JP2003506602A - ネジ付パイプ接続部 - Google Patents

ネジ付パイプ接続部

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JP2003506602A
JP2003506602A JP2001515411A JP2001515411A JP2003506602A JP 2003506602 A JP2003506602 A JP 2003506602A JP 2001515411 A JP2001515411 A JP 2001515411A JP 2001515411 A JP2001515411 A JP 2001515411A JP 2003506602 A JP2003506602 A JP 2003506602A
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pin
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flank
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オリバー,イリュイ,ピー
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ハンティング オイルフィールド サービス,インコーポレーテッド
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    • F16L15/06Screw-threaded joints; Forms of screw-threads for such joints characterised by the shape of the screw-thread
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 掘削ストリングは各々が、隣接する管状部材のピンコネクタとボックスコネクタによる接続部を有する複数の管状部材を含む。ピンコネクタは負の負荷フランク352と正のスタブフランク340を伴い、隣接する管状部材のボックスコネクタの負の負荷フランクと正のスタブフランクを伴う内部の第2のネジとネジで係合するように構成された、外部のネジを有する。正のスタブフランクはコーナ半径370、374を有し、負の負荷フランクはS字型を形成する半径を有する。ピンコネクタは外側の溝66を有してボックス部材の終端の突起86を受け止め、ロックするショルダを形成する。突起と溝は輪郭で描かれた表面を有し、大きな金属対金属の接触を提供して、輪郭を描かれた表面は掘削ストリングのトルク過剰と繰り返される曲げの間にスライドすることを防ぐ。負の負荷フランクとロックするショルダは接続部をロックする。負の負荷フランクは張力を吸収し、ロックするショルダは接続部に加わる圧力を吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
本発明は掘削パイプの接続部に関し、より具体的には、パイプラインやユーテ
ィリティ業界でボアホールを掘削するための管状部材を接続するために、管状部
材の端部に配置されるピンコネクタとボックスコネクタに関する。
【0002】 掘削ストリングは特に、パイプラインやユーティリティサービス業界用のユー
ティリティに関連する、電話回線、光ファイバケーブル、下水ライン、水道ライ
ン、および同様な設備を設置するために設計されたものである。一般的な目的は
、通常はなんらかのタイプの障害物またはユーティリティ設置用の構造の下方に
おいて、A地点からB地点にボアホールを掘削することである。一般的には、掘
削されるボアホールの距離は、200フィートと600フィートの間である。ま
た一般的にはボアホールは浅く、一般的には水平である。
【0003】 一般的な掘削作業では、フィッシュテールビット(fishtail bit)などのビット
が掘削ストリングの端部に装着され、送信器がビットのすぐ背後に置かれる。掘
削ストリングは加圧され、回転してビットに力を加え、ボアホールを掘削する。
掘削ストリングとビットを通じて液体が循環し、ボアホールの壁と掘削ストリン
グの間に形成された環をバックアップし、ビットが掘削している地面を湿らせる
。これによって、掘削ストリングがボアホールの中で止まってしまう傾向が弱ま
る。携帯受信器が地面の上にあって送信器をフォローし、ビットの方向、すなわ
ち勾配と方位角を決定する。ビットがA地点とB地点の間の正しいボアホールの
経路の軌道からそれた場合、オペレータはビットの方向を調節する。
【0004】 障害の下方でボアホールが掘削されると、ビットは取り除かれ、スイベル上の
リーマが掘削ストリングの端部に取り付けられ、ユーティリティが付属したまま
で掘削ストリングとリーマがボアホールから引き戻される。スイベルはたとえば
ケーブルなどのユーティリティラインに取り付けられている。ユーティリティが
取り付けられたままリーマがボアホールを通って引き戻されると、掘削ストリン
グに張力がかかる。
【0005】 周囲の地面の穴に過剰な液体が流れるのは望ましくないので、オペレータは掘
削ストリングの中を循環する液体の量を最小限にする。掘削ストリングの中と周
囲に循環する液体が多すぎると、液体は砂、ゴミ、土を洗い流し始め、ボアホー
ルが掘削されているハイウェイや水路などの障害物または構造の下を洗い流して
しまう。ハイウェイまたはほかの構造の下に隙間が形成されると構造的な問題が
生じることになる。
【0006】 パイプラインとユーティリティ業界用の掘削ストリングは、油田で使用されて
いる掘削ストリングとは全く異なる。油田の掘削作業では、掘削ストリングは広
く開いたボアホールを掘削するために使用される。掘削作業の液体は循環して切
削物を除去し、ビットを冷やす。したがって、掘削ストリング内の接続部が圧力
と液体から密閉されていることが重要である。一般的には、パイプラインとユー
ティリティ業界では、掘削ストリング内の接続部を介した液体の漏れがあるかど
うかは重要ではない。したがって、掘削パイプのジョイント間の接続部は、圧力
または液体に対して密閉されている必要はなく、熱と圧力は問題ではない。圧力
は、掘削作業の液体を流すためのポンプ圧だけである。
【0007】 特定の掘削作業用途に掘削ストリングと他の関連する管状の製品を設計する時
に、掘削ストリングの物理的な方向だけではなく、掘削ストリングの望ましい使
用法も考慮しなければならない。掘削ストリングは水平に置かれる場合も、垂直
に置かれる場合もあり、また、それた位置に置かれる場合もある。実際の方向は
用途のタイプによって異なる。
【0008】 パイプラインとユーティリティ業界においてボアホールをうまく掘削するため
には、多くの個別の管状部材を掘削ストリングの中に組み合わせる必要がある。
実際の組み合わせには、個別の管状部材を組み立て、トルクを加える必要がある
。実際の掘削作業プロセスでは、掘削ストリングの個別の管状部材の間の接続部
を何回も組み立て、分解することが必要である。組み立てと分解の数は、環境と
オペレータによって異なる。一般には、接続部は1日に4回または5回組み立て
と分解が繰り返され、1日に6回から7回におよぶ場合もある。したがって、パ
イプのジョイントの間の接続部は、1年に1000回または1000回以上も組
み立てられたり分解されたりするので、このような使用に耐えられるように強固
で頑丈でなければならない。また、時間的な配慮が非常に重要なので、組み立て
は非常に迅速に行われる。
【0009】 掘削ストリングジョイントの接続部に関する設計上の配慮は、接続部を繰り返
して結合したり外したりすること、トルク、曲げ、繰り返しの負荷、疲労、引張
加重、および加圧強度を含むが、配慮点はこれに限られるものではない。接続部
は一般的には、ネジ付のピンとボックスとの接続部を含む。ネジは、他のネジ付
のジョイントと簡単に組み立てられるようになっていなければならない。個別の
ネジの寿命もいくつかの理由で非常に需要である。第1に、ネジが一度変形しは
じめると、通常はその後の変形は指数関数的に増大する。第2に、ネジが一度劣
化すると、掘削ストリングの長さは非常に限定された変動しか有しないので、掘
削ストリング全体を無視しなければならなくなる。第3に、掘削ストリングがボ
アホールを実際に掘削作業しているプロセスでネジが故障すると、大きな金銭的
な損害が発生する。ここに挙げたものは単なる例示的なものである。
【0010】 これらの設計にもかかわらず、ユーティリティとパイプライン業界でボアホー
ルを掘削する多くの用途に使用される掘削ストリング部材がネジを有する時、ト
ルクが過剰になると、対応するショルダがフレア状になる可能性がある。また、
関連技術の設計では、ネジのプロファイルが変形し、外及び内ネジ設計プロファ
イルが組み立て機能を失い、早く故障するという結果になる。変形が始まってか
らも使用し続けると、協働する管状部材の間における対応性の問題が指数関数的
に増加する。さらに、ピンとボックスのねじを外し、その後再び組み立てた場合
、変形力は強化されるばかりである。言い換えれば、接続部のねじを何回も締め
たり外したりすると変形プロセスが加速され、一度変形が発生すると、このプロ
セスは指数関数的に増大する。
【0011】 図1は、関連技術の接続部と、ボックスとピンに過剰にトルクを加え、回転さ
せたことによる、ユーティリティ業界の関連技術の接続部を何回も絞めたり緩め
たりすることに伴う固有の問題を示す。関連技術の接続部は一般的には、ボック
ス端152と対応するためのピン端150を含む。ピン端150は接続部の軸に
対して垂直である環状のショルダ154を含む。丸い外部ネジプロファイル15
6はショルダ154から外径158に伸びる。同じように接続部の軸に対して垂
直な、半径方向の終端160は、外径158から内径161に伸びている。
【0012】 ボックス端部152は、接続部の軸に対して垂直な表面を有する半径方向の終
端162を含む。丸い内部ネジプロファイル164は終端162から内面166
に伸びる。半径方向のショルダ168は、管状部材の内面166から内径170
に伸びる。
【0013】 図1に示されるように、半径方向の終端162はショルダ154に対してスラ
イドされており、変形している。この変形の1つの理由は、ボックス152の端
とピン150の端に過剰なトルクが加わったことであり、これによって半径方向
の端162がピン端150のショルダ154の面に対して強制的に外側にスライ
