JP2003514987A - 鉱石からの金属の回収 - Google Patents

鉱石からの金属の回収

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Abstract

(57)【要約】 金属含有鉱石から金属を回収するためのバイオ浸出方法を提供する。金属含有鉱石を、イオウの酸化に対して選択性である微生物との接触に供する。イオウ含有化合物を、鉱石との接触前、接触中または接触後の上記微生物と混合して硫酸を系統的に生成させ、鉱石から金属を浸出させる。鉱石は、スラリー、積層体、バット内の装填物の形態にあり、鉱石中の金属を溶解させ且つ金属リッチ浸出液と鉱石残渣を生成させるのに十分な時間バイオ浸出させる。その後、金属を金属リッチ浸出液から抽出させることができる。金属含有鉱石は、卑金属類、貴金属類、または白金族金属類を含有し得る。金属リッチ浸出液の生成時に、鉱石残渣をさらに処理して存在し得る貴金属類または白金族金属類を回収できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、バイオ浸出による鉱石からの金属回収方法に関する。第1の局面に
おいては、本発明は、新規なバイオ浸出によるニッケル、コバルト、亜鉛および
銅のような金属の回収方法に関する。もう1つの局面においては、本発明は、本
発明の第1の局面に従ってバイオ浸出処理に供した鉱石からの貴金属類および/
または白金族金属類の回収も包含する。
【0002】 (背景技術) ニッケル、コバルト、亜鉛、銅等の価値ある卑金属類は、鉱石全体に亘って分
布している。一般に、これら卑金属の1種以上が鉱石中に存在し得、それらは、
酸化物、硫化物、混合形態または他の形態であり得る。さらに、多くの場合、貴
金属類および/または白金族金属類も上記の卑金属類と一緒に存在することも見
出されている。従って、卑金属類のみならず貴金属類および/または白金族金属
類も簡単な経済的方法によって回収することが望ましい。 卑金属類を回収する多くの公知方法が存在する。それら方法の多くは、高資本
コストを必要とし、環境的にも望ましいものではない。例えば、これら卑金属類
を回収する1つの方法は、硫酸を使用して鉱石から金属を浸出させる湿式精錬に
よる。このタイプの方法に伴う問題は、費用高な硫酸プラントの設置と操作を必
要とすることである。 これらタイプの金属の回収におけるもう1つの問題は、混合鉱石(鉱石が酸化
物および硫化物形態である鉱石)からの亜鉛の回収に伴う問題によって例証され
る。硫酸を使用しての亜鉛の回収は、酸化亜鉛を有効に浸出させるのに極めて大
量の酸を必要とする。さらに、硫化亜鉛の浸出は、圧力下での浸出処理を一般に
必要とする。
【0003】 これら金属を回収する別の方法は、浮選法による。しかしながら、鉱石が混合
鉱石である場合、浮選法が一般に有効でないことは公知である。 さらに別の方法は、カナダ特許出願第2,065,491号に記載されている。この出
願においては、ニッケル含有鉱石中のニッケルが、バイオ浸出法によって回収可
能である。このバイオ浸出法は、バイオ浸出溶液が積層体(heap)中を重力により
滴り落ちる積層体浸出処理によって実施できる。 さらに別の同様な方法は、米国特許第5,626,648号に記載されている。この米
国特許は、ラテライト系鉱石およびニッケル含有硫化物系物質からのニッケルの
バイオ浸出回収方法を教示している。鉱石がニッケル含有ラテライト系鉱石であ
る場合、この米国特許は、ニッケルとの複合体を生成するのに誘導的である有機
酸を系統的に産生する微生物の使用を教示している。好ましい有機酸は、シュウ
酸、ピルビン酸、クエン酸、酒石酸、マロン酸および他の酸であると述べている
。鉱石がニッケル含有硫化物系物質である場合、この米国特許は、硫化物系鉱石
の浸出に対して選択性である生酸化性バクテリアの使用を教示している。 上記の各方法は満足できるものではあるが、これらの方法における1つの問題
は、これらの方法が浸出処理すべき鉱石の特定のタイプに特異性である点である
。本発明は、鉱石含有量にかかわらず、混合鉱石、並びに酸化物鉱石および硫化
物鉱石からの卑金属類の経済的で有効な回収方法を提供することによってこの問
題に対処する。しかも、上述の各方法は、貴金属類および/または白金族金属類
のさらなる回収を意図していない。
【0004】 (発明の概要) 本発明は、鉱石からの卑金属類の経済的な回収方法を提供する。一般に、卑金
属類は、ニッケル、コバルト、亜鉛および銅からなる群から選ばれる。また、本
発明は、貴金属類および/または白金族金属類の回収方法も提供する。貴金属類
は、銀および金からなる群から選ばれる。白金族金属類は、レニウム、オスミウ
ム、イリジウム、白金、テクネチウム、ルテニウム、ロジウム、パラジウムおよ
びこれらの混合物からなる群から選ばれる。 一般に、本発明の方法は、金属含有鉱石を、有効量の少なくとも1種のイオウ
を代謝するのに選択性である微生物(イオウ選択性微生物)と接触させて、上記鉱
