JP2003345376A - 情報処理装置および方法、送信装置および方法、情報処理システム、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、送信装置および方法、情報処理システム、記録媒体、並びにプログラム

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JP2003345376A
JP2003345376A JP2002150683A JP2002150683A JP2003345376A JP 2003345376 A JP2003345376 A JP 2003345376A JP 2002150683 A JP2002150683 A JP 2002150683A JP 2002150683 A JP2002150683 A JP 2002150683A JP 2003345376 A JP2003345376 A JP 2003345376A
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Yoshiaki Iwai
嘉昭 岩井
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動的に案内情報を変化させながら音声案内を
実現させる。 【解決手段】 PCサーバ1が、コントロールユニット2
に各情報ユニット3−1乃至3−nに送信させる案内用
の音声ファイルを出力する。コントロールユニット2
は、PCサーバ1から送信されてきた音声ファイルを、各
情報ユニット3−1乃至3−nを制御し、光ビーコン1
1−1乃至11−6の点滅パターンにより携帯端末4に
送信する。携帯端末4は、ID認識カメラ21により光ビ
ーコン11−1乃至11−6の点滅パターンを撮像する
ことにより、送信されてきた音声ファイルを受信し、対
応する音声データをスピーカ22より出力する。本発明
は、音声案内システムに適用できる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、送信装置および方法、情報処理システム、記録
媒体、並びにプログラムに関し、特に、音声による案内
内容を動的に変化させながら、ユーザの携帯端末に送信
して、案内できるようにした情報処理装置および方法、
送信装置および方法、情報処理システム、記録媒体、並
びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】視覚障害者、高齢者、その場に不慣れな
人のために、施設内の情報を音声で案内する、いわゆる
音声案内システム(音声ガイダンスシステム)が一般に
普及しつつある。この音声案内システムとしては、施設
内の各設備に案内情報が記録された固定ラベル(案内情
報掲示板)を設置し、この固定ラベルをユーザが携帯端
末を用いて読み取り、読み取った案内情報に基づいて音
声案内を行うと言うものが提案されている。
【0003】携帯端末により情報を読み取る方法として
は、設備の入り口付近などに固定ラベルを設け、そこに
描かれた1次元、または、2次元バーコードを携帯端末
に付属のカメラで認識する方法や、設備の上端に赤外線
発信機を設置し、携帯端末に付属されている赤外線受信
装置で認識する方法などが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、1次元、または、2次元バーコードといった画
像によるパターンをカメラで認識して音声ガイダンスを
行う方法では、カメラによるパターンを認識する精度
が、カメラとバーコードの角度や距離などに大きく依存
するため、安定した認識精度を保ちながら、バーコード
からの情報を読み取ることは困難であるという課題があ
った。また、赤外線を受信する方法では、同時に複数の
情報を読み取ることが難しく、また空間的な位置関係の
把握が難しいという課題があった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、安定した高い精度でラベルの情報が読み取
れるようにすると共に、空間的な位置関係を認識させる
ことができる音声ガイダンスを実現させるようにするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の情報処理
装置は、所定の条件に応じた所定の音声データを記憶す
るデータ記憶手段と、所定の条件を検出する条件検出手
段と、検出手段により検出された所定の条件に対応した
所定の音声データに関する情報を送信させる制御信号を
送信する制御信号送信手段とを備えることを特徴とす
る。
【0007】前記所定の条件は、時刻、または、場所と
するようにすることができる。
【0008】前記所定の音声データに関する情報は、所
定の音声データそのものとするようにすることができ
る。
【0009】前記所定の音声データに関する情報は、所
定の音声データのリンク先を示すリンクデータとするよ
うにすることができる。
【0010】前記他の情報処理装置と通信する通信手段
をさらに設けるようにさせることができ、通信手段に
は、リンクデータに基づいて他の情報処理装置よりアク
セスがあったとき、所定の音声データを他の情報処理装
置に送信させるようにすることができる。
【0011】本発明の第1の情報処理方法は、所定の条
件に応じた所定の音声データを記憶するデータ記憶ステ
ップと、所定の条件を検出する条件検出ステップと、検
出ステップの処理で検出された所定の条件に対応した所
定の音声データに関する情報を送信させる制御信号を送
信する制御信号送信ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0012】本発明の第1の記録媒体のプログラムは、
所定の条件に応じた所定の音声データの記憶を制御する
データ記憶制御ステップと、所定の条件の検出を制御す
る条件検出制御ステップと、検出制御ステップの処理で
検出された所定の条件に対応した所定の音声データに関
する情報を送信させる制御信号の送信を制御する制御信
号送信制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0013】本発明の第1のプログラムは、所定の条件
に応じた所定の音声データの記憶を制御するデータ記憶
制御ステップと、所定の条件の検出を制御する条件検出
制御ステップと、検出制御ステップの処理で検出された
所定の条件に対応した所定の音声データに関する情報を
送信させる制御信号の送信を制御する制御信号送信制御
ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とす
る。
【0014】本発明の送信装置は、情報処理装置より送
信されてくる、所定の音声データに関する情報を送信さ
せる制御信号を受信する制御信号受信手段と、制御信号
受信手段により受信された制御信号に基づいて、所定の
音声データに関する情報に対応した、所定の点滅パター
ンを発生するパターン発生手段と、パターン発生手段に
より発生された所定の点滅パターンで発光する発光手段
とを備えることを特徴とする。
【0015】前記所定の音声データに関する情報は、所
定の音声データそのものとするようにすることができ
る。
【0016】前記所定の音声データに関する情報は、所
定の音声データのリンク先を示すリンクデータとするよ
うにすることができる。
【0017】本発明の送信方法は、情報処理装置より送
信されてくる、所定の音声データに関する情報を送信さ
せる制御信号を受信する制御信号受信ステップと、制御
信号受信ステップの処理で受信された制御信号に基づい
て、所定の音声データに関する情報に対応した、所定の
点滅パターンを発生するパターン発生ステップと、パタ
ーン発生ステップの処理で発生された所定の点滅パター
ンで発光する発光ステップとを含むことを特徴とする。
【0018】本発明の第2の記録媒体のプログラムは、
情報処理装置より送信されてくる、所定の音声データに
関する情報を送信させる制御信号の受信を制御する制御
信号受信制御ステップと、制御信号受信制御ステップの
処理で受信が制御された制御信号に基づいて、所定の音
声データに関する情報に対応した、所定の点滅パターン
の発生を制御するパターン発生制御ステップと、パター
ン発生制御ステップの処理で発生が制御された所定の点
滅パターンでの発光を制御する発光制御ステップとを含
むことを特徴とする。
【0019】本発明の第2のプログラムは、情報処理装
置より送信されてくる、所定の音声データに関する情報
を送信させる制御信号の受信を制御する制御信号受信制
御ステップと、制御信号受信制御ステップの処理で受信
が制御された制御信号に基づいて、所定の音声データに
関する情報に対応した、所定の点滅パターンの発生を制
御するパターン発生制御ステップと、パターン発生制御
ステップの処理で発生が制御された所定の点滅パターン
での発光を制御する発光制御ステップとをコンピュータ
に実行させることを特徴とする。
【0020】本発明の第2の情報処理装置は、所定の点
滅パターンで発光し、所定の音声データに関する情報を
送信する送信装置を撮像する撮像手段と、撮像手段によ
り撮像された送信装置の点滅パターンを解析する解析手
段と、解析手段の解析結果に基づいて、所定の音声デー
タを生成する音声データ生成手段と、音声データ生成手
段により生成された所定の音声データを、音声として出
力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0021】前記撮像手段により撮像された送信装置の
撮像位置を検出する撮像位置検出手段をさらに設けるよ
うにさせることができ、音声データ生成手段には、解析
手段の解析結果と、撮像位置に基づいて、所定の音声デ
ータを生成させるようにすることができる。
【0022】前記所定の音声データに関する情報は、所
定の音声データそのものとすることができ、出力手段に
は、解析結果の所定の音声データを音声として出力させ
るようにすることができる。
【0023】前記所定の音声データに関する情報は、所
定の音声データのリンク先を示すリンクデータとするよ
うにすることができる。
【0024】前記他の情報処理装置と通信する通信手段
をさらに設けるようにさせることができ、通信手段は、
解析結果のリンクデータに基づいて、所定の音声データ
のリンク先にアクセスし、所定の音声データを取得させ