ドさせられていることである。このように加えられた力はまた、ピン150の半
径方向の端160を変形し、半径方向の端160が変形し、特に外面158とこ
れに対応する内面161が半径方向のショルダ168の加圧作用によって外側に
拡大させられることにより、半径方向の端160に押しつけられる。
【0014】 ピンとボックスとは2インチの円錐テーパ上に刻まれている。パイプストリン
グが駆動され、ストリングに圧力を加えられると、ボックスの外側の円錐がピン
の基部で外部に押し出される傾向がある。したがって、加圧されると、小さい端
できつく、大きな端で緩くなる。したがって、接続部に応力が加わり、動きが繰
り返されると、接続部は疲労し破損する。管状部材は互いに振動して接続部が緩
くなる。
【0015】 また、トルク過剰という状況により、ネジプロファイルが正しく対応しないよ
うになる。したがって図1に示されるように、第1の空隙172と第2の空隙1
74が生じる。図1は2つの空隙172と174を表しているが、もちろん実際
にはネジプロファイルに沿って他の空隙も発生する可能性がある。
【0016】 一般には、関連技術の接続部は、図1Aに示されるように、ピン端150とボ
ックス端152の上に標準のAPIネジ176と178をそれぞれ含む。API
ネジはスタブフランク(stab flanks)151と負荷フランク(load flanks)153
の両方に正のフランク角を有する。米国特許第5、154、452号は油田用の
管の接続部を開示しているが、この管の接続部は、角度が逆のネジ形状を備える
S字形のねじプロファイルを有し、掘削作業の間に接続部に加えられる厳しい張
力に耐えられるようにしている。しかし接続部が有する加圧能力は非常にわずか
である。
【0017】 振動として知られる繰り返される曲げ、すなわち横力により、ピン端150は
ボックス端152に対して移動またはスライドするようになり、これも、フレア
して空隙172と174が形成される原因となる。理想的には、掘削作業の方向
に急な変化があるべきではない。しかし逸れた設計など多くの用途で、オペレー
タが掘削作業の方向を急に変化させ、ボアホールの中にいくつかの突然の曲がり
やねじれが生じることになる。掘削軌道の急激な変化は、曲がった軌道を記述す
る言葉である、ねじれの原因となる。ねじれは、掘削ストリングに加えられる繰
り返される曲げ、トルク、および抗力を大幅に増加させる。
【0018】 パイプを回して、ボアホールの軌道の曲がり部または湾曲部を通過すると、掘
削ストリングは曲がり、接続部の対応する面が特に回転ショルダにおいて前後に
スライドするようになる。ボアホール内のベンドの半径が小さいほど、ピンに加
わる疲労は大きくなる。掘削ストリングがそれてねじれると、ネジプロファイル
内の振動は悪化する。変形が増加すると、振動はひどくなるばかりである。
【0019】 パイプストリングが掘削経路における障害を回避すると、パイプストリングは
急な曲げ半径を通過する。パイプストリングが多数の急な曲げ半径を通過すると
、曲げ部が接続部に位置して、ネジが接続部の片側で外れることになる。接続部
がほかの曲げ部を通過すると接続部はその方向に曲がる。
【0020】 接続部がこれらの急な曲げ部を通過すると、APIネジ176と178の正の
フランク角が傾斜として作用し、ネジはさらに係合して、接続部がきつくなる。
ネジがルートに入り込むため、APIネジの正のネジフランクにより接続部の振
動が生じる。接続部が振動すると、ネジの間に傾斜(ramping)作用が生じる。こ
の傾斜作用によって、ネジ素材がたわみ、ネジ部材が伸びる。ネジの傾斜によっ
て素材がたわみ、接続部が破損する。言い換えれば、ネジ素材は伸縮性のポイン
トを越えて、最後にはピンが壊れることになる。振動は疲労とピンの破損の原因
となる。
【0021】 リーマが掘削ストリングの端部に接続され、ボアホールを介して引き戻される
と、大きな張力が掘削ストリング、特に接続部に加えられる。リーマが掘削作業
経路の障害物に突き当たると、曲げとトルクが接続部に加えられ、ネジが閉じた
り開いたりする。ネジが伸ばされて離れると、ストリングにトルクが加わるため
、接続部はさらにきつくなる。
【0022】 掘削ストリングが回転する1回をサイクルと呼ぶ。掘削作業の間、掘削ストリ
ングは1分について300から400サイクル回転する。接続部が曲げ部を通過
し回転するたびに、ショルダはたがいに前後にスライドする。ショルダがスライ
ドしながらこれらのサイクルが繰り返されると、ピンの中央部に連続的に疲労が
加わる。これは大きな応力の原因となり、接続部においてピンが破損する原因と
なる。ピンはピンの基部近くで破損する傾向があり、これは関連技術のジョイン
トでは一般的である。パイプがボアホールの湾曲部または曲げ部を通って回転す
ると、ボックスの終端はピンの基部からスライドして離れる傾向がある。2つの
表面が互いにスライドすると、ボックスの終端は離れる傾向がある。これによっ
て、ピンのショルダの近くのネジと、ボックスの終端のネジとが離れる。しかし
、接続部はネジの中央部ではきついままである。中央のネジがきついままでピン
のショルダとボックスの終端が振動すると、ピンは基部で破損する傾向がある。
サイクルの前半ではピンは1つの方向に曲がり、サイクルの後半ではピンは別の
方向に曲がるので、疲労と破損の原因となる。この前後の動きは大きな疲労の原
因となる。ピンは一般的には数千サイクル後に破損する。コルクスクリューボア
ホールは、ジョイントの曲げ部半径能力の二倍である場合もある特殊な曲げとサ
イクルを掘削ストリングに与える。こういった要因がすべて、接続部の急速な疲
労を招く。
【0023】 また、掘削作業プロセスの間、大きな圧力が掘削ストリングの上に加えられ、
表面がスライドするにつれて、ボックスの終端を外側に押し出す傾向がある。こ
の力が大きければ大きいほど、ピンの基部とボックスの終端の間の空隙は大きく
なる。しかし、ネジの中央部はきついままである。ついでサイクルごとに、前後
の逆ストレッチが始まり、接続部を疲労させる。
【0024】 環境が非常に悪く、オペレータの経験が浅い場合、オペレータは過剰に補正し
、ステアリングもきつい傾向がある。また経験の浅いオペレータは、掘削ストリ
ングで直接旋回する。経験の浅いオペレータが掘削ストリングを旋回させすぎた
と気づくと、彼は他の方向に急に曲がる。これによって、掘削している穴にねじ
れが生じる。このため、掘削ストリングがボアホール内で回転する時に、非常に
厳しいバインド状態になる。接続部が維持されるサイクルの数は大幅に低減され
る。
【0025】 関連技術の接続部の別の問題は、大きなトルクに耐える能力である。オペレー
タはしばしば接続部に過剰なトルクを加える。パイプの小さな直径に対して極端
に大きなトルクが接続部に加えられるため、大きなトルクが直径の小さな掘削ス
トリングに加えられることになる。さらに、パイプストリングが多くの急な曲げ
部を通過し、パイプストリングが障害物を回避し多数の急な曲げ部を形成すると
、高い慣性トルクが接続部に加えられる。したがって、接続部は大きな慣性トル
クに耐えられなければならない。
【0026】 油田では、掘削作業をするオペレータははるかに経験が豊かで、掘削される距
離ははるかに長い。したがって、掘削作業をよく制御するために、より洗練され
た装置が使用される。さらに、専門家が継続的に掘削作業を監視している。ユー
ティリティ業界ではしばしばオペレータは経験が浅く、掘削ストリングに無理な
力を加えてボアホールをA地点からB地点まで貫通させようとし、スムーズなボ
アホールを掘削しない。ユーティリティラインを掘削するオペレータは、自分の
機器の摩耗より、自分の作業を完了させることに関心がある。
【0027】 表面の間に動きがあると疲労が発生するので、表面の間には動きがないことが
望ましい。表面がスリップし始めると、ピンとボックスが伸び始める。掘削スト
リングのサイクルの間、ピンは一部のストレッチを吸収することができる。伸び
の発生が限界内であれば、疲労は始まらない。伸びが限界を越えると、接続部は
疲労しはじめ、破損する。
【0028】 次の本発明の利点、機能、実施形態の説明から明らかになるように、本発明の
接続部は関連技術のこれらの問題と欠点、および他の問題と欠点を解決するもの
である。
【0029】
【発明の概要】
本発明は、ピンコネクタを有する第1のパイプと、ボックスコネクタを有する
第2のパイプを含む管状ストリングを含む。ピンコネクタとボックスコネクタは
外ネジセットと内部ネセットをそれぞれ有し、これらは接続部を組み立てる時に
ネジ係合するように構成されている。
【0030】 ピンコネクタは基部に隣接する逃げネジと、逃げネジからピン端に伸びる全高
ネジを有するネジセットを含み、ボックスコネクタは全高ネジを伴うネジセット
を含む。ネジセットは正のフランク角を伴うスタブフランクと、負のフランク各
を伴う負荷フランクとを伴うネジを有する。スタブフランクはクレストコーナ(c
rest corner)半径とルートコーナ(root corner)半径を有し、ネジをルートに導
く。負荷フランクは、クレストからルートに伸びる一対の連続する半径から構成
される。接続部に張力が加えられると、負荷フランクはピンコネクタとボックス
コネクタをロックする。
【0031】 好ましい実施形態では、ピンコネクタは外部ネジの基部に外部溝を含み、ボッ
クスコネクタの終端の突起を受ける。突起は、ボックスコネクタの終端に渡って
伸びるブルノーズまたは半径の形状の断面を有する。ピンコネクタの溝は、接続
部を組み立てた時に突起を受け止める大きさの半径を有する。対応する突起と溝
はスライドしない係合を形成し、対応する溝と突起の間のスライドをほぼ除去す
る。
【0032】 別の実施形態では、ピンコネクタとボックスコネクタは突起と溝の間に、スラ
イドしない別の係合を含む場合もある。ボックス端は、ピンコネクタの終端の突
起を受け止めるように構成された内部溝を含む。この実施形態では、各接続部で
外部と内部の溝と突起が効果的に接続する。
【0033】 本発明の利点は、ボックスコネクタの溝をピンコネクタの突起と一致させるこ
とを含む。他の利点は、過剰トルクおよび/または繰り返して使用したことによ
って生じる、ボックスコネクタの膨らみを制御することを含む。
【0034】 他の利点は、ネジプロファイルが全長さに渡って係合されることである。他の
利点は、接続部は異なるサイズの掘削ストリングで使用できることである。さら
