JP2003521706A - ガス混合物の安全性を決定する方法 - Google Patents

ガス混合物の安全性を決定する方法

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エリザベス ジェーン ホジュキンソン
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Abstract

(57)【要約】 第一および第二の可燃性成分と共に、少なくとも一つの更なる可燃性成分および少なくとも一つの不燃性成分を含有するガス混合物の安全性を決定する方法であって、光検出器を使用して、前記ガス混合物中の前記第一および第二の可燃性成分の濃度に影響される少なくとも二つの測定を行うことを含む方法。これら測定値の組合せに基づく方法によって、ガス混合物の爆発下限パーセントが計算される。この方法は、ガス混合物中の他の可燃性成分(類)の存在にも拘わらず、許容可能な正確な結果を導く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】
本発明はガス混合物、特に、第一および第二の可燃性成分と共に少なくとも一
つの更なる可燃性成分および少なくとも一つの不燃性成分を含有するガス混合物
の、安全性を決定する方法に関する。
【0002】
【発明の背景】
可燃性ガスの濃度測定は、安全性に重要な多くの状況で行われる。このような
一つの可燃性ガスは天然ガスであり、これは典型的には主成分であるメタンと共
に、より高級な炭化水素、不活性ガスおよび痕跡成分を含む。公衆により通報さ
れたガス漏れに対する対応、および永続的に設置された検出器を用いたプラント
/設備の連続的なモニタリングを含む多くの用途のために、天然ガス検出器が必
要とされる。それらは、ガス混合物の低爆発限界(LEL)パーセンテージとして
ガス濃度を測定することを必要とし、これは重要な安全性パラメータである。
【0003】 ガス検出器の必要な精度は、国際基準によって与えられる。例えば、ヨーロッ
パ基準50057:1999は、このような器具の精度が、測定範囲(通常は0〜100%LEL
)の±5%、または読取り値の±10%の何れか大きい方の値以下でなければなら
ないことを定めている。幾つかの刊行された会社の基準は、更に高いレベルの精
度を要求している。天然ガスの漏れ検出器についての刊行された基準は、ガスの
組成変動により生じる誤差測定の問題を特に取扱っておらず、それらの要求は、
検出器が不変の組成に直面したときの誤差に準拠している。しかし、組成が変化
するガス組成についても、必要な精度基準に合致するのが望ましい。
【0004】 天然ガス混合物の安全性を決定するために、メタン特異的検出器(即ち、他の
如何なるガスに対しても交差感受性をもたない検出器)が使用されてきたが、こ
のような装置は、他の可燃性成分に対する必要な交差感受性を有しておらず、大
きな誤差を生じる可能性がある。
【0005】 最も広範に使用されている検出器は、ぺリスターセンサ類(pellistor sensor
s)またはフレームイオン化技術に基づいている。ぺリスターに基づくセンサ類
は、加熱された触媒ベッド上でガス混合物を酸化することによって動作する。こ
れは本来的に天然ガス漏出の%LELに関連した可燃性の測定を提供する。しかし、
天然ガス漏出を検出する際には、これらセンサに関連した多くの問題が存在する
【0006】 i)異なる可燃性ガスに対する交差感受性は、正確には、それらの異なるLEL
を補償するために必要とされるものではない。検量に使用されたガスとは異なる
ガス種を測定するために当該センサを使用するときには、補正因子を適用しなけ
ればならない。 ii)センサ応答の所謂「ホールドバック(fold back)」。当該ガスが空気
中の大量の酸素を置換するのに充分な濃度で存在すると、当該ガスは検出器の中
で燃焼することができず、その応答は実際にはガス濃度の増大に伴って減少して
しまう。これは、安全性が重大である状況において、その読みに両義性の曖昧さ
を生じることがある。 iii)高い保守の必要性から生じる高い所有コスト。
【0007】 天然ガス適用についてのこれらの困難を克服するために、多くのガス特異的検
出器(殆どはメタンの特異的検出器に基づく)が開発されてきた。その多くはガ
スの光学的検出を使用し、特に、電磁気スペクトルの赤外領域での特定の波長に
おいて、メタンまたは他のガスの光吸収を測定する。その例には、ヨーロッパ特
許明細書874233 A2(シーメンスAG)が含まれる。メタンが選ばれるのは、それ
が天然ガスの主成分だからである。しかし、他の天然ガス成分が、得られる%LE