石から卑金属類を浸出させるのに有効量の硫酸を系統的に産生させて卑金属リッ
チの浸出液と鉱石残渣を生成させる各工程を含む。イオウ含有化合物は、上記微
生物が上記鉱石との接触前、接触中または接触後に、上記微生物と混合される。
このイオウ含有化合物の添加は、浸出処理すべき鉱石の特定のタイプに依存する
硫酸の系統的産生量を調節するのを可能にする。 卑金属リッチ浸出液は、鉱石残渣から分離する。卑金属リッチ浸出液は、さら
に処理して卑金属類を回収できる。さらに、鉱石残渣は、浮選処理に供して貴金
属類および/または白金族金属類を濃縮できる。この濃縮物は、公知の方法で品
質向上させて高グレードの貴金属類および/または白金族金属類を生産できる。
【0005】 上記金属含有鉱石は、上記卑金属を、酸化物形態、硫化物形態、および/また
は混合形態(即ち、鉱石が酸化物形態および硫化物形態の双方を含有する形態)で
提供し得る。換言すれば、上記鉱石はニッケル、コバルト、亜鉛および銅の1種
以上を含有し、各々が、鉱石中に、実質的にすべてが酸化物形態、すべてが硫化
物形態、または酸化物形態と硫化物形態双方の混合物として存在し得る。上記金
属含有鉱石は、1種以上の貴金属類および/または白金族金属類も含有し得る。 上記イオウ含有化合物は、イオウ源を提供するのに適する任意の化合物であり
得る。従って、上記イオウ含有化合物は、限定するものではないが、元素イオウ
、硫化鉄、硫化ニッケル、硫化コバルト、硫化亜鉛および硫化銅を含み得る。 イオウを代謝させるのに適する微生物類としては、イオウを酸化して硫酸を産
生する微生物がある。酸化性微生物類は、鉱石および/またはイオウ含有化合物
中に存在するイオウを代謝(酸化)して硫酸を系統的に産生し、引続き、この硫酸
により、金属含有鉱石から金属を浸出させる。これらの有用な微生物類は、有機
酸(硫酸ではない)を産生させる米国特許第5,626,648号に記載されている微生物
とは区別される。本発明の1つの特徴によれば、上記系統的に産生された硫酸は
、鉱石を浸出処理するのに使用する唯一の硫酸であり、追加の硫酸は必要としな
い。
【0006】 本発明の1つの局面は、卑金属含有鉱石をバイオ浸出処理し、卑金属を使用可
能な形態で回収する方法を含む。1つの実施態様においては、本発明の方法は、
卑金属含有鉱石を有効量の少なくとも1種のイオウを代謝するのに選択性である
微生物と接触させ、イオウ含有化合物と上記微生物とを、微生物が上記鉱石と接
触する前、接触中または接触後に混合して上記鉱石から卑金属を浸出させるのに
有効量の硫酸を系統的に産生させることによる金属含有鉱石の積層体、バット(v
at)または撹拌バイオ浸出処理を含む。 本発明の1つの好ましい局面においては、上記金属含有鉱石を、頂部および底
部を有する積層体に成形する。上記イオウ選択性微生物は、金属含有鉱石の実質
的部分と緊密に接触せしめる。好ましくは、上記イオウ選択性微生物を含有する
溶液を、一定時間に亘って、積層体の隙間を頂部から底部へ重力により滴り落ち
らせる。 望ましくは、イオウ含有化合物を、上記溶液を積層体に施す前に上記イオウ選
択性微生物と混合するか、上記微生物を積層体に施す間に上記微生物と混合する
か、或いは積層体に上記微生物を施す前に上記鉱石と混合する。より好ましくは
、イオウ含有化合物を、上記イオウ選択性微生物および任意の他の諸成分と混合
して溶液を調製する。イオウ含有化合物は、上記イオウ選択性微生物と緊密に接
触して微生物がイオウを酸化させて硫酸を系統的に生成させる時点である限りは
、任意の時点で添加できるものと理解すべきである。
【0007】 上述の浸出処理から残存する鉱石残渣は、その後、さらに処理して、販売用に
適する形態で貴金属類および/または白金族金属類を得ることができる。例えば
、鉱石残渣は、積層体から分離し、浮選処理に適する粒度に粉砕し得る。その後
、粉砕した鉱石残渣は、鉱物浮選コレクターに供して貴金属類および/または白
金族金属類を濃縮させる。次いで、濃縮物を品質向上させて、販売用または精錬
用の適切に高グレードの貴金属類および/または白金族金属類を生産することが
できる。 本発明の1つの実施態様においては、本発明方法は、上述の方法に従う積層体
浸出処理および残渣からの溶液の分離を含む。溶液は、微生物で処理して硫化物
濃縮物を調製し、同時に、残渣は、粗めの浮選処理を行って粗めの濃縮物と付随
物を調製する。得られた硫化物濃縮物と粗めの濃縮物をクリーナー浮選処理にお
いて混合し、卑金属類および/または貴金属類を回収できる最終濃縮物を調製す
る。 本発明の利点は、硫酸プラントの規模を大きく縮減できることである。結果と
して、本発明方法の資本および操作コストは、硫酸プラントを必要とする場合よ
りも実質的に低い。 本明細書および特許請求の範囲において使用するとき、微生物なる用語は、単
数および複数の両方を含む。さらに、本明細書および特許請求の範囲において使
用するすべてのパーセントは、特に断らない限り、質量による。
【0008】 本発明は、金属含有鉱石からの経済的な金属回収方法を提供する。一般に、本
