JP2003520987A - 変調器を有する集積減衰器及びこれを使用するwdmシステムのための伝送モジュール - Google Patents

変調器を有する集積減衰器及びこれを使用するwdmシステムのための伝送モジュール

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ダヴィド シアンカルポレ
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Abstract

(57)【要約】 プレーナー基板上に集積された光デバイスが開示され、それはマッハツェンダー変調器と光学的に結合されたY字型管減衰器を含む。本デバイスはY分岐減衰器とマッハツェンダー変調器との間で無誘導放射によって引き起こされたクロストークを減少させる手段も含む。1実施例において、クロストークの減少がマッハツェンダー変調器とY分岐減衰器の1つのアームとを接続することによって獲得される。本発明は集積デバイスを含む伝送モジュールも含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は光ファイバ伝送システムの送信機に含まれる集積光デバイスに関する
。特に、本発明はエルビウム添加ファイバ増幅器に基づくWDM光ファイバ伝送
システムの送信器に含まれる集積減衰器を有する変調器に関し、それはチャネル
パワーの事前調整を使用している。さらに、本発明は基板上に集積されたデバイ
ス間のクロストークを減少させるための方法に関する。
【0002】
【発明の背景】
ローカル及びトランクの両光通信ネットワークのために弱い光信号を増幅する
エルビウム添加ファイバ増幅器(EDFA)を使用することにかなりの関心が持
たれている。希土類添加光増幅ファイバは価格が安く、低ノイズを示し、偏光依
存ではない相対的に大きな帯域幅を提供し、実質的に減じられたクロストーク問
題を示し、かつ光通信で使用される関連操作波長での低挿入損失を提供する。
【0003】 現在関心が持たれていることは現行の光ファイバ通信システムの容量を増加さ
せることである。エルビウム添加ファイバ増幅器技術の最近の進歩によって容量
の増加は波長分割多重(WDM)チャネルで最もよく得ることができることが示
唆される。 光通信システムにおいてWDMチャネルを実行するときの主要な問題は利得均
等化の不足である。さらに具体的に言うと、非均一化波長依存利得特性及びエル
ビウム添加ファイバ増幅器などの光ファイバ増幅器の飽和特性のために、WDM
システムにおけるそれぞれのチャネルは異なる光利得に直面し、それは低利得を
有するチャネルに対して過度の符号誤り率という結果になる。
【0004】 この問題の解法はAT&Tベル研究所の米国特許第5,225,922号で示
され、WDMシステムのチャネルの出力パワー及び信号対ノイズ比が光入力信号
パワーを調整することによって選択的に均等化されている光伝送システムを開示
している。パワー調整器は光増幅器または光減衰器または各チャネルの信号のパ
ワーの増加または減少を選択して使用できるなんらかの装置のいずれかである。
【0005】 ニオブ酸リチウム技術に基づく集積光デバイスはWDMシステムの分野で周知
である。(例えばS.ボッソ(S.Bosso)氏による「電気通信システムにおけるニオ
ブ酸リチウム集積光学の適用(Application of lithium niobate integrated opt
ic in telecommunication systems)」光エンジニアリングのための国際社会(The
international Society for Optical Engineering)1999年3月号「集積光
デバイス(Integrated Optics Devices III 頁34乃至37 Proc.写真・光学計
測技術者協会(SPIE)Vol.3620など参照) 光変調器は最も普通に使用される集積光コンポーネントのうちにある。それら
は偏光を発射する連続波(CW)レーザからファイバ光リンクへと伝送される光
総量を制御することによって機能する。デジタル応用法として一般に使用される
光変調器はマッハツェンダ干渉計導波路構造で構成され、2つのY接合及びそれ
らの間の2つの導波路アームを有し、進行波電極を有するニオブ酸リチウム基板
上に集積されている。デジタルマッハツェンダ変調器の駆動電圧を減少させるた
めに過去何年にも渡って最適化の努力がなされ、駆動電圧(2.5Gbit/s
時)の代表値3−4Vが今や市販デバイスにおいて再現可能に達成されている。
最近では、新しい装置が紹介され、変調器と共に可変の減衰器を同じニオブ酸リ
チウム基板上で集積し、それはEDFA利得形状(shape)を補償するためにチャ
ネル毎パワー調整を実行する。
【0006】 一例は“OC192、集積10Gb/s振幅変調器及び減衰器”であってSD
L集積光学(SDL Integrated Optics)社のモデルIOAP−MOD9189−F
−F−Oとして市販されている。 99年9月24日付けのSDL集積光学社によるデータシートによれば、この
変調器は市販で入手可能な駆動装置の広い範囲で使いやすいという低駆動電圧の
利点を有する。減衰ポートに関して、同じデータシートで8Vと12Vの間に含
まれる駆動電圧値が報告されている。
【0007】 別の例は、“集積可変光減衰器(VOA)を有する10Gb/sデータ変調器
(10 Gb/s Data Modulator with Integrated Variable Optical Attenuator(VOA)
"であって、JDSユニフェーズ(JDS Uniphase)社のモデル10150―002
193として市販されている。 99年11月付けのJDSユニフェーズ社のデータシートによれば、この変調
器は4V未満のVOA部分に対する駆動電圧を有する。
【0008】 Y分岐エレクトロオプティカル減衰器は先行技術において知られている。一般
的に言えば、これらのデバイスは導波路近くに蒸着された電極を有するY分岐導
波路構造を含む。電極に適用される標準電圧は15−20Vより高く、30−5
0Vに到達し得る。 ルーセントテクノロジー(Lucent Technologies)社の米国特許第5,970,
201は光パワーレベルを規制する回路を開示している。エレクトロオプティッ
クY分岐減衰器はY分岐減衰器の出力から減衰器の電極へのフィードバック・ル
ープによって光出力強度を制御するために使用され、出力される光の総量を決定
する。
【0009】 上記の特許が直面する問題は、1つまたはいくつかの波長チャネルが挿入ある
いは抽出されるときの光学的に増幅された伝送システムにおいてと同様に、偏光
状態でランダム変化を有する光信号のパワーを制御するために光ネットワークに
挿入され得る偏光独立減衰器を得ることである。Y分岐減衰器と共に高速のフィ
ードバックループを使用することが偏光独立自動パワー制御デバイスを得ること
を可能にし、それは光スイッチアレーとの組み合わせで使用される。
【0010】
【発明の概要】
出願人はマッハツェンダ変調器の同じ基板上に集積されたY分岐減衰器を使用
することによって集積減衰器を有する変調器を実現した。 出願人はY分岐減衰器の高駆動電圧がマッハツェンダ変調器の同じ基板上のY
分岐減衰器の集積に対して重要問題ではないということに気付いた。
【0011】 チャネルの事前均等化を使用するWDMシステムの要求を満たすために、マッ
ハツェンダ変調器及び同じ基板上に集積されたY分岐減衰器を含むエレクトロオ
プティック装置に対する重要問題は2つの集積デバイス間のクロストークの減少
であることに出願人は気付いた。かかるクロストークは上位デバイスに属する導
波路部分から始まる基板上に拡散する無誘導光パワーの一部分によって引き起こ
され、光パワーは次に下位デバイスに属する導波路セクションによって再誘導さ
れる。
【0012】 この観点から、出願人はマッハツェンダ変調器に関してY分岐減衰器の特定の
配置が2つのデバイス間のクロストークを効果的に減少させるが、他の配置はWD
Mシステムにとって受け入れがたい値までクロストークの損害を受けることに気
づいた。 特に、Y分岐減衰器の共通の導波路に結合されたマッハツェンダ変調器を含む
構成に関して、Y分岐減衰器のアームの1つに結合されたマッハツェンダ変調器
を含む構成は2つのデバイス間のクロストークを効果的に減少させることに出願
人は気付いた。
【0013】 出願人は傾斜Y分岐減衰器の使用が効果的にクロストークを減少させることに
も気付いた。 出願人は2つの集積デバイス間の基板上に放射された光パワーの一部分をフィ
ルタリングし、かつ/または“素早く拡げる”方法がクロストークを減少させる
ために効果的に実行されることに気付いた。
【0014】 第1の特徴で、本発明は平坦基板と、前記基板に集積されたマッハツェンダ変
調器とを含む集積光デバイスに関し、本集積デバイスは、 前記マッハツェンダ変調器と光学的に結合され、且つ、前記基板上に集積され
