JP2003513121A - 気相重合法 - Google Patents

気相重合法

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JP2003513121A JP2001533867A JP2001533867A JP2003513121A JP 2003513121 A JP2003513121 A JP 2003513121A JP 2001533867 A JP2001533867 A JP 2001533867A JP 2001533867 A JP2001533867 A JP 2001533867A JP 2003513121 A JP2003513121 A JP 2003513121A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、重合反応器にてα−オレフィン共重合法により生成されるコポリマーのポリマー凝集を防止すると共にその密度を制御する方法に関するものであり、ここでコモノマーとモノマーとの導入流速比を一定に保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、重合反応器にてα−オレフィンの共重合法により製造されたコポリ
マーのポリマー凝集を防止すると共に密度を制御する方法に関し、コモノマーと
モノマーとの導入の流量比を一定に保つ。
【0002】 オレフィン類(たとえばエチレン、プロピレン、ブテン、ヘキセンおよびオク
テン)をたとえば流動床で気相にて或いは重合触媒(たとえばチーグラー・ナッ
タ型触媒、メタロセン、クロム触媒、鉄もしくはコバルト触媒)の存在下に機械
撹拌反応器にて連続的に共重合させることが周知されている。
【0003】 重合反応の制御に関し、刊行物には既に多くの方法が記載されている。メタロ
セン触媒の存在下に重合反応器にてα−オレフィンの共重合を行う場合、本出願
人は公知方法を用いて生成コポリマーの密度を効果的に制御すると同時にポリマ
ー凝集を防止することができなかった(下記する比較例参照)。
【0004】 予想外に本出願人は、メタロセン触媒の存在下に連続気相重合により製造され
るコポリマーの密度を効果的に制御しうると共に、ポリマー凝集をコポリマーと
モノマーとの導入の流量比を一定に保つことにより効果的に防止しうることを突
き止めた。
【0005】 従って本発明は、2〜6個の炭素原子を有する2種のα−オレフィンをメタロ
セン型触媒の存在下に重合反応器にて気相で共重合させる連続法により生成され
たポリマーのポリマー凝集を防止すると共に密度を制御する方法を提供し、コポ
リマーとモノマーとの導入の流速比を一定に保つことを特徴とする。
【0006】 この特徴は、式 (qCi/qM)=K [式中、qCiは反応器中へのコポリマーiの導入の流量であり、qMは反応器
中へのモノマーの導入の流量であり、Kは従って一定である] により示すことができる。個々の(コ)モノマーの流量が重量流速(たとえばk
g/h)で現される場合、Kは好ましくは0.005〜1である。エチレンが主
たるモノマーである場合、Kは好ましくは0.005〜0.333333、より
好ましくは0.01〜0.2である。
【0007】 本発明の意味で現してモノマーMはポリマーにおける最高モル濃度を有するオ
レフィンである。推論によりコモノマーCiはポリマーにおけるそのモル濃度が
モノマーMのそれよりも小さいオレフィンである。
【0008】 本発明によれば、一定比は10%以下だけ、好ましくは5%以下、より好まし
くは2%以下だけ標準操作条件下で変化する比である。
【0009】 本発明による連続法の主たる利点は、経時的に一定密度の性質を有するコポリ
マーを得るだけでなく従来よりも簡単かつ効果的に共重合を制御することを可能
にする点である。本発明による連続法の予想外の第2の利点は、有害な凝集が実
施例に開示されたように効果的に防止される点である。
【0010】 共重合反応器(好ましくは流動床反応器)を通過するガス反応混合物の組成は
従ってたとえば2〜6個の炭素原子を有しうるたとえばエチレン、プロピレン、
1−ブテン、1−ヘキセンおよび4−メチル−1−ペンテンのような少なくとも
2種のオレフィンで構成される。好ましくはモノマーはエチレンもしくはプロピ
レンであると共にコモノマーはエチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセ
ンもしくは4−メチル−1−ペンテンである。より好ましくはモノマーはエチレ
ンであると共にコモノマーは1−ブテン、1−ヘキセンもしくは4−メチル−1
