JP2003500844A - 基板を熱処理する装置及び方法 - Google Patents

基板を熱処理する装置及び方法

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Abstract

(57)【要約】 基板、特に半導体ウェーハを均一にかつ費用的に有利に熱処理するために本発明によって提案された方法と装置では、少なくとも1つの基板を電磁放射よって加熱する少なくとも1つの加熱装置が用いられており、該加熱装置が少なくとも2つのアークランプを有し、各アークランプの放射特性が個別に制御可能であり、前記アークランプの電磁放射が前記加熱装置の電磁放射の出力密度に著しく寄与している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、基板、特に半導体ウェーハを熱処理する装置であって、少なくとも
1つの基板を電磁放射で加熱する少なくとも1つの加熱装置を有し、該加熱装置
が少なくとも2つのアークランプを有している形式のもの及び基板、特に半導体
ウェーハを熱処理する方法に関する。
【0002】 上記形式の装置は例えばUS−A−4698486号によって公知である。こ
の装置においては、リアクション室にある半導体ウェーハがまず石英ハロゲンラ
ンプの配置を介して加熱される。ウェーハが所定の温度に達すると、付加的なラ
ンプ装置、すなわち高出力フラッシュランプ装置がウェーハの加熱に使用される
。フラッシュランプ装置はきわめて短い時間のためだけに用いられる。この場合
、ウェーハの表面温度は半導体材料の溶融点の近くの温度に上昇させられる。フ
ラッシュランプの短い使用時間に基づき、ウェーハの温度はウェーハ表面の領域
でしかフラッシュランプの影響を受けない。この結果、ウェーハの高さに亘って
不均一な温度分布が発生する。フラッシュランプとしての石英ハロゲンランプは
リアクション室を取囲む、高反射性の室内に配置されている。この室はカレイド
スコープの形に構成されている。リアクション室におけるウェーハの表面におけ
る均一な温度分布を達成するためには、この公知の装置においては、各ランプと
ウェーハの表面との間の間隔が、反射する室の直径よりも大きいか又は該直径と
少なくとも同じであることが重要である。各ランプとウェーハ表面との間の間隔
は、特にウェーハの両側を加熱するのに適した装置においては、装置の構成寸法
を大きくする。したがって例えば300mmウェーハのように次第に大きくなる
ウェーハ直径の場合には、きわめて大きな、反射する室が必要であり、この結果
、装置の製造費及び維持費が高くなる。
【0003】 US−A−4398.094号並びにUS−A−5336641号によれば、
半導体ウェーハを熱処理するための装置であって、熱源として、それぞれミラー
を有する個別のアークランプが使用されているものが公知である。この場合、熱
源として使用したアークランプは通常は費用のかかる構造と費用のかかる冷却装
置とを有する高出力アークランプである。個別のランプを使用することに基づき
ウェーハの均一な熱的な処置は達成できない。
【0004】 さらにDD−A−295950号によれば、半導体ウェーハの熱的な処置のた
めに種々異なる構成のUV放射器をグローランプとの組合わせで使用することが
公知である。この場合には加熱装置の総放射出力には大きく関係しない金属蒸気
−低圧−UV源が使用される。UV放射器の任務はウェーハの加熱ではなく、U
V照射による熱的な活性化プロセスと関連した光化学反応の促進である。
【0005】 今日市販されている、基板を熱的に処理するたいていの装置は、半導体ウェー
ハの熱的な処理のためにもっぱらグローランプを使用している。しかしながら前
記装置は、グローランプの放射が600℃よりも低いウェーハ温度ではきわめて
わずかにしか吸収されないという欠点を有している。これは約100nmの波長
で最大を有するグローランプの特徴的なスペクトルに原因がある。この結果、グ
ローランプのエネルギは約600℃のウェーハ温度から効果的に吸収されること
になる。
【0006】 発明の課題 公知の装置から出発して本発明の課題は、基板の効果的な、費用的に有利でか
つ均一な熱的な処理を基板にて可能にする、冒頭に述べた形式の装置を提供する
ことである。
【0007】 課題を解決する手段 前記課題は本発明によれば、冒頭に述べた形式の装置において、各アークラン
プのための放射特性が制御装置により個別に制御可能であり、アークランプの電
