JP2003507902A - イメージ・セル、イメージ・センサおよびその製造方法 - Google Patents

イメージ・セル、イメージ・センサおよびその製造方法

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JP2003507902A JP2001519131A JP2001519131A JP2003507902A JP 2003507902 A JP2003507902 A JP 2003507902A JP 2001519131 A JP2001519131 A JP 2001519131A JP 2001519131 A JP2001519131 A JP 2001519131A JP 2003507902 A JP2003507902 A JP 2003507902A
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エッフェリンゲル、ベルンド
ゲルハルド ゲーアールアーエフ、ハインツ
ニッケ、マルクス
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インスティチュート フュア ミクロエレクトロニク シュトゥットガルト
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Abstract

(57)【要約】 特定されるものは、半導体技術を用いて構成され、その表面に当たる電磁放射(光)50を電気信号の変換に供するイメージ・セル10である。このイメージ・セルは、表面近傍にある第1の領域14とその表面から離れている第2領域16とを有する放射感応素子18を含む。第2領域16は、ドープされ、かつ該第1の領域に隣接する。イメージ・セルは、更に、表面近傍にある少なくとも一つのドープされた第3の領域22,24と、その表面から離れている第4の領域とを有する半導体素子30を含む。第4の領域28は、ドープされ、かつ第3の領域と隣接する。本発明によれば、第2の領域16の、表面に垂直な方向の広がりd1は、第4の領域28の対応する広がりd2よりも大きい。かかる構成のため、波長の長い放射成分であっても、放射感応素子における光電流に寄与する、その結果、フォト・セルの感度は向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、半導体技術を用いて作成され、セル表面
に当たる電磁放射を電気信号に変換するために供されるイメージ・セルに関する
。このイメージ・セルは放射感応素子と半導体素子を有する。放射感応素子は、
表面近傍に第1の領域を、その表面から離れて第2の領域を有する。この第2の
領域はドープされており、第1の領域に隣接する。前記半導体素子は、表面近傍
に、少なくとも一つのドープされた第3の領域を、またその表面から離れてドー
プされた第4の領域を有する。本発明は、更に、かかるイメージ・セルからなる
イメージ・センサに関し、またかかるセンサを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のイメージ・セルは、欧州特許出願EP0917206A1に開示されてい
る。
【0003】 イメージ・セルからなるイメージ・センサは、特に、カメラおよびスキャナ技
術において使用され、また電磁放射を電気信号に変換する仕事を担う。イメージ
・センサは複数個のイメージ・セルからなり、そのイメージ・セルは格子状に配
置されかつドット単位に記録されるべき画像を取得する。イメージ・セルによっ
て生成された電気出力信号は通常増幅され、アナログ的またはデジタル的に評価
(計測)される。
【0004】 イメージ・セルが小さくなればなるほど、またイメージ・セルの配列が高密度
になればなるほど、イメージ・センサの解像度は大きくなる。それ故、イメージ
・センサは、通常、MOS技術を使用したLSI電気回路として構成される、というの
は、そのような構成により、特に高い素子密度が得られるからである。そのよう
なイメージ・センサの各イメージ・セルは、フォトダイオード等の放射感光素子
からなる。また、それが好ましいならば、一個または複数個の素子、例えばトラ
ンジスタ等が使用される。特に、電荷結合半導体素子(CCD)は、高感度である
ため広く普及した。さらに、イメージ・センサはCMOS技術を用いることにより発
展してきた。このセンサには、放射感応素子に加えて、Nチャンネル及びPチャン
ネルのトランジスタが一つのチップ上に結合されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
