JP2003520997A - 液体トナー及びそれを用いる印刷方法。 - Google Patents
液体トナー及びそれを用いる印刷方法。Info
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Abstract
Description
に関する。
(エレクトロインク:オランダ国、N.V.インジゴ社の商標)と呼ぶ新しい品名の
トナーの発明から始まる。このトナーは、キャリア液体中に分散するトナー粒子
を含むことにより特徴づけられる。トナー粒子は、コアから延びる繊維状延長体
を有するポリマーのコアを含む。トナー粒子が低濃度でキャリア液体中に分散し
ているとき、粒子は分離しているままである。トナーが静電像を現像するとき、
トナー粒子の濃度は増加し、繊維状延長体はからまる。
指示体に向けられている。それら特許および特許出願としては、米国特許第4,
794,651号、第4,842,974号、第5,047,306号、第5,
407,307号、第5,192,638号、第5,208,130号、第5,
225,306号、第5,264,435号、第5,286,593号、第5,
300,390号、第5,346,796号、第5,407,771号、第5,
554,476号、第5,655,194号、第5,792,584号、第5,
592,929号、PCT特許公開WO/92/17823号(米国特許出願0
8/203,596号に対応)、およびPCT特許出願PCT/IL99/00
394号があり、これらは本明細書の一部をなす。
た。しかし、このタイプの印刷は、特に、特許及び特許出願番号第4,678,
317号、第4,860,924号、第4,980,259号、第4,985,
732号、第5,028,964号、第5,034,778号、第5,047,
808号、第5,078,504号、第5,117,263号、第5,148,
222号、第5,157,238号、第5,166,734号、第5,208,
130号、第5,231,454号、第5,255,058号、第5,266,
435号、第5,268,687号、第5,270,776号、第5,276,
492号、第5,278,615号、第5,280,326号、第5,286,
948号、第5,289,238号、第5,315,321号、第5,335,
054号、第5,337,131号、第5,376,491号、第5,380,
611号、第5,426,491号、第5,436,706号、第5,497,
222号、第5,508,790号、第5,527,652号、第5,552,
875号、第5,555,185号、第5,557,376号、第5,558,
970号、第5,570,193号、第5,571,645号、第5,572,
274号、第5,585,900号、第5,592,269号、第5,596,
396号、第5,610,694号、第5,636,349号、第5,655,
194号、第5,737,666号、第5,745,829号、第5,749,
032号、第5,793,490号、第5,854,960号、第5,864,
353号、第5,900,003号、第5,915,152号、第5,923,
929号、第5,935,754号、及びPCT公開(現在は米国特許出願)W
O96/29633号(08/930,249号),WO96/35182号(
08/945,415号),WO96/29633号(08/894,707号
),WO97/07433号(08/011,634号),WO97/3938
5号(08/171,396号),WO98/55901号(08/445,0
35号),WO99/454,433号、及びPCT/IL98/00553及
びPCT/IL99/00363に記載されている。それらの開示は、本明細書
の一部をなす。
商標)、Omnius(登録商標)、Turbostream(商標)、Car
dpress(商標)の名で市販されている。
の様々な方法が、液体トナーについて開発されている。多くの材料上に印刷が行
われる。他の操作条件もまた様々である。
