JP2003507543A - ダイナミックコーティング - Google Patents
ダイナミックコーティングInfo
- Publication number
- JP2003507543A JP2003507543A JP2001518765A JP2001518765A JP2003507543A JP 2003507543 A JP2003507543 A JP 2003507543A JP 2001518765 A JP2001518765 A JP 2001518765A JP 2001518765 A JP2001518765 A JP 2001518765A JP 2003507543 A JP2003507543 A JP 2003507543A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- monomer
- copolymer
- allyl
- acrylamide
- glycidyl ether
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/416—Systems
- G01N27/447—Systems using electrophoresis
- G01N27/44704—Details; Accessories
- G01N27/44752—Controlling the zeta potential, e.g. by wall coatings
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F220/00—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride ester, amide, imide or nitrile thereof
- C08F220/02—Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms; Derivatives thereof
- C08F220/52—Amides or imides
- C08F220/54—Amides, e.g. N,N-dimethylacrylamide or N-isopropylacrylamide
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F220/00—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride ester, amide, imide or nitrile thereof
- C08F220/02—Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms; Derivatives thereof
- C08F220/52—Amides or imides
- C08F220/54—Amides, e.g. N,N-dimethylacrylamide or N-isopropylacrylamide
- C08F220/56—Acrylamide; Methacrylamide
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N9/00—Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
- C12N9/10—Transferases (2.)
- C12N9/12—Transferases (2.) transferring phosphorus containing groups, e.g. kinases (2.7)
- C12N9/1241—Nucleotidyltransferases (2.7.7)
- C12N9/1252—DNA-directed DNA polymerase (2.7.7.7), i.e. DNA replicase
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
- C12Q1/00—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
- C12Q1/68—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
- C12Q1/6869—Methods for sequencing
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Microbiology (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Biophysics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Pathology (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Separation (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
Description
0,167号からの優先権を主張する。
有用な重合体に関する。そのような重合体は、キャピラリ電気泳動のために用い
られるキャピラリの内側面のダイナミックコーティングとして用いられ得、その
ようなキャピラリ内に含有される媒体としても有用である。この発明は、そのよ
うな重合体を作るための方法と、そのような重合体コーティングおよび/または
媒体を含むキャピラリとにさらに関する。
量の少なさによって有力な分析法に発展した。CEは迅速かつ効率的な分離を提
供し、従来のスラブゲル電気泳動を上回る以下の利点を与える。
る。これにより、温度勾配が小さいことが保証され、したがってピークの広がり
が低減される。これらの効果により、(典型的には400V/cmまでの)強い
電界を用いることができ、したがってランの時間および拡散を低減し、このこと
も、より小さなピーク幅をもたらす。
ンス、ボルタンメトリなどのさまざまな検出法と両立する。DNA分離の場合、
CEは既存の生化学との十分な両立性も与える。
ルフチューブ、マイクロタイタープレートなど)から直接におよび、単一のセル
からすら注入可能である。
び試料を自動的に注入することができ、したがって、ゲルの注型および試料の装
填の、時間のかかる手順を回避する。
し続ける。分析時間の再現性を改良することは特に重要である。CEにおける検
体の有効移動度(μeff)は、バッファの組成および温度に依存する一定値であ
る。他方では、見掛けの移動度の再現性がより低いことがしばしばである。とい
うのも、電気浸透移動度(μeo)は、より予測不可能な態様でランごとに異なる
可能性があるからである。キャピラリの内側面と検体との相互作用は電気浸透流
(EOF)の変化に大きく寄与する。DNAおよびSDS−タンパク質複合体の
分析を含むものなどの多数のCEの用途が、減じられたEOFから利益を被る。
たとえば、DNAの分析では、キャピラリからの分離マトリックスの移動を防止
しかつ、キャピラリ表面へのタンパク質汚染物および染料の吸着を回避するには
、EOFの抑制が必要である。
そのような方法は、好適な特徴を備えるバックグラウンド電解質を用いること、
ランニングバッファに含まれる重合添加剤を用いてキャピラリ表面をダイナミッ
クコーティングすることおよび共有結合シラノール誘導体化によってキャピラリ
表面をコーティングすることを含む。水溶液からの重合体の吸着によってできる
