JP2003520470A - 電子機器、及び記録媒体、並びに画像又は音声を再生する方法 - Google Patents

電子機器、及び記録媒体、並びに画像又は音声を再生する方法

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JP2003520470A
JP2003520470A JP2001552387A JP2001552387A JP2003520470A JP 2003520470 A JP2003520470 A JP 2003520470A JP 2001552387 A JP2001552387 A JP 2001552387A JP 2001552387 A JP2001552387 A JP 2001552387A JP 2003520470 A JP2003520470 A JP 2003520470A
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修啓 小跨
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    • G11B2020/00072Time or data compression or expansion the compressed signal including a video signal

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、変速再生のための単なるオン・オフスイッチの押圧や押圧の継続を、一層ユーザに使い易いインターフェースにすることを目的とする。本発明に係る電子機器は、スイッチからの出力に応じた速度で高速再生処理を行う処理装置を備え、この処理装置は、上記スイッチの出力値の大きさに応じた速度で再生速度を変更する。本発明に係る記録媒体は、そのプログラムは、上記コントローラの出力値の大きさに応じて、再生速度を変更する。本発明に係る画像又は音声を再生する方法は、感圧手段により操作圧力を感知して感圧信号を生成し、前記感圧信号に関連して再生速度を決定し、決定された再生速度により、前記画像又は音声を変速再生する、諸段階を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、変速再生のための単なるオン・オフスイッチの押圧や押圧の継続を
、一層ユーザに使い易いインターフェースにするための電子機器、及び記録媒体
、並びに画像又は音声を再生する方法に関する。
【0002】
【発明の背景】
電子機器により音声や映像の記録されたメディアを再生している最中に、通常
の再生速度と異なる再生速度にするいわゆる変速再生をするため、例えばリモコ
ンやフロントパネルに変速再生専用のスイッチが設けられている。これらのスイ
ッチは、オン・オフスイッチ、ロータリースイッチ等であり、何れもオン期間若
しくはオン期間の継続により指示を、電子機器であるコンパクトディスク・プレ
ーヤー、コンパクトカセット・レコーダー、ディジタルオーディオ・テープレコ
ーダー、ビデオ・テープレコーダー、ハードディスク・レコーダー等に対して与
えるというものである。
【0003】 一方、コンピュータの入力装置、例えばゲーム装置に代表されるエンタテイン
メント装置の入力装置には、いわゆる感圧型コントローラがある。この感圧型コ
ントローラは、感圧素子に接続されている操作子そのものに指にて圧力を加える
ことにより、その押圧力を感圧値として出力するものである。具体例としては、
例えば、日本国実公平1−40545号に、感圧型のコントローラの開示がある
が、これは感圧出力をVCO(可変制御発信器)に入力して、VCOの出力をゲ
ームの連射に用いるといったものである。
【0004】 本発明は、変速再生のための単なるオン・オフスイッチの押圧や押圧の継続を
、一層ユーザに使い易いインターフェースにしたいという要望に応えたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る電子機器は、感圧手段に接続されたスイッチと、該スイッチから
の出力に応じた速度で高速再生処理を行う処理装置と、上記処理装置により処理
された結果を出力する出力手段とを有する電子機器であって、上記処理装置は、
上記スイッチの出力値に応じた速度で再生速度を変更するものである。
【0006】 また、本発明に係る記録媒体は、感圧手段を有するコントローラからの出力を
指令として処理を行うプログラムがコンピュータによって読み取り、実行可能に
記録された記録媒体であって、上記ソフトウェアプログラムは、上記コントロー
ラの出力値に応じて、再生速度を変更するものである。
【0007】 更に、本発明に係る画像又は音声を再生する方法は、電子機器により、画像又
は音声を再生する方法において、感圧手段により操作圧力を感知して感圧信号を
生成し、前記感圧信号に関連して再生速度を決定し、決定された再生速度により
、前記画像又は音声を変速再生する、諸段階を含むものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
感圧素子を用いたコントローラは、操作子であるボタンが押圧されたときにそ
の感圧出力の有無、例えばスイッチのオン/オフを検出するのみならず、押圧力
に応じた感圧値出力が得られるようになっている。一方、感圧値出力を用いたソ
フトやゲームにおいて、感圧値出力に対応させて様様な処理や動作が決定される
