JP2003517894A - 針保持装置 - Google Patents

針保持装置

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JP2003517894A
JP2003517894A JP2001546713A JP2001546713A JP2003517894A JP 2003517894 A JP2003517894 A JP 2003517894A JP 2001546713 A JP2001546713 A JP 2001546713A JP 2001546713 A JP2001546713 A JP 2001546713A JP 2003517894 A JP2003517894 A JP 2003517894A
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ヨンソン ヨルゲン
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ガンブロ ルンディア アー・ベー
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Abstract

(57)【要約】 第1の端部及び第2の端部を有する細長の中空胴部を含み、第1の端部が針を受けるために実質的に開放された針保持装置が提供される。中空胴部内には錠止部材が作動配置される。錠止部材は該錠止部材に刺し通して針を受け且つ比釈放自在に保持するための開口を有する。錠止部材は前記開口方向で内側を向いた1つ以上の突起を有する。針保持装置は中空胴部の第1の端部に隣り合って配置されたエラストマーのシール部材を有するのが好ましい。該エラストマーのシール部材は該シール部材に刺し通した針を受け且つ該貼りの周囲をシールするようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は一般に使用済みの医療用の針を保持するための装置の分野に関し、詳
しくは、そうした針を安全に廃棄するための容器内に針を錠止する装置に関する
【0002】 (従来の技術) 針を安全に取り扱うための改良に関する特定の分野には体外血液処理がある。
体外血液処理では患者から取り出された血液は様々な管セグメントや1つ以上の
プロセス処理装置を通して循環された後、通常は患者に戻される。患者の血液へ
のアクセスは最もしばしばには患者の脈管の、通常は静脈あるいは動脈であるア
クセス部位にアクセス針を挿通して行われる。非単一針システムでは、戻し針と
しても知られる第2の針が患者の脈管の血液戻し用のアクセス部位に同様に挿通
され、プロセス処理された血液が患者に戻される。 患者からこれらの針を除去するに際しては幾つかのな安全上の重要関心事項が
生じる。これらの針の取り扱いには医師のみならず患者に針が誤って突き刺さら
ないようにするために厳重に注意すべきである。針がそのように突き刺さると血
液性の病気に感染する恐れがある。更には、脈管の血液除去及び血液戻しのため
の各アクセス部位に対しても、これらのアクセス部位を損傷させることがないよ
うに注意を向けるべきである。この点は、処置頻度が毎日である透析のような体
外血液処理を日常的に受ける患者にとっては特に重要である。針を反復して抜き
差しする場合、脈管の損傷を回避し、血液除去及びあるいは戻しのための各アク
セス部位へのアクセスが恒久的に不能となる事態を無くすための高度な注意力が
しばしば要求される。針を引き抜く間及びその後は、出血を抑え且つ止血して針
穴の自然閉塞及び治癒を促進するべく、血液除去及び血液戻しのための各アクセ
ス部位に手で一定の圧力を加えるべきである。医師が少なくとも一方の手でこう
した一定圧力を継続して提供するのが好ましい。針を除去した直後、医師は針を
安全理に廃棄するための装置内に別の手で針を安全裡に固定する。
【0003】 使用済みの注射器用の針及び血液管セットあるいは、特定の医療用装置に結合
させることのできるカテーテルあるいはカニューレといったその他の医療用針の
取り扱い上の安全性を改良するための数多くの針保持装置が導入されてきている
。しかしながらこれらの針保持装置から針を抜き取るに際しての安全性は十分な
ものではない。一般に、もしこれらの最新の針保持装置に錠止特性がある場合、
錠止機構には通常、針のハブを錠止することが含まれ、若しくはエラストマーの
翼部が取り付けられる。例えば、米国特許第4,874,384号、同第5,3
68,577号、同第5,575,769号には錠止ワッシャあるいは類似装置
のような錠止機構を含む改変例が記載される。これらの米国特許では錠止機構は
針のハブを把持するかあるいは凹部及び凸部に針を合致させることが指向されて
いる。しかしながら、最新装置は改変されていない針自体を直接、堅固に且つし
っかりと把持し、針が針保持装置から外れなくするようにはなっていない。更に
は、その他多くの従来の針保持装置は複雑な設計形状を有し、必然的に製造及び
使用上の重大な障害を伴う。
【0004】 (解決しようとする課題) 使用済みの針を適切に廃棄するための安全容器内にそうした針をしっかりと錠
止するための、改良された、操作の簡単な装置を提供することである。
【0005】 (課題を解決するための手段) 本発明は、一般に、第1及び第2の各端部を有する細長の中空胴部を有し、第
1の端部が針をそこに挿通させるために実質的に開放された針保持装置を指向し
ている。開放された第1の端部に隣り合って中空胴部内あるいは中空胴部上に錠
止部材が配置される。錠止部材は内側を向いた複数の突起、例えば錠止部材の開
口に針を突き通した場合に針と錠止関係下に係合する突起を有するのが好ましい
。針保持装置は、中空胴部の開放された第1の端部に同じく隣り合って中空胴部
に作動上結合され、針を突き通せるようになっているエラストマーのシール部材
を含むのが好ましい。 別の実施例において、本発明に従う針保持装置は、第1の中空胴部に結合した
