JP2003505164A - 料理蓋状態インジケータ - Google Patents

料理蓋状態インジケータ

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JP2003505164A JP2001512229A JP2001512229A JP2003505164A JP 2003505164 A JP2003505164 A JP 2003505164A JP 2001512229 A JP2001512229 A JP 2001512229A JP 2001512229 A JP2001512229 A JP 2001512229A JP 2003505164 A JP2003505164 A JP 2003505164A
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/68Heating arrangements specially adapted for cooking plates or analogous hot-plates
    • H05B3/74Non-metallic plates, e.g. vitroceramic, ceramic or glassceramic hobs, also including power or control circuits
    • H05B3/746Protection, e.g. overheat cutoff, hot plate indicator

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)
  • Cookers (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 色でレンジ(範囲)を表示できる透明なセラミックガラスの料理蓋用の状態インジケータ(4)が開示されている。典型的には、このようなインジケータは赤色又は曇りガラスの料理蓋で使用され、赤色に制限されている。本発明は、その下側に不透明層(23)を有する透明ガラス(22)の直ぐ下に位置し、不透明層の一部(24)が除かれて光源(2)が料理蓋の上から直接見える。インジケータは、エレメントがオン及び加熱領域が安全に触るには熱過ぎることも示す機能の範囲で使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、素子(エレメント)の状態インジケータのセラミックガラスの料理
蓋への使用に関する。 関連技術の説明 通常のセラミックガラスの料理蓋は、一般的にダークレッド(暗い赤色)又は
茶色のセラミックガラス蓋のいずれかを使用する。赤に色付けされたセラミック
ガラスでは、赤色の光だけが通過する。これは、通常の料理蓋では、一般に赤い
ネオンランプがいくつかの状態のインジケータとしてガラスシートの下に使用さ
れてきたことを意味する。
【0002】 特に、料理蓋の表面に触って安全かどうかを示すことが有用であることが証明
されている。一般的に受け入れられた「安全な」温度はほぼ50−60℃であり
、このようなインジケータはどれもこの温度以上の時に点灯される。しかしいく
つかの場合、(各種の異なる状態、例えば2つのエレメントのための)すべての
インジケータが赤色であるため、一瞥したのでは各指示が何に関係するかについ
て少し混乱を生じることがある。最悪の場合には、このために料理蓋が熱い時に
その上に手又は他の不適当なものをうっかりして置くことになる。 本発明の概要 本発明の目的は、上記の欠点をいくぶんでも解決できるセラミックガラスの料
理蓋用のエレメント状態インジケータを提供すること、又は少なくとも公衆に有
用な選択を提供することである。
【0003】 第1の態様では、本発明は広く構成されており、下側の部分に不透明層を有す
る実質的に無色で透明なセラミックガラスの料理蓋上の加熱領域の状態インジケ
ータであって、前記料理蓋の直ぐ下の前記加熱領域に近接した所で、前記不透明
層の一部が取り除かれた所に配置され、前記料理蓋の上から直接見える指示手段
と、前記加熱領域上の前記料理蓋の表面温度を決定し、前記料理蓋の表面温度が
所定の温度に達した時に前記指示手段を活性化し、前記料理蓋の表面が前記所定
の温度より低くなった時に前記指示手段を非活性化する制御手段とを備える。
【0004】 好ましくは、前記制御手段は、変圧器のない電源から電源が供給される電子回
