JP2003504747A - 流量調整器 - Google Patents

流量調整器

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JP2003504747A JP2001510058A JP2001510058A JP2003504747A JP 2003504747 A JP2003504747 A JP 2003504747A JP 2001510058 A JP2001510058 A JP 2001510058A JP 2001510058 A JP2001510058 A JP 2001510058A JP 2003504747 A JP2003504747 A JP 2003504747A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、調整器ケーシング(2)を備えた流量調整器(1)であって、前記調整器ケーシングが通流通路(3)内に、弾性材料から成る環状の絞り体(5)によって周面係合された制御ピン(4)又は制御円錐を有しており、前記絞り体(5)が、この絞り体自体とケーシングに固定された少なくとも1つの構成部材との間で制御ギャップ(6)を制限しており、この制御ギャップの通流横断面が、通流時に形成される差圧下で変形する絞り体(5)に基づき可変であり、前記制御ギャップ(6)を制限するケーシングに固定された少なくとも1つの構成部材の周面に、周方向で互いに間隔をおかれ且つ通流方向(Pf1)に向けられた調整切欠き(7,8)が設けられている形式のものに関する。本発明による流量調整器は、制御ギャップ(6)が絞り体(5)と、通流通路(3)を制限する調整器ケーシング(2)の内周面との間にも、絞り体(5)と制御ピン(4)又は制御円錐の外周面との間にも設けられており、調整器ケーシング(2)の内周面にも制御ピン(4)又は制御円錐の外周面にも調整切欠き(7,8)が設けられていることを特徴とする。本発明による流量調整器(1)は、時間単位毎に所望の通流量が、比較的低い液圧において既に達成され且つ液圧の上昇及び激しい変動に際しても事実上一定に保持されるという点において優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、調整器ケーシングを備えた流量調整器であって、前記調整器ケーシ
ングが通流通路内に、弾性材料から成る環状の絞り体によって周面係合された制
御ピン又は制御円錐を有しており、前記絞り体が、この絞り体自体とケーシング
に固定された少なくとも1つの構成部材との間で制御ギャップを制限しており、
この制御ギャップの通流横断面が、通流時に形成される差圧下で変形する絞り体
に基づき可変であり、前記制御ギャップを制限するケーシングに固定された少な
くとも1つの構成部材の周面に、周方向で互いに間隔をおかれた調整切欠きが設
けられている形式のものに関する。
【0002】 このような形式の流量調整器は、時間単位毎に要求される通流量を激しい圧力
変動においてもできるだけ一定に保てるようにするために、例えば水道管内で使
用される。
【0003】 従来公知の流量調整器は調整器ケーシングの通流通路内に、弾性材料から成る
環状の絞り体によって周面係合された、円錐形にテーパされた制御ピンを有して
いる。前記の環状の絞り体は、この絞り体自体とケーシングに固定された構成部
材との間で制御ギャップを制限しており、この制御ギャップの通流横断面は、通
流時に形成される差圧下で変形する絞り体に基づき可変である。この場合、制御
ギャップを制限するケーシングに固定された構成部材の周面には、周方向で互い
に間隔をおかれ且つ通流方向に向けられた調整切欠きが設けられている。
【0004】 このように、調整切欠きが調整器ケーシングの内周面に設けられており、場合
によっては中心の通流孔が存在している流量調整器は既に公知である。しかし、
これらの従来公知の流量調整器は、時間単位毎に通流する液体量が完全に一定に
は保たれず、圧力の上昇に伴って僅かに増大するという欠点を有している。
【0005】 調整切欠きを制御ピンの外周面に有する流量調整器も既に公知である(例えば
ドイツ連邦共和国特許出願公開第4041116号明細書参照)。これらの公知
の流量調整器は、要求された通流量を比較的低い液圧において達成するという点
において優れてはいるが、圧力上昇時に再び減少する、通流目標値を著しく上回
る通流最大値がしばしば生ぜしめられる。
