JP2003521069A

JP2003521069A - 種々の表示のための構造化ドキュメントを発生する方法及び装置

Info

Publication number: JP2003521069A
Application number: JP2001555375A
Authority: JP
Inventors: ホアン，エヴァン，エス
Original assignee: エックスエムエルシティーズ，インコーポレイテッド
Priority date: 2000-01-31
Filing date: 2001-01-08
Publication date: 2003-07-08
Also published as: WO2001055900A9; WO2001055900A1; AU2775401A; CN1392986A; CA2365622A1; DE60112188T2; AU2001226368A1; ATE300766T1; KR20010110671A; US20010032217A1; DE60112188D1; US6910182B2; RU2001128738A; EP1166214B1; US20010032218A1; WO2001055899A1; EP1166214A1

Abstract

(57)【要約】ユーザ定義のドキュメント形式定義内の識別子の使用が、未構造化ドキュメントを構造化ドキュメントに変換するために開示される。ユーザ定義のドキュメント形式定義内の識別子は、未構造化ドキュメント内の選択されたオブジェクト又はグループオブジェクトを関連付けるのに使用され、それにより、選択されたオブジェクト又はグループオブジェクトの関連情報は、種々の媒体上での表示に適するマークアップ言語内のファイルの発生を容易にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】関連出願の参照この出願は、１／３１／２０００に出願された、発明の名称”Ｍｅｔｈｏｄ
ａｎｄＡｐｐａｒａｔｕｓｆｏｒＧｅｎｅｒａｔｉｎｇＳｔｒｕｃｔｕ
ｒｅｄＤｏｃｕｍｅｎｔｗｉｔｈＵｓｅｒ−ＤｅｆｉｎｅｄＤｏｃｕｍ
ｅｎｔＴｙｐｅＤｅｆｉｎｉｔｉｏｎＵｓｉｎｇＳｔｒｕｃｔｕｒｅｄ
−ｂａｓｅｄＦｏｎｔＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ（構造化に基づくフォント情
報を使用するユーザ定義のドキュメント形式定義を伴なう構造化ドキュメントを
発生する方法及び装置）”の仮出願番号６０／１７９，３３０の利益を受け、参
照によりここに組み込まれる。

【０００２】発明の背景発明の分野本発明は、一般的には、ドキュメント処理及び、電子出版システムに関し特に
、ユーザ定義のドキュメント形式定義を伴なう構造化ドキュメントを発生する方
法及び装置に関する。本発明は、この方法と装置を使用して、種々の表示のため
に、構造化されていないドキュメントがオーサリングアプリケーション（例えば
、ワードプロセッサ）を介して構成され、編集され又は、管理されるファイルに
定義される、構造化されていないドキュメントを変換することをユーザに提供す
る機構にも関する。

【０００３】関連技術の説明インターネットは、世界中の相互に接続されたコンピュータの急速に成長する
通信ネットワークである。これらの数１００万の相互に接続されたコンピュータ
は、どこから、いつでも接続されたどのコンピュータによっても容易くアクセス
できる、ハイパーリンク情報の巨大な貯蔵所を構成する。毎年、数１００万のウ
ェブページが形成されそして、この貯蔵所に追加され、プレゼンテーション、デ
ータシート又は、パンフレットのような、ドキュメントを、インターネット上の
他のアプリケーション又はコンピュータに表示可能で且つアクセス可能なフォー
マットに素早く簡単に変換する巨大な必要性がある。

【０００４】ウェブブラウジングアプリケーション（例えば、ブラウザ）へ提示する、ハイ
パーテキストマークアップ言語（ＨＴＭＬ）、拡張可能なマークアップ言語（Ｘ
ＭＬ）、標準一般化マークアップ言語（ＳＧＭＬ）又は、無線マークアップ言語
（ＷＭＬ）のようなのような好ましいフォーマットが知られている。ウェブブラ
ウジングアプリケーションのために、そのように構成され、編集され又は、管理
されたファイル又はドキュメントは、通常は、構造化ファイル又はドキュメント
と呼ばれる。構造化ドキュメントの全ての利益の中で、ユーザ定義のドキュメン
ト形式定義（ＤＴＤ）又は、ドキュメント機構定義は、情報交換又は蓄積に対し
て新しい、パラダイムを開く。しかし、課題は、任意のユーザ定義のＤＴＤを伴
なう構造化されたドキュメントをどのように発生するかである。

【０００５】特定のＤＴＤを伴なう未構造化ドキュメントは、他の形式のＤＴＤを伴なう未
構造化ドキュメントから形成されるか又は、未構造化ドキュメントから変換され
るかのいずれかである。構造化ドキュメントを発生する幾つかのエディタがある
。エディタの例は、ＡｄｏｂｅＦｒａｍｅＭａｋｅｒ，Ａｒｂｏｒｔｅｘｔ
Ｅｐｉｃ、及び、ＳｏｆｔＱｕａｄＸＭｅｔａｌである。これらのエディタは
、通常は、ワードプロセシング表示と共に構造的な表示を提供し、ワードプロセ
ッシング表示は未構造化ドキュメントの従来のワードプロセッシング環境と同様
であるが、構造化表示は、特定のＤＴＤ内で定義されているデータ要素のドキュ
メント構造を含む。これらのエディタで初めから構造化ドキュメントを生成する
ために、ユーザは通常は、ワードプロセッシング表示内に未構造化ドキュメント
を生成する必要がある。ロードされた所望のＤＴＤで、ユーザはＤＴＤ内に定義
されているドキュメント要素に従って構造的な表示内のドキュメント構造ツリー
を構成する。典型的には、ユーザは、生成されたドキュメントからドキュメント
構造ツリーへ、データ要素をコピー−アンド−ペースト又は、ドラッグ−アンド
−ドロップする。

【０００６】ＤＴＤを伴なう構造化ドキュメントをこれらのエディタで他のＤＴＤへ変換す
るために、ユーザは、構造化ドキュメント内にロードし、１つのＤＴＤから他へ
、ドキュメント要素のタグと属性を変更し、そして、データ要素を混ぜる又は、
新たなＤＴＤ内の再定義されたドキュメント要素に関連する新たなデータ要素を
分析することを必要とする。

