JP2003516232A - 調整可能なピペット - Google Patents

調整可能なピペット

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JP2003516232A
JP2003516232A JP2001543999A JP2001543999A JP2003516232A JP 2003516232 A JP2003516232 A JP 2003516232A JP 2001543999 A JP2001543999 A JP 2001543999A JP 2001543999 A JP2001543999 A JP 2001543999A JP 2003516232 A JP2003516232 A JP 2003516232A
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ウォーレン イー ギルソン
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ウォーレン イー ギルソン
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/02Burettes; Pipettes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B01L3/0217Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids of the plunger pump type
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 調整可能なピペット(10)であって、本体(12)に収容されたプランジャ組立体(14)に含まれる親指ボタン(22)が、試料を吸引する比較的短いストロークと試料を排出する比較的長いストロークとを交互にして軸線方向に動かされる。プランジャシャフト(48)に支持されているストッパピン(52)は案内スリーブ(32)の案内溝(108)に受入れられて、溝(108)は軸線方向と円周方向との双方に間隔を隔ててなる2つの下側ストッパ(104,106)を形成していて、これらのそれぞれが吸引ストロークと排出ストロークとに用いられる。親指ボタン(22)はオフセットした突出部(112,114)を含んでいて、ユーザが押圧すると、これらのために、プランジャシャフト(48)に回転トルクが作用する。吸引ストロークのためにはユーザが一方の突出部(112)を押すと、プランジャシャフト(48)は一方の方向へ回転して、ストッパピン(52)は上位にある下側ストッパ(104)に整列されて比較的短い吸引ストロークになるが、ユーザが排出ストロークのためには他方の突出部(114)を押すと、プランジャシャフト(48)は他方の方向へ回転して、ストッパピン(52)は下位にある下側ストッパ(106)に整列されて比較的長い排出ストロークになる。ユーザは本体の窓(116)によって、下側ストッパの選択機構の働きを見て理解できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はピペットに関し、特に、試料の吸引と排出との異なった長さのストロ
ークのための改良したストッパ装置を有してなる、調整可能なピペットに関する
【0002】
【従来の技術】
ピペットは正確に計量された体積の液体試料を移動させるために使用される。
最初に吸引ストロークだけ、ピストン組立体をピペット本体の内部に下げるよう
に動かしてから、次にこれを上昇させて、使い捨ての先端部などの試料受入れ領
域に試料を吸引ないし吸い入れる。それから、ピストン組立体を排出ストローク
だけ再び下げるように動かして、試料受入れ領域から試料を排出する。排出スト
ローク中における下方向へのピストンの行程は、吸引ストローク中の行程に比べ
て長いことが望ましく、それによる過剰な行程によって試料のすべてが確実に排
出される。
【0003】 米国特許第3,827,305号は、多くの点で従来技術の代表的なピペット
を開示している。ピストンはメインバネによって上方向に付勢され、ユーザはか
かるバネ力に抗してピストンを下方へ動かす。下側ストッパは正常位置になるよ
うに過剰行程バネによって付勢されていて、この位置にあるストッパは、吸入吸
