JP2003505402A - 低用量錠剤および調製方法 - Google Patents
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Abstract
Description
む組成物の処方において直面する主な問題の1つである。低い治療マージン(ma
rgin)を有する有効成分について、不十分な投薬(underdosing)は、治療無効
果へ導き、そして過剰な投薬(overdosing)は、毒性副作用を引き起こし得る。
沢剤および崩壊剤)から構成される。有効成分および賦形剤は、一般的に、予備
処理有りまたは無しで、錠剤化に供される粉末の形態で提供される。
が、“Remington's Pharmaceutical Sciences, 16th Ed., 1980, Mack Publ. Co
. of Easton, PA, USA, pp. 1553-1576"に示される。
分を含む錠剤の製造のような、特定のタイプの作製のためにある。この技術は、
乾燥粉末の均一なブレンドを得ることが困難であるために、低用量の有効成分に
あまり適していない。
にする。有効成分の大部分が乏しい圧縮性を有しそして/または単位用量当たり
低量で使用される場合、それらは、直接打錠に供され得るように、直接打錠可能
でありかつ有効成分と適合性である賦形剤とブレンドされなけばならない。
われる。一般的に重力によって作動する供給装置は、粉末の凝集またはその固化
固体に非常に感受性である。従って、錠剤化される粉末のブレンドのレオロジー
は、錠剤の重量の均一性およびそれらの含有量の均一性を保証する際の決定因子
である。
危険性から生じる。この偏析は、組成において不均一である錠剤へ導く。
へ導く、ブレンド工程の間および特に全ての移送工程の間での賦形剤中の有効成
分の乏しい分布ならびに有効成分および賦形剤の分離を、観察することが可能で
ある。粉末のブレンドの乏しい流動性は、一般的に、一層悪化させる要因である
。錠剤化前の粉末のブレンドにおける有効成分および賦形剤の分離は、特に、有
効成分および賦形剤の粒度が非常に異なる場合に、観察される。
あまり適していない。
:湿式造粒法によって成分を凝集することにより、ダストの排出を減少させるこ
とが好ましい。
ること、次いで湿潤ブレンドを造粒することを含む。湿式造粒法は、多くの利点
を有する。
される粉末の分離の危険性を制限する:従って、最終錠剤がそのバルクにわたっ
て均一であるというより大きな確信が存在する。さらに、粉末のグレインへの変
換は、ダストの問題を減させることを可能にする。錠剤化チャンバーにおけるブ
レンドの流れが促進され、これは、錠剤の重量が均一であることを確実にする。
最後に、粉末をより濃密(dense)にすることは、より容易な引き続く錠剤化を
可能にする。
の現象は、有効成分が造粒賦形剤に可溶性である場合、強化される。別の問題が
、多形度(a degree of polymorphism)を示す結晶性有効成分について生じる。
造粒の間の有効成分の完全または部分的な溶解、続く乾燥の間の析出は、有効成
分の粒度および必要に応じてその結晶状態を変化させる。このような改変は、有
効成分の溶解および生物学的利用能に対して直接的影響を有する。
ために、多数のアプローチ、例えば、所定の有効成分と賦形剤の特定のブレンド
を混合して偏析を防ぐことを可能にすること、有効成分を微粉化(micronize)
すること、あるいはそれを粉砕すること、あるいはそれを直接打錠賦形剤と凝集
することが、提供された。
ンおよびプロゲステロンのブレンドの溶解を提供する。この方法は、引き続いて
、溶液を微結晶セルロースへ噴霧すること、ブレンドを乾燥すること、ラクトー
スおよび滑沢剤をブレンドへ添加すること、および次いで合わせた混合物を錠剤
化することを含む。揮発性溶媒の使用は、製造の安全性および錠剤中の残量の理
由のために、主な欠点を示す。
を提供する。これらの錠剤は、有効成分の揮発性溶媒溶液を、この溶媒に不溶性
