JP2003508077A - エキソ多糖類の製造方法 - Google Patents

エキソ多糖類の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 発明は、微生物の発酵によるエキソ多糖類の製造方法であって、発酵を、微生物に利用可能な少なくとも一種の炭素源及び少なくとも一種の窒素源を含有する栄養培地中で実施することに在り、該源がイナゴマメの画分に由来することを特徴とする方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、微生物を用いた発酵によってエキソ多糖類(exopolysac
charides)を製造するプロセスに関する。一層詳細には、発明は、微生
物を、微生物によって同化できる少なくとも一種の炭素源及びタンパク質を高い
含量で有するマメ科植物に由来する少なくとも一種の有機窒素源を含有する栄養
培地中で発酵することによってエキソ多糖類を製造するプロセスに関する。
【0002】 本発明の関係で、エキソ多糖類なる用語は、微生物によって産生される多糖類
を表わす。
【0003】 (従来技術) 分子量の高いエキソ多糖類は、それらが特に水性媒体中で濃厚化、粘着付与、
乳化、安定化性であるために多数の産業用途においてますます使用されている。
これより、キサンタンガムは、それの流動学的性質が格別であることにより、建
築工業、塗装、紙、繊維工業、化粧品、食品、農業、水処理、掘削、油回収等の
ようなさまざまな領域で使用される。
【0004】 これらのエキソ多糖類は、高い、最もしばしば1×106g/モル(ゲルパー
ミエーションによって測定して)よりも大きな分子量を有し、グルコース、マン
ノース、ガラクトース、ラムノース、グルクロン酸、マンヌロン酸、グルロン酸
の単位と、随意にアセテート及びピルベート誘導体とで形成される。それらの特
別の構造及びそれらの性質は、例えばIndustrial Gums−Whi
stler−第2版−Chapters XXI−XXIII(1973)なる
研究に記載されている。
【0005】 エキソ多糖類は、微生物を水性栄養培地中で好気性培養することによって製造
するのが有利である。
【0006】 キサンタンガムは、Xanthomonas属の細菌によって産生される。同
じタイプのエキソ多糖類は、最も良く知られている微生物の中で、Agroba
cterium、Arthrobacter、Alcaligenes(Suc
cinoglycan)、Pseudomonas(Levan)、Rhizo
bium、Sclerotium(Scleroglucan)属の内の微生物
を含む高範囲の微生物によって製造することができる。
【0007】 水性栄養培地は、種々の増殖要素の外に、炭素源及び窒素源を含むのが普通で
ある。工業的発酵では、炭素源及び/又は窒素源の選定は、同時にそれの入手可
能性、それのコスト及びそれの高い生産性をもたらす能力を基にする。
【0008】 所定の産業、例えば食品又は化粧品産業のような産業では、更なる束縛が働く
。これらの領域では、炭素源及び窒素源は、加えて、求められる官能的、感覚的
及び外観的要求を満足するエキソ多糖類を得るように選定しなければならない。
【0009】 通例用いられる炭素源及び/又は窒素源の中で、上述した要求を全て同時に満
足する源を見出すことは容易ではない。
【0010】 例えば、微生物が窒素源の全てを消費することができない場合には、発酵の終
わりに不溶性残留生成物が残り、該生成物は、一方で、培地を、エキソ多糖類を
分離する前に果実汁(must)を分解させることができる汚染菌株の発生に好
都合にさせかつ他方で、可能な滅菌及び浄化熱処理の間エキソ多糖類を着色する
危険にさらす。所定の発酵プロセスでは、この不利を改善するために、酵素を使
用することが提案される。ろ過及び/又は遠心分離工程を採用するプロセスが、
他にある。発酵の終わりに不溶性残留生成物を除くプロセスが何であれ、それか
ら製造コストの増大が生じる。
【0011】 特にエキソ多糖類を分離する前に汚染する、これより果実汁を分解させること
を伴う発酵サイクルを相当に引き延ばすことの不利及び生産の損失を有する炭素
源及び/又は窒素源がいくつかある。
【0012】 窒素源の性質は、良好な官能的、感覚的及び外観的性質を有するエキソ多糖類
を得ることが求められる時に、特に重要である。窒素源の性質は、また、エキソ