【０００７】上述の手順中で、データ要素とドキュメント要素の間の関連は、未構造化又は
構造化ドキュメントを特定のＤＴＤを伴なう構造化ドキュメントに生成し又は変
換するための、重要で且つ骨の折れる処理である。構造化ドキュメントの発生を
単純化するために、データ要素とドキュメント要素を関連付ける幾つかのアプロ
ーチが提案されている。例えば、キーワード抽出アプローチは、未構造化ドキュ
メントからドキュメント構造を表すキーワードを抽出し、そして、キーワード／
テキストの対はドキュメント有する外データ要素の間の関連として使用される。
座標アプローチは、座標ドキュメントに対する座標をソートすることにより、デ
ータ要素をドキュメント要素内のマークアップ言語タグと関連付ける。論理構造
アプローチは、所定のパターンと一致によりドキュメント構造を分析し、そして
、分析されたドキュメント要素に基づいてデータ要素を分析する。それにも関わ
らず、上述のアプローチは、データ要素とドキュメント要素を関連付けるのに識
別子（例えば、フォント情報）の使用を考慮するものはない。従って、構造化ド
キュメントを発生するために、データ要素とドキュメント要素を関連付けるユー
ザ定義のドキュメント形式定義を使用する一般的なアプローチが必要である。

【０００８】更に加えて、例示のエディタにより要求される手順は、単調で面倒でありそし
て、本来高コストである。しばしば、変換すべき多くのドキュメントを有する企
業は、変換処理の不効率と遅さにより、処理を外注で行わねばならない。一方、
サービスプロバイダにより行われる変換処理は、おもに手作業に関係し且つドキ
ュメントの複雑さに依存して処理が繰り返されるので、量を定めるのが困難であ
る。このように、コストを決定できる方法で、種々の表示に関して、未構造化ド
キュメントを構造化ドキュメントへの変換の量を定めることができる機構に関す
る他の要求がある。

【０００９】発明の概要本発明は、上述の問題と要求を考慮するものでありそして、インターネットを
介して表示する特定のアプリケーションを有する。本発明の１つの特徴は、選択
されたオブジェクト又はグループオブジェクト関連情報が、種々の媒体上での表
示に適するマークアップ言語内のファイルの発生を容易にすることができるよう
に、選択されたオブジェクト又はグループオブジェクトを関連付けるのにＤＴＤ
ファイル内の識別子を使用する。

【００１０】本発明は、方法、システム、製品又は、他の実際の形式で実行できる。１つの
実行に従って、本発明は、方法である。この方法は、ドキュメント形式定義（Ｄ
ＴＤ）を含むファイルを受信し、そして、定義ファイルと共に、幾つかの表示可
能なオブジェクトと各々の表示可能なオブジェクトに関するそれぞれの装飾属性
を含む、メタファイルを表示する。定義ファイルは、ドキュメント要素対する構
造を含み、各々は、メタファイル内で表示可能オブジェクトの１つに対応する。
幾つかのドキュメント要素は幾つかの識別子を有し、識別子の各々はドキュメン
ト要素の１つに割り当てられている。１つの実行では、識別子は数字及び／又は
アルファベットである。他の実行では、識別子は１つ又はそれ以上のフォント名
、カラー名、サイズ、フォント形式カラー、スタイル、種々の効果又は、他のシ
ンボルである。この方法は、少なくとも１つの識別子を、表示可能なオブジェク
トの１つに関連付ける。

【００１１】他の実行に従って、本発明は、ドキュメント変換処理を提供する方法として実
行され、この方法は、番号システムを有するカウンタを活性化し、未構造化ドキ
ュメントをメタファイルに変換し、メタファイルは幾つかの表示可能なオブジェ
クトと各々の表示可能なオブジェクトに関するそれぞれの装飾属性を有し、未構
造化ドキュメントに関連するドキュメント形式定義（ＤＴＤ）を含む定義ファイ
ルを受信し、定義ファイル内の定義の１つに関連する表示可能なオブジェクトの
少なくとも１つの関連情報を含む変更されたメタファイルを発生し、そして、変
更されたメタファイルが保存されるとすぐにカウンタを増加する。

【００１２】前述と共に目的と優位点は、以下の説明と添付の図面に示された実施例により
達成される。

【００１３】本発明の、これらの及び他の特徴、及び、優位点は、以下の説明、請求項及び
、図面によりよりよく理解されよう。

【００１４】好適な実施例の詳細な説明本発明の以下の説明では、本発明の完全な理解のために、多くの特定の詳細が
記載される。しかし、当業者には、本発明がこれらの特定の詳細無しでも実行で
きることは明らかとなろう。例えば、既知の方法、手順、構成要素、及び、回路
は、本発明の特徴を曖昧にするのを避けるために、詳細には説明しない。詳細な
説明は、ネットワークに接続されたデータ処理装置の操作を直接的に又は、間接
的に示す、手順、論理ブロック、処理及び、他の記号的表現に関しておもに示さ
れる。これらの処理及び表現は、当業者によって、その仕事の実体を他の当業者
に最も効果的に示すのに使用される手段である。

【００１５】 ”１つの実施例”又は、”実施例”は、特定の特徴、構造又は、実施例と共に
記述された特徴が本発明の少なくとも１つの実施例に含まれることを意味する。
この明細書内の種々の場所で現れるフレーズ”実施例では”は、すべて同じ実施
例又は、他の実施例と相互に排他的な別の又は、代わりの実施例を参照する必要
はない。更に、処理フローチャート又は図内のブロックの順序は、特定の順序を
示すものではなく又は、本発明によれば、の制限を暗示するものでもない。

【００１６】いくつかの図を通して同様な番号は同様な部分を示す、図を参照する。図１Ａ
は、好適な実施例に従って本発明が実行される基本システム構成を示す図である
。製品記述、機能リスト及び、価格予定のような未構造化ドキュメントは、コン
ピュータ１００上で実行されるオーサリングツールを使用して生成される。オー
サリングツールにより発生されたファイル又はドキュメントは、未構造化ドキュ
メントと呼ばれる。例示のオーサリングツールは、マイクロソフトオフィス（例
えば、マイクロソフトワード、マイクロソフトパワーポイント、及び、マイクロ
ソフトエクセル）、ＡｄｏｂｅＦｒａｍｅＭａｋｅｒ及び、ＡｄｏｂｅＰｈ
ｏｔｏｓｈｏｐを含む。未構造化ドキュメントは、中央貯蔵所として働く計算装
置１０２にアップロードされる。計算装置１０２は本発明のを実行する１つの実
施例のコンパイルされカルリンクされたバージョンがロードされた、サンマイク
ロシステムズ（ｗｗｗ．ｓｕｎ．ｃｏｍ）からのサーバーステーション又はデス
クトップコンピュータである。

【００１７】１つの設定では、コンピュータ１００と計算装置１０２は、分離できず且つド
キュメント変換処理を実行し且つ、ＸＭＬ又は、ＨＴＭＬのようなマークアップ
言語のフォーマットで最終的に表現される構造化されたドキュメントを発生す得
る。１つのアプリケーションでは、ＸＭＬで表現された構造化されたドキュメン
トは、ＨＴＭＬフォーマットに変換されそして、プライベートネットワーク１１
０を介して、一般的ｗｗｗ（ワールドワイドウェブ）再とと呼ばれるものを主催
するサービスサーバ１０４へ利用できるようになされる。