第2の中空胴部にして、針を受けるために実質的に開放された端部を有し、また
、第2の中空胴部の開放端部に隣り合って配置された第2の錠止部材をも有する
第2の中空胴部を更に含んでいる。第2の錠止部材もまた、この第2の錠止部材
に突き通した針を受け且つ非釈放自在に保持するための開口を有している。 更に他の実施例は、細長の中空胴部を管セグメントあるいは別の管セット構成
部品に結合した針保持装置を含んでいる。例えば、針保持装置の細長の中空胴部
をドリップチャンバあるいは2重ドリップチャンバカセットに結合した針保持装
置が含まれる。透析のような体外血液プロセス処理でしばしば使用される2本の
針を使用後に廃棄するために簡単に固定することができるようにそうした管セッ
ト構成部品に結合したものとしての2重針保持装置が意図される。
【0006】 (発明の実施の態様) 本発明は一般に針保持装置に関し、詳しくは、図面に示され且つ全体を参照番
号10で示されるような針保持装置(以下、単に装置10とも称する)に関する
。例えば、図1に示すように、装置10は第1の端部14及び第2の端部16を
有する細長い中空胴部12を含む。第1の端部14は、リム19により確定され
る開口18で示されるように全体的に開放される。第2の端部16は、図1に示
すように底蓋部分あるいは底壁20を好ましくは不透性の中空胴部12に一体形
成することにより閉鎖するのが好ましい。不透性の中空胴部12及びあるいは底
壁20は全ての実施例において必要なものではないが、共に、装置10の内部か
ら血液その他の流体が流出するのを防止するために好ましいものである。
【0007】 図1に示されるように、装置10にはエラストマーのシール部材22を中空胴
部12の第1の端部14に隣り合わせて配置するのが好ましい。図示されるよう
に、シール部材22は錠止部材26及び中空胴部12の内側側壁と接触するが、
以下に説明される配置のみならずその他の配置とすることもできる。このシール
部材22はエラストマー材料の中実部材として良く、あるいは図2のシール部材
22の部分平面図に示すような、予め確定したスリット24を有するエラストマ
ー材料の一部分とすることもできる。シール部材22には以下に説明するように
針がシール状態で刺し通される。 図1には、また図3には更に詳しく錠止部材26も示される。図3に示される
ように、錠止部材26は全体に円盤形状を有し、中央開口28と、この中央開口
28の方向で全体に内側を向いた複数の突起30とを有している。突起30は図
4A及び図4Bに関連してもっと詳しく説明されるように針と係合するようにな
っている。
【0008】 図4Aには、中空胴部の第1の端部14に確定された開口18を通して針35
を受ける準備状態に作動上位置決めされた針保持装置10が示される。図示され
る針35は、先ずシール部材22に突き刺され、次いで錠止部材26の中央開口
28に通される状況にある。図4Bでは針35はシール部材22及び錠止部材2
6を突き通した状態で示される。シール部材22は針の刺し通しに応じて若干変
形され、錠止部材も同様に若干変形されるが、錠止部材の変形状況はシール部材
のそれよりも全体的に大きく示されている。図4Bに示される変形状況は若干誇
張され、あるいは実際のプラクティスで生じ得るそれよりも小さいかも知れない
ことを銘記されたい。特定条件下では何ら変形が生じない場合もあり得る。更に
は、錠止部材26に変形が生じた場合には突起30のみが、あるいは少なくとも
主に突起30が、針を中央開口28に刺し通される針の押し込み力に応じて下方
に変形するのが好ましい。突起30がこのように変形することで突起は針保持装
置10から針が抜け落ちないようにするべく針35を把持することができる。こ
うした把持は、摩擦及びあるいは突起30の先端部分が針35の胴部と接触及び
あるいは胴部に食い込んで針を締め付け、針を針保持装置10の内部に拘束する
場合が含まれる。
【0009】 こうした突起変形や摩擦による把持あるいは締め付けは既知のそれらと同じも
のであり、釘やネジを作動上然るべく位置付けるために用いる従来の錠止ワッシ
ャで使用されている。更には、適宜の錠止部材、突起、保持するべき針、この針
に関する孔サイジングを使用することにより、こうした摩擦性の把持は針の偶発
的な抜け落ちに対する十分強い固定を提供する。従来の釘あるいはネジ用の錠止
ワッシャにおいて知られるように、初期の差し込みは簡単且つ比較的小さな力で
実施することができるが、突起部分が変形して挿通部品と係合すると(図4Bに
示されるように)、挿通部品を逆方向に取り出すにはかなり大きな力が必要とな
る。従って、そうした錠止部材は、差し込みに要した力よりもずっと大きな力を
加えない限り挿通部品を釈放することがない。これは、本明細書中では錠止ある
いは保持といった用語、若しくは非釈放状態に保持するといった文言で表される
状況である。本発明の針保持装置内で非釈放状態に保持される針は除去不能なの
ではなく、針取り扱い上のそうでない場合に通常要するよりもかなり強い力を加
えることで除去することができる。
【0010】 更に、錠止装置26はバネ様のものでも良く、その場合、突起30は針35を
錠止装置26に挿通させる間、容易に変形され得るが元の位置に復帰する性質を
有し、かくして増強された引抜き防止性が提供され得る。バネ様の突起30は元
の位置に復帰する性質があることから針の胴部を、かくして針35を抜け落ちな
いように拘束するずっと大きな締め付け力を提供する。そうした動作は錠止装置
26に金属材料を用いることで好ましく入手され得るが、バネ様の若しくは以下
に説明する摩擦あるいは締め付け式の実施例ではプラスチックその他の材料を使
用することができる。
【0011】 本明細書中、上方あるいは下方の如き方向関連用語は図面に示す実施例に関す
る説明を容易化するためにのみ使用されるものであり、本発明を限定しようとす
るものではない。かくして、針は、図示される如く上方あるいは下方、横断方向
あるいは任意のその他の物理的ディメンションに向けた開口を有する針保持装置