路を備える。
【0005】 好ましくは、前記指示手段により放射される色は、前記加熱領域が活性化され
ているかにより決定される。
【0006】 好ましくは、前記指示手段は光を放射するダイオードである。
【0007】 好ましくは、前記制御手段は、前記加熱領域の直ぐ近傍に配置され、その電気
的な特性が温度に依存する加熱検出手段を有する。
【0008】 好ましくは、前記加熱検出手段は、バイメタルスイッチである。
【0009】 好ましくは、前記加熱検出手段は、サーミスタである。
【0010】 更に別の態様では、前記加熱検出手段は、前記料理蓋の下側にコートされた正
の温度係数のペーストである。
【0011】 好ましくは、前記所定の温度は、人間の皮膚がさらされても安全である最大温
度である。
【0012】 好ましくは、前記所定の温度は、50℃である。
【0013】 本発明が関係する従来技術の当業者に対しては、特許請求の範囲に記載された
発明の範囲を逸脱すること無しに、構成における多くの変更及び本発明の広く異
なる実施例及び応用が、示唆されるであろう。ここでの開示と説明は、純粋に説
明のためであり、いかなる意味においても範囲を制限することを意図するもので
はない。 好適な実施例の説明 本発明の1つの好ましい形は、図面を参照して説明される。
【0014】 本発明の好ましい形では、料理蓋の表面が触るのに安全である時を示すために
、エレメント状態インジケータはセラミックガラスの料理蓋の上に設けられる。
インジケータは、異なる状態を示すのに異なる色を使用できるように各種のLE
Dで作られることが望ましい。これが実現できるためには、料理蓋は、下側がエ
ナメル層でコートされた各種の透明ガラスで作られる。
【0015】 図1に示すガラス表面の料理蓋1は、通常の料理蓋では典型的である4個の円
形エレメント2を含む。一般的に、エレメントは高速の応答性と高効率で選択さ
れた各種の放射リボンで作られている。エレメント2上の料理蓋3の表面は、最
初は低温であるが、エレメント2からの放射及び加熱容器(図示せず)からの伝
導のためにすぐに加熱される。一旦エレメント2が切られ(オフされ)、加熱容
器が取り去られると、ガラス3の熱慣性はそれを15分にもなるある時間の間か
なり熱い状態に維持させる。明らかにこれは安全ではない。なぜならば、表面温
度を目に見えて示すものはなく、もしエレメント2が光っていなければエレメン
ト2が切られており、従って表面3は冷たいであろうと通常は考えられるからで
ある。
【0016】 本発明の好ましい実施例は、各エレメント3のための複合色付けされた(マル
チカラー化された)インジケータ4を有する。インジケータ4は、制御ノブ5の
近くに、そのエレメントの状態について示していることが容易に分かるように配
置される。異なる色は、異なる状態を、例えば、オレンジ色はエレメントが点い
ており(オンしており)、赤は触るにはエレメントが熱過ぎることを示すのに使
用できる。いずれにしろ、インジケータは個別のエレメントの空間的なオリエン
テーションを模すように離れて配置される。
【0017】 好ましい実施例における料理蓋の表面は、例えばホウケイ酸ガラスのような、
約4mmの厚さで見た目に透明又は「曇り」(実質的に透明)であるガラスセラ
ミックから作られる。蓋の表面は滑らかで、裏面は滑らか又は少し粗くなってお
り、引っ掻きによる歪みの集中を低減して、曲げ応力を100N/mm2以上に
することが望ましい。パネル全体の色は、パネルの裏面を覆うセラミックのイン
クから生じる。エレメント2の外側の領域は黒又は暗い色で覆われ、(特に、下
側表面に接触する蒸気又は接着剤による色変化を示さないように)パネルを適当
に不透明にする。エレメント2の加熱領域上のセラミックガラスの領域は、例え
ば700℃の熱負荷で、変色せずに酸、アルカリ及び水に対してクラス1の耐性
のようなより厳しい条件で対処できる必要がある。色の異なる(そしてより制限
された)パレットが、それを主領域から画すのを助けるためにこの領域に使用さ
れることもある。エレメントが発光している時に見えるようにするために、この
領域がより半透明であることも重要である(500−400nmの範囲で放射エ
ネルギを透過できる能力は明らかに第1の重要なことでもある。)。
【0018】 図1に示すインジケータ4は、図2に側面から示すように、表面実装LED2
0であることが望ましい。LED20はプリント回路基板21上に取り付けられ