に他の利点は、種々のジョイントを迅速に組み立てられることと、掘削作業の間
、何回も組み立てと分解ができることである。別の利点は、ジョイントのネジの
寿命が伸びることである。
【0035】 本発明の特徴は、ショルダ溝と共同するように構成され、2つのジョイント間
の金属対金属の接触を増やし、ボックスコネクタのフレアアウトを防ぐ突起を含
む。突起は一般に、ブルノーズの断面を有する環状のリング状の部材という形状
である。別の特徴は、ボックスコネクタの上にある突起と、ピンコネクタの上に
ある溝を含む。
【0036】 さらに別の特徴は、突起がボックスコネクタとピンコネクタの両方に配置され
、協働する溝がボックスコネクタとピンコネクタの両方に配置される第2の実施
形態を含む。さらに別の特徴は、突起がピンコネクタのみに配置され、溝はボッ
クスコネクタのみに配置される実施形態を含む。さらに別の特徴は、本発明が異
なるタイプのネジと使用法に適用可能であることを含む。
【0037】 本発明の目的のうち1つは、半径を使用してボックスとピンの回転ショルダの
スライド作用を低減し、ピンコネクタのサイクルの数を最大にすることである。
本発明の接続部は、典型的な使用ではピンコネクタが疲労することなく1年間も
保ち、1000回から1500回の組み立てと分解に耐える。また、ネジの寿命
も伸びる。
【0038】 突起と溝のロックするショルダは加圧を取り、接続部のネジセットは張力を取
る。この種類のパイプでは、密封は問題ではない。もっとも大きな問題は、張力
と大きなトルクである。
【0039】 負荷フランクの負のフランク角は、ピンネジセットとボックスネジセットに張
力を加えてロックする。したがって、接続部に加えられる張力が大きいと、ネジ
の負荷フランクの間のロックする作用も大きくなる。負のフランク角は傾斜を防
ぐばかりでなく、接続部のトルク能力を増大させ、傾斜を除去するので、たわみ
とトルク過剰がなくなる。ネジの丸みのあるコーナは疲労も防ぐ。
【0040】 本発明の負のフランク角とロックするショルダは、接続部をロックする。した
がって、ネジセットがばらばらになる傾向は減る。これらの特徴によってネジは
互いにロックを維持し、たわみやトルク過剰という問題を低減する。さらに、負
荷フランクと外側のピンクレストとボックスルートもロックして係合しており、
接続部のトルク能力を増大させる。
【0041】 ネジのルートとクレストが平らであり、ネジが組み合わされた時にテーパコー
ン表面の接触が最大になるので、さらにトルクが提供される。平らなルートとク
レストはまた振動も防ぐ。
【0042】 本発明のネジプロファイルは、作業環境のすべての重要な要素と、関連技術の
ネジデザインのすべての弱点に対処するものである。新しいネジプロファイルは
接続部の傾斜、振動、疲労を防ぎ、また、トルクの増加を可能にし、もっとも重
要なことには、パイプの寿命が伸びる。
【0043】 本発明のさらなる目的および利点は、次の説明から明らかになろう。
【0044】 本発明の好ましい実施形態の詳細な説明のために、次に付随する図面を参照す
る。
【0045】
【好ましい実施形態の説明】
まず図2を参照すると、2つのパイプまたは管状部材を接続し、掘削ストリン
グを組み立てる、本発明の接続部の好ましい実施形態が示されている。当業者で
あれば理解されるように、各管状部材は、ピンと呼ばれる第1の端と、ボックス
と呼ばれる第2の端を有する。図2では、第1の管状部材2と第2の管状部材4
の2つの管状部材が示されている。第1の管状部材2は1つの端に本発明のピン
コネクタ6を有し、第2の管状部材4は1つの端に本発明のボックスコネクタ8
を有する。ピンコネクタ6はボックスコネクタ8とネジで接続するように構成さ
れ、次にさらに詳細に説明するような本発明の接続部を形成する。もちろん、第
1の管状部材2の他の端にはボックスコネクタ(図示せず)があり、第2の管状
部材4の他の端にはピンコネクタ(図示せず)があることを理解されたい。
【0046】 第1の管状部材2は一般には円筒状の部材またはパイプであり、外径10と内
径12を有し、本発明のピンコネクタ6をその終端に伴う。ピンコネクタ6は、
両方とも管状部材2の軸にほぼ横向きの方向で向き合っている外側の半径方向の
カラー部分14と、隣接する内側の環状の溝16とを有する外側の環状ショルダ
15を含む。外部ネジプロファイル20は、溝16の基部において外側の円筒面
18から、管状部材2の半径方向の終端24に隣接する内側の円筒面22に伸び
る。
【0047】 第2の管状部材4は一般には円筒形の部材またはパイプであり、外径28と内
径42とを有し、本発明のボックスコネクタ8を終端に伴う。ボックスコネクタ
8は、管状部材4の軸に対してほぼ横向きの方向で向き合う内側の環状ショルダ
40を含む。内部ネジプロファイル36は、ショルダ40の基部において内側の
円筒の表面38から、管状部材4の半径方向の終端30に隣接する内側の円筒の
表面34に伸びる。
【0048】 半径方向の終端35は、カラー部分30と、ピンコネクタ6とボックスコネク
タ8がネジで係合すると溝16に挿入するように構成されたリング状の環状部材
の形状の隣接する突起32を含む。示された突起はノブまたは半径の形状の断面
を含むが、溝16が角度のついた表面と共同する角度のついた表面など、他の形
状も使用できることに注意されたい。さらに、突起32の長さと半径は変わるこ
ともあり、長さと半径が変わると溝16の深さも変わるが、これらの変数は望ま
しい金属対金属の表面の接触の量によって異なる。
【0049】 種々のタイプのネジセットを本発明で使用することができる。これらを次の図
11から図16に関して詳細に論じる。
【0050】 作用においては、管状部材2のピンコネクタ6は、管状部材4のボックスコネ
クタ8に突き刺さる。ネジプロファイル20、36が係合すると、管状部材2、
4のうち1つが他に対して回転し、コネクタ6、8をネジで係合させる。ネジの
係合が継続すると、環状突起32は溝16の中に受け止められる。接続部が完全
に組み立てられると、突起32は完全に溝16に完全に受け止められてその中に
収まり、終端24は環状ショルダ40に隣接する。ショルダ15の表面と半径方
向の終端35の表面は完全に係合し、その間のスライドを防ぐ。ついでトルクが
増加され、接続部が完全に組みたてられる。
【0051】 次に図3を参照すると、本発明の接続部の別の好ましい実施形態が示されてい
る。この代替の実施形態では、第1の管状部材40は1つの端に本発明のピンコ
ネクタ60を有し、第2の管状部材42は1つの端にボックスコネクタ78を有
する。ピンコネクタ60はボックスコネクタ78とネジで接続されるように構成
され、次に詳細に説明するような本発明の接続部を形成する。もちろん、第1の
管状部材40の他の端にはボックスコネクタ(図示せず)があり、第2の管状部
材78の他の端にはピンコネクタ(図示せず)があることを理解されたい。
【0052】 第1の管状部材40は一般には円筒状の部材またはパイプであり、外径62と
内径80を有し、本発明のピンコネクタ60を終端に有する。ピンコネクタ60
は,両方とも管状部材40の軸にほぼ横向きの方向で向き合う半径方向のカラー
部分64と隣接する溝66とを有する、外側の環状ショルダ65を含む。溝66
は管状部材40の直径表面68で終了している。外部のネジプロファイル70は
溝66の基部の円筒の表面68から、管状部材40の半径方向の終端75に隣接
する円筒の表面72に伸びる。
【0053】 半径方向の終端75はカラー部分76と突起74を含み、これらは管状部材7
8に対してほぼ横向きの方向で向かい合っている。突起74はリング状の環状部
材で、ノブまたは半径の形状の断面を有し、次に説明するようにピンコネクタ6
0とボックスコネクタ78がネジで係合すると溝96に挿入するように構成され
ている。
【0054】 第2の管状部材42は一般には円筒状の部材またはパイプであって、外径82
と内径100を有し、本発明のボックスコネクタ78を終端に有する。ボックス
コネクタ78は、カラー部分98を有する内側の環状ショルダ95と、隣接する
環状溝96を有し、ショルダと溝は管状部材78の軸に対してほぼ横向きの方向
で向かい合っている。カラー部分98は内径100から溝96に伸びる。内部の
ネジプロファイル90は溝96の基部における円筒の表面92から、管状部材4
2の半径方向の終端85に隣接して円筒の表面88に伸びる。
【0055】 半径方向の終端85は、カラー部分84と内径表面88からカラー部分84に
伸びる突起86とを含み、カラー部分84と突起86は管状部材78の軸に対し
てほぼ横向きの方向で向き合っている。突起86はリング状の環状部材でノブま
たは半径の形態の断面を有し、次に説明するようにピンコネクタ60とボックス
コネクタ78がネジで係合すると溝66に挿入するように構成されている。
【0056】 作用においては、管状部材40のピンコネクタ60は、管状部材42のボック
スコネクタ78に突き刺さる。ネジプロファイル70、90が係合すると、管状
部材40、42のうち1つが他に対して回転し、コネクタ60、78をネジで係
合させる。ネジの係合が継続すると、ボックスコネクタ78の環状突起86は、
まずピンコネクタ60の溝66に受け止められ、ついで、ピンコネクタ60の突
起74はボックスコネクタ78の溝96に受け止められる。接続部が完全に組み
合わせられると、突起86は溝66に完全に受け止められてその中に収まり、突
起74は溝96に完全に受け止められてその中に収まる。ショルダ65の表面は
半径方向の終端85に完全に係合し、ショルダ95の表面は半径方向の終端75
に完全に係合して、掘削作業の間のスライドを防ぐ。さらに、カラー部分64、
84と76、98も隣接して係合する。ついでトルクが増大され、接続部が完全
に組みたてられる。
【0057】 次に図4を参照すると、本発明の接続部の別の好ましい実施形態が示されてい
る。この代替の実施形態では、第1の管状部材102は1つの端に本発明のピン
コネクタ110を有し、第2の管状部材104は1つの端にボックスコネクタ1
28を有する。ピンコネクタ110はボックスコネクタ128とネジで接続する
ように構成され、次に詳細に説明するような本発明の接続部を形成する。もちろ
ん、第1の管状部材102の他の端にはボックスコネクタ(図示せず)があり、
第2の管状部材102の他の端にはピンコネクタ(図示せず)があることを理解
されたい。
