JP2003504526A - リグノセルロース含有材料から成るパルプの酸素脱リグニン用システム - Google Patents

リグノセルロース含有材料から成るパルプの酸素脱リグニン用システム

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、リグノセルロース含有材料から成り、平均濃度が8〜18%であるパルプを、少なくとも二つの反応段階において、酸素脱リグニンを行うシステムに関するものである。酸素脱リグニンが、第一反応段階(6)で行われ、脱リグニンプロセスの全体の間で本質的に圧力が普通一定且つ低圧であり、その後に第二脱リグニン段階(10)が、本質的に高圧、高温、長いドエル時間で、開始する。本発明は、第一反応段階(6)が、本質的に同一平面上に配置されたパイプループを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、請求項1の前文に対応した酸素脱リグニンシステムに関するもので
ある。
【0002】 (背景技術) 酸素脱リグニンに関して多数の異なったプロセスが、開示されてきた。
【0003】 米国特許明細書US-A-4,259,150は、多段階酸素漂白に関連するシステムを示し
ており、パルプが各段階において、先ず低い濃度で、O、水及び、NaOHと混合
され、次に問題となる段階までパルプが上がる濃度レベルに濃くなるように戻さ
れる。その目的は、経済的で無塩素の漂白を高い収量で達成することである。同
時にカッパー価を、段階を繰り返すことによって、70から15に、または15以下に
下げることができる。
【0004】 スウェーデン特許発明明細書SE-C-467,582は、中間濃度のパルプの酸化漂白用
に改良システムを示している。最適化した温度制御手段によって、酸素漂白が第
一脱リグニンゾーンにおいて低温で行われ、次に20〜40℃と他界温度で第二脱リ
グニンゾーンにおいて行われる。その目的は、良好な収量と、良好な粘度を得る
ことであり、産業的条件を満たすことに関連して同じドエル時間を維持する。
【0005】 スウェーデン特許発明明細書SE-C-467,582に加えて、二つの段階における別の
様々な酸素脱リグニンも、特許を得たきた。スウェーデン特許発明明細書SE-C-5
05,147が示したプロセスは、パルプが第一段階で25〜40%の範囲の高いパルプ濃
縮度を、第二段階で8〜16%の範囲のパルプ濃縮度を有し、同時にスウェーデン
特許発明明細書SE-C-467,582において好ましい温度差に従って、第二段階におけ
る温度が、第一段階と同じか、それよりも高くなる。スウェーデン特許発明明細
書SE-C-505,147に関する解決手段の利点は、第一高濃度段階において、チャンネ
ルフォーメーションの恐れなしで、更に酸素を混合することが可能であること、
また同時に第一段階の後、第二ミキサーにおける次の混合のため、第二段階前に
、使用しない量の酸素を抜くことを説明している。
【0006】 スウェーデン特許発明明細書SE-C-505,141は、また別のプロセスを示しており
、それはスウェーデン特許発明明細書SE-C-467,582を回避するもので、特許を得
ようとして、段階の間の温度差が20℃を超えない、すなわちSE-C-467,582におい
て特許を得た適切な温度差よりも低することを説明しているが、にもかかわらず
温度差が存在する。これに加えて、a)圧力が第一段階で高くなり、b)ドエル
時間が第一段階で短く、すなわち約10〜30分間の数値になり、そしてc)第二段
階におけるドエル時間が長く、すなわち約45〜180分間の数値になる。
【0007】 1992年9月8〜10日、Sheraton Grande Tokyo Bay Hotel & TowersにおけるPan-
Pacific Pulp & Paper Technology Conference ('99 PAN-PAC PPTC)、王子製紙
株式会社、技術部、技術課のShinichiro Kondoによるタイトル“Two-stage Mc-o
xygen delignification process and operating experience”の講演資料は、成
功した設備をし増しており、それは、二段階酸素脱リグニンを含み、1986年に苫
小牧におけるプラントに設けられたものである。
【0008】 苫小牧における王子製紙のプラントでは、10バールの圧力で、第一酸素ミキサ
ー(+スチーム)に供給され、次に“プレ保持管”(プレ反応装置)における後
処理が、10分間のドエル時間で行われ、その際パルプ圧力がパイプ損失などによ
