JP2003518405A - 無外傷性隣接空間拡張具 - Google Patents

無外傷性隣接空間拡張具

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JP2003518405A
JP2003518405A JP2001548024A JP2001548024A JP2003518405A JP 2003518405 A JP2003518405 A JP 2003518405A JP 2001548024 A JP2001548024 A JP 2001548024A JP 2001548024 A JP2001548024 A JP 2001548024A JP 2003518405 A JP2003518405 A JP 2003518405A
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matrix
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dental
separator
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マリオ ベセク
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イボクラール ビバデント アクチェンゲゼルシャフト
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C5/00Filling or capping teeth
    • A61C5/80Dental aids fixed to teeth during treatment, e.g. tooth clamps
    • A61C5/88Wedges
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C5/00Filling or capping teeth
    • A61C5/80Dental aids fixed to teeth during treatment, e.g. tooth clamps
    • A61C5/85Filling bands, e.g. matrix bands; Manipulating tools therefor

Abstract

(57)【要約】 本発明は、歯間の空間(7,8)を拡張するための歯科装置(1)に関する。本発明の歯科装置(1)は、歯間空間(7,8)へ挿入するための歯間マトリックス(4,5)2つ;前記歯間マトリックス(4,5)用の保持手段(2,3)2つ;及び前記保持手段を平行に案内し、且つ隣接する歯(111,112)と分離するためのスペーサー装置(6,6’,60,61,60b,61b,90,91)を含む。従来の楔形部材と異なり、本発明の歯科装置(1)によると、歯間空間(7,8)領域内の中央及び遠位の歯表面に良好に到達し、そして歯肉損傷及び圧力によって生じる歯のエナメル質へのダメージを防ぐことができる。本発明の各態様は、窓(9)を有する歯間マトリックス(4,5)、前記歯間マトリックスを取り外し可能に固定するための保持手段(2,3)の各態様、及びセパレーターネジ(6,6’,60,61)及びガイドピン(60b,61b,90,91)を有するスペーサー装置に関する。本発明による歯科装置(1)は、予防的又は回復的な歯科治療法において有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、歯科医療装置の分野に関する。本発明の装置は、独立請求項の前提
部に記載の歯間空間拡張用歯科装置から発展したものである。
【0002】
【背景技術】
従来技術において、前記のような隣接空間拡張具は、楔形であることが知られ
てる。前記楔形部材を隣接する2つの歯の間に挿入し、そして手の力によって前
記の歯が離れるようにする。USP5,573,400には、歯の形成のための
マトリックス固定(ロック)用楔形部材が開示されている。マトリックスを配置
した後に前記楔形部材を挿入すると前記楔形部材は、水分による膨潤によって、
形成すべき歯に対して前記マトリックスを押しつけることになる。
【0003】 あらゆる場合に、前記楔形部材は、隣接する歯の間に挿入され、それらの間に
力を作用させ、場合により、それらを押して離間させることになる。従って、前
