JP2003503960A - 無線受信機における直流オフセット補償を行うための方法および装置 - Google Patents
無線受信機における直流オフセット補償を行うための方法および装置Info
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- H04L25/061—Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection providing hard decisions only; arrangements for tracking or suppressing unwanted low frequency components, e.g. removal of dc offset
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- H04L25/02—Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
- H04L25/0202—Channel estimation
- H04L25/0212—Channel estimation of impulse response
Abstract
(57)【要約】
無線受信機における直流オフセット補償の精度を高めるため、かつ、その補償が受信機内に設けられたデコーダのダイナミクスを浸食しないよう、本発明では平均値推定とチャネル推定とを別々に行う。これにより、平均値推定を行うためのトレーニング・シーケンスの使用によって生じたバイアス直流オフセットが、チャネル推定部および等化器のために修正される。
Description
【0001】
(背景)
本発明は、無線受信機において信号を受信するときの直流オフセットを補償す
るための方法および装置に関する。具体的には、本発明は、直流オフセット推定
とチャネル推定とを分離し、送信されたシンボルによる直流オフセット推定にお
けるすべてのバイアスを、チャネル推定器および等化器において補償するという
手法で、無線受信機において生じた直流オフセットを補償するための方法および
装置を提案する。
るための方法および装置に関する。具体的には、本発明は、直流オフセット推定
とチャネル推定とを分離し、送信されたシンボルによる直流オフセット推定にお
けるすべてのバイアスを、チャネル推定器および等化器において補償するという
手法で、無線受信機において生じた直流オフセットを補償するための方法および
装置を提案する。
【0002】
ディジタル通信システムでは、送信するディジタル信号でもってキャリア信号
を変調することにより伝送信号が生成される。ディジタルデータは一般に、多数
のデータ・ビットを含むバーストの状態で伝送される。伝送信号を受信すると、
その信号を復調してデータを回復する必要がある。
を変調することにより伝送信号が生成される。ディジタルデータは一般に、多数
のデータ・ビットを含むバーストの状態で伝送される。伝送信号を受信すると、
その信号を復調してデータを回復する必要がある。
【0003】
無線受信機の構成は一般に、受信信号の復調を行うために直接変換(direct c
onversion)受信回路(すなわち、ホモダイン受信回路)を採用する。受信信号
をミックスダウンして同相(I)ベースバンド信号および直交(Q)ベースバン
ド信号を生成するために、キャリア周波数で動作する局部発振器が用いられる。
直接変換受信回路はコストおよび電流消費の両方の面で非常に効率的である。直
接変換受信回路の目的は、いかなるIF周波数を用いることなく、入力キャリア
をI成分、Q成分のベースバンドに直接ダウンコンバートすることである。しか
しながら、直接変換受信回路にもいくつか欠点がある。例えば、受信信号の直流
レベルに直流オフセットが生じうることである。直流オフセットは主に3つの原
因により生じる。すなわち、(1)信号経路におけるトランジスタ不整合、(2
)局部発振器信号のリーク(漏れ)およびミキサを流れる直流への自己ダウンコ
ンバート、そして、(3)局部発振器への大きな近接チャネル干渉リークおよび
直流への自己ダウンコンバート、である。結果として、送信機より受信した信号
がさらに歪む場合があり、これによりデータ復号化の精度が劣化する。くわえて
、直流オフセットは情報信号よりも大きいデシベル(dB)値を有する場合があり
、デコーダにおいて伝送されてきた信号を回復するためにこの直流オフセットを
補償する必要がある。
onversion)受信回路(すなわち、ホモダイン受信回路)を採用する。受信信号
をミックスダウンして同相(I)ベースバンド信号および直交(Q)ベースバン
ド信号を生成するために、キャリア周波数で動作する局部発振器が用いられる。
直接変換受信回路はコストおよび電流消費の両方の面で非常に効率的である。直
接変換受信回路の目的は、いかなるIF周波数を用いることなく、入力キャリア
をI成分、Q成分のベースバンドに直接ダウンコンバートすることである。しか
しながら、直接変換受信回路にもいくつか欠点がある。例えば、受信信号の直流
レベルに直流オフセットが生じうることである。直流オフセットは主に3つの原
因により生じる。すなわち、(1)信号経路におけるトランジスタ不整合、(2
)局部発振器信号のリーク(漏れ)およびミキサを流れる直流への自己ダウンコ
ンバート、そして、(3)局部発振器への大きな近接チャネル干渉リークおよび
直流への自己ダウンコンバート、である。結果として、送信機より受信した信号
がさらに歪む場合があり、これによりデータ復号化の精度が劣化する。くわえて
