JP2013069303A - 情報処理装置、及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが関心を持つ可能性の高いアルバムデータを一層効果的に選択し、その存在を通知する。
【解決手段】画像データは所有者情報と関連付けて外部装置の記憶装置に記憶され、送信手段により送信された第1の画像データの特徴情報に基づいて、前記第1の画像データの第1の所有者情報とは異なる第2の所有者情報と関連付けて前記記憶装置に記憶されている第2の画像データが検索され、前記情報処理装置は、前記第1の画像データに関する情報および前記第2の画像データに関する情報を前記第1の所有者情報に基づき前記外部装置から受信する受信手段と、前記第1の画像データに関する情報が前記第2の所有者情報に基づき前記外部装置により配信されることを許可するか否かを設定する設定手段と、を備え、前記設定手段により許可すると設定されれば、前記外部装置により、前記第1の画像データに関する情報が前記第2の所有者情報に基づいて配信される。
【選択図】図7B
【解決手段】画像データは所有者情報と関連付けて外部装置の記憶装置に記憶され、送信手段により送信された第1の画像データの特徴情報に基づいて、前記第1の画像データの第1の所有者情報とは異なる第2の所有者情報と関連付けて前記記憶装置に記憶されている第2の画像データが検索され、前記情報処理装置は、前記第1の画像データに関する情報および前記第2の画像データに関する情報を前記第1の所有者情報に基づき前記外部装置から受信する受信手段と、前記第1の画像データに関する情報が前記第2の所有者情報に基づき前記外部装置により配信されることを許可するか否かを設定する設定手段と、を備え、前記設定手段により許可すると設定されれば、前記外部装置により、前記第1の画像データに関する情報が前記第2の所有者情報に基づいて配信される。
【選択図】図7B
Description
本発明は、情報処理装置、及びその制御方法に関する。
サーバ上のマルチメディアデータ(文書データや画像データなど)を複数のユーザで共有する、共有システムが知られている。このような共有システムにおいては、通常、多数のマルチメディアデータが共有されているが、個々のユーザは、必ずしも全てのマルチメディアデータに関心があるとは限らない。そこで、多数のマルチメディアデータの中から、ユーザにとって関心のあるマルチメディアデータのみを選択し、その存在をユーザに通知することが求められる。
そこで、ユーザの嗜好などに基づいてマルチメディアデータの重要度を算出し、マルチメディアデータの追加や更新などを、ユーザにとって重要なマルチメディアデータに関してのみ通知するシステムが提案されている(特許文献1参照)。
また、近年、マルチメディアデータの中でも特に、画像データを有するアルバムデータを共有することを目的とした、オンラインアルバムシステムが普及している。オンラインアルバムシステムにおいては、あるユーザがサーバにアップロードしたアルバムデータを、他のユーザがダウンロードして閲覧することができる。オンラインアルバムシステムにおいても、アルバムデータの効率的な共有を実現するために、ユーザにとって重要な(即ち、関心の高い)アルバムデータの存在を通知することが求められる。
特開2005−346494号公報
特許文献1に開示されるように、ユーザの嗜好などを利用してユーザにとって関心のあるマルチメディアデータを選択する方法は、アルバムデータを共有するオンラインアルバムシステムにとっては、一定の効果はあるかもしれないが、不十分な点もある。なぜなら、ユーザの嗜好(例えば、「趣味であるスキー」)に合致した写真(画像)であっても、ユーザが無関係な他人のスキーに関する写真に関心を持つ可能性はそれほど高くはないと考えられるからである。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、オンラインアルバムシステムにおいて、ユーザが関心を持つ可能性の高いアルバムデータを一層効果的に選択し、その存在を通知する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の本発明によれば、画像データおよび所有者情報を外部装置へ送信する送信手段を備える情報処理装置であって、前記外部装置により、前記画像データは前記所有者情報と関連付けて前記外部装置の記憶装置に記憶され、前記送信手段により送信された第1の画像データの特徴情報に基づいて、前記第1の画像データの第1の所有者情報とは異なる第2の所有者情報と関連付けて前記記憶装置に記憶されている第2の画像データが検索され、前記情報処理装置は、前記第1の画像データに関する情報および前記第2の画像データに関する情報を前記第1の所有者情報に基づき前記外部装置から受信する受信手段と、前記受信手段により前記第2の画像データに関する情報が受信された後、前記第1の画像データに関する情報が前記第2の所有者情報に基づき前記外部装置により配信されることを許可するか否かを設定する設定手段と、を備え、前記設定手段により許可すると設定されれば、前記外部装置により、前記第1の画像データに関する情報が前記第2の所有者情報に基づいて配信されることを特徴とする情報処理装置が提供される。
