JP2003348256A - 個人情報提供装置、個人情報提供方法、個人情報提供プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

個人情報提供装置、個人情報提供方法、個人情報提供プログラムおよび記録媒体

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JP2003348256A
JP2003348256A JP2002149793A JP2002149793A JP2003348256A JP 2003348256 A JP2003348256 A JP 2003348256A JP 2002149793 A JP2002149793 A JP 2002149793A JP 2002149793 A JP2002149793 A JP 2002149793A JP 2003348256 A JP2003348256 A JP 2003348256A
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Eri Hara
恵里 原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客情報の漏洩を防止しつつ、必要十分な最
新の顧客情報を提供する。 【解決手段】 ユーザ端末1は、発信者(顧客)側の操
作により、着信者(販売業者)側の販売端末2に対して
発呼する。販売端末2は、ユーザ端末1からの発呼に対
して着信し、情報開示要求を情報提供サーバ3へ送出す
る。情報提供サーバ3は、着信者(販売業者)側からの
情報開示要求に対して上記発信者(顧客)が情報開示許
可を出した場合には、要求項目の内容に従って、顧客情
報を着信者(販売業者)側の販売端末2へ送信する。販
売端末2は、情報提供サーバ3から要求した顧客情報を
取得する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個人情報提供装
置、個人情報提供方法、個人情報提供プログラムおよび
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電話などの通信端末を用い
た通信販売などにおいては、顧客が通信販売を行なって
いる業者に電話をかけ、所望する商品(商品名や品名コ
ードなど)、自身の個人情報(氏名、住所、電番号な
ど)を告げて商品を注文していた。しかしながら、上記
サービスは、通常、口頭で行なわれているため、業者側
には、注文を受け付けるために多数のオペレータが必要
であり、業務の迅速化、規模拡大が困難であった。
【0003】そこで、顧客が電話をかけてきた際に、自
動的に顧客の個人情報(所望する商品情報を含む)を自
動的に取得するシステムの提案が希望されている。例え
ば、発信者の電話番号を表示するシステム(ナンバーデ
ィスプレイ)や、発信者の情報を電話番号を検索キーと
して管理し、顧客対応等に利用するシステム(CTI)
などが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術であるナンバーディスプレイでは、電話番号
しか表示されないため、必要な顧客情報を取得すること
ができないという問題があった。また、上述したCTI
では、その顧客に対しての対応履歴を元に対応するた
め、最新情報ではない、過去のデータや誤ったデータを
参照して対応してしまうという問題があった。
【0005】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、顧客情報の漏洩を防止しつつ、必要十分な最新
の顧客情報を提供することができる個人情報提供装置、
個人情報提供方法、個人情報提供プログラムおよび記録
媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、発信端末側に関す
る個人情報を着信端末へ送信する個人情報提供装置であ
って、前記個人情報を記憶する記憶手段と、前記着信端
末からの情報開示要求があった旨を前記発信端末に通知
する通知手段と、前記情報提供要求の通知に対して前記
発信端末が承諾した場合、前記記憶手段に記憶されてい
る個人情報を前記着信端末に送信する個人情報送信手段
とを具備することを特徴とする。
【0007】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の個人情報提供装置において、前記通知手段は、前