引ストローク中におけるピストンの下方向への行程を制限する。放出ないし排出
ストロークに際しては、ユーザがメインバネと過剰行程バネとの力に抗するよう
にして、ピストンを過剰行程にまで押し下げると、下側ストッパは正常位置から
下がるように動く。
【0004】 この公知の下側ストッパの装置は熟練と体力を必要とする。ユーザは、吸引ス
トローク中には、下側ストッパまで完全に下げるようにピストンを動かして、試
料の全量が確実に吸引されるようにしなければならない。ところが、ユーザは、
ピストンが下側ストッパと最初に接触したならば、これを越えてピストン動かし
てはならず、さもなくば吸引される試料の量が過大になる。従って、ユーザは、
吸引ストロークの下方向への適切な限界を、触感で感知しなければならない。
【0005】 代表的には、過剰行程バネは、メインバネに比べて強い。過剰行程バネの剛性
が高いことは、吸引ストローク中に下側ストッパを動かすことなく、ピストンが
下側ストッパに接触したことをユーザが感知できる助けとなる。過剰行程バネが
下側シールに力を加える補助機能を果たすようなピペットにおいては、剛性の高
いバネはシール効果を高める。強力な過剰行程バネを用いることは、排出ストロ
ーク中に過剰行程バネの力に抗して下側ストッパを動かすために、ユーザが比較
的大きな力を加えることを必要とする。
【0006】 米国特許第3,506,164号、第3,766,784号、及び、第4,4
35,989号に開示されているピペットは、ピストンの動きに応じて回転可能
である部材を備えてなる割出し機構を有していて、下側ストッパと間隔を隔てた
下方向への動きを交互に制限して、比較的短い吸引ストロークと比較的長い排出
ストロークとをそれぞれ達成する。交互の動作は自動的になっていて、ユーザは
ただ単に繰返してピストンを軸線方向に操作するだけで良い。これらの装置は、
過剰行程のためにユーザが強いバネ力に抗する必要性を解消するけれども、かか
る装置は複雑で、高価で、故障しやすい。さらに、内部機構が自動的に吸引スト
ロークと排出ストロークとのいずれかを交互に選択するので、不注意でストロー
クが入れ替ってしまって、結果的にエラーを生じることがある。
【0007】 米国特許第4,117,728号が開示しているピペットは、協働するプラン
ジャとケーシングの肩部手段とを備えていて、ピペットのプランジャとケーシン
グとの相対的な動きを調整して、異なる液体を連続的に個別に吸引し、液体を混
合し、混合した液体を排出することができる。このピペットは、吸引ストローク
に比べて本質的に長い排出ストロークを達するような機構を提供するものではな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の主たる目的は、試料の吸引と排出との異なった長さのストロークのた
めの改良した下側ストッパ装置を有してなる、調整可能なピペット提供すること
である。本発明の他の目的は、オペレータの熟練や体力を必要としないで、大き
い長さの排出ストロークが得られるようなピペットを提供すること、プランジャ
の異なった吸引ストロークと排出ストロークとに対応した交互の位置になるよう
に、プランジャ組立体を容易に回転させられるように親指ボタンを形成してなる
ピペットを提供すること、吸引ストロークか排出ストロークかのいずれかを提供
する機構をユーザに見えるようにしたピペットを提供すること、吸引ストローク
と排出ストロークとの双方の終端における確動的で堅いストッパを備えているよ
うなピペットを提供すること、吸引及び排出の操作を行なうときに、ユーザが重
たいバネを圧縮したり複数のバネを圧縮したりする必要性を解消できるようなピ
ペットを提供すること、ユーザの親指の単一の繰返し動作を避けられるようなピ
ペットを提供すること、及び、公知の調整可能なピペットの不都合を解消できる
改良されたピペットを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
簡潔に言えば、本発明によれば、液体試料を吸引及び排出するためのピペット
が提供される。ピペットは、長手方向の軸線を有する細長い本体であって、上側
ハンドル部分と下側部分とを有するような本体を含む。本体は下側部分と連通し
てなる円筒部を形成する。プランジャ組立体は、本体の内部において軸線方向に
移動可能になっていて、液体試料を吸引するためには下側部分から遠ざかるよう