て減衰範囲を与えるY分岐光減衰器と、 前記Y分岐減衰器と前記マッハツェンダ変調器との間のクロストークを減少さ
せる減少手段とを含み、 少なくとも6dBの減衰範囲の下で前記集積光デバイスの消光比が少なくとも
18dBになる。
【0015】 光デバイスの消光比はその減衰範囲に関して少なくとも20dBであることが
望ましい。 1つの実施例で、マッハツェンダ変調器はY分岐光減衰器の1つのアームと光
学的に結合されている。 代わりの実施例で、マッハツェンダ変調器はY分岐光減衰器の共通導波路と光
学的に結合されている。
【0016】 クロストークを減少させる手段は経線方向に関して平行に前記Y分岐減衰器の
1つのアームを配置することを含む。 クロストークを減少させる手段は前記基板上に拡がっている無誘導放射線のフ
ィルタを含み、フィルタは前記Y分岐光減衰器と前記マッハツェンダ変調器間の
範囲に配置される。 かかるフィルタはY分岐光減衰器及びマッハツェンダ変調器を結合している接
続光導波路の側部に配置された金属片を含む。 金属片同士間の間隙は前記結合する光導波路のMFDの約170%である。
【0017】 1つの例において、金属片の長さは約4mmである。 金属片はY分岐光減衰器の電極の延長部分で集積される利点があり、そのため
電極間の間隙は延長部分の第1部分で接続導波路のMFDの約100%から約1
70%へと徐々に増加し延長部分の第2部分において接続導波路のMFDの約1
70%である。 クロストークを減少させる方法はマッハツェンダ変調器の導波路の幅に関して
5%から16%低い幅を有するY分岐光減衰器のための導波路を含む。 Y分岐光減衰器の導波路の幅はマッハツェンダ変調器の導波路の幅より8%少
ないことが望ましい。
【0018】 第2の特徴で、本発明は集積光デバイスに関し、本集積光デバイスは、 基板と、 前記基板上に集積されたマッハツェンダ変調器と、 前記基板上に集積されたY分岐光減衰器とを含み、 前記マッハツェンダ変調器は前記Y分岐光減衰器の1つのアームに光学的に結
合されている。
【0019】 第3の特徴で、本発明は基板上に集積された光導波路を含む少なくとも2つの
デバイス間のクロストークを減少させる方法に関し、前記光デバイスの各々が光
導波路の少なくとも1つのマルチモード部分を含み、前記クロストークは前記光
デバイス間に含まれる範囲の前記基板上で伝搬される無誘導光放射線によって生
成され、前記方法は前記範囲の前記無誘導放射線をフィルタリングすることを含
む。
【0020】 第4の特徴で、本発明は光信号を発射するレーザ光源と、前記光信号の強度を
変調するための集積光デバイスとを含む伝送モジュールに関し、本伝送モジュー
ルは、 基板上に形成されたマッハツェンダ変調器を含み、 前記基板上に形成され、前記変調器に光学的に結合され、減衰範囲を与えるY
分岐光減衰器と、 前記Y分岐光減衰器と前記マッハツェンダ変調器との間でクロストークを減少
させる手段と、 それによって少なくとも6dBの減衰範囲で光デバイスの拡張範囲が少なくと
も18dBである。
【0021】 第5の特徴は、本発明は光信号を発射するレーザ光源と、前記光信号の強度を
変調する集積光デバイスとを含む伝送モジュールに関し、本伝送モジュールは、 基板上に形成されたマッハツェンダ変調器と、 前記基板上に形成されたY分岐光減衰器とを含み、 前記マッハツェンダ変調器が前記Y分岐光減衰器の1つのアームと光学的に結
合されている。
【0022】 Y分岐光減衰器はマッハツェンダ変調器に関して上位に位置することが望まし
い。 代わりの実施例で、Y分岐光減衰器はマッハツェンダ変調器に関して下位に位
置することが望ましい。 集積光デバイスは前記Y分岐光減衰器の2番目のアームと結合されたダミー導
波路と前記ダミー導波路と光学的に結合されたフィードバック回路とを含み、前
記フィードバック回路は前記発射信号の導波路を制御するための電気制御回路を
含む。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は少なくとも1つの発信局101、少なくとも1つの受信局102、及び
光ファイバスパン104で分離された光増幅局103を含む光伝送路を含むWD
Mシステム100を概略的に示す。 発信局101は異なる波長λ1…λNのN個の変調された信号を伝送するための
N個の伝送モジュールT1、T2…TNを有する。数Nは例えば32、または64
または128である。ここ及び次の説明で“チャネル”として“波長λの変調光
信号“が参照される。図2を参照して以下にさらに詳細に述べている望ましい実
施例において、伝送モジュールT1、T2…TNは中継器モジュールであって、発
信局101(図1には示されていない)に供給された外部起点の光信号を受信す
るために適合され、WDMシステム100に適した新しいパラメータ特性(波長
、フォーマットなど)でそれらを検出し再生成する。これらの外部起点の光信号
は例えばWDMシステムがその一部である複雑なネットワークの先行ノードから
来るかもしれない。
【0024】 発信局101は多重装置105も含み、伝送モジュールT1、T2…TNで出て
いくチャネルをファイバ107上で結合する。多重装置105は例えばパッシブ
スプリッタ、カスケード状干渉フィルタ、石英ファイバカプラ、またはアレイ導
波路グレーティングなどの当業者に都合が良い様態で実現されるかもしれない。 ファイバ107は単一モードファイバであることが望ましい。ファイバ107
はステップインデックスファイバであることがさらに望ましい。
【0025】 発信局101は適当な値にチャネルのパワーレベルを上げるために発信器光フ
ァイバ増幅器109も含み、良い伝送品質を保証するために、同じ第1スパン1
04の終端で十分なパワーレベルを維持しながら第1光ファイバスパン104を
移動することをチャネルに可能にする。送信器光増幅器109は少なくとも1つ
のエルビウム添加ファイバ増幅器を含む。
【0026】 エルビウム添加光増幅器を含む複数の光増幅局103は伝送路に沿って配置さ
れる。増幅局の数は、正確な配置、構成、励起及び各増幅局103のエルビウム
添加ファイバ増幅器の数同様に、それぞれの実際のケースで起きる特定の必要性
を満たすために当業者によって適応され得る。 光増幅局103は光ファイバスパン104で分離され、それはステップインデ
ックス光ファイバ、分散シフトファイバ、またはステップインデックスと分散シ
フトファイバの連結によってでさえ形成され得る。分散シフトファイバは例えば
非ゼロ分散ファイバ及び大有効範囲ファイバ(large effective area fibers)を
含む。一般的に、光ファイバ形成スパン104は単一モード光ファイバである。
【0027】 受信局102は受信器モジュールR1、R2…RK及び多重分離装置106を含
み、それは光ファイバ108を経由して光伝送路から来る異なる波長λ1…λK
Kチャネルを分離し、受信器モジュールR1、R2…RKに送出する。 多重分離装置105は例えばパッシブスプリッタ、カスケード状干渉フィルタ
、石英ファイバカプラ、またはアレイ導波路グレーティングなどの当業者に都合
の良い様態で実現されるかもしれない。
【0028】 ファイバの最終スパン及び多重分離装置106から結果として生じる損失を補
償するために、受信器光増幅器110が受信局102に追加されることが有利で
ある。受信器光増幅器は少なくとも1つのエルビウム添加光ファイバ増幅器を含
む。 WDMシステム100は伝送路に沿って追加及び抽出局も含み、1つのチャネ
ルあるいはチャネルグループを明細書による分散等化器同様に追加かつ/または
抽出し得る。
【0029】 中間局で追加されかつ抽出されるチャネル数が互いに異なるとき受信チャネル
Kの数は送信チャネル数Nと異なる。 非均一波長依存利得特性及び増幅局103(送信器及び受信器光増幅器109
、110においてと同様に)に含まれるエルビウム添加ファイバ増幅器の飽和特
性のために、WDMシステム100の各チャネルは伝送路に沿って異なる光利得
に直面する。1つ以上の増幅局を含む光伝送システムにおいて、様々なWDMチ
ャネル間の光利得の大きな差へと導かれ得る。1つ以上の増幅局を含む光伝送シ
ステムにおいて、様々なWDMチャネル間の光利得の大きな差はいくつかのチャ
ネルにおける受け入れがたい符号誤り率(BER)性能の原因となり得る。光利
得のこの差を補償するために、送信器モジュールT1、T2…TNに含まれる電気
的に制御可能な減衰器を使用することによって、発信局101で様々なチャネル
間でパワーレベルの予め決めた差を取り入れることが可能である。実際に、各伝
送チャネルのパワーレベルは電気的に制御可能な減衰器によって慎重に調整され
、それはより大きな光利得に従属するチャネルが発信局101でより減衰されて
いる(デエンファサイズされた)といったような様態でである。かかる方法はデ
エンファシス(de-emphasis)WDMとして知られている。様々なチャネルのパワ
ーレベルの微調整は伝送システム100の1つ以上のパラメータを最適化するた
めに実行される。例えば、チャネルのデエンファシスレベルはパワーレベルまた