Lの読みに誤差を生じる。これらの成分は変化する組成を有するから、系の誤差
を較正するだけで十分ではない。残りのランダムな誤差が大き過ぎるので、上記
で述べた検出器基準の要求には合致しない。
【0008】
【発明の概要】
本発明に従えば、第一および第二の可燃性成分と共に、少なくとも一つの更な
る可燃性成分および少なくとも一つの不燃性成分を含有するガス混合物の安全性
を決定する方法であって、光検出器を使用して、前記ガス混合物中の前記第一お
よび第二の可燃性成分の濃度に影響される少なくとも二つの測定を行うことと、
これら測定の組合せに基づく方法によって、前記ガス混合物の爆発下限パーセン
トを計算することとを含む方法が提供される。
【0009】 好ましくは、当該ガス混合物の爆発下限パーセントは、前記測定の線型結合に
基づく方法によって計算される。広義には、爆発下限パーセント(%LEL)は次
式によって与えられる。 %LEL = k1R1 + k2R2 ここで、R1およびR2は、当該ガス混合物中の前記第一および第二の可燃性成分の
濃度によって影響される二つの測定であり、k1および k2は光検出器の較正定数
である。
【0010】 当該ガス混合物の爆発下限パーセント(%LEL)は、好ましくは次式を使用す
ることにより計算される。 %LEL = [A]/LELA + [B]/LELB (1) ここで、[A]は第一の可燃性成分の測定された濃度であり、[B]は第二の可
燃性成分の測定された濃度であり、LELA は第一の可燃性成分の爆発下限であり
、LELBは第二の可燃性成分の爆発下限である。
【0011】 本発明は、ガス混合物が更なる可燃性成分を含む場合に特に有利である。この
場合に、第一および第二の可燃性成分は、好ましくは、当該ガス混合物中の最も
優勢な可燃性成分である。特に、このガス混合物は天然ガス由来であり、例えば
、最も優勢な可燃性ガスとしてのメタン、第二の最も優勢なガスとしてのエタン
またはプロパン、および比較的少量の他の可燃性ガス(通常は更に高級の炭化水
素)を含んでいる。天然ガスは、当該ガス混合物中において典型的には空気で希
釈されるであろう。このガス混合物の不燃性成分は、典型的には空気に由来する
窒素および酸素、二酸化炭素ならびに種々の不活性ガスであろう。該ガス混合物
のこれら成分および他の成分は非常に変化し得るが、本発明による方法は、国際
基準および刊行された会社基準の範囲内である許容可能な小さい誤差を生じる。
これは、光検出器の基本的な器具精度が、ぺリスターに基づく検出器に固有の欠
点を伴うことなく、それと同様のレベルの組成誤差を与えることを可能にする。
他の優勢でない可燃性成分の濃度検出によって、理論的には更に正確な%LELを
与えることができるが、それはガス検出の用途のために必要な要件ではないこと
が分かった。
【0012】 二つの成分の夫々の濃度測定から二成分混合物の%LELを計算することは、H F
CowardおよびG W Jonesによる「ガスおよび蒸気の可燃性限界」(National Bure
au of Mines, Bulleten 503 (11952))により公知であるが、本発明による方法
を使用することによって、多成分ガス混合物について%LELの正確な測定値が得ら
れることは従来提案されていなかった。
【0013】 本発明の一つの可能な実施例においては、交差感受性のない種特異的な条件下
、即ち、夫々の測定値が一つの可燃性成分の濃度を示し、且つ他の可燃性成分の
濃度によって実質的に影響されない条件下で二つの測定が行われる。この実施例
は、ドイツ特許出願DE 19823918(シーメンスAG)に記載されているように、高
解像度の赤外分光計の使用または調節可能なレーザの使用によって実現され得る
【0014】 本発明の別の実施例では、交差感受性の条件下、即ち、夫々の測定値が第一お
よび第二の可燃性成分の両方の濃度によって影響されるような条件下において、
二つの測定が行われる。第一および第二の可燃性成分の両者が、光検出器の固有
のノイズよりも高く検出され得るように、交差感受性の程度は充分なものである
べきである。この実施例において、一方の測定は、第二の可燃性成分の濃度より
も第一の可燃性成分の濃度によってより多く影響されるような条件下で行われる
のに対して、他方の測定は、第一の可燃性成分の濃度よりも第二の可燃性成分の
濃度によってより多く影響されるような条件下で行われる。この実施例は、二つ
の低解像度フィルターを備えた赤外分光計の使用によって、または二つのLED/
フィルター/検出器の組合せを使用することによって、または調節可能なレーザ
の使用によって実現され得る。
【0015】 また、一つの実施例は、一つの測定を非交差感受性の条件下で行う一方、第二
