JP2003514355A - 2次リチウム電池 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
リチウムデンドライトの形成が阻害された2次リチウム金属電池の記載である。電池(1)は、電流集積部(5)の陰極物質(3)、及びポリマーゲル電解質が任意に分離帯と結合する分離帯(11)によって隔てられた電流集積部(9)の陽極物質(7)からなる。本発明によると、陰極(アノード)は広い表面積を持ち、充電中の陰極のリチウムデンドライトが妨げられる。広い表面積の電極物質の例は、黒鉛の粒子、ニッケルのような金属、若しくは金属泡、例えばニッケルの泡である。リチウム挿入は金属においては起こらず、黒鉛におけるリチウムの挿入能力は、陽極能力の多くて25パーセントである。
Description
【0001】
本発明は、多孔性構造の電気伝導性物質を伴う陰極物質を持った陰極、リチウ
ムを挿入することができる陽極物質を伴う陽極、及び陽陰極間の非水性イオン伝
導性媒体からなる2次リチウム電池に関連している。
ムを挿入することができる陽極物質を伴う陽極、及び陽陰極間の非水性イオン伝
導性媒体からなる2次リチウム電池に関連している。
【0002】
CDプレーヤー、携帯電話、ノート型パーソナルコンピュータ、及びビデオカ
メラのような携帯型コードレス製品の軽重量品市場の成長に伴って、高エネルギ
ー密度2次(再充電可能)電池の需要が増加している。携帯性を受け入れられる
ためには、そのような電池はできる限り小重量で小体積における必要量のエネル
ギーを含むべきである。市場における現時点での再充電可能な電池は、例えばニ
ッケル−カドミウム(NiCd)及びニッケル−金属水素化物(NiMH)であ
り、これらは需要を満たしていない。さらに、カドミウムを陰極物質として使用
することは、環境的理由から避けるべきである。
メラのような携帯型コードレス製品の軽重量品市場の成長に伴って、高エネルギ
ー密度2次(再充電可能)電池の需要が増加している。携帯性を受け入れられる
ためには、そのような電池はできる限り小重量で小体積における必要量のエネル
ギーを含むべきである。市場における現時点での再充電可能な電池は、例えばニ
ッケル−カドミウム(NiCd)及びニッケル−金属水素化物(NiMH)であ
り、これらは需要を満たしていない。さらに、カドミウムを陰極物質として使用
することは、環境的理由から避けるべきである。
【0003】
電池に使用される非常に興味深い物質はリチウムである。リチウムは、すべて
の物質の中で一番軽く、金属リチウムの非常に高い理論エネルギー密度を持つ。
リチウムは、大きな負の熱力学ポテンシャルを持っているので、電池の陰極物質
分野におけるリーディング物質である。リチウムの使用は、環境に対して負の結
果は持たない。それゆえ、特に重量が重要な要素である場合は、再充電可能なリ
チウム電池は非常に有望である。
の物質の中で一番軽く、金属リチウムの非常に高い理論エネルギー密度を持つ。
リチウムは、大きな負の熱力学ポテンシャルを持っているので、電池の陰極物質
分野におけるリーディング物質である。リチウムの使用は、環境に対して負の結
果は持たない。それゆえ、特に重量が重要な要素である場合は、再充電可能なリ
チウム電池は非常に有望である。
【0004】
再充電可能なリチウム電池は、例えば、有機電解質中において多孔性ポリマー
状膜によって電気的な直接的接触を防ぎ、隔てられている陽極(カソード)及び
陰極(アノード)からなる。リチウム遷移金属酸化物は陽極として、及び金属リ
チウムは陰極として使用されることができる。例えば、電解質は、非水性有機溶
媒のリチウム塩で、良好なイオン伝導性と無視できる電気伝導性を持っている。
充電中、リチウムイオンは、陽極から陰極(リチウム)へと移動する。放電中は
、リチウムイオンは逆方向に移動して、陽極へと戻される。
状膜によって電気的な直接的接触を防ぎ、隔てられている陽極(カソード)及び
陰極(アノード)からなる。リチウム遷移金属酸化物は陽極として、及び金属リ
チウムは陰極として使用されることができる。例えば、電解質は、非水性有機溶
媒のリチウム塩で、良好なイオン伝導性と無視できる電気伝導性を持っている。
充電中、リチウムイオンは、陽極から陰極(リチウム)へと移動する。放電中は
、リチウムイオンは逆方向に移動して、陽極へと戻される。
【0005】
リチウムの金属片若しくはシートを陰極に使用する電池は、リチウム金属電池
と呼ばれる。このような電池は、充電/放電サイクルの繰り返しによって引き起
こされる電池における短い回路の問題に直面する。充電/放電サイクルの繰り返
しは、溶解の繰り返し及びリチウム金属の沈殿を引き起こし、リチウム金属のデ
ンドライトが陰極の表面で成長する。成長するデンドライトは、陰極と陽極を隔
てているセパレーターを通り抜けて陽極と接するようになり、短い回路となる。 再充電可能な電池の代替策は、リチウムが化合物の中に挿入できるリチウム金
属の陰極片若しくはシートである。そのような電池は、米国特許番号5、552
、239によって知られている。他のリチウムが挿入する化合物は、リチウム金
属から解放された再充電可能な電池を導く陽極として使用され、リチウム−イオ
ン(Li−ion)電池と呼ばれる。市販されているリチウム−イオン電池にお
いて、陽極は通常LixCoO2からなっており、xは0.5から1の間で変動
する。また、陰極は黒鉛(LiyC6)からなり、yの変動は0から1間である
。充電中は、リチウムイオンは陽極から排出され、非水性電解質へと移動する。
次いで、陰極がそれらのイオンを挿入する。放電中は、逆の工程が起こる。両電
極は、挿入反応(intercalation reaction)を表し、ま
たホスト−ゲスト(host−guest)反応として知られている。電解質濃
度の変化及び活性物質の電解質への任意の溶解も含まれない。それゆえ、リチウ
ム−イオン電池は、“ロッキングチェアー電池”(rocking−chair
batteries)としばしば名付けられる。炭素物質は、電池の充電及び
