JP2003500788A - 記録媒体にデータ・セットを登録及び同期するための方法及び装置 - Google Patents

記録媒体にデータ・セットを登録及び同期するための方法及び装置

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JP2003500788A
JP2003500788A JP2000620632A JP2000620632A JP2003500788A JP 2003500788 A JP2003500788 A JP 2003500788A JP 2000620632 A JP2000620632 A JP 2000620632A JP 2000620632 A JP2000620632 A JP 2000620632A JP 2003500788 A JP2003500788 A JP 2003500788A
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ・セットを事前記録サーボ・パターンを有する記録媒体上に、正確に登録及び同期化するシステム及び方法を提供すること。 【解決手段】 記録媒体が、データ・セットの読み書きのために継続的に移動され、選択データ・セットの終わりにおいて、停止及び再始動により中断される。記録媒体の継続移動の間に、サーボ・システムに結合される検出器が、事前記録サーボ・パターン内に変調された直線位置登録データを連続的に読出す。補間器が事前記録直線位置登録データを補間して、データ・セットの精密な登録情報を提供する。テープ・ドライブによる記録媒体の停止に際して、記録媒体がバックヒッチされ、移動が再始動され、選択された読出し補間登録情報が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばテープなどの、停止を必要とする高速移動記録媒体上でのデ
ータの記録に関し、より詳細には、データ処理データ・セットと媒体位置との相
関、並びに媒体移動の再開時における、媒体位置とデータ・セット・シーケンス
の再同期に関する。
【0002】
【従来の技術】
Albrechtらによる米国特許第5930065号は、データ情報が事前記録トラ
ック・フォローイング・サーボ情報に重畳される磁気テープ媒体を示している。
【0003】 一般に、磁気テープや光学テープなどのテープ状記録媒体(longitudinal med
ia)は、データ処理システムにおいて、使用頻度の低いデータとして、またはア
ーカイブ目的で大量のデータを低コストで記憶するための、補助記憶媒体として
使用される。しばしば(一連のデータ・セットの形式の)データがストリーミン
グによりテープ状記録媒体に転送され書込まれる。同様に、データはしばしば連
続的に読出される。しかしながら、媒体がその公称速度で移動し続ける間に、デ
ータ転送は中断や一時的な障害状態に遭遇し得る。従って、媒体は停止され後に
再始動されなければならない。
【0004】 再始動の際、媒体位置がデータ・セット・シーケンスに相関付けられ、再同期
されなければならない。テープ媒体を移動させる典型的な従来のテープ・ドライ
ブには、増分エンコーダまたはタコメータが装備され、これが正確な登録信号を
、メディア位置をモニタするカウンタに提供する。テープ・ドライブは、増分エ
ンコーダ登録信号にもとづく特定の距離だけ、テープ媒体を逆方向に位置変更し
(これはバックヒッチ(back hitch)とも呼ばれる)、テープを再始動する。そ
れにより、テープはデータ転送が終了したポイントに達するまでに、所定のスピ
ードを得ることができる。テープがスリップしなかった場合、増分エンコーダま
たはタコメータ、及びカウンタは、データ転送が終了したポイントを識別し、そ
れからデータ転送が再開されるだろう。
【0005】 最新のテープ・ドライブ及び他のテープ状媒体ドライブにおいては、コスト低
減が重要なテーマである。精密な増分エンコーダは高価であるので、増分エンコ
ーダの削除を可能にする代替品を提供することが望まれる。
【0006】 特殊な指標トラックまたは刻時トラックが採用されたが、最新のデータ処理テ
ープ・ドライブは、テープ媒体上のデータ・トラックの数を最大化する。従って
、データ以外の特殊指標トラックまたは刻時トラックの除去が望まれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、データ・セットを、事前記録サーボ・パターンを有する記録媒体上
に、正確に登録及び同期化するシステム及び方法を提供する。テープ・ドライブ
は、記録媒体上の事前記録サーボ・パターンを読出すサーボ・システムを有する
。記録媒体は、データ・セットの読み書きのために、選択データ・セットの終わ
りにおいて停止及び再始動され継続的に移動する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明はデータ転送が終了したポイントを識別し、増分エンコーダを必要とす
ることなく、データ転送を再開する。
【0009】 本発明の好適な方法では、記録媒体上のデータ・セットを読み書きする間の、
記録媒体の継続移動の間に、サーボ・システムに結合される検出器が、記録媒体
上の事前記録サーボ・パターン内に変調または重畳された直線位置登録データを
連続的に読出す。補間器が事前記録直線位置登録データを補間して、データ・セ
ットの精密な登録情報を提供する。記録媒体の停止に際して、記録媒体はテープ
・ドライブにより反対方向にバックヒッチされ移動が再開される。バックヒッチ
及び再始動に際して、選択された読出し補間登録情報が提供される。検出器は再
度、事前記録登録データ("再読出し補間"データと定義される)を読出して補間
し、比較器が再読出し補間登録情報を、提供された読出し補間登録情報と比較し
、比較の一致を示す。比較器に結合されるデータ・フォーマッタが、比較一致指
示に応答して、記録媒体上のデータ・セットの読み書きを同期化する。
【0010】 本発明の別の実施例では、磁束遷移サーボ・パターン内に記録され少なくとも
1つの縦サーボ・トラックを定義する事前記録補間可能直線位置登録データ情報
を有する磁気テープ媒体に、バースト・パターンの交互グループの複数のフレー
ムが提供される。バースト・パターンの各グループが、非平行磁束トラック・フ
ォローイング・サーボ遷移の少なくとも2つの繰り返し対を交互の数有する。繰
り返し対の少なくとも2つの遷移が、繰り返し対の他の遷移に対して、縦方向に
シフトされる。シフトされた遷移は登録データ情報を含み、各フレームまたはグ
ループは補間情報を含む。
【0011】 本発明の利点は、登録情報が媒体上に直接提供され、それにより媒体と増分エ
ンコーダとの間のスリップの防止に頼らないことである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明は添付図面を参照しながら、好適な実施例に関して述べられ、図中、同
一の参照番号は同一のまたは類似の要素を表す。本発明は本発明の目的を達成す
る最善モードについて述べられるが、当業者であれば、本発明の趣旨及び範囲か
ら逸れることなく、これらの教示を鑑み、様々な変更が可能であることが理解で
きよう。
【0013】 図1及び図2を参照すると、磁気テープ・ドライブなどのテープ・ドライブ・