多数の異なるダイナミックコーティングが説明されてきたが、これらのコーティ
ングの共通の問題は、単に水で洗浄することで、キャピラリ壁から重合体を容易
に除去できてしまうことである。したがって、他の方法で安定化されなければ、
これらのコーティングは、少量の重合体をランニングバッファに溶解して、水に
よって表面から除去された重合体を置き換え可能なときしか、EOFの抑制に効
率的でない。
イクロチップ技術などの革新的な技術の発展に対する大きな障害を表わしている
。96ものキャピラリを同時に扱わなければならない多数キャピラリアレイ技術
は、非常に単純かつ信頼性の高いコーティング手順を必要とする。したがって、
有機溶媒の使用、高粘度溶液および上昇された温度を必要としないコーティング
手順に対する強い科学的および工業的関心が存在する。
重合体の使用に関する。主題の重合体はキャピラリ表面に吸着して、ランニング
バッファへの一切の重合体の添加なしにEOF抑制を達成する、非常に親水性の
高いダイナミックコーティングを形成する。この発明のコーティングはキャピラ
リ表面への親和性を有し、これは、45℃、pH8.5の8Mの尿素を含むラン
ニングバッファ中で、電界下で約20時間の連続使用にわたって続き得る。主題
の重合体は、キャピラリカラム内に含まれる分離媒体としても有用である。この
コーティングおよび媒体は、タンパク質およびDNAなどのさまざまな生体分子
の電気泳動分離に関する用途に特に好適である。
ミドのさまざまな単量体のさまざまな誘導体と、さまざまなグリシジル基を有す
る単量体(たとえばジメチルアクリルアミドおよびアリルグリシジルエーテル)
との共重合体−エポキシポリ(DMA)−や、 アクリルアミドおよびメタクリルアミドの単量体のさまざまな誘導体と、さまざ
まなアリル基を有する炭水化物およびさまざまなグリシジル基を有する単量体(
たとえばアリルβ−D−ピラノシド(典型的にはβ−D−グルコピラノシド)ま
たはアリルβ−D−フラノシドおよびアリルグリシジルエーテル)との共重合体
−エポキシポリ(AG−AA)や、 さまざまなアクリルアミドおよびメタクリルアミドと、さまざまなアリル基を有
する炭水化物と、さまざまなグリシジル基を有する単量体と、さまざまなジオー
ル基を有する単量体(たとえば、アクリルアミドと、アリルβ−D−ピラノシド
(典型的にはβ−D−ガラクトピラノシドまたはN−アリルグルコンアミド)ま
たはアリルβ−D−フラノシドと、アリルグリシジルエーテルと、アリルオキシ
−1,2−プロパンジオール)とを含む4種の異なる単量体の共重合体−エポキ
シポリ(AGal−AA−APD)がある。
ピラリと、そのようなキャピラリを用いて生体分子を分離するための方法とにも
関する。
気浸透流と壁−検体の相互作用とを抑制する中性の重合体であって、かつ 2)キャピラリおよびマイクロチップ電気泳動による一本鎖および二本鎖DNA
分子のためのDNAふるいマトリックスとしての中性の重合体の使用を扱う。
らぶら下がるオキシラン基を有するさまざまな組成の共重合体である。重合体は
、過硫酸アンモニウムおよびTEMEDによって触媒される、水中の単量体のラ
ジカル重合によって得られる。
2つの異なる単量体単位を含む。これに代えて、共重合体は、3つもしくはそれ
以上の異なる単量体単位(たとえば、アクリルアミド、アリル単糖(グルコピラ
ノシドもしくはガラクトピラノシドもしくはアリルβ−D−フラノシドもしくは
N−アリルグルコンアミド)およびアリルグリシジルエーテル)または;4つの
重合された単量体(たとえば、アクリルアミド、アリル単糖、アリルグリシジル
エーテルおよびアリルオキシ−1,2−プロパンジオール)を含んでもよい。そ
れらの単量体どうしの組成(以下の表1を参照)は、吸着特性を増すように最適
化されている。
存在しない中で重合プロセスを実行することにより、異なるサイズの鎖長で作製
することができる。これらの重合体の吸着特性に関する我々の研究は、ある時間
にわたって安定したキャピラリコーティングを達成するには、重合体の長さが極
めて重要なパラメータであることを示している。我々のデータは、連鎖移動剤の
存在しない中で作製された長鎖ポリ(DMA)が他のいかなる重合体よりも優れ
た吸着特性を有することを示している。これは、他のより親水性の高い重合体に
対してよりもポリ(DMA)に対して、水がより劣った溶媒であることだけでな
く、この重合体の構造がシリカ上の吸着部位でより高い数の水素架橋を形成する
ようなものであることが原因かもしれない。
ンパク質に対しては推奨されない。以前の研究では、大部分のタンパク質が、疎
水性重合体と相互作用しかつ分離の効率性および再現性に対して劇的な結果を及
ぼし得る疎水性区画を有することを実証した(キアリ他(Chiari et al.)、Ana
l. Chem., 68 (1996) 2731)。相互作用が引き起こすピークプロファイルへの影
響は、マスクされていないシラノールの存在またはより一般的には固定された電
荷の存在による影響と同様である。吸着特性を親水性と共存させるため、この発
明は、オキシランおよび/またはグルコース単位を有するアルキル骨格からなる
非常に親水性の高い重合体を合成することを提案する。重合体骨格からぶら下が
るエポキシ基は吸着を劇的に向上させ、いかなる重合体もバックグラウンド電解
質(BGE)に加えることなく、ダイナミックコーティングされたキャピラリを
用いる可能性をもたらす。そのような少量のオキシラン置換基がそのような劇的
な態様で重合体の特性を変化させる理由はおそらくは、壁シラノールと重合体オ
キシラン基との間に水素結合(二次相互作用)が生じるからである。オキシラン
基は限られた加水分解安定性しか有しないが、それらの加水分解副産物(ジオー
ル)ですら、壁シラノール基との水素結合を形成しやすい。その結果、これらの
重合体の吸着特性は優れたままである。オキシラン基は、糖ヒドロキシル基を有
する隣接する鎖どうしの架橋も生じる可能性があり、このことが吸着コーティン
グの安定性も増すことができる。しかしながら、それは、重合体の長期にわたる
保存の間の不溶性の問題も招き得る。
型的には0.1%(w/v)の量の重合体が、水または、燐酸ナトリウム、硫酸
アンモニウム、塩化ナトリウムなどの、イオン強度の高い水性媒質に溶解される
。次に重合体は上述の溶液からシリカ表面に吸着され、体積粘性に影響を与える
ことなく、電気二重層近くの液体の粘度の上昇をもたらす。キャピラリ(または
チップ状基板などの同様のマイクロチャネル)上に重合体をコーティングしても
よく、次にキャピラリを電気泳動手順に用いる。コーティングは十分に安定して
いるため、各々の電気泳動分離の前にリフレッシュする必要はない。これに代え
て、重合体は分離媒体(たとえば分離マトリックス)内に含まれてもよい。分離
媒体中には、重合体は、0.001から10%(w/v)の範囲の濃度で含まれ
る。いくつかの適用例では、ふるいマトリックスとして単独で重合体を用いても
よい。重合体は、分離媒体のすべての中に含まれてもよくまたは、最初の1つも
しくは2つの電気泳動分離においてのみ用いられてもよい。これらのいくつかの
分離からのコーティングは、100またはそれ以上の分離の間保持される。コー
ティング重合体は100またはそれ以上の分離の後に分離媒体に含まれて、効果
的にキャピラリを再コーティングしてもよい。重合体コーティングを含む分離媒
体を用いた1つまたはいくつかの配列決めランの後、キャピラリを効果的に再コ
ーティングし、再び100よりも多くの分離のために再利用してもよい。吸着キ
ャピラリコーティングは、10分から24時間までの可変の時間、室温で水溶液