【0006】 最後に、ドイツ連邦共和国特許出願公開第2131117号明細書に基づき既
に公知の流量調整器の弾性的な絞り体は、水圧に関連して軸方向でも半径方向で
も対応する調整面に対して押圧される。更に、この従来公知の流量調整器の弾性
的な絞り体は成形された中心の制御ピンに周面係合している。また更に、前記の
弾性的な絞り体は若干の盆状の凹所を備えたショルダ面に載置されている。これ
らの盆状の凹所は、低い吸込圧力において付加的な液体量が調整器ケーシングの
内周面に沿って弾性的な絞り体の下方を通流できるようにする。更に、前記ショ
ルダ面に設けられた凹所は、弾性的な絞り体を未だ絞り作用を有さない状態で波
状に成形された制御ピンに進入させる。それというのも、差し当たっては弾性的
な環の前後でその進入及び変形に必要とされる差圧を形成することができないか
らである。吸込圧力の上昇に伴ってようやく環状の弾性的な絞り体はシール作用
を以て埋まる程度にショルダ面の盆状の凹所に押し込まれ、これにより調整に必
要な差圧を発生させることが可能である。
【0007】 軸方向制御面及び半径方向制御面を時間的にずらして負荷することにより、従
来公知の流量調整器を以て既に比較的低い予圧において要求された調整水量が得
られる。しかし、最大通流量は前記の従来公知の流量調整器でも、制御ピンと絞
り体との間に残る制御ギャップの内法幅によって制限される。
【0008】 従って本発明の課題は特に、冒頭で述べた形式の流量調整器を改良して、時間
単位毎に所望される通流量を既に比較的低い液圧において達成し且つ液圧の上昇
又は激しい変動に際しても事実上一定に保つ、比較的高い最大通流量を有する流
量調整器を提供することである。
【0009】 この課題を解決するために本発明では特に、制御ギャップが絞り体と、通流通
路を制限する調整器ケーシングの内周面との間にも、絞り体と制御ピン又は制御
円錐の外周面との間にも設けられており、調整器ケーシングの内周面にも制御ピ
ン又は制御円錐の外周面にも調整切欠きが設けられているようにした。
【0010】 本発明による流量調整器では、環状の絞り体の圧力に関連した変形を片側に向
かってだけでなく、内側に向かっても外側に向かっても作用させて、調整切欠き
の適当な流れ横断面を制御することができる。絞り体は同時且つ同期的に、両側
に設けられた調整切欠きに向かって変形可能であり且つ絞り体の両側にはそれぞ
れ調整されるべき平行な水流を有する制御ギャップが設けられているので、本発
明による流量調整器は、比較的高い最大通流量に対して小さな組込みサイズとい
う点において優れている。
【0011】 上で述べた課題を解決するために、保護するに値する独自の意味を有する本発
明は更に、ケーシングに固定された少なくとも1つの構成部材に、それぞれ絞り
体の範囲内で異なって成形された横断面を有する調整切欠きが設けられており、
比較的低い圧力域で遮断される調整切欠きが、比較的高い圧力域で遮断される調
整切欠きに比べてより大きな、絞り体に面した内法開口幅を有しているというこ
とを提案する。
【0012】 本発明によるこのような流量調整器は、低圧域を迅速に閉じる調整切欠きによ
って検出することができる一方で、絞り体が液圧によって既に極めて激しく負荷
されて初めて、高圧域で遮断される調整切欠きが絞り体によって閉鎖されるとい
う利点を提供する。
【0013】 前掲のドイツ連邦共和国特許出願公開第2131117号明細書に基づき従来
公知の流量調整器の中心の制御ピンには異なって成形された波状の加工成形部が
設けられてはいるが、これらの波状の加工成形部は一般に均一な調整切欠きを制
限しているに過ぎない。それぞれ異なって成形された調整切欠きは、当該のドイ
ツ連邦共和国特許出願公開第2131117号明細書では設けられていない。
【0014】 この場合、横断面が異なって成形された調整切欠きは、例えば周方向で交互に
調整器ケーシング22の内周面、或いは制御ピン又は制御円錐の外周面のいずれ
かに設けられていてよい。前記調整切欠きが、調整器ケーシングの内周面にも制
御ピン又は制御円錐の外周面にも設けられているということも可能である。
【0015】 機能の分離及び最適化のために本発明の有利な構成では、調整器ケーシングの
内周面に設けられた調整切欠きは、制御ピン又は制御円錐の外周面に設けられた
調整切欠きに比べて異なって成形された横断面を有している。
【0016】 この場合、比較的大きな内法開口幅を有する調整切欠きが調整器ケーシングの
内周面又は制御ピンの外周面に設けられていると有利であってよい。
