JP2003527157A - 歯修復処置用デンタルマトリックスクランプ - Google Patents

歯修復処置用デンタルマトリックスクランプ

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JP2003527157A JP2001532682A JP2001532682A JP2003527157A JP 2003527157 A JP2003527157 A JP 2003527157A JP 2001532682 A JP2001532682 A JP 2001532682A JP 2001532682 A JP2001532682 A JP 2001532682A JP 2003527157 A JP2003527157 A JP 2003527157A
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matrix clamp
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dental matrix
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シー. シェン,バイロン
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    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C5/00Filling or capping teeth
    • A61C5/80Dental aids fixed to teeth during treatment, e.g. tooth clamps
    • A61C5/85Filling bands, e.g. matrix bands; Manipulating tools therefor

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Abstract

(57)【要約】 自然な形状に歯を修復するために歯科処置で用いられるマトリックスクランプは、それぞれが交差バーに接続される一対のグリップ部分を有する。グリップ部分が指圧によって押し下げられるときには、交差バーに接続された一対のクランピング枝部は、枝部をセクショナルマトリックスバンドと接触して装着させるために互いに離れるように広がる。グリップ部分が解放されるときには、マトリックスクランプのコイルばね部分は、セクショナルマトリックスバンドが歯に対してしっかり締め付けられるように互いの方向に枝部を付勢し、かつクランプはその選択された位置に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、一般に歯の処置に用いるマトリックスクランプに関する。より特定
的には、本発明は、修復材料を歯のキャビティに配置しかつ材料が硬化する間、
歯に対してマトリックスバンドを保持するために用いるクランプに関する。
【0002】 2.関連技術の説明 歯科医のプラクティスは、キャビティを発生させてしまった歯の治療をたいて
い含む。キャビティは、食べ物又は細菌からの酸が歯のエナメルを溶解する、虫
歯のプロセスが原因で頻繁に起こる。キャビティを治療しない場合には、虫歯が
エナメルを通って象牙質に進行し続ける。
【0003】 キャビティが有る歯を治療するために、歯科医は、歯の虫歯になった部分を一
般に取り除きそしてキャビティに修復材料を配置する。充填材料としても知られ
ている、歯の修復材料は、複合材料、シルバーアマルガム又は金で形成すること
ができる。修復材料を準備ができているキャビティに詰め込ませた後、材料は、
歯の原型になるべく似ている形状に歯科医によって形作られるか又は刻まれる。
【0004】 キャビティが比較的小さくかつ小臼歯又は大臼歯の咬合面(即ち、外側又は咬
み合わせている面)の中央にあったときのような場合には、修復材料をキャビテ
ィに配置することができかつ修復材料が硬化するまで歯の構造を取り囲むことに
よって所定位置に保持することができる。しかしながら、他の場合には、配置及
び硬化の間、所定位置に修復材料を確実に保持するために不十分な歯の構造が存