から行なわれ、EOFを0.2×10-8m2/Vsの値よりも下に減じる。EO
Fは、pH8.5、20mMのBicine−Trisバッファ中で測定される
。
ことは、コーティングされたキャピラリの表面特性を劇的に変化させる。これは
、塩を加えたときのコーティング溶液中の重合体構造の違いのためである可能性
があり、キャピラリチャネルへの親水性官能基の露出により、壁との疎水性相互
作用の広まりをもたらす。
度は、1組の特定の条件下でEOFの低減を観察することによって間接的に測定
された。EOFは、ウィリアムズ(Williams)およびバイ(Vigh)によって最近
報告された(Anal. Chem. 68, 1996, 1174-1180)キャピラリ電気泳動における
高速化された電気浸透測定を提供する方法により、25mMのBicine−T
risバッファ、pH8.5、25℃、キャピラリ50または75μmIDにお
いて測定された。上に報告された条件下では、この発明の重合体は、EOFを0
.2×10-4m2/Vsの値にまで低く抑制することができる。
TRIS EDTA、8Mの尿素などの)さまざまなアルカリ性バッファ中で、
(線状ポリアクリルアミドなどの)ふるいマトリックスを使用しておよび使用せ
ずに、少なくとも45℃まで温度を上げて、ランニングバッファへの重合体の添
加なしに、少なくとも30時間の間、用いることができる。我々の知る限りでは
、キャピラリ電気泳動のための、すべての現在公知の吸着コーティングは、特に
他の方法で安定化されなければ、バックグラウンド電解質(BGE)への重合体
の添加によって動作して、ポリ(エチレン)酸化物を除き、水分子による壁面か
らの重合体の置換を回避する(イキ(Iki)およびヨン(Yeung)、Journal of C
hromatography A, 731, 1996, 273-282)。しかしながら、この重合体に基づく
コーティング手順は、各ランの前にキャピラリのコーティングを必要とする。7
よりも高いpHではその有効性は実証されず、吸着されたコーティングの安定性
に関するデータが与えられなかった。非イオン性重合体の吸着に基づくすべての
他の方法は、シラン化されたカラム、熱処理または有機溶媒および蒸発などの特
別な技術を必要とする(Gilges, Kleemiss and Shomburg, Anal. Chem. 66 (199
5) 287; Busch, Kraak and Poppe, J. Chromatogr. A., 695 (1995) 287; Ng, L
ee, Li, J. Chromatogr A., 659 (1994) 427)。
用いて、コーティングされたまたはコーティングされていないキャピラリカラム
の内側に充填してもよい。特に、さまざまな共重合体を作製するのに用いられる
単量体の1つであるアリルグリシジルエーテルは、マスクされたヒドロキシル官
能基を含む。他のヒドロキシル基を含まない共重合体中でのその存在は、それら
の親水性特性を強く向上させる。重合体骨格からぶら下がっているエポキシ官能
基の、酸または塩基によって触媒された加水分解により、ヒドロキシル基が作ら
れる。エポキシド基からのヒドロキシル基の生成は、ヒドロキシル官能基を有す
る単量体を直接重合することよりも有利である。なぜなら、後者はラジカル重合
において連鎖移動活性を有し、その結果、短鎖重合体を形成することは公知だか
らである。重合体の分子量が、そのふるい特性、特にDNA配列決定において極
めて重要な役割を果たすことは周知である。エポキシ基を重合体鎖上に導入する
ことは、重合体の吸着および親水特性を増すだけでなく、(重合体の成長を阻害
せずに)重合が完了された後、ヒドロキシル官能基を潜在的に生成し得る官能基
を導入することにもなる。エポキシ単量体は、加水分解によって親水基を生成可
能な各種官能基の中から例として選択されたものである。たとえば、3M kD
aのMwを有する加水分解されたエポキシポリ(DMA)を、コーティングされ
ていないキャピラリ中のDNAのためのDNAふるいマトリックスとして、CE
で用いることができる。そのふるい能力は、例の1つに示されるように、同じ分
子量を有するポリ(DMA)の能力とは大きく異なっている。
物の加水分解されたジオール)の共重合体は、0.05から0.5%w/vの重
合体溶液を含む重合体溶液でキャピラリまたは他のマイクロチャネルをインキュ
ベートすることによって生成され得る。結果としてできるコーティングされたキ
ャピラリを再コーティングしたりまたは分離媒体(たとえば分離マトリックス)
中に重合体を含んだりすることなく、何百回もの配列決定ランに用い得る。重合
体はシリカ表面に対して独自の親和性を有するため、重合体を分離マトリックス
に含む必要はない。
合された単量体の共重合体を含み、共重合体はジメチルアクリルアミドよりも親
水性が高い。ダイナミックコーティングは、ジメチルアクリルアミドおよび少な
くとも第2の共重合された単量体の共重合体を含んでもよく、第2の共重合され
た単量体は、共重合体の疎水性をポリ(ジメチルアクリルアミド)よりも低くす
る。ポリエチレンオキシド、ポリビニルピロリドン、N,N−アルキル置換され
たアクリルアミドなどの他の重合体も、この発明に従うダイナミックコーティン
グとして用い得ることができると考えられる。
の用途のための分離およびEOF条件を最適化し得る。この重合体でコーティン
グされたおよび/または分離媒体としてのこの重合体で充填されたキャピラリは
、荷電分子、特にタンパク質およびDNAなどの大きな生体分子の分離に好適で
ある。
項を限定するように用いられるものではない。
ポリ(DMA)を従来の方法を用いて合成する。減じられた鎖長のポリ(DMA
)は、生成物の分子量を制御するため、連鎖移動剤として2−プロパノールを用
いて合成される。新たに蒸留されたN,N−ジメチルアクリルアミドの溶液(1
g)が9.7mLの水に溶解され、30分間真空下で脱気される。次に反応容器
にイソプロパノール(0.3mL)を加える。次に、水中10%(v/v)のN
,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジアミン(TEMED)100μLお
よび水中40%(w/v)の過硫酸アンモニウム10μLを加える。混合物は5
0℃で1時間反応される。一切の反応されなかった単量体および汚染物を除去す
るため、反応混合物は、シグマ(Sigma)の12000分子量分離透析膜を用い
て水に対して透析される。溶液は凍結乾燥されて0.8gの白色の固体を生じる
。同様の手順を採って、イソプロパノールの存在しないところで長鎖ポリ(DM
A)を作製する。各種重合体の平均分子量(Mw)はGPC−LSによって定量
される。
aN3を含む溶液に溶解された。分析のため、50μLの重合体試料がウォータ
ーズアライアンスシステム(Waters Alliance system)(マサチューセッツ州ミ
ルフォード)に注入され、0.5mL/分の流量で0.1MのNaNO3および
0.05%のNaN3を含む移動相を有するウルトラヒドロゲル(Ultrahydrogel
)2000カラム(マサチューセッツ州ミルフォード)を用いるSECによって
重合体を分別した。重合体ゾーンは、オンライン多角度レーザ光散乱(MALL
S)検出器ドーン(Dawn)(ワイアットテクノロジー(Wyatt Technology)、カ
リフォルニア州サンタバーバラ)および屈折率(RI)検出器ウォーターズ(Wa
ters)2410(マサチューセッツ州ミルフォード)を用いて検出された。RI
検出器からの信号を用いて、別個に定められたように、0.147ml/mgで