るようにすることができ、出力手段には、通信手段によ
り取得された所定の音声データを音声として出力させる
ようにすることができる。
【0025】本発明の第2の情報処理方法は、所定の点
滅パターンで発光し、所定の音声データに関する情報を
送信する送信装置を撮像する撮像ステップと、撮像ステ
ップの処理で撮像された送信装置の点滅パターンを解析
する解析ステップと、解析ステップの処理での解析結果
に基づいて、所定の音声データを生成する音声データ生
成ステップと、音声データ生成ステップの処理で生成さ
れた所定の音声データを、音声として出力する出力ステ
ップとを含むことを特徴とする。
【0026】本発明の第3の記録媒体のプログラムは、
所定の点滅パターンで発光し、所定の音声データに関す
る情報を送信する送信装置の撮像を制御する撮像制御ス
テップと、撮像制御ステップの処理で撮像された送信装
置の点滅パターンの解析を制御する解析制御ステップ
と、解析制御ステップの処理での解析結果に基づいて、
所定の音声データの生成を制御する音声データ生成制御
ステップと、音声データ生成制御ステップの処理で生成
が制御された所定の音声データの、音声としての出力を
制御する出力制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0027】本発明の第3のプログラムは、所定の点滅
パターンで発光し、所定の音声データに関する情報を送
信する送信装置の撮像を制御する撮像制御ステップと、
撮像制御ステップの処理で撮像された送信装置の点滅パ
ターンの解析を制御する解析制御ステップと、解析制御
ステップの処理での解析結果に基づいて、所定の音声デ
ータの生成を制御する音声データ生成制御ステップと、
音声データ生成制御ステップの処理で生成が制御された
所定の音声データの、音声としての出力を制御する出力
制御ステップとをコンピュータに実行させることを特徴
とする。
【0028】本発明の情報処理システムには、第1の情
報処理装置が、所定の条件に応じた所定の音声データを
記憶するデータ記憶手段と、所定の条件を検出する条件
検出手段と、条件検出手段により検出された所定の条件
に対応した所定の音声データに関する情報を送信させる
制御信号を送信する制御信号送信手段とを備え、送信装
置が、第1の情報処理装置より送信されてくる、所定の
音声データに関する情報を送信させる制御信号を受信す
る制御信号受信手段と、制御信号受信手段により受信さ
れた制御信号に基づいて、所定の音声データに関する情
報に対応した、所定の点滅パターンを発生するパターン
発生手段と、パターン発生手段により発生された所定の
点滅パターンで発光する発光手段とを備え、第2の情報
処理装置が、送信装置を撮像する撮像手段と、撮像手段
により撮像された送信装置の点滅パターンを解析する解
析手段と、解析手段の解析結果に基づいて、所定の音声
データを生成する音声データ生成手段と、音声データ生
成手段により生成された所定の音声データを、音声とし
て出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0029】本発明の第1の情報処理装置および方法、
並びにプログラムにおいては、所定の条件に応じた所定
の音声データが記憶され、所定の条件が検出され、検出
された所定の条件に対応した所定の音声データに関する
情報を送信させる制御信号が送信される。
【0030】本発明の送信装置および方法、並びにプロ
グラムにおいては、情報処理装置より送信されてくる、
所定の音声データに関する情報を送信させる制御信号が
受信され、受信された制御信号に基づいて、所定の音声
データに関する情報に対応した、所定の点滅パターンが
発生させられ、発生させられた所定の点滅パターンで発
光させられる。
【0031】本発明の第2の情報処理装置および方法、
並びにプログラムにおいては、所定の点滅パターンで発
光し、所定の音声データに関する情報を送信する送信装
置が撮像され、撮像された送信装置の点滅パターンが解
析され、解析結果に基づいて、所定の音声データが生成
され、生成された所定の音声データが、音声として出力
される。
【0032】本発明の情報処理システムにおいては、第
1の情報処理装置により、所定の条件に応じた所定の音
声データが記憶され、所定の条件が検出され、検出され
た所定の条件に対応した所定の音声データに関する情報
が送信させられ、送信装置により、第1の情報処理装置
より送信されてくる、所定の音声データに関する情報を
送信させる制御信号が受信され、受信された制御信号に
基づいて、所定の音声データに関する情報に対応した、
所定の点滅パターンが発生させられ、発生させられた所
定の点滅パターンで発光させられ、第2の情報処理装置
により、送信装置が撮像され、撮像された送信装置の点
滅パターンが解析され、解析結果に基づいて、所定の音
声データが生成され、生成された所定の音声データが、
音声として出力される。
【0033】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る音声案内シ
ステムの一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【0034】画像合成表示システムは、PC(Personal C
omputer)サーバ1、コントロールユニット、情報ユニ
ット3−1乃至3−n、および携帯端末4から構成され
る。
【0035】PCサーバ1は、コントロールユニット2に
対して、情報ユニット3−1乃至3−nのそれぞれに対
応する場所での、案内用の音声データからなる音声ファ
イルを出力させるように指令を出す。
【0036】コントロールユニット2は、いわゆる切替
制御装置のような機能を果たすものであり、PCサーバ1
からの指令に基づいて、各情報ユニット3−1乃至3−
nのいずれかを制御信号により指定して、所定の音声案
内用の音声ファイルを出力し、送信させる。情報ユニッ
ト3−1乃至3−nは、板状の平面上に2次元、また
は、1次元に複数の光ビーコン11−1乃至11−6が
配列されたものであり、音声案内用の音声ファイルを送
信する各種の地点に設置され、例えば、駅の電光掲示板
の上や、建物の内のトイレ付近などに設置される。ま
た、情報ユニット3−1乃至3−nは、コントロールユ
ニット2からの制御信号に基づいて、光ビーコン11−
1乃至11−6のそれぞれについての点滅パターンを替
えて発光することにより、光で携帯端末4に音声案内よ
うの音声ファイルを送信する。より詳細には、各光ビー
コン11−1乃至11−6は、それぞれの点滅パターン
により、自らを識別するID(Identifier)データを送信
しているが、IDデータには様々なデータを含めて送信す
ることができるので、この機能を利用することにより、
案内用の音声ファイルを送信している。
【0037】光ビーコン11−1乃至11−6は、所定
の発光パターンで光を発することによりデータを送信す
る。このデータは、IDデータと呼ばれるものであり、光
ビーコン11−1乃至11−6をそれぞれ識別するもの
であるが、転送可能なデータ量に余裕があるため、その
他のデータを含めて送信することも可能である。例え
ば、IDデータに含められるデータとしては、コンテンツ
データ(画像データ、音声データ、または、テキストデ
ータなど)、リンク先データ(URL(Uniform Resource
Locator)、アドレス、ホストネームなどのデータ)、
および、自らが所属するグループを識別するグループ識
別データなどがあるが、これらに限るものではなく、電
子データとして管理できるデータであれば含めて送信す
ることが可能である。このように、光ビーコン11−1
乃至11−6は、その発光パターンを変化させることに
よりIDデータのみならず、様々なデータを送信すること
ができる。
【0038】ここで、自らが所属するグループを識別す
るグループ識別データについて説明する。例えば、図1
においては、情報ユニット3−1乃至3−nのそれぞれ
を構成する複数の光ビーコン11の群はグループと称さ
れ、これらのグループを識別するデータがグループ識別
データとなる。したがって、今の場合、光ビーコン11
−1乃至11−6は、同一の情報ユニット3−1の同一
のグループに属しているので、同一のグループ識別デー
タを発する。
【0039】尚、情報ユニット3−1乃至3−n、およ
び、光ビーコン11−1乃至11−6は、特に区別する
必要がない場合、単に情報ユニット3、および、光ビー
コン11と称する。また、今の場合、図1には、情報ユ
ニット3が1個に対して光ビーコン11が6個ある例に
ついて示されているが、音声ファイルの送信に必要な点
滅パターンが作り出せる個数であればよく、少なくとも
1個以上であれば個数はいくつであっても構わない。
【0040】携帯端末4は、音声案内を受けようとする
ユーザにより所持されるものであり、情報ユニット3よ
り光ビーコン11の点滅パターンにより光で送信されて
くる音声ファイルをID認識カメラ21で撮像することに
より認識して、案内用の音声データを生成し、スピーカ
22より音声として出力する。
【0041】尚、ID認識カメラ21、および、光ビーコ
ン11については、詳細を後述する。
【0042】図2は、PCサーバ1の構成を示すブロック
図である。CPU(Central Processing Unit)31は、RO
M(Read Only Memory)32、または記憶部38に記憶
されているプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM(Random Access Memory)33には、CPU31が実行
するプログラムやデータなどが適宜記憶される。これら
のCPU31、ROM32、およびRAM33は、バス34によ
り相互に接続されている。
【0043】CPU31には、バス34を介して入出力イ
ンタフェース35が接続されている。入出力インタフェ
ース35には、キーボード、マウス、マイクロホンなど
よりなる入力部36、ディスプレイ、スピーカなどより
なる出力部37が接続されている。CPU31は、入力部
36から入力される指令に対応して各種の処理を実行す
る。そして、CPU31は、処理の結果得られた画像や音
声等を出力部37に出力する。また、CPU31は、出力
部37に接続されている電光掲示板61に、例えば、図