内に容易に挿通され且つ錠止され得る。 図4Bの実施例は、第1の端部の開口18が針のハブ36よりも広い直径で確
定され、それ故、針の大半をシール部材22及び錠止部材26の両方の内部に差
し込むことのできる好ましい実施例としても示されている。開口18がこのよう
に十分に広い場合、針35をハブ36がシール部材22と接触するまで差し込む
ことができる。これと同じ利益を、開口18がハブ36よりも幅広ではない場合
でさえも得られる別態様には、シール部材22が中空胴部12の第1の端部14
により確定される開口18位置あるいはその上方にさえ配置したものが含まれる
。錠止部材26もまた開口18の位置あるいはその直ぐ上方に重ねた状態に移動
させることができる。更には、錠止部材26をシール部材22に重ねるあるいは
シール部材22無しで錠止部材を使用する別態様も想定され得る。これらの及び
その他の別態様における第1の端部14に隣り合う配置構成は以下に詳しく説明
される。シール部材の使用は、このシール部材と共に底壁20及び不透性の中空
胴部12を使用することにより装置10の内部からの血液流出が妨げられること
から好ましいものであることを銘記されたい。血液のこうした流出が防止される
ことで、針が偶発的に突き刺さる危険性に通常関連する数多くの致死性のウィル
スを含む血液性病原体への曝露が減少され得る。
【0012】 他方、シール部材22及び錠止部材26を若干後退させることは、第1の端部
14のリム19から下方の部分間の部分距離が長くなることで、リム19がシー
ル部材22及び錠止部材26の夫々の開口内に針を案内及び捕捉するためにもっ
と良好に作用するようになり得る点で好ましい。この場合、針を先ずリム19と
全体的に斜めに(図示せず)接触させた後、針35の先端が開口28に差し込む
ための適正位置に持ち来たされるまで、リム19を支点としてピボット廻動させ
る。この目的上、開口18をもっと幅広くすることもできる。かくして、リム1
9の一般にシール部材22及び錠止部材26の位置での直径を中空胴部の直径よ
りも広げることができる。この場合、中空胴部をリム19からシール部材22及
び錠止部材26の位置にかけて漏斗形状に収斂させることができる。これら2つ
の実施例は装置10に挿通する位置への針の移動を非常に容易化することを意図
したものである。また、これらの実施例は、例えばユーザーが一方の手で針を挿
通させ、他方の手で患者の脈管のアクセス部位を圧迫して先に説明した如く止血
を実施する場合に特に有益である。
【0013】 装置10は、針35を錠止部材26と係合させた状態でこの装置内に錠止させ
た場合、針35及び装置10を針35を露出させる危険性無く廃棄することがで
きるのが好ましい。装置10は射出成形プラスチック材料あるいはブロー成形プ
ラスチック材料から好ましく作成され得る。次いで、シール部材22及び錠止部
材26を、例えば、保持用リングあるいは一体成型した座部あるいはリッジ部を
使用して、接着剤、のり、溶剤その他の接着材、あるいは恐らくは溶接(例えば
、無線周波数(RF)を使用する超音波溶接あるいはホットプレート溶接)によ
り引き続き、然るべく好ましく固定することができる。本明細書中に説明するよ
うなドリップの無い実施例を好ましく提供するに際しては、シール部材及びある
いは錠止部材を、これら各部材の一方あるいは他方を装置10の中空胴部12に
接触状態でシールさせる状態下に結合させるのが好ましい。かくして、シール部
材22が例えば図1に明示されるような液密態様下に取り付けられ、相当する錠
止部材26を結合させるに際しては液密化が必要とされない、若しくは、錠止部
材26が液密態様下に中空胴部に固定され、シール部材22が錠止部材26に形
成した中央開口28の周囲に液密態様下に結合され、シール部材22が装置10
の中空胴部12に結合されるに際しては液密化が必要とされない各場合が含まれ
得る。実際上、この最後の場合はシール部材22は中空胴部と接触させる必要は
全くない。
【0014】 更には、錠止部材26と協働して針を錠止部材中に保持するに十分な弾性が与
えられることに主に依存して、実質的に剛性及び或は比較的柔軟なプラスチック
材料を使用することもできよう。リム19の位置に部分的に柔軟な材料を使用す
ることが、針の捕捉と、捕捉した針の適正な挿通位置への案内が助成され得るこ
とを銘記されたい。言及したように、シール部材22は針の周囲をシールし、そ
うした周囲部分からの流体の漏れを防止するために好適なエラストマー材料であ
るのが好ましい。錠止部材26は金属製であるのが好ましいがプラスチックその
他の材料を使用することもできる。 本発明は、寸法あるいは用途に係わらず任意の及び全ての標準形式の針に対し
て使用され得べきものである。かくして、注射器あるいは全血針あるいは翼付き
針その他の医療用シャープ、例えば、ある種のカテーテルあるいはカニューレそ
の他、本発明の針保持装置に錠止され得る機器が偶発的に抜け落ちる心配なく廃
棄され得る。様々なゲージ寸法の針の各々を収受するべく様々の内径の孔を有す
る種々の錠止部材を有する多重寸法の装置10を提供するほうがもっと有益では
あろうが、幾つかの特定寸法の錠止部材は複数の様々のゲージ寸法の針を夫々適
切に錠止するために有益であり得る。透析手順の大半では、例えばゲージ寸法で
14〜17といった比較的小さい範囲のゲージ寸法内の針が使用されることを銘
記されたい。かくして、この場合、そうした寸法範囲内の、もし全部でなければ
殆どの針を収受し、把持しそして保持するための単一寸法の錠止部材を使用する
ことも出来よう。更に、そうした寸法範囲内のみならずそれ以外の寸法範囲の針
、例えばゲージ寸法で12〜13及び18〜20の針が使用されることも珍しく
ないが、そうした針に対する適合安全性を更に高めるために別のあるいは追加の
錠止部材を設けることもできる。錠止部材の追加は以下に詳しく説明される。
【0015】 図5には第1の別態様の実施例が示される。この実施例では2つの針保持用装