在しうる。例えば、キャビティが歯の一つ以上の側面に沿って全体的或いは部分
的に配置された場合には、修復材料が歯科医によってキャビティに詰め込まれる
時間の間かつそれに続いて修復材料が硬化する時間の間、所定位置に修復材料を
保持するためには不十分な隣接する歯の構造を有しうる。
【0005】 その結果、歯科医は、詰込み及び硬化の間、所定位置に修復材料を保持する補
助支持物の役を果たすためにマトリックスバンド又はセクショナルマトリックス
バンドをしばしば用いる。マトリックスバンド又はセクショナルマトリックスバ
ンドは、バンドが配置、詰込み及び硬化の間、キャビティに修復材料を保持する
ことを援助する更なる表面を供給するという点で、セメントを流し込むときに用
いた型枠にある程度類似する機能を果たす。一度材料が十分に硬化したならば、
バンドは、口腔から取り除かれかつバンドが以前配置されていたエリアに沿って
延在する修復材料の表面は、隣接する歯の表面とより良く調和するように必要に
応じて形作られ又は滑らかにすることができる。
【0006】 多くの場合、小さい歯の楔がマトリックスバンド(又はセクショナルマトリッ
クスバンド)とキャビティを含む歯に隣接する歯との間の歯間に配置される。楔
は、所定位置にバンドを保持することを援助するために役立ちかつ歯の処置の間
、虫歯を隣接する歯から遠ざけるように付勢することも援助する。一度処理が終
了しかつ楔及びバンドが取り除かれたならば、修復材料の表面が隣接する歯にび
ったりと接触するように、修復処理の間、そのような間隔を供給することが望ま
しい。
【0007】 過去に様々なマトリックスバンドシステムが提案されてきたが、現行の広範囲
に及ぶ使用において一般的に二つのタイプのシステムが存在する。一つのタイプ
のシステムは、伸長マトリックスバンド及びバンドの両端に接続されたクランプ
を含む。バンドは、歯の周縁の回りに配置されかつクランプは、次いで、バンド
の両端に張力を供給すべく締められ、それによってバンドを歯の回りの位置に引
っ張る。クランプは、歯の両側に対してバンドを締めるために望み通りに回すこ
とができるネジ機構を含みうる。そのようなシステムの例は、シャンぺーン(C
hampagne)に付与された米国特許第5,622,496号及びトフルマ
イヤ(Tofflemire)に付与された米国特許第3,517,444号に
記載されている。
【0008】 別のタイプのマトリックスバンドシステムは、セクショナルマトリックスバン
ドを含む。セクショナルマトリックスバンドは、歯の周縁の回りの一部分だけを
一般に延在し、かつ歯間領域(即ち、近隣の歯に直接隣接する領域)に多くの場
合配置される。セクショナルマトリックスバンドは、バンド及び隣接する歯の構
造に対して圧力を供給する一つ以上のばねクランプによって所定位置にたいてい
保持される。
【0009】 セクショナルマトリックスバンドは、プラスチック材料又はステンレス鋼のよ
うな金属材料の薄いストリップでたいてい作られている。歯の両面の最初の湾曲
形状にびったりと合致する湾曲形状を想定することができるように、金属材料は
、柔軟でかつ弾力があるのが好ましい。ある場合には、セクショナルバンドは、
歯間の間隙によく合致するように歯科医によってトリムされうる。
【0010】 セクショナルマトリックスバンドで用いられる通常のばねクランプは、円形ば
ね金属本体及び一対のディペンディングジョー又はレッグでしばしば作られてい
る。円形本体は、互いの方向にレッグを付勢する固有ばねメモリを有する。クラ
ンプを用いるために、その固有張力に対してばね本体を開きかつ互に離れてレッ
グを移動するために特殊適応デンタルプライヤ対を用いる。一度レッグが、楔及
びバンドに隣接する歯間エリアをまたがっている位置に配置されたならば、次い
で、プライヤの力が解放されかつ本体のばね張力がレッグを互いの方向にかつバ
ンド及び楔と接触する位置に移動する。
【0011】 一度ばねクランプが適切に配置されたならば、クランプのレッグは、歯間エリ
アの隣の歯の舌側(即ち、患者の舌に対向している歯の側面)に対してそして歯
間の隣の歯の頬唇側(即ち、患者の頬又は唇に対向している歯の側面)に対して
もバンドを保持する。その位置では、レッグも楔を支えて、楔の他の側に配置さ
れた隣接する歯から虫歯を多少引き離するために役立つ。