13で示すように駅などで出発列車の案内用などのテキ
ストデータを出力して表示させる。また、CPU31は、
コントロールユニット2に対して、電光掲示板61に出
力した案内と同じ内容の案内用の音声ファイルなどを出
力し、所定の情報ユニット3より出力させる。
【0044】入出力インタフェース35に接続されてい
る記憶部38は、例えばハードディスクなどで構成さ
れ、CPU31が実行するプログラムや各種のデータを記
憶する。通信部39は、図示せぬネットワークを介して
通信機能を有する装置と音声ファイルなどの各種のデー
タの授受を行う。
【0045】入出力インタフェース35に接続されてい
るドライブ40は、磁気ディスク51、光ディスク5
2、光磁気ディスク53、或いは半導体メモリ54など
が装着されたとき、それらを駆動し、そこに記録されて
いるプログラムやデータなどを取得する。取得されたプ
ログラムやデータは、必要に応じて記憶部38に転送さ
れ、記憶される。
【0046】タイマ41は、現状の時刻を計測する、い
わゆるリアルタイムクロックと呼ばれるものであり、CP
U31は案内の情報を時間帯により切り替える際に、こ
のタイマ41の現在時刻を参照する。
【0047】次に、図3を参照して、携帯端末4の構成
について説明する。
【0048】携帯端末4の構成は、基本的に、図2のPC
サーバ1と同様であり、携帯端末4のCPU71、ROM7
2、RAM73、バス74、入出力インタフェース75、
入力部76、出力部77、記憶部78、ドライブ79、
磁気ディスク91、光ディスク92、光磁気ディスク9
3、および、半導体メモリ94は、PCサーバ1のCPU3
1、ROM32、RAM33、バス34、入出力インタフェー
ス35、入力部36、出力部37、記憶部38、ドライ
ブ40、磁気ディスク51、光ディスク52、光磁気デ
ィスク53、および、半導体メモリ54に対応するもの
である。但し、携帯端末4は、全てにおいて携帯性を重
視した構成となっているため、処理速度や記憶部78の
記憶容量などは、PCサーバ1に比べて小さいものであ
る。
【0049】また、入力部76には、ID(Identifier)
認識カメラ21が接続されており、撮像された撮像画像
と、光ビーコン11が撮像された際に、その点滅パター
ンにより取得されるIDデータが入力される。
【0050】ここで、図4を参照して、ID認識カメラ2
1の詳細な構成について説明する。イメージセンサ13
1の受光部141は、撮像される対象となる撮像領域の
光を電気信号に光電変換した後、演算部142に出力す
る。また、受光部141の受光素子151は、CMOS(Co
mplementary Metal-Oxide Semiconductor)素子からな
り、従来のCCD(Charge Coupled Device)素子よりも高
速に動作することができる。より詳細には、受光素子1
51が、撮像される対象となる撮像領域の光を光電変換
し、増幅器152に出力する。増幅器152は、受光素
子151より入力される光電変換された電気信号を増幅
して、演算部142に出力する。
【0051】演算部142の記憶部161は、受光部1
41より入力された増幅されている電気信号を記憶し、
適宜比較部162に出力する。比較部162は、記憶部
161に記憶された電気信号の値に基づいて、演算処理
を行い、演算結果を所定のリファレンス値(=基準信号
レベル)と比較して、比較結果を出力部163に出力す
る。出力部163は、比較結果に基づいてセンサ出力信
号を生成してデータ生成部132に出力する。但し、演
算部142の処理内容は、画像モードとIDモードの2つ
の動作モードにより異なる。尚、この2つの異なる動作
モードによる演算内容の詳細については後述する。
【0052】データ生成部132の画像デコード処理部
171は、画像モードの場合、センサ出力信号をデコー
ド処理して撮像画像を生成して入力部76(図3)に出
力する。また、IDモードの場合、IDデコード処理部17
2は、センサ出力信号をデコード処理してIDデータと位
置データを生成して入力部76(図3)に出力する。
【0053】次に、図5を参照して、画像デコード処理
部171の詳細な構成について説明する。画像デコード
処理部171の画素値決定部181は、センサ出力信号
に基づいて画素値を決定し、フレームメモリ182の対
応する画素位置に決定した画素値を記憶させる。フレー
ムメモリ182は、1フレーム分の画素値を記憶するメ
モリであり、画素位置毎に画素値を記憶する。
【0054】出力部183は、フレームメモリ182に
1フレーム分の画素値が記憶されたとき、順次画像デー
タとして読出し、出力する。
【0055】次に、図6を参照して、IDデコード処理部
172の詳細な構成について説明する。IDデコード部2
01のIDデコード回路211は、IC(Integrated Circu
it)、ASIC(Application Specific Integrated Circui
t)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのデバ
イスにより構成されており、イメージセンサ131から
入力されるセンサ出力信号より各画素のIDデータを復元
する。このIDデコード回路211は、処理能力が十分で
あれば、マイクロプロセッサやDSP(Digital Signal Pr
ocessor)によってソフトウェアで構成するようにして
も良い。
【0056】フラグレジスタ212は、IDデータをデコ
ードするために必要なフラグ類を記憶するためのレジス
タであり、データレジスタ213は、デコード途中また
はデコードを完了したIDを記憶しておくためのレジスタ
である。
【0057】尚、図6においては、IDデコード部201
は、1個のみが示されているが、処理速度の要求によ
り、例えば、各画素毎に設けるようにしてもよいし、垂
直方向、または、水平方向のライン毎に設けるようにし
ても良い。
【0058】タイミング制御部202は、IDデコード処
理部172の全体の動作に必要なタイミングを制御する
タイミング制御信号を出力する。より具体的には、タイ
ミング制御部202は、IDデコード回路211とセンサ
出力信号のタイミングの同期をとり、所望のセンサ出力
信号に対して、対応するフレームメモリ203のフラグ
データをフラグレジスタ212に、IDデータをデータレ
ジスタ213に、それぞれロードして、IDデコード処理
を進めるためのタイミング制御信号を生成し、IDデコー
ド部201(のIDデコード回路211、フラグレジスタ
212、および、データレジスタ213)に供給する。
また、このとき、タイミング制御部202は、フレーム
メモリ203へのアドレス信号、リードライトなどのタ
イミング制御信号を生成し供給する。さらに、タイミン
グ制御部202は、重心計算部204のIDレジスタ22
1、および、ID重心計算回路222、並びに、ID座標格
納メモリ205のタイミング制御を行うタイミング制御
信号を生成して供給する。
【0059】フレームメモリ203は、受光素子15
1、または演算部142毎に演算されたセンサ出力信号
がデコードされたIDデータとフラグデータを格納するメ
モリであり、イメージセンサ131が1画素につき1個
の演算部142をもつ場合には、センサの画像サイズで
あるM画素×N画素と同じサイズとなり、データ幅はフ
ラグレジスタ212とデータレジスタ213のビット幅
の和で構成される。図6においては、各画素の位置に対
応する座標が、I軸とJ軸により示されており、それぞれ
の座標位置にIDデータとフラグデータが格納される。
【0060】重心計算部204は、同一のIDデータを持
つ撮像画像上の画素の重心位置の座標を求め、IDデータ
に、光ビーコン11の検出位置としての位置データ(=
光ビーコン2の撮像画像上の位置データ)を付して出力
する。より詳細には、重心計算部204のIDレジスタ2
21は、タイミング制御部202より入力される所定の
IDデータがデコード部201よりデコードされたことを
示すタイミング制御信号によりフレームメモリ203に
今記憶されたIDデータを読出し、ID重心計算回路222
に出力する。ID重心計算回路222は、入力されたIDデ
ータ毎に、対応する画素の座標位置のI座標とJ座標、並
びにデータの個数を順次加算してID座標格納メモリ20
5に記憶させる。また、ID重心計算回路222は、フレ
ームメモリ203に1フレーム分のデータが格納された
とき、ID座標格納メモリ205よりID毎にI座標の和とJ
座標の和を、データの個数で割ることにより重心位置の
座標を求めて、IDデータと共に出力する。
【0061】次に、図6を参照して、光ビーコン11の
構成について説明する。図6の光ビーコン11は、図示
せぬネットワークを介して他の装置と通信することによ
りデータを可変とすることが可能である。ここでネット
ワークとは、有線・無線の通信回線、例えば電話回線、
ISDN、RS-232C、RS-422、Ethernet(R)(10base-T,100bas
e-T)、USB(Universal Serial Bus)、IEEE(Institute
of Electrical and Electronic Engineers)1394、IEE
E802.11a、IEEE802.11b、BlueToothなどの通信手段によ
り他の装置とデータ通信ができる環境をいう。また、デ
ータ送受信部251は、この通信手段に対応するデータ
通信用IC及びドライバから構成されており、ネットワー
クを介して受信した光ビーコン11の送信データを、点
滅制御部252に出力する。点滅制御部252は、入力
された送信データに応じた点滅パターンを発生し、発光
部253を発光させる。
【0062】次に、ID認識カメラ21の動作について説
明する。
【0063】受光部141の受光素子151は、光を光
電変換し、変換した電気信号を増幅部152に出力す
る。増幅部152は、電気信号を増幅して演算部142
に出力する。演算部142の記憶部161は、受光部1
41より入力された電気信号を順次記憶して、4フレー
ム分の電気信号を記憶し、いっぱいになると、最も古い
フレームの電気信号を消去して、最新のフレームの電気
信号を記憶する処理を繰り返して、常に最新の4フレー
ム分の電気信号を記憶しており、その4フレーム分の電
気信号を比較部162に出力する。
