JPH04231040A - 歯の複合修復において用いられるマトリックスバンド - Google Patents

歯の複合修復において用いられるマトリックスバンド

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JPH04231040A
JPH04231040A JP3128139A JP12813991A JPH04231040A JP H04231040 A JPH04231040 A JP H04231040A JP 3128139 A JP3128139 A JP 3128139A JP 12813991 A JP12813991 A JP 12813991A JP H04231040 A JPH04231040 A JP H04231040A
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band
tooth
composite
cavity
resin
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フランクリン ディン
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C5/00Filling or capping teeth
    • A61C5/80Dental aids fixed to teeth during treatment, e.g. tooth clamps
    • A61C5/85Filling bands, e.g. matrix bands; Manipulating tools therefor

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯科用修復装具に関す
るものである。詳しく述べると、本発明は、樹脂を基礎
とした充填剤に結合する歯科用マトリックスバンドおよ
びその使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複合歯科用樹脂は、アマルガム等の他の
修復用材料や一般的な修復材料に比べて多くの長所を有
している。アマルガムと比較すると、上記の樹脂は、色
、滑かさ、および結合性に優れている。また、アマルガ
ムは、樹脂と異なり、水銀、つまり多くの異論が唱えら
れていると考えられる物質を含んでいることが知られて
いる。しかし、複合樹脂も幅広く使用されているにもか
かわらず、問題がないわけではない。上記の問題点とし
て、以下の点が挙げられる。
【0003】■  近心の複合樹脂に関する「開存接触
部」率が高い。
【0004】■  複合修復物の形を整え、仕上げるの
が難しい。
【0005】■  未修正の複合樹脂が金属具に接着し
てしまう。
【0006】上記の■の問題において、「開存接触部」
とは、一般的に修復の過程時のマトリックスバンドによ
って占められる空間のことを表わす。さらに詳しくは、
近心の窩洞を調製し、マトリックスバンドをその歯の周
囲にはめる。バンドをはめた後、ウェッジをバンドの他
方の表面と近隣の歯との間に押し込む。まず、ウェッジ
が窩洞のくびの空間、つまり歯根に最も近い空間でバン
ドを押す。次に、ウェッジが近隣の歯との間を開ける。 理想的な近心修復としては、ウェッジおよびバンドを除
いた後、近隣の歯をお互い元の位置に戻して、近隣の歯
と充填剤が受動的に接触するようにする。充填剤がとな
りの歯と接触しないときは、「開存接触部」として知ら
れている歯の間に空隙がある。
【0007】「開存接触部」の数を減らす修復方法およ
び構造物の必要性によって、歯科用装具の発展に伴うマ
トリックスバンドおよび方法が開発されてきた。例えば
、米国特許番号2,035,347号は、「開存接触部
」を閉じるための接触部位として用いられる多数の異な
る大きさの球状の突起物を有する金属の板を用いた充填
方法について記載している。上記の特許においては、適
当な大きさの接触部位を有する金属板のその部分を、マ
トリックスバンドを除いた後直ちに、充填剤の部位に挿
入する。上記特許によると、充填剤に含まれている遊離
水銀がただちにバンドの表面で金属とアマルガムを造っ
てしまう、つまり、金属板が「開存接触部」を閉塞する