放電においてリチウムイオンをそれぞれ挿入及び放出することができるので、陰
極としての使用のために良いホストである。そのような炭素の陰極におけるデン
ドライトの成長は妨げられ、電池における短い回路としての問題は解決する。
と呼ばれる。このような電池は、充電/放電サイクルの繰り返しによって引き起
こされる電池における短い回路の問題に直面する。充電/放電サイクルの繰り返
しは、溶解の繰り返し及びリチウム金属の沈殿を引き起こし、リチウム金属のデ
ンドライトが陰極の表面で成長する。成長するデンドライトは、陰極と陽極を隔
てているセパレーターを通り抜けて陽極と接するようになり、短い回路となる。 再充電可能な電池の代替策は、リチウムが化合物の中に挿入できるリチウム金
属の陰極片若しくはシートである。そのような電池は、米国特許番号5、552
、239によって知られている。他のリチウムが挿入する化合物は、リチウム金
属から解放された再充電可能な電池を導く陽極として使用され、リチウム−イオ
ン(Li−ion)電池と呼ばれる。市販されているリチウム−イオン電池にお
いて、陽極は通常LixCoO2からなっており、xは0.5から1の間で変動
する。また、陰極は黒鉛(LiyC6)からなり、yの変動は0から1間である
。充電中は、リチウムイオンは陽極から排出され、非水性電解質へと移動する。
次いで、陰極がそれらのイオンを挿入する。放電中は、逆の工程が起こる。両電
極は、挿入反応(intercalation reaction)を表し、ま
たホスト−ゲスト(host−guest)反応として知られている。電解質濃
度の変化及び活性物質の電解質への任意の溶解も含まれない。それゆえ、リチウ
ム−イオン電池は、“ロッキングチェアー電池”(rocking−chair
batteries)としばしば名付けられる。炭素物質は、電池の充電及び
放電においてリチウムイオンをそれぞれ挿入及び放出することができるので、陰
極としての使用のために良いホストである。そのような炭素の陰極におけるデン
ドライトの成長は妨げられ、電池における短い回路としての問題は解決する。
【0006】
ホスト物質の使用の欠点は、それらの電池エネルギー密度の著しい低下である
。上限では、6つの炭素原子につき1リチウム原子が挿入することができ、その
理論的な収容能力量はほんの372mAh/(g carbon)のみであるが
、一方で、リチウム金属電極は3860mAh/gの蓄電能力を持つ。 本発明の目的は、特に、電池の充電中に陰極におけるリチウムデンドライトの
成長を阻害するリチウム金属2次電池の供給である。
。上限では、6つの炭素原子につき1リチウム原子が挿入することができ、その
理論的な収容能力量はほんの372mAh/(g carbon)のみであるが
、一方で、リチウム金属電極は3860mAh/gの蓄電能力を持つ。 本発明の目的は、特に、電池の充電中に陰極におけるリチウムデンドライトの
成長を阻害するリチウム金属2次電池の供給である。
【0007】
本発明によると、この目的は、第一段落に記載したリチウムの陰極における挿
入能力が陽極物質の能力の多くて25パーセントである特徴を持つ電池にて達成
された。本発明は、低電力密度の使用によって充電中のリチウムデンドライトの
形成が抑制された洞察を基にしている。米国特許番号5,552,239で引用
されているような特異性の高い表面積(m2/g)を持つ陰極物質の提供によっ
て達成することができた。しかし同時に、陰極物質の体積若しくは質量は低くす
べきで、充電中に挿入できるリチウム量はできる限り低くすべきである。驚くべ
きことに、高い特異性の表面積を持つ陰極物質における挿入できないリチウム量
は、なめらかなリチウム金属層の物質としてデンドライトの形成なしで堆積した
。結果として、得られた電池は、リチウム金属電池である。
入能力が陽極物質の能力の多くて25パーセントである特徴を持つ電池にて達成
された。本発明は、低電力密度の使用によって充電中のリチウムデンドライトの
形成が抑制された洞察を基にしている。米国特許番号5,552,239で引用
されているような特異性の高い表面積(m2/g)を持つ陰極物質の提供によっ
て達成することができた。しかし同時に、陰極物質の体積若しくは質量は低くす
べきで、充電中に挿入できるリチウム量はできる限り低くすべきである。驚くべ
きことに、高い特異性の表面積を持つ陰極物質における挿入できないリチウム量
は、なめらかなリチウム金属層の物質としてデンドライトの形成なしで堆積した
。結果として、得られた電池は、リチウム金属電池である。
【0008】
実践的な電池において、陰極の蓄電能力C(mAh)は、(電池の蓄電能力で
ある)陽極の蓄電能力に等しい。陰極の蓄電能力は、下記の式にて表すことがで
きる: Cneg=CLi intercal+CLi metal=Cpos,(1) 若しくは、言い換えれば:陰極の総蓄電能力は、挿入されている(挿入している
蓄電能力)リチウムの量及び金属層として堆積しているリチウムの量の合計に等
しい。本発明によると、リチウムに挿入している蓄電能力CLi interc al は、陽極の蓄電能力の多くて25パーセントである: CLi intercal <0.25Cpos(2) 上述のように、充電中の陰極における電流密度は、リチウムデンドライトの成
長を防ぐためにできる限り低くすべきである。充電/放電中の陰極を通る電流I neg は、陽極を通過する電流Iposに等しいため、電流密度i(A/m2)
は、好ましくは以下の関係への適用が選ばれる: Ineg <Ipos (3) 陰極の広い表面積は、例えば、陰極物質のための電気伝導性物質の小さい粒子
の多孔構造によって達成することができる。もし、球状粒子が使用されるのであ
れば、以下の関係により、粒子の直径は陰及び陽極物質の密度及び質量に依存し
ている: dnegδnegmpos <dposδposmneg,(4) ここでm(g)は電極物質の質量であり、δ(g/m3)は電極物質の密度であ
り、d(m)は電極物質の粒子の直径である。
ある)陽極の蓄電能力に等しい。陰極の蓄電能力は、下記の式にて表すことがで