なお、その他の本発明の特徴は、添付図面及び以下の発明を実施するための最良の形態における記載によって更に明らかになるものである。
以上の構成により、本発明によれば、オンラインアルバムシステムにおいて、ユーザが関心を持つ可能性の高いアルバムデータを一層効果的に選択し、その存在を通知することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念、中位概念および下位概念など種々の概念を理解するために役立つであろう。
なお、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせすべてが、本発明に必須とは限らない。
[第1の実施形態]
<オンラインアルバムシステム140の構成>
図1は、本発明のオンラインアルバムシステム140の構成例を示す図である。
<オンラインアルバムシステム140の構成>
図1は、本発明のオンラインアルバムシステム140の構成例を示す図である。
本発明のオンラインアルバムシステム140は、アルバムサーバ100と、外部装置である1以上のユーザ端末120を含み、アルバムサーバ100とユーザ端末120はインターネット110を介して相互に接続されている。
アルバムサーバ100は、特徴情報算出部101、類似アルバムデータ検索部102、通信部103、及びアルバムデータ管理部104を備える。アルバムサーバ100はまた、内蔵又は外付けの記憶装置130を備える。
特徴情報算出部101、類似アルバムデータ検索部102、通信部103は、及びアルバムデータ管理部104アルバムサーバ100のCPU(不図示)が実行するプログラム、専用回路、或いはプログラムと専用回路の組み合わせなどによって構成される。
記憶装置130は、例えばハードディスクドライブ(HDD)などであり、ユーザ端末120によって登録(アップロード)されたアルバムデータを格納する。記憶装置130はまた、画像DB105、所有者DB106、及びメタデータDB107を含む。
特徴情報算出部101は、アルバムデータの特徴を示す特徴情報(詳細は後述)を算出する。
類似アルバムデータ検索部102は、あるアルバムデータに類似するアルバムデータを、特徴情報に基づいて検索する。
通信部103は、インターネット110を介したユーザ端末との通信を担う。
アルバムデータ管理部104は、アルバムデータの登録受け付けや、アルバムサーバ100を利用するユーザのユーザ登録などを管理する。
画像DB105は、アルバムデータに含まれる画像データを格納する。
所有者DB106は、アルバムデータの所有者情報(例えば、アルバムデータを登録したユーザのID(ユーザID)などのユーザ情報)を格納する。
メタデータDB107は、アルバムデータのメタデータ(例えば、アルバムデータの閲覧権限情報、特徴情報、所有者情報など(詳細は後述))を格納する。
各アルバムデータは固有のID(アルバムID)を有し、アルバムIDにより、画像DB105、所有者DB106、及びメタデータDB107に格納されている各データが関連付けられ、1つのアルバムデータを構成する。
ユーザ端末120は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)などであり、ユーザがアルバムデータの登録、編集、閲覧などを行うために使用する。
本実施形態では、ユーザ端末120には、アルバムデータ管理用のアプリケーションソフト(アルバム管理ソフト)がインストールされているものとする。そして、ユーザは、アルバム管理ソフトを介してアルバムサーバ100にアクセスしてアルバムデータの管理等を行うものとする。しかし、例えば、ユーザがユーザ端末120にインストールされているウェブブラウザを介してアルバムサーバ100が提供するウェブサイトにアクセスしてアルバムデータの管理等を行うように、オンラインアルバムシステム140を構成してもよい。
<ユーザ登録>
次に、図2及び図7Aを参照して、アルバムサーバ100を利用するユーザのユーザ登録処理について説明する。