の測定は交差感受性条件下で行うことも可能である。
【0016】 如何なる実施例が採用されても、必要な解像度は、当該ガス混合物における優
勢な可燃性成分の性質、およびそれらのIRスペクトルを知ることによって決定す
ることができる。
【0017】 好ましくは、第一および第二の可燃性成分の濃度は、少なくとも二つの異なる
波長において、赤外領域における光吸収を測定することにより測定される。この
場合、光検出器は赤外分光計であってよく、これは特徴的な赤外波長での吸収を
測定することにより、少なくとも一つの可燃性成分を検出するように働く。
【0018】 例えば、第一の可燃性成分がメタンである場合、当該ガス混合物中のメタン濃
度は、好ましくは波長が1.62〜1.72μm、3.15〜3.5μm、または7.25〜8.2μmの
赤外領域における光吸収を測定することによって測定される。
【0019】 同様に、例えば第二の可燃性成分がエタンの場合、ガス混合物中のエタン濃度
は、好ましくは波長が1.65〜1.81μm、3.23〜3.55μm、または6.4〜7.5μmの赤
外領域における光吸収を測定することによって測定される。
【0020】 ガス混合物が優勢な可燃性成分としてメタンおよびエタンを含有する場合、ガ
ス特異性が重ならない線が選択される。即ち、メタンの線はエタン吸収が無視で
きるように選択され、逆も同様である。
【0021】 本発明はまた、第一および第二の可燃性成分と共に、少なくとも一つの更なる
可燃性成分および少なくとも一つの不燃性成分を含有するガス混合物の安全性を
決定するための装置を提供する。この装置は、当該ガス混合物中の前記第一およ
び第二の可燃性成分の濃度によって影響される少なくとも二つの測定を行う光検
出器と、前記第一および第二の可燃性成分についての爆発下限を示すデータをプ
ログラムされ、且つ前記測定の線型結合に基づく方法によって前記ガス混合物の
爆発下限パーセントを計算するようにプログラムされる計算手段とを含む。
【0022】 計算手段は、好ましくは次式の使用によって、ガス混合物の爆発下限パーセン
ト(%LEL)を計算するようにプログラムされる。 %LEL = [A]/LELA + [B]/LELB (1) ここで、[A]は前記第一の可燃性成分の測定された濃度であり、[B]は第二
の可燃性成分の測定された濃度であり、LELA は第一の可燃性成分についての爆
発下限であり、LELBは第二の可燃性成分についての爆発下限である。
【0023】 本発明において使用できる他の光検出器には、(i)赤外分光計の代りに、(i
i)任意の光フィルターを備えた広帯域光源(このフィルターおよび光源の組合
せは、特徴的波長がガスを通過することを可能にする)を使用して、少なくとも
一つの可燃性成分を検出する装置;(iii)広帯域光源および操作フィルタを使
用して、少なくとも一つの可燃性成分を検出する装置;(iv)特徴的吸収波長で
動作するレーザを使用して、少なくとも一つの可燃性ガスを検出する装置;(v
)少なくとも一つの特徴的吸収線を含む波長範囲に亘って動作する走査型レーザ
を使用して、少なくとも一つの可燃性成分を検出する装置;(vi)相関分光法を
使用して少なくとも一つの可燃性成分を検出する装置;(vii)光/音響分光法
または光/熱分光法を使用して、少なくとも一つの可燃性成分を検出する装置;
(viii)ラマン分光法を使用して少なくとも一つの可燃性成分を検出する装置;
および(ix)光フィルタと共にLEDおよび検出器を使用して、少なくとも一つの
可燃性成分を検出する装置が含まれる。
【0024】 特に好ましい代替法は、走査型レーザのような、第一および第二の可燃性成分
の少なくとも一つの吸収線をカバーする範囲に亘って、光吸収を測定できる装置
を使用することである。
【0025】
【発明を実施するための最良の形態】
本発明を実施するための一つの方法が図1に示されている。調査中のガス混合
物は、FTIR(フーリエ変換赤外)分光計12の一部であるガスセル10の中に配置さ
れる。この分光計はガス混合物のスペクトル14を生じ、該スペクトルはスペクト
ル分析装置16へと送られ、そこでは所定波長での吸光度が試験されて、メタンお
よびエタンの夫々の濃度測定値MおよびEが発生される。次いで、計算機18が次式
を使用して%LELを計算し、その結果をディスプレー装置20でユーザに表示する。 %LEL =M/LELmethane + E/LELethane (2)
【0026】 <実施例> 0〜100%のLEL範囲の異なるガス濃度について、分光計を用いることにより、
三つの異なる組成のガスに加えてメタン対照の赤外スペクトルを測定した。この
スペクトルを分析して、メタン特異的濃度測定値およびエタン特異的濃度測定値
