JP2003519000A - 蒸気−液体接触トレイ用降水管 - Google Patents

蒸気−液体接触トレイ用降水管

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JP2003519000A
JP2003519000A JP2000508441A JP2000508441A JP2003519000A JP 2003519000 A JP2003519000 A JP 2003519000A JP 2000508441 A JP2000508441 A JP 2000508441A JP 2000508441 A JP2000508441 A JP 2000508441A JP 2003519000 A JP2003519000 A JP 2003519000A
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エル ファン、ゾングリアン
ジェイ ビンクレイ、ミッチェル
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コック グリッシュ インコーポレーテッド
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D3/00Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping
    • B01D3/14Fractional distillation or use of a fractionation or rectification column
    • B01D3/16Fractionating columns in which vapour bubbles through liquid
    • B01D3/18Fractionating columns in which vapour bubbles through liquid with horizontal bubble plates
    • B01D3/20Bubble caps; Risers for vapour; Discharge pipes for liquid

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 蒸気ー液体接触トレイ(36)は、トレイ・デッキ(40)及び上流降水管(48)及びトレイ・デッキ(40)の開口部(46)に置かれた下流降水管(50)を設けられている。上流降水管(48)は、下向きに液体を運ぶために下端で下向きに伸びている少なくとも2本の間隔をあけた脚(64)を備えている。脚(64)の間の間隔は、上流降水管(48)が降水管(48)における所望の蒸気流パターンを完全には妨げないように、蒸気が脚(64)の間を流れることを可能にしている。各脚(64)は、排出液体を蒸気流から保護し、液体の流れの下向きの運動量をそらせるために排出口(66)から、下向きに伸びているそらせ板(68)を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 関連出願への相互参照 この出願は、1997年9月5日及び1997年9月10日にそれぞれ提出さ
れた米国仮出願番号60/057,992及び60/058,480の利点を請求する。 連邦がスポンサーになった調査の供述 適用できない。
【0002】 発明の背景 本発明は、一般的にいえば物質移動及び交換コラムに関し、さらに詳しくいえ
ばそのようなコラムに利用される蒸気ー液体接触トレイに関連して使われる降水
管に関する。
【0003】 蒸気ー液体接触トレイが、下降する液体の流れと上昇する蒸気流れの間の相互
作用及び物質移動を容易にするために物質移動または熱交換コラムにおいて使わ
れる。トレイは、コラムの開いた内部の領域の中で、大体水平にかつ垂直に間隔
をあけて配置されている。各トレイは、普通は上昇する蒸気がトレイ・デッキを
通り抜けてトレイ・デッキの上表面を横切って流れる液体と相互作用することが
できるようにする複数の蒸気流開口を有する平らなデッキ部分を備えている。降
水管は、デッキから液体を除去して次の下にあるトレイの入口端で液体受け領域