データ記憶装置12、及び関連テープ・カートリッジ14を含むデータ記憶シス
テムが示され、本発明に従うデータ・セットに関するテープ媒体の登録及び同期
システム15を有する。図1を参照すると、テープ・ドライブ12はテープ・カ
ートリッジ14を受け取る。テープ・カートリッジ14はデータを、テープ・ド
ライブ12により読み書きされるデータ・セットの形式で記憶し、ケーブル18
によりホスト・データ・プロセッサ16に接続される。テープ・カートリッジ1
4は、磁気テープなどのある長さのテープ20を収納するハウジング19を含む
。或いは、テープ・ドライブ12は光学テープ・ドライブであり、テープ・カー
トリッジ14が光媒体であってもよい。テープ・ドライブ12は、カートリッジ
14が挿入される収容スロット22を含む。ホスト・データ・プロセッサ16は
任意の好適なプロセッサ、例えばIBM"Aptiva"などのパーソナル・コンピュー
タや、IBM"RS6000"などのワークステーション、またはIBM"AS4
00"などのシステム・コンピュータ等を選択することができる。テープ・ドラ
イブ12は好適には、関連ホスト・プロセッサと互換性があり、様々なカートリ
ッジ形式またはカセット形式の任意の1つを想定できる。こうしたテープ・ドラ
イブの例には、IBM"3490"テープ・ドライブ・ユニット、IBM"357
0"テープ・ドライブ・ユニット、または"デジタル・リニア・テープ"、"Travan
"互換テープ・ドライブなどがあり、これらのあるものは2リール・カートリッ
ジ14を採用し、その他のものは単一リール・カートリッジを採用する。
【0014】 図2を参照すると、こうしたテープ・ドライブは一般に、カートリッジ14の
リールを回転し、テープ20をヘッド・アセンブリ24を横断して移動させるた
めの駆動モータ(図示せず)を含む。ヘッド・アセンブリは実線で示され、テー
プのサーボ・トラック27内に記録されるサーボ・パターンを検出する、比較的
狭いサーボ読取りヘッド26を含む。ヘッド・アセンブリのデータ・ヘッド28
は一般にサーボ・ヘッドよりも大きく、複数のデータ・トラックを含むテープの
データ・トラック領域29上で位置決めされ、データ・トラックに記録されたデ
ータを読出したり、データをデータ・トラックに書込んだりする。図2は便宜上
、単一サーボ読取りヘッド及び単一データ・ヘッドを示す。当業者であれば、ほ
とんどのデータ処理テープ・システムが複数の平行サーボ・トラック、複数のサ
ーボ読取りヘッド、及び複数のデータ読取り/書込みヘッドを有することが理解
できよう。
【0015】 サーボ・トラック中心線30がテープ20の長さに沿って延びるように示され
る。サーボ読取りヘッド26は比較的狭く、サーボ・トラック27の幅よりもか
なり狭い幅を有する。米国特許第5930065号によれば、テープがテープ・
ヘッド・アセンブリ24を横断して、縦方向に移動され、それによりサーボ・ト
ラック27がサーボ・ヘッド26を横断して移動する。こうした移動が発生する
とき、磁束遷移のサーボ・パターンがサーボ読取りヘッド26により検出され、
読取りヘッド26がアナログ・サーボ読取りヘッド信号を生成し、これがサーボ
信号線34を介して、信号デコーダ36に供給される。信号デコーダ36はサー
ボ読取りヘッド信号を処理して、位置信号を生成し、これが位置信号線38を介
して、サーボ制御装置40に伝達される。サーボ制御装置40はサーボ制御信号
を生成し、それを制御信号線42を介して、ヘッド・アセンブリ24内のサーボ
位置決め機構に供給する。サーボ位置決め機構はサーボ制御装置40からの制御
信号に応答して、サーボ・ヘッド26を含むアセンブリを、サーボ・トラック中
心線30に対して横方向に移動し、所望のサーボ・トラックに到達させたり、サ
ーボ・ヘッド26をサーボ・トラック中心線30に対してセンタリングする。
【0016】 前述のようにデータは一般にテープ媒体に、またはテープ媒体からストリーミ
ングにより転送される。しかしながら、データ転送は媒体がその継続的な公称速
度で移動し続ける間に、しばしば中断に遭遇する。従って媒体は停止され、その
後再始動されなければならない。
【0017】 再始動に際して媒体位置が補正され、データ・セット・シーケンスに関して再
同期されなければならない。これは書込みの際に特に重要である。なぜなら、書
込みは以前のデータ・セットを上書したり、旧データ・セットと新データとを混
合し得るからである。テープ・ドライブ12はテープ媒体をバックヒッチにより
、すなわち駆動モータを反対方向に所定時間回転することにより、位置変更する
。従って、バックヒッチはほぼ直線距離であり、テープがデータ転送が終了した
ポイントに達するまでに、所定の速度に到達するように、テープ運動が再始動さ
れる。本発明はデータ転送を再始動するために、データ・セットをテープの直線
位置に対して同期させる。これにより、データ転送がそれが停止されたのと"同
一"ポイントから開始する。ここで用語"同一"(identical)は、要求オフセット
を含むように定義され、例えば読取り対書込みヘッド・オフセットの調整や、書
込み付加動作の受け入れを考慮する。
【0018】 米国特許第5930065号は、エンコードされたデータをサーボに変調する
ことにより、事前記録トラック・フォローイング・サーボ情報上に重畳されたデ
ータ情報を有する磁気テープ媒体を開示する。サーボ情報は、少なくとも1つの
縦サーボ・トラックを定義する磁束遷移パターンとして記録される。非平行磁束
遷移の少なくとも2つの繰り返し対のサーボ・バースト・パターンが設けられ、
これらはサーボ・トラックの幅を横断して、異なる方向に傾斜されるか、或いは
連続的に縦方向に可変である。1例では、遷移はそれぞれ対向するシェブロンで
あり、各遷移対が"ダイヤモンド"を形成する。別の例では、反対方向に傾斜する
ストライプが使用される。遷移対は複数の遷移対のグループに形成される。グル
ープ内の繰り返し対の少なくとも2つの遷移が、他の遷移に対して縦方向にシフ
トされ、シフトされた遷移が変調データ情報を構成する。
【0019】 本発明によれば、前記米国特許第5930065号により提案されるタイプの
データ情報が使用され、少なくとも1つの縦サーボ・トラックを定義する事前記
録補間可能直線位置登録データをサーボ・パターン内に提供する。
【0020】 図3は、本発明の登録及び同期システムの1実施例である。図3を参照すると
、サーボ・システム52はサーボ・トラック及び事前記録データを提供しデコー
ドする。直線位置(LPOS)生成論理50が、デコードされたサーボ・トラッ
ク・パターンから、事前記録直線位置登録データを検出する。直線位置登録デー
タは十分なテープ長に渡り、サーボ・トラック内にエンコードされ、登録データ
用の非常に多数のビットを提供する。好適には、登録データは、増分される順次
カウントとして記録され、テープの全長に渡っては繰り返されない。その結果、
全直線位置登録データワードが、所望の分解能よりも長いテープ長を要求するこ
とになる。
【0021】 従って、直線位置生成論理50が更に、直線位置登録データを補間し、記録媒
体またはテープの直線位置のより正確な分解能を提供する。
【0022】 直線位置生成論理50は、記録媒体上で事前記録サーボ・パターン内に変調さ