に、液体試料を排出するためには下側部分に向かうように、シリンダ中を軸線方
向に移動可能になっているピストンを含む。上側ストッパはプランジャ組立体と
係合して上側位置を定める。第1及び第2の下側ストッパは、プランジャ組立体
と係合してピストン組立体の第1及び第2の別個の下側位置を定める。第1及び
第2の下側ストッパは、軸線に対して軸線方向及び円周方向に間隔を隔てている
。戻りバネは、本体とプランジャ組立体との間に結合されていて、上側位置に向
かう上方向にプランジャを付勢する。プランジャ組立体は軸線方向に延びた操作
シャフトを含んでいて、下側位置のうちの一方へ向けて下方向にプランジャ組立
体を動かす。プランジャ組立体は、半径方向に延在して回転可能に取付けられて
なる下側ストッパ係合部分を含んでいて、ストッパ係合部分は第1の下側ストッ
パと係合するための第1の方向に回転可能になっていて、プランジャ組立体の比
較的短い吸引ストロークを定めると共に、ストッパ係合部分は第2の下側ストッ
パと係合するための第2の方向に回転可能になっていて、プランジャ組立体の比
較的長い排出ストロークを定める。 本発明の上述の及び他の目的ならびに利点に関しては、添付図面に示している
本発明の好ましい実施形態についての以下の詳細な説明から理解できるだろう。
【0010】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照すると、本発明の原理に従って構成された調整可能なピペット
は、その全体を符号10にて示されている。一般に、ピペット10は、細長い本
体12と、本体の内部を軸線方向に動くことができるプランジャ組立体14と、
を含んでいる。本体12は、上側ハンドル部分16と下側本体部分18とを含む
。プランジャ組立体14は、プランジャバネ20(図5及び図7参照)によって
上方向へ付勢されていて、親指ボタン22によって下方向へ動かされる。取外し
可能な使い捨ての先端部24(図4参照)は、摩擦力によって下側本体部分18
に支持される。ユーザは、プランジャ組立体14を第1の下側ストップ位置に押
し下げてから、液体試料材料の容器中に先端部24を配置する。次に、ユーザは
、バネ20によってプランジャ組立体14を上昇させて、液体試料を先端部24
に吸引させる。次に、ユーザは再びプランジャ組立体14を押し下げるが、この
時には、第1のストップ位置に比べてより下側の第2のストップ位置にまで押し
下げる。これにより液体試料は排出されるが、このとき第2のストップ位置は第
1のストップ位置に比べて下方にあるので、排出ストロークは吸引ストロークに
比べて長くなる。結果としての過剰な行程は、試料の排出に続いて空気を噴射さ
せて、試料が完全に排出させることを保証する。使用後には、通常、先端部24
を取外して、新たな先端部24に交換する。
【0011】 ハンドル部分16は、ユーザの手の中にぴったりおさまるように形成されてい
る。ハンドル部分16の上部の前面から前方に、リップ26が延在している。リ
ップ26は、ユーザの人差し指を取囲むような、下向きの傾斜面28を含む。ユ
ーザが親指ボタン22を押すときに、リップ26はユーザの人差し指に反力を加
える。下向きの傾斜面28は、ユーザがピペット10を保持して扱うのを容易に
すると共に、ピペットを指に吊下させて保持できるようにする。
【0012】 下側本体部分18は、ナット30によって、ハンドル部分16の下側端部に取
付けられる。ナット30によって、案内スリーブ32はハンドル部分16の内部
に保持される。スリーブ32の肩部34は、シール荷重バネ36の上側端部と係
合する。バネ36の下側端部は、下側本体部分18の内部に摺動可能に支持され
てなる、シリンダスリーブ38と当接している。シリンダスリーブ38の下側端
部は、Oリングシール42とフランジ状のシール支持ワッシャ44とを含んでな
る、シール組立体40に係合する。Oリングシールには、バネ36が与える一定
のバネ力が加えられて、下側本体部分18の円錐形の壁部分46に当接するので
、下側本体部分18の内部に気密のシールを提供する。
【0013】 プランジャ組立体14は、プランジャシャフト48を含んでいて、その上側端
部はハンドル部分16の上へ突出している。プランジャシャフト48の上端には
、止めネジ50(図4参照)によって、親指ボタン22が固定される。横断ピン