【0058】 第1の管状部材102は一般には円筒形の部材またはパイプであり、外径11
2と内径126を有し、本発明のピンコネクタ110を終端に有する。ピンコネ
クタ110は管状部材102の軸に対してほぼ垂直である外側の環状部材114
を含む。ショルダ114は管状部材102の外径112から円筒の表面116に
伸びる。外部のネジプロファイル118はショルダ114の基部において円筒の
表面116から、管状部材102の半径方向の終端125に隣接する円筒の表面
120に伸びる。
【0059】 半径方向の終端125はカラー部分124と突起122を含み、カラー部分1
24と突起122は管状部材102の軸に対してほぼ横向きの方向で向き合って
いる。突起122はリング状の環状部材であり、ノブまたは半径の形状の断面を
有し、次に説明するようにピンコネクタ110とボックスコネクタ128がネジ
で係合すると溝142に挿入するように構成されている。
【0060】 第2の管状部材128は一般には円筒形の部材またはパイプであり、外径13
0と内径146を有し、本発明のボックスコネクタ128を終端に伴う。ボック
スコネクタ128はカラー部分144と隣接する環状溝142を有する内側の環
状ショルダ145を含み、カラー部分144と環状溝142は管状部材104の
軸に対してほぼ横向きの方向で向き合っている。カラー部分144は内径146
から溝142に伸びる。内部のネジプロファイル136は溝142の基部におい
て円筒の表面138から、管状部材104の半径方向の終端132に隣接する円
筒の表面134に伸びる。
【0061】 半径方向の終端132は環状ショルダで、管状部材104の軸にほぼ垂直であ
る。半径方向の終端132は、次に説明するようにピンコネクタ110とボック
スコネクタ128がネジで係合するとショルダ114に隣接して係合するように
構成されている。
【0062】 作用においては、管状部材102のピンコネクタ110は、管状部材104の
ボックスコネクタ128に突き刺さる。ネジプロファイル118、136が係合
すると、管状部材102、104のうち1つが他に対して回転し、コネクタ11
0と128をネジで係合させる。ネジによる係合が継続すると、環状の突起12
2は溝146に受け止められる。接続部が完全に組み合わせられると、突起12
2は溝146によって完全に受け止められてその中に収まり、終端132は環状
ショルダ114に隣接する。ショルダ145の表面は半径方向の終端125に係
合して、掘削作業の間、ショルダと終端の間のスライドを防ぐ。ついでトルクが
増加されて、接続部が完全に組みたてられる。
【0063】 次に図5を参照すると、本発明の図3の好ましい接続部を有する、管状部材1
80、182、184、186を組み立てた掘削ストリング150が示されてい
る。種々の図の中に現れる同様な参照番号は同様な構成部材を指すことに注意さ
れたい。図5には図3の接続部が示されているが、図2と図4の接続部も適用で
きることを理解されたい。管状部材180、182、184および186は各々
、それぞれの端にピンコネクタ60とボックスコネクタ78を有し、ネジプロフ
ァイル70、90によってネジで接合される。ピンコネクタ60とボックスコネ
クタ78の接続部ごとに、ボックスコネクタ78の環状突起86はピンコネクタ
60の溝66に受け止められ、ピンコネクタ60の突起74はボックスコネクタ
78の溝96に受け止められる。ショルダ65の表面は完全に半径方向の終端8
5に係合し、ショルダ95の表面は半径方向の終端75に完全に係合して、掘削
作業の間のスライドを防ぐ。別のカラー部分64、84と76、98は隣接して
係合する。
【0064】 本発明の図2から図5の実施形態では、突起は薄い環状のリング状の部材であ
って、溝に受け止められ、表面の間のスライドを防いだ。次に説明する実施形態
では、突起ははるかに大きな半径を有し、ショルダから終端に渡って間で伸びて
いる。突起が薄いと、グループの中に完全に組み合わせられる前に現場で損傷す
る場合がある。突起が損傷すると、溝の中に完全にフィットしなくなる。さらに
薄い突起は製造が困難である可能性がある。
【0065】 次に図6と図7を参照すると、本発明の接続部の別の好ましい実施形態が示さ
れている。この代替の実施形態では、第1の管状部材190は1つの端に本発明
のピンコネクタ192を有し、第2の管状部材194は1つの端にボックスコネ
クタ196を有する。ピンコネクタ192はボックスコネクタ196とネジで接
続するように構成され、次に詳細に説明するような本発明の接続部を形成する。
もちろん、第1の管状部材190の他の端にはボックスコネクタ(図示せず)が
あり、第2の管状部材194の他の端にはピンコネクタ(図示せず)があること
を理解されたい。
【0066】 第1の管状部材190は一般には円筒状の部材またはパイプであり、外径19
8と内径200を有し、本発明のピンコネクタ192を終端に伴う。ピンコネク
タ192は管状部材190の軸に対してほぼ横向きの方向で向き合う環状溝また
は凹型の半径状の面204を有する外側の環状ショルダ202を含む。凹型の半
径状の面204はショルダ202全体に渡って伸びる。凹型の半径状の面204
の外側の縁は、206において面取りされており、凹型の半径状の面204の内
側の縁は円筒の表面208に伸びている。外側の縁が内側に曲がって凹型の半径
状の面204が凸型の半径状の面228を受け止められなくなることがないよう
に、凹状の半径状の溝204には外側に鋭い半径方向の縁があってはならない。
【0067】 外部のネジプロファイル210は凹型の半径状の面204の基部において円筒
の表面208から、管状部材190の半径方向の終端214に隣接する円筒の表
面212に伸びる。好ましくは、ネジプロファイルはフック負荷ネジ(hook load
thread)である。
【0068】 第2の管状の部材194は一般に円筒状の部材またはパイプであり、外径21
6と内径218を有し、本発明のボックスコネクタ196を終端に伴う。ボック
スコネクタ196は、管状部材194の軸に対してほぼ横向きの方向で向き合う
、内側の環状ショルダ220を含む。内部のネジプロファイル222はショルダ
220の基部において円筒の表面224から、管状部材192の半径方向の終端
226に伸びる。ネジリリーフが210と222の両方のネジプロファイルに備
えられていることが分かるであろう。
【0069】 半径方向の終端226は突起または凸型の半径状の面228を含み、これは、
ピンコネクタ192とボックスコネクタ196がネジで係合した時に凹型の半径
状の面204に挿入されるように構成されたリング状の環状部材の形態である。
凸型の半径状の面228はブルノーズまたはアーチ状の半径の形状の断面を有す
る。ノーズ228の半径はボックス196の全終端に渡って伸び、ピンコネクタ
192の基部における凹型の半径状の面204の半径と比較すると、数千分の1
インチなどわずかに小さい。したがって、挿入側の凸型の半径状の面228は、
受け止め側の凹型の半径状の面204に比べて、数千分の数インチ小さいことに
なる。これによって、凸型の半径状の面228が容易に凹型の半径状の面204
に受け止められるようになる。さらに、凸型の半径状の面228の長さと半径は
変えることができるので、凹型の半径状の面204の深さも変わることになり、
これらの変数は望ましい金属対金属の表面の接触の量によって異なる。
【0070】 作用においては、管状部材190のピンコネクタ192は管状部材194のボ
ックスコネクタ196に突き刺さる。ネジプロファイル210、222が係合す
ると、管状部材190と194のうち1つが他に対して回転し、コネクタ192
、196をネジで係合させる。ネジによる係合が継続すると、凸型の半径状の面
228は凹型の半径状の面204に受け止められる。接続部が完全に組み合わせ
られると、凸型の半径状の面228は凹型の半径状の面204に完全に受け止め
られその中に収まって、スライドしない半径状の面の接続部215を形成し、終
端214は環状ショルダ220に隣接して隣接したショルダ接続部225を形成
する。ショルダ202の半径状の面と半径方向の終端226は係合して、掘削作
業の間のスライドを防ぐ。ついでトルクが増大され、接続部が完全に組みたてら
れる。
【0071】 次に図8と図9を参照すると、本発明の接続部のさらに別の好ましい実施形態
が示されている。この代替の実施形態では、第1の管状部材230は1つの端に
本発明のピンコネクタ232を有し、第2の管状部材234は1つの端にボック
スコネクタ236を有する。ピンコネクタ232は、ボックスコネクタ236と
ネジで接続し、次にさらに詳細に説明するような本発明の接続部を形成するよう
に構成される。もちろん、第1の管状部材230の他の端にはボックスコネクタ
(図示せず)があり、第2の管状部材234の他の端にはピンコネクタ(図示せ
ず)があることを理解されたい。
【0072】 第1の管状部材230は一般には円筒形の部材またはパイプであって、外径2
38と内径240を有し、本発明のピンコネクタ232を終端に伴う。ピンコネ
クタ232は外側の環状ショルダ242を含み、外側の環状ショルダ242は管
状部材230の軸に対してほぼ横向きの方向で向き合う溝または凹型の半径状の
面244を有する。凹型の半径状の面244はショルダ242全体に渡って伸び
る。凹型の半径状の面244の外側の縁は246で面取りをされ、凹型の半径状
の面244の内側の縁は円筒の表面248に伸びている。外部のネジプロファイ
ル250は凹型の半径状の面244の基部において円筒の表面248から、管状
部材40の半径方向の終端254に隣接する円筒の表面252に伸びている。
【0073】 半径方向の終端254は突起または凸型の半径状の面256を含み、これは管
状部材230の軸に対してほぼ横向きの方向で向き合っている。凸型の半径状の
面256はリング状の環状部材で、この後説明するように、ピンコネクタ232
とボックスコネクタ236がネジで係合すると凹型の半径状の面264に挿入す
るように構成される。凸型の半径状の面256はブルノーズまたはアーチ状の半
径である形状の断面を有し、ピンコネクタ232の終端254の全体に渡って伸
びる。凸型の半径状の面256は、ボックスコネクタ236の基部において凹型
の半径状の面264の半径よりも、1インチの数千分の1などわずかに小さい。
これによって、挿入側の半径256は、受取側の半径264よりも1インチの数
千分の1小さいことになる。
