JP2003514926A - ポリエチレン及びポリエチレン生成物の重量平均分子量及びメルトインデックス比を低下させる方法 - Google Patents

ポリエチレン及びポリエチレン生成物の重量平均分子量及びメルトインデックス比を低下させる方法

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Abstract

(57)【要約】 メルトインデックス比(MIR)及び重量平均分子量(Mw)の低下したエチレンの単独重合体及び/又は共重合体並びに官能化されたエチレン単独重合体及び/又は共重合体の製造方法が記載されている。また、22より小さいメルトインデックス比(MIR)及び2.4より大きい分子量分布を有する新規なエチレンの単独重合体又は共重合体並びに官能化されたエチレン単独重合体及び/又は共重合体も開示されている。さらに、26より小さいメルトインデックス比、2.4より大きい分子量分布値及び0.95g/ccより小さい密度を有する新規なエチレン共重合体及び官能化されたエチレン共重合体が記載されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、エチレンの単独重合体及び共重合体並びに官能化エチレン単独重合
体及び共重合体の重量平均分子量(Mw)及びメルトインデックス比(MIR)
を低下させる方法に関する。この方法は、重合体を、溶融形態で多段の反応領域
(反応ゾーン)中で、特定の温度、攪拌及び滞留時間の条件に曝して、得られる
重合体物質が、その出発物質の重合体と比較して、低下した重量平均分子量(M
w)及び低下したメルトインデックス比(MIR)を有することにより特徴付け
られるようにする。本発明はまた、例えば、インフレーションフィルム、キャス
トフィルム、押出被覆、射出成形、接着剤及びシーラント原料などの多くの用途
に有用な、新規なエチレン単独重合体及び共重合体並びに官能化されたエチレン
単独重合体及び共重合体に関する。
【0002】 発明の背景 米国特許第5,631,346号には、圧力1〜100バールで操作された二
軸スクリュー押出機中でのポリオレフィンの分解方法が記載されており、そこで
は圧力は0.5〜30バールの変動域で変化している。
【0003】 英国特許第1,042,178号には、融点とそのポリオレフィンの純粋熱分
解が生じる温度との間の温度での高剪断勾配を利用して分解することにより、ポ
リオレフィンの分子量分布を狭くすることが記載されている。
【0004】 米国特許第3,087,922号には、高分子量ポリオレフィンを流体流れの
形態で、環状断面を有する熱分解領域を通過させて、熱分解の熱を、環状の流れ
の外側及び内側の境界を通してその重合体に伝達することにより、高分子量ポリ
オレフィンを熱分解して、より低い分子量の重合体を製造する方法が記載されて
いる。米国特許第3,248,469号には、制御された速度でオレフィン重合
体を剪断領域に供給し、剪断を受けた重合体を押出領域に通し、且つその重合体
に対する正の背圧を維持することにより、オレフィン重合体をビスブレーキング
する方法が記載されている。米国特許第5,292,862号には、ポリオレフ
ィンを溶融するために押出機に供給し、その溶融重合体を一定の速度で管状分解
反応器に量り入れ、高級脂肪酸、塩酸受容体又はそれらの混合物の存在下に、反
応器中でその重合体を熱分解することにより、低分子量ポリオレフィンを連続的
に製造する方法が記載されている。
【0005】 次の特許群には、触媒を用いたポリオレフィンの分解方法が記載されている。
米国特許第3,332,926号には、結晶ポリオレフィンをカルボン酸の金属
塩と混合し、得られる混合物を、実質的に酸素のない雰囲気中で275〜450
℃の温度に加熱することにより、ポリオレフィンを分解する方法が記載されてい
る。米国特許第3,345,352号には、ポリオレフィンを酸化物又はカーボ
ネート触媒の存在下で且つ酸素の不在下で、275〜450℃の温度に少なくと
も5分間加熱することにより、ポリオレフィンを分解する方法が記載されている
。米国特許第3,519,609号には、酸素の不在下で且つ有機無水物触媒の
存在下で、200〜400℃の温度でポリオレフィンを分解する方法が記載され
ている。米国特許第3,562,788号には、金属配位重合触媒残渣の存在下
にポリオレフィンを分解する方法が記載されている。米国特許第3,723,4
02号及び第3,842,153号には、有機珪素化合物の存在下にアイソタク
チックポリプロピレンを分解する方法が記載されている。
【0006】 次の特許群には、酸素含有気体が利用されるポリオレフィンの分解方法につい
て記載されている。米国特許第3,551,943号;第3,563,972号
;及び第3,608,001号には、押出反応器を利用してポリプロピレンの酸
素含有気体との混合物を加熱する分解方法が記載されており、この方法では、押
出機中の温度を変化させて、それにより励起している重合体の分子量を制御する
ために、フィードバック手段が備えられている。米国特許第3,898,209
号には、特定温度のポリプロピレンの溶融相に加圧下で制御された量の酸素を注
入する、ポリプロピレンの制御された切断方法が記載されている。米国特許第3
,940,379号には、酸素又は酸素含有気体及び有機又は無機過酸化物を注
入し、得られる混合物を、高剪断領域で溶融して加工し、そして供給重合体のも
のよりも高い溶融流動速度を有する、本質的に臭気のないポリプロピレン重合体
を回収する、ポリプロピレン重合体の制御された酸化分解方法が記載されている
【0007】 次の特許群には、別の重合体と混合することによりポリオレフィンを分解する
