JP3210593B2 - リチウム二次電池 - Google Patents
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Description
り、電池の内部抵抗が小さく、過充放電等によって電池
の温度が上昇する等の異常時に電流を遮断する安全機構
を備えたリチウム二次電池に関するものである。
型化が図られた携帯型の通信機器やノート型パーソナル
コンピュータ等の電子機器の電源を担う、小型でエネル
ギー密度の大きな充放電が可能な二次電池として注目さ
れている。さらに、国際的な地球環境の保護を背景とし
た、省資源化や省エネルギー化に対する関心の高まりも
あって、リチウム二次電池は、電気自動車用のモータ駆
動用バッテリーとして期待されているのみならず、情報
化社会を支える大型の通信設備やホストコンピュータの
非常用バックアップ電源として用いるべく、大容量のリ
チウム二次電池の早期実用化に関心が集まっている。
で電気自動車の導入が法制化されるなど、ガソリン等の
化石燃料の膨大な消費を削減するエネルギー代替の動き
がここ数年の間に急速に広がってきている。このような
電気自動車モータ用のバッテリーは、従来は鉛蓄電池を
中心に行われてきたが、鉛蓄電池自体の重量が重く、し
かも大容積を必要としたことから、ガソリン車並の運転
性能を実現することが困難であった。しかし、最近にな
ってリチウム二次電池の高性能化が図られ、その実現が
具体化されてきた。
造は、これまでに公表されていないが、基本的には小型
リチウム二次電池に類似したものとすることができる。
即ち、小型リチウム二次電池においては、図3に示され
るように、発電部は正極板50と、負極と負極リード部
52を一体とした負極板51をセパレータ53を介して
捲回したものを、絶縁板54によって正極板50が電池
ケース1を介して導通しないように金属製の電池ケース
1に挿入し、一方、負極リード部52は電池ケース1の
内面に接続される。また、正極板50には正極リード線
3が取り付けられており、正極リード線3と負極板51
とが接触しないように、絶縁板55が設けられている。
なお、電解質を溶解した電解液は電極捲回部に充填され
る。
可能な二次電池であり、また、従来のマンガン電池より
も電位が高く、しかもエネルギー密度が高いという性質
を有するために、充放電時の異常、たとえば、外部端子
の短絡による過放電や充電装置の故障による急速充電異
常あるいは過剰充電、使用人の誤使用による逆接続電位
の印加などによって電池温度が上昇し、電池が破裂する
といった事故を防ぐための安全機構が設けられている。
すなわち、図2に示されるように、前記正極リード線3
の正極板50と接続される片端のもう一方の端部は、放
圧孔5を有する内部端子4と接続されており、正極リー
ド線3の他端は正極板に接続される。その内部端子4は
破裂溝9を有する圧力スイッチ板7と接点Bにより電気
的に接続され、さらに、その圧力スイッチ板7はPTC
素子21を介して外部端子15に接続されている。ま
た、内部端子4と圧力スイッチ板7とは、電池の内圧上
昇によってこれらの接点Bが剥離した場合には導通がな
くなるように、絶縁体6によって隔離される構造となっ
ており、これら全てが電池ケース1に収納される。
て、電池の使用状態に異常が発生して電池自体の温度上
昇が起こった場合には、PTC素子21が所定の温度に
達したときに、その抵抗値が急激に大きくなって殆ど電
流が流れなくなることで、電池反応が抑制され、電池温
度の上昇が抑止される。ここで、この種のPTC素子と
しては、一般的に導電性粒子とポリマーを混合したもの
が用いられ、すなわち、室温状態では導電性粒子が導電
路を形成しているために低抵抗であるが、ある特定の温
度以上ではポリマーの分子構造が変化することにによっ
て導電性粒子から形成される導電路が寸断されて絶縁体
に近い程度に高抵抗となり、再び温度が下がれば、ポリ
マーが元の構造に復帰することで、導電性粒子による電
導路が形成されて低抵抗値に戻るものが使用されてい
る。
制限されたにもかかわらず、電池内圧が上昇し、前記圧
力スイッチ板7と内部端子4との接点Bの溶接強度を上
回ったときには、接点Bが剥離して完全に発電部と外部
端子との接続が遮断されて電池反応が起こらなくなり、
さらにそれにもかかわらず、内圧が上昇した場合には、