多糖類の良好な生産性の原因にもなる。
【0013】 イナゴマメのような所定のマメ科植物の種子の画分(fraction)に由
来する所定の源は、微生物の発酵において特に関心のある有機窒素源であったこ
とが注目された。これらの画分は、上述した要求の全てを満足することが分かっ
た。
【0014】 イナゴマメに由来する画分の中で、タンパク質を高い含量で有するものは、有
利なことに、特に関心のある結果、特に生産性に関して関心のある結果をもたら
す。例えばIndustrial Gums−Whistler−第2版−Ch
apters XXI−XXIII(1973)なる研究において述べられてい
るような「標準の」培地上で、対照発酵については、生産性は、0.3〜0.4
g/(kg.h)程度であり;イナゴマメに由来する画分については、この生産
性は、0.4g/(kg.h)よりも大きい。
【0015】 本発明の目的は、簡単でありかつ経済的な、微生物を発酵することによってエ
キソ多糖類を製造するプロセスを提案するにある。
【0016】 発明の別の目的は、上に説明した汚染の問題を回避する、微生物を発酵するこ
とによってエキソ多糖類を製造するプロセスを提案するにある。
【0017】発明の開示 これより、発明は、微生物の発酵によるエキソ多糖類の製造方法であって、発
酵を、微生物によって同化できる少なくとも一種の炭素源及び少なくとも一種の
有機窒素源を含有する栄養培地中で実施し、該源がイナゴマメの画分に由来する
ことを特徴とする方法に関する。
【0018】発明の具体的な説明 特に窒素源の選定に結び付けられるその他の利点は、発酵の時間の短縮、発酵
の終わりにおける不溶性残留生成物の抑制及び生産性の向上である。
【0019】 加えて、このプロセスは、良好な官能的、感覚的及び外観的性質を有するエキ
ソ多糖類を得ることを可能にする。
【0020】 その上に、このプロセスによって得られるエキソ多糖類の流動学的性質は、失
われず、所定の場合には、向上さえされる。
【0021】 発明のプロセスは、微生物を用いた発酵によって任意のエキソ多糖を製造する
ことに適用することができる。細菌、酵母、真菌類、藻類のような多数の微生物
がエキソ多糖類を産生することができる。取り分け、下記を挙げることが可能で
ある: Xanthomonas属に属する細菌、一層特にBergey’s Man
ual of Determinative Bacteriology(第8
版−1974−Williams N.Wilkins Co. Baltim
ore)に記載されている種、例えばXanthomonas begonia
e、Xanthomonas campestris、Xanthomonas
carotae、Xanthomonas hederae、Xanthom
onas incanae、Xanthomonas malvacearum
、Xanthomonas papavericola、Xanthomona
s phaseoli、Xanthomonas pisi、Xanthomo
nas vasculorum、Xanthomonas vesicator
ia、Xanthomonas vitians、Xanthomonas p
elargoniiのようなものに属する細菌;
【0022】 Arthrobacter属に属する細菌、一層特にArthrobacte
r stabilis種、Arthrobacter viscosus種のよ
うなものに属する細菌;
【0023】 Erwinina属に属する細菌;
【0024】 Azotobacter属に属する細菌、一層特にAzotobacter
indicus種に属する細菌;
【0025】 Agrobacterium属に属する細菌、一層特にAgrobacter
ium radiobacter種、Agrobacterium rhizo
genes種、Agrobacterium tumefaciens種に属す
る細菌;
【0026】 Alcaligenes属に属する細菌、一層特にAlcaligenes
faecalisに属する細菌;
【0027】 Pseudomonas属に属する細菌、一層特にPseudomonas
methanicaに属する細菌;
【0028】 Corynebacterium属に属する細菌;
【0029】 Bacillus属に属する細菌、一層特にBacillus polymy
xaに属する細菌;
