JP2004529427A - メタタグ情報を用いる拡張可能スタイルシートのデザイン - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、一般に、文書処理と電子出版システムの分野に関し、さらに詳しくは、拡張可能スタイルシートをデザインするための技術に関する。
【背景技術】
【0002】
インターネットは、世界中の相互接続されたコンピュータの急激に成長する通信ネットワークである。同時に、そのような接続された何百万台のコンピュータは、いつでもどこからでも何れかの接続されたコンピュータにより簡単にアクセスすることが可能である巨大なハイパーリンクされた情報の宝庫を形成している。毎年または毎日、この巨大な宝庫に追加され、作成される何百万というウェブページを用いて、プレゼンテーション、データシートまたはパンフレットのような文書を、インターネットにおいて他のアプリケーションまたはデバイスに対してプレゼンテーション可能でありまたはそれらによりアクセス可能であるフォーマットに即座にしかも簡単に変換することについての途方もなく大きい要求がある。
【0003】
ウェブブラウジングアプリケーション(例えば、ブラウザ)に表現可能である好適なフォーマットは、Hyper Text Markup Language(HTML)、Extensible Markup Language(XML)、Standard Generalized Markup Language(SGML)またはWireless Markup Language(WML)のようなマークアップ言語の状態であることは周知のことである。ウェブブラウジングアプリケーションのために構成され、編集され、または管理されるファイルまたは文書は、一般に、構造化ファイルまたは文書と呼ばれている。構造化文書の中の、XMLまたはSGMLのようなコンテンツ指向の構造化文書は、文書型定義(DTD)またはスキームからの何らかのマークアップタグをサポートすることが可能である一方、HTMLまたはWMLにおけるプレゼンテーション文書は固定されたマークアップタグのセットのみをサポートすることができる。
【0004】
特定の依頼媒体についての適切なスタイル変換を用いてコンテンツ思考の構造化文書を動的に変換することに対する要求は、情報の交換および記憶のための新しいパラダイムを開いた。例えば、ウェブサイトにおけるコンテンツは、XMLフォーマットで記憶される。デスクトップコンピュータにおけるウェブブラウザ(例えば、NetscapeまたはInternet Explorer(IE))がウェブサイトに情報フォームを要求する場合、ウェブサイトは、好適には、XMLにおけるコンテンツをHTMLにおけるコンテンツに変換し、その後、変換されたファイルをブラスザに送り戻す。ポータブルデバイス(例えば、PDAまたはインターネット使用可能携帯電話)が同じウェブサイトからマイクロブラウザにより情報を要求する場合、ウェブサイトは、好適には、XMLにおけるコンテンツをWMLにおける変換コンテンツに変換し、その変換ファイルをマイクロブラウザに送り戻す。さらに、ウェブサイトはまた、ウェブサイト間で情報を交換するために、インターネットXMLを他のタイプのXMLに変換することができる。
【0005】
上記の種々の発行情報交換のための例における1つの要求は、XMLから種々のフォーマットへの適切な変換である。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0006】
このセクションは、本発明の幾つかの特徴をようやくすることを目的とし、幾つかの好適な実施形態を簡単に紹介するものである。このセクションの目的を不明瞭にすることを回避するために、簡潔または省略な表現を用いることとする。そのような簡潔または省略な表現は、本発明の範囲を限定することを意図するものではない。
【0007】
本発明は、ソースXMLファイルを目的のファイルに転送するための拡張可能スタイルシート(XSL)をデザインするためにメタタグの情報の使用に関する。本発明の1つの特徴にしたがって目的のファイルが(例えば、ブラウザまたはオーサリングツールにおいて)表示されるとき、出力プレゼンテーションはピクチャ、文章、一群の言葉のような数多くのオブジェクトを含む。ソースオブジェクトに対する何らかの変化が目的のファイルにおいて動的に反映されるように、これらのオブジェクトがソースファイルにおけるオブジェクトまたはソース要素にそれぞれリンクされる意味において、一部のオブジェクトは動的である。挿入された各々のメタタグは、ソースファイルにおける対応するソースオブジェクトに対する関係を特定する。本発明の特徴の1つとして、実行および応用に依存して、メタタグを設ける独特の方法が提供される。
【0008】
一旦、メタタグが目的のファイルにおいて生成されると、変換モジュールは、目的のファイルに関して、結果的にXSLファイルを自動的に生成する。変換モジュールはメタタグを調査し、その後目的のファイルのためにXSLを生成する。
【0009】
本発明は、方法、システム、ソフトウェアプロダクトまたは他のフォームとして実行される。本発明の1つの実施形態にしたがうと、本発明は方法である。この方法は、ソースXMLのための文書方定義(DTD)を含む定義ファイルを受信し、目的のファイルのためのオーサリングツールに対するクリップボード、ドラッグアンドドロップ機能またはOLEデータ転送機能によりその定義からメタタグ情報をエクスポートする。ソースメタタグ情報と共に組み込まれた目的のファイルは、XSLファイルにさらに変換される。1つの実施形態において、メタタグ情報はソースXMLファイルまたはスキーマファイルからエクスポートされる。他の実施形態において、メタタグ情報は、目的のファイルのオーサリングツールにおいて直接タイピングすることにより生成される。それにも拘らず、XSLファイルは、ソースファイルとの連合関係を含む少なくとも1つのメタタグを含む目的のファイルから生成される。
【0010】
前述の内容と共に、オブジェクト、利点および優位性は、以下の詳細な説明と参照図により示される実施形態を結果的にもたらす本発明を実施することにより、実現される。
【0011】
本発明の上記のおよび他の特徴、側面並びに優位性は、以下の詳細な説明、本発明の請求項および添付図面によりさらに理解されることであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下の本発明の詳細な説明において、本発明の全体的な理解を提供するために、多くの特定な詳細内容を提供している。しかしながら、本発明はそれらの特定な詳細内容がなくても実施可能であることは、当業者には明白なことであろう。他の例において、周知の方法、手法、構成要素および回路は、本発明の特徴を不必要に分かり難くすることを回避するために、それらの詳細について説明しないこととする。その詳細な説明の多くは、ネットワークに結合されたデータ処理装置のオペレーションに直接的にまたは間接的に似ている方法、ロジックブロック、処理および他の象徴的な表現について、提供されている。これらのプロセスの説明および表現は、他業者に本発明の内容を最も効果的に伝えるために、当業者により用いられることを意味している。
【0013】
ここで、“一実施形態”または“実施形態”に言及するに、実施形態に関連して説明される特定の特徴、構造または特性が本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることが可能であることを意味している。この明細書における種々の箇所で“一実施形態において”の表現が現れるが、すべてにおいて同じ実施形態を参照する必要はなく、また、他の実施形態を除く互いに分離したまたは代わりになる実施形態ではない。さらに、本発明の1つまたはそれ以上の実施形態を表すプロセスフローチャートまたは図におけるブロックの順序は、何らかの特定の順序を示すものでもなく、また、本発明の何らかの限定を意味するものでもない。
【0014】