に液体を向けるためにトレイ・デッキの出口端の開口部に置かれる。それから液
体、下にあるトレイのトレイ・デッキを横切って流れ、トレイ・デッキを通り抜
ける蒸気と相互作用して、次に、関連の出口降水管の中を次の下にあるトレイへ
下向きに流れる。この流れパターンは、それから各引き続く下のトレイに対して
繰り返される。
【0004】 高い液体の流量が扱われる従来のコラムにおいて、第二の降水管を各トレイに
用いてトレイの液体取扱い容量を増やし、それによって降水管のあふれが起こる
機会を減らすことが米国特許番号5,213,719 で提案された。第二の降水管、上流
降水管という、が下流降水管に隣接して配置され、垂直長さで下流降水管より短
い。米国特許番号5,213,719 から取られた図1は、トレイ・デッキ14の出口端
に置かれた上流降水管10及び下流降水管12を備えた降水管構成を示している
【0005】 米国特許番号5,453,222 において、通常平らな降水管入口壁を半円錐の壁の下
面に沿ったトンネルを形成するように半円錐形式に形づくることができることも
また、提案された。蒸気トンネルは、水平流れベクトルを蒸気流に与え、蒸気流
から液体の解放されるのを容易にする。図2及び3は、米国特許番号5,453,222
からとられ、半円錐の入口壁20を持っている降水管18を備えたトレイ16を
示している。下にあるトレイ26の上にある液体受けトラフ24に配置された換
気室22は、蒸気が半円錐の降水管入口壁20によって形成された上に横たわる
蒸気トンネル28を上向きに通過するように換気室22を通過できるようにする
【0006】 上記の米国特許番号5,213,719 で開示された二重降水管によって与えられる利
点を上述の米国特許番号5,453,222 によって教えられる半円錐の入口壁を備えた
降水管によって与えられるものと結合することは望ましいだろう。しかし、上流
降水管は、それが蒸気トンネルに下向きに突き出ず、蒸気トンネルを通る蒸気の
所望の流れを妨げないように、比較的短い垂直寸法のものである必要があるだろ
うから、いくつかの問題がそのような組合せから生じるだろう。比較的短い上流
降水管が使われる場合、上流降水管の底から出る液体が蒸気トンネルに沿って流
れている蒸気流の中に直接排出されるだろう。蒸気流れの運動量によって、排出
された液体を降水管からトレイを横切って吹き飛ばされるであろう。液体が蒸気
の中を動くときのそのような吹き込み液体に起こる蒸気ー液体接触及びエネルギ
ーと質量の交換は、望まれるほどにはよくない。それに加えて、吹き込み液体は
、トレイ・デッキの諸部分を迂回するだろうし、液体がトレイ・デッキを完全に
切って流れる場合、さもなければ起こるであろう蒸気ー液体相互作用を行わない
であろう。したがって、この効果を最小にするか、除去することが望ましい。
【0007】 上流降水管を利用する結果として起こる可能性のある厄介なもう一つの効果は
、それが低い流量条件の下で下流すなわち一次降水管からの液体の流れを「枯渇
」させるかもしれないということである。この効果のその他の帰結は、下流降水
管にはそれ通って流れる液体が少なすぎる可能性があり、それが望まないのに蒸
気が降水管に入ることを阻止する降水管の底領域における液体シールを失う可能
性がある。液体シールがなくなると、蒸気が降水管を通して流れて、上に横たわ
るトレイにある液体との相互作用を行わなくする。そのような効果が起こる可能
性は、全体として見たときのコラムの操作の柔軟性を減少させる。
【0008】 垂直寸法が小さい上流降水管を使うことから生ずるなおさらに望ましくない結
果は、上流降水管の底から出る液体が下のトレイ・デッキに垂直に下方へ自由落
下で落ちることである。落下液体の大きな運動量は、液体が下のトレイを打って
衝突領域の蒸気流を局所的に弱めるとき圧力に変えられ、その結果、液体がトレ
イ・デッキのその点で蒸気開口を通して滴る可能性を生ずる。
【0009】 垂直寸法が短い上流降水管を利用する前述の望ましくない効果を蒸気トンネル
構造を利用している降水管装置と関連して説明したが、当業者は、たとえ蒸気ト
ンネルがないとしても、上流降水管の垂直寸法がわずかなとき、これらの望まし
くない効果がまた、生ずる可能性のあることを認めるであろう。従って、二重降
