JP2003503890A - 適応音声バッファリング方法及びシステム - Google Patents

適応音声バッファリング方法及びシステム

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JP2003503890A
JP2003503890A JP2001506173A JP2001506173A JP2003503890A JP 2003503890 A JP2003503890 A JP 2003503890A JP 2001506173 A JP2001506173 A JP 2001506173A JP 2001506173 A JP2001506173 A JP 2001506173A JP 2003503890 A JP2003503890 A JP 2003503890A
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ヤコブス, シー. ハートセン,
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テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
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Abstract

(57)【要約】 適合音声バッファリングシステム及び方法が開示される。音声送信機では、通信リンクの遅延の変更を実行するために、リングバッファは読出及び書込ポインタを使用する。この受信機は、通信リンクを介して送信される着信デジタル化音声情報をバッファに蓄えるための読出及び書込ポインタを有するリングバッファを実装する。受信機のユーザに検出不能な受信信号で遅延変化を実行するために、遅延変更は無音期間中に実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 背景 本発明は、電気通信に関するものであり、特に、複数の音声符号化レートかつ
/あるいは複数の順方向誤り訂正(FEC)符号化レートを使用するデジタル音
声通信システムに関するものである。
【0002】 ここ10年間では、無線電話通信技術及び超大規模集積回路(VLSI)技術
の進歩は、消費者向けに無線通信の広範囲な使用を促進している。移動無線電話
のような携帯端末は、現在、許容できる価格、サイズ、消費電力で製造すること
が可能になってきている。消費者市場向けの移動電話通信は、警察及び救急サー
ビスから派生する電話システムから始まり、かつ1970年及び1980年代で
は改良されかつ最適化されたアナログ技術に基づいていた。アナログ電話システ
ムの例には、北欧移動電話(NMT)及びトータルアクセス通信システム(TA
CS)がある。移動電話の使用は、移動通信用グローバルシステム(GSM)、
デジタル高度移動電話システム(D−AMPS)及びパーソナルデジタルセルラ
ー(PDC)のようなデジタル技術に基づく移動電話システムを導入した199
0年代に急激に増加した。
【0003】 今日使用される多くのデジタル無線システムは、タイムスロット化システムを
利用している。ユーザ情報(例えば、音声)はセグメント化され、圧縮され、パ
ケット化され、そして事前に割当られたタイムスロットで送信される。タイムス
ロットは異なるユーザに割る当てることができ、これは、時分割多元アクセス(
TDMA)と通常呼ばれるスキームである。また、タイムスロットは、交換アッ
プリンク及びダウンリンク送信間でも割当ることができ、これは、時分割二重(
TDD)と通常呼ばれるスキームである。干渉及びフェージングに対する耐性を
改善するために、タイムスロットは、異なるキャリヤ周波数に割り当てることが
でき、そうすることによって、同一ユーザへ連続して送信されるパケットは同一
キャリヤ周波数を使用しなくて済む。送信機は新規なタイムスロット毎に新規な
周波数をホッピングするので、このスキームは、通常周波数ホッピング(FH)
と呼ばれる。FH技術は、TDD技術と組み合わせても良い。FH及びTDD技
術の両方を実現するシステム例には、最近導入されたブルートゥースシステムや
、移動電話やラップトップのような携帯端末間の無線通信を提供するために使用
される商用無線システムがある。
【0004】 音声通信は、多くの商用無線システムに対してはいまだなお支配的なサービス
である。コードレス及びセルラー電話は、現在、広く受けいられ、いくつかの先
進国ではその普及率は30%を越えている。デジタルリンクを介して音声情報を
搬送するために、いくつか技術を使用することができる。一般的には、以下の処
理で実行される。まず、アナログ音声波形がサンプル化される(通常、1秒当た
り8キロのサンプリングレートでサンプルがデジタル化される(即ち、アナログ
サンプル値はバイナリワードに近い))。次に、デジタル信号がセグメント化さ
れ、圧縮され、パケット化され、そして、エアインタフェースを介して送信され
る。受信機は、その処理の逆を実行して、デジタル信号を認識可能な可聴音声信
号へ変換する。
【0005】 圧縮の前に、デジタル音声データはセグメント化される。例えば、20msの
音声で表されるNビットのセグメントが得られ、バッファに蓄えられる。その後
、このセグメントは圧縮され(例えば、符号化され)、次に、圧縮セグメントが
パケット化される。例えば、GSMでは、20msのフルレートの音声セグメン
トが8スロットで8つのパケットを介して配信される。各タイムスロットは、約
588マイクロ秒(μs)である。ハーフレートの符号化では、20msの音声
セグメントは4つのパケットを介して配信される。
【0006】 デジタル化音声フレームは、エアインタフェースを介して送信される情報量を
削減するために、通常圧縮される。各音声リンク上で送信される情報量の削減は
、割り当てられる無線スペクトルでサポートできる音声リンク数を増やす、つま
り、システム容量を増やsy。音声圧縮は、様々な方法で実行することができる
。一般的には、音声圧縮は、音声情報の冗長性を除去する。従来システムでは、
エアインタフェース上の音声レートは、セルラーリンクであるD−AMPS上の
8kb/sからGSM上の13kb/sの間となる衛星リンク上の2.4kb/
sから、DECTシステム上の32Kb/sからブルートゥース上の64Kb/
sまで拡げることができる。いくつかの高度システムは、そのリンク上の干渉状
態に応じて、音声符号化レートを上げるあるいは下げるために複数レートの音声
符号器を適用している。音声レートが下げられると、音声情報によりビット誤り
耐性を与えるための誤り訂正プロトコルを実現するための超帯域幅を使用するこ
ともできる。選択的には、システム容量を上げるために超帯域幅が使用すること
もできる。GSMで使用されるハーフレート音声符号化は、システム容量を上げ
るために音声レートを下げる。
【0007】 FEC符号化技術の実行はシステム容量とリンクを介する遅延に影響を与える
。与えられるリンクに適用されるFEC符号化ビット数を上げることは、一定の
音声レート接続をサポートするためにリンク上で要求されるデータレートを上げ
ることによってシステム全体の容量を下げることになる。これは、システムが通
常全体で固定の帯域幅を有しているので、特定リンクのデータレートを上げるこ
とはシステム全体の容量を下げることになる。
【0008】 リンク遅延は、送信用のパケットをバッファに蓄えるために必要な時間によっ
て判定される。データレートを上げることは、一定の音声レート接続をサポート
するためにより多くのタイムスロットを使用する送信機を必要とし、一方で、送
信用パケットをバッファに蓄えるために必要とされる時間を削減する。与えられ
るリンクに適用されるFEC符号化ビット数を上げることは、リンクを介して必
要とされるデータレートを上げることになり、これはそのリンクを介する遅延を
短くすることを意味する。
【0009】 例としては、参照することによって本明細書にその開示が組込まれる、米国特
許出願シリアル番号08/685,069のP. Dent及びJ. Haartsenによる、発
明の名称が小範囲無線システムは、与えられるリンク上で64kb/sの一定音
声レートを使用する小範囲無線システムを開示している。このシステムでは、2
/3(例えば、各2データビットに対して1つの拡張符号化ビット)の符号化レ
ートで実行するFECは、リンクの必要とされるデータレートを64kb/sか
ら96kb/sへ上げている。同様に、1/3(例えば、各1データビットに対
して2つの拡張符号化ビット)の符号化レートで実現するFECは、リンクの必
要とされるデータレートを64kb/sから192kb/sへ上げている。
【0010】 いくつかの環境においては、(例えば、アクティブリンクを介する送信中に)
動的にFEC符号化レートを変更できることが望ましい。例えば、干渉が発生し
ている場合には、付加的な誤り訂正を確保するためにFEC符号化レートを上げ
