JP2003518708A - 薄型電池 - Google Patents

薄型電池

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JP2003518708A
JP2003518708A JP2001547680A JP2001547680A JP2003518708A JP 2003518708 A JP2003518708 A JP 2003518708A JP 2001547680 A JP2001547680 A JP 2001547680A JP 2001547680 A JP2001547680 A JP 2001547680A JP 2003518708 A JP2003518708 A JP 2003518708A
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conductive
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thin
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傅福 王
徳和 毛
志学 黄
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深川市里比電池有限公司
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、金属ケースと、陽極、隔壁および陰極を積層し、包むことによって形成された電池コアと、導電性陽極端子と、導電性陰極端子とを備え、前記金属ケースを、五つの薄い壁を有する正方形の浅いトラフと、そのトラフ上に溶接された上面カバーとで形成し、浅いトラフが電極用出口を有することを特徴とする薄型電池を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 技術分野 本発明は薄型電池に関し、特に、携帯用の電子機器に適した薄型電池に関する
。
【０００２】 背景技術 近年、電子機器、特に、携帯電話のような通信機器の発展の要望を満たすため
に、前記機器の必要な部品の一つとして使用される、より薄い電池が求められて
いる。電池コアの密閉ケースとして使用されていた従来の金属ケースは、厚くて
占有スペースが大きい。上記問題を解決する目的で、金属ホイルとプラスチック
フィルムまたは熱溶解性ポリマーフィルムの複合材料が採用されている。しかし
ながら、この複合材料の強度は十分なものではなく、型崩れしやすく、電子機器
に適していなかった。その結果、この複合材料の適用分野には限界があった。ニ
ッケル‐カドミウム電池、金属水素化物‐ニッケル電池、リチウムイオン電池、
リチウム電池のような、電解液を有する、幾つかの一般の電池を使用している間
、特に過充電状態のもとで、ガス発生が避けられないことは、当業界で周知であ
る。安全性を考えると、より高い機械的強度を有する電池ケースを選択する必要
がある。安全性を考慮すれば、金属ケースは確かによい選択である。しかしなが
ら、金属ケースの薄さは、溶接およびシールを含む製造工程において多くの困難
をもたらすはずである。例えば、電池のトラフ本体（trough body）は通常深く
、電池コアをトラフに収納するのが難しいか、電極上の活物質が電池コアをトラ
フに収納する工程中にこすれる。その上、電池のカバーの小さい領域もレーザ溶
接の困難を増加させている。さらに、電池のトラフに装着された防爆装置は、通
常薄く削り取った凹状のトラフである。金属の性質および削り取った後の厚みの
不均一性の理由から、電池の防爆性は一般的に不満の残るものであった。長い間
検討したところ、本発明の発明者らは、電池ケースおよび端子のシーリングシス
テム（sealing system）を改良して上記問題を首尾よく解決し、それによって本
発明を完成するに至った。
【０００３】 発明の目的 本発明の目的は、溶接および組み立てが容易で、シール性能に優れた薄型電池を
提供することにある。
【０００４】 発明の要旨 本発明は、金属ケースと、陽極、隔壁および陰極を併せて積層し、包むことに
よって形成された電池コアと、導電性陽極端子と、導電性陰極端子とを備え、前
記金属ケースが、五つの薄い壁を有する正方形の浅いトラフ（trough）と、この