きる: Cneg=CLi intercal+CLi metal=Cpos,(1) 若しくは、言い換えれば:陰極の総蓄電能力は、挿入されている(挿入している
蓄電能力)リチウムの量及び金属層として堆積しているリチウムの量の合計に等
しい。本発明によると、リチウムに挿入している蓄電能力CLi interc al は、陽極の蓄電能力の多くて25パーセントである: CLi intercal <0.25Cpos(2) 上述のように、充電中の陰極における電流密度は、リチウムデンドライトの成
長を防ぐためにできる限り低くすべきである。充電/放電中の陰極を通る電流I neg は、陽極を通過する電流Iposに等しいため、電流密度i(A/m2)
は、好ましくは以下の関係への適用が選ばれる: Ineg <Ipos (3) 陰極の広い表面積は、例えば、陰極物質のための電気伝導性物質の小さい粒子
の多孔構造によって達成することができる。もし、球状粒子が使用されるのであ
れば、以下の関係により、粒子の直径は陰及び陽極物質の密度及び質量に依存し
ている: dnegδnegmpos <dposδposmneg,(4) ここでm(g)は電極物質の質量であり、δ(g/m3)は電極物質の密度であ
り、d(m)は電極物質の粒子の直径である。
【0009】
好ましくは、陰極物質におけるリチウムにとっての挿入蓄電能力は、陽極の蓄
電能力の多くて10パーセント、若しくはより好ましくは、挿入は存在しない。
電能力の多くて10パーセント、若しくはより好ましくは、挿入は存在しない。
【0010】
もし、粒子が陰極物質に使用されるのであれば、金属若しくは炭素質物質の粒
子のような電気伝導性粒子が選ばれることができる。炭素質物質は、石油コーク
ス、石炭コークス、アセチレンブラック、ファーネスブラック、ケトジェンブラ
ック(ketjen black)、カーボンブラック、炭素繊維、及び黒鉛を
含んでいる。単壁炭素ナノ管(Single Wall Carbon Nan
o Tubes)(SWNT)及び複壁炭素ナノ管(Multi Wall N
ano Tubes)(MWNT)と呼ばれる物質もまた、炭素質物質として有
用に使用されることができる。黒鉛は、充電中に非常になめらかなリチウム堆積
を創るため、特に好まれる。ニッケルは、良好な電気伝導性を有し、安価で、リ
チウムの挿入が無視できるほど小さいので、金属粒子にとって好ましい金属であ
る。
子のような電気伝導性粒子が選ばれることができる。炭素質物質は、石油コーク
ス、石炭コークス、アセチレンブラック、ファーネスブラック、ケトジェンブラ
ック(ketjen black)、カーボンブラック、炭素繊維、及び黒鉛を
含んでいる。単壁炭素ナノ管(Single Wall Carbon Nan
o Tubes)(SWNT)及び複壁炭素ナノ管(Multi Wall N
ano Tubes)(MWNT)と呼ばれる物質もまた、炭素質物質として有
用に使用されることができる。黒鉛は、充電中に非常になめらかなリチウム堆積
を創るため、特に好まれる。ニッケルは、良好な電気伝導性を有し、安価で、リ
チウムの挿入が無視できるほど小さいので、金属粒子にとって好ましい金属であ
る。
【0011】
好ましい具体例において、電気伝導性粒子の平均的直径は、上述した式(4)
を満たすために、1マイクロメートルよりも小さい。
を満たすために、1マイクロメートルよりも小さい。
【0012】
本発明による電池において適切に使用されることができる陰極物質の他の群は
、商業的に入手可能な、例えばニッケルの金属泡(スポンジ金属)である。その
ような泡は、高い多孔性を示し、それは広い表面積を表す。
、商業的に入手可能な、例えばニッケルの金属泡(スポンジ金属)である。その
ような泡は、高い多孔性を示し、それは広い表面積を表す。
【0013】
陽極物質は、LiMn2O4,LiCoO2,若しくはLiNiO2がポリマ
ー状結合マトリックスに分散しているようなリチウム挿入化合物である。好まし
くは、混合物はまた、カーボンブラック(例えば、アセチレンブラック、サーマ
ルブラック)黒鉛粉末、金属粉末若しくは類似のような粉末状伝導性物質を含む
。伝導性物質の量は、質量の2乃至15%である。
ー状結合マトリックスに分散しているようなリチウム挿入化合物である。好まし
くは、混合物はまた、カーボンブラック(例えば、アセチレンブラック、サーマ
ルブラック)黒鉛粉末、金属粉末若しくは類似のような粉末状伝導性物質を含む
。伝導性物質の量は、質量の2乃至15%である。
【0014】
マトリックスポリマーは結合するものとして使用され、多糖類、熱可塑性ポリ
マー、及びゴム状の弾性を持つポリマーを含む。例として、カルボキシメチルセ
ルロース、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、ヘキサフルオ
ロプロピレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、及びスチレン−ブタジエンゴム
を含む。ポリマーは、単独若しくは組合せで使用されるかもしれない。ポリマー
状の結合剤は活性物質粉末をいっしょに結合して亀裂を防ぎ、そのような粉末状
物質を電流集積部(current collector)の表面に定着させる
。ポリマー状の結合剤の量は、質量の2乃至30%である。
マー、及びゴム状の弾性を持つポリマーを含む。例として、カルボキシメチルセ
ルロース、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、ヘキサフルオ
ロプロピレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、及びスチレン−ブタジエンゴム
を含む。ポリマーは、単独若しくは組合せで使用されるかもしれない。ポリマー
状の結合剤は活性物質粉末をいっしょに結合して亀裂を防ぎ、そのような粉末状
物質を電流集積部(current collector)の表面に定着させる
。ポリマー状の結合剤の量は、質量の2乃至30%である。
【0015】