代わりに接触部位の充填剤に結合してしまう。
【0008】「開存接触部」の問題を解決する他の手段
として、米国特許番号4,778,385号が挙げられ
る。この特許においては、凹凸の表面を有する様々な大
きさの複合マトリックス構築物を集め、歯科医に供給す
る。マトリックスは、おおよその窩洞に合い、また「開
存接触部」を閉塞する大きさなので、供給した物より選
び、ウェッジを用いた歯の根元の表面にしっかりと置く
。次に、複合マトリックスが作られる材料と同じ組成物
の歯を複合修復用材料で充填する。組成物材料および結
合剤を、予め歯の根元部分の表面およびマトリックスの
内表面に注入しておき、治療する。さらに、ウェッジを
除去し、本方法は終了する。暴露された空隙において、
マトリックスの収縮が起こることがある。このような場
合には、結合剤を暴露された空隙に注入し、治療する。
【0009】これらの装具は目的を果たしているものの
、いくつかの制限が課される。すなわち、上記米国特許
番号2,035,347号および4,778,385号
の特許に記載の装具は、予め成形がされていたり、予め
賦形されているので、形状に柔軟性がない。このため、
これら2つの特許に記載の構造物は、使いやすくするた
め、歯科医に多数の大きさおよび形状のものを供給しな
ければならないので、装具を作製するのが高価になり、
保管しまた使用するのにかさばるものになってしまう。 さらに、米国特許番号4,778,385号の特許に記
載の構造物は、充填剤と同じ材料で作製しなければなら
ないので、使用する上で重大な限定に付されてしまう。
【0010】米国特許番号4,778,385号の特許
におけるウェッジの使用にもさらに制限が課される。つ
まり、従来のほとんどのウェッジと同様、歯肉から出血
したりマトリックスバンドが変形したりという様々な問
題を抱えており、十分な複合修復をすることは困難であ
る。また、存在するとしても、ウェッジによって発生す
る分離の量を正確に測定する方法がない。このため、ウ
ェッジをはめる際の誤判断によって、ウェッジの除去後
の接触部がきつすぎたり開き過ぎたりしてしまう。また
、治療し充填剤を入れた後に予め賦形したマトリックス
が収縮することは、従来の装置具で「開存接触部」を防
止しようとする際のさらに重大な欠点となってしまう。
【0011】形を整え、仕上げる上での問題(上記■の
問題)に関しては、複合修復剤がアマルガムに比べて形
を整え仕上げをするのが難しい。アマルガムは、形状を
整え、仕上げを行う際、柔軟性があり、成形しやすい材
料である。これに対して、複合樹脂では、形状を整え、
仕上げを容易にすることができるような硬化前の中間的
な成形状態がない。このため、樹脂を基礎とした修復剤
では、形状を整え、仕上げをする過程が、単調で、扱い
にくく、長持間を要するものになってしまう。したがっ
て、当業者は、完全に修復を行うために必要な手入れお
よび仕上げの量を減らせる樹脂を基礎とする修復剤の使
用のための装具および使用方法を長い間、探索してきた
【0012】接着の問題(問題■)、つまり未治療の複
合樹脂が金属性の装具にくっついてしまう問題があるた
め、歯科医は、標準の金属性器具に加えて、複合樹脂に
用いるためのさらなる器具セットがたびたび必要となる
。例えば、米国特許番号4,778,385号の特許に
記載されている方法を行う際には、歯科医は、空隙を埋
める際、すなわち接着の問題を避けるために複合修復材
料の凝縮時に、非金属性の表面(例えば、テフロンコー
ティング)をもつ特別な器具を用いなければならない。 さらに器具が必要になることによって、高価になる上、
さらに複雑な工程を行わなければならない。
【0013】このように、複合樹脂で修復する従来の装
具および方法は、様々な重大な限定を課することになる
問題を抱えている。本発明は、これらの問題を軽減する
ものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、同様
に用いられている器具や方法の長所はすべて有したまま
、上記した短所は含まない歯科用修復構造物および方法
を提供することである。これを達成するために、本発明
は、患者により傷をつけないような、修復により時間が
かからないような、術後の合併症がより少ないような、
さらに、すべての処置料がより少なくてすむ、より良い