記楔形部材は、歯の側面の部分を覆うので、それらの部分へは治療目的で到達す
ることができない。更に、楔形の縁部は歯肉を損傷することがあり、及び歯にお
ける接触表面が小さいことから圧力が増加して、歯のエナメル質の損傷を起こす
ので、楔形部材の使用には問題がある。
【0004】
【発明の開示】
本発明の課題は、実質的に無外傷性で、そして歯間空間への向上した到達が可
能な隣接空間拡張用歯科装置を提供することにある。前記の課題は、独立請求項
に記載の特徴により、本発明に従って解決される。
【0005】 本発明の歯科装置は、歯間マトリックス2つ、前記歯間マトリックスを保持す
るための保持手段2つ、及び前記保持手段を押して離間させ、且つそれらの平行
移動を案内するように適合させたスペーサー装置を含有し、このことにより、前
記歯間マトリックスの間の距離が、前記スペーサー装置において、少なくとも歯
1つの長さと歯の長さよりも長い拡張長さ(spacing length)と
の間の範囲内で調節可能である。歯間マトリックスは、単純な方法で、何ら損傷
を起こすことなく歯間空間に挿入することができる。前記スペーサー装置の長さ
は、前記保持手段の間に最初に全く力が作用しない方法で調節することができる
。前記スペーサー装置により、前記保持手段と前記歯間マトリックスとを実質的
に平行に相互に遠ざけることができる。前記歯間マトリックスは可撓性であり、
従って、均一に付加が与えられた広い歯の表面積に力を伝達することができる程
度に、歯の形と一致することができる。前記スペーサー装置は、典型的には、歯
1つを橋渡しする長さを特徴とする。前記特徴のため、予防的、準備的、及び他
の理由に対して、隣接する各歯との各歯間空間を拡張することができる。しかし
ながら、複数の歯の隙間及び保護が必要な隣接する歯などに前記歯科装置が適用
可能なように、前記スペーサー装置は、数個の歯を橋渡しする長さを有すること
もできる。
【0006】 第一の例は、歯間マトリックスの態様に関する。保持手段が、取り外し可能な
取り付け装置(例えば、クランピングジョー及びロッキングネジ、又は歯間マト
リックス用のスライド挿入スロット)を有することにより、必要により、マトリ
ックスを非常に簡単に交換することができる。大きな歯間マトリックスによると
、押して離間させるべき隣接する歯への力の伝達に対して可能な限りで最も広い
歯の表面積を提供することができる。また、窓を有する歯間マトリックスによれ
ば、押して離間させるべき歯の側面も、歯の治療に用いることができる。また、
追加の部分マトリックスを歯間マトリックスに取り付け、隣接する歯の形成の間
にモデリング補助又は分離ホイルとして機能させることもできる。
【0007】 第二の態様は、基部と前記歯間マトリックス受領用の側面取り付け手段とを有
するU字型担体の形態の保持手段に関する。前記基部は、前記歯間マトリックス
の支持用に、好ましくは、静止(resting)表面及び/又は突起を含有す
る。前記取り付けに対するこの意匠は、前記歯間マトリックスを歯間空間に容易
に挿入することができることを保証すると同時に、取り付け手段、歯間マトリッ
クス、及び歯に対する効果的な力の伝達を保証する。
【0008】 第三の態様は、セパレーターネジとガイドピンとを有するスペーサー装置に関
する。好ましくは、端部に一体的に配置されたガイドピンを有するセパレーター
ネジ2つを、前記歯間マトリックスの両側に対称に配置する。前記配置により、
本発明の歯科装置の意匠は非常に単純であり、また、歯間空間への到達が非常に
短縮される。 本発明の更なる態様、利点、及び適用は、従属請求項及び図面を参照する以下
の説明に記載する。
【0009】 《図面の簡単な説明》 図1aは、本発明による隣接空間拡張用の第一の歯科装置の平面図であり、図1
bは、正面図を表し; 図2aは、本発明による隣接空間拡張用の第二の歯科装置の平面図であり、図2
bは、正面図を表し; 図3は、歯間マトリックスの別の取り付けを示し;そして 図4は、歯治療用の二翼歯間マトリックスを有する態様を示す。 前記各図面において、同じ部分には同じ参照番号を割り当てた。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1a、図1b、図2a、図2b、及び図3を参照すると、歯(110,11
1,112)の間の歯間空間(7,8)拡張用の本発明により構成される歯科装
置(1)は、歯間空間(7,8)に挿入するための歯間マトリックス(4,5)
2つ、歯間マトリックス(4,5)を保持するための保持手段(2,3)2つ、