もし特異的な電極物質が使用されれば、電流集積部は採用される。電流集積部
は、充電及び放電において効果的に電子を運ぶ。好ましくは、電流集積部は電極
物質が適用された金属片もしくは金属メッシュである。任意の電気伝導器は、電
池において化学反応を引き起こさない電流集積部のために使用されるであろう。
陽電流集積部(カソード)のための物質例は、ステンレススチール及びアルミニ
ウムを含む。陰電流集積部(アノード)のための物質例は、ステンレススチール
、銅、及びニッケルを含む。集積部は、切片状、フィルム状、若しくはシート状
の形状及び多孔性、穴が開いた状態若しくはメッシュのような形状である。集積
部の厚さは、一般的に1乃至500マイクロメートルである。
は、充電及び放電において効果的に電子を運ぶ。好ましくは、電流集積部は電極
物質が適用された金属片もしくは金属メッシュである。任意の電気伝導器は、電
池において化学反応を引き起こさない電流集積部のために使用されるであろう。
陽電流集積部(カソード)のための物質例は、ステンレススチール及びアルミニ
ウムを含む。陰電流集積部(アノード)のための物質例は、ステンレススチール
、銅、及びニッケルを含む。集積部は、切片状、フィルム状、若しくはシート状
の形状及び多孔性、穴が開いた状態若しくはメッシュのような形状である。集積
部の厚さは、一般的に1乃至500マイクロメートルである。
【0016】
電極物質は、有機溶媒使用における湿潤工程(wet process)での
粉末状の、陰若しくは陽活性微粒子物質、伝導性物質、及び結合物質を混合する
ことによって合成される。
粉末状の、陰若しくは陽活性微粒子物質、伝導性物質、及び結合物質を混合する
ことによって合成される。
【0017】
次いで、電流集積部に覆われ、乾燥及び圧縮されたペースト状の混合物が得ら
れる。この目的のために、下記のコーティング方法のうち1つが通常採用され、
それらはスクリーンプリンティング(screen printing)、ロー
ラー塗り、ドクターブレードコーティング(doctor blade coa
ting)、ナイフコーティング(knife coating)、押しだし塗
り(extrusion coating)、バーコーティング(bar co
ating)、浸し塗り及び圧搾塗り(squeeze coating)であ
る。乾燥後に圧縮されたコートされた層の厚さは、一般的に1乃至1000マイ
クロメートルである。
れる。この目的のために、下記のコーティング方法のうち1つが通常採用され、
それらはスクリーンプリンティング(screen printing)、ロー
ラー塗り、ドクターブレードコーティング(doctor blade coa
ting)、ナイフコーティング(knife coating)、押しだし塗
り(extrusion coating)、バーコーティング(bar co
ating)、浸し塗り及び圧搾塗り(squeeze coating)であ
る。乾燥後に圧縮されたコートされた層の厚さは、一般的に1乃至1000マイ
クロメートルである。
【0018】
陽及び陰極間に設置された分離帯は、高いイオン透過性及び所望の機械的強さ
を持つ絶縁フィルム若しくは金属の薄片である。それは、陰及び陽極間の短い回
路を防ぎ、及び電解質溶液を保つ。広く使用される分離帯は、グラスファイバー
若しくは多孔性シート若しくはポリエチレンやポリプロピレンのようなオレフィ
ンポリマーからなる波立っていない布からできている。ポリマーは、電極物質の
ための結合するものとして同様に使用されるかもしれない。孔の直径は、通常0
.01乃至10マイクロメートルである。分離帯の厚さは通常5乃至300マイ
クロメートルである。もし、電池でポリマーゲル電解質が使用されると(リチウ
ムポリマー電池)、このポリマーゲルは分離帯のように働き、分離するための分
離帯金属の薄片は必要ない。ポリマーゲル電解質はまた、分離するための分離帯
フィルム若しくは金属の薄片と組み合わされるかもしれない。
を持つ絶縁フィルム若しくは金属の薄片である。それは、陰及び陽極間の短い回
路を防ぎ、及び電解質溶液を保つ。広く使用される分離帯は、グラスファイバー
若しくは多孔性シート若しくはポリエチレンやポリプロピレンのようなオレフィ
ンポリマーからなる波立っていない布からできている。ポリマーは、電極物質の
ための結合するものとして同様に使用されるかもしれない。孔の直径は、通常0
.01乃至10マイクロメートルである。分離帯の厚さは通常5乃至300マイ
クロメートルである。もし、電池でポリマーゲル電解質が使用されると(リチウ
ムポリマー電池)、このポリマーゲルは分離帯のように働き、分離するための分
離帯金属の薄片は必要ない。ポリマーゲル電解質はまた、分離するための分離帯
フィルム若しくは金属の薄片と組み合わされるかもしれない。
【0019】
本発明の電池の構造は、イオン伝導媒体として働く多数の液状電解質溶液のう
ち任意のものと共に活性化される。炭酸エチレン、炭酸プロピレン、炭酸メチル
エチルのようなエステル;テトラヒドロフラン、ジメチルスルホキシドのような
エーテル、及びそれらの混合物が溶媒として使用されるかもしれない。溶質の例
は、リチウムイオン(Li+)の塩からなるもの及びルイス酸(Lewis a
cid)イオン(BF4 −,PF6 −,AsF6 −,ClO4 −,CF3SO3 − )及びそれらの塩の混合されたものを含む。塩の濃度は、0.5乃至2モル/
リットルである。あるいは、上述しているが、陽及び陰極間の電気分離帯として
の働きを加えて、ポリマー(ゲル)型電解質のような固形イオン伝導性電解質が
使用されるかもしれない。
ち任意のものと共に活性化される。炭酸エチレン、炭酸プロピレン、炭酸メチル
エチルのようなエステル;テトラヒドロフラン、ジメチルスルホキシドのような
エーテル、及びそれらの混合物が溶媒として使用されるかもしれない。溶質の例
は、リチウムイオン(Li+)の塩からなるもの及びルイス酸(Lewis a
cid)イオン(BF4 −,PF6 −,AsF6 −,ClO4 −,CF3SO3 − )及びそれらの塩の混合されたものを含む。塩の濃度は、0.5乃至2モル/