52は、プランジャシャフト48の下側端部に挿着されて、放射方向に延在する
ストッパ係合部材として働く。プランジャシャフト48の下端はスペーサシャフ
ト54の上端に係合し、スペーサシャフト54の下端はプランジャピストン56
に取付けられて、このピストンはシリンダスリーブ38の中を軸線方向に摺動可
能になっている。シリンダ38中のピストン56が上方向に動くと、先端部24
の内部の圧力が減少する。減少した圧力を用いて、液体試料が吸引される。シリ
ンダ38中のピストン56が下方向に動くと、先端部24の内部の圧力が増加す
る。増加した圧力を用いて、液体試料が排出される。
【0014】 試料の量を調整可能にするために軸線方向に位置決めされる上側ストッパ部材
58は、ネジ付シャフト部分60を含んでいて、固定されたネジ付本体ナット部
分62に螺入される。プランジャ組立体14の上方向への動きは、プランジャシ
ャフト48の上向きの肩部48A(図6参照)がストッパ部材58に形成されて
いるストッパ面63(図4参照)に当接することによって、制限される。図4及
び図7においては、上側ストッパ部材58をその最も上側の位置にて示している
。この位置においては、最大の量の液体試料が吸引される。上側ストッパ部材5
8を下方向へ動かすことで、より少ない量の調整量を選択できる。
【0015】 試料の量を調整するカラー64は、ハンドル部分16の上に、刻み付フランジ
66を含んでいる。カラー64のスリーブ部分68は、ハンドル部分16の上端
に受入れられて、キーによって上側ストッパ部材58の頭部部分70に対して軸
線方向に摺動し、同時に回転するように取付けられている。頭部部分70は、プ
ランジャシャフト48を摺動可能に支持するための、軸受72を含んでいる。ス
リーブ部分68はわずかにテーパを有していて、図示の最も下の位置においては
、ハンドル16の内部の固定位置に楔止めされてロックされる。試料の量を変更
するには、ユーザは、フランジ66を軸線方向に持上げて、カラー64が回転で
きるように解放する。次に、ユーザはフランジ66をまわして、カラー64を回
転させる。カラー64が上側ストッパ部材58にキー止めされているために、ス
トッパ部材58も回転する。ネジ付シャフト60はナット62に噛合しつつ回転
して、上側ストッパ部材が軸線方向に動いて、所望の試料の量を定めるように位
置決めされる。ロック調整カラー64の構造及び動作についてのさらに詳しい説
明は、米国特許第5,650,124号に開示されており、ここで参照によって
引用する。
【0016】 表示装置72は、ユーザに選択した試料の量の指標を提供する。表示装置には
数値表示74が付された3つのリングが含まれていていて、それは、1の位のリ
ング76と、10の位のリング78と、100の位のリング80とである。ハン
ドル部分16に設けられた窓82を通して表示74を見る。1の位のリング74
は、上側ストッパ部材58と共に回転するようにキー止めされていて、リング7
6と78と80とは駆動組立体84によって相互に結合されており、試料の量の
指標が窓82に提示される。
【0017】 符号86にて全体を示している先端部取外し機構は、毎回の試料移動動作の後
に、使い捨ての先端部24を取外すために使用される。機構86は、下側本体部
分18上を軸線方向に動くように取付けられてなる、下側取外し部材88を含ん
でいる。ネジ付シャフト90は、取外し部材88の上部を、本体12のハンドル
部分16の内部に取付けられてなる、軸線方向に可動な略U字形の駆動部材92
に結合する。下側スリーブ93は、少なくとも部分的に下側本体部分18の下側
部分を取巻いていて、本体に取付けられた先端部24の上側縁部に隣接している
(図4参照)。駆動部材92は間隔を隔てたアーム94と96とを有していて、
これらはハンドル部分16の上端の近くの間隔を隔てた位置に終端している。ハ
ンドル部分16のリップ26にはピボットピン98が支持されていて、これによ
って支持されている操作レバー100は、一対の同じようなボタン部分102を
ピボットピン98の両側に配置されて含んでいる。アーム94と96との上側部
分は、ピボットピン98の両側にて、レバー100の下側に当接している。
【0018】 先端部24を下側本体部分18から取外すためには、ユーザはボタン部分10
2のうちの一方を押圧する。レバー100がピボットしていずれかのアーム94