及び前記保持手段(2,3)を押して離間させ、且つそれらが平行に移動するよ
うに案内するように適合させたスペーサー装置(6,6’,60,61,60b
,61b,90,91)により特徴付けられる。歯間マトリックス(4,5)間
の距離は、前記スペーサー装置(6,6’,60,61,60b,61b,90
,91)において、歯の長さ(L)の少なくとも1倍と歯の長さ(L)の1倍を
越える長さとの範囲内で調節することができる。いくつかの態様を以下に開示す
る。
【0011】 前記歯間マトリックス(4,5)は、保持手段(2,3)に取り外し可能に取
り付けることができる。こうすることにより、使い古されたマトリックス(4,
5)又は特定用途用マトリックス(4,5)、例えば、異なる材料のマトリック
ス、多様な厚さのマトリックス、又は異なる形状のマトリックスを、容易に及び
前記歯科装置(1)の施行の間に、交換することができる。一般的に、前記歯間
マトリックスは、大きい。前記歯間マトリックスは、例えば補強フレームを有す
ることにより、屈曲に対する安定性を向上することができる。重合ランプの光に
対して透明で、及び/又は可視範囲に対して透明な窓(9)を予め備えることが
できる。前記窓(9)は、例えば、プラスチック材料製窓(9)又は開口部(9
)であることができる。前記窓(9)は、中央に設けるか又はその他の場所に設
けることができる。歯科治療、例えば、光線治療法、封鎖などを、窓(10)を
通して続けることができる。
【0012】 図4において、前記歯間マトリックス(4,5)の別の変形を示す。ここで、
歯間マトリックス(5)は、2つの部分マトリックス(5a,5b)を含有する
。その内の第一部分マトリックス(5a)は、保持手段3(図示せず)上に保持
されており、そして第二部分マトリックス(5b)は、前記第一部分マトリック
スのところで保持されている。前記部分マトリックス(5a,5b)は、相互に
接着剤によって結合していることができる。前記第一部分マトリックス(5a)
は、前記のように、押して離間されるべき歯(112)に対して力を伝達する作
用を有する。しかしながら、前記第二部分マトリックス5bは、隣接する歯(1
10)の治療の間に、モデリング補助又は分離ホイルとして作用する。前記の2
種類の部分マトリックス(5a,5b)は、共通の窓(9)を含むのが有利であ
る。前記の2種類の部分マトリックスは、例えば、重複する開口部(9)を有す
る。あるいは、例えば図4に示すとおり、前記部分マトリックス5aが開口部9
を有し、そして前記部分マトリックス5bが所望な長さの範囲において透明であ
るプラスチック材料からなることができる。また、別の組み合わせ、例えばプラ
スチック材料製の部分マトリックス(5a,5b)2つが考えられる。重要な点
は、歯間空間(8)の領域内の歯(110)の治療されるべき部分に対して光学
的に及び/又は機械的に到達が可能であることである。
【0013】 図1a、図1b、図2a、図2b、及び図3は、保持手段(2,3)として、
基部(22,32)と前記歯間マトリックス(4,5)に対する取り付け手段(
20,21,30,31,40,41,50,51;38,39)を有する側部
2つとを含有するU字型担体(2,3)を開示する。前記基部(22,32)は
、有利には、前記歯間マトリックス(4,5)の側縁部又は底縁部支持用の静止
表面(25,35)を含有する。それに替えて又はそれに追加して、前記基部(
22,32)は、前記保持手段(2,3)が押して離間される際に前記歯間マト
リックス(4,5)を前面又は裏面において屈曲に対して支持するための突起(
26,36)を含有する。
【0014】 取り付け手段(20,21,30,31,40,41,50,51)は、 歯間マトリックス(4,5)内を噛み合わせ貫通(engage perfor
ation)するロッキングネジ(40,41,50,51)を有するクランピ
ングジョー(20,21,30,31)であることができる。前記U字型担体(
2,3)は、特には、それぞれの側部又はアームがクランピングジョー(20,
21,30,31)を形成するU字型部分担体(2a,2b;3a,3b)2つ
からなる。
【0015】 前記スペーサー装置(6,6’,60,61,60b,61b,90,91)
は、セパレーターネジ(6,6’,60,61)少なくとも1つ及びガイドピン
(60b,61b,90,91)少なくとも1つを含有することができ、また、
