JP2003511587A - 掘削機の歯部の組立体における改良 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 改良は、歯部の耳部に、頂部及び底部における段付き案内部をもたらし、これらの段付き案内部は、より大きい補強用の幅広端部領域と結合しており、そして、前記耳部のうちの少なくとも１つの耳部における、突出している内部アバットメントであって、歯保持部の対応している真直ぐなガイド内で案内され得るものが、それが装着された後にピンを後から保持すべく、配設されており、そのピンは、歯保持部の本体内にほぼ垂直に配設されているピン座部であって、緩く湾曲し且つ傾斜した構造を備えているものの中に配設される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 本発明は、掘削用に意図されている機械用の連結部に導入される改良であって
、当業界において知られている上記目的用連結部に対する新規で独創的な活動に
基づく、評価され得る特徴をもたらすものに関する。

【０００２】 特に、本発明の連結部は、種々の変型及びタイプにおける積載・掘削機械に適
用可能であるが、より広く、それらは、作業されるべき地面内へ食い入るべく意
図されている交換可能な歯部を有しているリムを設けられている作業バケットを
有している全ての掘削機に適用可能である。

【０００３】 本発明は、歯部と歯保持部との連結部における、かなりの機能的な改良であっ
て、より大きな強度を与えると共に、起こり得る応力の集中を排除しつつ、歯部
における耳部の連結領域を補強するものを提供すべく意図されている。垂直方向
の応力に抗する面を増大させることも、可能であり、一般的に、より大きい侵入
が、達成される。

【０００４】 同様に、ピンの座部は、通例であるところの歯部における鼻部にではなく、歯
保持部の本体内に配設されており、その構成は、ほぼ垂直であり且つ歯保持部の
前記本体の一方の側にあり、真直ぐであっても又は僅かに湾曲していてもよい。
正面から見て、座部は、通例、外方に傾斜させられており、何故ならば、それは
、前記本体の側面の方向に従うからである。更に、座部は、特に現場での作業中
における、ピンの装着を改良すべく、入口縁部に面取り部を有している。

【０００５】 図において観察され得るように、歯部及び歯保持部の組立体は、一旦装着され
ると、図１〜図５に示されている構造を有しており、それらの図において、互い
に他方に連結されている歯保持部１及び歯部２と、側面耳部３及び４とが、認め
られ得、これらの側面耳部３及び４は、歯保持部１のそれぞれの座部であって、
それらの構成は詳述されるであろうものの中へ導入されており、そして、同様に
、歯部及び歯保持部を固定するピン用の上部開口５が、観察され得る。

【０００６】 ピンの座部であって、その大体の向きが垂直であるものは、詳細には、一の構
造を有しており、この構造においては、僅かに湾曲し且つ、正面図において観察
されるであろうように、僅かに傾斜した構成であって、歯保持部の鼻部の側面に
実質的に平行な軌道を備えているものが、目立っている。

【０００７】 上述の構成は、図１１において特に観察されよう。そして、その図１１におい
て、ピンの導入を改良すべく意図されている、上部面取り部６の構成も、観察さ
れるべきである。

【０００８】 鼻部においてではなく、歯保持部の本体１におけるピンの座部５の構成は、鼻
部がより大きい強靭さを得ることを可能にすると共に、組立体の作用領域からピ
ンを移動させ、これにより、ピンは、摩耗から大いに守られる。ピンの座部のほ
ぼ垂直な構成は、取り付け及び取り外しを容易にする一方、その傾斜及び湾曲は
、後述されるように、ピンが、耳部のうちの１つの耳部の端部に設けられている
アバットメントによって後から捕捉されつつ、ガイド内に保持されるのを、可能
にする。同様に、座部の湾曲は、前端壁から穴を移動させ、これにより、破壊を
受けやすい脆弱な領域の生成が、避けられる。

【０００９】 ピンを着座させ且つ歯部を固定する構成は、座部の長さよりも短い長さを備え
ているピンを設計することを可能にし、もって、端部は、歯保持部の本体と同じ
高さではなく、これは、ピンの摩耗を低減させ且つ衝撃を減少させ、これにより
、ピンの劣化だけでなく、現在幾つかの場合において起きている、ピンの損失の
可能性もが、避けられる。

【００１０】 理解されるであろうように、ピン及びその座部の構成は、記載されてきた好適
な変型に応じるであろうが、座部は、湾曲していなくて完全に真直ぐであっても
よく、又は、図示されているのとは反対の方向に湾曲していてもよい。同様に、
横方向における座部の傾斜も、弱められ得又は除かれ得る。

【００１１】 更に、座部は、歯保持部の一方の側又は他方の側に配置されていてもよく、又
は、作業が非常に厳しい所での適用では、両方の側に同時に配置されていてもよ
い。歯保持部内での歯の固定を確実にすべく且つ安定性及び強靭性を高めるべく
、第２のピンも、組み込まれ得る。