あるdndcの値を用いて、クロマトグラムの各スライス中の重合体濃度を定量
した。ASTRAソフトウェア(ワイアットテクノロジー、カリフォルニア州サ
ンタバーバラ)を用いてMALLSデータを処理した。
底フラスコの中で行なわれる。指定量の単量体(表1)を蒸留水に溶解し、次に
、精製したN2ガスでパージした後、TEMED(0.14%v/v)および過
硫酸アンモニウム(0.05%w/v)の溶液を加えて反応を触媒する。混合物
は一晩室温で重合される。次に、メタノールを溶液に加えることによってエポキ
シポリAG−AAが沈殿され、一方で、エポキシポリ(DMA)が水に対して直
接に透析される。一切の反応しなかった単量体および汚染物を除去するため、重
合体は水に再溶解され、シグマの12000分子量分離透析膜を用いて水に対し
て透析される。溶液を凍結乾燥して白色の固体を作製する。
囲の期間、0.1MのNaOHでまず前処理され、その後、脱イオン水で5−4
5分の洗浄を行なった。
液中の重合体の0.1%(w/v)溶液を、10分から2時間の間、室温で3a
tmの窒素圧下で強制的にキャピラリを通す。溶液は10分から12時間(典型
的には10分)の間キャピラリの中に留まることを許され、その後、3atmの
窒素圧下でキャピラリを水で洗浄することによって除去される。
ることによってコーティングが再生成され、その後、上に報告されたように、重
合体の動的吸着を行なう。
3に報告されたようにキャピラリを処理することによって調査される。脱イオン
水中の各種重合体の0.1%(w/v)溶液は、10から600分にわたる時間
の間、キャピラリの中に留まることを許される。その後、キャピラリは、例3に
報告されたように空にされ、上に報告されたように、pH8.5、20mMのB
icine−trisバッファ中でEOFが測定される。
はっきりと示されるように、短鎖ポリ(DMA)を除いて、わずか10分でEO
Fの大幅な低減が達成される。さらなる接触の期間はいかなる大幅な抑制ももた
らさない。
1のシリーズのキャピラリは10分間重合体でコーティングされる。第2のシリ
ーズのキャピラリは24時間の間コーティングされる。キャピラリはDNA配列
決定で現在用いられているのと同様の条件下で、すなわち、100mMのTAP
S−TRIS、EDTAバッファ、8Mの尿素および45℃で分解される。この
実験の目的は、10分の動的吸着によって作製されたコーティングの安定性が、
24時間重合体溶液で表面を平衡化することによって作製されたコーティングに
匹敵するか否かを調査することである。図2および図3に示されるように、エポ
キシポリ(DMA)および長鎖ポリ(DMA)の寿命は非常に類似しており、ヒ
ドロキシル官能基を含む重合体よりも長い。図2および図3はまた、短鎖ポリ(
DMA)およびエポキシポリ(AG−AA)を除き、重合体と表面との間の接触
時間に依存する安定性の差がないことも示す。
さまざまな塩の影響は、疎水性のアニオン洗剤であるN−エチル−N−[(ヘプ
タデカフルオロオクチル)−スルホニル]グリシン(FC129)を用いたキャ
ピラリの洗浄の後にEOFを測定することによって調査される。吸着されコーテ
ィングされたキャピラリのEOFは、15psiの圧力を加えることによる、5
分間のFC129の1mM溶液を用いたキャピラリの洗浄の前および後に測定さ
れる。洗剤は負に荷電されるため、それが表面に吸着すると、疎水性相互作用に
より、もとは中性にコーティングされた壁面上にEOFを生成する。0.5Mの
塩化ナトリウム、0.05Mのリン酸ナトリウム、0.9Mの硫酸アンモニウム
などの異なる塩溶液に重合体が吸着ステップの間に溶解されたという唯一の相違
があるものの、例3に記載の条件を用いて、長さ45cmの50μmIDのキャ
ピラリがエポキシ−ポリ(DMA)でダイナミックコーティングされる。図4に
示されるように、異なる塩の添加により洗剤の吸着が減少し、こうしてコーティ
ングの親水性を劇的に向上させた。この例は、コーティング溶液中の重合体構造
上に適用することにより、いかなる両親媒性吸着重合体の特性も、疎水性からよ
り親水性の高いものに調製できる可能性を示唆する。
たエポキシポリ(DMA)および加水分解されたエポキシポリ(DMA)重合体
でコーティングされた2−2キャピラリは、DNA配列決定で現在用いられる条
件と同様の条件下で、すなわち、100mMのTAPS−TRIS、EDTAバ
ッファ、8Mの尿素および45℃で分解される。この実験の目的は、イオン強度
が異なる溶液からの動的吸着によって作製されたコーティングの安定性が同じで
あるか否かを調査することである。図5に示されたように、硫酸アンモニウム溶
液から吸着されたエポキシポリ(DMA)および加水分解されたエポキシポリ(
DMA)の両者のEOFは、水から吸着された同じ重合体のEOFよりも低い。
プルの電気泳動分離 例3に記載の条件を用いて、長さ45cm、75μmのキャピラリがエポキシ
ポリ(DMA)重合体でダイナミックコーティングされる。1.5%(w/v)
のヒドロキシエチルセルロース(ヒューレットパッカード(Hewlett Packard)
)をふるいマトリックスとして用いて、Taps−Tris−EDTAの100
mMのランニングバッファ中でpH8.5で、さまざまなサイズのDNAラダー
標準が分離される。印加される電圧は−8kVであった。図6に示された結果は
、DNAふるいマトリックスとして用いられる他の重合体と組合せて、DNAサ
ンプルの電気泳動のためにこの発明のダイナミックコーティングされたキャピラ
リを用いることの実現可能性を示す。
Lが、前もって60℃に暖められた1.25Mの硫酸溶液120mLにさらなる
精製なしに加えられた。添加後の溶液の組成は1Mの硫酸中0.8w/vの重合
体である。反応混合物は、温度を60℃に維持しながら、6時間静かに攪拌され
る。反応の終わりに、例3に報告されるように、透析によって重合体を精製する
。
加水分解されたエポキシポリ(DMA)をふるいマトリックスとして用いる際の
、さまざまなDNAサンプルの電気泳動分離 例3に記載の条件を用いて、長さ45cm、75μmIDキャピラリがエポキ
シポリ(DMA)重合体でダイナミックコーティングされる。2%(w/v)の
加水分解されたエポキシポリDMAをふるいマトリックスとして用いて、Tap
s−Tris−EDTAの100mMのランニングバッファ中でpH8.5で、
さまざまなサイズのDNAラダー標準が分離される。印加される電圧は−8kV
であった。図7に示される結果は、加水分解されたエポキシポリ(DMA)をD
NA電気泳動のためのDNA分離マトリックスとして用いることの実現可能性を
示す。
シポリ(DMA)をふるいマトリックスとして用いる際の、さまざまなDNAサ
ンプルの電気泳動分離 2%(w/v)の加水分解されたエポキシポリ(DMA)をふるいマトリック
スとして用いて、pH8.5の、Taps−TRIS−EDTAの100mMの
ランニングバッファで充填された、長さ45cm、75μmIDの石英ガラスキ
ャピラリ中で、さまざまなサイズのDNAラダー標準が分離される。印加される
電圧は−8kVであった。図8に示される結果は、コーティングされていないキ
ャピラリ中でのDNA電気泳動のためのDNA分離マトリックスとして、加水分
解されたエポキシポリ(DMA)を用いることの実現可能性を示す。この結果は
、キャピラリ壁へのこの発明の重合体の自己吸着特性を示す。
れたエポキシポリ(DMA)中の二本鎖DNAフラグメントの電気泳動移動度の
比較 100から1000bpのサイズ範囲にわたる二本鎖DNAフラグメントのサ
イズに対する移動度が図9に報告される。2本の曲線が意味するのは、pH8.