【0074】 第2の管状部材234は一般には円筒形の部材またはパイプであって、外径2
58と内径260とを有し、本発明のボックスコネクタ236を終端に伴う。ボ
ックスコネクタ236は内側の環状ショルダ262を含み、内側の環状ショルダ
262は管状部材234の軸に対してほぼ横向きの方向で向き合う環状溝または
凹型の半径状の面264を有する。凹型の半径状の面264は、ショルダ262
全体に渡って伸びる。凹型の半径状の面264の外側の縁は266で面取りされ
、溝264の内側の縁は円筒の表面268に伸びる。内側のネジプロファイル2
70は溝264の基部において円筒の表面268から管状部材234の半径方向
の終端272に伸びる。
【0075】 半径方向の終端272は突起または凸型の半径状の面274を含み、これはネ
ジプロファイル270の端から直径表面258に伸び、管状部材234の軸に対
してほぼ横向きの方向で向き合っている。凸型の半径状の面256はリング状の
環状部材で、次に説明するように、ピンコネクタ232とボックスコネクタ23
6がネジで係合すると凹型の半径状の面264に挿入するように構成されている
。凸型の半径状の面274はブルノーズまたはアーチ型の半径の形状の断面を有
する。凸型の半径状の面274は、ボックスコネクタ236の終端272の全体
に渡って伸び、ピンコネクタ232の基部において凹型の半径状の面244の半
径よりも数千分の1インチなどわずかに小さい。したがって、挿入側の半径27
4は、受取側の半径244よりも数千分の1インチ小さい。
【0076】 作用においては、管状部材230のピンコネクタ232は、管状部材234の
ボックスコネクタ236に突き刺さる。ネジプロファイル250、270が係合
すると、管状部材230、234のうち1つが他に対して回転し、コネクタ23
2、236がネジで係合する。ネジによる係合が継続すると、ボックスコネクタ
236の凸型の半径状の面274はまずピンコネクタ232の凹型の半径状の面
244に受け止められ、ついで、ピンコネクタ232の凸型の半径状の面256
はボックスコネクタ236の凹型の半径状の面264に受け止められる。接続部
が完全に組みたてられると、凸型の半径状の面274は凹型の半径状の面244
に完全に受け止められてその中に収まって、スライドしない半径の接続部255
が形成され、凸型の半径状の面256は凹型の半径状の面264に完全に受け止
められてその中に収まり、別のスライドしない半径の接続部265を形成する。
次にトルクが増大され、接続部が完全に組みたてられる。半径による接続部25
5と265は、掘削作業の間、表面の間のスライドを防ぐ。
【0077】 次に図11と図12を参照すると、本発明の接続部用のネジの好ましい実施形
態が示されている。説明の目的で、好ましいネジは図6と図7と同様な実施形態
で示されている。第1の管状部材290は1つの端にピンコネクタ292を有し
、第2の管状部材294は1つの端にボックスコネクタ296を含み、ピンコネ
クタ292はボックスコネクタ296とネジで接続するように構成されて、図1
2に示されるような本発明の接続部を形成する。ピンコネクタ292は基部にお
いて外側の環状ショルダ302を含み、環状ショルダ302はショルダ302の
ほぼ全体に渡って伸びる凹型の半径状の面304を有する。外部ネジセット31
0は凹型の半径状の面304の基部における円筒の表面308から、ピンコネク
タ292の半径方向の終端314に隣接する円筒の表面312に伸びる。
【0078】 第2の管状部材294は基部において、内部の環状ショルダ322を含む。内
部のネジセット320はボックス基部ショルダ322において円筒の表面324
から、ボックスコネクタ296の半径方向の終端326に伸びる。半径方向の終
端326は突起または凸型の半径状の面328を有し、凸型の半径状の面328
はリング状の環状部材の形態であって、ピンコネクタ292とボックスコネクタ
296が係合すると、凹型の半径状の面304に挿入するように構成されている
。表面328の半径はボックス296の終端全体に渡って伸び、ピンコネクタ2
92の基部における凹型の半径状の面304の半径よりも数千分の1インチなど
わずかに小さい。
【0079】 ピンコネクタ292上のネジセット310は、好ましくは、円筒の表面308
から全高ネジのセクション332に伸びる逃げネジのセクション330を含み、
ピン終端314における円筒の表面312まで伸びる。逃げネジのセクションと
は、ルートが管状部材の長手方向の軸に対してテーパで機械加工されているが、
クレストは管状部材の長手方向の軸に対して平行に機械加工されているネジの部
分を意味し、ネジのクレストとルートの構成(機械加工)らせんは交差してしだ
いにネジが消滅するネジの部分を意味すると理解されたい。
【0080】 ボックスコネクタ296のネジセット320は、基部においてボックスの半径
方向の終端326から円筒の表面324に伸びる全高ネジ334のセクションを
含む。逃げネジ330はボックスコネクタ296で全高ネジ334と一致する。
ピンコネクタ292の基部にある逃げネジ330は、高さが低減されたネジであ
って、ショルダ302の幅が最大化されるようになっている。ネジのクレストの
まっすぐなテーパが連続すると、ショルダの厚さはかなり低減される。ピンコネ
クタ292の基部近くのネジの円筒セクション308によって、ロックするショ
ルダ302の厚さが増大することが可能になる。ピンコネクタ292の基部にお
いて逃げネジを全部使用すると、接続部のネジ係合が大幅に低減されるため、逃
げネジ全部が使用されるわけではない。これは、ロックするショルダ302の強
さと高いトルクに対する十分なネジ係合の間で妥協したものである。接続部に加
えられる剪断力に耐えられるようにするために、十分なネジ係合がある。
【0081】 ピンコネクタ292の最初のネジ396は398において斜めになっており、
方形ネジではない。最初のネジとして方形ネジがあると、この最初のネジのスタ
ブフランクは突き刺さる間に損傷する。ついで、組み立ての間、他のネジも損傷
することになる。したがって、最初のネジ396は、ピンコネクタ292をボッ
クスコネクタ296に突き刺すためのリーディング傾斜298を備える。
【0082】 次に図13と図14を参照すると、ピンネジセット310とボックスネジセッ
ト320が説明のために別々に示されている。ネジ角が隣接するネジ溝から離れ
ている時、スタブフランクは「正」である。負荷フランクは、軸に対してスタブ
フランクとほぼ同じ角度であるが、ネジ角が隣接するネジ溝を超えている時には
「負」である。ネジフランク角は、ネジフランクと、接続部の長手方向の軸に垂
直な線の間に形成される角を意味すると理解されたい。
【0083】 ピンコネクタ292のピンネジセット310は、スタブフランク340、負荷
フランク350を有し、これはピン終端314にもっとも近いネジ396の端か
ら開始するらせん状でコーン型のピンコネクタ292に巻きついており、これに
対して、スタブフランク342、負荷フランク352を伴うボックスコネクタ2
96のボックスネジセット320は、ボックスコネクタ296のボックスの半径
の終端326にもっとも近いネジの端から開始するらせん状で巻きついている。
ネジスタブフランクは、ピン部材がボックス部材の中に入れ子になっている時の
ネジの前方のフランクまたはリーディングフランクを意味し、ネジ負荷フランク
は、ピンコネクタ292がボックスコネクタ296に入れ子になっている時のネ
ジのトレーリングフランクを意味すると理解されたい。
【0084】 ピンコネクタ292とボックスコネクタ296のネジセット310、320は
、それぞれクレスト344、354とルート346、356とを有する。ネジク
レストは、管状部材の壁が最小の深さで機械加工されピンネジの大きな直径とボ
ックスネジの小さな直径を画定するネジの位置を意味し、ネジルートは、管状部
材の壁が最大の深さで機械加工され、ボックスネジの大きい直径とピンネジの小
さい直径を画定するネジの位置を意味すると理解されたい。クレスト344、3
54とルート346、356は、平らで接続部の軸358に対して平行であり、
ピンコネクタ292がより深くボックスコネクタ296に突き刺さることを可能
にする。さらなる利点は、クレスト344、354がルート346、356の上
でスライドできるようにすることによって、交差ネジを防ぐことである。
【0085】 接続部の張力の効率を増大するために、ネジプロファイルは好ましくはフック
ネジであって、負のフランク角を有する負荷フランク350、352と、正のフ
ランク角を有するスタブフランク340、342を伴う。接続部の加圧効率は、
ショルダ314、322と302、326の係合によって提供される。
【0086】 スタブフランク340、342は、好ましくは、負荷フランク350、352
と比較すると、接続部の軸358に対してより大きな接続部角を有するかまたは
より半径方向である。フランクの角は、スタブフランク340、342と比較す
ると、負荷フランク350、352が接続部の軸358に対してより半径方向に
近くなるような角であり、ルート幅または開口部366よりわずかに小さなクレ
スト幅364を備える。
【0087】 スタブフランク340、342は好ましくは約20度であるより大きな正のフ
ランク角360を有し、管状部材290、294の中央の軸358に対して垂直
364である。負荷フランク350、352は好ましくは約15度であるより小
さい負のフランク角362を有し、垂直364である。
【0088】 ネジクレスト344、354は、ネジルート346、356の断面幅366よ
りも小さな断面幅364を有する。幅364と幅366は、通常のスタブフラン
ク340、342と負荷フランク350、352の間でそれぞれ測定される。ク
レスト344、354の幅364は、ルート346、356の幅366よりも約
0.006インチ小さく、ネジと溝の間に隙間を提供する。負の負荷フランク3
42、352が、ルート346、356に挿入できるように、ルートの開口部を
十分開けるために、スタブフランク340、350の間に隙間が必要である。ス
タブクレストコーナの丸溝370、372は最初の係合でクレスト344、35
4をルート346、356と正しく並べるが、この空隙で十分に、ネジが回転し
て組み立てられる時に溝の中に入ることが可能である。
【0089】 スタブフランク340、342は好ましくは、スタブクレストコーナ半径37
0、372と、スタブルートコーナ半径374、376とを有し、その間にそれ