磁的な放射が加熱装置の電磁式の放射の出力密度に著しく関係していることによ
って解決された。加熱装置の電磁的な放射の出力密度に著しく関係するアークラ
ンプの使用は、例えばSiウェーハが最高の吸収を有するスペクトル領域にて、
しかも室内温度でアークランプが放射するという利点を有している。これにより
、アークランプによって、特に半導体ウェーハの効果的な加熱が室内温度でも可
能になる。アークランプを個別に制御できる可能性によってランプの立体的な放
射フィールドが形成することができる。これはウェーハ表面に対する均一な放射
分布、ひいては均一な温度分布を可能にする。立体的な放射フィールドが得られ
ることにより、加熱装置はアークランプを含めて、処理しようとする基板の近く
に配置されることができ、均一な基板処理を実施するために加熱装置と基板との
間に、処理装置の直径によって与えられた所定の間隔を維持する必要はない。こ
れによって装置の構成寸法、ひいてはこれに伴う費用が著しく減じられる。
【0008】 プロセス状態、特に処理される基板に装置の放射特性を最適化するためには、
アークランプの運転モード及び/又はランプ電流が個別に制御可能であると有利
である。有利な形式でアークランプは直流運転でかつ/又はパルス化されてフラ
ッシュランプとして制御可能である。アークランプの有効な使用のためにはアー
クランプは少なくとも加熱装置の出力密度の1/10に関与する。アークランプ
の良好な効果的な冷却のためにはアークランプは有利には流体冷却される。アー
クランプの良好な冷却によりアークランプの寿命は著しく延長される。
【0009】 処理しようとする基板に対する良好な、均一な温度分布を達成するためには、
アークランプのガス放電区間はほぼ基板の寸法、例えば基板の縁長さ又は直径に
相応している。放電区間は有利には基板寸法よりも長い。有利にはアークランプ
は、基板の外側輪郭の領域に、特にこの領域における温度分布が良好に制御され
るために、配置されている。アークランプは迅速な応働特性を有しているので前
記領域に特に適している。
【0010】 有利には加熱装置は互いにほぼ平行に配置された少なくとも2つの棒形ランプ
を有している。この場合、ランプベンチのランプは、有利にはアークランプの他
に、費用的に有利な基板の加熱を可能にするグローランプを有している。本発明
の1実施例では、グローランプとアークランプはほぼ同じ寸法を有しているので
、当該装置内で放射特性をそのつどの基板もしくはそのつどの熱的プロセスに特
別に調和させることができるために、グローランプとアークランプとを相互に交
換することができる。有利にはグローランプとアークランプはほぼ同じランプ出
力を有していて、ランプのために同じ冷却システムが使用できるようになってい
る。当該装置の高められた有効性にとっては、加熱装置は少なくとも区分的に電
磁放射を反射する室によって取囲まれ、基板に直接向けられていないランプの放
射が基板に反射させられるようになっている。この場合、室のスペクトル的な反
射係数は、基板表面に所定のスペクトル的な放射分布を達成するために位置に関
連していると有利である。特にアークランプのUV放射がアークランプに向いて
いない基板の所定の領域に反射されることが阻止される。
【0011】 当該装置の構成寸法を減じるためには、基板の表面に対する加熱装置の間隔は
、リアクション室の直径よりも小さいことが有利である。この場合、前記間隔と
直径との比は0.5よりも小さいことが有利である。
【0012】 本発明の特に有利な実施例によれば、加熱装置の電磁放射の放射特性は調整可
能である。これによりウェーハの温度決定の良好な可能性が得られる。この場合
、アークランプの利点はアークランプがハロゲンランプよりも著しく高い調整周
波数で運転され得ることである。これによって対象物の温度は、特に温度が変化
する間、かつ簡単に構成された評価電子装置でより正確に決定することができる
【0013】 加熱装置及び/又は基板は、ほぼ均一な、調節可能な磁場にあると有利である
。この磁場の磁場線は少なくともアークランプ陽極の近くで、アークランプのア
ーク放電に対しほぼ平行に延びる成分を有している。前記磁場によってはランプ
の調整を行なうことができる。さらに磁場によってはアークランプの寿命に著し
い影響を及ぼすことができる。何故ならば陽極の侵食値をポジティブに減少させ
ることができるからである。この場合、磁場の磁気流密度は、0.005と0.