水管装置におけるこれらの欠点を克服することが望ましいであろう。
【0010】 発明の簡単な概要 本発明の目的は、降水管の領域における所望の蒸気流パターンを完全には妨げ
ないで、蒸気流が排出された液体を降水管から運び去らないで降水管の近くでの
所望の蒸気ー液体相互作用を妨げないように、降水管の上流の部分から排出され
る液体を少なくとも一部分シールドすることができるようにして作られた二重降
水管を備えた蒸気ー液体接触トレイを提供することである。
【0011】 本発明の目的はまた、所望の蒸気流パターンを完全には妨げないで、上流の部
分内に溜まって、降水管の下流部分に溢れ、それによって降水管の下流の部分を
通る上向きの蒸気流に耐えるに必要な液体シールを作るのに十分な流れ抵抗を持
つ二重降水管を提供することである。。
【0012】 本発明の更なる目的は、所望の蒸気流パターンを完全には妨げないで、液体の
下方への運動量を分断し、そのような下向きの運動量の結果として、トレイ・デ
ッキにある蒸気流開口を通してしみでる液体の発生率を減らすようにして下にあ
るトレイ・デッキの表面の近くで液体を排出することができる前述の二重降水管
を提供することである。。
【0013】 本発明のこれら及びその他の関連の目的を達成するために、トレイ・デッキの
上表面から液体を除去する開口部及び蒸気が上表面にある前記液体と相互作用す
るためにトレイ・デッキを通って上向きに流れることができるようにする複数の
開口を備えるトレイデッキと、トレイ・デッキにある開口部で下方に伸びトレイ
・デッキから前記開口部に入っている液体の少なくとも一部分を受ける上端の入
口及び下端で下向きに伸び、各々が液体の前記部分の少なくとも一部分が通って
上流降水管を出る下側排出口を持つている少なくとも2本の間隔をあけた脚を持
つている上流降水管と、トレイ・デッキの前記開口部で下向きに伸びていて、液
体が下流降水管を出る下側排出口を持っている下流降水管とを備える蒸気ー液体
接触トレイが提供される。少なくとも一つのオリフィスを上流降水管と下流降水
管の間の流体流を通じさせるために上流降水管中に設けることができる。
【0014】 もう一つの面において、本発明は蒸気ー液体相互作用を容易にするために蒸気
ー液体接触トレイを利用する方法に向けられている。
【0015】 蒸気ー液体接触トレイの主要な利点は、上流降水管が蒸気を降水管の領域の所
望の蒸気流れパターンの少なくとも一部分を保つために脚の間の開いたスペース
内を通過させることができることである。脚及びそらせ板は、蒸気流れがトレイ
の入口端から排出された液体を運び去らないでそれによって液体がトレイを横切
って流れるときに起こる所望の蒸気ー液体相互作用を妨げないように、下向きに
上流降水管の中を流れる液体をシールドすることができる。なお、そらせ板は下
方への運動量を分断させ、そのような下方への運動量の結果としてトレイ・デッ
キの蒸気流開口を通してしみでる液体の発生率を減らす。上流降水管も十分な流
れ抵抗を持ち、液体が上流部分の中に溜まってオリフィスを通過するか又は堰か
ら溢れ出て下流降水管に入り、それによって下流降水管を通る上向き蒸気流に抵
抗するのに必要な液体シール作ることができるようにする。
【0016】 発明の詳細な説明 非常に詳細な図4−8に転ずると、物質移動または熱交換コラムが数字30に
よって総括的に示され、複数の蒸気ー液体接触トレイ36が含まれる空き内部領
域34を画成する直立した円筒形のシェル32を備えている。コラムは、普通は
分留生成物を得るために、液体流及び選択的に蒸気流を処理するために使われる
型のものである。コラム30が円筒形の構成で示されているけれども、多角形を
含む他の形を使用してもよい。コラム30は、特定の用途のために選択されたど
んな適当な直径及び高さのものにすることもでき、どんな適切に堅い材料からで
も作ることができる。
【0017】 一つ以上の液体の流れを副流煙供給管路及び性質がありきたりのものであるた
めに図面の中に示されていないオーバーヘッド還流戻り管路を通してコラム30
に向けることができる。同様に、一つ以上の蒸気流を、副流煙供給管路(図示な
し)を通してコラムに充填するか又はコラム30内で生成できる。物質移動カラ