を分析した。次いで、下記の二つの方法を使用して、これらの測定値から%LEL
での見かけの濃度が推定される:(i)メタン測定値のみに基づく方法(式(3)): %LEL =[methane]/LELmethane (3) および(ii)メタン+エタン測定値に基づく方法(式(4)): %LEL =[methane]/LELmethane + [ethane]/LELethane (4) 方法(i)よりも方法(ii)の結果の方が広がりが低いことを示すために、こ
れら二つの方法の結果が比較された。
【0027】 <実験の詳細> ガス混合物は、下記の表1に与えられる組成を有していた。
【表1】 表1:天然ガスを表す三つの人工ガス混合物
【0028】 この表において、LELは、上記で引用した「ガスおよび蒸気の可燃性限界」(N
ational Bureau of Mines, Bulleten 503 (11952))の中で、H F CowardおよびG
W Jonesによって与えられた方法に従って計算した。この計算は、ヨーロッパ基
準EN 50054:1991から採った個々のガス成分のLELに関するデータを使用して行っ
た。
【0029】 100%の天然ガスに、空気を含まない炭化水素を異なる比率で混合した。夫々
について正確な読みを与えるように、各ガス混合物の他の成分に対する交差感受
性を別途調節したLuftの赤外メタン分析機(ADC 0/8Z/35/H)を使用して、濃度
を決定した。こうして、ガス混合物中のサンプルガスの濃度から各ガス混合物の
実際の%LELを決定した。
【0030】 経路長10 cmのガスセルを使用して、ガスのスペクトルを測定した。スペクト
ルは二つの赤外領域、即ち、近赤外(中心は略1.56μm)および中赤外(中心は
略3.3μm)において測定された。使用した濃度において、分光計のノイズおよび
線形性の特性は中赤外領域の方がより良好であったので、これらのスペクトルを
使用して、濃度領域に亘ってガスを分析した。しかし、この分析を1.65ミクロン
領域のスペクトルに等しく適用して、より良好な分光計特性を得ることができた
。これは、これらのスペクトルが3.3μmスペクトルに類似している(基本的振動
の上音である)からである。これを確認するために、或る(高)濃度の異なるガ
ス混合物の近赤外スペクトルについて、この分析を繰り返した。この分析はまた
、6.4μm〜8.2μmの公知のスペクトル吸収の領域にも適用されるであろう。
【0031】 分光計(Bio-Rad FTS-60A)を、高分解能中赤外分光法についての製造業者の
インストラクションに従って設置した。中赤外測定のために、広帯域KBrビーム
スプリッタおよび液体窒素で冷却したMCT検出器と共に、高温セラミック光源を
使用し多。これら全てのオプションは分光計と共に供給された。また、ガスセル
にはKBr窓を使用した。近赤外測定については、石英ハロゲン光源、石英ビーム
スプリッタ、InGaAs検出器およびシリカ窓を使用した。利用可能な最高解像度(
0.25 cm-1)が選択された。
【0032】 サンプルガスからのスペクトルは、セルに炭化水素フリーの空気を満たして得
た参照スペクトルを差し引くことによって、セルによる吸収および反射について
補正された。各スペクトルについて、二つの中赤外領域(i)3.05〜3.1μmおよび(
ii)3.65〜3.7μm、並びに二つの近赤外領域(i)1.55〜1.59μmおよび(ii)1.85〜1
.90μmにおける平均吸収の間で直線を補間することによって、ゼロ基底線を確立
した。これらの領域が選ばれた理由は、その天然ガスの吸収レベルが微々たるも
のだからである。メタンおよびエタンの測定値は、それぞれ、ガスの吸収線に対
応した一つの特徴的波長での最も高い吸収をとることによって定められた。中赤
外では、メタンについて3.167μmの波長が選択され、エタンについては3.348μm
の波長が選ばれた。3.167μmでのメタンの吸収は比較的低く、これはBeerの法則
から生じる飽和効果に起因して、高濃度での非線形性を最小化した。対照的に、
3.348μmでのエタンの吸収は比較的低く、天然ガス中に比較的少量で存在する該
ガス種について、信号/ノイズ比を最大化するために選択された。交差反応性の
チェックによって、メタンの波長におけるエタンの吸収レベルが無視できること
、およびその逆も正しいことが確立された。この技術を使用して、器具のゼロ反
復性が<10-4 cm-1に確立された。2.5%のメタン(50%LEL)を含有する再配置さ
れたセルについての反復性レベルは、同様に測定値の1%未満であることが分か
った。近赤外においても同じアプローチが採用され、メタンの測定波長として1.