ここで図を参照するに、同様の参照番号は、幾つかの図を通して、同様の部分を意味するものとする。図1Aは、本発明が好適な実施形態にしたがって実施することが可能である基本的システムを示している。プロダクト説明、機能リストおよび価格表のような情報を含むコンテンツ志向文書は、コンピュータ100において実行されるオーサリングツールを用いて生成されることが可能である。好適には、これらの文書はXML(Extensible Markup Language)を使用している。XML(Extensible Markup Language)は、共通の情報フォーマットを生成する柔軟性のある方法であり、ワールドワイドウェブ、インターネット等に関するフォーマットおよびデータの両方を共有する。XMLは、HTMLと異なり、マークアップ記号は制限がなく、自己定義型であるため、“拡張可能”である。XMLは、実際には、Standard Genaralized Markup Language、すなわち文書構造の作成の仕方についての標準より単純で簡単に使えるものである。
【0015】
これらの文書を種々のプレゼンテーションに変換するための拡張可能スタイルシート(または、XSL)は、本発明を実行する一実施形態の実行可能バージョンを用いてロードされるサーバステーションまたはデスクトップコンピュータとすることが可能である、コンピューティング装置102において生成されることが可能である。
【0016】
1つの設定において、コンピュータ100とコンピューティング装置102は切り離すことができないものであり、WMLまたはHTMLのようなマークアップ言語のフォーマットにおけるコンテンツを最終的に表す文書変換プロセスを実行する。1つのアプリケーションにおいて、XMLにおいて表されるコンテンツ指向文書とXMLにおける変換は、www(ワールドワイドウェブ)サイトと一般に呼ばれるものに対応するサービスサーバ104に対するネットワーク110により利用可能となる。
【0017】
1つの状況において、ユーザは、閲覧アプリケーションを操作し、サービスサーバ104においてファイルにアクセスするためにネットワーク108に連結されるデスクトップコンピュータを用いる。これらのリクエストされたXMLファイルは、適切なXSLファイルによりHTMLファイルに変換され、デスクトップコンピュータに送り戻される。他の状況においては、ユーザは、WAP閲覧アプリケーションを操作し、サービスサーバ104においてファイルにアクセスするためのデータネットワーク108(恐らく、ワイアレスネットワークによる)に結合されるPDA110を用いる。これらのリクエストされたXMLファイルは適切なXSLファイルによりWMLファイルに変換され、PDAに送り戻される。
【0018】
以下で説明するように、本発明はインターネットアプリケーションに限定されない。本発明は、XMLファイルをHTMLファイルにオフラインで変換するために、ユーザがXSLファイルを生成する個々のコンピュータにおいて実行されることが可能である。コンテンツとプレゼンテーションは分離されているため、ユーザは、異なるルックアンドフィールのためのXSLファイルの他のセットを簡単に生成することができる。
【0019】
図1Bは、本発明が実行されることが可能であるシステム118の内部構成ブロックを示している。システム118はクライアント装置(例えば、コンピュータ100、102または106)またはサーバ装置(例えば、サーバ104)に対応することが可能である。図1Bni示すように、システム108は、データバス120とデバイスインタフェース124に連結される中央演算処理装置(CPU)122を含む。CPU122は、同期された動作のためにデータバス120に結合されたすべての装置およびインタフェースを管理するために特定の命令を実行し、デバイスインタフェース124は、コンユータ102のような外部装置に結合されることが可能であり、それ故、それからの文書は、データバスに120によりメモリまたは記憶装置に受信される。また、表示インタフェース126、ネットワークインタフェース128、プリンタインタフェース130およびフォロッピーディスクインタフェース138はデータバス120に連結される。一般に、本発明の一実施形態の実行可能バージョンは、フロッピー(登録商標)ディスクドライブインタフェース138、ネットワークインタフェース128、デバイスインタフェース124またはデータバス120に結合された他のインタフェースによりメモリ(例えば、132、134または136)にロードされる。
【0020】
ランダムアクセスメモリ(RAM)のようなメインメモリ132はまた、CPU122に命令を提供し且つデータおよび他の命令のために記憶装置136にアクセスするためにデータバス120に結合される。特に、本発明のコンパイルされ且つリンクされたバージョンのような記憶されたアプリケーションプログラム命令を実行するとき、CPU122は、本発明により検討した結果を得るためにデータを操作するようにする。ROM(読み出し専用メモリ)134は、キーボード140、表示装置126およびポインティング装置142がある場合、それらのための基本的な入力/出力オペレーションシステム(BIOS)のような不変命令シーケンスを記憶するために備えられる。
【0021】
本発明の1つの実施形態にしたがって、XMLのようなコンテンツ指向文書は、文書要素を定義するために文書型定義(DTD)またはスキーマを用いて開始する。図2Aは、文書が文書要素の構造に分解される “レシピ型”文書のためのDTD200の例を示している。特定の文書要素202は、他の文書要素と属性を含むことが可能である。文書要素204の他の例は、解析特性データのみを含む。図2Bは、XMLファイルの例を示し、情報は、図2Aに与えられるような文書型定義(DTD)において定義された解析データ要素の状態で示される。
【0022】
XMLファイルは、拡張可能スタイルシート(XSL)を用いて種々のプレゼンテーションに変換されることができる。XMLファイル206をHTMLファイルに変換するXSLファイルの例を図3Aに示している。特に、ブロック302は、XSLファイルがタグ“文書”に適合するとき、ソースXMLファイルから目標HTMLファイルまでどのように値を割り当てるかを示すときに、トップレベルの<html>タグが生成されることを示し、ブロック304は、ソースMXLファイルから目標HTMLファイルまで値をどのように割り当てるかを示している。閲覧アプリケーション(例えば、Microsoft Internet Explorer)から結果的に得られるHTMLの対応するスクリーンショットを図3Bに示している。
【0023】
XMLファイル206をWMLファイルに変換するXSLファイルの他の例を図3Cに示している。特に、ブロック314は、XSLファイルがルート要素に適合するとき、トップレベルの<wml>タグが生成されることを示し、ブロック312は、ソースXMLから目標WMLファイルまで“タイトル”値をどのように割り当てるかを示し、そして、ブロック316は、ソースXMLファイルから目標WMLファイルまで“オリジネート”要素の“名前”属性をどのように割り当てるかを示している。
【0024】
XMLファイルを種々のプレゼンテーションに変換すること以外に、XSLファイルはまた、異なるDTDまたはスキーマを用いて、XMLファイルを他のXMLファイルに変換することができる。このタイプの変換の主な理由は、異なるシステム間の情報交換のためのものである。図3Dは、XMLファイルをレシピファイルのリストの他のXMLファイルに変換するXSLファイルの例を示している。特に、ブロック320は、XSLファイルが“文書”要素”に適合するとき、トップレベルの<recipe−type−list>タグが生成されることを示し、ブロック322は、目標XMLファイルにおいて<recipe−tytle>タグにソースXMLファイルにおける各々の“タイトル”値をどのように割り当てるかを示している。
【0025】