可能性がある。本実施態様は、例えば、操作子の操作により再生するにしても、
各操作子の押圧操作による感圧値に対応して再生速度を変えることとした。
【0009】 本実施形態では、感圧素子を有するコントローラを操作したときに出力される
感圧値に応じた速度で再生が行われる。これにより、単なるオン・オフスイッチ
のオン動作の繰り返しやその継続と比較して、一層ユーザインターフェースを向
上させたシステムを提供しようとするものである。
【0010】 図1は本実施形態の概要を説明するためのエンターテインメント・システム5
00を用いてゲームソフトや映像を楽しむための接続例を示す概念図である。よ
り具体的な例については図8以降で説明する。
【0011】 この図1に示されるように、感圧素子に接続されたボタンを有するコントロー
ラ200が、例えばゲームを行ったり、DVDビデオ等の映像を楽しむためのエ
ンターテインメント・システム500に接続され、この映像出力端子がテレビジ
ョン・モニタ408に接続される。ここで、感圧素子からのアナログ出力は、A
/Dコンバータにより0〜255までのディジタル値に変換されてエンターテイ
ンメント・システム500に供給されるものとする。
【0012】 以下、図2〜図6を参照して、コントローラ200の操作により変速再生を行
う場合について説明する。一例として、図1に示したエンターテインメント・シ
ステム500でDVDに記録されている映像が変速再生される場合について説明
する。
【0013】 映像の記録されたDVDを作成するためには、ハードディスク等に記録すべき
編集後の映像を圧縮して記録し、このハードディスクから読み出したデータを用
いてDVDの原盤を作成しなければならない。
【0014】 圧縮には、MPEG(Motion Picture Expert Group)の規格が採用されている
。周知なように、MPEGでは、前の画像との差と動きベクトルを求め、差分に
対してDCT(離散コサイン変換)等の直交変換処理を施して保持しておくこと
により、再生時には、IDCT(逆離散コサイン変換)及び動き補償処理を施し
て、元の画像を得ることができる。
【0015】 図2に示されるように、画像、即ち、ピクチャの種類として、Iピクチャ、P
ピクチャ及びBピクチャの三種類が定義されている。Iピクチャは直交変換のみ
が施される基本画像、Pピクチャは前後の画像との差分画像、Bピクチャは前後
の画像の平均画像である。
【0016】 通常、オーサリング時においては、シーンチェンジ、即ち、基本となる画像と
異なる内容の画像が続く場合、に対応するために、Iピクチャを基本とした一連
の画像N個で一つのグループとされる。
【0017】 図2(A)に示されるように、このような単位グループは、GOP(Group Of
Picture)と呼ばれている。
【0018】 本実施形態では、変速再生、特に高速再生に対応すべく、Iピクチャのみを使
用する。PピクチャやBピクチャを使用すると、動き補償処理を施す必要があり
、高速再生時に、画像の復元が間に合わなくなる可能性が高いからである。
【0019】 つまり、図2(B)に示されるように、Iピクチャのみをサーチし、2倍速再
生であれば、I1,I3,I5,,I11のように、一つおきにIピクチャを再生し
出力すれば良いし、1/2再生であれば、I1,I1,I2,I2,,I11,I11の
ように、同じIピクチャを2回ずつ再生すれば良い。
【0020】 具体的な方法については図4〜図6のフローチャートを参照して後述する。
【0021】 図3(A)には、コントローラからの感圧値0,1〜32,,224〜255
に夫々応じた再生速度1,2,,8を選択するための高速再生用のテーブルが示
されている。
【0022】 また、図3(B)には、感圧値0,1〜32,,224〜255に夫々応じた
再生速度1,1/8,,1/2を選択するための低速再生用のテーブルが示され
ている。
【0023】 次に、図4〜図6を参照して、感圧値に応じた速度で再生を方法について説明
する。図4に示されるフローチャートは、変速再生のためのプログラムによる処
理を示している。
【0024】 図4において、ステップS1では、入力が有るか否かが判断され、「YES」
であればステップS2に移行して、高速再生か否かが判断され、「YES」であ
ればステップS100の高速再生処理ルーチンに移行し、「NO」であればステ
ップS3に移行して低速再生か否かが判断され、「YES」であればステップS
200の低速再生処理ルーチンに移行し、「NO」であれば他の処理ルーチンS
40に移行する。
【0025】 ここで、高速再生か低速再生かの判断は、例えば次のように少なくとも2つの
方法が考えられる。第1の方法は、高速再生用の感圧スイッチと、低速再生用の
感圧スイッチを夫々用意しておくことである。第2の方法は、高速再生と低速再
生を切り替えるスイッチを設けておき、このスイッチの押圧毎に、高速再生から
低速再生、低速再生から高速再生のように再生モードが切り替えられるようにす
る方法である。
【0026】 図5は、図4に示した高速再生処理ルーチンS100を示すフローチャートで
ある。
【0027】 ステップS101では、コントローラ200からの感圧値が取得され、ステッ
プS102において取得した感圧値に基づいた再生速度PHが、図3Aに示した
高速再生用のテーブルから読み取られ、セットされる。
【0028】 ステップS103では、順次再生され、復元されたピクチャから、Iピクチャ
がサーチされ、ステップS104において、Iピクチャか否かが判断され、「Y
