JP2003501960A - デジタル電話システムのための可適応ライン・ドライバ・インタフェース - Google Patents

デジタル電話システムのための可適応ライン・ドライバ・インタフェース

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Abstract

(57)【要約】 異なるPBXに対応するようにデジタル電話インタフェースがそれ自体を自動的にまたはオンザフライに構成できるようにする汎用ライン・ドライバ・インタフェース(82)。インタフェース(82)はPBX(50’)とデジタル電話(70’)に接続される。インタフェース(82)はまたネットワーク・インタフェース論理(66’)に接続される。コンピュータ電話システム中のコンピュータの一部であるマイクロコントローラは制御関係においてインタフェース(82)とインタフェース論理(66’)とに接続される。プログラム制御下のマイクロコントローラ(84)はインタフェース(82)が接続される特定のタイプのPBXの電気的特性に応じてインタフェース(82)における動作パラメータを変更する。インタフェース(82)の動作パラメータの変更はPBXのタイプに応じてインタフェース論理(66’)を構成するために使用される。インタフェース(82)の汎用性質は、種々の送信および受信機電圧レベルに対する可適応性と、ある範囲の電話回線インピーダンスに整合する能力とによって達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は、電話システムに関し、より詳細には、デジタル電話コンピュータ/
テレフォニ・インタフェースを自動的に構成するための新規の改善されたシステ
ムおよび方法に関する。
【0002】 基本PBX(構内交換)構成では、PBXは中央局交換機と個々の電話局との
間に接続される。コンピュータ/テレフォニ統合では、コンピュータが電話局回
線の1つに接続され、コンピュータ・インタフェースを介してPBXによって与
えられる特性の大部分を制御する最終結果を用いて電話端末をエミュレートする
。コンピュータ/テレフォニ・インタフェースはPBXの特性を満足するように
構成されなければならない。今まで、これは各タイプのPBXごとに異なるハー
ドウェア・モジュールを設け、リレー・システムなどによってモジュールを選択
することによって達成されてきた。この手法はハードウェアに依存するものであ
り、多数の異なるタイプのPBXに対応すべき場合に多数の構成要素を必要とし
、一般に一定の範囲のループ長、すなわちPBXからの回線距離に制限されるの
で望ましくない。
【0003】 したがって、種々のPBXに対応するようにコンピュータ/テレフォニ・イン
タフェースを自動的にまたは「オンザフライ」に構成するためのシステムおよび
方法を提供することが大いに望ましい。その結果、コンピュータ/テレフォニ統
合では、必要な構成要素が少なくなるので、ボード・サイズが縮小され、コスト
が低くなるという利点がある。そのような自動構成では、デジタル電話システム
を異なるタイプのPBXとともに使用すべきときに、必要な変更はハードウェア
の変更または追加が必要となる外部手段によってではなく内部的に実行される。
【0004】 (発明の概要) 本発明は、種々のPBXに対応するようにデジタル電話インタフェースがそれ
自体を自動的にまたはオンザフライに構成できるようにする汎用ライン・ドライ
バ・インタフェースを提供する。インタフェースはPBXとデジタル電話に接続
される。インタフェースはまたネットワーク・インタフェース論理に接続される
。コンピュータ電話システム中のコンピュータの一部であるマイクロコントロー
ラは制御関係においてインタフェースとインタフェース論理とに接続される。プ
ログラム制御下のマイクロコントローラはインタフェースが接続される特定のタ
イプのPBXの電気的特性に応じてインタフェースにおける動作パラメータを変
更する。インタフェースの動作パラメータの変更はPBXのタイプに応じてイン
タフェース論理を構成するために使用される。インタフェースの汎用性質は、種
々の送信および受信機電圧レベルに対する可適応性と、ある範囲の電話回線イン
ピーダンスに整合する能力とによって達成される。
【0005】 本発明の上記および追加の利点および特徴は添付の図面とともに以下の詳細な
説明を読めばはっきり分かるようになろう。
【0006】 (図示した実施形態の詳細な説明) 図1に示す基本的なデジタルPBX構成において、PBX12は、中央局/公
衆局(CO)交換機12と、2つを図1に16および18で示す個々の電話局と
の間にある。CO中継線20は、CO14をPBX12に接続しており、数種類
の通信プロトコルおよび/または方法のうちの1つを必要とする場合がある。各
電話局回線22および24は、それぞれPBX12と個々の電話局の電話機16
および18との間の通信回線である。各電話局回線は、また、様々な通信方法の
うちの1つを使用することができる。
【0007】 PBX12がCO14と電話機16および18との間にあるので、これら2つ
の間における電気的分離と信号の分離を実現することができる。この理由から、
PBX12とCO14の間の通信規格と、電話機16、18とPBX12の間の
通信規格は必ずしも同一である必要はない。これらの間で「変換」を実行するの
はPBX12である。CO14とPBX12の間の通信プロトコルは、現在も、
またこれまでも常に公開された規格である。一方、電話局16、18からPBX
12への通信プロトコルは従来から専用プロトコルである。
【0008】 コンピュータ/テレフォニ・インタフェースにおいて、コンピュータ30は電
話局回線の1つに接続されており、そのコンピュータ・インタフェースを介して
PBXが提供する機能の大部分を制御して最終的に電話機端末をエミュレートす
る。図2に示すように、コンピュータ・インタフェース32は電話局回線34に
接続されており、かつ回線38によってデジタル電話機36にも接続されている
。コンピュータ/テレフォニ・インタフェース32は、PBXのメーカー独自の
信号送受プロトコルを「開放する」。電話機端末をエミュレートすることによっ
て、PBX12’がその電話機端末のうちの1つに接続されているようにPBX
12’に錯覚させることができる。これが実行されると、PBX12’が提供す
る機能の大部分を、コンピュータ・インタフェース32を介して制御することが
可能になる。図2に示すコンピュータ/テレフォニ・インタフェース32は、ニ
ューヨーク、バッファローのVoice Technologies Grou
p of BuffaloからVoiceBridge PCという名称で市販
されているタイプのものである。
【0009】 簡単に言うと、インタフェース32は、デジタル電話エミュレーションを使用
して、PBX12’とコンピュータ30との間に直接的なデジタル接続を実現す
る。インタフェース32は、インタフェース32がメーカー独自のデジタル電話
であることをPBX12’に証明すると、PBX12’がインタフェース32に
与えたすべての情報を受諾し、その情報をそのコンピュータ・テレフォニ・シス
テムが理解できる標準アプリケーション・プログラム・インタフェース(API
)のコマンド・セットに変換する。これにより、システムがPBX12’から入
手可能な呼情報と信号の量は増大する。
【0010】 図3に、コンピュータ・テレフォニ・システムで使用するための、異なる型と
仕様を有するデジタル電話機用の別個のライン・ドライバ/レシーバ・インタフ
ェースのアナログ・セクションを含む構成の一形態を示す。図3の構成によって
、図2に示すタイプのコンピュータ・テレフォニ・システムは様々な種類のPB
Xで動作することが可能になる。図3の実施形態では、3つのライン・ドライバ
/レシーバ・インタフェース・アナログ・セクションすなわち、3つの異なるタ
イプのPBXであるA、B、Cにそれぞれ対応する論理セクション44、46、
48がある。例えば、タイプA、B、Cは、それぞれLucent、North
ern Telecom、Rolmであってよい。図1および2のPBX12に
類似のPBX50は、ユーザの電話ネットワークにPBX50を接続する標準デ
ジタル回線54を有する。回線54は標準RJ45コネクタ58を介してリレー
・マトリックス60に接続されており、リレー・マトリックス60は論理セクシ
ョン44、46、48に接続されている。回線62上の制御信号または他の適切
なコマンドによって、マトリックス60は、PBX50のタイプに基づいて、す
なわち、図中のタイプA、B、Cのどれであるかに基づいてPBX50を論理セ
クション44、46、48の適切な1つに接続させる。特定論理セクション44
、46、48に対応する論理が、コントローラ68から、図2のシステム中のコ
ンピュータ・テレフォニ・インタフェース32の構成要素であるネットワーク・
インタフェース66にダウンロードされる。インタフェース66は、テレフォニ
・プログラム可能ゲート・アレイとしても知られている。コントローラ68はイ
ンタフェース66のオペレーションを制御する。図2の電話機36に類似のデジ
タル電話機70は、回線52を介して、リレー・マトリックス60への標準RJ
45コネクタ56に接続されている。PBX回線54における方法と類似の方法
で、この電話回線52は、マトリックス60を介して論理セクション44、46
、または48、さらにネットワーク・インタフェース論理66に接続されている
。コントローラ68は、PBX50への接続を制御するのと同様の方法で電話機
70への接続を制御する。
【0011】 図4Aに、本発明のシステムおよび方法の一形態を示す。図3の構成にある別