リットルである。あるいは、上述しているが、陽及び陰極間の電気分離帯として
の働きを加えて、ポリマー(ゲル)型電解質のような固形イオン伝導性電解質が
使用されるかもしれない。
【0020】
好ましくは、本発明によると、電池は層状のセル構造をしている両電極及び分
離帯からなる積層板である。
離帯からなる積層板である。
【0021】
電池は、平坦でフレキシブルなシート状産物の形状若しくはジグザク状に折り
たたまれているか、若しくは円筒状の丸められているか、若しくは三角プリズム
形状であるかもしれない。電池はまた、単層若しくは複層型であるかもしれない
。平坦な電池の構造は、コイン状に押しつぶされた親しみのあるボタン型電池と
して使用される。
たたまれているか、若しくは円筒状の丸められているか、若しくは三角プリズム
形状であるかもしれない。電池はまた、単層若しくは複層型であるかもしれない
。平坦な電池の構造は、コイン状に押しつぶされた親しみのあるボタン型電池と
して使用される。
【0022】
様々なサイズの電池、蓄電能力、及び電圧幅は、多くのセルを重ねるか、若し
くは拡張した面積の単一セルを多方面にわたらせることによる層状のセル構造か
ら得られる。高い蓄電能力の電池は、セル素子配列の繰り返しによって構成する
ことができる。電池の出力電圧は、層状セル構造の大多数の基本的な積層板の配
列の掛け合わせによって増加され、この場合、第1セル構造の陰極層が第2の同
様なセル構造の陽極層と電気的な接触をするように位置している。そのような具
体例において、電池は陰極の複数層の積み重ね、分離帯及び陽極を含む。
くは拡張した面積の単一セルを多方面にわたらせることによる層状のセル構造か
ら得られる。高い蓄電能力の電池は、セル素子配列の繰り返しによって構成する
ことができる。電池の出力電圧は、層状セル構造の大多数の基本的な積層板の配
列の掛け合わせによって増加され、この場合、第1セル構造の陰極層が第2の同
様なセル構造の陽極層と電気的な接触をするように位置している。そのような具
体例において、電池は陰極の複数層の積み重ね、分離帯及び陽極を含む。
【0023】
電池は、プラスチック、金属、若しくはプラスチック樹脂でありうる電池ケー
スに収容される。そのような物質の例は、ステンレススチール及びポリプロピレ
ンのようなプラスチックを含む。封入は、粘着、溶接、若しくは、はんだ付けに
よってなされる。平坦でフレキシブルな電池は、ポリマーがコーティングされた
アルミニウム金属薄片の密封及び湿気を寄せ付けないバックにて封入される。
スに収容される。そのような物質の例は、ステンレススチール及びポリプロピレ
ンのようなプラスチックを含む。封入は、粘着、溶接、若しくは、はんだ付けに
よってなされる。平坦でフレキシブルな電池は、ポリマーがコーティングされた
アルミニウム金属薄片の密封及び湿気を寄せ付けないバックにて封入される。
【0024】
本発明の非水性2次電池は様々に(コードレスとして)適用することができ、
例えば、ノートブック型パーソナルコンピューター、携帯型CDプレーヤー、携
帯電話、電子手帳、ビデオカメラ、電気剃刀、電気用具、及び補聴器である。大
型製品としての応用先は、HEV(ハイブリッド型電気自動車)及びFEV(電
気自動車)が可能である。 本発明は、図解に伴う参照を用いて実施例により深く詳細に説明することによ
って明瞭にされるであろう。実例となる具体例1(黒鉛の陰極) 陰極は、米国特許番号5,552,239引用に記載の方法にて用意された。
混合物は、混合物質量の6.5部分を占める粒子の大きさが約5マイクロメート
ルである市販されているミクロクリスタン黒鉛粒子、1部分を占める結合剤とし
てのポリビニリデン(PVdF)、2.2部分を占める可塑剤としてのフタル酸
ジブチル、0.3部分を占める伝導物質としてのカーボンブラック、28部分を
占めるアセトンを混合することによって調製され、グラス板へのコーティングを
適用するようにペースト状に形成される。乾燥及びガラス板からのストリッピン
グ後、1.5平方センチメートルの陰極は、特異性の高い表面積を伴って切られ
る。この黒鉛電極の厚さは、約70マイクロメートルである。この電極における
黒鉛の総重量は、47.5ミリグラムである。
例えば、ノートブック型パーソナルコンピューター、携帯型CDプレーヤー、携
帯電話、電子手帳、ビデオカメラ、電気剃刀、電気用具、及び補聴器である。大
型製品としての応用先は、HEV(ハイブリッド型電気自動車)及びFEV(電
気自動車)が可能である。 本発明は、図解に伴う参照を用いて実施例により深く詳細に説明することによ
って明瞭にされるであろう。実例となる具体例1(黒鉛の陰極) 陰極は、米国特許番号5,552,239引用に記載の方法にて用意された。
混合物は、混合物質量の6.5部分を占める粒子の大きさが約5マイクロメート
ルである市販されているミクロクリスタン黒鉛粒子、1部分を占める結合剤とし
てのポリビニリデン(PVdF)、2.2部分を占める可塑剤としてのフタル酸
ジブチル、0.3部分を占める伝導物質としてのカーボンブラック、28部分を
占めるアセトンを混合することによって調製され、グラス板へのコーティングを
適用するようにペースト状に形成される。乾燥及びガラス板からのストリッピン
グ後、1.5平方センチメートルの陰極は、特異性の高い表面積を伴って切られ
る。この黒鉛電極の厚さは、約70マイクロメートルである。この電極における
黒鉛の総重量は、47.5ミリグラムである。
【0025】
合成の黒鉛電極は、電気集積部として働く銅グリッドを持つ積層板である。黒
鉛電極の反対側は、分離帯として働き、厚さが85マイクロメートルの多孔性P
VdF膜を持つ積層板である。陰極を組み立て形成中の積層物の温度は、約12
0℃である。
鉛電極の反対側は、分離帯として働き、厚さが85マイクロメートルの多孔性P
VdF膜を持つ積層板である。陰極を組み立て形成中の積層物の温度は、約12
0℃である。
【0026】
陽極は、米国特許番号5,552,239引用に記載の方法にて用意された。