れた直線位置登録データを連続的に読出し、補間し、読出され補間された位置情
報(LPOS)をデータ・フォーマッタ54に供給する。図3の実施例では、情
報がシリアル・インタフェース56を介して供給される。
【0023】 データ・フォーマッタ54では、テープ・ドライブ12の読取り/書込みチャ
ネルの読取りデータ・フローが、"コードワード対ヘッダID"と呼ばれる、各デ
ータ・セットと共に記録された固有キャラクタのセットをデコードする。データ
・フォーマッタはハードウェア・メモリ・バッファを提供し、最新のコードワー
ド対ヘッダIDとLPOSの関連対のテーブル57を作成する。データ・セット
・セパレータが検出されると、新たなエントリがテーブル57内で生成される。
テーブルが満杯の場合、テーブル内で最も古いエントリが上書される。或いは、
最新のエントリが押し込まれて、テーブルがFIFOとして実現されてもよい。
FIFOが満杯になると、最も古いエントリから押し出される。
【0024】 ある時点で、記録媒体が停止されるかもしれない。こうした停止は前述のよう
に、データ転送の中断や一時的な障害状態などによる。或いは、データ転送が完
了したかもしれない。従って、媒体は再始動する代わりに、巻き戻されテープ・
ドライブ12から取り外されるかもしれない。
【0025】 データ転送が中断された場合、記録媒体は反対方向にバックヒッチされ、後に
再始動される。テープ・ドライブ12は記録媒体を正確なスピードまで加速し、
サーボ・システムがテープ・ヘッドをデータ・トラックに対して横方向に位置合
わせすることを可能にする。
【0026】 データ・セットの縦方向のアライメントを確保するために、テープ・ドライブ
12は記録媒体をバックヒッチし、媒体の移動を再始動することにより、データ
・セットの媒体位置をデータ・セット・シーケンスに対して相関付け、再同期化
する。
【0027】 或いは、データ転送がデータ・セット・シーケンス内のより早いデータ・セッ
トから開始するように、テープ制御装置が指令してもよい。
【0028】 LPOSからテーブル57のデータ・セット・エントリに導出される、最新の
データ・セットの読出し補間直線位置登録情報、または早期のデータ・セットの
テーブル・エントリLPOS情報が、直線位置生成論理50に提供される。1例
として、データ・フォーマッタ54は、選択された読出し補間直線位置登録情報
をデータ・チャネル・システム55に提供し、データ・チャネル・システム55
がバックヒッチ及び再始動プロセスの完了を示し、選択された読出し補間直線位
置登録情報を直線位置生成論理50に提供する。直線位置生成論理50は、事前
記録直線位置登録データを再度読出して補間し、再読出し補間直線位置登録情報
を、提供された読出し補間直線位置登録情報と比較する。両者が一致する場合、
記録媒体の同一の直線位置に到達したか、或いは前述のように、書込み付加動作
の場合や、読取り対書込みヘッドのオフセットを調整する場合など、所定のオフ
セットに到達したことを示す。直線位置生成論理50は、信号線58上の書込み
許可信号、または信号線59上の読取り許可信号により、比較の一致をデータ・
フォーマッタ54に伝える。データ・フォーマッタ54は比較一致の指示に応答
して、読取り操作または書込み追加操作を開始し、記録媒体上でのデータ・セッ
トの読取りまたは書込みを同期化する。
【0029】 データ・セットは一般に、データ・セット・セパレータにより分離され、デー
タ・フォーマッタ54は、一致した直線位置登録データにおけるデータ・セット
の直後のデータ・セット・セパレータにおいて、読取りまたは書込みを同期化す
る。
【0030】 図4は、例えば磁束遷移サーボ・パターン内に記憶され、少なくとも1つの縦
サーボ・トラックを定義する事前記録補間可能直線位置登録データ情報71を有
する、磁気テープ媒体などの記録媒体70を示す。サーボ・トラックのデータは
、バースト・パターン74及び75の交互グループの複数のフレーム73を含む
【0031】 本発明の1実施例によれば、直線位置登録データ71の1ビットが、各フレー
ム内に提供される。サーボ・トラック内のデータは、好適には、同期キャラクタ
77及びそれに続く縦位置データ71を含み、更にその後に、媒体メーカにより
提供されるデータなどの、他のデータ78を含み得る。1例では、同期キャラク
タは8ビット・キャラクタを含み、例えば1ビットの"1"の後に7ビットの"0"
を有する。同期キャラクタは、直線位置登録データの各セットの開始を識別する
手段を提供する。
【0032】 前述のように、直線位置登録データ71は、十分なテープ長に渡って、サーボ
・トラック内にエンコードされ、登録データ用の非常に多数のビットを提供する
。好適には、登録データは順次データとして記録され、テープの全長に渡っては
繰り返されない。直線位置登録データを含むサーボ・トラックが、記録媒体を個
々の媒体に切断する前のステージにおいて、記録媒体内に記録される。その結果
、直線位置登録データは全シーケンス内の低い番号から開始しなくてもよく、全
シーケンス内の任意の番号から開始してよい。
【0033】 24ビットなどの非常に多数のビットのために、全直線位置登録データワード
71及び付随する同期キャラクタ77(例えば8ビット)、及び他のデータ78
(例えば4ビット)が、所望の分解能よりも長いテープ長を要求し得る。
【0034】 従って本発明によれば、記録済みデータが補間可能であり、データの各グルー
プが補間情報を有する。本発明の実施例では、各フレーム73が2つのパターン
・グループ74及び75を含み、各々半分のフレーム・グループが、各同期パタ
ーン77の終わり、及び直線位置登録データ71の始めからカウントされ、それ
により直線位置登録データの補間を提供する。特定の例として、全直線位置登録
データ・パターンが、8ビット同期キャラクタ77、24ビット直線位置登録デ
ータワード71、及び4ビットの他のワード78を含み、合計36ビットのフレ
ームを有し、半フレーム毎にカウントされる場合、補間情報の各ビット・カウン
トは、全パターンの1/72を表す。別の例として各フレームが代わりにカウン
トされ、1/36補間を提供してもよい。
【0035】 前記米国特許第5930065号に従い、図5乃至図8は、データがエンコー
ドされるサーボ・パターンの例を示す。
【0036】 図5及び図6は、データをサーボ・パターンにエンコードする最も単純な方法
を示す。図示のパターンは、各々が記録媒体を横断して、縦方向に変化する遷移
を含み、これは"シェブロン"と呼ばれる。1対の対向するシェブロンは反対方向
を向き、"ダイヤモンド"と呼ばれる。或いは、遷移がシェブロンの上半分だけを
含んでもよく、この場合、1対の遷移が第1の順方向に傾斜する遷移または"ス
トライプ"を含み、その後に逆方向に傾斜する遷移またはストライプが続く。更
に別の例として、遷移の1つが傾斜を有さなくてもよい。以下では、"シェブロ
ン"または"ストライプ"は単一の遷移を指し、"ダイヤモンド"または"ストライプ
対"は、非平行の対向する遷移の対応対を指し示す。
【0037】 サーボ位置誤差信号を生成し、データをエンコードするために使用可能な、グ
ループ内のシェブロンの最小数は2である。典型的なエンコード・アルゴリズム