ぞれテーパードフランク部分378、380を伴う。スタブクレストコーナ半径
370、372は、スタブルートコーナ半径374、376よりも大きい。より
大きな半径がより小さな半径に渡され、ネジがロックするのを避けることが望ま
しい。この半径の差は、スタブクレストコーナ半径370、372とスタブルー
トコーナ半径374、376の間に空隙または隙間392を形成し、ネジ混合物
などの異物が隙間392の中に入ることを可能にする。スタブクレストコーナ半
径370、372は、クレスト344、354が、実際のパイプが完全な円筒に
ならなくなる、整合ミス、偏心、または他の逸脱の結果として生じる拘束なしに
、最小の隙間でルート346、356にスライドし、ルート346、356の開
口部366になることを可能にする。接続部が組み立てられると、1つの部材が
他の部材に対して回転するのでネジは収用側の溝に入り込み、ピンネジの直径は
大きくなり、ボックスネジの直径は小さくなって(それぞれの円錐のテーパの機
能により)、クレスト344、354をルート346、356の開口部366の
中に入れる。クレストコーナの半径370、372は、ネジを溝に突き刺し、ネ
ジを溝の開口部に移動し、ついでネジを溝に導く十分な道程の隙間を確保する。
【0090】 スタブクレストコーナ半径370、372は、好ましくは、米国特許第5,4
62、315号に説明されたように「正」の角を有し、ネジの縁を不必要に係合
させずに、進むピンコネクタ292がボックスコネクタ296に対して自然に中
心になるようにする。全高ネジのスタブクレストコーナ半径370、372は、
ピンコネクタ292とボックスコネクタ296の上のいくつかのネジが係合し並
んでから、回転して組み立てられるようにする。望ましくは、少なくとも半分の
ネジがこのように係合する。好ましくは、ネジが最初に係合する前に、ピンコネ
クタ292はボックスコネクタ296の深さの約65%から70%挿入され非常
に深く差し込まれる。
【0091】 ピンクレスト344とボックスルート356は、382において半径方向の干
渉を有する。ボックスクレスト354とピンルート346は、約0.002イン
チの隙間402を有する。ボックスクレスト354とピンルート346の間の0
.002インチの隙間は、製造の間にネジを切削するために十分な公差を提供す
るために必要である。実際の寸法に応じて、ボックスクレスト354とピンルー
ト346の間にまったく隙間がない場合もある。パワータイトな作業状態で、ボ
ックスクレスト354はピンルート346と係合する。
【0092】 次に図13から図16を参照すると、負荷フランク350、352は負荷クレ
スト半径384、386と負荷ルート半径388、390から構成されている。
負荷クレスト半径384、386と負荷ルート半径388、390は、好ましく
は同じ半径を有し、スタブルートコーナ半径374、376と同じ半径を有する
こともある。負荷クレスト半径384、386はそれぞれルート半径388、3
90の中にとどまるので、負荷フランク350、352の半径の間にフランクま
たはフラットはなく、負荷フランク350、352の上にほぼS字型を形成する
。クレスト半径384、386は、好ましくは可能な限り大きく、ネジが破損す
る原因となる組み立ての間の鋭いコーナを避ける。図15と図16に最良に示さ
れているように、負荷フランク342、352はロックするフックネジを形成し
、接続部に張力が加えられた時の分解を防ぐ。図15と図16は、最終的に組み
立てられた位置の、スタブフランク340、342と負荷フランク350、35
2を示す。
【0093】 次に、本発明の接続部の組み立てを順番に説明する。組み立てプロセスは、ピ
ンコネクタ292をボックスコネクタ296に突き刺すことから始まる。ピンコ
ネクタ292の外側の円錐形の形状と、ボックスコネクタ296の内側の円錐形
の形状により、ピンコネクタ292がボックスコネクタ296の中に合い始める
。スタブフランク340のスタブクレストコーナ半径370とスタブフランク3
50のスタブクレストコーナ半径372は、ボックスコネクタ292がピンコネ
クタ292の少なくとも2分の1から4分の3受け止められた後に係合する。こ
の段階では、スタブフランク340、350はちょうど接触する。スタブの深さ
は、ネジのテーパとピッチによって調節することができる。スタブクレストコー
ナ半径370、372を係合させると、さらに、ピンコネクタ292はボックス
コネクタ296の中で自然に合わさる。
【0094】 スタブクレストコーナ半径370、372が係合し整列すると、ピンコネクタ
292はボックスコネクタ296の中で前方に移動し、必要なスタブ隙間を提供
し、ピンコネクタ292とボックスコネクタ296上のネジが移動し、対応する
ピンコネクタ292とボックスコネクタ296のそれぞれの収用側の開口部36
6の開口部の中に受け止められるようになる。ボックスの半径方向の終端326
の凸型の半径状の面328は、ピンの凹型の半径状の面304にまだ係合せず、
ピンの終端314はボックスの内部の環状ショルダ322にまだ係合していない
【0095】 最初に突き刺さった後、ショルダが係合するまでネジはスタブフランクのルー
トの中に乗る。ショルダが係合すると、追加のトルクがネジの係合をスタブフラ
ンクから負荷フランクにシフトする。ショルダと追加のトルクによって、負荷フ
ランクはたがいに押しつけられる。負荷フランクに加えられた大きなトルクはつ
いで、ストリングに大きな張力を加えることを可能にする。
【0096】 スタブクレストコーナ半径370、372が最初に接触した後、管状部材29
0、294のうち1つは他に対して回転し、スタブフランク340、342は移
動して係合する。非常に低いトルクで回転すると、ピンコネクタ292とボック
スコネクタ296のネジがスタブ位置からガイド位置に移動する。このトルクが
加えられると、接続部が組み合わせられるにつれて、接続部は軸方向と半径方向
の両方で動く。1つの部材が他の部材に対して最初に回転している間、ネジはル
ート346、356の開口部366に向かって動き、スタブクレストコーナ半径
370、372は、スタブフランク340、350の平らなフランク378、3
80を係合に導く。十分な数の回転があり、これによって、ネジ直径が距離を増
加させ、隣接するネジ間のステップ高に等しくなった後、スタブクレストコーナ
半径370、372によるガイダンスは停止する。クレスト344、354はル
ート346、356の収用側溝366によって受け止められている。最初に、ス
タブフランク340と350だけが接触している。負荷フランク342、352
はその間に隙間を有する。
【0097】 追加の回転が発生すると、ネジは平らなフランク378、380によってルー
ト346、356に導かれるが、ネジは依然としてスタブフランク340、35
0の上に乗っている。ネジまたはショルダのどちらにも干渉する表面はほとんど
ないかあるいはまったくないので、ピンコネクタ292はボックスコネクタ29
6の中で自由に回転する。この比較的自由な回転は、ボックスの凸型の半径状の
面328がピンの凹型の半径状の面304に係合し、ピンの半径方向の終端31
4がボックスの内側の環状ショルダ322に係合するまで続く。これはピンコネ
クタ292とボックスコネクタ296の間の最初の干渉である。なんらかの干渉
があるまで、パワータイトトルクを接続部に加えることはできない。
【0098】 ショルダ326、302と314、322が係合すると、負荷はスタブフラン
ク340、342から負荷フランク342、352に移動し始める。このシフト
はまた、ピンネジセット310、ボックスネジセット320の間に発生するネジ
の干渉によっても発生する。接触がスタブフランク340、350から負荷フラ
ンク342、352に移動すると、ピン部材290の終端328、304と、ボ
ックス部材294の終端314、322がそれぞれ接触し、および負荷フランク
342、352の間が接触しているため、トルクは増大し始める。
【0099】 ネジがスタブフランク係合から負荷フランク係合に移動すると、スタブフラン
ク340、350の間に隙間400が生じる。コネクタ292、296の回転に
よる組み立てを続け、これによって、フランクの接触をネジのスタブフランク3
40、350から負荷フランク342、352に強制的に変えるには、パワータ
イトトルクを加えなければならない。言い換えれば、負荷フランクの接触は干渉
するピンコネクタ292とボックスコネクタ296をたがいに押しつける、つま
りパワートルクすることを求める。
【0100】 接続部が完全に組み立てられると、凸型の半径状の面328は、凹型の半径状
の面304によって完全に受け止められてその中に収まり、スライドしない半径
の面の接続部315を形成し、終端314は環状ショルダ322に隣接して、隣
接するショルダ接続部325を形成する。ショルダの半径状の面302と半径方
向の終端326は係合して、掘削作業の間、スライドを防ぐ。
【0101】 最終的な組み立てでは、全パワータイト位置、追加で加えられる組み立てトル
クによって、ボックスの凸型の半径状の面328が、ピンの凹型の半径状の面3
04に落ち着く。ほぼ完全に組み立てられるまで、ネジと相補的な一致するネジ
との間の干渉は最小である。追加のトルクが接続部に加えられると、ピンクレス
ト344とボックスルート356の間の干渉接触領域は増大する。半径状の面3
04と凸型の半径状の面328は互いに押しつけられ、ボックス部材ルート35
6/ピン部材クレスト344は干渉しながら係合し、ピン部材ルート346/ボ
ックス部材クレスト354は干渉しながら係合する場合があるが、これは特定の
接続部の壁の厚さと公差の組み合わせによって異なる。加えられるねじれ力が大
きいと、干渉も大きくなる。
【0102】 接続部のショルダ314、322と302、326は加圧を取り、接続部のネ
ジセット310と320は張力を取る。この種類のパイプでは密封は関係ない。
もっとも大きな問題は張力と大きなトルクである。
【0103】 負荷フランク350、352の負のフランク角360は、ピンネジセット31
0とボックスネジセット320を張力でロックする。したがって、接続部に加わ
る張力が強いほど、ネジの負荷フランク350、352の間のロックする作用が
大きくなる。負のフランク角は傾斜を防ぐばかりでなく、接続部のトルク能力を
増加させ傾斜を除去するので、たわみと過剰トルクはなくなる。ネジの最大化さ
れた半径状のコーナはまた疲労も防ぐ。