トラフの上面に溶接された薄いカバーとで形成され、前記浅いトラフが電極用出
口を有することを特徴とする薄型電池を提供する。本発明の薄型電池によれば、
トラフは浅く、開口が広く、薄型電池のトラフに電池コアを容易に収納すること
ができるとともに、カバーを容易に溶接することができる。
【０００５】 本発明の薄型電池によれば、金属ケースの狭い側壁に導電性端子用の出口を有
し、その出口をゴム栓にて密封し、一方の導電性端子を出口からゴムを介して導
出させ、他方の導電性端子を金属ケースに溶接し、導出させている。
【０００６】 本発明の薄型電池によれば、金属ケースの狭い側壁に導電性端子用の二つの出
口を有し、それらの出口をゴム栓にて密封し、導電性陽極端子および導電性陰極
端子をそれら二つの出口からゴム栓を介してそれぞれ導出させている。
【０００７】 本発明の薄型電池によれば、金属ケースの前記密封ゴム栓は、首部付の楔状の
栓であり、出口の寸法に対応する寸法を有している。
【０００８】 本発明の薄型電池によれば、出口に対応する金属ケースの一部を機械的に押圧
して変形させ、それによって金属ケースをゴム栓および導電性端子と強固に接続
して密封構造を形成させる。
【０００９】 本発明の薄型電池によれば、密封ゴム栓の前記材料が、ブタジエン‐スチレン
ゴム、ネオプレンゴム、ブチルゴム、ポリアクリレートゴムおよびブタジエン‐
アクリロニトリルゴムからなるグループから選択される。
【００１０】 本発明の第２の観点によれば、金属ケースと、陽極、隔壁および陰極を合わせ
て積層し、包むことによって形成された電池コアと、導電性陽極と、導電性陰極
端子とを備え、前記金属ケースが、五つの薄い壁を有する正方形の浅いトラフと
、このトラフの上面に溶接された薄いカバーとで形成され、開口付の少なくとも
一つの内側凹部を、底壁上で、かつ金属ケースの側壁の一つに沿って備え、複合
密封エレメントを、凹部を密封し、かつ導電性端子と接続するために備えたこと
を特徴とする薄型電池を提供する。
【００１１】 本発明の薄型電池によれば、複合密封エレメントが、凹部の底縁部を覆いかつ
掛止する隔離エレメントと、開口にはめ込まれた金属エレメントとを含む。
【００１２】 本発明の薄型電池によれば、前記隔離エレメントが、プラスチックまたはゴム
材料で形成され、かつ、例えば圧縮注型により、凹部の底縁部を覆い凹部と一体
となる。
【００１３】 本発明の薄型電池によれば、前記金属エレメントがリベット状で、その形と寸
法が凹部の開口の形と寸法に対応し、その高さが開口の深さよりわずかに高く、
そして金属エレメントをはめ込むときに長手方向に圧縮して水平に延ばし、それ
によって金属エレメント、隔離エレメントおよび狭いトラフを結合して良好なシ
ーリングシステム（sealing system）を形成する。
【００１４】 本発明の薄型電池によれば、金属ケースを、アルミニウム、ステンレス鋼およ
びニッケルメッキ鋼からなるグループから選択された材料で形成している。
【００１５】 本発明の薄型電池によれば、アルミニウムケースの底壁および上面カバーが強
度を高めるために補強リブを備え、この補強リブはトラフおよびカバーを機械的
にプレスして多数の凹凸形状に形成されている。
【００１６】 本発明の薄型電池によれば、前記金属ケースは、小さい面を有する四つの側壁
と、大きい面を有する底壁とを有する浅いトラフを備えている。したがって、容
易に製造することができる。トラフの底壁に対応した寸法を有するカバーを採用
して側壁を密封しているので、電池の溶接および組み立てが容易となる。金属ケ
ースの狭い側壁の一つでは、前記金属ケースは、首部付の楔状のゴム栓によって
密封された導電性端子用出口を有する。導電性端子は、出口からゴム栓を介して
導出されている。前記出口に対応する前記金属ケースの一部を機械的に押圧して
変形させ、それによって金属ケースと、ゴム栓と、導電性端子とでシール性能に
優れた密封構造を形成している。もう一つの導電性端子の密封方法としては、前
記金属ケースが、開口付の少なくとも一つの小さな内側凹部を、底壁上で、かつ
金属ケースの狭い側壁の一つに沿って備え、複合密封エレメントが凹部を密封し
、かつ導電性端子と接続して、シール性能に優れた完全な密封構造を形成するよ
う備えている。このように、本発明の薄型電池は、以前の薄型電池の製造技術の
問題を、薄い電池の製造工程中の溶接およびシールの問題を含めて解決するもの