個の論理セクション44、46、48およびリレー・マトリックス60の代わり
に、本発明のシステム80には汎用ライン・ドライバ・インタフェース82が含
まれる。この汎用ライン・ドライバ・インタフェース82により、デジタル電話
コンピュータ/テレフォニ・インタフェースは、異なるPBXに対応するよう自
動的に、すなわち実行中にそれ自体を構成することが可能になる。インタフェー
ス82は、PBX50’およびデジタル電話機70’に接続されている。インタ
フェース82は、ネットワーク・インタフェース論理66’にも接続されている
。コンピュータ・テレフォニ・システムのコンピュータの一部であるマイクロコ
ントローラ84は、インタフェース82およびインタフェース論理66’を制御
するようにこれらに接続されている。プログラム制御下にあるコントローラ84
は、インタフェース82内の動作パラメータを、インタフェース82が接続され
ている特定タイプのPBXの電気特性に応じて変更する。プログラム制御下のコ
ントローラ84は、ネットワーク・インタフェース論理66’内の動作パラメー
タも、インタフェース82が接続されている特定タイプのPBXの電気特性に応
じて変更する。インタフェース82の汎用という性質は、異なる送受信電圧レベ
ルへの適合性と、電話回線のインピーダンスの範囲を合わせることができる機能
とによって達成される。これらすべてを次に詳述する。
【0012】 図3のシステムと比較して、図4に示す本発明のシステムの構成要素は少ない
ため、ボードのサイズは縮小され、コストが削減されるので有利である。PBX
50が変更されるとき、すなわち例えばLucentからRolmに変更される
ときでも、図4の回路を変更する必要がないので有利である。異なるPBXに対
応するための再構成は、ハードウェアを変更したり追加したりするのではなく、
マイクロコントローラ84によってソフトウェア内で行われる。さらに、図3の
システムは所与の範囲のループの長さ、すなわち、回線52に沿ったPBXへの
距離用に設計されているが、図4に示す本発明のシステムは、大幅に異なるルー
プの長さに対処することができる。
【0013】 図4Aのシステムは単一PBX50’および単一セット70’と共に示されて
いるが、図4Aのシステムを、複数の交換機すなわちPBX50’、複数のセッ
ト70’、およびどちらも複数のPBX50’とセット70’と共に使用するこ
とも本発明の範囲内である。本発明のシステムを交換機すなわちPBX50’だ
けと共に使用する、すなわち、図4Bに示すように、電話機を使用せず1つまた
は複数の交換機すなわちPBX50’と共に使用する場合もある。図4Bに、ネ
ットワーク・インタフェース論理66’、汎用ライン・ドライバ・インタフェー
ス82、およびマイクロコントローラ84を含めて本発明のシステムを全体的に
86で示す。同様に、本発明のシステムは、図4Cに示すように、PBXを使用
せず、1つまたは複数の電話機70’だけと共に使用することもできる。また、
図4Dに示すように、前述のシステムを、1つまたは複数の交換機またはPBX
50’、1つまたは複数の電話機70’、およびコンピュータ30’の代わりに
制御インタフェース・デバイス88と共に使用することも本発明の範囲内である
。例えば、制御インタフェース88は、別の電話機、モデムまたは送受器であっ
てもよい。
【0014】 図5に、本発明のシステム80を、インタフェース82を含めてさらに詳細に
示す。インタフェース82は、1つはPBX側用、もう1つはセット側用の、一
対の送信/受信機インタフェース・セクション92および94を含む。各セクシ
ョンは、送信信号と受信信号を分離するための専用アナログ送受切替器を含む。
具体的には、各セクションは受信機部分と送信機部分とを含み、受信機部分で送
信中の信号をゼロ化するためのゼロ化回路を受信機内に有する。マイクロコント
ローラ84は、インタフェース・セクション92と94の両方にある信号をそれ
ぞれ経路96および98を介して監視し、それぞれ経路100および102を介
してインタフェース・セクション92および94に制御信号を送信し、インタフ
ェース82が接続されている特定PBXの特性に応じて、その中にあるパラメー
タ内で適切な変更を行う。具体的には、次に詳述するように、マイクロコントロ
ーラ84は、インタフェース・セクション92および94内のアナログ信号を、
ピーク・ゼロ電圧、ピーク信号レベル、平均電圧およびオフセット電圧を含めて
監視する。プログラム制御下で、マイクロコントローラ84は、受信機ゼロ化セ
クション内のゼロ化電圧を制御し、受信機セクションに含まれるコンパレータ内
のしきい電圧を調節し、送信機セクション内の送信信号レベルを調節するために
インタフェース・セクション92および94にコマンド信号を送信する。これら
すべてを次に詳述する。したがって、マイクロコントローラ84は、A/Dコン
バータによって、インタフェース・セクション92、94内の信号レベルを監視
し、デジタル・ポテンショメータまたはインタフェース・セクション92、94
内の回路にある同様のものを定期的に調節して、以下で説明する方法で所望のレ
ベルまで信号を変更する。したがって、本発明のシステムは、マイクロコントロ
ーラ84の制御下でインタフェース・セクション92、94内のゼロ化回路を使
用して、回線インピーダンスの範囲までの自動整合を実現するものである。これ
によって、回線反射減衰量および送信信号と受信信号の間の干渉を低減させるこ
とができる。各ゼロ化信号は、存在する他の受信機信号以外の信号を送信し、ピ
ーク信号読取装置によって感知された受信機信号をゼロ化することによって、調
節される。これらはすべて次に詳細に説明する。
【0015】 図6は、送信/受信機インタフェース・セクションの1つ、例えば、PBX側
のインタフェース・セクション92のブロック図である。セット側の別のインタ
フェース・セクション94も同一であることが理解されよう。インタフェース9
2は、受信機およびゼロ化セクション120と、送信機セクション122とを含
む。セクション120および122の両方は、平衡回線対124、126によっ
てPBX50’に接続されている。受信機セクション120は、回線124、1
26結合されている入力部を有し、交流結合差動増幅器130を含む。別の差動
増幅器134を含む送受切替器によって送信中の信号をゼロ化した後、一対のコ
ンパレータ136、138によって受信信号が検出される。一方のコンパレータ
136は調節可能しきい値を超える正の受信パルスを検出し、もう一方のコンパ
レータ138は同様に負パルスを検出する。ピーク読取装置140は、後述する
方法でコンパレータ136および138に動作可能に関連付けられる。受信機の
出力部(RXPおよびRXN)は、対応する送信入力部(TXPおよびTXN)
と同様に標準デジタル・レベルである。
【0016】 送信機セクション122において、送信入力パルスTXPおよびTXNは、双
極ドライバ144によって、調節可能な振幅の正パルスおよび/または負パルス
に変換される。インピーダンス・フィードバック補償増幅器146を通過後、信
号は、電流ドライバ150および152に送信される。一方のドライバ150は
、正の送信パルス用に正の電流(+I0)発生させ、もう一方のドライバ152
は、同等の振幅の負パルス(−I0)を同時に発生させる。2つの電流ドライバ
150、152は個々に不平衡、すなわち接地を基準としているにも関わらず、
+と−の一対の電源150および152(+I0および−I0)は平衡回線124
、126用の平衡送信源である。
【0017】 電流ドライバ150、152は、入力電圧に比例した電流(I0)を出力する
定電流電源である。理想的な電流ドライバは、負荷インピーダンスまたは出力電
圧と無関係に定出力電流を発生させるものである。実際には、電流ドライバは電
圧制限または範囲(例えば、−10から+10ボルト)を有する。これは、並列
の分路抵抗器(例えば、1K)を有する電源をモデルとしている。
【0018】 前述の通り、PBX側用に1つのTx/Rxインタフェース92があり、セッ
ト側用に別のTx/Rxインタフェース94がある。インタフェース94はイン
タフェース92と同一であるが、セット70に接続されている平衡回線124、
126を有する。どちらのインタフェース92および94においても、送受切替
器または送信ゼロ回路の原理は付録Aで説明するものと同様である。これは、そ
こにある受信機信号以外の信号を送信し、ピーク読取装置140によって感知さ
れた受信機信号をゼロ化することによって調節される。この方法の1つの利点は
、回路が、名目だけでなく、実際の回線インピーダンスに広範囲に亘って整合す
ることができ、その結果、ゼロ化がより有効になることである。調節可能なオペ
レーション・パラメータは、マイクロコントローラ84によって制御される回路
92および94内のデジタル・ポテンショメータなどのデバイスによって、後述
する方法で実施される。
【0019】 図7に、インタフェース92の受信機およびゼロ化セクション120をさらに
示す。回路には、入力増幅器130、送信ゼロ増幅器160と差動増幅器134
とを含むゼロ化回路、しきい値回路およびコンパレータ136、138とが含ま
れる。LN+およびLN−によって標識される回線カプラ・セクション(後述す
るようなインピーダンスまたは変圧器)からの入力信号は、接地に対して名目上
平衡になっている。通常、これらは0.3から3のボルト・ピークと、0.5か
ら10μsの幅の範囲内にある。回線インピーダンスは名目上は100オームだ
が、それよりも高く、恐らく最高200オームまでになる可能性がある。インタ
