JP2003348390A - 情報処理装置および方法、情報処理システム、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、情報処理システム、記録媒体、並びにプログラム

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JP2003348390A
JP2003348390A JP2002155646A JP2002155646A JP2003348390A JP 2003348390 A JP2003348390 A JP 2003348390A JP 2002155646 A JP2002155646 A JP 2002155646A JP 2002155646 A JP2002155646 A JP 2002155646A JP 2003348390 A JP2003348390 A JP 2003348390A
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JP
Japan
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image
information processing
control step
acquisition
unit
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JP2002155646A
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English (en)
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Mitsuharu Oki
光晴 大木
Hidenori Koyaizu
秀紀 小柳津
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被写体の有無を認識して撮影することができ
るようにする。 【解決手段】 ユーザに装着された情報ユニット2の光
ビーコン3が発光により、その点滅パターンで自らのID
を認識できる信号を送信する。撮影装置1のID認識カメ
ラ11が撮影可能な範囲に、ユーザが入ると、ID認識カ
メラ11は、情報湯ユニット2を検出し、ユーザが、撮
影可能な範囲に入ったことを認識し、そのタイミングの
画像を、ID認識カメラ11により検出されたIDに対応付
けて静止画像としてメモリ12に記憶させる。本発明
は、記念写真の撮影装置に適用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、情報処理システム、記録媒体、並びにプログラ
ムに関し、特に、被写体を認識して撮影できるようにし
た情報処理装置および方法、情報処理システム、記録媒
体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から観光地に行った際の記念とし
て、その風景を背景として人物を撮影することが良く行
われている。しかしながら、観光地を歩いて散策したり
する際に、ビデオカメラやデジタルスチルカメラを携帯
して行くのは面倒である。
【0003】また、特に、スキー場などでスキーをする
場合、滑っているときなどに、ビデオカメラやデジタル
スチルカメラの所持をどのようにするかが問題となる。
【0004】これらの問題に対応するため、特開平9−
233465公報において、観光地の所定の場所に撮像
装置を設置しておき、観光客が、この撮像装置に対して
料金を払う(課金する)ことで、この撮像装置により、
観光地を背景として記念写真を撮像できるようにするシ
ステムが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
方法では、撮像装置が固定されているため、例えば、ス
キー場などで被写体となるユーザが滑っているような場
合、料金を支払ったユーザがどのタイミングで撮影可能
な範囲に入るのかを把握することができないため、正確
に撮像することが困難であるという課題があった。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、被写体を認識して、正確に被写体を撮像で
きるようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の情報処理
装置は、点滅パターンを変化させて発光することによ
り、データを送信する発光装置を含む画像を撮像する撮
像手段と、撮像手段により撮像された発光装置の点滅パ
ターンを解析する解析手段と、解析手段の解析結果に基
づいて、発光装置のIDを取得する第1のID取得手段と、
第1のID取得手段により取得されたIDと対応付けて、撮
像手段により撮像された画像を記憶する記憶手段と、所
定の位置の発光装置のIDを取得する第2のID取得手段
と、第1のID取得手段により取得されたIDと対応付けて
記憶された画像のうち、第2のID取得手段により取得さ
れたIDに対応する画像を表示する表示手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0008】前記所定の位置は、前記発光装置が格納さ
れる位置とするようにすることができ、第2のID取得手
段には、前記所定の位置に格納された前記発光装置のID
を取得させるようにすることができる。
【0009】前記表示手段により表示された画像に対す
る課金処理を実行する課金手段と、課金処理がなされた
画像を印刷する印刷手段とをさらに設けるようにさせる
ことができる。
【0010】本発明の第1の情報処理方法は、点滅パタ
ーンを変化させて発光することにより、データを送信す
る発光装置を含む画像を撮像する撮像ステップと、撮像
ステップの処理で撮像された発光装置の点滅パターンを
解析する解析ステップと、解析ステップの処理での解析
結果に基づいて、発光装置のIDを取得する第1のID取得
ステップと、第1のID取得ステップの処理で取得された
IDと対応付けて、撮像ステップの処理で撮像された画像
を記憶する記憶ステップと、所定の位置の発光装置のID
を取得する第2のID取得ステップと、第1のID取得ステ
ップの処理で取得されたIDと対応付けて記憶された画像
のうち、第2のID取得ステップの処理で取得されたIDに
対応する画像を表示する表示ステップとを含むことを特
徴とする。
【0011】本発明の第1の記録媒体のプログラムは、
点滅パターンを変化させて発光することにより、データ
を送信する発光装置を含む画像の撮像を制御する撮像制
御ステップと、撮像制御ステップの処理で撮像された発
光装置の点滅パターンの解析を制御する解析制御ステッ
プと、解析制御ステップでの解析結果に基づいて、発光
装置のIDの取得を制御する第1のID取得制御ステップ
と、第1のID取得制御ステップの処理で取得が制御され
たIDと対応付けて、撮像制御ステップの処理で撮像が制
御された画像の記憶を制御する記憶制御ステップと、所
定の位置の発光装置のIDの取得を制御する第2のID取得
制御ステップと、第1のID取得制御ステップの処理で取
得されたIDと対応付けて記憶が制御された画像のうち、
第2のID取得制御ステップの処理で取得が制御されたID
に対応する画像の表示を制御する表示制御ステップとを
含むことを特徴とする。
【0012】本発明の第1のプログラムは、点滅パター
ンを変化させて発光することにより、データを送信する
発光装置を含む画像の撮像を制御する撮像制御ステップ
と、撮像制御ステップの処理で撮像された発光装置の点
滅パターンの解析を制御する解析制御ステップと、解析
制御ステップでの解析結果に基づいて、発光装置のIDの
取得を制御する第1のID取得制御ステップと、第1のID
取得制御ステップの処理で取得が制御されたIDと対応付
けて、撮像制御ステップの処理で撮像が制御された画像
の記憶を制御する記憶制御ステップと、所定の位置の発
光装置のIDの取得を制御する第2のID取得制御ステップ
と、第1のID取得制御ステップの処理で取得されたIDと
対応付けて記憶が制御された画像のうち、第2のID取得
制御ステップの処理で取得が制御されたIDに対応する画
像の表示を制御する表示制御ステップとをコンピュータ
に実行させることを特徴とする。
【0013】本発明の第2の情報処理装置は、点滅パタ
ーンを変化させて発光することによりデータを送信する
他の情報処理装置を含む画像を撮像する撮像手段と、撮
像手段により撮像された他の情報処理装置の点滅パター
ンを解析する解析手段と、解析手段の解析結果に基づい
て、他の情報処理装置のIDを取得する第1のID取得手段
と、第1のID取得手段により取得されたIDと対応付け
て、撮像手段により撮像された画像を記憶する記憶手段
と、他の情報処理装置から送信されてくる、他の情報処
理装置のIDを取得する第2のID取得手段と、記憶手段で
記憶された画像のうち、第2のID取得手段により取得さ
れた他の情報処理装置のIDに対応する画像を他の情報処
理装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とす
る。
【0014】前記画像に対する課金処理を実行する課金
手段をさらに設けるようにさせることができ、課金処理
が終了した後、送信手段には、記憶手段に記憶されてい
る画像のうち、他の情報処理装置のIDに対応する画像を
他の情報処理装置に送信させるようにすることができ
る。
【0015】本発明の第2の情報処理方法は、点滅パタ
ーンを変化させて発光することによりデータを送信する
他の情報処理装置を含む画像を撮像する撮像ステップ
と、撮像ステップの処理で撮像された他の情報処理装置
の点滅パターンを解析する解析ステップと、解析ステッ
プの処理での解析結果に基づいて、他の情報処理装置の
IDを取得する第1のID取得ステップと、第1のID取得ス
テップの処理で取得されたIDと対応付けて、撮像ステッ
プの処理で撮像された画像を記憶する記憶ステップと、
他の情報処理装置から送信されてくる、他の情報処理装
置のIDを取得する第2のID取得ステップと、記憶ステッ
プの処理で記憶された画像のうち、第2のID取得ステッ