【0064】比較部162の動作は、画像モードとIDモ
ードにより異なる。この動作モードは、例えば、図8で
示すように図示せぬ制御装置により、所定の時間間隔で
交互に切り替えるようにしてもよい。また、画像モード
とIDモードがそれぞれ30fps(frame per second)や60f
psといった従来のフレームレートで切り替えられるよう
にしても良い。さらに、IDモードには、IDデータをデコ
ードするIDデコード処理区間と、デコードされたIDデー
タを持つ画素の座標位置としての位置データを求めるID
重心計算区間がある。
【0065】尚、図8においては、画像モードとIDモー
ドが同時間の場合を示しているが、それぞれの動作モー
ドの時間は、同時間でも良いし、同時間でなくてもよ
い。また、図8の下段で示すように、各画像モードの後
のタイミングでは、画像デコード処理部171により、
センサ出力信号がデコードされて撮像画像の画像データ
が出力され、IDモードの後のタイミングで、IDデコード
処理部172により、センサ出力信号がデコードされて
IDデータと位置データが出力される。
【0066】まず、画像モードの場合の動作について説
明する。
【0067】画像モードの場合、イメージセンサ131
の比較部162は、各画素の受光部41で検出した輝度
を示す信号レベル(記憶部161に記憶された電気信
号)を、基準信号レベルと比較して、図9で示すよう
に、基準信号レベルよりも低くなったときに、図10で
示すようにアクティブになるような信号(図10中の1
の信号)を出力する。
【0068】ここで、図9は、輝度信号レベルを示して
おり、図10は、センサ出力信号を示している。輝度信
号レベルは、実質的に受光素子151の充電電圧の変化
を示している。受光素子151は、所定のタイミングで
充電される電圧と逆極性の所定のリセットレベルの電圧
が印加され、その後のタイミングから受光素子により蓄
積される電荷量に対応して電圧レベルが低下する。従っ
て、図9においては、時刻0において蓄積される電荷は
0であるので、輝度信号レベルは、リセットレベル(所
定のレベル)となっている。この状態から時間が経過す
るに従って、電荷が蓄積されて、輝度信号レベルが低下
する。今の場合、図9中のHで示す直線が、比較的輝度
信号レベルの高い(明るい)画素値として、Lで示す直
線が、比較的輝度信号レベルの低い(暗い)画素値とし
て示されている。
【0069】画素値のレベルが高い輝度信号レベルの変
化Hは、時刻0から時間T(H)だけ経過したタイミングで
ある時刻T(H)において、基準信号レベルに達する電荷が
蓄積されていることが示されている。一方、画素値のレ
ベルが低い輝度信号レベルの変化Lは、時刻0から時間T
(L)だけ経過したタイミングである時刻T(L)において、
基準信号レベルに達する電荷が蓄積されていることが示
されている。
【0070】すなわち、図9で示すように、明るい画素
ほど基準信号レベルに達する時間が短く(図中T(H))、
暗い画素ほど基準信号レベルに達する時間(図中T(L))
が長くなる(T(H)<T(L))。比較部162は、実際の受
光部141より出力される各画素の電気信号(輝度信
号)が、前記基準信号レベルに達したかどうかの比較結
果(コンパレータ出力)を図10で示すように2値のセ
ンサ出力信号として出力する。このような処理により、
イメージセンサ131は、画像を高速に撮像して基準信
号との比較演算を行い、1画面(フレーム)分の結果を
センサ出力信号として出力する。
【0071】さらに、画像デコード処理部171の画素
値決定部181は、この時間T(H),T(L)を計測するため
に、このイメージセンサ131が1画面単位で出力する
結果を、フレーム単位でカウントし、各画素で何番目の
フレームでセンサ出力信号が図9で示すようにアクティ
ブになるかを示すセンサ出力信号をエンコードして画像
データとして出力する。今の場合、センサ出力信号は、
時刻T(H)が、フレーム数F(H)であり、時刻T(L)が、フレ
ーム数F(L)である。
【0072】すなわち、画像モードの場合、画像デコー
ド処理部171の画素値決定部181が、このセンサ出
力信号を正しい明るさの値に変換するために、この基準
信号に到達するまでの時間(フレーム数)の逆数を各画
素毎に計算することで、センサ出力信号を画像データに
デコードし、フレームメモリ182に記憶させる。そし
て、1フレーム分の画像データが蓄積された時、出力部
183は、フレームメモリ182に記憶された画素値を
画像データとして順次読出して出力する。この動作によ
り、ID認識カメラ21は、画像モードにおいて画像デー
タを出力することができる(詳細は、48Kframes/s CMOS
Image Sensor for Real-time 3-D Sensing and Motion
Detection" "SSCC Digest of Technical Papers, pp.
94-95, Feb.2001、または、特開2001-326857を参照され
たい)。
【0073】一方、動作モードがIDモードの場合、比較
部162は、記憶部161に記憶されている時間的に連
続する4フレーム分の電気信号を輝度信号として以下の
式(1)のような演算処理を実行する。 V(N)=F(N)+F(N-1)-F(N-2)-F(N-3)・・・(1)
【0074】ここで、Nはフレーム番号を表し、V(N)
は、Nフレーム目の輝度値が入力された時点での比較値
を示し、F(N)はNフレーム目の受光部141に蓄積され
た輝度を示す。この演算により、光の変化を検出するこ
とができるため、その演算結果をセンサ出力信号として
データ生成部132に出力する。データ生成部132
は、このセンサ出力信号を用いて、後述するIDデコード
処理を行うことで、点滅パターンからなるIDデータを復
元し、光ビーコン2からのIDデータを生成することが可
能となる。
【0075】尚、比較部162の演算方法は、式(1)
に限るものではなく、他の演算(1次微分や2値化画像
の比較など)によって実現するようにしてもよいが、以
下の説明においては、光変化の検出の安定性の高い、式
(1)を用いて説明するものとする。
【0076】ここで、IDデコード処理部172の動作に
ついて説明する。
【0077】IDデコード部201のIDデコード回路21
1は、タイミング制御部202からのセンサ出力信号の
タイミングの同期を図るためのタイミング制御信号に基
づいて、イメージセンサ131から入力されるセンサ出
力信号より各画素のIDデータを復元する。この際、IDデ
コード回路211は、タイミング制御信号に応じて、フ
ラグレジスタ212を制御して、フレームメモリ203
にロードされたフラグデータを用いて、センサ出力信号
からIDデータをデコードし、デコード途中またはデコー
ドを完了したIDをデータレジスタ213に記憶させる。
【0078】さらに、フレームメモリ203は、これら
のデコード処理がなされたフラグデータとIDデータを対
応する座標位置に格納する。
【0079】重心計算部204のIDレジスタ221は、
タイミング制御部202より入力される所定のIDデータ
がデコード部201よりデコードされたことを示すタイ
ミング制御信号により、フレームメモリ203に今記憶
されたIDデータの情報をID重心計算回路222に読み出
させる。
【0080】ID重心計算回路222は、読み出したIDデ
ータに対応する画素の座標位置のI座標とJ座標を順次加
算して、これに画素の個数の情報を付してID座標格納メ
モリ205に記憶させ、この処理を繰り返す。
【0081】そして、フレームメモリ203に1フレー
ム分のデータが格納されたとき、ID重心計算回路222
は、ID座標格納メモリ205よりID毎にI座標の和とJ座
標の和を、データの個数で割ることにより重心位置の座
標を位置データとして求めて、対応するIDデータと共に
出力する。
【0082】以上の動作により、例えば、図11で示す
ように、2個の光ビーコン11−1,11−2が、点滅
しながら発光してデータを送信する場合、ID認識カメラ
21には、図11上部に示すような現実空間上の光ビー
コン11−1,11−2の物理的な位置に応じた、撮像
画像上の位置の画素で光の信号を受光する。例えば、光
ビーコン11−1から発せられた光が座標位置(10,
10)の受光素子151で受光されるものとし、光ビー
コン11−2から発せられた光が座標位置(90,9
0)の受光素子151で受光されるものとする。このと
き、各受光部141の座標位置(10,10)と(9
0,90)の受光素子151では、それぞれが光ビーコ
ン11−1と11−2の点滅パターンにより受光強度
(明るさ)の時間的変化として信号を受信することがで
きる。今の場合、座標(10,10)の位置データに対
応する画素は、IDデータとして「321」が、座標(9
0,90)の位置データに対応する画素は、IDデータと
して105がデコード結果として求められている。
【0083】結果として、この受光強度の変化を上述の
式(1)などにより2値化することにより1/0のビッ
ト列からなるIDデータを取得する事ができる。
【0084】次に、図12の機能ブロック図を参照し
て、PCサーバ1により実現される機能について説明す
る。尚、以下の説明において、機能ブロックの各構成
は、ハードウェアであってもよいし、例えば、記憶部3
9、または、ROM32に予め組み込まれるプログラムで
あっても良い。従って、以下の機能ブロック図は、ハー
ドウェア構成図とも、ソフトウェア構成図と見てもよ
い。
【0085】案内処理部271は、所定の時間間隔でタ
イマ41にアクセスして、時刻情報を読出し、時刻表デ
ータベース272に記憶されている時刻表のデータと照
合し、現在時刻に対応する案内に必要な情報を読み出
す。案内に必要な情報としては、ホーム番号、線名、行
き先方面、種類(例えば、普通電車であるか、または、
快速電車であるかなど)、出発時刻、行き先、および車
両数などである。
【0086】さらに、案内処理部271は、読み出した
案内に必要な情報であるホーム番号、線名、行き先方
面、種類、出発時刻、行き先、および車両数に加えて、
現在時刻のテキスト情報を電光掲示板61に供給し、表
示させると共に、コントロールユニット2に、対応する
情報ユニット3からホーム番号、線名、行き先方面、種
類、出発時刻、行き先、および車両数の音声ファイルを