【００１８】１つの情況では、ユーザはブラウジングアプリケーションを実行し且つサービ
スサーバ１０４上のファイルにアクセスするデータネットワーク１０８に接続さ
れた、デスクコンピュータ１０６を使用する。コンピュータ１０２内の構造化さ
れたドキュメントにより示されるこれらのファイルは、オーサリングツールを介
してもともと構成された最新の製品情報を表す。

【００１９】以下で説明するように、本発明のインターネットアプリケーションに制限され
ない。ユーザがしばしば、ＦｒａｍｅＭａｋｅｒ又は、マイクロソフトワードの
ような、異なるワードプロセッシングフォーマットでドキュメントを生成するこ
このコンピュータ内でも実行できる。本発明は、正確なワードプロセッシングフ
ォーマットに関わらずマークアップ表現にドキュメントを変換するのに使用され
ても良い。

【００２０】図１Ｂは、本発明が実行されるシステム１１８の内部構成ブロック示す図であ
る。システム１１８は、クライアント装置（例えば、コンピュータ１００，１０
２又は、１０６）又は、サーバ装置（例えば、サーバ１０４）に対応する。図１
Ｂに示されているように、システム１０８は、データバス１２０と装置インター
フェース１２４にインターフェースされた中央処理ユニット（ＣＰＵ）１２２を
有する。ＣＰＵ１２２は、同期動作のために、すべての装置とデータバス１２０
に接続されたインターフェースを管理する特定の命令を実行し、そして、装置イ
ンターフェース１２４は、データバス１２０を介してそこからメモリ又は、蓄積
装置にドキュメントが受信される、コンピュータ１０２のような外部装置に接続
されてもよい。また、データバス１２０には、ディスプレイインターフェース１
２６、ネットワークインターフェース１２８、プリンタインターフェース１３０
及び、フロッピー（登録商標）ディスクドライブインターフェース１３８がイン
ターフェースされている。一般的には本発明のコンパイルされ且つリンクされた
バージョンが、フロッピーディスクドライブインターフェース１３８を介して、
ネットワークインターフェース１２８、装置インターフェース１２４又は、デー
タバス１２０に接続された他のインターフェースを介して、蓄積装置１３６内に
ロードされる。

【００２１】ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）のような主メモリ１３２は、命令をＣＰＵ
１２２に供給し且つデータ及び他の命令をメモリストレージ１３６に供給するた
めにデータバス１２０にインターフェースされる。特に、本発明のコンパイルさ
れ且つリンクされたバージョンのような、蓄積されたアプリケーションプログラ
ム命令を実行するときには、ＣＰＵ１２２は本発明により予期される結果を達成
するためにデータを操作する。ＲＯＭ（読出し専用メモリ）１３４が、キーボー
ド１４０、表示１２６及び、もしあればポインティング装置１４２の動作のため
の基本入出力オペレーションシステム（ＢＩＯＳ）のような、変換しない命令シ
ーケンスのために設けられる。

【００２２】図２Ａは、オーサリングツールにより構成され編集され又は、管理される未構
造化ドキュメント２００の例を示す図である。未構造化ドキュメントでは、デー
タは、一般的には、シーケンス内で提示され、これは通常は読出し順序（例えば
、上から下及び、左から右）に従う。このシーケンスは、データ要素のセグメン
トに分解され、各データ要素１０２は、位置、フォントカラー、フォントサイズ
、フォント形式、スタイル及び、種々の効果等のような装飾属性又は、情報に割
り当てられる。装飾情報は、データ要素を含むファイルがディスプレイスクリー
ン上に表示のためにオーサリングツールによりオープンされたときに、適切なレ
イアウトと表示目的に必須である。

【００２３】１つの実施例に従って、未構造化ドキュメントは、装飾情報を含むメタファイ
ルフォーマットに印刷される。メタファイルフォーマットの例は、普通に使用さ
れるポータブルデータフォーマット（ＰＤＦ）である。メタファイルフォーマッ
トの１つの優位点は、オーサリングツールからそして、おそらくコンピュータか
ら独立していることであり、それによって、メタファイルフォーマットは、多く
及び、環境で同一に、オープンされ又は読み出される。

【００２４】ＳＧＭＬとＸＭＬのよな構造化ドキュメントは、ドキュメント形式定義（ＤＴ
Ｄ）から始まる。図２Ｂは、ドキュメントがドキュメント要素の構造に分解され
ている、”ｒｅｃｉｐｅ−タイプ”ドキュメントに対するＤＴＤ２０８の例を示
す。特定のドキュメント要素２１０は他のドキュメント要素と属性を含んでもよ
い。ドキュメント要素２１２の他の例は、分解された文字データのみを含む。

【００２５】図２Ｃは、図２Ｂ内のＤＴＤ２０８に基づく図２Ａに示された未構造化ドキュ
メント２００から対応して変換された構造化ドキュメント２２０を示す図である
。図に示されたように、未構造化ドキュメント内のデータシーケンスは、構造化
ドキュメントに対してＤＴＤ内で定義されたドキュメント要素に関連するデータ
要素に分解されている。

【００２６】構造化されていないドキュメントと異なり、構造化されたドキュメントは、ド
キュメント要素を介して特定の情報に簡単にアクセスできる。構造化ドキュメン
トの表示は、通常は、例えば、各ドキュメント要素に対してレイアウトを翻訳す
る、フォーマットオブジェクト（ＸＳＬ−ＦＯ）に関してカスケードスタイルシ
ート（ＣＳＳ）又は拡張可能なスタイル言語で書かれた、別のスタイルシートで
定義される。この特徴は、異なるスタイルシートを通して、異なる媒体に、異な
るレイアウトで構造化ドキュメントを表示することを可能とする。一般的には、
未構造化ドキュメント内のフォント情報のような、装飾情報又はフォーマット属
性は、ドキュメント要素の属性としてＤＴＤ内で定義されていない限り、未構造
化ドキュメントが対応する構造化ドキュメントに変換された後に捨てられる。フ
ォーマット情報の更なる修正は一般的には変換された構造化ドキュメントには影
響を及ぼさない。

【００２７】図３Ａは、本発明の実施例に従った機能図３００を示す図である。変換モジュ
ール３０２は、関連モジュール３０２と統合モジュール３０６を有する。関連モ
ジュール３０２は、好ましくはメタファイルフォーマットで、未構造化ドキュメ
ントを受信する。同時に、関連モジュール３０２は、予め定義されたＤＴＤを含
む定義ファイルと呼ばれる、ファイルも受信する。一般的には、ＤＴＤは、未構
造化ドキュメントの性質と目的に従って定義される。例えば、受領のカテゴリー
内の未構造化ドキュメント例えば、図２Ａのドキュメント２００は、図２Ｂに示
された定義ファイル内のＤＴＤは、”ｒｅｃｅｉｐｔ−タイプ”ドキュメントに
従って、設計される。

