  13. 【請求項13】 前記推進装置は、前記ロケットモータ組立体の長手方向軸線
    に沿って推力を生じるように構成配置された主軸線方向ロケットエンジンを有す
    る請求項12に記載のロケットモータ組立体。
  14. 【請求項14】 前記主軸線方向ロケットエンジンは、1つまたは複数の前記
    流体酸化剤源と流体連通している請求項13に記載のロケットモータ組立体。
  15. 【請求項15】 前記推進装置は、前記ロケットモータ組立体の長手方向に軸
    線に沿って集合的に推力を生じるように構成配置された複数の主ロケットエンジ
    ンを有する請求項12に記載のロケットモータ組立体。
  16. 【請求項16】 前記酸化剤源の各々は、前記二流体ロケットエンジンの選択
    された1つまたはグループと前記流体酸化剤源と作動的に連通させるために各流
    体制御弁を有する請求項12に記載のロケットモータ組立体。
  17. 【請求項17】 前記流体制御弁は、前記二流体エンジンの前記選択された1
    つまたはグループへの前記流体酸化剤の可変制御を可能にする請求項16に記載
    のロケットモータ組立体。
  18. 【請求項18】 流体点火剤を冷却し前記流体酸化剤源で前記流体酸化剤を加
    圧するために1つまたは複数の前記流体酸化剤源を1つまたは複数の前記流体点
    火剤源に接続する通路に配置される少なくとも1つの冷却装置を有する請求項2
    に記載のロケットモータ組立体。
  19. 【請求項19】 前記点火剤源の各々は、前記流体点火剤源を選択された1つ
    またはグループに作動的に連通させるために各流体制御弁を有する請求項12に
    記載のロケットモータ組立体。
  20. 【請求項20】 前記流体制御弁は、前記二流体ロケットエンジンの選択され
    た1つまたはグループへの前記流体燃料の可変制御を可能にする請求項19に記
    載のロケットモータ組立体。
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