JP2003511867A - 半導体構成品、電子部品、センサシステム及び半導体構成品の製造方法 - Google Patents

半導体構成品、電子部品、センサシステム及び半導体構成品の製造方法

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JP2003511867A JP2001530536A JP2001530536A JP2003511867A JP 2003511867 A JP2003511867 A JP 2003511867A JP 2001530536 A JP2001530536 A JP 2001530536A JP 2001530536 A JP2001530536 A JP 2001530536A JP 2003511867 A JP2003511867 A JP 2003511867A
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ヴァイス ティルマン
ティーディッヒ クリストフ
ランガー シュテファン
ヒルト オリヴァー
ゲオルク ケルナー ハンス
シュターン セバスティアン
スヴィーエンテク シュテファン
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テーヴェールクス ハルプライターテヒノロギーン ベルリン アクチエンゲゼルシャフト
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Abstract

(57)【要約】 本発明は金属及び半導体間のコンタクトを使用して電磁放射線を検出するための半導体構成品に関する。該半導体は、光学的吸収材料として少なくとも1種の金属カルコゲニド化合物半導体を有するか、又は完全に前記半導体から構成されている。これは特に定義された様式で電磁放射線に反応する製造されるべき廉価な構成品を可能にする。前記半導体構成品は電子部品及びセンサシステムに使用できる。また本発明は半導体構成品を、基板を金属カルコゲニド化合物半導体の前駆体が溶解及び/又は懸濁されている溶液と接触させることによって製造するための方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は請求項1の上位概念による半導体構成品、請求項25記載の電子部品
、請求項26の上位概念によるセンサシステム及び請求項37の上位概念による
半導体構成品の製造方法に関する。
【0002】 単結晶シリコン、単結晶化合物半導体又は炭化ケイ素からなる電磁放射線検出
のための半導体構成品は公知である。その場合、特に単結晶材料の製造が高価な
ことが欠点である。
【0003】 またケイ素は電磁放射線(近IR線〜UV線)の広いスペクトル範囲に対して
感受性である。多くの技術的使用分野において広い波長範囲の放射線が生じるの
で、例えば規定の放射線領域に関する測定結果は歪曲される。
【0004】 元素半導体の他に、化合物半導体、例えばガリウムヒ素が公知である。またこ
れらの化合物半導体は加工が困難である。
【0005】 DE4306407号A1から、液体電解質及び色素のための担持材料として
の多孔性二酸化チタンが使用される電磁放射線のための検出器は公知である。こ
の場合、製造の際に困難を引き起こす2相(固−液)検出器の使用は不利である
【0006】 本発明の課題は、廉価に製造でき、特に定義されたように電磁放射線に反応す
る電磁放射線の検出のための半導体構成品を提供することである。更に本発明の
課題は電子部品及びかかる半導体構成品を有するセンサシステム並びに半導体構
成品の製造方法を提供することである。
【0007】 前記課題は、請求項1の特徴を有する半導体構成品によって解決される。
【0008】 金属及び半導体のコンタクトの製造によって、ショットキー接触が製造される
【0009】 このコンタクトは、電磁放射線(例えばUV−線)の突入において半導体に生
じる電荷担体ペアの分離のために準備する。
【0010】 半導体が少なくとも1種の金属カルコゲニド化合物半導体を光学的な吸収材料
として有するか、又は完全にこれらから構成されるのであれば、半導体はケイ素
又は別の化合物半導体よりも容易に加工できるので、かかる構成部品の製造は廉
価である。また液相を使用する必要がないことが達成される。少なくとも1種の
金属カルコゲニド化合物半導体の使用によって、電磁放射線を規定の波長範囲(
例えば可視光)においては検出されないことが達成されるので、この範囲は省か
れる。これによって、この範囲は別の波長範囲(例えばUV線)における放射線
の測定を妨げない。
【0011】 少なくとも2種の金属カルコゲニド化合物半導体からなる混合体又は少なくと
も2種の金属カルコゲニド化合物半導体からなる積層を有する半導体が有利であ
る。
【0012】 第1の金属カルコゲニド化合物半導体が高い放射線吸収能を有し、第2の金属
カルコゲニド化合物半導体が高い電荷担体伝導率を有する場合に有利である。化
合物半導体がしばしば全ての必要な特性(例えば良好な光学的な吸収特性、良好
な伝導率)を併せ持つのであれば、種々の金属カルコゲニド化合物半導体の組合
せによって改善された全作用を達成できる。
【0013】 少なくとも1種の半導体が金属カルコゲニドTiO、ZnO、ZnS、Mg
S、SnO、SiO、ZrO、PbO、NiO、Nb、Ta 、Fe又はInである場合に特に有利である。それというのもこれ
らの化合物半導体は容易に製造できるからである。これらの金属カルコゲニド半
導体はまた任意の混合物においても本発明による半導体構成品中で使用できる。
【0014】 本発明による半導体構成品の他の有利な態様においては、少なくとも1種の半
導体は400nm未満の波長を有する電磁放射線に対して選択的な感受性を有す
る。少なくとも1種の半導体が300〜360nmの波長範囲において電磁放射
線に対して最大の感受性を有する場合に特に有利である。それによってUV線の
効果的な検出が可能である。
【0015】 本発明による半導体構成品の有利な態様において、半導体は半導体層として基
板上に配置される。
【0016】 他の有利な態様においては、半導体層及び基板の間に少なくとも1つの中間層
が配置されている。
【0017】 有利には半導体層は1μm未満の層厚を有する。同様に、半導体層が実質的に