【0017】 比較的大きな内法開口幅を有する調整切欠きを、比較的低い圧力においてもゴ
ム弾性的な絞り体によって良好に制御できるようにするためには、比較的大きな
内法開口幅を有する調整切欠きがほぼ円セグメント形の横断面を有していると有
利であってよい。
【0018】 これに対して、特に流れ媒体の液圧が高い場合に遮断される調整切欠きは、こ
れらの調整切欠きが比較的小さな内法開口幅を備えて、少なくとも1部分域が半
円形及び/又はエッジを急峻に構成されているように設計されていてよい。
【0019】 調整切欠きの正確な設計は、環状のエラストマの弾性特性に関連して行うこと
ができる。
【0020】 個々の特徴は、それ自体又は複数で、本発明による構成において実現すること
ができる。
【0021】 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0022】 図1及び図2には調整器ケーシング2を有する流量調整器1が示されている。
この流量調整器1の調整器ケーシング2は、一般に例えば衛生取付具の流出部開
口部材(詳しくは図示せず)又はフレキシブルなホース導管の接続用取付具に挿
入可能であり、これにより、時間単位毎に要求される水量を水供給導管内の圧力
変動が激しい場合でも一定に保つことができる。
【0023】 流量調整器1は中心の制御ピン4を有しており、この制御ピン4は調整器ケー
シング2の通流通路3内でケーシングに固定されて保持されている。制御ピン4
は弾性材料から成る環状の絞り体5によって周面係合される。図2に示したよう
に、制御ピン4は少なくとも前記絞り体5によって周面係合される長手方向延在
部の部分域において、流れ方向Pf1とは逆向きでほぼ円錐形にテーパされてい
る。
【0024】 絞り体は、この絞り体自体と通流通路3を制限する調整器ケーシング2の内周
面との間にも、絞り体自体と制御ピン4の外周面との間にも制御ギャップ6を形
成しており、この制御ギャップ6の通流横断面は、通流時に形成される差圧下で
変形する絞り体5によって可変である。
【0025】 図1において認識されるように、調整器ケーシング2の内周面にも制御ピン4
の外周面にも調整切欠き7,8が設けられており、これらの調整切欠き7,8は
、それぞれ周方向で互いに間隔をあけられており且つ通流方向Pf1に向けられ
ている。調整切欠き7,8は流出入方向で形成されており且つ制御ギャップ6に
対して開いて形成されている。
【0026】 調整切欠き8が制御ピン4の外周面に比較的大きな内法開口幅を有しており且
つ流れ媒体の低い圧力条件において既に遮断されるのに対して、調整器ケーシン
グ2の内周面に位置する調整切欠き7は比較的小さな内法開口幅を有しているの
で、ゴム弾性的な絞り体は、この絞り体に作用する流れ媒体の圧力負荷が高い場
合に初めて、調整器ケーシング2の内周面に設けられた調整溝又は調整切欠き7
へ侵入することができる。
【0027】 ゴム弾性的な絞り体5の、液圧に関連した多少なりとも著しい調整切欠き7,
8への侵入によって、時間単位毎に流量調整器1を通流する水量が一定に保たれ
て、水圧が徐々に上昇した場合でも規定された時間単位毎の水量を上回る恐れは
ない。
【0028】 比較的大きな内法開口幅を備えた調整切欠き8がほぼ円セグメント形の横断面
を有しているのに対して、調整器ケーシング2の内周面に設けられた、比較的小
さな内法開口幅を備えた調整切欠き7は、溝底部域がほぼ円セグメント形であり
且つエッジの急峻な横断面を有している。
【0029】 図3に示した線図から、流量調整器1は異なって成形された調整切欠き7,8
によって調整される変形に基づき、低圧域でも高圧域でも極めて良好な一定の調
整結果を得られるという点において優れているということが明らかになる。流量
調整器1は、時間単位毎に所望される通流量を既に比較的低い液圧において達成
し、この通流量を液圧の上昇又は激しい変動に際してもほぼ一定に保持する。図
示の流量調整器の絞り体は同時且つ同期的に両側に設けられた調整切欠きに向か
って変形可能であり且つ当該絞り体の両側にはそれぞれ調整されるべき平行な水
流を有する制御ギャップが設けられているので、本発明による流量調整器は比較
的高い最大通流量に対して小さな組込みサイズという点において優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 流量調整器の調整器ケーシングの横断面図であって、この場合、流量調整器は