方法が記載されている。米国特許第3,121,070号には、変性用重合体の
存在下に、275〜450℃の温度でポリプロピレンを分解する方法が記載され
ている。米国特許第3,598,885号には、比較的熱安定性のよいポリオレ
フィンを比較的熱安定性の低い重合体と混合して、その混合物を熱分解すること
により低分子量重合体を製造する方法が記載されている。
【0008】 次の特許群には、遊離ラジカル開始剤を利用するポリオレフィンの分解方法が
記載されている。米国特許第4,707,524号には、ポリプロピレンに過酸
化物を混合し、得られる混合物を熱機械的な作用のもとで溶融することによるポ
リプロピレンの分解が記載されている。米国特許第4,749,505号には、
遊離ラジカル開始剤の存在下、窒素の不活性雰囲気の下で、ポリオレフィンを分
解する方法が記載されている。米国特許第5,594,074号には、熱処理に
より分解された重合体ペレットを製造するために、非反応遊離ラジカル発生剤を
用いる方法が記載されている。米国特許第3,862,265号及び同第4,0
01,172号には、そこで遊離ラジカル開始剤が反応領域中に注入される押出
機中でポリオレフィンを分解する方法が記載されている。米国特許第5,530
,073号には、過酸化物効率が向上したポリプロピレンの制御された分解方法
が記載されている。米国特許第5,587,434号には、ポリプロピレンを増
分添加される(in increments)遊離ラジカル発生剤と押出機中で
混合する、ポリプロピレンの分解方法が記載されている。このことは、米国特許
第3,144,436号にも記載されている。
【0009】 発明の概要 本発明の新規な生成物は、26より小さいメルトインデックス比(MIR)
、2.4より大きい分子量分布(MWD)及び0.95g/ccより小さい密度を
有するエチレン共重合体を含む。また本発明の新規な生成物としては、22より
小さいメルトインデックス比(MIR)及び2.4より大きい分子量分布値を有
するエチレンの単独重合体、共重合体並びに官能化されたエチレン単独重合体及
び共重合体が含まれる。 本発明の新規なエチレンの単独重合体及び共重合体並びに官能化されたエチレ
ン単独重合体及び共重合体を含む、本発明の、低下した重量平均分子量(Mw)
及び低下したメルトインデックス比(MIR)を有するエチレンの単独重合体及
び共重合体の新規な製造方法は、次のことを含んでなる。エチレン単独重合体、
共重合体並びに官能化されたエチレン単独重合体及び共重合体は、固体粒子の形
態、例えばペレット又は粉体で装置に導入され、次いで、好ましくは少なくとも
175℃の温度で溶融され;その溶融重合体は、次に、少なくとも2段又はそれ
以上の、連続的に配置され、且つ少なくとも220℃、好ましくは少なくとも2
80℃〜約600℃の温度に加熱された反応領域に導入され(官能化剤を使用す
る場合には、それを溶融領域又は少なくとも一つ又はそれ以上の反応領域又はそ
れらの組合せに導入することができる);溶融重合体は加熱領域中で十分な攪拌
及び滞留時間に曝されて、その重合体の重量平均分子量(Mw)及びメルトイン
デックス比(MIR)が低下するようにし;そして得られる、低下した分子量(
Mw)及び低下したメルトインデックス比(MIR)を有する重合体生成物が回
収される。溶融重合体が導入されるそれぞれの反応領域における条件は、同じで
あってもまた異なっていてもよい。その方法の好ましい態様において、その装置
は、所望の重合体生成物の生成に引き続き、且つ重合体生成物が回収される前に
、好ましくは減圧(又は真空)排気手段により排気される。
【0010】 発明の詳細な説明 本発明者は、意外にも、その出発物質の重合体と比較して、低下した重量平均
分子量(Mw)及び低下したメルトインデックス比(MIR)を有するエチレン
の単独重合体及び共重合体並びに官能化されたエチレン単独重合体及び共重合体
を製造する新規な方法を見出した。この方法は、本発明の新規なエチレンの単独
重合体及び/又は共重合体並びに官能化されたエチレン単独重合体及び共重合体
を含めて、低下した重量平均分子量(Mw)及び低下したメルトインデックス比
(MIR)を有する、広く多様なエチレンの単独重合体、共重合体並びに官能化
されたエチレン単独重合体及び共重合体を製造するために用いられることができ
る。
【0011】 本発明の新規なエチレンの単独重合体、共重合体並びに官能化されたエチレン
単独重合体及び共重合体には、次の生成物が含まれる。 新規な生成物の第一のタイプには、26より小さいメルトインデックス比(M
IR)値、2.4より大きい分子量分布値(Mw/Mn)及び0.95g/ccよ
り小さい密度を有することを特徴とするエチレン共重合体及び官能化されたエチ
レン共重合体が含まれる。本発明の新規なエチレン共重合体及び官能化されたエ
チレン共重合体は、好ましくは、1以上で26より小さいメルトインデックス比
、2.4より大きく約30までの分子量分布、及び0.87g/ccより大きく0
.95g/ccより小さい密度を有することを特徴とする。
【0012】 新規な生成物のもう一つのタイプには、22より小さいメルトインデックス比
の値及び、2.4より大きい分子量分布値を有することを特徴とするエチレンの
単独重合体、共重合体並びに官能化されたエチレン単独重合体及び共重合体が含
まれる。新規なエチレンの単独重合体又は共重合体並びに官能化されたエチレン
単独重合体及び共重合体は、好ましくは、1以上で22より小さいメルトインデ
ックス比の値及び、2.4より大きく約30までの分子量分布値を有することを
特徴とする。