20nm未満、特に10nm未満の粒度を有する場合に有利である。この場合、
粒度は、半導体層の多孔度又は粗さの尺度である。この場合、平滑な非孔質の表
面が特に重要である。それというのも多孔性の表面は金属層への移行において電
荷輸送がこの範囲で困難になるからである。
【0018】 半導体表面が光学的に平滑である場合に特に有利である。またそれによって、
隣接した層との特に良好な接触が保証される。
【0019】 有利には、本発明による半導体構成品において半導体層は電気的な接触層と導
電的に接続されている。それによって、特にコンパクトな構造形を達成できる。
【0020】 更に、電荷担体数の増大のために半導体層をニオブ及び/又はタンタルでドー
ピングすることが有利である。
【0021】 有利には、ショットキー接触における金属は白金、パラジウム、ニッケル、金
又は銀である。それというのもこれらの金属は特に高い仕事関数を有するからで
ある。
【0022】 金属が金属層として半導体層上に配置されている場合に特に有利である。この
ようにして、半導体構成品は大きな表面積で特にコンパクトな構造形に仕上げる
ことができる。
【0023】 本発明による半導体構成品の他の有利な態様において、金属層は電磁放射線に
対して透過性である。それによって、金属層及び半導体層の間の境界領域に存在
する空間電荷領域の感受性部分が照射される。透過性の金属層は、必須の伝導率
及び必要な透過性の間に妥協がある。
【0024】 有利には、半導体層は電気的接触層と導電的に接続されている。有利には接触
層はフッ素ドーピングされたSnO、SnO/In−、ZnO、アル
ミニウムドーピングされたZnO、亜鉛−もしくはアルミニウムを有するか、又
はそれから形成されている。それというのもこれによって特に良好な導電特性が
接触層及び半導体層の領域に達成されるからである。半導体層の表面の高い品質
(すなわち僅かな粒度、僅かな多孔度)によって、接触層への特に高い電荷移行
が保証される。
【0025】 基板が金属から形成されており、それ自体の酸化物を含めて導電性のバックコ
ンタクトを形成する場合に特に有利である。かかるコンパクトな装置は装置、例
えば測定装置への容易な組み込みを可能にする。
【0026】 本発明による半導体構成品の特に有利な態様は、基板上に導電性の接触層が配
置され、その上に半導体層、特にTiO層が半導体層として配置されて、かつ
その上に白金層が金属層として配置されているように構成されている。かかる構
造は直接、接続可能なバックコンタクト及び全構成要素表面を光学的に有用なシ
ョットキー接触として使用することを可能にする。かかる構造はコンパクトであ
り、廉価に製造でき、UV線に対して高い感受性及び可視光に対して低い感受性
を有する。
【0027】 また基板上に白金層を金属層として配置し、その上に半導体層、特にTiO 層を半導体層として配置し、かつその上に透過性の接触層を配置することが有利
である。かかる被覆の場合、基板は同時に眺望窓及び保護窓として役立ち、これ
はこの半導体構成品の別の装置への組み込みを容易にする。
【0028】 本発明による半導体構成品の他の有利な態様は、基板として少なくとも1つの
平面を有するガラス体、特に石英ガラスを有する。少なくとも1つの平面上に容
易に被覆を行うことができる。石英ガラスはUV線に対して高い透過性を有する
【0029】 有利には、本発明による半導体構成品はUV線に対して透過性である基板を有
する。
【0030】 本発明による半導体構成品を電磁放射線で照射する際に半導体構成品において
金属及び電気的接触層の間に電流が流れる場合に有利である。電流又はそれによ
り発生する電圧は入射した電磁放射線の測定のために使用できる。
【0031】 また前記課題は請求項25の特徴を有する電子部品によって解決される。化合
物半導体を有する半導体構成品の使用によって、例えば廉価に製造でき、電磁放
射線のために選択的な感受性を有する電子部品は、例えば回路ボードに配置され
る。
【0032】 更に前記課題は請求項24の特徴を有する電磁放射線用の本発明によるセンサ
システムによって解決される。金属カルコゲニド化合物半導体を有する半導体構
成品の使用によって、電磁放射線は定義された範囲で検出できる。特に半導体が
UV線に対して感受性である場合に有利である。
【0033】 UV線の検出のためのセンサシステムは、多くの分野で使用できる。このよう
に、安全技術の理由から加熱装置において火炎を監視せねばならない。このため
に、UV線を燃焼室で測定する。UV線のスペクトル分布は燃焼のクオリティの
情報を示す。かかるセンサシステムは加熱装置における空気過剰数の調節のため
に使用できる。
【0034】 しかしながら加熱装置の燃焼室から常に相当の放射線割合が可視領域及びIR
領域で放出されるので、センサシステムはUV線に対して高い選択性を有する場
合に特に有利である。また別の使用分野において、例えば太陽ののUV線の測定
において、材料試料の人工的な劣化の調査、食料調査、分光的な調査又はUV線
による水の処理においては、この選択性が重要である。
【0035】 この場合に、半導体の最大の選択性が300〜360nmの波長範囲にある場
合に特に有利である。また、半導体が、特に400nmより大きい波長を有する
可視光及び/又はIR線に対して感受性でない場合に有利である。
【0036】 本発明によるセンサシステムの特に有利な態様は、携帯用装置、特に送受器、
携帯用時計、ステッカー(Anstecker)又は自転車コンピュータ中に配置されて
いる場合である。それによって、例えばビーチでの日光浴におけるUV線又は太
陽灯照射室におけるUV線を測定できる、輸送可能かつ廉価な装置が提供される
【0037】 この場合、センサシステムが累積放射線量の検知のための、感受した放射線量
を検知可能な手段を有する場合に有利である。累積放射線量と予め設定された放
射線量との差異を測定する評価手段が、その差異をもとに評価できるので規定の
限界値を超えた場合に特に有利である。有利には評価手段は、例えば使用者に限
界値を上回ったこと又は下回ったことを示すために自動的に、光学的及び/又は
音響的に差異を示す。評価手段が放射線量の測定された異常値を検出する場合に
特に有利である。かかる異常値は、例えばUV光による照射の際に皮膚の過剰な