は、シェブロンを隔てることにより、"1"をエンコードし、シェブロンを近づけ
ることにより、"0"をエンコードする。各シェブロンが移動される距離は等しい
が、方向は反対である。シェブロンは対で移動されなければならないので、ダイ
ヤモンドを構成する両方のシェブロンは、対として一緒に移動されなければなら
ない。図5では、4つのシェブロン、すなわち2つのダイヤモンド80のパター
ンが、データを有さないシェブロンの通常の間隔を表し、図6では、ダイヤモン
ド81のパターンが、左から右にビット"0011"をエンコードするように示さ
れる。特に、距離"A"はサーボ情報を表し、距離"B"はエンコード・データを表
す。
【0038】 図6の2つのダイヤモンド・パターンは、本発明を実施するために使用され得
るが、1グループにつき2つのダイヤモンドだけを有する場合の主な欠点は、駆
動スピードを一定に既知に保つことなく、"00000"パターンと"11111"
パターンとを区別することが困難なことである。速度に依存しない設計は、1グ
ループにつき2つのダイヤモンドしか有さない場合困難である。
【0039】 しかしながら、前記米国特許第5930065号で述べられるように、図7及
び図8に示されるように、1グループにつき3つ以上のダイヤモンドまたはスト
ライプ対が使用される場合、速度に依存しない設計が可能である。図7は、通常
の間隔での4つのストライプ対の交互グループ82、及び5つのストライプ対の
交互グループを含む。図8は、図7の交互の4及び5ストライプ対バーストのグ
ループ83を示し、5ストライプ対グループの各側のストライプの2つを隔てる
ことにより、"1"をエンコードし、近づけることにより、"0"をエンコードする
【0040】 代替例として、4及び5ストライプ対バーストの両方がエンコードされてもよ
い。
【0041】 情報を提供するためにエンコードされる追加のストライプ対が、更に開示され
、"リニア・テープ・オープン"すなわち"LTO"規格パターンとして使用される
【0042】 磁気テープ記録媒体において、バースト・パターンの各グループが、非平行磁
束トラック・フォローイング・サーボ遷移の少なくとも2つの繰り返し対(スト
ライプまたはシェブロンなど)を、交互の数で含む。各対の遷移の少なくとも1
つは、トラックの幅を横断して、連続的に縦方向に可変である。各フレーム内の
グループの繰り返し対の少なくとも2つの遷移は、繰り返し対の他の遷移に対し
て、縦方向にシフトされる。シフトされた遷移は、直線位置登録データを含み、
ダイヤモンドなどのバースト・パターンの各グループ、または2つの交互の長さ
のダイヤモンドのフレームが補間情報を含む。
【0043】 特定の例として、図4及び図8を参照すると、各フレーム73は200μmの
長さを有し、各グループまたは半フレームは、約100μmの長さを有する。L
POSデータ71の全長が36ビットで、36フレームを含む場合、LPOSデ
ータの全長は7.2mmである。LPOSデータへの入力は、各フレームが読出
されるとき更新されるが、データは7.2mmの全長を網羅するその位置を表す
だけである。従って、各グループの使用により提供されるLPOSデータ内の補
間は1/72、すなわち100μm以内である。
【0044】 図9は、2重サーボ及び変調データ・システムを表し、2重のサーボ・トラッ
ク27及び27'を有し、ヘッド・アセンブリ24'のサーボ読取りヘッド26及
び26'により読取られる。サーボ・トラックは同時に読取られ、サーボ・ヘッ
ドを両方のサーボ・トラック中心線30及び30'上でサーボ制御することによ
り、データ・ヘッド28a及び28bのより正確な位置決めを提供する。結果的
に、平均または組み合わせ位置は、単一ヘッドの場合よりも正確である。信号デ
コーダ36'は信号デコーダ36のそれと同一であり、同一の変調データ・デコ
ード機構を使用することができる。
【0045】 本発明によれば、同一の直線位置登録データが、2重サーボ・トラック27及
び27'のそれぞれに事前に記録される。それにより、もしサーボ・トラックの
一方においてエラーが発生するか、一方のサーボ・トラックの読出し中にエラー
が発生する場合、登録及び同期システム15がエラー・サーボ・トラックから他
方のサーボ・トラックに切り替える。
【0046】 図10は、図2の1サーボ・トラックの実施例に対応する、図3のテープ・ド
ライブ・データ記憶装置、並びに登録及び同期システムの実施例の詳細ブロック
図であり、図11は、図9の2サーボ・トラックの実施例において、図10のシ
ステムに適用されるエラー検出機構の実施例のブロック図である。また、図12
は、本発明の方法の実施例を示すフローチャートである。
【0047】 図10及び図12を参照すると、ステップ100は記録媒体(テープ)が停止
されるか、移動されるかをテストする。媒体が停止される場合(分岐"NO")、
テープ・ドライブのサーボ・システム52がサーボ・データ及び事前記録縦登録
データを読出せるように、媒体がテープ・ドライブ12により十分なスピードで
移動されるまで(分岐"YES")、テストが再度行われる。テープ・ドライブ1
2のサーボ・システム52が、サーボ・データ信号及び事前記録データをサーボ
・トラックから提供する。信号デコーダ36は、直線位置登録データ・パターン
をデコードする。これは例えば、同期キャラクタ、直線位置登録データワード、
及び任意の他のデータを含む。直線位置(LPOS)精製論理の検出器102は
ステップ103で、デコードされたサーボ・トラック・パターンから、事前記録
直線位置登録データを検出する。前述のように、全直線位置登録データワードは
、所望の分解能よりも長いテープ長を要求し得る。
【0048】 従って、直線位置生成論理の補間器106はステップ107で更に、直線位置
登録データを補間し、記録媒体またはテープの直線位置のより精密な分解能を提
供する。
【0049】 図11及び図12を参照すると、本発明によれば、同一の直線位置登録データ
が2重サーボ・トラックのそれぞれに事前に記録される。2つのサーボ・トラッ
クからのデータ信号は、前述のように、サーボ・デコーダ36及び36'により
デコードされ、デコードされた信号の一方が、スイッチ114により検出器10
2及び補間器106に供給される。従って、サーボ・トラックの一方においてエ
ラーが発生するか、或いは、サーボ・トラックの一方を読出している際に、エラ
ーが発生すると、登録及び同期システムがエラー・サーボ・トラックから他のサ
ーボ・トラックに切り替わる。
【0050】 エラー検出器110はステップ111で、サーボ・システム52と、検出器1
02により検出されたサーボ・トラックのデータをモニタする。サーボ・システ
ム52のモニタにおいて、4及び5繰り返し遷移対の交互グループを含む典型的
なサーボ・トラックにより、エラー検出ステップ111は、遷移対からの欠落遷
移または余剰遷移を検出する。加えてまたは代わりに、検出器102をモニタす
る間には、変調された事前記録直線位置登録データが、各フレーム内の複数ビッ
ト縦位置データの1ビットを含むが、エラー検出ステップ111が、遷移対のあ
るグループ内の未検出ビットを含む誤入遷移(misplaced transition)を検出し
てもよい。エラー検出ステップ111の他の実施例についても、当業者であれば