【0013】 さらに上記のタイプの新規重合体に関していえば、エチレン共重合体及び官能
化されたエチレン共重合体は、エチレンと少なくとも1種又はそれ以上の、炭素
数3〜16の他のオレフィンとの、エチレンを少なくとも50重量%含む共重合
体として特徴付けられる。
【0014】 新規な重合体生成物は、例えば、インフレーションフィルム、キャストフィル
ム、押出被覆、射出成形等を含む多くの用途に有用である。 本発明の、低下したメルトインデックス比及び低下した重量平均分子量(Mw
)値を有するエチレンの単独重合体、共重合体並びに官能化されたエチレン単独
重合体及び共重合体の新規な製造方法は: a.エチレンの単独重合体及び/又は共重合体を、固体粒状形態(例えば、粉
体又はペレット)で装置に導入して、そのエチレンの単独重合体及び/又は共重
合体を、その重合体の融点より高い温度、好ましくは少なくとも175℃の温度
で溶融し、 b.得られる溶融重合体生成物を、少なくとも2段又はそれ以上の、連続的に
配置され、且つそれぞれ少なくとも220℃の温度、好ましくは約280℃〜約
600℃の温度に保持された反応領域に導入し、 c.官能化剤を使用する場合には、官能化剤を溶融領域又は少なくとも一つ又
はそれ以上の反応領域又はそれらの組合せに導入し、 d.その溶融重合体生成物を、それぞれの加熱領域中で、十分な攪拌と滞留時
間に曝して、その重合体生成物の重量平均分子量(Mw)及びメルトインデック
ス比(MIR)が低下するようにし、 e.得られた、重量平均分子量(Mw)及びメルトインデックス比(MIR)
が低下したエチレンの単独重合体及び/又は共重合体を回収すること、 を含んでなる。 官能化エチレン単独重合体及び/又は共重合体を所望する場合には、官能化剤
を溶融領域又は任意の反応領域又は溶融領域と反応領域の任意の組み合せに導入
する。
【0015】 本発明方法において、溶融重合体生成物は、それぞれの加熱領域中で、少なく
とも約100回転/分(rpm )より高い速度で、好ましくは約100〜約1,5
00回転/分(rpm )の速度で、より好ましくは約300〜約500回転/分(
rpm )の速度で、少なくとも約5秒間、好ましくは少なくとも約5〜約300秒
間、より好ましくは少なくとも約30〜約120秒間攪拌されるのがよい。
【0016】 さらに、本発明の方法に用いるために適当なエチレン共重合体は、エチレンと
、少なくとも1種の他のエチレンと共重合できる単量体との共重合体であり、そ
の中にはエチレンが少なくとも約50重量%の量存在する。エチレン共重合体の
混合物も使用することができる。少なくとも1種の他の単量体は、炭素数3〜1
6のオレフィンとすることができる。ここで利用可能な典型的なオレフィンは、
プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オ
クテン、4−メチルペント−1−エン、1−デセン、1−ドデセン、1−ヘキサ
デセン等である。またここでは、ポリエン、例えば1,3−ヘキサジエン、1,
4−ヘキサジエン、シクロペンタジエン、ジシクロペンタジエン、4−ビニルシ
クロヘキサ−1−エン、1,5−シクロオクタジエン、5−ビニリデン−2−ノ
ルボルネン、5−ビニル−2−ノルボルネン、1,7−オクタジエンも利用でき
る。
【0017】 エチレンと共重合可能な他の単量体で本発明において使用するのに適当な他の
単量体の例には、アルキル基の炭素数が約1〜約15のアルキルアクリレート(
例えばメチルアクリレート、n−ブチルアクリレート、n−プロピルアクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレート、エチルアクリレートなど)、アルキル基
の炭素数が約1〜約15のアルキルメタクリレート(例えばメチルメタクリレー
ト、n−ブチルメタクリレート、n−プロピルメタクリレート、n−ペンチルメ
タクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、エチルメタクリレートなど
)、エチレン性不飽和カルボン酸(例えばアクリル酸、クロトン酸、メタクリル
酸など)、エチレン性不飽和ジカルボン酸又はその無水物(例えばイタコン酸、
マレイン酸、フマール酸、無水マレイン酸など)、カルボキシレートの炭素数が
約1〜約15のビニルカルボキシレート(例えばビニルアセテート、ビニルプロ
ピオネートなど)であり、エチレンと共重合可能な単量体とエチレンとの混合物
も本発明において使用するのに適当なエチレン共重合体を与えるのに使用できる
【0018】 本発明において使用する官能化剤は一つ又はそれ以上のカルボン酸又は酸無水
物基を含む任意の不飽和モノマーとすることができる。本発明に適当な官能化剤
の例はカルボン酸(例えばアクリル及びメタクリル酸)、酸無水物(例えば無水
マレイン酸)である。本発明に使用するのに適した他の官能化剤の例示は、不飽
和モノカルボン酸及びポリカルボン酸及び無水環状酸(cyclic acid
anhydrides)、本発明において使用する具体例は、マレイン酸、フ
マール酸、ヒミック酸(himic acid)、イタコン酸、シトラコン酸(
citraconic acid)、メサコン酸(mesaconic aci
d)、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イソクロトン酸などの酸、並び
に無マレイン酸、無水ヒミック酸(himic anhydride)である。
本発明で用いる好ましい官能化剤は無水マレイン酸である。官能化剤の混合物も
本発明に利用することができる。官能化剤はエチレンの単独重合体及び/又は共
重合体を官能化させる任意の量で使用することができる。好ましくは官能化剤は