光ビーコン11の点滅パターンにより送信させるように
指令する。
【0087】より詳細には、案内処理部271は、ホー
ム番号の情報から、例えば、ホーム番号が1の場合(い
わゆる1番線ホームの場合)、1番線のホームに設置さ
れている情報ユニット3で、線名、行き先方面、種類、
出発時刻、行き先、および車両数の音声ファイルを光ビ
ーコン11の点滅パターンにより送信させるように指令
する。
【0088】次に、図13の機能ブロック図を参照し
て、携帯端末4により実現される機能について説明す
る。尚、以下の説明において、機能ブロックの各構成
は、ハードウェアであってもよいし、例えば、記憶部7
8、または、ROM72に予め組み込まれるプログラムで
あっても良い。
【0089】ID認識カメラ21は、上述のように、画像
モードとIDモードにより、それぞれ撮像画像と、IDデー
タとを取得し、このうちIDデータをIDデータ解析部28
1に出力する。IDデータ解析部281は、ID認識カメラ
21より入力されたIDデータを解析し、IDデータに含ま
れた音声データからなる音声ファイルを抽出して、音声
データ生成部282に出力する。
【0090】音声データ生成部282は、入力された案
内用の音声ファイルを、スピーカ22で再生可能な音声
データに変換し、スピーカ22より出力させる。
【0091】次に、図14のフローチャートを参照し
て、PCサーバ1による音声案内送信処理について説明す
る。
【0092】ステップS1において、案内処理部271
は、タイマ41にアクセスして、現在時刻を読み出す。
ステップS2において、案内処理部271は、タイマ4
1より読み出した現在時刻に対応する時刻表データベー
ス272に記憶された時刻表のデータのうち、今現在の
時刻に対応するデータを読み出す。
【0093】ステップS3において、案内処理部271
は、今現在電光掲示板61に表示させている時刻表のデ
ータ、または、コントロールユニット2を制御して情報
ユニット3から送信させている時刻表のデータと、時刻
表データベース272より読み出した時刻表のデータが
異なるものであるのか否か、すなわち、表示させていた
電車の出発時刻が過ぎて、次の電車の表示を繰り上げて
表示させるといったように、時刻表データが変更される
か否かが判定されることになる。
【0094】ステップS3において、例えば、今現在電
光掲示板61に表示させている時刻表のデータ、また
は、コントロールユニット2を制御して情報ユニット3
から送信させている時刻表のデータと、時刻表データベ
ース272より読み出した時刻表のデータが異なる、す
なわち、例えば、それまで表示されていた時刻表データ
の電車の出発時刻が過ぎたと判定された場合、その処理
は、ステップS4に進む。
【0095】ステップS4において、案内処理部271
は、読み出した時刻表のデータの、ホーム番号、線名、
行き先方面、種類、出発時刻、行き先、および車両数に
加えて、現在時刻のテキスト情報を対応する電光掲示板
61に供給し表示させ、さらに、同じ時刻表のデータか
ら案内に必要な音声ファイルを生成して、対応する情報
ユニット3の情報と共にコントロールユニット2に出力
する。
【0096】この場合、電光掲示板61には、例えば、
図15で示すように時刻表のデータが表示される。電光
掲示板61には、ホーム番号表示欄61a、線名表示欄
61b、行き先表示欄61c、現在時刻表示欄61d、
種類表示欄61e−1,61e−2、出発時刻表示欄6
1f−1,61f−2、行き先表示欄61g−1,61
g−2、および、車両数表示欄61h−1,61h−2
が設けられている。今の場合、ホーム番号表示欄61a
には、1番線ホームを示す「1」が、線名表示欄61b
には、「東海道線」が、行き先表示欄61cには、「東
京,品川」が、現在時刻表示欄61dには、「11:27」
が、種類表示欄61e−1には、「快速」が、種類表示
欄61e−2には、「普通」が、出発時刻表示欄61f
−1には「11:30」が、出発時刻表示欄61f−2に
は、「11:45」が、行き先表示欄61g−1には、「東
京」が、行き先表示欄61g−2には、「品川」が、車
両数表示欄61h−1には、「15両」が、車両数表示欄
61h−2には、「11両」がそれぞれ表示されており、
電光掲示板61は、「1番線ホームが東海道線の品川東
京方面ホームであり、現在時刻が11:27であり、快速列
車の東京行きの15両の電車が11:30に出発することを示
し、その次に、普通列車の品川行きの11両の電車が11:4
5に出発する」ことを示している。
【0097】尚、今の場合、対応する電光掲示板61と
は、1番線ホームに設けられたものである。
【0098】また、同様にして、案内処理部271は、
時刻表データのうち、案内に必要な情報を引き出し、音
声ファイルを生成して、コントロールユニット2に出力
する。今の場合、現在時刻から最も近い時刻の時刻表デ
ータを案内すればよいので、例えば、「1番線から快速
東京行きが11:30発車です」といった案内用の音声ファ
イルを生成して、コントロールユニット2に出力する。
尚、今の場合、対応する情報ユニット3とは、図15で
示すように、1番線ホームに設けられたものである。
【0099】ステップS5において、コントロールユニ
ット2は、入力された音声ファイルを対応する情報ユニ
ット3から送信させ、その処理は、ステップS1に戻
る。
【0100】すなわち、今の場合、コントロールユニッ
ト2は、図15で示すように電光掲示板61の上部に設
置された情報ユニット3に対して、案内に必要な音声フ
ァイルを送信させる。より詳細には、コントロールユニ
ット2からの指令に基づいて、情報ユニット3が、自ら
の光ビーコン11の発光パターンを変化させて、光の信
号として案内用の音声ファイルを送信する。
【0101】ステップS3において、例えば、今現在電
光掲示板61に表示させている時刻表のデータ、また
は、コントロールユニット2を制御して情報ユニット3
から送信させている時刻表のデータと、時刻表データベ
ース272より読み出した時刻表のデータが異なるもの
ではない、すなわち、変更がないと判定された場合、そ
の処理は、ステップS1に戻る。すなわち、時刻表のデ
ータに変更がないので、今現在電光掲示板61に表示さ
せている時刻表のデータ、または、コントロールユニッ
ト2を制御して情報ユニット3から送信させている音声
ファイルのままでよいので、この場合、ステップS4,
S5の処理はスキップされる。
【0102】このような処理を繰り返すことにより、情
報ユニット3は、電光掲示板61に表示された時刻表デ
ータに対応する音声ファイルを送信する。
【0103】次に、図16のフローチャートを参照し
て、携帯端末4による音声案内受信処理について説明す
る。
【0104】ステップS21において、ID認識カメラ2
1は、情報ユニット3が検出されたか否かを判定し、検
出されるまでその処理を繰り返す。すなわち、ID認識カ
メラ21は、自らが撮像可能な撮像領域内に情報ユニッ
トの光ビーコン11から送信されるデータを受けること
ができないので、検出されるまで、その処理を繰り返
す。従って、情報ユニット3が存在しても、その光ビー
コン11の点滅がなければ(IDデータの送信がなけれ
ば)、情報ユニット3は検出されないことになる。
【0105】ステップS21において、ユーザが音声案
内のサービスを受けるために、例えば、携帯端末4の情
報ユニット3を検出できるようにかざすなどして、ID認
識カメラ21が、情報ユニット3を検出した場合、その
処理は、ステップS22に進む。
【0106】ステップS22において、ID認識カメラ2
1は、検出した情報ユニット3から送信されているIDデ
ータを読み出し、読み出したIDデータをIDデータ解析部
281に出力する。
【0107】ステップS23において、IDデータ解析部
281は、入力されたIDデータを解析し、解析結果を音
声データ生成部282に出力する。今の場合、IDデータ
には、案内用の音声ファイルが含まれているので、解析
結果として音声ファイルが音声データ生成部282に入
力される。
【0108】ステップS24において、音声データ生成
部282は、入力された音声ファイルより音声データを
生成し、スピーカ22に出力する。今の場合、図14の
フローチャートを参照して説明した処理により、図15
で示す情報ユニット3より送信されてくる音声ファイル
は、案内用の音声ファイルであるので、これをスピーカ
22で出力可能な音声データに変換して、スピーカ22
に出力する。
【0109】ステップS25において、スピーカ22
は、入力された音声データを出力し、その処理は、ステ
ップS1に戻り、それ以降の処理が繰り返される。今の
場合、スピーカ22は、「1番線から快速東京行きが1
1:30発車です」という音声を出力する。
【0110】以上のような処理により、電光掲示板61
に表示された時刻表データを認識するのが困難な、例え
ば、視覚障害者などが携帯端末4を所持すれば、駅のホ
ームなどで、目的地へ向かう列車の発着時刻などの時刻
の変化と共に、動的に変化する情報でも音声案内を受け
ることが可能となる。
【0111】以上においては、音声案内の音声ファイル
を情報ユニット3からIDデータに含めて携帯端末4に送
信してきたが、例えば、図17で示すように、音声ファ
イルを直接携帯端末4に送信するのではなく、音声ファ
イルの在り処を示したリンク先データを情報ユニット3
から送信させ、これに応じて、携帯端末4が、例えば、
URLなどのリンク先にアクセスし、音声ファイルを取得
するようにしてもよい。
【0112】図18は、図17の音声案内システムを実
現させるための携帯端末4の構成を示すブロック図であ
る。
【0113】図18においては、図3における場合と対
応する部分については、同一の符号を付してあり、以下
では、その説明は、適宜省略する。図18の携帯端末4
の基本的な構成は、図3の携帯端末4の構成と同様であ
るが、通信部291が新たに設けられた点が異なる。通
信部291は、CPU71により制御され、図示せぬネッ
トワークを介して通信機能を有する装置、例えば、PCサ
ーバ1と音声ファイルなどの各種のデータの授受を行
う。
【0114】尚、PCサーバ1は、図17における音声案
内システムにおいても、同一の構成で実現させることが
可能であるので、その説明は省略する。但し、その機能
は、異なるので、図17の音声案内システムにおけるPC