である。本発明の薄型電池は、優れたシール性能を有し、電子機器、特に、携帯
電話のような通信機器の発展の要望に応える。
【００１７】 発明を実施するための最良の形態 本発明は、下文に図面と組み合わせて記載されている。実施態様は、本発明の
特許請求の範囲の保護範囲を限定するものではないことを理解されるべきである
。
【００１８】 図１は、本発明に係る薄型電池の第１の実施態様の構造を示している。図１に
示すように、本発明の薄型電池は、金属ケース１と、陽極、隔壁および陰極を併
せて積層し、包むことによって形成された電池コア６と、導電性陽極端子２と、
導電性陰極端子２′とを備えている。ここで、金属ケース１は、正方形の浅いト
ラフと、このトラフの上面に溶接された上面カバー４とで形成されている。金属
ケース１の浅いトラフの狭い側壁の一つには、導電性陽極端子２と導電性陰極端
子２′を各々外部に導くための二つの出口を有している。出口は、図３に示すよ
うにブタジエン‐スチレンゴム栓３を図２に示した方法により密封されている。
電池コア６は、中国特許出願のＮｏ.ＣＮ1076313Ａに公開された技術によって製
造されたＭＨ／ＮＩ電池コアである。図２は、出口のシール方法を示すだけで なく、電池ケースが導電性陰極端子２′のように使用された状態も示している。
図２に示すように、導電性陽極端子２は、出口からブタジエン‐スチレンゴム栓
３を介して導出されており、一方の導電性端子は上面カバー４の内面に溶接され
ている。上面カバー４は、金属ケース１の浅いトラフの上面に溶接されており、
出口に対応する金属ケース１の一部は、機械的に押圧して変形させて、金属ケー
ス１が形成されており、ゴム栓３と導電性端子２とで丈夫なシール構造を形成し
ている。上述の構造のＭＨ／ＮＩ電池を５０個製造し、充電と放電を１０回繰り
返した。これらの電池のうち液漏れしたものは見つからなかった。
【００１９】 本発明によれば、金属ケース１の浅いトラフは、一つの狭い側壁に導電性端子
用の二つの出口を有するものであってもよい（図１参照）。５０個のリチウム‐
イオン電池が、中国特許出願のＮｏ.ＣＮ1186335Ａに公開された技術によって製
造された電解液を含むリチウムイオン電池コアを電池コアとしたものが、上記の
方法によって製造された。これらのリチウム‐イオン電池について、充電と放電
を１０回繰り返した。これらの電池のうちの一つに液漏れの問題があった。
【００２０】 上述の実施の形態の結果は、本発明が、従来型の密封エレメントに代えて密封
用ゴム栓を採用し、金属ケースと、ゴム栓と、導電性端子を優れた密封構造にす
ると、より薄い金属ケースを得るために薄型電池の以前の製造技術で存在してい
た溶接およびシールの問題を解決することを示している。
【００２１】 図４は、本発明に係る薄型電池の第２の実施態様の構造を示している。この第
２の実施態様において、第１の実施態様と同一のエレメントには同一の符号を用
いているが、これらの符号は図４では示されていない。図４と図１に示すように
、本発明の薄型電池は、金属ケース１と、この分野で通常使用されている電池コ
ア６、例えば陽極、隔壁および陰極を併せて積層し、包むことによって形成され
た電池コア６と、導電性陽極端子と、導電性陰極端子とを備えている。ここで金
属ケース１は、正方形の浅いアルミニウムのトラフと、そのトラフの上面に溶接
されたアルミニウム製の上面カバー４とである。図４から図７に示すように、金
属ケース１の浅いトラフは、開口７Ａ付の凹部７を、底壁上で、かつ一つの狭い
側壁に沿って有している。複合密封エレメント（８a＋８ｂ）は凹部７と開口７
Ａを密封する。複合密封エレメントは、凹部７のみならず開口の端縁部が切り抜
かれた隔離エレメント８ｂと、開口にはめ込まれた金属エレメント８とを有して
いる。隔離エレメントは、凹部の底壁にＰＰＳ圧縮注型方式により凹部に掛止し
て一体化される。金属エレメントの形状および寸法は、爪の形状で、隔離エレメ
ントの開口に対応し、その高さが開口の深さよりわずかに高く、そして、長手方
向に押し込んで水平に延ばし、それによって金属エレメントと隔離エレメントと
浅いトラフを結合して良好な密封構造を形成している。電池コアは、中国特許出
願のＮｏ.ＣＮ1186335Ａに開示された技術によって製造された電解液を含むリチ
ウム‐イオン電池コアである。端子は外部に導かれて金属エレメント８ａの下端
