JP2003518180A - アニオンラクタム重合方法の加速された実行のための液状開始剤およびその製造方法並びにその使用方法 - Google Patents

アニオンラクタム重合方法の加速された実行のための液状開始剤およびその製造方法並びにその使用方法

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JP2003518180A JP2001547198A JP2001547198A JP2003518180A JP 2003518180 A JP2003518180 A JP 2003518180A JP 2001547198 A JP2001547198 A JP 2001547198A JP 2001547198 A JP2001547198 A JP 2001547198A JP 2003518180 A JP2003518180 A JP 2003518180A
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liquid
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lactam
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エードゥアルト シュミット
イファノ ラウドニア
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エムス ヒェミー アーゲー
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    • C08G69/02Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids
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    • C08G69/14Lactams
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Abstract

(57)【要約】 この発明は、陰イオンのラクタム重合の実現のための液状開始剤に関連する液状開始剤は、アプロティック溶媒和媒体(S)でプロトン性化合物(P)とベース(B)を持つイソシアナート(1)の変換物を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラクタム重合の加速された実行のための新しい液状開始剤、その製
造、その使用方法、並びにそれから製造された実用物に関するものである。
【0002】
【従来技術】
ラクタム重合のための液状触媒は、長い間知られて来た。 それらは、室温で液体であるという効果を持っているナトリウムカプロラクタ
ムへの添加物を含む。これらの触媒は、適切に重合を加速せず、比較的高い濃度
で加えられなければならない。例示が、ドイツ特許2 230 732 C3、
及びヨーロッパ特許0 438 762 B1である。ドイツ特許16 602
683およびドイツ特許19 602 684において、液状触媒は、重合時
に加速的な効果を付加的に引き起こす最初の時について説明されている。それら
は、特にN−置換の周期的な尿素又はN−置換のアシドアミド、ラクタムのため
のアシル化媒体、及び商業的に利用可能なラクタム−6で溶かされたナトリウム
カプロラクタムから構成される。それらが、ポリマーの特性、例えば減少する分
子に影響を及ぼすことができる比較的高い濃度で加えられなければならない、溶
媒和成分の抽出が発生し、また、任意に使用されたフィラーへの付着が、障害で
ありうる、というのは不利である。
【0003】 ドイツ特許197 15 679 Alにおいて、液状触媒の合成は、これら
の不利の多くを除去することが示されている。したがって、無ラクタムナトリウ
ムカプロラクタメイトは、直接に溶媒和媒体で製造され、望ましくはカルボジイ
ミドで変換される。ラクタム重合を行うめに、そのような触媒のおよそl%の重
量比率は、かなり十分である。
【0004】 アニオンラクタム重合の実行のための液体の多成分システムは、ドイツ特許1
96 03 305 C2からさらに公知であり、その場合、溶媒和媒体、触媒
、及び活性剤は,多成分システムとして共に使用される。この多成分システムの
場合に、個々の成分は、したがって、液状触媒として溶媒化された形態で使用さ
れる。制限された貯蔵寿命の内部エリアスは、これにより不利である。
【0005】 加速された効果を持つ液状触媒の方法によるラクタム重合のために公開された
方法において、使用された開始剤の材料は、主にナトリウムカプロラクタム、ラ
クタム−アシル化化合物及び溶媒和媒体である。
【0006】 しかしながら多くの適用のために、たった1つの成分だけを含みナトリウムカ
プロラクタムを含んでいない、したがって、さらに小さい濃度で適用することが
できる、液状触媒または他のシステムが望まれている。ナトリウムカプロラクタ
ムを含んでいない、前もって決められた方法での重合の始動相を制御することが
できる液体システムを利用可能にすることが、さらなる目的である。
