JP2003516945A - 作物植物の早期終結のためのセミカルバゾン植物成長調節因子の使用 - Google Patents

作物植物の早期終結のためのセミカルバゾン植物成長調節因子の使用

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Abstract

(57)【要約】 無限型の成長パターンを有する植物の生殖成長の晩期終結は、植物の開花のピーク後に成長している植物の圃場にセミカルバゾン植物成長調節因子を適用することで達成される。セミカルバゾンは活性成分として、適用時に存在する植物の成熟生殖成長に実質的に影響を及ぼすことなく、継続的な植物の生殖成長を終結させるのに十分な量で適用される。最も好ましくは、セミカルバゾンはジフルフェンゾピルである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、作物植物の早期終結(early termination)のためのセミカルバゾン
植物成長調節因子の使用に関する。より具体的には、本発明は晩期(late season
)の果実収穫および/または晩期の害虫管理を改善するためにセミカルバゾン植物
成長調節因子を使用することに関する。
【0002】 植物成長調節因子(PGR)は、植物成長の生理に影響を及ぼし、さらに本来の植
物周期に影響を与える。より具体的には、植物成長調節因子は、例えば植物体高
を低減し、種子の発芽を刺激し、開花を誘導し、葉の色をくすませ、穀草の倒伏
を最少限にし、芝生中のイネ科の草の成長を遅らせ、莢の腐敗病を低減し、また
ワタにおける莢の保持を改善することができる。
【0003】 一般的に作物植物は、有限型(determinate)または無限型(indeterminate)の成
長パターンを示す。有限型の植物は、所定期間にわたる栄養成長とそれに続く所
定の間隔の生殖成長があり、この生殖成長中に植物当たりに誘導される花の数が
最大になる。一方、無限型の植物成長パターンは、初期の栄養成長期間と、それ
に続く栄養成長と生殖成長の双方が一緒に起こる期間とが特徴である。2番目の
期間の長さおよび産生される花の数は、主として成育条件によって決定される。
【0004】 無限型の作物植物は、成育期における、成熟した収穫可能な果実を生殖器官か
ら得るのに十分な時間が経過した時点をかなり過ぎても生殖器官を産生し続ける
。従って、成育期の特定の時点後には、さらに生殖成長したとしても市場性の高
い収穫には何の影響も与えないだろう。花および未熟な果実は炭水化物および窒
素の旺盛な消費源であるために、これら旺盛な消費源の要求により、市場向けの
収穫に積極的に寄与する、成長段階にある十分な量の果実の継続的な成熟に利用
できる炭水化物および窒素が低減してしまう可能性がある。
【0005】 伸張中の若い葉もまた、旺盛な栄養の消費源である。葉が生理学的成熟に近づ
くと、葉は炭水化物の消費源から炭水化物供給源に変わる。これは、葉内での光
合成能力の増大ならびに成長の低下および成長の最終的な停止の組合せによるも
のである。無限型の植物においては、成育期の特定の時点後に生じた葉には、炭
水化物消費源から炭水化物供給源に移行するのに十分な時間が欠けているだろう
。このように、伸張中の若い葉は、植物の限りある栄養および炭水化物資源(こ
れらは本当であれば市場性の高い果実の成長および成熟により良好に配分される
であろう)を枯渇させる。
【0006】 無限型の成長パターンを示す重要な作物植物の一例として、ワタ(リクチワタ
(Gossypium hirsutum))が挙げられる。ワタは熱帯起源の多年生植物であり、
世界の温暖領域および亜熱帯領域における農業生産において一年生草として栽培
される。初期の栄養成長期間の後に、ワタ植物は栄養成長が続く一方で生殖成長
を開始する。花のつぼみ(square)が現れ、花に発育し、受粉後に果実(莢と呼ば
れる)が生じる。
【0007】 ワタは無限型であるために、これらのつぼみが成熟した市場性の高い莢に発育
するのに十分な時間が経過した後かなり経ってからも、つぼみは出現し続ける。
これらのつぼみおよび若い莢の成長および発育は、植物の限りある資源(これは
本当であれば市場性の高い段階まで成熟するための十分な時間を有する莢によっ
てより良好に利用されるであろう)を枯渇させる。同様にワタ植物の苗条は、成
育期のほとんどの間中成長し続け、新しい葉を生み出し続ける。成育期の後期に