5、100mMのTAPS−TRIS、2mMのEDTAバッファ中の、両者と
も3000kDaのMwを有する2%(w/v)ポリ(DMA)および加水分解
されたエポキシポリ(DMA)溶液中で得られた移動度データである。分離条件
は例8のとおりである。
ィングされたキャピラリアレイの調製 16の個別の(75μmID、長さ64cm(有効長さ44cm))キャピラ
リを含むキャピラリアレイが、モレキュラーダイナミクス(Molecular Dynamics
)のMegaBACE 1000(R)DNAシーケンサを用いて、エポキシ−
ポリ−DMAでダイナミックコーティングされる。アレイは、0.1MのNaO
Hで15分間まず前処理され、その後、脱イオン水で2回の高圧(1000ps
i)および2回の低圧(400psi)洗浄を行なう。2回の高圧(1,000
psi)充填を5−5秒間用いることにより、0.1%(w/v)の重合体溶液
を強制的にアレイに通す。重合体溶液は10分間アレイの中に留まることを許さ
れ、その後、2回の高圧(1,000psi)および2回の低圧(400psi
)濯ぎを用いて、脱イオン水でアレイを洗浄することにより除去される。次に、
ダイナミックコーティングされたアレイは、連続する圧力濯ぎを用いて、バック
グラウンド電解質(pH8.5のTAPS−TRIS、EDTA、8M尿素溶液
)で濯がれる。次にアレイは、200秒高圧濯ぎ(1,000psi)を用いて
、0.3%線状ポリアクリルアミド(LPA)ゲルマトリックスで充填され、2
0分間平衡化される。平衡化の後、アレイに10kVを印加することにより、5
分間のプレランが行なわれる。
ris、EDTA、8M尿素溶液)および線状ポリアクリルアミドふるいゲルマ
トリックス(0.3%w/v)で充填されたダイナミックコーティングされたキ
ャピラリアレイが調製される。70%のホルムアミドおよび1mMのEDTA中
のDNA M13の試料が5kVで40秒間注入され、MegaBace−10
00(R)DNAシーケンサを用いて配列される。分離電圧は10kVであり、
配列決定温度は45℃であった。ダイナミックコーティングされたキャピラリア
レイを用いて、600を上回る平均読出長さを毎回決まって達成することができ
る。
ラリの安定性の研究 DNA配列決定における、非共有結合で結合されたアレイの安定性を研究する
ため、例14に記載のものと同じ条件を用いて、連続したDNA配列決定ランを
行なう。各アレイごとの16のキャピラリの平均読出長さは、行なわれたランの
数の関数としてグラフにされる。約200ランの後、アレイは、例13に記載の
アレイコーティング手順を繰返すことによって再コーティングされる。ダイナミ
ックキャピラリコーティングは、キャピラリ表面の再コーティングなしにまたは
バックグラウンド電解質中に重合体添加を有することなく、200よりも多くの
連続配列ラン(300時間を超える)の間安定している。この時間の後、簡単な
再コーティング手順がもとのアレイ性能を回復することができる。コーティング
されたキャピラリの性能は700の塩基よりも長い読出長さを実現し、平均の読
出長さは、200を超える配列ランについては、500の塩基を上回る。
な特定の例に限定されるものではない。当業者にはさまざまな変更が容易に明ら
かになり、それらは以下の添付の請求項の精神および範囲内に含まれる。
間の影響を示す図であり、例3に記載のように50μmのキャピラリが前処理さ
れ、さまざまな重合体の0.1%(w/v)溶液を用いて、異なる時間(10か
ら600分)の間平衡化された、図である。
溶液中、さまざまな重合体の動的吸着によってコーティングされたキャピラリの
経時的な分解を示す図であり、キャピラリは、キャピラリカラム内に重合体溶液
を10分間流すことによってコーティングされた、図である。
溶液中、上記図2に示されたのと同じ重合体の動的吸着によってコーティングさ
れたキャピラリの経時的な分解を示す図であり、キャピラリは、キャピラリカラ
ム内に重合体溶液を10分間流し、その後、キャピラリ表面と重合体との間で2
4時間の接触をさせることによってコーティングされた、図である。
製されたキャピラリを、アニオン洗剤であるFC129の1mM溶液で洗浄した
後のEOFを報告する図である。
溶液中の、エポキシ−ポリ−DMAおよび加水分解されたエポキシ−ポリ−DM
Aコーティングされたキャピラリの分解を示す図であり、キャピラリは、DI水
および0.92Mの硫酸アンモニウムで調製された重合体溶液で10分間キャピ
ラリカラムを流すことによってコーティングされた、図である。
る、エポキシ−ポリ−DMAコーティングされたキャピラリの中のさまざまなサ
イズのDNAラダーの電気泳動分離を示す図である。
して用いる、エポキシ−ポリ−DMAコーティングされたキャピラリの中のさま
ざまなサイズのDNAラダーの電気泳動分離を示す図である。
して用いる、コーティングされていないキャピラリの中のさまざまなサイズのD
NAラダーの電気泳動分離を示す図である。
加水分解されたエポキシポリ(DMA)の中で分離された二本鎖DNAフラグメ
ントの移動度を比較する図であり、2つの重合体のMwは3000kDaである
、図である。
Claims (24)
- 【請求項1】 生体高分子試料のキャピラリ電気泳動分離で用いられるべき
キャピラリのためのダイナミックコーティングであって、ダイナミックコーティ
ングは、少なくとも第1および第2の共重合された単量体を含む少なくとも1つ
の共重合体を含み、前記第1の単量体は、アクリルアミド、メタクリルアミド、
N−一置換アクリルアミド、N−一置換メタクリルアミド、N,N−二置換アク
リルアミドおよびN,N−二置換メタクリルアミドからなる群から選択され、前
記第2の単量体は、グリシジル基を有する単量体、ジオール基を有する単量体お
よびアリル基を有する炭水化物単量体からなる群から選択される、ダイナミック
コーティング。 - 【請求項2】 ダイナミックコーティングは、少なくとも第1、第2および
第3の共重合された単量体を含み、前記第3の単量体は、ジオール基を有する単
量体である、請求項1に記載のダイナミックコーティング。 - 【請求項3】 共重合体は、 アクリルアミド単量体、アリルグリシジルエーテル単量体およびアリルβ−D
−グルコピラノシド単量体の共重合体と、 ジメチルアクリルアミド単量体およびアリルグリシジルエーテル単量体の共重
合体と、 アクリルアミド単量体、アリルグリシジルエーテル単量体およびアリルβ−D
−ガラクトピラノシド単量体の共重合体と、 アクリルアミド単量体、アリルグリシジルエーテル単量体およびN−アリルグ
ルコンアミド単量体の共重合体と、 アクリルアミド単量体、アリルグリシジルエーテル単量体、アリルβ−D−グ
ルコピラノシド単量体およびアリルオキシ−1,2−プロパンジオール単量体の
共重合体と、 アクリルアミド単量体、アリルグリシジルエーテル単量体、アリルβ−D−ガ
ラクトピラノシド単量体およびアリルオキシ−1,2−プロパンジオール単量体
の共重合体と、 ジメチルアクリルアミド単量体およびアリルオキシ−1,2−プロパンジオー
ル単量体の共重合体と、 アクリルアミド単量体、アリルグリシジルエーテル単量体、グルコン酸のN−
アリルアミド単量体およびアリルオキシ−1,2−プロパンジオール単量体の共
重合体とからなる群から選択される、請求項1に記載のダイナミックコーティン
グ。 - 【請求項4】 アリルグリシジルエーテル上のエポキシ基は、ジオールを形
成するように開環している、請求項3に記載のダイナミックコーティング。 - 【請求項5】 前記共重合体は、0.001から10%w/vの間の濃度で
分離媒体中に存在する、請求項1に記載のダイナミックコーティング。 - 【請求項6】 ダイナミックコーティングされたマイクロチャネルであって
、 マイクロチャネルと、 ダイナミックマイクロチャネルコーティングとを含み、前記コーティングは、
少なくとも第1および第2の共重合された単量体を含む少なくとも1つの共重合
体を含み、前記第1の単量体は、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−一置
換アクリルアミド、N−一置換メタクリルアミド、N,N−二置換アクリルアミ
ドおよびN,N−二置換メタクリルアミドからなる群から選択され、前記第2の
単量体は、グリシジル基を有する単量体、ジオール基を有する単量体およびアリ
ル基を有する炭水化物単量体からなる群から選択される、ダイナミックコーティ
ングされたマイクロチャネル。 - 【請求項7】 ダイナミックコーティングは、少なくとも第1、第2および
第3の共重合された単量体を含み、前記第3の単量体はジオール基を有する単量
体である、請求項6に記載のダイナミックコーティングされたマイクロチャネル
。 - 【請求項8】 第2の単量体はグリシジル基を有する単量体であり、前記共
重合体は、グリシジル基を有する単量体を第4の共重合された単量体として含む
、請求項7に記載のダイナミックコーティングされたマイクロチャネル。 - 【請求項9】 共重合体は、 アクリルアミド単量体、アリルグリシジルエーテル単量体およびアリルβ−D
−グルコピラノシド単量体の共重合体と、 ジメチルアクリルアミド単量体およびアリルグリシジルエーテル単量体の共重
合体と、 アクリルアミド単量体、アリルグリシジルエーテル単量体およびアリルβ−D
−ガラクトピラノシド単量体の共重合体と、 アクリルアミド単量体、アリルグリシジルエーテル単量体およびN−アリルグ
ルコンアミド単量体の共重合体と、 アクリルアミド単量体、アリルグリシジルエーテル単量体、アリルβ−D−グ
ルコピラノシド単量体およびアリルオキシ−1,2−プロパンジオール単量体の
共重合体と、 アクリルアミド単量体、アリルグリシジルエーテル単量体、アリルβ−D−ガ
ラクトピラノシド単量体およびアリルオキシ−1,2−プロパンジオール単量体
の共重合体と、 ジメチルアクリルアミド単量体およびアリルオキシ−1,2−プロパンジオー
ル単量体の共重合体と、 アクリルアミド単量体、アリルグリシジルエーテル単量体、グルコン酸のN−