発明方法は、金属含有鉱石を有効量の少なくとも1種のイオウを代謝するのに選
択性である微生物(イオウ選択性微生物)と接触させて、鉱石から卑金属類を浸出
させるのに有効量の硫酸を系統的に産生させて卑金属リッチの浸出液と鉱石残渣
を生成させる各工程を含む。望ましくは、イオウ含有化合物を、上記微生物が鉱
石と接触する前、接触中または接触後に、上記微生物と混合する。 上記金属含有鉱石は、酸化物形態、硫化物形態および/または混合形態(即ち、
鉱石が酸化物形態および硫化物形態の双方を含有する形態)で金属を提供し得る
。換言すれば、上記鉱石はニッケル、コバルト、亜鉛および銅の1種以上を含有
し、各々が、鉱石中に、実質的にすべてが酸化物形態、すべてが硫化物形態、ま
たは酸化物形態と硫化物形態双方の混合物として存在し得る。 さらに、上記金属含有鉱石(および鉱石残渣)は、貴金属類および白金族金属類
からなる群から選ばれる1種以上の金属も含有し得る。貴金属類は、銀および金
からなる群から選ばれる。白金族金属類は、レニウム、オスミウム、イリジウム
、白金、テクネチウム、ルテニウム、ロジウム、パラジウムおよびこれらの混合
物からなる群から選ばれる。
【0009】 イオウを代謝させるのに適する微生物類としては、イオウを酸化して硫酸を産
生する微生物がある。酸化性微生物類は、鉱石および/またはイオウ含有化合物
中に存在するイオウを代謝(酸化)して硫酸を系統的に産生し、引続き、この硫酸
により金属含有鉱石から金属を浸出させる。本発明の1つの特徴によれば、上記
系統的に産生された硫酸は、鉱石を浸出処理するのに使用する唯一の硫酸であり
、追加の硫酸は必要としない。 上記イオウ含有化合物としては、一般に、適量のイオウを含有する任意の化合
物がある。イオウ含有化合物は、元素イオウ、硫化鉄、硫化ニッケル、硫化コバ
ルト、硫化亜鉛、硫化銅およびこれらの混合物からなる群から選択する。必要に
応じて添加するイオウ含有化合物の量は、浸出処理すべき鉱石の量およびタイプ
、並びにイオウ含有化合物中に存在するイオウの量に依存する。一般に、イオウ
の有効量は、鉱石中に存在する初期金属量の少なくとも約75質量%、好ましくは
約90質量%、より好ましくは約100質量%を浸出または溶解させるのに必要な量
である。添加するイオウ含有化合物の有効量を決定する1つの方法は、鉱石の酸
必要量を決定することである。酸必要量は、pHが所定値に維持されるまで、酸を
鉱石に加えることによって決定できる。
【0010】 同様に、イオウ選択性微生物の有効量も、必要量即ち有効量のイオウを代謝(
酸化)するのに十分な量である。一般に、微生物の最低量は、約1×108活性細胞/
mlである。 好ましくは、イオウ選択性微生物は、イオウを酸化させることができる酸化性
バクテリアである。適切なバクテリア類の非限定的な例としては、チオバシラス チオオキシダンス(Thiobacillus thiooxidans)、チオバシラス フェロキシダン
ス(ferroxidans)、レプトスピリラム(Leptospirillum)種、スルホバシラス(Sulf
obacillus)、サーモスルフィドオキシダンス(Thermosulfidooxidans)、スルホロ
バス ブリエルレイ(Sulfolobus brierleyi)、スルホロバス アシドカルダリアス
(acidocaldarius)、スルホロバスBC、スルホロバス スルファタリカス(sulfatar
icus)、チオミクロスポラ(Thiomicrospora)種、アクロマチウム(Achromatium)種
、マクロモナス(Macromonas)種、チオバクテリウム(Thiobacterium)種、チオス
ポラ(Thiospora)種、チオブラム(Thiovulum)種、およびこれらの混合物がある。 上記イオウ選択性微生物は、水溶液または水性栄養溶液と混合することができ
る。栄養素は、当業者にとって公知の通常の栄養素である。
【0011】 一般に、バクテリア活性は酸化速度に影響を与え、その活性は、pH、温度およ
び通気度によって影響を受ける。上述したように、pHは、望ましくは約1〜約5、
好ましくは約1.5〜約3のレベルに維持して、鉱石からの効率的なニッケル浸出速
度を得る。pHは、イオウ含有化合物、イオウ選択性微生物の添加により、或いは
温度または通気を変動させてイオウ選択性微生物の活性を増大させることにより
調整できる。この点に関しては、接触中に、例えば空気からの酸素源を使用する
ことが望ましい。 接触は、上記微生物のイオウ含有化合物および鉱石との十分な接触を確実にす
る任意の適切な方法により得る。例えば、接触には、積層体浸出、撹拌浸出、バ
ット浸出、および他の同様な方法を使用できる。接触は、少なくともおよそ周囲
温度で、金属含有鉱石から実質量の金属を溶解(浸出)させて金属リッチ浸出液ま
たは溶液を得るのに十分な時間において実施する。 さらに、pHを約1〜約5、好ましくは約1.5〜約3の範囲に維持して、金属の効率