−ペンテン、好ましくは1−ヘキセンである。さらに、ガス反応混合物はたとえ
ば窒素のような不活性ガスおよび/またはたとえばエタン、プロパン、ブタン、
ペンタンもしくはヘキサンのような飽和炭化水素および/または水素をも含むこ
とができる。
【0011】 重合は有利にはそれ自体公知の技術により、たとえばフランス特許第2 20
7 145号および第2 335 526号またはヨーロッパ特許EP−0 8
55 411号に記載されたような装置にて流動床反応器で連続的に行われる。
重合させるべきα−オレフィンを含むガス反応混合物は一般に、反応器の外部に
配置された少なくとも1つの熱交換器により冷却された後、循環導管により循環
される。本発明の方法は極めて大きい工業反応器に特に適する。本発明の1具体
例において、使用する反応器は300kg/hより大、好ましくは10,000
kg/hより大の量のコポリマーを製造することを可能にする。本発明の方法は
さらに、工業ガス流動床反応器にて高い生産速度(すなわち単位時間当たり反応
器空間の単位容積につき製造されるポリマーの重量に関する空時収率)につき特
に適している。従って本発明の更なる具体例によれば、空時収率は25kg/m /hより大、好ましくは50kg/m/hより大、より好ましくは80kg
/m/hより大である。
【0012】 本発明の1つの好適具体例によれば重合反応器にはさらに触媒を一定触媒流速
にて供給し、これは重合反応の活性を一層容易に制御させる。事実、この種の条
件は予想外に、工業プロセスにつき重要である一定の物理化学的特性を有するコ
ポリマーの製造をもたらす。
【0013】 驚くことに本出願人は、気相メタロセン触媒につき開発された連続制御法が他
の重合触媒および他の種類の重合プロセス(たとえば懸濁)にも拡張しうること
を突き止めた。
【0014】 酸化クロムもしくはメタロセン型重合触媒を使用する場合、本出願人は更に前
記共重合法が或る種の必須条件に合致すればプロセスが一層効果的であることを
も突き止めた。コポリマーにおけるコモノマーとモノマーとのモル濃度の比がコ
モノマーとモノマーとの分圧の比よりも大である共重合の場合、効果的に本発明
による密度の制御を酸化クロムもしくはメタロセン型重合触媒を用いる場合にも
有利に用いうる。
【0015】 この条件は式 ([Ci]/[M])>(pCi/pM) [式中、[Ci]はポリマーにおけるコモノマーiのモル濃度であり、[M]は
ポリマーにおけるモノマーMのモル濃度であり、pCiはコモノマーiの分圧で
あり、pMはモノマーMの分圧である] により示すことができる。
【0016】 従って同様に本発明は、酸化クロム重合触媒またはメタロセン型重合触媒の存
在下に重合反応器にて2〜6個の炭素原子を有するα−オレフィンを共重合させ
る連続法により製造されたコポリマーのポリマー凝集を防止すると共にその密度
を制御する方法をも提供し、製造されたコポリマーにおけるコモノマーとモノマ
ーとのモル濃度の比をコモノマーとモノマーとの分圧の比よりも大にすると共に
、コモノマーとモノマーとの導入の流速の比を一定に保つこと、すなわち([C
i]/[M])>(pCi/pM)および(qCi/qM)=Kにすることを特
徴とする。
【0017】 本発明の1好適具体例によれば、重合反応は気相にて好ましくは流動床反応器
で行われる。
【0018】 モノマーおよびコモノマーは好ましくは2〜12個の炭素原子を有するオレフ
ィン、たとえばエチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセンおよび4−メ
チル−1−ペンテンから選択される。
【0019】 本発明の更なる具体例によれば、2〜12個の炭素原子を有するα−オレフィ
ンをメタロセン型重合触媒の存在下に気相重合反応器にて共重合させてポリマー
凝集を防止すると共にポリマー密度を制御する連続方法に際し、前記のコモノマ
ーとモノマーとの一定流動比、すなわち(qCi/qM)=Kによる制御の使用
も提供される。
【0020】 更に本発明の他の具体例によれば、酸化クロム重合触媒またはメタロセン型重
合触媒の存在下に重合反応器にて2〜12個の炭素原子を有するα−オレフィン
を共重合させる連続法に際し、コモノマーとモノマーとの一定流量比、すなわち
(qCi/qM)=Kによる制御の使用も提供され、製造されたコポリマーにお
けるコモノマーとモノマーとのモル濃度の比をコモノマーの分圧の比よりも大、
すなわち([Ci]/[M]]>(pCi/pM)にしてポリマー凝集を防止す
ると共にポリマー密度を制御する。
【0021】 上記の制御用途に関し共重合反応器(好ましくは流動床反応器)を通過するガ