約0.20〜約10重量%、更に好ましくは約0.50〜約8重量%、更にもっ
とも好ましくは約0.50〜約4重量%(エチレン成分の重量部基準)の量で使
用する。
【0019】 本発明方法の好適な態様においては、低下した重量平均分子量及び低下したメ
ルトインデックス比を有する、望ましい重合体生成物が生成した後で、且つその
望ましい重合体生成物を回収する前に、その工程を排気する。その排気は大気圧
より低い圧力での減圧(又は真空)排気であることが好ましい。排気は揮発性物
質の排出のために実施される。
【0020】 本発明に従った方法は、連続法又は回分法で実施される。本発明の実施には任
意の連続法を使用することができる。しかし、一般に多軸スクリュー押出機がよ
り好ましく、二軸スクリュー押出機が最も好ましい。一般に二軸スクリュー押出
機は、好ましくは噛み合った、そして共回転でも逆回転でもよい2基の軸を有し
ている。ここで用いられる時「噛み合った」なる用語は、複数の軸がぶつかり合
うことなく、互いに協調し相接して回転するように一緒に噛み合った軸を表す。
さらに、ここで用いられる時「共回転」なる用語は、同じ方向に回転する複数の
軸を表し;「逆回転」なる用語は、反対方向に回転する複数の軸を表す。
【0021】 本発明は、以下の実施例を参照することにより、より容易に理解されるであろ
う。勿論、ひとたび本発明が完全に開示されたなら当業者にとっては自明なこと
となるであろう本発明の多くの他の形態が存在しており、従ってこれらの実施例
は説明の目的でのみ提供されたものであって、何れにしても本発明の範囲を限定
するものと解釈されるべきではないということは認められるであろう。さらにこ
こに引用された全ての米国特許は、それらの全てが引用によりここに組み込まれ
る。
【0022】 実施例 次の実施例において、以下に挙げる試験方法が、ここでのエチレンの単独重合
体及び共重合体の分析特性を評価することに用いられた。 A.密度は、次の事項を除きASTM D2839−93に従って測定する。 a)7.2及び7.3に記載された状態調節手順は除く。 b)ストランドは23℃で30分間状態調節する。 c)密度は、7.4に引き続いて直ちにASTM D1505に従って測定
する。 d)密度は、少なくとも3つの試験片の密度値を平均することにより測定す
る。最小密度試験片と最大密度試験片との最大差は0.0005g/cm3 であっ
た。もしこの差が0.0005g/cm3 より大きい時には、試験は7.1から出
発して繰り返した。
【0023】 B.メルトインデックス(MI)、I2 は190℃で測定し、ASTM D−
1238の条件Eに従って測定し、dg/分で記録する; C.高負荷メルトインデックス(HLMI)、I21は上記メルトインデックス
試験に用いられる10倍の荷重で測定し、ASTM D−1238の条件Fに従
って測定する; D.メルトインデックス比(MIR)=I21/I2 、すなわち、高負荷メルト
インメルトインデックス/メルトインデックス;
【0024】 E.重量平均分子量(Mw)及び数平均分子量(Mn)は、Waters社のゲル・
パーミエーション・クロマトグラフィ・シリーズ(Gel Permeation Chromatogra
phy Series)150C/ALC/GPCを用いて、138℃で測定した。Mw及
びMnの定量方法は、作業者マニュアル082916TP Revision
0(1993年10月)において、Millipore Corporation Milford, MA により
推奨されたものである。ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィ装置(GP
C)には超スチロゲル(ultra styrogel)・カラム及び屈折率検
知器を装備した。その装置は、その機器と一緒に購入されたTriSEC GP
Cソフトウェアversion 2.70を用い、Mw(重量平均分子量)及び
Mn(数平均分子量)を自動的に計算する。その機器は、米国商務省ギャザース
バーグ国家規格技術協会(the U.S.Dep. of Commerce National Institute of S
tandards and Technology in Gathersburg)MD 20899より取得したNB
S 1475ポリエチレンを用いて検量された。用いられた溶媒はo−ジクロロ
ベンゼンであった。そのポリエチレンは、o−ジクロロベンゼンに溶解してポリ
エチレンを0.1%含有する溶液を作成した。この溶液はGPCに1.0ml/分
で通した。 F.分子量分布(MWD)はMw/Mnの比率である。 本方法を実施するため例1〜5及び8に使用した装置は、Berstorff
ZE40A×55L/D(長さ/直径)共回転二軸スクリュー押出機であった
。Berstorff二軸スクリュー押出機はBerstorff Corporation, of Flor
ence, Kentuckyにより製造販売されている。
【0025】例1 Eastman Chemical Company, Kingsport, Tennesseeにより製造販売されている
CM−27050−F LLDPE(線状低密度ポリエチレン)を、容量測定ペ
レット供給機によって押出機の導入ホッパー中に57lb/hr(ポンド/時)(2
5.86kg/hr)の速度で供給した。そのLLDPE重合体はエチレンとヘキセ
ンとを含んでなり、メルトインデックス(MI)値0.445dg/分、メルトイ
ンデックス比32、密度0.9075g/cc、重量平均分子量(Mw)177,
000、数平均分子量(Mn)35,600及び分子量分布(Mw/Mn)4.