り約8〜6バールのレベルに減らされる。その後、パルプは第二酸素ミキサーに供
給され、そして5〜2バールの圧力と60分間のドエル時間で、反応装置における後
処理が行われる。この点で、好ましくは約20分間のドエル時間をもたらすであろ
う“プレ保持管”を有するが、空間が足りないのでこれは達成不可能であること
を示している。王子製紙は、この設備を利用して、化学製品のコストを下げるこ
と、またパルプ粘度を改善することに関しては、カッパー価の減少(kappa redu
ction)を増加させることで、成功している。
【0009】 従来技術の大部分は、結果的に第一反応装置における圧力を更に高くし、約6(
8)〜10バールのレベルにしている。第一反応装置における20バールまでの圧力は
、最高の応用として幾つか論議されている。これは第一脱リグニンゾーンに関し
て製造されるべき反応装置の空間を伴い、その高圧力レベルと、実質的な材料の
厚さ及び/または、結果的に高価な設備である良好な材料の品質に関する付帯的
な必要性に充分対処している。
【0010】 通常、それらの反応装置は直立容器として使用され、パルプが反応装置を介し
て上流または下流に流れる。その問題は、そのプロセス中に圧力が変化するので
、異なる反応状態が反応装置を介して生じる。高さ10メートルの垂直反応装置が
使用されると、圧力差が1バールの静水効果により、簡単に得られる。結果的に
脱リグニンプロセスは、圧力に関して等しく良好に最適化させることができない
【0011】 産業生産プロセスに使用されるパルプ懸濁液には、適度なプロセス状態でも反
応する、容易に酸化可能な成分/構成要素が大量にある。従って、パルプの比較
的容易に酸化する部分が、先ず酸化/反応させるように、第一段階で一定量の酸
素を加えることは利点である。もし酸素を過剰に添加した際に、それに関して補
償をしようとすると、流路問題に関して切迫した危険性があるので(前記スウェ
ーデン特許発明明細書SE-C-505,147で記載されたように)、大きな問題が生じる
【0012】 (発明の開示) 本発明の目的は、従来技術の欠点を避け、精選度(selectivity)を増加させ
る酸素脱リグニンを達成することである。本発明は、酸素脱リグニンプロセス中
に、第一迅速相と第二遅速相に関する理論による適切な実用例を提供し、最適な
反応状態は相の間で異なる。
【0013】 通常は第一段階で用いられる高い水酸化物イオン濃度及び、高い酸素分圧で、
炭水化物が必要以上に化学的破壊作用を及ぼし、それによってパルプの品質を損
なう。第一段階において第二段階よりも、低い酸素分圧、また好ましくは低い温
度によって、脱リグニンに関する反応率を下げるよりも、炭水化物を破壊する反
応率を下げ、それによって二つの段階の後、パルプに対する総精選度を減らす。
【0014】 別の目的は、単純且つ安価なプロセス設備を提供することであり、低い圧力等
級に適した低い材料品質及び/または硬くない材料を使用する、少なくとも一つ
の圧力容器を第一段階ゾーンに作ることが可能である。
【0015】 更に別の目的は、更に単純且つ安価なプロセス設備を提供することであり、第
一パルプ移送ポンプが、単にパルプを第一脱リグニンゾーンを介して移動するよ
うに寸法を決めたシンプルな型式にすることができる。またプロセス設備は、脱
リグニンプラントにおいても効果的であり得、酸素を添加するステーションが、
互いに非常に近接して配置されている。普通は、制限エリア内で化学薬品を添加
したり、酸素を添加したりするステーションを保持して、作業環境の問題及び排
出の危険性を制限する。
【0016】 また他の目的は、特に第一段階と第二段階との間で温度を実質的に上げること
が必要で、第二段階における圧力が、第一段階よりもかなり高くなる時、適度の
圧力でのスチームの使用も可能することである。それによって現行の単一容器の
脱リグニンシステムを、二段階設計に改装する従来技術によって、変えることが
可能になり、その制限は、第二脱リグニン段階において所望の温度に達するよう
に、プラントのスチームグリッドにおける普通の圧力では、充分大量なスチーム
をパルプに混合できない。
【0017】 更に他の目的は、次の脱リグニンゾーンにおいて消費される、単に一定量の酸
素を添加するだけの混合プロセスを、各位置で最適化することである。それは抽
出システムによって、オーバーシュートする酸素の量を分配させるさせることが
可能で、それと同時に酸素の総消費量を減らすことが可能で、それによってファ
イバー線のオペレーターに対する動作コストを下げて、費やす時間を短くする。