記着信端末からの情報開示要求に加えて、どのような個
人情報を求めているかを示す情報項目を前記発信端末に
通知し、前記個人情報送信手段は、前記情報提供要求に
対して発信端末が承諾した場合、前記情報項目に合致す
る個人情報を前記着信端末に送信することを特徴とす
る。
【0008】また、請求項3記載の発明では、請求項1
または2記載の個人情報提供装置において、前記発信端
末と前記着信端末とが通信状態にあるかを判別する判別
手段を具備し、前記判別手段により通信状態にある場
合、前記通知手段によって情報開示要求があった旨を前
記発信端末に通知した後、前記個人情報送信手段によっ
て個人情報を前記着信端末に送信することを特徴とす
る。
【0009】また、上述した問題点を解決するために、
請求項4記載の発明では、発信端末側に関する個人情報
を着信端末へ送信する個人情報提供方法であって、前記
着信端末からの情報開示要求があった旨を前記発信端末
に通知し、前記情報提供要求の通知に対して前記発信端
末が承諾した場合、予め記憶されている個人情報を前記
着信端末に送信することを特徴とする。
【0010】また、請求項5記載の発明では、請求項4
記載の個人情報提供方法において、前記着信端末からの
情報開示要求に加えて、どのような個人情報を求めてい
るかを示す情報項目を前記発信端末に通知し、前記情報
提供要求に対して発信端末が承諾した場合、前記情報項
目に合致する個人情報を前記着信端末に送信することを
特徴とする。
【0011】また、請求項6記載の発明では、請求項4
または5記載の個人情報提供方法において、前記発信端
末と前記着信端末とが通信状態にあるかを判別し、前記
通信状態にあると判別された場合、前記情報開示要求が
あった旨を前記発信端末に通知した後、前記個人情報を
前記着信端末に送信することを特徴とする。
【0012】また、上述した問題点を解決するために、
請求項7記載の発明では、発信端末からの発信を通信制
御により着信端末に着信させるステップと、前記着信端
末からの情報開示要求があった旨を前記発信端末に通知
するステップと、前記情報提供要求の通知に対して前記
発信端末が承諾した場合、予め記憶されている個人情報
を前記着信端末に送信するステップとをコンピュータに
実行させることを特徴とする。
【0013】また、請求項8記載の発明では、請求項7
記載の個人情報提供プログラムにおいて、前記着信端末
からの情報開示要求に加えて、どのような個人情報を求
めているかを示す情報項目を前記発信端末に通知するス
テップと、前記情報提供要求に対して発信端末が承諾し
た場合、前記情報項目に合致する個人情報を前記着信端
末に送信するステップとをコンピュータに実行させるこ
とを特徴とする。
【0014】また、請求項9記載の発明では、請求項7
または8記載の個人情報提供プログラムにおいて、前記
発信端末と前記着信端末とが通信状態にあるかを判別す
るステップと、前記通信状態にあると判別された場合、
前記情報開示要求があった旨を前記発信端末に通知する
ステップと、前記個人情報を前記着信端末に送信するス
テップとをコンピュータに実行させることを特徴とす
る。
【0015】また、上述した問題点を解決するために、
請求項10記載の発明では、発信端末からの発信を通信
制御により着信端末に着信させるステップと、前記着信
端末からの情報開示要求があった旨を前記発信端末に通
知するステップと、前記情報提供要求の通知に対して前
記発信端末が承諾した場合、予め記憶されている個人情
報を前記着信端末に送信するステップとをコンピュータ
に実行させる個人情報提供プログラムを記録したことを
特徴とする。
【0016】また、請求項11記載の発明では、請求項
10記載の記録媒体において、前記着信端末からの情報
開示要求に加えて、どのような個人情報を求めているか
を示す情報項目を前記発信端末に通知するステップと、
前記情報提供要求に対して発信端末が承諾した場合、前
記情報項目に合致する個人情報を前記着信端末に送信す
るステップとをコンピュータに実行させる個人情報提供
プログラムを記録したことを特徴とする。
【0017】また、請求項12記載の発明では、請求項
10または11記載の記録媒体において、前記発信端末
と前記着信端末とが通信状態にあるかを判別するステッ
プと、前記通信状態にあると判別された場合、前記情報
開示要求があった旨を前記発信端末に通知するステップ
と、前記個人情報を前記着信端末に送信するステップと
をコンピュータに実行させる個人情報提供プログラムを
記録したことを特徴とする。