又は96を押すと、駆動部材92を軸線方向の下向きに押し動かす。駆動部材9
2は次に取外し部材88を下方へ押し動かして、スリーブ93の下側縁部が先端
部24の上側縁部と係合して、先端部を下側本体部分18との摩擦係合から押し
外す。摩擦的な保持力が突然解放されるために、先端部28は本体26からすば
やく離脱する。アクチュエータロッドの端部に取付けられたボタンを軸線方向に
ユーザが押圧するような機構に比べて、レバー100は機械的な利点を提供する
。得られる取外し力が大きくなるということは、特に先端部24が所定位置にし
っかりと摩擦保持されているときに有利である。
【0019】 ハンドルの軸線の両側にボタン部分102を配置しているので、ユーザは容易
かつ自然に、親指で先端部を取外す力を加えることができる。レバー100には
2つのボタン部分102が含まれているので、ユーザはレバー100のいずれか
の側のボタン部分102を押すことで、取外し機構86を操作することができる
。この装置は、右利きのユーザにも左利きのユーザにも適応すると共に、ユーザ
はより使い勝手の良い側を選択でき、また、疲労を減らすように先端部の取外し
動作を変更できる。本発明を理解するために役立つ先端部取外し機構86のさら
に詳細については、1999年8月12日に出願された係属中の米国特許出願第
09/373,488号に開示されているので、同出願をここで参照によって取
入れる。
【0020】 本発明によれば、案内スリーブ32は、互いに軸線方向と円周方向との双方に
間隔を隔ててなる、第1の下側プランジャストッパ104と第2の下側プランジ
ャストッパ106とを含む。より詳しくは、案内スリーブ32の壁には一対の同
一の案内溝108が設けられる。溝108は、ピペット10及びプランジャ組立
体14の中心長手軸線に対して対称的になっている。それぞれの溝108は、案
内溝108の底部の階段状の位置に、ストッパ104と106とを形成している
。ストッパ104は、ストッパ106よりも上方の側部に配置される。
【0021】 ストッパ係合ピン52は、プランジャシャフト48の両側から延在していて、
案内溝108の双方に受入れられる。プランジャシャフト48とピン52とを含
んでなるプランジャ組立体14が下方向へ動くとき、その下方向への動きは、ピ
ン52が上側のストッパ104又は下側のストッパ106のいずれかに係合する
ことによって制限される。プランジャシャフト48はその軸線を中心として回転
することができるが、その回転の範囲は、ピン52が溝108の側壁110に係
合することによって制限される。結果的に、ピン52は常に、上側ストッパ10
4又は下側ストッパ106のいずれかに整列される。上側ストッパ104は、液
体試料を先端部24に吸引するための比較的短い軸線ストロークを提供するため
に用いられ、下側ストッパ106は、液体試料を先端部24から排出するための
比較的長い軸線ストロークを提供するために用いられる。
【0022】 親指ボタン22は特別な丸形以外の形状になっていて、ユーザが容易かつ確実
に、プランジャ組立体14の吸引ストローク又は排出ストロークのいずれかを選
択できるようになっている。ボタン22は、プランジャ組立体14の軸線を含む
前方から後方への平面に対して対称的になっていて、一対の同様な突出部112
と114とを、プランジャシャフト48及びプランジャ組立体の軸線の両側に配
置されて含んでいる。突出部112と114とは、それぞれ吸引ストロークと排
出ストロークとに際して、ユーザが押し下げる。突出部112及び114とプラ
ンジャシャフトの軸線との間の半径距離によって、親指ボタン22が押圧された
ときに軸線のまわりにトルクが生じる。その結果、ユーザがいずれかの突出部1
12又は114を押し下げてプランジャ組立体14を下方向へ動かすときには、
ユーザの親指はこれと同じく同時的に、プランジャ組立体に回転力を加えること
になる。突出部112及び114には、吸引を示す“ASP”と排出を示す“D
IS”との表示が設けられていて、ユーザが吸引と排出とのいずれかのストロー
クを選択する助けとなる。
【0023】 突出部112を押したときには、プランジャ組立体14には時計まわりのモー
メントが加えられて、ストッパ係合ピン52は上位にある下側ストッパ104に
整列される。その結果、ボタン22を押し下げると、ピン52がストッパ104
に係合して、吸引のための比較的短い軸線ストロークの長さが提供される。これ