CMOSの製造方法の更なる発展により、CMOS回路の集積度はいっそう向上させる
ことが可能である。しかしながら、集積度を向上すると、CMOS技術を用いて作成
されたイメージ・セルの感度は減少することが分かってきた。これは、LSIイメ
ージ・セルでは、ドープ領域が非常に狭いために、深く入り込む波長の長い放射
成分が、放射感応素子の電流密度に寄与することができないという事実に起因し
ている。更に、ドープ領域を薄く設計すればするほど、非常にキャパシタンスが
増大し、同様に感度を低下させ、更に、時限特性及びクロストーク特性を悪化さ
せる問題を生じさる。
【0006】 前記の欧州特許出願EP0917206A1に開示されたイメージ・セルでは、放
射感応素子として使用されるフォトダイオードの表面近傍に、深いドープ領域を
設け、この領域をMOSトランジスタのトランジスタ・ウェルに埋め込む。この領
域は、表面近傍にあるMOSトランジスタのドープ領域よりも薄くドープされてい
る。フォトダイオードのドープ領域とトランジスタ・ウェルとの接触面はフォト
ダイオードのPN接合を形成する。表面近傍に比較的深い領域を設けることは、波
長の長い放射成分であってもフォト電流に寄与し、その結果イメージ・セルの感
度を向上させることを意味する。
【0007】 本発明の目的は、非常に高密度であっても高い感度を有し、かつCMOS技術を用
いて製造されるイメージ・セルを特定することである。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の概要】
〔産業上の利用分野〕で述べたイメージ・セルの場合、この目的は、本願発明
によれば、表面に対し垂直な方向に沿った第2の領域の広がり(長さ)が、第4
の領域の対応する広がり(長さ)よりも大きいという事実によって達成される。
目的は、その全体が、このようにして達成される。
【0009】 この解決手段では、放射感応素子に属する第2の領域は、隣接する半導体素子
に属する第4の領域よりその深さが深くなる。これらの領域の、表面からの幅(
深さ)が減結合(デカップリング)していることは、放射感応素子と半導体素子
との幾何学的配列を、これらの素子の機能にとって最適なものにしている。これ
は、放射感応素子の第2の領域が深いと、数ミクロンの厚さを持った空間電荷ゾ
ーンを生成することができ、イメージ・セルの感度に特に好ましい効果を与える
ことが分かったからである。更に、放射感応素子における空間電荷を分離する距
離が大きくなるので、寄生容量が減る。これは、付加的に感度を向上させること
に寄与し、イメージ・セルの時限特性及びクロストーク特性が改善される。
【0010】 換言すれば、一方で、スプクトル感度に対し最適なドーピング領域を持つ放射
感応素子を設計することが可能となり、他方では、例えば0.3ミクロンの、あ
るいはそれよりも短いCMOS技術を用いて残りの回路素子をもっと浅くするこ
とができる。
【0011】 第4の領域が少なくとも部分的に第2の領域に埋設され、かつ第2の領域に比
べ同じ型でより高いドーピング濃度を有するならば、特に好ましい。この実施形
態では、第2の領域を過剰にドープすることにより、きわめて簡単に第4の領域
を生成することができる。これにより、第4の領域は、ウェル、特に、半導体素
子に対し割り当てられたトランジスタ・ウェルを形成することができる。
【0012】 好ましくは、第1の領域を、第2の領域に対して相補的にドープする、その結
果第1と第2の領域がフォトダイオードのPN接合を形成する。
【0013】 更に、第1の領域を電磁波(光)透過性の金属層として実現することも可能で
ある、その結果第1と第2の領域はショットキー・ダイオードを形成する。更に
は、第1の領域を、電界誘起(field-induced)空乏及び反転領域として実現す
ることも可能で、これによりMIS光素子またはフォトMOSFETが生成され
る。
【0014】 隣接する半導体素子は、例えば、通常のダイオード、または特に波長の短い放
射成分に対し感応するようにしたフォトダイオードであってもよい。ただし、特
に必要な半導体素子の種類については、本発明にとって本質的ではない。
【0015】 本発明の好適な実施形態では、その半導体素子はトランジスタであり、第4の
領域はトランジスタ・ウェルとなる。トランジスタは、増幅器として、あるいは
増幅回路の一部として有利に放射感応素子に指定される。
【0016】 更に発展した例では、トランジスタとフォトダイオード間の表面近傍に、トラ
ンジスタ・ウェルに隣接するコンタクト(接点)を配置する。好ましくは、イメ
ージ・セルを正の供給電圧で適切に接続すると、このコンタクトは、フォトダイ
オードをトランジスタから電気的に分離することに寄与し、かつトランジスタの