置10A及び10Bを横に並べた並列式の針保持装置40が示される。この実施
例によれば、2つの別の孔寸法が提供され得、あるいは1本以上の針の使用が、
もし必要でない場合には、そうした使用がしばしば含まれる医療手順で使用する
ための適用性がずっと高いものとなり得る。そうした医療手順の例は、患者の血
液除去及び戻し用の各アクセス部位のための針が共に使用後に並列式の針保持装
置40内に配置され得る2本針血液透析におけるものである。並列式の針保持装
置40は整形プラスチック製の使い捨てユニットでもあるのが好ましい。かくし
て、中央結合領域42は図示される2つの針保持装置10A及び10Bと同時に
且つ一体的に成型されるのが好ましい。あるいはそうでない場合は、2つの針保
持装置10A及び10Bは先ず、成型物を分離した後に従来技術、例えば接着剤
、のり、溶剤その他接着材あるいは溶接(例えば超音波、RF、あるいはホット
プレート)もしくはその他の締着手段を使用して相互に接着することができる。 図5には、本発明の更に他の特徴、即ち、先に略記した、シール部材22を使
用しない状況での錠止部材26の使用が示される。説明したように、安全性を高
め及び或は清浄性を高める理由上、即ち各装置の包囲空間内からの血液漏出を防
止するためにシール部材を使用するのが好ましいが、針35は錠止部材26と係
合することのみによって針保持装置10内で完全に且つ作動上錠止される。並列
式の針保持装置40に関して図示され且つ説明されるが、この特徴は本明細書あ
るいは任意の明示されない同等物あるいは明らかな延長物と共に使用するために
完全に適合するものであることを銘記されたい。
【0016】 図6には更に他の実施例が示され、本実施例では針保持装置10は、その他の
従来のドリップチャンバ45と一体成型されあるいはそうでない場合にはしっか
りと取り付けれている。図示されるようなドリップチャンバは、血液透析や同様
の体外処理の分野では血液透析その他の体外血液処理装置(図示せず)で使用す
るために取り付け自在の使い捨ての射出成型あるいはブロー成型した管セット部
品として知られたものである。通常、装置の使用中1つあるいは2つのドリップ
チャンバ45が装置に直結あるいは剛性連結される。かくして、そうしたドリッ
プチャンバ45に連結した針保持装置10は患者から抜き取った針を配置するた
めに容易に且つ速やかにアクセスすることのできる位置を提供する。ドリップチ
ャンバ45に実質的に剛着され、結局は斯界に既知の如くプロセス処理装置(や
はり図示されない)に実質的に剛着された針保持装置10は、片手のみを使用し
て針保持装置10に容易に針を挿通することができるようにするための丈夫な容
器を提供する。これにより、医師の他方の手は患者に注意を向け続けるために自
由にしておくことができるようになる。説明したように、一般に医師は一方の手
で患者に針をアクセスさせるアクセス部位を押圧し、理解されるようにこの部位
での出血を止める止血を行う。本発明によれが、医師はこの止血のための圧力を
加え続けつつも同時に、針保持装置10に針を廃棄することができる。次いで、
手順が完了し、全ての針を夫々の針保持装置に配置した後、1つ以上のドリップ
チャンバ45を含む全ての管セットと、ドリップチャンバに取り付けた複数の針
保持装置10が装置から取り外され廃棄される。かくして、図7及び8に関連し
て以下に詳しく説明される、廃棄のための血液の閉ループが形成される。
【0017】 図7には改変形態のドリップチャンバ装置、即ち2重ドリップチャンバカセッ
ト50が示される。本実施例の2重ドリップチャンバカセット50は中でも米国
特許第4,666,598号及び第4,770,787号に詳細が説明されるも
のであり、現在は、中でも、共に米国コロラド州レークウッドにある、COBE
Laboratories社の支社であるGAMBRO Renal Car
e Products社が、COBE Centrysystem(登録商標)
3透析装置(C3(商標名)装置)と共に使用するためのものとして製造してい
る。図7に示す2重ドリップチャンバカセット50は本発明に従う2つの針保持
装置10C及び10Dを組み込むようになっている。針保持装置10C及び10
Dは2重ドリップチャンバカセット50の前側で各ドリップチャンバ51及び5
2に夫々隣り合って配置される。ドリップチャンバ51は静脈ドリップチャンバ
であり、図示されない透析装置からの血液を、この血液が患者に循環されて戻る
前に一時的に保持する。ドリップチャンバ52は動脈ドリップチャンバであり、
患者からの血液を、この血液が透析装置に通してポンピングされる前に受けるよ
うになっている。
【0018】 図8を参照されたい。図8では2重ドリップチャンバカセット50を利用する
使い捨ての血液管セットの基本管要素が追加されている。図の右下部分から説明
すると、血液除去ライン54が示され、この血液除去ラインが患者から血液を抜
き出し、次いで抜き出した血液を動脈ドリップチャンバ52に送る。動脈ドリッ
プチャンバ52に送られた血液は蠕動ポンプ(図示せず)により管ループ56を
介して、各ドリップチャンバ51及び52に結合されしかし重ねて配置された上
部チャンネル58を通して送られる。次いで、血液はこの上部チャンネル58を
通して透析装置の入口管ライン60に移動され得る。この管ライン60を流通し
た血液は図8では仮想線で示される透析装置あるいはその他の体外血液処理装置
(図示せず)に送られ、次いでこの透析装置を出て出口ライン62に入る。血液
は出口ライン62を流動して2重ドリップチャンバカセット50の静脈ドリップ
チャンバ51に戻り、次いで血液戻しライン64を通して患者に戻され得る。
【0019】 血液戻しライン64及び血液除去ライン54の各端部位置には血液戻し針35
A及び血液除去針35Bが取り付けられる。透析中、血液戻し針35A及び血液
除去針35Bは患者の脈管の、患者から血液を除去する及び血液を患者に戻す夫
々の目的のための血液除去及び血液戻しのための各アクセス部位に配置される。