とは逆に、突出部114を押したときには、プランジャ組立体14には反時計ま
わりのモーメントが加えられて、ストッパ係合ピン52は下位にある下側ストッ
パ106に整列される。その結果、ボタン22を押し下げると、ピン52がスト
ッパ106に係合して、排出のための比較的長い軸線ストロークの長さが提供さ
れる。ユーザが意図するストロークを選択するのをさらに援助するために、ハン
ドル部分16に窓116を設けて、ピン52といずれかの案内溝108とが見え
るようにしても良い。これによって、ユーザは、吸引ストロークと排出ストロー
クとを切替えるための機構の性質と作用とをすぐに理解できる。
【0024】 突出部112と114との上には表示が設けられているので、窓116を備え
ることと加えて、吸引ストロークと排出ストロークとを行なうピペット10の動
作はユーザにとって明らかになって容易に理解される。従って、訓練や高いレベ
ルのユーザ技能の必要性は低減する。ストッパ104と106とは、吸引ストロ
ークと排出ストロークとについての堅くて確動的な容易に感知できる限界を提供
するので、ユーザは、異なったバネ力によって提供されるような微妙な限界を感
知する必要がない。ユーザは排出ストローク中に比較的強いバネ力に抗する必要
がなくなるので、ユーザの疲労を低減できると共に、ピペット10の操作を非常
に滑らかにすることができる。さらに、プランジャを軸線方向に動かしたときに
シールバネ36が圧縮されることが無いので、バネはシール効果を最適にするよ
うに設計できて、シール42が過剰に圧縮される傾向は無い。ユーザの親指の動
作と位置とが吸引ストロークと排出ストロークとで異なっているという事実によ
っても疲労を低減することができる。
【0025】 本発明について図示の実施形態の詳細を参照しつつ説明したけれども、これら
の詳細は特許請求の範囲に記載した発明の範囲を制限するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の実施形態によるピペットを示した斜視図である。
【図2】 図2は、図1のピペットの正面図である。
【図3】 図3は、図1のピペットの上面図である。
【図4】 図4は、図2の4−4線に沿った、ピペットの断面図である。
【図5】 図5は、ピペットの構成要素を示した分解正面図である。
【図6】 図6は、ピペットの操作シャフトと案内スリーブとを示した分解斜視図である
【図7】 図7は、ピペットの一部分を示した拡大図であって、図4の一部に対応してい
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),AE,A L,AM,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY ,CA,CN,CR,CU,CZ,DM,EE,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,S D,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT ,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW 【要約の続き】 4)を押すと、プランジャシャフト(48)は他方の方 向へ回転して、ストッパピン(52)は下位にある下側 ストッパ(106)に整列されて比較的長い排出ストロ ークになる。ユーザは本体の窓(116)によって、下 側ストッパの選択機構の働きを見て理解できる。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体試料を吸引及び排出するためのピペットであって、前記
    ピペットが、 長手方向の軸線を有する細長い本体であって、前記本体は上側ハンドル部分と
    下側部分とを有し、前記下側部分と連通してなる円筒部を形成しているような前
    記本体と、 前記本体の内部において軸線方向に移動可能なプランジャ組立体と、 前記プランジャ組立体に含まれるピストンであって、液体試料を吸引するため
    には前記下側部分から遠ざかるように、液体試料を排出するためには前記下側部
    分に向かうように、前記シリンダ中を軸線方向に移動可能になっているような上
    記ピストンと、 前記プランジャ組立体と係合可能であって上側位置を定めるような上側ストッ