は信号対雑音比(SNR)または受信局102の全チャネルのBERを等しくす
るために調整される。
【0030】 図2を参照すると、中継器モジュール40は示されたデエンファシスを使用す
るWDMシステムにおける発信器モジュールとして使用されるのに特に適してい
る。わかりやすくするために、光パスが実線で示され、一方電気的パスは点線で
表されている。 中継器モジュール40は光検出器41、電子増幅器43及び44で概ね識別さ
れる変調レーザエミッタの補助(piloting)回路を含む。
【0031】 45で概ね区別される中継補助制御信号を生成する回路はパイロット回路43
に結合されることが便利である。 変調レーザエミッタ44はレーザ46及び外部光強度変調器47を含み、それ
は通常偏光保存ファイバで結合されている。 外部光強度変調器47は変調部分49及び減衰部分48を含む。変調部分49
は平坦基板上に集積されたマッハツェンダタイプの変調器を含む。増幅部分48
はマッハツェンダ変調器の同じ基板上に集積された電気的に制御可能な減衰器を
含む。図2において減衰部分48は変調部分49に関して上位にある。別の実施
例では変調部分49が減衰部分48に関して上位にある。ここ及び以下の説明で
、“下位”及び“上位”は強度変調器47で挿入された光信号の伝搬方向に参照
されるべきである。外部光強度変調器47は、図7から20を参照しつつ、以下
の説明で詳細に述べられる。
【0032】 中継器モジュール40はレーザ46に結合された波長制御回路50及び減衰部
分48に結合される減衰器制御回路51も含む。 入力光ファイバ52及び出力光ファイバ53はモジュール40にも取り付けら
れる。 中継器40の操作は以下の通りである。伝送特徴(波長、プロトコル、ビット
レート…)を与えられた外部起点の光信号は、入力光ファイバ52を経由し、光
検出器41で受信され、それは光信号を電気信号に変換する。電気信号は電子増
幅器42、次にパイロット回路43に供給される。
【0033】 WDMシステム100(図1参照)の特定の要求によって、レーザ46は事前
選択値の波長を有する光信号を偏光した(通常TE)持続波を発射し、それは回
路50によって正確に制御される。レーザ46によって発射された光信号は外部
光変調器47に送り込まれる。 パイロット回路43は電子増幅器42から来る電気信号に事前選択された最適
変調特性を与える。変調特性がWDMシステム100(図1参照)の特定の要求
に従ってレーザ46から出てくる光信号へ転送されるために適応される。例えば
、与えられた変調ビットレートに対して最適化された電子の3R(リタイミング
、リシェーピング及び再生成)が電気信号上で実行される。アドミッティング回
路(admitting circuit)45によって追加制御信号も追加されるかもしれない。
例えば、FEC(前進型誤信号訂正)信号が再生成信号と交互配置されるかもし
れない。別の例として、サービスチャネルが追加されるかもしれない。
【0034】 レーザ46から出ていく光信号の新しい変調特徴の転送は外部光変調器47で
実現される。この最後に、パイロット回路(pilot circuit)43から出ていき数
100MHzから数10GHzの周波数範囲の変調情報を運ぶ電気信号は外部光
変調器47の変調部分49へと送り込まれる。 外部光変調器47の減衰部分48は光信号の正確で事前選択されたパワーレベ
ルを提供し、それは先に述べたように、光信号自身の波長と結びついた特定のデ
エンファシスレベルに従って規制される。この最後に、制御ユニット51は減衰
部分48に電気制御信号を送出する。以下では、“減衰器”48として減衰部分
48及び“変調器”49として変調部分49が通常参照される。
【0035】 外部変調器47から出ていく調整されたパワーレベルを有するチャネルは次に
出力光ファイバ53を経由して多重装置105(図1参照)の方へと送出される
。 変調器49の同じ基板上に集積された減衰器48は獲得されるチャネル毎パワ
ーを調整するための大変小型で低損失の装置47を可能にする。しかしながら、
出願人は2つのブロック48、49の集積が大変慎重に実行されるべきであるの
は、変調器49の特性が減衰器48を構成している導波路構造が単に存在するこ
とによって不利に影響を受け得るからである(逆の場合も同様)ということに気
付いた。即ち、2つのデバイス間のクロストークは集積によって生成される。以
下の説明の中で、実施例及び集積減衰器47を有する光変調器の例がどのように
クロストーク問題が克服され得るかを示しつつ詳細に述べられる。
【0036】 集積減衰器47を有する変調器の2つの形成ブロックは変調部分49に対する
マッハツェンダ強度変調器及び減衰部分48に対するY分岐光減衰器である。図
3から6を参照しつつ2つの形成ブロックに対する短い説明を最初に行う。 図3は減衰器48を概略的に示し、それは共通の単一モード導波路21及びそ
れらの間に鋭角を形成する2つの単一モード導波路アーム23a、23bを含み
、それぞれは連結部分22から離れていて、図3において点線で概略的に強調さ
れているマルチモード範囲を形成している。導波路21、23a、23bは例え
ばxカット、y伝搬 LiNbO3などの平坦エレクトロオプティカル基板上に集積さ
れている。中央のほぼ三角形状の電極24及び横の電極25a、25bは導波路
近くの基板上に蒸着されていて、望ましい電極−電極間隙を維持するために、導
波路の形に適合する形を有している。基板上の電極の正確な形及び配置は実行さ
れるための特定の要求に従って当業者によって完成される。
【0037】 主としてDCである低周波数を有する電気信号が適合する生成器及び駆動装置
によって中央の電極24に適用される。図2の送信器モジュール40では、DC
電圧を供給する生成器及び駆動装置は51として概略的に示された回路に対応す
る。 横の電極25a、25bは主としてグラウンド電圧である基準電圧に接続され
る。
【0038】 入力光信号は入力導波路21(図3の左から右)に送り出される。図2の送信
器モジュール40において入力光信号はレーザ46によって供給される。 中央電極24に電圧が供給されないとき、光信号のパワーは導波路アーム23
a、23b間で等しく分割される。中央電極24にVatt≠0の電圧を適用する
ことによって、マルチモード範囲22の周辺での屈折率は変化され導波路アーム
23a、及び23bから出ていく光信号のパワー比は修正され正確に調整され得
る。この場合、例えばアーム23aなどの導波路アーム23a、23bの1つか
ら出ていく光信号の一部分として“減衰器48から出ていく光信号”が参照され
る。
【0039】 減衰器48を形成するY分岐は例えばアーム23a(図3の右から左)などの
導波路アームの1つへ入力信号を送り出すことによって、逆の様態でも使用され
得る。中央の電極24に電圧が供給されないとき、光信号は、単一モード導波路
21に誘導される伝搬基本モード、及び連続スペクトルモードで基板上に放射さ
れている伝搬第1高次オーダーモードに基づくマルチモード範囲22で等しく分
割される。“導波パワー”の3dBの損失はマルチモード範囲22によってこの
ように生成される。中央電極24にVatt≠0を適用することによって、導波路
21で伝搬されている光信号のパワーは変更され正確に調整される。この場合共
通導波路21から出ていく光信号として“減衰器48から出ていく光信号”が参
照される。
【0040】 図4は両方の場合に対して減衰器48から出ていく光信号のパワーI対適用さ
れる電圧Vattの特性曲線を概略的に示す。 a)入力共通導波路21に送り出された入力光信号と共に使用されたY分岐即ちこ
の場合、Iはアーム23aなどの導波路アームの1つから出ていく光信号のパワ
ーである。 b)例えばアーム23aなどの導波路アームの1つに送り出された入力光信号と共
に使用されたY分岐。即ちこの場合、Iは共通導波路21から出ていく光信号の
パワーである。
【0041】 図4でわかるように、減衰器48から出ていく光信号のパワー強度Iは減衰器
48に入っていく光信号の強度がI0であるゼロからI0の範囲に単調化されてい
る。これらの2つの極端な値は高電圧値(通常約±30V)に対応し、2つの導
波路アームの1つあるいはもう1つの光信号を完全に切り替えるために十分であ
って、上記で特定したb)の場合においてと同様に、上記で特定したようにa)の場
合、または伝搬の基本または第1高次オーダーモード上の光信号のパワーを完全
に組み合わせるためにである。
【0042】 図4で点線によって概略的に強調された曲線の中間領域300において、減衰
器48によって出ていく光信号のパワーは適用される電圧Vattを適正に設定す
ることにより要求レベルに従って調整され得る。減衰範囲を表すために、適用さ
れる電圧Vattのいかなる値に対しても、Vatt=0であるとき減衰器48から出
ていく光信号のパワーに関して減衰器48から出ていく光信号のパワーの変化と
して“減衰レベル”(AL、dBで表される)が定義される。