【0018】この発明では、通知手段により、前記着信
端末からの情報開示要求があった旨を前記発信端末に通
知し、前記情報提供要求の通知に対して前記発信端末が
承諾した場合、個人情報送信手段により、前記記憶手段
に記憶されている個人情報を前記着信端末に送信する。
したがって、顧客情報の漏洩を防止しつつ、必要十分な
最新の顧客情報を提供することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。
【0020】A.実施形態の構成 図1は、本発明の実施形態による個人情報提供システム
の構成を示すブロック図である。図1において、ユーザ
端末1は、通信網5を介して発呼可能なコンピュータ
や、信号が発信できる電話機などからなる。ユーザ端末
1は、発信者(顧客)側の操作により、通信網5を介し
て、着信者(販売業者)側の販売端末2に対して発呼
し、販売端末2との間で通信を行なう。発信者(顧客)
は、後述する情報提供サーバ3を介して、着信者(販売
業者)側からの情報開示要求および要求項目の内容を確
認し、ユーザ端末1の所定の操作により、情報開示許可
もしくは不許可を、情報提供サーバ3へ通知する。
【0021】販売端末2は、通信網5を介して発呼可能
なコンピュータや、信号が発信できる電話機などからな
る。販売端末2は、上述したように、着信者(販売業
者)側のものであり、上記ユーザ端末1からの発呼に対
して着信し、情報開示要求とどのような情報を求めてい
るかを示す要求項目とを情報提供サーバ3へ送出する。
また、販売端末2は、上記情報開示要求に対して、上記
発信者(顧客)が情報開示許可を出した場合には、情報
提供サーバ3から要求した顧客情報を取得する。
【0022】情報提供サーバ3は、通信網5上に配置さ
れ、発信者側のユーザ端末1と着信側の販売端末2との
間で通話/通話中であることを確認し、着信者(販売業
者)側からの情報開示要求に対して上記発信者(顧客)
が情報開示許可を出した場合には、要求項目の内容に従
って、顧客情報を着信者(販売業者)側の販売端末2へ
送信する。データベース4は、発信者(顧客)側の顧客
情報と、着信者(販売業者)側が要求する要求項目とを
予め記憶している。
【0023】このため、情報提供サーバ3は、通信制御
のために、交換機相当の機能を有し、かつ、情報提供の
ためにデータベース4を制御するための機能を有する。
但し、機能間連携が行なえるという条件で、それぞれの
機能を別々の機器で実現するようにしてもよい。また、
情報提供サーバ3は、着信者(販売業者)側や、発信者
(顧客)側からの各種要求に対して、通信の制御を行な
いつつ、要求を処理する機能を有する。また、情報提供
サーバ3は、着信者(販売業者)側や、発信者(顧客)
側に対して、要求の処理結果を返却する機能を有する。
さらに、情報提供サーバ3は、通話/通話中以外であっ
ても、データベース4の変更を可能にする機能を有す
る。
【0024】次に、図2(a)、(b)は、上記データ
ベースのデータ内容を説明するための概念図である。デ
ータベース4は、図2(a)に示すように、発信者(顧
客)側の顧客情報として、発信者を識別するためのI
D、名前、電話番号、住所、生年月日、血液型、趣味・
興味などを記憶している。また、データベース4は、図
2(b)に示すように、例えば、着信者(販売業者)A
社に対しては、サービス内容(通信販売)、名前、電話
番号、住所を要求項目として、着信者(販売業者)B社
に対しては、サービス内容(占い)、名前、生年月日、
血液型を要求項目として記憶している。
【0025】上記顧客情報は、通信中においても、発信
者(顧客)側から確認することができるようになってい
る。また、着信者(販売業者)側が要求する要求項目
は、特別に必要とする項目がある場合、一時的に追加で
きるようになっている。また、これら顧客情報および要
求項目は、情報提供サーバ3を介して更新することが可
能となっている。
【0026】B.実施形態の動作 次に、本実施形態の動作について詳細に説明する。ここ
で、図3は、本実施形態による個人情報提供システムの
全体動作を説明するためのフローチャートである。
【0027】まず、ユーザ端末1から販売端末2に対し
て発呼する(ステップSa1)。次いで、販売端末2が
着信すると(ステップSa2)、発信者(顧客)の顧客
情報が着信者(販売業者)側に必要であるか判断する
(ステップSa3)。
【0028】そして、顧客情報が不要であれば、そのま
ま通常通り通信を終了する(ステップSa4)。一方、