【0030】 Sclerotium属に属する真菌類、一層特にSclerotium g
lucanicum種、Schlerotium rolfsii種又はPle
ctania、Schlerotium occidentalis種に属する
真菌類;
【0031】 Aspergillus属に属する真菌類、一層特にAspergillus
itaconicus種、Aspergillus terreus種に属す
る真菌類;
【0032】 Hansenula capsulata種のようなHansenula属に
属する酵母。
【0033】 微生物は、Xanthomonas属、一層特にXanthomonas c
ampestris種の細菌であるのが好ましい。
【0034】 発明は、主に,微生物の発酵によるエキソ多糖類の製造プロセスであって、発
酵を、微生物によって同化できる少なくとも一種の炭素源及び少なくとも一種の
有機窒素源を含有する栄養培地中で実施し、該源がイナゴマメの画分に由来する
ことを特徴とするプロセスに関する。
【0035】 イナゴマメの木は、さやとマメとの2つの部分で形成される果実を生成する。
イナゴマメ、一層特にこのマメの胚乳画分は、「イナゴマメガム」の名前ですで
に広く開発されている。この胚乳画分に密接に関連するのは、胚芽であり、胚芽
は、イナゴマメガムを分離する間に多量に得られる副生物である。
【0036】 イナゴマメの種々の画分の中で、高い含量のタンパク質を有するものは、すべ
て本発明のプロセスに一層特に適していたことが分かる。
【0037】 これより、イナゴマメの画分は、乾燥物質の乾燥重量に対してタンパク質含量
少なくとも45重量%を有するのが有利であり、少なくとも50重量%を有する
のが好ましく、少なくとも60重量%を有するのが一層優先的である。
【0038】 タンパク質含量は、酸素下で950℃において燃焼することによって遊離され
かつヘリウムの流れ中の導電率によって測定する窒素の測定から計算する。使用
する装置は、LECO FP 428である。
【0039】 これらのタンパク質は、非必須アミノ酸程に多くのアミノ酸で形成される。
【0040】 発明の特定の実施態様は、イナゴマメの画分であって、それらのタンパク質が
、高い含量のアルギン、グルタミン及び/又はグルタミン酸及びリシンを有する
のが有利であるものを採用することに在る。
【0041】 この特定の実施態様では、アルギニン含量は、アミノ酸の合計に対して重量/
重量により、9〜20%であるのが有利であり、12〜14%であるのが好まし
い。
【0042】 同じようにして、グルタミン及び/又はグルタミン酸の含量は、アミノ酸の合
計に対して重量/重量により、18〜30%であるのが有利であり、22〜27
%であるのが好ましい。
【0043】 リシンの含量は、アミノ酸の合計に対して重量/重量により、18〜30%で
あるのが有利であり、12〜14%であるのが好ましい。
【0044】 アミノ酸の含量は、慣用的でありかつ当業者に知られている方法によって求め
る。
【0045】 画分は、タンパク質の他に、同様に脂質を含有することができる。微生物を、
脂質を含有するイナゴマメの画分に由来する少なくとも一種の有機窒素源を含有
する栄養培地中で発酵することによって産生されるエキソ多糖類は、一層特にそ
れらの官能的、外観的及び感覚的性質が著しく改良されるのが見られる。これら
の脂質は、同様に予備培養段階におけるフォーミングを防ぐ。
【0046】 該画分中の脂質の含量は、乾燥物質に対して少なくとも4重量%であるのが有
利であり、少なくとも5重量%であるのが有利であり、少なくとも7〜15重量
%の範囲であるのが更に一層有利である。
【0047】 脂質の含量は、全乾燥物質の含量に換算される。それは、ソックレー抽出器中
でヘキサンで抽出することによって求める。作業様式は、下記の通りである: イナゴマメ胚芽粉末約10g、すなわちEグラムを精確に秤量して抽出器のカ
ートリッジ中に入れ、脱脂綿の栓でシールする; ヘキサン150mlを、あらかじめ風袋を量った(P0グラム)250ml丸
底フラスコ中に導入する; 混合物を約6時間抽出する; 回転抽出器を使用して溶媒を蒸発させ、残分の乾燥をオーブン中105℃にお
いて1時間で完了する; デシケーター中で冷却した後に、残分を収容する丸底フラスコ、すなわちP1
グラムを秤量する。
【0048】 脂肪質、これより脂質の含量を、下記の式に従って求める: 脂肪質の含量(%)=100×(P1−P0)/E