97であることを特徴とする。押出機は300回転/分(rpm )の速度で運転し
た。LLDPE重合体は押出機に供給されて溶融された。溶融されたLLDPE
重合体は、その後、連続的に配置された(それぞれの領域は前の領域に続いてお
り、最初の領域は重合体が溶融された場所に続いている)3段の反応領域に導入
した。押出機のそれぞれの反応領域は250℃の温度に保持され、そして溶融L
LDPE重合体は、それぞれの領域に少なくとも5秒の滞留時間の間保持し、そ
のLLDPE重合体の重量平均分子量(Mw)及びメルトインデックス比(MI
R)が低下するようにした。温度250℃での減圧排気の2段の領域が揮発分を
除去するために用いられ、最初の減圧領域は水銀柱28インチ(94.59kPa
)で、且つ2番目の減圧領域も水銀柱28インチ(94.59kPa )であった。
得られたLLDPEは標準冷水ストランド浴(a standard cold water strandin
g bath)中に溶融生成物を押し出すことにより回収した。冷却されたストランド
は次いでペレットに切断した。得られたLLDPE生成物は分析して、次の特性
を有することが見出された: メルトインデックス(MI) 1.47dg/分 メルトインデックス比(MIR) 26.7 密度 0.9084g/cc 重量平均分子量(Mw) 133,000 数平均分子量(Mn) 38,600 分子量分布(Mw/Mn) 3.46
【0026】例2 次のことを除いて、例1の手順に従って実施した。 a)3段の反応領域を340℃の温度に保持した。 b)供給原料は89lb/hr(40.37kg/hr)の速度で導入し得られたLL
DPE生成物は分析して、次の特性を有することが見出された: メルトインデックス(MI) 7.1dg/分 メルトインデックス比(MIR) 22.8 密度 0.9088g/cc 重量平均分子量(Mw) 85,000 数平均分子量(Mn) 28,100 分子量分布(Mw/Mn) 3.04
【0027】例3 次のことを除いて、例1の手順に従って実施した。 a)使用した供給原料は、Eastman Chemical Company LT-24016-F LLDPE 、メ
ルトインデックス0.6dg/分、メルトインデックス比29.3、密度0.91
7g/cc、Mw 142,200、Mn 35,300及びMw/Mn 4を有
することを特徴とするエチレン・ヘキセン共重合体であった。 b)押出機は150rpm の速度で運転した。 c)3段の反応領域は415℃の温度に保持した。 d)供給原料は98lb/hr(44.45kg/hr)の速度で導入した。 e)第1段減圧領域は水銀柱28インチ(94.59kPa )であり、第2段減
圧領域は水銀柱27インチ(91.2kPa )であった。 得られたLLDPE生成物は分析して、次の特性を有することが見出された: メルトインデックス(MI) 72dg/分 メルトインデックス比(MIR) 11.4 密度 0.9142g/cc 重量平均分子量(Mw) 45,900 数平均分子量(Mn) 18,600 分子量分布(Mw/Mn) 2.47
【0028】例4 次のことを除いて、例1の手順に従って実施した。 a)使用した供給原料は、Eastman Chemical Company CM-27050-F LLDPE (例
1で定義された)75重量%と、メルトインデックス8、メルトインデックス比
28、密度0.962g/cc、Mw 72000、Mn 21000及びMw/
Mn 3.4を有することを特徴とするEastman Chemical Company H-6001A高密
度ポリエチレン(HDPE)25重量%とのブレンドであった; b)押出機は380rpm の速度で運転した。 c)3段の反応領域は415℃の温度に保持した。 d)供給原料は47lb/hr(21.3kg/hr)の速度で導入した。 e)第1段減圧領域は水銀柱27.5インチ(92.9kPa )であり、第2段
減圧領域は水銀柱27インチ(91.2kPa )であった。得られたLLDPE生
成物は分析して、次の特性を有することが見出された: メルトインデックス(MI) 220dg/分 メルトインデックス比(MIR) 18.9 密度 0.9264g/cc 重量平均分子量(Mw) 34,300 数平均分子量(Mn) 13,800 分子量分布(Mw/Mn) 2.49
【0029】例5 次のことを除いて、例1の手順に従って実施した。使用された供給原料は、Ea
stman Chemical Company CV-77502 LLDPE 、メルトインデックス0.5dg/分、
メルトインデックス比31.5、密度0.906g/cc、Mw 165000、
Mn 43000及びMw/Mn 3.7を有することを特徴とするエチレン・
ヘキセン共重合体であった。LLDPE重合体は57lb/hr(25.86kg/hr
)の速度で導入した。押出機は300rpm の速度で運転した。LLDPE重合体
は押出機に供給して溶融した。溶融された重合体はその後、連続的に配置された
押出機の2段の反応領域に導入し、それらの押出機の反応領域は300℃の温度
に保持し、そしてそれぞれの領域では溶融LLDPE重合体は少なくとも5秒の
滞留時間の間保持して、その結果そのLLDPE重合体の重量平均分子量(Mw
)及びメルトインデックス比(MIR)が低下した。250℃の減圧排気の2段
の領域を用い、第1段減圧領域は水銀柱27インチ(91.2kPa )で、且つ第
2段減圧領域も水銀柱27インチ(91.2kPa )であった。得られたLLDP