スレショルド電圧を正確に規定することができる。更に、このコンタクトは、い
わゆるラッチ・アップ効果(現象)が生ずるのを打ち消す。CMOS回路では、この
効果は、構造的(擬制的)に統制されたサイリスタの作動に関係し、イメージ・
セルを破壊に導くことが可能である。
【0017】 本発明の更なる実施形態では、第2の領域は、表面近傍に、少なくとも一つの
電気コンタクトを有する。それ自体公知のそのような表面コンタクトは特に簡単
に実現することができる。これに替わる実施形態では、第2の領域が、表面から
離れて対面する端部に少なくとも一つの電気コンタクトを有するように設ける。
この代替実施形態では、第2の領域の空乏層における電荷キャリアの流れが特に
好ましく、イメージ・セルの感度に対し有利に作用する。この代替実施形態を有
利に発展させたものでは、電気コンタクトは、絶縁層を通すチャンネルとして埋
設される、この絶縁層は第2の領域の、表面から離れて対面する端部を、その下
に在る基板から絶縁する。絶縁層は、もし複数個のイメージ・セルが互いに隣り
合うように配置される場合は、とりわけクロストークを減少し、イメージ・セン
サの感度をより高くすのに寄与する。
【0018】 本発明の別の実施形態によれば、表面に垂直な方向において、第1の領域の広
がりは、約0.1ミクロンと0.2ミクロンとの間であり、第2の領域の広がり
は、約2ミクロンと3ミクロンとの間である。このようにして寸法の決められた
深さ(広がり)は、可視スペクトル領域の電磁放射(光)の検出には、特に適切
である。
【0019】 これに替わる実施形態では、表面に垂直な方向において、第1の領域の広がり
は約0.8ミクロンと0.9ミクロンとの間であり、第2の領域の広がりは約8
ミクロンと9ミクロンとの間である。そのようなイメージ・セルは赤外線の適用
に対し、特に適切である。
【0020】 感光素子としてフォトダイオードを使用する場合は、第1の領域のドーピング
濃度は、好ましくは、約1018cm-3のオーダーの大きさである。この高濃度の
ドーピングはフォトダイオードの、したがってイメージ・セルの感度を向上させ
る。
【0021】 特に有利な実施形態では、少なくとも第2のまたは第4の領域のドーピング濃
度が表面からの距離が大きくなるに従い増加する。「逆進性のウェル」として、
それ自体公知である。これらのドープ領域は、一方では、以前に述べたラッチ・
アップ効果を減少し、他方では、空間電荷ゾーンで特に好ましい電位分布を得る
ことが可能であることが明かになった。
【0022】 この実施形態を発展させたものでは、第2の領域のドーピング濃度は表面近傍
で約1015cm-3のオーダーの大きさであり、表面から離れたところで、約10 18 cm-3のオーダーの大きさである。これらのドーピング濃度を持ったイメージ
・セルは特に好ましい特性をもつことが明らかになった。
【0023】 更に有利な実施形態によると、イメージ・セルの上にマイクロ・レンズを配置
する。マイクロ・レンズは、イメージ・セルの表面に当たる電磁放射(光)を、
フォトダイオードの表面に収束する、その結果、実用上、放射全体が検知のため
に利用できる。イメージ・セルの感度はこのようなマイクロ・レンズでかなり増
大することができる。
【0024】 本発明の別の実施形態では、第2の領域の、表面から離れた側に、埋設層が隣
接する。この埋設層は、ドーピング濃度が高く、良好な導電性を有し、等電位面
として働く。
【0025】 カラー・イメージ・センサのイメージ・セルでは、望ましくは、イメージ・セ
ル表面の上にカラー・フィルタを配置する、このカラー・フィルタは入射する電
磁放射(光)から狭帯域の放射をろ波する 好ましくは、反射防止層をイメージ・セル表面の上に、更に配置する。これは
、入射する電磁放射(光)がイメージ・セルの表面で不必要に反射し、フォトダ
イオードでの自由電荷キャリアの発生の妨げになることを、充分に抑止する。
【0026】 本発明に従うイメージ・センサは、上述してきた実施形態の内の一つに従う複
数個のイメージ・セルからなる。好ましくは、少なくとも2つのイメージ・セル
からなるイメージ・センサの場合に、第2の領域は何らの遷移部分なしに結合さ
れて単一の領域を形成する。この場合、イメージ・センサのいくつかの、あるい
は全ての感光素子が、表面から離れた領域を共通に利用するから、構造が非常に
簡単になる。かかる共通領域は、好ましくは、公知の方法で、実効的なイメージ
・センサ領域全体に延びる。イメージ・セルの空間的な配置は、第1の領域の、
イメージ・センサ表面における位置によって画成される。更に、有利なことに、
表面から離れた領域に対し、専用のコンタクトをイメージ・センサ毎に必要とす