次に、図2及び図7Aを参照して、アルバムサーバ100を利用するユーザのユーザ登録処理について説明する。
図7AのステップS701で、ユーザはアルバム管理ソフトのユーザ登録画面200(図2)上で、任意のID201、パスワード202、及び電子メールアドレス203などのユーザ情報を入力し、登録ボタン204を押下する。すると、ユーザ端末120からアルバムサーバ100へユーザ情報が送信される。
ステップS702で、アルバムデータ管理部104は、ユーザ情報を所有者DB106に格納する。
所有者DB106へのユーザ情報の格納が完了すると、ステップS703で、アルバムデータ管理部104は、ユーザ登録が完了した旨の通知(ユーザ登録完了通知)をユーザ端末120に対して行う。ユーザ登録完了通知は、アルバムデータ管理部104が例えば電子メールアドレス203宛に電子メールを送信することにより行われる。
以上の処理により、ユーザ登録処理が完了する。
<アルバム作成>
次に、図3、図4、及び図7Bを参照して、アルバムデータ登録処理について説明する。
次に、図3、図4、及び図7Bを参照して、アルバムデータ登録処理について説明する。
ステップS711で、ユーザ端末120のユーザは、アルバム管理ソフトのアルバム新規作成画面300(図3)上で、タイトル301、公開属性302、類似条件設定303、及び通知設定304それぞれに対して所望の設定を行う。
タイトル301では、ユーザが任意の文字列を入力して、登録(新規作成)するアルバムデータのタイトルを設定することが出来る。図の例では「運動会」というタイトルが設定されている。
公開属性302では、作成するアルバムデータの公開属性を「一般公開」「類似公開」「非公開」からラジオボタンを用いて選択することができる。公開属性「一般公開」とは、登録するアルバムデータ(登録アルバムデータ)を全てのユーザに公開するという設定である。公開属性「類似公開」とは、登録アルバムデータに類似するアルバムデータ(類似アルバムデータ)の所有者に対してのみ、登録アルバムデータを公開するという設定である。公開属性「非公開」とは、登録アルバムデータを全てのユーザに公開しないという設定である。
類似条件設定303では、登録アルバムデータの類似アルバムデータを検索する際に使用する条件を「日時」「場所」「コメントタグ」「被写体」の中からチェックボックスを用いて選択する。チェックボックスは複数を選択することも可能である。類似条件設定303で「日時」が選択されると、アルバムデータに含まれる画像データの撮像日時の情報(時情報)が検索条件として使用される。「場所」が選択されると、アルバムデータに含まれる画像データの撮像位置の情報(位置情報)が検索条件として使用される。「コメントタグ」が選択されると、アルバムデータに含まれる画像データのコメントタグにおける文字情報が検索条件として使用される。「被写体」が選択されると、アルバムデータに含まれる画像データに含まれる被写体を示す被写体情報が検索条件として使用される。画像データに含まれる被写体は、任意の既存の被写体認識処理を利用して検出することができる。また、図示しないが、画像撮像時の撮像モードや焦点距離等の撮像条件情報も検索条件として使用されても構わない。
通知設定304では、登録アルバムデータの類似アルバムデータがアルバムサーバ100に登録されていた(検索の結果、発見された)場合に、電子メールによる通知を行うか否かを設定することができる。電子メールによる通知先は、登録アルバムデータの所有者(ユーザ)のみであってもよいし、類似アルバムデータの所有者だけであってもよいし、或いは、両者であってもよい。従って、通知先を詳細に選択可能なように、アルバム新規作成画面300が構成されていてもよい。
各々の項目の設定が完了した後、ユーザが新規作成ボタン310を押下すると、ユーザ端末120からアルバムサーバ100に対してアルバム作成メッセージが送信される。
ステップS712で、アルバムデータ管理部104は、アルバムデータ150を生成する。この時点では、アルバムデータ150は、画像データを有さない。
ステップS713で、アルバムデータ管理部104は、アルバム新規作成画面300で設定された情報(属性情報)を、アルバムデータ150のアルバムIDと関連付けて、メタデータDB107に格納する。
ステップS715で、アルバムデータ管理部104は、アルバムIDを、アルバムデータ150を生成したユーザ(ユーザA)の所有者情報と関連付けて、所有者DB106に格納する。
以上の処理により、アルバムデータ150の生成処理が完了し、ユーザ端末120には画像データ登録画面400(図4)が表示される。