上記のXSLの例から、XSLファイルは、ソースXMLファイルからおよび/またはソースXMLのDTDまたはスキーマファイルにより情報を関連付けるために、目標ファイル(例えば、HTML、WML、またはXML)と<xsl:>タグの組み合わせである。本発明は、XSLファイルをデザインするための技術に関連する。本発明の一実施形態にしたがって、オーサリングツールを用いる。オーソリングツールは、HTMLのためにはフロントページ、WMLのためにはIntava Gravity Professional、XMLのためにはXMLエディタとすることが可能である。これらのWYS/WYGオーサリングツールの1つを用いて、ユーザは、XMLエディタを用いて出力プレゼンテーションまたは目標ファイルのルックアンドフィールをデザインすることができ、ユーザは、同時係属の米国特許出願公開第09/754,969号明細書に詳細に説明されている、ソース対象(例えば、文書要素)間の階層的関係を示す目標XMLツリーをデザインすることができる。次に、ユーザは、目標ファイルのためのオーサリングツールに、対応するソース情報を指定するメタタグ情報を挿入することができる。メタタグ情報を伴う目標ファイルは、目標ファイルまたはプレゼンテーションに関連する結果として得られるXSLファイルを自動的に生成するXSL変換モジュールにロードされる。
【0026】
図4Aは、フロントページにおける挿入メタタグ情報を用いて目標HTMLファイルの例を示している。例えば、オリジナルの対象“青トウガラシサルサ”はdocument/recipe/titleのメタタグxc_xsltにより置き換えられる。特に、このHTMLファイルは、“タイトル(Title)”、“出所(From)”、“構成要素(Ingredient)”...のような静的テキストの組み合わせ、およびソースXMLファイルからの動的情報であって、動的対象はメタタグの状態で表され、この例では、宣言{xc_xslt...}を含む。本発明の一実施形態にしたがって、ソースXMLファイルにおけるソース対象および/または関連XSLアクションを指定するために、1つのアイテムは“value_of”のようなユーザ指定オペレーションのためのものであり、他の1つは“documenet/recipe/title”のようなパス情報のためのものであるような少なくとも2つのアイテムがある。さらに、フォントサイズ、カラー、スタイル、メタタグ宣言の周囲のようなテキストの装飾はまた、変換中に、動的情報に伝播する。図4Bは、変換後にレシピタイトルリストについてのXSLファイル318を生成するXMLエディタにおける挿入メタタグ情報を伴う他の例の目的のXMLファイルを示している。本発明の詳細な説明をさらに円滑にするために、HTMLに基づく例をここで提供するが、本発明に対して制限として解釈されるべきものではない。当業者は、ここにおける例および説明により他のマークアップ言語に容易に適用可能であることを理解するであろう。XMLに変換されるべきHTMLにおける所定の目標ファイルのために、Microsoft Internet ExplorerのようなブラウザまたはテキストエディタによりHTMLにおける目標ファイルを開くことが可能である。HTMLファイルは、ブラウザ(すなわち、Internet Explorer)においてみるとき、HTMLファイルのコンテンツばかりでなく、HTMLファイルのルックアンドフィールを説明するためのHTMLにおいて定義されたタグの固定セットを含むことを示すことができる。
【0027】
一旦、HTMLファイルはブラウザにより開かれると、ユーザは、ここで、1617A S.Main Street,Milpitas,CA 95035のビジネス住所をもつXMLCities社製のXDTDエディタのようなXMLユーティリティを開くことができ、図5Ani示すようなDTDを生成することができる。DTDプール440において、ユーザは、新しい要素、新しいエンティティ、新しい表記法、新しいPIおよび新しいコメントを生成することができ、それらの一部はブラウザにおいて表示される対象に直接関連されることができる。図5Bは、XDTDエディタを用いてHTMLファイルのためのXMLファイルのDTDを生成する例を示し、生成されたDTDの拡張視野451、要素のためのデータノードを伴うXMLツリー453の拡張視野と生成されたDTDに基づいてXML要素を生成する例452、および要素のための属性ノードを含む。
【0028】
一旦、XMLツリーが生成されると、ユーザは、図5Aの対象461のようなHTMLデータコンテンツの一部をコピーすることができ、クリップボード、ドラッグアンドドロップ機構またはOLEデータ転送機構を介してXMLツリーにタイトル要素のデータとしてそれを挿入することができる。HTMLデータの他の部分を、同様の方法でXMLツリーに挿入することができる。
【0029】
HTMLファイルにおけるそれぞれ必要なコンテンツまたは対象がXDTDエディタにおけるXMLツリーに挿入された後、ユーザは、図5CのようなXMLファイルを生成することができる。本発明の1つの特徴にしたがって、XMLファイルおよび/または対応するDTDファイルが与えられる場合、XSLファイルは、ソースファイルとしてのXMLファイルのためのHTMLファイルに表現されるルックアンドフィールを反映させるために生成されることが可能である。HTMLの場合と異なり、XMLの要素名は固有のプレゼンテーションセマンティクスを有しない。スタイルシートがないことにより、プロセッサ(即ち、Microsoft Internet Explorer)は、画一的に文字列以外のXML文書のコンテンツのレンダリング方法を知っている可能性がない。
【0030】
DTDとXMLツリーとを用いることと出力プレゼンテーションからXMLソースを生成するさらなる詳細は米国特許出願公開第09/754,969号明細書に記載されている。
【0031】
ある特性においては、XSLは、XML構文を用いるスタイルシートをかくための語彙と包括的なモデルを提供する。また、XSLファイルを生成するために、モジュールを生成する自動XSLを本発明において検討する。本発明の一実施形態にしたがって、メタタグは、ソースファイル(例えば、XMLファイル)におけるそれぞれの要素またはソース対象を目的のファイル(例えば、HTMLファイル)における特定の動的対象と関連させるために用いられる。メタタグまたはメタタグ情報は、ここでは、ソースファイルにおける特定要素とのその結び付き、およびソースファイルの他の要素に関する要素の関係についての情報を含むソースファイル(例えば、XML文書)からの何れかの情報を意味する。例えば、図5Dに示すようなデータノード476のためのメタタグは{xc_xslt:document/recipe/title}であって、document/recipe/titleはデータノードの位置を親ノードとの関係、即ち、XML文書の他の要素を伴うタイトルノードを示す。例えば、関連するメタタグ情報は、XMLファイルにおける{xc_xslt:document/recipe/title}のdocument/recipe/titleのようなメタタグ情報476を調べるために用いられることが可能であるため、図5Dの参照番号471により参照することができる。それに代えて、メタタグ情報は、<xsl:value−of╲>のような少なくとも1つのユーザ指定オペレーションを含む。
【0032】
本発明の一実施形態において、XMLファイルは、コンピュータメモリに記憶され且つWorld Wide Web Consortium(W3)のDocument Object Mode(DOM)CoreとしてXMLパーサーを用いてメタタグのために調べられることができ、parentNode()、nextSibling()、childNodes()、getNodeName()、nodeName()およびnodeValue()のようなAPIを用いる。
【0033】
ノード対象の階層としてXMLファイルを用いる場合、図5Dの符号番号476は、DOMツリーのルート要素におけるDOMパーサーポインタを位置付けることによりメタタグ情報を得るために関連するメタタグ情報として用いられることが可能であり、{xc_xslt:document}として分離メモリにおけるルート要素の名前を確認し且つ記憶するためにnodeName()を用い、ノード値をメタタグ情報476と比較するためにnodeValue()を用いる。上記方法を再帰的に用いることにより、nodeValue()が図5Dの参照符号471に等しいとき、再帰ループを停止するために関連するメタタグ情報471を用いる間に、{xc_xslt:document/recipe/title}のようなメタタグ情報476を得ることができる。