【0012】 上述したマトリックスバンドシステムは、従来においてはある程度満足するも
のであったが、そのようなシステムを改良するためのこの技術分野における継続
的な必要性が存在する。より特定的には、安価でかつ使い易く、なおかつクラン
プの配置に対する個別のハンド機器を使用する必要を省く、セクショナルマトリ
ックスバンド用マトリックスクランプを供給することが望ましい。もし可能であ
るならば、処置において歯の楔の使用を回避することもまた望ましい。
【0013】 発明の概要 本発明は、セクショナルマトリックスバンドを所定位置にしっかり締めるため
に交差クランピング移動を有する歯のマトリックスクランプに関するものである
。歯科医は、使用中にクランプをグリップしかつ一対の伸長枝部を広げて互いに
引き離すためにクランプの両側に指圧を供給する。交差クランピング移動は、指
圧によってかつハンド機器等の使用なしで枝部を互いに引き離すようにして移動
させることができる。一度クランプの指圧が解放されたならば、枝部は、バンド
と隣接する歯との間でぴったりと合致するように互いの方向に動く。
【0014】 より詳細には、本発明は、歯の修復処置のための歯のマトリックスクランプに
関しかつ弾力のある材料で作られたコイルばね部分を備えている。また、クラン
プは、それぞれがコイルばね部分に接続された一対の離間されたグリップ部分も
含む。グリップ部分及びコイルばね部分は、一般的に共通基準面に延在する。ま
た、クランプは、それぞれが伸長クランピングエッジを有している一対の伸長枝
部も含み、クランピングエッジは、一般的に平行経路に沿って延在する。また、
クランプは、横方向に隣接した経路に沿って互いを通って延在している一対の交
差バーも有する。各交差バーは、枝部の一つをグリップ部分の一つに結合する。
コイルばね部分は、互いの方向にクランピングエッジを付勢するためにバイアス
される。枝部のクランピングエッジは、口腔の二つの隣接する歯の間の歯間領域
の両側を噛み合わせるために基準面に対して一般的に垂直な方向に延在する。
【0015】 本発明の好適な実施形態では、枝部の伸長クランピングエッジは、テーパー又
は楔のような形状を有する。各クランピングエッジの一つの側は、セクショナル
バンドと接触して配置することができ、クランピングエッジの反対側は、隣接す
る、虫歯になっていない歯に接触する。楔形状クランピングエッジは、個別の歯
の楔の使用が回避されうるように、虫歯を隣接する歯から引き離すように付勢す
ることを助ける。
【0016】 本発明の更なる詳細は、特許請求の範囲の特徴で定義される。
【0017】 好適な実施形態の詳細な説明 歯の修復用マトリックスクランプは、図1〜図4に参照番号10により概略的
に示されている。クランプ10は、本実施形態において、半コイル構成又は“C
”形状構成を有する、コイルばね部分12を含む。コイルばね部分12は、固有
メモリを有している弾性材料で作られている。
【0018】 また、マトリックスクランプ10は、一対の離間されたグリップ部分14も含
む。各グリップ部分14の後端部は、コイルばね部分12の前方レッグ部分に接
続されている。クランプ10が図1〜図3に示すような配向にあるときに、グリ
ップ部分14の縦軸は、平行経路に沿って延在するのが好ましいが、必ずしもそ
うである必要はない。
【0019】 任意に、グリップ部分14は、クランプ10の使用者のグリップを向上するた
めの構造を備えている。例えば、グリップ部分14は、ぎざぎざのある又はざら
ざらした表面を備えうる。他の選択は、突起、キャビティ、及び/又は滑り止め
コーティングを含む。
【0020】 また、クランプ10は、それぞれが伸長クランピングエッジ18を有する、一
対の伸長枝部16も含む(例えば、図1及び3を参照)。任意に、各枝部16は
、隣接するグリップ部分14の縦軸に対して概して垂直である基準面にある。説
明した実施形態では、枝部16のそれぞれは、対応する基準面に延在する平坦形
状を有する。任意に、図4を見るときに、各枝部16は、隣接するグリップ部分
14の縦軸に対して鈍角で延在しうる。
【0021】 クランプ10が図2に示す方位にあるときに、枝部16を含んでいる基準面は
、図2において“A”で示す角度で配向される。角度“A”は、約140度から