3テスラとの間であると有利である。
【0014】 基板の両側の熱的処置のためには当該装置は有利には第2の加熱装置を有して
いる。この場合には基板は加熱装置間に配置される。
【0015】 有利な形式で当該装置は基板をほぼ取囲む、加熱装置の電磁的な放射にとって
ほぼ透過性のリアクション室を有している。このリアクション室は石英ガラス及
び/又はサファイヤを有している。有利な形式でリアクション室材料は電磁的な
放射のスペクトルを介して求められたセンチメートルあたり0.001とセンチ
メートルあたり0.1との間の吸収係数を有している。リアクション室の壁厚さ
は有利には1ミリメートルと5センチメートルとの間である。
【0016】 本発明の有利な実施例においてはグローランプは少なくとも部分的に巻かれた
フィラメント構造を有し、このフィラメント構造で有利にはあらかじめ規定され
た幾何学的及びスペクタル的な放射プロフィールが達成可能である。このために
フィラメントは有利には螺旋状に巻かれたフィラメント構造と螺旋状に巻かれて
いないフィラメント構造とを交互に有している。
【0017】 本発明の別の有利な実施例においては少なくとも1つのグローランプは個別に
制御可能な少なくとも2つのフィラメントを有している。有利には1つのグロー
ランプの少なくとも1つのフィラメントは少なくとも3つの電気的な接続部を有
している。有利には1つのフィラメント構造の密度はフィラメントに沿って変化
する。
【0018】 本発明の有利な実施例によればリアクション室及び/又はランプ体は加熱装置
の電磁的な放射の少なくとも1つの波長領域のために周波数フィルタを有し、こ
のスペクトル内でウェーハから放射された放射ビーム、ひいては温度が決定され
るようになっている。この場合、ランプ放射はフィルタ作用によって抑えられる
。このような周波数フィルタは例えばランプバルブのために合成的な石英が選ば
れかつリアクション室のために溶融された石英が選ばれることによって達成され
た。このような周波数フィルタのフィルタ作用にはランプ体の温度の選択によっ
て付加的に影響が及ぼされる。特に低い温度ではランプ体の固有エミッションは
付加的に減少させられる。これにより約2700nmでランプ放射が抑えられる
が、しかし2700nmのウェーハ放射はリアクション室を通過して捉えられる
ことができる。一般的にはこのような周波数フィルタは吸収フィルタとして又は
干渉フィルタの形で、つまり薄い誘電層を用いて構成されていることができる。
この利点は有利には、ランプの少なくとも1つが、加熱装置の電磁的な放射の所
定の波長領域を吸収する物質によって少なくとも部分的に充填されることでも達
成される。ハロゲンランプの場合にはランプ充填物のハロゲンガスに例えば狭幅
帯状に吸収しかつ有利な形式で吸収帯においてわずかにしか又は全く放射しない
添加物質を添加することができる。
【0019】 本発明の根底を成す課題は冒頭に述べた形式の方法において、各アークランプ
のための放射特性が個別に制御され、アークランプの電磁的な放射が加熱装置の
電磁的な放射の出力密度に著しく寄与することによって解決された。この場合に
はすでに上記した利点が得られる。
【0020】 本発明の特に有利な実施例においては、基板は下方の温度領域にて主としてア
ークランプを介し加熱される。何故ならばアークランプは、例えばSi−半導体
ウェーハから600℃の温度ではグローランプからの放射よりも良好に吸収され
る放射を1つのスペクトル領域にて放射するからである。有利には基板は下方の
温度領域においてはもっぱらアークランプを介して加熱される。Si半導体ウェ
ーハのためには下方の温度領域は有利には室内温度と約600℃との間にある。
【0021】 有利には加熱装置の電磁的な放射は調整される。これは本発明の1実施例によ
れば、基板及び/又は加熱装置の領域に、磁場線が少なくともアークランプ陽極
の領域で、アーク放電とはほぼ平行に延びる成分を有する磁場を作用させること
によって行なわれる。
【0022】 実施例 次に図面を用いて有利な実施例について詳細に説明する。
【0023】 図1には半導体ウェーハ2を熱的に処理するための装置が示されている。この