【００１２】 歯部の耳部３及び４は、歯保持部の側面空洞部内に収容されており、それらの
側面空洞部は、好適に、僅かに傾斜させられており、それらのうちの１つの側面
空洞部が、図６において番号７で指示されている。耳部３及び４は、好適に、歯
保持部の側壁部の方向に対応している傾斜、即ち、図において観察され得るよう
に、横断方向の傾斜を有しており、その傾斜により、上縁部は、下縁部よりも、
より内部に向けて配設されている。即ち、傾斜は、耳部の、それらの軸線上での
或る回転に対応しており、この結果、耳部の上縁部及び下縁部は、異なる鉛直面
内にある。所望されるならば、前記傾斜の角度は、ゼロであってもよい。前記空
洞部は、異なるタイプの平坦な面、湾曲した面及び他の面を組み合わせた、段付
セクションを有している。それは、側部隔壁８及び９を画成し、これらの側部隔
壁８及び９は、拡幅されている土台領域１２及び１３に合流する、それぞれの段
部１０及び１１を有しており、それらの土台領域１２及び１３は、下部に相当す
る、番号１４によって指示されているもののような湾曲部を好適に有しているが
、幅広の傾斜した平面又は真直ぐな段部又は支持領域を広くするための他の適切
な形状を形成していてもよい。図６において観察され得るように、ピン用の座部
５に対応している空洞部７内に、ピン用の座部の壁が、存在している。同様に、
空洞部７の前部１５及び後部１６には、整合させられている、それぞれの座部１
７及び１８が、存在し、これらの座部１７及び１８は、歯部における耳部の端部
アバットメント２０であって、歯保持部を通過するピンを保持するためのものの
通過を可能にすべく意図されている、真直ぐなガイドを構成している。通路１７
及び１８によって形成されている溝の長さは、歯保持部と一体となるように嵌合
すべく意図されている鼻部即ち突出部１９の全長よりも短くてもよく、この様に
して、より大きな有効断面が、従って、より大きな強度が、得られる。それにも
拘らず、図２２に示されているように、歯保持部４３は、歯保持部の歯部を受容
するための座部４４であって、貫通型である、即ち、鼻部即ち後部突出部４５の
端部に開口しているものを有していてもよい。

【００１３】 側面耳部のうちの１つの側面耳部(例えば耳部３)に設けられている、歯部を歯
保持部内に案内する側面アバットメント突出部は、図１０に示されており、この
図１０において、上記アバットメント２０が、観察され得、そのアバットメント
２０は、歯保持部の側面座部空洞部内に設けられているガイド内へ導入されてい
る。

【００１４】 鼻部１９の正確な形状は、歯部と歯保持部との間の実際の連結部の構成に影響
を与えることなく、変化させられ得、これは、基本的に、耳部３及び４と、それ
らの対応する座部と、歯保持部の本体における特別な構成でのピン用の座部とに
影響を与える。

【００１５】 請求項に示されている本発明の範囲内に留まるであろう種々の変形例が、本発
明に導入され得る。従って、例えば、図示されている例においては或る傾斜を有
している、耳部の座部は、傾斜を有していなくてもよく、又はベースに垂直であ
ってもよく若しくは湾曲していてもよい。

【００１６】 同様に、耳部及びそれらと嵌合する歯保持部の空洞部の内部段付き形状は、２
つの異なる面の組合せ(例えば、平坦/平坦又は平坦/湾曲、湾曲/湾曲又は他のタ
イプ)であってもよい。段付き形状を有しておらず、平らな又は丸い単一の表面
を備えている空洞部も、供給され得る。あるいは、空洞部は、直角の形状を有し
ていてもよく、そして、歯保持部内の歯部用ガイドは、一方の側に又は他方の側
に又は同時に両方の側に配設されていてもよい。

【００１７】 歯保持部内の歯部用ガイドであって、この歯部用ガイドの長さが歯保持部の鼻
部の長さの一部のみに好適に限定されているものは、その全体に亘って延在して
いてもよい、ということも、理解されよう。

【００１８】 歯部の耳部３及び４は、段付き案内部と湾曲領域とから構成されている。図９
において、例えば耳部４について、段付き案内部２１及び２２と、湾曲端部領域
２３及び２４とが、認識され得る。

【００１９】 耳部は、歯保持部の鼻部の側面に平行に僅かに傾斜させられており、歯部の装
着の間、歯保持部の側面空洞部内へ嵌入させられる。番号２１及び２２によって
指示されているもののような段付き案内部は、平坦な面の組合せである。図面に
おいて番号３によって指示されている、耳部のうちの１つの耳部は、横断方向の
孔２５であって、ピンの導入を検査し且つ工具の導入によってその取り外しを容
易にするためのものを有している。