【0049】 これらの脂質中に存在する特徴的な化合物の中で、特にパルミチン酸、ステア
リン酸、オレイン酸及びリノール酸を挙げることが可能である。
【0050】 イナゴマメの画分は、タンパク質及び脂質の他に、また炭水化物も含有するこ
とができる。
【0051】 発明の特定の実施態様に従えば、該画分は、イナゴマメの胚芽である。
【0052】 この実施態様では、該画分から初めに既知の慣用の方法に従ってそれの胚乳画
分を除く。
【0053】 使用するイナゴマメの画分は、好ましくは粉末の形態にすることができる。粉
末は、下記のタイプの微粉砕機中で粉砕するような慣用の手段によって得る: 平均粒度測定100メッシュタイプの粉末、すなわち80メッシュよりも大き
な粒子が多くて1質量%でかつ200メッシュよりも小さな粒子が多くて10質
量%の粉末についてシリンダーミル; 一層微細な粒度測定の粉末についてピンミル; 200メッシュタイプ、すなわち80メッシュよりも大きな粒子が無くてか
つ200メッシュよりも小さな粒子が多くて60質量%の粉末、及び 175メッシュタイプ、すなわち80メッシュよりも大きな粒子が多くて1
質量%でかつ200メッシュよりも小さな粒子が多くて75質量%の粉末。
【0054】 粉末は、そのままで又は例えば下記のような適した酵素によって処理した後に
使用することができる:アルカリ性、酸性及び/又は中性プロテアーゼ;リパー
ゼ;フィターゼ;アルカリ性、酸性及び/又は中性ホスファターゼ;アミラーゼ
。酵素による処理は、慣用のかつ知られた方法によって実施する。
【0055】 該粉末の粒度測定は、10〜150ミクロンの範囲にすることができる。処理
された粉末の場合には、この粒度測定は、一層特に20〜60ミクロンであり、
30〜50ミクロンであるのが好ましい。
【0056】 粒度測定は、Malvern Instruments S.A.により販売
されているMALVERN粒度計の助けによってレーザー粒度測定技術によって
実施することができる。
【0057】 同様に、イナゴマメの画分をそのまま、すなわち小板の形態、或は水性予備分
散液又は予備懸濁液の形態でさえの胚乳を分離した後に使用することをもくろむ
ことが可能である。
【0058】 発明をイナゴマメについて説明したが、発明は、例えばグアー、カッシア、タ
ラのようなその他のマメ科植物に同様に適用することができる。これらのマメ科
植物を、直説的かつ制限しない量で挙げる。
【0059】 発明の別の特定の実施態様では、発酵は、有機窒素源と無機窒素源との混合物
で行う。
【0060】 この場合、無機窒素源は、アンモニウム又はナトリウムニトレート、アンモニ
ウムホスフェート又はスルフェート、マグネシウムスルフェート、カリウム又は
ナトリウムスルフェートから単独で又は混合物として選ぶことができる。
【0061】 発酵培地中の有機及び随意に無機窒素源の濃度は、1〜80g/l、好ましく
は3〜50g/l、一層優先的には5〜30g/lである。
【0062】 発酵培地は、同様に微生物によって同化できる炭素の源を含有する。
【0063】 発酵培地の構成的な炭素源として、下記を挙げることが可能である:グルコー
ス、スクロース、フルクトース、ガラクトース、トレハロース、マンノース、マ
ロビオース、ラフィノース、マルトトリオース、マルトース、ラクトース、ラク
ツロース、メチル−β−ガラクトピラノシド、メチル−α−ガラクトピラノシド
、セロビオース、ゲンチオビオース、メチル−β−D−グルコピラノシド、メチ
ル−α−D−グルコピラノシド、エスクリン、リボース、アラビノース、キシロ
ース、パラチノース、ラムノース、フコース、メレチトース、D(+)アラビト
ール、L(−)アラビトール、キシリトール、ズルシトール、タガトース、グリ
セロール、ミオイノシトール、マンニトール、マルチトール、ツラノース、ソル
ビトール、アドニトール、リキソース、エリトリトール、有利に加水分解された
デンプン、デンプン水解物、これらの糖の混合物、及びこれらの糖の内の少なく
とも一種を含む混合物。グルコース及びスクロースが好適な糖である。
【0064】 同化できる炭素源の濃度は、1〜100g/lであり、15〜80g/lであ
るのが好ましい。
【0065】 発酵培地は、加えて、痕跡元素(oligoelement)、例えば鉄、カ
ルシウム、マンガン、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、ニッケル、コバル