ES」であればステップS105に移行し、「NO」であれば再びステップS1
03に移行する。
【0029】 ステップS105では、再生速度PHから1が減算され、ステップS106で
は、減算後の再生速度PHが0と等しいか否かが判断され、「YES」であれば
ステップS107に移行し、「NO」であれば再びステップS103に移行する
【0030】 ステップS107では現在のピクチャ、即ち、サーチして見つけられたIピク
チャが出力される。
【0031】 ステップS108では、終了か否かが判断され。「YES」であればこのルー
チンを抜け、「NO」であれば再びステップS101に移行する。終了の指示は
、専用のスイッチの入力で与えるようにしても良いし、感圧値が0になったとき
でも良い。
【0032】 ステップS105とS106の処理により、最初にセットされた再生速度HP
の値が示すIピクチャから1回だけ再生が行われる。例えばステップS102で
セットされた再生速度PHの値が3、即ち、3倍速の場合、先ず、図2(B)に
示したIピクチャI1がサーチされ、ステップS105でPHが2になって、次
のIピクチャI2がサーチされ、ステップS105でPHが1になって、次のI
ピクチャI3がサーチされ、ステップS105でPHが0になって、ステップS
107に移行し、現在のIピクチャI3が出力される。つまり、3倍速モードに
おいては、3つのIピクチャから1つだけが出力される。
【0033】 図6は、図4に示した低速再生処理ルーチンS200を示すフローチャートで
ある。ステップS201では、コントローラ200からの感圧値が取得され、ス
テップS202において取得した感圧値に基づいた再生速度PLが、図3Bに示
した低速再生用のテーブルから読み取られ、セットされる。
【0034】 ステップS203では、順次再生され、復元されたピクチャから、Iピクチャ
がサーチされ、ステップS204において、Iピクチャか否かが判断され、「Y
ES」であればステップS205に移行し、「NO」であれば再びステップS2
03に移行する。
【0035】 ステップS205では現在のピクチャ、即ち、サーチして見つけられたIピク
チャが出力される。
【0036】 ステップS206では、再生速度PLから1が減算され、ステップS207で
は、減算後の再生速度PLが0より小さいか否かが判断され、「YES」であれ
ばステップS208に移行し、「NO」であれば再びステップS205に移行す
る。
【0037】 ステップS208では、終了か否かが判断され。「YES」であればこのルー
チンを抜け、「NO」であれば再びステップS201に移行する。終了の指示は
、専用のスイッチの入力で与えるようにしても良いし、感圧値が0になったとき
でも良い。
【0038】 ステップS206とS207の処理により、最初にセットされた再生速度HL
の値が示すIピクチャから1回だけ再生が行われる。例えばステップS202で
セットされた再生速度PLの値が3(1/3倍速に対応した値)の場合、ステッ
プS203で見つけたIピクチャ、即ち、現在のIピクチャI1が出力され、ス
テップS206でPLが2になって、現在のIピクチャI1が出力され、ステッ
プS206でPLが1になって、現在のIピクチャI1が再生され、ステップS
206でPLが0になって、ステップS208に移行する。つまり、1/3倍速
モードにおいては、1つのIピクチャが3回出力される。
【0039】 以上説明したように、本実施例においては、感圧値に応じた速度で再生を行う
ようにしているので、単なるオン・オフスイッチによる変速再生よりも、一層ユ
ーザインターフェースを向上させることができる。
【0040】 尚、前回の感圧値と現在の感圧値とから変化率を求め、この変化率に応じた速
度で再生を行うようにしても良い。例えば前回の感圧値が100、現在の感圧値
が50であれば、変化率は50%であるから、再生速度は、前回の再生速度の1
/2にすれば良い。
【0041】 また、図3(A)、(B)夫々に示したテーブルの逆、即ち、低い感圧値によ
り高速な再生速度が割り当てられるようにしても良い。
【0042】 図7は、他の実施形態を説明するための図である。図7に示す他の実施形態で
は、コンパクトカセットレコーダ100の変速再生に感圧値を用いている。
【0043】 この図に示されるコンパクトカセットレコーダ100は、磁気テープ101か
ら音声信号を再生するための磁気ヘッド102、磁気ヘッド102からの再生信
号を増幅する増幅器103、増幅器103からの出力に各種音声信号処理を施す
音声信号処理回路104、音声信号処理回路104の出力を増幅する増幅回路1
05、増幅回路105の出力を音声として出力するスピーカ106、磁気テープ
101のリールを回転させることにより、磁気テープ101を走行させるリール
モータ107、増幅器103及び105、音声信号処理回路104を制御すると
共に、コントローラ110からの感圧値に基づいたディジタル駆動信号を出力す
るシステムコントローラ109、システムコントローラ109からのディジタル
駆動信号をアナログ駆動信号に変換してリールモータ107に供給するA/Dコ
ンバータ108、システムコントローラ109及びA/Dコンバータ108を介
してリールモータ107に駆動信号を供給し、感圧値に応じた速度で磁気テープ
101を走行させて所望の再生速度を得るためのコントローラ110からなる。
【0044】 このような音声の記録されたメディアから再生を行う際の再生速度を感圧スイ