【0007】 さらに、プロセス作用、及び最終生成物の特性にも積極的に影響を及ぼし、例
えば、完成部品のリリースを容易にし、又は酸化−、熱−及び耐候安定性をも改
良する成分を含んでいる、長い貯蔵安定性を持つ液状システムは、大いに興味あ
るものである。
【0008】 この目的は、液状システムについての請求項1の特徴によって達成され、そし
て製造方法についての請求項20の特徴によって達成されている。ポリマー粒状
物は、請求項26の特徴を特徴づけることによって形成される。完成品の使用は
、請求項31で示される。 従属請求項は、有利な開発を示す。
【0009】 本発明は、したがって、液状開始剤、それを製造するための方法、およびその
使用に関する。
【0010】 したがって、本発明による開始剤は、技術水準から現在公知である多成分シス
テムを置き換える。開始剤は、それによって、ラクタムに接触して、触媒と活性
剤の両方を形成するために、必要な構造的な要素を、本質的に含む。
【0011】 ラクタムのアニオン重合のために必要とされる金属ラクタムは、まだ存在して
いないが、前反応で形成されるだけであるということが、本発明による開始剤の
特性である。
【0012】 強いベースの効果を通して脱プロトンされるより、アルコールで変換されるイ
ソシアナートの例において、ラクタム重合に先行するこの反応ステップは、以下
の(反応1)のように表すことができる:
【0013】 ラクタムは高過剰である。HORは形成アルコール、,そしてM+LCは、金
属ラクタメートを意味する。重合の始めに存在する高いラクタム過剰量において
、プロトン化合物Pは、ラクタムに取り替えられ、その結果として、加速された
ラクタム重合に必要とされるアシル化されたラクタム構造が生成され、そして強
く基本的な窒素が同時に、ラクタムを形成し、その結果として、実際の触媒が形
成され、そして重合が開始される。
【0014】
【0015】 プロトン化合物Pが、低い分子アルコール、例えばメタノールであるならば、
その時、代替は急速に行われ、そして揮発性アルコールを反応混合物から容易に
逃すことができる。非常に低い適用濃度は、そのようなシステムに対して、さら
に十分であり、それらをその適用において、有効に経済的にする。 イソシアネートが液体イニシエータで使用されているので、既に非炭酸アンモ
ニウム形態に変換され、イソシアネートの強い毒性の効果は排除され、明確にそ
のような触媒の適用安全を増加させる。
【0016】 Pが、より高い分子重さを有し、そして/または、立体障害を持っているなら
ば、置換反応を減速させることができ、そしてラクタムの重合は、時間遅れを持
って始まるだけである。 特別な方法のステップが、重合に先行するとき、これは特に重要であり、例え
ば、フィラメント構造の含浸などのように、また、例えば炭素繊維組織の層のよ
うに(熱可塑性のマトリクス合成物の強化構造を形成している)それの経済的な
生産のために、含浸のための低い粘着性の溶解物は、方法に関して有効である。 反応11に従うプレ重合においてだけの活性ラクタムとナトリウム・ラクタム
の形成のために、本発明に従う開始剤は、複合材料、または非常に満たされた製
品のマトリクスとしてポリラクタムの形成に特に適合する。
【0017】 完成製品では、追加タスクを充足する分子が、例えば、熱対候損傷、またはさ
らに完成部品のリリース動作に対する安定化の改良のためにプロトン性化合物P
として、直接選ばれ、(立体障害、またはラクタムの十分な「反−水素化」のた
めの不適当な塩基性の結果として、重合における遅れが、起こる可能性がある。
そのような場合において、プロトン性化合物の組み合わせは適当である。 例えば、ある割合が、意図された追加のタスクをとり、ある割合が適切に急速
な重合を確実にする。 これらの場合において、低分子重さの形態におけるPの定義された割合、アル
コール、または酸性のアミド、例えば、ラクタム−6、ラクタム−4またはラク
タム−12などは有利に残っている。
【0018】 重合の開始相において、反応1に従った置換当量は、重合工程を制御する。ラ
クタムと残留脱プロトン性化合物との間の相違は、反応工程のために、定めるそ
の後の工程の決定にある。 実質的な重合の遅れなしで重合の終わりの相において、特に管理するために、
(カルボン酸が、望ましくはプロトン性化合物として選ばれる。それらの代替の
H−原子には、周期的なカルボン酸としてのラクタムと同じ酸性が本質的にはあ
るからである。
【0019】 時間の遅れを持って、ラクタムに取り替えられる、より高い分子量のカルボキ
サミドは、追加のタスクとして、完成品の金型リリース動作を特に改良すること
ができ、そして対候と熱の劣化に対しての安定性をもたらす。
【0020】 構造的見地から、特に脂肪族の、そして脂環式であり、芳香族有機化合物は、
アジ化合物H−原子も持たない溶媒作用構造要素を持つ溶媒和媒体Sとして適当
である。本発明の意味において、溶媒和の構造要素は、例えば、ヘテロ原子とヘ
テロ型グループがある。
【0021】
【0022】 構造要素のラインは、それによって、溶媒和媒体を表わしている有機化合物に
おいて、構造要素の化学結合を意味し、そして溶媒和媒体分子は、複数の溶媒和