を含み、それは室温以上(好ましくは30〜40℃の貯蔵温度以上)の或る温度
でキャリア液体を溶媒和し、その温度未満ではキャリア液体を溶媒和せず、また
はその実質量を溶解しない。溶媒和温度以上では、ポリマーはキャリア液体を吸
収し、可塑化し、それを軟化させる。昇温下では、トナー物質は、紙基体と接合
するに充分に柔らかい。実際、紙に転写する温度及び圧力は、転写が完了し、転
写されたトナーが紙に定着され、画像が潰されないように制御される。
は、所定の粘度対温度特性を有する2成分を含むトナーを開示している。特に、
65℃未満の温度で3×105〜5×106の温度での粘度対温度の片対数プロ
ットにおいてブレークポイントを有するポリマーの混合物が、液体キャリアと混
合したトナーポリマーの40重量%において、比較的低い転写ブランケット温度
において像の良好な転写及び定着を可能とする。この重量%は、それがトナーの
紙基体への転写中に存在すると考えられる割合を示すので、標準として選択され
た。
含む。好ましくは、キャリア液体ポリマーとの混合物に対し40重量%のポリマ
ーは、68℃未満、より好ましくは65℃未満の温度で3.8×105〜5.3×
106の温度での粘度対温度の片対数プロットにおいてブレークポイントを有す
る。本発明の好ましい形態では、トナー粒子ポリマーは、2種またはそれ以上の
ポリマーを含む。
マーと、5〜25%の比較的低い粘度の第2のポリマーとを含む。本発明の幾つ
かの好ましい形態では、比較的低い粘度を有する第3のポリマーが、トナーポリ
マー中に2〜10%含まれる。本発明の好ましい形態では、第3のポリマーは、
トナーが印刷される基体の成分に対し反応性を有する。
のためトナーのより薄い層が利用される)、及び/又はその転写前にトナーから
液体を除去することにより液体の量が減少する、及び/又はプロセスのスピード
が増加し、紙への転写に利用可能な時間が減少する、条件の下で、最適な粘度は
、従来技術のトナーの粘度より減少することを発見した。
するポリマー材料を含むトナーに関する。
を形成するので、特に熱および圧力により転写されるときには、比較的直進性を
有する。
紙との化学的反応性を有する第1のポリマーの少量部と、比較的低い紙との化学
的反応性を有するか又は有しない第2のポリマーの多量部とを含む。本発明の好
ましい形態では、第1のポリマーは、トナー粒子中のポリマー全量の2〜10%
含まれる。本発明の幾つかの好ましい形態では、第2のポリマーは、ポリマーの
混合物である。
子中の他のトナーポリマーと適合性がある(均一混合物を形成する)。無水官能
基は、約70〜90℃の定着温度で、紙中のセルロースと結合を形成するものと
考えられる。特に、無水物中の酸素は、セルロース中の水素と結合する。このよ
うに、高速印刷条件の下では、紙へのトナーの転写およびトナーを溶融するため
に使用される比較的短い時間にもかかわらず、無水物(又は紙と親和性のある他
の物質)は、紙とトナーとの十分な結合を提供する。
ターポリマーの形であり、又は、例えば無水マレイン酸とグラフト重合した低密
度ポリエチレン、無水マレイン酸とグラフト重合したポリプロピレンコポリマー
、無水マレイン酸とグラフト重合した線状エチレンアセテートポリマーとするこ
とが出来る。無水官能基を含む他の物質もまた用いることが出来る。
。紙中の水又はヒドコキシル基により活性化された時、エポキシ基は紙中のヒド
ロキシル基と結合する。
るポリマー又はポリマー混合物を含み得るが、特に適切な第1のポリマーは、エ
チレンメタクリル酸コポリマー及びそれらのイオノマー、エチレンアクリル酸コ
ポリマー及びそれらのイオノマー、ポリアミド等、又はその混合物を含む。これ
らの物質の幾つかが最適な粘度よりも高いか又は低い粘度を有すること、および
ポリマーの混合物が所望の粘度を提供することが必要であることを理解すべきで
ある。
ア液体中に分散された、ポリマーブレンドを含むトナー粒子を含み、前記ポリマ
ーブレンドは、前記ポリマーブレンドの少量部を構成し、かつ比較的高い紙との