ッチにより自由自在に制御できるようにすることは、ユーザの操作がそのままダ
イレクトな制御となる、といった点においてユーザインターフェースを向上させ
ることとなる。
【0045】 次に、本発明をコンピュータの一例であるビデオゲーム機のコントローラ装置
に適用した場合の実施形態を説明する。
【0046】 図8は、上述したコントローラ200がエンターテインメント・システム50
0に接続されている状態を示した図である。コントローラ200は、エンターテ
インメント・システム500に離脱自在に接続されるようになっており、エンタ
ーテインメント・システム500には、テレビジョン・モニタ408が接続され
るようになっている。
【0047】 エンターテインメント・システム500には、コンピュータゲームのプログラ
ムが記録された記録媒体から当該プログラムを読み取り、それを実行することに
よりテレビジョン・モニタ408にキャラクタを表示させる機能のほか、DVD
(digital versatile disc)再生、CDDA(compact disc digital audio)再
生等の各種制御機能が内蔵されている。コントローラ200からの信号も、エン
タテイメント・システム500内の上記制御機能の一つによって処理され、その
内容がテレビジョン・モニタ408上のキャラクタの動きなどに反映されるよう
になっている。
【0048】 コントローラ200には、コンピュータゲームのプログラムの内容にもよるが
、例えばテレビジョン・モニタ408に表示されたキャラクタを上下左右に動か
すための機能等が割り当てられている。
【0049】 次に、図9を参照して、図8に示したエンターテインメント・システム500
の内部について説明する。図9は、エンターテインメント・システム500のブ
ロック図である。
【0050】 CPU401に対して、RAM402及びバス403が夫々接続される。この
バス403に対して、グラフィック・プロセッサ・ユニット(GPU)404、
インプット・アウトプット・プロセッサ(I/O)409が夫々接続される。GP
U404には、例えばディジタルRGB信号等をNTSC標準テレビジョン方式
に変換するためのエンコーダ407を介して、外部機器としてのテレビジョン・
モニタ(TV)408が、接続される。I/O409には、光ディスク411に
記録されているデータを再生し、デコードするためのドライバ(DRV)410
,サウンド・プロセッサ(SP)412、フラッシュメモリからなる外部メモリ
415、コントローラ200及びオペレーティング・システム等の記録されたR
OM416が、夫々接続される。SP412は、増幅器413を介して、外部機
器としてのスピーカ414に接続される。
【0051】 ここで、外部メモリ415は、例えば、CPU若しくはゲートアレイ及びフラ
ッシュメモリからなるカード型のメモリであって、図8に示されたエンターテイ
ンメント・システム500に対し、その接続部511を介して着脱が自在となっ
ている。コントローラ200は、搭載された複数のボタンの押圧により指令をエ
ンターテインメント・システム500に与えるためのものである。また、ドライ
バ410は、MPEG標準に基づいてエンコードされた画像をデコードするため
のデコーダを備えている。
【0052】 次に、コントローラ200の操作により、どのようにして画像がテレビジョン
・モニタ408に表示されるのかについて説明する。前提として、光ディスク4
11に記録されているポリゴン頂点データ、テクスチャデータ等からなるオブジ
ェクトのデータが、ドライバ410を介して読み込まれ、CPU401のRAM
402に保持されているものとする。
【0053】 コントローラ200を介してプレイヤからの指示がエンターテインメント・シ
ステム500に入力されると、CPU401は、その指示に基づいて3次元上に
おけるオブジェクトの位置、視点に対する向きを演算する。これにより、X,Y
,Zの座標値で規定されるオブジェクトのポリゴン頂点データが夫々変更される
。変更後のポリゴン頂点データは、透視変換処理により、2次元の座標データに
変換される。
【0054】 2次元座標によって指定される領域がいわゆるポリゴンである。変換後の座標
データ,Zデータ及びテクスチャデータは、GPU404に供給される。GPU
404は、変換後の座標データ,Zデータに基づいて、順次、テクスチャデータ
をRAM405上に書き込むことで、描画処理を行う。この描画処理により完成
された1フレーム分の画像は、エンコーダ407によってエンコードされた後に
テレビジョン・モニタ408に供給され、その画面上に画像として表示される。
【0055】 図10は、コントローラ200の外観を示す平面図である。コントローラ20
0の装置本体201には、上面に第1、第2の操作部210,220が設けてあ
り、また側面には第3、第4の操作部230,240が設けてある。
【0056】 第1の操作部210は、押圧操作用の十字型をした操作体211を備え、この
操作体211の四方に延びる各操作キー211aが操作子を形成している。第1
の操作部210は、テレビジョン受像機の画面に表示されたキャラクタに動作を
与えるための操作部であり、操作体211の各操作キー211aを押圧操作して
、キャラクタを上下左右に動かす機能を有している。
【0057】 第2の操作部220は、押圧操作用の円柱状をした4個の操作ボタン221(
操作子)を備えている。各操作ボタン221には、頭部に各々「○」「△」「?