調整器ケーシングの内周面にも、中心の制御ピンの外周面にも、周方向で互いに
間隔をあけられ且つ通流方向に向けられた調整切欠きを有している。
【図2】 図1に示した流量調整器の縦断面図である。
【図3】 図1及び図2に示した流量調整器の通流線図であって、この場合、時間単位毎
に流量調整器を通流する液体量が液圧に関連して示されている。
【符号の説明】
1 流量調整器、 2 調整器ケーシング、 3 通流通路、 4 制御ピン
、 5 絞り体、 6 制御ギャップ、 7,8 調整切欠き
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年7月10日(2001.7.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の名称】 流量調整器
【特許請求の範囲】
【請求項】 調整器ケーシング(2)の内周面に設けられた調整切欠き(
7)が、制御ピン(4)又は制御円錐の外周面に設けられた調整切欠き(8)と
比べて異なって成形された横断面を有している、請求項1又は2記載の流量調整
器。
【請求項】 比較的大きな内法開口幅を有する調整切欠き(8)が、調整
器ケーシングの内周面或いは制御ピン(4)又は制御円錐の外周面に設けられて
いる、請求項1からまでのいずれか1項記載の流量調整器。
【請求項】 比較的大きな内法開口幅を有する調整切欠き(8)がほぼ円
セグメント形の横断面を有している、請求項1からまでのいずれか1項記載の
流量調整器。
【請求項】 比較的小さな内法開口幅を有する調整切欠き(7)の少なく
とも1部分域が半円形且つ/又はエッジを急峻に形成されている、請求項1から までのいずれか1項記載の流量調整器。
【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、調整器ケーシングを備えた流量調整器であって、前記調整器ケーシ
ングが通流通路内に、弾性材料から成る環状の絞り体によって周面係合された制
御ピン又は制御円錐を有しており、前記絞り体が、この絞り体自体とケーシング
に固定された少なくとも1つの構成部材との間で制御ギャップを制限しており、
この制御ギャップの通流横断面が、通流時に形成される差圧下で変形する絞り体
に基づき可変であり、制御ギャップが絞り体と、通流通路を制限する調整器ケー シングの内周面との間にも、絞り体と制御ピン又は制御円錐の外周面との間にも 設けられており、調整器ケーシングの内周面にも、制御ピン又は制御円錐の外周 面にも、周方向で互いに間隔をおかれ且つ通流方向に向けられた調整切欠きが設 けられている 形式のものに関する。
【0002】 このような形式の流量調整器は、時間単位毎に要求される通流量を激しい圧力
変動においてもできるだけ一定に保てるようにするために、例えば水道管内で使
用される。
【0003】 従来公知の流量調整器は調整器ケーシングの通流通路内に、弾性材料から成る
環状の絞り体によって周面係合された、円錐形にテーパされた制御ピンを有して
いる。前記の環状の絞り体は、この絞り体自体とケーシングに固定された構成部
材との間で制御ギャップを制限しており、この制御ギャップの通流横断面は、通
流時に形成される差圧下で変形する絞り体に基づき可変である。この場合、制御
ギャップを制限するケーシングに固定された構成部材の周面には、周方向で互い
に間隔をおかれ且つ通流方向に向けられた調整切欠きが設けられている。
【0004】 このように、調整切欠きが調整器ケーシングの内周面に設けられており、場合
によっては中心の通流孔が存在している流量調整器は既に公知である。しかし、
これらの従来公知の流量調整器は、時間単位毎に通流する液体量が完全に一定に
は保たれず、圧力の上昇に伴って僅かに増大するという欠点を有している。
【0005】 調整切欠きを制御ピンの外周面に有する流量調整器も既に公知である(例えば
ドイツ連邦共和国特許出願公開第4041116号明細書参照)。これらの公知
の流量調整器は、要求された通流量を比較的低い液圧において達成するという点
において優れてはいるが、圧力上昇時に再び減少する、通流目標値を著しく上回
る通流最大値がしばしば生ぜしめられる。
【0006】 ドイツ連邦共和国特許出願公開第2131117号明細書に基づき既に公知の
流量調整器の弾性的な絞り体は、水圧に関連して軸方向でも半径方向でも対応す
る調整面に対して押圧される。更に、この従来公知の流量調整器の弾性的な絞り
体は成形された中心の制御ピンに周面係合している。また更に、前記の弾性的な