プの処理で取得された他の情報処理装置のIDに対応する
画像を他の情報処理装置に送信する送信ステップとを含
むことを特徴とする。
【0016】本発明の第2の記録媒体のプログラムは、
点滅パターンを変化させて発光することによりデータを
送信する他の情報処理装置を含む画像の撮像を制御する
撮像制御ステップと、撮像制御ステップの処理で撮像さ
れた他の情報処理装置の点滅パターンの解析を制御する
解析制御ステップと、解析制御ステップの処理での解析
結果に基づいて、他の情報処理装置のIDの取得を制御す
る第1のID取得制御ステップと、第1のID取得制御ステ
ップの処理で取得が制御されたIDと対応付けて、撮像制
御ステップの処理で撮像が制御された画像の記憶を制御
する記憶制御ステップと、他の情報処理装置から送信さ
れてくる、他の情報処理装置のIDの取得を制御する第2
のID取得制御ステップと、記憶制御ステップの処理で記
憶が制御された画像のうち、第2のID取得制御ステップ
の処理で取得が制御された他の情報処理装置のIDに対応
する画像の他の情報処理装置への送信を制御する送信制
御ステップとを含むことを特徴とする。
【0017】本発明の第2のプログラムは、点滅パター
ンを変化させて発光することによりデータを送信する他
の情報処理装置を含む画像の撮像を制御する撮像制御ス
テップと、撮像制御ステップの処理で撮像された他の情
報処理装置の点滅パターンの解析を制御する解析制御ス
テップと、解析制御ステップの処理での解析結果に基づ
いて、他の情報処理装置のIDの取得を制御する第1のID
取得制御ステップと、第1のID取得制御ステップの処理
で取得が制御されたIDと対応付けて、撮像制御ステップ
の処理で撮像が制御された画像の記憶を制御する記憶制
御ステップと、他の情報処理装置から送信されてくる、
他の情報処理装置のIDの取得を制御する第2のID取得制
御ステップと、記憶制御ステップの処理で記憶が制御さ
れた画像のうち、第2のID取得制御ステップの処理で取
得が制御された他の情報処理装置のIDに対応する画像の
他の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステップ
とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0018】本発明の第3の情報処理装置は、点滅パタ
ーンを変化させて発光することにより自らのIDを他の情
報処理装置に送信する発光手段と、他の情報処理装置か
ら送信されてくるIDに対応した画像を取得する取得手段
と、取得手段により取得された画像を記憶する記憶手段
とを備えることを特徴とする。
【0019】前記画像に対する課金処理を実行する課金
手段をさらに設けるようにさせることができる。
【0020】本発明の第3の情報処理方法は、点滅パタ
ーンを変化させて発光することにより自らのIDを他の情
報処理装置に送信する発光ステップと、他の情報処理装
置から送信されてくるIDに対応した画像を取得する取得
ステップと、取得ステップの処理で取得された画像を記
憶する記憶ステップとを含むことを特徴とする。
【0021】本発明の第3の記録媒体のプログラムは、
点滅パターンを変化させて発光することにより自らのID
の他の情報処理装置への送信を制御する発光制御ステッ
プと、他の情報処理装置から送信されてくるIDに対応し
た画像の取得を制御する取得制御ステップと、取得制御
ステップの処理で取得された画像の記憶を制御する記憶
制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0022】本発明の第3の記録媒体のプログラムは、
点滅パターンを変化させて発光することにより自らのID
の他の情報処理装置への送信を制御する発光制御ステッ
プと、他の情報処理装置から送信されてくるIDに対応し
た画像の取得を制御する取得制御ステップと、取得制御
ステップの処理で取得された画像の記憶を制御する記憶
制御ステップとをコンピュータに実行させることを特徴
とする。
【0023】本発明の情報処理システムは、第1の情報
処理装置が、点滅パターンを変化させて発光することに
よりデータを送信する第2の情報処理装置を含む画像を
撮像する撮像手段と、撮像手段により撮像された第2の
情報処理装置の点滅パターンを解析する解析手段と、解
析手段の解析結果に基づいて、第2の情報処理装置のID
を取得する第1のID取得手段と、第1のID取得手段によ
り取得されたIDと対応付けて、撮像手段により撮像され
た画像を記憶する第1の記憶手段と、第2の情報処理装
置から送信されてくる、第2の情報処理装置のIDを取得
する第2のID取得手段と、第1の記憶手段で記憶された
画像のうち、第2のID取得手段により取得された第2の
情報処理装置のIDに対応する画像を第2の情報処理装置
に送信する送信手段とを備え、第2の情報処理装置が、
点滅パターンを変化させて発光することにより自らのID
を第1の情報処理装置に送信する発光手段と、第1の情
報処理装置から送信されてくるIDに対応した画像を取得
する画像取得手段と、画像取得手段により取得された画
像を記憶する第2の記憶手段とを備えることを特徴とす
る。
【0024】本発明の第1の情報処理装置および方法、
並びにプログラムにおいては、点滅パターンを変化させ
て発光することにより、データを送信する発光装置を含
む画像が撮像され、撮像された発光装置の点滅パターン
が解析され、解析結果に基づいて、発光装置のIDが取得
され、取得されたIDと対応付けて、撮像された画像が記
憶され、発光装置が格納され、格納された発光装置のID
が取得され、取得されたIDと対応付けて記憶された画像
のうち、取得されたIDに対応する画像が表示される。
【0025】本発明の第2の情報処理装置および方法、
並びにプログラムにおいては、点滅パターンを変化させ
て発光することによりデータを送信する他の情報処理装
置を含む画像が撮像され、撮像された他の情報処理装置
の点滅パターンが解析され、解析結果に基づいて、他の
情報処理装置のIDが取得され、取得されたIDと対応付け
て、撮像された画像が記憶され、他の情報処理装置から
送信されてくる、他の情報処理装置のIDが取得され、記
憶された画像のうち、取得された他の情報処理装置のID
に対応する画像が他の情報処理装置に送信される。
【0026】本発明の第3の情報処理装置および方法、
並びにプログラムにおいては、点滅パターンを変化させ
て発光することにより自らのIDが他の情報処理装置に送
信され、他の情報処理装置から送信されてくるIDに対応
した画像が取得され、取得された画像が記憶される。
【0027】本発明の情報処理システムにおいては、第
1の情報処理装置により、点滅パターンを変化させて発
光することによりデータを送信する第2の情報処理装置
を含む画像が撮像され、撮像された第2の情報処理装置
の点滅パターンが解析され、解析結果に基づいて、第2
の情報処理装置のIDが取得され、取得されたIDと対応付
けて、撮像された画像が記憶され、第2の情報処理装置
から送信されてくる、第2の情報処理装置のIDが取得さ
れ、記憶された画像のうち、取得された第2の情報処理
装置のIDに対応する画像が第2の情報処理装置に送信さ
れ、第2の情報処理装置により、点滅パターンを変化さ
せて発光することにより自らのIDが第1の情報処理装置
に送信され、第1の情報処理装置から送信されてくるID
に対応した画像が取得され、取得された画像が記憶され
る。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る撮影システ
ムの一実施の形態の構成を示す図である。
【0029】図1の撮影システムは、撮影装置1、およ
び、情報ユニット2より構成されている。
【0030】撮影装置1は、例えば、スキー場などの所
定の位置に設置され、撮影システムを利用しようとする
ユーザに情報ユニット2を貸出す。この情報ユニット2
は、ユーザの腕などに装着することができ、自らのID
(Identifier)を示すIDデータからなる信号を発光信号
として出力する。撮影装置1のID認識カメラ11は、こ
の情報ユニット2から出力されるIDデータにより情報ユ
ニット2を検出して、ユーザの位置を認識すると共に、
ユーザを撮像し、検出したIDと対応付けて記憶する。そ
して、ユーザが、情報ユニット2を返却するとき、撮影
装置1は、返却された情報ユニット2のIDを検出し、ID
認識カメラ11により撮像した画像のうち、その検出し
たIDに対応した画像をプリントアウトする。
【0031】ID認識カメラ11は、情報ユニット2から
出力されるIDデータによりユーザが撮影範囲に存在する
ことを認識し、そのタイミングで撮像された画像を、メ
モリ12に記憶させる。このとき、画像は、IDデータと
対応付けて記憶される。すなわち、情報ユニット2を装
着したユーザが複数に存在しているような場合、ID認識
カメラ11は、いずれの情報ユニット2が検出されても
画像を撮像することになるが、画像のそれぞれについ
て、検出された情報ユニット2のIDデータを対応付ける
ことによって、どの情報ユニット2を所持したユーザを
撮像した画像であるかを識別することが可能となってい
る。
【0032】制御部15は、CPU(Central Processing
ユニット)、RAM(Random Access Memory)、および、R
OM(Read Only Memory)からなる、いわゆるマイクロコ
ンピュータから構成されており、撮影装置1の全体の動
作を制御する。情報ユニット貸出部13は、この撮影装
置1を利用しようとするユーザが、課金処理部14の投
入口14aに保証金を投入した場合、課金処理部14よ
り保証金が投入されたことを示す信号を検出し、これに
対応して貸出口13aから情報ユニット2を貸出す。こ
のとき、課金処理部14は、必要に応じてつり銭などを
課金処理部14の返却口14bから支払う。
【0033】また、ユーザが、情報ユニット2を返却す
るとき、ユーザは、返却口13bに情報ユニット2を格
納させる。このとき情報ユニット貸出部13は、返却口
13bに格納された情報ユニット2のIDを読み出し、制
御部15に出力する。この情報ユニット2のIDを読み出
すための構成は、いずれの方式で構成されていても良い
