JP2003511461A5 - - Google Patents

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【特許請求の範囲】
【請求項1】m, n,及びp が、それぞれ0, 1, 2,又は3の整数であり、
1, R2, R3及びR4が、それぞれ水素、ヒドロキシ、ハロ、任意に置換され得るC1-6アルキル、C1-6アルケニル、C1-6アルキニル、C3-8シクロアルキル、C1-6アルカノイル、C1-6アルコシ、アリール、アミノ、アシル、C1-6アシロキシ、アミノアルキル、イミノ、C1-6イミノアルキル、C1-3 イミノシクロアルキル、ケト、アルデヒド、ヒドラゾノ、オキシイミノ、ヒドロキシイミノ、C1-6アルコキシイミノ、C3-8シクロアルコキシイミノ又はカルボキシル基、又はO保護基、又は炭水化物、ペプチド又はタンパク残基、又はその誘導体又は薬理学的許容塩又は体内で加水分解可能なエステル、炭酸アミド、又はそのカーバメートののうちの一つ以上から独立に選定される置換基であり、
1からR4の少なくとも一つが、存在し且つ炭水化物、タンパク又はペプチド残基を含むとき、
式I【化1】
Figure 2003511461

で表される抱合プロドラッグであって、
ポタシウム[3-ヒドロキシ-2-メトキシエストラジオール-17β-β-D-グルコピラノシド]ウロン酸、
2-メトキシエストラジオール-17β-β-D-グルコピラノシドウロン酸、
2-メトキシエストラジオール-17β-3-グルコピラノシド]ウロン酸、
2-メトキシエストラジオール-3-D-グルコピラノシド]ウロン酸-17-β-アセテート、
ではない、抱合プロドラッグ。
【請求項2】炭水化物残基が糖残基である請求項に記載の抱合プロドラッグ。
【請求項3】糖残基がグルクロニド又はガラクトシドである請求項に記載の抱合プロドラッグ。
【請求項4】ペプチド残基がトリ又はより大きいペプチド残基である請求項に記載の抱合プロドラッグ。
【請求項5】R1からR4のそれぞれが、水素、ヒドロキシ、ハロ、任意に置換され得るC1-6アルキル、C1-6アルコキシ、イミノ、C1-6イミノアルキル、C3-8イミノシクロアルキル、ケト、アルデヒド、ヒドロキシイミノ、アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、カーバメート、O保護基、又は糖タンパク又はペプチド残基から選定される請求項に記載の抱合プロドラッグ
【請求項6】R1からR4のそれぞれが、ヒドロキシ、C1-6アルコキシ、イミノ、C3-8イミノシクロアルキル、ケト、ヒドラゾノ、カーバメート、又は糖、タンパク又はペプチド残基から選定される請求項に記載の抱合プロドラッグ
【請求項7】R1がヒドロキシ、アルコキシ、アシロキシ又は炭水化物、ペプチド又はタンパク残基のうちの一つ以上であり、
4がヒドロキシ、アルコキシ、O保護基、又は炭水化物、タンパク又はペプチド残基である、請求項に記載の抱合プロドラッグ
【請求項8】R14が-CH2OH又は-COOHであるとき、
糖残基、式【化2】
Figure 2003511461

で表される請求項に記載の抱合プロドラッグ。
【請求項9】Zがスペーサ又は結合であり、m、n及びpがそれぞれ0、1又は2の整数であり、同一又は異なり得るABCDEFGHJKが、それぞれアミノ酸であるとき、
ペプチド残基が、式【化3】
Figure 2003511461