【0034】
同様に、ユーザは、逆の再帰方法を用いて、図5Dに示した475、472および473のためにメタタグ情報を得ることができる。したがって、ユーザは、関連メタタグ情報を含むすべてのデータノードを見つけることができ、続いて、DOMパーサーのparentNode()APIを用いることによりメタタグ情報を構築することができる一方、{xc_xslt:title}から{xc_xslt:recipe/title}へおよび{xc_xslt:recipe/title}から{xc_xslt:document/recipe/title}へのようにメタタグ情報をそれぞれ結び付ける。本発明の他の実施形態において、nodeValue()が関連メタタグ情報に等しい場合に構築するそのメタタグ情報のための名前を再帰することからnextSibling()を用いてDOMパーサーポインタが要素ノードをスキップするように、追加条件と共に同じ再起法を用いることにより、ユーザはまた、メタタグ情報476、472および473を得ることができる。したがって、図475、472,473は、それらのメタタグ情報が関連により構築されるため、メタタグ情報を関連させることとなる。
【0035】
ユーザは、挿入されたメタタグ情報および/または関連メタタグ情報を用いてWYSIWYGオーサリングツールにおいて目的のプレゼンテーションのルックアンドフィールをさらにデザインすることが可能である。メタタグ情報および/または関連メタタグ情報をもつターゲットファイルは、WYSIWYGオーサリングツールにおける目的のプレゼンテーションのルックアンドフィールに適合する結果として得られるXSLファイルを自動的に生成するXSLコンバータにロードされる。本発明の一実施形態において、目的のファイルが関連メタタグ情報を含む場合、関連メタタグ情報は、対応する目的のファイルの関連メタタグ情報に含まれXML文書のメタタグ情報を見つけるために用いられることができ、XSLファイル生成プロセスの間に目的のファイルの関連メタタグ情報をXML文書のメタタグ情報で置き換えることができる。
【0036】
本発明の一実施形態にしたがって、簡単なXSLの自動変換が、次のような方法でなされることが可能である。メタタグ情報と関連またタグ情報をもつHTMLファイルは、ウェブブラウザにより見られるとき、HTMLファイルのルックアンドフィールを保存する間に、XML標準にしたがってそのプレゼンテーションフォーマットのために先ずチェックされ、編集される。HTMLファイルにもたらされることが可能である変化は、すべてのタグが別個の開始および終了成分を有し、空の要素は正しくフォーマットされ、すべての属性値は見積もられ、そしてすべてのタグは正しくネストされる。一旦、フォーマットを確認するためにHTMLファイルについて必要な変化がなされると、XML標準はコンパイルされ、次いで、HTMLファイルは、DOM CoreとしてWorld Wide Web consortium(W3)により定義されるように、XMLパーサーによりコンピュータメモリにロードされることができる。
【0037】
一旦、HTMLファイルがノード対象の階層としてDOMパーサーによりユーザのコンピュータメモリにロードされると、先ず、HTML文書データノード値と属性ノード値を分子するためにDOMパーサーのAPIを用いることができる。HTMLファイルが関連メタタグ結合を含む場合、関連メタタグ情報を適合させることを含む関連DTDファイルをもつ/もたないXMLファイルをそのメタタグ情報を決定するために用いることができる。一旦、メタタグ情報がXMLファイルから決定されると、関連メタタグ情報は見つけられたメタタグ情報により置き換えられる。
【0038】
コンピュータメモリにロードされたHTML文書のすべてのメタタグ情報は、メタタグ情報が{xc_xslt:document/recipe/title}である場合、<xsl:value−of select=“document/recipe/title”>として置き換えられるように、さらに操作される。メタタグ情報がHTML文書における属性ノードの値である場合、メタタグ情報は<xsl:value−of select=“document/recipe/image/@img”>として置き換えられることができる。メタタグ情報とXMLパーサーにおけるHTML文書の構造は、何れかのXSL要素のユーザの選択をサポートすることができるように、さらに変化されることが可能である。
【0039】
XSL宣言の後、<?xml version=‘1.0’encoding=‘ISO−8859−1’standalone=‘yes’?><xsl:stylesheet version=“1.0”xmlns:xsl=“http://www.w3.org/1999/XSL/Transform”><xsl:template match=“1”>をまた加えることが可能であるとき、XSLの宣言は、XMLパーサーAPI(DOM Core)を用いて解析HTMLのはじめに加えられ、解析HTML文書を有効なXSLT文書として変換し且つXSLT文書を有効なXLSファイルとして出力するためにXMLパーサーのAPIを用いて解析HTML文書の終わりに</xsl:template></xsl:stylsheet>が加えられる。
【0040】
簡単なXSL/XSLTファイル生成のための本発明の他の実施形態において、ユーザは、XMLCititesのXDTDエディタのインポートユーティリティを用いることによってXMLファイルをインポートすることにより開始することができ、WYSIWYGオーサリングツールにクリップボード、ドラッグアンドドロップ機構またはOLEデータ転送機構によりXMLファイルの関連メタタグ情報またはメタタグ情報を挿入することにより新しいHTMLファイルを劇的に生成することができる。
【0041】
図6Aは、フロントページに挿入されたメタタグ情報をもつ目的のHTMLファイルの例を示している。特に、このHTMLファイルは、“タイトル(Title)”、“出所(From)”、“構成要素(Ingredient)”...のような静的テキストと、ソースXMLファイルからの動的な情報または対象の組み合わせである。そして、動的情報は、この例において宣言{xc_xslt...}によって含まれ、関連XSL動作および/またはソースXMLタグを特定するために“value−of document/recipe/title”のような特定の値がその宣言内にある、メタタグの状態で表される。他の例においては、メタタグは、関連XSL動作および/またはソースXMLタグを特定する他のテキスト文字列とすることが可能である。さらに、メタタグ宣言の周囲のフォントサイズ、カラーおよびスタイルはまた、変換中に動的情報に伝播される。
【0042】
図6Bは、フロントページにおける挿入メタタグと関連メタタグをもつ目的のHTMLファイルの例を示している。特に、このHTMLファイルは、“タイトル(Title)”、“出所(From)”、“構成要素(Ingredient)”のような静的テキストとソースXMLファイルからの動的情報との組み合わせである。そして、この例において、動的情報は、メタタグ即ち{xc_xls for−each}と、関連XSL動作および/またはソースXMLタグを指定するために図6Cに与えられているようにメタタグ関連ファイルに間接的による関連メタタグとの状態で表される。他の例においては、関連メタタグは、関連XSL動作および/またはソースXMLタグを独特に指定するメタタグ識別子として他のテキスト文字列とすることができる。関連メタタグを用いることにより特別なマッピングを必要とするが、関連メタタグは、フロントページのようなWYSIWYGオーサリング環境において非常に重要である最終プレゼンテーションのルックアンドフィールを表すことができる。
【0043】