的な浸出速度を得ることが望ましい。同様に、本発明方法は、接触中に酸素源を
使用することも含む。
【0012】 金属は、浸出液から回収し、任意の適切な方法により各々から分離することが
できる。1つの方法においては、金属リッチ浸出液を、金属の吸収に選択性であ
るイオン交換樹脂と接触させて、金属リッチ浸出液から金属を分離する。イオン
交換は、任意の適切な方法(固定床イオン交換、連続向流イオン交換、短時間床
往復流、カルーセル法またはパルプ内樹脂)によって実施できる。適切な方法に
関する説明は、PCT公報WO 96/20291号およびWO 97/04139号に記載されている。 イオン交換法は、限定するものではないが、単一固定樹脂床、並列または直列
の2個以上の固定床、または供給溶液流に対して向流的に移動する複数の樹脂カ
ラムを含み得る。例えば、フロリダ州レイクランドのAdvanced Separation Tech
nologies社製のISEP連続接触器またはカナダ国オンタリオのEco-Tec of Pickeri
ng社製のRecofloイオン交換システムを使用できる。 浸出液中の金属を選択的に吸収させるのに適する任意のイオン交換樹脂配列が
使用できることを理解すべきである。1つの実施態様においては、イオン交換樹
脂は、直列の2工程において使用する。浸出液を2つのイオン交換工程に通して、
第1工程のラフィネートが、中和後、第2工程の供給物を構成するようにする。2
工程を使用することにより、樹脂上への金属の吸収性は向上し、浸出液からの金
属の実質的に完全な分離が得られる。3以上の工程も浸出液からの完全金属分離
に使用できることを理解されたい。
【0013】 樹脂上に配合(load)した金属は、その後、イオン交換樹脂から、イオン交換樹
脂と酸とを接触させて金属含有溶出液を生成させることによって抽出してもよく
、この溶出液から、金属を公知の方法で分離回収できる。金属をストリッピング
させるのに使用する酸の量または容量は、一般に、約10 g/l〜約25 g/lに相当す
る金属濃度を得るのに十分な量である。 また、パルプ内樹脂法も使用できる。パルプ内樹脂法においては、鉱石を、イ
オウ含有化合物、イオウ選択性微生物(好ましくは溶液として)、およびイオン交
換樹脂と混合する。混合した諸物質を所定時間適切なpHで懸濁液内に維持して、
鉱石から浸出する金属を樹脂上に配合できるようになる。その後、樹脂を懸濁液
からスクリーニングして、金属を回収する。 もう1つの実施態様においては、金属は、浸出液から、有効量の硫酸塩を代謝
するのに選択性である微生物(硫酸塩選択性微生物)を添加することによって抽出
できる。適切な硫酸塩選択性微生物としては、限定するものではないが、デスル
ホビブロ(Desulfovibro)種、デスルホトマクラム(Desulfotomaculum)種、デスル
フォモナス(Desulfomonas)種およびこれらの混合物がある。硫酸塩選択性微生物
は、浸出液中に存在する硫酸塩を代謝(還元)してH2Sガスを系統的に産生し、こ
のガスが浸出液中に存在する金属イオンと反応して金属イオンを金属硫化物とし
て沈殿させる。その後、沈殿した金属硫化物を浸出液から分離し、金属を、溶融
精錬によるような適切な方法で回収できる。本発明方法のこの部分に対する1つ
の利点は、処理系統、イオン交換および補助装置の資本コストを不要にすること
である。
【0014】 もう1つの実施態様においては、浸出液を液体抽出に供して、1つの金属を他の
金属から、例えば、コバルトをニッケルから分離できる。例えば、この点に関し
て、金属含有鉱石がニッケル、コバルトおよび他の金属を含有する場合、ニッケ
ルとコバルトを、浸出液を選択性イオン交換樹脂と接触させてニッケルとコバル
トを他の金属から選択的に分離することによって、浸出液から選択的に分離でき
る。ニッケルとコバルトは、樹脂から溶出させ、液体抽出により互いに分離でき
る。 また、浸出液が亜鉛を含有する場合、亜鉛は、販売用に適する形態(酸化亜鉛
または亜鉛金属カソードのいずれかとして)回収できる。例えば、亜鉛浸出液は
、有機抽出剤を使用する溶媒抽出に供して亜鉛を含有する有機相とラフィネート
を精製させることができる。一般に、抽出剤は、リン酸のエステルである。とり
わけ、この抽出剤は、ジ-2-エチルヘキシルリン酸(D2EHPA)およびジ-2-エチルヘ
キシルチオリン酸(D2EHTPA)からなる群から選ばれる。
【0015】 上記の有機相およびラフィネートを分離し、亜鉛含有有機溶液相をストリッピ
ング溶液によりストリッピング処理する結果、亜鉛を回収できる。1つの実施態
様においては、亜鉛含有有機溶液を硫酸ストリッピング溶液でストリッピングし
て硫酸亜鉛溶液を生成し、この溶液を、電解採取によりさらに処理して亜鉛を亜
鉛カソードとして回収できる。その後、亜鉛欠乏電解質は、リサイクルさせて、
上記ストリッピング溶液の全部または1部として使用できる。 また、亜鉛含有有機溶液を硝酸溶液によりストリッピング処理して、亜鉛溶液
