JP2003518849A - スペクトル方式セルラー通信の方法および装置 - Google Patents
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Abstract
Description
しつづけている。特に音声通信のワイヤレス・ネットワークによる通信可能範囲
は、現在では先進工業世界の大部分の地域にまで広がっている。実際、ワイヤレ
ス音声通信は、便宜性の理由から、多くの場合において好まれている。特定の状
況では、ワイヤレス電話の使用は廉価であり、例えば、家庭または遠隔場所に第
2の有線電話を引くよりも実際に安くなる場合もある。
頼高速アクセスの需要が増大してきている。市内通信事業者(LEC)は、急速
に増大しているこの需要が彼らの既存のネットワークに支障をきたすことを懸念
している。時間の経過に伴い、この需要の少なくとも一部が、特にラップトップ
・コンピュータ、PDA(パーソナル情報端末)および他の携帯用コンピュータ
・デバイスの人気増大にともないワイヤレス通信分野に最終的に移行すると考え
られている。
・ネットワーク・インフラと統合するのは困難である。1つの通信可能範囲を実
現するには、各種のネットワーク・コンポーネントの計画だけではなく行政当局
から電波を利用するための許可が必要である。具体的には、AMPS・TACS
・NMTなどのアナログ変調標準を含む無数の選択肢からだけではなく、モジュ
ール通信用全体システム(GSM)・コード分割多重アクセス(CDMA)など
の時間分割多重アクセス(TDMA)方式を含む新しいディジタル標準の中から
もワイヤレス変調方式を選択する必要がある。さらに、基地局設備の設置サイト
を選択し、取得する必要がある。適正なタワー高さ、効果的な放射パワー・レベ
ル、およびワイヤレス・サービスを望む地域の周波数計画の割当てを決定するた
めに、追加設計を必要とすることが多い。
にするが、構築に大きな費用を要する。したがって、セルラー・インフラを利用
してデータを送信する最も一般的な方法は、コンピュータが現在、有線電話を利
用する方法とほぼ同一である。具体的には、ディジタル・データ信号は最初にモ
デム装置によりフォーマットされて、有線ネットワークに使用するのと同一方法
で可聴音を発生する。次に可聴音をセルラー音声送受信装置に供給し、そこで使
用するインタフェース方式に従ってこれら可聴音を変調する。例えば、最初にコ
ンピュータで生成された入力データ・ストリームが変調されて可聴周波数の周波
数変位方式(FSK)信号を生成する。次にFSK可聴信号は、例えば米国で普
及しているCDMA変調のIS−95B規格を使用して変調される。この変調方
式は所定の無線周波数信号に、疑似雑音(PN)拡散コードおよび直交コードを
含むコード・ペアを加えて、多重トラフィック・チャネルを構成する。
ータ・サービス用に特別に構築された別個のネットワークを利用することも可能
である。しかし、CDPDの通信可能範囲は、セルラー音声通信に現在提供され
ている範囲ほどには広く普及していない。これはCDPDネットワークの構築が
、基地局サイトの計画、許可の獲得およびそのサイトの取得、ならびにタワー高
さの設計、放射パワーの計画および周波数の計画を含む、個々のネットワーク構
築に関連する費用をすべて必要とすることが原因しているのは確かである。
方式は、CDMA変調を基本としている。これらの標準は、1.2288MHz
の無線周波数(RF)チャネル帯域幅を定めている。したがって、RFシステム
計画技術者およびコンポーネント産業は、この特定のチャネル帯域幅を基に彼ら
の製品を標準化しており、これらネットワークは無線装置、サイト位置、タワー
高さ、およびこのチャネル間隔を想定した周波数計画を用いて構築されている。
最適化されていない通信用の他のパラメータも規定していることである。これら
は、加入者ユニットと協働して1つの基地局から別の基地局に呼出しの制御を転
送するのに必要なソフト・ハンドオフ処理を含む。個々のユーザが所定の時間に
おいて2つまたはそれ以上の基地局と通信している可能性があるため、この必要
条件はシステム全体の能力を低下させる。