フェース94の受信機およびゼロ化セクションは、入力信号LN+とLN−がP
BX50’からでなくセット70’からくること以外は、図7に示すものと同一
である。
【0020】 図8に、インタフェース92の受信機およびゼロ化セクション120の詳細な
回路図を示す。入力段(U1)は、接地に関して平衡信号をシングルエンデッド
信号(パルス)に変換する差動増幅器170である。これは、後続段で必要とな
る際に利得を提供する場合があるが、図8の回路では利得は1つである。オプシ
ョンの入力キャパシタ172、174(C1、C2)は、抵抗器176、178
(R1、R2)と共に高域フィルタとして働いて、必要に応じて低周波応答を制限
し、直流をブロックする。帰還コンデンサ180(C3)は、フィードバック抵
抗器182(R3)と共に、増幅器の高周波応答を制限する低域応答を判定する
。良好な高周波応答を有する動作可能な増幅器(30Mhzを超える利得帯域幅
積)が必要である。この段の出力はSIGと標識される。
【0021】 次の段(U2)は送受切替器のゼロ化セクションであり、差動増幅器186を
含む。この主目的は、回線上、および受信機入力部において、独自の送信機セク
ションによって信号を消す、すなわちゼロ化することである。これを行うために
は、大きさは等しいが異極性の信号が一方の入力部(NULL)に加えられ、入
力受信機増幅器170からの信号(SIG)はもう一方の入力部に加えられる。
これで、この段の出力(REC)は、(回線に接続されている外部送信機からの
)受信機信号ではあるがそれ自体の送信信号(望ましくない干渉)は有しない。
図示する回路において、増幅器186はその負の入力端末に加えられた入力を合
計する。図示する回路において、どちらの入力部でも利得は1つだがそれらは次
の段のための信号レベルに合わせるために変更することができる(コンパレータ
)。同様に、帰還コンデンサ190(C4)によって追加の高域フィルタが提供
される。
【0022】 この回路の第2の機能は、コンパレータに正のオフセット電圧を提供すること
である。選択されたコンパレータは負の入力を許可しないが信号は負極に向かっ
て立ち上がるパルスを有するのでこれは必要である。例えば、信号が−1.0V
(1V負パルス)から+3.0(1V正パルス)まで変動する場合、オフセット
を+2.0Vにセットすることができる。一方は正パルスを検出するため、もう
一方は負パルスを検出するための、2つのコンパレータ194、196(U3A
、U3C)が使用される。
【0023】 別の低域フィルタ200、202(R7、C6)は、より多くの高周波信号を
除去し、したがって、立ち上がりおよび立ち下がりの過度現象を除去し、平滑化
されたパルスだけが残される。異なる周波数レスポンスと、必要となる増幅器段
の伝播遅延(特に次に説明する送信機と変圧器の結合)のために、送信信号とゼ
ロ信号の波形は厳密には整合しないので高周波成分の除去は必須である。したが
って、高周波パルスにおける立ち上がりと立ち下がりの不整合すなわちグリッチ
は、ゼロ化増幅器186の出力部で、前述の低域フィルタによって除去されなけ
ればならない。
【0024】 高速コンパレータ194、196は標準的な出力部(CMOS、0から+5V
)を有する。コンパレータ194(U3A)は、(信号0に対して)入力パルス
が正のとき正パルスの出力を発生させる。コンパレータ196(U3C)は、入
力パルスが負のとき負のパルスの出力を発生させる。信号が0であるか、または
0に近い場合はどちらの出力も低いままである。しかし、コンパレータは負の電
圧を受け入れないので、この時点でアナログ接地に対して図8に示す値VOS(例
えば、+v)として、信号0はオフセットである。
【0025】 コンパレータしきい電圧は、マイクロコントローラ84に接続されているデジ
タル・ポテンショメータ210(RP4)によって調節することができる。正パ
ルスしきい電圧は、オフセット電圧(信号0)に対して予想される最も大きな正
の信号(例えば、4V)にほぼ等しい、より大きな正の値に調節可能である。負
パルスしきい値は、正パルスしきい値がオフセット電圧を超えるのと同じ大きさ
だけオフセット電圧よりも負である。これは、VTH+を入力とするがオフセッ
ト電圧を基準とする反転増幅器214(U4)を介して行われる。したがって、
正パルスしきい値と負パルスしきい値は等間隔を保つ、すなわち、しきい値ポテ
ンショメータ210(RP4)が調節される際に信号0に対して同等の大きさを
保つ。通常、しきい値は、存在する雑音レベルおよび振幅変動に応じて、信号ピ
ークの20%から80%に調節される。デジタル・ポテンショメータ210を例
示として示すが、他のデバイスを使用することもできる。
【0026】 TX−NULL増幅器218(U5)は、ゼロ信号(TNULL)を前述のゼ
ロ増幅器186(U2)用に調整する。TX−NULL増幅器218(U5)は
、遅延した送信信号の可変利得の増幅、ゼロ増幅器出力部(REC)とコンパレ
ータ入力部で電圧オフセットを設定する直流レベルの調節、回線と、入力増幅器
170のこの出力部(SIG)とで送信信号にさらに良好に整合するようにゼロ
化信号の波形を形成することを実行する。信号は信号0に対して負成分と正成分
とを有するが、デジタル・ポテンショメータとデジタル入力デバイスは正電圧で
のみ作動するので、少なくとも選択された成分に関しては、電圧オフセットが必
要となる。
【0027】 遅延した送信信号(TNULL)は同じ回路、すなわち、パルス・コンバータ
によって、次に詳述する送信信号として発生されるが、但し、これはデジタル・
セクション(プログラム可能論理デバイス)で送信増幅器の伝播遅延に近似する
量(通常、50から200ns)だけ遅延する。信号は半分のデジタル・レベル
のオフセット(+2.5V)を有する。正送信パルスの場合、信号は+5.0V
になり、負パルスの場合、これは0になる。したがって、信号は、+2.5Vの
オフセットで振幅は+/−2.5Vである。この信号は抵抗分圧器220、22
2(R20およびR21)によって発生されるので、それぞれは約2キロオーム
の大きさを有し、出力(テブナン)抵抗は1キロオームである。0から10キロ
オームのデジタル・ポテンショメータ224(RP2)は、直列正抵抗器226
(R19)(0.8K)であり、5Vの信号で直列の1.8から11.8キロオ
ームの純増幅器入力抵抗を発生させる。例えば、3.3KΩのフィードバック抵
抗230(R16)の場合、出力は1.4から9.2V(pp)のゼロ化電圧に
相当する。この信号の波形(交流成分)は、記号が逆になっていることを除いて
、入力増幅器170の出力部(SIG)で見られる送信信号と同じになるはずで
ある。デジタル・ポテンショメータ224は例示として図示したものであり、他
のデバイスを使用することもできる。
【0028】 ゼロ化信号の直流レベルまたは電圧オフセットは、ZEROポテンショメータ
236(RP1)を設定することによって適度な範囲に決定される。これの抵抗
(0から10キロオーム)に直列抵抗238(R22)を加えた抵抗と、電源に
接続された抵抗器240(R18)との比率によって1.4直流偏差が生じ、こ
れが反転入力部の抵抗器244(R17)によって生成された固定オフセットに
加算されると、これとツェナーダイオード248(Z1)によって増幅器186
へのゼロ入力部(U2)での直流オフセットが生成され、その増幅器186で最
終的に、コンパレータ入力部(REC)での所望の信号オフセット(例えば、+
2.9V)が生成される。ポテンショメータ236(RP1)を介したソフトウ
ェアZERO調整機能はこのデバイスのオペレーションに不可欠のものではなく
、デジタル・ポテンショメータを製造中に調整されたtrimpotに置き換え
ることも、あるいは近似する許容誤差の構成要素を使用することによってこれを
排除することもできる。インタフェース94のレシーバおよびゼロ化セクション
用の回路は、入力信号LN+およびLN-がPBX50’からでなくセット70’
からくること以外は図8に示すものと同一である。
【0029】 図6のTx/Rxインタフェース92の送信機セクション122を、図9にさ
らに示す。これは、パルス・コンバータ144、インバータ付きアナログ・パル
ス増幅器146、一対の定電流ドライバ150および152(非反転と反転)を
含む3つの主要構成要素を有する。インタフェース94の送信機セクションは、
出力信号I+およびI-がPBX50’からでなくセット70’から送られること
以外は図9に示すものと同一である。
【0030】 図10に、インタフェース92の送信機セクション122の詳細な回路図を示
す。パルス・コンバータは、2つのデジタル・デバイス264、266(U10
1、U102、ここでは、0および5ボルトの論理レベルを有する標準CMOS
バイナリ論理)の出力部に接続されている単純な一対の同等の値の抵抗器260
、262(R101、R102、ここでは2キロオーム)である。信号が存在し
ないとき(信号0)、1つの信号(TXN)が反転されるので、一方の入力(X
P)は高く(+5V)、もう一方の入力は低い(0V)。この結果、送信信号(
TX)は、0信号レベル、または半分の論理レベルの電圧オフセット(+2.5
ボルト)を有する。正パルスが送信されるとき、所望の幅の論理レベルのパルス
(例えば、1μs)がTXP入力部に加えられ、その結果、TX出力が変更され
て完全な論理レベル(+5.0V)になる。その代わりに、論理レベル・パルス
がTXN入力部に加えられ、反転された場合、TX出力は0ボルトになる。した
がって、0信号電圧の場合、TXP入力部は、TX出力部で半分の論理ユニット