アリルアミド単量体およびアリルオキシ−1,2−プロパンジオール単量体の共
重合体とからなる群から選択される、請求項6に記載のダイナミックコーティン
グされたマイクロチャネル。 - 【請求項10】 アリルグリシジルエーテル上のエポキシ基は、ジオールを
形成するように開環している、請求項9に記載のダイナミックコーティングされ
たマイクロチャネル。 - 【請求項11】 前記コーティングの共重合体は、前記マイクロチャネルに
含まれる分離媒体内に含まれる、請求項6に記載のダイナミックコーティングさ
れたマイクロチャネル。 - 【請求項12】 前記共重合体は、0.001から10%w/vの間の濃度
で前記分離媒体中に存在する、請求項11に記載のダイナミックコーティングさ
れたマイクロチャネル。 - 【請求項13】 電気浸透を抑制する方法であって、 ダイナミック共重合体吸着剤を含む液体でマイクロチャネルを充填するステッ
プを含み、前記共重合体は、少なくとも第1および第2の共重合された単量体を
含む少なくとも1つの共重合体を含み、前記第1の単量体は、アクリルアミド、
メタクリルアミド、N−一置換アクリルアミド、N−一置換メタクリルアミド、
N,N−二置換アクリルアミドおよびN,N−二置換メタクリルアミドからなる
群から選択され、前記第2の単量体は、グリシジル基を有する単量体、ジオール
基を有する単量体およびアリル基を有する炭水化物単量体からなる群から選択さ
れ、さらに 生体高分子を含む試料を前記マイクロチャネルの一方端に加えるステップと、 試料がマイクロチャネルを通って移動するに従って生体高分子が分離されるよ
うに、前記チャネルを通して電流を導通するステップとを含む、方法。 - 【請求項14】 液体は分離媒体を含む、請求項13に記載の方法。
- 【請求項15】 液体は、0.001から10%w/vの濃度でダイナミッ
ク共重合体吸着剤を含む、請求項14に記載の方法。 - 【請求項16】 共重合体をマイクロチャネルに加えた後および試料を加え
る前に、方法は、少なくとも10分間マイクロチャネル内で共重合体をインキュ
ベートするステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。 - 【請求項17】 ダイナミック共重合体吸着剤は、少なくとも第1、第2お
よび第3の共重合された単量体を含み、前記第3の単量体はジオール基を有する
単量体である、請求項13に記載の方法。 - 【請求項18】 第2の単量体はグリシジル基を有する単量体であり、前記
共重合体は、グリシジル基を有する単量体を第4の共重合された単量体として含
む、請求項17に記載の方法。 - 【請求項19】 共重合体は、イオン強度の高い水性媒体に溶解される、請
求項13に記載の方法。 - 【請求項20】 ダイナミック共重合体吸着剤は、 アクリルアミド単量体、アリルグリシジルエーテル単量体およびアリルβ−D
−グルコピラノシド単量体の共重合体と、 ジメチルアクリルアミド単量体およびアリルグリシジルエーテル単量体の共重
合体と、 アクリルアミド単量体、アリルグリシジルエーテル単量体およびアリルβ−D
−ガラクトピラノシド単量体の共重合体と、 アクリルアミド単量体、アリルグリシジルエーテル単量体およびN−アリルグ
ルコンアミド単量体の共重合体と、 アクリルアミド単量体、アリルグリシジルエーテル単量体、アリルβ−D−グ
ルコピラノシド単量体およびアリルオキシ−1,2−プロパンジオール単量体の
共重合体と、 アクリルアミド単量体、アリルグリシジルエーテル単量体、アリルβ−D−ガ
ラクトピラノシド単量体およびアリルオキシ−1,2−プロパンジオール単量体
の共重合体と、 ジメチルアクリルアミド単量体およびアリルオキシ−1,2−プロパンジオー
ル単量体の共重合体と、 アクリルアミド単量体、アリルグリシジルエーテル単量体、グルコン酸のN−
アリルアミド単量体およびアリルオキシ−1,2−プロパンジオール単量体の共
重合体とからなる群から選択される、請求項13に記載の方法。 - 【請求項21】 電気浸透は0.2×10-8m2/Vsよりも下の値に減じ
られる、請求項13に記載の方法。 - 【請求項22】 生体高分子試料のキャピラリ電気泳動分離に用いられるべ
きキャピラリのためのダイナミックコーティングであって、ダイナミックコーテ
ィングは、 i.アクリルアミド、アリル基を有する炭水化物およびアリルグリシジルエー
テルの共重合体 ii.ジメチルアクリルアミドおよびアリルグリシジルエーテルの共重合体なら
びに iii.エポキシ基が加水分解されてジオールを形成するように、合成後に加水
分解を受けさせられたアリルグリシジルエーテルおよびジメチルアクリルアミド
の共重合体からなる群から選択される、ダイナミックコーティング。 - 【請求項23】 生体高分子試料のキャピラリ電気泳動分離に用いられるべ
きキャピラリのためのダイナミックコーティングであって、ダイナミックコーテ
ィングは、ジメチルアクリルアミドおよび第2の共重合された単量体の共重合体
を含み、前記共重合体はジメチルアクリルアミドよりも疎水性が高い、ダイナミ
ックコーティング。 - 【請求項24】 生体高分子試料のキャピラリ電気泳動分離に用いられるべ
きキャピラリのためのダイナミックコーティングであって、ダイナミックコーテ
ィングは、ジメチルアクリルアミドおよび少なくとも第2の共重合された単量体
の共重合体を含み、前記第2の共重合された単量体は、前記共重合体をポリ(ジ
メチルアクリルアミド)よりも疎水性を低くする、ダイナミックコーティング。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US15016799P | 1999-08-21 | 1999-08-21 | |
US60/150,167 | 1999-08-21 | ||
PCT/EP2000/008133 WO2001014437A1 (en) | 1999-08-21 | 2000-08-21 | Dynamic coating |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003507543A true JP2003507543A (ja) | 2003-02-25 |
JP4681177B2 JP4681177B2 (ja) | 2011-05-11 |
Family
ID=22533374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001518765A Expired - Fee Related JP4681177B2 (ja) | 1999-08-21 | 2000-08-21 | ダイナミックコーティング |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6410668B1 (ja) |
EP (1) | EP1218426B1 (ja) |
JP (1) | JP4681177B2 (ja) |
AT (1) | ATE315054T1 (ja) |
AU (1) | AU7278400A (ja) |
DE (1) | DE60025374T2 (ja) |
WO (1) | WO2001014437A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006308523A (ja) * | 2005-05-02 | 2006-11-09 | Ebara Corp | 電気泳動用マイクロチップのマイクロチャンネル内のコーティング方法および該方法によりコーティングが施された電気泳動用マイクロチップ |
JP2009513990A (ja) * | 2005-11-01 | 2009-04-02 | ノースウエスタン ユニバーシティ | マイクロチャネル分離用マトリックス、ダイナミックポリマーシステム及び組成物 |
KR20150133806A (ko) * | 2013-03-25 | 2015-11-30 | 소시에떼 덱스플로와따시옹 더 쁘로뒤 뿌르 레 엥뒤스트리 쉬미끄, 에스. 에. 페. 페. 이. 세. | 신규 친양쪽성 중합체, 및 소수성 물질로 제조된 표면의 처리에서의 그의 용도 |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE9904802D0 (sv) * | 1999-12-23 | 1999-12-23 | Amersham Pharm Biotech Ab | Microfluidic surfaces |
WO2003076922A1 (en) * | 2002-03-04 | 2003-09-18 | Symyx Technologies, Inc. | Copolymers for use in capillary electrophoretic separation media |
US7381317B2 (en) * | 2002-08-12 | 2008-06-03 | Beckman Coulter, Inc. | Methods and compositions for capillary electrophoresis (CE) |
US7049073B2 (en) | 2002-10-30 | 2006-05-23 | The University Of Chicago | Double stranded nucleic acid biochips |
US7172682B2 (en) | 2003-01-24 | 2007-02-06 | Rensselaer Polytechnic Institute | Enzyme immobilization for electroosmotic flow |
US20070014699A1 (en) | 2005-06-23 | 2007-01-18 | Beckman Coulter, Inc, | Methods and apparatus for improving the sensitivity of capillary zone electrophoresis |