化学的反応性を有する第1のポリマーと、前記ポリマーブレンドの多量部を構成
し、かつ比較的低い紙との化学的反応性を有するか又は有しない第2のポリマー
とを含む液体トナーが提供される。
おいて、約65℃より低い温度で遷移状態を有し、前記遷移温度より低い温度で
は、温度による粘度の変化率は、前記遷移温度以上の温度での変化率より高い。 前記遷移温度では、粘度は約107センチポアズより低い請求項2に記載の液
体トナー。
ーを含む。
質的に不溶であり、前記ポリマーの少なくとも1種は、昇温下で前記キャリア液
体と溶媒和する。 本発明の好ましい形態では、前記ブレンド中の第1のポリマーの割合は、約2
%〜10%、好ましくは約5%である。
マーを含む。本発明の様々な好ましい形態によると、前記第1のポリマーは、1
種以上の無水マレイン酸ターポリマー、無水マレイン酸とグラフト重合した低密
度ポリエチレン、無水マレイン酸とグラフト重合したポリプロピレンコポリマー
、及び無水マレイン酸とグラフト重合した線状エチレンアセテートポリマーを含
む。
チレンメタクリル酸コポリマー、エチレンメタクリル酸コポリマーのイオノマー
、エチレンメタクリル酸コポリマーのエステル、低分子量エチレンアクリル酸コ
ポリマー、低分子量エチレンアクリル酸コポリマーのイオノマー、低分子量エチ
レンアクリル酸コポリマーのエステル、及び酸で変性したエチレンビニルアセテ
ートターポリマーを含む。 好ましくは、トナー粒子は、少なくとも1種の顔料を含む。
中に分散された、ポリマーブレンドを含むトナー粒子を含み、前記ポリマーブレ
ンドは、少なくとも第1および第2の異なるポリマーを含み、温度に対する粘度
の半対数冷却曲線において、約65℃より低い温度で遷移状態を有し、前記遷移
温度より低い温度では、温度による粘度の変化率は、前記遷移温度以上の温度で
の変化率より高い液体トナーが提供される。
より低い。好ましくは、前記遷移温度では、粘度は約105センチポアズより低
い。 本発明の好ましい形態では、前記遷移温度では、粘度は約104センチポアズ
以上である。
質的に不溶であり、前記ポリマーの少なくとも1種は、昇温下で前記キャリア液
体と溶媒和する。
エチレンメタクリル酸コポリマー、エチレンメタクリル酸コポリマーのイオノマ
ー、エチレンメタクリル酸コポリマーのエステル、低分子量エチレンアクリル酸
コポリマー、低分子量エチレンアクリル酸コポリマーのイオノマー、低分子量エ
チレンアクリル酸コポリマーのエステル、又は酸で変性したエチレンビニルアセ
テートターポリマーを含む。 好ましくは、前記トナー粒子は、少なくとも1種の顔料を含む。
先行する請求項のいずれかに記載の液体トナーにより現像する工程を具備する印
刷方法が提供される。 好ましくは、前記方法は、現像された像を、現像された面から最終基体に転写
する工程を備える。
部材に転写し、次いでそこから最終基体に転写することを含む。 本発明の好ましい形態では、前記転写は、転写された像を最終基体に定着する
ことを含む。
(Nucrel)699樹脂(デュポン社によるエチレンメタクリル酸コポリマ
ー)、120gのAC5120樹脂(アライドシグナル(Allied Sig
nal)社によるエチレンアクリル酸コポリマー)を、60gのロタダール(R
otadar)8200(アトケム(Atochem)社によるマレイン酸無水
物ターポリマー)及び1800gのイソパール(Isopar)−L(エクソン
社)、イソパラフィン炭化水素留分とともに、150℃に設定された加熱浴によ
り予熱された、ロス(Ross)複式遊星形ミキサー内に充填することにより製
造され得る。これらの成分は、スピード制御設定3で約1.5時間混合される。
スピードは、30分でスピード設定6に増加され、加熱が停止され、ミキサーは
、混合が続行しながらファンで冷却される。その結果、ペースト状物質が得られ
る。課題を解決する手段の欄で示された理由から、マレイン酸無水物が他のポリ
マーよりも紙に対するより高い親和性を有することが認められる。
80(BASF社)、7.45gのHelliogen Green顔料(BASF社)、4.