を精製させ、この溶液をさらに処理して亜鉛を酸化亜鉛として回収できる。例え
ば、硝酸亜鉛を高温処理に供して硝酸亜鉛を酸化して酸化亜鉛と硝酸を生成させ
ることができる。この硝酸は、回収し、リサイクルし、上記ストリッピング溶液
の全部または1部として使用できる。 金属を浸出液から抽出した後、金属は、電気分解、電解採取または他の公知の
適切な方法により、実質的に純粋形態で回収できる。
【0016】 本発明の1つの局面によれば、浸出処理して金属リッチ浸出液を生成させた後
、鉱石残渣が残存する。この鉱石残渣を、浸出液から分離し、さらに処理して貴
金属類および白金族金属類からなる群から選ばれる1種以上の金属を販売用に適
する形態で回収することができる。例えば、鉱石残渣は、上記積層体から分離し
、浮選処理に適する粒度に粉砕できる。その後、粉砕した鉱石残渣を鉱物浮選コ
レクターに供して、貴金属類および/または白金族金属類を濃縮する。次いで、
得られた濃縮物を品質向上させて、販売用または精錬用の適切な高グレード貴金
属類および/または白金族金属類を生産することができる。 本発明の1つの局面は、金属含有鉱石のバイオ浸出方法を含む。この局面に従
えば、本発明方法は、金属含有鉱石を有効量のイオウを選択的に酸化させる微生
物と接触させること、および有効量のイオウ含有化合物を、上記鉱石と接触する
前、接触中または接触後の上記微生物と混合することを含む。上記イオウ含有化
合物と微生物の混合により、硫酸が系統的に産生され、この硫酸により、金属含
有鉱石から金属を浸出させる。本発明の1つの特徴によれば、この系統的に産生
された硫酸は、上記鉱石を浸出させるための唯一の硫酸源である。本発明のもう
1つの特徴によれば、この系統的に産生された硫酸は、上記鉱石を浸出させるの
に使用する唯一の酸である。
【0017】 接触は、上記微生物とイオウとの十分な接触およびその結果としての産生され
た酸と鉱石との接触を確実にする任意の適切な方法により得る。例えば、接触に
は、積層体浸出、撹拌浸出、バット浸出および他の同様な方法を使用し得る。バ
ット浸出においては、鉱石を大きいバットに入れ、イオウ選択性微生物を含有す
る溶液で飽和させる。イオウ含有化合物は、上記微生物溶液を添加する前、添加
中または添加した後に、添加する。バット内容物を所定時間十分に混合して金属
の溶解を行う。 本発明のもう1つの好ましい局面においては、金属含有鉱石を積層体に成形し
、イオウの酸化に対して選択性である微生物を含有する溶液を、所定時間に亘っ
て、積層体の隙間を重力により滴り落ちるようにする。流出液は、必要に応じて
、積層体にリサイクルさせ得る。上述の局面におけるように、イオウ含有化合物
は、上記溶液を積層体に施す前に、上記イオウ選択性微生物溶液と混合するか;
上記溶液を積層体に施している間に、上記イオウ選択性微生物溶液と混合するか
;或いは上記溶液を積層体に施す前に、鉱石と混合することができる。イオウ含
有化合物は、上記イオウ選択性微生物と緊密に接触して、上記イオウ選択性微生
物がイオウを酸化して系統的に硫酸を産生する限り、処理中の任意の時点で添加
することができる。
【0018】 上記微生物(溶液または他の形態で)は、底部で集めて、頂部にリサイクルする
ことができる。さらに、新鮮微生物(溶液または他の形態で)を、積層体の頂部に
連続的にまたは断続的に施すこともできる。積層体中の残存鉱石は、上述のよう
にしてさらに処理して、存在し得る1種以上の貴金属類または白金族金属類を回
収できる。 1つの好ましい実施態様においては、金属含有鉱石を、約6メッシュよりも大き
く約2.54 cm (1インチ)よりも小さい粒度に凝集させ、自己支持性積層体に成形
する。イオウを酸化するのに選択性である微生物を含有する溶液は、積層体の頂
部に施し、鉱石の隙間を通って底部に滲み出させる。イオウ含有化合物は、好ま
しくは、上記微生物溶液を積層体に施す前に、上記微生物溶液に添加する。 もう1つの実施態様においては、イオウ含有化合物をイオウ選択性微生物と混
合して、金属含有鉱石に施す溶液を調製し、鉱石を約6メッシュよりも大きく約2
.54 cm (1インチ)よりも小さい平均粒度を有する凝集物として凝集させる。凝集
させた鉱石を自己支持性の積層体に成形し、その上に、水または栄養溶液(水溶
液)を施し、積層体の頂部から底部へ、鉱石の隙間を通して滲み出させる。
【0019】 浸出用の鉱石を調製するに当っては、採鉱した時の鉱石を、約 2.54 cm(1イン
チ)〜約1.9 cm(3/4インチ)の間隙にセットした複数のジョーを有するジョークラ
ッシャーを使用して、粉砕できる。ペレット化鉱石を調製するためには、回転ペ
レタイザーを使用できる。 水または栄養素は、イオウ選択性微生物によるイオウの酸化を助長して、金属
を溶解させる硫酸を系統的に生成し、積層体の底部から発散する金属リッチ浸出
液を生成する。その後、金属リッチ浸出液中の金属は、抽出し、分離し、回収で
きる。必要に応じて、浸出液は、金属を抽出する前に、中和させることができる
。 本発明のもう1つの局面においては、貴金属類および/または白金族金属類並び