ることはない。むしろ、比較的少数のコンタクトが、イメージ・センサ表面上に
配設される。
【0027】 本発明は、更に、イメージ・セルの製造方法に関係する。この方法は、下記の
ステップからなる。
【0028】 a)半導体基板を設ける、 b)半導体基板の表面から離れて、ドープされた第2の領域を生成する、 c)前記表面から離れて、ドープされた第4の領域を生成する、この第4の領
域の、前記表面に対し垂直な方向の広がりが、第2の領域の対応する広がりより
も小さい、 d)前記表面の近傍に第1の領域を生成する、この第1の領域は第2のドープ
領域に隣接する、 e)前記表面の近傍に、ドープされた第3の領域を生成する、この第3の領域
は第4のドープ領域に隣接する。
【0029】 上述した本発明の特徴と、更に、以下で説明する特徴は、それら自身単独で、
あるいはそれぞれに特定された組み合わせにおいてだけでなく、本発明の範囲か
ら逸脱することなしに、他の組み合わせにおいても使用することができる。
【0030】 本発明のさらなる特徴及び利点は、好適で典型的な実施形態を添付図面を参照
して行った以下の説明から明らかになる。
【0031】
【発明の実施の態様】
図1において、本発明に従うイメージ・セルはその全体が符号10によって表
される。イメージ・セルは、基本的には基板(サブストレート)12、ここでは
、薄くp型にドープされた単結晶シリコンからなる。基板12は、互いに異なる
型のドーピング領域を有する複数個の領域に分割される。第1の領域14は、1
18cm-3の濃度でp型にドープされ、基板12の表面に位置し、この下に在る
第2の領域と隣接する。この第2の領域は、その深さd1が約2.5ミクロンのn
型にドープされたウェル(井戸)を形成している。第1の領域との境界では、そ
のドープレベル(濃度)は、約1015cm-3であり、下方に行くに従い漸次増大
し、ウェルの下端ではその値は約1018cm-3に達する。このドーピング特性は
図1ではだんだん濃くなるハッチングで示されている。第1の領域14及び第2
の領域16は、それぞれ、イメージ・セルのフォトダイオード18のPN接合を形
成する。領域16の下には、バイポーラ・トランジスタでは知られているような
、埋設層17を配設する。この層17は、約1018cm-3の等質で高濃度のドー
ピングのため高い導電性を有し、近似的に等電位面を示す。
【0032】 更に、基板12の表面には、2つの第3の領域22,24が位置する。これら
第3の領域は約1020cm-3でp型にドープされ、ゲート電極26とその下に在
るトランジスタ・ウェル28とともにpチャンネル・トランジスタを形成する。
トランジスタ28は、表面近傍で約1017cm-3でn型にドープされている。そ
のドーピング・レベルは下方に行くに従い連続的に増大し、ウェルの下端で約1
18cm-3に達する。トランジスタ・ウェル28は、第2の領域に広く埋設され
るが、第2の領域とはn型のドーピング濃度を異にする、そのため、この二つの
領域は互いにそのドーピング濃度によって境界が定められる。しかしながら、原
理的には、第2の領域14とトランジスタ・ウェル28とは、互いに分離するよ
うに、あるいは垂直方向に伸びる区域に沿って互いが隣り合うように配置するこ
ともできる。トランジスタ領域28の深さd2は約1.2ミクロンであり、その
ため、第2の領域16の深さd1よりかなり浅い。
【0033】 pチャンネルトランジスタ30のほかに、nチャンネル・トランジスタ32が
あって、このトランジスタは、1020cm-3でドープされた二つの領域34,3
6と、ゲート電極38及び1017cm-3でp型にドープされたトランンジスタ・
ウェル40からなる。pチャンネル・トランジスタ30は、絶縁領域42によっ
てnチャンネル・トランジスタ32と電気的に絶縁されている。この絶縁領域4
2は、酸化シリコン層で覆われた多結晶シリコン体44からなる。絶縁領域42
は、更に、nチャンネル・トランジスタ32の左側、及びフォトダイオード18
の右側に配置されている。
【0034】 基板の表面は、ほとんどが主絶縁層48で覆われ、その絶縁層は表面近傍領域
及び電極によって間歇的に中断される。その主絶縁層48の上に、更なる保護層
を適用することもできる。更に、半導体能動コンポーネントを、いわゆる多層構
造になるように、トランジスタ及びフォトダイオードの上に設けることも可能で
ある。必要なのは、フォトダイオード18に電磁放射50が注ぐことを保証する
だけである。それゆえ、第1の領域14の上に置く層は、少なくとも、検知され
る波長の範囲に対し透過性の大きいものでなければならない。第1図では、マイ