ることが望ましい。これに対して、システムの容量を拡張する必要がある場合に
は、追加容量を生成するために1つ以上のリンク上でFEC符号化レートを下げ
ることが望ましい。追加容量は、ページングやハンドオーバのようなリンク関連
機能に対して使用されても良い。選択的には、付加的な容量は、システムの付加
的なリンクをサポートするために使用されても良い。
【0011】 FEC符号化レートの動的な変更は、リンクを介する遅延の変化を、それに応
じて与える可能性がある。音声送信は、リアルタイム送信サービスを必要とする
。他のリアルタイプアプリケーションのように、音声送信は、聴取者が認識可能
な遅延の変化を許容しない。従って、従来より、音声リンクのユーザが検出可能
な遅延変化を生じさせないでアクティブ音声リンク上のFEC符号化スキームを
切り替えるシステム及び方法が必要とされている。
【0012】 要約 本発明は、FEC符号化スキームを切り替える場合の通信リンク上の遅延を調
整するバッファ駆動システム及び方法を提供する。リング内に論理的に配置され
た複数のバッファセクションからなるバッファアーキテクチャは、異なる符号化
スキームを切り替える場合の通信リンク上の遅延を変更するためのデータ構造を
提供する。リングバッファは読出及び書込ポインタを含み、これらの読出及び書
込ポインタは、FEC符号化スキームが変更される場合のリンク遅延を調整する
ために独立して制御される。最小往復遅延は維持することができ、かつ遅延変化
によって生じる否定的な効果は、音声ポーズ中の遅延変更を実行することによっ
て避けることができる。
【0013】 1つの構成では、本発明は、通信システム用の送信機を提供する。送信機は、
所定サンプリングレートでアナログ音声情報をサンプリングするサンプラと、ア
ナログ音声情報を、そのアナログ音声情報に対応するデジタルデータへ変換する
デジタイザと、デジタルデータを圧縮する符号器と、通信リンクを介するパケッ
ト化送信用の所定量のデジタルデータをバッファに蓄えるリングバッファシステ
ムと、通信リンクを介してパケットを送信する送信機セクションとを備える。リ
ングバッファは、複数の独立メモリセクションを含み、各独立メモリセクション
の不連続記憶領域数は送信機の遅延分解能によって決定される。
【0014】 別の構成では、本発明は、通信システム用の受信機を提供する。受信機は、通
信リンクからパケットを受信する受信機セクションと、通信リンクから受信され
る所定量のパケット化データをバッファに蓄えるリングバッファシステムと、デ
ジタルデータを復号する復号器とを備える。リングバッファは、複数の独立メモ
リセクションを含み、各独立メモリセクションの不連続記憶領域数は受信機の遅
延分解能によって決定される。
【0015】 更に別の構成では、本発明は、通信システムを動作させる方法を提供する。こ
の方法は、所定サンプリングレートでアナログ音声情報をサンプリングする工程
と、アナログ音声情報を、そのアナログ音声情報に対応するデジタルデータへ変
換する工程と、デジタルデータを圧縮する工程と、所定量のデジタルデータをバ
ッファに蓄えるリングバッファシステムに圧縮デジタルデータを記憶する工程と
、通信リンクを介してパケットを送信する工程とを備える。
【0016】 更にまたの別の構成では、本発明は、音声情報に対応するデジタルデータを記
憶するために送信機及び受信機にリングバッファを構成する電気通信システムに
おいて、アクティブ通信リンクを介する遅延を変更する方法を提供し、この方法
は、無音期間を検出するために送信機で音声情報を監視する工程と、無音期間中
に、送信機の読出ポインタ及び書込ポインタの相対位置を変更する工程とを備え
る。送信機では、リンクを介する遅延を短くするために、その送信機の書出ポイ
ンタ及びその送信機の読出ポインタの間隔が狭められる。選択的には、リンクを
介する遅延を延ばすために、その送信機の書込ポインタ及びその送信機の読出ポ
インタ間の間隔が拡げられる。
【0017】 詳細説明 図1はFH/TDD通信システムでのパケット交換を示すタイミング図を示し
ている。FH/TDD通信処理を適用する無線インタフェースの例は、米国特許
出願シリアル番号08/685,069で説明されている。図1に示されるFH
/TDDタイミング図では、時間期間は、625μsを測定する不連続スロット
110a〜110fに分割され、ここでは、パケットあるいはバーストで送信で
きる。選択的には、タイムスロットは、時分割二重(TDD)を介する全二重動
作をサポートするための送信及び受信用に使用される。順方向及び逆方向スロッ
トを併せると、1.25msのフレーム120a〜120cが形成される。異な
るキャリヤ周波数130a〜130fは、各タイムスロットに対して使用されて
も良い。送信側及び受信側は周波数を同期して交換する。上述の参照される米国
特許出願で説明されるFH/TDDシステムは、1600周波数サイクル/秒の
ホッピングレートを実現し、これはスロットレートに対応する。パケット140
a〜140fのデータは、各タイムスロット110a〜110fで送信できる。
【0018】 図2は、FH/TDDチャネル上で交換されるパケットのフォーマットの概要
図である。図2を参照すると、パケット200は、プリアンブル210、ヘッダ
220及びペイロード230からなる。プリアンブル210は、フレーム及びビ
ット同期のために使用され、かつ受信機の周波数及び位相のような無線パラメー
タを調整するためにも使用することができる。ヘッダ220は、一般的な管理リ
ンク情報も含めることができる。ペイロード230のフォーマットは、提供され
るサービスに依存する。データサービスに対しては、ペイロード230は誤りを
チェックするために巡回冗長性チェック(CRC)によって保護することもでき
る。CRCとの組み合わせでは、自動再送要求(ARQ)のような再送信処理が
使用されても良く、そうすることで、誤りを含むペイロードが送信者によって自
動的に再送信される。加えて、拡張FEC符号化は、ペイロード230内の誤り
を訂正するために適用しても良い。再送信スキームが実行される場合、再送信ス
スキームはデータ搬送において可変遅延が生じる可能性がある。多くのデータサ
ービスに対しては、データ搬送における可変遅延は問題は生じず、データ完全性
が遅延変化よりも高い優先度を有している。
【0019】 音声のようなリアルタイムサービスは、リンクを介する可変遅延を許容しない
。しかしながら、音声サービスは、ユーザが品質劣化を知覚する前の誤りは許容
することができる。本発明の一実施形態では、音声トラフィックを搬送するパケ
ットは再送信されない。それゆえ、ARQを起動するCRCは必要ない。しかし
ながら、FECは、干渉に対するより強い保護を提供するために適用されても良
い。実現される特定音声符号化スキームは、本発明では重要ではない。本発明は
、圧縮量を大きくするためにほとんどの冗長性を除去する音声符号励振線線形予
測(V−CELP)あるいは残余パルス励起長期予測(PRE−LTP)のよう
な音声符号化スキームの使用を補償している。除去可能な冗長性は干渉の影響を
より受けやすい信号を再現し、FEC符号化は干渉に対する更なる保護を提供す
るために実現されるべきである。つまり、拡張FECビットが追加されるので、
冗長性を除去する音声圧縮技術で取得される帯域幅のゲインが部分的に損失しす
ることが認識されるであろう。また、本発明は、継続性可変スロープデルタ変調
(CVSD)アルゴリズムのような圧縮アルゴリズムの使用を補償し、これは、
冗長性の測定を維持するものの相対的に低圧縮となる。つまり、CVSD圧縮信
号は、干渉に対してより耐性がある。CVSDは、誤りにかなり耐性があるデル
タ変調符号化アルゴリズムである。CVSDは、パケット単位でかなり干渉状態
が変化しうるFH/TDDスキームの使用に適している。
【0020】 図3は、本発明の実施形態に従う無線環境でのCVSD符号化スキームを実現
する送信システム例の概要を示している。図3では、サンプラ310はアナログ
音声波形をサンプリングし、デジタイザ312はアナログ音声波形をデジタル信
号へ変換する。一実施形態では、本発明は、64ks/sレートでサンプリング
する64kb/sのCVSD符号器を採用している。このサンプリングレートは
、(音声信号に対して要求される)64ks/sであるいは8k/sで直接アナ
ログ波形をサンプリングし、かつ64ks/sの信号ストリームを取得するため
にそのサンプリング信号を補間することによって取得することができる。
【0021】 CVSD符号器314は、入力信号のイメージを再生成することによってデジ
タル化入力信号に続くデジタル出力信号を生成する。イメージと入力信号との違
いは1ビットの情報(即ち、イメージが入力信号より大きいか小さいか)を提供
することであり、これは、イメージを制御するために使用される。このビットも
、エアインタフェースを介して送信される。受信側では、CVSD復号器332
は、受信ビットを有するイメージを生成する。送信側及び受信側のイメージは同
一であるので、イメージは入力音声信号に続き、音声信号は受信側で再生成され
る。送信ビットは、現在の音声値及び直前の音声値間のステップサイズを表して
いる。急峻な信号変化における過負荷スロープを避けるために、ステップサイズ
は、(例えば、音節合成によって)自動的に調整することができる。
【0022】 図4はCVSDイメージ信号がアナログ入力波形をどのようにして処理するか
を示すCVSD符号器の動作の概要を示す図である。図4を参照すると、ステッ
プサイズが信号スロープ増分に応じて大きくなっていることに注意されたい。C
VSD符号化技術は、通信分野ではよく知られている。この説明は、例えば、Ja
yant, N.SとNoll, P.による波形デジタル符号化(1984年、Prentice-Hall)
で参照でき、これは参照することによって本明細書に組込まれる。
【0023】 図3を再度参照すると、CVSD符号器から得られるビットストリームは、セ
グメント化され、そしてパケット化される。ビットストリームは、従来のセグメ
ント化(例えば、バッファリング)方法を使用してセグメント化されても良い。
本実施形態では、ビットストリームはセグメントに分割され、そのサイズは、パ
ケットのペイロードのサイズに対応する。例えば、ペイロードサイズが240ビ
ットである場合、CVSD出力ストリームは、240ビットのセグメントに分割
される。連続セグメントは、連続パケットで送信される。無線送信機324は、
データストリームをセグメント化するための適切なバッファと、送信用パケット
を構築するためのパケット構築回路を含んでいても良い。選択的には、バッファ
リング及びパケット構築は、CVSD符号器314と無線送信機324間に配置
される装置によって管理されても良く、これは、キャリヤ信号を変調し、かつそ
の変調キャリヤを適切なアンテナへ出力する。
【0024】 デジタル信号は無線受信機330で受信され、CVSD復号器332へ送信さ
れ、このCVSD復号器332は周知の方法でそのデジタル信号を復号する。復
号化信号は、復号器出力を平滑化し、かつアナログ音声信号を再生するローパス
フィルタ(LPF)338を介して処理される。
【0025】 図5は、FEC符号化を実行しないFH/TDDチャネルを介する64kb/
sの音声送信例の概要を示す図である。図5を参照すると、パケット当たり24
0ユーザビットと625μsのタイムスロット長を使用して(例えば、1送信及
び1受信スロットで全TDDフレームは、1.25msを保証する)、64kb
/sの音声レートをサポートするために、パケットが3フレーム毎に送信される
ことが理解できる。特に、タイムスロット510aで、パケット540aが送信
され、タイムスロット510bで、パケット540bが逆方向に送信される。タ
イムスロット510c〜510fでは、データは送信されない。タイムスロット
510g及び510hでは、パケットは交換され、次の4つのタイムスロット中
は、送信は発生しない。この処理は、音声通信が解放されるあるいはFEC符号
化が変更されるまで継続する。
【0026】 図5に関していくつかの注意点があることに注意すべきである。まず、タイム
スロット510a〜510bで表されるリンク帯域幅全体の1/3だけが、64
kb/sの音声通信をサポートするために必要であることに注意する。タイムス
ロット510c〜510gで表される残りの2/3の部分は、システムの容量を
拡張するために(例えば、他のリンクを追加することによって)、あるいは他の
動作(例えば、ページング、ハンドオフ等)をサポートするために使用すること
ができる。V3は、3つのフレームの内の1つのフレームが音声リンクに対して
使用されることを示すために、パケット540a〜540dに適用される。
【0027】 2つ目は、送信されるデータの各パケットは3.75msの音声情報を表して
いることに注意すべきである。各局は3フレーム毎、つまり、3.75ms毎に
パケットを送信するので、各パケットの信号セグメントは、3.75msのアナ
ログ音声情報を表している。このアナログ音声情報は連続ストリームで入力し、
アナログ音声情報がエアインタフェースに適用される前に、3.75msのアナ
ログ音声情報を蓄えるためにバッファが使用されなければならない。
【0028】 図6はFEC符号化を実行しないFH/TDDチャネルを介する送信用音声情
報のバッファリングシステムの概要図である。図3に示されるシステムでは、バ
ッファリングは、CVSD符号器314の後に実行されるのが好ましい。図6を
参照すると、バッファリングシステムは、スイッチ620によってCVSD符号
器と接続されるバッファ630と、スイッチ650によって送信機660と接続
されるバッファ640を含んでいる。バッファ630、640は、FEC符号化
ビットで合成される場合のリンク上で送信されるパケットのペイロードサイズと
等しい圧縮音声情報量を保持するために十分なメモリを含んでいることが好まし
い。図3の例では、バッファ630、640は、240ビットを記憶できること
が好ましい。
【0029】 動作においては、CVSD符号器610からのデータストリームは、スイッチ
620によってバッファ630、640へ交互に入力される。連続受信アナログ
音声信号は、64kb/sのレートで継続的にバッファ630、640の1つを
一杯にする。3.75ms毎に、バッファ630、640の1つが読み出され、
パケット化され、そして、無線送信セクションによってエアインタフェースを介
して送信される。バッファロケーションは、符号器によって一杯にすることがで
きず、同時に、無線送信機によって空にすることもできない。競合問題を回避す
るために、「現在」及び「次」のバッファスキームは、CVSD符号器が「次」
のバッファを一杯にしながら、無線送信機が「現在」のバッファを読み出せる場
合に適用される。バッファが一杯である場合、「現在」及び「次」のバッファは
切り替わる(即ち、スイッチS0及びS1が切り替わる)。「次」のバッファが
64kb/sのレートで一杯になる間に、現在のバッファは、パケットのペイロ
ードに配置されるべきTXセクションの高レートで空にすることができることに
注意されたい。バッファリングには遅延が発生し、音声データが、パケットのペ
イロードに配置される前に収集されなければならないことが理解されるであろう
。本例では、この遅延は3.75msである。追加遅延(dT)は、送信機及び
受信機セクションかつ他の処理で発生し得る。往復遅延は、一方向の遅延3.7
5ms+dTの2倍あるいは7.5ms+2*dTとなる。
【0030】 図7は、2/3の符号化レートでFEC符号化を実行するFH/TDDチャネ
ルを介する64kb/sの音声送信例の概要図である。例えば、(15,10)
短縮形ハミング符号が適用できる。FEC符号化が2/3の符号化レートで実行
される場合、パケットの240ビットのペイロードフィールドは160音声ビッ
トを含んでおり、残りの80ビットはFEC符号ビットである。エアインタフェ
ースを介して64kb/sのユーザレートで搬送するために、送信機は、図7に
示されるような2フレーム毎に1パケットを送信しなければならない。特に、タ
イムスロット710aでパケット740aが送信され、タイムスロット710b
で逆方向にパケット740bが送信される。タイムスロット710c〜710d
では、データは送信されない。タイムスロット710e及び710fでは、パケ
ットが交換がされ、次の2つのタイムスロット中では、送信は発生しない。
【0031】 図7に関していくつかの注意点があることに注意すべきである。まず、スロッ
ト710a〜710bで示される全リンク帯域幅の50パーセントのみが、64
kb/sの音声通信をサポートするために必要とされることに注意する。710
c〜710dで示される残りの50パーセントは、システムの容量を拡張するた
めに(例えば、他のリンクを追加することによって)、あるいは他の動作(例え
ば、ページング、ハンドオフ等)をサポートするために使用することができる。
V2は、2つのフレームの内の1つのフレームが音声リンクに対して使用される
ことを示すために、パケット740a〜740dに適用される。
【0032】 2つ目は、送信されるデータの各パケットは2.50msの音声情報を表して
いることに注意すべきである。各局は2フレーム毎、つまり、2.50ms毎に
パケットを送信するので、各パケットの信号セグメントは、2.50msのアナ
ログ音声情報を表している。このアナログ音声情報は連続ストリームで入力し、
バッファは、アナログ音声情報がエアインタフェースに適用される前に、2.5
0msのアナログ音声情報を蓄えるためにバッファが使用されなければならない
【0033】 図8は2/3符号レートでFEC符号化を実行するFH/TDDチャネルを介
する送信用音声情報のバッファリングシステムの概要図である。図3に示される
システムでは、バッファリングは、CVSD符号器314の後に実行されるのが
好ましい。図8を参照すると、バッファリングシステムは、スイッチ820によ
ってCVSD符号器810と接続されるバッファ830と、スイッチ850によ
って2/3レートFEC符号器855及び送信機860と接続されるバッファ8
40を含んでいる。バッファ830、840は、FEC符号化ビットで合成され
る場合のリンク上に送信されるパケットのペイロードサイズと等しい圧縮音声情
報量を保持するために十分なメモリを含んでいることが好ましい。図3の例では
、バッファ830、840は、160ビットを記憶できることが好ましい。
【0034】 動作においては、図8に示されるバッファは、図6に示されるバッファと実質
的に同様な形態で動作する。CVSD符号器810からのデータストリームは、
スイッチ820によってバッファ830、840へ交互に入力される。連続受信
アナログ音声信号は、64kb/sのレートでバッファ830、840の1つを
一杯にする。2.50ms毎に、バッファ830、840の1つがFEC符号器
855へ入力され、そこで、80ビットのFEC符号が加算され、次に、無線送
信セクションによって読み出され、エアインタフェースを介して送信されるべき
パケット化がなされる。バッファ830、840は、競合問題を回避するために
「現在」及び「次」のバッファスキームを採用する。図8に示されるバッファリ
ング処理は、2.5msの遅延を発生する。追加遅延は、送信機及び受信機セク
ションかつ他の処理で発生し得る。往復遅延は、一方向の遅延2.5ms+dT
の2倍あるいは5ms+2*dTとなる。
【0035】 図9は、1/3の符号化レートでFEC符号化を実行するFH/TDDチャネ
ルを介する64kb/sの音声送信例の概要図である。FEC符号化が1/3の
符号化レートで実行される場合、パケットの240ビットのペイロードフィール
ドは80音声ビットを含んでおり、残りの160ビットはFEC符号ビットであ
る。エアインタフェースを介して64kb/sのユーザレートで搬送するために
、送信機は、図9に示されるような各フレーム毎に1パケット(例えば、940
a〜940i)を送信しなければならない。
【0036】 64kb/sの音声通信をサポートするために全リンク帯域幅が必要とされる
ことに注意されたい。V1は、各フレームが音声リンクをサポートするために使
用されなければならないことを示すために、パケット940a〜940iに適用
される。また、送信されるデータの各パケットは1.25msの音声情報を表し
ていることに注意すべきである。各局は各フレーム毎、つまり、1.25ms毎
にパケットを送信するので、各パケットの信号セグメントは、1.25msのア
ナログ音声情報を表している。このアナログ音声情報は連続ストリームで入力し
、アナログ音声情報がエアインタフェースに適用される前に、1.25msのア
ナログ音声情報を蓄えるためにバッファが使用されなければならない。
【0037】 図10は、1/3符号レートでFEC符号化を実行するFH/TDDチャネル
を介する送信用音声情報のバッファリングシステムの概要図である。図3に示さ
れるシステムでは、バッファリングは、CVSD符号器314の後に実行される
のが好ましい。図10を参照すると、バッファリングシステムは、スイッチ10
20によってCVSD符号器1010と接続されるバッファ1030と、スイッ
チ1050によって1/3FEC符号器及び送信機1060と接続されるバッフ
ァ1040を含んでいる。バッファ1030、1040は、FEC符号化ビット
で合成される場合のリンクに送信されるパケットのペイロードサイズと等しい圧
縮音声情報量を保持するために十分なメモリを含んでいることが好ましい。図3
に示される例では、バッファ830、840は、80ビットを記憶できることが
好ましい。
【0038】 動作においては、図10に示されるバッファは、図6及び図8に示されるバッ
ファと実質的に同様な形態で動作する。CVSD符号器1010からのデータス
トリームは、スイッチ1020によってバッファ1030、1040へ交互に入
力される。連続受信アナログ音声信号は、64kb/sのレートでバッファ10
30、1040の1つを一杯にする。1.25ms毎に、バッファ1030、1
040の1つがFEC符号器1055へ入力され、そこで、160ビットのFE
C符号が加算される。次に、無線送信セクションによってそのデータストリーム
が読み出され、エアインタフェースを介して送信されるべきパケット化がなされ
る。バッファ1030、1040は、競合問題を回避するために「現在」及び「
次」のバッファスキームを採用する。図10に示されるバッファリング処理は、
1.25msの遅延を発生する。追加遅延dTは、送信機及び受信機セクション
かつ他の処理で発生し得る。往復遅延は、一方向の遅延1.25ms+dTの2
倍あるいは2.5ms+2*dTとなる。
【0039】 まとめると、追加拡張FEC符号化は、リンク上でより多くの帯域幅を消費す
ることは明らかであろう。一定の音声レート(例えば、上述の例では、64kb
/s)で、かつ基準として非FEC符号化形態(V3パケットフォーマット)を
採用すると仮定して、2/3レート符号化(V2パケットタイプ)が適用される
場合は、必要とされる帯域幅は50%まで上がり、1/3レート符号化(V1パ
ケットタイプ)が適用される場合は、必要とされる帯域幅は100%まで上がる
。同時に、遅延は、それぞれ2/3及び1/3の割合で短くすることができ、こ
れは、リンク上で必要とされる帯域幅が増えるにつれて、パケットがより頻繁に
送信されなければならないからである。
【0040】 上述したように、FEC符号化スキームはアクティブな通信リンク上で動的に
変更することが望ましい。一般的には、ネットワークオペレータは、自身のネッ
トワークの容量を最大化にすることを望む。つまり、通常の動作状態下では、ネ
ットワークオペレータは、一般的には、満足な音声品質を提供するために必要と
される最小FEC符号化量を実現することを望む。FEC保護を向上するために
リンク帯域幅を増やすことは、必要とされる場合(例えば、リンク上で干渉が発
生している場合)にのみ実行されるべきである。他の環境では、リンクに適用さ
れるFEC符号化量は、リンク上で補助的なネットワーク動作(例えば、ページ
ング、ハンドオフ等)を実行するための追加の帯域幅を一時的に提供するために
削減されなければならない。
【0041】 図11は、FEC符号化レートが、チャネルがアクティブである間に、パケッ
トタイプV1(例えば、FEC誤り符号化レート2/3)からパケットタイプV
3(例えば、誤り訂正符号化なし)、更に、パケットタイプV1へ戻るように動
的に変化する場合のデータストリーム送信の概要図である。図11は、1つの送
信方向でのタイムスロットを表し、送信方向は任意に選択されても良いことは明
らかであろう。図11を参照すると、送信は、FEC符号化レート2/3に対応
するV1タイプのパケットで開始する。パケットタイプV1の送信は64kb/
sの音声送信をサポートするためにリンクの全帯域幅を必要とすることが想起さ
れる。それゆえ、システム容量を増やすために、あるいはリンク上の補助的なネ
ットワーク動作を実行するために利用可能な帯域幅はない。
【0042】 地点Aでは、パケットタイプはV1からV3へ変更される。これは、システム
に対する容量の追加を自由にするあるいはリンク上の補助的なネットワーク動作
を実行する要求によって実行されても良い。1.25msの遅延を有するパケッ
トタイプV1から3.75msの遅延を有するパケットタイプV3への遷移は、
受信機のデータストリーム中の受信情報にギャップ1110を発生する。ギャッ
プ1110は、ユーザに聴覚的に検出される可能性があるので望ましくな。地点
Bでは、パケットタイプはV3からV1へ変更される。これは、追加FEC符号
化をシステムに実行させるリンク上の干渉によって実行されても良い。3.75
msの遅延を有するパケットタイプV3から1.25msの遅延を有するパケッ
トタイプV1の遷移は、受信機のデータストリーム中の受信情報にオーバラップ
1120を発生する。また、オーバラップ1120は、ユーザに聴覚的に検出さ
れる可能性があるので望ましくない。
【0043】 図12は、図11に示される音声送信のギャップ1110及びオーバラップ1
120を解消する一方法を示すデータストリーム送信の概要図である。図12を
参照すると、追加遅延は、V1及びV2パケットフォーマットに対するバッファ
に発生しており、これにより、全遅延は3.75msに固定される。一定のバッ
ファリングスキームの使用は、エアインタフェースを介する送信における遅延の
変化を解消する。それゆえ、音声ストリームにはギャップもオーバラップも発生
しない。しかしながら、この解決策は、7.5msの最小往復遅延を確立してし
まう。累積遅延及び任意の追加リンクはできる限り短い遅延を発生すべきである
。好ましくは、システムの往復遅延は最小化されるべきである。遅延が過度にな
ると、特に、エアインタフェースが、例えば、GSMのような別のエアインタフ
ェースと同時に発生する場合に、エコーがリンク上の問題として生じる。
【0044】 ギャップ1110及びオーバラップ1120を解消する別の方法は、好ましく
は、例えば、リンクを介する音声送信がない場合のような聴取者に知覚不可能な
時に、要求に応じて遅延を変更することである。発声される文章には、約50パ
ーセントの無音期間が存在することが知られている。音声信号のエネルギーレベ
ルを監視し、かつ無音期間中の情報送信を保留するために、送信機の音声アクテ
ィブティ検出器(VOD)を使用することによって、無線システムはこれらの無
音期間を利用することができる。この処理は、通常、不連続送信あるいはDTX
と呼ばれている。一構成では、本発明は、可能であれば、無音期間中に遅延シフ
トの実行を想定している。図11に示されるスイッチ地点A及びBと無音期間と
を一致させることは保証されないので、実際には、スイッチ地点A及びBは頻繁
に前もって知らされ、スイッチ地点Aの前の時点で発生する無音期間中に、シス
テムは遅延を長くすることができる。同様に、スイッチ地点Bの後の時点での無
音期間中の遅延を短くすることができる。無音期間中に発生する遅延変化は、シ
ステムのユーザからは容易に検出することができない。
【0045】 図13は、本発明の実施形態に従う新規な送信リングバッファを示している。
図13を参照すると、全長が480ビットの送信リングバッファ1300は、C
VSD符号器1310と無線送信機1360間に配置される。図3に示されるシ
ステムでは、送信リングバッファ1300は、CVSD符号器314と無線送信
機324間に配置されるのが好ましい。送信リングバッファ1300は、6つの
独立セクション1330a〜1330fを含んでいる。各バッファセクション1
330a〜1330fは80ビットのメモリを含んでおり、このメモリは、64
kb/sレートとする場合には、1.25ms分の圧縮音声情報を記憶する。各
バッファセクション1330a〜1330fは読み書きされるが、同時に読み書
きはされない。バッファ1330a〜1330fへの書込はWポインタ1320
で表され、バッファからの読出はRポインタ1322によって表される。概念的
には、Wポインタ1320及びRポインタ1322は、同一方向(例えば、時計
周り方向)に回転する。送信バッファ1300は、図6、図8あるいは図10で
示されるバッファスキームのいずれかにおいて使用することができる。
【0046】 動作としては、Wポインタ1320は、CVSD符号器1310の出力レート
と同じレートで各メモリ位置に1ビットのデジタル化音声情報を継続的に書き込
み、このレートは、通常は、音声レート(例えば、64kb/s)に近い。80
ビットが書き込まれた後、Wポインタ1320は次のバッファセクションに進む
。Rポインタ1322は、各メモリ位置から1ビット読み出す。80ビットが読
み出された後、Rポインタ1322は次のバッファセクションに移る。読出は、
バッチモードで達成されても良い。パケットが送信される準備ができると、バッ
ファセクション(群)は、パケットのペイロードセクションを一杯にするために
、(不図示のFEC符号器に含まれても良い)無線送信セクション1360のパ
ケットビルダーによって制御されるレートで読み出される。競合問題は、Wポイ
ンタ1320及びRポインタ1322が同一バッファセクションを指示すること
を制限することによって回避される。送信バッファ1300では、Rポインタ1
322は常にWポインタ1320の後にくる。
【0047】 図14a〜図14cは、様々な遅延に対する送信バッファの書込及び読出ポイ
ンタの相対位置を示している。図14(a)では、Rポインタ1410は、1.
25msの遅延を表す1バッファセクション分、Wポインタ1412の後にくる
。この相対位置は、V1パケットタイプに対してのみ使用することができる。図
14(b)では、Rポインタ1420は、2.5msの遅延を表す2バッファセ
クション分、Wポインタ1422の後にくる。この相対位置は、V2タイプパケ
ット及びV1タイプパケットに対してのみ使用することができる。この場合、V
1タイプパケットが必要以上に長い遅延を有していることに注意されたい。図1
4(c)では、Rポインタ1430は、3.75msの遅延を表す3バッファセ
クション分、Wポインタ1432の後にくる。この相対位置は、V3タイプパケ
ットに対して義務づけられているが、V2あるいはV1パケットタイプの場合に
も使用することができる。これらのポインタの絶対位置は重要ではないが、これ
らの相対位置は互いに重要であることに注意されたい。
【0048】 図15は、本発明の実施形態に従う新規な受信機リングバッファ1500の概
要図である。図15を参照すると、全長が480ビットの受信機(RX)リング
バッファ1500は、無線受信機セクション1510とCVSD符号器1560
の間に配置されている。図3に示されるシステムを参照すると、リングバッファ
1500は、無線受信機330とCVSD復号器332間に配置されるのが好ま
しい。概念的には、リングバッファ1500は、リングバッファ1300と同様
にして動作する。しかしながら、受信リングバッファ1500では、Wポインタ
1520は、無線RXセクションによって制御され、かつ高データレートで書込
ができる、これに対し、Rポインタ1522はCVSD復号器1560によって
制御され、かつ音声レート(例えば、64kb/s)と同じ一定レートで読出を
行う。
【0049】 以下の例は、適応可能なリングバッファ1300、1500の動作を示してい
る。まず、各パケットタイプに対して3.75msの固定遅延であるとすると、
Rポインタ1322は、図14cに示されるように、3バッファセクション分、
Wポインタ1320の後にくる。Rポインタ1322は、使用されるパケットタ
イプに依存する数のバッファセクションの読出を一度に行い、V1パケットタイ
プに対しては1バッファセクション、V2パケットタイプに対しては2バッファ
セクション、V3パケットタイプに対しては3バッファセクションである。同様
に、受信側の受信機バッファ1500で、Rポインタ1522は、3ポインタセ
クション分、Wポインタ1520の後にくる。Rポインタ1322は、使用され
るパケットタイプに依存して、Wポインタ1320及びRポインタ1522は、
連続音声ストリームからパケット化データストリームへ、更に、連続音声ストリ
ームへ戻す適切な変換を実行するために制御される。
【0050】 図13〜図15に示される各リングバッファは、それぞれのセクションが80
ビットのデータを保持する6つの不連続セクションを含み、この80ビットのデ
ータは64kb/sサンプリングシステムでの1.25msの音声情報に対応す
る。図5〜図12に示される通信システムでは、1.25msはシステムの遅延
分解能(例えば、システムで実現できる最小遅延)を表している。より一般的に
は、リングバッファの各独立セクションで保持されるデータ量は、システムの遅
延分解能と同じ時間量を表していることが望ましい。各不連続メモリセクション
のサイズは、システム変数に依存して、本発明の別実施形態では変更することが
可能であることは明らかであり、このシステム変数には、音声サンプリングレー
ト、タイムスロット長、パケットのペイロードサイズ及びシステムで実現される
FEC符号化スキームが含まれる。当業者には、相対変数で提供される場合の通
信システムの遅延分解能を判定することが可能である。
【0051】 図16は、チャネルがアクティブな状態で、スイッチ地点Aでパケットタイプ
V1(例えば、FEC誤り符号化レート2/3)からパケットタイプV3(例え
ば、FEC符号化なし)へ変化し、かつスイッチ地点BでパケットタイプV1へ
と戻るようにFEC符号化レートが動的に変化する場合のデータストリーム送信
の概要図である。図16では、アナログ音声信号1610は第1タイムライン上
に示されている。デジタル化音声パケット1620a〜1620pは、別のタイ
ムライン上で示されている。そして、受信音声ストリームパケット1630a〜
1630pは、第3タイムライン上に示されている。通信セッションは、FEC
符号化レート2/3に対応するパケットタイプV1の送信で開始する。パケット
タイプV1の送信は1.25msの遅延を発生し、かつ64kb/sの音声送信
をサポートするためにリンクの全帯域幅を必要とすることが想起される。それゆ
え、システム帯域幅を増やすためにあるいはリンク上の補助的なネットワーク動
作を実行するためのリンク上で利用可能な帯域幅はない。
【0052】 時間地点Aでは、パケットタイプをV1からV3へ変更することが望ましい。
これは、システムに対する容量の追加を自由にするあるいはリンク上の補助的な
ネットワーク動作を実行する要求によって実行されても良い。本発明に従えば、
この遅延は、送信バッファ1300のWポインタ1320の位置を(図14(a