【0018】 また更なる他の目的は、第一及び第二段階の任意の総容量を有した酸化脱リグ
ニンシステムにおいて、第一段階を低温で短時間動作させ、第二段階を高音で長
時間動作させることによって、H効果と称するものを減らすことである。例えば
、現行の単一容器の酸素脱リグニン段階の改装を行う時、小さなプレ反応装置と
簡単に変えて、現行の反応装置における反応温度を適当に増すことによって、H
効果を増やすことができ、同時に酸素段階に関して精選度を改善することができ
る。
【0019】 (発明を実施するための最良の形態) 本発明を、下記の図面リストに関する添付図面を参照して、詳細に説明する。
【0020】 図1は、現行のプラントにおけるシステムの本発明による設備を示しており、
酸素脱リグニンプロセスが、上がり勾配を必要とする。
【0021】 現行の第一MCポンプ1(MC=中間濃度、典型的にパルプ濃度8〜18%)は
、先端射水路2に接続され、現行の第一MCミキサー3に向かう。化学薬品、主
に酸素の混合が、第一MCミキサー3で行われ、その後にパルプが現行のシステ
ムにおいて、酸素反応装置10に送られる。第一ミキサー3は、動的ミキサーと
称されるものであり、モーター駆動回転子が少なくとも一つの狭い流動化間隙に
おいて、パルプをかく拌する。動的ミキサーは好ましくは、米国特許明細書US 4
33920に示されたものに対応する型式のミキサーであり、第一円筒状流動化ゾー
ンが、回転子とハウジングとの間に形成され、第二流動化ゾーンが、放射状の回
転子部分とハウジングとの間に形成され、そのミキサーはここで参照例として示
す。確実にパルプをその全体にわたって均一に漂白/処理することを目的に、機
械かく拌は、問題となる化学薬品量の均一な混合を、全てのパルプ懸濁液にわた
って行うため、必要である。
【0022】 第一MCポンプ1と近くに配置したMCミキサー3との組み合わせは、“完全
対”と表わすことができる。この場合、ポンプが最初にパルプ流に任意の度合い
の圧力を加えるので、その後に直ぐ配置したMCミキサーに、酸素をきれいに分
割して供給することを容易にする。
【0023】 本発明によると、酸素脱リグニンプロセスの勾配は、第一脱リグニンゾーン6
につながって、その後に添加スチームによって温度を上げる非回転/機械かく拌
ミキサー8に続き、次に第二MCポンプ4そして第二MCミキサー5に接続詞、
ミキサー5はポンプ4の後に直ぐ作動する。
【0024】 静的ミキサー8は好ましくは、スウェーデン特許発明明細書SE-C-512,192(=
国際特許明細書PCT/SE00/00137)で示されているような構造であり、スチームが
、細いジェットのように、パルプ移送管の周縁部にわたって均一に配置された多
数の孔を介して導かれ、ミキサーはここでは参照例として示す。
【0025】 システムが組み立てられると、結合管6が、第一MCミキサーの出口と非回転
ミキサーとの間で、第一脱リグニンゾーンを形成し、そのゾーンは2〜20分間、
好ましくは2〜10分間、更に有利には3〜6分間のドエル時間RTを生じさせる。
【0026】 第二MCポンプ4が制御されて、脱リグニンゾーン6において生じた圧力が、
好ましくは0〜8バールの間、好ましくは2〜8バール、更に有利には3〜6バールに
なる。好ましくは第二ポンプ4が、第一脱リグニンゾーンにおいて検出された、
優勢な圧力に依存する、制御システムPCによって制御される回転速度によって
、制御される。第一脱リグニンゾーンは、主に水平な延長部を有する。好ましく
は結合管が、U字型ループの形で引かれ、ループの最高点は、U字型の底部によ
って構成され、ループの接続点に関する高さは、ガスがU字型の底部で集まるよ
うに決定され、好ましくは0.5m以下、更に好ましくは0.1m以下、接続点の最高点
の上になり、好適にはガスを分離して出す手段が配置する。ループと各ミキサー
を接続して、ミキサーが実質的に同じ高さ、少なくとも高さの差が2メートル以
下、望ましく高さの差が1.0m以下、更に好ましくは0.1m以下で終端すると効果的
である。結果的に、脱リグニンゾーンの全体に関する制御圧力のプロファイルに
おいて、更に最適な方法で酸素脱リグニンの動きを活発にするための必要条件を
更に改善し、且つ選択的な別の酸素脱リグニンを達成する。
【0027】 第一脱リグニンゾーンにおける温度は、好ましくはシステムがスチームを添加
することないように、低く保たれるが、しかし好適には約85℃、±10℃の温度で
パルプを第一脱リグニンゾーンに入れる。
【0028】 非回転ミキサー8は、第一脱リグニンゾーンの後に、第二MCポンプ4へ、そ
