JP2003500468A - アセトニトリル及びシアン化水素へのケトン類混合物のアンモ酸化 - Google Patents
アセトニトリル及びシアン化水素へのケトン類混合物のアンモ酸化Info
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Abstract
Description
法に関する。特に、本発明は、プロピレンをアクリロニトリルにアンモ酸化する
間に生成する副産物シアン化水素とアセトニトリルとの収率を増加させる方法に
関する。
り扱う複数の特許がある。加えて、これらの参考文献は、さらに、アクリロニト
リル製造中に、副産物アセトニトリルを増加させるため、アセトンが流動床反応
器に導入されてもよいことを開示する。特に、特開平2-38,333(日本特許公開公
報)は、アンモ酸化触媒を含むアンモ酸化反応器に、アセトン及び/又はエチル
アルコールを注入することによって、アセトニトリル収率を改良することを指向
する。この日本特許公開公報に開示された方法は、アクリロニトリル製造中に、
アンモ酸化反応器にアセトン及び/又はエチルアルコールを同時に注入すること
を含む。
物の同等若しくはより良好な変換率及び選択率を達成する一方で、アクリロニト
リル製造中に、両者の主要な副産物(すなわちHCN及びアセトニトリル)の収率
を増加させる方法に関する。
料ケトンの混合物のアンモ酸化方法を提供することにある。
る副産物シアン化水素及びアセトニトリルの収率を実質的に増加させる方法を提
供することにある。
、アクリロニトリル製造中に、シアン化水素及びアセトニトリルへのケトン類の
混合物(例えば、アセトン及びメチルイソブチルケトン(MIBK))の変換方法を
提供することにある。
あるいは当業者には以下の実験あるいは本発明の実施により明らかとなるであろ
う。本発明の目的及び利点は、特に特許請求の範囲にて指摘した方法及び組合せ
により認識され達成されるであろう。
するために、本発明の方法は、プロピレン及びプロパンからなる群より選択され
る炭化水素と、ケトン類の混合物(例えばアセトン及びMIBK)と、アンモニアと
、酸素含有ガスと、を反応域(例えば、流動床反応器)に導入して、触媒(例え
ば、流動床触媒)の存在下で反応させて、アクリロニトリルとシアン化水素とア
セトニトリルとを含む反応器流出物を生成させる工程と、アクリロニトリルとシ
アン化水素とアセトニトリルとを含む反応器流出物を急冷塔に通過させて、反応
器流出物を冷却する工程と、急冷塔からアクリロニトリルとアセトニトリルとシ
アン化水素とを回収する工程と、を含む。
びMIBK)及び/又は原料ケトンと、アンモニアと、酸素含有ガスと、を反応域(
例えば流動床反応器)に導入して、触媒(例えば、流動床触媒)の存在下で反応
させて、シアン化水素とアセトニトリルとを含む反応器流出物を生成させる工程
と、シアン化水素とアセトニトリルとを含む反応器流出物を急冷塔に通過させて
、反応器流出物を冷却する工程と、急冷塔からアセトニトリルとシアン化水素と
を回収する工程と、を含む。本発明のこの側面の実施において、本明細書に参照
として組み込まれている米国特許第3,911,089に記載されているようなアクリロ
ニトリル製造に用いられるアンモ酸化条件を利用することができる。
ルエチルケトンなどの精製形態、実質的な精製形態又は原料形態のいずれでかの
形態で市販されているケトン類の混合物を包含するものである。加えて、市販さ
れている原料ケトン類自身を本発明の実施に用いてもよい。本発明の目的に対し
て、「原料ケトン」なる用語は、少なくとも2種のケトン類及び希釈剤の混合物
(例えば、原料アセトンは、主としてアセトンを含み、不純物としての他のケト
ン類及び希釈剤としての水を含む)を意味する。
利用することができることが予想される。典型的なアンモ酸化触媒は、下記2つ
の式によって一般化することができる。
であり、 Bは、Ni、Co、Mn、Mg、Ca及びこれらの組合せであり、好ましくはNi、Co