絞り体は若干の盆状の凹所を備えたショルダ面に載置されている。これらの盆状
の凹所は、低い吸込圧力において付加的な液体量が調整器ケーシングの内周面に
沿って弾性的な絞り体の下方を通流できるようにする。更に、前記ショルダ面に
設けられた凹所は、弾性的な絞り体を未だ絞り作用を有さない状態で波状に成形
された制御ピンに進入させる。それというのも、差し当たっては弾性的な環の前
後でその進入及び変形に必要とされる差圧を形成することができないからである
。吸込圧力の上昇に伴ってようやく環状の弾性的な絞り体はシール作用を以て埋
まる程度にショルダ面の盆状の凹所に押し込まれ、これにより調整に必要な差圧
を発生させることが可能である。
【0007】 軸方向制御面及び半径方向制御面を時間的にずらして負荷することにより、従
来公知の流量調整器を以て既に比較的低い予圧において要求された調整水量が得
られる。しかし、最大通流量は前記の従来公知の流量調整器でも、制御ピンと絞
り体との間に残る制御ギャップの内法幅によって制限される。 最後に、米国特許第4000857号明細書に基づき公知の衛生組込み部材は 、水道取付具の流出部開口部材に組込み可能である。この従来公知の組込み部材 は噴射調整器を有しており、この噴射調整器には冒頭で述べた形式の流量調整器 に前置されている。この流量調整器は弾性材料から成る環状の絞り体によって周 面係合された制御ピンを有している。前記絞り体は、この絞り体自体と調整器ケ ーシングの内周面との間でも、絞り体自体と制御ピンの外周面との間でも制御ギ ャップを制限しており、この制御ギャップの通流横断面は、通流時に形成される 差圧下で変形する絞り体に基づき可変である。この場合、調整ケーシングの内周 面にも、制御ピンの外周面にも、周方向で互いに間隔をおかれ且つ通流方向に向 けられた、同一横断面形状の調整切欠きが設けられている。当該の従来公知の流 量調整器も、異なる液圧下で時間単位毎に所望の通流量を、目標とする通流目標 値に一定に保持することはできない。
【0008】 従って本発明の課題は特に、冒頭で述べた形式の流量調整器を改良して、時間
単位毎に所望される通流量を既に比較的低い液圧において達成し且つ液圧の上昇
又は激しい変動に際しても事実上一定に保つ、比較的高い最大通流量を有する流
量調整器を提供することである。
【0009】 この課題を解決するために本発明では、絞り体の範囲内でそれぞれ異なって成 形された横断面を有する調整切欠きが設けられており、比較的低い圧力域で遮断 される調整切欠きが、比較的高い圧力域で遮断される調整切欠きに比べてより大 きな、絞り体に面した内法開口幅を有しているようにした
【0010】 本発明による流量調整器で、環状の絞り体の圧力に関連した変形を片側に向
かってだけでなく、内側に向かっても外側に向かっても作用させて、調整切欠き
の適当な流れ横断面を制御することができる。但し、本発明による流量調整器は 絞り体の領域でそれぞれ異なって成形された横断面を有する調整切欠きを有して いる。この場合、比較的低い圧力範囲内で遮断される調整切欠きは、比較的高い 圧力範囲内で遮断される調整切欠きと比較してより大きな、絞り体に面した内法 開口幅を有している。
【0011】 本発明によるこのような流量調整器は、低圧域を迅速に閉じる調整切欠きによ
って検出することができる一方で、絞り体が液圧によって既に極めて激しく負荷
されて初めて、高圧域で遮断される調整切欠きが絞り体によって閉鎖されるとい
う利点を提供する。
【0012】 この場合、本発明による流量調整器は、殊に高い最大通流量に対して小さな組
込みサイズという点において優れている。なぜならば、絞り体が同時且つ同期的
に、両側に設けられた調整切欠きに向かって変形することができ、更に、絞り体
の両側にそれぞれ調整されるべき平行な水流を有する制御ギャップが設けられて
いるからである。
【0013】 前掲のドイツ連邦共和国特許出願公開第2131117号明細書に基づき従来
公知の流量調整器の中心の制御ピンには異なって成形された波状の加工成形部が
設けられてはいるが、これらの波状の加工成形部は一般に均一な調整切欠きを制
限しているに過ぎない。それぞれ異なって成形された調整切欠きは、当該のドイ
ツ連邦共和国特許出願公開第2131117号明細書では設けられていない。
【0014】 調整器ケーシング22の内周面にも、制御ピン又は制御円錐の外周面にも、絞 り体の領域で異なって成形された横断面を有する調整切欠きがそれぞれ設けられ ていることが可能である