E生成物は、次の特性を有することが見出された: メルトインデックス(MI) 4.2dg/分 メルトインデックス比(MIR) 22.5 密度 0.910g/cc 重量平均分子量(Mw) 45,700 数平均分子量(Mn) 21,600 分子量分布(Mw/Mn) 2.1
【0030】 本発明を実施する例6及び7で利用した装置はBerstorff ZE25
X63L/D(長さ/倍)共回転(co−rotating/2軸スクリュー押
出機であった。この押出機はBerstorff Corporationによ
って製造販売されている。
【0031】例6 Eastman Chemical Company, Kingsport, Tennesseeにより製造販売されている
H6001A HDPE(高密度ポリエチレン)ペレットを、容量測定ペレット
供給機によって押出機の導入ホッパー中に29.1lb/hr(ポンド/時)(13
.2kg/hr)の速度で供給した。このHDPE重合体はメルトインデックス(M
I)値7.3dg/分、メルトインデックス比26.4、重量平均分子量(Mw)
87,800、数平均分子量(Mn)10,000及び分子量分布(Mw/Mn
)8.78であることを特徴とする。押出機は425回転/分(rpm )の速度で
運転した。HDPE重合体は押出機に供給して溶融した。溶融されたHDPE重
合体は、その後、連続的に配置された(それぞれの領域は前の領域に続いており
、最初の領域は重合体が溶融された場所に続いている)3段の反応領域に導入し
た。押出機のそれぞれの反応領域は400℃の温度に保持し、そして溶融HDP
E重合体は、それぞれの領域に少なくとも5秒の滞留時間の間保持し、そのHD
PE重合体の重量平均分子量(Mw)及びメルトインデックス比(MIR)が低
下するようにした。溶融無水マレイン酸を3段反応領域の第2番目に0.17ポ
ンド/時(0.08kg/hr)の速度で導入し、混合した。温度215℃での減圧
排気の2段の領域が揮発分を除去するために用いられ、最初の減圧領域は水銀柱
26インチ(87.8kPa )で、且つ2番目の減圧領域も水銀柱26インチ(8
7.8kPa )であった。得られたHDPEは標準冷水ストランド浴中に溶融生成
物を押し出すことにより回収した。冷却されたストランドは次いでペレットに切
断した。得られたHDPE生成物は分析して、次の特性を有することが見出され
た: メルトインデックス(MI) 37dg/分 メルトインデックス比(MIR) 21 重量平均分子量(Mw) 38,800 数平均分子量(Mn) 8,520 分子量分布(Mw/Mn) 4.55
【0032】例7 Eastman Chemical Company, Kingsport, Tennesseeにより製造販売されている
CV−27052−F LLDPE(線状低密度ポリエチレン)を、容量測定ペ
レット供給機によって押出機の導入ホッパー中に17lb/hr(ポンド/時)(7
.71kg/hr)の速度で供給した。このLLDPE重合体はエチレンとヘキセン
とを含んでなり、メルトインデックス(MI)値0.52dg/分、メルトインデ
ックス比29.3、重量平均分子量(Mw)124,800、数平均分子量(M
n)24,200及び分子量分布(Mw/Mn)5.16であることを特徴とす
る。押出機は450回転/分(rpm )の速度で運転した。LLDPE重合体は押
出機に供給して溶融した。溶融されたLLDPE重合体は、その後、連続的に配
置された(それぞれの領域は前の領域に続いており、最初の領域は重合体が溶融
された場所に続いている)3段の反応領域に導入した。押出機のそれぞれの反応
領域は350℃の温度に保持し、そして溶融LLDPE重合体は、それぞれの領
域に少なくとも5秒の滞留時間の間保持し、そのLLDPE重合体の重量平均分
子量(Mw)及びメルトインデックス比(MIR)が低下するようにした。溶融
無水マレイン酸を3段反応領域の第2番目に0.13ポンド/時(0.06kg/
hr)の速度で導入し、混合した。温度215℃での減圧排気の2段の領域が揮発
分を除去するために用いられ、最初の減圧領域は水銀柱27インチ(91.2kP
a )で、且つ2番目の減圧領域も水銀柱27インチ(91.2kPa )であった。
得られたLLDPEは標準冷水ストランド浴中に溶融生成物を押し出すことによ
り回収した。冷却されたストランドは次いでペレットに切断した。得られたLL
DPE生成物は分析して、次の特性を有することが見出された: メルトインデックス(MI) 21.5dg/分 メルトインデックス比(MIR) 19.9 重量平均分子量(Mw) 45,400 数平均分子量(Mn) 16,200 分子量分布(Mw/Mn) 2.80
【0033】例8 Eastman Chemical Company, Kingsport, Tennesseeにより製造販売されている
EMAC SP2268 エチレンメチルアクリレート共重合体(EMAC)を
、容量測定ペレット供給機によって押出機の導入ホッパー中に160lb/hr(ポ
ンド/時)(72.6kg/hr)の速度で供給した。このEMAC重合体はエチレ
ンとメチルアクリレートとを含んでなり、メルトインデックス(MI)値9dg/
分、メルトインデックス比38、重量平均分子量(Mw)75,400、数平均
分子量(Mn)17,900及び分子量分布(Mw/Mn)4.21であること
を特徴とする。押出機は330回転/分(rpm )の速度で運転した。EMAC重
合体は押出機に供給して溶融した。溶融されたEMAC重合体は、その後、連続
的に配置された(それぞれの領域は前の領域に続いており、最初の領域は重合体