顧客情報が必要であれば、販売端末2から情報提供サー
バ3へ情報開示要求を出す(ステップSa5)。情報提
供サーバ3は、発信者(顧客)の顧客情報を取得し、販
売端末2へ送信する処理を行ない(ステップSa6)、
通信を終了する(ステップSa7)。
【0029】次に、上述した情報提供サーバ3の処理
(ステップSa6)について詳細に説明する。ここで、
図4は、情報提供サーバの動作を説明するためのフロー
チャートである。情報提供サーバ3では、まず、ユーザ
端末1と販売端末2とが通信中であることを確認する
(ステップSb1)。次いで、着信者(販売業者)側が
必要とする顧客情報の要求項目をデータベース4から検
索する(ステップSb2)。
【0030】次いで、発信者のユーザ端末1に対して、
着信者(販売業者)側が顧客情報の情報開示要求を出し
ていることを通知し(ステップSb3)、発信者のユー
ザ端末1に対して、着信者(販売業者)側が求めている
要求項目の種類を通知する(ステップSb4)。
【0031】次いで、発信者(顧客)が情報提供を許可
したか否かを判断し(ステップSb5)、情報提供が許
可されなかった場合には、発信者(顧客)が着信者(販
売業者)への情報提供を拒否したことを、着信者(販売
業者)側の販売端末2へ通知する(ステップSb6)。
一方、情報提供が許可された場合には、発信者(顧客)
の顧客情報(要求項目)を、着信者(販売業者)側の販
売端末2へ通知する。
【0032】C.具体例次に、本実施形態のより具体的
な動作について説明する。ここで、図5および図6は、
本実施形態のより具体的な動作を説明するためのシーケ
ンス図である。
【0033】まず、購買側(顧客:ユーザ端末1)が販
売側(販売業者:販売端末2)に発呼する(Sc1)。
情報提供サーバ3は、通信制御を行ない、販売側へ着信
させる(Sc2)。これに対して、販売側では、応答
(通話開始)する(ステップSc3)。
【0034】情報提供サーバ3では、通信制御を継続し
(ステップSc4)、購買側と販売側とで会話を行なう
(ステップSc5、Sc6)。購買側からは、例えば
「1番の商品が欲しいのですが」という商品購入の意思
が通知され、販売側では、これに対して「承りました」
というような商品購入の意思を受託した旨の会話が行な
われる。
【0035】次いで、販売側では、購買側の情報開示要
求「住所と氏名を開示してください」が情報提供サーバ
3へ送出される(ステップSc7)。これに対して、情
報提供サーバ3では、販売側と購買側とが互いに通話し
ている状態かを確認し、通話状態であれば、後述するス
テップSc9へ進み、非通話状態であれば、販売側に顧
客情報を開示できない旨を通知して通信を終了させる
(ステップSc8)。
【0036】通話状態にある場合には、情報提供サーバ
3では、購買側に販売側に対して情報を開示してもよい
か照会する(ステップSc9)。照会内容は、例えば
「販売側から住所、氏名の情報の開示要求がきていま
す。開示してよろしいですか」などのようなものであ
る。これに対して、購買側で、情報の開示を拒否した場
合には、通信を終了し、現在の登録内容(顧客情報)を
確認することを選択する場合には、ステップSc10へ
進み、現在の登録内容を修正することを選択した場合に
は、ステップSc11へ進み、情報の開示を承諾した場
合には、ステップSc12へ進む(ステップSc1
3)。
【0037】情報提供サーバ3では、購買側が現在の登
録内容(顧客情報)を確認することを選択した場合に
は、購買側に現在の登録内容(顧客情報)を通知する
(ステップSc10)。また、購買側が現在の登録内容
を修正することを選択した場合には、登録内容の修正を
受け付ける(ステップSc11)。また、購買側が情報
の開示を承諾した場合には、情報を販売側に開示する
(ステップSc12)。これに対して、販売側では、情
報提供サーバ3からの情報を受け取る(ステップSc1
4)。
【0038】次いで、情報提供サーバ3では、通信制御
中から通信制御を終了し、通信を終了させる(ステップ
Sc15)。購買側と販売側とで最後の会話が行なわれ
た後、通信を終了する(ステップSc16、Sc1
7)。購買側からは、例えば「よろしくお願いします」
という商品購入手続きの終了意思が通知され、販売側で
は、これに対して「ありがとうございました」というよ
うな商品購入の終了意思を受託した旨の会話が行なわれ
る。
【0039】なお、上述した実施形態において、情報提
供サーバ3の機能は、図示しない記憶部に記憶されたプ