14gのステアリン酸アルミニウム(Riedel de Haen社)、および1384.0
7gのイソパールLとともに、3/16”クロム鋼研磨媒体を含む1S磨耗機(
ユニオンプロセス社)に充填される。この材料は、40℃で20時間粉砕される
。結果物は磨耗機から排出され、ある量のイソパールLと混合され、操作分散体
が形成される。
記載され、30重量部のレシチン、30重量部の塩基性バリウムペトロネート(
BBP)、及び安定剤として6重量部のイソプロピルアミンドデシルベンズウル
ホネート(ICI G3300B)を含む電荷制御剤を用いて荷電される。イソ
パールLに溶解された電荷制御剤は、トナー固形物1g当り電荷制御剤固形物3
0−40mgの量で添加される。上述の文献に記載されているように、キャリア
液体の2%のような少量のMarcol82を加えてキャリア液体混合物を形成しても
よい。 その結果は、比較的高い顔料濃度を有するシアントナーである。
Nucrel)699樹脂(デュポン社によるエチレンメタクリル酸コポリマー
)、240gのAC5120樹脂(アライドシグナル(Allied Sign
al)社によるエチレンアクリル酸コポリマー)、及び1800gのイソパール
(Isopar)−L(エクソン社)を、150℃に設定された加熱浴により予
熱された、ロス(Ross)複式遊星形ミキサー内に充填することにより製造さ
れ得る。これらの成分は、スピード制御設定3で約1.5時間混合される。スピ
ードは、30分でスピード設定6に増加され、加熱が停止され、ミキサーは、混
合が続行しながらファンで冷却される。その結果、ペースト状物質が得られる。
80(BASF社)、4.14gのHelliogen Green顔料(BASF社)、11
.5gのステアリン酸アルミニウム(Riedel de Haen社)、および1257gの
イソパールLとともに、3/16”クロム鋼研磨媒体を含む1S磨耗機(ユニオ
ンプロセス社)に充填される。この材料は、58℃で約1.5時間粉砕され、次
いで、45℃で10.5時間粉砕が続行される。結果物は磨耗機から排出され、
ある量のイソパールLと混合され、作動分散体が形成される。
記載され、30重量部のレシチン、30重量部の塩基性バリウムペトロネート(
BBP)、及び安定剤として15重量部のG3300を含む電荷制御剤を用いて
荷電される。イソパールLに溶解された電荷制御剤は、トナー固形物1g当り電
荷制御剤固形物30−40mgの量で添加される。
トナーである。ブラックトナーについては、追加の2.5mg/mgの安定化剤
が添加される。
しての粘度を示す。曲線1は、第1の例のトナーにおけるポリマー材料について
、曲線2は、第2の例のトナーにおけるポリマー材料について示す。これらの材
料は、40%w/wの濃度でイソパール−Lと混合したとき、約45℃および1
.05×104センチポアズ、および約55℃および104センチポアズにおい
てブレークポイントを有する。
いとされていたが、本明細書で説明されるように、より低い粘度のトナーが、紙
への転写時に固体濃度がより高い(例えばキャリア液体の蒸発のため)環境下、
または転写のための時間が大きく減少した環境下で、良好に働く。
規定されたトナーは、広範なポリマーを用いて製造され得ることを更に理解すべ
きであろう。特に、ヌクレル699の代わりに、他のエチレンメタクリル酸コポ
リマー及びイオノマー、及び様々な分子量のエチレンメタクリル酸コポリマーの
エステルを用いてもよい。本発明の好ましい形態では、低分子量エチレンアクリ
ル酸コポリマー及び/又はそのイオノマー、及びエステル及び/又は酸変性エチ
レンビニルアセテートターポリマー(ELVAX)のような他のターポリマーを
、上述の所定のAC5120と置換してもよい。
るポリマーは、無水官能基またはエポキシ基を有する適切なポリマー、又は紙に
、好ましくはセルロースの水素またはヒドロキシル基に化学的に強固に結合する
他のポリマーとすることが出来る。本発明に適切であると考えられている無水官
能基を有する材料の例としては、無水官能基を含むターポリマー、無水マレイン
酸とグラフト重合した線状低密度ポリエチレン、無水マレイン酸とグラフト重合
したポリプロピレンコポリマー、及び無水マレイン酸とグラフト重合した線状エ
チレンアセテートポリマーがある。
のシステムは、PCT出願PCT/IL98/00553に詳細に記載されてい
る。
ITM)110を用いている。しかし、感光体102の回りに複数の現像器10
8が位置している。それぞれの現像器は、感光体102上の静電像を種々のカラ
ー画像に現像する。像は、中間転写部材110に順に転写される。本発明の好ま