ス反応混合物の組成は、たとえば2〜12個の炭素原子を有しうるたとえばエチ
レン、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテンおよ
び1−オクテンのような少なくとも2種のオレフィンを含む。好ましくはモノマ
ーはエチレンもしくはプロピレンであると共にコモノマーはエチレン、プロピレ
ン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテンもしくは1−オクテ
ンである。より好ましくはモノマーはエチレンであると共にコモノマーは1−ブ
テン、1−ヘキセンもしくは4−メチル−1−ペンテン、好ましくは1−ヘキセ
ンである。
【0022】 本発明の好適プロセスによれば、気相重合反応器におけるガス反応混合物の全
圧力は一般に0.5〜5MPa、好ましくは1.5〜2.5MPaである。これ
は0.3MPa未満の最大変化を伴って自由に変化することができ、大抵の場合
は0.1MPaの程度である。事実、安全性の理由からガス反応混合物の圧力は
一般に使用する反応器に応ずる所定最大圧力を越えてはならないことが明らかで
ある。従って(コ)モノマー流量を減少させ(好ましくは本発明により各流量の
比を一定に保ちながら)および/またはガス反応混合物の圧力が最大圧力に達す
る場合は触媒の注入の流速を増大させることもできる。同様にガス反応混合物の
圧力は、所定最小圧力よりも高く保って重合熱の最少および充分な除去を可能に
せねばならないことも明らかである。流動床反応器において、この最小圧力は同
様に床を形成するポリマー粒子の効果的流動化を可能にせねばならない。良好な
熱交換容量を有する不活性ガスを有利に使用して、この最小圧力を達成すること
ができる。本発明の方法によれば、α−オレフィンの分圧も自由に変化すること
ができる。
【0023】 従って、たとえば有機金属化合物(たとえば有機アルミニウム化合物)を含む
助触媒と組み合わせて少なくとも1種の遷移金属を含むチーグラー・ナッタ型触
媒の触媒の存在下に共重合を行うことができる。触媒は実質的に元素周期律表第
IV〜VI族の金属から選択される遷移金属の原子、たとえばチタン、バナジウ
ム、クロム、ジルコニウムもしくはハフニウム、適宜のマグネシウム原子および
ハロゲン原子を含む。触媒はたとえばシリカもしくはアルミナのような多孔質耐
火性酸化物に支持することができ、或いはたとえばマグネシウムの塩化物、塩化
物、ヒドロキシ塩化物もしくはアルコラートのような固体マグネシウム化合物と
組み合わせることもできる。例として特許US4,260,709号、EP 0
598 094号、EP 0 099 774号およびEP 0 175 5
32号に記載された触媒を挙げることができる。更に本発明はシリカ支持チーグ
ラー触媒、たとえば各特許WO 93/09147号、WO 95/13873
号、WO 95/34380号およびWO 99/05187号に記載されたも
のについても特に適している。触媒はそのままで或いは必要に応じ被覆触媒の形
態またはたとえば10〜5:3、好ましくは10〜3:10〜1ミリモルの遷移
金属をポリマー1g当たりに含有するプレポリマーの形態とすることができる。
これは助触媒もしくは活性化剤、たとえば元素周期律表第I〜III族の金属の
有機金属化合物、たとえば有機アルミニウム化合物と一緒に使用することもでき
る。さらに元素周期律表第VIII族から選択される金属、たとえばニッケル、
鉄もしくはコバルトにより錯体化された触媒を使用することもできる。例として
特許出願WO 98/27124号もしくはWO 98/2638号に記載され
たものを挙げることができる。さらに遷移金属として白金もしくはパラジウムに
基づく触媒を使用することもできる。この種類の錯体は、たとえば特許WO 9
6/23010号に記載されている。
【0024】 従って共重合は酸化クロム触媒の存在下に行うこともできる。酸化クロム触媒
の例は典型的には耐火性酸化物支持体を含むものであり、この支持体は有利には
少なくとも250℃の温度および最高でも粒状支持体が焼結し始める温度に等し
い温度にて非還元性雰囲気下、好ましくは酸化性雰囲気下で行われる熱処理によ
り活性化される。この触媒は多数の公知方法により、特に第1段階にてたとえば
一般に式CrOの酸化クロムのようなクロム化合物または焼成により酸化クロ
ムに変化させうるクロム化合物(たとえば硝酸クロムもしくは硫酸クロム、クロ
ム酸アンモニウム、炭酸クロム、酢酸クロムもしくはアセチルアセトン酸クロム
またはクロム酸t−ブチル)をたとえばシリカ、アルミナ、酸化ジルコニウム、