WO2011124715A1 (en) | 2010-04-09 | 2011-10-13 | Marcella Chiari | Silane copolymers and uses thereof |
US9174871B2 (en) | 2012-11-02 | 2015-11-03 | Empire Technology Development Llc | Cement slurries having pyranose polymers |
US9238774B2 (en) | 2012-11-02 | 2016-01-19 | Empire Technology Development Llc | Soil fixation, dust suppression and water retention |
US9468595B2 (en) | 2012-11-02 | 2016-10-18 | Empire Technology Development Llc | Acrylamide derivatives |
US20140178344A1 (en) * | 2012-12-04 | 2014-06-26 | Empire Technology Development Llc | Acrylamide hydrogels for tissue engineering |
US9212245B2 (en) | 2012-12-04 | 2015-12-15 | Empire Technology Development Llc | High performance acrylamide adhesives |
JP6422131B2 (ja) * | 2013-11-12 | 2018-11-14 | 公立大学法人福島県立医科大学 | 分離分析用キャピラリーデバイス、分離分析用マイクロ流体チップ、タンパク質又はペプチド分析方法、電気泳動装置、及び分離分析用マイクロ流体チップ電気泳動装置 |
US11619608B2 (en) | 2017-05-22 | 2023-04-04 | Life Technologies Corporation | Compositions, methods, kits and devices for molecular analysis |
WO2018217789A2 (en) | 2017-05-22 | 2018-11-29 | Integenx Inc. | Compositions, methods, kits and devices for molecular analysis |
CN116917725A (zh) * | 2021-01-13 | 2023-10-20 | Dh科技发展私人贸易有限公司 | 用于毛细管等电聚焦中的涂覆的毛细管的多元醇溶液 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5935401A (en) * | 1996-09-18 | 1999-08-10 | Aclara Biosciences | Surface modified electrophoretic chambers |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4070348A (en) | 1973-07-25 | 1978-01-24 | Rohm Gmbh | Water-swellable, bead copolymer |
US4503174A (en) * | 1983-09-06 | 1985-03-05 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Low temperature curing coating composition |
US5089106A (en) | 1986-10-21 | 1992-02-18 | Northeastern University | High performance capillary gel electrophoresis |
US5134187A (en) * | 1987-06-26 | 1992-07-28 | Kansai Paint Co., Ltd. | Cationic aqueous pigment dispersion |
JPH01111093A (ja) * | 1987-10-22 | 1989-04-27 | Dic Hercules Chem Inc | 紙の表面塗工用組成物及び紙の製造方法 |
US5089111A (en) | 1989-01-27 | 1992-02-18 | Bio-Rad Laboratories, Inc. | Electrophoretic sieving in gel-free media with dissolved polymers |
SE463314B (sv) * | 1989-03-01 | 1990-11-05 | Biocarb Ab | Sampolymerer av en n-acylerad glykosylamin och en amid, n-akryloyl-eller metakryloylglykosylaminer samt foerfarande foer framstaellning av dessa |
US5143753A (en) | 1990-10-26 | 1992-09-01 | Indiana University Foundation | Suppression of electroosmosis with hydrolytically stable coatings |
US5219924A (en) * | 1991-06-28 | 1993-06-15 | National Starch And Chemical Investment Holding Corporation | Process for the production of paper coating binders |
IT1252628B (it) | 1991-12-06 | 1995-06-19 | Pier Giorgio Righetti | Formulazioni per matrici poliacrilamidiche in metodiche elettrocinetiche |
AU1254295A (en) | 1993-12-17 | 1995-07-03 | Perkin-Elmer Corporation, The | Uncharged polymers for separation of biomolecules by capillary electrophoresis |
US5491182A (en) * | 1994-07-27 | 1996-02-13 | National Starch And Chemical Investment Holding Corporation | Glass fiber sizing compositions and methods of using same |
US5948227A (en) | 1997-12-17 | 1999-09-07 | Caliper Technologies Corp. | Methods and systems for performing electrophoretic molecular separations |
WO1999038840A1 (en) | 1998-01-30 | 1999-08-05 | Molecular Dynamics, Inc. | Compounds for molecular separations |
-
2000
- 2000-08-11 US US09/637,226 patent/US6410668B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-08-21 EP EP00960498A patent/EP1218426B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-08-21 AT AT00960498T patent/ATE315054T1/de not_active IP Right Cessation
- 2000-08-21 AU AU72784/00A patent/AU7278400A/en not_active Abandoned
- 2000-08-21 WO PCT/EP2000/008133 patent/WO2001014437A1/en active IP Right Grant
- 2000-08-21 DE DE60025374T patent/DE60025374T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-08-21 JP JP2001518765A patent/JP4681177B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5935401A (en) * | 1996-09-18 | 1999-08-10 | Aclara Biosciences | Surface modified electrophoretic chambers |
JP2001500971A (ja) * | 1996-09-18 | 2001-01-23 | アクラーラ バイオサイエンシス インコーポレイテッド | 表面改質した電気泳動チャンバー |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006308523A (ja) * | 2005-05-02 | 2006-11-09 | Ebara Corp | 電気泳動用マイクロチップのマイクロチャンネル内のコーティング方法および該方法によりコーティングが施された電気泳動用マイクロチップ |