目的のオーサリングツールにおけるメタタグ情報を挿入する幾つかの方法がある。その1つの方法においては、メタタグは、オーサリングツールにおいてメタタグ宣言を直接タイプすることにより挿入される。他の方法においては、メタタグは、XML/DTD/スキーマエディタからオーサリングツールに、クリップボード、ドラッグアンドドロップ機構またはOLEデータ転送機構により挿入されることができる。
【0044】
図7Aは、メタタグ情報をもつターゲットファイルがオーサリングツールにより生成され、コンバータ706によりXSLファイルに変換されるデータ処理装置700のブロック図を示している。そして、メタタグ情報は、メタタグ宣言を直接タイピングすることにより、またはXML/DTD/スキーマエディタ702からのクリップボード、ドラッグアンドドロップ機構またはOLEデータ転送機構により、オーサリングツールにおいて挿入される。
【0045】
図7Bは、本発明の一実施形態にしたがった拡張可能スタイルシートの生成のフローチャート710を示している。段階712において、目的のファイルが受け取られる。上記のように、目的のファイルは、表示装置(例えば、デスクトップコンピュータまたは携帯装置)における表示のために生成されたプレゼンテーションである。例えば、HTMLファイルにおける目的のファイルは、デスクトップコンピュータにおいて動いているInternet Explorerにおける表示のためにフロントページを用いて生成された。目的のファイルが表示されることにより、対応するDTDファイルと共に、対応する1つまたはそれ以上のソースファイル(例えば、XMLファイル)は、拡張可能スタイルシートの生成を促進するために段階714においてロードされる。続いて、表示された目的のファイルにおける動的対象は段階716において確認され、各々の動的対象はソースファイルにおけるソース要素またはソース対象に対応する。方法に依存して、動的対象は、ユーザによりマニュアルで確認され、または目的のファイルの生成において表示される。
【0046】
段階718において、各々のメタタグは、1つの動的対象に関して決定される。本発明の一実施形態にしたがって、各々の動的対象は、メタタグまたはメタタグに含まれるパス情報により置き換えられる。他の実施形態にしたがって、各々の動的対象はXMLファイルおよび/またはDTDファイルにより提供されるXMLツリーにおける対応するノードにおいてドラッグされる(図5D参照)。ノードにおいて動的対象をドラッグすることにより、ソースファイルにおける動的対象と対応する要素との間の関係が確立されることができる。
【0047】
段階720において、各々のメタタグのためのタグ情報は、例えば、XMLツリーを全検索することにより決定され、ここでは、XMLツリーにおける各々のノードが各々のメタタグのためのそれぞれの関連情報を有していることが仮定される。団塊722における結果として、スタイルシートが生成され、それは目的のファイルに対応している。特に、スタイルシートはたのマークアップ言語のファイルの状態で表される。そのファイルはそれぞれ宣言を含み、各々は1つのメタタグのためのものである。
【0048】
特定の目的のファイルにおいては、ソースファイルにおける同じ要素に関する動的対象がある。対応するメタタグの確認におけるあり得る曖昧性を回避するために、メタタグを確認するための機構がそれぞれに提供される。
【0049】
図8Aは、ルート要素として<root/>を用いてXMLにおけるファイルを示す。XMLファイルは、<xsl:value of select=“root/book[2]/name/text()”/>を<xsl:value of select=“root/book[1]/name/text()”/>として識別されることができるXSLT表記法を用いるところでは2つの要素を含む。
【0050】
このとき、XMLファイルのデータおよび属性は、タグ<xsl:“value of select=”/>が置かれるべきところの位置を識別するためにXMLファイルのデータおよび属性を用いることができるところでXSLTを生成するためにHTMLファイルを後に用いることができるように、HTMLファイルにおいて設定されることができる。例えば、812は、図8Aにおける<title/>要素のデータとして設定される。本発明の一実施形態にしたがって、ユーザは、HTML文書の“C++Programming”が<xsl:value of select=”root/book[1]/name/text()“/>で置き換えられることが可能であるように、図8AのXML文書と図8BのHTML文書との間の文字列のマッチングを用いることができる。
【0051】
しかしながら、2つの特異な識別可能である要素は、図8Bに示すように、1つのHTML要素のタグ即ち<pl>のデータとして設定されることができる。“C++Programming,Visual C++5”521は<pl>要素のデータとして表される。DOMを用いる場合、“C++Programming,Visual C++5”521は<pl>要素の1つのテキストデータとして表される。正確な文字列のマッチングにより、XMLファイルが“C++Programming,Visual C++5”ではなく“C++Programming”、“Michael Kim”,Visual C++および“Ivor Horton”を含む一方、所望のマッチングが<p><xsl:value of select=“root/book[1]/name/text()”/>、<xsl:value of select=“root/book[2]/name/text()”/>であるとき、図8Aにおける何れかのXMLのデータまたは属性との正確なマッチングを見つけられない。
【0052】
本発明における1つの特徴は、各々のXMLデータまたは属性が情報またはメタタグ情報に関する情報へのリンクを含む別のメモリにおけるすべてのXML
データおよび属性を記憶することである。メタタグ情報は、メタタグ情報が<xsl:value of select“”>における選択のための正確な属性値にアドレスするために十分であるように、親要素と親要素のルート要素との関係についての情報を含む。XML文書のデータおよび属性とそれらの対応するメタタグ情報は、データまたは属性が昇順または降順でアクセスされることが可能であるように、所定の順序で記憶される。
【0053】
本発明の一実施形態にしたがって、XML文書のデータまたは属性を含むHTML文書が受け取られる。このとき、所定の方法が、HTML文書のデータを識別するために開始され、その方法により、データがXMLデータのセットまたは別のメモリに記憶された属性と比較される。次いで、この方法は、最も大きいマッチング性のXMLデータまたは属性がHTMLデータに含まれるかどうかを決定するために文字列の長さの順序になるように別のメモリに記憶されたデータまたは属性と、そのデータを比較し且つ識別する。
【0054】
図8Cは、分解XMLテキストデータをもつ要素を含むHTML文書の例を示している。図8Cは、図8Aのテキストデータ“C++Programming”500を含む要素530<pl>を示している。しかしながら、テキストデータは、“C++”が ここで<pl> 要素530の子供である<bl> 要素の子供であり、“Programming”が<pl> 要素の子供であるように、2つの別個のテキストデータにさらに分解される。531と532の両方は<pl> 要素に属すことに留意する必要がある。
【0055】
HTML要素における関連メタタグ情報としての分解テキストデータのために、本発明の一実施形態にしたがって、531と532の両方が530である<p> 要素に属す事実を利用する。本発明のソフトウェアの実行により、530の子供要素の第1テキストデータ531が得られ、それは別のメモリに入れられる。次いで、本発明の好適な実施形態のソフトウェアの実行により、530の次の連続的な子供要素として次のテキストデータ532が得られ、別のメモリに530の次に532を記憶する。所定の要素のための子供要素の子供または次の子供要素がもはや見つからなくなった後に、好適な発明のソフトウェアの実行により、例えば、結び付けられた531および532をマッチングするためのXMLテキストデータまたは属性が調べられる。マッチング性が見つけられたとき、530の全体的コンテンツは、後に<xsl:value of select=“root/book[1]/name/text()”/>として置き換えられる500のメタタグ情報と置き換えられる。