酸化チタンもしくはこれら酸化物の混合物、または燐酸アルミニウムもしくは硼
素またはこれら燐酸塩と上記酸化物との任意の比率の混合物など耐火性酸化物に
基づく粒状支持体と組み合わせるプロセスにより得ることができる。第2段階に
て、粒状支持体と組み合わせたクロム化合物を非還元性雰囲気、好ましくは酸化
性雰囲気にて少なくとも250℃かつ最高でも粒状支持体が焼結し始める温度に
て熱処理するいわゆる活性化操作にかける。熱処理の温度は一般に250〜12
00℃、好ましくは350〜1000℃である。この種の触媒は好ましくは0.
05〜5%、より好ましくは0.1〜2重量%のクロムを含有する。さらにこれ
はクロムの他に0.1〜10%のチタンを酸化チタンの形態で或いは弗素および
/またはアルミニウムを特に酸化アルミニウムの形態で含有することができる。
これはそのまま或いは必要に応じ被覆触媒とて或いはたとえば10〜5:3、好
ましくは10〜3:10〜1ミリモルのクロムをポリマー1g当たりに含有する
プレポリマーとして含有することができる。酸化クロム触媒は助触媒もしくは活
性化剤、たとえば元素周期律表第I〜III族の金属の有機金属化合物(たとえ
ば有機アルミニウム化合物)と一緒に使用することもできる。触媒の例はたとえ
ばEP275675号、EP453116号もしくはWO 99/12978号
に見ることができる。
【0025】 本発明の好適具体例によれば、共重合触媒はメタロセン型触媒である。例とし
て式 [L]mM[A]n [式中、Lは嵩高リガンドであり、Aは離脱基であり、Mは遷移金属であり、m
およびnはリガンドの全電荷が遷移金属の電荷に対応するような数である] に対応するものを挙げることができる。
【0026】 リガンドLおよびAは架橋することができる。Lは一般にシクロペンタジエニ
ル型のリガンドである。
【0027】 この種類のメタロセン触媒の例は米国特許第4,530,914号、第5,1
24,418号、第4,808,561号、第4,897,455号、第5,2
78,264号、第5,278,119号、第5,304,614号、並びにE
P−A−0 129 368号、EP−A−0 591 756号、EP−A−
0 520 732号、EP−A−0 420 436号、WO 91/042
57号、WO 92/00333号、WO 93/08221号、WO 93/
08199号に記載されている。
【0028】 有利には米国特許第4,871,705号、第4,937,299号、第5,
324,800号、第5,017,714号、第5,120,867号、第4,
665,208号、第4,952,540号、第5,091,352号、第5,
206,199号、第5,204,419号、第4,874,734号、第4,
924,018号、第4,908,463号、第4,968,827号、第5,
308,815号、第5,329,032号、第5,248,801号、第5,
235,081号、第5,157,137号、第5,103,031号、並びに
EP−A−0 561 476号、EP−B1−0 279 586号、EP−
A−0 594 218号およびWO 94/10180号に記載されたような
メタロセンに基づく触媒系を使用することもできる。さらに特許WO 92/0
0333号、WO 94/07928号、WO 91/04257号、WO 9
4/03506号、米国特許第5,057,475号、第5,096,867号
、第5,055,438号、第5,198,401号、第5,227,440号
、第5,264,405号、EP−A−0 420 436号、米国特許第5,
604,802号、第5,149,819号、第5,243,001号、第5,
239,022号、第5,276,208号、第5,296,434号、第5,
321,106号、第5,329,031号、第5,304,614号、WO
93/08221号、WO 93/08199号およびEP−A−0 578
838号を挙げることもできる。触媒の好適遷移金属化合物は第4群のもの、特
にジルコニウム、チタンおよびハフニウムである。本発明に使用されるメタロセ
ン触媒はさらに一般式(Cp)mMRnR′p[式中、Cpはシクロペンタジエ
ニル型の環であり、Mは第4、5もしくは6群の遷移金属であり、RおよびR′
はハロゲンおよびヒドロカルボキシルもしくはヒドロカルビル基から選択するこ
とができ、m=1−3,n=0−3、p=0−3であり、m+n+pの合計はM
の酸化状態に等しく、好ましくはm=2、n=1およびp=1である]により示