の正パルス(+2.5V)を発生させ、TXN入力部は、(無負荷の場合は)コ
ンバータ出力で負パルス(−2.5V)を発生させる。このネットワークからの
出力(テブナン)インピーダンスは抵抗器の値の半分である(ここでは1キロオ
ーム)。
【0031】 送信信号(TX)は、次いで、キャパシタ270を介して次段272(U10
3)に結合される。キャパシタ270は、直流レベルを除去し、その結果、増幅
器出力部のTX信号は、接地に対して正および負となる。次段の過負荷を防止す
るためにここでは0.5の最高利得が望ましく、これは、フィードバック抵抗器
274(R103)を駆動インピーダンスのフィードバック抵抗器の半分にする
ことによって(すなわち、R103=0.5キロオーム)達成される。
【0032】 パルス・コンバータおよび増幅器の間にTX−LEVELデジタル・ポテンシ
ョメータ280(RP3)がある。ここでこのポテンショメータ280は0から
10キロオームの範囲であり、これは内部インピーダンスに加えられる。抵抗が
増大するにつれ、送信信号の電圧レベル(TX)は減少する。TX電圧の調整範
囲は、増幅器ユニット264、266(U101およびU102)で1.25v
ピーク(2.5vpp)から0.12vピークである。さらに、外部で生成され
た他の方式の信号用の補助送信入力部がある(例えば、Mitel)。また、増
幅器272は、必要とされる反転信号出力によって電流ドライバに適切な信号を
発生させる単一利得アナログ・インバータを有する。このインバータは、反転電
流ドライバと非反転電流ドライバが、その反転以外は厳密に整合するように最小
の伝播遅延と広範囲に亘る周波数の応答とを有するべきである。デジタル・ポテ
ンショメータ280を例示的に示したが、他のデバイスを使用することも可能で
ある。
【0033】 接地に対して平衡ドライブのオプション(一方に非反転信号、もう一方に反転
信号)を可能にするために電流ドライバが使用される。これは、インピーダンス
負荷オプションのためには必要だが、正規の変圧器では必須でない。デュアル・
ドライバはほとんどどのインタフェースで作動するので、これらは融通性を提供
するものである。様々なデジタル電話機の様々な電圧要件に適応するために必要
となるため、送信電圧レベルは調整可能であるのでアナログ・ドライバが必要で
ある。これとは対照的に、標準デジタル・ドライバは固定電圧出力部を有する。
電圧タイプのドライバと電流タイプのドライバのどちらでも使用することができ
るが、電流タイプのドライバは、様々な回線インタフェースに適応する際により
融通性に富んでいる。また、直列出力または回線整合抵抗がないので出力電圧要
件は少なくなり、高電圧、高周波数の増幅器のコストを考えるとこれは望ましい
特性である。さらに、動的回線インピーダンスの整合が必要な場合、定電流ドラ
イバが望ましい。
【0034】 定電流ドライバ284、286(U105、U106)は同一である。入力信
号電圧の1つだけがインバータ290(U104)によって反転される。この回
路は、電気技術者のテキスト中に見られる従来型の定電流ドライバの修正形態で
ある。使用される場合はいかなる直流オフセットも出力キャパシタを充電しない
ように、電源は故意に理想的でなく作られる(定電流源と並列の分路抵抗器)。
これは、負フィードバック電圧に比率294/296(R111/R112)を
分割させることによって行われる。あるいは、抵抗器300とキャパシタ302
(R118、C103)が提供する直流フィードバック補償を使用することもで
きる。インタフェース94の送信セクション用の回路は、出力I+およびI-がP
BX50’ではなくセット70’に向かうこと以外は図10に示す回路と同一で
ある。
【0035】 マイクロコントローラ84がインタフェース82に動作可能に接続される方法
を図11にさらに詳細に示す。前述の通り、プログラム制御下のマイクロコント
ローラ84は、インタフェース82中の動作パラメータを、インタフェース82
が接続されている特定タイプのPBXの電気的特性に応じて変更する。具体的に
は、マイクロコントローラ84は、図8および10の回路におけるPBX側とセ
ット側の両方での回路調整を制御する。マイクロコントローラ84は、外部レシ
ーバの振幅およびゼロ信号を感知することができるようにアナログ入力部を有す
る。マイクロコントローラ84およびアナログ信号モニタ・セクションには、ア
ナログ/デジタル・コンバータ(A/D)310、デジタル信号論理312、ア
ナログ信号アベレージャ314、デジタル・ポテンショメータ・ドライバ316
を有するマイクロコントローラ/マイクロプロセッサ84が含まれる。マイクロ
コントローラ84は、A/D310を介して、信号レベルを監視し、PBX側と
セット側の両方で図8および10の回路中にあるデジタル・ポテンショメータま
たはこれに類似のデバイスを定期的に調整する。具体的には、4つのインタフェ
ース回路を含む完全なシステムの場合、A/D310は6つの電圧を監視し、マ
イクロコントローラ84は8つのデジタル・ポテンショメータまたはこれに類似
のデバイスを制御する。
【0036】 コンピュータ電話システムにおいて、マイクロコントローラ84は主として他
の機能と関係しており、電源投入時またはマイクロコントローラが自由時間を有
するときのみ信号レベル調整の要求が発生する。直列データライン通信タイプで
あるデジタル・ポテンショメータ・ドライバ316は、別法としてマイクロコン
トローラ84に内蔵することもできる。監視されているアナログ信号は、ピーク
ゼロ電圧であり、10から1000の周期に亘って平均化され、平均化されたピ
ーク信号レベルであり、0オフセット電圧である。信号アベレージャ314内の
ダイオード320、322により、ピーク交流信号はキャパシタ324、326
を充電することができる。キャパシタ324、326はゆっくりと放電され、時
間の平均化を実現する。直流信号(ゼロ・オフセット)の場合、単純RC低域フ
ィルタ330、332を使用して交流信号成分を除去し、その結果、基本的な電
圧だけが残る。
【0037】 まず、ZEROポット236(RP1)が所望のオフセット値(例えば、+2
.0Vまたは+1.6V)に合わせられる。次いで、外部ソースのみから受信さ
れた信号の信号レベルが測定される。外部送信機の特徴を調べ、受信機しきい値
を設定し、送信機信号レベルを選択するために、これを使用することができる。
デジタル信号論理312の目的は、適切な論理信号を送信機(TXPおよびTX
N)に供給し、試験用信号を使用不可にし、ゼロ調整プロセスのために必要にな
ったときに試験信号を供給し、ゼロ化セクションに対して僅かに遅延した送信信
号(TNULL)を供給する。この論理は、プログラム可能論理デバイスによっ
て最適に実施されるが、デジタル信号プロセッサ、別個の論理デバイス、または
個別仕様のデバイスによって使用することもできる。
【0038】 図12に、セット側とPBX側の両方にデジタル電話機を結合するための変圧
器タイプの構成を示す。完全なシステムのために、1つはセット側用、もう1つ
はPBX側用の図6に示すタイプの2つのアナログ・インタフェース回路がある
。したがって、図7および9の回路がここでも使用される。図12の構成におい
て、第1の変圧器340は、それぞれ回線346および348によってPBXの
正端子および負端子に接続されている巻線342および344を有する。第2の
変圧器350は、それぞれ回線356および358を介して電話機の正端子およ
び負端子に接続されている巻線352および354を有する。巻線342および
352は回線362によって接続されており、巻線344および354は回線3
64によって接続されており、回線362および364はキャパシタ368によ
って結合される。変圧器340は、巻線342、344に結合されており、回線
372および374によってrollage抵抗分割器376に接続されている
巻線370を有する。回線372および374は、また、前述の通りPBX側に
提供される図6のアナログ・インタフェース回路内でそれぞれ回線124および
126に接続されている。同様に、変圧器350も、巻線352、354に結合
されており、回線382によって抵抗電圧デバイダ386に接続されている巻線
380を有する。回線382および384は、また、前述の通りにセット側に提
供される図6のアナログ・インタフェース回路内でそれぞれ回線124および1
26に接続されている。
【0039】 状況によっては、回線インピーダンスを特定値に合わせることが有利である。
送受切替器の場合、回線インピーダンスの不整合によって2つの不都合な結果が
生じる。1つは、ゼロ化が乱され、したがって、送信信号が漏洩し、外部の受信
信号と混信することである。インピーダンスの不整合が発生しても、本発明のイ
ンタフェースの自動ゼロ化がこれを防止する。この理由から、名目上の整合(1
00オーム)が適切なので、通常は、正確なインピーダンス整合は必要ない。
【0040】 不整合によって生じる他の結果は、信号反射すなわちエコーである。長い送信
回線の場合、一端から送られるパルスは、それが回線インピーダンスに等しいイ
ンピーダンスで終わらない場合は他端から部分的に反射される。反射された信号
の振幅は不整合の度合いに応じて増大し、信号の時間遅延は回線の長さに応じて
増加する。したがって、受信機はそれ自体の送信信号を認識するので、一端での
不整合が他端における問題を引き起こすことになる。短い回線の場合、遅延が短
く、本発明のインタフェースが提供する自動ゼロ化はこれに対処するが、長い遅
延の場合にはゼロ信号は適合せず、ゼロ化は効果がない。