出始める葉の多くは、成育期に残存する時間が不十分であるので、炭水化物供給
源となる葉には決してならないだろう。従って、これらの若い葉は、収穫されそ
うな莢によって良好に利用されたであろう炭水化物および他の栄養の一部分を要
求する。
【0008】 マメ科(Fabaceae family)に属する植物であるラッカセイ植物(アラキス・ヒポ
ガエア(Arachis hypogaea))は、ワタと類似した無限型の開花パターンを示すも
う一つの重要な作物植物である。ワタと同様に、ラッカセイ植物は成育期の後期
に花を産生するので、これらの晩期の花は、初霜の前に市場性の高い果実に発育
する時間がないだろう。
【0009】 タバコ(Nicotiana tabacum L.)の生産には、「トッピング(topping)」と呼ば
れる工程によって頂芽を初期に除去することを必要とする。頂芽を除去すること
によって腋芽(吸根(sucker))の成長および発育が刺激される。吸根は経済的価値
がなく、発育した場合には葉の収量を低減するであろう。吸根の化学的制御は、
米国中で典型的にはマレイン酸ヒドラジドを用いて実施される。
【0010】 晩期のつぼみ、花および若い果実の数を低減し、ならびに苗条の頂部のさらな
る成長を除去する、早期終結の植物管理ストラテジーを開発することができれば
、炭水化物および他の栄養が、残存する最も旺盛な消費源(すなわち、若い果実
および/または葉)に再配分されるだろう。ワタ植物については、この資源の再配
分の利益には、例えば以下のものの幾つかまたは全てが含まれると考えられる:
収量の増大(より大きな莢による)、繊維品質の向上、開じょ(boll opening)の促
進、より完全な落葉、およびより早く収穫できる能力。これら全ての利益は、ワ
タ生産者に著しい経済的利点をもたらすことができる。
【0011】 初期終結ストラテジーが成功するためには、栄養成長および生殖成長の双方の
阻害が器官(例えば、葉、茎、根、および果実)に対して実質的な損傷を与えるこ
となく起きる必要があろう。除草剤処理を用いて成長を終結させることができる
が、しかしながら作物植物に対する損傷が激しく、収量がかなり低減すると考え
られる。
【0012】 また早期成長終結は、晩期の害虫管理に関しても利益がありうる。バシラス・
ツリゲンシス(Bacillus thurigensis)昆虫毒素(BT毒素)を発現するように遺伝子
学的に改変された、トランスジェニック昆虫抵抗性ワタ栽培品種が最近導入され
たことにより、幾らかの殺虫剤の適用の必要性および/または頻度が低減されて
いる。しかしながら、いわゆる昆虫抵抗性「BT-ワタ」は、ワタの生産における
昆虫管理に対する万能薬ではない。この点で、BT-ワタの昆虫抵抗性は、ワタの
主要な昆虫害虫の一部分に限定される。さらに、作物植物におけるBT毒素の存在
によってもたらされる耐性は永続的ではない。残念なことに、本来はBT毒素に感
受性のある害虫種の幾つかの個々のメンバーが、BT毒素によって影響を受けなく
なってしまう場合があるという証拠がある。
【0013】 従って、殺虫剤はBTワタとともにワタ生産システムの不可欠な構成要素のまま
である。現在知られている殺虫剤に対して抵抗性があり、および/またはBT毒素
に対して耐性のあるいずれかの昆虫は時間とともに増大するであろうから、ワタ
の生産レベルを確実に将来の需要に応えるものとする新しい昆虫管理ストラテジ
ーを開発することが必要である。
【0014】 生産コストを下げる、および殺虫剤に抵抗性の昆虫の発生を軽減する双方のた
めの手段として、晩期における殺虫剤適用の排除が現在のところ一部のワタ生産
熟練者によって推奨されている。この推奨の基礎となっているのは、成育期の特
定の時点後には花の芽(つぼみ)、花および若い果実(莢)に対する昆虫被害が市場
性の高い収量に影響を及ぼさないということである。ワタが無限型であることに
起因して、つぼみ、花および莢の産生は成育期の後期のほとんどを通じて継続す
る。しかしながら、成育期の特定の時点後では、さらなる殺虫剤を適用してもま
たは適用せずともつぼみ、花および若い莢が成熟し、市場性の高い収量に寄与す
るには時間が不十分である。成熟した莢およびほとんど成熟した莢は、ワタの主
要な昆虫害虫による被害に特には影響されないので、該成育期の後期に殺虫剤の
適用を止めることは収量を有意には低減しないであろう。晩期の殺虫剤の適用を