して第二MCミキサー5に接続される。この第二“完全対”結合部が制御され、
酸素反応装置10は第二脱リグニンゾーンを形成し、酸素反応装置10に発生す
る圧力は、反応装置の頂部で少なくとも超過圧力3バールのレベルに達する。第
二MCミキサーにおける圧力は、第一MCミキサーにおける圧力よりも少なくと
も4バール高く、また第二ポンプにおける圧力の増加は、4バールに達する。従来
の酸素段階における実用例に関して、初期圧力が反応装置への入口における圧力
に対応して、8〜12バールの範囲内になる。
【0029】 第二脱リグニンゾーンにおけるパルプの温度は、第一リグニンゾーンの後、そ
して圧力増加ポンプ4が動作する前に、スチームを直接非回転ミキサーへ供給す
ることによって上がる。スチームの供給は、制御システムTCを使用して好まし
く制御される。制御システムTCは、スチーム供給用にライン7上に制御弁Vを
備え、ミキサーをでルパルプの温度のフィードバック測定を行う。温度は好まし
くは、100℃±10℃のレベルまで上がるが、好ましくは第一脱リグニンゾーンに
おける温度よりも少なくとも5℃高い。結果的に脱リグニンの第一相に必要な高
い圧力を、パルプに与える前に、スチームが供給され、 高温を得ることができ、 利用可能なスチームを低圧にでき、 酸素を混合するミキサーが、スチーム並びに、何かそれらの効果を下げ得るもの
で負担を掛けられることはない。
【0030】 第二脱リグニンゾーン、すなわち第二反応装置の容量は、好ましくは第一脱リ
グニンゾーンの容量よりも、少なくとも10倍になるように、すなわち滞留時間が
少なくとも20〜200分間、好ましくは20〜100分間、そして更に有利には50〜90分
間の範囲内であるように、設計される。
【0031】 図2が、酸素脱リグニンの動き及び、そして従来例に関して得られたカッパー
価の減少の傾向に関する利点をグラフで示している。
【0032】 曲線P1は、脱リグニンの最初の相の間の反応過程の傾向を示している。脱リ
グニンのこの部分は、相対的に速く進行し、典型的に良好な20分後、本質的に完
了する。
【0033】 しかし、相対的に短時間の後、典型的にほんの5〜10分間、脱リグニンの最終
相P2が行われ、パルプの脱リグニン発生が関する限り、優勢的に始める。典型
的に、脱リグニンは従来例に関して二つの段階に再分けられ、線Aにおいて、線
Aの左側にある段階1と、線Aの右側にある段階2で示されている。次に二つの
異なる優れたプロセス、すなわち一方で初期相の脱リグニンだけでなく、その最
終相も、実際に段階1において行われる。それによって、両方の脱リグニン相に
関する段階1においてプロセス状態を最適化することは、不可能であると結論付
けることができる。
【0034】 代わりに、本発明により脱リグニンを二つに再分することが、線Bにおいて、
線Bの左側にある段階1と、線Bの右側にある段階2で示されている。それによ
って段階において優性に成るプロセスに関して、各段階を最適化することが可能
である。曲線Hは、時間(Hファクター)に対して、一体にプロットされた温
度を示しており、時間は、従来技術による二つの段階において、複数の脱リグニ
ンプロセスを実行する時、線Aに対応して典型的に得られる。
【0035】 図面に見られるように、本発明により段階再分を利用して、流設備において典
型的に得られるよりも高いHファクターを得ることが可能である。それは、前記
のように酸素脱リグニンシステムを厳選することを要することなく、行うことが
できる。
【0036】 図3は、第一反応段階6の最も有利な実施例を示しており、図3では上記に示
された反応段階と、反応段階全体を形成するU字型パイプループとを備えている
。パイプを延長したU字型状は、パイプループを、本質的に同じ水平面上に配置
すると同時に、発生し得る流抵抗/圧力降下を最小にする。確定した設備では、
パイプループを移動する間、ガス分離の恐れがあり得、この理由から、ループが
パイプ上の何処かにある最高点6hまたは6h´を、設けることができる。そし
て蓄積ガスを放出する装置は、ガスが蓄積しやすい様な最高点で連結するように
配置できる。この図面は、開放することができ且つ、蓄積したガスを排出するこ
とができる弁Vを示している。弁は、制御機器を使用することによって、制御す
ることができ、制御機器は、何らかの適切なプロセスパラメータ、例えば動作時
間、流量などに依存して弁を開放し、且つパルプ繊維が弁を介して流れに検出さ
れる時、弁を閉める。また図面は、延長ループの全体を通して、本質的に同じパ
イプ直径のパイプループを示しており、ミキサー3及び8から実際のパイプ接続