、直流オフセットは情報信号よりも大きいデシベル(dB)値を有する場合があり
、デコーダにおいて伝送されてきた信号を回復するためにこの直流オフセットを
補償する必要がある。
【0004】
直流オフセットを補償するための単純かつ直接的な方法は、受信バーストの平
均値を推定し、その推定値を受信信号から減算してその信号をデコーダに送るこ
とである。しかし、直流オフセットの推定に用いるデータ量が有限であるために
、この推定ではバイアス直流オフセットを生じてしまう。バイアス直流オフセッ
トが大きすぎる場合には、SN比が向上しても受信機のビット誤り率が減少しな
いことになる。結果として、バイアス直流オフセットは、受信機におけるデータ
に結合した最小量の雑音(すなわち、ノイズフロア)であるといえる。
均値を推定し、その推定値を受信信号から減算してその信号をデコーダに送るこ
とである。しかし、直流オフセットの推定に用いるデータ量が有限であるために
、この推定ではバイアス直流オフセットを生じてしまう。バイアス直流オフセッ
トが大きすぎる場合には、SN比が向上しても受信機のビット誤り率が減少しな
いことになる。結果として、バイアス直流オフセットは、受信機におけるデータ
に結合した最小量の雑音(すなわち、ノイズフロア)であるといえる。
【0005】
さらに、伝送されるデータは未知であるから、大量のデータを受信した場合(
この場合バイアス直流オフセットは0に近づく)、または伝送されたシンボルお
よびチャネルの両方が既知である場合を除いては、信号がデコーダに供給される
前に信号中のバイアス直流オフセットを補償することは不可能である。この課題
を解決する方法は、デコーダにおいて直流レベルを補償することである。しかし
、これによりバイアス直流オフセットの問題は解消するものの、直流オフセット
レベルは受信信号よりもデシベル(dB)を有する値をとりうるので、デコーダに
おける処理としては過大であるきらいがある。また、チャネルパラメータと直流
成分との差の大きさのために、無線チャネルおよび直流オフセットを同時に推定
する場合には計算能力上の問題が発生する。したがって、平均値推定タスクとチ
ャネル推定タスクとを分離するとともに、伝送シーケンスにより生じたバイアス
直流オフセットを補償する方法および装置が必要である。
この場合バイアス直流オフセットは0に近づく)、または伝送されたシンボルお
よびチャネルの両方が既知である場合を除いては、信号がデコーダに供給される
前に信号中のバイアス直流オフセットを補償することは不可能である。この課題
を解決する方法は、デコーダにおいて直流レベルを補償することである。しかし
、これによりバイアス直流オフセットの問題は解消するものの、直流オフセット
レベルは受信信号よりもデシベル(dB)を有する値をとりうるので、デコーダに
おける処理としては過大であるきらいがある。また、チャネルパラメータと直流
成分との差の大きさのために、無線チャネルおよび直流オフセットを同時に推定
する場合には計算能力上の問題が発生する。したがって、平均値推定タスクとチ
ャネル推定タスクとを分離するとともに、伝送シーケンスにより生じたバイアス
直流オフセットを補償する方法および装置が必要である。
【0006】
(概要)
従来の直流オフセット補償技術において生じている問題を解決するために、本
発明は、平均値推定とチャネル推定とを分離する機能および、伝送シーケンスに
よって生じたバイアス直流オフセットを補償する機能を提供する。
発明は、平均値推定とチャネル推定とを分離する機能および、伝送シーケンスに
よって生じたバイアス直流オフセットを補償する機能を提供する。
【0007】
本発明の実施形態によれば、受信機において直流オフセットを補償しうる方法
および装置が開示される。すなわち、伝送されてきた信号バーストを当該受信機
で受信し、前記信号バーストを第1のベースバンド信号にダウンコンバートし、
前記第1のベースバンド信号における既知のトレーニング・シーケンスを探索し
、前記既知のトレーニング・シーケンスを用いて直流オフセット値を推定し、前
記第1のベースバンド信号から前記直流オフセットを減算して第2のベースバン
ド信号を得て、前記第2のベースバンド信号を用いてチャネル推定を行い、チャ
ネルモデルおよびバイアス直流オフセットを出力し、前記第2のベースバンド信
号、推定された前記チャネルモデル、および前記バイアス直流オフセットを用い
て前記第2のベースバンド信号の等化処理を行う、ことを特徴とする。
および装置が開示される。すなわち、伝送されてきた信号バーストを当該受信機
で受信し、前記信号バーストを第1のベースバンド信号にダウンコンバートし、
前記第1のベースバンド信号における既知のトレーニング・シーケンスを探索し
、前記既知のトレーニング・シーケンスを用いて直流オフセット値を推定し、前
記第1のベースバンド信号から前記直流オフセットを減算して第2のベースバン
ド信号を得て、前記第2のベースバンド信号を用いてチャネル推定を行い、チャ
ネルモデルおよびバイアス直流オフセットを出力し、前記第2のベースバンド信
号、推定された前記チャネルモデル、および前記バイアス直流オフセットを用い
て前記第2のベースバンド信号の等化処理を行う、ことを特徴とする。
【0008】
さらに、本発明の他の実施形態によれば、受信した直流レベルが一定でない場
合の、受信機において直流オフセットを補償しうる方法および装置が開示される
。すなわち、受信信号における少なくとも1つの直流変動の位置を判断し、前記
既知のトレーニング・シーケンスと前記少なくとも1つの直流変動の位置とに基
づき直流の推定を行うことを特徴とする。
合の、受信機において直流オフセットを補償しうる方法および装置が開示される