」「×」等の識別マークが付されており、個々の操作ボタン221を識別し易く
してある。この第2の操作部220は、光ディスク411に記録されたゲームプ
ログラムによりその機能が設定され、例えば、夫々の操作ボタン221にゲーム
キャラクタの状態を変化させる機能が割り付けられる。例えば、各操作ボタン2
21に、キャラクタの左腕、右腕、左足、右足を動かす機能が割り付けられたり
する。
【0058】 第3、第4の操作部230,240は、ほぼ同じ構造をしており、ともに上下
に並ぶ押圧操作用の2個の操作ボタン231,241(操作子)を備えている。
これら第3,第4の操作部230,240も、光ディスクに記録されたゲームプ
ログラムによりその機能が設定され、例えば、ゲームキャラクタに特殊な動作を
させる機能が割り付けられたりする。
【0059】 さらに、図10に示した装置本体201には、アナログ操作を行うための2個
のジョイスティック251が設けてある。このジョイスティック251は、上記
第1及び第2の操作部210,220と切り換えて、使用可能となる。その切換
は、装置本体201に設けたアナログ選択スイッチ252により行う。ジョイス
ティック251が選択されると、装置本体201に設けた表示部253が点灯し
て、ジョイスティック251の選択状態を表示するようになっている。
【0060】 なお、装置本体201には、この他にゲームの開始を指示するスタートスイッ
チ254や、ゲーム開始に際してゲームの難易度等を選択するための選択スイッ
チ255などが設けられている。
【0061】 図11及び図12は、第2操作部の構成例を示す図である。
【0062】 第2操作部220は、図11に示すように、操作子となる4個の操作ボタン2
21と、弾性体222と、抵抗体40を設けたシート部材223とを備えている
。各操作ボタン221は、装置本体201の上面に形成した装着孔201aに裏
面側から装着される。装着孔201aに装着された各操作ボタン221は、軸方
向に移動自在である。
【0063】 弾性体222は、絶縁性ゴム等で形成してあり、上方に突き出した弾力部22
2aを有し、この弾力部222aの上壁で操作ボタン221の下端を支持してい
る。操作ボタン221が押し込まれると、この弾力部222aの斜面部分が撓ん
で上壁が操作ボタン221とともに移動する。一方、操作ボタン221への押圧
力が解除されると、撓んでいた弾力部222aの斜面部が弾力的に復元して操作
ボタン221を押し上げる。すなわち、弾性体222は押圧操作により押し込ま
れた操作ボタン221をもとの位置まで復元させるための付勢手段として機能し
ている。図12に示されるように、弾性体222の裏面には導電部材50が夫々
取り付けられている。
【0064】 シート部材223はメンブレン等の可撓性および絶縁性を有する薄肉シート材
料で形成してある。このシート部材223の適所に抵抗体40が設けてあり、そ
れら抵抗体40と各導電部材50とが、夫々弾性体222を介して操作ボタン2
21と対向配置される。即ち、抵抗体40と導電部材50とで感圧素子が構成さ
れる。これら抵抗体40と導電部材50とでなる感圧素子は、操作ボタン221
から受ける押圧力に応じて電気的な抵抗値が変化する。
【0065】 より詳しく説明すると、図12に示されるように、第2操作部220は、操作
子としての操作ボタン221と、弾性体222と、導電部材50と、抵抗体40
とを備えている。導電部材50は、例えば、弾力性を有する導電ゴムからなり、
中央を頂部とする山形状に形成してある。この導電部材50は、弾性体222に
形成した弾力部222aの内側天井面に接着してある。
【0066】 また、抵抗体40は、導電部材50と対向して、例えば内部基板204上に設
けてあり、操作ボタン221の押圧操作に伴い、導電部材50が抵抗体40に接
触する構成としてある。 導電部材50は、操作ボタン221の押圧力(すなわ
ち、抵抗体40との接触圧)に応じて変形し、図12の(B)、(C)に示すよ
うに抵抗体40への接触面積を変える。すなわち、操作ボタン221の押圧力が
弱いときは、同図(B)に示すように、山形状をした導電部材50の頂部付近が
接触する。そして、さらに操作ボタン221の押圧力を強めていくと、導電部材
50が頂部から徐々に変形していき接触面積が広がる。
【0067】 図13は、抵抗体40と導電部材50からなる感圧素子の等価回路を示す図で
ある。同図に示すように感圧素子は電源ライン13に直列に挿入され、電極40
a、40b間に電圧Vccが印加されている。この感圧素子は、同図に示すよう
に導電部材50の有する比較的小さな抵抗値の可変抵抗42と、抵抗体40が有
する比較的大きな抵抗値の固定抵抗41とに分けられる。このうち、可変抵抗4
2の部分は、抵抗体40と導電部材50との接触する部分の有する抵抗に相当し
、導電部材50の接触面積に応じて感圧素子の有する抵抗値が変化する。
【0068】 すなわち、抵抗体40に対して導電部材50が接触すると、接触部分では導電
部材50が抵抗体40の代りにブリッジとなって電流が流れるためその接触部分
は抵抗値が小さくなる。したがって、抵抗体40に対する導電部材50の接触面
積が大きくなるほど、感圧素子の抵抗値は減少する。このように、感圧素子は、
全体として、可変抵抗として把握できる。なお、図12では、図13の可変抵抗
42である導電部材50と抵抗体40との接触部分のみを示しているが、図12
では、図13の固定抵抗41は、図示省略されている。
【0069】 本実施形態では、可変抵抗42と固定抵抗との境界部付近、即ち、抵抗体40