及びMgであり、 Cは、Fe、Cr、Ce、Cu、V、Sb、W、Sn、Ga、Ge、In、P及びこれらの組合
せであり、好ましくはFe、Cr及びCeであり、 Dは、Bi及び/又はTe、好ましくはBiであり、 aは、0.1〜4.0、好ましくは0.1〜0.5であり、特に好ましくは0.1〜0.2で
あり、 bは、0.1〜10.0、好ましくは5〜9であり、特に好ましくは6〜8であ
り、 c及びdは、0.1〜10.0、好ましくは0.5〜4であり、特に好ましくは0.5
〜3である。
くはFe、V、Sn及びTiであり、 Bは、Mo、W、Co、Cu、Te、Bi、Zn、B、Ni、Ca、Ta及びこれらの組合せで
あり、好ましくはMo及びCuであり、 aは、0.1〜16、好ましくは2〜12であり、特に好ましくは4〜10であり
、 bは、0.0〜12、好ましくは1〜10であり、特に好ましくは2〜6であり
、 xの値は、用いる元素の酸化状態に依存する。
担持されていなくても用いることができるが、シリカが好ましい担体である。典
型的には、本発明の実施に適切であると予想される触媒は、本明細書に参照とし
て組み込まれている米国特許第3,642,930、4,485,079、3,911,089、4,873,215、
5,134,105及び5,093,299に開示されている。
産物(シアン化水素及びアセトニトリル)の生成源として、アセトン及びメチル
イソブチルケトンなどの少なくとも2種のケトン類の混合物の利用に関する。し
かし、本発明の方法は、アンモ酸化触媒の存在下、反応域内で、C1〜C4ケトンの
混合物及び/又は原料ケトンと、アンモニアと、酸素と、のアンモ酸化により、
アセトニトリル及びシアン化水素を意図的に製造する場合にも適用することがで
きる。加えて、本発明の実施には、原料ケトン(上記で定義したもの)自身も利
用することができ、実用的な副産物の生成に適切な原料の費用をさらに削減する
ことができる。
のHCN及びアセトニトリルの両者の収率を増加する。本発明のこの側面の実施は
、プロピレン及びプロパンからなる群より選択される炭化水素と、原料ケトンと
、アンモニアと、空気と、をアンモ酸化触媒を含む反応域に導入する工程と、触
媒上で、昇温された温度にて、炭化水素とケトンとアンモニアと酸素とを反応さ
せて、アクリロニトリルとシアン化水素とアセトニトリルとを生成させる工程と
、反応器からアクリロニトリルとシアン化水素とアセトニトリルとを回収する工
程と、を含む。
からなる群より選択される炭化水素と、C1〜C4ケトン類の少なくとも2種の混合
物と、アンモニアと、空気と、をアンモ酸化触媒を含む反応域に導入する工程と
、触媒上で、昇温された温度にて、炭化水素とケトン類とアンモニアと酸素とを
反応させてアクリロニトリルとシアン化水素とアセトニトリルとを生成させる工
程と、反応器からアクリロニトリルとシアン化水素とアセトニトリルとを回収す
る工程と、を含む。
原料ケトンを利用することによって得られるアセトニトリル及びシアン化水素の
収率を増加させるために、反応条件を調節することが必要である。本発明の実施
において、アンモ酸化反応条件は、以下のパラメータ内とすべきである。原料ケ
トンは、プロピレン又はプロパンの比率が総炭素を基準として1〜50%である。
反応温度は、410〜460℃、好ましくは405〜440℃の範囲である。典型的には、圧
力は1〜5気圧(0.1〜0.5MPa)に維持され、1〜3気圧(0.1〜0.3MPa)が好まし
い。
セトン、MIBK及び水を含む混合物を包含する。 本発明のこの側面のさらに別の好ましい実施形態において、プロセスは流動床
反応器内で行われる。
的に純粋なC1〜C4ケトンの少なくとも1種との組合せでの原料ケトンを含む。 本発明のこの側面のさらに別の実施形態において、ケトンを別々に反応域に導
入する。
合物及び/又は原料ケトンを別々に流動床反応器に導入し、好ましくは炭化水素
が反応器に供給される位置よりも上方の位置で導入し、特に好ましくは反応器の
上部にある位置である。
のではない。すべての実施例において利用した触媒は、アクリロニトリルへのプ