装置1は、ほぼ閉じられた室10を形成するために、上方の壁5、下方の壁6、
左側の側壁7、右側の側壁8並びに図示されていない前壁及び背壁とを有するケ
ーシング4を有している。ケーシング4の壁の、室10に向いた表面は鏡面とし
て役立つために公知の形式で被覆されているか又は前記壁は高反射性の材料から
成っている。
【0024】 室10内には上方の壁5に隣接して第1のランプ装置が設けられかつ下方の壁
6に隣接して第2のランプ装置14が設けられている。ランプ装置12は5つの
アークランプ15と5つのハロゲンランプ16とから成っている。もちろん装置
は異なる数のランプを有していることもできる。ランプ15,16は上方の壁5
に対しほぼ平行にかつ図平面に対し垂直に延びる棒形ランプとして構成されてい
る。ランプ15,16は適当な形式で、図示されていない前壁と図示されていな
い背壁とに保持されている。アークランプ15の寸法はほぼハロゲンランプ16
の寸法に相応しているので、相互に交換可能である。
【0025】 アークランプ15のガス放電区間はウェーハの加熱しようとする表面に対する
均一な放射分布を達成するためにウェーハの直径に相応している。
【0026】 上方のランプ装置12のランプ15,16はそれぞれ個別に、図示されていな
い制御装置により制御可能である。この場合、アークランプ15は例えば直流で
制御されるか又はアークランプ15がフラッシュ運転で働くように、パルス化さ
れて制御されることができる。特に各ランプのランプ電流、ひいては放射強度も
個別に制御可能である。この個別な制御の可能性によって室10内部における空
間的な放射プロフィールもスペクトル的な放射プロフィールも正確に調整できる
。この場合にはウェーハ表面に亘って、300mmのウェーハと1000℃の温
度とのもとで0.5%よりも良好な温度分布の均一性が達成される。特にアーク
ランプの電流密度も制御可能である。この場合には放射のUVの割合は電流密度
が大きい場合には強く増加するので、アークランプは8000℃と9000℃と
の間の温度を有する放射器に相応する。この場合、放射のエミッションスペクト
ルは約350nmで最大を有している。この波長領域ではウェーハの材料(Si
)はウェーハの温度にほぼ無関係な高い吸収係数を有している。
【0027】 下方のランプベンチ14はほぼ同じ形式で棒形のアークランプ並びにハロゲン
ランプとして構成されているので、これについては詳細に記載しない。下方のケ
ーシング壁6には開口18が設けられている。この開口18内へは少なくとも部
分的にパイロメータ19が導入され、公知の形式でウェーハ2の温度が検出され
るようになっている。
【0028】 上方および下方のランプベンチ12,14とウェーハとの間の間隔は通常は1
cmと10cmとの間である。処理しようとするウェーハ2の直径、ひいては室
10の直径は、前記間隔と前記直径との間に1.0よりも著しく小さい比をもた
らす。有利には前記比は0.5よりも小さく、有利には0.15よりも小さい。
ランプ間隔が1cmで室直径が50cmの場合には例えば0.02の比が与えら
れることになるであろう。
【0029】 ランプ15と16の放射は当該装置の運転の間に調整され、公知の形式でラン
プの放射をウェーハから放射された放射とは異ならすことができる。ウェーハか
ら放射された放射からは同様にウェーハの温度が求められる。この場合、アーク
ランプはハロゲンランプよりも高い調整周波数で運転されることができるという
利点を有している。これによりウェーハの温度は、特に部分的に迅速な温度変化
を有する加熱期の間に、より正確にかつ簡単な評価電子装置で決定することがで
きる。この場合、調整はランプ電流の調整によって又はアークランプの場合には
、以後詳細に記述するように磁場の作用によって行なわれる。
【0030】 室10内では上方と下方のランプ装置12,14の間には、リアクション室2
2を形成するためのリアクション室ケーシング20が設けられている。前記リア
クション室22においてはウェーハが公知の形式で受容されかつ保持されている
。リアクション室ケーシング20は、ランプの電磁放射に対しほぼ透明な材料、
例えば石英ガラス及び/又はサファイヤから成っている。リアクション室ケーシ
ング20は図1の左側にて入口導管24を有している。この入口導管24はケー
シング4の左側の側壁7を貫いて延び、図示されていないガス供給装置に接続さ
れている。入口導管24を介し、ウェーハ2の熱的な処置の間に、所定のプロセ
スパラメータを設けるためにガスがリアクション室へ導入される。
【0031】 右側にリアクション室ケーシング20は開口26を有し、該開口26はケーシ
ング4の右側の側壁8における開口28と接続されている。開口28はウェーハ
2をリアクション室22へ挿入しかつリアクション室22から取出すために開放
されるドア30によって閉鎖されている。
【0032】 図1に示された本発明による実施例では上方のランプ装置12も下方のランプ
装置14もアークランプとハロゲンランプとを有している。しかし、パターン加
工されたウェーハを処理する場合にはパターン構造を保護するために、UV光線
がパターン構造に当たらないようにすることが有利である。これを阻止するため
には、図示されていない選択的な本発明の実施例では、ウェーハのパターン構造
が対面する上方のランプベンチ12はアークランプを有していない。さらにウェ
ーハの平面の上側にある室10の内壁は、UV光線に対しきわめて小さい反射係
数を有する材料、例えば金で被覆されている。これにより、UV光線がウェーハ
のパターン構造に直接に当たるか又は該パターン構造の上で反射されることが阻
止される。これに対し、ウェーハ2の平面の下側にある室10の内壁は、UV光
線を反射する材料、例えばアルミニウムで被覆され、ウェーハの下面もUV放射
で効果的に照射され、ひいては加熱されるようになっていることができる。
【0033】 図2には基板のための熱的な処置装置の選択的な実施例が示されている。この
場合、図2においては同じ構成部分又は等価の構成部分を示すためには図1で使
用した符号と同じ符号が使用されている。
【0034】 したがって図2に示された装置は図1に示された装置と同じ形式でケーシング
4を、その内部に配置されたリアクション室ケーシング20とランプ装置12,
14と共に有している。
【0035】 図面から判るように、図2の断面はランプ装置12,14に対し平行に延びて
いる。ケーシング4は部分的に電磁石35によって取囲まれている。電磁石35
は強磁性のヨーク36とコイル37とを磁場を形成するために有している。ヨー
ク36とコイル37はランプ装置12,14のランプに対しほぼ平行にもしくは
ウェーハ表面に対しほぼ平行に延びる磁場を生ぜしめる。同様に電磁石35に設
けられた補助コイル38の配置により、磁場の均一性が調節される。電磁石35
によって生ぜしめられた磁場を介し、ランプ装置12と14に包含されたアーク
ランプの幾何学的及びスペクトル的な放射特性が調節可能である。さらに磁場を
介しアークランプの寿命を延長することもできる。さらに磁場の調整を介しアー
クランプの放射強度を調整することができる。これはパイロメータ19にウェー
ハ温度の検出を可能にする。
【0036】 ランプ放射の代わりに又はランプ放射と関連しても、ランプの電磁的な放射の
少なくとも1つの波長領域のために周波数フィルタを設けることができる。これ
により択一的な、少なくとも1つの周波数領域にて与えられる、ウェーハから放
射された放射とランプから放射された放射との差異が生じる。これは同様にウェ
ーハの温度決定を可能にする。この場合には例えばランプ体及び/又はリアクシ
ョン室が周波数フィルタを形成することができる。フィルタ作用は例えば、ラン
プ体のために合成的な石英を使用しかつリアクション室のために溶融した石英を
使用することで達成される。合成的な石英は約2700nmでランプ放射を抑え
るのに対し、溶融した石英はウェーハによりこの波長範囲にて放射された放射を
通過させるので、この波長領域における放射をパイロメータ的に検出しかつウェ
ーハの温度決定のために使用することができる。このような周波数フィルタは吸
収フィルタとして又は干渉フィルタの形で、すなわち薄い誘電導的な層を設ける
ことによって生ぜしめることができる。
【0037】 さらに、特にハロゲンランプの場合には、ランプ充填物のガスに、狭帯状に吸
収しかつ吸収帯にてわずかにしか放射しないか全く放射しない適当な添加物質を
混合することができる。
【0038】 図3には図2に示された装置がB−B線に沿って示されている。この図ではウ
ェーハを取囲む補償リング40を確認することができる。
【0039】 当該装置は有利な実施例に基づき記載したが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。
【0040】 例えばランプ装置12と14の内部に個別に制御可能なアークランプしか有し
ていない装置も可能である。もちろんランプ装置内でアークランプを記述したハ
ロゲンランプとは別のハロゲンランプと共に使用することもできる。さらに2つ
の別個のランプ装置12,14を設ける必要はない。何故ならば場合によっては
唯一のランプ装置、例えばランプ装置12が半導体ウェーハ2の熱的な処置のた
めに十分であるからである。所定の上記特徴、例えば周波数フィルタを設けるこ
ともしくは狭帯状に吸収するガスを加熱ランプのランプ充填物に添加することは
特定のランプ形式の使用とは無関係で、特にアークランプの使用とは無関係であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 基板の熱的な処置を行なう装置の概略的な断面図。
【図2】 択一的な実施例の図3のA−A線に沿った概略的な断面図。
【図3】 図2の実施例の図2のB−B線に沿った概略的な断面図。
【符号の説明】
1 装置、 2 半導体ウェーハ、 4 ケーシング、 5 上方の壁、 6
下方の壁、 7 左側の側壁、 8 右側の側壁、 10 室、 12,14
ランプ装置、 15 アークランプ、 16 ハロゲンランプ、 18 開口
、 19 パイロメータ、 20 リアクション室ケーシング、 22 リアク
ション室、 24 入口導管、 26 開口、 28 開口、 30 ドア、
35 電磁石、 36 ヨーク、 37 巻線、 40 補償リング
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年7月6日(2001.7.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴェルナー ブレルシュ ドイツ連邦共和国 ブスマンスハウゼン ビューラーシュトラーセ 8 (72)発明者 マルクス ハウフ ドイツ連邦共和国 イッヒェンハウゼン ズィルヒャー シュトラーセ 11 Fターム(参考) 3K084 AA12 AA15 AA16

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板、特に半導体ウェーハを熱処理する装置(1)であって
    、少なくとも1つの基板(2)を電磁放射で加熱する少なくとも1つの加熱装置
    (12;14)を有し、該加熱装置(12;14)が少なくとも2つのアークラ
    ンプ(15)を有している形式のものにおいて、各アークランプ(15)の放射
    特性が制御装置によって個別に制御可能であり、アークランプ(15)の電磁放
    射が前記加熱装置の電磁放射のパワー密度に寄与することを特徴とする、基板を
    熱処理するための装置。
  2. 【請求項2】 稼働モード及び/又はランプ電流が個別に制御可能である、
    請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 アークランプ(15)が直流操作で制御可能である、請求項
    1又は2記載の装置。
  4. 【請求項4】 アークランプ(15)がパルス化されてフラッシュランプと
    してコントロールされる、請求項1から3までのいずれか1項記載の装置。
  5. 【請求項5】 アークランプ(15)が加熱装置の出力密度に少なくとも1
    /10寄与する、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
  6. 【請求項6】 アークランプ(15)が流体冷却されている、請求項1から
    5までのいずれか1項記載の装置。
  7. 【請求項7】 アークランプのガス放電区間が基板(2)の寸法にほぼ相応
    している、請求項1から6までのいずれか1項記載の装置。
  8. 【請求項8】 アークランプ(15)のガス放電区間が基板(2)の寸法よ
    りも長い、請求項1から6までのいずれか1項記載の装置。
  9. 【請求項9】 アークランプ(15)が基板の外郭の領域に配置されている
    、請求項1から8までのいずれか1項記載の装置。
  10. 【請求項10】 加熱装置が互いにほぼ平行に配置された少なくとも2つの
    棒形のランプを有するランプベンチを有している、請求項1から9までのいずれ
    か1項記載の装置。
  11. 【請求項11】 ランプベンチのランプがグローランプ(16)を有してい
    る、請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 グローランプ(16)とアークランプ(15)とがほぼ同
    じ寸法を有している、請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 グローランプ(16)とアークランプ(15)とがほぼ同
    じランプ出力を有している、請求項11又は12記載の装置。
  14. 【請求項14】 加熱装置(12,14)が少なくとも区分的に、電磁放射
    を反射する室(4)によって取囲まれている、請求項1から13までのいずれか
    1項記載の装置。
  15. 【請求項15】 室(14)のスペクタル反射係数が位置に関連している、
    請求項14記載の装置。
  16. 【請求項16】 基板(2)の表面に対する加熱装置(12;14)の間隔
    がリアクション室(22)の直径よりも小さい、請求項1から15までのいずれ
    か1項記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記間隔と前記直径との間の比が0.5よりも小さい、請
    求項16記載の装置。
  18. 【請求項18】 加熱装置(12;14)の電磁放射の放射特性が調整可能
    である、請求項1から17までのいずれか1項記載の装置。
  19. 【請求項19】 加熱装置(12;14)及び/又は基板(2)がほぼ均一
    な、調節可能な磁場にあり、該磁場の磁場線が少なくともアークランプ陽極の近
    くで、アークランプ(15)のアーク放電に対しほぼ平行に延びる成分を有して
    いる、請求項1から18までのいずれか1項記載の装置。
  20. 【請求項20】 磁場の磁気流密度が0.005と0.3テスラである、請
    求項19記載の装置。
  21. 【請求項21】 第2の加熱装置(12,14)を有し、基板(2)が加熱
    装置(12,14)の間に配置されている、請求項1から20までのいずれか1
    項記載の装置。
  22. 【請求項22】 加熱装置(12,14)の電磁放射に対しほぼ透明である
    、基板(2)をほぼ取囲むリアクション室(20)を有している、請求項1から
    21までのいずれか1項記載の装置。
  23. 【請求項23】 リアクション室(20)が石英ガラス及び/又はサファイ
    ヤを有している、請求項22記載の装置。
  24. 【請求項24】 リアクション室材料が電磁放射のスペクトルを介して求め
    られた0.001per cmと0.1per cmとの間の吸収係数を有している、請求項
    22又は23記載の装置。
  25. 【請求項25】 リアクション室(20)が1mmと5cmとの間の壁厚さ
    を有している、請求項22から24までのいずれか1項記載の装置。
  26. 【請求項26】 グローランプ(16)が少なくとも部分的に螺旋状のフィ
    ラメント構造を有している、請求項11から25までのいずれか1項記載の装置
  27. 【請求項27】 グローランプ(16)のフィラメント構造で、あらかじめ