、コネクションを維持することを想定している。これは、一般のインターネット
・コネクションが情報の実際の要求においてかなり不規則であることと大きく異
なる。例えば、Webページを要求後、次に、一般のインターネット・ユーザは
相対的に大量のデータをダウンロードすると予測される。しかし、次にユーザは
数秒または数分間、Webページを閲覧する時間を持ち、その後必要な追加情報
を転送する。
スペクトルを使用するワイヤレス・データ伝送システムであって、ワイヤレス音
声ネットワークの既存の配備に適合できるものである。しかし、そのワイヤレス
・データ・プロトコルは、データ通信に最適化されたディジタル・コード、変調
、チャネル使用割当ておよびパワー制御方式を規定している。したがって、伝送
波形は、時間領域面から見て異なるフォーマットで現われるが、一般に、周波数
領域面から見ても、既存のセルラー・ネットワークに適合できる。
ムは、無線周波数ネットワーク計画面から見て、標準セルラー・システムと同一
形態を有する。したがって、サービス・プロバイダの観点からは、既存の音声ネ
ットワーク用に開発されている同一基地局位置、タワー高さ、通信区画サイト、
通信半径および周波数再利用計画を利用して、最適化データ・サービスを配備で
きる。さらに、インターネット・サービス・プロバイダおよびユーザの面からは
、このシステムはデータ伝送に最適化されている。
明の好ましい実施形態の以下の詳細な説明で明らかになるであろう。図面では、
同一参照符号は異なる図面においても同一部品を指す。図面は必ずしも比率通り
でなく、本発明の原理を示すことに重点が置かれている。
、システム10は、例えば移動車両に結合された音声加入者ユニット12−1と
、例えばラップトップ・コンピュータに結合されたデータ加入者ユニット12−
2とを含む、1つまたは複数の移動ユーザまたは加入者12を含む。基地局14
−1、14−2、14−nは各々、多数の通信区画(セル)16−1、16−2
、...、16−nの1つに結合されており、各通信区画16はシステム10が
ワイヤレス通信を提供する領域の部分を表わしている。各基地局14はまた、結
合された基地局プロセッサBSP18を有する。移動電話交換局20は、他のネ
ットワーク30、36および基地局プロセッサ18の各々の間で、トラフィック
と制御信号とを結合する。図1は3つの通信区画16だけを示しているが、一般
的にシステム10は、数百の基地局14および通信区画16、ならびに数千の加
入者ユニット12を含むことも可能である。
む通信区画16内を移動する移動加入者ユニット12との間に二重無線通信リン
ク22を備える。基地局プロセッサ18の主な機能は、加入者12との無線通信
を管理することである。この機能では、基地局プロセッサ18は主に、データお
よび音声信号両方の中継局としての役割を果たす。
ックを個々に扱う。詳細には、音声ユニット12−1ヘのサービスに関連する無
線チャネルが、データ・ユーザ12−2のデータ・トラフィックヘのサービスに
関連する無線チャネルとは別個に扱われる。したがって、これら無線チャネルは
移動電話交換局20内の異なる回路にそれぞれ結合される。例えば、データ加入
者ユニット12−2ヘのサービスに関連する無線チャネルとは異なる無線チャネ
ルが、移動音声ユニット12−1に関連付けされる。具体的には、音声トラフィ
ックに関連する回路24−1が、移動電話交換局20内の音声トラフィック・プ
ロセッサ26に接続される。その後、音声信号は音声切換機27を経由して、公
衆交換電話網(PSTN)30のような音声ネットワークを通り宛先電話32に
到達する。電話32から移動ユニット12−1への順方向に進む音声トラフィッ
クは、同様な方法で処理されるが、処理の順序は上記と逆になる。
回路24−2を介してデータ・トラフィック・プロセッサ28に結合される。次
にデータ信号は、ルータ、データ切換、コンセントレータ(集信装置)、または
他のネットワークの実在点のようなゲートウェイ29を経由して供給され、イン
ターネット36のようなデータ・ネットワークへのコネクションを提供する。最