である高吸収性の賦形剤の非常に細かく分割した粉末へ、非常に徐々に噴霧する
ことによって得られる。賦形剤は、ラクトース、スターチ、炭酸カルシウム、T
iO2および微結晶セルロースから選択される。この文献に開示される方法は、
遅く、そして揮発性溶媒を使用する。
床(fluidized air bed)造粒技術の使用を提供した。有効成分が、微粉化され
、そして粉末化賦形剤とブレンドされる。ブレンドが、流動化空気床装置におい
て、結合剤の溶液を用いる噴霧へ供される。
、PVPの水溶液を、比較的大きな粒度を有する賦形剤(例えば、ラクトース)
へ噴霧することを含む方法を開示した。低い粒度を有する有効成分が、引き続い
て、噴霧され、そして賦形剤の湿潤化粒子の表面へ付着する。乾燥および有効成
分の乏しい流動性に関する問題が、残ったままである。
溶液に可溶性である直接打錠可能な賦形剤へ添加することを含む方法を開示する
。水は、空気流の作用下で、加熱なしで蒸発する。顆粒が、引き続いて、錠剤化
される。この方法は、水溶性有効成分に限定される。
と、次いで賦形剤の残りを徐々に添加することを提供する。この方法は、有効成
分の微細粒子の、賦形剤のより大きな粒子への静電気的付着に基づく。この非常
に長い方法は、特定の有効成分にのみ適用され、そして有効成分および賦形剤の
粒子の表面状態に高度に依存する。
例えば、ラクトース、マンニトール、ソルビトール、セルロース、キシリトール
、デキストロース、フルクトースまたはスクロース、好ましくはラクトース)を
含む。各60mg錠剤は、180μgの有効成分を含む。有効成分の含有量の変
化は、0.5%未満である。
p. 60-63)およびWO 95/17169は、10mg未満の微粉化エストラジオールを含
む、直接打錠によって得られる錠剤を開示する。エストラジオールは、凝集(お
よび非粉砕化)マンニトールと、微結晶セルロースと、およびクロスカルメロー
スソディウム(croscarmellose sodium)と結合される。
nules)の直接打錠によって得られる錠剤を開発することに成功した。
たためである。
然に凝集せねばならず、合理的な圧縮力(compression force)の作用下で良好
な機械的強度または凝集強さ(cohesive strength)を有する錠剤を形成しなけ
ればならず、そして好適な時間での崩壊を可能にしなければならない。多数の直
接打錠可能な希釈剤および結合剤が開発された。直接打錠のための賦形剤は、そ
れらが複雑な調製プロセスおよび多数の添加剤の添加を必要とするため、高価な
ままである。
方において結合剤および崩壊剤として使用される。しかし、それらは、結晶性形
態であり、そして常には良好な直接打錠特性を示さず、そして、それから生じる
粉末はあまり流動性でなく、それらが、直接打錠可能となるために、表面処理に
供されなければならないかまたは特定の添加剤と合わせて使用されなければなら
ないという結果を伴う。
の1つである:しかし、それは、いくつかの有効成分と非適合性である。
)は、デンプングレインの凝集を防ぐために、化学的および機械的処理に供され
る。それは、5%アミロース、15%アミロペクチンおよび80%非修飾スター
チから構成される。それは、結合剤として(溶液の形態で)、希釈剤としてまた
は崩壊剤として使用される。
ば、スターチ、マルトデキストリン、転化糖(inverted sugar)または滑沢剤)
を含む。それは、結合剤としてそして特に希釈剤として使用される。
二カルシウムが挙げられる。フルクトース、ラクチトールまたはキシリトールに
基づく良好な流動性を示す直接打錠顆粒がまた、開発された:それらは、粉砕ま
たは凝集によって調製される。
めに使用され、そして一般的に、有効成分の放出を改変するように意図されるポ
リマーフィルムでコーティングされる。
スクロースを含み、残りはスターチから本質的に構成される、本質的に球形の顆
粒として記載する。米国薬局方はまた、示される範囲(例えば、425〜500
、500〜600、710〜850または1000〜1400ミクロン)に関し