ト、銅、亜鉛の硫酸塩、塩化物又はこれらの混合物のような微量のミネラル塩、
並びにビタミン、ヌクレオチド及び/又はpH調整剤や消泡剤のようなその他の
慣用の添加剤のようなものを含有することができる。
【0066】 微生物の発酵による発明に従うエキソ多糖類を製造するプロセスは、随意に酵
素、例えばアルカリ性、酸性及び/又は中性プロテアーゼ;ポリサッカラーゼ;
アミダーゼ;ペプチダーゼ;アミログルコシダーゼ;ホスファターゼ;フィター
ゼのようなものの存在において実施することができる。
【0067】 しかし、発明に従うプロセスの重要な利点は、微生物の発酵を酵素の不存在に
おいて実施することが可能であることに在る。極めて驚くべきことに、酵素の不
存在において、発酵プロセスの時間も生産性も影響されなかったことに注目され
た。加えて、酵素の抑制は、発酵の終わりに不溶性及び不溶解残留生成物を蓄積
し、これが培地を、エキソ多糖類を分離する前に果実汁を分解させることができ
る汚染菌株の発生に好都合にさせ得ることを伴わなかった。
【0068】 微生物の純粋培養を慣用のやり方で実施することができる。当業者ならば、条
件、特にインキュベーションの温度及び時間、並びに該微生物の維持培地の性質
を、微生物の関数として選定することができよう。
【0069】 微生物を保存するために、少なくとも1つの予備培養工程を設けるのが好まし
い。予備培養は、細菌菌株を、エキソ多糖を産生しないで発生させ及び繁殖させ
るに在る工程を意味するものと理解される。
【0070】 微生物を発酵培地中に接種源又は中間培養の助けによってそれ自体知られてい
る方法で導入する。
【0071】 発酵は、圧力0〜4バールで実施することができる。
【0072】 発酵を、温度15〜100℃、好ましくは25〜80℃、一層特に25〜35
℃で実施することが可能である。
【0073】 発酵培地のpHは、5〜9、好ましくは6〜8の範囲にすることができる。p
Hは、ケースに従い、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム又はアンモニアのよう
な塩基で、或は硫酸、リン酸、塩酸又は硝酸のような酸で調整することができる
【0074】 発酵培地をタンク又は発酵容器に入れ、有利には撹拌及び通気を施すことがで
きる。この撹拌は、例えば往復式撹拌機、旋回式撹拌機、1つ又はそれ以上の撹
拌移動体或はバブルカラムによって行うことができる。発酵時間は、30時間よ
りも長いのが通例であるが、40〜100時間が普通である。
【0075】 生産性は、産生されるエキソ多糖の量の関数として測定し、発酵時間当たりの
、果実汁1kgに対するgで表わす。発明のプロセスにより、生産性の向上3〜
15%、好ましくは5〜10%が観測された。
【0076】 発酵を完了した後に、ろ過、遠心分離、晶出又は溶媒による抽出のような知ら
れている方法に従って、エキソ多糖を果実汁から回収しかつ精製することができ
る。
【0077】 発明は、同様に得られた又はプロセスによって得られることができるエキソ多
糖類を包含する。発明は、一層特に発明のプロセスによって製造されるキサンタ
ンガムを包含する。
【0078】 発明のプロセスに従って得られるキサンタンガムは、蒸留水中の1%水溶液で
、高い透明度、すなわち70〜95%程度又は80〜95%程度でさえの高い透
明度を有する。水溶液の透過率を600nmにおける分光測光によって測定する
【0079】 下記の例は、本発明を例示するものであり、本発明の範囲を制限するものでは
ない。
【0080】 例例1 本例は、Xanthomonas campestrisについての予備培養
段階1及び2について記載する。予備培養1 : 予備培養培地の組成: 酵母エキストラクト 3g/l Oxoid 麦芽エキストラクト 3g/l Oxoid 大豆ペプトン 5g/l Oxoid スクロース 10g/l Eurosucre pHをH2SO4で調整して7にする 飲料水で1リットルにする程の量
【0081】 構成成分をすべて1リットルの飲料水に溶解し、磁気攪拌によって均質化し、
500ml Erlenmeyerフラスコ中に画分112mlで分配する。 配合物を120℃で30分間オートクレーブで処理する。
【0082】 菌株を、初めに、液体窒素蒸気中での凍結プロセスによって−196℃で凍結
されたチューブの形態で貯蔵する。