ムの他の普通の面、例えば充填ベッド、液体の分配器とコレクタ、リボイラ、凝
縮器などは示されていが、それらがコラムを通して向流関係で流れるとき、液体
流及び蒸気流の所望の処理を実施するためにコラム30に設けることができる。
【0018】 蒸気ー液体接触トレイ36は、コラム30の内部領域34の中に垂直に間隔を
あけた関係に置かれてコラム30の内側表面に取付けられた支持リング38で大
体水平の向きに支持される。各トレイ36は、液体がトレイ・デッキ40の上へ
導入される入口端42及び液体がデッキにある開口部46を通してトレイ・デッ
キから除去される出口端44を有するトレイ・デッキ40を備えている。孔45
は、「活性領域」として知られているトレイ・デッキの部分を横切って一様に分
布されている。孔45は、蒸気がトレイ・デッキを通り抜けてデッキの上表面を
横切って流れる液体と相互に作用するのを可能にする。 孔45は、穴、弁構造または他の普通の分留トレイ孔を備え、トレイ36が利用
される特定の操作条件のための大きさ、形及び分布を持っていてもよい。孔45
は、普通はトレイ・デッキ40の入口端42の液体受け部分から除かれるが、希
望する場合、存在してもよい。
【0019】 少なくとも一つ及び好ましくは複数のトレイ36がトレイ・デッキ40の出口
端44にある開口部46の中に配置された上流降水管48及びトレイ・デッキ開
口部46にある上流降水管に隣接して下流に配置された下流降水管50を備えて
いる。降水管48及び50は、下にあるトレイの方へ予め選択された距離をトレ
イ・デッキの下で下向きに伸びている。隔壁52は、少なくともそれらの長さの
一部分に沿った上流及び下流降水管48及び50を分離して、少なくとも下流降
水管のための入口壁53aの一部分及び少なくとも上流降水管のための下流の壁
53bの一部分を形成する。隔壁52は、両方の降水管のための共通の壁として
働く単一の壁であってもよく、又はそれは、降水管を、希望する場合、間隔をあ
けて配置できるようにする二重の間隔をあけた壁であってもよい。下流降水管5
0のために入口壁53aとして働く隔壁52のその部分は、図4−5において示
されるように、円錐にすることもできるし、または、図7−8において示される
ように、平らで傾斜を付けることもできる。代わりに、入口壁は、図9に示され
ているように垂直に、図10及び11に示されているように多分割の弦形や曲線
状または他の所望の形状にすることができる。さらに代わりのものとして、図1
0−11において示される多分割の弦形の入口壁53aを垂直ではなく傾斜させ
ることもできる。
【0020】 図4−9において示されるように、上流降水管48はまた、同様に平らで垂直
に配置できる入口壁54によって一部分形成されるか、又はそれは図10ー11
に示されるように傾斜形及び/又は湾曲形、多分割形弦形にすることができるき
るし、又は他の形状にすることもできる。降水管の残りの壁は、コラム・シェル
32によって形成されるが、希望する場合別々の壁を使うことができる。
【0021】 上流及び下流降水管48及び50は、トレイ・デッキ40の出口端44から、
液体を除去してそれを下にあるトレイ・デッキの入口端42に下向きに向けるた
めに協力する。降水管48及び50は、液体が下向きに上部入口を通り抜けるた
めに降水管の開いた上部に入る上部入口56及び58をそれぞれ備え、下流降水
管は、液体が下にあるトレイ・デッキ40の入口端42の上へ排出される排出口
60を備えている。図4−5にされる下流降水管の排出口60は、半円形で支持
リング38の上に横たわっている下にあるトレイ・デッキ40のその部分の上へ
ほぼ向けられる。代わりに、排出口は、形状が図7−9に示すように弦形あって
もよいし、図10−11に示すように多分割されてもよい。所望らば、穿孔され
たプレート61が図9に示すように下流降水管50の排出口60を閉じることが
できる。プレート61は、孔、開口部、スロット、指向性の空気取入れ口または
他の所望の構成で穿孔することができる。代わりに、プレート61は、プレート
・セグメントの間の間隔にある複数の排出開口部を形成する多数の重なりプレー
ト・セグメントを含むことができる。
【0022】 上流降水管48は、入口56及び液体を下にあるトレイ・デッキ40へ運ぶた