【0015】 機能の分離及び最適化のために本発明の有利な構成では、調整器ケーシングの
内周面に設けられた調整切欠きは、制御ピン又は制御円錐の外周面に設けられた
調整切欠きに比べて異なって成形された横断面を有している。
【0016】 この場合、比較的大きな内法開口幅を有する調整切欠きが調整器ケーシングの
内周面又は制御ピンの外周面に設けられていると有利であってよい。
【0017】 比較的大きな内法開口幅を有する調整切欠きを、比較的低い圧力においてもゴ
ム弾性的な絞り体によって良好に制御できるようにするためには、比較的大きな
内法開口幅を有する調整切欠きがほぼ円セグメント形の横断面を有していると有
利であってよい。
【0018】 これに対して、特に流れ媒体の液圧が高い場合に遮断される調整切欠きは、こ
れらの調整切欠きが比較的小さな内法開口幅を備えて、少なくとも1部分域が半
円形及び/又はエッジを急峻に構成されているように設計されていてよい。
【0019】 調整切欠きの正確な設計は、環状のエラストマの弾性特性に関連して行うこと
ができる。
【0020】 個々の特徴は、それ自体又は複数で、本発明による構成において実現すること
ができる。
【0021】 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0022】 図1及び図2には調整器ケーシング2を有する流量調整器1が示されている。
この流量調整器1の調整器ケーシング2は、一般に例えば衛生取付具の流出部開
口部材(詳しくは図示せず)又はフレキシブルなホース導管の接続用取付具に挿
入可能であり、これにより、時間単位毎に要求される水量を水供給導管内の圧力
変動が激しい場合でも一定に保つことができる。
【0023】 流量調整器1は中心の制御ピン4を有しており、この制御ピン4は調整器ケー
シング2の通流通路3内でケーシングに固定されて保持されている。制御ピン4
は弾性材料から成る環状の絞り体5によって周面係合される。図2に示したよう
に、制御ピン4は少なくとも前記絞り体5によって周面係合される長手方向延在
部の部分域において、流れ方向Pf1とは逆向きでほぼ円錐形にテーパされてい
る。
【0024】 絞り体は、この絞り体自体と通流通路3を制限する調整器ケーシング2の内周
面との間にも、絞り体自体と制御ピン4の外周面との間にも制御ギャップ6を形
成しており、この制御ギャップ6の通流横断面は、通流時に形成される差圧下で
変形する絞り体5によって可変である。
【0025】 図1において認識されるように、調整器ケーシング2の内周面にも制御ピン4
の外周面にも調整切欠き7,8が設けられており、これらの調整切欠き7,8は
、それぞれ周方向で互いに間隔をあけられており且つ通流方向Pf1に向けられ
ている。調整切欠き7,8は流出入方向で形成されており且つ制御ギャップ6に
対して開いて形成されている。
【0026】 調整切欠き8が制御ピン4の外周面に比較的大きな内法開口幅を有しており且
つ流れ媒体の低い圧力条件において既に遮断されるのに対して、調整器ケーシン
グ2の内周面に位置する調整切欠き7は比較的小さな内法開口幅を有しているの
で、ゴム弾性的な絞り体は、この絞り体に作用する流れ媒体の圧力負荷が高い場
合に初めて、調整器ケーシング2の内周面に設けられた調整溝又は調整切欠き7
へ侵入することができる。
【0027】 ゴム弾性的な絞り体5の、液圧に関連した多少なりとも著しい調整切欠き7,
8への侵入によって、時間単位毎に流量調整器1を通流する水量が一定に保たれ
て、水圧が徐々に上昇した場合でも規定された時間単位毎の水量を上回る恐れは
ない。
【0028】 比較的大きな内法開口幅を備えた調整切欠き8がほぼ円セグメント形の横断面
を有しているのに対して、調整器ケーシング2の内周面に設けられた、比較的小
さな内法開口幅を備えた調整切欠き7は、溝底部域がほぼ円セグメント形であり
且つエッジの急峻な横断面を有している。
【0029】 図3に示した線図から、流量調整器1は異なって成形された調整切欠き7,8
によって調整される変形に基づき、低圧域でも高圧域でも極めて良好な一定の調
整結果を得られるという点において優れているということが明らかになる。流量
調整器1は、時間単位毎に所望される通流量を既に比較的低い液圧において達成
し、この通流量を液圧の上昇又は激しい変動に際してもほぼ一定に保持する。図
示の流量調整器の絞り体は同時且つ同期的に両側に設けられた調整切欠きに向か