【００２８】関連モジュール３０２を更に理解するために、図３Ｂは、本発明の実施例に従
って変換モジュール３０２を実行する環境３２０を示す図である。環境３２０は
、ユーザが未構造化ドキュメントをマークアップ言語への変換（マークアップ言
語ファイルと呼ぶ）を実行するための、２つの表示３２２と３２４を含む。表示
３２２は、未構造化ドキュメントを表示するのに使用される。１つの好適な実施
例では、未構造化ドキュメントのメタファイルバージョンが表示のためにロード
される。未構造化ドキュメント又は、その印刷されたバージョンと呼ばれるメタ
ファイルは、典型的には、多くの表示可能なオブジェクトを含む。各オブジェク
トは、文字又は、単語又は、グラフィック表現の、クラスタ又はグループである
。表示３２２に示されているように、各単語又は、分離された数字は、本来メタ
ファイル内で持ち越される表示可能なオブジェクトである。言いかえると、各オ
ブジェクトは、制限はされないが、正しく”印刷”されうるようなタイプ、サイ
ズ、カラー及び、位置を不空幾つかの属性又は装飾情報により定義される。いく
つかのオブジェクトは、意味と目的に関して、ユーザにより、手動でグループ化
される。例えば、グループオブジェクト３２６は、３つの文字−タイプオブジェ
クト”Ｇｒｅｅｎ“、”Ｃｈｉｌｉ“及び、“Ｓａｌｓａ“を有する。自然には
、３つの文字−タイプオブジェクトは、グループオブジェクト３２６のタイトル
を構成する。オブジェクトグループ化は、表示３２２内の表示された残りのメタ
ファイルに対して行われる。

【００２９】表示３２４は、表示３２２内のメタファイルに対して準備された定義ファイル
を表示するのに使用される。関連モジュール３０２の動作を容易にするために、
定義ファイルは、”ＤＴＤＰｏｏｌ”３２８のようにグラフィックで表示される
。例えば、図２ＢのＤＴＤ２０８のグラフィック表現３２８が、ドキュメント要
素間の階層関係を示すのに表示３２４内で使用される。

【００３０】メタファイルをＸＭＬファイルに変換する１つの実施例に従って、補助ＸＭＬ
ツリー３３０が、”ＤＴＤＰｏｏｌ”３２８から発生される。補助ＸＭＬツリー
３３０も、ドキュメント要素間の階層関係を示す。更に、各ドキュメント要素は
、制限はされないが数字、名前、フォント、タイプ名又は、カラーを含む、識別
子に割り当てられる。１つの実施例では、識別子は各ドキュメント要素の”デー
タ”内にある。グループオブジェクト３２６をドキュメント要素”ｔｉｔｌｅ”
３３２、”ｄａｔａ”３３４に関連付けることは、グループオブジェクト３２６
が選択されたときに活性化される。本発明の１つの特徴は、グループオブジェク
ト３２６を"ｄａｔａ”３３４内の識別子関連付ける基礎を成す関連である。特
に、１つの実施例では、”ｄａｔａ”３３４内の識別子が、カラー”ｇｒｅｅｎ
”である場合には、このグループオブジェクトがＤＴＤと関連することを示すた
めに、グループオブジェクト３２６は緑にハイライトされる。識別子がフォント
”Ａｒｉａｌ”である場合には、このグループオブジェクトがＤＴＤを関連する
ことを示すために、グループオブジェクト３２６はスタイルＡｒｉａｌがハイラ
イトされる。

【００３１】同様に、グループオブジェクト３４０は、”ｉｎｇｒｅｄｉｅｎｔ”の下でデ
ータ３４２内の識別子に関連し、グループオブジェクト３４４は、”ｉｎｇｒｅ
ｄｉｅｎｔ”の”ａｍｏｕｎｔ”の下でデータ３４６内の識別子と関連する等で
ある。この結果、表示３２２内のメタファイルは、セグメント化され、そして、
そこにある表示可能なオブジェクトは、それぞれグループ化されそして、グルー
プオブジェクトの各々は、識別子によりロードされたＤＴＤ内のドキュメント要
素を関連付けられる。表示３２２は、変更されたメタファイル３１０を有し、そ
の例を以下に示す。

【００３２】図３Ａを参照すると、変更されたメタファイル３１０は、さらにスタイルシー
トを受信する統合モジュール３０６内に入力される。スタイルシートは、典型的
には、メタファイルからのオブジェクトが表示される媒体に従ったマッピング規
則を含むように設定される。１つの例示の媒体はブラウザ（例えば、マイクロソ
フトからのインターネットイクスプローラ）によりアクセス可能なファイルのウ
ェブ表示である。したがって、このファイルは、ＨＴＭＬ又はＸＭＬのようなマ
ークアップ言語ファイルと呼ばれる、マークアップ言語である。

【００３３】図３Ｃは、メタファイル内で表示可能なオブジェクトに関してＸＭＬフォーマ
ットで設計されたスタイルシートのような例を示す。一般的には、スタイルシー
トは、各オブジェクトそれぞれの位置、カラー又は、サイズに対して設計され、
それにより適切且つ行き届いた表示が特定の媒体に対して達成される。図３Ｃの
例は、”ｒｅｃｅｉｐｔ−タイプ”ドキュメントを表示するように設計され、そ
して、変更されたメタファイルはロードされたときに適切なＸＭＬファイルを発
生する。言いかえると、統合モジュール３０６は、ＸＭＬファイルを変更された
メタファイルから、スタイルシートに従って発生する。それは、スタイルシート
は、統合モジュール３０６へ入力される必要はないことは注意する。１つの実行
では、マッピング規則は、ＤＴＤファイルとともにロードされることができ、そ
れにより、統合モジュール３０６は、ロードされたマッピング規則に従って、変
更されたメタファイルからマークアプ言語ファイルへマッピングを行う。

【００３４】実施例に従って、変換モジュール３０２は、ソフトウェアで実行されそして、
ユーザ又はサービスプロバイダへアプリケーションとして配布される。未構造化
ドキュメントからマークアップ言語ファイルへの変換処理は、コストを決定する
仕方で定量化するのは困難であることは理解される。カウンタ３０８は、変換モ
ジュール３０２内に含まれる。１つの実施例では、カウンタ３０８は、変換され
るメタファイル内の幾つかのページをカウントするように構成される。表示内の
全てのオブジェクト（即ち、ページ表示）がＤＴＤファイル内のドキュメント要
素に関連付けられ、そして、対応する変更されたメタファイルとして保存される
度に、カウンタ３０８は増加される。図３Ｄは、ドングル（ｄｏｎｇｌｅ）内に
保持されているカウント結果の例を示す。ドングル（ＤＯＮＧ−ｕｈｌと発音）
は、認可されたユーザのみが特定のソフトウェアアプリケーション特に非常に高
価なプログラムをコピーし又は使用することを保証する機構である。ドングルの
共通の実行は、コンピュータのパラレル又はシリアルポートに挿入されそして、
ソフトウェアアプリケーションが実行を続ける前に確認のためにアクセスするハ
ードウェアキーを有し、同様の方法で特別のキーディスケットがアクセスされ、
そして、工場で又はシステム設定中に読出し専用メモリのある形式にロードされ
る。