ての偏差が低くなるように、そして従って中性微細顆粒の直径が均一となるよう
に、粒子のサイズの分布を要求する。中性微細顆粒の溶解度は、それらのスクロ
ース含有量に従って、変化する。それらは、結晶スクロースをシュガーシロップ
中のスターチの懸濁液でコーティングすることによって調製される。一般的に、
中性微細顆粒の直径が大きくなるほど、スターチの割合は多くなる。200μm
〜2000μmのサイズを有する中性微細顆粒は、市販されている。
化研究が、行われてきたが、中性微細顆粒に関して研究は行われていない。
/スフェロニゼーション(spheronization)によって調製される核の錠剤化の研
究は、微結晶セルロースは可塑性材料であること、ラクトースは分断(fragment
ation)次いで塑性変形(plastic deformation)によって密着する(knit toget
her)こと、およびリン酸二カルシウム二水和物は本質的に分断によって密着す
ることを明らかにする。微結晶セルロース粉末は、高度に圧縮可能であるとして
公知であるが、この研究は、押出し/スフェロニゼーションによって得られる微
結晶セルロース核は圧縮可能でなくそして軟らかい錠剤を提供することを示す。
微結晶セルロースおよびラクトースのブレンドを含む核は、より圧縮可能であり
、そして微結晶セルロース核よりもより脆い。最後に、リン酸二カルシウム二水
和物および微結晶セルロースのブレンドを含む核は、2つの他のタイプの核より
も塑性変形をより容易に受けやすい;それらは、高度なレベルの凝集を有し、そ
してより圧縮可能である(Schwartz JB., Nguyen NH. およびSchnaare RL., Com
paction Studies on Beads: Compression and Consolidation Parameters, Drug
Dev. Ind. Pharm., 1994, 20 (20), 3105-3129)。
ug Dev. Ind. Pharm., 1995, 21 (7), 753-779)。これは、これらの核が、同一
の組成を有する粉末のものとは異なる圧縮および団結(consolidation)特性を
有するからである。微結晶セルロースに富む核の低い圧縮性は、造粒工程の間の
セルロースの可塑性の損失に起因する。
特性がまた、研究された(Johannson B., Nicklasson F. および Alderborn G.
、 Tabletting properties of pellets of varying porosity consisting of di
calcium phosphate and microcrystalline cellulose, Pharm. Res., 1995, 12
(9), S-164)。
はリン酸二カルシウムとの混合物として微結晶セルロースを含む核の圧縮の機構
が、対応の粉末のものと比較された。等しい多孔率(porosities)で、核は、対
応の粉末より低い圧縮圧を必要とする。微結晶セルロースの圧縮性は、ラクトー
ス、リン酸二カルシウムまたはプロパノールオール(propanolol)の添加によっ
て減少する(Maganti L. および Celik M.、 Compaction studies on pellets,
I. Uncoated pellets, Int. J. Pharm., 1993, 95, 29-42; Celik M.、 Compact
ion of multiparticulate oral dosage forms, in Multiparticulate Oral Drug
Delivery, New York, Marcel Dekker, 1994, 181-215)。
物を使用して、押出し/スフェロニゼーションによって調製された。水は、より
硬くそしてより少ない多孔性のグレインを生じさせ、従って、これは圧縮性がよ
り低い。エタノールを用いて調製されたグレインは、より脆く、錠剤化の間に壊