【0104】 本発明の負のフランク角360とロックするショルダ302、328は、接続
部をロックする。したがって、ネジセット310、320が互いに分離する傾向
はほとんどなくなる。これらの特徴によってネジは互いに対してロック状態を保
ち、これによって、たわみと過剰トルクの問題が低減される。さらに、負荷フラ
ンク350、352と外側のピンクレスト344とボックスルート356はロッ
クして係合しており、これによって接続部のトルク能力が増大する。
【0105】 ネジが組み立てられるとテーパ円錐表面の接触が最大になるため、平らなルー
ト346、356とクレスト344、354は追加のトルクを提供する。平らな
ルート346と356およびクレスト344、354はまた振動を防ぐ。
【0106】 本発明のネジプロファイルは、作業環境のすべての重要な要素と、関連技術の
ネジ設計のすべての弱点に対処している。新しいネジプロファイルは接続部の傾
斜、振動および疲労を防ぎ、トルクの増大を可能にし、もっとも重要なことには
パイプの寿命を伸ばす。
【0107】 本発明の接続部は、他のネジプロファイルでも使用できることを理解されたい
。さらに、ロックするショルダ320、328は標準のネジと共に使用すること
もできる。
【0108】 本発明の接続部と共に使用することのできる他のタイプのネジは、半径状のル
ートと半径状のクレストを伴う標準の30°Vのネジ、スタブフランクの角度が
45°で、負荷フランクの角度が30°であるネジ、または、3°または4°の
逆角度負荷フランク(フック負荷フランク)と7°のスタブフランクを伴うネジ
などを含む。何回も組み立てるタイプの接続部では、ネジは典型的には1フィー
トにつき2インチで開始する急なテーパを有することが好ましい。テーパが急で
あると、ピン部材がボックス部材の中に深く突き刺さってからネジが係合するの
で、組み立てに必要な時間は少なくなる。またこれはネジの摩耗も減らす。
【0109】 フック負荷ネジは、ショルダの表面と半径方向の終端の表面の間のスライドを
防ぐ傾向があるため、一度組み立てられるとはるかによい接続部となる。しかし
、接続部の組み立てと分解は何回も行われるので、フック負荷ネジはVネジのよ
うには摩耗しない。
【0110】 他のタイプのネジも接続部に使用することができる。任意のタイプの迅速で、
強固で、業界標準のネジが使用できることを理解されたい。接続部は方形ネジ、
フック負荷ネジ、またはVタイプネジを使用することができる。本発明に適用で
きる他のタイプのネジプロファイルは、バットレス、アクメ、プレミアム、およ
び他のタイプのネジを含む。ネジは典型的には顧客によって指示される。
【0111】 次に図10を参照すると、本発明の図6と図7の好ましい接続部を有する、管
状部材280、282、284、286を組み立てた掘削ストリング278が示
されている。種々の図面に現れる同様な参照番号は同様な構成要素を指すことに
注意されたい。図6と図7の接続部が図10に示されているが、図8と図9の接
続部も適用可能であることを理解されたい。管状部材280、282、284、
286は各々、それぞれの端にピンコネクタ192とボックスコネクタ196を
有し、ネジプロファイル210、222によってネジで結合される。ピンコネク
タ192とボックスコネクタ196の接続部ごとに、ボックスコネクタ196の
凸型の半径状の面の突起228はピンコネクタ192の凹型の半径状の面204
によって受け止められ、回転はするがスライドしない半径状の面の接続部215
を形成し、ピンコネクタ192の隣接ショルダ214は、ボックスコネクタ19
6のショルダ220に隣接して、隣接するショルダ接続部225を形成する。
【0112】 次に図11から図16を参照すると、本発明の接続部用の好ましいネジが示さ
れている。
【0113】 輪郭を示された凸型の半径状の面と凹型の半径状の面は、関連技術の接触面よ
りもはるかに大きい接触面を提供する。金属対金属の接触が大きく、金属の量が
増大するため、過剰トルクと繰り返される曲げの間でも、2つの輪郭を示された
半径状の面が互いにスライドする傾向は少なくなる。輪郭を示された係合する半
径状の面には、一致するベアリング表面のような作用がある。図6から図10の
実施形態の半径状の面ショルダはロックしないが、パイプが曲がる時にショルダ
がたがいに対して前後にスライドすることを防ぐ。これによって、掘削ストリン
グの繰り返される動きの間も、ボックスコネクタの終端のたわみは最小になる。
【0114】 組み立てられると、ボックスコネクタの終端はまずピンコネクタの外側のショ
ルダと係合し、ついで数千分の1インチ移動してから、完全に組み立てられると
ピンコネクタの終端はボックスコネクタの内側のショルダと係合する。したがっ
て、ボックスコネクタの終端とピンコネクタの外側のショルダは、完全に組み立
てられるとたわむ。干渉があるが、この干渉は金属対金属の密封が形成され液圧
を密封する油田のプレミアム接続部などの計画されたタイプの干渉ではない。ボ
ックスコネクタの終端をまず収める目的は、最初にたわむ傾向がある部材である
ピンコネクタから加圧をいくらか取り除くことである。
【0115】 ネジプロファイルを正しく係合させ、共同するショルダを結合させるために、
より大きなトルクが本発明の接続部に加えられる。好ましいトルクの量は、接続
部の大きさによって異なる。たとえば、本発明は典型的には、2と8分の3イン
チまたはそれ以上の大きさのパイプに使用される。2と8分の3インチの大きさ
は、2400フートポンドから2500フートポンドの好ましいトルクを有する
【0116】 掘削作業に際しては、掘削ストリングは高い偏りを伴うボアホールに入れられ
る。さらに、結合される管状部材の数は数千にもなる場合があることを理解され
たい。したがって、種々のピンとボックスの接続部に加えられる力はとても大き
い。本発明の接続部によって、ネジプロファイルが確実に係合される。さらに、
一致する半径状の面と一致するカラー部分とショルダによって、バックリング力
が制御される。また、管状部材を使用して、ボアホールを通じてリーマを引き戻
すことができる。管状部材は何回も使用することができる。
【0117】 本発明の接続部は、単一の凸型の半径状の面をピンコネクタの上に置くか、ま
たは、単一の凸型の半径状の面をボックスの上に置くか、凸型の半径状の面をボ
ックスコネクタとピンコネクタの両方の上に置くかによって、関連技術の問題と
欠点を解決する。一致する半径状のショルダは、関連技術の接続部とは対照的に
、ピンコネクタまたはボックスコネクタが拡大するのを防ぐ。凸型の半径状の面
は凹型の半径状の面と共同するように構成され、2つの管状部材の間の金属対金
属の接触を増やし、接続部を強化し、これによって、ボックスのフレアアウトが
除去される。さらに、ネジプロファイルは正しく係合した状態を維持するので、
関連技術の接続部に見られる振動を防ぐことができる。さらに、ボックスコネク
タの終端がフレアしても、ネジプロファイルは係合を維持する。これによって何
回も使用することができ、掘削ストリングを使用している間のピンコネクタの故
障を防ぐことができる。
【0118】 首記の請求項の範囲によってのみ限定される本発明の範囲から逸脱することな
く、具体的に説明された実施形態の変更および修正を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フレアしたネジを示す関連技術の接続部の断面図である。
【図1A】 図1の接続部に関する、関連技術のAPIネジの拡大した断面図である。
【図2】 本発明の第1の好ましい実施形態の断面図である。
【図3】 本発明の第2の好ましい実施形態の断面図である。
【図4】 本発明の第3の好ましい実施形態の断面図である。
【図5】 個別の管状部材が本発明の図3に示された接続部を有する、管状ストリングの
3つのセクションを示す図である。
【図6】 本発明の別の好ましい実施形態のピンコネクタとボックスコネクタの断面図で
ある。
【図7】 図6のピンコネクタとボックスコネクタを係合した位置で示した断面図である
【図8】 本発明のさらに別の好ましい実施形態のピンコネクタとボックスコネクタの断
面図である。
【図9】 図8のピンコネクタとボックスコネクタを係合した位置で示した断面図である
【図10】 個別の管状部材が本発明の図6と図7に示された接続部を有する、管状ストリ
ングの3つのセクションを示す図である。
【図11】 本発明の接続部のネジセットの好ましい実施形態を有する本発明のピンコネク
タとボックスコネクタの断面図である。
【図12】 図11のピンコネクタとボックスコネクタを係合した位置で示した断面図であ
る。
【図13】 図11に示された接続部のボックス部材のネジセットの断面図である。
【図14】 図11に示された接続部のピン部材のネジセットの断面図である。
【図15】 図12のネジを係合した位置で示した拡大図である。
【図16】 図15のピンネジとボックスネジのうち1つを係合した位置で示した拡大図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW 【要約の続き】

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管の接続部であって、 ピン端からピンの基部に伸びる外部のテーパードネジを有するピン部材であっ
    て、該ピン端はピン端のショルダを有し、該ピンの基部はピンの基部のショルダ
    を有するピン部材と、 ボックス端からボックスの基部に伸びる内部のテーパードネジを有するボック
    ス部材であって、該ボックス端は前記ピン基部ショルダに係合するボックス端シ
    ョルダと、前記ピン端ショルダに係合するボックス基部ショルダとを有するボッ
    クス部材とを備え 前記外部のテーパードネジと内部のテーパードネジはクレストとルートとを有
    し、正のフランク角を伴うスタブフランクと負のフランク角を伴う負荷フランク
    とを有し、 前記スタブフランクは、前記ピン部材が前記ボックス部材に挿入されると係合
    するコーナ半径を有し、 前記負荷フランクは、前記クレストとルートにおいて連続するコーナ半径を有
    し、 前記ピン端ショルダと前記ボックス端ショルダのうち1つは、凸型の半径状の
    面を有し、前記ピン基部ショルダとボックス基部ショルダのうち1つは凹型の半
    径状の面を有し、 前記凸型の半径状の面は前記凹型の半径状の面と係合する管の接続部。