、この基板はエレメント2を制御するためのタッチコントロール、又はロータリ
ーノブの設置も含む。エナメル23はガラス24の下側のLED20の直ぐ上は
なく、そこからLED20が見えるようになっている。ガラスは透明であるから
、これまで利用できた赤色だけ以外に指示のどのような色でもみることが可能で
あることを意味する。同様に、インジケータは、図3に示すこれまでのPCBに
取り付けたLED30でも、図4に示す表縁40に取り付けられたLEDでもよ
い。
【0019】 インジケータは、その多くが従来技術で知られたいろいろな手段で制御される
。本発明の好ましい実施例は、ガラスの表面温度が50℃以上の時に閉じるエレ
メント本体上のバイメタルスイッチを有する。
【0020】 多くのほかの変形例が同様に適用可能であることが分かる。サーミスタ又は他
のタイプの熱応答性のセンサも、電子的に制御される料理蓋と組み合わせて使用
できる。特に、そのような料理蓋がマイクロプロセッサを有する時には、そのよ
うな装置はエレメント自体の付勢を制御するのにも使用できる。
【0021】 図5に示す回路モジュールが各エレメントのLEDを制御するのに使用され、
それはエレメントがオンの時にはオレンジ色の光を放射し、エレメントが冷えて
いる時には赤色の光を放射する。オレンジ色の光は、光学的な組み合わせ、すな
わち緑色のLED50と赤色のLED51の組み合わせである。回路はより単純
は3つの動作モードに分けられる。
【0022】 i)エレメントがオン ii)エレメントが冷えている iii)エレメントがオフ(切れている) 最初に、図6に等価の形で示した構成において、エレメントスイッチ52は閉
じた状態である。これは、(pnp型の)T1 53と(npn型の)T2 5
4のベースを位相レール55に効果的に接続する。T1 53のエミッタ−コレ
クタの最大電圧は、位相電圧の正の半周期の間、約1.5Vである赤色LED5
1のオン状態電圧の最大値にクランプされる。このように、オン状態にあるT1
53のベース電圧58は0.9Vより低くなければならない。電圧分割器から
ベースを駆動する実際の電圧59は、ベース抵抗60を横切る電圧降下のために
0.9Vより少し低くなければならない。電圧分割器電圧59は、コレクタ電圧
61に対してT1 53がオンになるのに必要なベース−エミッタ電圧を得るこ
とがないように設計されている。このミラーは、負の半周期の間T2 54と緑
色のLED50に印加される。
【0023】 これは、正の半周期中は赤色LEDはオンで、負の半周期中は緑色LEDがオ
ンであることを意味する。50Hzの緑と赤色のこのサイクルは、人間の目には
オレンジ色に見える。
【0024】 エレメントが冷えつつある時(50℃以上の温度の時)、図7に等価な形で示
すように、バイメタルスイッチ56は閉状態にあり、エレメントスイッチ52は
開状態にある。これは、正の半周期の間、T1 53とT2 54のベースを位
相レール55に、負の半周期の間、基準レール57に効果的に結びつける。これ
は、正の半周期の間、T1 53は赤色LED51がオンであるようにバイアス
をオフにすることを意味する。負の半周期の間、T2 54は緑色LED5をバ
イパスするバイアスをオンする。従って、赤色LEDだけが動作することになり
、人間の目には赤色の光が見える。
【0025】 最後に、図8に等価な形で示したエレメントがオフの構成では、エレメントス
イッチ52とバイメタルスイッチ56は開状態にある。これはT1 53とT2
54のベースを基準レール57に効果的に結びつける。これは、T1 53が
正の半周期の間バイアスがオンにされ、T2 54が負の半周期の間バイアスが
オンにされることを意味する。これにより、半周期の両方で、LEDがバイパス
され、オペレータは光を見ないことになる。
【0026】 同様に、サーミスタを電子的コントローラと一緒に使用でき、表面温度を演算
して適当な時にLEDを活性化できる。同様に、LEDを「冷えるまでの典型的
な時間」の間オンしておくタイマーベースシステムも、LEDを制御するのに使
用できる。
【0027】 好ましい実施例では、そのような複数のモジュールは直列に接続されそして電
源に接続される。図9に示す1つの実施例では、3個のそのようなモジュール8
0が3個のエレメント料理蓋に対してそのように接続されている。各モジュール
は、その基準ターミナル72が前のモジュールの対応する電源ターミナル71に