混合物は、混合物重量の10.5部分を占める粒子の大きさが約53マイクロメ
ートルよりも小さいLiMn2O4、1.6部分を占める結合剤としてのポリビ
ニリデン(PVdF)、1.6部分を占める可塑剤としてのフタル酸ジブチル(
DBP)、0.5部分を占める伝導物質としてのカーボンブラック、16部分を
占めるアセトンを混合することによって調製され、グラス板へのコーティングを
適用するようにペースト状に形成される。乾燥及びガラス板からのストリッピン
グ後、陽極は、1.5平方センチメートルで切られる。この陽極の厚さは、約1
00マイクロメートルである。この電極におけるLiMn2O4の総重量は、1
0.5ミリグラムである。
混合物は、混合物重量の10.5部分を占める粒子の大きさが約53マイクロメ
ートルよりも小さいLiMn2O4、1.6部分を占める結合剤としてのポリビ
ニリデン(PVdF)、1.6部分を占める可塑剤としてのフタル酸ジブチル(
DBP)、0.5部分を占める伝導物質としてのカーボンブラック、16部分を
占めるアセトンを混合することによって調製され、グラス板へのコーティングを
適用するようにペースト状に形成される。乾燥及びガラス板からのストリッピン
グ後、陽極は、1.5平方センチメートルで切られる。この陽極の厚さは、約1
00マイクロメートルである。この電極におけるLiMn2O4の総重量は、1
0.5ミリグラムである。
【0027】
合成した陽電極は、電流集積部として働く開かれたメッシュ状のアルミニウム
グリッド(open mesh aluminium)を持つ積層板である。陽
極を組み立て形成中の積層物の温度は、約120℃である。
グリッド(open mesh aluminium)を持つ積層板である。陽
極を組み立て形成中の積層物の温度は、約120℃である。
【0028】
分離帯を含む電極の構造的に製造されたユニット(subassemblie
s)は、電池の層状構造へと組み立てられる。図1は、本発明による電位1の斜
めからみた図である。図では、銅グリッド5において黒鉛を基にした陰極物質3
が示されている。アルミニウムグリッド9上の陽極物質7は、分離帯11によっ
て陰極物質3から電気的に分離している。
s)は、電池の層状構造へと組み立てられる。図1は、本発明による電位1の斜
めからみた図である。図では、銅グリッド5において黒鉛を基にした陰極物質3
が示されている。アルミニウムグリッド9上の陽極物質7は、分離帯11によっ
て陰極物質3から電気的に分離している。
【0029】
次いで、結果得られた電池構造1は、抽出によって可塑剤DBPを除去するた
めに、ジエチルエーテルにしばらくの間浸透される。
めに、ジエチルエーテルにしばらくの間浸透される。
【0030】
乾燥後、電池は50:50の炭酸エチレン(EC):炭酸ジメチル(DMC)
中の1モル/リットルのLiPF6電解質溶液に浸透することによって充電/放
電サイクルを活性化される。
中の1モル/リットルのLiPF6電解質溶液に浸透することによって充電/放
電サイクルを活性化される。
【0031】
陰極は、2.2mA/cm2の幾何電流密度に一致する5mAの電気を適用す
ることによって急激で静電気的(galvanostatically)にリチ
ウム化される。4時間のリチウム化において、黒鉛粒子上のデンドライトなリチ
ウム堆積は電子顕微鏡で観察しても全く見られなかった。堆積したリチウムの量
は、3.75リチウム原子/炭素原子より多いレベルに届き、それは、化学量化
合物LiC6との関係において、約2.75の過剰量のリチウムを意味する。黒
鉛粒子は、非常になめらかに現れ、均一なリチウム堆積によって覆われる。なぜ
なら、黒鉛粒子の特異性が高い表面積は陰極において幾何電流密度よりも約18
0倍低い実質的な電流密度を引き起こすため、過度のリチウム化はデンドライト
なリチウム堆積を導かないことを証明している。
ることによって急激で静電気的(galvanostatically)にリチ
ウム化される。4時間のリチウム化において、黒鉛粒子上のデンドライトなリチ
ウム堆積は電子顕微鏡で観察しても全く見られなかった。堆積したリチウムの量
は、3.75リチウム原子/炭素原子より多いレベルに届き、それは、化学量化
合物LiC6との関係において、約2.75の過剰量のリチウムを意味する。黒
鉛粒子は、非常になめらかに現れ、均一なリチウム堆積によって覆われる。なぜ
なら、黒鉛粒子の特異性が高い表面積は陰極において幾何電流密度よりも約18
0倍低い実質的な電流密度を引き起こすため、過度のリチウム化はデンドライト
なリチウム堆積を導かないことを証明している。
【0032】
図2は、5mAの電流における充電時間t(時間)に対する陰極(リチウムの
参照電極に関連して)の電圧V(volt)を描いたものである。最初の5分間
では、電圧は急激にゼロまで落ち、これは黒鉛粒子が化学量化合物LiC6に対
して完全にリチウム化され、リチウム金属が粒子上に形成されたことが示される
。残りの充電時間においては、電圧は約ゼロで一定を保ち、黒鉛粒子はなめらか
なリチウム堆積物によって覆われる。この事例の場合、陰極のリチウムにおける
挿入能力は、陰極の総蓄電能力の約3パーセント、若しくは式(2)によると陽
極の蓄電能力の約3パーセントである。
参照電極に関連して)の電圧V(volt)を描いたものである。最初の5分間
では、電圧は急激にゼロまで落ち、これは黒鉛粒子が化学量化合物LiC6に対
して完全にリチウム化され、リチウム金属が粒子上に形成されたことが示される
。残りの充電時間においては、電圧は約ゼロで一定を保ち、黒鉛粒子はなめらか
なリチウム堆積物によって覆われる。この事例の場合、陰極のリチウムにおける
挿入能力は、陰極の総蓄電能力の約3パーセント、若しくは式(2)によると陽
極の蓄電能力の約3パーセントである。
【0033】
電池として知られている黒鉛を基にしたリチウム電極は、時間を通しての電圧
において遅い崩壊を示し、例えば、急激なゼロ電圧への崩壊は存在せず、なぜな
らば黒鉛の量(質量若しくは体積)、及び挿入能力、はより高く、陽極物質の量