しい形態では、押圧ローラ42上のシート48が、それぞれの色ごとに一回回転
し、種々のカラー画像がシートに順に転写される。好ましくは、感光体102は
、複数またはすべてのカラー画像が感光体102の一回の回転中に現像されるの
に十分に大きい。或いは、像は、中間転写部材110に順に転写され、次いで、
シートに一緒に転写される。
が、一度のみ印刷される。(好ましくは、WO93/01531又はWO95/
10801に記載されているタイプの)現像器及び印刷機構の他の部品は、出願
’553の図11〜13に記載されている。例えば、出願’553の図2〜5に
記載されているもののような他の印刷機構もまた、使用することが出来る。
であり、中間転写部材の表面温度は95〜100℃である。ITMからの転写の
前に固体濃度を増加させるために、ファンは任意にITM上の像の上の空気を吹
き飛ばす。中間転写部材からの良好な転写を確保するために、ITMと押圧ロー
ラとの間の約1cmのニップにおいて、約6.4kg/cm2の例示圧が加えら
れる。加えて、トナーの中間転写部材への転写を確保するために、約650Vの
例示転写電圧が使用される。
ステムとの組合せにお有用である。このシステムでは、同じ通常のローラー現像
器がすべてのセパレーションを現像するために使用され、低いトナー粒子濃度(
例えば2%)の液体トナーが、現像ローラと感光体との間の空間に導入される。
このシステムでは、プロセススピードは61cm/秒であり、圧力は5kg/c
m2である。転写電圧は、約650Vである。詳細は、上述の刊行物に記載され
ている。
ると、有用なトナーポリマーのための標準の冷却曲線におけるブレークポイント
は、印刷条件に応じて変化し、104センチポアズ(またはそれ以下)〜約10 7 センチポアズである。好ましくは、もちろん温度は65℃以下、より好ましく
は60℃以下である。
すべきである。周知のように、割合、温度、混合時間、粉砕時間、および電荷制
御剤の選択は、液体トナーの製造において実質的に変化し得る。更に、種々の形
態が示されたが、本発明の一つの形態の詳細は、適用可能であるならば、他の形
態に適用し得る。同様に、種々の形態において示された詳細のいくつかは、好ま
しいものではあるが、基本的なものではなく、いくつかの好ましい形態では省略
してもよい。
定的な意味ではなく、包含することを意味する。
としての粘度(センチポアズ)の片対数プロットを示す図。
。
Claims (41)
- 【請求項1】 キャリア液体、及び このキャリア液体中に分散された、ポリマーブレンドを含むトナー粒子 を含み、 前記ポリマーブレンドは、前記ポリマーブレンドの少量部を構成し、かつ比較
的高い紙との化学的反応性を有する第1のポリマーと、前記ポリマーブレンドの
多量部を構成し、かつ比較的低い紙との化学的反応性を有するか又は有しない第
2のポリマーと を含む液体トナー。 - 【請求項2】 前記ポリマーブレンドは、温度に対する粘度の片対数冷却曲線において、約6
5℃より低い温度で遷移状態を有し、前記遷移温度より低い温度では、温度によ
る粘度の変化率は、前記遷移温度以上の温度での変化率より高い請求項1に記載
の液体トナー。 - 【請求項3】 前記遷移温度では、粘度は約107センチポアズより低い請求項2に記載の液
体トナー。 - 【請求項4】 前記遷移温度では、粘度は約2×105センチポアズより低い請求項3に記載
の液体トナー。 - 【請求項5】 前記遷移温度では、粘度は約104センチポアズ以上である請求項2〜4のい
ずれかに記載の液体トナー。 - 【請求項6】 前記第2のポリマーは、少なくとも2種のポリマーを含む請求項1〜5のいず
れかに記載の液体トナー。 - 【請求項7】 前記ポリマーブレンドは、前記キャリア液体に実質的に不溶であり、前記ポリ
マーの少なくとも1種は、昇温下で前記キャリア液体と溶媒和する請求項1〜6
のいずれかに記載の液体トナー。 - 【請求項8】 前記ブレンド中の第1のポリマーの割合は、約2%〜10%である請求項1〜
7のいずれかに記載の液体トナー。 - 【請求項9】 前記割合は、約5%である請求項8に記載の液体トナー。
- 【請求項10】 前記第1のポリマーは、無水官能基を有するポリマーを含む請求項1〜9のい
ずれかに記載の液体トナー。 - 【請求項11】 前記第1のポリマーは、無水マレイン酸官能基を有するポリマーを含む請求項
1〜10のいずれかに記載の液体トナー。 - 【請求項12】 前記第1のポリマーは、無水マレイン酸とグラフト重合した線状低密度ポリエ
チレンを含む請求項1〜11のいずれかに記載の液体トナー。 - 【請求項13】 前記第1のポリマーは、無水マレイン酸とグラフト重合したポリプロピレンコ