終的にデータ信号は、例えばインターネット・サーバであるコンピュータ38の
ような宛先に結合される。
なアナログ変調方式を採用して、加入者ユニット12と基地局13との間で信号
を転送しており、この場合、無線電話通信チャネルは特定呼出し期間中は各ユー
ザ専用の1つまたは複数の搬送周波数帯域を含んでいる。より大きなチャネル容
量を提供するために、かつ無線スペクトルをより効率的に使用するために、現在
の新しいネットワークは、時間分割多重アクセス(TDMA)またはコード分割
多重アクセス(CDMA)のようなディジタル変調方式を利用して動作する。T
DMAシステムの通信は、各搬送周波数帯域に一連のタイム・スロットを割当て
、一般に個々の加入者ユニットに1つまたは複数のそのタイム・スロットを割当
てることにより実行される。本発明のさらに重要な点は、CDMAシステムにお
いて、各ユーザが1つまたは複数の固有のチャネル・コードを割当てられること
である。各チャネル・コードは、通信信号の伝送エネルギーを広い帯域幅全体に
拡散するのに使用されるディジタル変調シーケンスに対応する。受信局は同一コ
ードを使用して、コード化信号を逆拡散し、基本帯域情報を復元する。
TIA)規格IS−95Bとして規定されている。図2に示すように、IS−9
5B規格はIS−95A音声チャネル40−1、40−2、...40−nが1
.2288MHzを占有することを規定しており、これはこのような音声信号が
複数のKHz帯域幅信号としてだけ生成される場合でも変わらないことを定めて
いる。したがって、コードを拡散する効果により、多くの異なる加入者12がい
かなる所定の時間にチャネルを共有することがあっても、各チャネルの必要帯域
幅は大幅に増大する。
−2、...40−nは移動音声ユニット12−1へのサービスに関連付けされ
るのに対し、他の符号化されたトラフィック・チャネル42−1はデータ加入者
12−2へのサービスに関連付けされる。具体的には、音声チャネル40に使用
されるチャネル符号化・チャネル割当て・パワー制御・ハンドオフ方式は工業規
格IS−95Bに準拠する。しかし、データ・チャネル42もまた、周波数帯域
およびパワー・スペクトルの面において、音声チャネル40に準拠する。詳細に
は、データ・チャネル42は、図2に示されるように、周波数領域面からは音声
チャネルと同一である。しかし、データ・チャネル42は、チャネル符号化、チ
ャネル割当て、ハンドオフおよびパワー制御を行う方式を使用する。この方式は
、インターネット・プロトコル(IP)タイプ・データのアクセスに最適化され
ており、音声チャネルに使用されるチャネル符号化とは異なる。データ・チャネ
ルはCDMAタイプの符号化を使用できるが、音声チャネルに使用されるCDM
A符号化と同一ではない。
を別々に扱う方法を示す詳細図である。基地局プロセッサ18は、音声チャネル
・コントローラ312を含む音声トラフィック・プロセッサ310と、フォワー
ド・リンク・エンコーダ314および送信変調器316を含むフォワード・リン
ク・コンポーネントと、受信復調器317およびリバース・リンク・デコーダ3
18を含むリバース・リンク・コンポーネントとから構成される。音声チャネル
を処理する回路はさらに、音声チャネル無線周波数(RF)アップコンバータ3
20およびダウンコンバータ322を有している。
は、データ・チャネル・コントローラ332、フォワード・リンク・エンコーダ
334、送信変調器346、リバース・リンク・デコーダ348、受信復調器3
49を含む。データ処理回路の一部分は、データ・チャネルRFアップコンバー
タ340およびRFダウンコンバータ342により形成される。
Fダウンコンバータ322は基本的に従来技術と同様に動作する。例えば、これ
らの回路はIS−95B電波インタフェース規格に準拠して実現されて、移動加
入者ユニット12と移動電話交換局20との間の二重音声通信を提供する。詳細
には、順方向では、すなわちPSTNからMTSO20を通り加入者ユニット1
2に向かって移動する音声信号については、ネットワーク・コネクション24−
1を介して受信されるチャネル・信号はフォワード・リンク・エンコーダ314