約180度の範囲にあるのが好ましい。適切な角度“A”の例は、約160度で
ある。しかしながら、他の角度“A”もまた採用しうる。例えば、角度Aは、枝
部16の側面と修復される歯との間の、最大の、面間接触を供給すべく選択され
うる。
【0022】 また、クランプ10は、横方向に隣接する経路に沿って互いを通って延在する
一対の交差バー20も含む。各交差バー20は、対応するグリップ部分14の前
端部に接続される後端部を有する。また、各交差バー20は、対応する枝部16
の上部部分に接続される前方向部分を有する。
【0023】 グリップ部分14とコイルばね部分12は、概して共通基準面に延在する。ま
た、交差バー20もその同じ平面に延在するのが好ましい。クランピングエッジ
18及び枝部16の縦軸もまたその基準面に対して概して垂直な方向に延在する
のが好ましい。
【0024】 クランピングエッジ18のように幅が狭い枝部16が近づけられるように、そ
の縦軸を横切る基準面で見たときに、枝部16は、楔形状の断面構成を有するの
が好ましい。代替として、しかしながら、枝部16は、そのような基準面で矩形
断面構成を有しうるしかつ概して平坦なクランピングエッジ18を提供しうる。
他の可能な断面形状は、円形、楕円又は正方形、及び/又はクランプ10の他の
領域の断面形状に一致する形状を含む。別の代替として、枝部16は、歯の処置
中にクランプ10及びマトリックスバンドを所定位置に保持することを容易にす
るために、交差バー20から離れたクランピングエッジ18の最外端又はその近
傍のエリアを含んでいる、一つ以上の方向における前突又はクランピングエッジ
18上に又はその近傍に他の構造を含みうる。
【0025】 クランプ10は、ばね鋼、プラスチック又は複合材料のような弾性材料のユニ
タリ部分で作られるのが好ましい。クランプは、その弾性特性に逆効果を与える
ことなく、複数の使用に対して何度も再活性化することができる材料で作られる
のが好ましい。特に好適な材料の例は、ステンレス鋼ばねストックである。
【0026】 クランプ10の使用の例を図5に示す。ここで、第1の大臼歯22及び第2の
大臼歯24は、説明の目的のために示されている(歯列弓の他の歯は、図示され
ていない)。大臼歯22は、その遠位側(即ち、患者の歯列弓の中心から離れて
対向している側)に配置されたキャビティ26を有する。キャビティ26は、歯
間エリアに配置されかつ第2の臼歯24の近心側(即ち、患者の歯列弓の中心に
対向している側)に直接隣接している。
【0027】 一度歯科医がキャビティ26から虫ばまれたものを取り除きかつ修復材料を受
け入れるためにキャビティ26を用意したならば、セクショナルマトリックスバ
ンド28は、第1の臼歯22とキャビティ26の遠位側に隣接する第2の臼歯2
4との間に挿入される。任意に、セクショナルマトリックスバンド28は、修復
の装着及び/又は整形を容易にするために歯科医によってトリムされうる。
【0028】 次に、クランプ10は、セクショナルマトリックスバンド28を所定位置に確
実に保持するために口腔に配置される。クランプ10を据え付けるために、歯科
医は、親指と人差し指のような同じ手の指との間でグリップ部分14をしっかり
掴む。次いで、指圧は、互いの方向に向ってグリップ部分14を移動するために
グリップ部分14に作用される。グリップ部分がこのように移動されると、交差
バー20は、枝部16を互いに離れるようにかつ図1に示す配向に移動させるこ
とができる。
【0029】 一度クランピングエッジ18が装着のために十分な距離に、離れて移動された
ならば、クランプ10は、枝部16をそれぞれ歯間エリアの舌側及び頬側に沿っ
て延在している位置にもってくるために口腔で巧みに誘導される。次に、歯科医
は、クランピングエッジ18をセクショナルマトリックスバンド28と接触する
位置に移動させるためにグリップ部分14のグリップを緩める。クランプ10が
適切に装着されたならば、クランピングエッジ18は、図5に示すように、セク
ショナルマトリックスバンド28の遠位側部分及び第2の大臼歯24の近心側部
分の両方を接触させる。
【0030】 マトリックスクランプ10のコイルばね部分12は、キャビティ26における
歯の修復材料の装着の間かつまた修復材料が硬化する時間の間にクランピングエ