負荷を示すことがある。累積放射線量の歪曲を回避するために、評価手段が放射
線量の累積において異常値を顧慮しない場合に有利である。UV線の場合には、
長時間−欠損を短時間の激しい照射によってあまり補うことはできない。
【0038】 本発明によるセンサシステムの他の有利な態様において、評価手段はセンサシ
ステムの実際の入射断面を1人の入射断面に換算するために較正手段を有する。
これによって、例えばセンサシステムは時計中に配置されているが、それにもか
かわらず時計の担体の放射線暴露を介して示される。
【0039】 また前記課題は請求項37の特徴を有する本発明による方法によって解決され
る。
【0040】 基板を、少なくとも1種の金属カルコゲニド化合物半導体の前駆体が溶解及び
/又は懸濁されている溶液と接触させることによって、容易に半導体層を基板に
施与することができる。この場合に、基板とは接触させる前に既に別の層(例え
ばTCO)によって被覆された対象を意味するので、本発明による方法は基板上
に直接及び/又は基板の存在する被覆の上に被覆を施す。本願では前駆体とは少
なくとも1種の化学反応及び/又は少なくとも1種の物理的処理(例えば加熱)
の後に金属カルコゲニド化合物半導体を形成する物質を意味する。
【0041】 この場合、基板を少なくとも2種の異なる前駆体溶液と順々に接触させる場合
に有利である。それというのもそれによって種々の被覆の組合せが可能だからで
ある。
【0042】 この場合、溶液が少なくとも1種の金属カルコゲニド化合物半導体TiO
ZnO、ZnS、MgS、SnO、SiO、ZrO、PbO、NiO、N
、Ta、Fe又はInの前駆体を含有する場合に特
に有利である。また少なくとも1種の前駆体が金属アルコキシド又は金属クロリ
ドの形で存在する場合に有利である。
【0043】 また溶液が、良好な化合物半導体の溶解及び分離を可能にするために少なくと
も1種のアルコール及び/又は水を含有する場合に有利である。
【0044】 更に、特に大気空気での金属基板(4)の表面の酸化によって、金属酸化物化
合物半導体の層を作成する場合に有利である。このようにして、基板の金属の酸
化物を容易に作成することができる。例えば亜鉛プレートを基板として使用する
場合に、生じる酸化亜鉛を金属カルコゲニド化合物半導体として使用する。亜鉛
プレートは次いでバックコンタクトとして使用できる。
【0045】 有利には基板と溶液との接触をディップコーティング法又はスピンコーティン
グ法によって実施する。ディップコーティング法においては、溶液へもしくは溶
液からの基板の浸漬/引き上げによって層を基板上に施与する。スピンコーティ
ング法においては、溶液を回転している基板上に施与する。両者の方法は高い表
面品質及び高い均一性で基板を被覆できる。
【0046】 本発明による方法の有利な態様において、基板を被覆のために予め規定可能な
引き上げ速度で溶液から引き上げる。この場合、引き上げ速度が一定である場合
に有利である。基板の引き上げ速度が3mm/秒未満である場合に特に有利であ
る。それによって、半導体層と導電的に接触しているショットキー金属層に良好
に電荷が移動するために重要である半導体層の高い表面品質を作成できる。
【0047】 基板の均一な被覆を可能にするために、基板を制御可能な装置によって溶液か
ら引き上げることが有利である。
【0048】 有利には基板上の前駆体と空気湿気との間で金属酸化物−半導体層を得るため
に加水分解反応を実施する。その場合、基板上のアルコール及び/又は水を蒸発
させる。
【0049】 硫化物層の形成においては、基板上の前駆体と硫化水素との間で硫化反応を実
施する場合に有利である。
【0050】 有利には加水分解反応及び/又は硫化反応の後に被覆された基板を予め規定可
能な時間にわたり中間熱処理し、その際、中間熱処理を200℃〜500℃で実
施する場合に特に有利である。また中間熱処理を1分〜20分の間で継続させる
場合にも有利である。
【0051】 中間熱処理の後に、被覆された基板を冷却することも有利である。
【0052】 基板上に金属酸化物半導体層を堆積させるために、溶液からの引き上げ工程、
加水分解反応及び中間熱処理を少なくとも2回繰り返すことが有利である。それ
というのもこの場合に所望の厚さの均一な半導体層が生じるからである。更に、
被覆を、半導体層の厚さが100nmから1μmになるまで継続することが有利
である。
【0053】 被覆工程の完了後に、基板を400℃〜700℃の温度において炉中で熱処理
することが有利である。熱処理を1時間から3時間の間で継続させることが有利
である。
【0054】 有利には、溶液との接触前に接触層を基板上に配置し、熱処理後に金属層を半
導体層上に配置する。また別の被覆順序を、すなわち溶液との接触の前に金属層
を基板上に配置し、熱処理の後に接触層を半導体層上に配置することが有利であ
る。
【0055】 半導体層は有利には白金、パラジウム、ニッケル、金又は銀からなる。該層は
有利にはスパッタ、電子衝撃加熱蒸着又は電気分解法によって施与される。
【0056】 金属層での被覆は有利には20nmの層厚まで実施する。
【0057】 本発明による方法において基板として少なくとも1つの平面を有するガラス体
を使用する場合に特に有利である。少なくとも1つの平面上に被覆を特に良好に
かつ容易に行うことができる。
【0058】 本発明を以下に図面に関連して複数の実施例で詳細に説明する。
【0059】 図1は本発明による半導体構成品の第1の実施形の立体概略図を示す。
【0060】 図2は本発明による半導体構成品の第2の実施形の立体概略図を示す。
【0061】 図3は本発明による半導体構成品の第3の実施形の立体概略図を示す。
【0062】 図4は本発明による半導体構成品のスペクトル感度のための例を示す。
【0063】 図5はUV線に対する化合物半導体の選択性のための例を示す。
【0064】 図1においては、UVセンサシステムで使用される本発明による半導体構成品
の実施形の立体概略図が示されている。
【0065】 半導体構成品は複数の平行な層1、2、3を有し、これらの層は基板4上に配
置されている。基板4として、本願では2つの平面を有するフロートガラスを使
用している。
【0066】 基板4上に、電気的コンタクトとしてTCO(透過性導電性酸化物)としての