の中間部付近に出力端子を設け、印加電圧Vccから可変抵抗分だけ電圧降下し
た電圧を、操作ボタン221の押圧力に対応したアナログ信号として取り出して
いる。
【0070】 まず、電源投入時に抵抗体40に電圧が印加されるため、操作ボタン221が
押されていなくとも、出力端子40cからは一定のアナログ信号(電圧)Vmi
nが出力される。次いで、操作ボタン221が押圧操作されても、導電部材50
が抵抗体40に接触するまでは、該抵抗体40の抵抗値が変化しないため、抵抗
体40からの出力はVminのまま変化しない。さらに操作ボタン221が押圧
されて、導電部材50が抵抗体40に接触すると、その後は操作ボタン221の
押圧力に対応して抵抗体40に対する導電部材50の接触面積が増加するため、
抵抗体40の抵抗が減少し、抵抗体40の出力端子40cから出力されるアナロ
グ信号(電圧)が増加する。そして導電部材50がもっとも変化したところで、
抵抗体40の出力端子40cから出力されるアナログ信号(電圧)が最大Vma
xとなる。
【0071】 図14はコントローラ200の主要部を示すブロック図である。
【0072】 操作位置200の内部基盤に搭載されたMPU14は、切替器18とA/D変
換部18とを備えている。抵抗体40の出力端子40cから出力されるアナログ
信号(電圧)が、A/D変換部16に入力され、ディジタル信号に変換される。
【0073】 A/D変換部16から出力されたディジタル信号は、コントローラ200の内
部基盤に設けたインターフェース17を介して、エンターテインメント・システ
ム500に送られ、このディジタル信号によりゲームキャラクタの動作等を実行
させる。
【0074】 抵抗体40の出力端子40cから出力されたアナログ信号のレベル変化は、上
述したように操作ボタン221(操作子)から受ける押圧力の変化に対応してい
る。したがって、A/D変換部16から出力されるディジタル信号は、ユーザによ
る操作ボタン221(操作子)の押圧力に対応したものである。ユーザの押圧操
作とこのような関連を持つディジタル信号により、ゲームキャラクタの動作等を
制御すれば、「1」または「0」の2値化ディジタル信号による制御にくらべア
ナログ的な滑らかな動作を実現することが可能となる。
【0075】 光ディスク411に記録されたゲームプログラムに基づき、エンターテインメ
ント・システム500から送られてくる制御信号により、切替器18を制御する
構成となっている。即ち、エンターテインメント・システム500からは、光デ
ィスクに記録されたゲームプログラムを実行した際、そのゲームプログラムの内
容に応じて、A/D変換部16を、多値化したアナログ信号を出力する手段とし
て機能させるか、又は2値化したディジタル信号を出力する手段として機能させ
るかを、指定する制御信号が出力される。この制御信号に基づき、切替器18は
A/D変換部16の機能を選択して切り替えている。
【0076】 図15および図16は第1操作部の構成例を示す図である。
【0077】 第1操作部210は、図15に示すように、十字型をした操作体211と、こ
の操作体211を位置決めするスペーサ212と、操作体211を弾力的に支持
する弾性体213とを備え、さらに図16に示すように、弾性体213の裏面に
はまた導電部材50が取り付けられ、弾性体213を介して操作体211の各操
作キー211a(操作子)と対向する位置に抵抗体40を配置した構成となって
いる。
【0078】 第1操作部210の全体構造は、日本国特開平8−163672号公報などに
おいて既に周知であるため、その詳細な説明は省略するが、操作体211は、ス
ペーサ212の中心部に形成された半球状の凸部212aを支点として、各操作
キー211a(操作子)が、抵抗体40側へ押し込み可能なように組み付けられ
ている(図16参照)。
【0079】 十字型をした操作体211の各操作キー211a(操作子)と対応して、夫々
導電部材50を弾性体213の内側天井面に接着してある。また、抵抗体40は
単一の構成のものを各導電部材50と対向するように配置してある。
【0080】 操作子である各操作キー211aが押し込まれると、弾性体213を介してそ
の押圧力が導電部材50及び抵抗体40からなる感圧素子に作用し、その押圧力
の大きさに応じて電気的な抵抗値が変化する。
【0081】 図17は抵抗体の回路構成を示す図である。同図に示すように抵抗体40は電
源ライン13に直列に挿入され、電極40a、40b間に電圧が印加されている
。この抵抗体40の抵抗を模式的に示すと、同図に示すように第1,第2の可変
抵抗43,44に分けられる。このうち、第1の可変抵抗43の部分には、例え
ば、キャラクタを上方向に動かすための操作キー(上方向キー)211aととも
に移動する導電部材50、および左方向に動かすための操作キー(左方向キー)
211aとともに移動する導電部材50の夫々が接触し、それら導電部材50の
接触面積に応じて抵抗値を可変する。
【0082】 また、第2の可変抵抗44の部分には、例えば、キャラクタを下方向に動かす
ための操作キー(下方向キー)211aとともに移動する導電部材50、および
右方向に動かすための操作キー(右方向キー)211aとともに移動する導電部
材50の夫々が接触し、それら導電部材50の接触面積に応じて抵抗値を可変す
る。
【0083】 そして、各可変抵抗43,44の中間部に出力端子40cを設け、この出力端
子40cから各操作キー211a(操作子)の押圧力に対応したアナログ信号を
出力するようにしている。