【0056】
コンピュータメモリにロードされたHTML文書のすべてのメタタグ情報を用いると、すべてのメタタグ情報は、メタタグ情報が{xc_xslt:document/recipe/title}である場合、それは<xsl:value−of select=“document/recipe/title”/>として置き換えられる。メタタグ情報が475におけるようにHTML文書において属性ノードの値である場合、メタタグ情報は<xsl:value−of select=“document/recipe/image/@img”>として置き換えられる。メタタグ情報とXMLパーサーにおけるHTML文書の構造は、それが何れかのXSLT要素のユーザの選択をサポートできるように、さらに変化されることができる。
【0057】
図9は、ソースファイルにおける同じ要素に関する動的対象の処理についてのフローチャートを示し、図8A乃至8Cに結び付けて理解されることが可能である。902において、目的のファイルが受け取られる。上記のように、目的のファイルは、装置(例えば、デスクトップコンピュータまたは携帯装置)における表示のために生成されるプレゼンテーションである。例えば、HTMLファイルのける目的のファイルは、デスクトップコンピュータで動くInternet Explorerにおける表示のためのフロントページを用いて生成された。表示された目的のファイルを用いて、対応するDTDファイルと共に対応する1つまたはそれ以上のソースファイル(例えば、XMLファイル)が拡張可能スタイルシートの生成を容易にするために904においてロードされる。次いで、表示された目的のファイルにおける動的対象は906において識別され、各々の動的対象はソースファイルにおけるソース要素または対象に対応する。実施の仕方に依存して、動的対象は、目的のファイルの生成において表示されるかまたはユーザによりマニュアル的に識別されることが可能である。
【0058】
段階908において、識別される動的対象の何れかがソースファイルにおいて同じ要素に関係しているかどうかが決定される。ソースファイルにおける同じ要素を何れの動的対象にも関係しない場合、プロセスは912に移行する。何れか2つの動的対象がソースファイルにおいて同じ要素に関係する場合、プロセス900は910に移行し、これらの動的対象はそれぞれにラベリングされる。本発明の一実施形態にしたがって、これらの動的対象は出現により数字でラベリングされ、それらをラベリングするために用いられる識別子はスタイルシートの生成を容易にすることができる。これらの動的対象がラベリングされた後、プロセス900は912に移行する。
【0059】
何れの場合においても、各々のメタタグは1つの動的対象に関して決定される。本発明の一実施形態にしたがって、各々の動的対象は、メタタグに含まれるメタタグ情報またはパス情報により置き換えられる。本発明の他の実施形態にしたがって、各々の動的対象は、XMLファイルおよび/またはDTDファイルにより提供されるXMLツリーにおける対応するノードにドラッグされる(図5D参照)。ノードに動的対象をドラッグすることにより、動的対象とソースファイルにおける対象要素との間の関連が確立されることができる。
【0060】
914において、例えば、XMLツリーを全探索することにより、各々のメタタグのための情報が決定され、XMLツリーにおける各々のノードは各々のメタタグのための関連情報をそれぞれ有しているとここでは仮定される。特に、スタイルシートは、他のマークアップ言語におけるファイルの状態で表される。そのファイルはそれぞれ宣言を含み、各々の宣言はメタタグの1つのためのものである。
【0061】
本発明は、ソースXMLファイルを目的のファイルに転送するための拡張可能スタイルシート(XSL)をデザインするためのメタタグ情報を用いることに関する。本発明には、数多くの利点、特徴および優位点がある。それらの1つは、ソースファイルにおける対応する要素に対する目的のファイルにおける複数の動的対象の間の関連情報または関係に関連するメタタグを用いることである。他の利点、特徴および優位点については、当業者には容易に理解できるところである。
【0062】
本発明は、ある程度の特殊性を伴って、十分詳細に説明してきた。本発明の実施形態の開示は例のみを通じて開示し、請求項に記載したように本発明の主旨と範囲から逸脱することなく、複数の部分の組み合わせおよび構成における数多くの変化を実施することが可能である。したがって、本発明の範囲は、以上の実施形態の説明というよりむしろ同時提出の請求項により規定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【0063】
【図1A】好適な実施形態にしたがって本発明を実行することが可能である基本的なシステム構成を示す図である。
【図1B】本発明において意図した所望の結果を達成するために本発明を実行するシステムの内部構成ブロックを示す図である。
【図2A】レシピタイプの文書のための文書型定義(DTD)の例を示す図である。
【図2B】図2Aの文書型定義(DTD)に基づく拡張可能マークアップ言語(XML)を示す図である。
【図3A】図2BにおけるXMLファイルをHTMLファイルに転送する拡張可能スタイルシート言語(XSL)を示す図である。
【図3B】図3Aの転送されたHTMLファイルのスクリーンショットを示す図である。
【図3C】図2BにおけるXMLファイルをWMLに転送するXSLファイルを示す図である。
【図3D】図2BにおけるXMLファイルを他のWMLに転送するXSLファイルを示す図である。
【図4A】挿入されたメタタグ情報を伴う目的のHTMLのスクリーンショットを示す図である。
【図4B】挿入されたメタタグ情報を伴う目的のXMLのスクリーンショットを示す図である。
【図5A】ドラッグアンドドロップ機構によりメタタグ情報をエクスポートするXML/DTD/スキームエディタ(XDTD)と共に目的のファイルの出力表示を示す図である。
【図5B】XDTDエディタを用いるHTMLファイルのためのXMLファイルのDTDを生成の例を示し、生成されたDTDの拡張視野、生成されたDTDと要素のためのデータノードをもつXMLツリーの拡張視野に基づいて生成されるXML要素の例、および要素の属性ノードを含む図である。
【図5C】対応するXMLファイルを示す図である。
【図5D】XMLファイルのためのツリー構造におけるデータノード(対応するメタタグのための)を示す図である。
【図6A】フロントページにおける挿入メタタグ情報をもつ目的のHTMLファイルの例を示す図であって、このHTMLファイルは、“タイトル(Title)”、“出所(From)”、“構成要素(Ingredient)”等のような静的テキストおよびソースXMLファイルからの動的情報または対象の組み合わせである、図である。
【図6B】フロントページに挿入メタタグおよび関連メタタグ情報をもつ目的のHTMLファイルの例を示す図である。
【図6C】関連付けXSL動作および/またはソースXKLタグを指定するために、メタタグによりそれぞれ表される動的対象を含むメタタグ関連付けファイルであって、各々のメタタグは{xc_xsl for−each}から開始する図を示す。
【図7A】メタタグ情報をもつ目的のファイルはオーサリングツールにより生成され且つコンバータによりXSLファイルに変換されるデータ処理装置のブロック図を示す図である。
【図7B】本発明の実施形態にしたがった拡張可能スタイルシートを生成するフローチャートである。
【図8A】ルート要素として<root/>をもつXMLにおけるファイルを示す図である。
【図8B】図8Aのファイルに関する対応するHTML文書を示す図である。
【図8C】分解されたXMLテキストデータをもつ要素を含むHTML文書の例を示す図である。