)から図14(c)へと)進めることによって1.25msから3.75msへ
と増やすことができる。本実施形態では、送信機への音声入力がなく、かつ同時
に遅延が増えない場合を検出するために、送信機はVODを含んでいる。図16
を参照すると、時間地点Cでは実質的に音声入力はない。時間地点CでWポイン
タ1320を進めると、Wポインタは2バッファセクションをスキップする。ス
キップされたバッファは、「X」が付されている受信パケット1630cと16
30dの間の2つのセクションによって表される。DTXが適用される場合、こ
れらのバッファセクションの内容はエアインタフェースを介して送信されないの
で、これらの内容は関係ない。DTXが適用されない場合、Wポインタ1320
によってスキップされた2つバッファ内の情報は、Rポインタ1322によって
読み出される場合にエアインタフェースを介して送信される。Wポインタ132
0は無音期間中に進められ、次に、2つのスキップされたセクションで送信され
る音声情報は、ユーザに聴覚的に検出可能とはならない。要求されれば、送信信
号が聴取不能であることを補償するために、バッファの内容は、デジタルノイズ
信号(例えば、CVSD内で0101010....)で初期化されても良い。
【0053】 図16に示されるように、遅延シフトが地点Cで実行された後、送信機は、遅
延変化を発生させないで、地点Aで、パケットタイプV1からパケットタイプV
3へ変更することできる。3.75msの遅延は地点Aの前に既に発生している
ので、V3パケットはV1パケットの直後とすることができ、遅延変化は発生し
ない。
【0054】 受信機バッファ1500では、Wポインタ1520は、パケットタイプによっ
て制御される。Wポインタ1520は、パケットが到来する場合にのみ進む。本
発明の実施形態では、パケットヘッダ220(図2)は、パケット200がV1
、V2あるいはV3パケットのどれであるかの指示を含んでいる。パケットヘッ
ダ220は、受信機のロジックによって変換されても良い。V1パケットが到来
する場合、Wポインタ1520は1バッファセクションのみの書込に制限される
。V2パケットが到来する場合、Wポインタ1520は1あるいは2バッファセ
クションのみの書込に制限される。V3パケットが到来する場合、Wポインタ1
520は1、2あるいは3バッファセクションのみの書込が許可される。これに
対して、Rポインタ1522は64kb/sの定常速度で制御される。ポインタ
Aでのパケットタイプの変更中には、音声ストリームの不連続性は発生せず、聴
取者に劣化は知覚されない。
【0055】 地点Bでは、パケットタイプV3からパケットタイプV1へ戻されることが望
ましい。パケットタイプは時点Bで変更されるが、送信バッファ1300は、3
.75msの遅延を維持する。受信機バッファ1500のWポインタ1520は
、パケットヘッダのパケットタイプ指示に基づいて自動的に調整することに注意
されたい。つまり、第1パケットタイプV1(例えば、パケット1620k)が
受信される場合、Wポインタ1520は単一のバッファセクションへの書込に制
限される。パケットタイプがV1へ戻った後は、リンク上の遅延を削減すること
が望ましい場合がある。図16は、パケットタイプV3によって要求される、3
.75msの遅延から最小遅延状態である1.25msへの遅延への削減を示し
ている。再度、本発明の実施形態では、送信機のVODは、音声入力がなく、か
つ遅延がその音声入力がない時に増える場合を検出する。3.75msから1.
25msへの遅延シフトを実行するために、送信バッファ1300のWポインタ
1320は、2バッファセクション分戻される。これは、Wポインタ1320に
送信用にバッファに蓄えられた情報の上書きをさせることであることに注意され
たい。再度、送信機がDTXを実行する場合、これらのバッファセクションの内
容はエアインタフェースを介して送信されず、そのため、上書きされるこれらの
内容は関係ない。DTXが適用されない場合、Wポインタ1320によって書き
換えられる2バッファセクションの情報はエアインタフェースを介して再送信さ
れる。Wポインタ1320が無音期間中移動される場合、2つの上書されたバッ
ファセクションで再送信される音声情報は、ユーザに聴覚的に検出可能とはなら
ない。
【0056】 本発明のいくつかの構成に注意点があることに注意すべきである。1つ目は、
パケットタイプの変更及び遅延を確保するための変更は、送信バッファでのみ実
行されなければならず、受信機バッファはパケットタイプの変更に応じて自動的
に調整する。2つ目は、パケットタイプの変更及びバッファ遅延は順方向及び逆
方向リンク上で独立して実行できることである。好ましくは、地点A及びB間の
時間窓内の帯域幅増加を利用するために、両リンクは同一のパケットタイプを使
用することである。本発明の一実施形態では、1つの送信機は、パケットタイプ
を変更するための決定を行うマスタとして動作し、他の送信機は、常に同一のタ
イプのパケットと応答するスレーブとして動作することである。3つ目は、マス
タ送信機とスレーブ送信機の遅延シフトは、同期する必要はないことである。地
点Aより前の時点で両送信機が遅延を3.75msへ延ばしている限り、問題は
生じない。図16に示される通信リンクでは、往復遅延は始点の2.5ms(1
.25+1.25ms)から、1つのシフトだけがある場合には5ms(例えば
、3.75ms+1.25ms)へ変化し、地点Aの直前では7.5msへ変化
し、そして、地点AとBの間の期間中に、5msへ変化し、かつ2.5msへ変
化する。
【0057】 また、適応リンクバッファ1300、1500は、通信リンク上の正あるいは
負方向へのタイムシフトを行うために使用することができる。この特徴は、異な
る独立無線リンクを同期するために使用されても良い。リングバッファ1300
、1500のサイズは、リンクを介して送信さえる最長セグメントの2倍である
ことが好ましい。圧縮ビット数の増加は、バッファセグメントのサイズの増加に
つながることに注意されたい。遅延分解能は、バッファセクションのサイズLse ction によって判定され、これは、一方で、タイムフレーム長TFと音声レートR VOICE とで以下のような関係がある。
【0058】 Lsection=TF*RVOICEビット 図17は本発明の実施形態に従うタイムスロットの負方向へのシフト例の概要
図である。図17では、音声リンクはパケットタイプV3を使用して実行される
。1スロット分のリンクタイミングを進めるために、Rポインタ1322は(3
ではなく)2バッファセクション進められ、V2パケットが送信される。受信側
がV2パケットを受信する場合、Wポインタ1520は、3ではなく2セクショ
ン進められる。しかしながら、時点Eでは、V2パケット中の遅延は3.75m
sのままであることに注意されたい。V3パケットではなく単一のV2パケット
を送信することは、1フレームの負方向へのタイムシフトを実行させる。1フレ
ームの正方向へのタイムシフトを達成するために、図18に示されるように、1
つのV3パケットの代わりに2つのV2パケットが送信されても良い。
【0059】 上述の説明では、一定音声符号化レートが適用され、かつ遅延変化がFEC符
号化レートの変化によって発生していた。しかしながら、遅延変化は、音声符号
化レートの変化によって発生しても良い。この例では、音声符号化レートが下が
る場合に、より多くの情報が圧縮され、より多くの音声を1つのパケットに収め
ることができる。これによって、パケット間の間隔が増える、つまり、遅延変化
が増える。音声符号化レートの変化によって生じる遅延変化は、上述の技術と同
一の技術を使用して説明することができる。
【0060】 本発明は特定の実施形態を参照して上述されているが、上述の形態以外の形態
で本発明を実施可能であることが当業者には容易に明らかとなるであろう。上述
の特定実施形態は単なる例示であり、どのような場合にも制限されるものと考慮
されるべきでない。本発明の範囲は添付の請求項によって決定され、請求項の範
囲内に含まれる様々な変更及び等価構成は、本明細書に含まれることが意図され
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 FH/TDD通信システムにおけるパケット交換を示す概要タイミング図であ
る。
【図2】 FH/TDDチャネル上で交換されるパケットフォーマットの概要図である。
【図3】 無線環境のCVSD符号化スキームを実行する送信システム例の概要図である
【図4】 CVSD符号化概念の概要図である。
【図5】 FEC符号化を実行しないFH/TDDチャネルを介する64kb/s音声送
信例を示す概要タイミング図である。
【図6】 FEC符号化を実行しないFH/TDDチャネルを介する送信用音声情報のバ
ッファリングシステムの概要図である。
【図7】 2/3符号化レートでFEC符号化を実行するFH/TDDチャネルを介する
64kb/s音声送信例を示す概要タイミング図である。
【図8】 2/3符号化レートでFEC符号化を実行するFH/TDDチャネルを介する
送信用音声情報のバッファリングシステムの概要図である。
【図9】 1/3符号化レートでFEC符号化を実行するFH/TDDチャネルを介する
64kb/s音声送信例を示す概要タイミング図である。
【図10】 1/3符号化レートでFEC符号化を実行するFH/TDDチャネルを介する
送信用音声情報のバッファリングシステムの概要図である。
【図11】 通信リングがアクティブである間に受信信号の遅延変化によって生じるFEC
符号化レートの変化を示すデータストリーム送信の概要図である。
【図12】 FEC符号化レートが変更される間は遅延が一定に保持される場合のデータス
トリーム送信の概要図である。
【図13】 本発明の実施形態に従う独立セクションを有する送信リングバッファの概要図
である。
【図14a】 1.25msの遅延に対するW及びRポインタの相対位置を示す図13のリン
グバッファの概要図である。
【図14b】 2.5msの遅延に対するW及びRポインタの相対位置を示す図13のリング
バッファの概要図である。
【図14c】 3.75msの遅延に対するW及びRポインタの相対位置を示す図13のリン
グバッファの概要図である。
【図15】 本発明の実施形態に従う独立セクションを有する受信機リングバッファの概要
図である。
【図16】 本発明の実施形態に従う遅延変化及びパケットタイプの変更例の概要図である
【図17】 本発明の実施形態に従うタイムスロットの負方向へのシフト例の概要図である
【図18】 本発明の実施形態に従うタイムスロットの正方向へのシフト例の概要図である
【手続補正書】
【提出日】平成13年12月26日(2001.12.26)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0001】 背景 説明する方法及びシステムは、電気通信に関するものであり、特に、複数の音
声符号化レートかつ/あるいは複数の順方向誤り訂正(FEC)符号化レートを
使用するデジタル音声通信システムに関するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】 例としては、米国特許番号5,896,375の発明の名称が小範囲無線シス
テム及びその使用方法は、与えられるリンク上で64kb/sの一定音声レート
を使用する小範囲無線システムを開示している。このシステムでは、2/3(例
えば、各2データビットに対して1つの拡張符号化ビット)の符号化レートで実
行するFECはリンクの必要とされるデータレートを64kb/sから96kb
/sへ上げている。同様に、1/3(例えば、各1データビットに対して2つの
拡張符号化ビット)の符号化レートで実行するFECは、リンクの必要とされる
データレートを64kb/sから192kb/sへ上げている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】 FEC符号化レートの動的な変更は、リンクを介する遅延の変化を、それに応
じて与える可能性がある。音声送信は、リアルタイム送信サービスを必要とする
。他のリアルタイプアプリケーションのように、音声送信は、聴取者が認識可能
な遅延の変化を許容しない。いくつかの従来システムは、この問題に取り組んで
いる。 米国特許番号5,148,429号は、音声データ送信システム及び方法に関
するものであり、これは、送信遅延時間を減らすことができ、かつ音声信号の先
頭部分の省略による受信音声信号の不自然な対話を除去できる。音声データ送信
システムの信号送信側は、音声検出信号が生成される場合に、通常の送信レート
よりも速い送信レートで、音声検出信号の生成時の第1音声データブロックを継
続的に送信し、かつ第1音声データブロックに続き、かつ音声検出信号ブロック
の生成時から所定時間までの時間期間に対応する音声データブロックを送信する
。音声検出モードでは、データ送信側は音声データをブロック形成動作に委ね、
ブロック形成が完了した後、音声データブロックを送信する。データ送信システ
ムの信号受信側は、所定無音継続期間に続いて音声パケット信号を受信する場合
、その先頭部分に対応するパケット間の送信遅延時間に基づいて音声パケット信
号に対する不安定吸収遅延時間を推定し、かつその推定不安定吸収遅延時間すべ
てに対応するパケットを受信音声パケット信号の先頭部分に付加する。 米国特許番号4,841,574号は、音声メッセージがバッファにリアルタ
イムで記憶され、かつ読み出される信号処理処理環境に関するものである。音声
メッセージがバッファに記憶され読出されるので、異なるサイズ及びレートで情
報がメモリに記憶される。デジタル化音声の小パケットはかなり高レートでバッ
ファに入力されるが、より大きなパケットのデータはバッファから低レートで出
力され、かつ永久メモリに記憶される。このデジタル化音声データのバッファリ
ングは、リング化バッファを使用してリアルタイムで発生する。バッファへのか
つからのデータ転送は、ホスト処理システム上で動作するソフトウェアアプリケ
ーションの制御の下で行われる。デジタル化音声データの処理は、入力アナログ
音声信号を圧縮デジタル化信号に変換する信号処理システムで行われる。バッフ
ァ化デジタル化音声データの消費は、プログラム実行用にバッファから複数のデ
ータレコードのブロックを削除するソフトウェアアプリケーションプログラムで
行われる。 米国特許番号4,453,247号は音声パケット交換システムに関するもの
であり、この音声パケット交換システムでは、音声パケット送信局への入力音声
信号が音声データブロックを形成するためにデジタル信号に変換され、この音声
データブロックは発声ブロック及び無音ブロックへ識別され、発声ブロックのみ
パケット化され、音声パケット交換ネットワークを介して送信される。受信局に
おいては、1発声期間で受信される音声パケット列は、音声パケット交換ネット
ワークを介する送信を行うことによって発生する送信遅延時間の変動を保証する
ために変動吸収バッファに記憶され、変動吸収時間をそれぞれの音声パケットの
送信遅延時間に依存する音声パケットに付加する。次に、音声パケットは連続し
て再生される。変動吸収バッファのサイズは、1発声期間で受信される音声パケ
ットの送信遅延時間の変化によって判定され、次の発声期間に対する変動吸収バ
ッファのサイズは、その判定されたサイズに基づいて動的に変更される。音声パ
ケット交換ネットワークのトラフィックの変更による音声パケットの送信遅延時
間の変動の変化に対して、一定の音声品質が保証される。 従って、従来より、音声リンクのユーザに検出可能な遅延変化を発生させない
で、アクティブ音声リンクの通信リンク上の遅延を調整しながら、FEC符号化
スキームを切り替えるシステム及び方法が必要とされている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0017】 詳細説明 図1はFH/TDD通信システムでのパケット交換を示すタイミング図を示し
ている。FH/TDD通信処理を適用する無線インタフェースの例は、米国特許
番号5,896,375で説明されている。図1に示されるFH/TDDタイミ
ング図では、時間期間は、625μsを測定する不連続スロット110a〜11
0fに分割され、ここでは、パケットあるいはバーストで送信できる。選択的に
は、タイムスロットは、時分割二重(TDD)を介する全二重動作をサポートす
るための送信及び受信用に使用される。順方向及び逆方向スロットを併せると、
1.25msのフレーム120a〜120cが形成される。異なるキャリヤ周波
数130a〜130fは、各タイムスロットに対して使用されても良い。送信側
及び受信側は周波数を同期して交換する。上述の参照される米国特許出願で説明
されるFH/TDDシステムは、1600周波数サイクル/秒のホッピングレー
トを実現し、これはスロットレートに対応する。パケット140a〜140fの
データは、各タイムスロット110a〜110fで送信できる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0022】 図4はCVSDイメージ信号がアナログ入力波形をどのようにして処理するか
を示すCVSD符号器の動作の概要を示す図である。図4を参照すると、ステッ
プサイズが信号スロープ増分に応じて大きくなっていることに注意されたい。C
VSD符号化技術は、通信分野ではよく知られている。この説明は、例えば、Ja
yant, N.SとNoll, P.による波形デジタル符号化(1984年、Prentice-Hall)
で参照できる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0050】 図13〜図15に示される各リングバッファは、それぞれのセクションが80
ビットのデータを保持する6つの不連続セクションを含み、この80ビットのデ
ータは64kb/sサンプリングシステムでの1.25msの音声情報に対応す
る。図5〜図12に示される通信システムでは、1.25msはシステムの遅延
分解能(即ち、システムで実現できる最小遅延)を表している。より一般的には
、リングバッファの各独立セクションで保持されるデータ量は、システムの遅延
分解能と同じ時間量を表していることが望ましい。各不連続メモリセクションの
サイズは、システム変数に依存して、本発明の別実施形態では変更することが可
能であることは明らかであり、このシステム変数には、音声サンプリングレート
、タイムスロット長、パケットのペイロードサイズ及びシステムで実現されるF
EC符号化スキームが含まれる。当業者には、相対変数で提供される場合の通信
システムの遅延分解能を判定することが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 1/00 H04L 12/56 230A 5K041 12/56 230 G10L 9/18 A (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW,DK Fターム(参考) 5D045 AB24 DA20 5J064 AA01 AA05 BB01 BB03 BC01 BC06 BC11 BD02 5K014 AA01 HA10 5K028 AA01 BB04 KK32 SS04 SS05 SS24 5K030 HA08 HB01 JA05 JL01 KA03 KA19 LA07 5K041 AA07 BB04 CC01 EE53 FF11 GG03 JJ25

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信システム用の送信機であって、 所定サンプリングレートでアナログ音声情報をサンプリングするサンプラと、 前記アナログ音声情報を、該アナログ音声情報に対応するデジタルデータへ変
    換するデジタイザと、 前記デジタルデータを圧縮する符号器と、 通信リンクを介するパケット化送信用の所定量の前記デジタルデータをバッフ
    ァに蓄えるリングバッファシステムと、 通信リンクを介してパケットを送信する送信機セクションと を備えることを特徴とする送信機。
  2. 【請求項2】 前記所定サンプリングレートは、64kb/sである ことを特徴とする請求項1に記載の送信機。
  3. 【請求項3】 前記符号器は、CVSD、V−CELP及びRPE−LTP
    からなる圧縮アルゴリズムグループから選択される圧縮アルゴリズムに従ってデ
    ータを圧縮する ことを特徴とする請求項1に記載の送信機。
  4. 【請求項4】 前記送信機セクションは、送信用パケットを組立てるための
    パケット構築回路を含んでいる ことを特徴とする請求項1に記載の送信機。
  5. 【請求項5】 前記リングバッファは、複数の独立メモリセクションを含ん
    でいる ことを特徴とする請求項1に記載の送信機。
  6. 【請求項6】 前記独立メモリセクションそれぞれの不連続記憶領域数は、
    前記送信機の遅延分解能によって決定される ことを特徴とする請求項5に記載の送信機。
  7. 【請求項7】 前記送信機の前記遅延分解能は、1.25msであり、 前記独立メモリセクションそれぞれは、1.25msのデータを保持するため
    の十分な不連続記憶領域数を含んでいる ことを特徴とする請求項6に記載の送信機。
  8. 【請求項8】 通信システム用の受信機であって、 通信リンクからパケットを受信する受信機セクションと、 前記通信リンクから受信される所定量の前記パケット化データをバッファに蓄
    えるリングバッファシステムと、 前記デジタルデータを復号する復号器と を備えることを特徴とする受信機。
  9. 【請求項9】 前記復号化デジタルデータをアナログ音声信号へ変換する手
    段と を更に備えることを特徴とする請求項8に記載の受信機。
  10. 【請求項10】 前記符号器は、CVSD、V−CELP及びRPE−LT
    Pからなる圧縮アルゴリズムグループから選択される圧縮アルゴリズムに従って
    データを圧縮する ことを特徴とする請求項8に記載の受信機。
  11. 【請求項11】 前記リングバッファは、複数の独立メモリセクションを含
    んでいる ことを特徴とする請求項8に記載の受信機。
  12. 【請求項12】 前記独立メモリセクションそれぞれの不連続記憶領域数は
    、前記受信機の遅延分解能によって決定される ことを特徴とする請求項8に記載の受信機。
  13. 【請求項13】 前記受信機の前記遅延分解能は、1.25msであり、 前記独立メモリセクションそれぞれは、1.25msのデータを保持するため
    の十分な不連続記憶領域数を含んでいる ことを特徴とする請求項8に記載の受信機。
  14. 【請求項14】 通信システムを動作させる方法であって、 所定サンプリングレートでアナログ音声情報をサンプリングする工程と、 前記アナログ音声情報を、該アナログ音声情報に対応するデジタルデータへ変
    換する工程と、 前記デジタルデータを圧縮する工程と、 所定量の前記デジタルデータをバッファに蓄えるリングバッファシステムに前
    記圧縮デジタルデータをパケット化する工程と、 通信リンクを介して前記圧縮デジタルデータをパケット化する工程と、 通信リンクを介してパケットを送信する工程と を備えることを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 リングバッファシステムに前記圧縮デジタルデータを記憶
    する工程は、複数の独立メモリセクションに該圧縮デジタルデータを記憶し、前
    記独立メモリセクションそれぞれの不連続記憶領域数は、前記送信機の遅延分解
    能によって決定される ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 通信リンクから前記パケットを受信する工程と、 前記受信パケットから前記デジタルデータを抽出する工程と、 前記通信リンクから受信される所定量の前記デジタルデータをリングバッファ
    に蓄える工程と、 前記デジタルデータを復号する工程と を更に備えることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】 音声情報に対応するデジタルデータを記憶するために送信
    機及び受信機にリングバッファを構成する電気通信システムにおいて、アクティ
    ブ通信リンクを介する遅延を変更する方法であって、 無音期間を検出するために前記送信機で音声情報を監視する工程と、 無音期間中に、前記送信機の読出ポインタ及び書込ポインタの相対位置を変更
    する工程と を備えることを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 前記送信機の読出ポインタ及び書込ポインタの相対位置を
    変更する工程は、 前記リンクを介する前記遅延を短くするために、前記送信機の書込ポインタ及
    び前記送信機の読出ポインタ間の間隔を狭める ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記送信機の読出ポインタ及び書込ポインタの相対位置を
    変更する工程は、 前記リンクを介する前記遅延を延ばすために、前記送信機の書込ポインタ及び
    前記送信機の読出ポインタ間の間隔を拡げる ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記アクティブ通信リンクを介する遅延を変更することは
    、前記リンクに適用されるFEC符号化スキームを変更する ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記アクティブ通信リンクを介する遅延を変更することは
    、前記リンクに適用される音声符号化スキームを変更する ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記アクティブ通信リンクを介する遅延を変更することは
    、スロットタイミングを変更する ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記リングバッファシステムは、 前記デジタルデータがバッファに蓄えられるメモリ位置を判定する書込ポイン
    タと、 前記通信リンクを介する送信のために、メモリから読みだされる前記バッファ
    に蓄えられているデジタルデータから前記メモリ位置を判定する読出ポインタと
    を備え、 前記通信リンクを介する遅延は、前記書込ポインタと前記読出ポインタの相対
    位置を変更することによって調整される ことを特徴とする請求項1に記載の送信機。
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