【００２０】 本発明によると、段付き案内部は、歯保持部内への歯の装着を案内すべく且つ
組立体を安定にすべく意図されている。耳部のうちの１つの耳部の端部に設けら
れているアバットメント２０は、その後方部分によってピンを保持すべく意図さ
れている。

【００２１】 番号２３及び２４によって指示されているもののような湾曲領域は、平坦な表
面と断面とを増大させ、垂直方向の応力をより良く分散させることにより、垂直
方向の応力に対して耳部を補強すべく機能する。

【００２２】 更に、耳部の特定の形状に関して、図１７及び図１８に示されている変型にお
けるように、２つのピンの連結をもたらす二重ガイドの場合には、両側に配設さ
れるべきアバットメントが、提供され得、その変型においては、歯保持部の鼻部
２６は、２つの側面ガイド２７及び２８であって、それぞれのピン座部２９及び
３０に収容されるそれぞれのピン用のものを有している。

【００２３】 図１９は、連結突出部即ち鼻部３２を備えている歯保持部３１の代替実施形態
を示しており、その連結突出部即ち鼻部３２は、実質的に正方形又は長方形の角
柱形状の端部付加部３３を有しており、この端部付加部３３は、縦方向リブ３４
及び３５と、貫通型ではない溝３６とを有しており、この歯保持部の残りの部分
は、特に図６に示されている本発明の特徴に本質的に対応している。

【００２４】 図２０は、更に別の代替実施形態３７を示しており、この代替実施形態３７に
おいては、後部突出部即ち鼻部３８は、実質的に六角形の断面を有している付加
部３９であって、真直ぐなリブ４０及び４１を側部に備えているものを有してい
る。番号４２によって指示されている、側面溝のうちの１つの側面溝も、示され
ており、この歯保持部の残りの部分は、以前に示されている変型に係る本発明に
対応している。

【００２５】 図２１は、番号４７によって指示されているピン座部を有している歯保持部４
６を示しており、そのピン座部は、以前に説明されているようにしてほぼ構成さ
れていると共に、この場合、アーチ形の湾曲変型に対応しており、このピン座部
の内部に、弾性ブロック５０によって支持されている心出し・保持付加部４９を
搭載しているピン４８が、収容されており、そして、心出し・保持付加部４９の
前部膨張部が、保持手段をガイド溝５１内へ部分的に導入している。

【００２６】 図２３は、歯保持部本体５２が歯部の耳部５３及び５４に連結しているところ
の変型を示しており、それらの耳部５３及び５４は、湾曲した断面を有している
と共に、歯保持部の受容溝の嵌め合い形状に適応している。

【００２７】 図２４、図２５及び図２６に示されているように、ピン４８であって、図示さ
れているものにおいては概ねアーチ形であるが、明らかに真直ぐであってもよい
ものは、弾性ブロック５０と金属ブロック５５とによって形成されている心出し
・保持部材を有しており、この心出し・保持部材は、頂部及び低部に、それぞれ
の付加的な案内フィン５６及び５７であって、突出している金属ブロック５５よ
りも幅が狭いものを有しており、ピン４８の嵌め合い形状の溝内に収容されてい
る。

【００２８】 図２７は、歯部５８及び歯保持部５９の組立体の水平面に沿う断面を示してい
る。前記断面において、ピン６０が、認められ得、そのピン６０は、弾性ブロッ
ク６１と金属突出部６２とをその中に組み込まれており、それらの構造は、図２
４〜図２６に示されているものに対応している。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明を組み入れている歯部及び歯保持部の組立体の斜視図である。