破裂溝9が破裂して内圧を大気圧に開放する仕組みとな
っている。
て、発電部の正極板と負極板とを隔離するセパレータ
に、軟化点の低いポリエチレン等の多孔性高分子フィル
ムを用いることによって、電池温度が上昇した場合に
は、このセパレータフィルムが軟化してフィルムに形成
されていたマイクロポア(微小空孔)が潰れてリチウム
イオンの移動を阻害して電池反応を抑制する安全機構が
設けられる。
した導電性粒子とポリマーからなるPTC素子の室温で
の抵抗率は約1Ω・cmあることから、電池の内部抵抗
が大きくなって出力損失を生じ、放電特性を低下させて
電池寿命を短くする原因となりかねず、特に大型電池に
このようなPTC素子を装着しようとした場合には、素
子の大面積化により素子内部での電流集中が起こりやす
く、これにより発熱が生ずることから、大型電池への装
着が困難である。また、PTCポリスイッチは一般的に
高価であり、大型のものが製造されていないことから、
より安価で大型電池にも対応可能な低抵抗な電流制御素
子が切望されている。
れるセパレータフィルムに軟化温度の低い材料をそのま
ま用いると、軟化したフィルムが、正極板や負極板に接
触して、電池が通常に使用できる状態に復帰した場合で
も、再使用が不可能な事態が発生する可能性があり、好
ましくない。
違えれば、小型電池で想定される事故の規模が大きくな
り、危険性も大きくなることが考えられることから、そ
の安全基準を小型電池よりも厳しくすることが望ましい
と考えられる。現在、小型のリチウム二次電池に使用さ
れているPTC素子においては、その抵抗値が急激に変
化して増大する温度(転移点)は、約130℃であるこ
とから、この温度よりも低い温度で電流を遮断する材料
あるいは機構が必要と考えられる。
発電部自体の抵抗を小さくすることで、正極や負極の材
料選択の幅を広げること、および発電部から外部端子へ
の集電を効率的に行うことによって電池の性能の向上を
図ることが必要と考えられる。また、広く電池の普及を
図るためには、製造コストを下げることも必要であり、
簡単な構造の電池が簡易な方法によって製造されること
が好ましい。
題点、解決課題に鑑みてなされたものであり、すなわ
ち、本発明によれば、負極板と正極板とを、多孔性ポリ
マーからなるセパレータフィルムを介して該負極板と該
正極板とが直接に接触しないように積層した発電部を有
するリチウム二次電池において、当該正極板の少なくと
も複数箇所のそれぞれにリード線を接続して該正極板か
らの集電を行い、かつ、前記負極板の少なくとも複数箇
所のそれぞれにリード線を接続して該負極板からの集電
を行い、前記正極板に通ずる外部端子と前記負極板に通
ずる外部端子のいずれか一方の外部端子が、金属製の電
池ケースを電流路の一部として発電部の相応する電極板
と接続され、他方の外部端子は絶縁板の一部に取り付け
られて該電池ケースと絶縁されつつ発電部の相応する電
極板と電気的に接続される電流路を有し、かつ、該絶縁
板に設けられた外部端子と発電部とを接続する電流路
に、50℃以上130℃以下の融点を有する低融点合金
部材が嵌挿され、該低融点合金部材が加熱されて該融点
に到達したときに、該低融点合金部材が溶融して該電流
路を遮断する電流遮断機構が装着されていることを特徴
とするリチウム二次電池、が提供される。
とを、多孔性ポリマーからなるセパレータフィルムを介
して該負極板と該正極板とが直接に接触しないように積
層した発電部を有するリチウム二次電池において、当該
正極板の少なくとも複数箇所のそれぞれにリード線を接
続して該正極板からの集電を行い、かつ、前記負極板の
少なくとも複数箇所のそれぞれにリード線を接続して該
負極板からの集電を行うとともに、前記複数のリード線
に接続される内部電極端子と、金属製の電池ケースと
が、熱収縮チューブによって絶縁されていることを特徴
とするリチウム二次電池、が提供される。
多孔性ポリマーからなるセパレータフィルムとしては、
マイクロポア(微小空孔)を有するポリエチレン製フィ
ルムをマイクロポアを有するポリプロピレン製フィルム
で挟んだ3層構造のものが好適に用いられる。
脂、すなわちベークライト板が好適に用いられ、電池ケ
ースとしては、アルミニウム金属製のものが安価で加工
性が良く、好ましい。さらに、該絶縁板に設けられた外
部端子は、該絶縁板とねじ込み式に脱着が可能な部材で