に供給される。ネットワーク・コネクション24−1は、例えば、T1搬送回路
のようなディジタル伝送ケーブルを介して搬送グレードの多重回路を使用できる
。
)拡散コードおよび直交Walshコードを用いて符号化して、音声チャネルを
構成することを規定している。この時、送信モジュールはこの信号を横軸位相偏
移(QPSK)変調のような所望の方式で変調を行い、次にそれをRFアップコ
ンバータ320に送る。
して移動電話交換局20に向かって移動する信号については、RFダウンコンバ
ータ322からの受信信号は受信復調器317およびリバース・リンク復調回路
318に達する。受信復調器317は、リバース・リンク・デコーダ318を用
いて信号から変調を除去し、その後疑似雑音およびWalshチャネル符号化を
除去して、ネットワーク・コネクション24−1にディジタル化音声信号を提供
する。
は、音声トラフィックに当てられるチャネルにチューニングされる。詳細には、
音声トラフィックに当てられるチャネルだけが、音声チャネル・コントローラ3
12により、音声トラフィック・プロセッサ310に割当てされる。さらに、音
声チャネル・コントローラ312は音声トラフィック・プロセッサ310の回路
の残りを、IS−95B規格に準拠して制御する。例えば、無線チャネル40は
各呼出しベースで割当てされる。すなわち、移動加入者ユニット12のユーザが
、宛先電話32の電話番号をダイアルすることにより呼出しを実行することを望
むときはいつでも、トラフィック・プロセッサ310のエンコーダ314、デコ
ーダ318、変調器および復調器の各回路を起動して、チャネル・コントローラ
312が、RFフォワード・リンク・チャネルを開き、RFリバース・リンク・
チャネルを維持して、その呼出しが進行している限り、それらチャネルをその呼
出し専用に割当てる。
ンドオフ・アルゴリズムのような移動に関連付けされる動作はまた、音声チャネ
ル・コントローラ312により実行される。
フィック・プロセッサ310と異なる方法で信号を処理する方法を説明する。フ
ォワード・リンク方向では、信号をデータ搬送媒体24−2から受け取り、フォ
ワード・リンク・エンコーダ334および送信変調器346に供給する。しかし
、フォワード・リンク・エンコーダ334および送信変調器346は、音声トラ
フィック・プロセッサ310の対応するコンポーネント314および316とは
異なる動作を実行する。このような差の1つは、(図4と5に関連してさらに詳
しく述べるように)フォワード・エラー訂正(FFC)符号化率が、個々のチャ
ネルが異なる符号化率を各ユーザに割り当てできるように設定されている事実に
関連する。さらに、フォワード・リンク・エンコーダおよび送信変調器は瞬時要
求ベースだけで割当てされる。したがって、符号化データ無線チャネルが、送信
および受信準備完了したデータを実際に有するデータ加入者12−2に対してだ
け割当てられることを保証するステップが取られる。
・コントローラ332はまた、音声トラフィック処理310に関連付けされたチ
ャネル・コントローラ312と異なる方法で、データ呼出しの移動およびハンド
オフを扱う。具体的には、好ましい実施形態のデータ・チャネル・コントローラ
332は、遊動タイプの移動だけをサポートする。つまり、データ・ユーザ12
−2は、例えばコネクションしている期間中に、2つの通信区画16−1および
16−2の間の境界を横切ることを想定されていない。しかし、例えばデータ・
ユーザ12−2が、少なくとも無線コネクションを切断し、別の通信区画に移動
した後に、新たな無線コネクションを確立した場合は、システム10はサービス
を提供する。
る。この図は、基地局18からデータ加入者ユニット12−2へデータ信号を伝
送するのに使用されるフォワード・リンク処理の詳細を示す。基地局18では、
データ・トラフィック・プロセッサ330はフォワード・リンク送信コントロー
ラ450と、フォワード・リンク送信信号を形成する各種信号を発生する信号処
理回路とを含む。これらはパイロット・チャネル432、ページング・チャネル
434および1つまたは複数のトラフィック・チャネル436などの機能を実行