【図9】ソースファイルにおける同じ要素に関係し且つ図8A乃至8Cに結び付けて理解することが可能である動的対象の処理についてのフローチャートである。
Claims (34)
- 拡張可能スタイルシートを生成するための方法であって:
第1マークアップ言語の状態で目的のファイルを受け取る段階;
第2マークアップ言語の状態で少なくとも1つのソースファイルを受け取る段階;
目的のファイルにおいて動的対象を識別する段階;
目的のファイルにおける各々の動的対象をメタタグにより少なくとも1つのソースファイルにおける要素に関連付ける段階;
各々の動的対象をメタタグで置き換える段階;並びに
目的のファイルに関する拡張可能スタイルシートを生成する段階;
から構成されることを特徴とする方法。 - 請求項1に記載の方法であって、第1マークアップ言語の状態でターゲットファイルを受け取る前記段階は、所望の方法で目的のファイルを表示することが可能であるオーサリングツールにおける目的のファイルを表示する手順から構成される、ことを特徴とする方法。
- 請求項2に記載の方法であって、目的のファイルは静的コンテンツと動的対象とを含む、ことを特徴とする方法。
- 請求項3に記載の方法であって、第1マークアップ言語は、Hyper Text Markup Language(HTML)、Extensible Markup Language(XML)、Standard Generalized Markup Language(SGML)またはWireless Markup Language(WML)からなる群から選択される、ことを特徴とする方法。
- 請求項5に記載の方法であって、第2マークアップ言語は、Hyper Text Markup Language(HTML)、Extensible Markup Language(XML)、Standard Generalized Markup Language(SGML)またはWireless Markup Language(WML)からなる群から選択される、ことを特徴とする方法。
- 請求項3に記載の方法であって、目的のファイルのプレゼンテーションを表示する手順からさらに構成され、プレゼンテーションは静的コンテンツと多くの動的対象を含む、ことを特徴とする方法。
- 請求項6に記載の方法であって、第2マークアップ言語の状態で少なくとも1つのソースファイルを受け取る前記段階は:
文書型定義(DTD)を含む定義ファイルを受け取る手順;
定義ファイルにおける少なくとも1つの定義を動的対象の1つと関連付ける手順;並びに
目的のファイルからツリー構造を生成する手順であって、そのツリーはノードを含み、各々のノードは表示されるプレゼンテーションにおける動的対象の1つに対応する、手順;
から構成される、ことを特徴とする方法。 - 請求項7に記載の方法であって、メタタグのための情報を決定するためにツリー構造を全検索する手順からさらに構成される、ことを特徴とする方法。
- 請求項8に記載の方法であって、目的のファイルに関する拡張可能スタイルシートを生成する前記段階は第3マークアップ言語の状態で結果として得られるファイルを生成する手順から構成され、結果として得られるファイルは、少なくとも宣言を含む情報セグメントとメタタグのための情報を含む、ことを特徴とする方法。
- 請求項9に記載の方法であって、目的のファイルは拡張可能スタイルシートと共に少なくとも1つのソースファイルを表示することにより表示されることができる、ことを特徴とする方法。
- 拡張可能スタイルシートを生成するための方法であって:
マークアップ言語の状態で目的のファイルを受け取る段階であって、目的のファイルは複数の動的対象を含む、段階;
構造ツリーを受け取る段階であって、構造ツリーの各々のノードは目的のファイルにおける動的対象の1つに対応する、段階;
目的のファイルにおける各々の動的対象をメタタグにより少なくとも1つのソースファイルにおける要素に関連付ける段階;並びに
目的のファイルに関する拡張可能スタイルシートを生成する段階;
から構成されることを特徴とする方法。 - 請求項11に記載の方法であって、第1マークアップ言語の状態でターゲットファイルを受け取る前記段階は、所望の方法で目的のファイルを表示することが可能であるオーサリングツールにおける目的のファイルを表示する手順から構成される、ことを特徴とする方法。
- 請求項12に記載の方法であって、各々の動的対象は構造ツリーにおいて提供される1つまたはそれ以上のソースファイルにおいて対応する要素と関連付けられる、ことを特徴とする方法。
- 請求項13に記載の方法であって、マークアップ言語は、Hyper Text Markup Language(HTML)、Extensible Markup Language(XML)、Standard Generalized Markup Language(SGML)またはWireless Markup Language(WML)からなる群から選択される、ことを特徴とする方法。
- 請求項14に記載の方法であって、構造ツリーは、Hyper Text Markup Language(HTML)、Extensible Markup Language(XML)、Standard Generalized Markup Language(SGML)またはWireless Markup Language(WML)からなる群から選択されるマークアップ言語を用いて構築される、ことを特徴とする方法。
- 請求項11に記載の方法であって、目的のファイルにおける動的対象の各々を要素と関連付ける前記段階は:
各々の動的対象を構造ツリーにおけるノードの1つと関連付ける手順;並びに
メタタグのための関連情報を得るために構造ツリーを全検索する手順であって、関連情報は各々の動的対象と少なくとも1つのソースファイルにおける要素との間の関連性を含む、手順;
から構成される、ことを特徴とする方法。 - 請求項11に記載の方法であって、目的のファイルにおける動的対象の各々を要素と関連付ける前記段階は:
構造ツリーにおけるノードの1つに各々の動的対象をコピーする手順;並びに
各々の動的対象のメタタグのための関連情報を得るために構造ツリーを全検索する手順であって、関連情報は各々の動的対象と少なくとも1つのソースファイルにおける要素との関連性を含む、手順;
から構成される、ことを特徴とする方法。 - 請求項11に記載の方法であって、目的のファイルにおける各々の動的対象を要素と関連付ける前記段階は:
構造ツリーにおけるノードの1つにより少なくとも1つのソースファイルから各々の動的対象にその要素をコピーする手順;並びに
各々の動的対象のメタタグのための関連情報を得るために構造ツリーを全検索する手順であって、関連情報は各々の動的対象と少なくとも1つのソースファイルにおける要素との関連性を含む、手順;
から構成される、ことを特徴とする方法。 - 拡張可能スタイルシートを生成するための方法であって:
第1マークアップ言語における目的のファイルを受け取る段階であって、目的のファイルは複数の動的対象を含み、少なくとも2つの動的対象は第2マークアップ言語の状態でソースファイルにおける要素に関連される、段階;
ソースファイルを含む1つまたはそれ以上のソースファイルに対応する構造ツリーを提供する段階であって、構造ツリーの各々のノードは目的のファイルの動的対象の1つに関連する、段階;
構造ツリーにより動的対象を複数のメタタグによるソースファイルと関連付ける段階;
ソースファイルにおける同じ要素に関連する少なくとも2つの動的対象のための対応するメタタグを識別する段階であって、対応するメタタグは異なる識別子によりラベリングされている、段階;並びに
目的のファイルに関する拡張可能スタイルシートを生成する段階;
から構成されることを特徴とする方法。 - 請求項19に記載の方法であって、第1マークアップ言語は、Hyper Text Markup Language(HTML)、Extensible Markup Language(XML)、Standard Generalized Markup Language(SGML)またはWireless Markup Language(WML)からなる群から選択される、ことを特徴とする方法。