次に、ステップS731で、ユーザAは、画像データ登録画面400上で、アルバムデータ150に含める画像データを選択する。画像データ登録画面400には、ローカル画像一覧領域401にユーザ端末120の記憶装置(不図示)内に保存されている画像データの一覧が表示される。ローカル画像一覧領域401に表示される各々の画像データは、サムネイル表示402、チェックボックス403、ファイル名表示404を含む。ユーザAが所望の画像データのチェックボックス403にチェックを付けることにより、アルバムデータ150に含める画像データが選択される。転送ボタン410が押下されると、チェックボックス403がチェックされている画像データがアルバムサーバ100に送信される。
ステップS732で、アルバムデータ管理部104は、ユーザ端末120から受信した画像データを画像DB105に格納する。このとき、各画像データには、画像IDが付与され、画像IDはアルバムIDに関連付けられる。
ステップS735で、特徴情報算出部101は、アルバムデータ150の特徴情報を算出して取得する(詳細は後述)。
ステップS736で、アルバムデータ管理部104は、アルバムデータ150の特徴情報をメタデータDB107に格納する。
なお、特徴情報は、特徴情報算出部101ではなくユーザ端末120が算出してステップS731で画像データと共にアルバムサーバ100へ送信してもよい。
ステップS737で、類似アルバムデータ検索部102は、記憶装置130の中から類似アルバムデータを検索する(詳細は後述)。類似アルバムデータが発見された場合には、アルバムデータ管理部104は、アルバムデータ150の類似アルバムデータに関する情報(アルバムIDなど)をメタデータDB107に登録する。これにより、メタデータDB107にアクセスすれば、アルバムデータ150の類似アルバムデータを取得可能になる。
本実施形態においては、ユーザBのアルバムデータ151が類似アルバムデータとして発見されたものとする。
ステップS740及びS741で、アルバムデータ管理部104は、通信部103を介して、ユーザA及びユーザBに対して電子メールを送信することにより、類似アルバムデータの存在を通知する。
具体的には、以下の4種類の通知が存在する。
(1)アルバムデータ管理部104は、類似アルバムデータであるアルバムデータ151に関連付けられた所有者情報が示すユーザ(ユーザB)に、アルバムデータ150が登録されたことを通知する。これにより、ユーザBは、自分が登録済みのアルバムデータに類似するアルバムデータ(アルバムデータ150)、即ち、関心を持つ可能性の高いアルバムデータが新たに登録されたことを知ることができる。
(2)アルバムデータ管理部104は、アルバムデータ150の登録がユーザBに通知されたということを、ユーザAに通知する。これにより、ユーザAは、自分が登録したアルバムデータの存在が誰に通知されたかを知ることができる。
(3)アルバムデータ管理部104は、類似アルバムデータ(アルバムデータ151)が発見されたことを、ユーザAに通知する。これにより、ユーザAは、関心を持つ可能性の高いアルバムデータが既に登録されていることを知ることができる。
(4)アルバムデータ管理部104は、類似アルバムデータ(アルバムデータ151)が発見されたことがユーザAに通知されたことを、ユーザBに通知する。これにより、ユーザBは、自分が登録済みのアルバムデータの存在が誰に通知されたかを知ることができる。
上述の4種類の通知は、必ずしも全てが行なわれる必要はない。いずれか1つ乃至3つの通知だけでも、本実施形態は、(1)乃至(4)それぞれで説明した効果を有する。ただし、(2)の通知は、(1)の通知が行われたことが前提であり、(4)の通知は、(3)の通知が行われたことが前提である。
なお、通知方法としては電子メール以外に、アルバム管理ソフトやウェブブラウザ上に表示されるメッセージ等が使用されてもよい。また、上述の(1)の通知には、アルバムデータ150にアクセスするためのURLなどが含まれていてもよいし、(3)の通知には、アルバムデータ151にアクセスするためのURLなどが含まれていてもよい。
<特徴情報算出処理>
図10A乃至図10Eを参照して、図7BのステップS735における特徴情報算出処理の詳細を説明する。
図10A乃至図10Eを参照して、図7BのステップS735における特徴情報算出処理の詳細を説明する。
図10Aに示すように、特徴情報算出部101は、ステップS110で時情報を算出する。次いで、ステップS120で位置情報を算出し、ステップS130で文字情報を算出し、ステップS140で被写体情報を算出する。
時情報は、図10Bに示す処理によって算出される。