【0041】 図13に、長い回線/長い遅延状態に対する本発明による動的回線インピーダ
ンス整合方法を示す。ポテンショメータの設定によって決定される受信信号の部
分(β)は、送信機、すなわち送信増幅器TX−AUX入力部146’に返送さ
れる(負フィードバック)。標準試験で検討される際、これは次の関係式に従っ
て回線インピーダンス(ZL)を低減する。
【数1】 上式で、Z0はフィードバックのない回線インピーダンスである。
【0042】 図14〜18に、本発明の好ましい態様による汎用インタフェースを示す。図
14〜18のシステムには、汎用ライン・ドライバ・インタフェース400、マ
イクロコントローラ402、ネットワーク・インタフェースまたは作業現場でプ
ログラム可能なゲートアレイ404が含まれる。リレー論理構成要素406はP
BX/セット・インタフェースを提供する。具体的には、構成要素406は、P
BX410と電話機412が汎用ライン・ドライバ・インタフェース400に接
続されているか、それともセット412とPBX410がインタフェース400
をバイパスする方法で接続されているかを判定する。ISAインタフェース構成
要素414は、パーソナル・コンピュータ(図示せず)にホスト・インタフェー
スを提供する。
【0043】 図4〜11の実施形態の通り、汎用ライン・ドライバ・インタフェース400
には、PBX側とセット側の両方に対する送信インタフェースと受信機インタフ
ェースが含まれる。PBX側用の受信機インタフェースを図15に示す。回線4
20および422は、PBX側(図16参照)用の受信機インタフェースを、図
6に示しこれに関して説明した平衡回線対の受信機インタフェースと同様の方法
で接続する。入力段は、図6および7の増幅器130と図8の増幅器170に対
応する差動増幅器426を含む。ゼロ化セクションは、図6および7の増幅器1
34と図8の増幅器186に対応する増幅器428を含む。回線430、432
、434はそれぞれ図15の回路のアナログ交換機431、433、435をネ
ットワーク・インタフェース404に接続し、回線436、438は回路の対応
する部分をマイクロコントローラ402に接続する。
【0044】 コンパレータ段は、図6および7のコンパレータ136および138と図8の
コンパレータ194および196に対応するコンパレータ440、442を含む
。コンパレータしきい値調整は、図8の回路内の反転増幅器214に対応する反
転増幅器444を含む図15の回路の部分によって提供される。しきい値調整は
、図8の回路内と同様にデジタル・ポテンショメータの制御下にあり、図15の
回路内では4チャンネル・タイプのデジタル・ポテンショメータ450が提供さ
れており、これは回線452を介して回路のしきい値調整部分に接続されている
。コンパレータ出力部は回線454および456によってネットワーク・インタ
フェース404に接続されている。デジタル・ポテンショメータ450は回線4
60および462によってネットワーク・インタフェース404に接続されてお
り、回線464によってPBX側用の送信機インタフェースに接続されている(
図16参照)。図15で一括して468として指定する回線は、デジタル・ポテ
ンショメータ450とマイクロコントローラ402の間の接続を示す。図15の
回路内の増幅器470は、図8の回路内のTX−NULL増幅器218の機能と
同様の機能を実施する。デジタル・ポテンショメータ450からの制御信号は、
回線472および474を介して増幅器470の入力部に加えられる。増幅器4
70の出力部がゼロ化セクションに設けられており、図15の回路内のツェナー
ダイオード476は、図8の回路のツェナーダイオード248と同様に機能する
【0045】 図16に、PBX側用の送信インタフェースを示す。回線480および482
は、前述の通りに、図6に示しこれに関して説明した平衡回線対の方法と同様の
方法で、送信機インタフェースをそれぞれ、図15の受信機インタフェース回路
の回線420および422に接続する。増幅器486は、図9の送信増幅器14
6と図10の回路内の増幅器272に対応する。TX−LEVELは、回線46
4に接続されている回線490を介して、図15の回路内のデジタル・ポテンシ
ョメータ450からの信号によって制御される。図16の回路内のインバータ4
94は図10の回路内のインバータ290に対応し、電流ドライバ496および
498は図10の回路内の電流ドライバ284および286に対応する。
【0046】 電話機側受信器インタフェースを図17に示す。ライン520および522が
電話機側受信器インタフェースを電話機側送信器インタフェース(図18に示す
)に、図6に関連して図示し、説明した平衡ライン・ペアの場合と同様の方法で
接続する。入力段は、図15の増幅器426と同様の作動増幅器526を含む。
ゼロ化セクションは、図15の増幅器428と同様の増幅器528を含む。ライ
ン530、532および534は、図17の回路内のいくつかの部分をネットワ
ーク・インタフェース404に接続し、かつライン536は図17の回路内の一
部分をマイクロコントローラ402に接続する。
【0047】 比較器段は、図15の回路内の比較器440および442と同様の比較器54
0および542を含む。比較器しきい値調整が、図17の回路の一部により提供
され、図15の回路内の反転増幅器440と同様の反転増幅器544を含む。し
きい値調整は、図15の回路内のデジタル・ポテンショメータ450と同様のカ
ッド型デジタル・ポテンショメータ550の制御下にある。ライン552は、ポ
テンショメータ550を回路内のしきい値調整部分に接続する。比較器出力は、
ライン554およびライン556によりネットワーク・インタフェース404に
接続される。デジタル・ポテンショメータ550は、ライン560および562
によりネットワーク・インタフェース404に接続され、かつライン564によ
り電話機側送信器インタフェース(図18に示す)に接続される。図17で選択
的に568で示されたラインは、デジタル・ポテンショメータ550とマイクロ
コントローラ402との間の接続を示す。図17の回路内の増幅器570は、図
15の回路内の増幅器470と同様の機能を実行する。デジタル・ポテンショメ
ータ550からの制御信号が、ライン572および574により増幅器570の
入力に適用される。増幅器570の出力は、ゼロ化セクションに供給され、かつ
ツェナー・ダイオード576は図15の回路内のツェナー・ダイオード476と
同様である。
【0048】 電話機側送信器インタフェースを図18に示す。ライン580および582は
、送信器インタフェースを図17の受信器インタフェース回路内のそれぞれライ
ン520および522に、前記のように、かつ図6に関連して図示し、説明した
平衡ライン・ペアの場合と同様の方法で接続する。増幅器586は、図16の増
幅器486と同様であり、かつTX−LEVELは図17の回路内のデジタル・
ポテンショメータ550からのライン564に接続されたライン590上の信号
により制御される。図18の回路内のインバータ594は、図16の回路内のイ
ンバータ494と同様であり、かつ電流ドライバ596および598は、図16
の回路内の電流ドライバ496および498と同様である。図14から18のシ
ステムの回路内のデジタル・ポテンショメータについて、代替装置で置換できる
ことは当然である。
【0049】 図14から18のシステム内のデジタル・ポテンショメータ(pot)を調整
するアルゴリズムは、次のとおりである。図14から18のシステムは、様々な
製造元からのPBXに対するインタフェースを提供するように設計される。回路
は、回路の調整および信号の測定に使用される、8個のデジタルpot(カッド
450および550が各々4個)、および8個のアナログからデジタル変換器(
ADC)を含み、それによって重要な回路パラメータが各種PBX伝送プロトコ
ルに適応し、構成要素公差を補正するように調整されることが可能である。さら
に、調整はPBXおよび電話器からの使用中の回路上で実行されるので、回路の
ループ長を補正することができる。これによって、エラーのないオペレーション
を提供するための、きわめて堅牢な方法を提供する。
【0050】 回路は、PBXおよびデスクトップ電話機に個別のインタフェースを提供し、
PBX製造元がその装置との通信に使用する各種の専有的方法から、PBX固有
のフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)に供給され、さら
に真のデジタル・ビットストリームに復号化される生のデジタル・ストリームに
変換する。
【0051】 全体的な概念としては、入力信号を約2.5ボルトにバイアスをかけ(2.5
Vの信号に対する仮想接地を提供)、信号の電圧の揺れを決定し、仮想接地に相
対する最大および最小の稼動中ピークを分離するためのしきい値を計算する。こ
こから、レベル検出に使用される上限および下限信号しきい値が計算される。ま
た、ある種のPBXシステムは受信信号上に伝送信号を重ね合わせるので、受信
信号が復号化される前に伝送信号を取り除く必要がある。回路のこの部分は、ゼ
ロ較正と呼ばれる。
【0052】 以下の説明の中で、大文字のSETは、電話機に関連するものを表すときに使
用し、「Set」または「set」は、「の値を変更する」または「を変更する
」を意味する通常の英語である。
【0053】 図14から18の回路内の8個のデジタルpotは、以下の機能を提供する。