する回路を含む。当技術分野は公知のように、パイロット・チャネル432は、
加入者ユニット12の受信機回路を基地局18から送信された信号に正しく同期
させる既知の連続パイロット信号を発生する役割を有する。ページング・チャネ
ル434は制御信号を加入者ユニット12に送信して、例えばトラフィック・チ
ャネル容量をフォワード・リンク416全体に割当てる。例えば、メッセージを
送信するために、トラフィック・チャネルをフォワード・リンク上で割当てる必
要があるとき、ページング・チャネル434を使用して、メッセージを加入者ユ
ニット12に送信する。
データを送信する物理層構造を提供する。好ましい実施形態では、CDMA符号
化を利用して、パイロット・チャネル432、ページング・チャネル434およ
びトラフィック・チャネル436を定義する。具体的には、トラフィック・チャ
ネル回路436はシンボル・フレーミング機能部440、フォワード・エラー訂
正論理442、マルチプレクサ444、加算器450および無線周波数(RF)
アップコンバータ452を含む。
グ機能部440に供給される。フレーミング機能部440は入力ペイロード・デ
ータを、フレームと呼ばれる扱い易いサイズにしたグループにまとめる。これら
事前に符号化されたフレームのサイズは、任意の時間でFECエンコーダ442
により選択された特定のフォワード・エラー訂正(FEC)符号化方式に依存し
て変化する。重要なことは、フレーマ440およびFECエンコーダ442の組
合せが、各所定の送信されるフレーム内に一定数の出力FECシンボルを生成す
ることである。
最終結果を得る方法を示す。図の実施形態における固定された出力FECフレー
ム・サイズは4096シンボルである。この実施形態は、それぞれ1/4、1/
3、1/2、7/8割合の符号化を提供する、4つの異なるFECシンボル・エ
ンコーダ442−1、442−2、442−3、442−4を利用する。各FE
Cシンボル・エンコーダ442の符号化割合は、出力ビット数に対する入力ビッ
ト数の比率を表わす。FECエンコーダ442が使用する実際のコードは、例え
ばRのようなエラー訂正コードの任意の数の異なるタイプであってもよく、した
がって、より高い比率のFECコードを用いると、より高い情報比率が得られる
。
2−3、442−4に対応する4つのフレーマ回路440−1、440−2、4
40−3、440−4を使用する。例えば、1/4比率のエンコーダ442−1
は、入力ビットを事前に符号化された1024ビットのFECグループにまとめ
る1/4比率のフレーミング回路440−1を必要とし、所望の4096出力シ
ンボルを生成する。同様に、1/3比率のエンコーダ442−2は、入力ビット
を事前に符号化された1331ビットのセットにまとめる1/3比率のフレーミ
ング回路440−2を必要とする。1/2比率のエンコーダ442−3は事前に
符号化された2048ビット・サイズのセットを持つフレーマ440−3を使用
し、7/8比率のエンコーダ442−4は事前に符号化された3584ビット・
サイズを持つフレーマ440−4を使用する。
の時点において、特定のフレーマ440−1、440−2、440−3、または
440−4の1つと、特定のエンコーダ442−1、442−2、442−3、
または442−4の1つとだけを利用する。各フレーミング回路440およびF
ECエンコーダ442のどの特定の回路が起動されるかは、フレーミング回路4
40およびエンコーダ442の各々への符号化率制御信号456入力により制御
される。符号化率選択信号456はフォワード・リンク送信コントローラにより
生成される。
ャネルを必要とする。例えば、デマルチプレクサ444は、横軸位相偏移(QP
SK)変調だけでなく適正な疑似雑音(PN)および/またはWalsh直交符
号化を実行して、多重CDMAチャネル信号439−1、...439−nを生
成する、多重拡散回路436−1およびチャネル変調器438−1に対し存在す
るFECエンコーダ442により生成された信号を受け取る。前述のように、Q
PSK拡散回路436および変調器438は、データ・トラフィック・プロセッ