に溶接され、一方の端子は上面カバー４の内面に溶接されている。上面カバー４
は、金属ケース１の浅いトラフの上面に溶接されている。電解液は、液注入口を
通って電池内に注入され、電解液の注入後に液注入口が点溶接によってシールさ
れている。このようにして、５０個のリチウム‐イオン電池が製造された。これ
らのリチウム‐イオン電池について、充電と放電を１０回繰り返した。これらの
電池のうち液漏れしたものは見つからなかった。
【００２２】 図４に示した電池ケースは、金属材料としてアルミニウムを使用することによ
って製造される。金属ケース１は、底壁上で、かつ狭い側壁の一つに沿って開口
７Ａ付の凹部７を二つ有している。凹部７は複合密封エレメントによって各々密
封されている。電池コアは、中国特許出願のＮｏ.ＣＮ1186335Ａに公開された技
術によって製造されたＭＨ／ＮＩ電池コアである。上面カバー４は、金属ケー ス１の浅いトラフの上面に溶接されている。電解液は、液注入口を通って電池内
に注入され、電解液の注入後に液注入口が点溶接によってシールされている。こ
のようにして、５０個のＭＨ／ＮＩ電池が製造された。これらのＭＨ／ＮＩ電池
について、充電と放電を１０回繰り返した。これらの電池のうちの一つに液漏れ
の問題があった。
【００２３】 上述の実施態様の結果は、本発明の薄型電池によれば、金属ケースの浅いトラ
フが、底壁上で、かつ狭い側壁の一つに沿って開口付の凹部を有し、従来型の密
封エレメントに代わる複合密封エレメントを使って、金属エレメントと、隔離エ
レメントと、浅い凹部とを、優れたシール性能を有するシールシステムにすると
、溶接し、密封する以前の薄型電池の製造方法で存在していた問題を解決するこ
とを示している。
【００２４】 産業上の利用性 本発明の薄型電池は、薄型電池を要求する各種の電子装置、特に、携帯電話の
ごとき通信機器に広く用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 図１は、本発明に係る薄型電池の第１の実施態様の構造を示している。
【図２】 図２は、本発明に係る薄型電池の第１の実施態様における端子密封構造を示し
ている。
【図３】 図３は、本発明に係る薄型電池の第１の実施態様における端子密封栓の断面を
示している。
【図４】 図４は、本発明に係る薄型電池の第２の実施態様の構造を示している。
【図５】 図５は、図４で示した電池ケースの凹部の断面を示している。
【図６】 図６は、図５で示した電池ケースの凹部の断面を示し、この図５は隔離エレメ
ントを省略した図である。
【図７】 図７は、図４で示した電池ケースの凹部の一体構造の断面を示し、この図４は
複合密封エレメントを省略した図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ，ＴＲ)，ＯＡ(ＢＦ ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ， ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，Ｇ Ｍ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ， ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ， ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，Ｃ Ｈ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ， ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，Ｌ Ｃ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ， ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，Ｔ Ｊ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ Ｆターム(参考） 5H011 AA17 BB03 CC06 EE04 FF02 GG02 HH02 HH03 5H028 AA07 CC02 CC05 EE01 EE06