【００３５】ドングルがリセットされる必要のある場合には、変換処理はコストを決定する
仕方で評価されることが可能である。１つの実施例に従って、関連モジュール３
０２の実行を含む製品の所有者は、無料で又は、非常に低価格で、ユーザに製品
を配布し得る。典型的には、ユーザは、種々のオーサリングツールで構成され、
編集され又は、管理される未構造化ドキュメントからウェブページの一巻を発生
する必要がある。そのような方法で製品を受信するユーザの利益の１つは、製品
を使用する前にそれを得るための大きな資本金を提供する必要がないことである
。ユーザは、製品の使用に対して支払えば良い。従って、変換モジュール３０２
と共にドングルを使用する目的は、その使用を管理することである。この結果、
製品の所有者は、使用情報を含むドングルを制御することにより、製品の使用を
制御できる。

【００３６】図３Ｅは、本発明の一実施例に従った変換モジュール３０２の実行を含む製品
を使用する処理フローチャート３７０である。しばしば、製品はユーザ又は、企
業により貸し出される。他の場合は、製品は、異なる媒体表現（例えば、ウェブ
サイト上の表示）のために未構造化ドキュメントから構造化ドキュメントへ変換
する必要のある企業にサービスを提供する、サービスプロバイダにより使用され
る。

【００３７】処理３７０は、３７２でオーサリングツールで作られたドキュメントからメタ
ファイルを発生することから開始する。一般的には、オーサリングツールで作ら
れたドキュメントは、１つ又はそれ以上のオーサリングツールを使用して準備さ
れる。上述のように、変換モジュール３０２はそれぞれ異なるオーサリングツー
ルの各々に対してそれぞれ設定される必要がないので、メタファイルは、オーサ
リングツールで作られたドキュメントから得られるのが好ましい。しかし、メタ
ファイルの選択は、本発明のに対する固有の制限ではないが、製品又は変換モジ
ュール３０２を更に効率的に動作させることは注意する。当業者は、変換インタ
ーフェース又は、プリントドライバは、どの形式のオーサリングツールで作られ
たドキュメントにも順応し又はメタファイルを発生するように構成できることは
理解される。

【００３８】一旦メタファイルが得られると、メタファイルがそれぞれ表示されるビジュア
ル環境にロードされる。図３Ｂの環境３２０は適用可能であり、それにより、各
々のメタファイルのページは、表示のために個々にロードされる。

【００３９】処理３７０がユーザに更に進むことを許可する前に、認可処理３７８は、ユー
ザが認可された製品を動作させていることを保証するために、トリガされる。上
述のように、１つの例示の認可方法は、製品を提供し／所有し／制御する企業又
は販売者により予め設定される、ドングルを通してである。認可処理３７８が処
理３７０は認可されていないと示す場合には、典型的には、製品が認可されてい
ないことをユーザに示す表示が示される。認可３７６を設定する１つの手順は、
変換された又は保存された幾つかのページに関する許可された量の購入を含む。

【００４０】実施例に従って、ドングルは、処理３７０を実行するコンピュータを接続する
ために使用される。ドングルは第１と第２の番号を有する。第１の番号は、例え
ば、”１０”の開始番号であり、第２の番号は、例えば、”１０００”の制限番
号であり、これは、１０００ページの変換されたドキュメントが、処理３７０に
より処理され且つ保存されたことを意味する。

【００４１】一旦処理３７０が３８０へ進むことを許可されると、ユーザは、おそらく、そ
れらの意味、又は、目的及び、ロードされるＤＴＤファイルに関して且つ近くの
表示に従って、幾つかの表示可能なオブジェクトをグループオブジェクトにグル
ープ化することが許可される。３８２で、グループオブジェクトはそれぞれＤＴ
Ｄ内の定義に関連する。少なくとも幾つかの定義は幾つかの識別子を有し、おそ
らく各識別子は１つの定義に関連付けられ又は指定される。

【００４２】上述のように、選択されたオブジェクトと定義の関連は、変更されたメタファ
イル内に保存される。処理３７０がそのような保存を許可する前に、カウンタが
３８６でチェックされる。１つの実施例では、ドングル内の第１と第２の番号が
比較される。第１の番号が実質的に第２の番号と近いときには、例えば、２つの
番号が同じ時には、処理３７０は許可されたページの補充を求める。典型的には
、ユーザは、ドングル内の情報に基づき料金を集めることのできる企業又は販売
者によりドングルをリセット又は再設定しなければならない。３８４で、番号は
、リセットされそして、処理３７０は進むことを許可する。

【００４３】３８６で、保存ステップが行われる。正確な実行に依存して、変更されたメタ
ファイル又は、マークアップ言語ファイルを、蓄積空間内に保存することができ
る。マークアップ言語ファイルは、予め定められた所定の媒体表示のためのスタ
イルシートを参照して、変更されたメタファイルから発生される。３８８でカウ
ンタが増加される。

【００４４】図３Ｅで、特に３８４の後に、カウンタは３８６でチェックされることに注意
すべきである。実際に、説明より、処理３７０にそってどこでもカウンタはチェ
ックされ又は調べられることは当業者には明らかであろう。ここで、カウンタを
使用する１つの目的は、企業が、コストが決定され且つ料金を課することが出来
るように、処理３７０の使用を制御し且つ決定することを容易にすることである
。

【００４５】図４は、本発明の実施例に従った、データ処理モジュール４０４の機能ブロッ
ク図４００を示す。統合モジュール３０６内に含まれているデータ処理モジュー
ル４０４は、入力モジュール４０６、編集モジュール４１０及び、変換又はフィ
ルタモジュール４１４を有する。データ処理モジュール４０４により実行される
機能の１つは、異なるＤＴＤを有する未構造化ドキュメント又は構造化ドキュメ
ントを予め定められた又は特定のＤＴＤを伴なう対応する構造化ドキュメントに
変換することである。

【００４６】入力モジュール４０６は、図１Ａの計算装置１０２内の貯蔵部に対応するドキ
ュメントデータベース４０２からドキュメントをロードし又は、ドキュメントを
インポートする。代わりに入力モジュール４０６は新たなドキュメント４０８か
ら開始することが可能である。ロードされた又はインポートされたドキュメント
は未構造化（例えば、メタファイル）又は構造化のいずれでもよく、そして、特
定の場合に予め形成された構造化に基づくフォント情報を含んでもよいことに注
意する。