めに上部62から下向きに伸びる複数の間隔をあけた導管または脚64を形成す
るために上部で開いている水平に細長い、箱状の上部62を備えている。上部部
分62は好ましくはコラム30の幅を横切って伸び、液体のコレクタとして主に
作用するが、それはまた等しい量の液体を脚64に分配するマニホルドとして作
用するか、又は代わりに、大量の液体を下にあるトレイ・デッキ40を横切る均
一または他の所望の液体の流れパターンを容易にするために選ばれた脚64に導
いてもよい。他の構成を上部62のために利用できるが、それは、上流降水管4
8の下で蒸気の水平通過を完全には妨げないように、垂直長さで十分に短くなけ
ればならない。
【0023】 脚64は、垂直に細長い、箱状の構成のものであるが、また、円筒形又は、任
意の他の所望の形であって、下にあるトレイ・デッキ40より上の予め選択され
た距離で間隔をあけた下の排出口66を備えていてもよい。好ましくは、各脚6
4は下向きに先細りになっていて、排出口66での水平断面積が脚の上端のもの
より小さくなっていて、液体が脚の内部に溜まって排出口に蒸気の入るのを防ぐ
シールを形成できるようになっている。
【0024】 数、大きさ及び脚64の間隔は、所望の量の蒸気流を収容するために脚64の
間に十分な開いたスペースを与えながら、所望の量の液体流を収容するように選
ばれる。都合のよいのは、降水管の領域での所望の蒸気流パターンを維持できる
ように、間隔をあけた脚64によって蒸気が脚の間の間隔の中を流れることがで
きるようすることである。しかし、脚の中の液体は、蒸気流の力から脚64でシ
ール遮られ、蒸気流に起因する中断なしに入口端42にある下にあるトレイ・デ
ッキより上に予め選択された距離へ運ばれる。
【0025】 各脚64はまた、排出口66の下で下向きに伸びるL字形のフードまたはそら
せ板68を備えている。そらせ板68の水平に伸びている部分70は、排出口6
6で位置合わせを行われ、排出口66から出ている液体の相当な部分の垂直に下
方への運動量をそらせるように大きさを設定される。このように落下液体をそら
せることによって、液体が下のトレイを打つ力を減らすので、液体がトレイ・デ
ッキのその点で蒸気孔を通してしたたる可能性が少ない。そらせ板68の垂直に
伸びている部分72は、排出された液体を卓越蒸気流から保護し、それによって
、蒸気が液体をトレイを横切って吹きとばし、トレイ・デッキの諸部分に沿う蒸
気の相互作用を回避する機会を減らす。図5、8及び9で示すように、垂直部分
72を出口60及び66の間に配置し、隔壁52を下方へ延ばすことによって形
成できる。代わりに、図11に示すように、そらせ板68の垂直部分72を出口
66の反対側に置き、脚64の入口壁54を下方へ延ばすことにによって形成で
きる。
【0026】 排出された液体を蒸気流から保護し、排出液体の下向き運動量を分断する目的
を図面に示されたL字形のそらせ板でなく湾曲形、多分割形又は他の形に作られ
たそらせ板を使って達成できることが分かるであろう。その他に、そらせ板68
の垂直部分72は、例えば、液体が下流降水管排出口60から流れ出る液体流に
直接排出されるように、脚64の出口66が下にあるトレイ・デッキ40に十分
に近くにある用途では省略することができるだろう。そらせ板68の水平部分7
0はまた、垂直部分72から離して形成し、コラム・シェル30、下にあるトレ
イ・デッキ40または他の内部構成要素に付けられたブラケットによって支えら
れることができるであろう。前述の変化形態は、本発明の範囲によって及びその
中で考慮されている。
【0027】 堰74が降水管入口56と58を分離し、それによって液体が上流降水管48
に満ちて、流体が堰からあふれ出て下流降水管50に入る前に、トレイ・デッキ
40の上に予め選択された深さまで溜まるようにする。代わりに、堰74は除か
れてもよいし、又はトレイ・デッキ40の出口端44の縁に配置し、液体が上流
降水管48の入口56に入るために堰を越えてこぼれなければならないようにし
てもよい。なお、二つの堰74を設け、一方をトレイ・デッキ40の出口端44
の端に配置し、他方を降水管入口56及び58の間に配置して、利用することも
できるだろう。
【0028】 図5−6及び8に最もよく見られるように、複数の間隔をあけたオリフィス7