    パと、 前記プランジャ組立体と係合可能であり前記ピストン組立体の第1及び第2の
    別個の下側位置を定めるような第1及び第2の下側ストッパであって、前記軸線
    に対して軸線方向及び円周方向に間隔を隔ててなる前記第1及び第2の下側スト
    ッパと、 前記本体と前記プランジャ組立体との間に結合されてなる戻りバネであって、
    前記上側位置に向かう上方向に前記プランジャを付勢するような上記戻りバネと
    、 前記プランジャ組立体に含まれている軸線方向に延びた操作シャフトであって
    、前記下側位置のうちの一方へ向けて下方向に前記プランジャ組立体を動かすた
    めの上記操作シャフトと、 前記プランジャ組立体に含まれる半径方向に延在して回転可能に取付けられて
    なるストッパ係合部分であって、前記ストッパ係合部分は前記第1の下側ストッ
    パと係合するための第1の方向に回転可能になっていて、前記プランジャ組立体
    の比較的短い吸引ストロークを定めると共に、前記ストッパ係合部分は前記第2
    の下側ストッパと係合するための第2の方向に回転可能になっていて、前記プラ
    ンジャ組立体の比較的長い排出ストロークを定めるような上記ストッパ係合部分
    と、 を備えていることを特徴とするピペット。
  2. 【請求項2】 前記ストッパ係合部分は前記シャフトから半径方向に延在し
    ていて、前記シャフトは前記本体に対して軸線方向と回転方向との双方に動くよ
    うに取付けられていることを特徴とする請求項1に記載のピペット。
  3. 【請求項3】 前記シャフトは前記ハンドル部分から前記本体の外部へ上方
    向に延在していて、前記シャフトの端部には親指ボタンが取付けられていて、前
    記シャフトを軸線方向に動かすと共に、前記シャフトを前記第1及び第2の方向
    に回転させることを特徴とする請求項2に記載のピペット。
  4. 【請求項4】 前記ボタンは円形ではない形状であり、前記軸線の両側部に
    配置されてなる第1及び第2の突出部を含んでいて、前記シャフトの回転方向を
    選択することを特徴とする請求項3に記載のピペット。
  5. 【請求項5】 前記本体に取付けられて前記シャフトを取囲むようなスリー
    ブをさらに備え、前記スリーブの溝が前記ストッパ係合部分を受入れて拘束し、
    前記溝は前記第1及び第2の下側ストッパを形成する階段状の底部を有している
    ことを特徴とする請求項2に記載のピペット。
  6. 【請求項6】 前記細長い本体は、前記階段状の底部と前記ストッパ係合部
    分とを露出させる窓を含んでいることを特徴とする請求項5に記載のピペット。
  7. 【請求項7】 前記プランジャ組立体は一対の前記ストッパ係合部分を前記
    軸線を中心として対称的に含んでいて、前記スリーブは一対の前記溝を前記軸線
    を中心として対称的に含んでいることを特徴とする請求項5に記載のピペット。
  8. 【請求項8】 前記本体に支持されて前記上側ストッパを形成する上側部材
    をさらに備え、前記上側部材は前記上側ストッパを動かすように軸線方向に調整
    可能になっていて、前記吸引ストロークと前記排出ストロークとの双方を同時に
    変化させることを特徴とする請求項1に記載のピペット。
  9. 【請求項9】 前記上側部材は前記本体に螺入していて、前記上側部材に結
    合されて前記ハンドル部分の上部に回転可能に取付けられてなる調整部材を備え
    ていることを特徴とする請求項8に記載のピペット。
  10. 【請求項10】 前記本体の前記下側部分を前記ハンドル部分の下端に取付
    けるために、ナットと、前記下側部分の内部のシール部材と、前記シール部材に
    圧縮シール力を作用させるための、前記ハンドル部分と前記シール部材との間に
    圧縮されている補助バネと、を用いていることを特徴とする請求項1に記載のピ
    ペット。
  11. 【請求項11】 前記ハンドル部分は、前記下側部分から取外し可能な試料
    を含む先端部を取外すための、先端部取外し手段を支持していることを特徴とす
    る請求項1に記載のピペット。
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