明らかであろう。
【0051】 エラーが検出されると(分岐"YES")、ステップ113で、エラー検出器1
10が信号線121を介して、図10の論理120に信号を提供し、論理120
が後述のように、"有効ビット"を"0"に、すなわち"無効"にセットする。ステッ
プ122で、エラー検出器110からの信号が、サーボ・システム52内に設け
られるスイッチ114に作用し、チャネルをエラーを有する信号デコーダ36ま
たは36'から、他方の信号デコーダに切り替える。
【0052】 ステップ111でエラーが検出されない場合(分岐"NO")、ステップ123
で、後述のように"有効"ビットが"1"に、すなわち"有効"にセットされる。
【0053】 次に、直線位置生成論理検出器及び補間器が、直線位置登録データを読出し(
ステップ103)、補間し(ステップ107)、このステップを繰り返す(ステ
ップ111)。
【0054】 図10及び図12を参照すると、検出器102及び補間器106は、記録媒体
上で事前記録サーボ・パターンに変調された直線位置登録データを、連続的に読
出して補間し読出され、補間された位置情報を論理120に供給する。論理12
0は位置情報を、"有効/無効"ビット及び後述の追加情報と一緒に、シリアル・
インタフェース56を介してデータ・フォーマッタ54に提供する。後述のよう
に好適には、位置情報は補間器106の各増分カウント毎に更新される。
【0055】 前述のように、データ・フォーマッタ54は、データ・チャネル・システム5
5からの各データ・セットに対して、"コードワード対ヘッダID"を使用し、最
新のコードワード対ヘッダID対LPOSのテーブル57を作成する。データ・
セット・セパレータが検出されると、新たなエントリがテーブル57内で生成さ
れる。テーブルが満杯の場合には、新たなエントリがテーブル内で最も古いエン
トリを上書する。或いは前述のように、テーブルがFIFOであり、新たなエン
トリを入力し最も古いエントリを出力してもよい。
【0056】 結果的に、最新のデータ・セットの正確な位置が、多数の先行データ・セット
の位置と一緒にテーブル57にラッチされる。従って、正確な位置がラッチされ
るデータ・セットの数は、テーブルの容量に依存する。
【0057】 図15は、データ・セットの識別子170を、それらの補間直線位置登録情報
171に関連付けるテーブル57の実施例を示す。前述のようにデータ・セット
は、カラム173内の"コードワード対ヘッダID"により識別される。すなわち
コードワード対ヘッダIDは、それに属する"コードワード対"セットを一意的に
識別する。用語"コードワード対"は、データ・セット内のデータのサブセットと
、その関連エラー訂正ECCパリティとに関連し、後者は1対の偶数/奇数イン
ターリーブドECCコードワードにエンコードされる。コードワード対ヘッダI
D173は"書込みパス"の標識を含み、これはこのコードワード対が書込まれた
書込みパスの順序カウントである。データ・セット識別子はまたカラム174内
に、そのデータ・セットがフラグメントか否かなどを示すステータス情報を含ん
でもよい。この情報が与えられると、テープ制御装置が書込み追加の正しい位置
、すなわちそれが論理的にそのデータ・セットの一部である、あるデータ・セッ
トに続くフラグメントの後か、それとも実際には旧データ・セットの残りであり
、値情報を含まないフラグメントの前かを判断できる。
【0058】 直線位置情報171はカラム176内に、事前記録サーボ・パターンから読出
された直線位置登録データを含み、カラム177内に補間位置情報を含む。更に
、ステータス情報がカラム178内に含まれ、これは例えば、サーボ・トラック
の方向や、サーボ・データが有効か否かなどの情報を含む。
【0059】 前述のように、複数のデータ・セットの直線位置がテーブル57内にラッチさ
れる。テープ制御装置はそれによりバックヒッチし、再始動し、例えばデータ・
セット180などの、最も最近ラッチされたデータ・セットの後からデータ転送
を開始するか、代わりに、例えばデータ・セット182などの以前のデータ・セ
ットの1つからデータ転送を開始する。従って、テープ制御装置はデータ・フォ
ーマッタ54に転送される選択データ・セットを識別し、データ・フォーマッタ
が選択データ・セットに対する読出し補間直線位置情報を、テーブル57から提
供する。
【0060】 ある時点で記録媒体が停止され、これがステップ128で識別される。連続運
動が継続する場合には、ステップ128が否定応答となり、テープ・ドライブ1
2から論理120への矢印により示されるように、プロセスがステップ103及
び107に戻る。停止は前述のように、データ転送の中断や一時的な障害状態な
どによる。或いは、データ転送の完了によるかもしれない。従って、媒体が再始
動する代わりに巻き戻され、テープ・ドライブ12から取り出されるかもしれな
い。
【0061】 データ転送が中断された場合、記録媒体はバックヒッチされ、後に再始動され
なければならない。ステップ128が連続運動が停止したことを示すと(分岐"
YES")、論理120がステップ130で、テープ・ドライブ12がバックヒ
ッチ及び再始動を行っているか否かを判断する。行っていない場合(分岐"NO"
)、テープ・ドライブ12は巻き戻しやアンロードなどの別の理由から、停止さ
れなければならない。従って、プロセスはステップ100に戻る。
【0062】 ステップ130が肯定の場合、テープ・ドライブ12は読取りまたは書込み操
作を再開し、本発明が媒体位置をデータ・セット・シーケンスに相関付け及び再
同期させることにより、正しいデータ・セットからの再開を可能にする。バック
ヒッチの後、テープ・ドライブ12は記録媒体を適正スピードまで加速し、サー
ボ・システムがテープ・ヘッドをデータ・トラックに対して横方向に位置合わせ
することを可能にする。
【0063】 ステップ134では、LPOSからテーブル57のデータ・セット・エントリ
に導出された、選択された読出し補間直線位置登録情報が、論理120に提供さ
れる。1例としてデータ・フォーマッタ54が、選択された読出し補間直線位置
登録情報をデータ・チャネル・システム55に提供し、データ・チャネル・シス
テム55がバックヒッチ及び再始動プロセスの完了を示し、選択された読出し補
間直線位置登録情報を論理120に提供する。
【0064】 更に、補間カウントが読取り不能なLPOSの識別を可能にし、そのロケーシ
ョンにあるはずのLPOSが、補外法により読取り不能なLPOSの代わりに使
用される。例えば現LPOSがX(N)であり、Xがテープから読出された値の
場合、テープが順方向に移動中にフル補間カウントに達すると、LPOSである
X(N)+1が代用され、他方テープが逆方向に移動中の場合には、LPOSで
あるX(N)−1が代用される。
【0065】 検出器102及び補間器106は再度ステップ143及び147で、ステップ
103及び107を繰り返すことにより、事前記録直線位置登録データを読出し
補間する。
【0066】 論理120は再度、読出し補間直線位置登録情報を比較器150に提供する。
比較器はステップ152で、再読出し補間直線位置登録情報を、提供された読出
し補間直線位置登録情報と比較する。一致が存在しない限り、ステップ153は