サーバ1の機能については後述する。
【0115】次に、図19の機能ブロック図を参照し
て、図17の音声案内システムを構成するPCサーバ1に
より実現される機能について説明する。図19において
は、図12における場合と対応する部分については、同
一の符号を付してあり、以下では、その説明は、適宜省
略する。
【0116】図19における機能ブロックの構成は、図
12のものと基本的に同様であるが、案内処理部271
に替えて案内処理部301が設けられ、通信部39によ
りデータの授受を行う点で異なる。案内処理部301
は、基本的な機能は案内処理部271と同様であるが、
通信部39を介して携帯端末4などからのアクセスがあ
った場合、今現在電光掲示板61に表示されているデー
タに対応する音声ファイルを生成して、送信する。
【0117】次に、図20の機能ブロック図を参照し
て、図18の携帯端末4により実現される機能について
説明する。図20においては、図13における場合と対
応する部分については、同一の符号を付してあり、以下
では、その説明は、適宜省略する。図20における機能
ブロックの構成は、図13のものと基本的に同様である
が、IDデータ解析部281に替えて、IDデータ解析部3
11を設け、通信部291を制御できるようにした点が
異なる。
【0118】IDデータ解析部311の機能は、基本的
に、図13のIDデータ解析部281と同様である。しか
しながら、今の場合、IDデータには、URLなどの音声フ
ァイルのリンク先データが含まれることになるので、解
析結果として得られるのは、音声ファイルではなくリン
ク先データである。そこで、IDデータ解析部311は、
その解析結果としてのリンク先データに基づいて、リン
ク先のPCサーバ1にアクセスし、音声ファイルを取得す
ると共に、取得した音声ファイルを音声データ生成部2
82に出力する。
【0119】次に、図21のフローチャートを参照し
て、図17の音声案内システムを実現させるときのPCサ
ーバ1による音声案内送信処理について説明する。
【0120】ステップS41乃至S44の処理は、図1
4のフローチャートにおいて説明したステップS1乃至
S4の処理と同様であるので、その説明は省略する。
【0121】ステップS45において、コントロールユ
ニット2は、所定のURLを含むIDデータを情報ユニット
3から送信させ、その処理は、ステップS41に戻る。
すなわち、情報ユニット3からは、電光掲示板61によ
り表示される時刻表データとは無関係に、URLの情報が
送信され続ける。
【0122】次に、図22のフローチャートを参照し
て、図17の音声案内システムにおける音声案内受信処
理について説明する。
【0123】ステップS61乃至S63,S65,S6
6の処理は、図16のステップS21乃至S25の処理
と同様であるので、その説明は省略する。
【0124】ステップS64において、IDデータ解析部
311は、IDデータの解析結果として、音声ファイルの
リンク先データとしてのPCサーバ1のURLを取得するこ
とになるので、通信部291を制御して、ネットワーク
を介してPCサーバ1にアクセスして音声ファイルを取得
し、音声データ生成部282に出力する。
【0125】ここで、図23のフローチャートを参照し
て、PCサーバ1の音声案内送信処理について説明する。
【0126】ステップS81において、案内処理部30
1は、通信部39を介して携帯端末4からのアクセスが
あったか否かを判定し、アクセスがあったと判定される
まで、その処理を繰り返す。ステップS81において、
例えば、上述の図21のフローチャートにおけるステッ
プS64の処理によりアクセスがあると、その処理は、
ステップS82に進む。尚、ステップS82,S83の
処理は、図14のフローチャートのステップS1,S2
の処理と同様であるので、その説明は省略する。
【0127】ステップS84において、音声案内部30
1は、読み出された時刻表データを音声案内用の音声フ
ァイルに変換し、通信部38を介して携帯端末4に送信
させ、その処理は、ステップS81に戻る。
【0128】このような処理により、携帯端末4を所持
するユーザは、音声案内によるサービスを受けることが
できると共に、時刻表データのように時刻の変化に伴っ
て動的に変化する情報であっても、情報ユニット3から
送信される情報は変化させることなく、PCサーバ1から
送信する音声ファイルだけを変化させるだけでよい。
【0129】また、以上の例においては、PCサーバ1
が、コントロールユニット2を制御し、さらに、音声フ
ァイルを送信していたが、これらの処理を異なるPCサー
バにより実行させるようにしても良い。すなわち、図2
1,図23のフローチャートで説明した処理を、それぞ
れ異なるPCサーバ1が実行するようにしても良い。
【0130】さらに、何らかの事故により、音声ファイ
ルを送信するPCサーバ1が停止した場合、同様の機能を
持つ他のPCサーバのURLを情報ユニット3から送信させ
るように、送信するURLだけを変更することで、ユーザ
は、PCサーバ1が停止したことを意識することなく音声
ファイルを受信することが可能となり、安定した音声案
内サービスの提供を可能にする。
【0131】次に、図24で示すように、ユーザが携帯
端末4をかざすと、所定の施設内の設備毎に設置された
情報ユニット3−1,3−2の撮像領域内の位置に応じ
て、設備の位置を案内する音声案内システムについて説
明する。今の場合、自動販売機361の上部に情報ユニ
ット3−1が、トイレ362の上部に情報ユニット3−
2がそれぞれ設けられている。
【0132】次に、図25の機能ブロック図を参照し
て、図24の音声案内システムを構成するPCサーバ1の
機能について説明する。案内処理部321は、場所デー
タベース322に予め記憶された情報ユニット3の個々
の設置された場所のデータに基づいて、コントロールユ
ニット2を制御して情報ユニット3からIDデータを送信
させる。すなわち、図24の場合、場所データベース3
22には、情報ユニット3−1は、自動販売機361の
上部に設けられており、情報ユニット3−2は、トイレ
362の上部に設けられていることが記録されている。
従って、自動販売機361の上部に設けられた情報ユニ
ット3−1からは、その位置が自動販売機361である
ことを示すIDデータが、トイレ362の上部に設けられ
た情報ユニット3−2からは、その位置がトイレ362
であることを示す情報が、それぞれ送信される。
【0133】次に、図26の機能ブロック図を参照し
て、図24の音声案内システムを構成する携帯端末4の
機能について説明する。
【0134】IDデータ解析部371は、ID認識カメラ2
1より出力されるIDデータを解析し、IDデータに含まれ
る各光ビーコン11のグループを識別する(情報ユニッ
ト3を識別する)グループ識別データと、そのグループ
毎に含まれる音声ファイルを音声データ生成部373に
出力すると共に、グループ識別データを位置決定部37
2に出力する。
【0135】位置決定部372は、ID認識カメラ21よ
り出力される撮像画像データと、ID解析部371より入
力されたグループ識別データに基づいて、各情報ユニッ
ト3の撮像画像上の位置を決定し、位置決定部372に
出力する。
【0136】音声データ生成部373は、情報ユニット
3毎に、音声ファイルを音声データに変換し、位置決定
部372より入力された位置の情報に対応する、方向を
示す音声データを音声テーブル374より読み出し、合
成してスピーカ22より出力させる。
【0137】次に、図27のフローチャートを参照し
て、図24の音声案内システムを実現させるための、PC
サーバ1による音声案内送信処理について説明する。
【0138】ステップS101において、案内処理部3
21は、コントロールユニット2を制御して、場所デー
タベース322に予め記憶されているように、場所に対
応して設置されている情報ユニット3毎にIDデータを送
信させるように制御し、この処理を繰り返す。すなわ
ち、図24で示すような場合、自動販売機361の上部
に設けられた情報ユニット3−1は、その位置が自動販
売機361であることを示すIDデータを、トイレ362
の上部に設けられた情報ユニット3−2は、その位置が
トイレ362であることを示す情報を、それぞれ送信し
続けることになる。
【0139】次に、図28のフローチャートを参照し
て、図24の音声案内システムが実現するための携帯端
末4の音声案内受信処理について説明する。
【0140】ステップS111において、ID認識カメラ
21は、情報ユニット3を検出したか否かを判定し、情
報ユニット3を検出するまで、その処理を繰り返し、例
えば、情報ユニット3を検出したと判定した場合、その
処理は、ステップS112に進む。
【0141】ステップS112において、IDデータ解析
部371は、検出された情報ユニット3より送信されて
くるIDデータを解析し、IDデータに含まれるグループ識
別データにより同じグループ毎の(情報ユニット毎の)
音声ファイルを生成し、音声データ生成部373に出力
すると共に、グループ識別データと位置データを位置決
定部372出力する。
【0142】ステップS113において、位置決定部3
72は、ID認識カメラ21より入力される撮像画像デー
タの撮像領域内における情報ユニット3の位置を決定す
る。すなわち、図24で示すように、ユーザが携帯端末
4をかざすと、ID認識カメラ21により撮像された撮像
領域(図24の点線で示す領域)は、図29で示すよう
になる。
【0143】しかしながら、ID認識カメラ21により認
識されるのは、情報ユニット3の撮像領域内の位置であ
るので、位置決定部372は、撮像領域を複数の領域に
分けて、いずれの領域に存在するかにより位置を決定す
る。例えば、図30で示すように、ラインA0乃至A1
を領域1、ラインA1乃至A2を領域2、ラインA2乃
至A3を領域3、ラインA4乃至A6を領域4、およ
び、ラインA5乃至A7を領域5の5個の領域に設定す
る。位置決定部372は、このいずれかの領域内に情報
ユニット3の全てが含まれている領域を存在位置として
決定する。今の場合、情報ユニット3−1は、ラインA
4乃至A6の領域4に全体が含まれているので、位置決
定部372は、情報ユニット3−1の位置を、領域4と
して決定する。また、情報ユニット3−2は、ラインA
2乃至A3の領域3に全体が含まれているので、位置決