れ、そして結合のために新しい表面を形成する(Millili GP. およびSchwartz J
B.、 The strength of microcrystalline cellulose pellets, The effects of
granulating with water ethanol mixtures, Drug Dev. Ind. Pharm., 1990, 16
(8), 1411-1426)。
化特性は粉末のものと非常に異なること、および、従って、それらの調製のため
に使用される粉末の機械的特性から、錠剤化における核の挙動を予測することは
不可能であることが、明らかである。
剤を開発した。
飾放出性(modified-release)顆粒に処方される、低用量の有効成分を含む錠剤
を開示する。これらの顆粒は、有効成分を含む層で、および次いで有効成分の放
出を遅延させるよう意図されるポリマー層でコーティングされた中性核から構成
される。
ものとは全く異なる圧縮性および錠剤化挙動を与える。従って、これらの文献の
教示は、有効成分がコーティングされていない低用量の有効成分を含む顆粒から
形成される錠剤に適用され得ない。
量の有効成分を含む錠剤であって、該直接打錠可能な希釈剤が、もっぱら中性微
細顆粒から構成されること、および、該有効成分が、該中性微細顆粒へのコーテ
ィングとして付着され、そしてその放出を調節するかまたはその味覚をマスクす
るように意図される薬剤でコーティングされていないことを特徴とする錠剤であ
る。
、スクロースおよびスターチを含む本質的に球形の顆粒を意味すると理解される
。本発明の文脈で特に価値のある中性微細顆粒は、91.5%未満のスクロース
を含む。
成分がコーティングとして付着されている。錠剤が低用量のものであると仮定す
ると、有効成分のコーティングの付着の間に賦形剤を添加することは必ずしも必
要でない。微細顆粒は、好ましくは中性微細顆粒から構成され、この表面で、有
効成分が吸着されている。
しいと分かれば、それらの組成およびそれらの割合の選択は、それらが実質的に
中性微細顆粒の錠剤化特性を改変しないようなものである。
性を保証する、球形粒子を使用する。
な候補物とする。薬局方に記載される試験の条件下での中性微細顆粒の流動時間
は、10秒より遥かに少ない。この特性は、錠剤プレス機の非常に効率的な供給
を可能にする。さらに、中性微細顆粒は、非常に低い圧縮体積を有する。
有する。
打錠において一般的に観察される偏析の問題を回避することを可能にする。
メータを制限する)が排除されるので、低用量について望まれるように調節され
得る。さらに、錠剤の形状、刻み目をつける能力、および彫刻(engraving)は
、このような系が使用される場合に、保持される。
の作動認定、性能認定、フォーマットチェンジ後の機械試験、および機械調節確
認の間、プラシーボ錠剤として使用され得る。
たは好ましくは200〜400μmのサイズを有する。
5%より遥かに小さくそして1%のオーダーの質量の均一性、1%未満の摩損度
(friability)、37℃で15分未満の崩壊時間、および0〜20daNのオー
ダーの硬度を示す。これらのパラメータは、錠剤化パラメータの相互作用(inte
rplay)によって調節され得る。
び錠剤の重量に関して1重量%未満の量の錠剤化賦形剤から構成される。
%、より好ましくは0.25〜0.5質量%のオーダーの量の滑沢剤を含む。
する。それはまた、杵(punch)へのグレインの付着を減少させること、および
光沢度(a degree of gloss)を得ることを可能にする。滑沢剤は、例えば、ス
テアリン酸マグネシウム、カルシウムまたは亜鉛、タルク、Aerosil(登
録商標)、ステアリン酸およびPEGから選択される。
神経系に作用する他の有効成分、心臓血管系を保護するための薬剤、ホルモンま
たはホメオパシー(homeopathic)有効成分から選択される。
ましくは10mg/g未満であり、有効成分のタイプ、コーティングを付着させ
る方法、および錠剤化される準備の出来ている系の機械特性に対するコーティン