使用後、これらの血液戻し針35A及び血液除去針35Bは針保持装置10C及
び10Dに図8に示す如く挿通され得る。血液戻し針35A及び血液除去針35
Bを図8に示すように挿通した状態で、2重ドリップチャンバカセット50及び
図示され且つ説明された全ての管セグメントを単に廃棄することができる。透析
装置その他の体外血液処理装置(図示せず)もまた斯界に既知の如く使い捨て自
在であるのが好ましい。かくして、透析装置(仮想線で示される)あるいはその
他のそうした装置を含む図8に示す配列構成は、全体を使い捨てすることのでき
るユニットを表している。また、図示されるように、特に、使い捨て式の透析装
置(あるいはその他装置)に結合した場合、血液回路全体は使い捨てのための閉
ループ内にシールされる。もし各々の針保持装置10C及び10Dにシール部材
22が使用される場合、血液出口となり得る全ての部分は血液回路全体を通して
の任意の位置からの流出を完全に防止するためにシールされあるいはシールされ
得る。シールされた血液回路は、かくして、先に説明したような、生じ得る血液
性の病気に人を晒す危険性を低減させる。
【0020】 針保持装置10C及び10Dは比較的異なる位置で2重ドリップチャンバカセ
ット50に結合される状態で示されるが、各装置を図5に示すと同様の配置構成
を含む様式下に2重ドリップチャンバカセット50に結合し、針保持装置10C
及び10Dを単独の針保持装置40におけるように隣り合わせて及び或は相互に
結合させても良い。例えば、針保持装置10C及び10Dを、図示されるように
水平方向にではなく垂直方向に交互に配置することができる。しかしながら、水
平方向での配置によればユーザ−に対する良好なアクセスが提供され、その一方
でユーザーは患者に注意を向け続けることができる。また、1つ以上の針保持装
置10を別の血液管セット構成部品、例えば、圧力ポッド、あるいは管コネクタ
、あるいは1つ以上の管セグメントに直結することができる。これらの何れにお
いても針保持装置10は別個に形成(成型あるいはその他)し、次いで管セット
構成部品あるいは管セグメントに結合(先に説明したように、接着材、溶接技法
その他の機械的締着手段)するか、もしくは、射出成型あるいはブロー成型その
他の如きによって夫々の構成部品あるいは管セグメントと共に一体形成すること
ができる。 以下に、図9〜図19を参照して本発明の追加的なその他の別態様の実施例を
説明する。しかしながら、各別態様の範囲は明瞭に説明されたものに限定される
ものではない。むしろ、本発明の範囲には、本明細書中に明瞭には説明されない
が、本発明の機能上の特徴を適用するものとして適切に理解され得るその他の同
等物も含まれ得る。
【0021】 先ず図9〜図15を参照するに、本発明に従う針保持装置10で使用すること
のできる幾つかの別態様の錠止部材26が示される。図9及び図10には、図4
Bに関する説明で紹介したような突起部の変形状況の詳細が示される。この場合
突起30は針35と係合した場合においてのみ変形する。図10の仮想線は針3
5が図9に示すように係合した場合の曲げ動作あるいはヒンジ様動作の、恐らく
最も生じやすいラインを示している。これらのラインは曲げ動作を生じさせるた
めに開けた弱化用の孔の線でもあり得る。先に言及したように、これらの突起3
0もまた、通常の脱係合位置に戻り、針35の抜け落ちに対する強い拘束あるい
は締め付けを付与するバネ様の傾向を有し得る。図9及び図10の実施例には屈
曲する突起30に対抗する実質的に剛性の支持部も示される。針35はこの支持
部に接触して変形することで、締め付けられあるいはそうでない場合には付勢さ
れ得る。この協働動作は一段と強い針保持力を提供し得、また、もし使用される
のであれば突起のバネ力に依存して一段と強力なものとなり得る。図9に示す突
起30の鋭い縁部が針35の胴部と接触することをも銘記されたい。これらの任
意あるいは全ての特徴は本明細書の別態様の任意あるいは全ての各実施例に見出
すことができ、あるいはそうでない場合には本発明の範囲内に含まれ得る。
【0022】 図11及び図12の夫々には、突起を増設した及び突起を減らした各別態様の
実施例が示される。図11の実施例では4つの突起30が形成され、図12の実
施例には突起はない。しかしながら、各々における作用モードは、図12の実施
例では挿通された針は各突起の縁部ではなく開口の側部で保持されるものの、同
じである。かくして、突起を設けず、また恐らくは曲げその他の変形を殆どある
いは全く生じない単なる孔が、1つあるいは任意の実用数の突起と協働する孔に
おける如く作用することができる。 図13及び図14には、突起30を錠止部材26の残余部分に対して若干傾斜
するような配置で予め形成した別態様の実施例が示される。この若干の傾斜は突
起30の拘束力を高め得る。予め曲げた突起30を有する錠止部材26を使用す
る好ましいモードは、針35をこの予め曲げた方向を辿る方向で錠止部材26中
に挿通し、針の抜け方向をこの方向と逆にするものである。この状況は図13及
び図14で言うと、針を錠止部材の底部から図で上方に向けて、図示される予め
曲げた方向を辿って挿通することになる。この状況で針を抜こうとすると突起は
バネ様の実施例における自然のバネ様の性質とは相反する平坦状態へと引っ張ら
れ及び或はそうでない場合には非バネ様の実施例においてさえもずっと狭幅の開
口を創出させ、それが、針35の錠止部材からの抜け落ちの可能性を一段と制限
する。上方に曲げた突起は図面化を容易化するために示されたものであり、この
方向に限定されるものではない。実際、下向きに曲げた突起は本明細書に示され
且つ説明された別態様での針保持装置10の各装置方向の殆どにおいて使用する
ことが好ましいものであり得る。かくして、針はそうした実施例では針は予め下
方に曲げた突起を辿って下向きに挿通され、針の上方及び外側への抜けを拘束す
る。
【0023】 図15には、装置10の別態様が円形断面のものである必要がないことを示す