ッジ18が第1の大臼歯22の遠位側部分と確実に接触してセクショナルマトリ
ックスバンド28をしっかり保持するような十分な力で枝部16を互いの方向に
向けて付勢する固有メモリを有する。好ましくは、コイルばね部分12は、完了
した修復の遠位側が第2の大臼歯24の近心側に対して適切な方位にあるように
、互いに離れるように歯22、24を多少移動するために十分な力で枝部16を
付勢する。そのようにして、本発明は、多くの場合に歯の楔を使用することの必
要性を回避する。
【0031】 理解できるように、マトリックスクランプ10の使用は、特殊適応デンタルプ
ライヤ等のようなハンド機器の使用なしで望み通りにマトリックスクランプ10
を据え付けかつ取り外すことができるという点において過去のプラクティスに対
してかなり有利である。更に、マトリックスクランプ10は、一つの手だけで口
腔に据え付けることができ、必要に応じて他のタスクを行うために歯科医の他の
手を自由にしておくことができる。
【0032】 また、図5に示す例は、マトリックスバンド28及び修復すべき歯を枝部16
のアウトボード(即ち、外側)に配置するように逆にすることもできる。別の選
択として、クランプ10は、隣接している、歯間キャビティを有している二つの
歯の間の所定位置に二つのマトリックスバンドを保持するために用いうる。更に
上述の説明が虫ばまれた構造を有しているキャビティを有する歯を修復するため
にクランプ10の使用について言及している間、クランプ10は、折れたかまた
は縁の欠けた歯の構造を修復するためにも用いうるということをこの点について
理解すべきである。
【0033】 図1〜図4では、マトリックスクランプ10は、その緩和されたか又は“ノー
マル”な配向で示されていない。その代わり、マトリックスクランプ10は、枝
部16及びクランピングエッジ18をより良く説明するために、グリップ部分1
4が一緒に部分的に圧搾されるときを現わすように示されている。グリップ部分
14の圧力が使用後に解放されたときに、マトリックスクランプ10は、クラン
ピングエッジ18が互いに接触するような緩和された配向に自己復帰する。
【0034】 本発明の別の実施形態によるデンタルマトリックスクランプ10aを図6に示
す。以下に示す相違点以外は、デンタルマトリックスクランプ10aは、上述し
たデンタルマトリックスクランプ10と同じでありその結果そのような共通の特
徴の詳細な説明を繰り返す必要はない。
【0035】 デンタルマトリックスクランプ10aは、枝部16aのそれぞれが最外突起3
0aを有するということ以外は、枝部16にある程度類似する一対に伸長枝部1
6aを有する。突起30aは、互いの方向に向って延在しかつ枝部16aの中心
領域においてクランピングエッジ18aと調和する外先端から滑らかに湾曲した
クランピングエッジを表すことが好ましい。任意に、突起30aのクランピング
エッジは、枝部16aの中央部分に沿ったクランピングエッジ18aの楔形状と
縦方向に横切る基準面における同じ形状を有する。
【0036】 突起30aは、隣接する歯頚間の空間に合致すべく適応される。より特定的に
は、突起30aは、その舌側及び頬側の歯肉の乳頭の咬合側に(即ち、歯の外先
端に対向している側に)直接配置されたエリアの隣接する歯の間で受け入れられ
るべく構成されている。その結果、突起30aは、特に歯の頚に隣接する領域に
おいて、修復される歯の最初の形状に一致するためにセクショナルマトリックス
バンドを形づくることを助ける。また、突起30aは、歯を分けるように付勢す
ることを助ける更なる楔力をある場合に供給しうる。
【0037】 本発明の別の実施形態によるデンタルマトリックスクランプ10bを図7に示
す。マトリックスクランプ10bは、マトリックスクランプ10bが平面におい
て全体的に、概して円形構成を有するということ以外は、本質的にマトリックス
クランプ10と同じである。更に、デンタルマトリックスクランプ10bは、互
いに平行ではなくその代わりにコイルばね部分12bとの組合せで滑らかに湾曲
した円弧を形成する湾曲したグリップ部分14bを有する。
【0038】 更に、マトリックスクランプ10bは、グリップ部分14bの外端部の内側に
向って配置されるクランピングエッジ18bを有する。より特定的には、クラン