複合修復をなすために使用する1本の歯科用マトリック
スバンドを提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の1つは、様々な
樹脂を基礎とした充填剤の材料に結合することのできる
材料でできた薄い、柔軟性のある、長い板として、一般
的に1種類の大きさに成形された歯科用マトリックスバ
ンドである。修復用に使用された際には、このバンドは
、充填剤の永久に完全な1部分となる。このバンドは、
一般的な非結合性マトリックス(例えば、ステンレス綱
やマイラー (mylar))と同様な大きさおよび形
状からなる。また、この新規なマトリックスバンドは、
従来のタイプのものと同様にして使用できるが、大きな
相違点としては、このバンドの一部が、樹脂を基礎とし
た充填剤で治療した後もそのまま残ることである。この
ように、本発明によって、歯科医がすばやく異なった方
法および技術を学ぶ必要がない。また、いらなくなった
マトリックスバンドの端は、歯科医が切り落として、充
填による閉塞部位を凝縮させるための器具として使用す
ることができる。このバンドを、このようにして用いる
ことによって、歯科医は、従来の表面が金属である道具
を用いることができる。
【0016】本発明のひとつの概念によると、歯科医は
、従来の方法で歯に窩洞を形成する。次に、薄い、柔軟
性のある複合マトリックスバンドをその歯の周りに入れ
る。バンドを窩洞の空隙にしっかりと入れ、バンドの外
表面が自然に隣の歯に接触するようにする。さらに、結
合剤を形成された窩洞の表面およびバンドの内表面に注
入する。これらの接触領域は、窩洞空隙またはその近隣
の歯の表面を含むものである。さらに、この結合剤を硬
化させて、バンドを固定する。次に、形成された窩洞に
複合樹脂を充填し、樹脂を硬化させ、バンドの余分な部
分を除去する。
【0017】本発明の本質は、他の目的や長所と同様、
添付した図面に関する下記の説明より容易に明らかであ
る。
【0018】
【作用】以下、本発明の一実施態様を図面に基づいて説
明する。
【0019】図1および図2は、発明の一実施態様を示
す斜視図である。
【0020】図1および図2に示すように、薄い、柔軟
性のある、リボン状のマトリックスバンド10は、相対
する広い長方形の面18,19、上部エッジ17、およ
び相対する面16,15からなる。バンド10は、図1
に示されるような形状に成形されることが好ましく、図
2に示されるような様々なことなる形状に曲げられるよ
うに十分柔軟性に富むものである。輸送および保管に適
するように、多数のバンド10を平らにし、それぞれ重
ねておくことができる。
【0021】マトリックスバンド10は、少なくとも1
つ、すべてとはいわないが、好ましくは様々な多くの市
販されている樹脂を基礎とした結合性液体や樹脂を基礎
とした充填材料に結合することができる材料よりなるこ
とが好ましい。
【0022】好ましい実施態様においては、結合性マト
リックスバンド10は、フルオロアルミノシリケイトの
ガラス粉末等の公知の光学活性充填材料のひとつやビフ
ェノールグリシダルメタクリレート(BIS−GMA)
等の公知の光硬化液状樹脂よりなる。たいていの場合、
上記の材料を用いた場合の液体に対する粉末の重量比は
、3.3:1から0.5:1であると、良好な結果が得
られる。優れた特性を有するバンド10は、液体に対す
る粉末の重量比がそれぞれ1.6:1である市販の材料
より製造された。
【0023】特に上記の成分を用いてバンド10を成形
することはまた、修復時に様々な結合剤および充填材料
を使用することができ、好ましい。例えば、バンド10
がフルオロアルミノシリケイトのガラス粉末およびBI
S−GMAの混合物よりなる場合、以下に挙げる結合剤
:コークス  ユニバーサル  ボンド(Caulk’
sUniversal  Bond)、コークス  ユ
ニバーサル  ボンドII(Caulk’s  Uni
versal  Bond  II)、3Mスコッチ 
 ボンドII(3M’s  Scotch  Bond
  II)、および以下に挙げる充填材料:ケールズ 
 ハーキュライト  XR(Kerr’sHercul
ite  XR)、3M  P−50(3M’s  P
−50)、コークス  プリズマ  A.P.H.(C