前記保持手段(2,3)は、前記セパレーターネジ(6,6’,60,61)用
のネジ孔(33)少なくとも1つ及び前記ガイドピン(60b,61b,90,
91)用のガイド孔(24,34)少なくとも1つを含有することができる。
【0016】 図1a及び図1bに記載の態様において、スペーサー装置(60,61,60
b,61b)は、各ガイドピン(60b,61b)に一体的に連結したセパレー
ターネジ(60,61)2つを含有する。第一の保持手段(3)は、セパレータ
ーネジ(60,61)又はセパレーターネジのネジ山(60a,61a)用のネ
ジ孔(33)2つを含有し、そして第二の保持手段(2)は、ガイドピン(60
b,61b)用のガイド孔(24)2つを含有する。
【0017】 図2a及び図2bに記載の態様において、スペーサー装置(6,6’,90,
91)は、中央のセパレーターネジ(6)を正確に1つと、側部のガイドピン(
90,91)2つとを含有する。セパレーターネジ(6,6’)の配置及びガイ
ドピン(90,91)の配置は、変えることができる。特には、破線で示すよう
に、側部にセパレーターネジ(6’)も設けることができる。 あるいは、前記スペーサー装置(6,6’,60,61,60b,61b,9
0,91)は、セパレーターネジ(60,61;6,6’)2つと、ガイドピン
(90;91)を正確に1つ含有することもできる。また、複数のセパレーター
ネジ(60,61,6,6’)と複数のガイドピン(60b,61b,90,9
1)とを組み合わせることもできる。
【0018】 好ましくは、前記スペーサー装置(6,6’,60,61,60b,61b,
90,91)は、歯間マトリックス(4,5)に対して対称に配置する。すなわ
ち、両方の保持手段に共通の対称平面(M)に関して鏡像対称となるように意匠
する。こうすることにより、前記保持手段(2,3)の傾いていない平行な置換
可能性及び前記歯間マトリックス(4,5)の表面全体に亘る均一な負荷が保証
される。特には、セパレーターネジ(6,60,61)少なくとも1つ及び/又
はガイドピン(90,91)少なくとも1つ、並びに相当するネジ孔(33)少
なくとも1つ及び/又は相当するガイド孔(24,34)少なくとも1つを、中
心の位置に、すなわち対称平面(M)内に配置させるか、あるいは対称平面(M
)に関して鏡像対称の位置にペアで、すなわち対称平面(M)の両側に等距離に
ペアで配置させる。
【0019】 本発明の歯科装置(1)において、特には、歯間マトリックス(4,5)が、
鋼鉄、プラスチック材料、及び/又は炭素繊維系の複合材料からなることが好ま
しい。歯科装置(1)は、鋭い縁部が無いことが好ましく、また、滅菌可能であ
ることが好ましい。歯科装置(1)のネジ(6,6’,60,61,40,41
,50,51)は、好ましくはソケットヘッドキャップネジである。
【0020】 図3は、取り外し可能な取り付け手段(38,39)の別態様を示す。この態
様では、歯間マトリックス(4,5)に対するスライド挿入スロット(38,3
9)が、例えば1部品担体(30)の、側部又はアームに設けられている。本態
様の歯間マトリックス(5)は、特には、対向する2つの縁部に、スライド挿入
スロット(38,39)へ挿入するための肉厚領域(52,53)を含有する。
また、前記スライド挿入スロット(38,39)は、スナップロック(snap
action lock)(図示せず)を有することができる。これらの手段
により、処置の間の歯間マトリックスの挿入し易さ及び交換し易さが大幅に単純
化される。
【0021】 本発明により構成される歯科装置(1)により、下記の工程を含む歯科医療的
手順を実施することができる:異なる歯間空間(7,8)内に歯間マトリックス
(4,5)が滑り込むように歯科装置(1)を挿入する;スペーサー装置(6,
6’,60,61,60b,61b,90,91)において歯間マトリックス(
4,5)の距離を広げることにより歯間マトリックス(4,5)を相互に押して
離間させる;拡張して離れた歯間空間(7,8)の領域において歯科的治療を行
う;スペーサー装置(6,6’,60,61,60b,61b,90,91)に
おいて歯間マトリックス(4,5)の距離を減らすことにより歯間マトリックス
を開放する;及び前記歯間マトリックス(4,5)を引き出すことにより歯科装
置(1)を取り外す。
【0022】 歯科装置(1)の挿入は、歯間マトリックス(4,5)を個別にスライドさせ
、そしてスペーサー装置(6,6’,60,61,60b,61b,90,91