あって、前記低融点合金部材が該絶縁板に設けられた外
部端子とかしめ等の機械的方法により一体化されている
ものが、使用環境に応じて容易に所望の該低融点部材に
交換することができるために、好ましい。
いては、複数のリード線に接続される内部電極端子と、
金属製の電池ケースとが、熱収縮チューブによって絶縁
されていることが好ましい。この場合、正負各電極板に
それぞれ接続される複数のリード線が、該リード線と同
じ材質からなるリベットに束ねられて固定され、該リベ
ットが電池内部に設けられた該リベットと同じ材質から
なる内部電極端子と溶接されていることが好ましい。ま
た、該熱収縮チューブの材質としては、エチレンプロピ
レンゴム等のエラストマー樹脂が好適に用いられる。な
お、上記リード線は、リベットに固定されればよいの
で、リベットの代わりにネジを利用することも当然可能
である。さらにまた、電池ケースと内部電極端子の間に
熱収縮チューブが挿入され、電池ケースを折り曲げてか
しめ加工することにより、内部電極端子が固定されてい
ることが好ましい。
ウム二次電池によれば、発電部の電極板から複数のリー
ド線によって集電が行われるために、正極板および負極
板の抵抗を低減できる。また、低融点合金部材による電
流遮断機構を有するために、電池の内部抵抗が小さく電
池の充放電特性が良好で安全性に優れる。以下、本発明
の実施形態について図面を参照しながら、詳細に説明す
るが、本発明は下記の実施形態に限定されるものではな
い。
実施形態を示す断面図である。まず、正極板60と負極
板61とはセパレータフィルム62を介して絶縁され、
これらを捲回したものが発電部を構成する。このとき、
正極板60と負極板61とは、それぞれ集電のためのリ
ード線と接続が容易となるように、積層位置をずらして
捲回される。こうして作製される電極部は、電池ケース
63であるアルミニウム製の筒に挿入されるが、このと
き、電池ケース63の内面は電極板との直接接触を避け
るために、ポリプロピレンシート64によって被膜され
ている。
ウム箔に正極活物質であるコバルト酸リチウム(LiC
oO3)とカーボン粉末を塗布したものが用いられる。
しかし、コバルトは一般に高価であることから、正極活
物質としてLiCoO3よりも起電力等の電池特性は劣
るが、安価なマンガン酸リチウム(LiMnO3)等を
使用することも可能であり、どの正極活物質を使用する
かは、電池の用途、使用条件、コスト等によって決定さ
れる。また、カーボン粉末は、正極活物質管の導電性を
付与するために添加されるものであり、アセチレンブラ
ックやグラファイト粉末等を用いることができる。
ウム箔および電池ケース63であるアルミニウム製の筒
をはじめ、本発明に使用されるアルミニウム部材は、電
池の電気化学反応による腐食による電池性能の低下を防
止するために、高純度の素材を使用することが好まし
い。
としてソフトカーボンやハードカーボンといったアモル
ファス系炭素質材料や天然黒鉛等の炭素質粉末を銅箔に
塗布したものが好適に使用される。ここで負極板61と
して使用される銅箔、および本発明のリチウム二次電池
に使用されるその他の銅製部材もまた、正極に使用され
るアルミニウム部材と同様に、電気化学反応による腐食
に耐えるために、高純度の材料を使用することが好まし
い。また、負極に使用される前述の炭素質材料が、リチ
ウムイオンを吸着・脱離する性質を有することは言うま
でもないが、電池の最初の充電反応時に炭素質材料に吸
着された一部のリチウムイオンは、炭素質材料に吸着し
たまま、それ以降の充放電反応に寄与しなくなる、いわ
ゆるデッドリチウムとなって電池容量の低下を引き起こ
すことが知られている。したがって、このデッドリチウ
ム量の小さな材料を選択することが好ましい。
としては、マイクロポアを有するリチウムイオン透過性
のポリエチレンフィルムを、多孔性のリチウムイオン透
過性のポリプロピレンフィルムで挟んだ三層構造とした
ものが好適に用いられる。これは、発電部の温度が上昇
した場合に、ポリエチレンフィルムが約130℃で軟化
してマイクロポアが潰れてリチウムイオンの移動、すな
わち電池反応を抑制する安全機構を兼ねたものである
が、ポリエチレンフィルムをポリエチレンよりも軟化温
度の高いポリプロピレンで挾持することによって、セパ
レータフィルム62と正負両電極板60、61との接触
を防止することができる。