。すなわち、受信信号における少なくとも1つの直流変動の位置を判断し、前記
既知のトレーニング・シーケンスと前記少なくとも1つの直流変動の位置とに基
づき直流の推定を行うことを特徴とする。
【0009】
(詳細な説明)
以下、添付図面を参照して本発明について説明することとし、本発明のさまざ
まな実施形態を示す。ただし、本発明は多くの異なる形態で実現が可能であり、
開示した特定の実施形態に限定して解釈すべきではない。例えば、ホモダイン受
信機を用いた時分割多元接続(TDMA)環境を例に本発明を説明するが、ディ
ジタル通信において、その他のアクセス環境で、あらゆるタイプのチャネル推定
器および等化方法の、あらゆるタイプの受信機を使用することもできる。
まな実施形態を示す。ただし、本発明は多くの異なる形態で実現が可能であり、
開示した特定の実施形態に限定して解釈すべきではない。例えば、ホモダイン受
信機を用いた時分割多元接続(TDMA)環境を例に本発明を説明するが、ディ
ジタル通信において、その他のアクセス環境で、あらゆるタイプのチャネル推定
器および等化方法の、あらゆるタイプの受信機を使用することもできる。
【0010】
図1は、移動通信システムにおいてデータ・バーストを受信するための従来の
ホモダイン受信機100を示す図である。図1に示すように、アンテナ105は
データのバーストを受信し、受信したバーストを第1のフィルタ110に送出す
る。第1のフィルタ110には、所望の周波数帯域(例えばGSM周波数帯域)
のみを通過させるバンドフィルタを用いることができる。フィルタ処理されると
、信号は第1の増幅器120に送られる。第1の増幅器には低雑音増幅器(LNA
:low noise amplifier)を用いることができる。そして、信号は、第1および
第2のミキサ130および160によってそれぞれ、ベースバンドの同相(I)
信号および直交(Q)信号にダウンコンバートされる。第1および第2のミキサ
130および160はそれぞれ、局部発振器175によって制御される。局部発
振器175の第1の出力は第1のミキサ130の出力に接続され、第2の出力は
第2のミキサ160の出力に接続される。局部発振器175は所望信号のキャリ
ア周波数に設定される。
ホモダイン受信機100を示す図である。図1に示すように、アンテナ105は
データのバーストを受信し、受信したバーストを第1のフィルタ110に送出す
る。第1のフィルタ110には、所望の周波数帯域(例えばGSM周波数帯域)
のみを通過させるバンドフィルタを用いることができる。フィルタ処理されると
、信号は第1の増幅器120に送られる。第1の増幅器には低雑音増幅器(LNA
:low noise amplifier)を用いることができる。そして、信号は、第1および
第2のミキサ130および160によってそれぞれ、ベースバンドの同相(I)
信号および直交(Q)信号にダウンコンバートされる。第1および第2のミキサ
130および160はそれぞれ、局部発振器175によって制御される。局部発
振器175の第1の出力は第1のミキサ130の出力に接続され、第2の出力は
第2のミキサ160の出力に接続される。局部発振器175は所望信号のキャリ
ア周波数に設定される。
【0011】
第1および第2のミキサ130および160の出力はそれぞれ、フィルタ14
0および170に送られる。フィルタ140および170には、ベースバンドの
I信号およびQ信号からの過渡信号を除去するために用いられるローパスフィル
タを使用することができる。フィルタを通過した同相信号および直交信号はそれ
ぞれ、A/Dコンバータ150および180でディジタル化される。A/Dコン
バータ150および180の出力はそれぞれ、フィルタ155および165に送
られる。フィルタ155および165の出力は、信号処理および送信情報の回復
のためのシグナルプロセッサ(signal processor)190に送られる。
0および170に送られる。フィルタ140および170には、ベースバンドの
I信号およびQ信号からの過渡信号を除去するために用いられるローパスフィル
タを使用することができる。フィルタを通過した同相信号および直交信号はそれ
ぞれ、A/Dコンバータ150および180でディジタル化される。A/Dコン
バータ150および180の出力はそれぞれ、フィルタ155および165に送
られる。フィルタ155および165の出力は、信号処理および送信情報の回復
のためのシグナルプロセッサ(signal processor)190に送られる。
【0012】
図2は、本発明の実施形態による直流オフセット補償装置200のブロック図
を示している。直流オフセット補償装置200は図1のシグナルプロセッサ19
0内に設けられ、受信機によって生じた直流オフセットを補償するのに用いられ
る。
を示している。直流オフセット補償装置200は図1のシグナルプロセッサ19
0内に設けられ、受信機によって生じた直流オフセットを補償するのに用いられ
る。
【0013】
時刻iにおける入力ベースバンド信号y^iは、バースト内のB個のデータから
なり、次式で表される。
なり、次式で表される。
【0014】
【0015】
ただし、yiは所望の情報シーケンスIi+jQi、mは未知の直流オフセットである
。時刻iにおける情報シーケンスは次式で表される。
。時刻iにおける情報シーケンスは次式で表される。
【0016】
【0017】
ただし、H = [h0, h1, ... , hL]Tは、L+1タップの無線チャネルモデル、U =
[di, di-1, ... , di-L]は、伝送シンボルのベクトル、eiは雑音を示している。