    規定された幾何学的及びスペクトル的な放射プロフィールが達成可能である、請
    求項11から26までのいずれか1項記載の装置。
  28. 【請求項28】 グローランプ(16)のフィラメントが交互に螺旋状に巻
    かれた部分と螺旋状に巻かれていない部分とを有するフィラメント構造を有して
    いる、請求項11から27までのいずれか1項記載の装置。
  29. 【請求項29】 少なくとも1つのグローランプ(16)が少なくとも2つ
    の、個別に制御可能なフィラメントを有している、請求項11から27までのい
    ずれか1項記載の装置。
  30. 【請求項30】 グローランプ(16)の少なくとも1つのフィラメントが
    少なくとも3つの電気的な接続部を有している、請求項11から29までのいず
    れか1項記載の装置。
  31. 【請求項31】 少なくとも1つのフィラメント構造の密度がフィラメント
    に沿って変化する、請求項11から30までのいずれか1項記載の装置。
  32. 【請求項32】 グローランプ(16)がハロゲンランプである、請求項1
    1から31までのいずれか1項記載の装置。
  33. 【請求項33】 リアクション室(20)及び/又はランプ体が加熱装置(
    12,14)の電磁放射の少なくとも1つの波長領域のための周波数フィルタを
    形成している、請求項1から32までのいずれか1項記載の装置。
  34. 【請求項34】 ランプの少なくとも1つが少なくとも部分的に、加熱装置
    (12,14)の電磁放射の所定の波長領域を吸収する物質で充たされている、
    請求項11から33までのいずれか1項記載の装置。
  35. 【請求項35】 前記物質が前記吸収領域にてほぼ放出しない、請求項1か
    ら34までのいずれか1項記載の装置。
  36. 【請求項36】 電磁放射で少なくとも1つの基板(2)、特に半導体ウェ
    ーハを加熱する少なくとも1つの加熱装置を用いて少なくとも1つの基板を熱処
    理する方法であって、前記加熱装置(12,14)が少なくとも2つのアークラ
    ンプ(15)を有している方式のものにおいて、各アークランプのための放射特
    性を個別に制御し、アークランプ(15)の電磁放射を主として加熱装置の電磁
    放射の出力密度に役立たせることを特徴とする、基板を熱処理する方法。
  37. 【請求項37】 アークランプの運転モード及び/又はランプ流を個別に制
    御する、請求項36記載の方法。
  38. 【請求項38】 アークランプを直流運転で制御する、請求項36又は37
    記載の方法。
  39. 【請求項39】 アークランプ(15)をパルス化してフラッシュ運転で制
    御する、請求項36から38までのいずれか1項記載の方法。
  40. 【請求項40】 基板(2)をグローランプ(16)を介し加熱する、請求
    項36から39までのいずれか1項記載の方法。
  41. 【請求項41】 基板(2)を下方の温度領域にて主としてアークランプ(
    15)を介して加熱する、請求項36から40までのいずれか1項記載の方法。
  42. 【請求項42】 基板(2)を下方の温度領域にてもっぱらアークランプ(
    15)を介して加熱する、請求項36から41までのいずれか1項記載の方法。
  43. 【請求項43】 下方の温度領域が室内温度とほぼ600℃との間にある、
    請求項41又は42記載の方法。
  44. 【請求項44】 加熱装置(12,14)の電磁放射が調整される、請求項
    36から43までのいずれか1項記載の方法。
  45. 【請求項45】 磁場線が少なくともアークランプ陽極の領域にてアーク放
    電に対しほぼ平行に延びる成分を有している磁場を基板(2)及び/又は加熱装
    置(12;14)の領域に形成する、請求項36から44までのいずれか1項記
    載の方法。
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