【0084】 出力端子40cからの出力は、第1,第2の可変抵抗43,44が有する抵抗
値の分割比をもって計算でき、例えば、第1の可変抵抗43の抵抗値をR1,第
2の可変抵抗44の抵抗値をR2,電源電圧をVccとした場合、出力端子40c
に現れる出力電圧Vは、次の式で表すことが出来る。
【0085】 V=Vcc×R2/(R1+R2)
【0086】 したがって、第1の可変抵抗43が有する抵抗値が減少すると出力電圧は増加
し、一方、第2の可変抵抗44が有する抵抗値が減少すると出力電圧も減少する
【0087】 図18は抵抗体の出力端子から出力されるアナログ信号(電圧)の特性を示す
図である。
【0088】 まず、電源投入時に抵抗体40に電圧が印加されるため、操作体211の各操
作キー211aが押されていなくとも、出力端子40cからは一定のアナログ信
号(電圧)Vが出力される(図中0の位置)。
【0089】 次いで、いずれかの操作キー221aが押圧操作されても、導電部材50が抵
抗体40に接触するまでは、該抵抗体40の抵抗値が変化しないため、抵抗体4
0からの出力はVのまま変化しない。
【0090】 さらに上方向キーまたは左方向キーが押圧されて、導電部材50が抵抗体40
における第1の可変抵抗43部分に接触すると(図中pの押圧位置)、その後は
操作キー221a(操作子)の押圧力に対応して第1の可変抵抗43部分に対す
る導電部材50の接触面積が増加するため、その部位の抵抗値が減少し、抵抗体
40の出力端子40cから出力されるアナログ信号(電圧)が増加する。そして
導電部材50が最も変化したところで、抵抗体40の出力端子40cから出力さ
れるアナログ信号(電圧)が最大Vmaxとなる(図中qの押圧位置)。
【0091】 一方、下方向キーまたは右方向キーが押圧されて、導電部材50が抵抗体40
における第2の可変抵抗44部分に接触すると(図中rの押圧位置)、その後は
操作キー221a(操作子)の押圧力に対応して第2の可変抵抗44部分に対す
る導電部材50の接触面積が増加するため、その部分の抵抗値が減少し、その結
果、抵抗体40の出力端子40cから出力されるアナログ信号(電圧)が減少す
る。そして導電部材50がもっとも変形したところで、抵抗体40の出力端子4
0cから出力されるアナログ信号(電圧)が最小Vminとなる(図中sの押圧位
置)。
【0092】 抵抗体40の出力端子40cから出力されるアナログ信号(電圧)は、図19
に示すように、A/D変換部16に入力され、ディジタル信号に変換される。なお
、図19に示すA/D変換部16の機能は図14に基づき先に説明したとおりであ
るため、ここでは詳細な説明は省略する。
【0093】 図20は第3操作部の構成例を示す図である。
【0094】 第3操作部230は、2個の操作ボタン231と、これらの操作ボタン231
を操作装置200の内部で位置決めするスペーサ232と、各操作ボタン231
を支持するホルダ233と、弾性体234と、内部基盤235とを備えており、
内部基盤235の適所に抵抗体50を弾性体234裏面と導電部材50を取り付
けた構成となっている。
【0095】 第3操作部230の全体構造も、日本国特開平8−163672号公報などに
おいて既に周知であるため、その詳細な説明は省略するが、各操作ボタン231
はスペーサ232に案内されて押し込み操作可能となっており、押し込まれた際
の押圧力が弾性体234を介して既に説明した導電部材50及び抵抗体40から
なる感圧素子へ作用する。感圧素子は、受けた押圧力の大きさ応じて電気的な抵
抗値を変化させる。
【0096】 なお、第4操作部240も、上述した第3操作部230と同様に構成されてい
る。
【0097】 前述の説明において図4では、変速再生のためのフローチャートを示した。こ
のプログラムは、光ディスク等の記録媒体に単体で記録された状態でも、また、
ゲームソフトウェアの一部として、ゲームソフトウェアと共に上記記録媒体に記
録された状態で提供することが可能である。これらのプログラムはエンターテイ
ンメント・システム500上で起動され、そのCPUによって実行される。
【0098】 ここで、感圧値に応じた速度で再生するためのプログラムが単体で記録媒体に
記録されて提供されることの意味は、ソフトウェア開発用に予めライブラリとし
て用意したものであることを意味する。周知なように、ソフトウェアを開発する
際に、全ての機能を作成すると膨大な時間が掛かる。
【0099】 しかしながら、ソフトウェアの機能を機能の種類毎に分解すると、例えばオブ
ジェクトを移動させる、等のように様々なソフトに共通して用いることができる
機能が多く含まれている。
【0100】 そこで、本実施例のような共通に使えるような機能をライブラリプログラムと
してソフトウェアメーカー側に提供することが可能となる。ソフトウェアメーカ
ーは、このように一般化した機能については外部からプログラムとして提供して
もらうことにより、共通の機能部分以外のソフトウェアの本質的な部分のみの制
作で済む。
【0101】 以上、実施例について説明したが、本発明は、次のような代替例を取り得る。
実施例では、ユーザの押圧した感圧値をそのまま使用している。しかし、ユーザ
の体力差、反射神経の優劣等の差異を補正するため、ユーザ感圧値の最大値をプ
ログラムで設定された最大ゲーム感圧値に補正し、中間値は比例的に補正して用
いることもできる。このような補正は、補正テーブルを作成して行われる。また
、ユーザ感圧値を公知の関数に基づいて補正し、ゲーム感圧値として用いること
もできる。更に、ユーザ感圧値変化率の最大値をプログラムで設定された最大ゲ