構造要素を含むことができる。
【0023】 溶媒和媒体は、また複数の溶媒和成分の混合物であることが可能である。 適切な溶媒成分は、特に、定のN−アルカリ性の、周期的なカルボキサミドで
ある、(N−アルキルラクタム−4−5と−6(例えば、N−メチル、−、N−
ヘキシル、−、N−シクロヘキシル、−、N−オクチルピロリドン(およびN−
メチルカプロラクタムおよび完全なN−アルキレート特に、環化尿素化合物およ
びアルキル基R(1−12C原子を含む)である。 したがって、高くそして低くもある沸騰している成分Sは、提供された適用方
法によって、適切である。 これらの製品は、次の式に相応する。 n1は2および3であり、n2は3乃至5であり、Rは1−12炭素原子を持
つアルキル基であり、これは、グループおよび−0−の如きヘトロ原子を含む。 適当な非環化尿素派生物およびアシドアミドは、例えば、テトラアルキルウレ
ア、例えば、テトラブチルウレア、デイエチルラクタミドおよびデイブチルフォ
ーマミドである。 更に、溶媒和媒体は、例えば、エステル化ポリグリコール、例えば、デイおよ
びトリエチレングリコールデイアセテート、液状脂肪エステル、環化エーテル、
例えば、ダイオキシンの如き、約1500以上の分子重量を有する基本構造H3
C−O−(CH2−CH2−O)nCH3の環化プロピレンカーボネート、エー
テル化ポルヨルである。上述の溶媒和媒体の混合物は度々、用いられる。 溶媒和媒体はSは、Pを有するシアネートの脱プロトン変換物、特にカチオン
を溶媒和するように溶媒和構造要素によって、室温で液体である貯蔵安定性製品
が生ずるような状態に置かれなければならない。更に、反応媒体として作用する
ため十分に安定でなければならない。 ラクタム重合の開始中、ラクタムは、溶融物の泡を形成しないためにきわめて効
果的な選択方法、例えば、沸騰するか、連続方法、例えば二重シャフト押出成形
機の稼動中、一部又は全部を揮発化しなければならない。高低の沸騰要素が、提
供される適用方法に適している。
【0029】 もし、不連続なプロセスにおける気泡形成なしで、新たに活性化されたラクタ
ム溶融で、強化繊維構造を含浸させたいならば、少なくとも200’C’の沸点
の溶媒和媒体は、有利である。人は、押出機でラクタムを、連続的にポリラクタ
ムに変換することを望めば、低沸騰の、例えば沸点180’C以下を持つ溶媒和
媒体は、柔らかくする効果が望まれていないならば、有利である。
【0030】 多くの場合において、溶媒和成分を広げることは、特別な効果を持つ化合物の
方法によって、特別な利点がある。これらは、例えば、重合の完成の後に光、熱
、および酸化による退行に対して、ポリラクタムを保護するのを助ける。
【0031】 ヌクレイン酸塩を出すか、又はポリラクタムの効果をリリースする少量のコンポ
ーネントは、例えばo−フタル酸エステル、完全にエステル化されたポリオルな
どのように、又例えばエチレン・グリコールか酢酸があるリスリンなどのように
、フレキシブル化する効果を持つ添加物のように、しばしば望まれる。
【0032】 使用されるさらなる添加物は、例えば蛍光増白剤、そしていわゆるトレイサーで
ある。 使用のための必要な量は、それによりテストされており、最先端であり、そして
そのような製品の技術データシートから推論することができる。
【0033】 プロトン性化合物PとベースBは、一緒に考えられるべきであり、現在の発明で
は、Pは、望ましくは強く基本的で、脱プロトン化された形態で使用される。
【0034】 したがって、例えば、1つは、そのような方法、イソシアナートは、Pを持って
変換され、例えば、アルコールと窒素に変換されたH、例えば、メチル化のよう
に、強塩基との反応を通して取り除かれる。(再考)
【0035】 これは、反応コースIIに対応していると表現することができる。 選択された溶媒和媒体とプロトン化ベース(例のメタノール)で作用する変換は
、例えば真空効果を通して取り除かれる。
【0036】 他の一つとして、Pは、初めに強塩基を持った反応を通して、基本的なアニオン
の形態に変換され、次に、イソシアナートを持ったアニオンとして変換される。
【0037】 適切なアジ化合物Hを持った適当なプロトン性化合物は、C−数1から上方向に
5の、例えばアルコールである。適当な代表は、例えばメタノール、エタノール
、プロパノールであり、特に適合しているPは、さらにカルボキサミドである。
それらの構造的な構成に依存して、重合のスタートフェーズは、実質的に影響さ
れ、そして、それらは、完成部品における追加タスクを、例えば金型リリースの
ふるまいを改良するように、引き継ぐことができる。カルボキサミドのためのコ
ンポーネントは、I−20のC−原子を持った単量体です、例えば、モノタイプ
とジアミン(ヘキサラミン、シクロヘキシルアミン、isotridecyla
mine、dianmnohexaneのように(そして(モノタイプをグルー
プで含むエーテルとジアミン(そして(モノタイプとdicarboxylic
酸も(酢酸、2−ethylhexane酸、nonanoic酸、およびアジ
ピン酸などのように。(未定) 低分子のカルボキシアミドを有効にするために、(例えば、「単−アミン」はモ