低減することは短期間では経済的な意味があり得るが、一シーズンの晩期の制御
を欠くことは、次のシーズンにおいてより早い時期により多くの昆虫個体数を生
じることとなることが大いに考えられるだろう。
【0015】 ワタの幾つかの主要な昆虫害虫としては、オオタバコガ(bollworm) (ヘリコベ
ルパゼア(Helicoverpazea))、タバコガ(tabacco budworm)(ヘリオチス・ビレ
センズ(Heliothis virescens))およびメキシコワタノミゾウムシ(boll weevil)(
アンソノムス・グランドゥス(Anthonomus grandus))が挙げられる。オオタバコ
ガおよびタバコガの場合には、通常、蛾がワタ植物の頂部領域(生長点)に卵を産
む。孵化後に、若い幼虫は頂部およびより若いつぼみを食べ、より大きな幼虫は
頂部および若い莢を食べる。メキシコワタノミゾウムシについては、成体のメス
がつぼみの空洞を食べ、1個の卵を産む。孵化後に、幼虫はつぼみの内側を食べ
、2〜3回の脱皮を経る。メキシコワタノミゾウムシの幼虫を含有するつぼみは、
第2段階の幼虫に成長した数日後には通常、植物から離脱し、地面に落ちる。メ
キシコワタノミゾウムシの成長は離脱したつぼみにおいて続く。
【0016】 昆虫害虫の摂食部位および/または産卵部位を低減するかまたは排除する作物
管理ストラテジーは、晩期の殺虫剤適用の必要性を排除し、また越冬する昆虫の
個体数を低下し得る。メキシコワタノミゾウムシの場合には、晩期のつぼみを減
らす作物管理ストラテジーは、越冬するメキシコワタノミゾウムシの個体数を低
減するはずである。なぜならシーズン後期に休眠に入るメキシコワタノミゾウム
シは、より早い時期に休眠に入るメキシコワタノミゾウムシよりも越冬に成功す
る可能性がより高いことが知られているからである。
【0017】 上記で述べた目的に適うまたは上回るような成功する早期終結ストラテジーを
提供することを本発明は目指している。大まかに言えば、本発明は無限型の成長
パターンを有する植物の生殖植物成長の晩期での終結を目指している。より具体
的には本発明に従えば、セミカルバゾン植物成長調節因子を、植物の開花のピー
ク後に、成長している植物の圃場に、適用時に植物に存在する成熟生殖成長に実
質的に影響を及ぼすことなく継続的な植物の生殖成長を終結させるのに十分な量
適用する。最も好ましくは、セミカルバゾンはジフルフェンゾピル(difluenzopy
r)である。そのような早期成長終結ストラテジーを用いることによって、植物の
晩期の果実収量における改善ならびに晩期の害虫管理の改善が達成され得る。
【0018】 本発明のこれらのおよびその他の態様および利点は、以下の本発明の好ましい
典型的な実施形態の詳細な説明を注意深く考慮した後にはより明らかになるであ
ろう。
【0019】 本明細書および添付の特許請求の範囲に使用される「晩期」という用語は、植
物の開花のピークを過ぎたいずれかの時間を指すことが意図される。
【0020】 本発明の好ましい植物成長調節因子には、置換されたセミカルバゾンおよび関
連の化合物、例えばチオセミカルバゾンおよびイソチオセミカルバゾンならびに
これらの塩(米国特許第5,098,462号および第5,098,466号により完全に記載され
ている通りであり、これらの各米国特許の全内容は特に本明細書に参照により組
み込まれる)が含まれる。本発明の実施に使用される最も好ましいセミカルバゾ
ンはジフルフェンゾピルである。
【0021】 セミカルバゾンは、植物の継続的な生殖成長を終結させるのに十分な量で植物
の圃場に適用される。最も好ましくは、セミカルバゾンは植物の圃場に、1エー
カー当たり活性成分を少なくとも約0.0001および典型的には少なくとも約0.003
ポンド(1b. ai/A)の量で適用される。さらにセミカルバゾンは約0.09 1b ai/A未
満の、通常は約0.03 1b ai/A未満の量で適用される。
【0022】 セミカルバゾンは散粉、顆粒、溶液、エマルジョン、可湿性粉末、流動性物質
(flowables)および懸濁液の形態で適用され得る。活性成分としての化合物の適
用は、従来方法に従って、植物の圃場に以下の記載と同様に必要な1エーカー当
たり適当な量の化合物を用いて行われる。本発明に従えば、化合物の植物の「圃
場」への適用には、植物または植物の一部分あるいは植物が成長している土壌へ