【0043】 ALは負(Vatt=0のときの強度に関して減衰器から出ていくより低い強度
)または正(Vatt=0のときの強度に関して減衰器から出ていくより高い強度
)である。 図1の100で示されたシステムとしての通信システムで達成されるべき通常
のAL値は−10dBと+5dB間に含まれる範囲である。かかる値は約±30
Vまでの範囲にある駆動電圧Vattを適用することによってニオブ酸リチウム基
板上に集積されたY分岐減衰器を使用して達成可能である。
【0044】 マッハツェンダ変調器の同じ基板上に集積されるデバイスに対するかかる高駆
動電圧値の適用はエレクトロオプティック装置の駆動電圧を減らす最新の傾向に
直接悪影響を及ぼす。他方、Y分岐減衰器の特性曲線(図4)は単調関数であり
、単純電子制御回路51(図2)が使用され得る。Y分岐減衰器の別の重要な利
点は組立処理のばらつきに関して相対的に安定しているということである。
【0045】 図5は単一モード入力導波路61、同じ長さの2つの導波路アーム63a、6
3b及び単一モード出力導波路65を含む強度変調器49に対するマッハツェン
ダ干渉構造を概略的に示す。2つの導波路アーム63a、63bは第1マルチモ
ード範囲を定義する第1連結62から離れていて、第2マルチモード範囲64を
定義する第2連結64で合流する。マッハツェンダ干渉構造の両方のマルチモー
ド範囲は図5において点線で概略的に強調されている。導波路61、63a、6
3b、65は減衰器48(図3参照)の同じ平坦エレクトロオプティカル基板上
に集積されている。
【0046】 RF電極66は導波路アーム63a、63b間で蒸着されている。電極68、
69は、導波路アーム63a、63bに関して側面に沿った干渉構造の外側で蒸
着されていて、グラウンドとして基準電圧に接続される。片71、72はRF電
極66に接続され、その両端で、変調器49の入力RFポート及び出力RFポー
トをそれによって相対的に定義している。
【0047】 バイアス電極67も導波路アーム63a、63b間で蒸着されていることが便
利である。それぞれの別のグラウンド電極70は導波路アーム63a、63bに
関して横に蒸着されている。適応する片73はバイアス電極に接続され、それら
のうちの1つの端で、入力バイアスポートを定義する。基板上の正確な形及び位
置は実行されるための特定の要求に従って当業者によって完成される。
【0048】 電気的RF信号は変調器49の入力RFポート71に適用され、次にRF電極6
6へと誘導される。図2の送信器モジュール40において電気RF信号はパイロ
ット回路43によって供給される。主として、整合インピーダンス回路はRFパ
ワー反射を最小化するためにRF回路の締め切りとして出力RFポート72に接
続される。
【0049】 適応する生成器及びドライバ(示されていない)によって供給される通常DC
信号である電気低周波数信号は入力バイアスポート73に適用される。バイアス
回路は通常開かれたままである。 別の実施例において、固有の電極が導波路アーム63a、63b間に蒸着され
る。この場合、電圧駆動装置は固有の電極がRF電極及びバイアス電極の両方と
して働くようになっている。
【0050】 光信号は入力導波路61に適用され、第1連結62によって導波路アーム63
a、63bに等しく分けられ、次に第2連結64によって出力導波路65で再結
合される。図2の送信器モジュール40において出力光信号はレーザ46によっ
て供給される。 電極66に適用されたRF信号は導波路アーム63a、63bに沿って屈折率
を変更する。それによって、2つの導波路アーム63a、63bの光信号が進む
光パスは導波路アーム63a、63bで移動する光信号が相互フェーズ遅延を有
するように変更され得る。2つの信号間の干渉は再結合連結64で生成される。
特に、相互フェーズ遅延が2nπ(nは整数)に等しいとき干渉の最大に達し光
信号のすべてのパワーは単一モード導波路65によって誘導される。相互干渉遅
延がπ+2nπに等しいとき干渉の最小に達し光信号のほぼすべてのパワーが基
板上で放射され、伝搬の第1高次オーダーモードの光パワーの組み合わせによっ
て、単一モード出力導波路65で導かれずに、連続スペクトルモードで基板上に
放射される。
【0051】 図6は出力導波路65から出ていく光信号のパワーI対交互に最大及び最小を
有するVmodに適用されたRF電圧の特性曲線を示す。電気通信システムで正確
に制御されるべき変調器の基礎パラメータはその消光比(ER、dBで表される
)であって、特性曲線の最大及び最小パワー値間の割合として定義される。図1
の100で示されたシステムとしてWDMシステムにおける強度変調器のために
達成されるべき代表的ER値は18−20dBである。伝送の最小及び最大間の偏
位に対応する一般的電圧値(DCで測定された)は約2.5−4Vである。
【0052】 集積減衰器47を有する変調器の様々な実施例及び例がここに示される。 すべての例において、約1550nm範囲で2.5Gbit/sの変調ビット
レートの光信号の波長に対して実行されていて、長さ60mm、幅2mm、厚さ
1mmの寸法を有するxカット、y伝搬 LiNbO3基板上に導波路は集積された。
導波路の集積は990℃の温度で10時間実行された約1000オングストロー
ムのチタニウムストライプの拡散によって実行された。すべての電極はAu電極
であった。第1実施例: 図7を参照すると、集積減衰器47を有する変調器の第1実施例
が概略的に示され、Y分岐減衰器48に関して下位にマッハツェンダ変調器49
を含む。固有の電極がバイアス及びRFの両方として変調器49に描かれている
。わかりやすくするために、グラウンド電極及び接続片は描かれていないが、図
3から図5を参照して上記に述べられたことによると2つの集積コンポーネント
のそれぞれがその完全な電極のセットを有することが意図されている。図3から
5で使用されたのと同じ参照番号が同様の部分の可能なところに対して適用され
る。装置47はY分岐減衰器の第1導波路アーム23aとマッハツェンダ変調器
49の入力とを接続している単一モード導波路26も含む。接続導波路26は急
カーブを有して概略的に示され、一方実際には当業者が容易に理解できるように
をそれは徐々に湾曲した導波路で形成されている。装置47はY分岐減衰器の第
2導波路アーム23bから離れていて基板の端に至る追加導波路27も含む。通
常、偏光保存光ファイバ(示されていない)は入力導波路21と一列に並べられ
て接続され、単一モード光ファイバ(示されていない)は出力導波路65と一列
に並べられ接続されている。
【0053】 光信号は減衰器48の入力導波路21に挿入される。光信号の前記第1部分は
導波路分岐23aで転送される。光信号の前記第1部分のパワーは事前に決定さ
れたレベルに従って中央電極24に適用されるDC信号で規制される。光信号の
残りの部分は導波路分岐23bで転送され次に追加導波路27で誘導されること
が望ましい。
【0054】 接続導波路26はマッハツェンダ変調器49の方へと光信号の第1部分を誘導
する。ここで、光信号はRF電極66に適用された適当な電気RF電圧信号によ
って変調される。最終的に、光信号の第1部分はその出力導波路65経由でデバ
イス47から出ていく。例1: 第1実施例に従って出願人よってなされた第1模範装置において、変調
器49を形成するマッハツェンダ干渉の長さは約40mmだった(連結62から
連結64の距離)。干渉構造を形成する導波路の幅は6μmに最適化され、デバ
イスの損失を制御するために、1550nmで約9μmのモードフィールド径(
MFD)に対応していた。干渉構造の導波路アーム63a、63b間の中央から
中央の距離は30μmだった。固有の電極はRF及びバイアスの両方に対するニ
オブ酸リチウム基板上に直接蒸着され、長さ24mm、厚さ5μm及び幅15μ
mを有した。RF/バイアス電極とグラウンド電極間の間隙は15μmだった。
【0055】 Y分岐減衰器48に関して、導波路アーム23a、23bは経度方向に関して
時計回り方向に測定されたように−0.1°と+0.1°でそれぞれ蒸着されて
いた。“経度方向”は、ここ及び以下で、主要伝搬結晶軸(この例ではy軸)に
平行方向を表す。導波路の幅は6μmだった。SiO2の層(0.5μm)は導波路
の蒸着の後であって電極の蒸着の前に基板上に蒸着された。電極は0.1μmの
厚さを有した。中央電極の長さは約10mmでその形はMFD(約9μm)の約
100%の中央電極とグラウンド電極間の間隙を維持するために導波路の形に適
合されていた。
【0056】 図8で概略的に示された実験用設備を使用して実行されたテストで測定された
ように、図9は上に述べた模範装置対減衰レベルALの測定された消光比ERの
グラフを示す。 図8を参照して、1550nmの波長及び0dBmの出力パワーの光を発射す
るDFBレーザ200が光信号の光源として使用され、第1レンズ201が装置
47への光を集めるために使用され、第2レンズ202は装置47からフォトダ