すこともできる。本発明に使用されるメタロセン触媒はさらに一般式 (C5R′m)pR″s(C5R′m)MeQ3−p−xもしくは R″s(C5R′m)2MeQ′ [式中、Meは第4、5もしくは6族の遷移金属であり、少なくとも1つC5R
′mは置換シクロペンタジエニルであり、同一でも異なっても良い各R′は水素
、アルキル、アルケニル、アリール、アルキルアリールもしくはアリールアルキ
ルであって1〜20個の炭素原子を有し、または2個の炭素原子は互いに結合し
て置換または未置換の4〜20個の炭素原子を有する環の1部を形成し、R″は
1個もしくはそれ以上の炭素、ゲルマニウム、珪素、燐もしくは窒素原子を有し
或いはその組合せを有する基であって2個の環(C5R′m)を架橋し或いは1
個の環(C5R′m)をp=0、x=1である場合はMに架橋し或いは「x」は
常に0であり、同一でも異なっても良い各Qはアルキル、アルケニル、アリール
、アルキルアリールもしくはアリールアルキル基であって1〜20個の炭素原子
を有し、ハロゲンもしくはアルコキシをも有し、Q′は1〜20個の炭素原子を
有するアルキリデンであり、sは0もしくは1であり、さらにsが0であり、m
が5であり、かつpが0、1もしくは2である場合およびsが1であり、mが4
であり、かつpが1である場合である]により示すこともできる。メタロセン触
媒は一般に活性化剤もしくは助触媒と共に使用される。挙げうる例はアルモキサ
ンおよび/またはイオン性もしくは中性イオン化用活性化剤または、たとえばペ
ンタフルオロフェニルトリ(n−ブチル)アンモニウムテトラボレートまたはト
リスペルフルオロフェニルの硼酸メタロイド先駆体を包含し、これは中性メタロ
セン化合物をイオン化させる。この種類の化合物はEP−A−0 570 98
2号、EP−A−0 520 732号、EP−A−0 495 375号、E
P−A−0 426 637号、EP−A−0 500 944号、EP−A−
0 277 003号およびEP−A−0 277 004号、並びに米国特許
第5,153,157号、第5,198,401号、第5,066,741号、
第5,206,197号および第5,241,025号、WO 94/0792
8号に記載されている。触媒組合せ物、たとえば米国特許第5,281,679
号、第4,701,432号、第5,124,418号、第5,077,255
号および第5,183,867号に記載されたものも使用することができる。メ
タロセン触媒の他の例は米国特許第5,317,036号、EP−A−0 59
3 083号、米国特許第4,937,217号、第4,912,075号、第
4,935,397号、第4,937,301号、第4,914,253号、第
5,008,228号、第5,086,025号、第5,147,949号、第
4,808,561号、第4,897,455号、第4,701,432号、第
5,238,892号、第5,240,894号、第5,332,706号、W
O 95/10542号、WO 95/07939号、WO 94/26793
号およびWO 95/12622号に記載されている。好ましくはメタロセンは (A)不活性支持体と、 (B)式
【化1】 [式中、Mは元素周期律表第4〜10族の1種の金属であり、 Cpは陰イオン性リガンド基であり、 ZはCpに結合すると共にMに結合して硼素または元素周期律表第14族の元素
を含み、さらに窒素、燐、硫黄もしくは酸素をも含む二価の成分であり、 Xは60個までの原子を有する中性共役ジエンリガンド基またはジアニオン性誘
導基である] に対応する第4〜10族金属錯体と、 (C)金属錯体を活性重合触媒まで変換させうるイオン型助触媒と で構成される。
【0029】 助触媒の例はUS5,132,380号、第5,153,157号、第5,0
64,802号、第5,321,106号、第5,721,185号および第5
,350,723号に記載されている。さらにWO 96/28480号および
WO 98/27119号に記載された錯体も挙げることができる。
【0030】 予備重合工程に際し上記触媒から予め作成されたプレポリマーの形態で触媒を
使用することもできる。予備重合は任意のプロセスにより行うことができ、たと
えばバッチ式、半連続式もしくは連続式プロセスに従い液体炭化水素にて或いは
気相にて予備重合させる。
【0031】 触媒もしくはプレポリマーは、反応器中へ連続的または非連続的に導入するこ
とができる。
【0032】 当業者は、各種の技術を任意に有して最終ポリマーにおけるコモノマーの濃度
を決定することができる。例として、核磁気共鳴および赤外分光光度法のような
方法を挙げることができる。下記する例で使用される方法は赤外分光光度法であ