6が隔壁52に設けられて、上流降水管48にある液体の一部分が上流降水管の
上部から隔壁52を通過して下流降水管50に入れる。オリフィス76は、図面
において正方形の形を持つとして示されているが、それらは丸形、卵形、矩形又
は他の所望の形であってもよい。オリフィスの数、大きさ、形及び間隔は、液体
が下流降水管に溜まり、それによってその降水管の底における液体シールを維持
するのに十分な液体流を下流降水管50中へ与えるように選ばれる。上流降水管
48の脚64によって与えられる流れ抵抗はまた、液体を上流降水管の上部62
の中に溜まらせ、それによって液体がオリフィス76を通して下流降水管50に
流れるのを確実にするのを助けるように働く。十分な液体の流量の下では、液体
がトレイ・デッキ40の上に溜まって、それから堰74から溢れ出て降水管50
にその上部入口58を通して入ることになろう。
【0029】 動作について説明すると、液体が入口端42からトレイ・デッキ40の出口端
44へ流れて、上流降水管48の入口56及び上部62に入る。液体の一部分は
脚64によって下向きに運ばれて、出口66を通して排出され、それが下にある
トレイ・デッキの上へ落ちる前にL形のそらせ板68によってそらされる。上流
降水管48の上部62の中の液体のもう一つの部分がオリフィス76を通り抜け
て、下流降水管50に入り、それを通して下方へ通過し、下にあるトレイ・デッ
キの上へ排出される。液体の流量が十分なレベルまで増加すると、堰74によっ
て、液体がトレイ・デッキの上に溜まり、最終的に、堰74から溢れ出て下流降
水管に入る。液体が溜まっていてトレイ・デッキを横切って流れているので、蒸
気がトレイ・デッキを上方へ通り抜けてトレイ・デッキの上で液体と相互作用す
る。
【0030】 蒸気が降水管の領域で所望の蒸気流パターンを完全には妨げないように、蒸気
を脚64の間の空きスペース中をも通過できるようにして、上流降水管48が作
られるということを知ることができる。しかし、脚64及びそらせ板68は、蒸
気流が排出液体をトレイ・デッキ40から運び去らず、それによって、トレイ・
デッキ上で所望の蒸気ー液体相互作用を妨げないように、上流降水管48の中を
下向きに流れている液体をシールドすることができる。それに加えて、液体の下
向きの運動量を分断して、そらせ板48はそのような下向きの運動量の結果とし
て、トレイ・デッキにある蒸気流孔を通る液体のしみ出しの発生率を減らす。上
流降水管48はまた、液体が上部62の中に溜まってオリフィス76を通り抜け
るか、堰74からあふれ出て、下流降水管50に入り、それによって下流降水管
を通る上向き蒸気流に抵抗するのに必要な液体シールを作ることができるように
、十分な流れ抵抗を持っている。本発明の降水管を、例えば、隆起した液体受け
領域及び/又は空気取入れ口又は蒸気流が液体受け領域を通ることのできる時間
を制限すように設計されたその他の蒸気流孔などの他のトレイ機構と組合せて使
用できることがもちろん認められであろう
【0031】 本発明を単一のパス・トレイに関して説明したが、本発明は多パス・トレイを
用いるために容易に適応することができる。これは、本発明によって本発明の範
囲内で考慮されている。
【0032】 前述のことから、この発明が構造に固有である他の利点と共に上述した全ての
目的を達成するためによく適応するものであるということが分かるであろう。 ある特徴及び部分組合せが役に立ち、他の特徴及び部分組合せに関係なく使用さ
れてもよいと分かるであろう。これは、熟考されて及び請求の範囲の範囲内であ
る。
【図面の簡単な説明】
明細書の一部分を形成し、それとともに併せて読まれるべきで、同様の参照数
字がいろいろな図において同様の部分を示すために使われている添付の図面にお
いて、
【図1】米国特許番号5,213,719 で示された型の二重降水管を備えている蒸気
ー液体接触トレイを使用している従来技術の物質移動カラムの部分斜視図である
【図2】蒸気の上への流れを容易にするために蒸気トンネルを形成する蒸気を
形成する切頭又は半円錐の壁を備えた降水管を備えている蒸気ー液体接触トレイ
を使用している先行技術物質移動カラムの部分斜視図であり、全て米国特許番号
5,453,222 に示されている。