の適用が含まれる。
【0023】 セミカルバゾン化合物は、植物の地上部分に適用され得る。植物の地上部分へ
の液体および微粒子固体の植物成長調節因子組成物の適用は、従来方法、例えば
噴霧器または散布器を含むブーム(boom)および人手による適用によって実施する
ことができる。組成物を所望によりスプレーとして航空機により適用することが
できる。本発明の実施に使用されるセミカルバゾン化合物は、水性溶液の形態で
使用されることが最も好ましい。該溶液を従来の方法において、例えば植物の圃
場にスプレー、噴霧、散水することによって適用することができる。
【0024】 またセミカルバゾン化合物を、当技術分野において一般に使用されるその他の
成分または補助剤と組み合わせて適用することができる。このような成分の例と
しては、飛散制御剤(drift control agent)、消泡剤、保存剤、界面活性剤、肥
料、植物に有害な物質(phytotoxicant)、除草剤、農薬、殺虫剤、殺真菌剤、湿
潤剤、付着剤、殺線虫剤、殺細菌剤、微量元素、相乗剤、解毒剤、これらの混合
物、および植物成長調節の技術分野において周知であるような補助剤が挙げられ
る。
【0025】 セミカルバゾンを適用する方法に関係なく、セミカルバゾンは、終結が必要な
場合に、作物の圃場に、継続的な生殖植物成長を終結させるのに効果的な量で適
用される。セミカルバゾンを、所望とする本発明の早期植物終結効果を得る目的
で、一回または複数回の適用で植物に適用することができる。
【0026】 本発明を以下の非限定的な例によってさらに説明することにする。
【0027】実施例 実施例1 ジフルフェンゾピル(DFP)の晩期の適用が、「白花の上方に3つの節がある段階
」と表現される晩期の成長段階にあるワタ植物において野外実験された。驚くべ
きことに、成熟した栄養器官、中間的な時期の莢および成熟した莢に対して有意
な損傷を生じさせることなく、ジフルフェンゾピルは頂部領域(生長点)における
成長を休止させ、花、つぼみおよび若い莢の離脱を促進することが観察された。
これらの野外実験の結果を以下の表1に示す。
【0028】 野外実験No.1(Mississippi)において分かるように、結果は顕著である。DFPを
0.01または0.02 1b. ai/Aで一回適用することによって、上部8個の節における
つぼみおよび花の双方の数が80%を上回って低減した(未処理と比較して)。また
、つぼみおよび花の数の低減の規模が野外実験No.1ほど大きくなかったものの、
同様の傾向が野外実験No.2(Louisiana)で観察された。総合すると、表1に示さ
れたこれらの実験は、DFPなどのセミカルバゾンの低い割合でワタ植物のつぼみ
および花の数を劇的に低減することができることを示す。
【0029】
【表1】
【0030】実施例2 別の野外実験をMississippiで実施し、ここではDFPを白花の上に3つの節があ
る段階でDFPをワタ植物に適用した。結果を以下の表2に示す。
【0031】
【表2】
【0032】 表2のデータから示されているように、20g ai/haの割合では、DFP処理したワ
タ植物は、処理後22日目において未処理植物よりも60%を上回る莢が開いた。開
いた莢のこの大きな増大は、ワタに対するDFPの適用はワタ栽培者にとってはよ
り早く収穫することができる莢の成熟を促進することを示す。
【0033】実施例3 温室実験をワタと同じ科(アオイ科(Malvaceae))のメンバーであるオクラ(アベ
ルモスクス・エスクレントゥス(Abelmoschus esculentus))を用いて実施した。0
.001および0.001 1b i/AのDFP適用割合は、オクラの成長に影響を及ぼさなかっ
た(表3A)。0.003 〜0.3 1b. ai/AのDFP適用割合は、生殖成長を劇的に低減し(
表3Bおよび3C)、また花の芽および非常に小さな果実の発育不全を引き起こし
た(表3Dおよび3E)。処理した植物の果実伸長の割合は、適用後第1週目には未処
理植物よりもわずかに低かった(表3Fおよび3G)。しかしながら第2週の間には、
処理した植物の果実は未処理植物の果実よりも早い割合で伸長し、第2週目の最
後には果実の長さに有意な差異は認められなかった。第2週目の最後にはDFPで処
理した植物の果実はより少なかったが、より重たい果実であった(表3Hおよび3
I)。