ログラムを実行することで実現するようになっている。
記憶部は、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、
フラッシュメモリ等の不揮発性メモリやRAM(Random
Access Memory)のような揮発性のメモリ、あるいはこ
れらの組み合わせにより構成されるものとする。また、
上記記憶部とは、インターネット等のネットワークや電
話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場
合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム
内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プロ
グラムを保持しているものも含む。
【0040】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワークや電話回線等の通信回線のように
情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、
上記プログラムは、上述した処理の一部を実現するため
のものであってもよい。さらに、上述した処理を情報提
供サーバ3に既に記録されているプログラムとの組み合
わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プ
ログラム)であってもよい。
【0041】以上、この発明の実施形態を、図面を参照
して詳述してきたが、具体的な構成は、上記実施形態に
限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範
囲の設計等も含まれる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通知手段により、前記着信端末からの情報開示要求があ
った旨を前記発信端末に通知し、前記情報提供要求の通
知に対して前記発信端末が承諾した場合、個人情報送信
手段により、前記記憶手段に記憶されている個人情報を
前記着信端末に送信するようにしたので、顧客情報の漏
洩を防止しつつ、必要十分な最新の顧客情報を提供する
ことができるという利点が得られる。また、発信者と着
信者の二者間が通話中である場合に情報を開示するよう
にしたため、セキュリティの確保を確実に行うことがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態による個人情報提供システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】 上記データベースのデータ内容を説明するた
めの概念図である。
【図3】 本実施形態による個人情報提供システムの全
体動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】 情報提供サーバの動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図5】 本実施形態のより具体的な動作を説明するた
めのシーケンス図である。
【図6】 本実施形態のより具体的な動作を説明するた
めのシーケンス図である。
【符号の説明】
1 ユーザ端末(発信端末) 2 販売端末(着信端末) 3 情報提供サーバ(個人情報提供装置、通知手段、個
人情報送信手段、判別手段) 4 データベース(記憶手段) 5 通信網

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信端末側に関する個人情報を着信端末
    へ送信する個人情報提供装置であって、 前記個人情報を記憶する記憶手段と、 前記着信端末からの情報開示要求があった旨を前記発信
    端末に通知する通知手段と、 前記情報提供要求の通知に対して前記発信端末が承諾し
    た場合、前記記憶手段に記憶されている個人情報を前記
    着信端末に送信する個人情報送信手段とを具備すること
    を特徴とする個人情報提供装置。
  2. 【請求項2】 前記通知手段は、前記着信端末からの情
    報開示要求に加えて、どのような個人情報を求めている
    かを示す情報項目を前記発信端末に通知し、 前記個人情報送信手段は、 前記情報提供要求に対して発信端末が承諾した場合、前
    記情報項目に合致する個人情報を前記着信端末に送信す
    ることを特徴とする請求項1記載の個人情報提供装置。