)によって、それらの相当する保持手段(2,3)を連結させるか;あるいは歯
間マトリックス(4,5)の間のいくつかの歯の1つの距離を設定し、そして歯
間マトリックスと一緒にスライド挿入することにより進めることができる。個別
のスライド挿入の場合には、前記歯間マトリックスを、それらの保持手段(2,
3)中に固定するようにクランプする。あるいは、前記歯間マトリックスを個別
にスライド挿入し、その後、例えばスナップ機構によって、前記保持手段(2,
3)を取り付けることができる。前記スライド挿入は、例えば、直接的な垂直な
運動によるか又は鋸で切るような往復的な運動によって進める。
【0023】 歯間マトリックス(4,5)の押し離し又は取り外しは、例えば、場合により
ソケットレンチにより、セパレーターネジ(6,6’,60,61)少なくとも
1つを回転させることによって進める。 あるいは、数個のセパレーターネジ(6,6’,60,61)を、約5回転締
め付けることができる。患者が締め付けられた感覚を感じたならば、即座に、少
しの待機時間観察し、その後もう少し回転させることにより更に締め付ける。到
達することのできる歯の間隔拡張は、歯間空間(7,8)当たり約0.3mmの
範囲内である。この範囲内では、歯(110及び112)が、比較的簡単に横方
向に動くことができる。
【0024】 前記歯科医療的工程の準備及び/又は仕上げに関する工程の内で、追加の工程
を実施することができる。例えば、歯科装置(1)の挿入前に、歯間空間(7,
8)を洗浄する。平坦な歯の表面は、フッ素フリー洗浄ペースト及びスーパーフ
ロスを用いて洗浄することができる。粗い表面の場合は、微細なプラスチック片
も用いることができる。
【0025】 前記歯科医療的治療としては、例えば、歯間空間(7,8)領域内の側部歯接
触表面の予防的封鎖を挙げることができる。前記側部歯接触表面の上に、接触領
域において広範囲にわたり約120秒間エッチングゲルを塗布する。前記接触領
域の濡れ具合を良好にするための前記エッチングゲルは、マッサージによるか、
又は非ワックス化デンタルフロス、超音波、若しくはその他の補助手段によって
、場合により分散させ、塗布する。約40秒間の反応時間の後に、前記エッチン
グゲルをスプレー除去し、その後、歯のエナメル表面を場合によりアセトンによ
り更に乾燥させ、次いで、エッチングされた接触表面に、約40秒間の浸透時間
、封鎖剤を広範囲にわたって適用し、場合により丁寧に吹き飛ばし(すなわち、
全くたまらないようにし)、そして適当な重合ランプの光を光波導線によってそ
の上に適用することによって硬化させる。その光硬化時間は、光強度約1000
mW/cm2で、約1分間である。その後、堅くしたエナメル上に留まらない過
剰な材料をオクルブラシ(occlubrush)などにより除去する。こうし
て、処理された領域及びその周囲をフッ素化することができる。
【0026】 前記の歯処理工程は、歯間空間(7,8)が歯肉に対して下方に開くことがで
きるという利点により特徴付けられる。前記特徴により、動いていない歯(11
0)の相当する側部歯表面が完全に到達可能になる。これは、楔形部材によって
は不可能である。無外傷的に大きな開口部が達成されることにより、適用すべき
物質が、並びに濡れ具合向上用の補助手段、歯科医療的機器なども、歯の治療に
関して、その歯の側部表面全体への優秀な到達性が得られる。また、押し離され
る歯(111,112)の反対側表面、すなわち、歯間マトリックス(4,5)
がその上に静止する表面は、窓(9)を有する歯間マトリックス(4,5)を用
いる場合にも、歯の治療用に利用することができる。
【0027】 更なる歯科医療的治療は、歯間空間(7,8)領域内における歯(110,1
11,112)に対する直接的な回復充填技術に関する。前記のとおり、歯間空
間(7,8)は、本発明により構成される歯科装置(1)、及びその後、前記充
填セラピーにおいて適用したような公知の操作処理技術により拡張される。
【0028】 この場合には、歯科装置(1)は、かなりの利点を提供する。従来の楔形部材
によると、約2%〜3%の重合性充填材料の収縮のために、隣接する歯の間に接
触点を設けることは、不可能であるか又は非常に困難である。これまでは、前記
収縮を補償するような楔形部材の補助を用いてプリテンション[vorspan
nung]が製造されてきた。しかしながら、前記プリテンションは、制御がほ