【0034】 以下の表で記載した研究にわたって、処理当たり5〜10個のオクラ植物が存在
し、このような処理した植物についてデータを平均した。
【0035】
【表3】
【0036】 上記のデータは、ジフルフェンゾピルのようなセミカルバゾンの作物植物(例
えば、ワタまたはオクラ)への約0.003〜約0.03 1b. ai/Aの範囲の割合での1回の
適用は、花の芽、花および若い果実の離脱を引き起こすこと、ならびに栄養成長
を劇的に低減することを示している。驚くべきことに、オクラ果実の重量はDFP
で処理することによって増大した。
【0037】実施例4 野外実験を、ラッカセイ植物(アラキス・ヒポガエア)においてDFPの晩期の適
用が晩期の花の発育および栄養成長を止めることができるか否か決定するために
実施した。DFPの適用は、10ガロン/エーカー(gpa)を送達するように調整されたC
O2バックパック(back-pack)噴霧器を用いて行われた。ラッカセイ植物を含む土
壌の調査区は、12フィート X 50フィートであった。適用は、収穫の約6週間およ
び3週間前に活発に成長するラッカセイ植物に対して行われることが目標とされ
た。DFPを1%(v/v)のDASH(登録商標)HCスプレー補助剤とともに適用することは
、ラッカセイに対して広く散布されるように適用された。ラッカセイを回収し、
以下の表4に示される収量データを計算するために重量を量った。全ての試験は
、乾燥条件下で実施されたGA-015試験以外は灌漑されて行われた。DFPは、0.007
および0.015 1b. ai/Aの割合で適用された。
【0038】
【表4】
【0039】 多少のラッカセイの損傷が観察され、これはDFPの適用割合に依存していた。
従って、DFPの割合が増大すると、ラッカセイ損傷も増大した。しかしながら、3
1DATでは、ラッカセイ損傷は有意ではなかった。損傷の症状には、ラッカセイの
頂部の最上部の葉のわずかな萎縮(curling)が含まれる。0.030 1b ai/Aで適用さ
れたDFPは、約20%で最も損傷を生じたが、ラッカセイの損傷には目立った退緑
が含まれていなかった。
【0040】 表4のデータで明らかなように、有意な収量の増加は、NC-101試験で観察され
た。有意な収量の増大が収穫の6週間前に0.030 1b ai/Aで適用されたDFPの適用
ならびに収穫の3週間前に0.007、0.015および0.030 1b ai/Aで適用されたDFPの
適用から生じた。表4の注釈(3)において分かるように、NC-101試験は、全ての
研究の内で適用から収穫までの時間を最も近づけて評価した。しかしながら、GR
SおよびFTS試験において、第2の日時に適用された低い方の適用割合(0.007およ
び0.015 1b ai/A)は、収量を2%〜10%の統計学的には有意ではない量だけ増大
させた。しかしながら、GA-015試験は、収量が増大する傾向にはならなかった。
このことは、植物を試験季節の大部分をその条件下においた乾燥ストレスゆえに
、予期されないことではなかった。
【0041】実施例5 さらに野外実験をワタ植物(品種DPL 50)において実施して、DFPの適用によっ
て発育不全となる莢のサイズがストレス、過剰な適用割合または適用のタイミン
グによって影響を及ぼされるか否かを決定した。具体的には、DFPの1%(v/v)のD
ASH(登録商標)HCスプレー補助剤との混合物を0.01、0.02および0.08 1b ai/A
の割合で、白花の上に5つの節がある段階(5 NAWF)(これは、落葉の40日前に対応
する)、5 NAWF + 300 DD(これは落葉の25日前に対応する)および5 NAWF + 600 D
D(これは落葉の15日前に対応する)において適用した。結果を以下の表5に示す
【0042】
【表5】
【0043】 上記の表5のデータから明らかなように、DFP適用のタイミングは、収量に関
して適用割合よりも劇的な効果を有した。0.01および0.02 1b. ai/Aの割合は、0
.80 1b ai/Aの割合と比較して各タイミングで収量に関する負の効果がより少な
い傾向にあった。5 NAWFでの適用は、未処理の試験と比較して5%レベルで収量
を有意に低減した。驚くべきことに、667 DDのタイミングでの全ての処理は、収
量を増大させる傾向にあった。0.01および0.02 1b. ai/Aの割合は、かろうじて5