酸化スズからなる接触層3が配置されている。酸化スズ(SnO)はフッ素に
よってドーピングされている。選択的な実施態様において接触層3は金属、例え
ば亜鉛、アルミニウムから形成される。
【0067】 選択的に、また金属プレートを基板4として使用できる。この金属プレートは
、被覆のために予定される側に適当な導電性の酸化層を接触層3として有する。
【0068】 接触層3の上に、金属カルコゲニド化合物半導体からなる半導体層2が光学的
吸収手段として配置されている。当該場合には半導体層2は金属酸化物化合物半
導体TiOからなり、その際、基本的にまた別の金属カルコゲニド化合物半導
体、例えばZnO、ZnS、MgS、SnO、SiO、ZrO、PbO、
NiO、Nb、Ta、Fe又はInを使用してもよい
。この場合、金属カルコゲニド化合物半導体は光学活性媒体(光学的な吸収材料
)として使用され、担持材料としては使用されない。
【0069】 また少なくとも2種の前記の金属カルコゲニド半導体の混合体及び/又は層も
可能である。金属酸化物化合物半導体からなる半導体層2は入射する電磁放射線
、例えばUV線のための吸収体として使用される。
【0070】 TiOからなる半導体層2は300nmの厚さであり、可視光の波長範囲に
おいて透過性であり、ナノ結晶のアナターゼ構造を有する。半導体層2は“可視
ブラインド”である、すなわち半導体層2は可視光の波長範囲において電磁放射
線に対して感受性でない(図5参照)。半導体層2はこの場合、特にコンパクト
な平面を有する。それというのも金属層1(以下参照)及び接触層3との電気的
接触特性が改善されるからである。またダイオード接続の並列抵抗は低下する。
【0071】 これは半導体層2における特に小さい粒度によって達成される。半導体層2の
粒度はここでは10nmの範囲である。この場合、特に大きな支持物との接触面
が達成される。かかる半導体層2は光学的にも平滑である。特に、例えばTiO においては非孔質層は透過性であるが、一方で多孔性層は光を散乱し、白色を
呈する。
【0072】 ショットキー接触の形成のために、半導体層2上に白金からなる金属層1が施
与されている。選択的に金、パラジウム、ニッケル又は銀を金属として使用して
もよい。金属層1は10nmの厚さであり、かつ衝突するUV線(矢印A)は約
20〜30%までがその下にあるTiOからなる半導体層2に透過する。入射
した放射線の残りは反射する。
【0073】 本発明による半導体構成品上にUV線(矢印A;波長400nm未満)が差し
込むと、半導体層2では吸収された放射線によって荷電担体ペア(電子、ホール
)が生じる。これらの荷電担体ペアは金属層1及び半導体層2の境界領域にある
空乏領域(ショットキー接触)で分離される。
【0074】 放射線作用によって、金導線として金属層1と結合している正極7と金導線で
接触層3と接続されている負極6に電流が流れる。
【0075】 基板4の大きさは使用目的に依存し、その際、本発明による方法によって基板
4は1平方メートルから複数平方メートルまでの表面で被覆可能である。
【0076】 本願の実施例においては、基板4は約30cmの大きさである。切断研削に
よって、20mmの表面積を有するチップにおいて送受器として構成されたU
Vセンサシステムで良好に使用できる。しかしながら基本的に本発明による半導
体構成品は実質的により大きな基板4、例えば窓板において使用することもでき
る。またかかる大きさの基板4は廉価な材料加工法によって多数の同一の半導体
構成品を作成できる。
【0077】 本発明による半導体構成品の使用可能性は健康に関与する放射線量を検知する
UV線測定装置である。かかる装置は、冬の月に特に起こるようにUV線の不足
が肉体的及び精神的な不調を引き起こすことがあるために有効である。
【0078】 この場合、放射線量を単純に加算しないことが重要である。それというのも、
例えば存在する不足を短時間の激しい照射(例えば日焼け)によっては補うこと
ができないからである。
【0079】 このようにセンサシステムは評価手段を有し、それによって規定の“異常値”
(例えば短時間の高い放射線負荷による狭く高いピーク)は放射線量の累積にお
いて顧慮されない。しかしながら恐らく、この異常値は表示及び記録されて、使
用者にこれを介してこの健康に関与する値を伝える。
【0080】 本発明による装置は実測値としてUV線量の積み重ねを表示する。この実測値
を予め与えることができる規定値と比較する。差(実測値)−(規定値)が負で
ある、すなわち不足が存在すれば、相応の光学的及び/又は音響的な信号が生じ
る。更に、それぞれの場合の正の差を無効にし、その開始時点のみを信号として
出すことが有利である。更に、累積を太陽周期と同時に日々行うことが有利であ
る。更に1日値の累積においては全ての正の差を無効にすることが重要である。
こうして、1日−、1週間−、1ヶ月−又は1年の収支を出すことができる。
【0081】 公知のUVセンサの縮小形もマイクロプロセッサの縮小形も、前記の使用目的
のためにUV測定装置に、例えば腕時計、自転車コンピュータ又はステッカーの
形を付与することを可能にする。基本的に、自体類似のUVセンサからの信号を
デジタル化し、自転車コンピュータのそれに相当するハードウェア規模で前記の
課題に関して処理する。
【0082】 記載される種類の測定装置が使用者によって携帯されるのであれば、測定され
た値は実際に使用者によって感受された放射線量を完全には表さない。それとい
うのも測定装置の入射断面及び使用者の入射断面は異なるからである。評価手段
はこの構成要件を場合により実際の入射に適合可能な較正要素によって顧慮する
【0083】 本発明による半導体構成品は広い使用分野を有する電子部品においても使用で
きる。
【0084】 以下に、金属酸化物化合物半導体を有する半導体構成品を製造できる第1の本
発明による方法を記載する。
【0085】 このために、ここでは浸漬プロセス(ディップコーティング)による基板の被
覆を使用している。この場合、加水分解及び縮合(この場合は後に熱処理)によ
るゾル−ゲル法を実施する。
【0086】 半導体構成品の製造において以下の工程を実施する。
【0087】 1.ここでは基板4は4cmの表面積を有するフロートガラスからなる長方
形のガラス板である。基板4の広い方の両側面の1つはここでは既にフッ素ドー