ロピレンのアンモ酸化に適切な物として知られている助触媒(promoted)BiFeMo
Oxであった。プロピレン供給物の5%、10%及び15%(総炭素を基準として)を
ケトンで置換した。結果を下記Tble Iに示す。各実施例において、反応温度は43
0℃、圧力は9.5psig(0.06MPa)、プロピレン+アルコール/アンモニア/空気の
供給比率は1/1.2/9.3であった。wwhは、0.06(炭化水素g/触媒g-hour)で
あった。
量%を上記アセトンと混合して、これを同じプロピレンアンモ酸化反応器に同時
に供給した。結果を下記Table IIに示す。結果は、水希釈が性能に何らの悪影響
をも与えなかったことを示す。
好ましいケトン類は、C1〜C4ケトン類を包含する。以下の実施例は、メチルエチ
ルケトン(MEK)の形態でC4ケトンを用いた場合を示す。
めの本発明の実施を説明するものである。実施例12及び13で用いたケトン/
アンモニア/空気の供給比率はそれぞれ、1/1.7/113.1及び1/2/15.1であ
った。反応温度は、実施例12では413℃、実施例13では411℃であった。反応
器圧力は、両実施例とも10psig(0.069MPa)であり、wwhは実施例12及び13で
それぞれ、0.133及び0.149であった。下記Table IVは、実施例12及び13の結
果を示す。
に限定するものではなく、上述の教示を鑑みて多くの変形例や変更例を利用でき
ることは明らかである。出願人の発明の範囲は、特許請求の範囲によって規定さ
れるものである。
Claims (21)
- 【請求項1】 アクリロニトリル製造中に生成される副産物HCN及びアセトニ
トリルの収率を増加させる方法であって、 プロピレン及びプロパンからなる群より選択される炭化水素と、原料ケトンと
、アンモニアと、空気と、をアンモ酸化触媒を含む反応域に導入し、 触媒上で、昇温された温度にて、炭化水素と原料ケトンとアンモニアと酸素と
を反応させて、アクリロニトリルと、シアン化水素と、アセトニトリルと、を生
成させ、 アクリロニトリルとシアン化水素とアセトニトリルと、を反応器から回収する
各工程を含む方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、原料ケトンは、C1〜C4ケトン
類の少なくとも2種と、水と、の混合物を含む方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の方法であって、総炭素基準で、炭化水素:ケ
トンの供給比が、1:0.01〜1:0.5の範囲にある方法。 - 【請求項4】 請求項3に記載の方法であって、温度が、410〜460℃の範囲に
ある方法。 - 【請求項5】 請求項4に記載の方法であって、温度が、430〜450℃の範囲に
ある方法。 - 【請求項6】 請求項4に記載の方法であって、圧力が、1〜5気圧(0.1〜0.5
MPa)の範囲にある方法。 - 【請求項7】 請求項5に記載の方法であって、圧力が、1〜5気圧(0.1〜0.5
MPa)の範囲にある方法。 【請求項7】 請求項1に記載の方法であって、原料ケトンは、原料アセトン
を含む方法。 - 【請求項8】 請求項1に記載の方法であって、アンモ酸化触媒は、下記式 AaBbCcDdMo12Ox 式中、Aは、Li、Na、K、Cs、Tl及びこれらの組合せであり、 Bは、Ni、Co、Mn、Mg、Ca及びこれらの組合せであり、 Cは、Fe、Cr、Ce、Cu、V、Sb、W、Sn、Ga、Ge、In、P及びこれらの組合
せであり、 Dは、Bi及び/又はTe、好ましくはBiであり、 aは、0.1〜4.0、好ましくは0.1〜0.5であり、 bは、0.1〜10.0、好ましくは5〜9であり、 c及びdは、0.1〜10.0、好ましくは0.5〜4である により特徴づけられる方法。 - 【請求項9】 請求項1に記載の方法であって、アンモ酸化触媒は、下記式 AaBbSb12Ox 式中、Aは、Fe、Cr、Ce、V、U、Sn、Ti、Nb及びこれらの組合せであり、 Bは、Mo、W、Co、Cu、Te、Bi、Zn、B、Ni、Ca、Ta及びこれらの組合せで