ステップS111で、特徴情報算出部101は、アルバムデータが有する画像データの1つを取得する。
ステップS112で、特徴情報算出部101は、画像データの撮像時刻情報を予め決められた単位時間ごとの分布時刻にプロットする。単位時間とは、例えば15分、30分、1時間、と言った単位で分布時刻を生成する単位を表す。なお、撮像時刻情報は、例えば、画像データを含むJPEGファイルのExif情報から取得することができる。
ステップS113で、特徴情報算出部101は、求められた分布時刻を画像データと関連付けてメタデータDB107に格納する。
ステップS114で、特徴情報算出部101は、求められた分布時刻を、アルバムデータが有する画像データ全体のヒストグラム情報として、メタデータDB107に格納する。
ステップS115で、特徴情報算出部101は、アルバムデータが有する画像データ全てに対して分布時刻を求めることが完了したか否かを判定し、完了するまでステップS111〜S114の処理を繰り返す。
以上の処理により、アルバムデータが有する画像データの撮像時刻に関するヒストグラムがメタデータDB107中に生成される。
位置情報は、図10Cに示す処理によって算出される。
ステップS121で、特徴情報算出部101は、アルバムデータが有する画像データの1つを取得する。
ステップS122で、特徴情報算出部101は、画像データの撮像位置情報を予め決められた単位面積ごとの位置情報の分布にプロットする。単位面積とは、東西、南北にそれぞれ50m、100m、500mと言った単位で区切った領域ごとの位置分布を生成する単位を表す。なお、撮像位置情報は、例えば、画像データを含むJPEGファイルのExif情報から取得することができる。
ステップS123で、特徴情報算出部101は、求められた分布位置を画像データと関連付けてメタデータDB107に格納する。
ステップS124で、特徴情報算出部101は、求められた分布位置を、アルバムデータが有する画像データ全体のヒストグラム情報として、メタデータDB107に格納する。
ステップS125で、特徴情報算出部101は、アルバムデータが有する画像データ全てに対して分布位置を求めることが完了したか否かを判定し、完了するまでステップS121〜S124の処理を繰り返す。
以上の処理により、アルバムデータが有する画像データの撮像位置に関するヒストグラムがメタデータDB107中に生成される。
文字情報は、図10Dに示す処理によって算出される。
ステップS131で、特徴情報算出部101は、アルバムデータが有する画像データの1つを取得する。
ステップS132で、特徴情報算出部101は、画像データのメタデータとして付与されているコメントタグの情報から任意の既存のアルゴリズムに基づいて、文章、文節、及び単語などを抽出する。なお、コメントタグは、例えば、画像データを含むJPEGファイルのExif情報から取得することができる。
ステップS133で、特徴情報算出部101は、抽出された文章、文節、単語毎に集計し、集計結果を画像データと関連付けてメタデータDB107に格納する。
ステップS134で、特徴情報算出部101は、集計結果を、アルバムデータが有する画像データ全体のヒストグラム情報として、メタデータDB107に格納する。
ステップS135で、特徴情報算出部101は、アルバムデータが有する画像データ全てに対して文字情報の文章、文節、単語毎の集計が完了したか否かを判定し、完了するまでステップS131〜S134の処理を繰り返す。
以上の処理により、アルバムデータが有する画像データの文字情報を文章、文節、単語毎に集計したヒストグラムがメタデータDB107中に生成される。
被写体情報は、図10Eに示す処理によって算出される。
ステップS141で、特徴情報算出部101は、アルバムデータが有する画像データの1つを取得する。
ステップS142で、特徴情報算出部101は、画像データから任意の既存のアルゴリズムに基づいて被写体画像領域を抽出する。
ステップS143で、特徴情報算出部101は、抽出された被写体画像領域のデータを基に、任意の既存のアルゴリズムに基づいて被写体認識処理を行う。
ステップS144で、特徴情報算出部101は、被写体認識処理によって認識された被写体毎にアルバム全体での登場回数を分布として集計し、求められた分布被写体情報を画像データと関連付けてメタデータDB107に格納する。
ステップS145で、特徴情報算出部101は、求められた分布被写体情報を、アルバムデータが有する画像データ全体のヒストグラム情報として、メタデータDB107に格納する。