サ330により生成されたフォワード・リンク信号の変調された帯域幅とパワー
・スペクトルとが、音声トラフィック・プロセッサにより生成された変調音声信
号の変調された帯域幅とパワー・スペクトルとに等しいことを保証する。次に、
これら多重CDMAトラフィック信号は、加算器440により、チャネル・パイ
ロット回路432により生成されたパイロット・チャネル信号およびページング
・チャネル回路434により生成されたページング信号と共に加算され、その後
RFアップコンバータ442に供給される。
ローラまたはマイクロプロセッサであってもよく、それ自身のソフトウェア・プ
ログラム内に容量マネージャ455と呼ばれる処理を有する。容量マネージャ4
55は、1つまたは複数のチャネル変調器448を特定のフォワード・リンク・
トラフィック・チャネルに割当てるだけでなく、符号化率選択信号456の値を
設定する。さらに、容量マネージャ455は特定のフォワード・リンク信号41
6のパワー・レベルを設定する。
ック・チャネル回路を管理し、対応するトラフィック・チャネル内で観察された
状況に応じて、それぞれに符号化率選択信号456を設定する。チャネル物理層
特性に対するこれら調整は、受信機において、例えば、正規化雑音パワー・レベ
ル(Eb/No)で分割されたデータ・ビット当りの一定量のエネルギーを測定
することにより、信号強度値を決定することに対応してなされるのが望ましい。
ルを変化させることに加えて、本発明によるシステムを用いて、符号化率選択信
号456の値を調整することにより、受信機におけるEb/Noを制御して、異
なる状態において異なる符号化率を選択することも可能である。
マルチパスまたは他のひずみ状態に曝される場合、以前は、フォワード・リンク
416−nのパワー・レベルを増加させて、アクセス・ユニット12において適
正な受信信号レベルを得る必要があると考えられていた。しかし、本発明では、
最大データ転送率が必要でない場合、FECエンコーダ442で実行される符号
化率を低くできる。
高符号化率生成442−4を選択できると同時に、その特定チャネルのフォワー
ド・リンクの放射パワー・レベルを低減できる。したがって、これは所定のユー
ザに対する有効データ転送率を最大にすると同時に、同一無線チャネルの他のユ
ーザに対して発生する干渉を最小にする。
追加の干渉を発生させることなく、所定のユーザに対するデータ転送率を増加で
きる。しかし、不良な信号伝播環境でも、各特定ユーザのチャネルをパワー・レ
ベルを増加させずに耐性を強化できる利点がある。
ネントを詳細に述べる。これらはRFダウンコンバータ460、等化器462、
多重レーキ受信機464−1、...、464−n、多重チャネル復調器466
−1、...466−n、マルチプレクサ468、FECデコーダ470、およ
びフレーミング回路472から構成される。
ンド・ディジタル化信号を生成する。チップ等化器462は受信信号の個々のチ
ップの均等化を実現し、それを複数のレーキ・フィンガ(rake finger)および
干渉キャンセル回路464−1に適合させる。これら回路は、当技術分野で既知
である、各チャネル上のCDMA符号化を除去する方法で、多重チャネル復調器
466−1と協働する。パイロット受信回路474およびページング信号受信回
路476は同様に、基地局18で発生したパイロット・チャネル信号およびペー
ジング信号を受信する。マルチプレクサ468は信号を、多重トラフィック・チ
ャネルが特定コネクションに割当てられた状態で再構成する。
ィック・チャネル回路58のコンポーネントの各種パラメータを設定する。ここ
で特に注目すべきことは、このコントローラ480が、FECデコーダ470に
送られる符号化率選択信号484を決定する管理プロセス482を実行すること
である。
により選択された符号化率は、送信基地局プロセッサ18におけるFEC符号化
の符号化率と同一にして、受信フレーミング回路472が入力データ信号を正し
く再生成する必要がある。したがって、システム10がRFリンクの変化する状
態に適合するためには、基地局プロセッサ18はこの情報を特定の方法でアクセ
ス・ユニット12に通信する必要がある。