で表される請求項に記載の抱合プロドラッグ。
【請求項10】mが2又は3の整数であり、 n及びq がそれぞれ1, 2,又は3の整数であり、pが0, 1, 2,又は3の整数であり、
1, R2, R3及びR4が、それぞれ水素、ヒドロキシ、ハロ、任意に置換され得るC1-6アルキル、C1-6アルケニル、C1-6アルキニル、C3-8シクロアルキル、C1-6アルカノイル、C1-6アルコシ、アリール、アミノ、アシル、C1-6アシロキシ、アミノアルキル、イミノ、C1-6イミノアルキル、C1-C3イミノシクロアルキル、ケト、アルデヒド、ヒドラゾノ、オキシイミノ、ヒドロキシイミノ、C1-6アルコキシイミノ、C3-8シクロアルコキシイミノ又はカルボキシル基、又はO保護基、又は炭水化物、ペプチド又はタンパク残基、又はその誘導体又は薬理学的許容塩又は体内で加水分解可能なエステル、炭酸アミド、又はそのカーバメートののうちの一つ以上から独立に選定される置換基であり、
少なくとも一つのR 1 及び少なくとも一つのR 4 (以下、それぞれR 1a 及びR 4a と言う。)が、ヒドロキシ、アルコキシ、O保護基、又は炭水化物、ペプチド又はタンパク残基から独立に選定され、
少なくとも一つのR 1 (以下、R 1b と言う。)及び少なくとも一つのR (以下、R 2a と言う。)が、ヒドロキシ、ハロ、任意に置換され得るC 1-6 アルキル、C 1-6 アルコシ、アミノ、イミノ、C 1-6 イミノアルキル、C 3-8 イミノシクロアルキル、ケト、アルデヒド、ヒドロキシイミノ、アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、カーバメート、O保護基、又は糖、タンパク、又はペプチド残基から独立に選定されるとき、
式II 【化4】
Figure 2003511461

で表される化合物。
【請求項11】 2a が、ヒドロキシ、C1-6アルコキシ、任意に置換され得るイミノ、C3-8イミノシクロアルキル、ケト、ヒドラゾノ、カーバメート、又は糖タンパク又はペプチド残基から選定される請求項10に記載の化合物。
【請求項12】 1b が、C1-6アルコキシ、任意に置換され得るアミノ又はイミノから選定される請求項10又は11に記載の化合物。
【請求項13】 2a が、任意に置換され得るアミノ又はイミノから選定される請求項10から12のいずれか1つに記載の化合物。
【請求項14】 2a が、アルコキシイミノである請求項12に記載の化合物。
【請求項15】 1b が、アミノ、C 1-6 アルキルアミノ、di-(C 1-6 アルキル)アミノ、C 1-6 アルカノイル-アミノ、ヒドロキシイミノ、又はアルコキシイミノであり、R 2a が、アルコキシイミノである請求項12に記載の化合物。
【請求項16】 1b が、アミノ、C 1-6 アルキルアミノ、di-(C 1-6 アルキル)アミノ、C 1-6 アルカノイル-アミノ、ヒドロキシイミノ、又はアルコキシイミノであり、R 2a が、ケトである請求項12に記載の化合物。
【請求項17】 1 からR 4 (R 1a 、R 1b 、R 2a 、R 4a 以外)が、それぞれ水素、ヒドロキシ、ハロ、任意に置換され得るC 1-6 アルキル、C 1-6 アルコキシ、イミノ、C 1-6 イミノアルキル、C 3-8 イミノシクロアルキル、ケト、アルデヒド、ヒドロキシイミノ、アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、カーバメート、O保護基、又は糖、タンパク又はペプチド残基から独立に選定される請求項10から16のいずれか1つに記載の化合物。
【請求項18】 1 からR 4 (R 1a 、R 1b 、R 2a 、R 4a 以外)が、それぞれヒドロキシ、C 1-6 アルコキシ、アミノ、C 3-8 イミノシクロアルキル、ケト、ヒドラゾノ、カーバメート、又は糖、タンパク又はペプチド残基から選定される請求項17に記載の化合物。
【請求項19】 1a は3-位置にあり、R 1b は2-位置にあり、R 2a は6-位置にあり、R 4a は17-位置にある請求項10から18のいずれか1つに記載の化合物。
【請求項20】Zがスペーサ又は結合であり、mが0又は1であり、
5からR12のそれぞれが、H、OH、アミノ、ハロ、COOR13、CH2OR13、CHOH-COOR13、PO32、CH2PO32、CHOHPO32、CH 2 COOR13、OCOR13から独立に選定され、
13が、H又は任意に置換され得るC1からC6のアルキル、C1-6アルケニル、C3-8シクロアルキル、C1-6アルカノイル、C1-6アルコキシ、アリール、アシル、C1-6アシロキシアミノアルキル、イミノ、C1-6イミノアルキル、ケト、ヒドラゾノ、又はカルボキシル基であるとき、
1 、R2 又はR4 が、式【化5】
Figure 2003511461