クロ・レンズ52とカラー・フィルタ54が図示されているにすぎない、これら
はフォトダイオード18の表面の上に配置することができる。図では、同様にオ
プショナルナ光学的な反射防止層を示していない、この層は互い違いの屈折率を
持った層シーケンスからなり、直接第1の領域14に適用するか、またはそれに
重なった層を覆う。
【0035】 フォトダイオード18の第1の領域14にはコンタクト56を介してダイオー
ド電位Udがかかっている。図示の典型的な例では、第2の領域16が、濃くn
型にドープされた領域58を介して表面近傍で接触接続しており、その領域58
に正の供給電位Uddがかかっている。二つのトランジスタ30、32が電気接続
される様子は、図1上の電位、ゼロ電位USS、ソース電位UG、ソース電位US
よって示されている。基板12は下側のコンタクトを介し接地されている。pチ
ャンネル・トランジスタ30とフォトダイオ−ド18との間で、トランジスタ・
ウェル28は、更に、表面近傍に、n型にドープされた領域60を介し別のコン
タクトを有する、このコンタクトには正の電圧UPPがかかっている。
【0036】 本発明に従うイメージ・セル10の動作を以下に説明する。入射した電磁放射
50は、レンズ52によって収束される。カラー・フィルタ54は、電磁放射5
0から不要な波長の成分をろ波する。電磁放射の残りの成分は、フォトダイオー
ド18の第1の領域14に入射する。フォトダイオード18は、コンタクト56
,58を介し、第1の領域14と第2の領域16との間のPN接合が逆バイアスに
なるように電気接続される。この逆バイアスの結果、垂直方向に広い空間電荷ゾ
ーンが形成される、このゾーンでは自由電荷キャリアの密度は低い。入射光の吸
収によって、電子とホールからなる電荷キャリア対が空間電荷ゾーンに生成され
、極性の反対の電界によって吸引され、その結果フォトダイオードの光電流に寄
与する。本発明のイメージ・セルでは、第2の領域16の深さd1が深いので、
空間電荷ゾーンが特に大きい。その結果、波長の短い成分よりも入り込む深さの
大きい波長の長い成分でも、第2の領域16のより低い領域に電荷キャリア対を
生成することができ、光電流に寄与する。その結果イメージ・セルの感度が向上
する。
【0037】 二つのトランジスタ30,32は光電流を増幅しまたは変換するために供され
る。しかし、これらとフォトダイオードの接続は、そのこと自体、特別に認証を
必要とせずに、従来技術によって公知であるので、本発明にとって、本質的なも
のではない。
【0038】 図2は、本発明に従うイメージ・センサ170の詳細を縦断面で示す。イメー
ジ・センサの頂上側には、各々がpチャンネル・トランジスタ130a、130
b、130c及びフォトダイオード118a、118b、118cからなる3つ
の連続したイメージ・セルが識別できる。各イメージ・セルは、上記で詳述した
ように構成されている。図2では、簡単のため、電気接続は図示していない。イ
メージ・セルは、互いに、バッファ142a、142b、142c、142dに
よって隔離されている。第2の領域は結合されて単一の大きな領域116を形成
し、イメージ・センサ170の水平方向の全面に渡り延びている。図1に示した
典型的な実施形態に対比すると、領域116の下に設けた埋設層がない。
【0039】 イメージ・センサ170の画像アレイは、トランジスタ130aとフォトダイ
オード118aからなるイメージ・セルから始まり、右の方へ続く。イメージ・
セルの対応する列(横列)は、紙面に垂直な方向に隣り合っており、それによっ
てマトリックス状の配列を生成する。評価回路は、画像アレイの外側にあり、図
示の典型的な実施形態ではnチャンネル・トランジスタ132から始まる。
【0040】 ドープ領域を持った半導体結晶が絶縁層162に適用され、その結晶を、下に
あるキャリア(担体)112から隔離する。この場合、第2の領域116は、そ
の下部と接触接続する。このため、濃くn型にドープし絶縁層162に電気的な
導通するチャンネル164を設ける。第2の領域116は、このチャンネルを介
し、前記キャリア(担体)にかかるゼロ電位と接続する。
【0041】 イメージ・セルの及びイメージ・センサの製造には、CMOS技術によってそ
れ自体公知の手段に依存しなければならない。連続するドーピング特性は、高エ
ネルギー・インプランテーション(注入)または進行性(プログレシブ)・イン
プランテーションの過程で生成することができる。逆進性のウェルを生成するた
めの別の可能性は、いわゆるウェーファ・ボンディングに存在する。この場合、
まず、薄いウェファ(ハンドル・ウェファ)を、頂部から底部に行くに従い低下
する特性にドーピングする。その後、そのハンドル・ウェファをーつの基板ウェ