643μmが選ばれ、エタンについては1.683μmが選択された。
【0033】 <実験結果> FTIR分光計を使用して測定された天然ガスの典型的な中赤外スペクトルが、図
2に示されている。また、空気中の純粋メタン、および空気中の純粋エタンの測
定されたスペクトルも示されている。夫々の場合において、計算されたゼロ基底
線が差し引かれている。
【0034】 これらのスペクトルは次の方法で分析された。上記で示した(メタンおよびエ
タンに特徴的な)波長でのガス吸収線の高さは、測定されたスペクトルから見出
されたものである。メタンが高濃度のときに、器具の小レベルの非線形性によっ
て僅かな非線形性が生じたのを除き、これらの測定値はガス濃度に比例していた
。これらの測定値は次式に従って分析された。
【0035】 (i)応答性R=aM (5) (i)応答性R'=aM+bE ここで、MおよびEはメタンおよびエタンの吸収線にそれぞれ対応する波長での
測定されたスペクトル吸収であり、またaおよびbは、これら波長での吸収レベ
ルをガス濃度に関連付けるための換算因子である。aの値は、メタン対照につい
ての結果を参照することによって決定された。aおよびbの値は、各混合物にお
けるメタンおよびエタンの公知の量を参照することによって較正された。中赤外
データについて、この値はa=39.2およびb=1.41になるように選択された。近
赤外データについて、この値はa=494およびb=1237になるように選択された
【0036】 図3の結果は、中赤外において行われた(i)メタンのみに基づく測定、およ
び(ii)メタン+エタンに基づく測定の二つの場合について、各ガス混合物につ
いて測定された%LEL(式(5)からのRおよびR")vs. 参照%LELを示している。メ
タン+エタンの測定についての結果の広がりは、明らかに、メタンのみの測定よ
りも遥かに低い。器具の小さい非線形性が、高メタン濃度について、全ての天然
ガスおよびメタン対照についての結果に影響することが分かる。異なるガス組成
についての結果の広がりは、方法(ii)について顕著に減少することが明瞭に見
て取れる。
【0037】 夫々のガスサンプルについて測定された%LELの誤差と、メタン対照における誤
差との比較は、前者から後者を差し引くことによって行うことができる。これは
、高メタン濃度での結果に影響する器具の非線形性を考慮する。刊行されたガス
基準は、平均特性レベルを特定するのではなく、ガス検出器は全ての特定された
条件下で行うことができなければならないと述べている。従って、図4には各濃
度についての平均誤差ではなく、組成変動誤差の範囲がプロットされている。メ
タン+エタンに基づく測定は、中赤外において、メタンのみに基づく測定に比較
して誤差の範囲を明瞭に減少させた。更に、近赤外においては、比例誤差の範囲
が同様に8%から4%に減少した。従って、中赤外領域および近赤外領域の両方で
行われた測定について、当該技術の有効性が確認される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、赤外分光計を使用した、%LELスケールでの天然ガス濃度測定を示すブ
ロック図である。
【図2】 図2は、経路長10 cmのガスセルを使用して、高分解能(0.25cm-1)のBio-Rad
FTS-60Aで測定された中赤外ガススペクトルを示している。
【図3】 図3は、ガス濃度の分光学的測定から得られた実験結果を示している。
【図4】 図4は、多くのガス濃度において、組成変動による実験誤差の範囲の比較を示
している。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一および第二の可燃性成分とともに、少なくとも1つの更
    なる可燃性成分及び少なくとも1つの更なる不燃性成分を含有するガス混合物の
    安全性を決定する方法であって、光検出器を使用して、前記ガス混合物中の前記
    第一および第二の可燃性成分の濃度に影響される少なくとも二つの測定を行うこ
    とと、これら測定値の組合せに基づく方法によって、前記ガス混合物の爆発下限
    パーセントを計算することとを含む方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、前記ガス混合物の爆発下限
    パーセントは、前記測定値の線型結合に基づく方法によって計算される方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方法であって、前記ガス混合物の爆発下限
    パーセント(%LEL)は、好ましくは次式を使用することにより計算される方法: %LEL = [A]/LELA + [B]/LELB (1) ここで、[A]は第一の可燃性成分の測定された濃度であり、[B]は第二の可
    燃性成分の測定された濃度であり、LELA は第一の可燃性成分の爆発下限であり