【００４７】編集モジュール４１０は、入力モジュール４０６と通信し、そして、入力ドキ
ュメントに対する構造化に基づくフォント情報を生成し／編集する。このモジュ
ールは、入力ドキュメントに対するデータ要素の選択を可能とし、そして、選択
されたデータ要素に対する、フォント形式、フォントスタイル、フォントカラー
、フォントサイズ、及び、フォント効果のようなフォント属性を変更するための
編集環境を提供する。入力ドキュメントをデータ要素に分解し且つフォント属性
を割り当てする仕方は、所望のＤＴＤと関連するフォント属性４１２内に定義さ
れたドキュメント要素に対する関連テーブルに基づいている。ＤＴＤ４１２に対
する例示の関連テーブル５００は図５に与えられ、ドキュメント要素５０２、要
素属性５０４、フォントタイプ５０６、フォントスタイル５０８、フォントカラ
ー５１０、フォントサイズ５１２及び、フォント効果５１４のフィールドを含む
。

【００４８】図６は、図２Ａの未構造化ドキュメント２００に対する編集結果６００を示す
。各分解されたデータ要素又は結合されたオブジェクト６０２，６０４，６０６
，６０８，６１０，６１２及び、６１４には、図５内の関連テーブルに基づいて
フォント属性が割り当てられ、そして、関連するフォントでそれぞれが表示され
る。分解中に、このモジュールは、それらのフォント情報を編集するために、入
力ドキュメント６０２の読み出し順序に基づいて、データ要素のシーケンス選択
を可能とする。このモジュールは、それらのフォント情報の編集をするために、
データ要素の領域グループ化も可能とする。このモジュールは、関連テーブルの
補助の表示も提供できる。

【００４９】変換又はフィルタモジュール４１４は、ロードされたドキュメントを構造化に
基づくフォント情報を使用して、ユーザ定義のドキュメント形式定義（ＤＴＤ）
を伴なう構造化ドキュメントに変換する。変換４１６のためのドキュメント要素
とフォント属性に基づくマッピング規則は、このモジュール内にインポートされ
又は設計される。

【００５０】図７は、編集されたドキュメント６０２を図２Ｃの構造化ドキュメント２２０
に変換するためのマッピング規則の例７００を示す。特に、”ｄｏｃｕｍｅｎｔ
“要素を７０２で開始し７１８で終了し、”ｒｅｃｉｐｅ”ドキュメントを７０
４で開始し７１４で終了し、７０６で”ｉｎｇｒｅｄｉｅｎｔ”要素を形成し、
７０８で”ｐｒｏｃｅｄｕｒｅ”要素を形成し、７１０で”ｐｒｅｓｅｎｔａｔ
ｉｏｎ”要素を形成し、そして、７１２で”ｏｒｉｎｉｎａｔｅ”要素を形成す
る。７０４，７０６，７０８，７１０及び、７１２では、構造化に基づくフォン
ト情報は、データ要素を配置するのに使用され、そして、配置されたデータ要素
は、ドキュメント要素に対する属性又は分解された文字データとして割り当てら
れる。これらのマッピング規則は、制限はされないが、Ｊａｖａ、ＪａｖａＳｃ
ｒｉｐｔ、変換のための拡張可能なスタイル言語（ＸＳＬＴ）、Ｃ／Ｃ＋＋、等
のようなプログラミング言語により実行される。変換されたドキュメントは、フ
ァイルドキュメントとして保存されるか又は、ドキュメントデータベース４１８
にイクスポーとされる。

【００５１】所望のドキュメントに直接変換する以外に、変換モジュールは、構造化に基づ
くフォント情報を含む中間的な構造化ドキュメントとして、編集されたドキュメ
ントも出力できる。中間的な構造化ドキュメントは、更なる編集とバッチ変換の
ために再ロードされることが可能である。

【００５２】編集されたドキュメント６００に対する中間的の構造化ドキュメント８０８の
例は、図８に与えられ、ここで、８０２は特定のフォント属性を伴なう”ｆｏｎ
ｔ”要素を含み、８０４はフォント情報に関連付ける”ｆｏｎｔ＿ＩＤ”を伴な
う分解されたデータ要素を含む。同じフォント属性を伴なう分解されたデータ要
素は、中間的な構造化ドキュメント内で同じ”ｆｏｎｔ＿ＩＤ”によりグループ
化され、変換のためのマッピング規則は、グループ化されたフォント情報に基づ
いて設計されることができる。

【００５３】図９は、中間ドキュメント８００を構造化ドキュメント２２０に変換するため
のマッピング規則の例を示す。特に”ｄｏｃｕｍｅｎｔ”要素は９０２で開始し
９１８で終わり、”ｒｅｃｉｐｅ”ドキュメントは９０４で開始し９１４で終わ
り、９０６は”ｉｎｇｒｅｄｉｅｎｔ”要素を構成し、９０８は”ｐｒｏｃｅｄ
ｕｒｅ”要素を構成し、９１０は”ｐｒｅｓｅｎｔａｔｉｏｎ”要素を構成し、
そして、９１２は”ｏｒｉｇｉｎａｔｅ”要素を構成する。９０４，９０６，９
０８，９１０及び、９１２では、グループ化されたフォント情報は、データ要素
を配置するのに使用され、そして、配置されたデータ構成要素は、ドキュメント
要素に対する属性又は分解された文字として割り当てられる。

【００５４】図１０は、変換のための拡張可能なスタイル言語（ＸＳＬＴ）を使用する図９
に与えられるマッピング規則を実行する例を示す。

【００５５】上述の本発明は、ソフトウェア、ハードウェア又は、その両方の組合せで実行
されるのが好ましい。本発明の少なくとも一部は、コンピュータ読出し可能な媒
体上のコンピュータ読出し可能なコードとして実現できる。コンピュータ読出し
可能な媒体は、計算装置により読み出されることができるデータを蓄積するどの
ようなデータ蓄積装置でもよい。コンピュータ読出し可能な媒体の例は、読出し
専用メモリ、ランダムアクセスメモリ、ディスクドライブ、フロッピーディスク
、ＣＤ−ＲＯＭ、ＤＶＤ、磁気テープ、光データ蓄積装置、搬送波を含む。コン
ピュータ読出し可能な媒体は、コンピュータシステムに接続されたネットワーク
上にわたって分散されることも可能であり、それにより、コンピュータ読出し可
能なコードは分散された環境で蓄積され且つ実行される。