ピングされたTCO(透過性導電性酸化物)としてのSnOからなる接触層1
で被覆されている。
【0088】 2.基板4を超音波浴中で交互にエタノール、水及び再びエタノール中でそれ
ぞれ5分間洗浄する。
【0089】 引き続いて乾燥を促進するために、基板4に引き続き窒素流を放射する。
【0090】 3.この基板4を次いで90%イソプロパノール及び10%のテトライソプロ
ピルチタネートからなる溶液中に浸漬させる。浸漬時間は2秒であり、引き上げ
速度は5mm/秒である。テトラプロピルチタネートはこの場合、金属酸化物化
合物半導体TiOからなる半導体層のための前駆体として使用される。基板4
の引き上げはこの場合基板の表面上に前駆体皮膜を堆積させる。
【0091】 本発明による方法の選択的な実施形においては、別のアルコール、例えばメタ
ノール、エタノール又はブタノールが使用される。また化合物半導体の別の前駆
体を溶液中で使用してもよい。
【0092】 同様に選択的な実施形においては、被覆は浸漬によって実施せず、スピンコー
ティングによって実施する。この場合、基板4を回転させ、金属酸化物化合物半
導体を有する溶液を基板4上に滴下する。遠心力によって基板4上に薄層が形成
される。滴下された溶液の粘度はディップコーティングの時よりも幾らか高くな
ければならず、それによって均一な層が形成される。前処理及び後処理、例えば
乾燥、中間熱処理及び熱処理における他のプロセス工程はディップコーティング
法と同様に実施する。
【0093】 同様に選択的な実施態様において、半導体層2は噴霧熱分解によって施与し、
その際、テトライソプロピルチタネート及びイソプロパノール溶液を高圧下に約
200℃を有する基板4上に噴霧する。溶剤の蒸発においては、TiOへの反
応が実施される。またここでは前処理及び後処理をディップコーティング法と類
似に実施する。
【0094】 基本的には、被覆をスクリーン印刷法を使用するか、又はスパッタ法によって
製造してもよい。
【0095】 4.基板4を1mm/秒の一定の引き上げ速度で溶液から引き上げ、その際、
空気湿気を有する空気でテトライソプロピルチタネートをTiOへと反応させ
る(加水分解反応)。
【0096】 5.溶液からの引き上げの後に、被覆された基板4を約200℃で2分間、炉
中で中間熱処理する。この場合、縮合反応が起こり、基板4上に付着するアルコ
ールを蒸発させる。
【0097】 6.プロセス工程3〜5を6回繰り返し、その際、プロセス工程5の後及びプ
ロセス工程3の前に基板4を圧縮空気によって冷却する。
【0098】 基板4の操作はコンピュータ制御された3軸ロボットで実施し、これは特に正
確なプロセスパラメータ(引き上げ速度、引き上げ時間、中間熱処理時間)の操
作を保証する。
【0099】 7.種々の浸漬プロセスの後に、被覆された基板4を約450℃で炉中で2時
間熱処理する。
【0100】 熱処理の完了後に、200nm〜300nmの層厚を有する半導体層2が存在
する。
【0101】 8.冷却後に、半導体層2上に白金からなる金属層1を施与する。層厚は10
nmである。金属層をスパッタによって施与する。
【0102】 本発明による方法の選択的な実施形において、金属層1を電子衝撃加熱蒸着法
又は電気分解法によって施与する。被覆のための金属として、銀、パラジウム、
ニッケル又は金が該当する。
【0103】 9.被覆プロセスの完了後に、放射線入射において生じる電圧を測定しうるた
めに金属層1及び接触層3に金導線を接続する。
【0104】 選択的な方法の実施形において、基板4をまず金属層1で被覆する。引き続き
、この層上にディップコーティング法又はスピンコーティングによって半導体層
2を施与する。この上に、次いで最後に接触層3を施与する。金属酸化物化合物
半導体による被覆のための前記のプロセス工程をこの場合には同様に使用し、そ
の際、金属層の施与のためのプロセス工程はこれに前接続されている。
【0105】 また本発明による方法の第2の実施形において、基板4をまず金属層1で被覆
する。引き続き、この層上にディップコーティング法又はスピンコーティング法
で半導体層2を施与する。この上に次いで最後に接触層3を施与する。金属酸化
物化合物半導体による被覆のための前記のプロセス工程をこの場合には同様に使
用し、その際、金属層の施与のためのプロセス工程はこれに前接続されている。
【0106】 また本発明による方法の第2の実施形においては、基板4の被覆のためにディ
ップコーティングを使用する。この場合、酸化物成分のための加水分解及び縮合
並びに硫化物成分のための気体状の硫化水素による不均一系の硫化によるゾル−
ゲル法を実施する。硫化のための案として、予め設けられた酸化物格子の上に同
様にディップコーティングによって張られた金属塩含有の液体被膜が使用される
。熱処理によって、それぞれのコーティングプロセスの後に加水分解又は硫化が
終了する。
【0107】 半導体構成品の製造のための第2の実施形において、以下の工程を実施する。
【0108】 1.基板4はここでは約30cmの表面積を有するフロートガラスからなる
正方形のガラス板である。一方の基板側面は既にフッ素ドーピングされたTCO
(透過性導電性酸化物)としてのSnOからなる接触層3で被覆されている。
【0109】 2.基板4をイソプロパノール及び湿潤剤中の超音波浴において30秒間洗浄
する。超音波作用は1〜5秒間に限定する。0.5mm/秒の引き上げ速度の場
合、洗浄された板は乾燥して洗浄浴を通過する。
【0110】 3.この基板4を次いでイソプロパノール、テトライソプロピルチタネート、
水及びジエタノールアミンからなる溶液中に浸漬する。浸漬時間は2秒間であり
、引き上げ速度は1mm/秒である。テトライソプロピルチタネートはこの場合
、金属酸化物化合物半導体TiOからなる半導体層のための前駆体として使用
される。基板4の引き上げはこの場合、基板4の表面上に前駆体皮膜を堆積する
【0111】 選択的な実施態様において、別のアルコール、例えばメタノール、エタノール
又はブタノールを使用する。また他方で後の半導体の成分を溶液中で含有する前
駆体材料も使用できる。
【0112】 同様に選択的な実施形において、被覆は浸漬ではなく、スピンコーティングに
よって実施する。この場合、基板4を回転させ、金属酸化物化合物半導体を含有
する溶液を基板4上に滴下する。遠心力によって、基板4上に薄層が形成される