グを付着させた後のその効果に従って調節される。
に応じて噴霧溶媒中の結合剤の存在下で、パンまたは流動化空気床において、溶
液または懸濁液から出発したコーティングを付着させること)に従って、行われ
る。結合剤の量は、コーティングとして付着される有効成分の性質および量に従
って、調節される。
乾燥段階を伴う任意の他の認可された溶媒である。
め、または有効成分を空気中の酸素、湿気もしくは光から保護するために、フィ
ルムコーティングされ得る。
成分の修飾放出(modified release)を意図されるフィルムでコーティングされ
得る。
性微細顆粒、および0〜1質量%の滑沢剤を含有する組成物からなる錠剤化プレ
ミックス(tableting premix)であり、該組成物は、直接打錠に供されることが
意図される。
縮力は、有利には、圧縮表面積が1cm2である場合、5〜50kNであり(す
なわち、50〜500MPa)、好ましくは10〜30kNである。
ing press)における錠剤化に関する特性。
)およびC(250〜300μm)に対して研究する。バッチAを、2つの滑沢
レベルで研究する:0.25%(A1)および0.5%(A2)のステアリン酸
マグネシウム。バッチBおよびCを、0.25%の滑沢度(a degree of lubric
ation)で研究する。各バッチの中性微細顆粒100gを秤量し、そしてステア
リン酸マグネシウムのレベルに依存して、0.25gまたは0.50gの滑沢剤
を添加する。ブレンドを、Turbla(48rpm)において1分間行う。
縮力で、交互錠剤プレス機(Frogerais OA;杵1cm2;1cmに
標準化した型高さ(mold height)、すなわち、作業体積1cm3)において試験
する。
ゲージ(strain gauge))および誘導変位センサー(inductive displacement s
ensors)を備える交互錠剤プレス機において試験する。得られる錠剤を、最大力
20daNでの直径圧縮(diametrical compression)によって硬度試験に供す
る(Schleunigerタイプ)。
慮して、圧力(MPa)に変換する。下杵力/上杵力の比は、伝達(transmissi
on)のパーセンテージを与える。
通過し、恐らく、突出(ejection)の間、粘弾性挙動が続く。この段階は、2つ
のパラメータによって研究され得る:残力(residual force)および突出力(ej
ection force)。この段階のモニタリングはまた、機械構成要素への付着の問題
を記載することを可能にする。
いない場合、下杵で測定される。中性微細顆粒の錠剤化のための良好な条件につ
いての最適は、25daN未満の値について得られる。
工程の間に問題を有しないために、一般的に、この力が50daNのオーダーま
たはそれ未満でなければならないということが受け入られている。
なしの中性微細顆粒の特性を研究することを可能にする。
グネシウムで滑沢にした、500〜600μm中性微細顆粒(バッチA)間の比
較。
出に影響を与え得る(滑沢剤の疎水性特性)ので、評価することが重要である。
テアリン酸マグネシウムが使用される場合、硬度の差異は、非常に僅かである。
)のパーセンテージは、両方の系について、約93%で、非常に高いままである
。
化し、従って、50daNの突出力について許容可能な限界は2つのバッチA1
およびA2について230〜260MPaに達すると見積もられる(推定によっ
て)ことが可能である。
十分であるようである。
性微細顆粒(バッチA1、BおよびC)間の比較。
ベルの増加力で、硬度は、系が小さくなるにつれて、より速く増加する。
ずかに高い突出力を伴って、事実上同一である。50daNの許容可能な限界は
、A1およびBについて約250MPaの負荷圧力に達し、そしてCについて3
00MPaを超えるだろう(外挿による評価)。
分かる。直接打錠のための賦形剤の最適な凝集指数は、約1000である;この
値は、試験される小さな中性微細顆粒(バッチB)について、達成されるかまた