【００５６】本発明を、ある程度の特殊性をもって十分に詳細に説明した。当業者には、本
開示は例示のためのみであり、部分の配置と結合の多くの変更は、請求項に記載
の本発明の範囲から離れることなく存在することは理解されよう。ここで説明し
た実施例は、フォーマットと配置に関し、情報ユニットの表示に関する幾つかの
制限を含むように見えるが、本発明は、そのような実施例を超えて適用可能であ
り、これは当業者には理解されよう。従って、本発明の範囲は、実施例の説明よ
りも、請求項の記載により画定される。

【図面の簡単な説明】

【図１Ａ】好適な実施例に従って本発明が実行される基本システム構成を示す図である。

【図１Ｂ】本発明で予期される望ましい結果を達成するために、本発明が実行されるシス
テムの内部構成ブロック示す図である。

【図２Ａ】オーサリングツールにより構成され編集され又は、管理される未構造化ドキュ
メントの例を示す図である。

【図２Ｂ】ドキュメント形式定義（ＤＴＤ）の例を示す図である。

【図２Ｃ】図２Ｂ内のドキュメント形式定義（ＤＴＤ）に基づく図２Ａに示された未構造
化ドキュメントに対する構造化ドキュメントを示す図である。

【図３Ａ】本発明の実施例に従った機能図を示す図である。

【図３Ｂ】本発明の実施例に従って変換モジュールを実行するビジュアル環境を示す図で
ある。

【図３Ｃ】図３Ｂに示されたメタファイル内及び、表示可能なオブジェクトに関するＸＭ
Ｌフォーマットで設計されたスタイルシートの例を示す図である。

【図３Ｄ】ドングル（ｄｏｎｇｌｅ）からの例示のメッセージを示す図である。

【図３Ｅ】本発明の一実施例に従った変換モジュールの実行を含む製品を使用する処理フ
ローチャートである。

【図４】構造化に基づくフォント情報を使用して、未構造化又は構造化ドキュメントを
、ユーザ定義のＤＴＤを伴なう構造化されたドキュメントに、インポートし、編
集し且つ変換するデータ処理装置のブロック図である。