aulk’s  Prisma  A.P.H.)を、
バンド10と共に使用することができる。
【0024】バンド10は、まず粉末と液体を混合し、
この混合物をフィルム状に引き、最終的にこのフィルム
を硬化することによって成形することができる。このバ
ンド10は、様々な大きさにすることができるが、エッ
ジ17の長さが50mm、エッジ16の幅が10mmお
よび厚さ0.05mmのバンド10が大抵の場合好まし
い。バンド10がそれ自体の重さで壊れないくらいの十
分な構造上の堅さを持ちつつ、歯の周囲を適当に包める
くらいに十分な柔軟性を有するように、バンド10の厚
さを正確に制御する必要がある。
【0025】バンド10は、修復された歯の完全に一部
となるため、歯を着色する修復剤と同様の色を有し、滑
らかな仕上りになっている必要がある。機械的な作業性
を確保するために、バンド10は耐伸長性があり、薄く
、切りやすくなければならない。このように、バンド1
0は、クラス1から5のすべての標準的な窩洞の修復の
前にも後にも使用することができる。これらの特性は上
記した通りである。
【0026】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに具体的に
説明する。
【0027】図3〜6は、臼歯30での代表的なクラス
2の窩洞の調製品20に対するバンド10の適用を説明
する。隣接面の接触は、歯30と32の間が失われ、結
果として隙間40(図3)が生じる。歯30は、見せ掛
けの線(破線)で示される強く望まれる形22に修復さ
れなければならない。
【0028】図4〜6において、結合性マトリックスバ
ンド10は、歯30の周囲に置かれている。バンド10
は、歯32の接触面42に自然に接している限り歯頸縁
44でまたはより以上で歯30に接する。バンド10は
、また窩洞の調製品20の垂直縁36、37でまたは近
くで歯30に接する。窩洞の調製品20は、内部底表面
38を含む。
【0029】図7A〜7Gは、図3〜6に関して正確に
作図された方法においてバンド10を用いた代表的な歯
の修復を提供された方法の実施により説明する。図7A
において、窩洞の調製品20は、通常の方法で形成され
る。窩洞の調製品20の縁の端36、37および44は
ドリルにより斜めに切られ、そして適切な表面はバンド
10が最後には粘着するための結合面を供給するために
酸性食刻されるものである。
【0030】図7B〜7Cにおいて、バンド10は、隙
間40に置かれ、歯30の周囲に巻かれる。歯科医の手
法を用いて、バンド10は、歯頸縁44および該縁36
、37の近くの該歯の表面に寄せて状態に保たれる。 該手法を行うにおいて、歯科医は、接触面32の位置で
歯32の表面に自然に接触することを可能にするために
バンド10に十分な弛みを与える。この点において、窩
洞の調製品20は、結合剤および充填材料を受け取るた
めに調製される。
【0031】図7Dは、窩洞の調製品20の内部表面お
よび歯頸縁36、37および44、バンド10の内側表
面およびバンド10と接触する歯30の近接した局部に
対するブラシ51による液状結合剤の使用を説明する。 結合剤はその後、適切な方法で矯正される、例えば、歯
科医は、行われる化学的矯正のために適切な時間を待つ
かあるいは適切なソースより結合剤に対する紫外(UV
)線または可視光線照射を適用するものである。矯正が
行われ、そして現にバンド10に関して、歯頸縁36、
37および44の位置でまたはより以上で歯に結合され
た後、充填材料は窩洞の調製品20に適用せれる。 光線またはUVで治療しうる材料を用いる場合には、充
填材料はしばしば幾つかの段階に適用され、各々は矯正
段階に従う。図7Eは、部分的に充填された窩洞の調製
品を説明する。歯科医は、充填材料が強く望まれる形2
2(図3〜6)を得るまで充填および矯正段階を成し続
ける。この時点において、図7F、バンド10は、現に
接触面42の位置で歯32に対し自然に接触を維持して
いる。同様に、バンド10は、充填材料に結合され、そ
して歯は、隣接した窩洞の表面を仕上げる。続いて、図
7Gで過剰な、非結合部分のバンド10は、バンド10
の結合部分より切り取られる。バンド10の切断縁53
は、その後、滑らかな形に仕上げられ、表面が磨かれる
【0032】通常のマトリックスバンドの除去により生