【図２】 図１におけるのと同じ組立体の側面図である。

【図３】 図１におけるのと同じ組立体の平面図である。

【図４】 指示されている平面に沿う縦断面を示している。

【図５】 図２に指示されている水平面に沿う断面を示している。

【図６】 本発明の歯保持部の斜視図である。

【図７】 歯保持部の連結端部の平面図である。

【図８】 歯部の斜視図である。

【図９】 同じ歯部の斜視図である。

【図１０】 図２に指示されている横断平面に沿う、歯部及び歯保持部の組立体の横断面を
示している。

【図１１】 図２に指示されている横断平面に沿う、歯部及び歯保持部の組立体の横断面を
示している。

【図１２】 図２に指示されている横断平面に沿う、歯部及び歯保持部の組立体の横断面を
示している。

【図１３】 図２に指示されている横断平面に沿う、歯部及び歯保持部の組立体の横断面を
示している。

【図１４】 図２に指示されている横断平面に沿う、歯部及び歯保持部の組立体の横断面を
示している。

【図１５】 歯保持部の側面図である。

【図１６】 図１５に指示されている水平面に沿う歯保持部の断面を示している。

【図１７】 図１５に指示されている平面に沿う横断面を示している。

【図１８】 図１５に指示されている平面に沿う横断面を示している。

【図１９】 本発明に係る歯保持部の代替実施形態の斜視図を示している。

【図２０】 本発明に係る歯保持部の代替実施形態の斜視図を示している。

【図２１】 本発明に係る歯保持部の図式縦断面であって、完全に装着されたピンを示して
いるものを示している。

【図２２】 本発明に係る歯保持部の側面図であって、貫通構成における、即ち、歯保持部
の鼻部の端部内へ開口している、歯部用の座部即ちガイドを示しているものであ
る。

【図２３】 横断方向に湾曲した形状を有している歯部の耳部を伴っている歯保持部の横断
面を示している。

【図２４】 ピンの斜視図を示している。

【図２５】 ピンの正面図を示している。

【図２６】 ピンの側面図を示している。

【図２７】 歯部及び歯保持部の組立体の縦断面であって、ピンを断面で示しているものを
示している。

【手続補正書】

【提出日】平成１４年６月２６日（２００２．６．２６）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】特許請求の範囲

【補正方法】変更

【補正の内容】

【特許請求の範囲】

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ， ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ， ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＢＺ，Ｃ Ａ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ， ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，Ｋ Ｅ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ， ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，Ｒ Ｕ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ， ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ (72)発明者 ヴァルヴェ イ ベルトラン，ニル スペイン国 エ−08348 カブリルス，カ ルレ アメトルレルス，５−７ (72)発明者 フェルレル ルイス，ラファエル スペイン国 エ−08032 バルセロナ，カ ルレ ルイス サグニエル 49，３オ−３ ア Ｆターム(参考） 2D015 JA04

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 掘削機の歯部の連結部であって、歯保持部の対応する座部内
   に連結され得る、歯部における突出している耳部と、ピン用の横断方向の座部と
   を具備しているタイプのものにおける改良において、 歯部の耳部が、それらの耳部の上縁部及び下縁部に段付き案内部を縦方向に有
   しており、それらの上縁部及び下縁部は、より大きい補強を得るための幅広土台
   領域において作用領域に連続しており、 歯部の耳部は、歯保持部の本体における輪郭であって、前記段付き案内部及び
   幅広領域に対応しているものと組み合わされ、 歯部の耳部のうちの少なくとも１つの耳部に、内部突出アバットメントが、配
   設されており、その内部突出アバットメントは、歯保持部の対応直線ガイドの内
   部で案内され得、 前記アバットメントは、歯部が歯保持部内に装着された後にはピンを保持する
   ように配設されており、そのピンは、歯保持部の本体内に、ほぼ垂直な構成で設
   けられているピン座部内に配置される、 ことを特徴とする改良。
2. 【請求項２】 幅広土台領域が、湾曲した形状を有していることを特徴とす
   る請求項１の改良。
3. 【請求項３】 幅広土台領域が、傾斜した平面の形状であることを特徴とす
   る請求項１の改良。
4. 【請求項４】 幅広土台領域が、真直ぐな段部の形状であることを特徴とす
   る請求項１の改良。
5. 【請求項５】 歯部の耳部が、横断方向に緩やかに傾斜しており、それらの
   上縁部及び下縁部は、異なる鉛直面内にあることを特徴とする請求項１の改良。
6. 【請求項６】 歯部の耳部が、それらの下縁部よりも、より歯部の内部に向
   けて配設されている、それらの上縁部を有していることを特徴とする請求項５の
   改良。
7. 【請求項７】 歯部の耳部が、横断方向に平坦な又は湾曲した形状を有して
   いることを特徴とする請求項１の改良。
8. 【請求項８】 歯部の耳部の内部アバットメント用の、歯保持部の鼻部の真
   直ぐなガイドが、より大きい機械的強度を得るべく、歯部の前記鼻部の全長より
   も短い長さに亘って延在していることを特徴とする請求項１の改良。
9. 【請求項９】 歯部の耳部の内部アバットメント用の、歯保持部の鼻部の真
   直ぐなガイドが、開放端部を備えている前記鼻部の後端部まで延在していること
   を特徴とする請求項１の改良。
10. 【請求項１０】 ピンの導入用の、開口における入口面取り部の構成であっ
    て、ピンの取り付け及び取り外しを改良するためのものを特徴とする請求項１の
    改良。
11. 【請求項１１】 歯部の側面耳部のうちの少なくとも１つの耳部が、横断方
    向の孔であって、ピンの連結を検査し且つその取り付け及び取り外しを助けるた
    めのものを有していることを特徴とする請求項１の改良。