ノカルボン酸がモノカルボン酸か2molのユニットがあるジアミンによって変
換されるか、またはまた、2molのユニット「単−アミン」があるdicar
boxylic酸を変換されます。(未定)
【0038】 さらに特別に、一般的に立体障害的に妨げられたアミンは適当である(また、ア
ミンは直接例えばアミドグループを含むことができる(熱と光の退行に対して、
ポリラクタムを安定させることができる(例えば、商品のClariantによ
るNylostab S−EEDとCiba SCによるTinuvine77
0のように(そして、さらに(未定) Ciba SCによるのと同様に安定剤のChimassorb81とTinu
vin5710は、OH−グループを含む。 これらの化合物の化学構造は、図面1〜4に説明されている。 安定剤のNylostab)とTinuvin770(図面1と2) は、また
、”妨げられたアミンの光の安定剤”として記述される。
【0039】 本発明に係るFIの用途を経て、ラクタム重合は、又、例えば、引抜成形方法に
おける如き連続および不連続工程で直接成形品を作るのに適し(請求項31)、
その引抜成形方法では、成形品の輪郭、又は、特にインジェクションモールド工
程における長いファイバ粒状物と同様である如き、熱可塑成形に続く長いファイ
バ補強の粒状物が直接作られ、このファイバは、グラスファイバ又はCファイバ
であるのが好ましい。更に、方法は、RTM工程、モノマーモールド方法、遠心
回転モールド方法、粒状物を作る二重シャフト押出機での連続重合、又は成形工
具で直接作る工程、例えば、パイプ、輪郭、ファイバ、ケーブル、被覆体又はフ
ィラメント又は液浸漬および被覆工程、例えば、予熱金属品の直接製造であり、
これら工程はイナートガスの下に全ての方法で好ましく実施される。 本発明は、例示を参照して一層詳細に説明される。 開始反応およびその結果の重合工程は、きわめて温度に従うことが留意される
。従って、LC−12の場合の開始剤は、例えば、2重シャフト押出機での重合
のために強力に混合する方法で適用されるのが好ましいが、LC−6の場合には
、このLC−6が70℃以下で溶融するので(LC−12は160℃)、広範囲
な不連続および連続方法で良好に適用される。 特に、LC−6での適当な方法は、例えば、モノマー鋳造であり、フィラー(
充填機)は、度々、寸法上の安定および堅固さを増大するように用いられる。こ
の結果の例示が本発明を説明している。 例示 これら例示に先行するテーブルは、略語が用いられ、および分子重さ又は2重
機能のプロトン性の媒体の場合には、その当量重さを含んでいる。 この結果、これら例示は、テーブルの形態で要約され、この手順は、同じ型式
、即ち、液状開始剤の化学量的合成を要約する部分aおよび重合条件および重合
テストの分析結果の部分bの一連のテストの場合に、夫々、より正確に述べられ
る。 テーブルaにおいて、以下の記載を意味する。 1 イソシアネートI 2 プロトン性媒体P。ここで、全体として、複数の媒体Pが、度々結合して用 いられることを留意すべきである。 3 好ましい場合において(例えば、NaOMe、NaOEt)P媒体として直 接作用するベースB 4 溶媒和媒体5。ここでは複数の溶媒和媒体が結合して用いられる。 5 複数のP媒体又はS媒体が結合して用いられる場合、それらの当量比が引用 される。 6 イソシアネートI、P媒体および組み合わされたカチオン(陽イオン)、例 えばソジウム(ナトリウム)を含むバッチの割合 7 全FI式のkg当りのNCO−関数の当量として夫々計算されたFIの活性 成分Aの濃度重合テストを含むテーブルbにおいて、次の記載を意味する。 8 FIの重量割合 9 活性FI粒子当りのラクタム粒子の数 10 重合過程中のラクタム溶融の温度 11 選択された重合時間 12 選択されたラクタム量 13 時間。この時間後、溶融物を連続的に混合する磁気攪拌機(共通の構造) が、重合溶融物の粘性を増大する結果、静止したままとなる。 14 ポリマーの相対溶融粘性 15 DSC−測定カーブからのポリマーの溶融点の最大(℃) 16 非被覆ラクタムおよびSソジウムおよび解放P媒体を含む製品のメタノー ル抽出割合 例示 この例示では、以下の意味を表す。 溶媒和媒体の場合、Sは、当量 NMP Nメチルピロリドン 99 NOP Nオクチルピロリドン 197 NOC Nオクチルカプロラクタム 225 DMEU ジメチルエチレン尿素 114 DMPU ジメチルプロピレン尿素 128 イソシアネートの場合、 PI フェニルイソシアネート 119 PCLPI パラクロロフェニルイソシアネート 154 3,4−DiCLPI 3,4−ジクロロフェニルイソシアネート 188 mMEPI m−トリルイソシアネート 133 W メチレン−ビス4−イソシアネートクロロヘキサン 131 CHI シクロヘキシルイソシアネート 125 BI ブチルイソシアネート 99 TPI トリプロピルイソシアヌレート 85 プロトン性媒体Pの場合、 PTHF250アミン−終端ポリテトラハイドロフレーン 125 AeD,3.04,7,10トリオキサトリデカン−1,13−ジアミン 110 DMPACM 3,3′ジメチル−4,4′ジアミノジシクロヘキシルメタン 