  2. 【請求項2】 前記凸型の半径状の面は前記ボックス端ショルダの突起によ
    って形成され、前記凹型の半径状の面は前記ピン基部ショルダの溝によって形成
    される請求項1に記載の管の接続部。
  3. 【請求項3】 さらに、前記ピン端ショルダと前記ボックス端ショルダのう
    ち別の1つは凸型の半径状の面を有し、前記ピン基部ショルダと前記ボックス基
    部ショルダのうち別の1つは凹型の半径状の面を有し、前記ピン端ショルダと前
    記ボックス端ショルダのうち別の1つの前記凸型の半径状の面は、前記ピン基部
    ショルダと前記ボックス基部ショルダのうち別の1つの前記凹型の半径状の面と
    係合する請求項1に記載の管の接続部。
  4. 【請求項4】 前記ピン端ショルダと前記ボックス端ショルダのうち別の1
    つの前記凸型の半径状の面は突起を形成し、前記ピン基部ショルダと前記ボック
    ス基部ショルダのうち別の1つの前記凹型の半径状の面は溝を形成する請求項3
    に記載の管の接続部。
  5. 【請求項5】 前記正のフランク角は前記負のフランク角よりも大きい請求
    項1に記載の管の接続部。
  6. 【請求項6】 前記負のフランク角は約15°であり、前記正のフランク角
    は約20°である請求項1に記載の管の接続部。
  7. 【請求項7】 さらに、前記ピン部材が前記ボックス部材に突き刺さった時
    に前記負荷フランクの間に少なくとも0.006インチの隙間を含む請求項1に
    記載の管の接続部。
  8. 【請求項8】 前記外部のネジは、前記ピン基部において逃げネジを含み、
    該逃げネジから前記ピン端に伸びる全高ネジを含む請求項1に記載の管の接続部
  9. 【請求項9】 前記凸型の半径状の面と前記凹型の半径状の面は丸みのある
    表面を形成し、組み立てられた時にトルクが加えられると、前記ピン部材と前記
    ボックス部材の間の金属対金属の接触を増加させる請求項1に記載の管の接続部
  10. 【請求項10】 前記凸型の半径状の面と前記凹型の半径状の面は、前記部
    材の長手方向の軸にほぼ平行な部分を有し、これによって、組み立てられた時に
    スライドしない係合を形成する請求項1に記載の管の接続部。
  11. 【請求項11】 前記負の負荷フランクはフック負荷タイプのネジを形成す
    る請求項1に記載の管の接続部。
  12. 【請求項12】 内部のテーパードネジを有するボックスと、接続部が組み
    立てられた時に該ボックスのネジと一致する外部のテーパードネジを有するピン
    とを備えるネジによるパイプ接続部であって、前記ボックスと前記ピンの前記ネ
    ジは、負のフランク角を伴う負荷フランクと、該負荷フランクの負のフランク角
    より大きな正のフランク角を伴うスタブフランクとを有し、該スタブフランクは
    、前記ピンと前記ボックスが相対的に回転して該ピンが該ボックスの中に入ると
    係合し、該ボックスは突起を有し、該ピンは溝を有して、該突起と該溝は回転に
    よる組み立ての間動いて係合し、ネジによる接続部が回転して組み立てられると
    、前記スタブフランクから前記負荷フランクに負荷を移動するネジによるパイプ
    接続部。
  13. 【請求項13】 管の接続部であって、 ピン部材の基部から端に伸びる全高ネジと逃げネジとを含む外部のテーパード
    ネジを有するピン部材と、 ボックス部材の基部から端まで伸びる全高ネジを含む内部のテーパードネジを
    有するボックス部材とを備え、 前記ネジは溝を含み、該ネジはクレストとルートとスタブフランクと負荷フラ
    ンクを有し、該スタブフランクは間に平らなフランクを伴うスタブクレストコー
    ナ半径とスタブルートコーナ半径とを有し、前記負荷フランクはS字を形成する
    連続する半径を有し、前記ボックス端は前記ピン基部と係合してロックするショ
    ルダを形成し、 前記ボックス部材は前記コーナ半径が係合するまで前記ピン部材を受け止め、 前記ピン部材またはボックス部材のうち1つが他に対して回転すると、前記コ
    ーナ半径は前記ネジを前記収用側の溝に導き、前記平らなフランクは前記スタブ
    フランクを係合に導き、 前記ロックするショルダが形成されると、前記スタブフランクの係合は前記負
    荷フランクの係合に移動する管の接続部。
  14. 【請求項14】 管状の掘削ストリングであって、 内径と外径とを有する第1のパイプと第2のパイプと、 第1のショルダ、負の負荷フランクと正のスタブフランクを伴う第1のネジ、
    第1の半径方向の端を有する前記第1のパイプのピン端であって、該第1のショ
    ルダは第1のカラーと、第1の表面を伴う第1の溝を有するピン端と、 第2の半径方向の端、負の負荷フランクと正のスタブフランクを伴い、前記第
    1のネジとネジで係合する第2のネジ、および第2のショルダを有する前記第2
    のパイプのボックス端であって、前記第2の半径方向の端は第2のカラーと、接
    続部が組み立てられると前記ピン端の前記第1の溝によって受け止められる、前
    記第2のパイプの前記ボックス端の第2の表面を伴う第2の突起する部材とを有
    するボックス端とを備え、 前記第1の表面と前記第2の表面は半径状であり、組み立ての時にトルクが加
    えられると前記ピン端と前記ボックス端の間の表面接触を増大させ、 組み立てられると、前記第1の半径方向の端は前記第2のショルダに隣接する
    管状の掘削ストリング。
  15. 【請求項15】 組み立てられると前記第1のカラーと前記第2のカラーは
    隣接する請求項14に記載の管状の掘削ストリング。
  16. 【請求項16】 前記第2のショルダは第3のカラーと、第3の表面を有す
    る第2の溝を含み、前記第1の半径方向の端は第4のカラーと、第4の表面を伴
    う第1の突起部材とを有し、前記第3の表面と前記第4の表面は半径状であって
    、組み立てられた時にトルクが加わると前記ピン端と前記ボックス端の間の表面
    接触を増加させる請求項15に記載の管状の掘削ストリング。
  17. 【請求項17】 組み立てられると前記第3のカラーと前記第4のカラーは
    隣接する請求項16に記載の管状掘削ストリング。
  18. 【請求項18】 負の負荷フランクと正のスタブフランクを伴う第1のネジ
    と、第1の半径状の面を伴う第1の終端と、第1のショルダとを有するピンコネ
    クタと、 負の負荷フランクと正のスタブフランクとを伴う第2のネジと、第2の半径状
    の面を伴う第2の終端と、第2のショルダとを有するボックスコネクタとを備え
    、 前記第1の半径状の面は前記第1のショルダに渡って伸び、前記第2の半径状
    の面は前記第2の終端に渡って伸び、 組み立てられると、前記第1の半径状の面と前記第2の半径状の面は係合する
    接続部。
  19. 【請求項19】 管の接続部を組み立てる方法であって、 ネジのついたピン部材をネジのついたボックス部材に突き刺すことと、 ピンネジとボックスネジのスタブフランクのコーナ半径を係合させることと、 前記ネジの間に隙間を形成することと、 前記ピン部材と前記ボックス部材を互いに対して回転させることと、 前記ピン部材と前記ボックス部材の前記ネジを、対応するピン部材とボックス
    部材の収用側の溝に導くことと、 前記ボックス部材の端の半径状の面と前記ピン部材の基部の上の半径状の面を
    係合させることと、 前記ネジの前記スタブフランクから前記負荷フランクに負荷を移動することと
    、 前記半径状の面をロックすることとを含む方法。
  20. 【請求項20】 前記ピン部材を前記ボックス部材の中で中央に置くことを
    さらに含む請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記ピン部材を前記ボックス部材の少なくとも半分まで突
    き刺してから前記コーナ半径が係合することをさらに含む請求項19に記載の方
    法。
  22. 【請求項22】 前記ネジが前記溝に導かれる時に、前記スタブフランクを
    係合させ、前記負荷フランクを係合させないことをさらに含む請求項19に記載
    の方法。
  23. 【請求項23】 前記半径状の面の係合により、負荷が前記スタブフランク
    から前記負荷フランクに移動する請求項19に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記ピン基部と前記ボックス端の間にロックするショルダ
    を形成することをさらに含む請求項19に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記ピン端と前記ボックス基部を係合させてロックするシ
    ョルダを形成することをさらに含む請求項19に記載の方法。
  26. 【請求項26】 ボアホールを掘削する方法であって、該方法は、 各々がネジのあるピンコネクタとネジのあるボックスコネクタを有する複数の
    管状部材を掘削ストリングの中に接続することと、 隣接するピンコネクタとボックスコネクタのネジを係合させ、隣接する管状部
    材を接続することと、 各接続部において、前記ピンコネクタと前記ボックスコネクタの少なくとも1
    組のロックするショルダを係合させることと、 前記ピンコネクタの前記ネジと前記ボックスコネクタの前記ネジのフック負荷
    フランクを係合させることと、 掘削ストリングを回転し駆動してボアホールを掘削することと、 前記掘削ストリングが前記ボアホールに駆動される時に、前記ロックするショ
    ルダにおける該掘削ストリングの加圧を吸収することと、 前記掘削ストリングが前記ボアホールの曲がった部分を通過する時に、前記接
    続部を繰り返して曲げることと、 曲げが繰り返される間に、前記ロックするショルダと前記負荷フランクの係合
    を維持することと、 前記掘削ストリングにリーマを取り付けることと、 前記ボアホールを通じて前記掘削ストリングの前記リーマを引き戻すことと、 前記リーマが前記ボアホールを通じて引き戻される時に、前記負荷フランクに
    おいて前記掘削ストリングに加えられる張力を吸収することとを含む方法。
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