定部372は、情報ユニット3−2の位置を領域3とし
て決定し、それぞれの決定した位置の情報を音声データ
生成部373に出力する。
【0144】ステップS114において、音声データ生
成部373は、IDデータ解析部371より入力されたグ
ループ毎の(情報ユニット3毎の)音声ファイルを音声
データに変換すると共に、位置の情報に基づいて音声テ
ーブル374の位置を指定する音声データとを組み合わ
せて、ステップS115において、スピーカ22より音
声として出力し、その処理を繰り返す。
【0145】今の場合、音声データ生成部373には、
IDデータ371より入力された音声ファイルとして情報
ユニット3−1,3−2のそれぞれに対応する「自動販
売機」という音声ファイルと、「トイレ」という音声フ
ァイルが入力され、それぞれがスピーカより出力可能な
音声データに変換される。また、その位置を示す情報と
して、位置決定部372より入力された情報により、情
報ユニット3−1に対応する位置は、領域4、情報ユニ
ット3−2に対応する位置は、領域3として入力されて
いる。音声テーブル374には、位置情報に対応する音
声データが、例えば、図31で示すように、領域1につ
いては、「左に」、領域2については「正面に」、領域
3については「右に」、領域4については「左斜め正面
に」、さらに、領域5については「右斜め正面に」とい
うように記憶されている。
【0146】そこで、音声データ生成部373は、情報
ユニット3毎にIDデータに含まれた音声データと、位置
情報に対応する音声テーブル374の音声データを組み
合わせて、スピーカ22より出力させる。今の場合、情
報ユニット3−1については、領域4に対応する「左斜
め正面に」と、IDデータに含まれた「自動販売機」が、
さらに、情報ユニット3−2については、領域3に対応
する「右に」と、IDデータに含まれた「トイレ」がそれ
ぞれ組み合わされ、「左斜め正面に自動販売機があり、
右にトイレがあります」という音声案内用の音声データ
が生成されて、スピーカ22より出力されることにな
る。
【0147】以上の処理により、ID認識カメラ21によ
り認識された情報ユニット3の位置情報とIDデータから
情報ユニット3に登録された設備とその位置を音声によ
り案内することができるので、視覚障害者などに対して
も自らの位置からみた施設内の各設備の方向(位置)を
認識させることが可能となる。
【0148】また、例えば、トイレが掃除中であるとき
は、PCサーバ1が、その情報を含めた音声ファイルを生
成し、コントロールユニット2を介してトイレの情報ユ
ニット(図24の場合、情報ユニット3−2)から、そ
の音声ファイルを含むIDデータを送信させるようにして
も良い。このようにすることで、設備の位置(方向)の
情報を音声で案内することができると共に、その設備の
状態などの情報を動的に加えて、音声で案内することが
可能となる。
【0149】また、図24で示した音声案内において
も、情報ユニット3から送信される情報を音声ファイル
ではなく、URLなどの音声ファイルのリンク先データを
送信し、携帯端末4でリンク先にアクセスし、音声ファ
イルをダウンロードするようにしても同様の音声案内シ
ステムを実現させることが可能となる。
【0150】以上によれば、ID認識カメラと情報ユニッ
トにより安定した音声による案内を実現させるようにす
ることが可能となる。
【0151】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行させることが可能な、例え
ば汎用のパーソナルコンピュータなどに記録媒体からイ
ンストールされる。
【0152】この記録媒体は、図2,図3に示すように
PCサーバ1、携帯端末4に予め組み込まれた状態でユー
ザに提供される、プログラムが記録されている記憶部3
8,76だけではなく、コンピュータとは別に、ユーザ
にプログラムを提供するために配布される、プログラム
が記録されている磁気ディスク51,91(フレキシブ
ルディスクを含む)、光ディスク52,92(CD-ROM(C
ompact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versat
ile Disk)を含む)、光磁気ディスク53,93(MD
(Mini-Disc)(登録商標)を含む)、もしくは半導体
メモリ54,94(Memory Stickを含む)などよりなる
パッケージメディアにより構成される。
【0153】尚、本明細書において、記録媒体に記録さ
れるプログラムを記述するステップは、記載された順序
に沿って時系列的に行われる処理は、もちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理を含むものである。
【0154】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0155】
【発明の効果】本発明によれば、安定した音声案内シス
テムを実現させることができ、動的に変化する情報をも
音声により案内することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した音声案内システムの一実施の
形態の構成を示す図である。
【図2】図1のPCサーバの構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図1の携帯端末の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図3のID認識カメラのブロック図である。
【図5】図4の画像デコード処理部のブロック図であ
る。
【図6】図4のIDデコード処理部のブロック図である。
【図7】図1の光ビーコンのブロック図である。
【図8】ID認識カメラの動作を説明する図である。
【図9】ID認識カメラが画像信号を生成する動作を説明
する図である。
【図10】ID認識カメラが画像信号を生成する動作を説
明する図である。
【図11】ID認識カメラが点滅パターンをデコードする
動作を説明する図である。
【図12】図1のPCサーバの機能を説明する機能ブロッ
ク図である。
【図13】図1の携帯端末の機能を説明する機能ブロッ
ク図である。
【図14】図1のPCサーバによる音声案内送信処理を説
明するフローチャートである。
【図15】図1の音声案内システムの動作を説明する図
である。
【図16】図1の携帯端末による音声案内受信処理を説
明するフローチャートである。
【図17】本発明を適用した音声案内システムのその他
の実施の形態の構成を示す図である。
【図18】図17の携帯端末の構成を示すブロック図で
ある。
【図19】図17のPCサーバの機能を説明する機能ブロ
ック図である。
【図20】図17の携帯端末の機能を説明する機能ブロ
ック図である。
【図21】図17のPCサーバによる音声案内送信処理を
説明するフローチャートである。
【図22】図17の携帯端末による音声案内受信処理を
説明するフローチャートである。
【図23】図17のPCサーバによる音声案内送信処理を
説明するフローチャートである。
【図24】本発明を適用した音声案内システムのその他
の実施の形態の構成を示す図である。
【図25】図24のPCサーバの機能を説明する機能ブロ
ック図である。
【図26】図24の携帯端末の機能を説明する機能ブロ
ック図である。
【図27】図24のPCサーバによる音声案内送信処理を
説明するフローチャートである。
【図28】図24の携帯端末による音声案内受信処理を
説明するフローチャートである。
【図29】図24の携帯端末により撮像される撮像領域
を説明する図である。
【図30】図24の携帯端末により撮像される撮像領域
内の情報ユニットの位置の決定方法を説明する図であ
る。
【図31】図26の音声テーブルに記憶されている音声
データを説明する図である。
【符号の説明】
1 PCサーバ, 2 コントロールユニット, 3,3
−1乃至3−n 情報ユニット, 4 携帯端末, 1
1,11−1乃至11−6 光ビーコン, 21 ID認
識カメラ, 22 スピーカ, 61 電光掲示板,
271 案内処理部, 272 時刻表データベース,
281 IDデータ解析部, 282音声データ生成
部, 291 通信部, 301 案内処理部, 31
1 IDデータ解析部, 321 案内処理部, 322
場所データベース, 371IDデータ解析部, 37
2 位置決定部, 373 音声データ生成部, 37
4 音声テーブル

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の点滅パターンで発光する送信装置
    を制御する情報処理装置において、 所定の条件に応じた所定の音声データを記憶するデータ
    記憶手段と、 前記所定の条件を検出する条件検出手段と、 前記条件検出手段により検出された所定の条件に対応し
    た前記所定の音声データに関する情報を送信させる制御
    信号を送信する制御信号送信手段とを備えることを特徴
    とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の条件は、時刻、または、場所
    であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記所定の音声データに関する情報は、
    前記所定の音声データそのものであることを特徴とする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の音声データに関する情報は、
    前記所定の音声データのリンク先を示すリンクデータで
    あることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 他の情報処理装置と通信する通信手段を
    さらに備え、 前記通信手段は、前記リンクデータに基づいて前記他の
    情報処理装置よりアクセスがあったとき、前記所定の音
    声データを前記他の情報処理装置に送信することを特徴
    とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 所定の点滅パターンで発光する送信装置
    を制御する情報処理装置の情報処理方法において、 所定の条件に応じた所定の音声データを記憶するデータ