否定応答となり、プロセスはステップ143及び147に戻る。ステップ153
で両者の直線位置登録情報が一致すると(分岐"YES")、選択データ・セット
に対する記録媒体の同一の直線位置に達したことを示し、比較器150が比較の
一致を示す。
【0067】 ステップ134及び152の1例として、書込み操作の間データ・チャネル・
システム55が、データ・フォーマッタ54のLPOS対データ・セット・ヘッ
ダ・テーブル57を読出し、書込みデータ・ストリームが中断されるときの、連
続的書込み操作の(LPOS位置における)所望の追加ポイントを決定する。続
く書込み操作が開始され、バックヒッチが行われるとき、データ・チャネル・シ
ステム55が新たな位置指定要求をサーボ・システム52に発行し、ターゲット
LPOSパラメータがテーブル57から導出される。サーボ・システム52は、
追加ポイントのこのターゲットLPOS値を論理120に書込む。テープ・ドラ
イブ12はテープを再始動し、テープを記録速度まで加速し、トラック・フォロ
ーイング・サーボ信号を獲得し、ヘッドの横断方向の位置決めを確立する。サー
ボ・システム52は、速度及びトラック・フォローイング位置のサーボ・パラメ
ータが制御許容値内にあるときを判断し、データ・セット登録プロセスを可能に
する。1例として、LPOSを読出すためにサーボ・ヘッドだけがサーボ・バン
ド上に存在する必要がある。次に、比較器150が再読出し補間直線位置登録情
報を、提供された読出し補間直線位置登録情報と比較する。
【0068】 ステップ153での一致に際して、比較器150は信号線58上に書込み許可
信号を出力し、データ・フォーマッタ54に提供する。
【0069】 読出し操作の間のプロセスは、書込み操作のプロセスと類似である。しかしな
がらこの場合、比較器150が読取り許可信号を信号線59上に出力し、データ
・フォーマッタ54に提供する。更に、読取り許可信号はターゲットLPOS位
置よりもかなり前に発行される。なぜなら、データ・フォーマッタ54はターゲ
ット・データ・セット・コードワード・ヘッダIDを識別可能で、データを媒体
からデータ・バッファに転送開始可能であるからである。従って、早期のターゲ
ットLPOS位置がステップ134でセットされる。
【0070】 当業者であれば、ステップ134を実行する他の方法も考案できよう。信号線
59上に提供される読取り許可信号、または信号線58上の書込み許可信号は、
割賦の終わりに達し、テープ方向が反転されるとき、またはサーボ・エラーが書
込み停止しきい値を越えるときアサート解除される。
【0071】 前述のように、次にデータ・フォーマッタ54は比較一致指示に応答して、ス
テップ160で読取り操作または書込み追加操作を開始し、記録媒体上でのデー
タ・セットの読取りまたは書込みを同期させる。一旦同期が達成されると、プロ
セスはステップ100に戻る。
【0072】 図13及び図14は、図10の論理120によりシリアル・インタフェース5
6上に提供される、読出し補間直線位置登録情報のシリアル・データ及びタイミ
ングの例を示す。
【0073】 第1のビット190は、前述した"有効"ビットである。"有効"ビットは、デー
タ・フォーマット54に転送される情報が、LPOS値と使用される補間カウン
トとの和を表すことを示す。従って、"0"の"有効"ビットは情報が"無効"である
ことを示し、"1"のビットは図12のステップ123で示されるように、情報が
"有効"であることを示す。次に、検出器102により読出されるLPOS値はワ
ード191で伝達され、補間カウントはワード192で提供される。
【0074】 読出し補間直線位置登録情報は、好適には補間器のカウントの変化の度に更新
され、シリアル・インタフェース56を介して再送される。或いは、LPOSが
各フレーム毎に読出されて送信され、補間クロックが各半フレーム毎に送信され
、これがデータ・フォーマッタ54でカウントされて、補間カウントが提供され
る。従って登録情報は、補間距離に等しい分解能を提供する。補間は例えば、事
前直線位置登録データの同期キャラクタの最初に0にリセットされ、同期キャラ
クタを通じてカウントする。精度を保証するために、同期キャラクタの終わりに
達し、同期キャラクタを検出するとき、補間カウントが8にプリセットされる。
前記の例では、最大補間カウントは72である。
【0075】 追加のビット193はエラーを示すことなく、検出器102による直線位置登
録データの不成功デコードを示す"サスペクト"・ビットと、物理的に順方向及び
逆方向の両方に読出される蛇行テープのテープ運動の方向を示す"方向"ビットと
を含む。
【0076】 当業者であれば、データ・フォーマッタ54へのデータ通信の他の実施例につ
いても考案できよう。
【0077】 従って本発明は、データ転送が終了した記録媒体上のポイントの識別を提供し
、増分エンコーダを必要とすることなく、データ転送を再開するように、媒体と
データ・セットとを登録及び同期化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ホスト・システムと、本発明の実施例に従うテープ・ドライブ・データ記憶装
置及び関連テープ・カートリッジの斜視図である。
【図2】 本発明の実施例に従う1サーボ・トラックを示す、登録及び同期システム及び
関連テープ・カートリッジを有する、テープ・ドライブ・データ記憶装置の概略
図である。
【図3】 図1及び図2のテープ・ドライブ・データ記憶装置及び登録及び同期システム
のブロック図である。
【図4】 本発明に従い、磁束遷移ストライプ・サーボ・パターン内に記録され、少なく
とも1つの縦サーボ・トラックを定義する事前記録補間可能直線位置登録データ
情報を有する磁気テープ媒体の実施例を示す図である。
【図5】 本発明の好適な実施例に従い設けられる、非コード化ダイヤモンド・サーボ・
パターンを示す図である。
【図6】 本発明の好適な実施例に従い設けられる、サーボ及びエンコード化データ組み
合わせパターンを示す図である。
【図7】 本発明の好適な実施例に従い設けられる、非コード化"4、5"ストライプ・サ
ーボ・パターンを示す図である。
【図8】 本発明の好適な実施例に従い設けられる、"4、5"ストライプ・サーボ・パタ
ーン及びエンコード化データ・パターンの組み合わせを示す図である。
【図9】 本発明の実施例に従う2サーボ・トラックを示す、登録及び同期システム及び
関連テープ・カートリッジを有する、テープ・ドライブ・データ記憶装置の概略
図である。
【図10】 図2の1サーボ・トラックを実現する、図3のテープ・ドライブ・データ記憶
装置及び登録及び同期システムの実施例の詳細ブロック図である。
【図11】 図9の2サーボ・トラックを実現する、図10のシステムに適用されるエラー
検出機構の実施例のブロック図である。
【図12】 本発明の方法の実施例を示すフローチャートである。
【図13】 図10の論理により提供される読出し補間直線位置登録情報の実施例のシリア
ル・データを示す図である。
【図14】 図10の論理により提供される読出し補間直線位置登録情報の実施例のタイミ
ングを示す図である。
【図15】 図10及び図11に示される本発明の実施例で使用される、データ・セットと