【図3】蒸気及び液体流パターンを示している図2に示された先行技術の接触
トレイの垂直断面で見た拡大部分側立面図である。
【図4】本発明の一つの実施形態に従って作られた蒸気ー液体接触トレイの平
面図である。
【図5】矢印の方向に管路5−5に沿って縦断面において見た図4に示された
トレイの側立面図である。
【図6】矢印の方向に図5の管路6−6に沿って縦断面において見たトレイの
端面図である。
【図7】本発明の蒸気ー液体接触トレイの第二の実施形態の平面図である。
【図8】矢の方向に線8−8に沿って縦断面において見た図7に示されたトレ
イの側立面図である。
【図9】縦断面において見た本発明のトレイの第三の実施形態の側立面図であ
る。
【図10】本発明の蒸気ー液体接触トレイの第四の実施形態の平面図である、
【図11】矢印の方向に管路11−11に沿って縦断面において見た図10に
示されたトレイの側立面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU,ZW Fターム(参考) 4D076 BB05 CA08 CA11 CA13 CA14 CA15 CA16 CC04 CC06 FA31 JA03

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレイ・デッキの上表面から液体を除去するための開口部及び
    蒸気を上表面にある前記液体と相互作用させるためにトレイ・デッキを通して上
    方へ流すことができる複数の開口を有するトレイ・デッキと、トレイ・デッキに
    ある前記開口部で下向きに伸び、トレイ・デッキから前記開口部にある液体の少
    なくとも一部分を受ける上端の入口及び下端で下向きに伸びており、液体の前記
    部分の少なくとも一部分が上流降水管を出る下側排出口を各々が持つ少なくとも
    2本の間隔をあけた脚を備えた上流降水管と、トレイ・デッキにある前記開口部
    で下向きに伸び、液体が下流降水管を出る下側排出口を備えている下流降水管と
    を備える蒸気- 液体接触トレイ。
  2. 【請求項2】上流降水管と下流降水管の間を流体流で連通させるために前記上
    流降水管にある少なくとも一つのオリフィスを備える請求項1に記載の蒸気- 液
    体接触トレイ。
  3. 【請求項3】上流降水管を下流降水管からそれらの長さの少なくとも一部分に
    沿って分離する隔壁を備え、前記オリフィスが前記隔壁に置かれるている請求項
    2に記載の蒸気- 液体接触トレイ。
  4. 【請求項4】前記隔壁に位置する複数の前記オリフィスを備える請求項3に記
    載の蒸気- 液体接触トレイ。
  5. 【請求項5】そらせ板を備える請求項1に記載の蒸気- 液体接触トレイ。
  6. 【請求項6】そらせ板が排出された液体を前記上側そらせ板部分に抗して流れ
    る蒸気から保護するために前記脚の一方の排出口から下向きに伸びている上部を
    備える請求項5に記載の蒸気- 液体接触トレイ。
  7. 【請求項7】そらせ板が大体L字形である請求項6に記載の蒸気- 液体接触ト
    レイ。
  8. 【請求項8】前記下流降水管が大体半円錐の入口壁を備えている請求項1に記
    載の蒸気ー液体接触トレイ。
  9. 【請求項9】前記下流降水管がトレイ・デッキにある前記開口部に上側入口を
    備え、堰が前記開口部に置かれて上流及び下流の降水管のための入口を分離する
    請求項1に記載の蒸気ー液体接触トレイ。
  10. 【請求項10】トレイ・デッキの上表面から液体を除去するための開口部及
    び蒸気を上表面にある前記液体と相互作用させるためにトレイ・デッキを通して
    上方へ流すことができる複数の開口を有するトレイ・デッキと、トレイ・デッキ
    にある前記開口部で下向きに伸び、トレイ・デッキから前記開口部にって液体の
    少なくとも一部分を受ける上端の入口及び下端で下向きに伸びており、液体の前
    記部分の少なくとも一部分が上流降水管を出る下側排出口を各々が持つ少なくと
    も2本の間隔をあけた脚を備えた上流降水管と、トレイ・デッキにある前記開口
    部で下向きに伸びていて、トレイデッキの前記開口部にある上側入口と液体が下