ーム感圧値変化率に補正し、中間値は比例的に補正して用いることもできる。こ
れらの具体的な方法は、本発明者の日本国特願平2000−40257及びこれ
に対応するPCT/JP01/00136(出願人書類記号SC00097WO
00)を参照されたい。
【0102】
【発明の効果】
本発明によれば、変速再生のための単なるオン・オフスイッチの押圧や押圧の
継続を、一層ユーザに使い易いインターフェースにすることができる。
【0103】 また、本発明によれば、音声の記録されたメディアから再生を行う際の再生速
度を感圧スイッチにより自由自在に制御できるようになり、ユーザの操作がその
ままダイレクトな制御となる。この結果、ユーザインターフェースを向上させるこ
ととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、エンターテインメント・システムを用いた接続例を示す概念図である
【図2】 図2は、Iピクチャ、Pピクチャ及びBピクチャの三種類のピクチャを説明す
るための略図である。
【図3】 図3は、再生用のテーブルを示しており、図3(A)は高速再生用のテーブル
を、図3(B)は低速再生用のテーブルを、それぞれ示す略図である。
【図4】 図4は、変速再生のためのプログラムによる処理を示すフローチャートである
【図5】 図5は、図4に示した高速再生処理ルーチンS100を示すフローチャートで
ある。
【図6】 図6は、図4に示した低速再生処理ルーチンS200を示すフローチャートで
ある。
【図7】 図7は、コンパクトカセットレコーダ100の変速再生に感圧値を用いたエン
ターテインメント・システムを示すブロック図である。
【図8】 図8は、コントローラがエンターテインメント・システムに接続された状態を
示す図である。
【図9】 図9は、エンターテインメント・システムを示すブロック図である。
【図10】 図10は、コントローラの外観を示す平面図である。
【図11】 図11は、第2操作部の構成例を示す分解斜視図である。
【図12】 図12は、同じく第2操作部の構成例を示す断面図である。
【図13】 図13は、感圧素子の等価回路を示す図である。
【図14】 図14は、コントローラの主要部を示すブロック図である。
【図15】 図15は、第1操作部の構成例を示す分解斜視図である。
【図16】 図16は、同じく第1操作部の構成例を示す断面図である。
【図17】 図17は、抵抗体の回路構成を示す図である。
【図18】 図18は、出力信号の特性を示す線図である。
【図19】 図19は、抵抗体を含む全体構成を略示するブロック図である。
【図20】 図20は、第3操作部の構成例を示す分解斜視図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感圧手段に接続されたスイッチと、 該スイッチからの出力に応じた速度で再生処理を行う処理装置と、 上記処理装置により処理された結果を出力する出力手段とを有する電子機器で
    あって、 上記処理装置は、上記スイッチの出力値に応じた速度で再生速度を変更するこ
    とを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 上記処理装置は、 上記スイッチの出力値の大きさの変化率に応じて再生速度を変更する、請求項
    1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 上記処理装置は、 上記スイッチの出力値の大きさに応じて再生速度を変更する、請求項1記載の
    電子機器。
  4. 【請求項4】 感圧手段を有するコントローラからの出力を指令として処理
    を行うプログラムがコンピュータによって読み取り、実行可能に記録された記録
    媒体であって、 上記ソフトウェアプログラムは、 上記コントローラの出力値に応じて、再生速度を変更することを特徴とする、
    記録媒体。
  5. 【請求項5】 上記ソフトウェアプログラムは、 上記コントローラの出力値の大きさの変化率に応じて、再生速度を変更するこ
    とを特徴とする、請求項4記載の記録媒体。
  6. 【請求項6】 上記ソフトウェアプログラムは、 上記コントローラの出力値の大きさに応じて、再生速度を変更することを特徴
    とする、請求項3記載の記録媒体。
  7. 【請求項7】 電子機器により、画像又は音声を再生する方法において、 感圧手段により操作圧力を感知して感圧信号を生成し、 前記感圧信号に関連して再生速度を決定し、 決定された再生速度により、前記画像又は音声を変速再生する、諸段階を含む
    、画像又は音声を再生する方法。
  8. 【請求項8】 前記感圧信号に関連して再生速度を決定する段階は、 前記感圧信号の大きさに対応して、再生速度を変更する、請求項7記載の画像
    又は音声を再生する方法。
  9. 【請求項9】 前記感圧信号に関連して再生速度を変更する段階は、 前回の操作時の感圧信号と今回の操作時の感圧信号との大きさの変化率に対応
    して、再生速度を決定する、請求項7記載の画像又は音声を再生する方法。
  10. 【請求項10】 前記決定された再生速度により、前記画像又は音声を変速
    再生する段階は、 MPEG圧縮画像を変速再生するに際し、Iピクチャのみによって再生画像を
    変速再生している、請求項7記載の画像又は音声を再生する方法。
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