[di, di-1, ... , di-L]は、伝送シンボルのベクトル、eiは雑音を示している。
【0018】
受信信号y^iはバッファ210に記憶される。ここで、同相成分と直交成分と
は別々に記憶されうる。受信信号y^iは同期処理部220にも送られる。同期情
報(sync. info.)は、受信信号ストリームとバースト内に含まれる既知のトレ
ーニング・シーケンスdi:TSとの相関をとることで決定できる。同期情報の決定
において、同期処理部220は、トレーニング・シーケンスと受信信号との最適
マッチングを探索し、トレーニング・シーケンスを代表するバースト内の受信サ
ンプルの位置を決定する。
は別々に記憶されうる。受信信号y^iは同期処理部220にも送られる。同期情
報(sync. info.)は、受信信号ストリームとバースト内に含まれる既知のトレ
ーニング・シーケンスdi:TSとの相関をとることで決定できる。同期情報の決定
において、同期処理部220は、トレーニング・シーケンスと受信信号との最適
マッチングを探索し、トレーニング・シーケンスを代表するバースト内の受信サ
ンプルの位置を決定する。
【0019】
チャネル推定部による後の使用のための同期情報に加え、同期処理部220は
受信信号を直流推定部260に送る。直流推定部260では、トレーニング・シ
ーケンスにより生成された受信データ内に位置するトレーニング・シーケンスと
なるように決定された受信データを用いて、m^の推定が行われる。すなわち、推
定値m^は次式で表される。
受信信号を直流推定部260に送る。直流推定部260では、トレーニング・シ
ーケンスにより生成された受信データ内に位置するトレーニング・シーケンスと
なるように決定された受信データを用いて、m^の推定が行われる。すなわち、推
定値m^は次式で表される。
【0020】
【0021】
ただし、y^j:TSは、パイロットシンボル(各バーストにはN+L個のパイロット
シンボルが含まれると仮定する。)により生成された、j番目の受信信号である
。すなわち、直流オフセットの推定は、バースト内のトレーニング・シーケンス
からN個のパイロットシンボルを用いて行われる。m^を拡張することで、推定値
は次式で表される。
シンボルが含まれると仮定する。)により生成された、j番目の受信信号である
。すなわち、直流オフセットの推定は、バースト内のトレーニング・シーケンス
からN個のパイロットシンボルを用いて行われる。m^を拡張することで、推定値
は次式で表される。
【0022】
【0023】
ただし、Uj:TS = [dj:TS, ... , dj-L:TS]Tは、パイロットシンボルdj:TS(す
なわち、既知のデータ)のみからなる長さL+1の、j番目のベクトルである。
なわち、既知のデータ)のみからなる長さL+1の、j番目のベクトルである。
【0024】
上述したとおり、変調によってバイアス直流オフセット値が生じ、この値がm^
の推定に加わる。バイアス直流オフセット値は次式で表される。
の推定に加わる。バイアス直流オフセット値は次式で表される。
【0025】
【0026】
チャネルHがまだ未知であるから、バイアス直流オフセット値RDCを計算する
ことはできない。しかし、U- TSは既知である。既知のトレーニング・シーケンス
に基づいているからである。加算器230で、バッファ210に記憶された受信
入力シーケンスから、直流オフセット推定部260で計算された推定平均値を減
算することで、次の結果が得られる。
ことはできない。しかし、U- TSは既知である。既知のトレーニング・シーケンス
に基づいているからである。加算器230で、バッファ210に記憶された受信
入力シーケンスから、直流オフセット推定部260で計算された推定平均値を減
算することで、次の結果が得られる。
【0027】
【0028】
信号y^iは同期処理部240で決定された同期情報とともに、チャネル推定部
240に送られ、y^j:TS, j = 1, ..., Nがチャネルの推定に使用される。y^j:T S は、次式で示される。
240に送られ、y^j:TS, j = 1, ..., Nがチャネルの推定に使用される。y^j:T S は、次式で示される。
【0029】
【0030】
式(7)から分かるように、チャネル推定部では次のモデルを使用することが可
能である。
能である。
【0031】
【0032】
本発明の実施形態によるチャネル推定部240で使用されるモデルと従来のチ
ャネルモデルとの違いは、入力シーケンスには、Uj:TSではなくて、Uj:TS - U- T S が使用され、これにより、変調によって生じたバイアス直流オフセットを補償
することである。さらに、このことは、雑音のない場合(すなわち、Var(ei) =
0の場合)には式(7)および(8)は完全に一致し、Var(ei)→0のときはH^→Hを示
すことになるから、最適な補償となりうることに注目されたい。よって、雑音が
ない場合には完全なチャネル推定を行うことができる。
ャネルモデルとの違いは、入力シーケンスには、Uj:TSではなくて、Uj:TS - U- T S が使用され、これにより、変調によって生じたバイアス直流オフセットを補償
することである。さらに、このことは、雑音のない場合(すなわち、Var(ei) =
0の場合)には式(7)および(8)は完全に一致し、Var(ei)→0のときはH^→Hを示
すことになるから、最適な補償となりうることに注目されたい。よって、雑音が
ない場合には完全なチャネル推定を行うことができる。
【0033】
チャネル推定部240で得られたチャネル推定H^はその後、等化器250に送
られる。等化器は、例えばMLSE等化器等、いかなるタイプでもよい。MLS
E等化器は起こりうるすべての伝送データシーケンスに対する受信信号を仮想し
、それらの各々と実際の受信信号とを比較した後に、伝送されてきた最も可能性
の高い仮想データシーケンスを選択する。等化器において用いられる距離は、R^ DC = H^TU- TSの項を含む。最小化される距離は次式で示される。
られる。等化器は、例えばMLSE等化器等、いかなるタイプでもよい。MLS
E等化器は起こりうるすべての伝送データシーケンスに対する受信信号を仮想し
、それらの各々と実際の受信信号とを比較した後に、伝送されてきた最も可能性
の高い仮想データシーケンスを選択する。等化器において用いられる距離は、R^ DC = H^TU- TSの項を含む。最小化される距離は次式で示される。
【0034】
【0035】
ただし、Nはバーストにおける情報シンボルの数である。式(7)および(9)から
わかるように、式(9)に示されるように、追加的な項R^DC = H^TU- TSを含むこと
で、等化器250において用いられる距離は、直流成分のない信号を前提とする
従来のMLSE等化器において一般に用いられるものと同じになる。したがって
、上記したチャネル推定部240および等化器250を用いることで、直流オフ
セット成分によって受信機における最小量の雑音(すなわち、ノイズフロア)が
決まるわけではない。
わかるように、式(9)に示されるように、追加的な項R^DC = H^TU- TSを含むこと
で、等化器250において用いられる距離は、直流成分のない信号を前提とする
従来のMLSE等化器において一般に用いられるものと同じになる。したがって
、上記したチャネル推定部240および等化器250を用いることで、直流オフ
セット成分によって受信機における最小量の雑音(すなわち、ノイズフロア)が
決まるわけではない。
【0036】
本発明の他の実施形態によれば、受信信号の直流レベルの大きさの変化(直流
変動(DC step))に適応するように補償を行わせることが可能である。例えば
、受信信号における直流変動は、強力な近隣の干渉がその出力信号を増加させる
場合に生じうる。図3に示す直流オフセット補償装置300において、受信した
バーストのベースバンド信号はバッファ210に記憶されるとともに、同期処理
部220にも送られる。同期処理部220は、受信したデータ・バースト内のト
レーニング・シーケンスの位置決めを行い、チャネル推定部240にその同期情
報を供給する。データシーケンスは、オフセット変化検出部310に送られる。
オフセット変化検出部310は、直流オフセットの変化が生じた、受信したデー
タ・バーストにおける位置を判断する。
変動(DC step))に適応するように補償を行わせることが可能である。例えば
、受信信号における直流変動は、強力な近隣の干渉がその出力信号を増加させる
場合に生じうる。図3に示す直流オフセット補償装置300において、受信した
バーストのベースバンド信号はバッファ210に記憶されるとともに、同期処理
部220にも送られる。同期処理部220は、受信したデータ・バースト内のト
レーニング・シーケンスの位置決めを行い、チャネル推定部240にその同期情
報を供給する。データシーケンスは、オフセット変化検出部310に送られる。
オフセット変化検出部310は、直流オフセットの変化が生じた、受信したデー
タ・バーストにおける位置を判断する。
【0037】
図4に示すように、オフセット変化検出部310は例えば、差分処理部410
およびしきい値判定部420を備えることができる。差分処理部410としきい
値判定部420とは縦続的な処理によって、受信したデータ・バーストの直流レ
ベルのあらゆるステップ変化を判断する。差分処理部410は、受信信号(例え
ば、xi = y- i-y- i-1とする。)の差分をとる。次に、しきい値判定部420は、
|xi|/Pow(y- i)>αか否かを判断する。ただし、Pow(y- i)はyiの推定パワー、α
は所定のしきい値である。推定パワーはしきい値判定部420において計算され
る。所定のしきい値は特定のアプリケーションに基づき選択されるピーク電圧値
である。例えば、アプリケーションのために受信機が高精度を要する場合にはし
きい値は小さな値に設定されることになる。|xi|/Pow(y- i)がαより大きいとき
は、位置iで直流変動が生じたと判断される。なお、所定のしきい値と比較する
前に、差分処理部で差分をとるかわりに、xiにローパスフィルタをかけることに
してもよい。
およびしきい値判定部420を備えることができる。差分処理部410としきい
値判定部420とは縦続的な処理によって、受信したデータ・バーストの直流レ
ベルのあらゆるステップ変化を判断する。差分処理部410は、受信信号(例え
ば、xi = y- i-y- i-1とする。)の差分をとる。次に、しきい値判定部420は、
|xi|/Pow(y- i)>αか否かを判断する。ただし、Pow(y- i)はyiの推定パワー、α
は所定のしきい値である。推定パワーはしきい値判定部420において計算され
る。所定のしきい値は特定のアプリケーションに基づき選択されるピーク電圧値
である。例えば、アプリケーションのために受信機が高精度を要する場合にはし
きい値は小さな値に設定されることになる。|xi|/Pow(y- i)がαより大きいとき
は、位置iで直流変動が生じたと判断される。なお、所定のしきい値と比較する
前に、差分処理部で差分をとるかわりに、xiにローパスフィルタをかけることに
してもよい。
【0038】
再び図3を参照する。受信シーケンスyiは、位置情報(position info.)(す
なわち、直流変動が検知された位置の時刻情報)とともに、直流オフセット推定
部260に送られる。この直流オフセット推定部260は、(n+1)個の直流オフ
セットm^kを推定する(nはバーストにおいて検出される直流変化の数である)。
直流オフセット推定値m^k(ただし、k = 1, ... , n+1)は制御部320に送ら
れる。制御部320は、直流オフセット推定値が、同期して受信バーストから減
算されることを確実にする。
なわち、直流変動が検知された位置の時刻情報)とともに、直流オフセット推定
部260に送られる。この直流オフセット推定部260は、(n+1)個の直流オフ
セットm^kを推定する(nはバーストにおいて検出される直流変化の数である)。
直流オフセット推定値m^k(ただし、k = 1, ... , n+1)は制御部320に送ら
れる。制御部320は、直流オフセット推定値が、同期して受信バーストから減
算されることを確実にする。
【0039】
図5Aは、伝送データに囲まれるトレーニング・シーケンスを含む典型的なデ
ータ・バーストを示している。受信したバーストの間または伝送されたトレーニ
ング・シーケンスの間で、直流変動が1つも生じなければ、直流オフセットは図
2について説明した方法で推定される。一方、図5Bに示すように(図5Aと対
照する)、バースト内のデータシーケンス上で直流変動500が生じた場合には
、おおまかな補償が行われる。直流変動500の左側の信号に対しては、図2に
ついて説明した方法で補償が行われる。ただし、図5Bにおける直流変動500
の右側の直流オフセットに対する補償をなすために、直流オフセットは次式によ
り推定される。
ータ・バーストを示している。受信したバーストの間または伝送されたトレーニ
ング・シーケンスの間で、直流変動が1つも生じなければ、直流オフセットは図
2について説明した方法で推定される。一方、図5Bに示すように(図5Aと対
照する)、バースト内のデータシーケンス上で直流変動500が生じた場合には
、おおまかな補償が行われる。直流変動500の左側の信号に対しては、図2に
ついて説明した方法で補償が行われる。ただし、図5Bにおける直流変動500
の右側の直流オフセットに対する補償をなすために、直流オフセットは次式によ
り推定される。
【0040】
【0041】
ただし、Bはバーストにおけるビット数である。続いて、直流オフセット推定
値は次式のように受信信号から減算される。
値は次式のように受信信号から減算される。
【0042】
【0043】
この計算は、推定時に未知の信号(すなわち、トレーニング・シーケンス)が
用いられる場合があるので、この受信信号の部分に対して、未補償のバイアス直
流オフセットを生じることになる。
用いられる場合があるので、この受信信号の部分に対して、未補償のバイアス直
流オフセットを生じることになる。
【0044】
図5Cに示す別の例においては、トレーニング・シーケンスにおけるいずれか
の位置で直流変動が生じた場合には、直流変動510の左側の直流オフセットは
、次式により推定される。
の位置で直流変動が生じた場合には、直流変動510の左側の直流オフセットは
、次式により推定される。
【0045】
【0046】
ただし、N1は直流変動が生じたところのデータの位置である。直流変動510
の右側の直流レベルは、次式により推定される。
の右側の直流レベルは、次式により推定される。
【0047】
【0048】
ただし、Nはバーストのトレーニング・シーケンスの終了位置である。したが
って、チャネル推定部240および等化器250においては、ハーフ・バースト
のそれぞれは独立に扱われ、各ハーフ・バースト(m^1, m^2)に対して、上述の
方法と同様に修正量が決定され、減算され、そして、各バーストの残留直流成分
が補償される。
って、チャネル推定部240および等化器250においては、ハーフ・バースト
のそれぞれは独立に扱われ、各ハーフ・バースト(m^1, m^2)に対して、上述の
方法と同様に修正量が決定され、減算され、そして、各バーストの残留直流成分
が補償される。
【0049】
この場合において、チャネル推定部240で使用されるモデルは次式に示すと
おりである。
おりである。
【0050】
【0051】
ただし、U- j:TS = U- 1:N1-1,TS, j = 1, ... , N1-1は時刻1からN1-1までの
トレーニング・シーケンスのベクトルの平均値、U- j:TS = U- N1:N,TS, j = N1,
..., Nは時刻N1からNまでのトレーニング・シーケンスのベクトルの平均値であ
る。
トレーニング・シーケンスのベクトルの平均値、U- j:TS = U- N1:N,TS, j = N1,
..., Nは時刻N1からNまでのトレーニング・シーケンスのベクトルの平均値であ
る。
【0052】
以上、好適な実施形態により本発明を説明したが、本発明はここに開示した特
定の実施形態に限定されるものではないことはいうまでもない。ここに開示した
実施形態をはじめ、その他の実施形態および適応化、ならびに種々のバリエーシ
ョン、改良および均等物は、本発明の主旨から逸脱することなく上述の明細書お
よび添付図面より明らかであり、あるいは容易に推考することができるものであ
る。
定の実施形態に限定されるものではないことはいうまでもない。ここに開示した
実施形態をはじめ、その他の実施形態および適応化、ならびに種々のバリエーシ
ョン、改良および均等物は、本発明の主旨から逸脱することなく上述の明細書お
よび添付図面より明らかであり、あるいは容易に推考することができるものであ
る。
【図1】
セルラ通信システムに適用可能なホモダイン受信機を示す図である。
【図2】
本発明の実施形態における直流オフセット補償装置のブロック図である。
【図3】
本発明の実施形態による直流オフセットの変化を明らかにするための直流オフ
セット補償装置のブロック図である。
セット補償装置のブロック図である。
【図4】
本発明の実施形態における直流オフセット変化検出部のブロック図である。
【図5A】、
【図5B】、
【図5C】
本発明の実施形態における、典型的なTDMAバーストと、TDMAバースト
のデータ・シーケンスの間およびトレーニング・シーケンスの間で生じる典型的
な直流変動を示す図である。
のデータ・シーケンスの間およびトレーニング・シーケンスの間で生じる典型的
な直流変動を示す図である。
【手続補正書】
【提出日】平成14年1月8日(2002.1.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ
,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML,
MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K
E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG
,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,
RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,
AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C
A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM
,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,
GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K
E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS
,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,
MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R
U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM
,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU,
ZA,ZW
(72)発明者 クレンドルフ, ニルス
スウェーデン国 ビェレット エス−237
33, イェラヴァルスヴェーゲン 72
Fターム(参考) 5K004 AA05 AA08 FH03 JH02
Claims (20)
- 【請求項1】 受信機において直流オフセットを補償する方法であって、 伝送されてきたバーストの信号を当該受信機で受信する受信ステップと、 前記バーストの信号を第1のベースバンド信号にダウンコンバートするステッ
プと、 前記第1のベースバンド信号における既知のトレーニング・シーケンスを探索
する探索ステップと、 前記既知のトレーニング・シーケンスを用いて直流オフセット値を推定する直
流オフセット推定ステップと、 前記第1のベースバンド信号から前記直流オフセット値を減算して第2のベー
スバンド信号を得る減算ステップと、 前記第2のベースバンド信号を用いてチャネル推定を行い、チャネルモデルお
よびバイアス直流オフセット値を出力するチャネル推定ステップと、 前記第2のベースバンド信号、推定された前記チャネルモデル、および前記バ
イアス直流オフセット値を用いて、前記第2のベースバンド信号の等化処理を行
う等化ステップと、 を有することを特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記第1のベースバンド信号は、ディジタル化された信号で
あることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記第1および第2のベースバンド信号は、受信した前記信
号の同相成分および直交成分であることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 前記既知のトレーニング・シーケンスは、L+N個のパイロッ
トシンボルを含み、 前記直流オフセットの推定は、 y~j:TSを、j番目の、L+1個のパイロットシンボルのベクトルとすると、次
式: により行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】 前記バイアス直流オフセット値は、 Hをチャネルモデル、Uを参照トレーニング・シーケンスとすると、次式: により計算されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 【請求項6】 更に、 前記第1のベースバンド信号における少なくとも1つの直流変動の位置を決定
する決定ステップを、前記探索ステップの後に有することを特徴とする請求項1
に記載の方法。 - 【請求項7】 前記決定ステップは、更に、 前記ベースバンド信号の差分をとる差分ステップと、 前記差分ステップによる差分ベースバンド信号が所定のしきい値を超えている
か否かを判定する判定ステップと、 を有することを特徴とする請求項6に記載の方法。 - 【請求項8】 前記減算ステップは、更に、 前記推定された直流オフセット値と前記ベースバンド信号とのデータ同期を確
実にするように、受信した前記信号から前記推定された直流オフセット値の減算
を制御する制御ステップを有することを特徴とする請求項6に記載の方法。 - 【請求項9】 前記伝送されてきた信号のトレーニング・シーケンス内で前
記直流変動が生じたときは、前記直流オフセット推定ステップは、当該直流変動
によって影響を受けた情報の部分と、当該直流変動によって影響を受けなかった
情報の部分とで独立に行われることを特徴とする請求項6に記載の方法。 - 【請求項10】 前記受信した信号のバーストのトレーニング・シーケンス
において前記直流変動が生じなかったときは、当該直流変動による前記直流オフ
セット値の推定は、 Bをデータ量、i0を所定の直流変動が生じた時刻とすると、次式: により行われることを特徴とする請求項6に記載の方法。 - 【請求項11】 受信機において直流オフセットを補償するための装置であ
って、 伝送されてきたバーストの信号を当該受信機で受信する受信手段と、 前記バーストの信号を第1のベースバンド信号にダウンコンバートする手段と
、 前記第1のベースバンド信号における既知のトレーニング・シーケンスの位置
決めを行う位置決め手段と、 前記既知のトレーニング・シーケンスを用いて直流オフセット値を推定する直
流オフセット推定手段と、 前記第1のベースバンド信号から前記直流オフセット値を減算して第2のベー
スバンド信号を得る減算手段と、 前記第2のベースバンド信号を用いてチャネル推定を行い、チャネルモデルお
よびバイアス直流オフセット値を出力するチャネル推定手段と、 前記第2のベースバンド信号、推定された前記チャネルモデル、および前記バ
イアス直流オフセット値を用いて、前記第2のベースバンド信号の等化処理を行
う等化手段と、 を備えることを特徴とする装置。 - 【請求項12】 前記第1のベースバンド信号は、ディジタル化された信号
であることを特徴とする請求項11に記載の装置。 - 【請求項13】 前記第1および第2のベースバンド信号は、受信した前記
信号の同相成分および直交成分であることを特徴とする請求項11に記載の装置
。 - 【請求項14】 前記既知のトレーニング・シーケンスは、L+N個のパイロ
ットシンボルを含み、 前記直流オフセットの推定は、 y~j:TSを、j番目の、L+1個のパイロットシンボルのベクトルとすると、次
式: により行われることを特徴とする請求項11に記載の装置。 - 【請求項15】 前記バイアス直流オフセット値は、 Hをチャネルモデル、Uを参照トレーニング・シーケンスとすると、次式: により計算されることを特徴とする請求項11に記載の装置。
- 【請求項16】 更に、 前記第1のベースバンド信号における少なくとも1つの直流変動の位置を決定
する決定手段を備えることを特徴とする請求項11に記載の装置。 - 【請求項17】 前記決定手段は、更に、 前記ベースバンド信号の差分をとる差分手段と、 前記差分手段による差分ベースバンド信号が所定のしきい値を超えているか否
かを判定する判定手段と、 を備えることを特徴とする請求項16に記載の装置。 - 【請求項18】 更に、 前記推定された直流オフセット値と前記ベースバンド信号とのデータ同期を確
実にするように、受信した前記信号から前記推定された直流オフセット値の減算
を制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項16に記載の装置。 - 【請求項19】 前記伝送されてきた信号のトレーニング・シーケンス内で
前記直流変動が生じたときは、前記直流オフセット推定ステップは、当該直流変
動によって影響を受けた情報の部分と、当該直流変動によって影響を受けなかっ
た情報の部分とで独立に行われることを特徴とする請求項16に記載の装置。 - 【請求項20】 前記受信した信号のバーストのトレーニング・シーケンス
において前記直流変動が生じなかったときは、当該直流変動による前記直流オフ
セット値の推定は、 Bをデータ量、i0を所定の直流変動が生じた時刻とすると、次式: により行われることを特徴とする請求項16に記載の装置。
Applications Claiming Priority (3)
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US09/347,020 | 1999-07-02 | ||
US09/347,020 US6370205B1 (en) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | Method and apparatus for performing DC-offset compensation in a radio receiver |
PCT/EP2000/005756 WO2001003395A1 (en) | 1999-07-02 | 2000-06-21 | A method and apparatus for performing dc-offset compensation in a radio receiver |
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---|---|
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---|---|---|---|
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---|---|
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