。滴下された溶液の粘度はディップコーティングの場合よりも幾らか高いべきで
あり、それによって均一の層が形成される。前処理及び後処理、例えば乾燥、中
間熱処理及び熱処理における更なるプロセス工程をディップコーティング法と類
似に実施する。
【0113】 同様に選択的な実施形において、半導体層2を噴霧熱分解によって施与し、そ
の際、テトライソプロピルチタネート及びイソプロパノール溶液を高圧下で約2
00℃を有する基板4上に噴霧する。溶剤の蒸発時に、TiOへの反応を実施
する。またここでは前処理工程及び後処理工程はディップコーティング法と類似
に実施する。
【0114】 基本的に、また被覆はスクリーン印刷法又はスパッタ法によって製造すること
もできる。
【0115】 4.基板4を浸漬法において1mm/秒の一定の引き上げ速度で溶液から引き
上げ、その際、テトライソプロピルチタネートを空気中で空気湿気とTiO
と反応させ(加水分解反応)、光学的に均一な層を形成する。
【0116】 5.溶液からの引き上げの後に、被覆された基板4を約470℃で炉中で20
分間中間熱処理する。この場合、基板4に付着するアルコールが蒸発する。
【0117】 6.引き続き同一のパラメータでアルコール性金属塩溶液によるディップコー
ティングを実施する。この場合、該溶液の均一な被膜は予め設けられた基礎格子
上に粘着的に付着したままである。加水分解反応と同様に、ガスだめ(Gasglock
)下に窒素及び硫化水素からなる混合物を基板上に導く。この場合、固有の結晶
構造を有する形成する硫化亜鉛(亜鉛ブレンド型)を二酸化チタンに成長させる
【0118】 7.プロセス工程3〜6を6回繰り返し、その際、それぞれの熱処理の後に基
板を静止した空気中で冷却する。
【0119】 基板4の操作はコンピュータ制御される3軸ロボットを使用して実施し、これ
は十分に正確なプロセスパラメータ(引き上げ速度、引き上げ時間、中間熱処理
時間)の操作を保証する。
【0120】 8.種々の浸漬プロセスの後に、被覆された基板4を約450℃で炉中で2時
間熱処理する。
【0121】 熱処理の完了後に、200nm〜300nmの層厚を有する半導体層が存在す
る。
【0122】 9.冷却後に、半導体層2上に白金からなる金属層1を施与する。層厚は10
nmである。金属層はスパッタによって施与する。
【0123】 本発明による方法の選択的な実施形において、金属層1は電子衝撃加熱蒸着法
又は電気分解法によって施与する。被覆のための金属として、銀、パラジウム、
ニッケル又は金が該当する。
【0124】 10.被覆プロセスの完了後に、放射線入射の際に生じる電圧を測定しうるた
めに金属層1及び接触層3に金導線を接続する。
【0125】 該方法の選択的な実施形において、UV透過性基板4をまず透過性の金属層1
で被覆する。引き続きこの層上にディップコーティング法又はスピンコーティン
グ法によって半導体層2を施与する。この上に、次いで最終的に接触層3を施与
する。金属酸化物化合物半導体による被覆のための前記のプロセス工程はこの場
合には同様に使用され、その際、金属層の施与のためのプロセス工程はこれに前
接続されている。
【0126】 図2においては、本発明による半導体構成品の第2の実施形を示している。図
1に示される対象の変形において、ここでは半導体層2と基板4との間に接触層
は配置されていない。基板4はここでは自然酸化物層を有する金属からなる。こ
れは導電性であるので、別個の接触層が存在する必要はない。
【0127】 図3において、第3の実施形が示されており、ここでは、金属層1及び接触層
3の順序は第1の実施形に対して逆である、すなわち金属層1は基板4上に配置
されている。金属層1上に次いで半導体層2が配置され、その上に次いで接触層
3が配置されている。
【0128】 図4において、本発明による完全な構成部品中の半導体構成品の実施形のため
の例としてのスペクトル識別線が示されている。この場合、どの程度の電流が入
射した波長に依存して生じるかを示している。金属層カルコゲニド化合物半導体
として、ここではTiOが使用される。使用される金属カルコゲニド化合物半
導体が330nmの波長において極大を有することが明らかに確認できる。
【0129】 図5において、X軸上に本発明による半導体材料(TiO)に入射される放
射線の波長を示し、Y軸上に吸収を示す測定曲線が示されている。
【0130】 この場合、400nm未満のUV領域において吸収が非常に高く400nmの
波長より高い(可視光)と吸収が非常に低いことが明らかに確認できる。かかる
特性を有する半導体材料はより長い波長を“見る”ことができず、それによって
専らUV線に対して高い感受性を有する。
【0131】 本発明はこれらの実施態様において前記の有利な実施例に制限されるものでは
ない。むしろ本発明による半導体構成品、本発明による電子部品、本発明による
センサシステム及び本発明による半導体構成品の製造方法から、基本的に他の類
似の実施態様が利用される幾らかの変法が考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明による半導体構成品の第1の実施形の立体概略図を示す。
【図2】 図2は本発明による半導体構成品の第2の実施形の立体概略図を示す。
【図3】 図3は本発明による半導体構成品の第3の実施形の立体概略図を示す。
【図4】 図4は本発明による半導体構成品のスペクトル感受性のための例を示す。
【図5】 図5はUV線に対する化合物半導体の選択性のための例を示す。
【符号の説明】
1 金属層、 2 半導体層、 3 電気的接触層、 4 基板、 6 負極
、 7 正極
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年3月28日(2002.3.28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 クリストフ ティーディッヒ ドイツ連邦共和国 ベルリン トーアシュ トラーセ 41 (72)発明者 シュテファン ランガー ドイツ連邦共和国 ツォイテン ブレーマ ー シュトラーセ 3 (72)発明者 オリヴァー ヒルト ドイツ連邦共和国 シェーナイヒェ キー フェルンダム 4 (72)発明者 ハンス ゲオルク ケルナー ドイツ連邦共和国 フランクフルト/オー デル バウムシューレンヴェーク 11イー (72)発明者 セバスティアン シュターン ドイツ連邦共和国 ベルリン デトモルダ ー シュトラーセ 2 (72)発明者 シュテファン スヴィーエンテク ドイツ連邦共和国 ヴィルダウ フリード リヒ−エンゲルス−シュトラーセ 26 Fターム(参考) 2G065 AA15 AB05 BA02 BC14 BC15 BC35 BD04 BD06 CA08 DA07 DA20 5F088 AA11 AB01 CB05 CB18 DA05 FA02 FA03 FA04 GA02 LA05