で表される糖残基を含む請求項10に記載の化合物。
【請求項21】R14が-CH2OH又は-COOHであるとき、
糖残基が、式【化6】
Figure 2003511461

で表される請求項20に記載の化合物。
【請求項22】Zがスペーサ又は結合であり、m、n及びpがそれぞれ0、1又は2の整数であり、同一又は異なり得るABCDEFGHJKが、それぞれアミノ酸であるとき、
ペプチド残基が式【化7】
Figure 2003511461

で表される請求項10に記載の抱合プロドラッグ。
【請求項23】ペプチドが配列-Ala-Phe-Lys又は-Val-Leu-Lysであり、或いは配列-Ala-Phe-Lys又は-Val-Leu-Lysを含む請求項22に記載の抱合プロドラッグ。
【請求項24】3-アセチル6-オクソ-2-メトキシエストラジオール、3,17-ジアセチル-2-メトキシエストラジオール-6-ヒドラゾン、2-メトキシエストラジオール-6-ヒドラゾン、2-メトキシエストラジオール-17β-モノジエニルエーテル、2,3,17β-エストラジオール-17-β-D-ガラクトピラノシド-2-メチルエーテル、又は2,3,17β-エストラジオール-3-β-D-ガラクトピラノシド-2-メチルエーテルから選ばれる請求項10に記載の化合物。
【請求項25】 炭水化物、ペプチド又はタンパクに結合されたエストラジオール化合物の抱合プロドラッグと、そのための薬理学的に許容できる担体、希釈剤又は添加剤と、を含む医薬組成物。
【請求項26】m, n, p及びq が、それぞれ0, 1, 2,又は3の整数であり、
1, R2, R3及びR4が、それぞれ水素、ヒドロキシ、ハロ、任意に置換され得るC1-6アルキル、C1-6アルケニル、C1-6アルキニル、C3-8シクロアルキル、C1-6アルカノイル、C1-6アルコシ、アリール、アミノ、アシル、C1-6アシロキシ、アミノアルキル、イミノ、C1-6イミノアルキル、C1-C3イミノシクロアルキル、ケト、アルデヒド、ヒドラゾノ、オキシイミノ、ヒドロキシイミノ、C1-6アルコキシイミノ、C3-8シクロアルコキシイミノ又はカルボキシル基、又はO保護基、又は炭水化物、ペプチド又はタンパク残基、又はその誘導体又は薬理学的許容塩又は体内で加水分解可能なエステル、炭酸アミド、又はそのカーバメートののうちの一つ以上から独立に選定される置換基であり、
1からR4の少なくとも一つが、存在し且つ炭水化物、タンパク又はペプチド残基を含むとき、
抱合プロドラッグが、式【化8】
Figure 2003511461

で表される請求項24に記載の医薬組成物。
【請求項27】 m, n及びp が、それぞれ0, 1, 2,又は3の整数であり、
1 , R 2 , R 3 及びR 4 が、それぞれ水素、ヒドロキシ、ハロ、任意に置換され得るC 1-6 アルキル、C 1-6 アルケニル、C 1-6 アルキニル、C 3-8 シクロアルキル、C 1-6 アルカノイル、C 1-6 アルコキシ、アリール、アミノ、アシル、C 1-6 アシロキシ、アミノアルキル、イミノ、C 1-6 イミノアルキル、C 1 -C 3 イミノシクロアルキル、ケト、アルデヒド、ヒドラゾノ、オキシイミノ、ヒドロキシイミノ、C 1-6 アルコキシイミノ、C 3-8 シクロアルコキシイミノ又はカルボキシル基、又はO保護基、又は炭水化物、ペプチド又はタンパク残基、又はその誘導体又は薬理学的許容塩又は体内で加水分解可能なエステル、炭酸アミド、又はそのカーバメートののうちの一つ以上から独立に選定される置換基であり、
1 からR 4 の少なくとも一つが、存在し且つ炭水化物、タンパク又はペプチド残基を含むとき、
抱合プロドラッグが、式I 【化9】
Figure 2003511461