JP2009513990A (ja) * | 2005-11-01 | 2009-04-02 | ノースウエスタン ユニバーシティ | マイクロチャネル分離用マトリックス、ダイナミックポリマーシステム及び組成物 |
KR20150133806A (ko) * | 2013-03-25 | 2015-11-30 | 소시에떼 덱스플로와따시옹 더 쁘로뒤 뿌르 레 엥뒤스트리 쉬미끄, 에스. 에. 페. 페. 이. 세. | 신규 친양쪽성 중합체, 및 소수성 물질로 제조된 표면의 처리에서의 그의 용도 |
KR102162328B1 (ko) | 2013-03-25 | 2020-10-06 | 소시에떼 덱스플로와따시옹 더 쁘로뒤 뿌르 레 엥뒤스트리 쉬미끄, 에스. 에. 페. 페. 이. 세. | 신규 친양쪽성 중합체, 및 소수성 물질로 제조된 표면의 처리에서의 그의 용도 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE60025374T2 (de) | 2006-09-14 |
WO2001014437A1 (en) | 2001-03-01 |
ATE315054T1 (de) | 2006-02-15 |
DE60025374D1 (de) | 2006-03-30 |
US6410668B1 (en) | 2002-06-25 |
JP4681177B2 (ja) | 2011-05-11 |
EP1218426A1 (en) | 2002-07-03 |
AU7278400A (en) | 2001-03-19 |
EP1218426B1 (en) | 2006-01-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4681177B2 (ja) | ダイナミックコーティング | |
Albarghouthi et al. | Poly‐N‐hydroxyethylacrylamide as a novel, adsorbed coating for protein separation by capillary electrophoresis | |
US5840388A (en) | Polyvinyl alcohol (PVA) based covalently bonded stable hydrophilic coating for capillary electrophoresis | |
Horvath et al. | Polymer wall coatings for capillary electrophoresis | |
EP0690984B1 (en) | Coated capillary columns and electrophoretic separation methods for their use | |
JP3313712B2 (ja) | 界面動電法およびクロマトグラフィー法におけるポリアクリルアミドマトリックスのための新規な配合物 | |
US5074982A (en) | Suppression of electroosmosis with hydrolytically stable coatings | |
EP2713158A1 (en) | Coatings for capillaries capable of capturing analytes | |
JP2000513449A (ja) | 核酸、タンパク質および低分子荷電化合物におけるキャピラリー電気泳動用の改良法 | |
US4756834A (en) | Phase supports for the partition chromatography of macromolecules, a process for their preparation and their use | |
Wang et al. | Spermine-graft-dextran non-covalent copolymer as coating material in separation of basic proteins and neurotransmitters by capillary electrophoresis | |
US20190204266A1 (en) | Non-thermosensitive medium for analyzing species in a channel and for minimizing adsorption and/or electroosomosic phenomena | |
Righetti | Of matrices and men | |
JP3843330B2 (ja) | ポリビニルアルコールコーティングを施したキャピラリー電気泳動カラム | |
Stefansson et al. | Modification of the electrophoretic mobility of neutral and charged polysaccharides | |
US5143753A (en) | Suppression of electroosmosis with hydrolytically stable coatings | |
Cretich et al. | Electroosmotic flow suppression in capillary electrophoresis: Chemisorption of trimethoxy silane‐modified polydimethylacrylamide | |
Horejsi et al. | Qualitative and quantitative applications of affinity electrophoresis for the study of protein—ligand interactions: A review | |
Mechref et al. | Fused‐silica capillaries with surface‐bound dextran layer crosslinked with diepoxypolyethylene glycol for capillary electrophoresis of biological substances at reduced electroosmotic flow | |
Xu et al. | Synthesis of poly (N, N‐dimethylacrylamide)‐block‐poly (ethylene oxide)‐block‐poly (N, N‐dimethylacrylamide) and its application for separation of proteins by capillary zone electrophoresis | |
Fu et al. | Carboxymethyl chitosan‐coated capillary and its application in CE of proteins | |
JP2006095516A (ja) | 表面が改質された液体クロマトグラフィー用充填剤及びその製造方法 | |
Chiari et al. | Separation of oligonucleotides and DNA fragments by capillary electrophoresis in dynamically and permanently coated capillaries, using a copolymer of acrylamide and β‐d‐glucopyranoside as a new low viscosity matrix with high sieving capacity | |
US20040101970A1 (en) | Treatment solution minimising adsorption and/or elecroosmosis phenomena | |
US20150253285A1 (en) | Non-thermosensitive medium for analyzing species in a channel and for minimizing absorption and/or electroosomosic phenomena |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070720 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20080221 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20080221 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080404 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20080409 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080409 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100921 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101221 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110118 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110204 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4681177 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |