JP2003504340A - ブチロスペルマムパルキイの抽出物を含有する組成物および薬剤または栄養補助食品としての使用 - Google Patents
ブチロスペルマムパルキイの抽出物を含有する組成物および薬剤または栄養補助食品としての使用Info
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Abstract
Description
調合されたブチロスペルマム パルキイ(Butyrospermum parkii)の抽出物また
は濃縮物を含む全身系または局所的な投与のための栄養補助食品または医薬組成
物に関する。さらに詳細には、本発明は、前記抽出物または濃縮物がトリテルペ
ンアルコールブチロスペルモール(butyrospermol)、ルペオール(lupeol)、
パルケオール(parkeol)、ゲルマニコール(germanicol)、ダンマラジエノー
ル(dammaradienol)、24−メチレン−ダンマレノール(dammarenol)、α−
アミリン(amyrin)およびβ−アミリンおよび任意にステロール、スチグマステ
ロール(stigmasterol)、アバナステロール(avanasterol)、24−メチル−
コレスト−7−エノール、カリテステロール(karitesterol)A、カリテステロ
ールBおよびα−スピナステロール(spinasterol)を含有する、ブチロスペル
マム パルキイの抽出物または濃縮物を含む栄養補助食品または医薬組成物、お
よび過敏症および/または炎症性反応抑制用薬剤または栄養補助食品製造用のこ
うした組成物の使用に関する。
変容状態として定義される。過敏症は外因性または内因性抗原により引起こされ
得る。
自己免疫疾患は極めて重要である。過敏症疾患の分類は、教科書臨床医学(Ku
mar,P.and Clark,M.:「Clinical Medicin
e」,3rd edition,p.147〜150,1994,Bailli
ere Tindall,London)に示される。
因性抗原)、例えば花粉、家の塵、動物のふけ、かび、などにより生じる。タイ
プIの反応が重要な役割を演じるアレルギー性疾患には、喘息、湿疹(アトピー
性皮膚炎)、じんま疹、アレルギー性鼻炎およびアナフィラキシーが挙げられる
。
により生じ、重症筋無力症、グッドパスチャー症候群およびアジソン悪性貧血の
病原論において重要な役割を演じる。
ア、真菌類および寄生虫などの外因性抗原により生じる。タイプIIIの過敏症
反応が重要な役割を演じる疾患には、エリテマトーデス、リウマチ様関節炎およ
び糸球体腎炎が挙げられる。
このタイプの過敏症は、多くの疾患、例えば対宿主性移植片病、ハンセン病、接
触性皮膚炎および昆虫の噛み傷による反応において重要な役割を演じる。
れらの中でコルチコステロイドは最も広く用いられる薬剤の内のいくつかに当る
。コルチコステロイドは、主として、過敏症反応の抑圧をもたらす免疫細胞の異
なるクラスの機能および増殖を非選択的に抑制することによりそれらの薬物学的
作用を及ぼす。残念ながら、コルチコステロイドは多くの重篤な副作用、例えば
免疫抑制、骨そしょう症および皮膚萎縮症に関係する。
ム パルキイは、赤道付近の中央アフリカの乾燥地帯に野性成育している。この
木の果実は、通常シアバターの実として知られる実を含む。木の実は3〜4cm
の長さであり、約50%の油含量を有する。油の主成分はトリグリセリドである
が、しかし油はポリイソプレン性炭化水素(カリテン)、トリテルペンアルコー
ルおよびステロールから成る不鹸化物留分をも数%含有する。油は通常シアバタ
ーとして知られる。ブチロスペルマムの特徴的なトリテルペンアルコール(本発
明において、ブチロスペルマム−トリテルペンと呼ばれる)には、ルペオール、
パルケオール、ゲルマニコール、ダンマラジエノール、24−メチレン−ダンマ
レノール、ブチロスペルモール、α−アミリンおよびβ−アミリン、およびそれ
らのエステル、特に桂皮酸、酢酸または脂肪酸エステルがある。
含有し、現存する局所的化粧品または薬剤品中のシアバター1〜20%(w/w
)の投与によりこうした製品中のブチロスペルマム−トリテルペンの含量は最大
1%(w/w)であろう。
ム パルキイの花の抽出物を含有する化粧品または皮膚医薬組成物が開示されて
いる。この特許は花の化学成分を特定していないが、しかし本発明者の最も知る
所でも、花はいかなる実質的な量のブチロスペルマム−トリテルペンも含有して
いない。
の局所的薬剤製品の脂肪相として小規模に用いられる。
ている。特許によれば、ブチロスペルモールはブチロスペルマム パルキイから
得ることが可能である。
以前に文献に開示されることはなかった。
ール、パルケオール、ゲルマニコール、ダンマラジエノール、24−メチレン−
ダンマレノール、α−アミリンおよびβ−アミリン、およびスチグマステロール
、アバナステロール、24−メチル−コレスト−7−エノール、カリテステロー
ルA、カリテステロールBおよびα−スピナステロールからなる群から選択され
る任意に少なくとも一つのステロールからなる群から選択されるブチロスペルマ
ム−トリテルペン留分の少なくとも5%を含む抽出物または濃縮物を包含し、該
ブチロスペルマム−トリテルペンおよびステロールが遊離アルコールまたはそれ
らのエステル、特に桂皮酸、酢酸または脂肪酸エステルの形態を取ることが可能
である組成物は、全身系投与に用いられる場合に、有意に過敏症反応を抑制する
ことが本発明者により見出されてきた。任意に、前記抽出物および濃縮物は全身
系投与のための医薬として許容可能な担体を含む。
リテルペンおよび任意に医薬として許容可能な担体を含む医薬組成物は、有意に
皮膚または粘膜の炎症または過敏症を抑制することが本発明者により見出されて
きた。こうした効果は、皮膚軟化剤としてのシアバターの使用を通して、今まで
局所的薬剤品または化粧品において用いられてきた、より低いレベルのブチロス
ペルマム−トリテルペンによっては得ることができないことを考えれば、これは
驚くべきことである。
ンセンカ抽出物の組合せを含有する医薬組成物は、特に有利な薬物学的特性を有
することが本発明者により見出されてきた。
剤に比べて、本発明による医薬組成物および栄養補助食品は、それらの成分のす
べてが非−毒性であり薬物学的に適切な投与において生体によっても良好に許容
されるので、いかなる重篤な副作用とも関係しそうもないという利点を有する。
以下の治療用途に使用することができる: 免疫賦活、 過敏症疾患の治療または予防、 皮膚の炎症または過敏症の治療または予防、 粘膜の炎症または過敏症の治療または予防、 IgE仲介アレルギー性反応および疾患の治療または予防、 自己免疫疾患の治療または予防、 痛みの緩和。
マニコール、ダンマラジエノール、24−メチレン−ダンマレノール、α−アミ
リンおよびβ−アミリンからなる群から選択されるブチロスペルマム−トリテル
ペン留分の少なくとも5%を含む、ブチロスペルマム パルキイの抽出物または
濃縮物;任意に 2.スチグマステロール、アバナステロール、24−メチル−コレスト−7−
エノール、カリテステロールA、カリテステロールBおよびα−スピナステロー
ルからなる群から選択され、該トリテルペンおよびステロールが遊離アルコール
またはそれらのエステル、特に桂皮酸、酢酸または脂肪酸エステルの形態を取る
ことが可能である少なくとも一つのステロール;および任意に 3.全身系または局所的投与のいずれにも適する医薬として許容可能な担体、
を含む栄養補助食品または医薬組成物を提供する。
も適用することが可能である。
濃縮物および任意に哺乳動物における免疫賦活薬剤製造用全身系投与のための医
薬として許容可能な担体を含む全身系投与、哺乳動物におけるIgE仲介アレル
ギー性反応および自己免疫反応などの哺乳動物における過敏症反応の抑制、およ
び哺乳動物における痛み緩和用の組成物の使用を提供する。
ルキイの抽出物または濃縮物および任意に全身系投与用の医薬として許容可能な
担体を含む組成物は、哺乳動物における過敏症疾患の治療または予防用の、前記
組成物を前記哺乳動物に投与することを含む方法において用いることができる;
且つ本発明は、哺乳動物における過敏症疾患治療または予防用薬剤製造用の前記
組成物の使用を含む。
イの抽出物または濃縮物および任意に全身系投与用の医薬として許容可能な担体
を含む組成物は、哺乳動物における自己免疫疾患の治療または予防用の、前記組
成物を前記哺乳動物に投与することを含む方法において用いることができる;且
つ本発明は、哺乳動物における自己免疫疾患治療または予防用薬剤製造用の前記
組成物の使用を含む。
キイの抽出物または濃縮物および任意に全身系投与用の医薬として許容可能な担
体を含む組成物は、哺乳動物におけるIgE仲介アレルギー性反応または疾患の
治療または予防用の、前記組成物を前記哺乳動物に投与することを含む方法にお
いて用いることができる;且つ本発明は、哺乳動物におけるIgE仲介アレルギ
ー性反応および疾患治療または予防用薬剤製造用の前記組成物の使用を含む。
イの抽出物または濃縮物および任意に全身系投与用の医薬として許容可能な担体
を含む組成物は、哺乳動物における痛み緩和用の、前記組成物を前記哺乳動物に
投与することを含む方法において用いることができる;且つ本発明は、哺乳動物
における痛み緩和用薬剤製造用の前記組成物の使用を含む。
ルペン、ii)薬用植物キンセンカの抽出物、および任意にiii)医薬として
許容可能な担体を含む医薬組成物を提供する。好ましくは、皮膚および粘膜に対
する局所的な投与に対する。
ムまたはローション剤)またはスプレー(例えばエアゾール)として調合され、
少なくとも5%のブチロスペルマム−トリテルペンを含有する医薬組成物を提供
する。
に医薬として許容可能な担体を含む医薬組成物は、哺乳動物における皮膚または
粘膜での炎症または過敏症治療または予防用の、前記組成物を前記哺乳動物に局
所的に投与することを含む方法において用いることができる;且つ本発明は、哺
乳動物における皮膚または粘膜での炎症または過敏症治療または予防用薬剤製造
用の前記組成物の使用を含む。
び任意に医薬として許容可能な担体を含む医薬組成物は、哺乳動物におけるアト
ピー性皮膚炎、乾癬または接触性皮膚炎治療または予防用の、前記組成物を前記
哺乳動物に投与することを含む方法において用いることができる;且つ本発明は
、哺乳動物におけるアトピー性皮膚炎、乾癬または接触性皮膚炎治療または予防
用薬剤製造用の前記組成物の使用を含む。
マニコール、ダンマラジエノール、24−メチレン−ダンマレノール、α−アミ
リンおよびβ−アミリンからなる群から選択されるブチロスペルマム−トリテル
ペン留分の少なくとも5%を含む、ブチロスペルマム パルキイの抽出物または
濃縮物;任意に 2.スチグマステロール、アバナステロール、24−メチル−コレスト−7−
エノール、カリテステロールA、カリテステロールBおよびα−スピナステロー
ルからなる群から選択され、該トリテルペンアルコールおよびステロールが遊離
アルコールまたはそれらのエステル、特に桂皮酸、酢酸または脂肪酸エステルの
形態を取ることが可能である少なくとも一つのステロール;および任意に 3.全身系または局所的投与に適する医薬として許容可能な担体、 を含む栄養補助食品または医薬組成物は有意に炎症または過敏症反応を抑制する
ことが本発明者により見出されてきた。
ずれにも適用することが可能である。
敏症(関節炎)の良好に確立されたモデルの中で測定された。この実験において
、本発明の組成物はシクロホスファミドのそれ(10mg/kgで)に比較して
有意な効果(50mg/kgで)を及ぼした。別の実験において(実施例4を参
照すること)、本発明と同じ組成物のラットにおけるLD50は2000mg/k
gを超えることが示されたが、一方でシクロホスファミドのラットにおけるLD 50 は94mg/kg(The Merck Index,13th editio
n,1989,Merck and Co Inc.)である。従って、本発明
の組成物の治療指標はシクロホスファミドのそれよりも遥かに優れている。
抑制する。
%ブチロスペルマム−トリテルペンに相当するシアバターを含有する通常の組成
物(対照物)と比較される。10〜30%ブチロスペルマム−トリテルペンを含
有する本発明による組成物は投薬量に依存してマウス皮膚の炎症を抑制し、一方
で対照物は全く坑炎症性効果を有しない。これは、こうした効果が皮膚軟化剤と
してのシアバターの使用を通して今まで局所的な薬剤製品または化粧品に用いら
れてきたブチロスペルマム−トリテルペンのより低いレベルでは得られないとい
う理由により、驚くべきことである。
好な安全プロフィールを伴う驚異的に良好な坑−過敏症および坑−炎症性効果を
提供する。従って、本発明の組成物は、事実上非−毒性であり、なお極めて治療
的に有効である。本発明者は、単一の化学的坑−過敏症薬剤に比べて本発明の組
成物の極めて有利な治療指数が、組成物成分間の相乗効果のせいであらゆる単一
化学化合物よりも体に、低い毒性負荷をもたらすと共になお驚異的に良好な治療
効果をもたらすという本発明組成物のより複雑な性質に起因するという仮説を提
唱する。
を提供する: 免疫賦活、 過敏症反応の抑制、 皮膚の炎症または過敏症の抑制(この効果は、あらゆる皮膚疾患に関して、ま
たはアトピー性皮膚炎、乾癬または接触性皮膚炎または感染症などのこうした皮
膚の症状を引起こすあらゆる疾患に関して得ることができる)、 粘膜の炎症または過敏症の抑制(この効果は、粘膜に関するあらゆる疾患に関
して、または感染症を含む粘膜のこうした症状を引起こすあらゆる疾患に関して
得ることができる)、 IgE仲介アレルギー性反応の抑制、 自己免疫性反応の抑制、 痛みの軽減。
チレン−ダンマレノールおよび/またはパルケオール、 を含む、ブチロスペルマム−トリテルペン留分を含有し、該トリテルペンが遊離
アルコールまたはそれらのエステル、特に桂皮酸、酢酸または脂肪酸エステルの
形態を取ることが可能である、前記抽出物または濃縮物および 2)任意に医薬として許容可能な担体、 を含む医薬組成物または栄養補助食品を提供する。
(w/w)として、一般に、少なくとも5%、例えば少なくとも6%、少なくと
も7%、少なくとも8%、例えば少なくとも9%、例えば少なくとも10%、例
えば少なくとも15%、例えば少なくとも20%、例えば少なくとも25%、ま
たは少なくとも30%、例えば少なくとも35%、例えば少なくとも40%、少
なくとも45%、または少なくとも50%、例えば少なくとも55%、例えば少
なくとも60%、例えば少なくとも65%、例えば少なくとも70%、少なくと
も75%、例えば少なくとも80%、例えば少なくとも85%、例えば少なくと
も90%、例えば少なくとも95%、または少なくとも96%、例えば少なくと
も97%、例えば少なくとも98%、例えば少なくとも99%、例えば少なくと
も100%が含まれ;さらに組成物中のブチロスペルマム−トリテルペン留分の
質量%(w/w)として、一般に、多くても100%、例えば99%、多くても
98%、例えば多くても97%、例えば多くても96%、例えば多くても95%
、例えば多くても90%、例えば多くても85%、例えば多くても80%、例え
ば多くても75%、例えば多くても70%、多くても65%、例えば多くても6
0%、例えば多くても55%、例えば多くても50%、例えば多くても45%、
多くても40%、例えば多くても35%、例えば多くても30%、例えば多くて
も25%、例えば多くても20%、例えば多くても15%、例えば多くても10
%、例えば多くても9%、例えば多くても8%、例えば多くても7%、例えば多
くても6%、例えば多くても5%が含まれ;組成物中のブチロスペルマム−トリ
テルペン留分の質量%(w/w)が、一般に、5〜100%の範囲、例えば6〜
98%の範囲、例えば7〜96%の範囲、例えば8〜94%の範囲、例えば9〜
92%の範囲、例えば10〜90%の範囲、例えば12〜88%の範囲、例えば
14〜86%の範囲、例えば16〜84%の範囲、例えば18〜82%の範囲、
例えば20〜80%の範囲にあることが可能であり、ブチロスペルマム−トリテ
ルペン留分が、 −少なくとも2%(w/w)のルペオール、例えば少なくとも3%、例えば少な
くとも4%、例えば少なくとも5%、例えば少なくとも6%、少なくとも7%、
少なくとも8%、例えば少なくとも9%、例えば少なくとも10%、例えば少な
くとも15%、例えば少なくとも20%、例えば少なくとも25%、または少な
くとも30%、例えば少なくとも35%、例えば少なくとも40%、少なくとも
45%、または少なくとも50%、例えば少なくとも55%、例えば少なくとも
60%、例えば少なくとも65%、例えば少なくとも70%、少なくとも75%
、例えば少なくとも80%、例えば少なくとも85%、例えば少なくとも90%
、例えば少なくとも95%、または少なくとも96%、例えば少なくとも97%
、例えば少なくとも98%、例えば少なくとも99%、例えば少なくとも100
%; −少なくとも2%(w/w)のα−アミリンおよび/またはβ−アミリン、例え
ば少なくとも3%、例えば少なくとも4%、例えば少なくとも5%、例えば少な
くとも6%、少なくとも7%、少なくとも8%、例えば少なくとも9%、例えば
少なくとも10%、例えば少なくとも15%、例えば少なくとも20%、例えば
少なくとも25%、または少なくとも30%、例えば少なくとも35%、例えば
少なくとも40%、少なくとも45%、または少なくとも50%、例えば少なく
とも55%、例えば少なくとも60%、例えば少なくとも65%、例えば少なく
とも70%、少なくとも75%、例えば少なくとも80%、例えば少なくとも8
5%、例えば少なくとも90%、例えば少なくとも95%、または少なくとも9
6%、例えば少なくとも97%、例えば少なくとも98%、例えば少なくとも9
9%、例えば少なくとも100%; −少なくとも2%(w/w)のブチロスペルモール、例えば少なくとも3%、例
えば少なくとも4%、例えば少なくとも5%、例えば少なくとも6%、少なくと
も7%、少なくとも8%、例えば少なくとも9%、例えば少なくとも10%、例
えば少なくとも15%、例えば少なくとも20%、例えば少なくとも25%、ま
たは少なくとも30%、例えば少なくとも35%、例えば少なくとも40%、少
なくとも45%、または少なくとも50%、例えば少なくとも55%、例えば少
なくとも60%、例えば少なくとも65%、例えば少なくとも70%、少なくと
も75%、例えば少なくとも80%、例えば少なくとも85%、例えば少なくと
も90%、例えば少なくとも95%、または少なくとも96%、例えば少なくと
も97%、例えば少なくとも98%、例えば少なくとも99%、例えば少なくと
も100%; −および任意に少なくとも1%(w/w)のゲルマニコール、ダンマラジエノー
ル、24−メチレン−ダンマレノールおよび/またはパルケオール、例えば少な
くとも2%、例えば少なくとも3%、例えば少なくとも4%、例えば少なくとも
5%、例えば少なくとも6%、少なくとも7%、少なくとも8%、例えば少なく
とも9%、例えば少なくとも10%、例えば少なくとも15%、例えば少なくと
も20%、例えば少なくとも25%、または少なくとも30%、例えば少なくと
も35%、例えば少なくとも40%、少なくとも45%、または少なくとも50
%、例えば少なくとも55%、例えば少なくとも60%、例えば少なくとも65
%、例えば少なくとも70%、少なくとも75%、例えば少なくとも80%、例
えば少なくとも85%、例えば少なくとも90%、例えば少なくとも95%、ま
たは少なくとも96%、例えば少なくとも97%、例えば少なくとも98%、例
えば少なくとも99%、例えば少なくとも100%、 からなる医薬組成物または栄養補助食品を提供する。
ン−ダンマレノールおよび/またはパルケオール、 を含む、ブチロスペルマム−トリテルペン留分を含有し、該トリテルペンが遊離
アルコールまたはそれらのエステル、特に桂皮酸、酢酸または脂肪酸エステル; およびブチロスペルマム−トリテルペン留分の形態を取ることが可能である前記
抽出物または濃縮物、 を含む医薬組成物または栄養補助食品を提供する。
質量%(w/w)が、一般に、2〜95%の範囲、例えば3〜95%の範囲、例
えば4〜90%の範囲、例えば5〜90%の範囲、例えば5〜80%の範囲、例
えば5〜75%の範囲、例えば5〜70%の範囲、例えば5〜65%の範囲、例
えば5〜60%の範囲、例えば5〜55%の範囲、例えば5〜50%の範囲、例
えば6〜45%の範囲、例えば7〜40%の範囲、例えば8〜40%の範囲、例
えば9〜40%の範囲、例えば10〜40%の範囲にあることが可能であり;組
成物中のブチロスペルマム−トリテルペンα−アミリンおよび/またはβ−アミ
リンの質量%(w/w)が、一般に、2〜95%の範囲、例えば3〜95%の範
囲、例えば4〜90%の範囲、例えば5〜90%の範囲、例えば5〜80%の範
囲、例えば5〜75%の範囲、例えば5〜70%の範囲、例えば5〜65%の範
囲、例えば5〜60%の範囲、例えば5〜55%の範囲、例えば5〜50%の範
囲、例えば6〜45%の範囲、例えば7〜40%の範囲、例えば8〜40%の範
囲、例えば9〜40%の範囲、例えば10〜40%の範囲にあることが可能であ
り;組成物中のブチロスペルマム−トリテルペンブチロスペルモールの質量%(
w/w)が、一般に、2〜95%の範囲、例えば3〜95%の範囲、例えば4〜
90%の範囲、例えば5〜90%の範囲、例えば5〜80%の範囲、例えば5〜
75%の範囲、例えば5〜70%の範囲、例えば5〜65%の範囲、例えば5〜
60%の範囲、例えば5〜55%の範囲、例えば5〜50%の範囲、例えば6〜
45%の範囲、例えば7〜40%の範囲、例えば8〜40%の範囲、例えば9〜
40%の範囲、例えば10〜40%の範囲にあることが可能であり;および任意
に組成物中のブチロスペルマム−トリテルペン(複数を含む)ゲルマニコール、
ダンマラジエノール、24−メチレン−ダンマレノールおよび/またはパルケオ
ールの質量%(w/w)が、一般に、1〜95%の範囲、例えば1〜90%の範
囲、例えば1〜80%の範囲、例えば1〜70%の範囲、例えば1〜60%の範
囲、例えば2〜50%の範囲、例えば2〜40%の範囲、例えば2〜35%の範
囲、例えば2〜30%の範囲であることが可能である医薬組成物または栄養補助
食品を提供する。
テルペン留分;ii)任意にステロール留分;および任意にiii)局所的投与
に対して医薬として許容可能な担体を含み、特に局所的投与に適する医薬組成物
を提供し、その組成物において、組成物中の任意にステロール留分と一緒の該ブ
チロスペルマム−トリテルペン留分の質量%(w/w)が、一般に、少なくとも
1%、例えば少なくとも5%、少なくとも10%、少なくとも15%、例えば少
なくとも20%、例えば少なくとも25%、例えば少なくとも30%、例えば少
なくとも35%、例えば少なくとも40%、または少なくとも45%、例えば少
なくとも50%、例えば少なくとも55%、少なくとも60%、または少なくと
も65%、例えば少なくとも70%、例えば少なくとも75%、例えば少なくと
も80%、例えば少なくとも85%、少なくとも90%、例えば少なくとも91
%、例えば少なくとも92%、例えば少なくとも93%、例えば少なくとも94
%、少なくとも95%、または少なくとも96%、例えば少なくとも97%、例
えば少なくとも98%、例えば少なくとも99%、例えば少なくとも100%で
あり;さらに組成物中の任意にステロール留分と一緒の該ブチロスペルマム−ト
リテルペン留分の質量%(w/w)が、一般に、多くても100%、例えば99
%、多くても98%、例えば多くても97%、例えば多くても96%、例えば多
くても95%、例えば多くても90%、例えば多くても85%、例えば多くても
80%、例えば多くても75%、例えば多くても70%、多くても65%、例え
ば多くても60%、例えば多くても55%、例えば多くても50%、例えば多く
ても45%、多くても40%、例えば多くても35%、例えば多くても30%、
例えば多くても25%、例えば多くても20%、例えば多くても15%、例えば
多くても10%、例えば多くても9%、例えば多くても8%、例えば多くても7
%、例えば多くても6%、例えば多くても5%、例えば多くても4%、例えば多
くても3%、例えば多くても2%、例えば多くても1%であり;組成物中の任意
にステロール留分と一緒の該ブチロスペルマム−トリテルペン留分の質量%(w
/w)が、一般に、1〜100%の範囲、例えば2〜100%の範囲、例えば3
〜95%の範囲、例えば4〜90%の範囲、例えば5〜80%の範囲、例えば6
〜75%の範囲、例えば7〜70%の範囲、例えば8〜65%の範囲、例えば9
〜60%の範囲、例えば10〜55%の範囲、例えば10〜50%の範囲、例え
ば10〜45%の範囲、例えば10〜40%の範囲にあることが可能であり、 該ブチロスペルマム−トリテルペン(複数を含む)と該ステロール(複数を含
む)間の比率(ブチロスペルマム−トリテルペン:ステロール)が、1:100
〜500:1、例えば1:75〜400:1、例えば1:50〜300:1、例