イオード203へ出ていく光を集めるために使用され、フォトダイオード203
は光信号を電気信号に変換し、パワー計測器204へと送りこんだ。集積減衰器
47を有する変調器はDC電気信号の2つの生成器205、206によって誘導
された。減衰器48の減衰レベルAL=0が生成器205の電圧値Vattを0に
固定し、生成器206によって変調器48に適用される電圧Vmodに関してデバ
イス47の透過率の最大パワーを測定することによって測定された。最小透過率
を見つけるためにVmodを調整し対応するパワーを測定することによってAL=
0に対するデバイスの消光比ERが次に測定された。図9で示したグラフを得る
ために関係するALの値に対応するVattの異なる値に対して同じ2段階手順が繰
り返された。
【0057】 図9でわかるように、ある間隔に亘ってERは18dBより常に大きいが、ALの
異なる値に対して一定ではない。特に、ALが負になるときデバイスのERはWDM
システムの最小受信規格により近い値に至るまで徐々に減少する。さらに、光フ
ァイバがデバイスにピグテイルされたとき、ERはピグテイリング処理によって導
かれた避けがたい損失によってさらに減少し、あるいは受け入れがたい値に至る
かもしれない。
【0058】 ERのこの性質はシングル基板上の2つの集積デバイス間のクロストークに依存
することに出願人は気づいた。 特に、第1実施例に関する問題がY分岐減衰器48を形成する導波路の湾曲部
分及びY分岐48及びマッハツェンダ干渉構造49間に置かれた接続導波路26
(図7参照)の湾曲部分によってもたらされたある種の非理想性に結び付けて考
えられることを出願人は理解した。
【0059】 伝播基本モード上の光信号が導波路の湾曲部分で移動するとき、光パワーの小
さい割合は伝播高次オーダーモード上で結合される。湾曲導波路が単一モードで
あるとき、光パワーのこの部分は放射モードの連続スペクトルにおいて基板上で
誘導されずに拡散する。放射モードに関係する光パワーの部分は、徐々に減衰さ
れるが、湾曲導波路の次の部分で再度結合される。特に、第1高次オーダーモー
ド(それは導波路の幾何学的寸法に依存する)に対して導波路のカットオフ波長
が光信号の波長からより離れると、減衰はより高くなる。実際に、放射モードと
関係する放射の拡散は導波路上に実質的にあるその最高点を有する拡散角内で起
こる。導波路のカットオフ波長が光信号の波長からより遠くなると、拡散角がよ
り大きく開き、それは導波路からの放射の“すばやい”拡散に対応する。
【0060】 導波路アーム23から出て行って湾曲接続導波路26で移動する光信号に関し
て、放射モードに結合された光信号の一部分は変調器49を形成する干渉構造の
方へ接続導波路26自身によって再び誘導される小さい部分か、事前に決定され
た角度によって基板上に広がった大きい部分にあって、両方の現象は接続導波路
26のカットオフ波長値に依存されるということを出願人は理解した。
【0061】 干渉構造49の入力でマルチモード範囲62に至ると、放射モードの連続スペ
クトルに関する光パワーに一部分は、基板上を移動し、高次オーダーモード、特
に非対称高次オーダーモードに再度結合される。さらに、接続導波路26によっ
て再誘導された放射モードに結合された光パワーの小さい部分は、強く減衰され
ているが、接続導波路26に沿って干渉構造の第1マルチモード範囲62に至る
【0062】 このことは干渉構造の導波路アーム63a、63bの光信号の不均衡な分割に
つながり、それはデバイス47の誤った機能につながる。この点で、マッハツェ
ンダ変調器に入っていく光信号の伝播第1高次オーダーモードのパワーの1%の
部分が20dBのERの上限値を引き起こし、それは伝播高次オーダーモードの誘
導放射において存在する第1連結62によって形成されたマルチモード範囲の高
い感受性によるものである。 変調器49を形成する干渉導波路構造に入ってくる放射は、事実、対称領域特
性をできるだけ多く有し、伝播基本モードはかかる要求を満足させる。光パワー
が高次オーダーモード、特に入力マルチモード範囲において非対称高次オーダー
モード(第1高次オーダーモードとして)に結合されるとき、導波路アームの光
信号の分割は一様でなく、デバイスのERに基づくより悪い結果となる。
【0063】 他方Y分岐減衰器とマッハツェンダ変調器間に含まれた範囲にある湾曲導波路
26から始まる基板上に拡散する放射の一部分は変調器49の次の干渉構造の導
波路アーム63a、63bで結合され、変調器49の2つの導波路アーム63a
、63bで移動する光信号の不均衡の一因となる可能性がある。 同様の考えはY分岐減衰器48を形成する導波路の湾曲部分に対して適用され
る。
【0064】 基本的には、問題は変調器49(特にマルチモード範囲62)を形成する干渉
構造とY分岐減衰器構造48とを十分に離しておくことによって解決され、それ
はより長いチップ基板を使用することによってである。この解決はWDMシステム
、あるいは特にDWDMシステムにおいて利点があるわけではなく、場所をとる装置
は関係する多数のチャネルを考慮して避けられるべきである。
【0065】 出願人はより長いチップを使用することを含まない3つの問題解決法を見いだ
した。これらの3つの解決法は実験装置で実行され以下で説明されている。図1
2は3つの提示された解決法を含む実験装置に対する図8を参照して述べられた
同じ実験結果を要約する。例2: 第1解決法において、Y分岐減衰器48を形成する導波路と接続導波路
26の幅は5.7μmに減らされたのに対して、変調器49を形成する導波路の
幅は明細書内の伝播損失を維持するために6μmのままであった。かかる様態で
Y分岐減衰器48及び接続導波路26を形成する導波路の伝搬第1高次オーダー
モードに対するカットオフ波長値は減少させられ、それは光信号の波長から十分
離しておくためであった。
【0066】 この方法で、光変調器49の方へ導波路23a及び26で放射モードで伝搬さ
れる光パワーの減衰は実質的に向上した。Y分岐減衰器48とマッハツェンダ変
調器49間に含まれる範囲の基板上で伝搬されている放射線の拡散角度は拡がっ
た。Y分岐減衰器48及び接続導波路26で伝搬されるモードの低次誘導によっ
て伝搬損失のわずかな増加が観察されたが、最大損失要求はやはり満たした。
【0067】 図12の曲線30は第1解決法を含むデバイスに対する実験結果を示す。わか
るように、大変良い結果が得られ、ERは常に20dBより高く、最小値はわず
かに25dBより低いだけである。接続導波路26で再誘導された放射モードと
関係する光パワーは効果的に減衰され、それはY分岐減衰器とマッハツェンダ変
調器間の範囲の基板上に拡散する放射モードと関係した光パワーが素早く駆逐さ
れ、2つの集積デバイス48、49間のクロストークを減少するのと同様であっ
たことが得られた結果から確信される。
【0068】 要求された性能から依存して、減少された幅は全体減衰構造48に対してか、
または接続導波路26に対してだけ適用される。導波路の幅は5%と16%間に
含まれる量で減少させられることが望ましく、8%の量であることがさらに望ま
しい。例3: 図10で概略的に示した第2解決法で、“傾斜”Y分岐が減衰器48と
して使用された。実際、0.2°の同じ角度が分岐23a、23b間で維持され
たが、分岐23aは変調器49の方へ光を誘導する分岐であって、経度方向に関
して平行に方向が合わされた。
【0069】 かかる様態で、湾曲部分によって放射モードが引き起こされることは、変調器
49で入ってくる光信号の一部分である問題の光信号の一部分が進むパス上で実
質的に排除される。 図12の曲線31は第2解決法を含むデバイスに対する実験結果を示す。わか
るように、AL上のERのわずかに向上された相関関係が残っているが、到達値
は常に20dBをはるかに上回っていて、明細書に完全にかなう。
【0070】 この構成のさらなる利点は大変小さい装置が得られることであり、それは接続
導波路26が実際には直線導波路部分であるからであり、湾曲部分の場所をとる
段階的設計のチップの必要性を排除している。例4: 図11で概略的に示された第3解決法において、Y分岐減衰器48とマ
ッハツェンダ変調器49間の範囲の基板上で拡散されている発射のフィルタリン
グは、湾曲接続導波路26から始まっていて、影響されている。フィルタリング
は基板上の適合する材質の蒸着によって成されていて、例えば導波路それ自身か
ら適当な距離でSiO2の緩衝層を取り除いたあとで、接続導波路26の両側の金属
片28の蒸着によって成されている。出願人によって実現された望ましい実施例
では、4mmの長さを有する2つの金属片が接続導波路26の近くの基板上にそ
の両側に蒸着されていて、導波路のMFDの170%にほぼ等しい間の間隙を残
す(約16μm)。図13で示したように、フィルタリング金属片は中央電極2
4の延長部分及びグラウンド電極25aの1つとして集積され、それは電極の適
正な形によって、延長の第1部分33において接続導波路26のMFDの約00
%から約170%まで徐々に拡大し、延長の第2部分において接続導波路26の
MFDの170%の間隙を維持するることが有利である。
【0071】 図12の曲線32は第3解決法を含むこの実施例の実験結果を示す。わかるよ
うに、大変よい結果が得られ、ALに関するERのばらつきのかなりの減少及び
問題のすべてのAL範囲で25dBをはるかに超えるER値が得られた。 2つの集積デバイス48、49間の範囲の基板上の放射モード上で伝播される
放射線が2つのデバイス48、49の集積への一連の問題を引き起こし得るとう
いうことが例2から4のそれぞれで行われた改善から確認される。 例2から4で述べた3つの解決は以下の望ましい実施例で説明されるように単
独あるいは互いに組み合わせて使用され得る。例5: 例2から4の3つすべての解決法を含む第1実施例による一連の34デ
バイスは製造に関連する技術パラメータの変化に関する堅牢性を試験するために
準備された(Au電極の厚さ、導波路形成チタン片の厚さ、拡散時間及び温度など
)。デバイスの幾何学的及び構造パラメータは以下の通りである。 ・マッハツェンダ導波路幅:6μm ・Y分岐導波路幅:5.7μm ・Y分岐23a、23b角(経度方向について時計回り):0°/+0.2° ・フィルタリング範囲の長さ:4mm ・フィルタリング範囲の導波路周りの間隙:16μm ・Y分岐の中央及びグラウンド電極間の間隙:9μm フィルタリング範囲28は中央電極24及び減衰器の直線分岐23aに隣接す
るグラウンド電極25aを適正に形成することによって実行された。それは例4
ですでに説明し図13で概略的に示したものに関してと同じ様態だった。
【0072】 ALの10.8dBの範囲を越えて、適用された電圧±26Vに達すると、最大
ER到達平均電圧は27.21dBで、1.74dBの標準偏差を有したのに対し
、最小ER到達平均電圧は21.67dBで、2.83dBの標準偏差を有した。
MFDの平均値は9.25μmで集積デバイスの挿入損失の平均値は4.53d
Bだった。
【0073】 デエンファシスを使用するWDMシステムにおける使用に合致する仕様は、5
dB未満の最小挿入損失、−26Vと+26V間に含まれる適用電圧に対する6dB
より大きい減衰範囲、18dBより大きい全体減衰範囲以上のER最小値である
。 要求される結果と得られた結果を比較してわかるように、試験は完全に満足で
きるものであった。
【0074】 第1実施例のさらなる利点はY分岐減衰器48の導波路アーム23bに結合さ
れた光信号の第2部分の利用可能性であって、それは中継器モジュール40(図
2参照)でフィードバック制御を行うための出力として、“ダミー”導波路27
に接続されている。 例えば、光信号の第2部分はレーザ46の発射導波路のフィードバック制御の
ために図2の送信器モジュールで使用され得る。事実、DWDMシステムでは様
々なチャネルの波長上に非常に厳しい要求がある。特に、レーザの発射波長は精
密に10-2で固定されなければならない。
【0075】 通常、レーザ46の発射波長の制御は、図21で概略的に示したように、同じ
レーザと外部変調器間のパス内のレーザ46によって発射される変調されない信
号の小さな部分を分割することによってなされる。光信号分配器80は“波長ロ
ッカー”として知られたデバイス81のほうへ光信号の一部分を取り込み、レー
ザ46の波長制御回路50へと送られる電気信号を出力として与える。
【0076】 第1実施例による集積減衰器47を有する変調器の構成を使用して、レーザ4
6によって発射される変調されない信号の分割はY分岐48で行われる。図7、
10または11を参照すると、例えばダミー導波路27の出力で配置された適合
する光ファイバ(示されていない)によってなどの、第2導波路アーム23bに
よって結合された光信号の一部分を運びダミー導波路27から出て行かせること
によって、レーザと外部変調器間のパス内のカプラを使用することなくフィード
バック制御を行うことができる。図22で概略的に示されたように、光信号の第
2部分の出力は波長ロッカー81に接続されていて、それはレーザ46の発射波
長に対するフィードバックループを閉じるためである。
【0077】 あるいは、ダミー導波路27が存在しないとき、Y分岐48の第2導波路アー
ム23bを経由して転送された光信号の一部分は失われる。フィルタリング金属
片または他の適当な吸収素材は同じ23bの端に蒸着され、使用されない光信号
のその部分を基板から除去するためである。この場合、図21で示されたフィー
ドバック制御が使用される。第2実施例: 図14を参照すると、集積減衰器47を有する変調器の第2実施
例が概略的に示され、それはマッハツェンダ変調器49に関し下位にY分岐減衰
器48を含んでいる。固有の電極66がRF及びバイアスの両方に対して変調器4
9で使用されている。わかりやすくするために、グラウンド電極は図示されてい
ないが、2つの集積コンポーネントのそれぞれがその電極の完全なセットを有し
ていることが意図されるべきである。前の図で使用されたのと同じ参照番号が同
様の部分に対してはいつも適用される。
【0078】 第2実施例において、光信号はマッハツェンダ変調器49で最初に変調され次
に接続導波路26を経由して減衰器48に入る。ここで、変調信号は中央電極に
適用された電圧に依存した割合で導波路分岐23a、23bで分割される。例え
ば導波路分岐23aなどの分岐23a、23bの1つは、デバイス47の出力と
して選択され出力導波路29を経由してチップの端の方へ変調信号の一部分を誘
導する。変調信号の残りの部分は第2導波路分岐23bによって迂回させられる
【0079】 出願人はこの第2実施例によって実現された同じ例示デバイスにおいて10d
Bに至る値までのERの大きな低下に気づいた。従って、かかる場合、2つの集
積デバイス間に大変強いクロストークが伴われ、WDMシステムにおけるデバイ
スの非実用的な使用へとつながる。 この大変強いクロストークは、それぞれマッハツェンダ変調器49及びY分岐
減衰器48に属している2つのマルチモード範囲64、22の相互近接によって
ある程度引き起こされ、それはマルチモード範囲64から始まる2つの集積デバ
イス49、48間の範囲の基板上の放射線の拡散によった。
【0080】 特に、マッハツェンダ変調器49の導波路アーム63a、63bで移動する信
号間の最小干渉に至ったとき、それは変調器が消光状態に至ったときであって、
第2連結64から始まる基板上に拡散された放射線の部分が減衰器48を形成す
る次の導波路で再び結合され、それは特に分岐22に対応する次のマルチモード
範囲においてであって、次にデバイス47全体の最小光強度の増加をもたらす。
【0081】 さらに、伝播の放射モードと結びつく光パワーの一部分は、強く減衰されてい
るが、導波路26で再び結合され、Y分岐減衰器のマルチモード範囲22へと至
り、最小光強度の増加に寄与し得る。 これらの現象の両方は接続導波路26のカットオフ波長から決まる。 原則として、問題は2つの向き合ったマルチモード範囲62、22を十分離し
ておくことによって解決され、それは接続導波路26に残っている高次オーダー
モードに結びつく光パワーの一部分が十分に減衰され2つの集積デバイス49、
48間の基板上で伝播される放射線の拡散角度がY分岐減衰器48の導波路を横
切らないようにであった。この解決はチップがあまりに長くなり得るという不利
を有し、例を参照して下記で明らかにされる。
【0082】 第1実施例でクロストーク問題を解決するために適用された解決法のいくつか
は第2実施例に関する問題を解決するためにも適用され得ることを出願人は理解
した。 特に、フィルタリング金属片は接続導波路26に関して側面に沿って適用され
、2つの集積デバイス49、48間の基板上に拡散する放射線を実質的に減少さ
せまたは排除する。
【0083】 接続導波路26の幅を減少させること、あるいは放射モードに対する導波路2
6のカットオフ値を概ね減少させることがかなり開いた開口角を有する放射のた
めの2つの集積デバイス間の基板上に拡散する放射線を引き起こすためにも適用
され得る。かかる方法で、減衰器48に属する次の導波路上のこの放射線の組み
合わせは実質的に減少され得る。従って、接続導波路26の幅を減少させること
は導波路それ自身で伝播する放射モードに関係する光パワーの減衰を増加するこ
とに有利である。
【0084】 2つの解決は減少されたクロストークレベルを有する短いチップ上の2つの集
積デバイス48、49により近くで使用され得ることに有利である。例6: 一例として、模擬実験で、第2実施例の集積デバイス48、49の2つ
の向き合ったマルチモード範囲64、22間でどのような距離が保たれるべきか
を出願人は評価し、それは接続導波路26はどのような長さであり得るかであっ
て、接続導波路26の幅が6μmの場合と接続導波路26の幅が5.5μmの場
合を比較することによってであった。変調器49及び減衰器48を形成する導波
路の幅は6μmであった。2つの場合に対して、適合するコンピュータプログラ
ムによって、消光状態で保たれた変調器49の光信号の導入が模擬実験され、そ