じた「開在接触部」の問題、それ自体は、本発明により
取り除かれる、なぜならば、充填する以前に「開在接触
部」を閉塞するべき位置に最初に置かれたバンド10は
除去されることなく、かつ、全体にとって欠くことので
きない部分の修復としての箇所にそのまま残される。そ
の上、その後ウェッジを用いることがないので、歯30
、32は、バンド配置後相互に関して動くことはないで
あろう。
【0033】歯30を修復すべきバンド10を用いるも
う一つの方法もまた考えられており、これらは幾つかの
矯正するサイクルが必要である。歯30は、図7Aに示
される状態に調製される。その後、歯頸縁36、37お
よび44に加えて窩洞の調製品20の内部表面は、その
上に塗り広げられる歯科用結合剤を得る。バンド10は
、まだ置かれていないことに留意せよ。結合剤は、その
後矯正される。この時点に於いて、バンド10が歯30
の周囲に置かれ、図7Cに示される位置に歯科医により
適当な位置に保持される。未矯正複合樹脂は、その後近
位部分の窩洞の調製品20中で固体化される。一旦、未
矯正複合樹脂が置かれれば、バンド10は、歯頸縁44
に対し、しっかりと作成される。バンド10の咬合部分
より上部は、近接した歯32の前記接触面42に対し自
然に接触を得るために曲げられる。これらの一続きの複
合体は、その後矯正される。このことは、一矯正するサ
イクルにおける歯32、複合樹脂およびバンド10の間
の結合による結果である。窩洞の調製品20の残りは、
すぐに充填および矯正することができ、その後バンド1
0は、整えられ、そして仕上げられる。
【0034】一旦バンド10が最初に歯30に結合され
れば、バンド10の自由な端の一端は切り取ることが可
能であり、そしてより早くに言及されたねばねばするこ
とによって前記問題を防ぐことで固体化を促進するもの
として用いられる。図8に示されるように、一片10´
は、バンド10から切り取られたものであり、そして窩
洞の調製品20の咬合部分の固体化を促進するために用
いられる。前記バンド片10´は、未矯正複合樹脂と金
属固体化用具54との間の保護層として機能する。図8
は、ねばねばの問題を解決するための手順であり、未矯
正複合樹脂は決して金属用具54に触れることはない。 前記バンド塊10´および用具54を用いることで、歯
科医は、窩洞の調製品20の縁から全体の余分な量の複
合樹脂を除去することができ、そして矯正に先立って充
填物の咬合部分の輪郭をつけることができる。結果とし
て、整備および仕上げは、大いに促進される。
【0035】現状の複合充填物が修繕されなければなら
ない場合に備えて、本発明は矯正に関して容易な方法を
提供するものである。結合性バンド10は、前述された
と同様に用いられる。相違点は、未矯正複合樹脂が窩洞
の調製品の中よりむしろ矯正複合樹脂に対して置かれる
点である。
【0036】同様の様式で、前記バンド10は、複合樹
脂と共にセラミックおよび金属修復材で修繕するために
用いることができる。セラミックまたは金属修復材に代
る選択物としての現状の複合樹脂による歯の手入れの間
での相違点は、こうした技術での熟練した手腕の範囲内
とされ得る適切なエッチングおよび結合剤を自ら選択す
ることにある。
【0037】図9は、クラス3タイプの複合樹脂の修復
におけるバンド10の使用を説明する。図9おいて、バ
ンド10は、隣接歯間面の窩洞の調製品20での前歯3
0´、32´に用いられる。この位置においては、窩洞
の調製品20が最初に調製され、その後結合用液が用い
られ、続いて窩洞の調製品20が充填され、すぐにバン
ド10が挿入され、そしてその上に複合樹脂が用いられ
、必要に応じて、バンド10が接触面42´に自然に接
触するできるように確保される。続いて過剰な、未結合
部分のバンド10が除去され、そして必要がある場合に
、修復材が整えられ、磨かれ、そして仕上げられる。
【0038】歯肉60(図10)以下の深部に及ぶ窩洞
は、複合修復材に対し特に問題とされるものである。通
常の複合樹脂は、水分汚染に対し非常に傷付きやすいも
のである。水分汚染は、充填作業を失敗に帰すもにする
であろう、なぜならば該汚染は結合の完全な状態を冒す
からである。水分調整は、理想的な状態下で厳しいもの
であり、深部の歯肉縁下の窩洞の調製品においては不可