る。コモノマー含有量の測定は、200〜250μmの範囲の厚さを持った圧縮
フィルムを介する伝達によって得られる赤外吸収バンドの強度を測定して得られ
た。
【0033】 標準化は、NMR分光光度法により特性化されたポリマーを用いて行った。ベ
ースラインの修正に続き、コモノマー含有量を次のように各種の吸収バンドの比
から得た: 1−ブテン A772/A4320 1−ヘキセン A1377/A1368 4−メチル−1−ペンテン A920/A4320 吸収率に対応させて、ycm−1のウェーブ数につき観察した。
【0034】 1−ヘキセンの測定につき、1377cm−1の吸収率は、n−ブチル分枝鎖
および連鎖末端に位置するものを含め全てのメチル基の寄与を含む。従ってn−
ブチル分枝鎖およびポリマーにおける1−ヘキサンの量を考慮するため修正を生
データに加えた。この修正は数平均分子量(Mn)の数値に基づき、ポリマーが
2個の末端メチル基を有するという事実を考慮する。
【0035】 以下、実施例により本発明を説明する。
【0036】実施例1 直径5mおよび高さ18.5mを有する垂直シリンダよりなる慣用の流動床反
応器にて各操作を行った。この反応器を予め精製して、ヨーロッパ特許出願EP
−A−180 420号の例1に記載された方法に従い、用いたガス反応混合物
における毒物含有量を減少させた。
【0037】 反応は先ず最初に高さ10mを有する流動床を含み、これは事前の反応から生
ずると共に0.92の密度と、190℃の温度にて2.16kgの下で測定して
10分間当たり2.4gのメルトインデックスMFI2.16と、3.7の分子
量分布と、5ppmのチタン含有量と、9%の1−ブテン含有量とを有するポリ
マーで構成した。
【0038】 最初に流動床を通過するガス反応混合物は容量で60%の窒素と60%のエチ
レンと0.27%の1−ヘキセンと0.15%の水素とを含有する。この混合物
の初期全圧力は2MPaであると共に、流速は52cm/sである。重合反応の
温度は75℃である。
【0039】 特許出願GB9910370.7号(またはPCT/GB00/01611号
、2000年4月26日付け出願)の実施例1に示され触媒系を用いる。
【0040】 反応が始動してから5時間後、全圧力は2MPaであり、流速はまだ52cm
/sであり、流動床高さは12mである。さらに、反応温度は75℃であると共
に生成ポリマーにおけるチタン含有量は3ppmである。この時点にてエチレン
の導入の流速は0.5t/hであり、エチレンおよび1−ヘキセンの導入の流速
を調整するシステムを調整して、これら重量流速(qC6/qC2)の比を一定
にする。この場合、この比は0.1である。
【0041】 次いで毎時エチレン流速を500kg/hだけ増大させ、1−ヘキセンの流速
を同時に増大させて0.1の数値に導入の流速比を維持する。並行して、触媒流
速も50g/hだけ増大させる。30時間の後、最終的全圧は2.4MPaであ
り、反応温度は75℃であり、流速は55cm/sであり、流動床高さは19m
である。16.5t/hrの速度にて、標的ポリマ粉末の特性を有するポリマー
を抜き取る。この生成速度は従って一定に保たれる。品質の顕著な持続性を示す
抜き取られたポリマーの生成を観察することができ、特に図1に示すように密度
を観察することができる。さらに、各操作は凝集体もしくは微細粒子の形成によ
り中断されなかった。コポリマーにおける1−ヘキセンの重量%は8%であり、
コポリマーの密度は0.916であり、190℃の温度にて2.16kgの下で
測定したフローインデックスMFI2.16は10分間当たり1.3gである。
【0042】比較例 先の実施例と同一であると共に予め同様に精製されかつ同一の条件下、すなわ
ち: −初期床高さ10m −事前の反応から生ずると共に0.92の密度と190℃の温度にて2.16k
gの下で測定した10分間当たり2.4gのフローインデックスMFI2.16
と、3.7の分子量分布と、5ppmのチタン含有量と、9%の1−ブテン含有
量とを有するポリマーの床 −同一の触媒、 −同一のガス反応混合物 −2MPaの初期全圧力 −52cm/sの流動化速度 −75℃の重合温度 にて各操作を行った。
【0043】 反応の始動の5時間後、全圧力は2MPaであり、流動化速度はまだ52cm
/sであり、流動床の高さは12mである。さらに、反応温度は75℃であり、
生成ポリマーにおけるチタン含有量は3ppmである。この時点で、エチレンの
導入の流速は0.5t/hである。次いで毎時、触媒流速を50g/hだけ増大
させる。並行して、エチレン流速も500kg/hだけ増大させる。この段階に