【図５】図２Ｂ内のＤＴＤに定義されたドキュメント要素とフォント属性の関連テーブ
ルを示す図である。

【図６】各々の分解されたデータ要素が図５の関連テーブルに基づいてフォント属性が
割り当てられた、図１の未構造化ドキュメントの編集結果を示す図である。

【図７】図６の分解されたデータ要素を、図２Ｂの例示のＤＴＤを伴なう望ましい構造
化されたドキュメントに変換する変換処理を示す図である。

【図８】フォントドキュメント要素のリストに関連する割り当てられたフォントＩＤを
伴なう分解されたデータ要素を含む中間構造化ドキュメントを示す図である。

【図９】図６の中間構造化ドキュメントを図２のＤＴＤを伴なう望ましい構造化ドキュ
メントに変換する変換処理を示す図である。

【図１０】変換のための拡張可能なスタイル言語（ＸＳＬＴ）を使用して図９の変換処理
の実行を示す図である。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】構造化ドキュメントを発生する方法であって、この方法は、ドキュメント形式定義（ＤＴＤ）を含む定義ファイルを受信し、定義ファイルとともに、いくつかの表示可能なオブジェクトと各表示可能なオ
ブジェクトに関する装飾属性をそれぞれ含む、メタファイルを表示し、且つ、定義ファイル内の少なくとも１つの定義を表示可能なオブジェクトの１つと関
連付ける方法。
【請求項２】更に、各々が定義ファイル内の定義の中の少なくとも１つと
関連している、表示可能なオブジェクトを含む変更されたメタファイルを発生す
る、請求項１に記載の方法。
【請求項３】さらに、マッピング規則の組みに従って、変更されたメタフ
ァイルをマークアップ言語ファイルに変換する、請求項２に記載の方法。
【請求項４】定義ファイルは、各々がメタファイル内の表示可能なオブジ
ェクトの１つに対応する、ドキュメント要素に対する構造を有する請求項１に記
載の方法。
【請求項５】幾つかのドキュメント要素はサブドキュメント要素の他の層
を含み、サブドキュメント要素の各々は、メタファイル内の表示可能なオブジェ
クトのうちの１つに対応する請求項４に記載の方法。
【請求項６】少なくとも幾つかのドキュメント要素は、それぞれ幾つかの
識別子を有し、識別子の各々は少なくとも幾つかのドキュメント要素の１つに割
り当てられている請求項４に記載の方法。
【請求項７】幾つかの識別子は、１つ又はそれ以上の数字又はアルファベ
ットである請求項６に記載の方法。
【請求項８】幾つかの識別子は、フォント形式、カラー名、サイズ、スタ
イル及び、効果からなるグループから選択される、請求項６に記載の方法。
【請求項９】定義ファイル内の定義の少なくとも１つの関連付けは、表示可能なオブジェクトの１つを選択し、１つの識別子を選択された表示オブジェクトに割り当てることを有する、請求
項６に記載の方法。
【請求項１０】識別子の１つは数字又はアルファベットの何れかである、
、請求項９に記載の方法。
【請求項１１】識別子の１つは、１つ又はそれ以上の（ｉ）フォント形式
、（ｉｉ）カラー、（ｉｉｉ）サイズ、（ｉｖ）スタイル及び、（ｖ）効果であ
る、請求項１０に記載の方法。
【請求項１２】メタファイルは、オーサリングツールにより、構成され、
編集され又は、管理される、構造化されていないドキュメントであるか又はそれ
から発生される、請求項１に記載の方法。
【請求項１３】幾つかの表示可能なオブジェクトは文字のそれぞれのグル
ープである、請求項１２に記載の方法。
【請求項１４】幾つかの装飾属性は、文字のそれぞれのグループに対する
、少なくとも、位置、フォントカラー、フォントサイズ、フォント形式、スタイ
ル及び、効果を含む、請求項１３に記載の方法。
【請求項１５】構造化ドキュメントを発生する方法であって、この方法は
、第１の表示と第２の表示を含む環境を活性化し、第１の表示はメタファイルを
表示し且つ第２の表示はドキュメント形式定義（ＤＴＤ）を含む定義ファイルを
表示し、メタファイルは幾つかの表示可能なオブジェクトと各々の表示可能なオ
ブジェクトに関するそれぞれの装飾属性を有し、且つドキュメント形式定義の各
々は識別子を有し、幾つかのグループオブジェクトをグループ化し、各グループオブジェクトが幾つかの表示可能なオブジェクトを有する幾つかの
グループオブジェクトをグループ化し、且つ各グループオブジェクトをドキュメント形式定義の１つ内の識別子に関連付け
る方法。
【請求項１６】更に、１つのドキュメント形式定義内の識別子と関連して
いる、各々のグループオブジェクトの情報を含む変更されたメタファイルを発生
する、請求項１５に記載の方法。
【請求項１７】さらに、マッピング規則に従って、変更されたメタファイ
ルをマークアップ言語ファイルに変換する、請求項１６に記載の方法。
【請求項１８】マークアップ言語ファイルは、選択された媒体上の表示に
適する、請求項１７に記載の方法。
【請求項１９】選択された媒体は、インターネット上のウェブ表示である
、請求項１８に記載の方法。
【請求項２０】マークアップ言語ファイルは、ハイパーテキストマークア
ップ言語（ＨＴＭＬ）、コンパクトハイパーテキストマークアップ言語（ｃＨＴ
ＭＬ）、拡張可能なマークアップ言語（ＸＭＬ）、標準一般化マークアップ言語
（ＳＧＭＬ）又は、無線マークアップ言語（ＷＭＬ）よりなるグループから選択
されるマークアップ言語に基づいている、請求項１８に記載の方法。
【請求項２１】幾つかの装飾属性は、文字のグループの各々に対する、少
なくとも、位置、フォント形式、カラー、サイズ、スタイル及び、効果を含む、
請求項１５に記載の方法。
【請求項２２】幾つかの表示可能なオブジェクトは、文字のそれぞれのグ
ループである請求項２１に記載の方法。
【請求項２３】識別子は、１つ又はそれ以上の数字又はアルファベットで
ある請求項２２に記載の方法。
【請求項２４】識別子は、１つ又はそれ以上の（ｉ）フォント形式、（ｉ
ｉ）カラー、（ｉｉｉ）サイズ、（ｉｖ）スタイル及び、（ｖ）効果である、請
求項２３に記載の方法。
【請求項２５】命令がプロセッサにより実行されたときに、プロセッサが
構造化ドキュメントを発生する、プロセッサにより実行される命令を具体化する
機械読出し可能な媒体であって、この機械読出し可能な媒体は、ドキュメント形式定義（ＤＴＤ）を含む定義ファイルを受信するプログラムコ
ードと、定義ファイルとともに、いくつかの表示可能なオブジェクトと各表示可能なオ
ブジェクトに関する装飾属性をそれぞれ含む、メタファイルを表示するプログラ
ムコードと、且つ、定義ファイル内の少なくとも１つの定義を表示可能なオブジェクトの１つと関
連付けるプログラムコードを有する機械読出し可能な媒体。
【請求項２６】更に、各々が定義ファイル内の定義の中の少なくとも１つ
と関連している、表示可能なオブジェクトを含む変更されたメタファイルを発生
するプログラムコードを有する、請求項２５に記載の機械読出し可能な媒体。
【請求項２７】さらに、マッピング規則の組みに従って、変更されたメタ
ファイルをマークアップ言語ファイルに変換するプログラムコードを有する、請
求項２５に記載の機械読出し可能な媒体。
【請求項２８】定義ファイルは、各々がメタファイル内の表示可能なオブ
ジェクトの１つに対応する、ドキュメント要素に対する構造を有する、請求項２
５に記載の機械読出し可能な媒体。
【請求項２９】幾つかのドキュメント要素はサブドキュメント要素の他の
層を含み、サブドキュメント要素の各々は、メタファイル内の表示可能なオブジ
ェクトのうちの１つに対応する、請求項２８に記載の機械読出し可能な媒体。
【請求項３０】少なくとも幾つかのドキュメント要素は、それぞれ幾つか
の識別子を有し、識別子の各々は少なくとも幾つかのドキュメント要素の１つに
割り当てられている、請求項２８に記載の機械読出し可能な媒体。
【請求項３１】幾つかの識別子は、数字又はアルファベットのいずれかの
うちの１つである、請求項３０に記載の機械読出し可能な媒体。
【請求項３２】幾つかの識別子は、フォント形式、カラー、サイズ、スタ
イル及び、効果からなるグループから選択される、請求項３０に記載の機械読出
し可能な媒体。
【請求項３３】定義ファイル内の定義の少なくとも１つの関連付けは、表示可能なオブジェクトの１つを選択するプログラムコードと、１つの識別子を選択された表示オブジェクトに割り当てるプログラムコードと
を有する、請求項３０に記載の機械読出し可能な媒体。
【請求項３４】識別子の１つは、１つ又はそれ以上の数字又はアルファベ
ットである、請求項３３に記載の機械読出し可能な媒体。
【請求項３５】識別子の１つは、１つ又はそれ以上の（ｉ）フォント形式
、（ｉｉ）カラー、（ｉｉｉ）サイズ、（ｉｖ）スタイル及び、（ｖ）効果であ
る、請求項３４に記載の機械読出し可能な媒体。
【請求項３６】メタファイルは、オーサリングツールにより、構成され、
編集され又は、管理される、構造化されていないドキュメントであるか又はそれ
から発生される、請求項２５に記載の機械読出し可能な媒体。
【請求項３７】幾つかの表示可能なオブジェクトは文字のそれぞれのグル
ープである、請求項３６に記載の機械読出し可能な媒体。
【請求項３８】幾つかの装飾属性は、文字のそれぞれのグループに対する
、少なくとも、位置、フォント形式、カラー、サイズ、スタイル及び、効果を含
む、請求項３７に記載の機械読出し可能な媒体。
【請求項３９】命令がプロセッサにより実行されたときに、プロセッサが
構造化ドキュメントを発生する、プロセッサにより実行される命令を具体化する
機械読出し可能な媒体であって、この機械読出し可能な媒体は、第１の表示はメタファイルを表示し且つ第２の表示はドキュメント形式定義（
ＤＴＤ）を含む定義ファイルを表示し、メタファイルは幾つかの表示可能なオブ
ジェクトと各々の表示可能なオブジェクトに関するそれぞれの装飾属性を有し、
且つドキュメント形式定義の各々は識別子を有する、第１の表示と第２の表示を
含む環境を活性化するプログラムコードと、各グループオブジェクトが幾つかの表示可能なオブジェクトを有する、幾つか
のグループオブジェクトをグループ化するプログラムコードと、且つ各グループオブジェクトをドキュメント形式定義の１つ内の識別子に関連付け
るプログラムコードとを有する、機械読出し可能な媒体。
【請求項４０】更に、ドキュメント形式定義の１つ内の識別子と関連付け
られているグループオブジェクトの各々の情報を含む変更されたメタファイルを
発生するプログラムコードを有する、請求項３９に記載の機械読出し可能な媒体
。
【請求項４１】さらに、マッピング規則に従って、変更されたメタファイ
ルをマークアップ言語ファイルに変換するプログラムコードを有する、請求項４
０に記載の機械読出し可能な媒体。
【請求項４２】幾つかの装飾属性は、文字の各グループに対する、少なく
とも、位置、フォント形式、カラー、サイズ、スタイル及び、効果を有し、幾つ
かの表示可能なオブジェクトは文字のそれぞれのグループである、請求項３９に
記載の機械読出し可能な媒体。