接続され、これらは各モジュールの説明で参照した基準レールとコレクタ電圧に
対応する。更に、電源の位相ターミナルへの接続70は、各モジュールでスイッ
チ52,56を供給するのに使用される。
【0028】 電源自体は変圧器のない例であり、定電流供給を保証するために替わりに容量
を使用する。再び図9を参照して、好ましい実施例では、単一の容量82は、中
立レール83に、この目的のための安全用抵抗84及びサージ抵抗85と一緒に
直列に接続される。2個の別のツェナーダイオード86が、一時的な超過電圧保
護のために、電源を横切って並列に接続される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、料理蓋の平面図である。
【図2】 図2は、表面実装LEDを使用した料理蓋の断面図である。
【図3】 図3は、PCBに取り付けたLEDを使用した料理蓋の断面図である。
【図4】 図4は、表縁に取り付けたLEDを使用した料理蓋の断面図である。
【図5】 図5は、エレメント状態インジケータのための制御回路の回路図である。
【図6】 図6は、エレメントがオンの時の等価回路である。
【図7】 図7は、エレメントが冷えている時の等価回路である。
【図8】 図8は、エレメントがオフの時の等価回路である。
【図9】 図9は、全回路の回路図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年4月26日(2001.4.26)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4B055 AA01 BA03 BA42 CA21 CC03 CC05 CD01 CD04 CD05 CD12 CD41 FB23 FB25 FC02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下側の部分に不透明層を有する実質的に無色で透明なセラミ
    ックガラスの料理蓋上の加熱領域の状態インジケータであって、 前記料理蓋の直ぐ下の前記加熱領域に近接した所で、前記不透明層の一部が取
    り除かれた所に配置され、前記料理蓋の上から直接見える指示手段と、 前記加熱領域上の前記料理蓋の表面温度を決定し、前記料理蓋の表面温度が所
    定の温度に達した時に前記指示手段を活性化し、前記料理蓋の表面が前記所定の
    温度より低くなった時に前記指示手段を非活性化する制御手段とを備える状態イ
    ンジケータ。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、変圧器のない電源から電源が供給される電
    子回路を備える請求項1に記載の状態インジケータ。
  3. 【請求項3】 前記指示手段により放射される色は、前記加熱領域が活性化
    されているかにより決定される請求項1又は2に記載の状態インジケータ。
  4. 【請求項4】 前記指示手段は光を放射するダイオードである請求項1から
    3のいずれか1項に記載の状態インジケータ。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記加熱領域の直ぐ近傍に配置され、その
    電気的な特性が温度に依存する加熱検出手段を有する請求項1から4のいずれか
    1項に記載の状態インジケータ。
  6. 【請求項6】 前記加熱検出手段は、バイメタルスイッチである請求項5に
    記載の状態インジケータ。
  7. 【請求項7】 前記加熱検出手段は、サーミスタである請求項5に記載の状
    態インジケータ。
  8. 【請求項8】 前記加熱検出手段は、前記料理蓋の下側にコートされた正の
    温度係数のペーストである請求項5に記載の状態インジケータ。
  9. 【請求項9】 前記所定の温度は、人間の皮膚がさらされても安全である最
    大温度である請求項1から8のいずれか1項に記載の状態インジケータ。
  10. 【請求項10】 前記所定の温度は、50℃である請求項1から8のいずれ
    か1項に記載の状態インジケータ。
JP2001512229A 1999-07-22 2000-07-21 料理蓋状態インジケータ Pending JP2003505164A (ja)

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