する。負極板61とリード線65とは、複数箇所におい
て、抵抗溶接または超音波溶接等によって接続される。
このように複数箇所から集電を行うことにより、一箇所
のみから集電を行った場合と比較して、捲回した負極板
61の捲回方向の集電抵抗を低減することが可能とな
り、電池出力の向上を図ることが可能となる。また、こ
のような工夫は、電池の大容量化に伴って、電極板が大
面積化されるほど、集電抵抗の低減に重要な役割を果た
すようになる。なお、リード線65の材質としては、負
極板と同様に、導電性と電解液に対する耐腐食性の良好
な銅が好適に用いられる。
銅リベット66に集められて電気的に接続され、集電が
行われる。この銅リベット66は、銅からなる負極内部
端子板67と溶接によって接続され、この負極内部端子
板67は、電池ケース63に設けられた絞り加工部68
によって、発電部の方向へずれ落ちないように工夫され
ている。この負極内部端子板67に絶縁体板69を重ね
合わせ、電池ケース63の上端部を折曲げてかしめ加工
することによって負極内部端子板67と絶縁体板69と
が固定される。このとき、負極内部端子板67が電池ケ
ース63と接触しないように、熱収縮チューブ70が負
極内部端子板67と電池ケース63との間に挿入され、
さらに電池ケース63は正極側の電流路の役目を担うこ
とから、電池ケース63上端部の折曲げ位置に、正極出
力端子72が電池ケース63と絶縁体板69との間に挿
入されて固定される。なお、銅リベット66をネジにす
ることにより、リード線65を固定することもできる。
絶縁特性、強度特性に優れるベークライト板等のフェノ
ール樹脂系の硬質樹脂が好適に用いられ、熱収縮チュー
ブ70としては、エチレンプロピレンゴム等のエラスト
マー樹脂を用いることにより、密着性が良好となり、封
止がより完全となるといった効果が得られる。また、正
極出力端子72については、アルミニウムや銅といった
電極材料と同じものが最も取扱いやすい材料であり、そ
の形状は、電池ケース63の封止部に均一に接触するよ
うな平板リング状であって、その一部から負荷と接続す
るためのターミナルが突出した形状のものが好適に使用
される。
出力端子71を取り付けるためのボルト73を嵌挿する
ネジ穴が切られている。負極出力端子71は、中央にボ
ルト73を貫通させる中央孔を形成した平板リング状
で、その外周の一部から負荷と接続するターミナルが突
出した形状のものが扱いやすい。
73のネジ部の先端には、凹部75が設けられており、
低融点合金部材76がこの凹部75に嵌合されて一体化
される。こうして低融点合金部材76と負極出力端子7
1固定用のボルト73を一体化したものを、負極出力端
子71の中央孔を通して絶縁体板69に設けられたネジ
穴に嵌挿することによって、負極出力端子71が固定さ
れるとともに、低融点合金部材76が負極内部端子板6
7と圧接することによって、負極板61から負極出力端
子71までの電流路が形成される。なお、ボルト73の
ネジ部にナット74を挿入してボルト73の挿入深さを
決めることができるようにすると、低融点合金部材76
の大きさや形状に合わせてボルト73の位置を調整する
ことが可能となる。
は、融点が50℃から130℃のものが好適に用いら
れ、各種のウッド合金、例えば、50Bi−27Pb−
13Sn−10Cd等を例としてあげることができる。
このような低融点合金部材76は、電池の過充放電等に
よって電池温度が上昇した場合に、溶断して電流路を寸
断し、電池反応を停止させる安全機構の役割を果たす。
また、本発明における電池構造においては、先に述べた
ように、この低融点合金部材76は負極出力端子71固
定用のボルト73と一体化されているために、使用用途
や使用環境、あるいは安全基準等に基づいて、所望の融
点を有する低融点合金部材76を取り付けたボルト73
と簡便に交換することができる。
状を種々変更することによって、電流ヒューズの役割を
兼用させることも可能である。この場合、低融点合金部
材76を細線状、あるいは薄膜状とする必要がある場合
には、絶縁性のセラミックスや軟化点の高い硬質ポリマ
ー等を芯棒として、芯棒の外周に低融点合金部材76を
かしめ加工する等の処理をした部品を用いることが可能
である。
正極板60とリード線77とは、複数箇所において、抵
抗溶接または超音波溶接等によって接続される。このよ