119 ITRA イソトリデシルアミン 199 EtOH エチルアルコール 46 Pr0H プロピルアルコール 60 BuOH 1−ブタノール 74 BuOH.2 2−ブタノール 74 BzA ベンゼンアルコール 108 Oct−1;Oct−3オクタノール−1;オクタノール−3 130 T770 テイヌビン 770* 240 T312 テイヌビン 312* 312 T571 テイヌビン 571* 394 15057 イルガノックス 5057* 393 Ny ニロスタッブ S−EED** 221 P媒体としてカルボキシル酸が用いられた場合、 Bz.AeD3.0 214 Bz AeD3.0 241 Ac.ITRA BZ ITRA 303 Et.hs.HMD 184 Capr.AeD3.0 208 Pel.HMD 198 Ac.HMD 100 完全にアミド化された製品に関する限り次のとおりである。 Bz.は安息香酸、ACは酢酸、Et.hsは2−エチルヘキサン酸、
Caprはカプロン酸、Pelはノナン酸、AeD,3.0は4.7.10.−
トリオキサトリデカン−1,13−ジアミン、ITRAはイソトリデシルアミン
、HMDは1,6 ジアミノヘキサンである。 キャッピング媒体としても作用する塩基Bの場合、 NaOMe ナトリゥムメトキシド 54 NaH 水素化ナトリゥム 24 Na−M 金属ナトリゥム 23 NaOEt ナトリゥムエチラート 68 *印は バーゼルに在るチバ エスシー会社の市販商品である。 **印は、バーゼルに在るクラリアント会社の市販商品である。 例示1乃至5 例示1乃至5は、ラクタム重合のための液状開始材FI、特に、異なるイソシ
アネートに基づくラクタム−12の製造および適用を述べている。 従って、示されていることは、溶媒和に溶解されたフェニルイソシアネートの
如きアロマティックイソシアネートが、ベースを作るとき三重合化反応を通して
イソシアヌレートになることである。 テーブル1の合成ブロックによれば、合成は、第一反応ステップとしてイソシ
アヌレートの中のモノイソシアネートの三重化が溶媒和媒体の中で直接進み、そ
の後、メタノールに溶融されるか又は直接パウダー形態のソジウムメチラートが
プロトン性媒体およびベースとして加えられるように、制御された。 全体的な製造規則として、次の手順が選択され、反応が乾燥窒素で行われ、全
ての送給材料ができるだけ湿気残量がないようにされた。 溶媒和媒体Sには、2%の割合で約80℃に予め加熱されたベースが供給され
た。その後、イソシアネートが部分的に加えられ、反応部分の温度が110℃を
決して超えないように添加が制御される。三重合反応の比較的高い反応熱のため
、この反応ステップは常時注意深く制御されなければならない。例えば、IR分
光器を介して生じ且つ約1h後に形成されるイソシアヌレートの反応後、この反
応溶融物は約80℃に冷却され、次いで、ソジウムメチラートが、約80℃の反
応混合物の温度でメタノールの約30%溶液として滴下されるが、メタノールは
、真空の作用の下に連続的に除去される。メタノール添加の完了後、真空が最初
の約200から約50トールに増大され、残りのメタノールが完全に除去される
迄、即ち、夫々30分後迄この真空が維持される。媒体SにおけるFIの明確な
溶融物が得られ、これは全体に赤味がかかった原色を有する。 これら液状開始剤はテーブル1aに要約されている。組み合わされる重合テス
トはテーブル1bに含まれている。従って、全体の重合規則は、ラクタム−12
が乾燥窒素のブランケットの下で三角フラスコ内で溶融され、この溶融物が磁気
攪拌機で攪拌される。ラクタム溶融が10分間重合温度で保持された後、FIが
液体計量ユニットで迅速に加えられ、その後、攪拌駆動力が磁気攪拌機を回転す
る必要がなくなる迄時間が費やされ、その後、攪拌機が迅速に除去される。 Tuとして述べられたFIのための特性であるこの時間は、テーブルの欄13
に記録される。次いで、重合が攪拌することなく完了され、ディスクとして生ず
るポリマーが除去され、次いで、相対溶融粘性が、目的および必要性により、メ
タ−クレゾール内の0.5%溶融物についてドリルの先端で測定され、溶融点の
最大はDSC方法によって決定され、サンプルがメタノールで抽出され且つ抽出
物の残りは、比重で定められる。 テーブルに編集された結果および追加の貯蔵テストは、貯蔵安定FI型式が用
いられた全てのイソシアネートで製造され、FI型式が可変の時間遅れで重合を
開始し、この時間遅れは異なるTu時間および更には分析結果によって変化され
る。 例示6乃至17 テーブル2は、例示6乃至17において、異なるプロトン性媒体を有するフェ
ニルイソシアネートPIに基いた液状開始剤を示す。 再び、テーブル2aは開始材料の化学量的な比を含み、テーブル2bは重合条
件と分析結果を含む。全体のテスト連続のために、アロマティックイソシアネー
ト(PI)がS−ソジウムNMP(溶融物a)の一部の中で三重化イソシアネー
ト溶解され、平行してP媒体がS媒体の追加の割合で溶解され且つベースでNa
OMeでプロトン化されて塩の形態になる。aの化学量割合は、この場合、脱プ
ロトン化ソジウム媒体Pで結合され、従って、この結果の反応は、テーブル2a