が溶融された場所に続いている)3段の反応領域に導入した。押出機のそれぞれ
の反応領域は350℃の温度に保持し、そして溶融EMAC重合体は、それぞれ
の領域に少なくとも5秒の滞留時間の間保持し、EMAC重合体の重量平均分子
量(Mw)及びメルトインデックス比(MIR)が低下するようにした。温度2
50℃での減圧排気の2段の領域が揮発分を除去するために用いられ、最初の減
圧領域は水銀柱28インチ(94.59kPa )で、且つ2番目の減圧領域も水銀
柱28インチ(94.59kPa )であった。得られたEMACは標準冷水ストラ
ンド浴中に溶融生成物を押し出すことにより回収した。冷却されたストランドは
次いでペレットに切断した。得られたEMAC生成物は分析して、次の特性を有
することが見出された: メルトインデックス(MI) 22.7dg/分 メルトインデックス比(MIR) 32.3 重量平均分子量(Mw) 63,300
【0034】 ここに記載された本発明の形態は説明に役立てるためだけのものであり、本発
明の範囲を限定しようと意図するものではないということは、明確に理解される
べきである。本発明には、前記の請求項の範囲内に包含される全ての変形が含ま
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),BR,C N,JP,MX Fターム(参考) 4J100 AA02P AA03Q AA04Q AA15Q AA16Q AA19Q AA21Q AJ02Q AJ08Q AJ09Q AL03Q AL04Q AS02Q AS03Q AS04Q AS11Q AS15Q AU21Q CA01 CA03 CA31 DA04 DA12 DA42 HA51 HA57 HC28 HE17 HE32 HF00 HF01 JA03

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレンと、炭素原子3〜16のオレフィンから選ばれる少
    なくとも1種又はそれ以上の他のオレフィンとを含んでなり、26より小さいメ
    ルトインデックス比(MIR)、2.4より大きい分子量分布(Mw/Mn)値
    及び0.95g/ccより小さい密度を有することを特徴とするエチレン共重合体
  2. 【請求項2】 メルトインデックス比(MIR)が1以上で26より小さく
    、分子量分布値が2.4より大きく約30までで、且つ密度が0.87g/ccよ
    り大きく0.95g/ccより小さい請求項1に記載のエチレン共重合体。
  3. 【請求項3】 1種又はそれ以上のカルボン酸又は酸無水物基を含む不飽和
    モノマーで官能化された請求項1に記載のエチレン共重合体。
  4. 【請求項4】 不飽和モノマーが無水マレイン酸である請求項3に記載のエ
    チレン共重合体。
  5. 【請求項5】 22より小さいメルトインデックス比(MIR)及び2.4
    より大きい分子量分布(Mw/Mn)値を有することを特徴とするポリエチレン
    、又はエチレンと炭素原子3〜16のオレフィンから選ばれる少なくとも1種も
    しくはそれ以上の他のオレフィンとを含んでなるエチレン共重合体。
  6. 【請求項6】 メルトインデックス比(MIR)が1以上で22より小さく
    、且つ分子量分布(Mw/Mn)値が2.4より大きく約30までである請求項
    5に記載のポリエチレン又はエチレン共重合体。
  7. 【請求項7】 1種又はそれ以上のカルボン酸又は酸無水物基を含む不飽和
    モノマーで官能化された請求項5に記載のエチレン共重合体。
  8. 【請求項8】 不飽和モノマーが無水マレイン酸である請求項7に記載のエ
    チレン共重合体。
  9. 【請求項9】 低下したメルトインデックス比(MIR)及び低下した重量
    平均分子量分布(Mw)を有する、ポリエチレン及び/又はエチレンと共重合可
    能な少なくとも1種もしくはそれ以上の他のオレフィンとエチレンとの共重合体
    及び/又は当該共重合体の混合物の製造方法であって: a.第一のポリエチレン及び/又はエチレンと少なくとも1種もしくはそれ以
    上の他のオレフィンとを含んでなる第一のエチレン共重合体を装置に導入して、
    その第一のポリエチレン及び/又はエチレン共重合体及び/又は当該共重合体の
    混合物の融点より高い温度でそのポリエチレン及び/又はエチレン共重合体を溶
    融し、 b.得られた溶融した第一のポリエチレン及び/又はエチレン共重合体及び/
    又は当該共重合体の混合物を、少なくとも2段又はそれ以上の、連続的に配置さ
    れ且つ少なくとも220℃の温度に保持された反応領域に導入し、 c.前記溶融した第一のポリエチレン及び/又はエチレン共重合体及び/又は
    当該共重合体の混合物を、少なくとも2段又はそれ以上の反応領域中で、十分な
    攪拌に十分な時間曝して、その第一のポリエチレン及び/又はエチレン共重合体
    及び/又は当該共重合体の混合物のメルトインデックス比(MIR)及び重量平
    均分子量(Mw)が低下するようにし、そして d.第一のポリエチレン及び/又はエチレン共重合体及び/又は当該共重合体
    の混合物と比較して、低下したメルトインデックス比(MIR)及び低下した重
    量平均分子量(Mw)を有する、生成第二のポリエチレン及び/又はエチレン共
    重合体及び/又は当該共重合体の混合物を回収すること、 を含んでなる方法。
  10. 【請求項10】 第一のポリエチレン及び/又はエチレン共重合体及び/又