で表される請求項25に記載の医薬組成物。
【請求項28】 mが2又は3の整数であり、 n及びq がそれぞれ1, 2,又は3の整数であり、pが0, 1, 2,又は3の整数であり、
1 , R 2 , R 3 及びR 4 が、それぞれ水素、ヒドロキシ、ハロ、任意に置換され得るC 1-6 アルキル、C 1-6 アルケニル、C 1-6 アルキニル、C 3-8 シクロアルキル、C 1-6 アルカノイル、C 1-6 アルコキシ、アリール、アミノ、アシル、C 1-6 アシロキシ、アミノアルキル、イミノ、C 1-6 イミノアルキル、C 1 -C 3 イミノシクロアルキル、ケト、アルデヒド、ヒドラゾノ、オキシイミノ、ヒドロキシイミノ、C 1-6 アルコキシイミノ、C 3-8 シクロアルコキシイミノ又はカルボキシル基、又はO保護基、又は炭水化物、ペプチド又はタンパク残基、又はその誘導体又は薬理学的許容塩又は体内で加水分解可能なエステル、炭酸アミド、又はそのカーバメートののうちの一つ以上から独立に選定される置換基であり、
少なくとも一つのR 1 及び少なくとも一つのR 4 (以下、それぞれR 1a 及びR 4a と言う。)が、ヒドロキシ、アルコキシ、O保護基、又は炭水化物、ペプチド又はタンパク残基から独立に選定され、
少なくとも一つのR 1 (以下、R 1b と言う。)及び少なくとも一つのR (以下、R 2a と言う。)が、ヒドロキシ、ハロ、任意に置換され得るC 1-6 アルキル、C 1-6 アルコシ、アミノ、イミノ、C 1-6 イミノアルキル、C 3-8 イミノシクロアルキル、ケト、アルデヒド、ヒドロキシイミノ、アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、カーバメート、O保護基、又は糖、タンパク、又はペプチド残基から独立に選定され、
1a 、R 1b 、R 2a 及びR 4a の少なくとも一つが、炭水化物、タンパク又はペプチド残基を含むとき、
抱合プロドラッグが、式 【化10】
Figure 2003511461

で表される請求項25に記載の医薬組成物。
【請求項29】血管新生又は細胞分裂の加速又は増加量、又は炎症に関連する症状の予防又は治療の方法であって、予防又は治療が必要な時に、炭水化物、ペプチド又はタンパクに結合されたエストラジオール化合物の抱合プロドラッグの有効な量を患者に投与するステップ、を備える方法。
【請求項30】 治療をする状態において、炭水化物、ペプチド又はタンパク残基の洗浄が可能な酵素が存在し、又は増加した濃度で存在する請求項29に記載の方法。
【請求項31】エストラジオール化合物が2-メトキシエストラジオール又は機能的に活性なその類似体又は誘導体である請求項29に記載の方法。
【請求項32】m, n, p及びq が、それぞれ0, 1, 2,又は3の整数であり、
1, R2, R3及びR4が、それぞれ水素、ヒドロキシ、ハロ、任意に置換され得るC1-6アルキル、C1-6アルケニル、C1-6アルキニル、C3-8シクロアルキル、C1-6アルカノイル、C1-6アルコシ、アリール、アミノ、アシル、C1-6アシロキシ、アミノアルキル、イミノ、C1-6イミノアルキル、C1-C3イミノシクロアルキル、ケト、アルデヒド、ヒドラゾノ、オキシイミノ、ヒドロキシイミノ、C1-6アルコキシイミノ、C3-8シクロアルコキシイミノ又はカルボキシル基、又はO保護基、又は炭水化物、ペプチド又はタンパク残基、又はその誘導体又は薬理学的許容塩又は体内で加水分解可能なエステル、炭酸アミド、又はそのカーバメートののうちの一つ以上から独立に選定される置換基であり、
1からR4の少なくとも一つが、存在し且つ炭水化物、タンパク又はペプチド残基を含むとき、
抱合プロドラッグが、式【化11】
Figure 2003511461