あり、 aは、0.1〜16、好ましくは2〜12であり、 bは、0.0〜12、好ましくは1〜10であり、 xの値は、用いる元素の酸化状態に依存する により特徴づけられる方法。 - 【請求項10】 アクリロニトリル製造中に生成される副産物HCN及びアセト
ニトリルの収率を増加させる方法であって、 プロプレン及びプロパンからなる群より選択される炭化水素と、少なくとも2
種のケトン類の混合物と、アンモニアと、空気と、をアンモ酸化触媒を含む反応
域に導入し、 触媒上で、昇温された温度にて、炭化水素とケトン類とアンモニアと酸素とを
反応させて、アクリロニトリルと、シアン化水素と、アセトニトリルと、を生成
させ、 アクリロニトリルとシアン化水素とアセトニトリルとを反応器から回収する 各工程を含む方法。 - 【請求項11】 請求項10に記載の方法であって、ケトン類の混合物は、少
なくとも2種のC1〜C4ケトン類を含む方法。 - 【請求項12】 請求項11に記載の方法であって、ケトン類の混合物は、ア
セトンと、メチルイソブチルケトンと、を含む方法。 - 【請求項13】 請求項12に記載の方法であって、ケトン類の混合物は、原
料ケトンと、少なくとも1種の実質的に純粋なC1〜C4ケトンと、を含む方法。 - 【請求項14】 請求項13に記載の方法であって、温度は、410〜460℃の範
囲にある方法。 - 【請求項15】 請求項14に記載の方法であって、温度は、430〜450℃の範
囲にある方法。 - 【請求項16】 請求項14に記載の方法であって、圧力は、1〜5気圧(0.1
〜0.5MPa)の範囲にある方法。 - 【請求項17】 請求項15に記載の方法であって、圧力は、1〜5気圧(0.1
〜0.5MPa)の範囲にある方法。 - 【請求項18】 請求項10に記載の方法であって、アンモ酸化触媒は、下記
式 AaBbCcDdMo12Ox 式中、Aは、Li、Na、K、Cs、Tl及びこれらの組合せであり、 Bは、Ni、Co、Mn、Mg、Ca及びこれらの組合せであり、 Cは、Fe、Cr、Ce、Cu、V、Sb、W、Sn、Ga、Ge、In、P及びこれらの組合
せであり、 Dは、Bi及び/又はTe、好ましくはBiであり、 aは、0.1〜4.0、好ましくは0.1〜0.5であり、 bは、0.1〜10.0、好ましくは5〜9であり、 c及びdは、0.1〜10.0、好ましくは0.5〜4である により特徴づけられる方法。 - 【請求項19】 請求項10に記載の方法であって、アンモ酸化触媒は、下記
式 AaBbSb12Ox 式中、Aは、Fe、Cr、Ce、V、U、Sn、Ti、Nb及びこれらの組合せであり、 Bは、Mo、W、Co、Cu、Te、Bi、Zn、B、Ni、Ca、Ta及びこれらの組合せで
あり、 aは、0.1〜16、好ましくは2〜12であり、 bは、0.0〜12、好ましくは1〜10であり、 xの値は、用いる元素の酸化状態に依存する により特徴づけられる方法。 - 【請求項20】 HCN及びアセトニトリルを生成するC1〜C4ケトン類の混合物
のアンモ酸化方法であって、 ケトン類の混合物と、アンモニアと、空気と、をアンモ酸化触媒を含む反応域
に導入し、 ケトン類と、アンモニアと、酸素と、を触媒上で、昇温された温度にて、反応
させて、シアン化水素とアセトニトリルと、を生成させ、 シアン化水素とアセトニトリルと、を反応域から回収する 各工程を含む方法。 - 【請求項21】 HCN及びアセトニトリルを生成する原料ケトンのアンモ酸化
方法であって、 原料ケトンと、アンモニアと、空気と、をアンモ酸化触媒を含む反応域に導入
し、 ケトンと、アンモニアと、酸素と、を触媒上で、昇温された温度にて、反応さ
せて、シアン化水素とアセトニトリルと、を生成させ、 シアン化水素とアセトニトリルと、を反応域から回収する 各工程を含む方法。
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