れは変調器49のマルチモード範囲64への伝播第1高次オーダーモード上にあ
る光信号の適用に対応する。次に、減衰器48の導波路アーム23a、23bに
よって出て行く放射線の一部分の光パワーの評価が行われ、マルチモード範囲6
4から基板上に拡散され減衰器48を形成する導波路で結合される光パワーの一
部分を測定した。模擬実験は多くの統計上のポイントを得るために1mmから1
5mmの範囲の接続導波路26の多くの長さで行われた。導波路アーム23a、
23bから出ていく光パワーの測定から第1高次オーダーモードに関する減衰率
が2つの場合に対して計算された。
【0085】 模擬実験の結果は6μmの接続導波路26の幅で減衰率は11.7dB/cm
であり、一方5.5μmの接続導波路26の幅で減衰率は38.5dB/cmで
あった。 次に、1次オーダーモードに対する適当な減衰レベルを決めることによって、
2つの集積デバイス48、49間の減少されたクロストークレベルを有するため
に、適合する接続導波路26の長さが簡単に評価され得る。例えば、40dBの
望ましい減衰レベルを決めることによって、6μmの幅を有するとき少なくとも
3.4cmの長さが使用されるべきであり、5.5μm幅では1cmよりいくら
か長い長さが使用され得るので、より短いチップ上の集積を可能にする利点があ
る。
【0086】 図15で概略的に示したように、傾斜Y分岐を含む構成は第2実施例でも適用
される。この構成で、導波路アーム23aは、デバイス47の出力であって、経
度方向に平行に方向付けられている。この事実は湾曲のない部分が光信号のパス
上の減衰器48によって導入されるときに有利である。次に、2つの向き合った
マルチモード範囲64、22はできる限り相互に離して置かれ、基板及び集積デ
バイス48、49の幾何学的寸法と互換性がある。接続導波路26の両側の2つ
のマルチモード範囲64、22間のフィルタリング金属片の適用は、接続導波路
26の幅を減少のために一緒にあるいは代わりに図15でやはり適用され、2つ
のマルチモード範囲64、22間の距離を減少させるために有利であって、より
短い基板上での集積を可能にする。第3実施例: 第3実施例は挿入された光信号の方向が逆であるということです
でに述べた第1実施例と異なる。図16で概略的に示したように(右から左に見
た図7に実質的に対応する)、集積デバイス47は逆のY分岐減衰器に関し上位
に変調器49を含み、接続導波路26によって光学的に結合される。第3実施例
において、光信号は入力導波路61に挿入され、マッハツェンダ変調器49によ
って変調され、接続導波路によって逆Y分岐減衰器のアーム23aの1つへ誘導
され、かつ出力導波路21から出て行く。Y分岐減衰器の逆の使用方法を参照し
て前に述べたように、減衰器48で伝播される光信号の減衰レベルは中央電極2
4に適用されるDC電圧によってやはり決定され、それは減衰器48のマルチモ
ード範囲22の出口で基本伝播モード(出力単一モード導波路21によって誘導
される)上に残っている光パワーと第1オーダー伝播モード(それは基板上で拡
散される)上で転送された光パワー間の割合で作用する。
【0087】 前の実施例で検討したように、第3実施例に関する問題は、変調器49が消光
状態であるときマルチモード範囲64から始まるか、または湾曲導波路26から
始まる2つの集積デバイス49、48間の範囲の基板上に拡散している放射線の
一部分が、減衰器48を形成する導波路の特にマルチモード範囲22に結合され
、クロストークを引き起こすということが容易に認識される。
【0088】 この観点から、基板上に拡散されている放射線は伝播の対称及び非対称“モー
ド”の連続スペクトルであるということに気づくべきである。例えば、マルチモ
ード範囲22で、連続スペクトルの対称モードは伝播基本モード上の光パワーの
一部分と結合され、それは次の単一モード出力導波路21によって誘導される。
次に、変調器が理想的な消光状態であるとき、最小透過率は実際に向上される。
【0089】 図16によって推測されるように、基板上で“逆方向”にY分岐減衰器を蒸着
する選択はマルチモード範囲64、22のより大きい相互の分離を可能にし、図
14で示した実施例に関し、Y分岐減衰器の幾何学的長さに少なくとも等しい長
さである。かかる方法で基板上で拡散しマルチモード範囲及び出力導波路21に
至る放射線の残りの部分の光パワーは図14の構成に関して図16の構成で低下
した。マッハツェンダ変調器49の後ろに置かれた逆Y分岐減衰器48を有する
図16の構成は要求されたER値に到達し得る。
【0090】 図17(それは右から左に見た図10に実質的に対応する)で示されたように
、傾斜逆Y分岐を含む構成は、この実施例でも使用され、接続導波路26の湾曲
部分を排除することを可能にする。このことは伝播損失を減少しより短いチップ
長を使用することを可能にするさらなる利点を有する。 フィルタリング金属片の追加は2つの集積デバイス49、48間の範囲の基板
上に拡散する放射線を効果的に減少するためにこの実施例でやはり適用される。
【0091】 3つの解決法は次の例7で述べられるようにシングルデバイス上でも一緒に適
用される。例7: 傾斜Y分岐減衰器を有する例3(第1実施例の検討参照)で前に述べら
れた模範装置は実験の間デバイスを逆にすることによって簡単に図8の実験装置
で出願人によって実験された。
【0092】 図18は結果のグラフを示す。わかるように、ERの大変良い結果が得られる
第4実施例: 第4実施例は挿入光信号の方向が逆であるということがすでに述
べた第2実施例と異なる。 図19で概略的に示したように、(それは右から左へ見た図14へ実質的に対
応する)、集積デバイス47はマッハツェンダ変調器49に対して上位に逆Y分
岐減衰器48を含み、導波路26によって光学的に接続されている。
【0093】 第4実施例において、光信号は例えばアーム23aなどの減衰器48の導波路
アームの1つの入力導波路29によって挿入され、マルチモード範囲22を経由
して適当に減衰され、次に接続導波路26を経由して、変調器49を形成する干
渉構造に伝送される。ここで減衰光信号は変調され次にそれは出力導波路65を
経由してデバイス47から出て行く。
【0094】 前の実施例で検討したように、第4実施例に関する問題は、減衰器48のマル
チモード範囲22での伝播第1高次オーダーモードに結合された光パワーの一部
分が接続導波路26の単一モード動作による放射モードの連続スペクトルの基板
上に拡散され、変調器49の干渉構造を形成する導波路の特に第1マルチモード
範囲62と結合されるということであると容易に認められるであろう。
【0095】 即ち、第4実施例に関する問題は第2実施例に関する問題と同様のものである
。 次に、第2実施例で示した解決は第4実施例に対しても適用される。特に、傾
斜Y分岐減衰器48を含む構成は、図20(右から左に見た図15に実質的に対
応する)で概略的に示されたように、光信号の光パスの湾曲部分を排除するため
に適用され、2つの向かい合ったマルチモード範囲22、64を相互にできるだ
け離しておくことができ、それは基板及び2つの集積デバイス48、49の幾何
学的寸法に依存している。
【0096】 上記で示された集積減衰器47を有する変調器の実施例は図1のシステム10
0のような発信局でチャネルのデエンファシスを使用するWDMあるいはDWD
Mシステムでの使用に対する要求を満足させる。20−25dBをはるかに越え
る消光比値が得られ、影響の全体減衰範囲を越えて、2つの集積デバイス48,
49間のクロストークの大変低レベルに対応し、影響の全体減衰範囲を超えた。
【0097】 同じ基板上の2つのデバイスの集積は短いチップの使用を可能にする。このこ
とは多数のコンポーネントが限られた空間に一緒に組み立てられ詰められなけれ
ばならない中継器(図2)のような複雑な装置において大変重要である。この点
に関して、減衰器としてのY分岐の選択はY分岐が大変小さく短いデバイスである
ので有利である。駆動電力はY分岐減衰器に対して相対的に高い(例えば±26
V)が、その特性曲線は単調機能であって、様々なチャネルに適用される減衰器
を効果的に制御するための簡単な電気制御回路の使用を可能にする。
【0098】 特に、上で検討した第1または第3実施例などの、Y分岐減衰器の1つのアー
ムと結合されたマッハツェンダ変調器を含む実施例は、短いチップでの集積と同
様に、2つのデバイス間の減じられたクロストークを得るために効果的である。 図7、10、11を参照して検討した上記第1実施例はチャネル波長のフィー
ドバック制御回路に対して“ダミー”導波路27を経由して転送される光信号の
一部分の使用を可能にし、フィードバックを実現するための中継器において別の
コンポーネントの使用を不要にすることにおいて利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 EDFAを使用するWDMシステムを概略的に示す。