及び能力とほとんど同じである。黒鉛の量が充電中のLiC6への挿入による全
てのリチウムの蓄えに十分である場合、過度のリチウム化は起こらないであろう
。実例となる具体例2(ニッケルの陰極) 陰極物質として黒鉛粒子に替わって、F.Fievet et alによるM
RS Bulletin (Dec.1989)29に記載のポリオレ工程(p
olyol process)によって調製されるニッケル粒子が使用されたこ
とを除けば、実例となる具体例1を繰り返した。微細なニッケル粒子は、3.2
9m2/gの特異性が高い表面積を持つ。混合物は、混合物質量の7部分を占め
る粒子の大きさが約1マイクロメートルであるニッケル粒子、1部分を占める結
合剤としてのポリビニリデン(PVdF)、1.7部分を占める可塑剤としての
フタル酸ジブチル、0.2部分を占める伝導物質としてのカーボンブラック、2
8部分を占めるアセトンを混合することによって調製され、グラス板へのコーテ
ィングを適用するようにペースト状に形成される。続く電池の製造は、具体例1
に記載と同様である。
において遅い崩壊を示し、例えば、急激なゼロ電圧への崩壊は存在せず、なぜな
らば黒鉛の量(質量若しくは体積)、及び挿入能力、はより高く、陽極物質の量
及び能力とほとんど同じである。黒鉛の量が充電中のLiC6への挿入による全
てのリチウムの蓄えに十分である場合、過度のリチウム化は起こらないであろう
。実例となる具体例2(ニッケルの陰極) 陰極物質として黒鉛粒子に替わって、F.Fievet et alによるM
RS Bulletin (Dec.1989)29に記載のポリオレ工程(p
olyol process)によって調製されるニッケル粒子が使用されたこ
とを除けば、実例となる具体例1を繰り返した。微細なニッケル粒子は、3.2
9m2/gの特異性が高い表面積を持つ。混合物は、混合物質量の7部分を占め
る粒子の大きさが約1マイクロメートルであるニッケル粒子、1部分を占める結
合剤としてのポリビニリデン(PVdF)、1.7部分を占める可塑剤としての
フタル酸ジブチル、0.2部分を占める伝導物質としてのカーボンブラック、2
8部分を占めるアセトンを混合することによって調製され、グラス板へのコーテ
ィングを適用するようにペースト状に形成される。続く電池の製造は、具体例1
に記載と同様である。
【0034】
2.2mA/cm2の幾何電流密度における充電において、図2と同様な電圧
−時間曲線が得られた。ニッケルにおいては、挿入は起こらない。リチウムデン
ドライトは観察されないが、なめらかなリチウム堆積がニッケル粒子上に得られ
た。
−時間曲線が得られた。ニッケルにおいては、挿入は起こらない。リチウムデン
ドライトは観察されないが、なめらかなリチウム堆積がニッケル粒子上に得られ
た。
【0035】
図3は、0.45mA/cm2の幾何電流密度において測定された充電/放電
サイクルの繰り返しの結果を示している。このグラフにおいて、セルの電圧V(
volt)は陽極物質LixMn2O4におけるリチウムのモル分数xに対して
描かれた。実例となる具体例3(スポンジニッケルの陰極) 陰極として多孔性の高いニッケル泡(Nitech製)を用い、実例となる具
体例1を繰り返した。
サイクルの繰り返しの結果を示している。このグラフにおいて、セルの電圧V(
volt)は陽極物質LixMn2O4におけるリチウムのモル分数xに対して
描かれた。実例となる具体例3(スポンジニッケルの陰極) 陰極として多孔性の高いニッケル泡(Nitech製)を用い、実例となる具
体例1を繰り返した。
【0036】
図4は、1mAの電流での充電時間t(時間)に対する陰極(リチウムの参照
電極に関連して)の電圧V(volt)を描いた。幾何電流電気密度は、0.4
5mA/cm2である。充電を始めると、電圧はただちにゼロまで落ちた。残り
の充電時間中は、電圧は、約ゼロで、実質的に一定を保ち、孔においてなめらか
なリチウム堆積によってニッケル泡は覆われた。リチウムデンドライトは観察さ
れなかった。
電極に関連して)の電圧V(volt)を描いた。幾何電流電気密度は、0.4
5mA/cm2である。充電を始めると、電圧はただちにゼロまで落ちた。残り
の充電時間中は、電圧は、約ゼロで、実質的に一定を保ち、孔においてなめらか
なリチウム堆積によってニッケル泡は覆われた。リチウムデンドライトは観察さ
れなかった。
【0037】
本発明によると、陰極物質が広い表面積を持つリチウム金属2次電池が供給さ
れた。例えば、この物質は、孔で、微粒子物質若しくは泡物質によって形成され
る。広い表面積のためには、充電中の陰極の電流密度は低く保ち、リチウムデン
ドライトの形成は阻害される。
れた。例えば、この物質は、孔で、微粒子物質若しくは泡物質によって形成され
る。広い表面積のためには、充電中の陰極の電流密度は低く保ち、リチウムデン
ドライトの形成は阻害される。
【図1】
本発明と一致した典型的な電池の層状構造の斜め方向からみた図である。
【図2】
幾何電流密度が2.2mA/cm2における黒鉛粒子を基にした陰極の電圧V
(volt)と充電時間t(時間)の相関を示している。
(volt)と充電時間t(時間)の相関を示している。
【図3】
本発明と一致した典型的な電池の充電/放電サイクル成績のグラフを示してい
る。
る。
【図4】
幾何電流密度が0.45mA/cm2におけるニッケル泡の陰極の電圧V(v
olt)と充電時間t(時間)の相関を示している。
olt)と充電時間t(時間)の相関を示している。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 フェイル,ハンス
オランダ国,5656 アーアー アインドー
フェン,プロフ・ホルストラーン 6
(72)発明者 オリシニ,フランソワ ペー エル
オランダ国,5656 アーアー アインドー
フェン,プロフ・ホルストラーン 6
(72)発明者 タラスコン,ヤン エム
オランダ国,5656 アーアー アインドー
フェン,プロフ・ホルストラーン 6