は事実上達成される。
足な範囲の硬度を有する十分な錠剤化能(tabletability)を生ずるに十分であ
るようである。突出力に関連する錠剤化能の限界は、約230〜260MPaの
圧縮圧に達する。常に90%を超える伝達比(transmission ratio)は、これら
全てのシナリオにおいて優れている。
集指数(優秀な値とみなされる)は、事実上、約200〜300μmの微細顆粒
を用いて達成される。それにも関わらず、コーティングの付着のない小〜中間サ
イズの系の凝集特性は、非常に良好である。
idomine)のコーティングを付着させた中性微細顆粒の錠剤化についての特性。
0μmの粒度を有する中性微細顆粒を使用して、調製する。滑沢度は、0.25
%に設定する。
て、水溶液から出発したまたは溶液中の結合剤(Pharmacoat603)
の存在下の、中性微細顆粒へのコーティングとして付着されている: バッチ コーティングの付着度 結合剤の% Ma 6.3mg/g − Mb 11.4mg/g − Mc 5.9mg/g 0.14% Md 11.2mg/g 0.27%。
レベルの圧縮力(すなわち、75〜260MPa(ストレスとして表現される)
)で、列挙する。
結果を表2に示す。
性微細顆粒(同じサイズ)から得られるが有効成分の付着コーティングを有さな
い錠剤と比較する。従って、これらの試験は、モルシドミンのコーティングの中
性微細顆粒への付着の、錠剤化におけるそれらの特性に対する影響を研究するこ
とを可能にする。
いての実施例1に記載されるのと同一の結果を与える。
てそれらは、圧縮力が増加する場合、迅速に増加する。17daNの高い硬度は
、依然として比較的弱い、18kNのオーダーの圧縮圧力(すなわち、180M
Pa)について得られる。凝集指数は、900のオーダーの値で優秀に至る。
り低い。しかし、これらのレベルの硬度は、15〜25kNのオーダーの圧縮力
について高度に満足である。凝集指数は、コーティングが付着されていない中性
微細顆粒についてよりも低いが、400〜500のオーダーの高度に許容可能な
値のままである。コーティングとして付着される有効成分の量の影響は、これら
の系に関して、あまり注目に値しない。他方、コーティングの付着のためのプロ
セスの影響を見ることが可能であり、何故ならば、コーティングが結合剤の存在
下で付着される系は、コーティングがシンプルな溶液から出発して付着される系
よりも凝集性があると分かったためである。
縮力について15daN未満である。
60daNの限界値に至る。
apping)の現象は、見られない。しかし、非常に僅かにより大きな滑沢は、最も
高い圧力での突出力を減少させることを可能にする。行動の余地は、慣用の処方
/製造相互作用(製品/プレス機対)において、ここで、非常に大きいままであ
る。
5%のオーダーである。
均についての確率変数を伴う。
特性を示す。これらの系の凝集は、それが中性微細顆粒の表面にコーティングと
して付着される有効成分の存在によって影響される場合でさえ、非常に良好であ
る。
要な利点である。
レス機(rotary press)における、付着コーティングのない中性微細顆粒の特性
。
マグネシウムを含む、付着コーティングのない中性微細顆粒の錠剤化からなり、
満足な特徴を有する錠剤を得るために必要な最小の滑沢剤度を決定するためであ
る。
.5および0.75%である。
urbulaミキサーを使用して、1分間、行う。
、Erwekaキューブミキサー中で5分間ブレンドする。
圧縮粉の硬度がステアレートの各含有量について許容可能な値を有するように、
調節する。プレ圧縮の調節を4で示し、そして変更しない。
剤を、5分間、30秒毎で取り出す。
する。
ように意図され、これは、直径圧縮(diametrical compression)によってそれ
らの破壊をもたらすに必要な力によって測定される。
う。
の錠剤に関して行う。
ていない錠剤の摩損度(すなわち、これは、錠剤の表面が、機械的衝撃または摩