能に近いものである。しかしながら、バンド10を用い
ることで可能となり、上記記載の方法において、結合不
成功の可能性は、小さいけれども、代案の2段階方法が
必要性を有する幾らかの場合には十分に大きいものであ
る。
【0039】こうした方法は、ステンレススチールのマ
トリックスバンド70(図10)の使用を伴う。バンド
70は、接触面72を全く問題とせずに、歯71に非常
にしっかりと適合させられる。重要な部位は、歯頸縁4
6である。該バンドは、歯頸縁46での歯71の接合点
とバンド70との間の水分侵出を防ぐためのしっかり十
分に成されなければならない。一旦バンド70がしっか
りと固定されれば、窩洞の調製品73は結合され、そし
て充填される。複合樹脂は、複合樹脂の上部が形成し、
そしてそれは歯肉60の高さよりも高い縁48の高さま
で築き上げられる。一旦この高さまで達すれば、スチー
ルバンド70は、除去される。すぐに窩洞の調製品73
の残りが、図7A〜7Gの図形描写に示されるように充
填される。この場合において、複合樹脂の上部は底部材
として取り扱われ、それの上部の縁48は、歯頸縁44
として取り扱われる。
【0040】通常の結合方法と異なり、ウェッジは、本
発明を用いる場合には必要とされない。それゆえに、ウ
ェッジの使用により想起される問題は、回避される。こ
うした問題は、挿入物による痛み、歯間乳頭に対する外
傷、出血、マトリックスバンドの歪み、および隣接する
歯の過度の分離がある。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、本発明およびすでに
記載したように該発明の使用に関する方法は、従来技術
のマトリックスバンドの使用以上に多くの長所がある。 第1に、バンド10の使用は、窩洞のクラス2、3およ
び4の修復において、「開存接触部」の問題が解決され
る。第2に、バンド10の使用は、窩洞のクラス1、2
、3および4において、複合修復で輪郭をつけることに
関する改良方法を提供する。第3に、バンド10の使用
は、すべての窩洞のクラス1〜5において、未矯正複合
樹脂の固体化を促進する。第4に、バンド10の使用は
、複合修復の整備および仕上げの過程を促進する。第5
に、バンド10の使用は、結合可能な樹脂の使用で複合
物、セラミックスおよび金属に対する修繕を促進する。 第6に、バンド10は、最初の段階および最終段階(図
10)でのバンド10に関し通常のバンドが用いられる
多段階方法に用いることができる。第7に、バンド10
は、多方面に渡るトレーニングを行うことなく歯科医が
使用することができる。現在の技術に用いられているも
のと十分に類似しており、現代の歯科医療の業務に容易
に取り入れることができるものである。第8に、バンド
10は、単に1種類の大きさに作ったもので足りる。多
様な大きさおよび型のバンドは通常、不必要および是認
されないものである。第9に、ウェッジは、必要でなく
、そしてウェッジの使用により想起される多くの問題が
避けられる。バンド10は自由な端を有するものである
ことにもまた注意を要するものであり、現在のマトリッ
クスバンドホルダーで結合することでき得るものである
【0042】本発明がそれらの提供された具体的表現に
関して記載されたものである限り、修正は、全体として
本発明の趣旨および範囲から分離することなく本発明の
構造および成分に作ることができる該技術において通常
の熟練により真価を認められるものであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、発明の一実施態様を示す斜視図である
【図2】図2は、発明の一実施態様を示す斜視図である
【図3】図3は、構造物で修復する隣り合った2本の歯
の縦断面図である。
【図4】図4は、図1の構造物および図3の歯を組み合
わせたものを示す正面図である。
【図5】図5は、図6の5−5線に沿う縦断面図である
【図6】図6は、図4に示す構造物の平面図である。
【図7】図7A〜〜7Gは、各段階を示す図であり、図
7A〜7Cおよび図7E〜7Gは斜視図であり、図7D
は平面図である。
【図8】図8は、図6および図7Dに示される図に相当
する平面図である。
【図9】図9は、図1の構造物と2本の前歯を組み合わ
せたものを示す正面図である。