【0083】 液体窒素凍結については、予備培養を下記の組成を有する特定の培地上で実施
する: 麦芽エキストラクト 3g (Oxoidから得られる) 酵母エキストラクト 3g (Oxoid) 大豆ペプトン 5g (Oxoid) グルコース 10g (Prolaboから得られる) 1リットルにする程の量の湧水
【0084】 培地の調製については、成分をすべて湧水中に分散させる。pHをH2SO4
調整して6.5にする。培地をオートクレーブ中で120℃において20分間滅
菌する。
【0085】 220rpm及び振幅=50mmの旋回式撹拌機で28℃において24時間イ
ンキュベートした後に、純粋の無菌グリセロール10容積%を培養に加える。次
いで、培養を容量が1〜10ml、好ましくは2〜4mlの範囲の低温チューブ
(cryotube)中に分散させる。
【0086】 これらのチューブを液体窒素蒸気中で貯蔵する。
【0087】 あらかじめ周囲空気中で解凍した低温チューブの助けによって予備培養1に播
種する。低温チューブのすべて又は50%を、500ml Erlenmeye
rフラスコであって、それらの培地をオートクレーブで処理し、次いで上記した
ようにして滅菌しておいたものの中に無菌導入する。
【0088】 このようにして播種した培地を、220rpm及び振幅50mmの旋回式撹拌
機で28℃において24時間インキュベートする。
【0089】 24時間インキュベートした後に、予備培養であって、それのpHが7〜7.
5の範囲であり、それの粘度が50〜500mPa.sでありかつそれのXan
thomonas campestrisの細菌個体数が1010/mlよりも大
きいものを得る。
【0090】予備培養2 : 予備培養1を用いて予備培養2に播種する。 予備培養2の培地の組成: スクロース 10g/l Eurosucre イナゴマメ胚芽粉末 4g/l Meyhall AG Na2HSO4 3g/l Europhos 1リットルにする程の量の飲料水又は軟水 pHを10%硫酸で調整して6.5にした後に滅菌する。
【0091】 構成成分をすべて1リットルの飲料水に懸濁させ、pHを調整して6.5にす
る。完全な培地を、該培地を500ml Erlenmeyerフラスコ中に画
分112mlで分配した後に、120℃で30分間オートクレーブで処理する。
【0092】 これらのErlenmeyerフラスコに、次いで予備培養0.1〜0.2m
lを播種する。これらのErlenmeyerフラスコを、220rpm及び振
幅50mmの旋回式撹拌機で28℃において24〜30時間インキュベートする
【0093】 24〜30時間インキュベートした後に、予備培養であって、それのpHが5
.8〜7.1の範囲であり、それの粘度が100〜1000mPa.sでありか
つそれのXanthomonas campestrisの細菌個体数が109
/mlよりも大きいものを得る。
【0094】例3 本例は、2つの発酵プロセス、すなわち一方は有機窒素源を用い及び他方は有
機及び無機の混合窒素源を用いる発酵プロセスに従ってエキソ多糖を調製して得
ることについて記載する。
【0095】 本例では、2つの「予備培養」工程を伴う。これらの工程は、500ml E
rlenmeyerフラスコ中で行い、これらは、培地100mlに相当する(
例1及び2を参照)。
【0096】 製造工程は、細菌菌株が多糖を産生する過程における工程に相当し、これは2
0リットル発酵槽(それの15リットルが有用である)中で行う。
【0097】予備培養工程1及び2: 予備培養工程1及び2を、例1及び2と同じようにして実施する。
【0098】製造工程: 培地1 : 最後の工程は、エキソ多糖の製造工程である。 発酵槽1の培地は、下記の組成を有する: スクロース 42g Eurosucre イナゴマメ胚芽粉末 6g Meyhall AG MgSO4.7H2O 0.25g Bittersalz Na2HPO4 2g Prolabo 有機消泡剤 0.5ml 1リットルにする程の量の飲料水又は軟水
【0099】 窒素を含む源及び炭水化物源の調製を、別々に実施する。 スクロース⇒十分なグラムのグルコースをMariotteフラスコ中の3リ
ットルにする程の量の軟水又は飲料水中に溶解する。pHを10%H2SO4で下
げて5.2にする。溶液をオートクレーブ中120℃のMariotteフラス
コ中で45分間滅菌する。