による化学量でFIがもたらされるように導き出された。 次の手順が溶融物aを作るために行われた。693gNMPにおいて、NaO
Meが塩基のために溶解され、この溶融物が80℃に加熱された。次いで、20
8gPIが30分内でゆっくり滴下され、この結果、溶融物の温度が110℃以
上上昇しなかった(三重化反応の正反応加熱)。次いで、この温度は、0.5時
間の間80〜100℃に下げられ、この結果、PIがイソシアヌレートの形態に
変換された。 この反応混合物は、次いで、夫々0.175モル三重化PIを含む同一の部分
に分割された。 成分の当量比の欄が示す通り、8分子のS媒体が使用され、これからPI当り
、4分子のNMPが用いられて溶融物aを製造し、一部が異なった型式の残りの
4分子S媒体がPソジウムを脱プロトン化形態で作るために用いられる。 このP媒体はこの目的のために溶解され溶融物が80〜100℃に加熱された
。この温度で、30%メタノール溶融物としてのNaOMeが滴下され、メタノ
ールが約200トールの真空の作用によって引き出され、この場合のNaOMe
の添加が終了した後、この真空は約50トールに下げられて約30分間維持され
た。 次いで、反応混合物a(80℃に予熱された)が別個に作られた脱プロトン化
溶融物Pと結合され、約10分間80〜100℃で反応され、次いで、形成され
たFIが室温に冷却され重合テストに用いられた。 テスト6−13の重合結果が示すように、これら液状触媒は、所定の遅延時間
で重合を開始し、低重合度のみの約25分の全重合時間後、ηre1値および溶
融点が比較的高い抽出値で発生する。 テーブル14,15,16および17において、PAがアミドで安定し、不完
全な立体障害分子構造のアミンおよびフェニルグループがPIおよびベースのた
めに特別のP媒体として用いられ、その結果、ベースの一部がP媒体として直接
残る。 標準の重合テストの分析結果は、これら液状開始剤が実際の適用に適している
ことを再び照明している。 例示18乃至20(テーブル3) これらの例示において、NMPの夫々のエタノール、プロパノール、ブタノー
ルは、通常の方法によって、NaHでアルコラートに変換され、次いで、溶融物
a(NMPで三重化されたPI)の当量モル比で変換された。成分のモル比はテ
ーブル3aおよびテーブル3bの重合テストの結果に含まれる。 NaOMeがP媒体として直接作用する例示1乃至5と同様に、高ηre1値
をもって比較的短いTuがこれら短鎖アルコールを生じさせた。 例示21乃至30(テーブル4) リニア(直線)カルボキシアミド(カルボキザミド)がテスト21乃至30で
P媒体として用いられた。これらは、自由アミンおよび自由アシドから水分を減
少させることにより通常の方法に基いて製造される。ナイロスタブS−EEDが
テスト29のカルボキシアミドとして用いられる。 一方、再び個別に作られ三重化されたフェニルイソシアネートがFI(溶融物
a)のアシル化成分として用いられ(例示6−17参照)、テスト27−29に
おいて、脂肪族サイクロヘキシルイソシアネートが直接用いられ、テスト29に
おいて、脂肪族デイサイクロヘキシルデイイソシアネートが用いられた。 個々のテストサンプルを提供するために、テスト6−17に相応するSの夫々
カルボキシアミドがNaOMeでNa塩に脱プロトン化され、その後、二つの溶
融物が80〜100℃で結合された。 結果として生じた液状開始剤がラクタム−12の重合の開始および増殖につい
ての良好な作用を全体的に示す。これは、リニアカルボシキアミドが、ラクタム
として減少可能なH−原子について同じ酸性を有するという事実に起因すること
が出来る。 テスト31乃至34 テーブル5は、特別のP媒体をNaOMeで直接用いることなく変換される脂
肪族モノイソシアネートの結果を示す。 従って、一部、種々の合成反応が次の通り行われる。 テスト31、32において、イソシアネートがDPMUに溶解され、このイソ
シアネートは、80℃で、既にあるNaOMeの全量の3%含まれ、且つ三重化
反応の完全な進行のために80℃で1時間除去された。その後、このソジウムメ
チラートは、所望の方法に基くメタノール溶融物として加えられ、次いで、メチ
ルアルコールが除去された。 TPIがプロピルイソシアネートから派生されたイソシアヌレートを既に示す
テスト33において、このTPIは80℃で溶媒和媒体に溶解され、この結果、
メタノールNaOMeが通常の方法により添加されてアルコールが除去され、そ
の後、液状開始剤が存在した。 テスト34において、CHIに基く液状開始剤が他の方法によって作られた。
従って、NaOMeの全量がDMPU割合の中に100℃で導入され、全ての自
由メタノールが除去された(溶融物a)。 別個に、サイクロヘキシルイソシアネートCHIが80℃でNOPに溶解され
、次いで、反応混合物が排出される迄、攪拌しながら溶融物aの中に供給され、
次いで、室温に冷却された。 テスト35 更にテストは、イソシアネートIの一部が本発明に係るFIのカルボディイミ
ドによって置換され得るか否かを見るために行われた。 この目的のために、ある反応において、固体材料PIおよびディサイクロヘキ
シルカルボディイミドDCCの30gの反応バッチが、60:40のモル比で用