に卑金属類を含有する鉱石は、次の方法で処理することができる。鉱石は、大量
画分(鉱石全体の約60%〜約80%を含有する)と少量画分に分割し得る。大量画分
は、破砕、粉砕、および以下で説明する浮選処理に供し;一方、少量画分は、破
砕に供して、上述したような積層体浸出に適する分粒鉱石を製造する。
【0020】 大量画分を浮選処理に供して、低グレードのベース材、および貴金属類および
/または白金族金属類を含有する濃縮物を製造する。次いで、得られた濃縮物を
上記少量画分と混合して積層体浸出材料を調製し、これを、上述の方法に従って
浸出処理して金属リッチ浸出液を調製する。金属リッチ浸出液を、貴金属類およ
び/または白金族金属類を含有する残渣から分離する。その後、残渣を粉砕し浮
選処理に供して貴金属および白金族濃縮物を生成でき、次いで、これを販売用に
品質向上させることができる。 図2においては、本発明の別の実施態様を示している。この実施態様において
は、本発明方法は、上述した方法に従う積層体浸出および残渣からの溶液の分離
を含む。溶液を微生物で処理して硫化物濃縮物を調製し、同時に、残渣を粗めの
浮選処理において処理して粗めの濃縮物と付随物を得る。硫化物濃縮物と粗めの
濃縮物をクリーナー浮選処理において混合して最終濃縮物を調製し、この最終濃
縮物から、卑金属類および/または貴金属類を回収することができる。 以下、限定するものではないが、実施例により、本発明を具体的に説明する。
特に断らない限り、すべての部およびパーセントは、質量による。
【0021】
【実施例】
実施例1 以下の試験を行い、本発明の効果を測定した。5グラムの腐食岩石(saprolite)
鉱石、元素イオウおよび90ミリリットルのMKMを、元素イオウ上で増殖している1
0ミリリットルの接種物を含む250ミリリットルフラスコに加えた。フラスコをオ
ービタルシェーカー内に置き、内容物の温度を35℃に維持した。サンプル採取し
、ニッケルの存在について分析した。採取したサンプル容量をMKMで置換え、フ
ラスコ内で一定容量を維持した。 1つの実施例においては、0.5グラムの元素イオウを使用した。もう1つの実施
例においては、2グラムの元素イオウを使用した。2グラムの元素イオウ使用の結
果を確認するために、もう1つの試験を行った。 結果を図1に示す。0.5グラムの元素イオウの添加においては、鉱石からの適切
な量のニッケルは浸出されなかったことが分る。対照的に、2グラムのイオウの
添加においては、約15日後で初期ニッケル含有量の約75%の溶解、約30日後で初
期ニッケル含有量の約100%の溶解が得られていた。
【0022】 本発明の好ましい実施態様と現在信じられている態様について説明したが、当
業者であれば、これに変更および修正を加えることは、本発明の精神から逸脱す
ることなくなし得ることであろう。本発明の範囲に属するそのような変更および
修正は、すべて特許請求するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 鉱石混合物に加えた0.5グラムの元素イオウまたは2グラムの元素イオウ、およ
びイオウを酸化するのに選択性である微生物による腐食岩石鉱石から回収したニ
ッケルの量を示す。
【図2】 本発明に従う方法の1つの実施態様を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 ラストラ マニュエル アール アメリカ合衆国 ネヴァダ州 89509 リ ーノ アズペン メドーズ コート 2919 Fターム(参考) 4K001 AA07 AA09 AA19 AA30 BA04 DB12 DB21 DB36

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 金属含有鉱石を、イオウを酸化するのに選択性である微
    生物と十分な時間接触させ、該鉱石中の金属を浸出させて金属リッチ浸出液と残
    渣を生成する工程; (b) イオウ含有化合物と微生物とを、微生物が鉱石と接触する前、接触中また
    は接触後の時点で混合する工程;および、 (c) 金属リッチ浸出液と残渣を分離する工程; を含むことを特徴とする金属含有鉱石からの金属の回収方法。
  2. 【請求項2】 金属含有鉱石が、ニッケル、コバルト、銅および亜鉛からな
    る群から選ばれる1種以上の金属を含有する請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】 金属含有鉱石が、貴金属類および白金族金属類からなる群か
    ら選ばれる1種以上の金属をさらに含有する請求の範囲第2項記載の方法。
  4. 【請求項4】 微生物が、チオバシラス チオオキシダンス(Thiobacillus t
    hiooxidans)、チオバシラス フェロキシダンス(ferroxidans)、レプトスピリラ
    ム(Leptospirillum)種、スルホバシラス(Sulfobacillus)、サーモスルフィドオ