好ましい実施形態の場合であるが、ページング・チャネル434は最初に、チャ
ネル取得シーケンスまたはコマンドの間に、ページング・チャネルが通信する、
異なる符号化された搬送波周波数および変調された搬送波周波数をアクセス・ユ
ニット12に通告するだけでなく、ページング・チャネルが使用する特定の符号
化率をアクセス・ユニット12に通告する。次に、コネクションがオープン(オ
フ)状態を継続し、かつ最適な符号化率が時間とともに変化するので、追加制御
メッセージをトラフィック・チャネル自体に組み込みできる。好ましい実施形態
では、このことは、コマンド信号入力486を介してコントローラ480に戻さ
れる受信データ内にコマンド・メッセージを組み込むことにより達成できる。
定して、リバース・リンク・チャネル(図示せず)上のコマンド構造を介して基
地局18のコントローラ450に定期的に送り返すことができる。これにより、
基地局18のコントローラ450は、特定のコネクションに対して、FECエン
コーダ442およびFECデコーダ470により使用される最適なFEC符号化
率を適切に設定できる。
・リンク416上にトラフィック・チャネルを割当てる基礎となる容量マネージ
ャ455を使用し、呼出し当りベースでなく要求ベースを継続する。すなわち、
ユーザがラインを利用するとき、ユーザとネットワーク層コネクタ・コンピュー
タとの間にコネクションが確立される。しかし、このコネクションは論理的な意
味で維持されるが、データを送信する必要のないときには無線チャネルをユーザ
に割当てしない。
により提供される。詳細には、リバース・リンク上の送信方向において、図6の
フレーミング回路640とFECエンコーダ642とが、図4と関連して前述し
たフォワード・リンクと同様に動作する。しかし、リバース・リンク上では、連
続パイロット信号の送信専用である特定のパイロット・チャネルが存在しない。
それに代わり、パイロット・シンボル挿入マーク643により、パイロット・シ
ンボルがデータに挿入される。チャネル変調器644、QPSK拡散回路646
およびRFアップコンバータ652が送信されるリバース・リンク信号655を
提供する。
して、RFダウンコンバータ660により最初に受信される。RFダウンコンバ
ータはアクセス信号をアクセス・チャネル・ブロック674に送り、メンテナン
ス・チャネル信号をメンテナンス・チャネル信号ブロック675に送る。これら
はリバース・リンク受信機コントローラ680に情報を提供して、コンポーネン
トの残りが、データを正確に復調して、FEC符号化および復号化率、ならびに
他の機能を決定することを可能にする。
462の機能と類似の機能を提供するチップ等化器662と、パイロット・シン
ボルからデータ・シンボルを分離するのを補助する整合フィルタ663と、前述
のレーキ・フィンガ受信機464の機能と類似の機能を提供するレーキ・フィン
ガ逆拡散回路664−1、...、664−nのセットとを含む。可変率チャネ
ル復調器666は前述のチャネル復調器466と同様に動作する。最後に、FE
Cデコーダ670およびパイロット・シンボル・デマルチプレクサ674は、復
号化された信号からデータ・シンボルを除去し、フレーミング論理672と関連
して、出力データを生成する。
請求の範囲に含まれる本発明の精神と範囲から逸脱することなく、形状または細
部に各種の変更を加えることが可能であることは理解されるであろう。
ブロック図である。
トのコンポーネントの詳細図である。
のコンポーネントの詳細図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 ワイヤレス無線リンクを介してデータ通信サービスを提供す
るシステムであって、前記システムがデータ・サービス専用の少なくとも1つの
無線チャネルを占有し、前記占有されたチャネルが音声サービス用に使用されな
いものであり、 前記占有チャネルを介して送信されるデータを変調する変調器であって、音声
信号通信用のディジタル・ワイヤレス電波インタフェース規格に準拠して、変調
される音声信号の変調された信号帯域幅と同一の帯域幅を有する変調されたデー