いられた。 追加的に、ナイロスタブS−EEDの0.8部分が1.02NaOMeで脱プ
ロトン化された(PI+DDCに対する各当量部分)。この反応は4DMPUの
S媒体および3NMP(PI+DCCの合計に対するモル部分について)で実施
された。 この目的のために、NyはSに溶解され、この溶融物は100℃に過熱され、
その後、NaOMeがNaOHの30%溶融物として添加され、その後、PIが
滴下して加えられた。この結果、真空が100℃で30分間加えられ、次いで、
DCCが100℃で加えられたが更に10分間100℃で除去され、次いで冷却
された。 FIが固体材料割合を持たずに生じた。このFIは重合テストおよびテーブル
1bに述べられた条件における26秒の時間tuに従い、且つ、1.849の溶
融物粘性で176℃のSMPをもって、ラクタム−12に導いた。 更に、多くの応用テストが所望の液状開始剤で実施された。 従って全体の規則として判ったことは、ラクタム−12の場合に、重合が温度
上昇によって大きく加速されることである。 FIが用いられ、これによって少なくとも1.8のηre1が200℃で30
分間達成されたら、その適用温度はラクタム−12濃度に対して0.5%当量で
あり(200ラクタム分子に対する/FI粒子)、250℃で約5分および30
0℃で約1分のみの重合時間がラクタムのポリラクタムへの完全な変換に十分で
ある(残りのラクタム量0.5〜1.0%重量)。 この温度、特に高温が長時間維持された場合、文献から知られた側方反応結果
および交叉リンク構造が顕著になり、このため、一方では、強さおよび堅個さを
増大し、他方では、生産性がより困難になる。 更に、テスト1、16および17に基くFIおよびラクタムに対する0.5%
当量の投与をもって、ラクタム−6はポリラクタムに変換される。 この目的のために、ラクタムは注意深く乾燥された。重合はラクタム−12、
即ち、200℃で30分間の条件と同一で行われた。夫々テスト16および17
による製品は、6.6、8.9および9.3%重量の残りのラクタム量および約
215℃でのDSCのSMPの最大量を有し、容器壁からの自然な解放を示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年12月19日(2001.12.19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU, ZA,ZW

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非プロトン性溶媒和媒体Sの中にプロトン性化合物PとベースBを持つでイソ
    シアネートIの変換物を含むことを特徴とするアニオンラクタム重合を行うため
    の状開始剤。
  2. 【請求項2】 イソシアネートには、脂肪族の、脂環式の、芳香族の、脂肪族−芳香族の基本
    的な構造を持つことを特徴とする請求1に記載の液状開始剤。
  3. 【請求項3】 Iはアエニルイソシアネート置換されたフェニルイソシアネート、サイクロヘ
    キシルイソシアネート、トルレンデイソシアネート、イソホロンデイイソシアネ
    ート、デイフェニルメタンデイイソシアネート、デイサイクロヘキシルメチレン
    デイソシアネート、ヘキサメチレンデイイソシアネートまたは、それの混合物か
    ら選ばれていることを特徴とする請求項2に記載の液状開始剤。
  4. 【請求項4】 イソシアネートは、完全に又は部分的に環式形状で発生することを特徴とする
    請求項2又は3に記載の液状開始剤。
  5. 【請求項5】 イソシアネートは、1−50%の同等なカルボキイミドによって置換された変
    換物を含んでいる請求項1乃至4の少なくとも一つに記載の液状開始剤。
  6. 【請求項6】 プロトン性化合物Pは、pkA>13を持ち、必要なら、非プロトン性形態で
    発生する請求項1乃至5の少なくとも一つに記載の液状開始剤。
  7. 【請求項7】 Pは、1−5C−原子を持つカルボキサミド、そして/又は、立体障害脂肪酸
    アミンを持つアルコールから選択されることを特徴とする請求項1乃至6記載の
    液状開始剤。
  8. 【請求項8】 カルボキサミドは、リニアー、そして/又は、2−20C−原子を持つ環式モ
    ノマーで構成されることを特徴とする請求項7記載の液状開始剤。
  9. 【請求項9】 ベースBの陽イオンは、アルカリ、アルカリ土類イオンまたはテトラアルキル
    アンモニアであり、ベースは、アルコラート、アミド、水素化物またはアルキル
    アニオンから選択されることを特徴とする請求項1乃至8記載の液状開始剤。
  10. 【請求項10】 ベースBは、アルカリ又はかアルカリ土類アルコラートであることを特徴とす
    る請求項9記載の液状開始剤。
  11. 【請求項11】 Sは、脂肪族、脂環式または芳香族の有機化合物である、アジ化合物H−原子
    も持たない溶媒和成分を持つことを特徴とする請求項1乃至10記載の液状開始
    剤。
  12. 【請求項12】 Sはグループから選択される極アプロティック化合物であり、これはエーテル