%レベルで有意に収量を増大させた。0.02 1b. ai/Aの割合でのDFP適用は、10%
レベルで有意に収量を増大させた。0.080 1b. ai/Aの適用割合のみが300 DDの適
用タイミングで収量を有意に低減させた。
【0044】 5 NAWFでストレスを受けていないワタに適用した場合、成熟した莢の保持率は
DFPの割合を増大するほど増大する傾向にあった。DFPの適用は、より後のタイミ
ングで適用した場合には成熟した莢の保持率に何の影響も与えなかった。DFPの
適用により、評価した全ての割合およびタイミングでワタからつぼみおよび花が
落ちた。600 DDのタイミングでは、実質的に全ての未熟なつぼみが落ち、開花が
終結した。従って、この時間での収量の増大は、おそらくは植物による炭水化物
利用効率の改善に起因するものである。300 DDまたは600 DDのタイミングでの種
子の発芽または品質に関する負の効果は全く観察されなかった。しかしながら、
種子の発芽および品質に関して負の効果を引き起こす傾向が5 NAWFでのDFP処理
で観察された。従って、ワタにおける最も実用的な適用のタイミングは、5 NAWF
段階後であると考えられる。
【0045】実施例6 実施例5を別の試験場所で繰り返した。結果を以下の表6に示す。
【表6】
【0046】実施例7 DFPを2つの異なる成長段階にあるワタにおいて、0.01および0.02 1b ai/Aで適
用した:品種Stoneville 474における5 NAWFおよび5 NAWF + 350 HU(ヒートユニ
ット(Heat Unit)。結果を以下の表7Aおよび7Bに示す。
【0047】
【表7】
【0048】 上記のデータは、5 NAWF段階での適用により昆虫個体数を低減させるほど十分
なつぼみが落ちず、またワタに直径1インチより大きいかなり多くの莢を落とさ
せたことを示す。しかしながら5 NAWF + 350 HUの第2のタイミングでは、DFPを0
.02 1b ai/Aで処理した調査区は、未処理の試験と比較してメキシコワタノミゾ
ウムシによって穴をあけられたつぼみ(58%)およびミドリメクラガメ(tarnished
plant bug)の若虫(32%)の有意な低減を示した。後のこのタイミングでは、つ
ぼみが落ちることは全く観察されなかった。従ってこれらの結果は、0.02 1b ai
/AでのDFPはワタ植物終結の助けとなるものとして大いなる潜在性を有すること
を示す。
【0049】実施例8 DFP処理を、商業的に葉タバコの畑においてタバコ植物に適用した。植物を同
じ日にトッピングし、スプレーした。約5〜10%のタバコ植物は、適用時には芽
の段階にあった。処理を中空の円錐型ノズルを備えた手で持てる噴霧器を用いて
処理した。スプレー容量は、植物当たり33mlまたは1エーカー当たりおよそ50ガ
ロンであった。各処理を3つのタバコ植物に適用し、各植物を反復して検討した
。植物を、処理後のある週数(WAT)で測定することで、種々の間隔で調査した
。1つの処理方法である3.0 1bs. ai/Aで適用された市販の標準的Royal MH-30(マ
レイン酸ヒドラジド)は、次の日まで適用することができなかった。この適用の
遅れのために該処理は未処理の試験と有意な差はなく、以下の表8A〜8Cにおけ
る結果に含まれていない。
【0050】
【表8】
【0051】 上記のデータは、DFPにより葉の萎縮によって明示される典型的なオーキシン
蓄積(表8Aを参照されたい)という未熟な葉における幾つかの損傷の症状が生じ
たことを示す。さらに、望ましくないことにこれらの葉は季節の後期まで青々(g
reener)としていた。しかしながら、この損傷は収穫時において上位5つの葉の最
終的な長さを低減するものではなかったが(表8Cを参照されたい)、わずかに長
さが低減する傾向にあった。成熟した葉は、損傷の症状を示さなかった。DFPは
、適用後6週間で効果的な最も高い割合の0.06 1bs ai/Aでは、植物当たりの吸根
の数を低減した。より低い割合のDFPは、より短期間で効果的であった。DFPの阻
害活性が終われば、吸根の数は急速に元に戻った。DFPと1.0ポンドの割合のマレ
イン酸ヒドラジドとの組合せは、DFP単独と有意な差はなかった。6WATでは、全
ての処理が植物当たりの吸根および平均吸根重量を低減した(表8Cを参照された
い)。0.6 1bs ai/AでのDFPは、植物当たりの全吸根重量、平均吸根重量および吸