が、例えば、本体にIDそのものを刻印したり印刷するよ
うにして、これを読み出すようにしても良いし、IDに対
応したバーコードなどをラベルとして貼り付け、これを
読み出すような方法でも良い。
【0034】画像表示部18は、制御部15により制御
され、例えば、情報ユニット2が返却されたタイミング
で、返却された情報ユニット2のIDに対応する画像をメ
モリ12から読み出し、表示させる。ユーザは、このよ
うにして表示された画像のうち、自らで購入を希望する
画像が存在するとき、入力部19を操作して、その旨を
入力すると共に、その購入しようとする画像の対価を投
入口14aに投入する。プリンタ16は、上述のように
購入が希望された画像のうち、印刷が希望されたものを
印刷して出力する。また、ネットワークインターフェー
ス17は、購入が希望された画像のうち、ネットワーク
の配信が希望されたものを、ネットワークを介して配信
する。
【0035】情報ユニット2は、スキー場などで撮影装
置を利用しようとするユーザに貸出されるものである。
情報ユニット2は、板状の平面上に2次元、または、1
次元に複数の光ビーコン3−1乃至3−6が配列された
ものであり、光ビーコン3−1乃至3−6のそれぞれに
ついての点滅パターンを替えて発光させることにより、
自らを識別する固有のIDを示すIDデータを送信する。
【0036】光ビーコン3−1乃至3−6は、所定の発
光パターンで光を発することによりデータを送信する。
このデータは、IDデータと呼ばれるものであり、光ビー
コン3−1乃至3−6をそれぞれ識別するものである
が、転送可能なデータ量に余裕があるため、その他のデ
ータを含めて送信することも可能である。例えば、IDデ
ータに含められるデータとしては、コンテンツデータ
(画像データ、音声データ、または、テキストデータな
ど)、リンク先データ(URL(Uniform Resource Locato
r)、アドレス、ホストネームなどのデータ)、およ
び、自らが所属するグループを識別するグループ識別デ
ータなどがあるが、これらに限るものではなく、電子デ
ータとして管理できるデータであれば含めて送信するこ
とが可能である。このように、光ビーコン3−1乃至3
−6は、その発光パターンを変化させることによりIDデ
ータのみならず、様々なデータを送信することができ
る。
【0037】ここで、自らが所属するグループを識別す
るグループ識別データについて説明する。
【0038】例えば、複数の情報ユニット2が存在する
とき、各情報ユニット2を構成する複数の光ビーコン3
−1乃至3−6の群はグループと称され、これらのグル
ープを識別するデータがグループ識別データとなる。し
たがって、今の場合、光ビーコン3−1乃至3−6は、
同一の情報ユニット2の同一のグループに属しているの
で、同一のグループ識別データを発する。
【0039】また、今の場合、図1には、情報ユニット
2が1個に対して光ビーコン3が6個ある例について示
されているが、信号の送信に必要な点滅パターンが作り
出せる個数であればよく、少なくとも1個以上であれば
個数はいくつであっても構わない。
【0040】ここで、図2を参照して、ID認識カメラ1
1の詳細な構成について説明する。イメージセンサ31
の受光部41は、撮像される対象となる撮像領域の光を
電気信号に光電変換した後、演算部42に出力する。ま
た、受光部41の受光素子51は、CMOS(Complementar
y Metal-Oxide Semiconductor)素子からなり、従来のC
CD(Charge Coupled Device)素子よりも高速に動作す
ることができる。より詳細には、受光素子51が、撮像
される対象となる撮像領域の光を光電変換し、増幅器5
2に出力する。増幅器52は、受光素子51より入力さ
れる光電変換された電気信号を増幅して、演算部42に
出力する。
【0041】演算部42の記憶部61は、受光部41よ
り入力された増幅されている電気信号を記憶し、適宜比
較部62に出力する。比較部62は、記憶部61に記憶
された電気信号の値に基づいて、演算処理を行い、演算
結果を所定のリファレンス値(=基準信号レベル)と比
較して、比較結果を出力部63に出力する。出力部63
は、比較結果に基づいてセンサ出力信号を生成してデー
タ生成部32に出力する。但し、演算部42の処理内容
は、画像モードとIDモードの2つの動作モードにより異
なる。尚、この2つの異なる動作モードによる処理内容
の詳細については後述する。
【0042】データ生成部32の画像デコード処理部7
1は、画像モードの場合、センサ出力信号をデコード処
理して撮像画像を生成してメモリ12(図1)に出力す
る。また、IDモードの場合、IDデコード処理部72は、
センサ出力信号をデコード処理してIDデータと位置デー
タを生成してメモリ12(図1)に出力する。
【0043】次に、図3を参照して、画像デコード処理
部71の詳細な構成について説明する。画像デコード処
理部71の画素値決定部81は、センサ出力信号に基づ
いて画素値を決定し、フレームメモリ82に対応する画
素位置に決定した画素値を記憶させる。フレームメモリ
82は、1フレーム分の画素値を記憶するメモリであ
り、画素位置毎に画素値を記憶する。
【0044】出力部83は、フレームメモリ82に1フ
レーム分の画素値が記憶されたとき、順次画像データと
して読出し、出力する。
【0045】次に、図4を参照して、IDデコード処理部
72の詳細な構成について説明する。IDデコード部10
1のIDデコード回路111は、IC(Integrated Circui
t)、ASIC(Application Specific Integrated Circui
t)、FPGA(Field ProgrammableGate Array)などのデバ
イスにより構成されており、イメージセンサ31から入
力されるセンサ出力信号より各画素のIDデータを復元す
る。このIDデコード回路111は、処理能力が十分であ
れば、マイクロプロセッサやDSP(Digital Signal Proc
essor)によってソフトウェアで構成するようにしても
良い。
【0046】フラグレジスタ112は、IDデータをデコ
ードするために必要なフラグ類を記憶するためのレジス
タであり、データレジスタ113は、デコード途中また
はデコードを完了したIDを記憶しておくためのレジスタ
である。
【0047】尚、図4においては、IDデコード部101
は、1個のみが示されているが、処理速度の要求によ
り、例えば、各画素毎に設けるようにしてもよいし、垂
直方向、または、水平方向のライン毎に設けるようにし
ても良い。
【0048】タイミング制御部102は、IDデコード処
理部72の全体の動作に必要なタイミングを制御するタ
イミング制御信号を出力する。より具体的には、タイミ
ング制御部102は、IDデコード回路111とセンサ出
力信号のタイミングの同期をとり、所望のセンサ出力信
号に対して、対応するフレームメモリ103のフラグデ
ータをフラグレジスタ112に、IDデータをデータレジ
スタ113に、それぞれロードして、IDデコード処理を
進めるためのタイミング制御信号を生成し、IDデコード
部101(のIDデコード回路111、フラグレジスタ1
12、および、データレジスタ113)に供給する。ま
た、このとき、タイミング制御部102は、フレームメ
モリ103へのアドレス信号、リードライトなどのタイ
ミング制御信号を生成し供給する。さらに、タイミング
制御部102は、重心計算部104のIDレジスタ12
1、および、ID重心計算回路122、並びに、ID座標格
納メモリ105のタイミング制御を行うタイミング制御
信号を生成して供給する。
【0049】フレームメモリ103は、受光素子51、
または演算部42毎に演算されたセンサ出力信号がデコ
ードされたIDデータとフラグデータを格納するメモリで
あり、イメージセンサ31が1画素につき1個の演算部
42をもつ場合には、センサの画像サイズであるM画素
×N画素と同じサイズとなり、データ幅はフラグレジス
タ112とデータレジスタ113のビット幅の和で構成
される。図7においては、各画素の位置に対応する座標
が、I軸とJ軸により示されており、それぞれの座標位置
にIDデータとフラグデータが格納される。
【0050】重心計算部104は、同一のIDデータを持
つ撮像画像上の画素の重心位置の座標を求め、IDデータ
に、光ビーコン3の検出位置としての位置データ(=光
ビーコン3の撮像画像上の位置データ)を付して出力す
る。より詳細には、重心計算部104のIDレジスタ12
1は、タイミング制御部102より入力される所定のID
データがIDデコード部101よりデコードされたことを
示すタイミング制御信号によりフレームメモリ103に
今記憶されたIDデータを読出し、ID重心計算回路122
に出力する。ID重心計算回路122は、入力されたIDデ
ータ毎に、対応する画素の座標位置のI座標とJ座標、並
びにデータの個数を順次加算してID座標格納メモリ10
5に記憶させる。また、ID重心計算回路122は、フレ
ームメモリ103に1フレーム分のデータが格納された
とき、ID座標格納メモリ105よりID毎にI座標の和とJ
座標の和を、データの個数で割ることにより重心位置の
座標を求めて、IDデータと共に出力する。
【0051】次に、図5を参照して、光ビーコン3の構
成について説明する。図5の光ビーコン3の送信データ
保存用メモリ151は、自らを識別するIDを記憶してお
り、送信データとして点滅制御部152に出力する。点
滅制御部152は、入力された送信データに応じた点滅
パターンを発生し、発光部153を発光させる。
【0052】次に、ID認識カメラ11の動作について説
明する。
【0053】受光部41の受光素子51は、光を光電変
換し、変換した電気信号を増幅部52に出力する。増幅
部52は、電気信号を増幅して演算部42に出力する。
演算部42の記憶部61は、受光部41より入力された
電気信号を順次記憶して、4フレーム分の電気信号を記
憶し、いっぱいになると、最も古いフレームの電気信号
を消去して、最新のフレームの電気信号を記憶する処理
を繰り返して、常に最新の4フレーム分の電気信号を記
憶しており、その4フレーム分の電気信号を比較部62