うに複数箇所から集電を行う理由は、負極板61におけ
る集電と同じ理由による。また、リード線77の材質と
しては、正極板60と同じ材質であるアルミニウムが好
適に用いられる。そして、正極板60に取り付けられた
これらリード線77は、アルミニウムリベット78にお
いて結線されて集電され、アルミニウムリベット78
は、アルミニウムからなる正極内部端子板79と溶接に
よって一体化される。この正極内部端子板79は、直接
には電池ケース63の内面に接触しないように、絶縁性
の熱収縮チューブ70を介して電池ケース63に施され
たかしめ加工部80によって位置決めされ、電池底部と
なるアルミニウム製の電池キャップ82と一部が溶接に
よって接点Aを形成している。さらに、この電池キャッ
プ82は、電池ケース63の側面に封止材としての溶解
ポリプロピレン81を介して、かつ電池ケース63の内
面の一部と電気的に接続されるようにして、かしめ加工
によって機械的に圧着されて電池内部が完全に密閉封止
され、正極板60から正極出力端子72までの電流路が
形成される。なお、このとき、正極内部端子板79と電
池キャップ82との間に、正極内部端子板79を安定さ
せるために、ポリプロピレンリング83が挿入されてい
るが、正極内部端子板79の形状によっては、省略する
ことも可能である。
ップ82との溶接接点Aは、正極側の電流路であるとと
もに、電池の異常時に電流を遮断する圧力スイッチを兼
ねている。すなわち、正極内部端子板79には、放圧孔
84が設けられており、電池温度が上昇して電解液の分
解等によって内部圧力が増加した場合には、電池内部の
圧力は電池キャップ82に感知され、正極内部端子板7
9と電池キャップ82との溶接接点Aは、電池の内部圧
力が溶接接点Aの溶接強度を超えた場合に溶接接点Aが
剥離して、電流を完全に遮断するものである。したがっ
て、正極内部端子板79が電池ケース63の内面と直接
に接触していると、これらの接触部が電流路となって、
圧力スイッチによる電流遮断の効果が生じないこととな
るため、アルミニウム内部端子と電池ケース63とは絶
縁性の熱収縮チューブ70によって隔離されている。
工等の方法によってV字型溝85が形成されており、こ
の部分では電池キャップ82の肉厚が薄く、機械的強度
が弱められている。そのため、電池内部の圧力増加が急
激である等の理由により溶接接点Aが剥離して電池反応
の抑制が行われたにもかかわらず、電池内圧がV字型溝
85の機械的強度よりも大きくなったときに、V字型溝
85が破裂して内部圧力を開放され、電池自体の破裂と
いった事故が未然に防止される。
電池には、低融点合金部材76による電流遮断機構、圧
力スイッチ(溶接接点A)による電流遮断機構、V字型
溝85による電池内圧力開放機構、さらに、セパレータ
フィルム62による電池反応抑制機構の4種の安全機構
が備えられ、電池に生ずる異常の状態と程度によって、
これらの安全機構が順次、あるいは別々に作動して安全
性の確保が図られる。
が、電池の組立段階で最後に行われる正負各極部におけ
る電池ケース63の封止は、どちらを先に行っても差し
支えなく、一方の電極部を封止した後に、LiBF4等
の電解質を非プロトン性有機溶媒に溶解した電解液を充
填して、他端の電極部を封止することが可能である。ま
た、電池ケース63が電流路であることから、電池ケー
ス63の外表面を絶縁性プラスチックフィルムで包装す
る、あるいは電池自体を絶縁性容器に収納する等の絶縁
処理が施すことが好ましい。
二次電池によれば、発電部の電極板の複数位置から複数
のリード線によって集電が行われるために、電池の内部
抵抗が低減され、また、電流路に高抵抗のPTC素子を
用いていないために、総じて電池の内部抵抗が低減さ
れ、充放電特性が良好な電池が得られる。また、50℃
〜130℃で作動する低融点合金部材による電流遮断機
構を有し、従来の小型リチウム二次電池に用いられてい
る圧力感知による安全機構をも並設していることから、
従来の電池と比較して電池異常の検出が早く、安全性に
優れる。さらに、電池の封止部に熱収縮チューブを用い
ることにより、密着性が良好となり、封止がより完全と
なる。加えて、電池の作製に高価な部品を必要とせず、
構造が簡単で製造が容易であることから、安価な電池を
提供できるといった顕著な効果を奏する。
図である。
す断面図である。
を示す斜視図である。