ピングエッジ18bは、グリップ部分14b及びコイルばね部分12bの外端部
間にある基準軸に沿って延在する。
【0039】 本発明の更に別の実施形態によるデンタルマトリックスクランプ10cを図8
に示す。マトリックスクランプ10cは、以下に示すような相違以外は、マトリ
ックスクランプ10と本質的に同じである。
【0040】 図8に示すように、マトリックスクランプ10cは、クランピングエッジ18
cの前方に向って配置される外端部を有するグリップ部分14cを有する。クラ
ンピングエッジ18cは、グリップ部分14c及びコイルばね部分12cの外端
部間にある対応する基準軸に沿って延在する。
【0041】 マトリックスクランプ10b、10cの構成は、キャビティへのアクセス及び
修復材料の装着を容易にするためにある場合には有利でありうる。例えば、内側
に向って配置されたクランピングエッジ18b、18cは、キャビティが枝部1
6b、16cの後方向の代わりに前方向に向って配置されるときに有利でありう
る。そのような使用は、キャビティにおける修復材料の装着が過度に妨げられな
いようにクランプ10b、10cが所定位置にあるときに交差バーをキャビティ
から更に離して配置させることができる。
【0042】 本発明の別の実施形態によるデンタルマトリックスクランプ10dを図9に示
す。マトリックスクランプ10dは、以下に示す相違以外は、マトリックスクラ
ンプ10と実質的に同じである。
【0043】 デンタルマトリックスクランプ10dは、枝部16dに一体化して相互接続さ
れる一対の側面延在32dに沿って、一対の枝部16dを有する。各延在32d
の外端は、クランピングエッジ34dを有する。また、枝部16dのそれぞれは
、クランピングエッジ34dに任意に等しいか又は類似する、クランピングエッ
ジ18dも有する。任意に、各クランピングエッジ34dの長さは、側面延在3
2dの幅におおよそ等しい。
【0044】 4つのクランピングエッジ18d、34dの供給は、マトリックスバンドが修
復される歯の周縁の相当な部分の回り又は任意にその全体の回りに広がるような
場合に有用である。クランピングエッジ18d、34dは、セクショナルマトリ
ックスバンドが歯に対して所定位置にしっかり保持されることを確実にするため
に協力する。そのような構造は、例えば、歯の二つ以上の側面のような大きなエ
リアをその最初の形状に修復しなければならないような場合に有利でありうる。
【0045】 図10は、本発明の別の実施形態によるデンタルマトリックスクランプ10e
の図である。マトリックスクランプ10eは、以下に示す相違以外は、マトリッ
クスクランプ10と本質的に同じである。
【0046】 マトリックスクランプ10eは、この場合には、ばね材料の一つ半のコイルで
構成される、コイルばね部分12eを有する。そのような構造は、マトリックス
クランプ材料の疲労を低減することにおいて有利でありうるため、コイルばね部
分12eが延在した期間にわたり及び多数の使用及び再活性化の後で、信頼性が
ある、一貫したバイアス力を供給するであろう。更に、コイルばね部分12eは
、同様に図6〜図9で示した実施形態において示したコイルばね部分の所定位置
に組込まれうる。更に、必要に応じて、コイルばね部分12eは、ばね材料の二
つ半以上のコイルを含みうる。
【0047】 当業者は、上述した現行の好適な実施形態に対して多数の他の変更及び追加を
行うことができることを理解するであろう。従って、本発明は、詳細に説明した
実施形態に限定されると考えるべきではなく、その代わり、特許請求の範囲の公
正な範疇によってのみ限定されると考えるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に従って作られた歯のマトリックスクランプの斜視図であ
る。
【図2】 図1に示すマトリックスクランプの縮小底面図である。
【図3】 図1及び図2に示すマトリックスクランプの端面図である。
【図4】 図1〜図3に示すマトリックスクランプの側面図である。
【図5】 マトリックスクランプが歯の修復処置の間に二つの隣接する歯の間の歯間領域
の所定位置にセクショナルマトリックスバンドを保持するために用いられうる方
法の一例を示している、歯列弓の部分及びセクショナルマトリックスバンドに沿