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 金属ケースと、陽極、隔膜および陰極を併せて積層し、包む
    ことによって形成された電池コアと、導電性陽極端子および導電性陰極端子とを
    備え、 前記金属ケースが、５つの薄い壁を有する正方形の浅いトラフと、このトラフの
    上面に溶接された薄いカバーとで形成され、前記浅いトラフが電極用出口を有す
    ることを特徴とする薄型電池。
  2. 【請求項２】 前記金属ケースが、この金属ケースの狭い側壁の一つに設け
    られた導電性端子用出口を有し、その出口をゴム栓で密封し、一方の導電性端子
    を出口からゴム栓を介して導出させ、他方の導電性端子を金属ケースに溶接し、
    導出させたことを特徴とする請求項1による薄型電池。
  3. 【請求項３】 前記金属ケースが、この金属ケースの狭い側壁の一つに設け
    られた導電性端子用の二つの出口を有し、それらの出口をゴム栓で密封し、導電
    性陽極端子および導電性陰極端子をそれらの二つの出口からゴム栓を介してそれ
    ぞれ導出させたことを特徴とする請求項１による薄型電池。
  4. 【請求項４】 金属ケースの前記密封ゴム栓が、首部付きの楔状栓であり、
    出口の寸法に対応する寸法を有することを特徴とする請求項２または３による薄
    型電池。
  5. 【請求項５】 出口に対応する金属ケースの一部を機械的に押圧して変形さ
    せ、それによって金属ケースをゴム栓および導電性端子と強固に接続して密封構
    造を形成させたことを特徴とする請求項４による薄型電池。
  6. 【請求項６】 密封ゴム栓の前記材料が、ブタジエンスチレンゴム、ネオプ
    レンゴム、ブチルゴム、ポリアクリレートゴムおよびブタジエン-アクリロニト
    リルゴムからなるグループから選択されたことを特徴とする請求項２または３に
    よる薄型電池。
  7. 【請求項７】 金属ケースと、陽極、隔膜および陰極を併せて積層し、包む
    ことによって形成された電池コアと、導電性陽極端子と、導電性陰極端子とを備
    え、 前記金属ケースが、５つの薄い壁を有する正方形の浅いトラフと、そのトラフの
    上面に溶接された薄いカバーとで形成され、開口付の少なくとも一つの内側凹部
    を、底壁上で、かつ金属ケースの側壁の一つに沿って備え、複合密封エレメント
    を、凹部を密封し、かつ導電性端子と接続するために備えたことを特徴とする薄
    型電池。
  8. 【請求項８】 前記複合密封エレメントが、凹部の底縁部を覆い、かつ掛止
    する隔離エレメントと、開口にはめ込まれた金属エレメントとを含むことを特徴
    とする請求項７による薄型電池。
  9. 【請求項９】 前記隔離エレメントが、プラスチックまたはゴム材料で形成
    され、かつ、例えば圧縮注型により、凹部の底縁部を覆い、凹部と一体となるこ
    とを特徴とする請求項８による薄型電池。
  10. 【請求項１０】 前記金属エレメントがリベット状で、その形と寸法が凹部
    の開口の形と寸法に対応し、その高さが開口の深さよりわずかに高く、そして金
    属エレメントをはめ込むときに長手方向に圧縮して水平に延ばし、それによって
    金属エレメント、隔離エレメントおよび狭いトラフを結合して良好なシーリング
    システムを形成することを特徴とする請求項７による薄型電池。
  11. 【請求項１１】 金属ケースを、アルミニウム、ステンレス鋼およびニッケ
    ルメッキ鋼からなるグループから選択された材料で形成したことを特徴とする請
    求項１，２，３または７による薄型電池。
  12. 【請求項１２】 アルミニウムケースの底壁およびアルミニウムの上面カバ
    ーが補強リブを備えたことを特徴とする請求項１１による薄型電池。
JP2001547680A 1999-12-22 2000-12-21 薄型電池 Pending JP2003518708A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN 99256043 CN2400905Y (zh) 1999-12-22 1999-12-22 薄型电池
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