    は当該共重合体の混合物が、少なくとも200℃の温度で溶融される請求項9に
    記載の方法。
  11. 【請求項11】 少なくとも2段又はそれ以上の反応領域が、それぞれ約2
    80〜約600℃の温度に保持されている請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】 溶融した第一のポリエチレン及び/又はエチレン共重合体
    及び/又は当該共重合体の混合物が、少なくとも2段又はそれ以上の領域のそれ
    ぞれで、少なくとも約100回転/分(rpm )より高い速度で攪拌される請求項
    9に記載の方法。
  13. 【請求項13】 溶融した第一のポリエチレン及び/又はエチレン共重合体
    及び/又は当該共重合体の混合物が、約100〜約1,500回転/分(rpm )
    の速度で攪拌される請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 回転速度が約300〜約500回転/分(rpm )である請
    求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 第一のポリエチレン及び/又はエチレン共重合体及び/又
    は当該共重合体の混合物が、少なくとも2段又はそれ以上の領域のそれぞれで、
    少なくとも約5秒間攪拌される請求項9に記載の方法。
  16. 【請求項16】 攪拌時間が約5〜約300秒である請求項15に記載の方
    法。
  17. 【請求項17】 攪拌時間が約30〜約120秒間である請求項16に記載
    の方法。
  18. 【請求項18】 さらに、第二のポリエチレン及び/又はエチレン共重合体
    及び/又は当該共重合体の混合物が生成した後で、且つその第二のポリエチレン
    及び/又はエチレン共重合体及び/又は当該共重合体の混合物を回収する前に、
    装置を排気することを含んでなる請求項9に記載の方法。
  19. 【請求項19】 排気が減圧排気である請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 装置がスクリュー押出機である請求項9に記載の方法。
  21. 【請求項21】 スクリュー押出機が二軸スクリュー押出機である請求項2
    0に記載の方法。
  22. 【請求項22】 装置が二軸スクリュー押出機である請求項13に記載の方
    法。
  23. 【請求項23】 装置が二軸スクリュー押出機である請求項18に記載の方
    法。
  24. 【請求項24】 装置が二軸スクリュー押出機である請求項19に記載の方
    法。
  25. 【請求項25】 エチレンと共重合可能な単量体が炭素数3〜16のオレフ
    ィン、アルキル基の炭素数が約1〜約15のアルキルアクリレート、アルキル基
    の炭素数が約1〜約15のアルキルメタクリレート、エチレン性不飽和ジカルボ
    ン酸又はその酸無水物並びにカルボキシレートの炭素数が約1〜約15のビニル
    カルボキシレートから選ばれる請求項9に記載の方法。
  26. 【請求項26】 エチレンと共重合可能な単量体がメチルアクリレート及び
    ブチルアクリレートからなる群から選ばれる請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 低下したメルトインデックス比(MIR)及び低下した重
    量平均分子量(Mw)を有する、官能化ポリエチレン及び/又はエチレンと少な
    くとも一種又はそれ以上のエチレンと共重合可能な他の単量体との官能化共重合
    体を製造する方法であって、 a.ポリエチレン及び/又はエチレンと少なくとも一種又はそれ以上のエチレ
    ンと共重合可能な他の単量体との共重合体及び/又は前記共重合体の化合物を装
    置中へ導入し、そしてポリエチレン及び/又はエチレンの共重合体及び/又は共
    重合体の混合物の融点より高い温度でポリエチレン及び/又はエチレンの共重合
    体及び/又は共重合体の混合物を溶融し、 b.得られた溶融ポリエチレン及び/又はエチレンの共重合体及び/又は共重
    合体の混合物を、少なくとも220℃の温度に保持され、連続的に配置された少
    なくとも二つ又はそれ以上の反応領域中に導入し、 c.官能化剤を少なくとも一つ又はそれ以上の反応領域に導入し、 d.溶融ポリエチレン及び/又はエチレン共重合体及び/又は共重合体混合物
    並びに官能化剤を、少なくとも二つ又はそれ以上の反応領域において、得られる
    官能化されたポリエチレン及び/又は官能化された共重合体及び/又は共重合体
    の官能化された混合物のメルトインデックス比(MIR)及び重量平均分子量(
    Mw)が低下するように、十分な撹拌と滞留時間に曝し、そして e.ポリエチレン及び/又はエチレン共重合体及び/又は共重合体の混合物に
    比較してメルトインデックス比(MIR)及び重量平均分子量(Mw)を有する
    、得られた官能化されたポリエチレン及び/又は官能化されたエチレン共重合体
    及び/又は官能化されたエチレン共重合体の混合物を回収すること を含んでなる方法。
  28. 【請求項28】 エチレン成分の重量に基づいて約0.20〜約10重量%
    の量で官能化剤を導入する請求項27に記載の方法。
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