    化ポリグリコール、液体フタル酸エステル、N−アルキレート尿素化合物、N−
    アルキレートカルボキシアミドのグループまたは混合物から選択されることを特
    徴とする請求項11記載の液状開始剤。
  13. 【請求項13】 尿素化合物は、1−12C−原子を持つテトラメチル尿素、テトラエチル尿素
    、テトラブチル尿素、tetraethyl尿素、または一般的公式Iに従った
    環化構造から選択されたテトラアルキル尿素であり、Rは、1−5 C原子を持
    つアルキル、特にメチル基であり、nが2又は3であることを特徴とする請求項
    12記載の液状開始剤。
  14. 【請求項14】 Sは、周期的な5−7メンバーのN−アルキレートカルボキサミドであり、ア
    ルキル基は、1−12C原子を持ち、ヘテロ原子を含むことができることを特徴
    とする請求項12記載の液状開始剤。
  15. 【請求項15】 Sは、N−メチルピロリドン、N−オクチルピロリドン、N−シクロヘキシル
    ピロリドン、N−オクチルカプロラクタムまたはそれの混合物であることを特徴
    とする請求項12記載の液状開始剤。
  16. 【請求項16】 溶媒和媒体は尿素派生物および酸性のアミドの混合物であることを特徴とする
    請求項12記載の液状開始剤。
  17. 【請求項17】 生産条件および/又は用法条件添加物を含んでいることを特徴とする請求項1乃
    至16記載の液状開始剤。
  18. 【請求項18】 変換製品は、B:P:Iが0.2−1.1:0.2−4:lで使用されることを
    条件に得られることを特徴とする請求項1乃至17記載の液状開始剤。
  19. 【請求項19】 モル比のB:P:Iは、0.8−1.1:0.8−1.2:1であることを特徴
    とする請求項18記載の液状開始剤。
  20. 【請求項20】 変換物は、不活性ガスと防湿で室温から最大140℃温度の下に溶媒和媒体S
    で製造されるまでベースとベースの中性物のための低い分子溶剤、特に低い分子
    アルコールが除去されることを特徴とする請求項1乃至19の少なくとも一つに
    記載の液状開始剤の製造方法。
  21. 【請求項21】 化合物Pは前処理されたステップでベースBによって変換され、その結果、P
    は、その基本的な形態で発生し、脱プロトン化化合物Pは、イソシアネートに加
    えられる該イソシアネートは、溶媒和媒体Sで溶かされていることを特徴とする
    請求項20記載の方法。
  22. 【請求項22】 イソシアネートは前処理された変換ステップにおいて環化され、イソシアネー
    トになり、反応は化学量ベース添加で続けられることを特徴とする請求項20又
    は21記載の方法。
  23. 【請求項23】 Pは、分離されて溶媒和媒体Sに比例して溶かされ、Pは、ベースBの作用を
    通して変換され、陰イオンの塩の形態、揮発性の反応生成物、溶剤、および溶媒
    和媒体成分になり、これらは重合を妨害し、除去され溶媒和媒体Sのイソシアネ
    ート、脱プロトン化化合物が溶媒和媒体Sで溶かされ、結合されて、液状開始剤
    に変換されることを特徴とする請求項20乃至22の方法。
  24. 【請求項24】 イソシアネートIは、プロトン性化合物Pで、変換され、被覆イソシアネート
    は、ベースによって脱プロトン化され、そうしてFIに変換されることを特徴と
    する請求項20に記載の方法。
  25. 【請求項25】 イソシアネートは、望ましくは三重化形態で使用されることを特徴とする請求
    項23又は24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 請求項1乃至19の少なくなくとも一つに記載の液状開始剤を持つラクタムの
    連続的な又は不連続的な陰イオンの重合によるポリマー粒状物。
  27. 【請求項27】 ラクタム−6、そして/または、ラクタム−12が、ラクタムとして使用され
    ることを特徴とする請求項26に記載のポリマー粒状物。
  28. 【請求項28】 液状開始剤は、ラクタム溶融物に加えられた重量で0.3−10%の濃度であ
    ることを特徴とする請求項26又は27に記載のポリマー粒状物。
  29. 【請求項29】 重量で0.5−3%の濃度は、設定されることを特徴とする請求項28に記載
    のポリマー粒状物。
  30. 【請求項30】 高分子粒状体は、2軸押出機で連続的に生産されることを特徴とする請求項2
    6乃至29の少なくなくとも一つに記載ポリマー粒状体。
  31. 【請求項31】 実用物の直接生産のためにポリラクタムから形成された不連続または連続した
    プロセスにおいて、該プロセスがモノマー・キャスティングと、押出しと、遠心
    性モールドと、注入のモールドと、回転成形と、引抜き方法と、液浸法とスプレ
    ーすることを含み、液状開始剤がラクタム溶融にそれぞれに加えらる請求項1又
    は19の一つに記載の液状開始剤の方法。
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