直線位置登録情報との関係を示すテーブルの実施例を示す図である。
【符号の説明】
12 テープ・ドライブ・データ記憶装置 14 テープ・カートリッジ 16 ホスト・データ・プロセッサ 18 ケーブル 19 ハウジング 20 テープ 22 収納スロット 24 ヘッド・アセンブリ 26 サーボ読取りヘッド 27 サーボ・トラック 28 テープ・ヘッド 29 データ・トラック領域 30 サーボ・トラック中心線 74、75 バースト・パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,S E,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT ,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ジャクエット、グレン、アラン アメリカ合衆国85750、アリゾナ州ツーソ ン、ロッキー・リッジ・プレイス 5270 エヌ (72)発明者 コスキ、ジョン、アレクサンダー アメリカ合衆国85749、アリゾナ州ツーソ ン、ビア・デ・ラ・ルナ 3752 エヌ (72)発明者 鶴 田 和 弘 神奈川県相模原市東林間1−18−10−502 Fターム(参考) 5D077 AA02 AA04 BA05 BB09 CA02 CA09 DC01 DD11 DF09 EA06 FE06

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ・セットを事前記録サーボ・パターンを有する記録媒体上に登録及び同
    期化する方法であって、前記記録媒体が継続的に移動されて、前記データ・セッ
    トが読み書きされ、前記移動が選択データ・セットの終わりにおける停止、バッ
    クヒッチ、及び再始動により中断されるものにおいて、 前記記録媒体上のデータ・セットを読み書きする間の前記記録媒体の継続移動
    の間に、前記記録媒体上の前記事前記録サーボ・パターン内に変調された事前記
    録直線位置登録データを連続的に読出し、補間し、前記データ・セットの読出し
    補間直線位置登録情報を提供するステップと、 前記停止に際して、前記記録媒体の前記移動をバックヒッチし、再始動し、選
    択された前記読出し補間直線位置登録情報を提供するステップと、 再度、前記事前記録直線位置登録データを読出し、補間して、再読出し補間直
    線直線位置登録情報を提供するステップと、 前記再読出し補間直線位置登録情報を、提供された前記読出し補間直線位置登
    録情報と比較し、比較の一致を示すステップと、 前記比較の一致指示に応答して、前記記録媒体上のデータ・セットの読み書き
    を同期化するステップと を含む方法。
  2. 【請求項2】 前記事前記録直線位置登録データが、少なくとも2つの平行なサーボ・パター
    ン上に事前に記録され、連続的に読出し、補間するステップ、及び前記再度読出
    し、補間するステップが、前記平行なサーボ・パターンの1つに対して行われ、
    前記方法が、 前記平行なサーボ・パターンの1つに対して、連続的に読出し、補間するステ
    ップにおいて、エラーを検出するステップと、 前記エラーの検出に際して、前記連続的に読出し、補間するステップ、及び前
    記再度読出し、補間するステップを、別の前記平行なサーボ・パターンに切り替
    えるステップと を含む、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記事前記録サーボ・パターンが、繰り返し遷移対のグループのフレームを含
    み、前記エラー検出ステップが、前記遷移対からの欠落遷移または余剰遷移を識
    別するステップを含む、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記事前記録サーボ・パターンが繰り返し遷移対のグループのフレームを含み
    、前記変調された事前記録直線位置登録データが、前記繰り返し遷移対のグルー
    プの各フレーム内の複数ビット縦位置データの1ビットを含み、前記エラー検出
    ステップが、前記遷移対のある前記グループ内の未検出ビットを識別するステッ
    プを含む、請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記事前記録サーボ・パターンが、繰り返し遷移対の交互グループのフレーム
    を含み、前記変調された事前記録直線位置登録データが、前記繰り返し遷移対の
    各フレーム内の複数ビット縦位置データの1ビットを含み、前記連続的に読出し
    、補間するステップ、及び前記再度読出し、補間するステップが、前記複数ビッ
    ト縦位置データを読出し、半フレーム毎に、前記縦位置データの第1ビットから
    開始して、前記繰り返し遷移対のグループをカウントし、前記直線位置登録デー
    タを補間するステップを含む、請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記事前記録サーボ・パターンが、繰り返し遷移対の交互グループのフレーム
    を含み、前記変調された事前記録直線位置登録データが、縦位置データを伴う同
    期キャラクタを含み、前記同期キャラクタ及び前記縦位置データの各ビットが、
    前記繰り返し遷移対の各フレーム内の1ビットを含み、前記連続的に読出し、補
    間するステップ、及び前記再度読出し、補間するステップが、前記同期キャラク
    タ及び前記縦位置データを読出し、半フレーム毎に、前記同期キャラクタの第1
    ビットから開始して、前記繰り返し遷移対のグループをカウントし、前記直線位
    置登録データを補間するステップを含む、請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記データ・セットがデータ・セット・セパレータにより分離され、前記同期
    化ステップが、一致した前記直線位置登録データにおける前記データ・セットの
    直後の前記データ・セット・セパレータにおいて、前記読み書きを同期化するス
    テップを含む、請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記記録媒体が磁気テープを含み、前記事前記録サーボ・パターンが4対及び
    5対の非平行磁気遷移の繰り返し対の交互グループのフレームを含み、前記変調
    された事前記録直線位置登録データの各ビットが、各フレーム内の前記グループ
    の1つ内の前記磁気遷移の少なくとも1シフト対を含み、前記連続的に読出し、
    補間するステップ、及び前記再度読出し、補間するステップが、前記変調された
    事前記録直線位置登録データの前記ビットを読出し、半フレーム毎に、前記変調
    された事前記録直線位置登録データのグループをカウントし、前記直線位置登録
    データを補間するステップを含む、請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 事前記録サーボ・パターンを有する縦記録媒体のデータ・セット登録及び同期
    システムであって、前記記録媒体がドライブ上に実装され、前記ドライブが前記