に出力する。
【0054】比較部62の動作は、画像モードとIDモー
ドにより異なる。この動作モードは、例えば、図6で示
すように図示せぬ制御装置により、所定の時間間隔で交
互に切り替えるようにしてもよい。また、画像モードと
IDモードがそれぞれ30fps(frame per second)や60fps
といった従来のフレームレートで切り替えられるように
しても良い。さらに、IDモードには、IDデータをデコー
ドするIDデコード処理区間と、デコードされたIDデータ
を持つ画素の座標位置としての位置データを求めるID重
心計算区間がある。
【0055】尚、図6においては、画像モードとIDモー
ドが同時間の場合を示しているが、それぞれの動作モー
ドの時間は、同時間でも良いし、同時間でなくてもよ
い。また、図6の下段で示すように、各画像モードの後
のタイミングでは、画像デコード処理部71により、セ
ンサ出力信号がデコードされて撮像画像の画像データが
出力され、IDモードの後のタイミングで、IDデコード処
理部72により、センサ出力信号がデコードされてIDデ
ータと位置データが出力される。
【0056】まず、画像モードの場合の動作について説
明する。
【0057】画像モードの場合、イメージセンサ31の
比較部62は、各画素の受光部41で検出した輝度を示
す信号レベル(記憶部61に記憶された電気信号)を、
基準信号レベルと比較して、図7で示すように、基準信
号レベルよりも低くなったときに、図8で示すようにア
クティブになるような信号(図8中の1の信号)を出力
する。
【0058】ここで、図7は、輝度信号レベルを示して
おり、図8は、センサ出力信号を示している。輝度信号
レベルは、実質的に受光素子51の充電電圧の変化を示
している。受光素子51は、所定のタイミングで充電さ
れる電圧と逆極性の所定のリセットレベルの電圧が印加
され、その後のタイミングから受光素子により蓄積され
る電荷量に対応して電圧レベルが低下する。従って、図
7においては、時刻0において蓄積される電荷は0であ
るので、輝度信号レベルは、リセットレベル(所定のレ
ベル)となっている。この状態から時間が経過するに従
って、電荷が蓄積されて、輝度信号レベルが低下する。
今の場合、図7中のHで示す直線が、比較的輝度信号レ
ベルの高い(明るい)画素値として、Lで示す直線が、
比較的輝度信号レベルの低い(暗い)画素値として示さ
れている。
【0059】画素値のレベルが高い輝度信号レベルの変
化Hは、時刻0から時間T(H)だけ経過したタイミングで
ある時刻T(H)において、基準信号レベルに達する電荷が
蓄積されていることが示されている。一方、画素値のレ
ベルが低い輝度信号レベルの変化Lは、時刻0から時間T
(L)だけ経過したタイミングである時刻T(L)において、
基準信号レベルに達する電荷が蓄積されていることが示
されている。
【0060】すなわち、図7で示すように、明るい画素
ほど基準信号レベルに達する時間が短く(図中T(H))、
暗い画素ほど基準信号レベルに達する時間(図中T(L))
が長くなる(T(H)<T(L))。比較部62は、実際の受光
部41より出力される各画素の電気信号(輝度信号)
が、前記基準信号レベルに達したかどうかの比較結果
(コンパレータ出力)を図8で示すように2値のセンサ
出力信号として出力する。このような処理により、イメ
ージセンサ31は、画像を高速に撮像して基準信号との
比較演算を行い、1画面(フレーム)分の結果をセンサ
出力信号として出力する。
【0061】さらに、画像デコード処理部71の画素値
決定部81は、この時間T(H),T(L)を計測するために、
このイメージセンサ31が1画面単位で出力する結果
を、フレーム単位でカウントし、各画素で何番目のフレ
ームでセンサ出力信号が図7で示すようにアクティブに
なるかを示すセンサ出力信号をエンコードして画像デー
タとして出力する。今の場合、センサ出力信号は、時刻
T(H)が、フレーム数F(H)であり、時刻T(L)が、フレーム
数F(L)である。
【0062】すなわち、画像モードの場合、画像デコー
ド処理部71の画素値決定部81が、このセンサ出力信
号を正しい明るさの値に変換するために、この基準信号
に到達するまでの時間(フレーム数)の逆数を各画素毎
に計算することで、センサ出力信号を画像データにデコ
ードし、フレームメモリ82に記憶させる。そして、1
フレーム分の画像データが蓄積された時、出力部83
は、フレームメモリ82に記憶された画素値を画像デー
タとして順次読出して出力する。この動作により、ID認
識カメラ11は、画像モードにおいて画像データを出力
することができる(詳細は、48Kframes/s CMOS Image S
ensor for Real-time 3-D Sensing and Motion Detecti
on" ISSCC Digest of Technical Papers, pp.94-95, F
eb.2001、または、特開2001-326857を参照されたい)。
【0063】一方、動作モードがIDモードの場合、比較
部62は、記憶部61に記憶されている時間的に連続す
る4フレーム分の電気信号を輝度信号として以下の式
(1)のような演算処理を実行する。 V(N)=F(N)+F(N-1)-F(N-2)-F(N-3)・・・(1)
【0064】ここで、Nはフレーム番号を表し、V(N)
は、Nフレーム目の輝度値が入力された時点での比較値
を示し、F(N)はNフレーム目の受光部41に蓄積された
輝度を示す。この演算により、光の変化を検出すること
ができるため、その演算結果をセンサ出力信号としてデ
ータ生成部32に出力する。データ生成部32は、この
センサ出力信号を用いて、後述するIDデコード処理を行
うことで、点滅パターンからなるIDデータを復元し、光
ビーコン3からのIDデータを生成することが可能とな
る。
【0065】尚、比較部62の演算方法は、式(1)に
限るものではなく、他の演算(1次微分や2値化画像の
比較など)によって実現するようにしてもよいが、以下
の説明においては、光変化の検出の安定性の高い、式
(1)を用いて説明するものとする。
【0066】ここで、IDデコード処理部72の動作につ
いて説明する。
【0067】IDデコード部101のIDデコード回路11
1は、タイミング制御部102からのセンサ出力信号の
タイミングの同期を図るためのタイミング制御信号に基
づいて、イメージセンサ31から入力されるセンサ出力
信号より各画素のIDデータを復元する。この際、IDデコ
ード回路111は、タイミング制御信号に応じて、フラ
グレジスタ112を制御して、フレームメモリ103に
ロードされたフラグデータを用いて、センサ出力信号か
らIDデータをデコードし、デコード途中またはデコード
を完了したIDをデータレジスタ113に記憶させる。
【0068】さらに、フレームメモリ103は、これら
のデコード処理がなされたフラグデータとIDデータを対
応する座標位置に格納する。
【0069】重心計算部104のIDレジスタ121は、
タイミング制御部102より入力される所定のIDデータ
がIDデコード部101よりデコードされたことを示すタ
イミング制御信号により、フレームメモリ103に今記
憶されたIDデータの情報をID重心計算回路122に読み
出させる。
【0070】ID重心計算回路122は、読み出したIDデ
ータに対応する画素の座標位置のI座標とJ座標を順次加
算して、これに画素の個数の情報を付してID座標格納メ
モリ105に記憶させ、この処理を繰り返す。
【0071】そして、フレームメモリ103に1フレー
ム分のデータが格納されたとき、ID重心計算回路122
は、ID座標格納メモリ105よりID毎にI座標の和とJ座
標の和を、データの個数で割ることにより重心位置の座
標を位置データとして求めて、対応するIDデータと共に
出力する。
【0072】以上の動作により、例えば、図9で示すよ
うに、2個の光ビーコン3−1,13−2が、点滅しな
がら発光してデータを送信する場合、ID認識カメラ11
には、図9上部に示すような現実空間上の光ビーコン3
−1,3−2の物理的な位置に応じた、撮像画像上の位
置の画素で光の信号を受光する。例えば、光ビーコン3
−1から発せられた光が座標位置(10,10)の受光
素子51で受光されるものとし、光ビーコン3−2から
発せられた光が座標位置(90,90)の受光素子51
で受光されるものとする。このとき、各受光部41の座
標位置(10,10)と(90,90)の受光素子51
では、それぞれが光ビーコン3−1と3−2の点滅パタ
ーンにより受光強度(明るさ)の時間的変化として信号
を受信することができる。今の場合、座標(10,1
0)の位置データに対応する画素は、IDデータとして
「321」が、座標(90,90)の位置データに対応
する画素は、IDデータとして105がデコード結果とし
て求められている。
【0073】結果として、この受光強度の変化を上述の
式(1)などにより2値化することにより1/0のビッ
ト列からなるIDデータを取得する事ができる。
【0074】次に、図10のフローチャートを参照し
て、図1の撮影システムによる撮影処理について説明す
る。
【0075】ステップS1において、制御部15は、課
金処理部14の投入口14aに情報ユニット2を貸出す
ための保証金が投入されたか(支払われたか)を判定す
る。例えば、ユーザが、この撮影システムを利用するた
めに、情報ユニット2の貸出しを希望して、保証金を支
払った場合、制御部15は、保証金が投入されたと判定
し、その処理は、ステップS2に進む。
【0076】ステップS2において、制御部15は、情
報ユニット貸出部13を制御して貸出口13aから情報
ユニット2を貸出す。
【0077】ステップS21において、情報ユニット2
の各光ビーコン3−1乃至3−6は、予め設定された点
滅パターンで発光し、自らのIDを示すIDデータを出力す
る処理を繰り返す。
【0078】すなわち、この処理により、ユーザは、情
報ユニット2を取得し、撮影装置1から確認することが
できるような位置(例えば、図1のように腕など)に情
報ユニット2を装着させることで、撮影システムのサー
ビスを受けることができるようになる。