ための四辺形状の錠止部材26が示される。実際、錠止部材26のために、結局
は装置10のためにおいても任意形状を使用することが可能であり、唯一の必要
条件は一旦挿通した針を収納するために適切な寸法及び形状を有することである
。図15に示す四辺形の錠止部材26は図16に等角投影図で示す別態様の針保
持装置10に配置したそれと類似のものである。図16では装置10は実質的に
内部に配置する錠止部材26のそれと合致する四辺形断面(分離状態では示され
ない)を有する。図15及び図16では実質的に矩形あるいは四角形状が示され
るが本発明はそれらに限定されるものではない。
【0024】 先に一般的に紹介されたが、付随する図面には更に他の別態様の3つの実施例
が示される。先ず、図17には2つの錠止部材26及び26aを内部に有する装
置10が示される。夫々の開口28及び28aは異なる寸法を有し、その内部に
配置される異なる寸法の針を収受する。かくして、例えば図17では、小さい方
の針(図示せず)が上方の錠止部材26の開口28を貫いてその突起と完全に係
合することなく挿通されるが、第2の錠止部材26aの開口28aを通過する際
にはこの第2の錠止部材の突起と適切に係合し、針を錠止あるいは非釈放状態で
装置10内で然るべく保持することができる。錠止部材26及び26a間の間隔
はユーザーあるいは製造業者の選択次第で、図示される通りの、あるいはもっと
広いあるいは狭いものであり得る。かくして、2つの錠止部材を相互に突き合わ
せる、あるいは個別の針長さのみならずゲージ寸法/幅寸法を収受するために使
用することのできる個別の距離を設定することができる。更には2つ以上の任意
の実用数の錠止部材を装置10において使用するすることもできる。しかしなが
ら、先に説明したように透析その他の体外血液処理手順で使用されるもっと一般
的な針寸法を収受するために使用することのできる単一の錠止部材26も使用さ
れよう。
【0025】 図18にも、先に紹介した別態様の実施例が同様に示される。図18では錠止
部材26は装置10の中空胴部12の外側で第1の端部14に配置された状態が
示される。本実施例は先に紹介したものであるが、この点に関してはその全てに
おいて、錠止部材が中空胴部12の内側チャンバ内に配置されている。図18の
実施例によれば、製造上の利益、例えば、錠止部材26を第1の端部14の内側
に固定する場合とは逆に、錠止部材の固定が容易化(糊付け、溶接あるいは上述
したその他方法による)される、あるいは、例えば中央開口28へのユーザーの
接近が容易化されることによる使用上の利益も提供され得る。図示されない類似
の別態様の実施例では錠止部材26は中空胴部12の内部に配置され、しかも尚
、第1の端部14の実質的に最上部の縁部位置に配置され、かくして図18に示
すそれと極めてよく似た装置10が提供される。しかしながら、本明細書で説明
された全ての実施例において、錠止部材26は図18に示すように中空胴部12
の外側に配置される、あるいは第1の端部14の直ぐ近くの位置で中空胴部12
の内側に配置される場合でさえも第1の端部14に隣り合って配置するのが好ま
しいものとして説明される。本明細書において“隣り合う”とは、第1の端部に
接近したあるいは第1の端部位置を意味し且つこれら全ての実施例を含むものと
する。
【0026】 同様に、シール部材22も(図18には示されない)中空胴部12の内側ある
いは外側に配置され得る。中空胴部の内外何れかにすべきかは製造性あるいは使
用性に基づく。シール部材22を、例えば図18に示す外側に配置した錠止部材
26上に位置決めし且つ結合する場合の如く、錠止部材26とのみ接触し、例え
ば中空胴部12とは接触しないように配置することも出来よう。先に説明した如
く中空胴部の内側に配置した錠止部材26上に非接触性のシール部材22を配置
することもできる。シール部材22を、中空胴部12に接触する(リム19ある
いは内壁を介して)あるいは錠止部材26あるいは中空胴部及び錠止部材の両方
に接触する状態で錠止部材26の下側に配置することもできる。
【0027】 図19にはまた別の実施例が示され、漏斗状のガイド部材70が装置10に追
加されている。ガイド部材70は好ましくは、図示される如く針を適切な挿通位
置にガイドする上での補助を提供するために有益である。先ず、針35をガイド
部材70のリップ72と図示の如く接触させると、後は単に錠止部材26の方向
に降下させるのみで本明細書全体において説明した如く錠止部材に挿通させるこ
とができる。かくして挿通は簡略化され、確実化され、また恐らくは、特に一方
の手だけを使用するユーザーにとって安全なものとなる。説明したように、そう
したユーザーは患者の脈管のアクセス部位を他方の手で押し続けることで止血を
実施することができるようになる。先に紹介した如く、そうしたガイド部材70
は装置10の第1の端部14の延長化及び或は単なる拡幅化とみなし得るもので
あり、図4A及び図4Bの実施例におけるリム19も同じ機能を提供することが
できる。錠止部材26を上部に取り付けた(図18)、あるいは内側のしかも最
も上部に取り付けた実施例の場合ではユーザーがガイド機能をも使用することが
出来ないのは言うまでもない。ユーザーはその場合には、針を挿通位置に向けて
操作する以前に、むしろ錠止部材の外側縁部あるいはリム19を使用して針35
の胴部を先ず捕捉することができる。更には、漏斗形状のガイド部材、例えばガ
イド部材70を本明細書において明瞭に説明したあるいは暗黙の同等物の任意の
ものあるいはその全てに組み込んでも良い。四辺形あるいはそうでない場合には
多数の側部を有する及び或は成形された漏斗形式のガイド部材を、例えば図16
に示すような非円形の別態様の実施例に組み込み得、あるいは、図18に示すそ
れと類似の、外側に取り付けた錠止部材26に重ねて配置する必要があり得る。
針保持装置を取り付けたカセットあるいはドリップチャンバでは、偏心(非円形
の)の、あるいは平坦な形状の開口部を一方の側に設ける必要がある。平坦な側