    キシダンス(Thermosulfidooxidans)、スルホロバス ブリエルレイ(Sulfolobus b
    rierleyi)、スルホロバス アシドカルダリアス(acidocaldarius)、スルホロバス
    BC、スルホロバス スルファタリカス(sulfataricus)、チオミクロスポラ(Thiomi
    crospora)種、アクロマチウム(Achromatium)種、マクロモナス(Macromonas)種、
    チオバクテリウム(Thiobacterium)種、チオスポラ(Thiospora)種、チオブラム(T
    hiovulum)種、およびこれらの混合物からなる群から選ばれるバクテリアである
    請求の範囲第1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 イオウ含有化合物が、元素イオウ、硫化物化合物およびこれ
    らの混合物からなる群から選ばれる請求の範囲第1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 金属リッチ浸出液が、ニッケル、コバルト、銅および亜鉛か
    らなる群から選ばれる金属を含む請求の範囲第1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 残渣が、貴金属類および白金族金属類からなる群から選ばれ
    る1種以上の金属を含有する請求の範囲第6項記載の方法。
  8. 【請求項8】 貴金属類または白金族金属類を回収する請求の範囲第7項記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 金属リッチ浸出液をイオン交換樹脂と接触させて金属配合樹
    脂を生成することをさらに含む請求の範囲第6項記載の方法。
  10. 【請求項10】 吸収された金属を、金属配合樹脂から、金属配合樹脂と鉱
    酸溶液とを接触させることによって溶出させることをさらに含む請求の範囲第9
    項記載の方法。
  11. 【請求項11】 金属リッチ浸出液を、硫酸塩を還元するのに選択性である
    微生物と所定時間接触させて、金属硫化物を生成する請求の範囲第1項記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 硫酸塩を還元するのに選択性である微生物が、デスルホビ
    ブロ(Desulfovibro)種、デスルホトマクラム(Desulfotomaculum)種、デスルフォ
    モナス(Desulfomonas)種およびこれらの混合物からなる群から選ばれる請求の範
    囲第11項記載の方法。
  13. 【請求項13】 金属硫化物を回収する請求の範囲第12項記載の方法。
  14. 【請求項14】 金属リッチ浸出液が亜鉛を含有する請求の範囲第2項記載
    の方法。
  15. 【請求項15】 (a)浸出液と有機抽出剤とを含有する溶媒と接触させて亜
    鉛含有有機相とラフィネートを生成する工程;および、 (b)亜鉛含有有機相を、硝酸および硫酸からなる群から選ばれる酸を含有する
    ストリッピング溶液でストリッピング処理する工程; をさらに含む請求の範囲第14項記載の方法。
  16. 【請求項16】 亜鉛含有有機相を、硝酸を含有する溶液でストリッピング
    処理して硝酸亜鉛を生成し、この硝酸亜鉛を高温処理に供して酸化亜鉛を生成す
    る請求の範囲第15項記載の方法。
  17. 【請求項17】 高温処理後、硝酸を回収する請求の範囲第16項記載の方法
  18. 【請求項18】 回収した硝酸が、ストリッピング溶液の少なくとも1部を
    構成する請求の範囲第17項記載の方法。
  19. 【請求項19】 亜鉛含有有機相を、硫酸によってストリッピング処理して
    硫酸亜鉛を生成させ、この硫酸亜鉛を電解採取に供して亜鉛カソードを回収する
    請求の範囲第15項記載の方法。
  20. 【請求項20】 電解採取中に、亜鉛欠乏硫酸塩電解質を生成する請求の範
    囲第19項記載の方法。
  21. 【請求項21】 亜鉛欠乏硫酸塩電解質が、ストリッピング溶液の少なくと
    も1部を構成する請求の範囲第20項記載の方法。
  22. 【請求項22】 鉱石を、微生物と接触させる前に、積層体に成形する請求
    の範囲第1項記載の方法。
  23. 【請求項23】 接触を、微生物を含有する溶液を積層体に通すことによっ
    て達成する請求の範囲第22項記載の方法。
  24. 【請求項24】 (a)イオウ含有化合物を、イオウを酸化するのに選択性で
    ある微生物と混合して混合物を生成する工程; (b) 金属含有鉱石を混合物により凝集して、約6メッシュよりも大きく約2.54
    cmよりも小さい平均粒度を有する凝集物を生成する工程; (c) 得られた凝集物を頂部および底部を有する積層体に成形する工程;および