Claims (61)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属及び半導体間にコンタクトを有する電磁放射線の検出の
    ための半導体構成品において、該半導体が光学的な吸収材料として少なくとも1
    種の金属カルコゲニド半導体を有するか、又は完全にそれからなることを特徴と
    する金属及び半導体間にコンタクトを有する電磁放射線の検出のための半導体構
    成品。
  2. 【請求項2】 半導体が少なくとも2種の金属カルコゲニド化合物半導体を
    有する混合体又は積層を有する、請求項1記載の半導体構成品。
  3. 【請求項3】 第1の金属カルコゲニド化合物半導体が高い放射線吸収能を
    有し、第2の金属カルコゲニド化合物半導体が高い電荷担体伝導率を有する、請
    求項1又は2記載の半導体構成品。
  4. 【請求項4】 少なくとも1種の金属カルコゲニド化合物半導体がTiO 、ZnO、ZnS、MgS、SnO、SiO、ZrO、PbO、NiO、
    Nb、Ta、Fe又はInである、請求項1から3ま
    でのいずれか1項記載の半導体構成品。
  5. 【請求項5】 少なくとも1種の半導体が400nm未満の波長を有する電
    磁放射線に対して選択的な感度を有する、請求項1から4までのいずれか1項記
    載の半導体構成品。
  6. 【請求項6】 少なくとも1種の半導体が300〜360nmの波長範囲で
    電磁放射線に対する最大選択性を有する、請求項1から5までのいずれか1項記
    載の半導体構成品。
  7. 【請求項7】 半導体が基板(4)上に半導体層(2)として配置されてい
    る、請求項1から6までのいずれか1項記載の半導体構成品。
  8. 【請求項8】 半導体が基板(4)上に半導体層(2)として配置されてお
    り、その際、半導体層(2)と基板(4)との間に少なくとも1つの中間層が配
    置されている、請求項7記載の半導体構成品。
  9. 【請求項9】 半導体層(2)が1μmより薄い厚さを有する、請求項7又
    は8記載の半導体構成品。
  10. 【請求項10】 半導体層(2)が実質的に20nm未満、特に10nm未
    満の粒度を有する、請求項7から9までのいずれか1項記載の半導体構成品。
  11. 【請求項11】 半導体層(2)の表面が光学的に平滑である、請求項7か
    ら10までのいずれか1項記載の半導体構成品。
  12. 【請求項12】 半導体層(2)が電気的接触層(3)と導電的に接続され
    ている、請求項7から11までのいずれか1項記載の半導体構成品。
  13. 【請求項13】 半導体層(2)がニオブ及び/又はタンタルでドーピング
    されている、請求項7から12までのいずれか1項記載の半導体構成品。
  14. 【請求項14】 基板(4)がショットキー接触の形成のために金属、特に
    白金、パラジウム、ニッケル、金又は銀を有する、請求項1から13までのいず
    れか1項記載の半導体構成品。
  15. 【請求項15】 金属が金属層(1)として半導体層(2)上に配置されて
    いる、請求項1から14までのいずれか1項記載の半導体構成品。
  16. 【請求項16】 金属層(1)が電磁放射線に対して透過性である、請求項
    15記載の半導体構成品。
  17. 【請求項17】 半導体層(2)が電気的接触層(3)と導電的に接続され
    ている、請求項1から16までのいずれか1項記載の半導体構成品。
  18. 【請求項18】 接触層(3)が導電性材料、特にフッ素ドーピングされた
    SnO、SnO/In、ZnO、アルミニウムドーピングされたZn
    O、亜鉛又はアルミニウムを有するか、又はそれから形成されている、請求項1
    7記載の半導体構成品。
  19. 【請求項19】 接触層(3)が金属基板(4)の酸化物から形成されてい
    る、請求項17又は18記載の半導体構成品。
  20. 【請求項20】 基板(4)上に接触層(3)が配置され、その上に半導体
    層、特にTiO層が半導体層(2)として配置され、かつその上に白金層が金
    属層(1)として配置されている、請求項1から19までのいずれか1項記載の
    半導体構成品。
  21. 【請求項21】 基板(4)上に白金層が金属層として配置され、その上に
    半導体層(2)、特にTiO層が半導体層(2)として配置され、かつその上
    に透過性接触層(3)として配置されている、請求項1から20までのいずれか
    1項記載の半導体構成品。
  22. 【請求項22】 基板(4)が少なくとも1つの平面を有する、特に石英ガ
    ラスからなるガラス体である、請求項1から21までのいずれか1項記載の半導
    体構成品。
  23. 【請求項23】 基板(4)がUV線に対して透過性である、請求項1から
    22までのいずれか1項記載の半導体構成品。
  24. 【請求項24】 半導体構成品を電磁放射線で照射する際に、半導体構成品
    において金属(1)及び電気的コンタクト(3)の間に電流が流れる、請求項1
    から23までのいずれか1項記載の半導体構成品。
  25. 【請求項25】 請求項1から24までのいずれか1項記載の半導体構成品
    を有する、電子部品。
  26. 【請求項26】 請求項1から24までのいずれか1項記載の半導体構成品
    及び/又は請求項25記載の電子部品を有する、電磁放射線のためのセンサスス
    テム。
  27. 【請求項27】 半導体がUV線に対して感受性である、請求項26記載の