- 請求項20に記載の方法であって、第2マークアップ言語は、Hyper Text Markup Language(HTML)、Extensible Markup Language(XML)、Standard Generalized Markup Language(SGML)またはWireless Markup Language(WML)からなる群から選択される、ことを特徴とする方法。
- 請求項19に記載の方法であって、構造ツリーにより動的対象を複数のメタタグによるソースファイルとそれぞれ関連付ける前記段階は:
各々の動的対象をメタタグの1つと置き換える段階;並びに
各々のメタタグのための関連情報を得るために構造ツリーを全検索する段階であって、関連情報は各々の動的対象と少なくとも1つのソースファイルにおける要素との間の関連性を含む、段階;
から構成される、ことを特徴とする方法。 - 請求項19に記載の方法であって、構造ツリーにより動的対象を複数のメタタグによるソースファイルとそれぞれ関連付ける前記段階は:
各々の動的対象を構造ツリーにおけるノードの1つにコピーする段階;並びに
各々のメタタグのための関連情報を得るために構造ツリーを全検索する段階であって、関連情報は各々の動的対象と少なくとも1つのソースファイルにおける要素との間の関連性を含む、段階;
から構成される、ことを特徴とする方法。 - 請求項19に記載の方法であって、少なくとも2つの動的対象のための対応するメタタグを識別する前記段階は、対応するメタタグのための各々の宣言において異なる識別子を挿入する手順から構成される、ことを特徴とする方法。
- 請求項24に記載の方法であって、異なる識別子は、数字、文字、テキストおよびアルファニューメリックシンボルからなる群から選択される、ことを特徴とする方法。
- 拡張可能スタイルシートを生成するための装置であって:
表示スクリーン;
オーサリングツールとして文字列コードのための第1メモリ;
ソフトウェアモジュールとして文字列コードのための第2メモリ;並びに
第1マークアップ言語における目的のファイルにオーサリングツールを実行するために命令されるときに、第1メモリおよび第2メモリに結合され、表示スクリーンにおいて出力プレゼンテーションとして目的のファイルを表示させるようにするプロセッサであって、出力プレゼンテーションは複数の動的対象を含み、各々の動的対象は第2マークアップ言語における1つまたはそれ以上のソースファイルにおける要素の1つに関係し、次いでソースファイルに関係する構造ツリーが検索され、構造ツリーの各々のノードは目的のファイルにおける動的対象の1つに対応する、プロセッサ;
から構成され、
ソフトウェアモジュールは、各々の動的対象をメタタグにより1つまたはそれ以上のソースファイルに要素の1つと関連付け、メタタグのための関連情報を得るために構造ツリーを全検索し、そして、目的のファイルに関する拡張可能スタイルシートを生成するオペレーションを実施するためのプロセスにより実行される;
ことを特徴とする装置。 - 請求項26に記載の装置であって、第1マークアップ言語は、Hyper Text Markup Language(HTML)、Extensible Markup Language(XML)、Standard Generalized Markup Language(SGML)またはWireless Markup Language(WML)からなる群から選択される、ことを特徴とする方法。
- 請求項27に記載の装置であって、第2マークアップ言語は、Hyper Text Markup Language(HTML)、Extensible Markup Language(XML)、Standard Generalized Markup Language(SGML)またはWireless Markup Language(WML)からなる群から選択される、ことを特徴とする方法。
- 拡調可能スタイルシートを生成するための計算装置において実行される少なくともコンピュータプログラムコードを含むコンピュータ読み取り可能媒体であって:
第1マークアップ言語における目的のファイルを受け取るためのプログラムコード;
第2マークアップ言語における少なくとも1つのソースファイルを受け取るためのプログラムコード;
目的のファイルにおいて動的対象を識別するためのプログラムコード;
メタタグによりターゲットファイルにおける各々の動的対象を少なくとも1つのソースファイルにおける要素と関連付けるためのプログラムコード;
各々の動的対象をメタタグと置き換えるためのプログラムコード;並びに
目的のファイルに関する拡張可能スタイルシートを生成するためのプログラムコード;
から構成されることを特徴とするコンピュータ読み取り可能媒体。 - 請求項29に記載のコンピュータ読み取り可能媒体であって、第1マークアップ言語における目的のファイルを受け取るためのプログラムコードは、所望の方法で目的のファイルを表示することが可能であるオーサリングツールにおける目的のファイルを表示するためのプログラムコードから構成される、ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能媒体。
- 拡張可能スタイルシートを生成するための計算装置において実行される少なくともコンピュータプログラムコードを含むコンピュータ読み取り可能媒体であって:
マークアップ言語における目的のファイルを受け取るためのプログラムコードであって、目的のファイルは複数の動的対象を含む、プログラムコード;
構造ツリーを受け取るためのプログラムコードであって、構造ツリーの各々のノードは目的のファイルにおける動的対象の1つに対応する、プログラムコード;
メタタグにより目的のファイルにおける各々の動的対象を少なくとも1つのソースファイルにおける要素と関連付けるためのプログラムコード;並びに
目的のファイルに関する拡張可能スタイルシートを生成するためのプログラムコード;
から構成される、ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能媒体。 - 請求項31に記載のコンピュータ読み取り可能媒体であって、マークアップ言語における目的のファイルを受け取るためのプログラムコードは所定の方法で目的のファイルを表示することが可能であるオーサリングツールにおける目的のファイルを表示するためのプログラムコードから構成される、ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能媒体。
- 請求項32に記載のコンピュータ読み取り可能媒体であって、各々の動的対象は構造ツリーの1つまたはそれ以上のソースファイルにおける対応する要素と関連付けられる、ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能媒体。
- 拡張可能スタイルシートを生成するための計算装置において実行される少なくともコンピュータプログラムコードを含むコンピュータ読み取り可能媒体であって:
マークアップ言語における目的のファイルを受け取るためのプログラムコードであって、目的のファイルは複数の動的対象を含み、少なくとも2つの動的対象は第2マークアップ言語のソースファイルにおける要素に関係する、プログラムコード;
ソースファイルを含む1つまたはそれ以上のソースファイルに対応する構造ツリーを提供するためのプログラムコードであって、構造ツリーの各々のノードは目的のファイルにおける動的対象の1つに対応する、プログラムコード;
構造ツリーにより動的対象を複数のメタタグによるソースファイルとそれぞれ関連付けるためのプログラムコード;
ソースファイルにおける同じ要素に関係する少なくとも2つの動的対象のための対応するメタタグを識別するためのプログラムコードであって、対応するメタタグは異なる識別子によりラベリングされる、プログラムコード;並びに
目的のファイルに関する拡張可能スタイルシートを生成するためのプログラムコード;
から構成されることを特徴とするコンピュータ読み取り可能媒体。
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