部はドリップチャンバあるいはカセットに隣接される。リップ72及び或はガイ
ド部材70が、針の捕捉及びガイドの各機能が助長され得ることから部分的ある
いは全体的に可撓性でもあり得ることを銘記されたい。部分的あるいは全体的の
何れかに関しては、挿通された針を維持するために十分に協働する限りにおいて
所望される剛性あるいは柔軟性のものでもあり得るところの、装置10のその他
の構成部品の一貫性の選択に従うものとなろう。
【0028】 以上、本発明を実施例を参照して説明したが、本発明の内で種々の変更をなし
得ることを理解されたい。
【0029】 (発明の効果) 使用済みの針を適切に廃棄するための安全容器内にそうした針をしっかりと錠
止するための、改良された、操作の簡単な装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従う針保持装置の斜視図である。
【図2】 図1の上から見た部分平面図である。
【図3】 図1の下から見た部分平面図である。
【図4A】 針を挿通するべき針保持装置の断面図である。
【図4B】 針を挿通した状態での針保持装置の断面図である。
【図5】 本発明に従う針保持装置の別態様の斜視図である。
【図6】 本発明に従う針保持装置の別態様の断面図である。
【図7】 本発明に従う針保持装置の更に他の別態様の斜視図である。
【図8】 2本の針を錠止した状態での使用状態を示す図7の針保持装置の正面図である
【図9】 本発明に従う別態様の針保持装置の部分断面図である。
【図10】 本発明に従う別態様の針保持装置の部分平面図である。
【図11】 本発明に従う別態様の針保持装置の部分平面図である。
【図12】 本発明に従う別態様の針保持装置の部分平面図である。
【図13】 本発明に従う別態様の針保持装置の部分斜視図である。
【図14】 図13を線14−14で切断した断面図である。
【図15】 本発明に従う別態様の針保持装置の部分平面図である。
【図16】 本発明の別態様の針保持装置の斜視図である。
【図17】 本発明の別態様の針保持装置の斜視図である。
【図18】 本発明の別態様の針保持装置の斜視図である。
【図19】 本発明の別態様の針保持装置の斜視図である。
【符号の説明】
10 針保持装置 12 中空胴部 14 第1の端部 16 第2の端部 18 開口 19 リム 20 底壁 22 シール部材 24 スリット 26 錠止部材 28 中央開口 30 突起 35 針 36 ハブ 40 並列式針の保持装置 42 中央結合領域 45、51、52 ドリップチャンバ 50 2重ドリップチャンバカセット 54 血液除去ライン 56 管ループ 58 上部チャンネル 60 入口管ライン 62 出口ライン 64 血液戻しライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 針保持装置であって、 第1の端部及び第2の端部を有する細長の中空胴部にして、第1の端部が該第
    1の端部に挿通した針を受けるための実質的な開口を有する中空胴部と、 中空胴部に作動上連結した錠止部材にして、中空胴部の第1の端部に隣り合っ
    て配置され、該錠止部材に挿通された針を受け且つ非釈放自在に保持するための
    開口が該錠止部材中に確定された錠止部材と、 を含む針保持装置。
  2. 【請求項2】 錠止部材が中空胴部の第1の端部内に配置される請求項1の
    針保持装置。
  3. 【請求項3】 錠止部材が中空胴部の内部で、第1の端部に尚隣り合う状態
    下に該第1の端部から離間して配置される請求項1の針保持装置。
  4. 【請求項4】 錠止部材が中空胴部の外側で、該中空胴部に尚結合される状
    態下に第1の端部に隣り合って配置される請求項1の針保持装置。
  5. 【請求項5】 中空胴部に作動上結合された複数の錠止部材を含み、該複数
    の錠止部材が中空胴部の第1の端部に隣り合って配置され、各錠止部材には、該
    錠止部材に挿通された針を受け且つ非釈放自在に保持するための開口が該錠止部
    材中に確定される請求項1の針保持装置。
  6. 【請求項6】 中空胴部の第2の端部が閉鎖される請求項1の針保持装置。
  7. 【請求項7】 中空胴部の第2の端部に結合され、該第2の端部を閉鎖する
    蓋部分を更に含んでいる請求項1の針保持装置。
  8. 【請求項8】 錠止部材が、該錠止部材に確定された開口の方向で内側を向
    いた1つ以上の突起を有し、該1つ以上の突起が、錠止部材に確定された開口に
    針を挿通した場合にそうした針を非釈放自在に保持する関係下に該針と係合する
    ようになっている請求項1の針保持装置。
  9. 【請求項9】 1つ以上の突起が、挿通された針と摩擦係合し、該摩擦係合
    により、針を針保持装置内に拘束する非釈放自在の保持関係が提供される請求項
    8の針保持装置。
  10. 【請求項10】 錠止部材に確定された開口に針を挿通した場合、1つ以上
    の突起が、前記挿通された針と係合するに際して針に引っ掛かり係合し、この引
    っ掛かり係合により針を装置内に拘束する非釈放自在の保持関係が提供される請
    求項8の針保持装置。
  11. 【請求項11】 1つ以上の突起が、錠止部材に確定された開口に針を挿通
    した場合に該針と係合して変形される請求項8の針保持装置。
  12. 【請求項12】 1つ以上の突起がバネ作用を有し、該1つ以上の突起が、
    錠止部材に確定された開口に針が挿通された場合に針と係合して変形され得、そ
    の際に生じるバネ作用が前記1つ以上の突起を未変形の状態に戻す傾向を提供し
    、該バネ作用が、針を保持装置内に拘束する非釈放自在の保持関係を提供する請
    求項8の針保持装置。
  13. 【請求項13】 錠止部材が、該錠止部材に挿通された針と接触する剛性支
    持表面をも有し、1つ以上の突起が、錠止部材に挿通された針と係合するに際し