Fターム(参考) 5H029 AJ05 AK03 AL06 AL07 AL11
AM03 AM04 AM07 DJ13 DJ16
HJ00 HJ05
5H050 AA07 BA17 CA07 CA08 CA09
CB07 CB08 CB11 HA00 HA05
Claims (9)
- 【請求項1】 陰極のリチウムにおける挿入能力が陽極物質の能力の多くて
25パーセントである特徴を有し、電気伝導物質の多孔性構造を伴う陰極物質を
持つ陰極、リチウム挿入できる陽極物質を持つ陽極、及び陰極と陽極間の非水性
イオン伝導性媒体からなる2次リチウム電池。 - 【請求項2】 前記陰極のリチウムにおける挿入能力が陽極物質の能力の多
くて10パーセントである特徴を有する請求項1に記載の2次リチウム電池。 - 【請求項3】 前記陰極物質が電気伝導性物質の粒子からなる特徴を有する
請求項1若しくは2に記載の2次リチウム電池。 - 【請求項4】 前記陰極物質が炭素質物質の粒子からなる特徴を有する請求
項3に記載の2次リチウム電池。 - 【請求項5】 前記炭素質物質が黒鉛である特徴を有する請求項4に記載の
2次リチウム電池。 - 【請求項6】 前記陰極物質がニッケルの粒子からなる特徴を有する請求項
3に記載の2次リチウム電池。 - 【請求項7】 前記粒子の直径が1マイクロメートルよりも小さい特徴を有
する請求項3に記載の2次リチウム電池。 - 【請求項8】 前記陰極物質が金属泡からなる特徴を有する請求項1若しく
は2に記載の2次リチウム電池。 - 【請求項9】 前記泡の金属がニッケルである特徴を有する請求項8に記載
の2次リチウム電池。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP99203772 | 1999-11-11 | ||
EP99203772.1 | 1999-11-11 | ||
PCT/EP2000/010605 WO2001035482A1 (en) | 1999-11-11 | 2000-10-26 | Secondary lithium battery |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003514355A true JP2003514355A (ja) | 2003-04-15 |
Family
ID=8240855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001537120A Withdrawn JP2003514355A (ja) | 1999-11-11 | 2000-10-26 | 2次リチウム電池 |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US6346343B1 (ja) |
EP (1) | EP1151490A1 (ja) |
JP (1) | JP2003514355A (ja) |
WO (1) | WO2001035482A1 (ja) |
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JP2002025559A (ja) * | 2000-07-03 | 2002-01-25 | Sony Corp | 電 池 |
US7230321B2 (en) * | 2003-10-13 | 2007-06-12 | Mccain Joseph | Integrated circuit package with laminated power cell having coplanar electrode |
US7557433B2 (en) | 2004-10-25 | 2009-07-07 | Mccain Joseph H | Microelectronic device with integrated energy source |
JP4843936B2 (ja) * | 2004-01-20 | 2011-12-21 | ソニー株式会社 | 二次電池およびその充放電方法 |
US8617745B2 (en) * | 2004-02-06 | 2013-12-31 | A123 Systems Llc | Lithium secondary cell with high charge and discharge rate capability and low impedance growth |
CN102751488B (zh) * | 2004-02-06 | 2016-05-25 | A123系统有限责任公司 | 具有高充放电倍率能力的锂二次电池 |
KR100582557B1 (ko) * | 2004-11-25 | 2006-05-22 | 한국전자통신연구원 | 표면 패터닝된 음극 집전체로 이루어지는 리튬금속 고분자이차전지용 음극 및 그 제조 방법 |
DE102005005553A1 (de) * | 2005-02-07 | 2006-08-10 | Robert Bosch Gmbh | Elektrische Handwerkzeugmaschine |
US7816034B2 (en) * | 2007-08-09 | 2010-10-19 | Mcgervey Donald L | High-power battery |
CN101714669B (zh) | 2009-05-26 | 2011-05-04 | 张新 | 凝胶聚合物锂离子电池及其制造方法 |
CN109309234B (zh) * | 2017-07-26 | 2022-10-25 | 中能中科(天津)新能源科技有限公司 | 金属锂负极、其制备方法和包含该金属锂负极的锂电池 |
CN109301163A (zh) * | 2018-09-14 | 2019-02-01 | 湖南立方新能源科技有限责任公司 | 一种负极片及含有该负极片的金属锂电池 |
Family Cites Families (8)
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