【0079】ステップS3において、ID認識カメラ11
は、貸出した情報ユニット2が検出されたか否かを判定
する。すなわち、情報ユニット2を装着したユーザが、
ID認識カメラ11で撮像可能な範囲に存在するか否かが
判定される。ステップS3において、貸出した情報ユニ
ット2が検出された、すなわち、情報ユニット2を装着
したユーザが撮影可能な範囲に存在すると判定された場
合、ステップS4において、ID認識カメラ11は、画像
を撮影して、メモリ12に記憶させる。このとき、ID認
識カメラ11は、検出された情報ユニット2のIDデータ
に対応付けて画像をメモリ12に記憶させる。
【0080】ステップS5において、制御部15は、情
報ユニット貸出部13の返却口13bに貸出した情報ユ
ニット2が返却されたか(返却口13bに格納された
か)否かを判定する。例えば、ユーザが、情報ユニット
2を返却口13bに格納させると、返却があったと判定
され、その処理は、ステップS6に進む。
【0081】ステップS6において、制御部15は、情
報ユニット2の返却口13bに返却された情報ユニット
2のIDを取得する。より詳細には、例えば、返却口13
bに予めスキャナを設置して、これを利用して情報ユニ
ット貸出部13が情報ユニット2の本体にバーコードな
どで記録された情報ユニット2のIDを読出し、制御部1
5に出力することにより、制御部15は、返却された情
報ユニット2のIDを取得する。
【0082】ステップS7において、制御部15は、メ
モリ12に記憶されている画像のうち、取得したIDに対
応する画像を読み出して画像表示部18に表示させる。
すなわち、返却した情報ユニット2を装着していたユー
ザが撮影されている画像が、表示部18に表示される。
【0083】ステップS8において、制御部15は、画
像表示部18に表示された画像のうち、購入が希望され
た画像が存在するか否かを判定する。例えば、ユーザが
入力部19を操作して、画像表示部18に表示されてい
る、自らが撮影されている画像をみて、購入したい画像
を指定して、購入を希望する操作を実行すると、制御部
15は、画像の購入が希望されたと判定し、その処理
は、ステップS9に進む。尚、購入を希望する場合、ユ
ーザは、購入した画像をその場でプリントアウトするの
か、または、ネットワークを介して所定のアドレスへの
配信を希望するかの情報も入力する。また、ネットワー
クを介して画像の配信を希望する場合、宛先となる情
報、例えば、E-mailアドレスなども入力する。
【0084】ステップS9において、制御部15は、購
入が希望された画像のネットワークを介した配信が希望
されているか否かを判定する。例えば、ネットワークで
の配信が希望されていなかった場合、ステップS10に
おいて、制御部15は、プリンタ16を制御して、購入
が希望された画像をプリントアウトする。
【0085】ステップS9において、購入を希望した画
像のネットワークを介した配信が希望されていると判定
された場合、ステップS11において、制御部15は、
ネットワークインターフェース17を制御して、インタ
ーネットなどのネットワークを介して、指定された宛先
に購入が希望された画像を送信する。
【0086】ステップS12において、制御部15は、
課金処理部14を制御して、保証金として預かっている
金額から、情報ユニット2の利用料金や購入された画像
の料金を差し引いた金額を返却口14bから返却させる
と共に、メモリ12に記憶されている返却された情報ユ
ニット2のIDに対応する画像のデータを消去させ、その
処理は、ステップS1に戻る。
【0087】ステップS1において、保証金が支払われ
なかったと判定された場合、ステップS2の処理が、ス
キップされ、ステップS3において、貸出した情報ユニ
ット2が検出されないと判定された場合、ステップS4
の処理がスキップされ、さらに、ステップS5におい
て、貸出した情報ユニット2が返却されていないと判定
した場合、その処理は、ステップS1に戻る。
【0088】尚、保証金では必要金額が不足する場合、
追加料金を請求し、追加料金が支払われた後、ステップ
S10,S11の処理がなされるようにしても良い。
【0089】以上のような処理により、ユーザは、自ら
で撮像装置を携帯しない状態で、さらに、自らが移動し
ているような場合でも、自らが撮影されている画像を取
得することができる。すなわち、例えば、スキー場の場
合、撮影装置1がゲレンデの複数の位置に設置されてい
れば、それぞれの位置の撮影装置1の撮影範囲に入るた
びに、ユーザは撮影されることになり、最終的に情報ユ
ニット2を返却する時に、好みの画像のみをプリントア
ウトしたり、画像データとしてネットワークを介して配
信を受けたりすることができる。
【0090】また、複数の台数の撮影装置1を、例え
ば、観光地などの記念撮影に利用されるような位置に設
置し、撮影された画像を複数の撮影装置1間で相互にそ
れぞれのメモリ12に記憶された画像を読み出せるよう
にすることで、複数の撮影ポイントでの画像を撮影する
ことができるので、記念撮影のし忘れなどを防止するこ
ともできる。
【0091】以上においては、撮影装置1がスキー場の
所定の位置に設置された場合に、ゲレンデをスキーなど
ですべるユーザを撮影する例について説明してきたが、
これに限らず、例えば、名所旧跡の観光地や遊園地など
であってもよい。
【0092】以上の例においては、ユーザが特定の情報
ユニット2を装着して、撮影装置1により画像を撮影す
る場合、すなわち、特定のハードウェアにより撮影シス
テムを実現させる場合について説明してきたが、撮影装
置と情報ユニットを相互にコンピュータなどで制御し
て、ソフトウェアで実現させるようにしても良い。
【0093】図11は、撮影システムが、ソフトウェア
により実現されるときの構成を示している。
【0094】PCサーバ201は、ID認識カメラ202を
制御して、情報ユニット203を所持するユーザの画像
を撮影させると共に、その情報ユニット203から発せ
られているIDを取得し、撮影された画像をIDに対応付け
て記憶する。また、PCサーバ201は、ネットワーク2
05を介して携帯端末203から撮影された画像のう
ち、携帯端末203のIDに対応する、低画質の画像の一
覧を携帯端末203に送信する。
【0095】また、PCサーバ201は、携帯端末203
から画像の購入の希望が受信されると、金融サーバ20
4を介してユーザの指定口座から画像の対価となる金額
を引き落とすように、課金処理を実行した後、低画質化
していないそのままの画質の画像データを携帯端末20
3に送信する。すなわち、PCサーバ201は、ID認識カ
メラ202と接続されているため、実質的に撮影装置を
構成することになる。
【0096】ID認識カメラ202は、所定の地点に設置
され、ユーザに装着された情報ユニット211を検出す
ると共に、撮影した画像データをPCサーバ201に出力
する。
【0097】携帯端末203は、ユーザにより所持さ
れ、ユーザに装着されている情報ユニット211より出
力される信号を、その点滅パターンを変化させて制御
し、例えば、自らのIDデータを送信させる。また、携帯
端末203は、ネットワーク205を介してPCサーバ2
01にアクセスして、自らのIDに対応する低画質の画像
の一覧を受信して、表示部221に表示させる。さら
に、携帯端末203は、操作部222がユーザにより操
作されて画像の購入を希望する旨の処理がなされると、
ネットワーク205を介してPCサーバ201にその旨を
連絡し、PCサーバ201により携帯端末202のIDに基
づいて課金処理がなされた後、購入が希望された画像を
受信する。
【0098】金融サーバ204は、銀行やクレジットカ
ード会社などにより管理運営されるサーバであり、購入
が希望された画像にかかる対価の課金処理を実行する。
【0099】次に、図12のブロック図を参照して、PC
サーバ201の構成について説明する。CPU(Central P
rocessing Unit)231は、ROM(Read Only Memory)
232、または記憶部238に記憶されているプログラ
ムに従って各種の処理を実行する。RAM(Random Access
Memory)233には、CPU231が実行するプログラム
やデータなどが適宜記憶される。これらのCPU231、R
OM232、およびRAM233は、バス234により相互
に接続されている。
【0100】CPU231には、バス234を介して入出
力インタフェース235が接続されている。入出力イン
タフェース235には、キーボード、マウス、マイクロ
ホンなどよりなる入力部236、ディスプレイ、スピー
カなどよりなる出力部237が接続されている。今の場
合、ID認識カメラ202が入力部236に接続されてい
る。CPU231は、入力部236から入力される指令に
対応して各種の処理を実行する。そして、CPU231
は、処理の結果得られた画像や音声等を出力部237に
出力する。
【0101】入出力インタフェース235に接続されて
いる記憶部238は、例えばハードディスクなどで構成
され、CPU231が実行するプログラムや各種のデータ
を記憶する。通信部239は、ネットワーク205を介
して携帯端末203、および、金融サーバ204との間
で各種のデータの授受を行う。
【0102】入出力インタフェース235に接続されて
いるドライブ240は、磁気ディスク251、光ディス
ク252、光磁気ディスク253、或いは半導体メモリ
254などが装着されたとき、それらを駆動し、そこに
記録されているプログラムやデータなどを取得する。取
得されたプログラムやデータは、必要に応じて記憶部2
38に転送され、記憶される。
【0103】次に、図13を参照して、携帯端末203
の構成について説明する。
【0104】携帯端末203のCPU271、ROM272、
RAM273、バス274、入出力インタフェース27
5、入力部276、出力部277、記憶部278、通信
部279,ドライブ280、磁気ディスク291、光デ
ィスク292、光磁気ディスク293、および、半導体
メモリ294は、PCサーバ201のCPU231、ROM23
2、RAM233、バス234、入出力インタフェース2
35、入力部236、出力部237、記憶部238、記