    、 (d) 水溶液を積層体の頂部に施して、硫酸を系統的に生成する工程; を含むことを特徴とする金属含有鉱石のバイオ浸出方法。
  25. 【請求項25】 金属リッチ浸出液を、積層体の底部で収集する請求の範囲
    第24項記載の方法。
  26. 【請求項26】 微生物が、チオバシラス チオオキシダンス(Thiobacillus
    thiooxidans)、チオバシラス フェロキシダンス(ferroxidans)、レプトスピリ
    ラム(Leptospirillum)種、スルホバシラス(Sulfobacillus)、サーモスルフィド
    オキシダンス(Thermosulfidooxidans)、スルホロバス ブリエルレイ(Sulfolobus
    brierleyi)、スルホロバス アシドカルダリアス(acidocaldarius)、スルホロバ
    スBC、スルホロバス スルファタリカス(sulfataricus)、チオミクロスポラ(Thio
    microspora)種、アクロマチウム(Achromatium)種、マクロモナス(Macromonas)種
    、チオバクテリウム(Thiobacterium)種、チオスポラ(Thiospora)種、チオブラム
    (Thiovulum)種、およびこれらの混合物からなる群から選ばれるバクテリアであ
    る請求の範囲第25項記載の方法
  27. 【請求項27】 金属リッチ浸出液をイオン交換樹脂と接触させて金属配合
    樹脂を生成することをさらに含む請求の範囲第26項記載の方法。
  28. 【請求項28】 吸収された金属を、金属配合樹脂から、金属配合樹脂を鉱
    酸溶液と接触させることによって溶出させ、金属を回収することをさらに含む請
    求の範囲第27項記載の方法。
  29. 【請求項29】 積層体が、貴金属類および白金族金属類からなる群から選
    ばれる1種以上の金属を含有する請求の範囲第25項記載の方法。
  30. 【請求項30】 1種以上の貴金属類および白金族金属類を回収する請求の
    範囲第29項記載の方法。
  31. 【請求項31】 (a) イオウ含有化合物を、イオウを酸化するのに選択性で
    ある微生物と混合して浸出溶液を生成する工程;および、 (b) 金属含有鉱石を、浸出溶液と、金属の浸出を行うのに十分な時間接触させ
    て金属リッチ浸出液および残渣を生成する工程; を含むことを特徴とする金属含有鉱石からの金属浸出方法。
  32. 【請求項32】 貴金属類および白金族金属類からなる群から選ばれる金属
    を、ニッケル、コバルト、銅および亜鉛からなる群から選ばれる1種以上の金属
    を含有する鉱石または濃縮物から回収する方法において、 (a) イオウ含有化合物と鉱石または濃縮物とを混合物する工程; (b) 積層体を形成する工程; (c) 積層体を、イオウを酸化するのに選択性である微生物と、鉱石中の金属を
    浸出させるのに十分な時間接触させて金属リッチ浸出液および残渣を生成する工
    程; (d) 浸出液を残渣から分離する工程; (e) 残渣を、浮選処理に適する粒度に粉砕する工程; (f) 粉砕した残渣を浮選処理して、貴金属類および白金族金属類からなる群か
    ら選ばれる1種以上の金属リッチの濃縮物を生成する工程; (g) 得られた濃縮物を品質向上させて、最終精錬に適する高グレード製品を生
    成する工程; を含むことを特徴とする方法。
  33. 【請求項33】 貴金属類および白金族金属類からなる群から選ばれる金属
    を、ニッケル、コバルト、銅および亜鉛からなる群から選ばれる1種以上の金属
    を含有する鉱石または濃縮物から回収する方法において、 (a) 鉱石を大量画分および少量画分に分離する工程; (b) 大量画分を浮選処理して、低グレードベース材並びに貴金属類および白金
    族金属類からなる群から選ばれる1種以上の金属リッチの濃縮物を生成する工程
    ; (c) 得られた濃縮物と少量画分とを混合して混合物を調製する工程; (d) 得られた混合物を積層体に成形する工程; (e) 積層体を、イオウを酸化するのに選択性である微生物と、金属を浸出させ
    るのに十分な時間接触させて、残渣およびニッケル、コバルト、銅および亜鉛か
    らなる群から選ばれる1種以上の金属を含有する金属リッチ浸出液を生成する工
    程; (f) イオウ含有化合物を、微生物が鉱石と接触する前、接触中または接触後の
    時点で、微生物と混合する工程; (g) 金属リッチ浸出液を残渣から分離する工程; (h) 残渣を浮選に供して、貴金属類および白金族金属類からなる群から選ばれ
    る1種以上の金属リッチの濃縮物を生成する工程; (i) 得られた濃縮物を品質向上させて、最終精錬に適する高グレード製品を生
    成する工程; を含むことを特徴とする方法。
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