【図10】図10は、図1に示す構造物を用いた調製を
表わす正面図である。
【符号の説明】
10…マトリックスバンド 10´…バンド片 15、16…相対する面 17…上部エッジ 18,19…相対する広い長方形の面 20…代表的なクラス2の窩洞の調製品22…見せ掛け
の線(破線)で示される強く望まれる形30、32…臼
歯 30´、32´…前歯 36、37…垂直縁 38…内部底表面 40…隙間 42、42´、72…接触面 44、46…歯頸縁 48…歯肉60の高さよりも高い縁 51…ブラシ 53…切断縁 54…金属固体化用具 60…歯肉 70…ステンレススチールのマトリックスバンド71…
歯 73…窩洞の調製品

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  歯および複合物に結合することのでき
    る薄く、長く、柔軟性のある細長い切れの材料として形
    成されてなることを特徴とする歯の複合修復において用
    いられるマトリックスバンド。
  2. 【請求項2】  前記バンドが、幅広く、矩形に形作ら
    れた表面を有してなる請求項1記載のマトリックスバン
    ド。
  3. 【請求項3】  前記バンドが、厚さ0.10mm以下
    の範囲である請求項2記載のマトリックスバンド。
  4. 【請求項4】  前記幅広く、矩形に形作られた表面が
    、事実上、長さ50mm未満の範囲である請求項3記載
    のマトリックスバンド。
  5. 【請求項5】  前記幅広く、矩形に形作られた表面が
    、事実上、横幅10mm未満の範囲である請求項3記載
    のマトリックスバンド。
  6. 【請求項6】  前記バンドが、光学活性充填材料およ
    び液状樹脂の混合物より形成されてなる請求項1記載の
    歯および複合物に結合することのできる薄く、長く、柔
    軟性のある細長い切れの材料として形成されてなること
    を特徴とする歯の複合修復において用いられるマトリッ
    クスバンド。
  7. 【請求項7】  前記光学活性充填材料が、フルオロア
    ルミノシリケイトのガラス粉末である請求項6記載のマ
    トリックスバンド。
  8. 【請求項8】  前記液状樹脂が、ビフェノールグルシ
    ダルメタクリレート(BIS−GMA)である請求項7
    記載のマトリックスバンド。
  9. 【請求項9】  前記樹脂に対する粉末の重量比が、3
    .3:1〜0.5:1の範囲である請求項8記載のマト
    リックスバンド。
  10. 【請求項10】  前記樹脂に対する粉末の重量比が、
    事実上、1.6:1である請求項8記載のマトリックス
    バンド。
  11. 【請求項11】  歯の表面および該歯の窩洞充填用複
    合修復材料に結合された薄く、柔軟性のある複合マトリ
    ックスバンド、並びに該歯および該複合マトリックスバ
    ンドの接合面上の結合剤よりなる修復された窩洞を含む
    歯。
  12. 【請求項12】  前記バンドが、幅広く、矩形に形作
    られた表面を有してなる請求項11記載の歯。
  13. 【請求項13】  前記バンドが、厚さ0.10mm以
    下の範囲である請求項12記載の歯。
  14. 【請求項14】  前記幅広く、矩形に形作られた表面
    が、事実上、長さ50mm未満の範囲である請求項13
    記載の歯。
  15. 【請求項15】  前記幅広く、矩形に形作られた表面
    が、事実上、横幅10mm未満の範囲である請求項13
    記載の歯。
  16. 【請求項16】  前記バンドが、光学活性充填材料お
    よび液状樹脂の混合物より形成されてなる請求項11記
    載の歯。
  17. 【請求項17】  前記複合修復材料が、前記バンドの
    複合材料と異なるものである請求項16記載の歯。
  18. 【請求項18】  前記光学活性充填材料が、フルオロ
    アルミノシリケイトのガラス粉末である請求項17記載
    の歯。
  19. 【請求項19】  前記液状樹脂が、ビフェノールグル
    シダルメタクリレート(BIS−GMA)である請求項
    18記載の歯。
  20. 【請求項20】  樹脂に対する粉末の重量比が、3.