根の平均的長さを低減するには最も効果的な処理であった。
【0052】 本発明を、現時点で最も実用的で好ましい実施形態と考えられるものに関連し
て説明してきたが、一方で本発明は開示した実施形態には限定されないが、これ
に反して、本発明には、添付の特許請求の範囲内に含まれる種々の改変および等
価な脚色が包含されることが理解されるべきである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年2月20日(2002.2.20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ホルト,トーマス,ジェイ. アメリカ合衆国 27540 ノースカロライ ナ州 ホーリー スプリングス,サンセッ ト フェアウェイズ ドライブ 5045 (72)発明者 サラヴィッツ,デヴィッド,エム. アメリカ合衆国 27513 ノースカロライ ナ州 キャリー,ダッチェス ドライブ 2060 (72)発明者 エヴァンス,リサ,エス. アメリカ合衆国 38701 ミシシッピー州 グリーンヴィル,ベイユー ロード 144 (72)発明者 エヴァンス,リチャード,アール. アメリカ合衆国 38701 ミシシッピー州 グリーンヴィル,ベイユー ロード 144 Fターム(参考) 2B022 AB15 AB20 EA01 4H011 AB03 BA01 BB14 DA02 DA13 DA15 DA16 DD04

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物の生殖成長を晩期に終結させる方法であって、植物の開
    花のピーク後に、継続的な植物の生殖成長を終結させるのに十分な量のセミカル
    バゾン植物成長調節因子を植物の圃場に適用することを含む前記方法。
  2. 【請求項2】 植物が無限型の成長パターンを有する植物である、請求項1
    に記載の方法。
  3. 【請求項3】 セミカルバゾン植物成長調節因子を、適用時に存在する植物
    の成熟生殖成長に実質的に影響を及ぼすことなく、継続的な生殖成長を終結させ
    るのに十分な量適用する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 植物がアオイ科またはマメ科の植物である、請求項1〜3の
    いずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 植物がワタ、オクラまたはラッカセイ植物である、請求項4
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 セミカルバゾンがジフルフェンゾピルである、請求項1〜5
    のいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 ジフルフェンゾピルの適用率が1エーカー当たり約0.0001〜
    約0.09ポンドである、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 適用率が1エーカー当たり約0.003〜約0.03ポンドである、請
    求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 セミカルバゾンを少なくとも1種の補助剤と一緒に適用する
    、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 セミカルバゾンを液体または固体微粒子の形態で適用する
    、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 植物がワタであり、セミカルバゾンを白花の上に3つの節
    がある段階でワタ植物に適用する、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法
  12. 【請求項12】 セミカルバゾンがジフルフェンゾピルである、請求項11
    に記載の方法。
  13. 【請求項13】 植物がタバコ(Nicotiana tabacum L)である、請求項1〜
    4または請求項6〜10のいずれか1項に記載の方法。
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