内部端子、5…放圧孔、6…絶縁体、7…圧力スイッチ
板、9…破裂溝、15…外部端子、21…PTC素子、
50…正極板、51…負極板、52…負極リード部、5
3…セパレータ、54…絶縁板、55…絶縁板、60…
正極板、61…負極板、62…セパレータフィルム、6
3…電池ケース、64…ポリプロピレンシート、65…
リード線、66…銅リベット、67…負極内部端子板、
68…絞り加工部、69…絶縁体板、70…熱収縮チュ
ーブ、71…負極出力端子、72…正極出力端子、73
…ボルト、74…ナット、75…凹部、76…低融点合
金部材、77…リード線、78…アルミニウムリベッ
ト、79…正極内部端子板、80…かしめ加工部、81
…溶解ポリプロピレン、82…電池キャップ、83…ポ
リプロピレンリング、84…放圧孔、85…V字型溝、
A…溶接接点、B…接点。
Claims (9)
- 【請求項1】 負極板と正極板とを、多孔性ポリマーか
らなるセパレータフィルムを介して該負極板と該正極板
とが直接に接触しないように積層した発電部を有するリ
チウム二次電池において、 当該正極板の少なくとも複数箇所のそれぞれにリード線
を接続して該正極板からの集電を行い、かつ、前記負極
板の少なくとも複数箇所のそれぞれにリード線を接続し
て該負極板からの集電を行い、 前記正極板に通ずる外部端子と前記負極板に通ずる外部
端子のいずれか一方の外部端子が、金属製の電池ケース
を電流路の一部として発電部の相応する電極板と接続さ
れ、他方の外部端子は絶縁板の一部に取り付けられて該
電池ケースと絶縁されつつ発電部の相応する電極板と電
気的に接続される電流路を有し、かつ、該絶縁板に設け
られた外部端子と発電部とを接続する電流路に、50℃
以上130℃以下の融点を有する低融点合金部材が嵌挿
され、該低融点合金部材が加熱されて該融点に到達した
ときに、該低融点合金部材が溶融して該電流路を遮断す
る電流遮断機構が装着されている ことを特徴とするリチ
ウム二次電池。 - 【請求項2】 前記セパレータフィルムが、マイクロポ
ア(微小空孔)を有するポリエチレン製フィルムを、マ
イクロポアを有するポリプロピレン製フィルムで挟んだ
3層構造であることを特徴とする請求項1記載のリチウ
ム二次電池。 - 【請求項3】 前記絶縁板がフェノール樹脂であること
を特徴とする請求項2記載のリチウム二次電池。 - 【請求項4】 前記電池ケースがアルミニウム金属から
なることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記
載のリチウム二次電池。 - 【請求項5】 前記絶縁板に設けられた外部端子部材
が、前記絶縁板とねじ込み式に脱着が可能な部材であっ
て、前記低融点合金部材が該外部端子部材とかしめ等の
機械的方法により一体化されていることを特徴とする請
求項1〜4のいずれか1項に記載のリチウム二次電池。 - 【請求項6】 負極板と正極板とを、多孔性ポリマーか
らなるセパレータフィルムを介して該負極板と該正極板
とが直接に接触しないように積層した発電部を有するリ
チウム二次電池において、 当該正極板の少なくとも複数箇所のそれぞれにリード線
を接続して該正極板からの集電を行い、かつ、前記負極
板の少なくとも複数箇所のそれぞれにリード線を接続し
て該負極板からの集電を行うとともに、前記複数のリー
ド線に接続される内部電極端子と、金属製の電池ケース
とが、熱収縮チューブによって絶縁されていることを特
徴とする リチウム二次電池。 - 【請求項7】 前記正負各電極板にそれぞれ接続される
複数の前記リード線が、該リード線と同じ材質からなる
リベットに束ねられて固定され、該リベットが電池内部
に設けられた該リベットと同じ材質からなる内部電極端
子と溶接されていることを特徴とする請求項6記載のリ
チウム二次電池。 - 【請求項8】 前記熱収縮チューブがエチレンプロピレ
ンゴムからなることを特徴とする請求項6記載のリチウ
ム二次電池。 - 【請求項9】 前記電池ケースと前記内部電極端子の間
に前記熱収縮チューブが挿入され、前記電池ケースを折
り曲げてかしめ加工することにより、前記内部電極端子
が固定されていることを特徴とする請求項6〜8のいず
れか1項に記載のリチウム二次電池。
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