    流降水管を出るとき通る下側排出口を有する下流降水管とを備え、堰がトレイ・
    デッキ内の前記開口部に置かれて上流と下流降水管のための入口を分離している
    蒸気−液体接触トレイ。
  11. 【請求項11】上流降水管と下流降水管の間を流体流で連通させるために前記
    上流降水管にある少なくとも一つのオリフィスを備える請求項10に記載の蒸気
    −液体接触トレイ。
  12. 【請求項12】上流降水管を下流降水管から少なくとも一部分に沿って分離す
    る隔壁を備え、前記オリフィスが前記隔壁に置かれるている請求項11に記載の
    蒸気− 液体接触トレイ。
  13. 【請求項13】前記隔壁内に位置する複数の前記オリフィスを備える請求項1
    2に記載の蒸気- 液体接触トレイ。
  14. 【請求項14】排出口から排出された液体の下向きの運動量をそらせるように
    脚のうちの1本の排出口の下に配置された少なくとも1枚のそらせ板を備える請
    求項10に記載の蒸気−液体接触トレイ。
  15. 【請求項15】そらせ板が排出された液体を前記上側そらせ板部分に抗して流
    れる蒸気から保護するために前記1本の脚の排出口から、下向きに伸びている上
    部を備える請求項14に記載の蒸気- 液体接触トレイ。
  16. 【請求項16】そらせ板が大体L字形である請求項15に記載の蒸気- 液体接
    触トレイ。
  17. 【請求項17】前記下流降水管が大体半円錐の入口壁を備えている請求項10
    に記載の蒸気ー液体接触トレイ。
  18. 【請求項18】複数の垂直に間隔をあけた蒸気ー液体接触トレイを含む物質移
    動カラム内で蒸気と液体の流れを相互混合させる方法であり、前記トレイのうち
    の少なくとも一つは、開口を含むトレイ・デッキと上流降水管とトレイ・デッキ
    内の開口部に置かれた下流降水管とを有し、前記上流降水管は、下向きに伸びる
    少なくとも2本の間隔をあけた脚を有し、前記方法が (a)前記開口部の方へ前記一つのトレイのトレイ・デッキを横切って、液体
    の流れを流す工程と、 (b)開口部での上流降水管の入口の中にトレイ・デッキから液体の流れの少
    なくとも第一の部分を向けて、液体の流れの前記第一の部分の少なくとも幾分か
    に上流降水管の脚を下向きに通過させる工程と、 (c)前記脚からの液体の流れの前記第一の部分の前記少なくともいくらかを
    排出口を通して排出する工程と、 (d)トレイ・デッキから流れ出す液体流の第二の部分又は上流降水管からの
    液体の流れの前記第一の部分の幾分かを下流降水管中に向けてそれを下向きに下
    流降水管を通過させる工程と、 (e)蒸気流をトレイ・デッキの前記開口を上方へ通過させて、蒸気流をトレ
    イ・デッキの上で液体流と相互作用させる工程と、 (f)前記蒸気流れのいくらかを前記脚の間のスペースを通過させる工程とを
    備える 物質移動カラム内で蒸気と液体の流れを相互混合させる方法。
  19. 【請求項19】前記手段(d)において、液体の流れの前記第一の部分の幾分
    かを上流降水管から下流降水管の中に向けられ、下流降水管を下向きに通過させ
    る請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】前記液体流を前記開口部に堰を置くことによって前記トレイ・
    デッキの上に溜める工程を備える請求項18に記載の方法。
  21. 【請求項21】液体流の前記第一の部分の前記少なくとも幾分かの一部分を前
    記脚の中に溜めて、蒸気が前記排出口を通して上向きに入るのを妨げるために液
    体シールを形成する工程を含む請求項18に記載の方法。
  22. 【請求項22】トレイ・デッキからの液体の流れの前記第二の部分の一部分ま
    たは上流降水管の前記第一の部分の前記少なくとも幾分かの一部分を溜めて、蒸
    気が前記排出口を通して上向きに入るのを妨げるために液体シールを形成する工
    程を含む請求項21に記載の方法。
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