ファ上にボンディングする。高温度での拡散によって、ハンドル・ウェファのド
ーピング特性は基板ウェファに、正反対に転写される。ハンドル・ウェファを取
り除く、あるいは砕きとった後、基板ウェファは所望の逆進性の特性を持つ。
【0042】 もし、図1の典型的な実施形態のように、埋設された層を設けるときは、まず
、ウェファの表面に、濃くドープされた層としてその埋設を生成する。その後に
、その表面に、エピタキシャル的に重じょう層を適用する 上述した典型的な実施形態では、もし適用される電圧の符号を入れ替えれば、
p型のドーピングとn型のドーピングを互いに入れ替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従うイメージ・セルの実施形態を示す略断面図である。
【図2】 本発明に従うイメージ・センサの実施形態を示す略断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ニッケ、マルクス フランス国 エフ−06270 ヴィレヌーヴ ェ−ロウベ 5、アレ デ ラ コレ ロ ング レジデンス レ イングラデ Fターム(参考) 4M118 AA01 AB01 BA14 CA02 CA03 CA18 GC07 GD04 5C024 AX01 CX41 CY47 GX03 GX16 GY31 5F110 AA15 AA30 BB01 CC02 DD05 DD13 NN61

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体技術を用いて作成され、その表面に当たる電磁放射
    (50)を電気信号に変換するために供されるイメージ・セル(10)であって
    、該イメージ・セルは、 a)表面近傍にある第1の領域(14)と、その表面から離れており、ドープ
    され、かつ該第1の領域に隣接する第2の領域(16)とを有する放射感光素子
    (18)と、 b)表面近傍にある少なくとも一つのドープされた第3の領域(22,24)
    と、その表面から離れており、ドープされた第4の領域(28)とを有する半導
    体素子(30)とからなり、 c)前記第2の領域(16)の、表面に垂直な方向の広がりd1が、第4の領
    域(28)の対応する広がりd2よりも大きいことを特徴とする、イメージ・セ
    ル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のイメージ・セルにおいて、前記第4の領
    域28が少なくとも部分的に第2の領域に埋設され、かつ第2の領域(16)に
    比べ同じ型でより高いドープピング濃度を有することを特徴とする、イメージ・
    セル。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のイメージ・セルにおいて、第1
    の領域(14)は、第1の領域と第2の領域(16)がフォトダイオード(18
    )のPN接合を形成するように、第2の領域に対して相補的にドープされること
    を特徴とする、イメージ・セル。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のイメージ・セルにおい
    て、半導体素子はトランジスタ(30)であり、第4の領域(28)はトランジ
    スタ・ウェルであることを特徴とする、イメージ・セル。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のイメージ・セルにおいて、トランジスタ
    (30)とフォトダイオード(18)間の表面近傍に、トランジスタ・ウェル(
    28)に隣接するコンタクト(56)を配置することを特徴とする、イメージ・
    セル。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載のイメージ・セルにおい
    て、第2の領域(16)は、表面近傍に、少なくとも一つの電気コンタクト(5
    8)を有することを特徴とする、イメージ・セル。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれかに記載のイメージ・セルにおい
    て、第2の領域(16)が、表面から離れて対面する端部に少なくとも一つの電
    気コンタクトを有することを特徴とする、イメージ・セル。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のイメージ・セルにおいて、電気コンタク