    記憶ステップと、 前記所定の条件を検出する条件検出ステップと、 前記条件検出ステップの処理で検出された所定の条件に
    対応した前記所定の音声データに関する情報を送信させ
    る制御信号を送信する制御信号送信ステップとを含むこ
    とを特徴とする情報処理方法。
  7. 【請求項7】 所定の点滅パターンで発光する送信装置
    を制御する情報処理装置を制御するプログラムであっ
    て、 所定の条件に応じた所定の音声データの記憶を制御する
    データ記憶制御ステップと、 前記所定の条件の検出を制御する条件検出制御ステップ
    と、 前記条件検出制御ステップの処理で検出された所定の条
    件に対応した前記所定の音声データに関する情報を送信
    させる制御信号の送信を制御する制御信号送信制御ステ
    ップとを含むことを特徴とするコンピュータが読み取り
    可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  8. 【請求項8】 所定の点滅パターンで発光する送信装置
    を制御する情報処理装置を制御するコンピュータに、 所定の条件に応じた所定の音声データの記憶を制御する
    データ記憶制御ステップと、 前記所定の条件の検出を制御する条件検出制御ステップ
    と、 前記条件検出制御ステップの処理で検出された所定の条
    件に対応した前記所定の音声データに関する情報を送信
    させる制御信号の送信を制御する制御信号送信制御ステ
    ップとを実行させるプログラム。
  9. 【請求項9】 所定の点滅パターンで発光する送信装置
    において、 情報処理装置より送信されてくる、所定の音声データに
    関する情報を送信させる制御信号を受信する制御信号受
    信手段と、 前記制御信号受信手段により受信された制御信号に基づ
    いて、前記所定の音声データに関する情報に対応した、
    前記所定の点滅パターンを発生するパターン発生手段
    と、 前記パターン発生手段により発生された前記所定の点滅
    パターンで発光する発光手段とを備えることを特徴とす
    る送信装置。
  10. 【請求項10】 前記所定の音声データに関する情報
    は、前記所定の音声データそのものであることを特徴と
    する請求項9に記載の送信装置。
  11. 【請求項11】 前記所定の音声データに関する情報
    は、前記所定の音声データのリンク先を示すリンクデー
    タであることを特徴とする請求項9に記載の送信装置。
  12. 【請求項12】 所定の点滅パターンで発光する送信装
    置の送信方法において、 情報処理装置より送信されてくる、所定の音声データに
    関する情報を送信させる制御信号を受信する制御信号受
    信ステップと、 前記制御信号受信ステップの処理で受信された制御信号
    に基づいて、前記所定の音声データに関する情報に対応
    した、前記所定の点滅パターンを発生するパターン発生
    ステップと、 前記パターン発生ステップの処理で発生された前記所定
    の点滅パターンで発光する発光ステップとを含むことを
    特徴とする送信方法。
  13. 【請求項13】 所定の点滅パターンで発光する送信装
    置を制御するプログラムであって、 情報処理装置より送信されてくる、所定の音声データに
    関する情報を送信させる制御信号の受信を制御する制御
    信号受信制御ステップと、 前記制御信号受信制御ステップの処理で受信が制御され
    た制御信号に基づいて、前記所定の音声データに関する
    情報に対応した、前記所定の点滅パターンの発生を制御
    するパターン発生制御ステップと、 前記パターン発生制御ステップの処理で発生が制御され
    た前記所定の点滅パターンでの発光を制御する発光制御
    ステップとを含むことを特徴とするコンピュータが読み
    取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  14. 【請求項14】 所定の点滅パターンで発光する送信装
    置を制御するコンピュータに、 情報処理装置より送信されてくる、所定の音声データに
    関する情報を送信させる制御信号の受信を制御する制御
    信号受信制御ステップと、 前記制御信号受信制御ステップの処理で受信が制御され
    た制御信号に基づいて、前記所定の音声データに関する
    情報に対応した、前記所定の点滅パターンの発生を制御
    するパターン発生制御ステップと、 前記パターン発生制御ステップの処理で発生が制御され
    た前記所定の点滅パターンでの発光を制御する発光制御
    ステップとを実行させるプログラム。
  15. 【請求項15】 所定の点滅パターンで発光し、所定の
    音声データに関する情報を送信する送信装置を撮像する
    撮像手段と、 前記撮像手段により撮像された送信装置の点滅パターン
    を解析する解析手段と、 前記解析手段の解析結果に基づいて、前記所定の音声デ
    ータを生成する音声データ生成手段と、 前記音声データ生成手段により生成された所定の音声デ
    ータを、音声として出力する出力手段とを備えることを
    特徴とする情報処理装置。
  16. 【請求項16】 前記撮像手段により撮像された前記送
    信装置の撮像位置を検出する撮像位置検出手段をさらに
    備え、 前記音声データ生成手段は、前記解析手段の解析結果
    と、前記撮像位置に基づいて、所定の音声データを生成
    することを特徴とする請求項15に記載の情報処理装
    置。
  17. 【請求項17】 前記所定の音声データに関する情報
    は、前記所定の音声データそのものであり、 前記出力手段は、前記解析結果の前記所定の音声データ
    を前記音声として出力することを特徴とする請求項15
    に記載の情報処理装置。
  18. 【請求項18】 前記所定の音声データに関する情報
    は、前記所定の音声データのリンク先を示すリンクデー
    タであることを特徴とする請求項15に記載の情報処理
    装置。
  19. 【請求項19】 他の情報処理装置と通信する通信手段
    をさらに備え、 前記通信手段は、前記解析結果の前記リンクデータに基
    づいて、前記所定の音声データのリンク先にアクセス
    し、所定の音声データを取得し、 前記出力手段は、前記通信手段により取得された所定の
    音声データを音声として出力することを特徴とする請求
    項18に記載の情報処理装置。
  20. 【請求項20】 所定の点滅パターンで発光し、所定の
    音声データに関する情報を送信する送信装置を撮像する
    撮像ステップと、 前記撮像ステップの処理で撮像された送信装置の点滅パ
    ターンを解析する解析ステップと、 前記解析ステップの処理での解析結果に基づいて、前記
    所定の音声データを生成する音声データ生成ステップ
    と、 前記音声データ生成ステップの処理で生成された所定の
    音声データを、音声として出力する出力ステップとを含
    むことを特徴とする情報処理方法。
  21. 【請求項21】 所定の点滅パターンで発光し、所定の
    音声データに関する情報を送信する送信装置の撮像を制
    御する撮像制御ステップと、 前記撮像制御ステップの処理で撮像された送信装置の点
    滅パターンの解析を制御する解析制御ステップと、 前記解析制御ステップの処理での解析結果に基づいて、
    前記所定の音声データの生成を制御する音声データ生成
    制御ステップと、 前記音声データ生成制御ステップの処理で生成が制御さ
    れた所定の音声データの、音声としての出力を制御する
    出力制御ステップとを含むことを特徴とするコンピュー
    タが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒
    体。
  22. 【請求項22】 所定の点滅パターンで発光し、所定の
    音声データに関する情報を送信する送信装置の撮像を制
    御する撮像制御ステップと、 前記撮像制御ステップの処理で撮像された送信装置の点
    滅パターンの解析を制御する解析制御ステップと、 前記解析制御ステップの処理での解析結果に基づいて、
    前記所定の音声データの生成を制御する音声データ生成
    制御ステップと、 前記音声データ生成制御ステップの処理で生成が制御さ
    れた所定の音声データの、音声としての出力を制御する
    出力制御ステップとをコンピュータに実行させるプログ
    ラム。
  23. 【請求項23】 第1の情報処理装置、第2の情報処理
    装置、および送信装置からなる情報処理システムにおい
    て、 第1の情報処理装置は、 所定の条件に応じた所定の音声データを記憶するデータ
    記憶手段と、 前記所定の条件を検出する条件検出手段と、 前記検出手段により検出された所定の条件に対応した前
    記所定の音声データに関する情報を送信させる制御信号
    を送信する制御信号送信手段とを備え、 前記送信装置は、 前記第1の情報処理装置より送信されてくる、前記所定
    の音声データに関する情報を送信させる制御信号を受信
    する制御信号受信手段と、 前記制御信号受信手段により受信された制御信号に基づ
    いて、前記所定の音声データに関する情報に対応した、
    前記所定の点滅パターンを発生するパターン発生手段
    と、 前記パターン発生手段により発生された前記所定の点滅
    パターンで発光する発光手段とを備え、 前記第2の情報処理装置は、 前記送信装置を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段により撮像された送信装置の点滅パターン
    を解析する解析手段と、 前記解析手段の解析結果に基づいて、前記所定の音声デ
    ータを生成する音声データ生成手段と、 前記音声データ生成手段により生成された所定の音声デ
    ータを、音声として出力する出力手段とを備えることを
    特徴とする情報処理システム。
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