ポリマーを含む請求項1〜12のいずれかに記載の液体トナー。 - 【請求項14】 前記第1のポリマーは、無水マレイン酸とグラフト重合した線状エチレンアセ
テートポリマーを含む請求項1〜13のいずれかに記載の液体トナー。 - 【請求項15】 前記第2のポリマーは、エチレンメタクリル酸コポリマーを含む請求項1〜1
4のいずれかに記載の液体トナー。 - 【請求項16】 前記第2のポリマーは、エチレンメタクリル酸コポリマーのイオノマーを含む
請求項1〜15のいずれかに記載の液体トナー。 - 【請求項17】 前記第2のポリマーは、エチレンメタクリル酸コポリマーのエステルを含む請
求項1〜16のいずれかに記載の液体トナー。 - 【請求項18】 前記第2のポリマーは、低分子量エチレンアクリル酸コポリマーを含む請求項
1〜17のいずれかに記載の液体トナー。 - 【請求項19】 前記第2のポリマーは、低分子量エチレンアクリル酸コポリマーのイオノマー
を含む請求項1〜18のいずれかに記載の液体トナー。 - 【請求項20】 前記第2のポリマーは、低分子量エチレンアクリル酸コポリマーのエステルを
含む請求項1〜19のいずれかに記載の液体トナー。 - 【請求項21】 前記第2のポリマーは、酸で変性したエチレンビニルアセテートターポリマー
を含む請求項1〜20のいずれかに記載の液体トナー。 - 【請求項22】 前記トナー粒子は、少なくとも1種の顔料を含む請求項1〜21のいずれかに
記載の液体トナー。 - 【請求項23】 キャリア液体、及び このキャリア液体中に分散された、ポリマーブレンドを含むトナー粒子 を含み、 前記ポリマーブレンドは、少なくとも第1および第2の異なるポリマーを含み
、 温度に対する粘度の半対数冷却曲線において、約65℃より低い温度で遷移状態
を有し、前記遷移温度より低い温度では、温度による粘度の変化率は、前記遷移
温度以上の温度での変化率より高い液体トナー。 - 【請求項24】 前記遷移温度では、粘度は約107センチポアズより低い請求項23に記載の
液体トナー。 - 【請求項25】 前記遷移温度では、粘度は約105センチポアズより低い請求項23に記載の
液体トナー。 - 【請求項26】 前記遷移温度では、粘度は約104センチポアズ以上である請求項23〜25
のいずれかに記載の液体トナー。 - 【請求項27】 前記ポリマーブレンドは、前記キャリア液体に実質的に不溶であり、前記ポリ
マーの少なくとも1種は、昇温下で前記キャリア液体と溶媒和する請求項23〜
25のいずれかに記載の液体トナー。 - 【請求項28】 前記ポリマーブレンドは、エチレンメタクリル酸コポリマーを含む請求項23
〜27のいずれかに記載の液体トナー。 - 【請求項29】 前記ポリマーブレンドは、エチレンメタクリル酸コポリマーのイオノマーを含
む請求項23〜28のいずれかに記載の液体トナー。 - 【請求項30】 前記ポリマーブレンドは、エチレンメタクリル酸コポリマーのエステルを含む
請求項23〜29のいずれかに記載の液体トナー。 - 【請求項31】 前記第2のポリマーは、低分子量エチレンアクリル酸コポリマーを含む請求項
23〜30のいずれかに記載の液体トナー。 - 【請求項32】 前記第2のポリマーは、低分子量エチレンアクリル酸コポリマーのイオノマー
を含む請求項23〜31のいずれかに記載の液体トナー。 - 【請求項33】 前記第2のポリマーは、低分子量エチレンアクリル酸コポリマーのエステルを
含む請求項23〜32のいずれかに記載の液体トナー。 - 【請求項34】 前記第2のポリマーは、酸で変性したエチレンビニルアセテートターポリマー
を含む請求項23〜33のいずれかに記載の液体トナー。 - 【請求項35】 前記トナー粒子は、少なくとも1種の顔料を含む請求項23〜34のいずれか
に記載の液体トナー。 - 【請求項36】 静電像を提供する工程、及び この静電像を、請求項1〜35のいずれかに記載の液体トナーにより現像する
工程 を具備する印刷方法。 - 【請求項37】 現像された像を、現像された面から最終基体に転写する工程を備える請求項3
6に記載の方法。 - 【請求項38】 前記最終基体は、セルロースを含む請求項37に記載の方法。
- 【請求項39】 前記最終基体は、紙を含む請求項37に記載の方法。
- 【請求項40】 前記現像された像の転写は、像を最初に中間転写部材に転写し、次いでそこか
ら最終基体に転写することを含む請求項37〜39のいずれかに記載の方法。 - 【請求項41】 前記転写は、転写された像を最終基体に定着することを含む請求項37〜40
のいずれかに記載の方法。
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