部の直径は個々に、反応段階における実際のパイプループの直径よりも小さくす
ることができる。
【0037】 また、パイプの曲がりからミキサー8への出力と連結した領域が小さくなるの
を利用して、パルプの速度を上げ、そして最高点6h´が出口に配置されると、
蓄積したガスに対してインジェクター効果を誘発させる。
【0038】 また本発明は、小さな投入(investment)に関して、上がり勾配の経路を、相
対的に精選度の低い現行の第一段階プロセスから、高度な精選度の第二段階シス
テムへも開口しており、それは新たに大きな反応装置または、その様な二つの反
応装置を建造する必要なく、達成される。本発明によると、酸素脱リグニンの初
期相は、現行の反応装置で実行されており、その後に現行の反応装置における温
度が、もし必要であれば、加工に関連してあげることができ、増加するHファク
ターが、この方法で増加する精選度と結びつけることができる。
【0039】 本発明は、発明の概念の範囲内において、多数の方法で変形させることができ
る。例えば、第一脱リグニンゾーンは、S形またはW形に延長されたパイプから
構成することができる。更にパルプの脱リグニンゾーンまたは、中間洗浄/抽出
または放出は、本発明による第一脱リグニンゾーンと第二リグニンゾーンとの間
で、行うことができる。例えば、第三の“完全対”結合部は、すなわち後にミキ
サーを具備したポンプが、領域の間に配置することができる。本質的な点は、第
一脱リグニンゾーンは、低圧で、ドエル時間が短く、そして温度が適切であるこ
とを特徴とし、最終脱リグニンゾーンが高圧で(第一脱リグニンゾーンの圧力よ
りも少なくとも4バール高い圧力)、高温(好ましくは第一脱リグニンゾーンの
温度よりも少なくとも5℃高い温度)であることを特徴とすることである。
【0040】 好適には、第一ミキサー、または第三の“完全対”結合部における中間ミキサ
ーを、少なくとも部分的に、反応装置10から噴出する酸素によって充填するこ
とが可能である。その様な酸素の回収に関する経済的根拠は、酸素の経費が相対
的に低いので、乏しい。
【0041】 最適なプロセス状態を補償するため、どちらか一方、または第二の、或いは両
方のMCポンプは、その回転を第一脱リグニンゾーンにおける圧力に依存して、
速度制御することができる。
【0042】 また本発明は、更に多数の異なる化学薬品を加えることによって、変形させる
こともでき、その化学薬品は、問題となるパルプの品質と、特定のファイバーラ
インに関して適切で且つ選定され、それは、 セルロース、例えばMgSO4、または別のアルカリ土類金属イオン、或いはその化
合物を保護する薬剤、 酸素を加える前に、沈殿した金属を取り除いて作られた合成薬品の添加物、 二酸化塩素、 過酸化水素または、過酸有機物或いは過酸無機物、またはその塩素、 アルコール、ケトン、アルデヒドまたは、有機酸のような、遊離基捕獲薬剤、 そして、 二酸化炭素または他の添加物 などである。
【0043】 好適には、第二ポンプとの中間結合部において、好ましくは初期のガス抜きを
行うポンプ、適切には“脱気ポンプ”と呼ばれるポンプによって、排気ガス(残
留ガス)をガス抜きすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による二段階の酸素脱リグニンシステム。
【図2】 カッパー価の減少とH効果の増加に関連した酸素脱リグニンの動きと、従来例
に対応して得られる利点を示したグラフ。
【図3】 第一かく拌ミキサーと第二静的ミキサーとの間にU字型第一反応段階を備えた
、有利な実施例。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES ,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA ,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リグノセルロース含有材料から成り、平均濃度が8〜18%で
    あるパルプの酸素脱リグニン用のシステムにおいて、 酸素脱リグニンが、 少なくとも二つの反応装置(個々に6及び10)と、 第一反応段階(6)の前に化学薬品、主に酸素を加える第一添加手段(1、3)
    と、 第一反応段階の後及び第二段階の前に、第二位置で化学薬品、主に酸素を加える
    第二添加手段(8、4、5)と、 において行われ、 第一反応段階は、ドエル時間が2〜20分間、好ましくは2〜10分間、更に好ましく
    は3〜6分間の容量を有する反応装置を備え、 第二反応装置(10)は、第一反応段階よりも少なくとも10倍大きな容量を有し