【0100】 イナゴマメ胚芽粉末+塩⇒十分なgのイナゴマメ胚芽粉末、Na2HPO4
0g、MgSO4.7H2O 3.75g、及び消泡剤7.5mlを7リットルに
する程の量の軟水中に溶解する。pHを10%H2SO4で調整して6にする。こ
の混合物を現場で120℃において45分間滅菌する。1N水酸化ナトリウム⇒
NaOHペレット40gを1リットルにする程の量の蒸留水中に溶解する。溶液
をオートクレーブ中120℃のMariotteフラスコ中で30分間滅菌する
【0101】 成分がすべて28℃になった時に、それらを発酵槽中で混合する。次いで、発
酵槽に十分な量の予備培養2を接種する。
【0102】 発酵槽中の発酵条件は、下記の通りである: 攪拌⇒0から20時間の熟成まで200rpm、次いで発酵の終わりまで400
rpm 通気⇒0から18時間400リットル/時、次いで24時間から発酵の終わりま
で825リットル/時 温度を28℃に調節する。 pHを1N NaOHで調整して6.8にする。 圧力は、大気圧である。
【0103】培地2培地2(培地1の代替えとすることができる)は、下記の組成を有する: スクロース 42g/l (Eurosucre) NH4NO3 1.15g/l (Atochem) MgSO4.7H2O 0.25g/l (Bittersalz) (NH42HPO4 0.217g/l (Europhos) イナゴマメ胚芽粉末 の可溶分 36g/l (Meyhall AG) 有機消泡剤 0.2ml 1リットルにする程の量の軟水
【0104】 スクロース⇒十分なgのグルコースを3リットルにする程の量の軟水中に溶解す
る。pHを10%H2SO4で調整して5にする。溶液をオートクレーブ中120
℃のMariotteフラスコ中で30分間滅菌する。
【0105】 窒素+塩⇒NH4NO317.25g、MgSO4.7H2O 3.75g、(NH 42HPO43.22gr、イナゴマメ胚芽粉末の可溶分525gr及び消泡剤
3mlを7リットルにする程の量の軟水中に溶解する。この溶液のpHを10%
2SO4で調整して6にする。この混合物を現場で120℃において45分間滅
菌する。
【0106】 1N水酸化ナトリウム⇒NaOHペレット40gを1リットルにする程の量の蒸
留水中に溶解する。溶液をオートクレーブ中120℃のMariotteフラス
コ中で30分間滅菌する。
【0107】 イナゴマメ胚芽粉末の可溶分を、粉末を軟水中に希釈して6〜15%にするこ
とによって調製する。この溶液をアルカリ性、酸性及び/又は中性プロテアーゼ
タイプ酵素;リパーゼ;フィターゼ;アルカリ性、酸性及び/又は中性ホスファ
ターゼ;アミラーゼで処理しない又は処理することができ;その後に、所望なら
ば、最終生成物の品質を妨げ得る不純物を除くために、水平回転デカンター上で
デカントすることができる。
【0108】 成分がすべて28℃になった時に、それらを発酵槽中で混合する(培地1又は
2)。次いで、発酵槽に十分な量の予備培養2を接種する。
【0109】 発酵槽2中の発酵条件は、下記の通りである: 攪拌⇒0から20時間の熟成まで200rpm、次いで発酵の終わりまで400
rpm 通気⇒0から24時間まで400リットル/時、次いで24時間から発酵の終わ
りまで825リットル/時 温度を28℃に調節する pHを1N NaOHで調整して6.8にする 圧力は、大気圧又は0.5〜4バールの範囲にすることができる圧力である。
【0110】発酵結果: 研究した培養培地に従えば、発酵時間は、45〜65時間の範囲であり、イソ
プロパノールで沈殿可能な乾燥物質は、20〜30g/kgの範囲であり、使用
する炭素源に対する重量による収率は、50〜70%の範囲である。得られる発
酵果実汁は、その他のいずれの窒素源によっても決して観測されない明るさ及び
光沢を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,S E,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT ,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA, ZW Fターム(参考) 4B064 AF16 CA02 CC03 CC06 CC07 CD02 CD09 CD22 DA10 DA11 DA16 4C090 AA01 AA04 AA07 BA91 BA93 BC15 BC16 BC17 BC20 BC22 BC23 BC24 BD02 BD08 BD14 BD18 CA42 DA03 DA04 DA21 DA26 DA27 DA28 DA29 DA31 DA32