憶部239,ドライブ240、磁気ディスク251、光
ディスク252、光磁気ディスク253、および、半導
体メモリ254に対応するものである。
【0105】また、出力部277には、情報ユニット2
11が接続されており、自らを識別するIDが出力され
る。
【0106】次に、図14を参照して、情報ユニット2
11について説明する。基本的な構成は、図1の情報ユ
ニット2と同様であるが、光ビーコン301−1乃至3
01−6の構成が一部異なる。図中、図5の光ビーコン
3における場合と対応する部分については、同一の符号
を付してあり、以下では、その説明は、適宜省略する。
データ送受信部311は、出力部277と通信すること
によりデータを可変とすることが可能である。データ送
受信部311と出力部277は、有線・無線の通信回
線、例えば電話回線、ISDN、RS-232C、RS-422、Etherne
t(R)(10base-T,100base-T)、USB(Universal Serial Bu
s)、IEEE(Institute of Electrical andElectronic E
ngineers)1394、IEEE802.11a、IEEE802.11b、BlueToot
hなどの通信手段によりデータ通信ができる環境で接続
されている。また、データ送受信部331は、この通信
方法に対応するデータ通信用IC及びドライバから構成さ
れており、受信した光ビーコン301の送信データを、
点滅制御部152に出力する。
【0107】尚、金融サーバ205の構成は、図12を
参照して説明したPCサーバ201の構成と同様であるの
で、その説明は省略する。
【0108】次に、図15の機能ブロック図を参照し
て、図12のPCサーバ201により実現される機能につ
いて説明する。尚、以下の説明において、機能ブロック
の各構成は、例えば、記憶部238、または、ROM23
2に予め組み込まれるプログラムからなるソフトウェア
を、CPU231が実行するときに実現されるものとして
説明するが、各機能ブロックを実現するハードウェアか
ら構成されるようにしても良い。従って、以下の機能ブ
ロック図は、ハードウェア構成図と見ても、ソフトウェ
ア構成図と見てもよいものである。
【0109】制御部321は、PCサーバ201の全体の
動作を制御するものである。また、制御部321は、ID
認識カメラ202より情報ユニット211より送信され
てくるIDが検出されると、そのタイミングで画像を撮影
させ、検出されたIDと対応付けて画像記憶部322に記
憶させる。また、制御部321は、通信部239を制御
して、ネットワーク205を介して携帯端末203よ
り、そのIDと共に送信されてくる撮影された画像の一覧
が要求されると、対応するIDの画像を読出し、低画質化
して画像の一覧として携帯端末203に送信する。さら
に、制御部321は、この画像の一覧の送信に対応し
て、携帯端末203から画像の購入が要求された時、課
金処理部323を制御して、金融サーバ204に対し
て、そのIDに対応するユーザの銀行口座から画像の対価
に相当する金額を自らの銀行口座に引き落とす処理など
を実行した後、低画質化していない、そのままの画質の
画像を携帯端末203に送信させる。
【0110】次に、図16の機能ブロック図を参照し
て、図14の携帯端末203により実現される機能につ
いて説明する。
【0111】制御部331は、携帯端末203の全体の
動作を制御するものである。制御部331は、情報ユニ
ット211を制御して、自らのIDを示す信号を出力させ
る。また、タッチパッドや操作ボタンなどから構成され
る操作部222がユーザにより操作されて、PCサーバ2
01に記憶されている画像の一覧が要求された場合、制
御部331は、通信部279を制御してネットワーク2
05を介してPCサーバ201にアクセスして、自らのID
に対応する画像の一覧を要求すると共に、PCサーバ20
1より送信されてくる画像の一覧を表示部221に表示
する。また、この画像の一覧の中からユーザにより指定
される画像の購入処理がなされた場合、制御部331
は、通信部279を制御して、画像の購入希望をPCサー
バ201に送信すると共に、課金処理部332を制御し
て、画像の対価にかかる課金処理を実行させる。さらに
制御部331は、通信部279を制御して、PCサーバ2
01から送信されてくる低画質化されていない、購入が
希望された画像を取得し、画像記憶部333に記憶させ
る。
【0112】次に、図17のフローチャートを参照し
て、図11の撮影システムによる撮影処理について(撮
影処理と、撮影された画像の購入処理について)説明す
る。
【0113】ステップS31において、PCサーバ201
の制御部321は、ID認識カメラ202により情報ユニ
ット211が検出されたか否かを判定する。すなわち、
ID認識カメラ202で情報ユニット211から送信され
てくるIDが検出されたか(情報ユニット203を装着し
たユーザが撮影できる範囲に存在するか)否かを判定す
る。例えば、ステップS31において、情報ユニット2
11が検出されなかった場合、すなわち、ID認識カメラ
202で撮影できる範囲内にユーザが存在しないと判定
された場合、その処理は、ステップS33に進む。
【0114】ステップS33において、制御部321
は、通信部239を制御して携帯端末203から、その
携帯端末203のIDと共に、対応する画像の一覧を送信
する要求があったか否かを判定する。例えば、ステップ
S33において、画像の一覧を送信する要求がなかった
場合、その処理は、ステップS31に戻る。すなわち、
ID信号が検出されず、さらに、画像の一覧が要求されな
かった場合、ステップS31,S33の処理が繰り返さ
れる。
【0115】一方、ステップS51において、携帯端末
203の制御部331が、情報ユニット211を制御し
て、自らのIDを示す信号を出力させ、ステップS52に
おいて、撮像された画像の一覧が要求されたか否かを判
定し、例えば、撮像された画像の一覧が要求されなかっ
た場合、その処理は、ステップS51,S52の処理が
繰り返される。
【0116】この状態で、ユーザが情報ユニット211
を装着して、ID認識カメラ202の撮影可能範囲内に入
ると、ID認識カメラ202は、ユーザに装着されている
情報ユニット211を検出することになるので、ステッ
プS31において、制御部321は、情報ユニット21
1が検出されたと判定し、ステップS32において、ID
認識カメラ202により撮影(撮像)された画像を取り
込み、画像記憶部322に記憶する。このとき、制御部
321は、検出された情報ユニット211のIDと対応付
けて、画像を画像記憶部322に記憶させる。
【0117】従って、PCサーバ201は、携帯端末20
3から画像の一覧が要求されるまで、ステップS31乃
至S33の処理を繰り返し、情報ユニット211を装着
したユーザを検出した時に、ID認識カメラ202で撮像
された画像を画像記憶部322に記憶させる処理を繰り
返す。
【0118】ステップS52において、例えば、操作部
222がユーザにより操作されて、PCサーバ201のID
認識カメラ202により撮影された画像の一覧が要求さ
れた場合、制御部331は、画像の一覧が要求されたと
判定し、ステップS53において、通信部279を制御
して、PCサーバ201に対して自らのIDと共に画像の一
覧を送信するように要求する。
【0119】この処理により、ステップS33におい
て、制御部321は、通信部239を介して、携帯端末
203からの画像の一覧の要求があったと判定し、その
処理は、ステップS34に進む。
【0120】ステップS34において、制御部322
は、画像の一覧を要求してきた携帯端末203のIDを確
認する。さらに、ステップS35において、制御部32
2は、確認されたIDに対応する画像を、画像記憶部32
2から検索し、低画質化して(例えば、サムネール表示
させる程度の画質にして)、通信部239、および、ネ
ットワーク205を介して、携帯端末203に送信させ
る。
【0121】ステップS54において、携帯端末203
の制御部331は、送信されてきた画像の一覧を受信
し、表示部221に表示する。このとき、受信された画
像の一覧は、各画像が低画質化されているため、例え
ば、プリントアウトしても撮影されている被写体が誰で
あるかを認識できる程度の画質でしかなく、画像を選択
することしかできない。
【0122】ステップS55において、制御部331
は、ユーザが操作部222を操作して、いずれかの画像
の購入が希望されたか否かを判定する。ステップS55
において、例えば、操作部222がユーザにより操作さ
れて、画像が指定され、購入が希望されると、制御部3
31は、画像の購入が希望されたと判定し、ステップS
56において、通信部279を制御して指定された画像
と、その購入を希望する情報をPCサーバ201に送信さ
せ、さらに、課金処理部332を制御して課金処理を実
行させる。ここで、携帯端末202の課金処理部332
による課金処理とは、例えば、携帯端末202を所持す
るユーザの銀行口座の口座番号やクレジットカードのカ
ード番号などをPCサーバ201に送信する処理である。
【0123】ステップS36において、制御部321
は、携帯端末203より画像の購入が希望されたか否か
を判定し、例えば、ステップS56の処理により画像の
購入を希望する情報が送信されてきた場合、画像の購入
の希望があったと判定し、その処理は、ステップS37
に進む。
【0124】ステップS37において、制御部371
は、課金処理部323を制御して、携帯端末203から
送信されてきた画像の購入にかかる対価の情報と、ユー
ザの銀行口座の口座番号やクレジットカードのカード番
号に基づいて、金融サーバ204にアクセスして課金処
理を実行する。
【0125】ステップS71において、金融サーバ20
4は、課金処理が要求されたか否かを判定し、課金処理
が要求されるまで、その処理を繰り返し、例えば、ステ
ップS37の処理によりPCサーバ1より課金処理が要求
された場合、ステップS72において、送信されてきた
画像の購入にかかる対価の情報と、ユーザの銀行口座の
口座番号やクレジットカードのカード番号に基づいて、
課金処理を実行する。