    、LELBは第二の可燃性成分の爆発下限である。
  4. 【請求項4】 請求項1~3の何れか1項に記載の方法であって、前記第一
    および第二の可燃性成分は前記ガス混合物における最も優勢な可燃性成分である
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項1~4の何れか1項に記載の方法であって、前記ガス
    混合物は天然ガスから誘導される方法。
  6. 【請求項6】 請求項1~5の何れか1項に記載の方法であって、夫々の測
    定値が一つの可燃性成分の濃度を示し、且つ他の可燃性成分の濃度によって実質
    的に影響されない条件下で、二つの測定が行われる方法。
  7. 【請求項7】 請求項1~6の何れか1項に記載の方法であって、夫々の測
    定が第一および第二の可燃性成分の両方の濃度によって影響されるような条件下
    で、二つの測定が行われる。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の方法であって、一方の測定は第二の可燃性
    成分の濃度によるよりも第一の可燃性成分の濃度によってより多く影響されるよ
    うな条件下で行われるのに対して、他方の測定は第一の可燃性成分の濃度による
    よりも第二の可燃性成分の濃度によってより多く影響されるような条件下で行わ
    れる方法。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の方法であって、前記ガス混合物中の前記第
    一および第二の可燃性成分の濃度は、少なくとも二つの異なる波長において、赤
    外領域における光吸収を測定することにより測定される方法。
  10. 【請求項10】 請求項1~9の何れか1項に記載の方法であって、前記第
    一の可燃性成分はメタンである方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の方法であって、前記ガス混合物中の前
    記メタンの濃度は、好ましくは波長が1.62〜1.72μm、3.15〜3.5μm、または7.2
    5〜8.2μmの赤外領域における光吸収を測定することによって測定される方法。
  12. 【請求項12】 請求項1~11に記載の方法であって、前記第二の可燃性
    成分がエタンである方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の方法であって、前記ガス混合物中のエ
    タン濃度は、好ましくは波長が1.65〜1.81μm、3.23〜3.55μm、または6.4〜7.5
    μmの赤外領域における光吸収を測定することによって測定される方法。
  14. 【請求項14】 第一および第二の可燃性成分と共に、少なくとも一つの更
    なる可燃性成分および少なくとも一つの不燃性成分を含有するガス混合物の安全
    性を決定するための装置であって、当該ガス混合物中の前記第一および第二の可
    燃性成分の濃度によって影響される少なくとも二つの測定を行う光検出器と、前
    記第一および第二の可燃性成分についての爆発下限を示すデータをプログラムさ
    れ、且つ前記測定値の組合せに基づく方法によって前記ガス混合物の爆発下限パ
    ーセントを計算するようにプログラムされる計算手段とを含む装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の装置であって、前記計算手段は、前記
    測定値の線型結合に基づく方法によって、前記ガス混合物の爆発下限パーセント
    を計算するようにプログラムされる装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の装置であって、前記計算手段は、次式
    の使用によって、ガス混合物の爆発下限パーセント(%LEL)を計算するように
    プログラムされる装置: %LEL = [A]/LELA + [B]/LELB (1) ここで、[A]は前記第一の可燃性成分の測定された濃度であり、[B]は第二
    の可燃性成分の測定された濃度であり、LELA は第一の可燃性成分についての爆
    発下限であり、LELBは第二の可燃性成分についての爆発下限である。
  17. 【請求項17】 請求項14~16の何れか1項に記載の装置であって、前
    記光検出器は赤外分光計である装置。
  18. 【請求項18】 請求項14~17の何れか1項に記載の装置であって、前
    記光検出器は、第一および第二の可燃性成分の少なくとも一つの吸収線をカバー
    する範囲に亘って光吸収を測定できる装置である装置。
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