    センサシステム。
  28. 【請求項28】 半導体の最大感度が300nm〜360nmの波長範囲に
    ある、請求項26又は27記載のセンサシステム。
  29. 【請求項29】 半導体が、特に400nmより高い波長を有する可視光、
    及び/又はIR線に対して感受性でない、請求項26から28までのいずれか1
    項記載のセンサシステム。
  30. 【請求項30】 携帯用機器、特に送受器、携帯用時計、ステッカー又は自
    転車コンピュータ中に配置されている、請求項26から29までのいずれか1項
    記載のセンサシステム。
  31. 【請求項31】 累積放射線量を検知するための手段を有する、請求項26
    から30までのいずれか1項記載のセンサシステム。
  32. 【請求項32】 累積放射線量と予め規定可能な放射線量との差異を測定す
    る評価手段を有する、請求項31記載のセンサシステム。
  33. 【請求項33】 評価手段が差異を自動的に、光学的かつ/又は音響的に示
    す、請求項32記載のセンサシステム。
  34. 【請求項34】 評価手段が放射線量の適当な異常値を検出する、請求項3
    2又は33記載のセンサシステム。
  35. 【請求項35】 評価手段が放射線量の累積において異常値を考慮に入れな
    い、請求項34記載のセンサシステム。
  36. 【請求項36】 評価手段が、センサシステムの実際の照射断面を1人の照
    射断面に換算するために較正手段を有する、請求項33から35までのいずれか
    1項記載のセンサシステム。
  37. 【請求項37】 半導体構成品の製造方法において、基板(4)を少なくと
    も1種の金属カルコゲニド化合物半導体を有する半導体層(2)で被覆するため
    に、基板(4)を少なくとも1種の金属カルコゲニド化合物半導体の前駆体が溶
    解及び/又は懸濁されている溶液と接触させることを特徴とする、半導体構成品
    の製造方法。
  38. 【請求項38】 基板(4)を順々に少なくとも2種の異なる前駆体溶液と
    接触させる、請求項37記載の方法。
  39. 【請求項39】 溶液が金属カルコゲニド化合物半導体TiO、ZnO、
    ZnS、MgS、SnO、SiO、ZrO、PbO、NiO、Nb 、Ta、Fe又はInの少なくとも1種の前駆体を含有する
    、請求項36又は37記載の方法。
  40. 【請求項40】 溶液が少なくとも1種の前駆体を金属酸化物又は金属塩化
    物の形で有する、請求項36から39までのいずれか1項記載の方法。
  41. 【請求項41】 溶液が少なくとも1種のアルコール及び/又は水を含有す
    る、請求項36から40までのいずれか1項記載の方法。
  42. 【請求項42】 特に周囲空気における金属基板(4)の表面の酸化によっ
    て金属酸化物化合物半導体の層を作成する、請求項36から41までのいずれか
    1項記載の方法。
  43. 【請求項43】 金属基板(4)上に硫化物層を形成するために、窒素及び
    硫化水素からなる気体混合物を基板(4)と接触させる、請求項36から42ま
    でのいずれか1項記載の方法。
  44. 【請求項44】 基板(4)と溶液との接触をスピンコーティング法によっ
    て行う、請求項36から43までのいずれか1項記載の方法。
  45. 【請求項45】 基板(4)と溶液との接触をディップコーティング法によ
    って行う、請求項36から44までのいずれか1項記載の方法。
  46. 【請求項46】 基板(4)を被覆のために予め規定可能な引き上げ速度で
    溶液から引き上げる、請求項45記載の方法。
  47. 【請求項47】 基板(4)の溶液からの引き上げ速度が一定である、請求
    項46記載の方法。
  48. 【請求項48】 基板(4)の溶液からの引き上げ速度が3mm/秒未満で
    ある、請求項46又は47記載の方法。
  49. 【請求項49】 基板(4)を制御可能な装置によって溶液から引き上げる
    、請求項36から48までのいずれか1項記載の方法。
  50. 【請求項50】 基板(4)上の前駆体と空気湿気間に加水分解反応が生じ
    る、請求項36から49までのいずれか1項記載の方法。
  51. 【請求項51】 基板(4)上の前駆体と硫化水素間に硫化反応が生じる、
    請求項36から50までのいずれか1項記載の方法。
  52. 【請求項52】 加水分解反応及び/又は硫化反応の後に、被覆された基板
    (4)を予め規定可能な時間にわたり中間熱処理する、請求項50又は51記載
    の方法。
  53. 【請求項53】 中間熱処理を200℃〜500℃の温度範囲で実施する、
    請求項52記載の方法。
  54. 【請求項54】 中間熱処理を1分〜20分の間、継続する、請求項52又
    は53記載の方法。
  55. 【請求項55】 被覆された基板(4)を中間熱処理の後に冷却する、請求
    項36から54までのいずれか1項記載の方法。
  56. 【請求項56】 引き上げ工程、加水分解/硫化及び中間熱処理を少なくと
    も2回繰り返す、請求項36から55までのいずれか1項記載の方法。
  57. 【請求項57】 基板(4)の被覆を、半導体層(2)の厚さが100nm
    〜1μmになるまで継続する、請求項36から56までのいずれか1項記載の方
    法。
  58. 【請求項58】 基板(4)を被覆工程の完了後に400℃〜700℃の温
    度で熱処理する、請求項36から57までのいずれか1項記載の方法。
  59. 【請求項59】 熱処理を1時間〜3時間の間、継続する、請求項58記載
    の方法。
  60. 【請求項60】 溶液との接触の前に接触層(3)を基板(4)上に配置し
    、かつ熱処理の後に金属層(1)を半導体層(2)上に配置する、請求項36か
    ら59までのいずれか1項記載の方法。
  61. 【請求項61】 溶液との接触の前に金属層を基板(4)上に配置し、かつ
    熱処理後に接触層を半導体層上に配置する、請求項36から60までのいずれか
    1項記載の方法。
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