った図1〜図4に示した歯のマトリックスクランプの平面図である。
【図6】 図3にある程度類似するが、本発明の別の実施形態に従って構築された枝部を
伴う歯のマトリックスクランプを示している図である。
【図7】 本発明の別の実施形態に従って示した歯のマトリックスクランプの斜視図であ
る。
【図8】 本発明の更に別の実施形態に従って構築された歯のマトリックスクランプの斜
視図である。
【図9】 本発明の更に別の実施形態に従って構築された歯のマトリックスクランプの底
面図である。
【図10】 本発明の更なる実施形態による歯のマトリックスクランプの斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 シェン,バイロン シー. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セント ポール,ポスト オフィス ボッ クス 33427 (72)発明者 ダビー,ジョン ダブリュ. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セント ポール,ポスト オフィス ボッ クス 33427 Fターム(参考) 4C059 RR05

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性材料で作られたコイルばね部分と、 それぞれが前記コイルばね部分に接続された一対の離間されたグリップ部分と
    、 それぞれが伸長クランピングエッジを有している一対の伸長枝部と、 それぞれが前記枝部の一つを前記グリップ部分の一つに結合し、側方に隣接し
    た経路に沿って互いに通過して延びる一対の交差バーとを備え、 前記グリップ部分及び前記コイルばね部分は、略共通の基準面に延在し、 前記クランピングエッジは、略平行な経路に沿って延在し、 前記コイルばね部分は、前記クランピングエッジを相互接近方向に押しやるよ
    うに付勢され、 前記枝部の前記クランピングエッジは、前記基準面に対して略垂直な方向に延
    びて、口腔内で隣接する2本の歯の間の歯間領域の対向面に係合する、 歯修復処置用デンタルマトリックスクランプ。
  2. 【請求項2】 前記コイルばね部分が略“U”字形状を有する、請求項1に
    記載のデンタルマトリックスクランプ。
  3. 【請求項3】 前記クランピングエッジが互いに対向する、請求項1に記載
    のデンタルマトリックスクランプ。
  4. 【請求項4】 前記クランピングエッジが楔形である、請求項1に記載のデ
    ンタルマトリックスクランプ。
  5. 【請求項5】 前記クランプが金属材料の一体部分から作製される、請求項
    1に記載のデンタルマトリックスクランプ。
  6. 【請求項6】 前記グリップ部分がぎざぎざ又はざらざらの表面を有する、
    請求項1に記載のデンタルマトリックスクランプ。
  7. 【請求項7】 前記グリップ部分が滑り止めコーティングを有する、請求項
    1に記載のデンタルマトリックスクランプ。
  8. 【請求項8】 前記グリップ部分が複数の突起及び/又は窪みを有する、請
    求項1に記載のデンタルマトリックスクランプ。
  9. 【請求項9】 前記コイルばね部分が前記グリップ部分と共に、全体に略“
    U”字形状を有する、請求項1に記載のデンタルマトリックスクランプ。
  10. 【請求項10】 前記コイルばね部分が前記グリップ部分と共に、全体に略
    円形状を有する、請求項1に記載のデンタルマトリックスクランプ。
  11. 【請求項11】 前記コイルばね部分がハーフコイルである請求項1に記載
    のデンタルマトリックスクランプ。
  12. 【請求項12】 前記コイルばね部分が二つ以上のコイルを含む、請求項1
    に記載のデンタルマトリックスクランプ。
  13. 【請求項13】 前記グリップ部分が前記ばね部分から離れた外端部を有し
    、前記クランピングエッジが前記コイルばね部分と前記グリップ部分の前記外端
    部との間に位置する基準軸に沿って延在する請求項1に記載のデンタルマトリッ
    クスクランプ。
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