【0126】ステップS38において、制御部321
は、画像記憶部322から購入が希望された画像を読出
し、通信部239を制御して、そのままの状態(低画質
化されていない、撮影された画質のままの状態)で画像
を携帯端末203に送信させる。
【0127】ステップS57において、制御部331
は、通信部279を介してPCサーバ201より送信され
てきた、購入が希望された画像を取得し、画像記憶部3
33に記憶させ、その処理は、ステップS51に戻り、
それ以降の処理が繰り返される。
【0128】ステップS36において、画像の購入が希
望されなかったと判定された場合、ステップS37,S
38の処理はスキップされ、その処理は、ステップS3
1に戻る。また、同様に、ステップS55において、画
像の購入が希望されなかった場合、その処理は、ステッ
プS51に戻る。
【0129】以上のような処理により、ID認識カメラ2
02が、例えば、観光地の所定の場所などに設置されて
いれば、ユーザは、携帯端末203と共に情報ユニット
211を所持することで、ID認識カメラ202の撮影範
囲に入ることにより撮影されることになるので、カメラ
などを持ち歩かなくても容易に記念写真などを撮影する
ことが可能となる。また、ユーザは、携帯端末203に
よりPCサーバ201に記録されている、自らの画像を容
易に購入することが可能となる。
【0130】尚、上述の処理において、購入が希望され
た画像の送受信や、課金処理などに必要な情報の送受信
には、送信相手にのみ復号できるようにデータを暗号化
して送信するようにしても良い。
【0131】また、図11の撮影システムにおいては、
画像の購入処理を携帯端末203の通信部279を介し
て行っていたが、例えば、図18で示すように、PCサー
バ201に情報ユニット361を設けて、さらに、携帯
端末203にID認識カメラ351を設けるようにするこ
とで、PCサーバ201から携帯端末202への送信情報
を情報ユニット361、および、ID認識カメラ351で
通信し、携帯端末202からPCサーバ201への送信情
報をID認識カメラ202、および、情報ユニット211
で通信するようにしてもよい。尚、図18の撮影システ
ムにおける撮影処理は、図17のフローチャートを参照
して説明した処理と同様であるので、その説明は省略す
る。
【0132】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行させることが可能な、例え
ば汎用のパーソナルコンピュータなどに記録媒体からイ
ンストールされる。
【0133】この記録媒体は、図12,図13に示すよ
うにPCサーバ201、および、携帯端末203に予め組
み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記
録されている記憶部238,278だけではなく、コン
ピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するため
に配布される、プログラムが記録されている磁気ディス
ク251,291(フレキシブルディスクを含む)、光
ディスク252,292(CD-ROM(Compact Disk-Read O
nly Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含
む)、光磁気ディスク253,293(MD(Mini-Dis
c)(登録商標)を含む)、もしくは半導体メモリ25
4,294(Memory Stickを含む)などよりなるパッケ
ージメディアにより構成される。
【0134】尚、本明細書において、記録媒体に記録さ
れるプログラムを記述するステップは、記載された順序
に沿って時系列的に行われる処理は、もちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理を含むものである。
【0135】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0136】
【発明の効果】本発明によれば、被写体の有無を認識し
て画像を撮影することが可能になると共に、撮影した画
像を容易に購入することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した撮影システムの一実施の形態
の構成を示す図である。
【図2】図1のID認識カメラのブロック図である。
【図3】図2の画像デコード処理部のブロック図であ
る。
【図4】図2のIDデコード処理部のブロック図である。
【図5】図1の光ビーコンのブロック図である。
【図6】ID認識カメラの動作を説明する図である。
【図7】ID認識カメラが画像信号を生成する動作を説明
する図である。
【図8】ID認識カメラが画像信号を生成する動作を説明
する図である。
【図9】ID認識カメラが点滅パターンをデコードする動
作を説明する図である。
【図10】図1の撮影システムの撮影処理を説明するフ
ローチャートである。
【図11】本発明を適用した撮影システムのその他の構
成を示す図である。
【図12】図11のPCサーバの構成を示すブロック図で
ある。
【図13】図11の携帯端末の構成を示すブロック図で
ある。
【図14】図11の光ビーコンのブロック図である。
【図15】図12のPCサーバの機能を説明する機能ブロ
ック図である。
【図16】図13の携帯端末の機能を説明する機能ブロ
ック図である。
【図17】図11の撮影システムの撮影処理を説明する
フローチャートである。
【図18】本発明を適用した撮影システムのその他の構
成を示す図である。
【符号の説明】
1 撮影装置, 2 情報ユニット,3,3−1乃至3
−6 光ビーコン,11 ID認識カメラ, 12 メモ
リ, 13 情報ユニット貸出部, 13a貸出口,
13b 返却口, 14 課金処理部, 14a 投入
口, 14b 返却口, 15 制御部, 16 プリ
ンタ, 17 ネットワークインターフェース, 18
画像表示部, 19 入力部 201 PCサーバ,
202 ID認識カメラ, 203 携帯端末, 204
金融サーバ, 205 ネットワーク, 211 情
報ユニット, 221 表示部, 222 操作部,3
01,301−1乃至301−6 光ビーコン, 32
1 制御部, 322 画像記憶部, 323 課金処
理部, 331 制御部, 332 課金処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AB15 AC03 AC42 AC69 5C053 FA04 FA27 JA21 KA03 LA01 LA03 LA14 5C054 AA01 AA05 CA04 CD03 CH04 DA06 DA09 FA00 GA00 GB04

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点滅パターンを変化させて発光すること
    により、データを送信する発光装置を含む画像を撮像す
    る撮像手段と、 前記撮像手段により撮像された前記発光装置の点滅パタ
    ーンを解析する解析手段と、 前記解析手段の解析結果に基づいて、前記発光装置のID
    を取得する第1のID取得手段と、 前記第1のID取得手段により取得されたIDと対応付け
    て、前記撮像手段により撮像された画像を記憶する記憶
    手段と、 所定の位置の前記発光装置のIDを取得する第2のID取得
    手段と、 前記第1のID取得手段により取得されたIDと対応付けて
    記憶された画像のうち、前記第2のID取得手段により取
    得されたIDに対応する画像を表示する表示手段とを備え
    ることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の位置は、前記発光装置が格納
    される位置であり、前記第2のID取得手段は、前記所定
    の位置に格納された前記発光装置のIDを取得することを
    特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段により表示された前記画像
    に対する課金処理を実行する課金手段と、 前記課金処理がなされた前記画像を印刷する印刷手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報
    処理装置。
  4. 【請求項4】 点滅パターンを変化させて発光すること
    により、データを送信する発光装置を含む画像を撮像す
    る撮像ステップと、 前記撮像ステップの処理で撮像された前記発光装置の点
    滅パターンを解析する解析ステップと、 前記解析ステップの処理での解析結果に基づいて、前記
    発光装置のIDを取得する第1のID取得ステップと、 前記第1のID取得ステップの処理で取得されたIDと対応
    付けて、前記撮像ステップの処理で撮像された画像を記
    憶する記憶ステップと、 所定の位置の前記発光装置のIDを取得する第2のID取得
    ステップと、 前記第1のID取得ステップの処理で取得されたIDと対応
    付けて記憶された画像のうち、前記第2のID取得ステッ
    プの処理で取得されたIDに対応する画像を表示する表示
    ステップとを含むことを特徴とする情報処理方法。
  5. 【請求項5】 点滅パターンを変化させて発光すること
    により、データを送信する発光装置を含む画像の撮像を
    制御する撮像制御ステップと、 前記撮像制御ステップの処理で撮像された前記発光装置
    の点滅パターンの解析を制御する解析制御ステップと、 前記解析制御ステップでの解析結果に基づいて、前記発
    光装置のIDの取得を制御する第1のID取得制御ステップ
    と、 前記第1のID取得制御ステップの処理で取得が制御され
    たIDと対応付けて、前記撮像制御ステップの処理で撮像
    が制御された画像の記憶を制御する記憶制御ステップ
    と、 所定の位置の前記発光装置のIDの取得を制御する第2の
    ID取得制御ステップと、 前記第1のID取得制御ステップの処理で取得されたIDと
    対応付けて記憶が制御された画像のうち、前記第2のID