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微生物の発酵によるエキソ多糖類の製造方法であって、発酵
    を、微生物によって同化できる少なくとも一種の炭素源及び少なくとも一種の有
    機窒素源を含有する栄養培地中で実施し、該源がイナゴマメの画分に由来するこ
    とを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 イナゴマメの画分が、乾燥物質の乾燥重量に対してタンパク
    質含量少なくとも45重量%、好ましくは少なくとも50重量%、一層優先的に
    は少なくとも60重量%を有することを特徴とする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 タンパク質が、高い含量のアルギニン、グルタミン及び/又
    はグルタミン酸及びリシンを有するのが有利であることを特徴とする請求項2の
    方法。
  4. 【請求項4】 イナゴマメの画分が、乾燥物質に対して脂質含量少なくとも
    4重量%、有利には少なくとも5重量%、更に一層有利には7〜15重量%の範
    囲を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一記載の方法。
  5. 【請求項5】 画分が、イナゴマメの胚芽であることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれか一記載の方法。
  6. 【請求項6】 イナゴマメ画分が、粉末の形態であることを特徴とする請求
    項1〜5のいずれか一記載の方法。
  7. 【請求項7】 粉末の粒度測定が10〜150ミクロンの範囲であることを
    特徴とする請求項6の方法。
  8. 【請求項8】 発酵を、少なくとも一種の無機窒素源を含有する栄養培地中
    で実施することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一記載の方法。
  9. 【請求項9】 無機窒素源をアンモニウム又はナトリウムニトレート、アン
    モニウムホスフェート又はスルフェート、マグネシウムスルフェート、カリウム
    又はナトリウムスルフェートから単独で又は混合物として選ぶことを特徴とする
    請求項8の方法。
  10. 【請求項10】 発酵培地中の有機及び随意に無機窒素源の濃度が、1〜8
    0g/l、好ましくは3〜50g/l、一層優先的には5〜30g/lであるこ
    とを特徴とする請求項1〜9のいずれか一記載の方法。
  11. 【請求項11】 同化できる炭素源をグルコース又はスクロースから選ぶこ
    とを特徴とする請求項1〜10のいずれか一記載の方法。
  12. 【請求項12】 同化できる炭素源の濃度が、1〜100g/l、好ましく
    は15〜80g/lであることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一記載の
    方法。
  13. 【請求項13】 微生物の発酵を酵素の不存在において実施することを特徴
    とする請求項1〜12のいずれか一記載の方法。
  14. 【請求項14】 発酵を温度15〜100℃、好ましくは25〜80℃、一
    層特に25〜35℃で実施することを特徴とする請求項1〜13のいずれか一記
    載の方法。
  15. 【請求項15】 微生物をXanthomonas属、Alcaligen
    es属、Agrobacterium属、Arthrobacter属、Azo
    tobacter属、Pseudomonas属、Corynebacteri
    um属の細菌、Sclerotium属、及びAspergillus属の真菌
    類、Hansenula属の酵母の群において選ぶことを特徴とする請求項1〜
    14のいずれか一記載の方法。
  16. 【請求項16】 請求項1〜15のいずれか一記載の方法によって得られる
    エキソ多糖類。
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