    て該剛性支持表面と協働し、かくして針を保持装置内に拘束する非釈放自在の保
    持関係が提供される請求項8の針保持装置。
  14. 【請求項14】 1つ以上の突起が予め小角度屈曲され、しかも尚、錠止部
    材に確定された開口に針が挿通された場合にそうした針と非釈放自在の保持関係
    下に係合するようになっている請求項8の針保持装置。
  15. 【請求項15】 中空胴部に作動上連結されたエラストマーのシール部材を
    更に含み、該シール部材が、中空胴部の第1の端部に隣り合って該中空胴部に結
    合され、前記シール部材が該シール部材に刺し通された針をシール状態で受ける
    ようになっている請求項1の針保持装置。
  16. 【請求項16】 エラストマーのシール部材が、孔開け自在のエラストマー
    材料製の中実部片である請求項15の針保持装置。
  17. 【請求項17】 エラストマーのシール部材が、該シール部材を貫いて形成
    されたスリットを有している請求項15の針保持装置。
  18. 【請求項18】 中空胴部がプラスチック材料で形成される請求項1の針保
    持装置。
  19. 【請求項19】 中空胴部が射出成形される請求項18の針保持装置。
  20. 【請求項20】 中空胴部がブロー成形される請求項18の針保持装置。
  21. 【請求項21】 細長の中空胴部が第1の中空胴部であり、 該第1の中空胴部に結合した第2の中空胴部にして、第1の端部及び第2の端
    部を有し、第1の端部が該第1の端部に挿通した針を受けるために実質的に開放
    された第2の中空胴部を更に含み、 該第2の中空胴部が該第2の中空胴部に作動上連結された第2の錠止部材を有
    し、該第2の錠止部材が第2の中空胴部の第1の端部に隣り合って配置され、第
    2の錠止部材が該第2の錠止部材に確定された開口にして、第2の錠止部材に挿
    通された針を非釈放自在に保持する開口を有する請求項1の針保持装置。
  22. 【請求項22】 第2の中空胴部が、第2の中空胴部に作動上連結されたエ
    ラストマーの第2のシール部材を含み、該第2のシール部材が第2の中空胴部の
    第1の端部に隣り合って該第2の中空胴部に結合され、第2のシール部材が該第
    2のシール部材に刺し通された針をシール状態で受けるようになっている請求項
    21の針保持装置。
  23. 【請求項23】 第2の中空胴部の第2の端部が閉鎖される請求項21の針
    保持装置。
  24. 【請求項24】 第2の錠止部材が該第2の錠止部材に確定された開口方向
    で内側を向いた1つ以上の突起を有し、該1つ以上の突起が、第2の錠止部材に
    確定された開口に針を挿通した場合にそうした針を非釈放自在に保持する関係下
    に該針と係合するようになっている請求項21の針保持装置。
  25. 【請求項25】 細長の中空胴部が管セグメントに係合される請求項1の針
    保持装置。
  26. 【請求項26】 細長の中空胴部が管セット構成部品に係合される請求項1
    の針保持装置。
  27. 【請求項27】 細長の中空胴部がドリップチャンバに係合される請求項1
    の針保持装置。
  28. 【請求項28】 細長の第2の中空胴部が2重ドリップチャンバカセットに
    結合される請求項1の針保持装置。
  29. 【請求項29】 第2の中空胴部が2重ドリップチャンバカセットに結合さ
    れ、該第2の中空胴部が、開放された第1の端部と、第2の中空胴部に作動上連
    結された第2の錠止部材とを有し、該第2の錠止部材が第2の中空胴部の前記開
    放された第1の端部に隣り合って配置され、第2の錠止部材が、該第2の錠止部
    材に挿通された針を受け且つ非釈放自在に保持するために該第2の錠止部材に確
    定された開口を有している請求項28の針保持装置。
  30. 【請求項30】 中空胴部の第1の端部に結合された針ガイド部材を更に含
    んでいる請求項1の針保持装置。
  31. 【請求項31】 針ガイド部材が実質的に漏斗形状の部材である請求項30
    の針保持装置。
  32. 【請求項32】 使用済みの医療用の針を廃棄するための方法であって、 針を、第1の端部及び錠止部材を有する中空胴部にして、第1の端部が該第1
    の端部に挿通された針を受けるために実質的に開放され、錠止部材が中空胴部に
    作動上連結され、該錠止部材が前記第1の端部に隣り合って配置され、該錠止部
    材が該錠止部材に挿通された針を受け且つ非釈放自在に保持するための該錠止部
    材に確定された開口を有する中空胴部を有する針保持装置内に針を挿通すること
    、 針保持装置内に針を非釈放自在に保持した状態で針及び針保持装置を同時に廃
    棄すること、 を含む使用済みの医療用の針を廃棄するための方法。
  33. 【請求項33】 針が血液管セットに連結され、該血液管セットが針及び針
    保持装置と同時に廃棄される請求項32の方法。
  34. 【請求項34】 血液管セットが使い捨ての血液プロセス処理装置に結合さ
    れ、該使い捨ての血液プロセス処理装置及び血液管セットが針及び針保持装置と
    同時に廃棄される請求項33の方法。
  35. 【請求項35】 使い捨ての血液プロセス処理装置が透析装置であるように
    した請求項34の方法。
  36. 【請求項36】 針保持装置に針を挿通するに先立って錠止部材に確定され
    た開口内に針を案内することを更に含む請求項32の方法。
  37. 【請求項37】 錠止部材に確定された開口内への針の案内が、針保持装置
    の第1の端部に結合したガイド部材を使用することにより達成される請求項36
    の方法。
  38. 【請求項38】 ガイド部材が漏斗形状の部材である請求項37の方法。
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