    取得制御ステップの処理で取得が制御されたIDに対応す
    る画像の表示を制御する表示制御ステップとを含むこと
    を特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラム
    が記録されている記録媒体。
  6. 【請求項6】 点滅パターンを変化させて発光すること
    により、データを送信する発光装置を含む画像の撮像を
    制御する撮像制御ステップと、 前記撮像制御ステップの処理で撮像された前記発光装置
    の点滅パターンの解析を制御する解析制御ステップと、 前記解析制御ステップでの解析結果に基づいて、前記発
    光装置のIDの取得を制御する第1のID取得制御ステップ
    と、 前記第1のID取得制御ステップの処理で取得が制御され
    たIDと対応付けて、前記撮像制御ステップの処理で撮像
    が制御された画像の記憶を制御する記憶制御ステップ
    と、 所定の位置の前記発光装置のIDの取得を制御する第2の
    ID取得制御ステップと、 前記第1のID取得制御ステップの処理で取得されたIDと
    対応付けて記憶が制御された画像のうち、前記第2のID
    取得制御ステップの処理で取得が制御されたIDに対応す
    る画像の表示を制御する表示制御ステップとをコンピュ
    ータに実行させるプログラム。
  7. 【請求項7】 点滅パターンを変化させて発光すること
    によりデータを送信する他の情報処理装置を含む画像を
    撮像する撮像手段と、 前記撮像手段により撮像された前記他の情報処理装置の
    点滅パターンを解析する解析手段と、 前記解析手段の解析結果に基づいて、前記他の情報処理
    装置のIDを取得する第1のID取得手段と、 前記第1のID取得手段により取得されたIDと対応付け
    て、前記撮像手段により撮像された画像を記憶する記憶
    手段と、 前記他の情報処理装置から送信されてくる、前記他の情
    報処理装置のIDを取得する第2のID取得手段と、 前記記憶手段で記憶された画像のうち、前記第2のID取
    得手段により取得された前記他の情報処理装置のIDに対
    応する画像を前記他の情報処理装置に送信する送信手段
    とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記画像に対する課金処理を実行する課
    金手段をさらに備え、 前記課金処理が終了した後、前記送信手段は、前記記憶
    手段に記憶されている画像のうち、前記他の情報処理装
    置のIDに対応する画像を前記他の情報処理装置に送信す
    ることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 点滅パターンを変化させて発光すること
    によりデータを送信する他の情報処理装置を含む画像を
    撮像する撮像ステップと、 前記撮像ステップの処理で撮像された前記他の情報処理
    装置の点滅パターンを解析する解析ステップと、 前記解析ステップの処理での解析結果に基づいて、前記
    他の情報処理装置のIDを取得する第1のID取得ステップ
    と、 前記第1のID取得ステップの処理で取得されたIDと対応
    付けて、前記撮像ステップの処理で撮像された画像を記
    憶する記憶ステップと、 前記他の情報処理装置から送信されてくる、前記他の情
    報処理装置のIDを取得する第2のID取得ステップと、 前記記憶ステップの処理で記憶された画像のうち、前記
    第2のID取得ステップの処理で取得された前記他の情報
    処理装置のIDに対応する画像を前記他の情報処理装置に
    送信する送信ステップとを含むことを特徴とする情報処
    理方法。
  10. 【請求項10】 点滅パターンを変化させて発光するこ
    とによりデータを送信する他の情報処理装置を含む画像
    の撮像を制御する撮像制御ステップと、 前記撮像制御ステップの処理で撮像された前記他の情報
    処理装置の点滅パターンの解析を制御する解析制御ステ
    ップと、 前記解析制御ステップの処理での解析結果に基づいて、
    前記他の情報処理装置のIDの取得を制御する第1のID取
    得制御ステップと、 前記第1のID取得制御ステップの処理で取得が制御され
    たIDと対応付けて、前記撮像制御ステップの処理で撮像
    が制御された画像の記憶を制御する記憶制御ステップ
    と、 前記他の情報処理装置から送信されてくる、前記他の情
    報処理装置のIDの取得を制御する第2のID取得制御ステ
    ップと、 前記記憶制御ステップの処理で記憶が制御された画像の
    うち、前記第2のID取得制御ステップの処理で取得が制
    御された前記他の情報処理装置のIDに対応する画像の前
    記他の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステッ
    プとを含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可
    能なプログラムが記録されている記録媒体。
  11. 【請求項11】 点滅パターンを変化させて発光するこ
    とによりデータを送信する他の情報処理装置を含む画像
    の撮像を制御する撮像制御ステップと、 前記撮像制御ステップの処理で撮像された前記他の情報
    処理装置の点滅パターンの解析を制御する解析制御ステ
    ップと、 前記解析制御ステップの処理での解析結果に基づいて、
    前記他の情報処理装置のIDの取得を制御する第1のID取
    得制御ステップと、 前記第1のID取得制御ステップの処理で取得が制御され
    たIDと対応付けて、前記撮像制御ステップの処理で撮像
    が制御された画像の記憶を制御する記憶制御ステップ
    と、 前記他の情報処理装置から送信されてくる、前記他の情
    報処理装置のIDの取得を制御する第2のID取得制御ステ
    ップと、 前記記憶制御ステップの処理で記憶が制御された画像の
    うち、前記第2のID取得制御ステップの処理で取得が制
    御された前記他の情報処理装置のIDに対応する画像の前
    記他の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステッ
    プとをコンピュータに実行させるプログラム。
  12. 【請求項12】 点滅パターンを変化させて発光するこ
    とにより自らのIDを他の情報処理装置に送信する発光手
    段と、 前記他の情報処理装置から送信されてくる前記IDに対応
    した画像を取得する取得手段と、 前記取得手段により取得された画像を記憶する記憶手段
    とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記画像に対する課金処理を実行する
    課金手段をさらに備えることを特徴とする請求項12に
    記載の情報処理装置。
  14. 【請求項14】 点滅パターンを変化させて発光するこ
    とにより自らのIDを他の情報処理装置に送信する発光ス
    テップと、 前記他の情報処理装置から送信されてくる前記IDに対応
    した画像を取得する取得ステップと、 前記取得ステップの処理で取得された画像を記憶する記
    憶ステップとを含むことを特徴とする情報処理方法。
  15. 【請求項15】 点滅パターンを変化させて発光するこ
    とにより自らのIDの他の情報処理装置への送信を制御す
    る発光制御ステップと、 前記他の情報処理装置から送信されてくる前記IDに対応
    した画像の取得を制御する取得制御ステップと、 前記取得制御ステップの処理で取得された画像の記憶を
    制御する記憶制御ステップとを含むことを特徴とするコ
    ンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されてい
    る記録媒体。
  16. 【請求項16】 点滅パターンを変化させて発光するこ
    とにより自らのIDの他の情報処理装置への送信を制御す
    る発光制御ステップと、 前記他の情報処理装置から送信されてくる前記IDに対応
    した画像の取得を制御する取得制御ステップと、 前記取得制御ステップの処理で取得された画像の記憶を
    制御する記憶制御ステップとをコンピュータに実行させ
    るプログラム。
  17. 【請求項17】 画像を撮像する第1の情報処理装置
    と、前記画像を取得する第2の情報処理装置からなる情
    報処理システムにおいて、 前記第1の情報処理装置は、 点滅パターンを変化させて発光することによりデータを
    送信する前記第2の情報処理装置を含む画像を撮像する
    撮像手段と、 前記撮像手段により撮像された前記第2の情報処理装置
    の点滅パターンを解析する解析手段と、 前記解析手段の解析結果に基づいて、前記第2の情報処
    理装置のIDを取得する第1のID取得手段と、 前記第1のID取得手段により取得されたIDと対応付け
    て、前記撮像手段により撮像された画像を記憶する第1
    の記憶手段と、 前記第2の情報処理装置から送信されてくる、前記第2
    の情報処理装置のIDを取得する第2のID取得手段と、 前記第1の記憶手段で記憶された画像のうち、前記第2
    のID取得手段により取得された前記第2の情報処理装置
    のIDに対応する画像を前記第2の情報処理装置に送信す
    る送信手段とを備え、 前記第2の情報処理装置は、 点滅パターンを変化させて発光することにより自らのID
    を前記第1の情報処理装置に送信する発光手段と、 前記第1の情報処理装置から送信されてくる前記IDに対
    応した画像を取得する画像取得手段と、 前記画像取得手段により取得された画像を記憶する第2
    の記憶手段とを備えることを特徴とする情報処理システ
    ム。
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