  3. 【請求項3】 前記発信端末と前記着信端末とが通信状
    態にあるかを判別する判別手段を具備し、 前記判別手段により通信状態にある場合、前記通知手段
    によって情報開示要求があった旨を前記発信端末に通知
    した後、前記個人情報送信手段によって個人情報を前記
    着信端末に送信することを特徴とする請求項1または2
    記載の個人情報提供装置。
  4. 【請求項4】 発信端末側に関する個人情報を着信端末
    へ送信する個人情報提供方法であって、 前記着信端末からの情報開示要求があった旨を前記発信
    端末に通知し、 前記情報提供要求の通知に対して前記発信端末が承諾し
    た場合、予め記憶されている個人情報を前記着信端末に
    送信することを特徴とする個人情報提供方法。
  5. 【請求項5】 前記着信端末からの情報開示要求に加え
    て、どのような個人情報を求めているかを示す情報項目
    を前記発信端末に通知し、 前記情報提供要求に対して発信端末が承諾した場合、前
    記情報項目に合致する個人情報を前記着信端末に送信す
    ることを特徴とする請求項4記載の個人情報提供方法。
  6. 【請求項6】 前記発信端末と前記着信端末とが通信状
    態にあるかを判別し、前記通信状態にあると判別された
    場合、前記情報開示要求があった旨を前記発信端末に通
    知した後、前記個人情報を前記着信端末に送信すること
    を特徴とする請求項4または5記載の個人情報提供方
    法。
  7. 【請求項7】 発信端末からの発信を通信制御により着
    信端末に着信させるステップと、 前記着信端末からの情報開示要求があった旨を前記発信
    端末に通知するステップと、 前記情報提供要求の通知に対して前記発信端末が承諾し
    た場合、予め記憶されている個人情報を前記着信端末に
    送信するステップとをコンピュータに実行させることを
    特徴とする個人情報提供プログラム。
  8. 【請求項8】 前記着信端末からの情報開示要求に加え
    て、どのような個人情報を求めているかを示す情報項目
    を前記発信端末に通知するステップと、 前記情報提供要求に対して発信端末が承諾した場合、前
    記情報項目に合致する個人情報を前記着信端末に送信す
    るステップとをコンピュータに実行させることを特徴と
    する請求項7記載の個人情報提供プログラム。
  9. 【請求項9】 前記発信端末と前記着信端末とが通信状
    態にあるかを判別するステップと、 前記通信状態にあると判別された場合、前記情報開示要
    求があった旨を前記発信端末に通知するステップと、 前記個人情報を前記着信端末に送信するステップとをコ
    ンピュータに実行させることを特徴とする請求項7また
    は8記載の個人情報提供プログラム。
  10. 【請求項10】 発信端末からの発信を通信制御により
    着信端末に着信させるステップと、 前記着信端末からの情報開示要求があった旨を前記発信
    端末に通知するステップと、 前記情報提供要求の通知に対して前記発信端末が承諾し
    た場合、予め記憶されている個人情報を前記着信端末に
    送信するステップとをコンピュータに実行させる個人情
    報提供プログラムを記録したことを特徴とする記録媒
    体。
  11. 【請求項11】 前記着信端末からの情報開示要求に加
    えて、どのような個人情報を求めているかを示す情報項
    目を前記発信端末に通知するステップと、 前記情報提供要求に対して発信端末が承諾した場合、前
    記情報項目に合致する個人情報を前記着信端末に送信す
    るステップとをコンピュータに実行させる個人情報提供
    プログラムを記録したことを特徴とする請求項10記載
    の記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記発信端末と前記着信端末とが通信
    状態にあるかを判別するステップと、 前記通信状態にあると判別された場合、前記情報開示要
    求があった旨を前記発信端末に通知するステップと、 前記個人情報を前記着信端末に送信するステップとをコ
    ンピュータに実行させる個人情報提供プログラムを記録
    したことを特徴とする請求項10または11記載の記録
    媒体。
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