擦の効果下で、損傷されるかあるいは磨耗または破壊の兆候を示す現象である)
を測定するように意図される。
う。
い能力を測定するように意図される。それを、Erweka装置を使用して測定
し、そして水中37℃で6個の錠剤に関して行う。
いて5%の平均質量のパーセンテージとして推奨する。種々のレベルのステアリ
ン酸マグネシウムについて、値は、平均の両方サイドにおいて変動し、従って、
分布はランダムである。全てのバッチは、見られる値が薬局方によって設定され
る制限よりも遥かに低いので、従っている。
大損失は、試験に供される錠剤の質量の1%である。使用される種々のレベルの
ステアリン酸マグネシウムについて、本発明者らは、結果が薬局方の基準よりも
遥かに低く、従って種々のバッチは従っていると分かった。
ン酸マグネシウムについて、結果は、本発明者らが常に調節制限内にあり、従っ
て種々のバッチは従っていることを示す。
いる。裸錠またはコーティングを施していない錠剤について、時間は、15分未
満でなければならない。従って、本発明者らの結果は、0.75%のステアリン
酸マグネシウムおよび使用される圧縮力を除いて(ここで、時間は22分である
)、薬局方の基準に従っている。
結果を伴って、実証される。生産率が優れていることに気付かれるべきである:
ホッパー(hopper)は、外部の補助なしで、最後のグレインに至るまで、空にな
る。工程にわたって雰囲気およびプレス機においてダストが産生されないことも
また、非常に注目に値する。
Claims (13)
- 【請求項1】 直接打錠可能な希釈剤を含む微細顆粒から形成される、低用
量の有効成分を含む錠剤であって、該直接打錠可能な希釈剤が、もっぱら中性微
細顆粒から構成されること、および、該有効成分が、該中性微細顆粒へのコーテ
ィングとして付着され、そしてその放出を改変するかまたはその味覚をマスクす
るように意図される薬剤でコーティングされていないことを特徴とする、錠剤。 - 【請求項2】 前記中性微細顆粒のサイズが、100〜2000μm、好ま
しくは200〜600μmであることを特徴とする、請求項1に記載の錠剤。 - 【請求項3】 前記中性微細顆粒のサイズが、200〜400μmであるこ
とを特徴とする、請求項2に記載の錠剤。 - 【請求項4】 硬度が0〜20daNであることを特徴とする、前記請求項
の1つに記載の錠剤。 - 【請求項5】 摩損度が0〜1%であることを特徴とする、前記請求項の1
つに記載の錠剤。 - 【請求項6】 崩壊時間が15分未満であることを特徴とする、前記請求項
の1つに記載の錠剤。 - 【請求項7】 中性微細顆粒へのコーティングとして付着される有効成分、
および錠剤の重量に関して1重量%未満の量の打錠賦形剤から構成されることを
特徴とする、前記請求項の1つに記載の錠剤。 - 【請求項8】 錠剤の1質量%未満の量の滑沢剤をさらに含むことを特徴と
する、請求項7に記載の錠剤。 - 【請求項9】 滑沢剤の含有量が、0.125質量%〜0.75質量%、好
ましくは0.25質量%のオーダーであることを特徴とする、請求項8に記載の
錠剤。 - 【請求項10】 有効成分の量が、錠剤化される系の40mg/g未満、好
ましくは10mg/g未満であることを特徴とする、前記請求項の1つに記載の
錠剤。 - 【請求項11】 以下: − 有効成分がコーティングとして付着される、99〜100質量%の中性微細
顆粒、および − 0〜1質量%の滑沢剤、 を含有し、直接打錠へ供されるように意図される、組成物。 - 【請求項12】 中性微細顆粒へのコーティングとして付着される有効成分
が、該中性微細顆粒の4質量%未満を示すことを特徴とする、請求項11に記載
の組成物。 - 【請求項13】 請求項1〜10の1つに記載の錠剤の調製方法であって、
5〜50kN、好ましくは10〜30kNの圧縮力を使用することによる、請求
項11および12のいずれかに記載の組成物の直接打錠によって得られることを
特徴とする、方法。
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