て、1−ヘキセンの導入の流速は調整しない。これに対し、コモノマーとモノマ
ーとの分圧の比を一定に保って制御を行うことにより、同一ガス組成を維持する
手法を取った。これら条件下に、第1段階にて密度が図面に示されるように標的
値(0.916)よりも顕著に低いコポリマーが得られる。極めて低い密度(<
0.912)の凝集体が出現する。従って10t/hrまで生産を減少させると
共に1−ヘキセン流速を手動で調整して、密度を多かれ少なかれ正確な数値に維
持する必要もあるが、本発明の方法により得られる密度制御の程度を達成するこ
とがない。実際に、反応器を清浄すべく停止を行わねばならなかった。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 本発明に係る気相重合法によって生成されるポリマーの密度変化を示すグラフ
である。
【図1B】 本発明に係る気相重合法によって生成されるポリマーの密度変化を示すグラフ
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU, ZA,ZW

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2〜6個の炭素原子を有する少なくとも2種のα−オレフィ
    ンを重合触媒の存在下に重合反応器にて共重合させる連続法により生成されたポ
    リマー凝集を防止すると共にコポリマーの密度を制御する方法において、コポリ
    マーとモノマーとの導入流速比を一定に保つことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 α−オレフィンをエチレン、プロピレン、1−ブテン、1−
    ヘキセンおよび4−メチル−1−ペンテンから選択する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 モノマーがエチレンもしくはプロピレンであると共にコモノ
    マーがエチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセンもしくは4−メチル−
    1−ペンテンである請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 モノマーがエチレンであると共にコモノマーが1−ブテン、
    1−ヘキセンもしくは4−メチル−1−ペンテンである請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 コモノマーが1−ヘキセンである請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 反応を気相重合反応器にて行う請求項1〜5のいずれか一項
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】 連続気相重合反応を流動床反応器にて行う請求項1〜6のい
    ずれか一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 連続重合反応を、チーグラー・ナッタ触媒もしくは酸化クロ
    ム触媒またはメタロセン型触媒からなる触媒系の存在下に行う請求項1〜7のい
    ずれか一項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 連続重合反応を、酸化クロム触媒またはメタロセン型触媒か
    らなる触媒系の存在下に行う請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 生成されるコポリマーにおけるコモノマーとモノマーとの
    モル濃度の比が、コモノマーとモノマーとの分圧の比よりも大であることを特徴
    とする請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 連続重合反応を、メタロセン型触媒からなる触媒系の存在
    下に行う請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 2〜12個の炭素原子を有するα−オレフィンを重合触媒
    の存在下に重合反応器にて共重合させてポリマー凝集を防止すると共にポリマー
    密度を制御する連続方法に際し、請求項1〜11のいずれか一項に記載のコモノ
    マーとモノマーとの一定流速比(すなわち(qCi/qM)=K)による制御の
    使用。
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