えば1:25〜200:1、好ましくは1:20〜100:1、例えば1:10
〜75:1、例えば1:5〜50:1、さらに好ましくは1:4〜25:1の範
囲、例えば1:3〜20:1、例えば1:2〜19:1、例えば1:1〜18:
1、例えば2:1〜17:1、例えば3:1〜16:1、最も好ましくは4:1
〜15:1、例えば5:1〜14:1、例えば10:1〜13:1の範囲にあり
;および 組成物中の該トリテルペンアルコール(複数を含む)および該ステロール(複
数を含む)の合計質量%(w/w)が、一般に、少なくとも0.005%、例え
ば少なくとも0.01%、少なくとも0.025%、少なくとも0.05%、ま
たは少なくとも0.075%、例えば少なくとも0.1%、例えば少なくとも0
.25%、少なくとも0.5%、または少なくとも1.0%、例えば少なくとも
2.0%、例えば少なくとも5.0%、少なくとも10.0%、少なくとも20
.0%、少なくとも30.0%または少なくとも50.0%である。
パルケオール、ゲルマニコール、ダンマラジエノール、24−メチレン−ダンマ
レノール、ブチロスペルモール、α−アミリンおよびβ−アミリン、およびそれ
らのエステル、特に桂皮酸または酢酸エステルからなる群から選択される少なく
とも一つのトリテルペンを含む留分として定義される。本発明の組成物は、1以
上のこれらの、例えば上に列挙した2、3、4、5、6、7またはすべてのブチ
ロスペルマム−トリテルペン、および/またはそれらの1、2、3、4、5、6
、7または8のエステル、特に桂皮酸、酢酸または脂肪酸エステルおよびトリテ
ルペンとエステルを含む混合物を含有することが可能である。
ル−コレスト−7−エノール、カリテステロールA、カリテステロールBおよび
α−スピナステロールからなる群から選択される少なくとも一つのステロールを
含む留分として定義される。組成物は、前記ステロールが遊離アルコールまたは
それらのエステル、特に桂皮酸、酢酸または脂肪酸エステルの形態にあることが
可能である、1以上のこれらの、例えば上に列挙した2、3、4、5、6、7ま
たはすべてのステロールを含有することが可能である。
樹皮または根などの植物のあらゆる部分に由来することが可能である。好ましく
は、本発明の抽出物または濃縮物は果実に由来する。さらに、本発明の抽出物ま
たは濃縮物は、例えば非鹸化性留分を含むあらゆる抽出または分留方法によりブ
チロスペルマム パルキイの果実に由来する油または脂肪(シアバター)に由来
することが可能である。好ましくは、本発明のトリテルペンアルコールおよびス
テロールは、ブチロスペルマム パルキイからの油または脂肪の非鹸化留分に由
来する。
キイまたはその部分、好ましくは実の抽出または蒸留(例えば、水、蒸気または
真空蒸留)により得ることができる。抽出は多くの異なる有機溶媒により達成す
ることが可能である。抽出は、あらゆる抽出技術、例えば離解、浸透または超臨
界抽出(例えば、二酸化炭素による)の使用により熱くまたは冷却して達成する
ことができる。
チル、1〜4炭素原子数を有する低級アルカノール、ペンタン、ヘキサン、ヘプ
タンおよびそれらの混合物がある。好ましい抽出温度は、抽出効力のせいで使用
溶媒の沸点に近いが、しかしより低い温度も適用でき、その時はより長い抽出時
間が必要となる。
成分に対してより選択的にすることができ、その結果、最終抽出物または濃縮物
中のそれらの含量を高めるかまたは減少させることができる。
の蒸留などのプロセスの第2段階は、抽出物のあらゆる成分を除去または濃縮す
るために用いることができる。こうして、あらゆる成分の含量は本発明による組
成物を得るために標準化することができ、異なるブチロスペルマム−トリテルペ
ン間の比率は本発明の医薬組成物中で劇的に変えることが可能であり、特定の場
合に、いかなるブチロスペルマム−トリテルペンおよびいかなる数のブチロスペ
ルマム−トリテルペンも本発明による特定の組成物から除くことが可能である。
従って、潜在的に、単一またはいかなる他の数のブチロスペルマム−トリテルペ
ンも本発明による組成物のブチロスペルマム−トリテルペン留分を構成すること
が可能である。
t Health and Education Act of 1994(D
SHEA)により定義される。
薬品、アミノ酸、規定食を補足するために人が使用して1日の総摂取量を増大さ
せることになる食餌性物質、または濃縮物、代謝物、構成物質、抽出物、または
これらのものの組合せを持つかまたは含有する食べ物を補足しようと意図された
製品(タバコは除く)である。 ・は、ピル、カプセル、錠剤、または液体形状において摂取されるように意図さ
れている」
助食品」に関する異なる名称は、世界中で「食品栄養剤」、「栄養と薬効のある
食品」、「機能食品」または簡単に「食品」などのように用いられている。
皮下、皮内、口、頬、舌下、鼻、直腸、腔または経皮性経路などの非経口的経路
による投与として定義される。
縮物を含む組成物および任意に全身系投与用の医薬として許容可能な担体の以下
の治療用途に対する論理的根拠部分を提供する: ・上述の組成物の投与を特徴とする過敏症疾患または炎症治療または予防のた
めの方法。治療作用は過敏症反応または炎症と関係するすべての既知の疾患に及
び得る。自己免疫疾患およびIgE仲介アレルギー性疾患は以下にさらに詳細に
記載される。これらの特定治療分野のほかに、上述の組成物の作用は過敏症反応
に関係するすべての既知の病気および疾患に及び、以下の例はこれだけに限定さ
れるものではない:感染(ウイルス性、バクテリア性、真菌性、寄生虫性、など
)、風邪および流感、接触性皮膚炎、昆虫の噛み傷、アレルギー性脈管炎、術後
反応、移植拒絶反応(対宿主性移植片病)、など。 ・上述の組成物の投与を特徴とする自己免疫疾患治療または予防のための方法
。本出願人は、治療作用が上述組成物の過敏症反応に対する免疫調整および抑制
効果に起因するという仮説を提出する。治療作用はすべての既知の自己免疫疾患
に及び得るし、以下の例はこれだけに限定されるものではない:自己免疫性肝炎
、原発性胆汁性肝硬変、原発性硬化性胆管炎、自己免疫性溶血性貧血、グレーヴ
ズ病、重症筋無力症、1型糖尿病、炎症性筋疾患、多発性硬化症、ハシモト甲状
腺炎、自己免疫性副腎炎、クローン病、潰瘍性大腸炎、糸球体腎炎、進行性全身
系硬化症(硬皮症)、シェーグレン病、エリテマトーデス、原発性脈管炎、リウ
マチ様関節炎、若年性関節炎、混合結合組織病、乾癬、天疱瘡、天疱瘡様、疱疹
状皮膚炎、など。 ・上述組成物の投与を特徴とするIgE仲介アレルギー性反応または疾患治療
または予防のための方法。本出願人は、治療作用が上述組成物の過敏症反応に対
する抑制効果に起因するという仮説を提出する。治療作用はすべての既知のIg
E仲介アレルギー性反応および疾患に及び得るし、以下の例はこれだけに限定さ
れるものではない:喘息、湿疹(例えば、アトピー性皮膚炎)、じんま疹、アレ
ルギー性鼻炎、アナフィラキシー、など。 ・上述の組成物の投与を特徴とする痛みを伴うあらゆる疾患の治療または予防
用の方法。本出願人は、治療作用が過敏症反応に対する免疫調整、多分に抑制効
果に関係するという仮説を提出する。
立腺炎により生じる疾患の治療または予防に適している。
に一般的に前立腺炎症の兆しおよび兆候が現れるが、しかし特定の有機体は検出
できない事例を含めて、前立腺に影響を及ぼす炎症性の疾患として定義される。
従って、本発明の組成物は、良性の前立腺肥大、前立腺腫張に伴う疾患の管理の
ためにも用いることが可能である。
薬用植物キンセンカ(Calendula officinalis)抽出物の
添加により強化され得ることを見出した。これは実施例3において実証され、0
.1%の薬用植物キンセンカ抽出物および20%のブチロスペルマム−トリテル
ペンを含有する医薬組成物の局所的坑炎症性効果は、20%のブチロスペルマム
−トリテルペンを含有する局所的医薬組成物よりも優れていることが見出される
。従って、本発明は、i)少なくとも5%(w/w)のブチロスペルマム−トリ
テルペン;ii)薬用植物キンセンカの抽出物;および任意にiii)医薬とし
て許容可能な担体を含む医薬組成物を提供し、その組成物において、組成物中の
該薬用植物キンセンカ抽出物の質量%(w/w)が、一般に、少なくとも0.0
1%、例えば少なくとも0.025%、少なくとも0.05%、少なくとも0.
1%、少なくとも0.2%、少なくとも0.3%、または少なくとも0.4%、
例えば少なくとも0.5%、少なくとも0.75%、少なくとも1.0%、少な
くとも2.5%、少なくとも5.0%、または少なくとも7.5%、少なくとも
10.0%、例えば少なくとも12.5%、少なくとも15.0%、または少な
くとも17.5%、少なくとも20.0%、例えば少なくとも25.0%、少な
くとも30.0%、少なくとも35.0%、または少なくとも40.0%、少な
くとも50.0%、例えば少なくとも75.0%であり;さらに、組成物中の該
薬用植物キンセンカ抽出物の質量%(w/w)が、一般に、多くても75.0%
、例えば50.0%、多くても40.0%、例えば多くても35%、例えば多く
ても30.0%、例えば多くても25.0%、例えば多くても20.0%、例え
ば多くても10.0%、例えば多くても7.5%、例えば多くても5.0%、例
えば多くても2.5%、多くても1.0%、例えば多くても0.75%、例えば
多くても0.5%、例えば多くても0.4%、例えば多くても0.3%、多くて
も0.2%、例えば多くても0.1%であり;組成物中の該薬用植物キンセンカ
抽出物の質量%(w/w)が、一般に、0.001〜75.0%の範囲、例えば
0.025〜50.0%の範囲、例えば0.05〜40.0%の範囲、例えば0
.06〜30%の範囲、例えば0.07〜20%の範囲、例えば0.08〜15
%の範囲、例えば0.09〜12%の範囲、例えば0.01〜10%の範囲、例
えば0.015〜8%の範囲、例えば0.02〜6%の範囲、例えば0.025
〜5%の範囲、例えば0.03〜4%の範囲、例えば0.04〜3%の範囲、例
えば0.05〜2%の範囲、例えば0.1〜1%の範囲にあることが可能である
。好ましくは、医薬組成物は皮膚または粘膜への局所的投与に向いている。
)である。抽出物は、ブチロスペルマム−トリテルペンを得るための上述の手順
と同様にあらゆる抽出方法により得ることが可能であり、抽出物は薬用植物キン
センカのあらゆる部分、好ましくは葉または花に由来することが可能である。
の以下の治療用途に対する論理的根拠の一部を提供する: 該哺乳動物に対する本発明による医薬組成物の投与を特徴とする、哺乳動物の
皮膚または粘膜炎症または過敏症の、治療または予防のための方法。治療作用は
、自己免疫疾患およびIgE仲介アレルギー性疾患を含む過敏症反応または炎症
に関係するすべての知られた疾患に及び得る。本発明による上述の医薬組成物の
作用は、過敏症反応に関係するすべての既知の病気および疾患に及び得るし、以
下の例はこれだけに限定されるものではない:感染(ウイルス性、バクテリア性
、真菌性、寄生虫性、など)、風邪および流感、接触性皮膚炎、昆虫の噛み傷、
アレルギー性脈管炎、術後反応、移植拒絶反応(対宿主性移植片病)、喘息、湿
疹(例えば、アトピー性皮膚炎)、じんま疹、アレルギー性鼻炎、アナフィラキ
シー、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、原発性硬化性胆管炎、自己免疫性
溶血性貧血、グレーヴズ病、重症筋無力症、1型糖尿病、炎症性筋疾患、多発性
硬化症、ハシモト甲状腺炎、自己免疫性副腎炎、クローン病、潰瘍性大腸炎、糸
球体腎炎、進行性全身系硬化症(硬皮症)、シェーグレン病、エリテマトーデス
、原発性脈管炎、リウマチ様関節炎、若年性関節炎、混合結合組織病、乾癬、天
疱瘡、天疱瘡様、疱疹状皮膚炎、など。
活性成分(複数を含む)と組合せることができる。
以外の賦形剤であることができ、前記他賦形剤は組成物中において用いることが
でき、溶媒、増粘剤および粉末などの固形物または液体を含むことができる。単
一にまたは1以上の賦形剤の組成物として用いることができるこれらタイプの各
賦形剤の例には以下が挙げられる: ステアリルアルコール、モノリシノール酸グリセリル、モノステアリン酸グリ
セリル、プロパン−1,2−ジオール、ブタン−1,3−ジオール、セチルアル
コール、イソステアリン酸イソプロピル、ステアリン酸、パルミチン酸イソブチ
ル、ステアリン酸イソセチル、オレイルアルコール、ラウリン酸イソプロピル、
ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、オクタデカン−2−オール、イソセチ
ルアルコール、パルミチン酸セチル、ジメチルポリシロキサン、セバチン酸ジ−
n−ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリ
ン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ポリエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、ラノリン、ひまし油、アセチル化ラノリンアルコール、石油、鉱
油、ミリスチン酸ブチル、イソステアリン酸、パルミチン酸、リノール酸イソプ
ロピル、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ミリスチル酸ミリ
スチルなどの皮膚軟化剤; 水、塩化メチレン、イソプロパノール、ひまし油、エチレングリコールモノエ
チルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノエチルエーテル、ジメチルスルホキシド、テトラヒドロフラン、植物およ
び動物油、グリセリン、エタノール、プロパノール、プロピレングリコール、お
よび他のグリコールまたはアルコール、不揮発性油などの溶媒; グリセリン、ソルビトール、2−ピロリドン−5−カルボン酸ナトリウム、可
溶化コラーゲン、フタル酸ジブチル、ゼラチンなどの湿潤剤または過湿剤; チョーク、タルク、カオリン、デンプンおよびその誘導体、ガム、コロイド状
二酸化ケイ素、ポリアクリル酸ナトリウム、化学的変性化ケイ酸アルミニウムマ
グネシウム、水和ケイ酸アルミニウム、カルボキシビニルポリマー、カルボキシ
メチルセルロースナトリウム、エチレングリコールモノステアレートなどの粉末
; ペクチン、ゼラチンおよびその誘導体、メチルセルロースなどのセルロース誘
導体、カルボキシメチルセルロースまたは酸化セルロース、セルロースゴム、グ
アーガム、アラビアゴム、カラヤゴム、トラガカントゴム、ベントナイト、寒天
、アルギン酸塩、カルボマー、ゼラチン、ブラダーラック、セラトニア、デキス
トランおよびその誘導体、ガッチゴム、ヘクトライト、イスパグラ殻、キサンタ
ンガムなどのゲル化剤または膨潤剤; ポリ乳酸またはポリグリコール酸ポリマーまたはそれらのコポリマー、パラフ
ィン、ポリエチレン、ポリ酸化エチレン、ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、ポリビニルピロリドンなどのポリマー; 非イオン界面活性剤、例えばグリコールおよびグリセリンエステル、マクロゴ
ルエーテルおよびエステル、糖エーテルおよびソルビタンエステルなどのエステ
ル、アミン石鹸、金属石鹸などのイオン界面活性剤、硫酸化脂肪アルコール、硫
酸アルキルエーテル、硫酸化油、および両性界面活性剤およびレクチンなどの界
面活性剤; ナトリウム、カリウム、アルミニウム、マグネシウムまたはカルシウム塩(塩
化物、炭酸塩、重炭酸塩、クエン酸塩、グルコネート、乳酸塩、酢酸塩、グルセ
プテートまたは酒石酸塩など)などの緩衝剤。
使用において、全身系または局所的投与に適する望ましい製品調合を得るために
、界面活性剤、溶媒、増粘剤、安定剤、保存剤、坑酸化剤、フレーバー、などの
添加剤と混合することが可能であることは明白である。同様に、本発明による薬
剤的または栄養補助的食品はさらにこうした添加剤を含有することが可能である
。調合物の投与経路または投与形態には全く制限はなく、以下の例はこれに限定
されるものではない:錠剤、カプセル、ロゼンジ、チューインガム、流体、顆粒
、スプレー(例えば、エアロゾル)、吸入剤、軟膏、ゲル、リニメント、乳化液
(例えば、クリームまたはローション剤)、など。任意に、組成物は、改善され
た生物学的利用能をもたらす消化性流体中の組成物の分散を改善するため、また
は組成物の最終投与形態を得るための胆汁酸塩、ポリオキシエチレン−ソルビタ
ン−脂肪酸エステルまたはポリアルコール混合鎖長脂肪酸エステルなどの界面活
性剤も含むことが可能である。
可能である。こうした長期作用性調合物は体内移植(例えば、皮下または筋内)
または筋内注射により投与することが可能である。従って、例えば、組成物は、
適する高分子または疎水性材料(例えば許容可能な油中の乳化液として)または
イオン交換樹脂により、またはわずかに可溶性の誘導体、例えばわずかに可溶性
の塩として調合することが可能である。
液は、本発明の組成物を配送するために用いることが可能である配送賦形剤のよ
く知られた例である。加えて、組成物は、治療剤を含有する固形ポリマーの半透
過性母体などの持続放出系を用いて配送することが可能である。種々の持続放出
性材料が確立されてきて、当業者にはよく知られている。持続放出カプセルは、
それらの化学的性質に応じて、数週間から100日を越えるまでにわたり組成物
を放出することが可能である。
ールまたはそれらのエステル、特に桂皮酸、酢酸または脂肪酸エステルの形態を
取ることが可能であり;且つ任意に該抽出物または濃縮物を全身系投与用の医薬
として許容可能な担体と混合し、ブチロスペルモール、ルペオール、パルケオー
ル、ゲルマニコール、ダンマラジエノール、24−メチレン−ダンマレノール、
α−アミリンおよびβ−アミリンからなる群から選択される少なくとも一つのト
リテルペンアルコール、およびスチグマステロール、アバナステロール、24−
メチル−コレスト−7−エノール、カリテステロールA、カリテステロールBお
よびα−スピナステロールからなる群から選択される少なくとも一つのステロー
ルを含むブチロスペルマム パルキイの抽出物または濃縮物を得ることを特徴と
する全身系投与のための上述のような医薬として活性な組成物製造のための方法
に関する。
ーゲンモノクローナル抗体(mAb)およびリポ多糖類により誘発されたBAL
B/cマウス関節炎における可能な坑炎症性活性度を評価した。試験物質を3日
連続で日に1度経口的に投与した。後ろ足水腫の賦形剤処理対照グループに対し
て有意な減少が、50mg/kg×3で7、10、14および17日目において
(57%、58%、67%および78%)が観察された。同時に試験したシクロ
ホスファミドは10mg/kg×3で、10、14および17日目における賦形
剤処理対照グループに対して後ろ足水腫の79%、91%および90%の減少を
もたらした。
れたブチロスペルマム パルキイの濃縮物をコーンオイル中に希釈した。ブチロ
スペルマム(以下においてBPCと呼ぶ)の適用濃縮物は、以下の特定ブチロス
ペルマム−トリテルペン量: −23%のルペオール; −39%のα−アミリンおよびβ−アミリン;および −26%のブチロスペルモール、 を含む、ブチロスペルモール、ルペオール、パルケオール、ゲルマニコール、ダ
ンマラジエノール、24−メチレン−ダンマレノール、α−アミリンおよびβ−
アミリンからなる群から選択されるブチロスペルマム−トリテルペン留分(主と
して桂皮酸エステルの形態において)の26%を含有した。さらに、濃縮物は、
スチグマステロール、アバナステロール、24−メチル−コレスト−7−エノー
ル、カリテステロールA、カリテステロールBおよびα−スピナステロールから
なる群から選択される2.2%のステロールを含有した。
0mg/kg、およびシクロホスファミド10mg/kgの陽性対照を経口的に
投与した。投与体積は5ml/kgであった。
。5マウスの空間配分は45×23×15cmであった。動物をAPEC(登録
商標)(アレンタウンゲイジング(Allentown Gaging)、アレ
ンタウン、NJ08501、U.S.A.)ケージに入れ、管理温度(22℃〜
24℃)下および湿度(60%〜80%)下で、少なくとも使用前1週間にわた
り12時間の明/暗サイクルを伴う衛生的環境に維持した。マウスの標準ラボ食
事および水道水への自由な摂取が許された。居住性、実験および動物処置を含む
この仕事のすべての態様は、一般に、International Guidi
ng Principles for Biomedical Researc
h Involving Animals(CIOMS Publicatio
n No.ISBN 92 90360194,1985)に従って実施された
。
.S.A.)、シクロホスファミド(シグマ、U.S.A.)、リポ多糖類(シ
グマ、U.S.A.)、およびアースロゲン−CIA(商標)モノクロナール抗
体D8、F10、DI−2GおよびA2(コンドレックス(Chondrex)
、U.S.A.)であった。
シル(Ugo Basile)、U.S.A.)であった。
137〜147,1995)に従って実施した。 6〜8週齢の5BALB/cマウスのグループをモノクローナル抗体(mAb
s)およびリポ多糖類(LPS)による関節炎の誘発に用いた。0日目に4種類
の異なるmAbs(D8、F10、DI−2GおよびA2)の組合せで合計4m
g/マウスを動物の静脈内に投与した。次に、72時間後(3日目)静脈内に2
5μgのLPS72を投与した。3日目以降、試験物質を3日間連続で日に1度
経口的に投与した。5日目に、1本または2本の足(特に後ろ足)が赤く腫れ始
め、7日目以降、未処理マウスにおいて2本の後ろ足の関節炎症状がひどく赤く
腫れ上がってきた。7、10、14および17日目に両後ろ足体積の増加を測定
するために、水電池(12mm直径)付きのプレチスモメーター(ウゴバシルC
at#7150)を用いた。増加した足の体積の抑制%を以下のように計算した
: 抑制%:[1−(Tn−T0)/(Cn−C0)]×100 式中、 C0(Cn):賦形剤対照における日0(日n)での体積(両後ろ足の合計) T0(Tn):試験化合物処理グループにおける日0(日n)での体積(両後
ろ足の合計)
るために、一対較差に対するウイルコクソン順位合計検定を用いた。
×3で7、10、14および17日目において(57%、58%、67%および
78%)が観察された。抑制は10、14および17日目で統計学的に有意であ
った(p<0.05、ウイルコクソン)。同時に10mg/kg×3で試験した
シクロホスファミドは、10、14および17日目における賦形剤処理対照グル
ープに対して後ろ足水腫の統計学的に有意な(p<0.05、ウイルコクソン)
79%、91%および90%の減少をもたらした。
医薬組成物を、1%ブチロスペルマム−トリテルペンに対応するシアバターを含
有する普通の化粧クリームと比較した。 研究の目的は、本発明による組成物の薬剤効果を、マウスにおけるホルボール
エステル誘発炎症に対する局所的坑炎症活性度のよく確立されたアッセイの中で
シアバターを含有する既知の組成物の効果と比較することである。
物を、以下のクリームベースに基づき作成した: 水素化ナタネ油、Cremeol PS−6、Aarhus Olie,De
nmark 10.0% ラクチルステアロイルナトリウム、Danisco Ingredients
,Denmark 5.0% モノステアリン酸ソルビタン、Danisco Ingredients,D
enmark 3.0% モノステアリン酸グリセリン、Danisco Ingredients,D
enmark 2.0% メチルパラベン、Unichem,Denmark 0.3% 精製水 加えて100% 陰性対照組成物をさらなる添加物なしで作成した。本発明による4医薬組成物
を、ブチロスペルマム−トリテルペン含量5%、10%、15%および20%に
対応するブチロスペルマム パルキイ(シアナッツ油の分留により得られる)の
濃縮物の添加により作成した。対照シアバター組成物を、1%ブチロスペルマム
−トリテルペンに対応するシアバター添加により作成した。 チャン(Chang)ら(Euro.J.Pharmacol.(1987)
142:197)に従ってアッセイを実施した。ホルボールエステルの局所的適
用により耳の炎症を誘発させた。5匹のBALB/cマウスのグループをホルボ
ールエステル適用前30分に前処理し、15分後に後処理をした。 腫大の程度をホルボールエステル適用後4時間記録した。各マウスは、一つの
耳は処理され一つの耳は未処理だったので、それ自体が対照であった。
依存して耳腫大を抑制したが、一方で陰性対照物およびシアバター対照調合物は
全く効果がなかった。
による局所的医薬組成物が著しい坑炎症性効果を有し、一方で通常のシアバター
調合物は坑炎症性効果を全く持たないことを明確に示す。 従って、本研究は、本発明による医薬組成物が、通常のシアバター調合物に対
して、薬物学的に遥かに優れていることを明確に実証する。
チロスペルマム−トリテルペンおよび0.1%薬用植物キンセンカ抽出物を含有
する、本発明による2種の局所的医薬組成物を、マウスにおけるホルボールエス
テル誘発炎症に対して局所的坑炎症活性能についてよく確立されたアッセイの中
で比較した。
き作成した: 水素化ナタネ油、Cremeol PS−6、Aarhus Olie,De
nmark 10.0% ラクチルステアロイルナトリウム、Danisco Ingredients
,Denmark 5.0% モノステアリン酸ソルビタン、Danisco Ingredients,D
enmark 3.0% モノステアリン酸グリセリン、Danisco Ingredients,D
enmark 2.0% メチルパラベン、Unichem,Denmark 0.3% 精製水 加えて100% 陰性対照組成物をさらなる添加物なしで作成した。本発明による2医薬組成物
を、ブチロスペルマム−トリテルペン含量20%に対応するブチロスペルマム
パルキイ(シアナッツ油の分留により得られる)の濃縮物の添加により作成し、
さらにそれらの一つに0.1%薬用植物キンセンカ抽出物(超臨界CO2抽出に
より作成された)を添加した。 チャン(Chang)ら(Euro.J.Pharmacol.(1987)
142:197)に従ってアッセイを実施した。ホルボールエステルの局所的適
用により耳の炎症を誘発させた。5匹のBALB/cマウスのグループをホルボ
ールエステル適用前30分に前処理し、15分後に後処理をした。 腫大の程度をホルボールエステル適用後4時間記録した。各マウスは、一つの
耳は処理され一つの耳は未処理だったので、それ自体が対照であった。
確に耳腫大を抑制したが、一方で陰性対照調合物は全く効果がなかった。
の組合せを含有する局所的医薬組成物がブチロスペルマム−トリテルペンのみを
含有する組成物に対して優れていることを明確に示す。
における急性経口毒性を評価した。2000mg/kgの投与で、BPCは毒性
または死亡を生じないことが見出された。従って、LD50は2000mg/kg
体重を越えることが結論づけられた。
れたブチロスペルマム パルキイの濃縮物をコーンオイル中に希釈した。ブチロ
スペルマム(以下においてBPCと呼ぶ)の適用濃縮物は、 −26%(w/w)のルペオール; −44%(w/w)のα−アミリンおよびβ−アミリン;および −30%(w/w)のブチロスペルモール、 を含むブチロスペルマム−トリテルペン留分の33%を含有した。 さらに、濃縮物は、 −43%のα−スピナステロール; −37%のスチグマステロール;および −11%のアバナステロール、 を含有するステロール留分2.7%を含んだ。
,「Acute Oral Toxicity−Fixed Dose Met
hod」,July 1992 and the EEC Directive
published in:「Official Journal of t
he European Communities」No:L383A,vol
ume 35,29.12.1992,part B1「Acute Toxi
city(Oral)−Fixed Dose Method」に推奨されてい
る方法により決定した。 研究は、1匹の雌ラットに2000mgBPC/kg体重を注入し、これを観
察研究することから始まった。毒性の臨床的兆候はこのラットには全く見られな
かった。 観察研究の結果に基づき、主研究を2000mgBPC/kg体重の投与を受
けた5匹の雌ラットから成る1グループを用いて行った。 主研究におけるすべての動物が処置を乗り切り、明確な毒性の兆候は全く見ら
れなかった。 ラットは、研究期間の間通常の体重増を示した。 本報告において記載される実験条件下、試験投与レベル(2000mg/kg
体重)、最高必要投与レベルでは死亡を引起こさないことが見出された。最小の
致死量は2000mgBPC/kg体重超であった。
チロスペルマム パルキイ濃縮物の安全性および効力を試験するために、リウマ
チ様関節炎を患っている患者において実施する。
たブチロスペルマム パルキイの濃縮物を、それぞれがこの濃縮物750mgを
含有する柔らかいゼラチンカプセルに調合する。ブチロスペルマム(以下におい
てBPCと呼ぶ)の適用濃縮物は、 −26%(w/w)のルペオール; −44%(w/w)のα−アミリンおよび/またはβ−アミリン;および −30%(w/w)のブチロスペルモール、 を含むブチロスペルマム−トリテルペン留分の33%を含有する。 さらに、濃縮物は、 −43%のα−スピナステロール; −37%のスチグマステロール;および −11%のアバナステロール、 を含むステロール留分2.7%を含有した。 偽薬カプセルを正確に同じ外見および質量を持つように作成する。
0mgBPCの効力および安全性を、偽薬に比べて試験する。
を続けることは許される。
無作為に分類される; −日にBPC750mg×2 −日に偽薬×2 診察1、2(6週間)、3(12週間)および4(18週間)において、患者
の状態を公認のStanford Health Assessment Qu
estionnair(HAQ)を用いて評価する。
チロスペルマム パルキイ濃縮物の安全性および効力を試験するために、乾癬を
患っている15人の患者において実施する。 本発明による同じ医薬組成物を用いるアトピー性皮膚疾患を患っている120
人の患者における同様の研究は準備中である。
れたブチロスペルマム パルキイの濃縮物を、40%の濃縮物を含有する標準ク
リームベース中に調合する。クリームベース中の成分は、水、ステアリン酸PE
G−6、ステアリン酸グリコール、ステアリン酸PEG−32、デンプン、酢酸
セチル、メチル/プロピルパラベンである。 ブチロスペルマム(以下においてBPCと呼ぶ)の適用濃縮物は、 −26%(w/w)のルペオール; −44%(w/w)のα−アミリンおよび/またはβ−アミリン;および −30%(w/w)のブチロスペルモール、 を含むブチロスペルマム−トリテルペン留分の33%を含有する。 さらに、濃縮物は、 −43%のα−スピナステロール; −37%のスチグマステロール;および −11%のアバナステロール、 を含むステロール留分2.7%を含有した。 偽薬クリーム(同一ベース)を同じ外見で作成する。
%BPCクリームの効力および安全性を、偽薬に比べて試験する。
を続けることが許される。
右)に無作為に分類される; −日にBPC40%クリーム×2 −日に偽薬クリーム×2 診察1、2(4週間)、3(8週間)および4(12週間)において、患者の
状態を公認のPASIスコアーを用いて評価する。
Claims (25)
- 【請求項1】 i)ブチロスペルマム パルキイの抽出物または濃縮物であ
って、少なくとも5%(w/w)の、 −少なくとも2%(w/w)のルペオール; −少なくとも2%(w/w)のα−アミリンおよび/またはβ−アミリン; −少なくとも2%(w/w)のブチロスペルモール;および −任意に少なくとも1%のゲルマニコール、ダンマラジエノール、24−メ
チレン−ダンマレノールおよび/またはパルケオール、 を含む、ブチロスペルマム−トリテルペン留分を含有し、該トリテルペンが遊離
アルコールまたはそれらのエステル、特に桂皮酸、酢酸または脂肪酸エステルの
形態を取ることが可能である、前記抽出物または濃縮物、および ii)任意に医薬として許容可能な担体、 を含む医薬組成物または栄養補助食品。 - 【請求項2】 i)ブチロスペルマム パルキイの抽出物または濃縮物であ
って、少なくとも5%(w/w)の、 −10〜40%(w/w)のルペオール; −10〜40%(w/w)のα−アミリンおよび/またはβ−アミリン; −10〜40%(w/w)のブチロスペルモール;および −任意に2〜30%のゲルマニコール、ダンマラジエノール、24−メチレ
ン−ダンマレノールおよび/またはパルケオール、 を含む、ブチロスペルマム−トリテルペン留分を含有し、該トリテルペンが遊離
アルコールまたはそれらのエステル、特に桂皮酸、酢酸または脂肪酸エステルの
形態を取ることが可能である、前記抽出物または濃縮物、および ii)任意に医薬として許容可能な担体、 を含む医薬組成物または栄養補助食品。 - 【請求項3】 ブチロスペルマム パルキイの抽出物または濃縮物が、さら
に、スチグマステロール、アバナステロール、24−メチル−コレスト−7−エ
ノール、カリテステロールA、カリテステロールBおよびα−スピナステロール
からなる群から選択され、該ステロールが遊離アルコールまたはそれらのエステ
ル、特に桂皮酸、酢酸または脂肪酸エステルの形態を取ることが可能である少な
くとも一つのステロールを含むステロール留分を含む、請求項1または2に記載
の医薬組成物または栄養補助食品。 - 【請求項4】 ブチロスペルマム−トリテルペン留分が任意にステロール留
分と一緒にブチロスペルマム パルキイの抽出物または濃縮物を100%(w/
w)まで含む、請求項1〜3のいずれかに記載の医薬組成物または栄養補助食品
。 - 【請求項5】 ブチロスペルマム−トリテルペン留分およびステロール留分
間の比率が1:100〜500:1(w/w)の範囲にある、請求項3または4
のいずれかに記載の医薬組成物または栄養補助食品。 - 【請求項6】 さらにキンセンカ薬用植物の抽出物を含む請求項1〜5のい
ずれかに記載の医薬組成物または栄養補助食品。 - 【請求項7】 全身系投与のための請求項1〜6のいずれかに記載の医薬組
成物。 - 【請求項8】 医薬組成物が少なくとも5%(w/w)のブチロスペルマム
−トリテルペン留分を含有する局所的投与のための、請求項1〜6のいずれかに
記載の医薬組成物。 - 【請求項9】 医薬組成物が流体、軟膏、ゲル、リニメント、乳化液(例え
ば、クリームまたはローション剤)またはスプレー(例えば、エアロゾル)とし
て調合される、請求項8に記載の医薬組成物。 - 【請求項10】 哺乳動物における免疫賦活剤用薬剤または栄養補助食品製
造のための、請求項1〜9のいずれかに記載の組成物の使用。 - 【請求項11】 哺乳動物における過敏症および/または炎症反応抑制用薬
剤または栄養補助食品製造のための、請求項1〜9のいずれかに記載の組成物の
使用。 - 【請求項12】 哺乳動物における皮膚または粘膜での炎症または過敏症治
療または予防用薬剤製造のための、請求項11に記載の組成物の使用。 - 【請求項13】 哺乳動物における自己免疫疾患および/または慢性炎症疾
患治療または予防用薬剤または栄養補助食品製造のための、請求項11または1
2に記載の使用。 - 【請求項14】 哺乳動物における乾癬、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎
、クローン病、潰瘍性大腸炎、リウマチ様関節炎または変形性関節症治療または
予防用薬剤または栄養補助食品製造のための、請求項13に記載の使用。 - 【請求項15】 哺乳動物における痛み緩和用薬剤または栄養補助食品製造
のための、請求項1〜9のいずれかに記載の組成物の使用。 - 【請求項16】 前立腺炎および/または良性前立腺肥大治療または予防用
薬剤または栄養補助食品製造のための、請求項1〜9のいずれかに記載の組成物
の使用。 - 【請求項17】 哺乳動物における過敏症または炎症の、請求項1〜9のい
ずれかに記載の組成物を該哺乳動物に投与することを特徴とする治療または予防
のための方法。 - 【請求項18】 哺乳動物の皮膚または粘膜での炎症または過敏症の、請求
項1〜9のいずれかに記載の組成物を該哺乳動物に投与することを特徴とする治
療または予防のための方法。 - 【請求項19】 哺乳動物における自己免疫疾患および/または慢性炎症疾
患の、請求項1〜9のいずれかに記載の混合物を該哺乳動物に投与することを特
徴とする治療または予防のための方法。 - 【請求項20】 哺乳動物における乾癬、アトピー性湿疹、接触性皮膚炎、
クローン病、潰瘍性大腸炎、リウマチ様関節炎および/または変形性関節症の、
請求項1〜9のいずれかに記載の混合物を該哺乳動物に投与することを特徴とす
る治療または予防のための方法。 - 【請求項21】 哺乳動物における痛みの、請求項1〜9のいずれかに記載
の混合物を該哺乳動物に投与することを特徴とする治療または予防のための方法
。 - 【請求項22】 哺乳動物における前立腺炎または良性前立腺肥大の、請求
項1〜9のいずれかに記載の混合物を該哺乳動物に投与することを特徴とする治
療または予防のための方法。 - 【請求項23】 ブチロスペルマム パルキイの抽出物または濃縮物を得る
ことを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の組成物製造のための方法で
あって、該抽出物または濃縮物が、少なくとも5%(w/w)の、 −少なくとも2%(w/w)のルペオール; −少なくとも2%(w/w)のα−アミリンおよび/またはβ−アミリン; −少なくとも2%(w/w)のブチロスペルモール;および −任意に少なくとも1%のゲルマニコール、ダンマラジエノール、24−メチレ
ン−ダンマレノールおよび/またはパルケオール、 を含む、ブチロスペルマム−トリテルペン留分を含有し、該トリテルペンが遊離
アルコールまたはそれらのエステル、特に桂皮酸、酢酸または脂肪酸エステルの
形態を取ることが可能である、前記方法。 - 【請求項24】 ブチロスペルマム パルキイの抽出物または濃縮物が、さ
らに、スチグマステロール、アバナステロール、24−メチル−コレスト−7−
エノール、カリテステロールA、カリテステロールBおよびα−スピナステロー
ルからなる群から選択され、該ステロールが遊離アルコールまたはそれらのエス
テル、特に桂皮酸、酢酸または脂肪酸エステルの形態を取ることが可能である少
なくとも一つのステロールを含むステロール留分を包含する、請求項22に記載
の方法。 - 【請求項25】 ブチロスペルマム パルキイの前記抽出物または濃縮物が
、さらに、医薬として許容可能な担体と混合される、請求項22または23に記
載の方法。
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