とんど不可能であり、また、10倍小さかったり又は高かったりすることがある
。本発明の歯科装置(1)により、現在は、高い信頼性で所望の接触点がもたら
されるように、スペーサー装置(6,6’,60,61,60b,61b,90
,91)に、効率的に規定されたプリテンションを取り付けることが初めて可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1aは、本発明による隣接空間拡張用の第一の歯科装置を示す平面図であり
、図1bは、前記第一の歯科装置を示す正面図である。
【図2】 図2aは、本発明による隣接空間拡張用の第二の歯科装置を示す平面図であり
、図2bは、前記第二の歯科装置を示す正面図である。
【図3】 歯間マトリックスの別の取り付けを示す平面図である。
【図4】 歯治療用の二翼歯間マトリックスを有する態様を模式的に示す平面図である。
【符号の説明】
1・・・歯科装置;2,3・・・U字型担体; 2a,2b,3a,3b・・・U字型部分担体; 4,5・・・歯間マトリックス;5a・・・第一部分マトリックス; 5b・・・第二部分マトリックス;6,6’・・・セパレーターネジ; 7,8・・・歯間空間;9・・・窓;10・・・窓; 20,21,30,31・・・クランピングジョー; 22,32・・・基部;24,34・・・ガイド孔; 25,35・・・静止表面;26,36・・・突起; 33・・・ネジ孔;38,39・・・スライド挿入スロット; 40,41,50,51・・・ネジ;52,53・・・肉厚領域; 60,61・・・セパレーターネジ;60a,61a・・・ネジ山; 60b,61b・・・ガイドピン;90,91・・・ガイドピン; 110,111,112・・・歯; M・・・対称平面;
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯(110,111,112)の間の隣接空間(7,8)の
    拡張用歯科装置(1)であって、 (a)隣接空間(7,8)への挿入に適合させた歯間マトリックス(4,5)2
    つと、 (b)歯間マトリックス(4,5)の保持に適合させた保持手段(2,3)2つ
    と、 (c)前記保持手段(2,3)を押して離間させ、それらを平行に案内するよう
    に適合させたスペーサー装置(6,6’,60,61,60b,61b,90,
    91)とを有し、 (d)これにより、前記スペーサー装置(6,6’,60,61,60b,61
    b,90,91)において、前記歯間マトリックス(4,5)間の距離を、少な
    くとも歯1つの長さ(L)と歯1つの長さ(L)よりも長い拡張された長さ(L
    ’)との間の範囲内に設定することができる ことを特徴とする、前記歯科装置(1)。
  2. 【請求項2】 (a)前記歯間マトリックス(4,5)が、前記保持手段(
    2,3)に取り外し可能に取り付けられており、及び/又は (b)歯間マトリックス(4,5)の少なくとも一方が、窓(9)、特にプラス
    チック材料製窓(9)又は開口部(9)を含有する ことを特徴とする、請求項1に記載の歯科装置(1)。
  3. 【請求項3】 (a)歯間マトリックスの少なくとも一方(5)が、2つの
    部分マトリックス(5a,5b)を含有し、 (b)第一部分マトリックス(5a)が、保持手段(3)上に保持されており、 (c)第二部分マトリックス(5b)が、前記第一部分マトリックス(5a)上
    に保持されており、そして (d)特には、各部分マトリックス(5a,5b)が、両方に共通の窓(9)を
    含有する ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の歯科装置(1)。
  4. 【請求項4】 (a)前記保持手段(2,3)の少なくとも一方が、基部(
    22,32)と前記歯間マトリックス(4,5)用の取り付け手段(20,21
    ,30,31,40,41,50,51;38,39)を有する側部2つとを含
    有するU字型担体(2,3)であり、そして (b)特には、前記基部(22,32)が、前記歯間マトリックス(4,5)を
    支持するように配置される底縁部に対する静止表面(25,35)を含有し、及
    び/又は前記基部(22,32)が、前記保持手段(2,3)が押されて離間さ
    れる場合に、歯間マトリックス(4,5)を屈曲に対して支持するように前側又