    3:1〜0.5:1の範囲である請求項19記載の歯。
  21. 【請求項21】  樹脂に対する粉末の重量比が、事実
    上、1.6:1の範囲である請求項19記載の歯。
  22. 【請求項22】  歯に調製窩洞を形成し、該歯と隣の
    歯との間に薄く、柔軟性のある複合マトリックスバンド
    を挿入し、該バンドの表面が自然に隣の歯に接触するよ
    うに該歯に対してしっかりと該バンドを固定し、結合剤
    を該調製窩洞の表面に、該バンドに隣接した該窩洞に、
    および該バンドと該窩洞との間の部位に使用し、該薬剤
    を矯正し、複合樹脂と共に該調製窩洞に充填し、該樹脂
    を矯正し、そして該バンドの非結合性部分を除去してな
    る工程よりなることを特徴とする窩洞を有する歯の複合
    修復方法。
  23. 【請求項23】  さらに前記バンドの非結合性部分を
    除去すること、および該バンドが前記複合樹脂を覆って
    置かれること、および該樹脂を固体化するために該バン
    ドの前記部位に対し押さえるための硬い道具を使用する
    ことを包含してなる請求項22記載の方法。
  24. 【請求項24】  歯に歯頸縁を含む縁と共に調製窩洞
    を形成し、結合剤を該縁および該調製窩洞の表面に使用
    し、該歯と隣の歯との間に薄く、柔軟性のある複合マト
    リックスバンドを挿入し、該バンドの表面が自然に隣の
    歯に接触するように該歯に対してしっかりと該バンドを
    固定し、複合樹脂と共に該調製窩洞の部分に充填し、該
    樹脂および該樹脂に該バンドの部分を結合するための該
    薬剤を矯正し、該樹脂と共に該窩洞の残りの部分に充填
    し、該樹脂を矯正し、そして該バンドの非結合性部分を
    除去してなる工程よりなることを特徴とする窩洞を有す
    る歯の複合修復方法。
  25. 【請求項25】  歯に歯頸縁を含む縁と共に調製窩洞
    を形成し、結合剤を該縁および該調製窩洞の表面に使用
    し、該歯と隣の歯との間に薄く、柔軟性のある複合マト
    リックスバンドを挿入し、該バンドの表面が自然に隣の
    歯に接触するように該歯に対してしっかりと該バンドを
    固定し、複合樹脂と共に該調製窩洞の部分に充填し、該
    樹脂および該樹脂に該バンドの部分を結合するための該
    薬剤を矯正し、該樹脂と共に該窩洞の残りの部分に充填
    し、該樹脂を矯正し、該バンドの非結合性部分を除去し
    、そして該バンドの該非結合性部分の一部が前記複合樹
    脂を覆って置かれること、および該樹脂を固体化するた
    めに該バンドの前記部分に対し押さえるための硬い道具
    を使用することよりなる工程よりなることを特徴とする
    窩洞を有する歯の複合修復方法。
  26. 【請求項26】  修復された、歯肉上部の歯頸縁を生
    ぜしめるべき該窩洞部分に充填すべき該歯を部分的に修
    復し、該部分的に修復された歯と隣の歯との間に薄く、
    柔軟性のある複合マトリックスバンドを挿入し、該バン
    ドの表面が自然に隣の歯に接触するように該歯に対して
    しっかりと該バンドを固定し、結合剤を該窩洞の表面に
    、該バンドに隣接した該窩洞に、および該バンドと該窩
    洞との間の部位に使用し、該薬剤を矯正し、複合樹脂と
    共に該調製窩洞に充填し、該樹脂を矯正し、そして該バ
    ンドの非結合性部分を除去してなる工程よりなることを
    特徴とする奥深い歯肉下の歯頸縁と共に窩洞を有する歯
    の複合修復方法。
  27. 【請求項27】  複合修復材料および該材料に結合さ
    れる薄く、柔軟性のあるマトリックスバンドよりなるこ
    とを特徴とする隣接面の複合修復物。
JP3128139A 1990-05-31 1991-05-31 歯の複合修復において用いられるマトリックスバンド Pending JPH04231040A (ja)

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