【図2】 集積減衰器を有する変調器を含む伝送モジュールを概略的に示す。
【図3】 Y分岐減衰器を概略的に示す。
【図4】 Y分岐減衰器の特性曲線を概略的に示す。
【図5】 マッハツェンダ変調器を概略的に示す。
【図6】 マッハツェンダ変調器の特性曲線を概略的に示す。
【図7】 Y分岐減衰器に関して下位にマッハツェンダ変調器を有する集積減衰
器を有する変調器の第1実施例を概略的に示す。
【図8】 集積減衰器を有する変調器の消光比及び減衰範囲を測定するために使
用される実験装置を概略的に示す。
【図9】 第1実施例によって実現された集積減衰器を有する変調器の第1例の
消光比対減衰範囲のグラフを示す。
【図10】 傾斜Y分岐光減衰器を使用する第1実施例による集積減衰器を有す
る変調器の例を概略的に示す。
【図11】 フィルタリング金属片を使用する第1実施例による集積減衰器を有
する変調器の例を概略的に示す。
【図12】 第1実施例によって実現された集積減衰器を有する変調器の消光比
対減衰範囲の3つの例のグラフを示す。
【図13】 フィルタリング金属片を含む電極の延長部分を有する、Y分岐光減
衰器の電極範囲の拡大図を概略的に示す。
【図14】 Y分岐減衰器に関して上位にマッハツェンダ変調器を有する、集積
減衰器を有する変調器の第2実施例を概略的に示す。
【図15】 傾斜したY分岐減衰器を使用する第2実施例による集積減衰器を有
する変調器の例を概略的に示す。
【図16】 逆Y分岐減衰器に関して上位にマッハツェンダ変調器を有する、集
積減衰器を有する変調器の第3実施例を概略的に示す。
【図17】 傾斜逆Y分岐光減衰器を使用する、第3実施例による集積減衰器を
有する変調器の例を概略的に示す。
【図18】 図17によって実現された集積減衰器を有する変調器の例の消光比
対減衰範囲のグラフを示す。
【図19】 逆Y分岐光減衰器に関して下位にマッハツェンダ変調器を有する、
集積減衰器を有する変調器の第4実施例を概略的に示す。
【図20】 傾斜Y分岐光減衰器を使用する第4実施例による集積減衰器を有す
る変調器の例を概略的に示す。
【図21】 先行技術によるレーザ光源の発射波長を制御するフィードバック回
路を概略的に示す。
【図22】 本発明によるレーザ光源の発射波長を制御するフィードバック回路
を概略的に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 デロルト フラヴィオ イタリア国 アイ−20038 セレグノ 60 ヴィアバレリニ Fターム(参考) 2H047 KA03 KA12 LA12 NA02 QA03 RA08 TA05 TA11 2H079 AA02 AA12 BA03 CA05 CA24 DA03 EA05 EB02 EB12 FA01 FA04 GA01 HA13

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平坦基板と、前記基板に集積されたマッハツェンダ変調器とを含
    む集積光デバイスであって、 前記マッハツェンダ変調器と光学的に結合され、且つ、前記基板上に集積され
    て減衰範囲を与えるY分岐光減衰器と、 前記Y分岐減衰器と前記マッハツェンダ変調器との間のクロストークを減少さ
    せる減少手段と、 を含み、少なくとも6dBの減衰範囲の下で前記集積光デバイスの消光比が少
    なくとも18dBになることを特徴とする集積光デバイス。
  2. 【請求項2】 少なくとも6dBの減衰範囲の下で前記集積光デバイスの消光比
    が少なくとも20dBであることを特徴とする請求項1記載の集積光デバイス。
  3. 【請求項3】 前記マッハツェンダ変調器が前記Y分岐減衰器のアームの1つと
    光学的に結合されていることを特徴とする請求項1または2記載の集積光デバイ
    ス。
  4. 【請求項4】 前記マッハツェンダ変調器が前記Y分岐減衰器の共通導波路と光
    学的に結合されていることを特徴とする請求項1または2記載の集積光デバイス
  5. 【請求項5】 前記減少手段が長手方向に対して平行に配置された前記Y分岐減
    衰器の1つのアームを含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
    集積光デバイス。
  6. 【請求項6】 前記減少手段が前記基板上に拡散している無誘導放射線のフィル
    タを含み、前記フィルタが前記Y分岐減衰器と前記マッハツェンダ変調器との間
    の範囲に配置されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の集積光
    デバイス。
  7. 【請求項7】 前記フィルタが前記Y分岐減衰器と前記マッハツェンダ変調器を
    結合する接続光導波路の側部に配置された金属片(metal strips)を含むことを特
    徴とする請求項6記載の集積光デバイス。
  8. 【請求項8】 前記金属片同士間の間隙が前記接続光導波路のMFDの約170
    %であることを特徴とする請求項7記載の集積光デバイス。
  9. 【請求項9】 前記金属片の長さは約4mmであることを特徴とする請求項7記
    載の集積光デバイス。
  10. 【請求項10】 前記金属片が前記Y分岐減衰器の電極の延長部分上に集積され
    、前記電極間の間隙が前記延長部分の第1部分で前記光導波路のMFDの約10
    0%から約170%へと順次増加し、前記延長部分の第2部分で前記光導波路の
    MFDの約170%であることを特徴とする請求項7記載の集積光デバイス。
  11. 【請求項11】 前記延長部分の前記第2部分が約4mmの長さを有することを
    特徴とする請求項10記載の集積光デバイス。
  12. 【請求項12】 前記減少手段が前記マッハツェンダ変調器の導波路の幅に対し
    て5%から16%狭い幅を有する前記Y分岐減衰器のための導波路を含むことを
    特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の集積光デバイス。
  13. 【請求項13】 前記Y分岐減衰器の導波路の幅が前記マッハツェンダ変調器の
    導波路の幅より8%少ないことを特徴とする請求項12記載の集積光デバイス。
  14. 【請求項14】 基板と、前記基板上に集積されたマッハツェンダ変調器とを含
    む集積光デバイスであって、 前記基板上に集積されたY分岐減衰器をさらに含み、 前記マッハツェンダ変調器が前記Y分岐減衰器の1つのアームに光学的に結合
    されていることを特徴とする集積光デバイス。
  15. 【請求項15】 基板上に集積された光導波路を含む少なくとも2つのデバイス
    間のクロストークを減少させる方法であって、前記光デバイスの各々が光導波路
    の少なくとも1つのマルチモード部分を含み、前記クロストークは前記光デバイ
    ス間に含まれる範囲の前記基板上で伝搬される無誘導光放射線によって生成され
    、前記方法が前記範囲の前記無誘導放射線をフィルタリングすることを含むこと
    を特徴とする、クロストークを減少させる方法。
  16. 【請求項16】 光信号を発射するレーザ光源と、 基板上に形成されたマッハツェンダ変調器を含み、前記光信号の強度を変調す
    る集積光デバイスと、を含む伝送モジュールであって、 前記集積光デバイスがさらに、前記変調器に光学的に結合された基板上に形成
    され、減衰範囲を与えるY分岐光減衰器と、 前記Y分岐減衰器と前記マッハツェンダ変調器との間のクロストークを減少さ
    せる減少手段とをさらに含むことを特徴とし、 少なくとも6dBの減衰範囲の下で前記集積光モジュールの消光比が少なくと
    も18dBになる伝送モジュール。
  17. 【請求項17】 光信号を発射するレーザ光源と、 基板上に形成されたマッハツェンダ変調器を含み、 前記光信号の強度を変調する集積光デバイスと、を含む伝送モジュールであっ
    て、 前記集積光デバイスが前記基板上に形成されたY分岐光減衰器をさらに含み、 前記マッハツェンダ変調器が前記Y分岐減衰器に光学的に結合されていること
    を特徴とする伝送モジュール。
  18. 【請求項18】 前記Y分岐減衰器が前記マッハツェンダ変調器の上位に位置す
    ることを特徴とする請求項17記載の伝送モジュール。
  19. 【請求項19】 前記Y分岐減衰器が前記マッハツェンダ変調器の下位に位置す
    ることを特徴とする請求項17記載の伝送モジュール。
  20. 【請求項20】 前記集積光デバイスが、前記Y分岐減衰器の第2アームに結合
    されたダミー導波路と、前記ダミー導波路に光学的に結合されたフィードバック
    回路とを含み、前記フィードバック回路は前記発射信号の波長を制御するための
    電気的制御回路を含むことを特徴とする請求項18記載の伝送モジュール。
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