    は後側に設ける突起(26,36)を含有する ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の歯科装置(1)。
  5. 【請求項5】 (a)前記取り付け手段(20,21,30,31,40,
    41,50,51)が、前記歯間マトリックス(4,5)の噛み合わせ貫通に適
    合させたロッキングネジ(40,41,50,51)を有するクランピングジョ
    ー(20,21,30,31)であり、そして (b)特には、前記U字型担体(2,3)が、U字型部分担体(2a,2b;3
    a,3b)2つからなり、前記U字型部分担体の側部がクランピングジョー(2
    0,21,30,31)を形成する ことを特徴とする、請求項4に記載の歯科装置(1)。
  6. 【請求項6】 (a)前記側部が、歯間マトリックス(4,5)用のスライ
    ド挿入スロット(38,39)を取り付け手段としてを含有し、 (b)特には、前記歯間マトリックス(5)が、対向する2つの縁部に、前記ス
    ライド挿入スロット(38,39)の挿入用の肉厚領域(52,53)を含有し
    、 (c)特には、前記スライド挿入スロット(38,39)が、スナップロックを
    含有する ことを特徴とする、請求項4に記載の歯科装置(1)。
  7. 【請求項7】 (a)前記スペーサー装置(6,6’,60,61,60b
    ,61b,90,91)が、セパレーターネジ(6,6’,60,61)少なく
    とも1つ及びガイドピン(60b,61b,90,91)少なくとも1つを含有
    し、そして (b)前記保持手段(2,3)が、前記セパレーターネジ(6,6’,60,6
    1)用のネジ孔(33)少なくとも1つ、及び前記ガイドピン(60b,61b
    ,90,91)用のガイド孔(24,34)少なくとも1つを含有する ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の歯科装置(1)。
  8. 【請求項8】 (a)前記スペーサー装置(60,61,60b,61b)
    が、一端においてガイドピン(60b,61b)に一体的に連結したセパレータ
    ーネジ(60,61)2つを含有し、そして (b)第一の前記保持手段(3)が、前記セパレーターネジ(60,61)用の
    ネジ孔(33)2つを含有し、そして第二の前記保持手段(2)が、ガイドピン
    (60b,61b)用のガイド孔(24)2つを含有する ことを特徴とする、請求項7に記載の歯科装置(1)。
  9. 【請求項9】 (a)前記スペーサー装置(6,6’,90,91)が、セ
    パレーターネジ(6;6’)1つ及びガイドピン(90,91)2つを含有する
    か、又は (b)前記スペーサー装置(6,6’,60,61,90,91)が、セパレー
    ターネジ(60,61;6,6’)2つ及びガイドピン(90;91)1つを含
    有する ことを特徴とする、請求項7に記載の歯科装置(1)。
  10. 【請求項10】 (a)前記スペーサー装置(6,6’,60,61,60
    b,61b,90,91)が、前記保持手段(2,3)2つに共通の1つの対称
    平面(M)に関して鏡像対称となるように意匠されていること、及び (b)特には、セパレーターネジ(6,60,61)1つ及び/又はガイドピン
    (90,91)1つ、並びに更に相当するネジ孔(33)及び/又は相当するガ
    イド孔(24,34)が、中心の位置に配置させるか、あるいは対称軸(M)に
    関して鏡像対称の位置にペアで配置されていること を特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の歯科装置(1)。
  11. 【請求項11】 (a)前記歯科装置(1)、特には、前記歯間マトリック
    ス(4,5)が、鋼鉄製、プラスチック材料製、及び/又は炭素繊維系の複合材
    料製であり、及び/又は (b)前記歯科装置(1)が、鋭い縁部を含まず、そして滅菌可能であり、及び
    /又は (c)前記歯科装置(1)のネジ(6,6’,60,61,40,41,50,
    51)が、ソケットヘッドキャップネジである ことを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の歯科装置(1)。
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