って変形可能であり且つ当該絞り体の両側にはそれぞれ調整されるべき平行な水
流を有する制御ギャップが設けられているので、本発明による流量調整器は比較
的高い最大通流量に対して小さな組込みサイズという点において優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 流量調整器の調整器ケーシングの横断面図であって、この場合、流量調整器は
調整器ケーシングの内周面にも、中心の制御ピンの外周面にも、周方向で互いに
間隔をあけられ且つ通流方向に向けられた調整切欠きを有している。
【図2】 図1に示した流量調整器の縦断面図である。
【図3】 図1及び図2に示した流量調整器の通流線図であって、この場合、時間単位毎
に流量調整器を通流する液体量が液圧に関連して示されている。
【符号の説明】 1 流量調整器、 2 調整器ケーシング、 3 通流通路、 4 制御ピン
、 5 絞り体、 6 制御ギャップ、 7,8 調整切欠き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW 【要約の続き】 ることを特徴とする。本発明による流量調整器(1) は、時間単位毎に所望の通流量が、比較的低い液圧にお いて既に達成され且つ液圧の上昇及び激しい変動に際し ても事実上一定に保持されるという点において優れてい る。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調整器ケーシング(2)を備えた流量調整器(1)であって
    、前記調整器ケーシングが通流通路(3)内に、弾性材料から成る環状の絞り体
    (5)によって周面係合された制御ピン(4)又は制御円錐を有しており、前記
    絞り体(5)が、この絞り体自体とケーシングに固定された少なくとも1つの構
    成部材との間で制御ギャップ(6)を制限しており、この制御ギャップの通流横
    断面が、通流時に形成される差圧下で変形する絞り体(5)に基づき可変であり
    、前記制御ギャップ(6)を制限するケーシングに固定された少なくとも1つの
    構成部材の周面に、周方向で互いに間隔をおかれ且つ通流方向(Pf1)に向け
    られた調整切欠き(7,8)が設けられている形式のものにおいて、 制御ギャップ(6)が絞り体(5)と、通流通路(3)を制限する調整器ケー
    シング(2)の内周面との間にも、絞り体(5)と制御ピン(4)又は制御円錐
    の外周面との間にも設けられており、調整器ケーシング(2)の内周面にも制御
    ピン(4)又は制御円錐の外周面にも調整切欠き(7,8)が設けられているこ
    とを特徴とする流量調整器。
  2. 【請求項2】 ケーシングに固定された少なくとも1つの構成部材(2,4
    )に、絞り体(5)の領域で異なって成形された横断面を備えた調整切欠きが設
    けられており、比較的低い圧力範囲内で遮断される調整切欠き(8)が、比較的
    高い圧力範囲内で遮断される調整切欠き(7)に比べてより大きな、絞り体(5
    )に面した内法開口幅を有している、請求項1記載の流量調整器。
  3. 【請求項3】 調整切欠き(7,8)が、調整器ケーシング(2)の内周面
    及び/又は制御ピン(4)或いは制御円錐の外周面に設けられている、請求項1
    又は2記載の流量調整器。
  4. 【請求項4】 調整器ケーシング(2)の内周面に設けられた調整切欠き(
    7)が、制御ピン(4)又は制御円錐の外周面に設けられた調整切欠き(8)と
    比べて異なって成形された横断面を有している、請求項1から3までのいずれか
    1項記載の流量調整器。
  5. 【請求項5】 比較的大きな内法開口幅を有する調整切欠き(8)が、調整
    器ケーシングの内周面或いは制御ピン(4)又は制御円錐の外周面に設けられて
    いる、請求項1から4までのいずれか1項記載の流量調整器。
  6. 【請求項6】 比較的大きな内法開口幅を有する調整切欠き(8)がほぼ円
    セグメント形の横断面を有している、請求項1から5までのいずれか1項記載の
    流量調整器。
  7. 【請求項7】 比較的小さな内法開口幅を有する調整切欠き(7)の少なく
    とも1部分域が半円形且つ/又はエッジを急峻に形成されている、請求項1から
    6までのいずれか1項記載の流量調整器。
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