で表される請求項31に記載の方法。
【請求項33】 m, n及びpが、それぞれ0, 1, 2,又は3の整数であり、
1 , R 2 , R 3 及びR 4 が、それぞれ水素、ヒドロキシ、ハロ、任意に置換され得るC 1-6 アルキル、C 1-6 アルケニル、C 1-6 アルキニル、C 3-8 シクロアルキル、C 1-6 アルカノイル、C 1-6 アルコシ、アリール、アミノ、アシル、C 1-6 アシロキシ、アミノアルキル、イミノ、C 1-6 イミノアルキル、C 1 -C 3 イミノシクロアルキル、ケト、アルデヒド、ヒドラゾノ、オキシイミノ、ヒドロキシイミノ、C 1-6 アルコキシイミノ、C 3-8 シクロアルコキシイミノ又はカルボキシル基、又はO保護基、又は炭水化物、ペプチド又はタンパク残基、又はその誘導体又は薬理学的許容塩又は体内で加水分解可能なエステル、炭酸アミド、又はそのカーバメートののうちの一つ以上から独立に選定される置換基であり、
1 からR 4 の少なくとも一つが、存在し且つ炭水化物、タンパク又はペプチド残基を含むとき、
抱合プロドラッグが、式I 【化12】
Figure 2003511461

で表される請求項30に記載の方法。
【請求項34】 mが2又は3の整数であり、 n及びq がそれぞれ1, 2,又は3の整数であり、pが0, 1, 2,又は3の整数であり、
1 , R 2 , R 3 及びR 4 が、それぞれ水素、ヒドロキシ、ハロ、任意に置換され得るC 1-6 アルキル、C 1-6 アルケニル、C 1-6 アルキニル、C 3-8 シクロアルキル、C 1-6 アルカノイル、C 1-6 アルコキシ、アリール、アミノ、アシル、C 1-6 アシロキシ、アミノアルキル、イミノ、C 1-6 イミノアルキル、C 1 -C 3 イミノシクロアルキル、ケト、アルデヒド、ヒドラゾノ、オキシイミノ、ヒドロキシイミノ、C 1-6 アルコキシイミノ、C 3-8 シクロアルコキシイミノ又はカルボキシル基、又はO保護基、又は炭水化物、ペプチド又はタンパク残基、又はその誘導体又は薬理学的許容塩又は体内で加水分解可能なエステル、炭酸アミド、又はそのカーバメートののうちの一つ以上から独立に選定される置換基であり、
少なくとも一つのR 1 及び少なくとも一つのR 4 (以下、それぞれR 1a 及びR 4a と言う。)が、ヒドロキシ、アルコキシ、O保護基、又は炭水化物、ペプチド又はタンパク残基から独立に選定され、
少なくとも一つのR 1 (以下、R 1b と言う。)及び少なくとも一つのR (以下、R 2a と言う。)が、ヒドロキシ、ハロ、任意に置換され得るC 1-6 アルキル、C 1-6 アルコシ、アミノ、イミノ、C 1-6 イミノアルキル、C 3-8 イミノシクロアルキル、ケト、アルデヒド、ヒドロキシイミノ、アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、カーバメート、O保護基、又は糖、タンパク、又はペプチド残基から独立に選定され、
1a 、R 1b 、R 2a 及びR 4a の少なくとも一つが、炭水化物、タンパク又はペプチド残基を含むとき、
抱合プロドラッグが、式 【化13】
Figure 2003511461

で表される請求項30に記載の方法。
【請求項35】式Iの化合物を調製する方法であって、
式IV【化14】
Figure 2003511461

式V【化15】
Figure 2003511461

式VI【化16】
Figure 2003511461

式VII【化17】
Figure 2003511461

式VIII【化18】
Figure 2003511461

(a)式IV、V、又はVIの化合物を式VII又はVIIIの化合物と反応させるステップにして、式VIでqが0、1又は2、式Vでmが0、1又は2、式VIでnが0、1又は2の場合を除いて、R1、R2、R3、R4、m、n、p及びqが請求項で定義され、そして、同一又は異なり得るABCDEFGHJKが、それぞれアミノ酸であり、また、5からR12が請求項20で定義され、Lが脱離基であり、Zがスペーサ又は結合であり、必要な場合にはいずれかの官能基が保護されるステップと、
(b)いずれかの保護基を取り除くステップと、
(c)前記反応の前か後で、式III、V又はVIのいずれかの化合物を式IV、V、又はVIの別の化合物に任意に変換するステップと、
(d)薬理学的許容塩又は体内で加水分解可能なエステル、アミド、カーボネート又はカーバメートを任意に形成するステップと、
を備える方法。
【請求項36】反応を触媒存在下で行う請求項35に記載の方法。
【請求項37】実施例の一つを参照して上記に実質的に記載された、式I又は式IIの化合物。
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