タ信号を生成する、変調器と、 前記変調されたデータ信号を無線搬送周波数にアップコンバートして、システ
ム内の変調されたデータと他の無線信号との間のチャネル間隔が、前記ディジタ
ル・ワイヤレス電波インタフェース規格に規定されたチャネル間隔に適合するよ
うにする、無線周波数アップコンバータと、 前記データを前記変調器に供給する前にそのデータを符号化するエンコーダで
あって、データ・サービス用に最適化され、かつ前記ディジタル・ワイヤレス電
波インタフェース規格に規定された符号化方式と異なる符号化方式を使用する、
エンコーダと、 を備えているシステム。 - 【請求項2】 請求項1において、さらに、データ通信サービスの要求に応
じてデータ・チャネルを割当てるチャネル割り当てルーチンであって、前記ディ
ジタル・ワイヤレス電波インタフェース規格に規定されたチャネル割り当てとは
別個のチャネル割り当てルーチンを備えているシステム。 - 【請求項3】 請求項1において、前記ディジタル・ワイヤレス電波インタ
フェース規格がIS−95であるシステム。 - 【請求項4】 請求項1において、前記変調器が拡散スペクトル変調を利用
して、コード分割多重アクセス(CDMA)信号を生成し、各無線搬送周波数上
に多重チャネルを提供しているシステム。 - 【請求項5】 請求項4において、多重トラフィック・チャネルが、任意の
時間において任意の占有無線搬送周波数でアクティブであり、かつ前記エンコー
ダで使用される符号化率が異なるデータ信号に対して異なっているシステム。 - 【請求項6】 請求項1において、前記システムがセルラー・システムであ
り、前記システムのデータ・サービス部分が通信区画間の接続引渡しをサポ−ト
しないが、前記システムの音声サービス部分が引渡しをサポートするシステム。 - 【請求項7】 無線チャネルを介して音声およびデータ・サービスを提供す
るシステムであって、前記無線チャネルが、時間の同一時点で単一無線搬送周波
数上に多重論理チャネルを構成するコード分割多重アクセス(CDMA)を使用
して符号化されたトラフィック信号を搬送するものであり、 音声サービス信号を入力として受け取り、その音声信号をディジタル的に符号
化し、かつ前記符号化された音声信号をディジタル的に変調して、前記無線チャ
ネルの第1チャネル上に符号化されたディジタル変調音声信号を生成する第1無
線チャネル変調器と、 データ・サービス信号を入力として受け取り、そのデータ・サービス信号を、
前記第1変調器により前記音声サービス信号用に使用された符号化と異なる方法
でディジタル的に符号化し、かつ前記符号化されたデータ信号をディジタル的に
変調して、前記無線チャネルの第2チャネル上に符号化されたディジタル変調デ
ータ信号を生成することにより、前記第1と第2無線チャネルとの間の周波数間
隔およびディジタル的に変調されたデータ信号の帯域幅が、ワイヤレス音声信号
送信に対し規定された電波インタフェース標準に適合させる第2無線チャネル変
調器と、 を備えているシステム。 - 【請求項8】 請求項7において、前記電波インタフェース標準がIS−9
5であるシステム。 - 【請求項9】 請求項7において、符号化された論理チャネルが、前記第2
無線チャネル上で搬送される前記データ・サービス信号に対して符号化された論
理チャネルを割当てる方法と異なる方法で、前記第1無線チャネル上で搬送され
る前記音声サービス信号に割当てられているシステム。 - 【請求項10】 請求項7において、送信される無線周波数パワー・スペク
トルが、前記第1と第2無線チャネルのパワー・スペクトルと同一であるシステ
ム。 - 【請求項11】 請求項7において、前記第2無線チャネルの送信される無
線周波数パワー・スペクトルが、前記電波インタフェース標準により規定された
第1無線チャネルの送信される無線周波数パワー・スペクトルに準拠しているシ
ステム。 - 【請求項12】 請求項7において、前記第1と2無線チャネルが同一搬送
波基地局サイトから送信されるシステム。
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