0−PBX ゼロ・レベル 仮想接地の設定のために入力信号に印加されるバイ アスを調整する。 1−PBX ゼロ 信号ストリームから取り除かれる送信信号の振幅を 調整する。 2−PBX Txレベル PBXへの送信レベルを設定する。 3−PBX しきい値 受信信号の探知のために+/−しきい値の仮想接地 からのオフセットを調整する。 4−SET ゼロ・レベル 仮想接地の設定のために入力信号に印加されるバイ アスを調整する。 5−SET ゼロ 信号ストリームから取り除かれる送信信号の振幅を 調整する。 6−SET Txレベル PBXへの送信レベルを設定する。 7−SET しきい値 受信信号の探知のために+/−しきい値の仮想接地 からのオフセットを調整する。
【0054】 回路内の様々な信号を測定する8個のADCがある。さらに、各ADCチャネ
ル上で2つ以上の信号を測定可能にする、4個のアナログ・スイッチがある。A
DCは、以下の機能を実行する。 0−PBX ゼロ・レベル Pot 0により設定された実際のゼロ・レベルを 測定する。 1−PBX ピーク検出 PBX受信またはPBX送信信号のピーク値を測定 する。 2−SET ゼロ・レベル Pot 4により設定された実際のゼロ・レベルを 測定する。 3−SET ピーク検出 SET受信またはSET送信信号のピーク値を測定 する。 4−PBX しきい値+ pot3により設定されている上限しきい値を測定 する。 5−PBX しきい値− pot3により設定されている下限しきい値を測定 する。 6−SET しきい値+ pot7により設定されている上限しきい値を測定 する。 7−SET しきい値− pot7により設定されている下限しきい値を測定 する。
【0055】 PBXおよびSETピーク検出ADCチャネルは、それらを送信信号または受
信信号のいずれかの測定に使用できるようにするアナログ・スイッチを有す。こ
れは、図15の回路内のライン432および434上、ならびに図17の回路内
のライン532および534上でRS_SEL制御ビットをセットまたはクリア
することにより行われる。PBXおよびSETピーク検出ADCチャネルは、ピ
ーク値をある時間保持するためにこれらに関連付けられた回路を有するので、ピ
ーク値はADCにより後で読み取ることができる。このピーク検出器は、図15
および17の回路内のそれぞれライン430および530上で、PV_CLR制
御ビットをセットすることによりクリアでき、これによってピーク検出器を接地
にドレイン可能にするアナログ・スイッチを制御する。この回路のRC定数は約
10msであるので、PV_CLRは少なくとも検出器をクリアする時間だけは
ハイに保持されなければならない。PV_CLRは、有効ピークを登録するため
に十分な時間、ローに保持されなければならない。
【0056】 信号検出特性の設定は、以下に示す、パフォーマンスを最適化するためのPo
tの設定アルゴリズムにより達成される。 1.バイアスを2.5Vに設定するためにゼロ・レベルPotを設定する。こ
のpotのための初期値は表により与えられる。 2.実際のバイアス電圧が2.5Vであるか否かを判断するために、ゼロ・レ
ベルADCチャネルを読み取る。 3.ゼロ・レベルADCで2.5Vが読み取れるまで、ゼロ・レベルpotを
調整する。このゼロ値をVZと呼ぶ。 4.ピーク検出ADCチャネルを読み取り、入力信号の最大値を判断する。こ
の値をVpeak+と呼ぶ。 5.しきい値がゼロ値と相対的にピークの60%なるようにしきい値potを
設定する。これは、次に相当する。しきい値=0.6×(Vpeak+−VZ)+VZ =0.6×Vpeak+−0.6×VZ+VZ =0.6×Vpeak+−0.4×VZ 6.しきい値+potを読み取る。これをVthresh+と呼ぶ。 7.しきい値−potを読み取る。これをVthresh-と呼ぶ。 8.ゼロ・レベルpotの値を読み取り、ゼロ・レベルADCチャネルにより
読み取られたゼロ・レベル電圧が次のようになる。
【数2】
【0057】 これは、仮想接地がしきい値間の中間になるように実行され、構成要素公差が
適切に補正されることを保証するために、計算ではなく測定により実行される。
【0058】 以下に、公称のPOT設定およびADC目盛り値を決定するための計算につい
て説明する。POT設定の意味、およびADC目盛り値の解釈は、各種の回路パ
ラメータに基づく。以下に、ソフトウェアの観点から値の意味を示すために、各
POTおよびADCのパラメータを説明する。
【0059】 ゼロ・レベルADCチャネルには、Zv ADCチャネルに接続されたレジス
タの接合された1Mレジスタおよび100Kレジスタの直列組み合わせを含むレ
ジスタ・ネットワークが関連付けられており、1Mレジスタは5ボルト供給源に
接続され、かつ1Mレジスタは回路内の2.5ボルトのポイントに接続される。
このようなネットワークは図15の回路内に含まれ、ここでレジスタ620と6
22は5ボルト電源端末と2.5ボルト信号レベルが提示される回路内のポイン
トとの間に直列に接続され、かつレジスタ620と622の接合がライン438
により、マイクロコントローラ402により提供されたZv ADCチャネルに
接続される。同様のネットワークが図17の回路内に含まれ、ここではレジスタ
624および626の接合が、ライン538によりマイクロコントローラ402
に接続される。
【0060】 ゼロ・レベルpotは、ゼロ・レベルADCが2.5ボルトを示すように調整
される。
【数3】
【0061】 これは、ADCの値0×8cに相当し、この値は16進数のPOT値である。
【0062】 ピーク検出ADCチャネルには、ピーク検出ADCチャネルに接続されたレジ
スタの接合を有する4.7Kレジスタおよび820オーム・レジスタの直列組み
合わせを含むレジスタ・ネットワークが関連付けられており、4.7Kレジスタ
は5ボルト供給源に接続され、かつ820オーム・レジスタはピーク検出器の電
圧が提示される回路内のポイントに接続される。図15の回路内のこのようなネ
ットワークは、レジスタ630と632の直列組み合せを含み、ここでレジスタ
の接合はライン634によりアナログ・スイッチ433に接続される。別のこの
ようなネットワークはレジスタ636と638の直列組み合せを含み、ここでレ
ジスタの接合はライン640によりアナログ・スイッチ435に接続される。同
様のネットワークが図17の回路内に含まれ、ここでレジスタ644と646の
接合はライン648によりアナログ・スイッチ533に接続され、かつレジスタ
652と654の接合はライン656によりアナログ・スイッチ535に接続さ
れる。
【0063】 この場合、ピーク・レベルADCを読み取ってVpを知ると仮定すると、ピー
ク検出器Vpにおける電圧を解くことになる。
【数4】
【0064】 しきい値POTには、5Kレジスタ、10Kレジスタおよび15Kレジスタの
直列組み合せを含むレジスタ・ネットワークが関連付けられており、10Kレジ
スタは他の2つの間に接続され、5Kレジスタは5ボルト供給源に接続され、か
つ15Kレジスタは接地に接続される。しきい電圧は10Kレジスタから取得さ
れる。電圧Vaが5Kレジスタと10Kレジスタの間の接合において示され、電
圧Vbが10Kレジスタと15Kレジスタの間の接合において示される。
【0065】 POTの範囲はVaおよびVbによって調整され、これらは以下のように計算さ
れる。
【数5】
【0066】 このように、しきい電圧の電圧の振れは3.5Vから4.1667Vである。
【0067】 表1は、回路のしきい値の設定に必要なしきい値POTを計算するための実例
となる値を示す。オペレーションでは、ピーク検出器が読み取られる必要がある
。生の値は「ピーク検出器ADC値」で示された列に記載される。次の列は、A
DC値が表すピーク値である。次の列は、好ましいしきい電圧である。「POT
値」で示される列は、好ましいしきい値の取得のためにPOTが必要とする値を
計算し、次の列はこの値を16進数に変換して、Cソース・ファイルにカット・
アンド・ペーストできるようにする。Vs、R1およびR2の値は回路から取得
され、またしきい値パーセンテージは好ましいレベルにより値が変化する。
【0068】
【表1】
【0069】 図19および20の流れ図は、それぞれ図15および17の回路内の、PBX
およびSETのデジタルpot450および550をそれぞれ調整する方法を説
明する。
【0070】 以上から、本発明が、その意図する目的を達成することが明らかであろう。本
発明の実施形態が詳細に説明されているが、これは説明のために示したものであ
って、これに制限するものではない。
【0071】 (付録A) デュープレックス動作の説明 標準的電話およびある種のデジタル電話は、一対の線または平衡ラインを伝っ
て双方向に信号を伝送する。同様の回路を図A1に示す。両側とも電圧ソースV 1T およびV2Tで表す送信器を有す。ソース抵抗RSは、標準的な、可聴範囲の電
話では選択ライン・インピーダンス(600オーム)に、またデジタル電話では
おそらく50または100オームに等しい。変圧器負荷インピーダンス(RL
およびライン・インピーダンスは、ソース・インピーダンスに等しい。デュープ
レックス動作により、データは双方向に同時に送信(および受信)できることを
意味する。
【0072】 1方向への伝送のための簡単な回路を図A2に示すが、ここではインピーダン
スは変圧器を介して反射され、信号は絶縁を無視する。
【0073】 適切なインピーダンス(RL−RS)で終端するラインを想定すると、ラインの
電圧は、生成された電圧の半分、すなわち下記の式のようになる。
【数6】
【0074】 一般に、VLは0.2から3ボルトの範囲内にある(ピーク−・ツー・ピーク
)。
【0075】 デュープレクサ回路 デュープレクサ回路は、1終端において送信信号と受信信号を切り離す。これ
は、両終端に必要である。変圧器を含む「ハイブリッド」回路は、同じ機能を実
行するが、本明細書では変圧器を備えない回路が望ましい。簡素化した図を図A
3に示す。
【0076】 RL=RS(適切なインピーダンスのライン)である場合は、VL=Vg/2とな
り、この場合分圧器potがVTN=Vg/2(同じく)に設定される。したがっ
て差動増幅器(VREC)の出力はゼロになる。言いかえると、potは受信器増
幅器出力において送信信号をゼロ化するようになされる。各終端に1つずつ、2
つのデュープレクサ(図A4)を使用することにより、1終端で送信されるデー
タは、他方で受信されるが、1終端で送信された信号は、その終端の受信器によ
りピックアップされない。
【0077】 ライン・インピーダンスが知られている場合、通常はRS=RLであるが、送信
信号はそれ自体の受信器でゼロ化することができる。特定のRLについていった
ん信号がゼロ化されると、RLのいかなる変化でもゼロ状態を破壊するので、受
信および送信信号は切り離されなくなる。明らかなことに、このタイプのデュー
プレクサにとって(および変圧器タイプも)ライン一致が重要である。
【0078】 ライン・ドライバ電流および電圧 電流ソース(IS)は、負荷(RL/2)を備えた要求されるピーク信号電圧(
L/2)を生成可能である必要がある。
【数7】
【0079】 Rolmについては、IS=1.25/50=0.025ampである。さら
に、ソースはライン信号レベル(2.5V pkまたは5V pp)より高い電
圧限度を有する必要がある。これは、最少電圧+/−5ボルトおよび最少電流+
/−25mA(さらに他のレジスタに使用される分を加える)を備えた操作可能
な増幅器を意味する。双方のドライバの送信時に、合計ライン電流は+/−50
mAピークまたは100mA ppとなる。+/−40から80mAを備えた+
/−6から12V op−ampの出力が必要とされる場合がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 基本PBX構成を示す概略図である。
【図2】 基本PBXおよびコンピュータ・テレフォニ・インタフェース構成を示す概略
図である。
【図3】 図2のコンピュータ・テレフォニ・システムにおいて使用されるインタフェー
ス構成の一形態のブロック図である。
【図4A】 本発明のシステムおよび方法の一形態を示すブロック図である。
【図4B】 本発明のシステムおよび方法の別の形態を示すブロック図である。
【図4C】 本発明のシステムおよび方法のさらに別の形態を示すブロック図である。
【図4D】 本発明のシステムおよび方法のさらに別の形態を示すブロック図である。
【図5】 図4のシステムの汎用インタフェースをさらに詳細に示すブロック図である。
【図6】 図5の汎用インタフェースの送信/受信機インタフェース・セクションを示す
ブロック図である。
【図7】 図6の送信/受信機インタフェースの受信機およびゼロ化セクションのブロッ
ク図である。
【図8】 図6および図7の受信機およびゼロ化セクションの概略回路図である。
【図9】 図6の送信/受信機インタフェース送信セクションのブロック図である。
【図10】 図6および図9の送信セクションの概略回路図である。
【図11】 本発明の汎用インタフェースのマイクロコントローラ部分を示す概略ブロック
図である。
【図12】 インタフェースと電話回線の間の結合の一形態を示す概略図である。
【図13】 ダイナミック回線インピーダンス整合方法を示す概略ブロック図である。
【図14】 本発明の別の実施形態による汎用インタフェースを示すブロック図である。
【図15】 PBX側の図14のインタフェースの受信機およびゼロ化セクションの概略回
路図である。
【図16】 PBX側の図14のインタフェースの送信機セクションの概略回路図である。
【図17】 電話機側の図14のインタフェースの受信機およびゼロ化セクションの概略回
路図である。
【図18】 電話機側の図14のインタフェースの送信機セクションの概略回路図である。
【図19】 図15および図17の回路中のデジタル・ポテンショメータを調節するための
方法を示すフロー・チャートである。
【図20】 図15および図17の回路中のデジタル・ポテンショメータを調節するための
方法を示すフロー・チャートである。
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月23日(2002.4.23)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図4D】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA, ZW (72)発明者 フリジンガー,ロバート・エイチ アメリカ合衆国・14221・ニューヨーク 州・ウィリアムズヴィル・ノース フォレ スト ロード・355 Fターム(参考) 5K049 AA02 AA13 BB04 BB23 CC06 CC07 FF23 5K050 AA19 BB06 CC09 DD21 DD29 EE11 FF14 FF17

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ・テレフォニ・インタフェースがPBXなどの
    少なくとも1つの電話交換機と少なくとも1つのデジタル電話機とコンピュータ
    とに動作可能に接続されており、かつ前記コンピュータ・テレフォニ・インタフ
    ェースがネットワーク・インタフェース論理を含んでいるコンピュータ・テレフ
    ォニ・システムにおいて、 (a)前記ネットワーク・インタフェース論理と前記PBXと前記電話機とに
    動作可能に接続され、前記ネットワーク・インタフェース論理を自動的に構成す
    るための汎用ライン・ドライバ/受信機インタフェースと、 (b)前記ネットワーク・インタフェース論理と前記汎用ライン・ドライバ/
    受信機インタフェースとに動作可能に接続され、前記コンピュータ・テレフォニ
    ・インタフェースに動作可能に接続されるPBXの種々のタイプに応じて前記汎
    用ライン・ドライバ/受信機インタフェースの動作パラメータを変更するための
    プログラム式コントローラと を含むシステム。
  2. 【請求項2】 前記汎用ライン・ドライバ/受信機インタフェースが一対の
    送信/受信インタフェース・セクションを含み、一方のセクションがPBX用で
    あり、他方のセクションが電話機用である請求項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記送信/受信インタフェース・セクションの各々が、送信
    される信号と受信される信号とを分離するためのアナログ段を含む請求項項2に
    記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記送信/受信インタフェース・セクションの各々が、受信
    機部分と、送信機部分と、受信機部分中にあって受信機部分中の送信信号をゼロ
    化するためのゼロ化回路手段とを含む請求項2に記載のシステム。
  5. 【請求項5】 前記プログラム式コントローラが、ピーク・ゼロ電圧、ピー
    ク信号レベルおよび平均化およびオフセット電圧を含む前記送信/受信インタフ
    ェース・セクションにおいてアナログ信号をモニタする請求項2に記載のシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記送信/受信インタフェース・セクションの各々が、受信
    機部分と、送信機部分と、受信機部分中にあるコンパレータとを含み、前記プロ
    グラム式コントローラがコンパレータ中のしきい電圧を調節する請求項2に記載
    のシステム。
  7. 【請求項7】 前記送信/受信インタフェース・セクションの各々が、受信
    機部分と、送信機部分とを含み、前記プログラム式コントローラが送信機部分中
    の送信信号レベルを調節する請求項2に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記送信/受信インタフェース・セクションの各々が、受信
    機部分と、送信機部分と、受信機部分中にあってその中の信号レベルを制御する
    ためのデジタル・ポテンショメータ手段とを含み、前記プログラム式コントロー
    ラが前記デジタル・ポテンショメータ手段を調節する請求項2に記載のシステム
  9. 【請求項9】 前記送信/受信インタフェース・セクションの各々が、受信
    機部分と、送信機部分とを含み、前記送信機部分が、インピーダンス・フィード
    バック補償手段と、前記インピーダンス・フィードバック補償手段の出力に変換
    される、平衡送信信号源を与えるための電流ドライバ手段とを含む請求項2に記
    載のシステム。
  10. 【請求項10】 コンピュータ・テレフォニ・インタフェースがPBXなど
    の少なくとも1つの電話交換機とコンピュータとに動作可能に接続されており、
    かつ前記コンピュータ・テレフォニ・インタフェースがネットワーク・インタフ
    ェース論理を含んでいるコンピュータ・テレフォニ・システムにおいて、 (a)前記ネットワーク・インタフェース論理と前記PBXとに動作可能に接
    続され、前記ネットワーク・インタフェース論理を自動的に構成するための汎用
    ライン・ドライバ/受信機インタフェースと、 (b)前記ネットワーク・インタフェース論理と前記汎用ライン・ドライバ/
    受信機インタフェースとに動作可能に接続され、前記コンピュータ・テレフォニ
    ・インタフェースに動作可能に接続されるPBXの種々のタイプに応じて前記汎
    用ライン・ドライバ/受信機インタフェースの動作パラメータを変更するための
    プログラム式コントローラと を含むシステム。
  11. 【請求項11】 前記汎用ライン・ドライバ/受信機インタフェースが送信
    /受信インタフェース・セクションを含む請求項10に記載のシステム。
  12. 【請求項12】 前記送信/受信インタフェース・セクションが、送信され
    る信号と受信される信号とを分離するためのアナログデュープレクサ手段を含む
    請求項11に記載のシステム。
  13. 【請求項13】 前記送信/受信インタフェース・セクションの各々が、受
    信機部分と、送信機部分と、受信機部分中にあって受信機部分中の送信信号をゼ
    ロ化するためのゼロ化回路手段とを含む請求項11に記載のシステム。
  14. 【請求項14】 前記プログラム式コントローラが、ピーク・ゼロ電圧、ピ
    ーク信号レベルおよび平均化およびオフセット電圧を含む前記送信/受信インタ
    フェース・セクションにおいてアナログ信号をモニタする請求項11に記載のシ
    ステム。
  15. 【請求項15】 前記送信/受信インタフェース・セクションの各々が、受
    信機部分と、送信機部分と、受信機部分中にあるコンパレータとを含み、前記プ
    ログラム式コントローラがコンパレータ中のしきい電圧を調節する請求項11に
    記載のシステム。
  16. 【請求項16】 前記送信/受信インタフェース・セクションの各々が、受
    信機部分と、送信機部分とを含み、前記プログラム式コントローラが送信機部分
    中の送信信号レベルを調節する請求項11に記載のシステム。
  17. 【請求項17】 前記送信/受信インタフェース・セクションの各々が、受
    信機部分と、送信機部分と、受信機部分中にあってその中の信号レベルを制御す
    るためのデジタル・ポテンショメータ手段とを含み、前記プログラム式コントロ
    ーラが前記デジタル・ポテンショメータ手段を調節する請求項11に記載のシス
    テム。
  18. 【請求項18】 前記送信/受信インタフェース・セクションの各々が、受
    信機部分と、送信機部分とを含み、前記送信機部分が、インピーダンス・フィー
    ドバック補償手段と、前記インピーダンス・フィードバック補償手段の出力に変
    換される、平衡送信信号源を与えるための電流ドライバ手段とを含む請求項11
    に記載のシステム。
  19. 【請求項19】 コンピュータ・テレフォニ・インタフェースが少なくとも
    1つのデジタル電話機とコンピュータとに動作可能に接続されており、かつ前記
    コンピュータ・テレフォニ・インタフェースがネットワーク・インタフェース論
    理を含んでいるコンピュータ・テレフォニ・システムにおいて、 (a)前記ネットワーク・インタフェース論理と前記電話機とに動作可能に接
    続され、前記ネットワーク・インタフェース論理を自動的に構成するための汎用
    ライン・ドライバ/受信機インタフェースと、 (b)前記ネットワーク・インタフェース論理と前記汎用ライン・ドライバ/
    受信機インタフェースとに動作可能に接続され、前記コンピュータ・テレフォニ
    ・インタフェースに動作可能に接続される電話機の種々のタイプに応じて前記汎
    用ライン・ドライバ/受信機インタフェースの動作パラメータを変更するための
    プログラム式コントローラとを含むシステム。
  20. 【請求項20】 前記汎用ライン・ドライバ/受信機インタフェースが送信
    /受信インタフェース・セクションを含む請求項19に記載のシステム。
  21. 【請求項21】 前記送信/受信インタフェース・セクションが、送信され
    る信号と受信される信号とを分離するためのアナログデュープレクサ手段を含む
    請求項19に記載のシステム。
  22. 【請求項22】 前記送信/受信インタフェース・セクションが、受信機部
    分と、送信機部分と、受信機部分中にあって受信機部分中の送信信号をゼロ化す
    るためのゼロ化回路手段とを含む請求項19に記載のシステム。
  23. 【請求項23】 前記プログラム式コントローラが、ピーク・ゼロ電圧、ピ
    ーク信号レベルおよび平均化およびオフセット電圧を含む前記送信/受信インタ
    フェース・セクションにおいてアナログ信号をモニタする請求項19に記載のシ
    ステム。
  24. 【請求項24】 前記送信/受信インタフェース・セクションが、受信機部
    分と、送信機部分と、受信機部分中にあるコンパレータとを含み、前記プログラ
    ム式コントローラがコンパレータ中のしきい電圧を調節する請求項19に記載の
    システム。
  25. 【請求項25】 前記送信/受信インタフェース・セクションが、受信機部
    分と、送信機部分とを含み、前記プログラム式コントローラが送信機部分中の送
    信信号レベルを調節する請求項19に記載のシステム。
  26. 【請求項26】 前記送信/受信インタフェース・セクションが、受信機部
    分と、送信機部分と、受信機部分中にあってその中の信号レベルを制御するため
    のデジタル・ポテンショメータ手段とを含み、前記プログラム式コントローラが
    前記デジタル・ポテンショメータ手段を調節する請求項19に記載のシステム。
  27. 【請求項27】 前記送信/受信インタフェース・セクションの各々が、受
    信機部分と、送信機部分とを含み、前記送信機部分が、インピーダンス・フィー
    ドバック補償手段と、前記インピーダンス・フィードバック補償手段の出力に変
    換される、平衡送信信号源を与えるための電流ドライバ手段とを含む請求項19
    に記載のシステム。
  28. 【請求項28】 コンピュータ・テレフォニ・インタフェースがPBXなど
    の少なくとも1つの電話交換機と少なくとも1つのデジタル電話機と制御インタ
    フェースとに動作可能に接続されており、かつ前記コンピュータ・テレフォニ・
    インタフェースがネットワーク・インタフェース論理を含んでいるコンピュータ
    ・テレフォニ・システムにおいて、 (a)前記ネットワーク・インタフェース論理と前記PBXと前記電話機とに
    動作可能に接続され、前記ネットワーク・インタフェース論理を自動的に構成す
    るための汎用ライン・ドライバ/受信機インタフェースと、 (b)前記ネットワーク・インタフェース論理と前記汎用ライン・ドライバ/
    受信機インタフェースとに動作可能に接続され、前記コンピュータ・テレフォニ
    ・インタフェースに動作可能に接続されるPBXの種々のタイプに応じて前記汎
    用ライン・ドライバ/受信機インタフェースの動作パラメータを変更するための
    プログラム式コントローラとを含むシステム。
  29. 【請求項29】 前記汎用ライン・ドライバ/受信機インタフェースが一対
    の送信/受信インタフェース・セクションを含み、一方のセクションがPBX用
    であり、他方のセクションが電話機用である請求項28に記載のシステム。
  30. 【請求項30】 前記送信/受信インタフェース・セクションの各々が、送
    信される信号と受信される信号とを分離するためのアナログデュープレクサ手段
    を含む請求項29に記載のシステム。
  31. 【請求項31】 前記送信/受信インタフェース・セクションの各々が、受
    信機部分と、送信機部分と、受信機部分中にあって受信機部分中の送信信号をゼ
    ロ化するためのゼロ化回路手段とを含む請求項29に記載のシステム。
  32. 【請求項32】 前記プログラム式コントローラが、ピーク・ゼロ電圧、ピ
    ーク信号レベルおよび平均化およびオフセット電圧を含む前記送信/受信インタ
    フェース・セクションにおいてアナログ信号をモニタする請求項29に記載のシ
    ステム。
  33. 【請求項33】 前記送信/受信インタフェース・セクションの各々が、受
    信機部分と、送信機部分と、受信機部分中にあるコンパレータとを含み、前記プ
    ログラム式コントローラがコンパレータ中のしきい電圧を調節する請求項29に
    記載のシステム。
  34. 【請求項34】 前記送信/受信インタフェース・セクションの各々が、受
    信機部分と、送信機部分とを含み、前記プログラム式コントローラが送信機部分
    中の送信信号レベルを調節する請求項29に記載のシステム。
  35. 【請求項35】 前記送信/受信インタフェース・セクションの各々が、受
    信機部分と、送信機部分と、受信機部分中にあってその中の信号レベルを制御す
    るためのデジタル・ポテンショメータ手段とを含み、前記プログラム式コントロ
    ーラが前記デジタル・ポテンショメータ手段を調節する請求項29に記載のシス
    テム。
  36. 【請求項36】 前記送信/受信インタフェース・セクションの各々が、受
    信機部分と、送信機部分とを含み、前記送信機部分が、インピーダンス・フィー
    ドバック補償手段と、前記インピーダンス・フィードバック補償手段の出力に変
    換される、平衡送信信号源を与えるための電流ドライバ手段とを含む請求項29
    に記載のシステム。
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