    トが、絶縁層(162)を通すチャンネル(164)として埋設され、この絶縁
    層は、第2の領域(116)の、表面から離れて対面する端部を、その下に在る
    基板(112)から絶縁することを特徴とする、イメージ・セル。
  9. 【請求項9】 請求項2乃至8のいずれかに記載のイメージ・セルにおい
    て、表面に垂直な方向において、第1の領域(14)の広がりは、約0.1ミク
    ロンと0.2ミクロンとの間であり、第2の領域(16)の広がりd1は、約2
    ミクロンと3ミクロンとの間であることを特徴とする、イメージ・セル。
  10. 【請求項10】 請求項2乃至8のいずれかに記載のイメージ・セルにおい
    て、表面に垂直な方向において、第1の領域(14)の広がりは約0.8ミクロ
    ンと0.9ミクロンとの間であり、第2の領域(16)の広がりd1は約8ミク
    ロンと9ミクロンとの間であることを特徴とする、イメージ・セル。
  11. 【請求項11】 請求項2乃至10のいずれかに記載のイメージ・セルにお
    いて、第1の領域(14)のドーピング濃度が、約1018cm-3のオーダーの大
    きさであることを特徴とする、イメージ・セル。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれかに記載のイメージ・セルにお
    いて、少なくとも第2の領域(14)または第4の領域(16)のドーピング濃
    度が、表面からの距離が大きくなるに従い増加することを特徴とする、イメージ
    ・セル。
  13. 【請求項13】 請求項11または12に記載のイメージ・セルにおいて、
    第2の領域(16)のドーピング濃度が、表面近傍で約1015cm-3のオーダー
    の大きさであり、表面から離れたところで、約1018cm-3のオーダーの大きさ
    であることを特徴とする、イメージ・セル。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13のいずれかに記載のイメージ・セルにお
    いて、イメージ・セル表面の上にマイクロ・レンズ(52)を配置することを特
    徴とする、イメージ・セル。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至14のいずれかに記載のイメージ・セルにお
    いて、イメージ・セル表面の上にカラー・フィルタ(54)を配置することを特
    徴とする、イメージ・セル。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至15のいずれかに記載のイメージ・セルにお
    いて、反射防止層をイメージ・セル表面の上に配置することを特徴とする、イメ
    ージ・セル。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至16のいずれかに記載のイメージ・セルにお
    いて、第2の領域(16)の、表面から離れた側に、埋設層(17)が隣接する
    こと特徴とする、イメージ・セル。
  18. 【請求項18】 請求項1乃至17のいずれかに記載のイメージ・セルを複
    数個(130a,112a;、130b、112b;、130c、112c)有
    し、これらのイメージ・セルが互いに隣り合う、イメージ・センサ(170)。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のイメージ・センサにおいて、少なくと
    も二つのイメージ・セル(130a,112a;、130b、112b;、13
    0c、112c)の第2の領域が、何らの遷移部分なしに結合されて単一の領域
    116を形成することを特徴とする、イメージ・センサ。
  20. 【請求項20】 a)半導体基板(12)を設けるステップと、 b)半導体基板の表面から離れて、ドープされた第2の領域(16)を生成す
    るステップと、 c)前記表面から離れて、ドープされた第4の領域(28)を生成し、この第
    4の領域の、前記表面に対し垂直な方向の広がりd2を、第2の領域(16)の
    対応する広がりd1よりも小さくするステップと、 d)前記表面の近傍に第1の領域(14)を生成し、この第1の領域を第2の
    領域に隣接させるステップと、 e)前記表面の近傍に、ドープされた第3の領域(22,24)を生成し、こ
    の第3の領域を第4の領域に隣接させるステップからなる、イメージ・セルの製
    造方法。
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