    、すなわち少なくとも、20〜200分間、好ましくは20〜100分間、更に有利には50
    〜90分間である、 システムであり、 第一反応段階が、第一添加手段と第二添加手段との間にパイプループを備え、 第一添加手段と第二添加手段との間の距離が、パイプループの長さよりも短いこ
    と、 パイプループが、本質的に同一平面上に配置されること、 を特徴とする酸素脱リグニン用システム。
  2. 【請求項2】 パイプループの長さが、少なくとも20メートル、好ましくは
    40±10メートルの範囲であり、第一添加手段と第二添加手段との間の距離が、少
    なくともパイプループの長さよりも10メートル短いことを特徴とする請求項1に
    記載の酸素脱リグニン用システム。
  3. 【請求項3】 パイプループが、水平面上でU字型に曲がって延びることを
    特徴とする請求項1または2に記載の酸素脱リグニン用システム。
  4. 【請求項4】 U字型パイプループの最高点(6h)が、U字型の底部に配
    置されることを特徴とする請求項3に記載の酸素脱リグニン用システム。
  5. 【請求項5】 U字型パイプループの最高点(6h´)が、パルプの流れの
    方向に見て、下流すなわちU字型の端部に配置されることを特徴とする請求項3
    に記載の酸素脱リグニン用のシステム。
  6. 【請求項6】 パイプループが、本質的に同じ平面状に配置され、パイプル
    ープの最高点と最下点との間の高さの差が、2メートル以下、好ましくは0.2〜1
    メートル以下であり、脱気手段(P、V)が延長ループの最高点に配置されるこ
    とを特徴とする請求項1、4または5のいずれか一項に記載の酸素脱リグニン用
    システム。
  7. 【請求項7】 脱気手段が、制御可能な脱気弁(V)を備え、その弁から蓄
    積空気または残留ガスが、必要に応じ何らかのプロセッサパラメータに依存して
    、手動または制御システム(P)によって、パイプループから排出するができる
    ことを特徴とする請求項6に記載の酸素脱リグニン用システム。
  8. 【請求項8】 脱気手段が、延長ループの領域に局所的に小さな部分を備え
    、その領域の小さな部分が、パルプ流における蓄積空気を運ぶためにイジェクタ
    ー効果を使用することを目的に、パルプに対し流れを局所的に加速させることを
    特徴とする請求項6または7に記載の酸素脱リグニン用システム。
  9. 【請求項9】 第一反応段階の前の第一位置で、化学薬品、主に酸素を加え
    る第一添加手段が、 パルプを第一ミキサー(3)に汲み入れるため配置された第一ポンプ(1)を備
    え、第一ミキサーが第一ポンプと近くで結合するように配置され、 第一ミキサーが機械攪拌を利用したミキサーであり、パルプがミキサーにおける
    複数の間隙で、少なくとも部分的に流動化されること、を特徴とする請求項1〜
    8のいずれか一項に記載の酸素脱リグニン用システム。
  10. 【請求項10】 第一反応段階の後と第二反応段階前の第二位置において、
    化学薬品、主に酸素を加える第二添加手段が、 スチームを加える手段を有し、第一脱リグニンゾーンからのパルプを受けるため
    に配置された、第二ミキサー(8)と 第二ミキサーの後でパルプを受けるために配置された第二ポンプ(4)と、 第二ポンプと近くで連結された、第三ポンプ(5)と、 を備え、 第二ミキサーが、機械攪拌を利用しない静的ミキサーであり、 第三ミキサーが機械攪拌を利用したミキサーであり、パルプがミキサーにおける
    複数の間隙で少なくとも部分的に流動化されること、 を特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の酸素脱リグニン用システム。
  11. 【請求項11】 システムは、第一反応段階における圧力が、反応段階を通
    過して本質的に一定で、0〜6バールの間、好ましくは0〜4バールの範囲内になる
    ように調節され、 第二ポンプ(4)は、第二脱リグニンゾーンにおける圧力が、第二脱リグニンゾ
    ーンの頂部で、少なくとも3バールの過剰圧力のレベルに達するような、ポンプ
    効果を有すること、 を特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の酸素脱リグニン用システム
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