    記録媒体を継続的に移動して、前記記録媒体上のデータ・セットを読み書きし、
    前記移動が選択データ・セットの終わりにおける停止により中断され、前記ドラ
    イブが前記記録媒体の前記継続移動をバックヒッチ及び再始動し、前記ドライブ
    が前記記録媒体上の前記事前記録サーボ・パターンのためのサーボ・システムを
    有するものにおいて、 前記サーボ・システムに接続され、前記記録媒体の移動の間に、前記記録媒体
    上の前記サーボ・パターン内に変調された事前記録直線位置登録データを読出す
    検出器と、 前記事前記録直線位置登録データを補間し、前記検出器と協働して、前記デー
    タ・セットの直線位置登録情報を提供する補間器と、 前記ドライブ、前記検出器及び前記補間器に接続され、前記ドライブの停止に
    応答して、前記継続移動をバックヒッチ及び再始動し、選択された前記読出し補
    間直線位置登録情報を提供する論理と、 前記検出器、前記補間器及び前記論理に接続され、前記ドライブが前記記録媒
    体の前記継続移動を再始動したことに応答して、前記読出し補間直線位置登録情
    報を、提供された前記読出し補間直線位置登録情報と比較し、比較一致を示す比
    較器と、 前記比較器に接続され、前記比較一致指示に応答して、前記記録媒体上のデー
    タ・セットの読み書きを同期化するデータ・フォーマッタと を含むシステム。
  10. 【請求項10】 前記事前記録直線位置登録データが、少なくとも2つの平行なサーボ・パター
    ン上に事前に記録され、 前記サーボ・システム及び前記検出器に接続され、前記2つの平行なサーボ・
    パターンの一方から前記検出器に、前記事前記録直線位置登録データを提供し、
    前記2つの平行なサーボ・パターンからの前記事前記録直線位置登録データを切
    り替えるスイッチと、 前記サーボ・システム及び前記スイッチに接続され、前記一方の平行なサーボ
    ・パターンに対する、前記提供された事前記録直線位置登録データのエラーを検
    出し、前記スイッチに作用して、別の前記平行なサーボ・パターンに切り替える
    エラー検出器と を含む、請求項9記載のシステム。
  11. 【請求項11】 前記事前記録サーボ・パターンが、繰り返し遷移対のグループのフレームを含
    み、前記エラー検出器が欠落遷移または余剰遷移を識別して、前記エラーを検出
    する、請求項10記載のシステム。
  12. 【請求項12】 前記サーボ・パターンが繰り返し遷移対のグループのフレームを含み、前記変
    調された事前記録直線位置登録データが、前記繰り返し遷移対のグループの各フ
    レーム内の複数ビット縦位置データの1ビットを含み、前記エラー検出器が、前
    記遷移対のある前記グループ内の未検出ビットを識別する、請求項10記載のシ
    ステム。
  13. 【請求項13】 前記サーボ・パターンが、繰り返し遷移対の交互グループのフレームを含み、
    前記変調された事前記録直線位置登録データが、前記繰り返し遷移対の各フレー
    ム内の複数ビット縦位置データの1ビットを含み、前記検出器が複数ビット縦位
    置データを読出し、前記補間器が半フレーム毎に、前記縦位置データの第1ビッ
    トから開始して、前記繰り返し遷移対のグループをカウントし、前記直線位置登
    録データを補間する、請求項9記載のシステム。
  14. 【請求項14】 前記サーボ・パターンが、繰り返し遷移対の交互グループのフレームを含み、
    前記変調された事前記録直線位置登録データが、縦位置データを伴う同期キャラ
    クタを含み、前記同期キャラクタ及び前記縦位置データの各ビットが、前記繰り
    返し遷移対の各フレーム内の1ビットを含み、前記検出器が前記同期キャラクタ
    及び前記縦位置データを読出し、前記補間器が半フレーム毎に、前記同期キャラ
    クタの第1ビットから開始して、前記繰り返し遷移対のグループをカウントし、
    前記直線位置登録データを補間する、請求項9記載のシステム。
  15. 【請求項15】 前記データ・セットがデータ・セット・セパレータにより分離され、前記デー
    タ・フォーマッタが、一致した前記直線位置登録データにおける前記データ・セ
    ットの直後の前記データ・セット・セパレータにおいて、前記読み書きを同期化
    する、請求項9記載のシステム。
  16. 【請求項16】 前記記録媒体が磁気テープを含み、前記サーボ・パターンが4対及び5対の非
    平行磁気遷移の繰り返し対の交互グループのフレームを含み、前記変調された事
    前記録直線位置登録データの各ビットが、各フレーム内の前記グループの1つ内
    の前記磁気遷移の少なくとも1シフト対を含み、前記検出器が前記変調された事
    前記録直線位置登録データの前記ビットを読出し、前記補間器が半フレーム毎に
    、前記変調された事前記録直線位置登録データのグループをカウントし、前記直
    線位置登録データを補間する、請求項9記載のシステム。
  17. 【請求項17】 磁束遷移サーボ・パターン内に記録され、少なくとも1つの縦サーボ・トラッ
    クを定義する事前記録補間可能直線位置登録データ情報を有する磁気テープ媒体
    であって、 バースト・パターンの交互グループの複数のフレームを含み、各グループが、
    非平行磁束トラック・フォローイング・サーボ遷移の少なくとも2つの繰り返し
    対を交互の数有し、各繰り返し対の遷移の少なくとも1つが、前記トラックの幅
    を横断して、連続的に縦方向に可変であり、各フレーム内のグループの前記繰り
    返し対の少なくとも2つの前記遷移が、前記繰り返し対の他の前記遷移に対して
    、縦方向にシフトされ、前記シフトされた遷移が、変調直線位置登録データを含
    み、各前記グループが補間情報を含む磁気テープ媒体。
  18. 【請求項18】 前記サーボ・パターンが、4対及び5対の繰り返し遷移対の交互グループのフ
    レームを含み、前記変調直線位置登録データが、前記繰り返し遷移対のグループ
    の各フレーム内の複数ビット縦位置データの1ビットを含む、請求項17記載の
    磁気テープ媒体。
  19. 【請求項19】 各々が記録済み磁束遷移サーボ・パターンを有する2つの縦サーボ・トラック
    を含み、前記サーボ・パターンが、同一の前記変調直線位置登録データ、及び同
    一の前記補間情報を有する、繰り返し遷移対の同一の前記交互グループを有する
    、請求項17記載の磁気テープ媒体。
  20. 【請求項20】 前記変調直線位置登録データ情報が、縦位置データを伴う同期キャラクタを含
    む、請求項17記載の磁気テープ媒体。
  21. 【請求項21】 前記縦位置データが、前記磁気テープ媒体の全長に関する非繰り返し順次情報
    を含む、請求項20記載の磁気テープ媒体。
  22. 【請求項22】 前記バースト・パターンの交互グループの前記フレームの各々が、前記補間情
    報を含む、請求項17記載の磁気テープ媒体。
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