ステップS146で、特徴情報算出部101は、アルバムデータが有する画像データ全てに対して分布被写体情報を求めることが完了したか否かを判定し、完了するまでステップS141〜S145の処理を繰り返す。
以上の処理により、アルバムデータが有する画像データの分布被写体情報に関するヒストグラムがメタデータDB107中に生成される。
本実施形態においては、上述の4つの情報を基に特徴情報を算出しているが、これに限るものではない。上述の情報以外にも、被写体種別、撮像モード、カメラ種別、レンズ種別、焦点距離等の、画像データに付随するメタデータを用いて特徴情報を生成することも可能である。
更に、上述の情報を組み合わせて、1枚1枚の画像のメタデータの分布として特徴情報を生成することも可能である。例えば、日時と場所を組み合わせた情報を1枚1枚の画像ごとに求めて、その情報の分布を特徴情報として用いてもよい。
<類似アルバムデータ検索処理>
図11A及び図11Bを参照して、図7BのステップS737における類似アルバムデータ検索処理の詳細を説明する。
図11A及び図11Bを参照して、図7BのステップS737における類似アルバムデータ検索処理の詳細を説明する。
類似アルバムデータ検索部102は、比較元のアルバムデータと比較先のアルバムデータの特徴情報のうち、予め設定されている項目を比較することによって、アルバムデータ間の類似度を算出する。そして、類似度が所定の閾値以上である場合、比較先のアルバムデータを類似アルバムデータとして判断し、メタデータDB107に記録する。ここで、「予め設定されている項目」とは、例えば図3のアルバム新規作成画面300の類似条件設定303で設定された項目である。
ステップS202で、類似アルバムデータ検索部102は、記憶装置130に登録されているアルバムデータの1つを、比較先アルバムデータとして取得する。このとき、比較元アルバムデータ(例えば、図7Bにおいてはアルバムデータ150)は比較先アルバムデータから除外される。
ステップS203で、類似アルバムデータ検索部102は、比較元アルバムデータと比較先アルバムデータの類似度を算出する(詳細は図11Bを参照して後述する)。
ステップS204で、類似アルバムデータ検索部102は、ステップS203で算出された類似度が所定の閾値以上か否かを判定する。類似度が所定の閾値以上であればステップS205に進み、そうでなければステップS206に進む。
ステップS205で、類似アルバムデータ検索部102は、比較先アルバムデータのアルバムIDを、比較元アルバムデータのアルバムIDと関連付けてメタデータDB107に記録する。これにより、メタデータDB107にアクセスすれば、比較元アルバムデータと比較先アルバムデータとは相互に類似するアルバムであることが確認可能になる。即ち、比較元アルバムデータから見れば比較先アルバムデータが類似アルバムデータであり、比較先アルバムデータから見れば比較元アルバムデータが類似アルバムデータである。
ステップS206で類似アルバムデータ検索部102は、記憶装置130に登録されている、比較元アルバムデータを除く全アルバムデータについて、上述の処理の実行が完了したか否かを判定し、完了するまでステップS202〜S205の処理を繰り返す。
なお、本実施形態では、記憶装置130に登録されているアルバムデータのうち、比較元アルバムデータを除く全てのアルバムデータを比較先アルバムデータとした。この場合、比較元アルバムデータの所有者が同一のアルバムデータが類似アルバムデータとして発見される可能性がある。しかし、ユーザは、自分自身のアルバムデータよりも、他人が登録したアルバムデータの中で関心を持ちそうなものを探したいと望む場合もあると考えられる。そこで、比較元アルバムデータの所有者情報と同一のユーザを示す所有者情報と関連付けられたアルバムデータは、比較先アルバムデータ(即ち、検索の対象)から除外してもよい。
また、複数の比較先アルバムについて類似度が所定の閾値以上であり、複数の類似アルバムデータが発見される場合もある。この場合、類似アルバムデータ検索部102は、類似度の高い順に順位を付けて類似アルバムデータのアルバムIDをメタデータDBに格納してもよいし、類似度が最も高いアルバムデータのみを類似アルバムデータと判断してもよい。
次に、図11Bを参照して、ステップS203における類似度算出処理の詳細を説明する。
ステップS221で、類似アルバムデータ検索部102は、比較元アルバムデータの類似条件設定(図3の類似条件設定303参照)をメタデータDB107から取得する。
ステップS222で、類似アルバムデータ検索部102は、類似条件設定303の「日時」がチェックされていたか否かを判定し、チェックされていた場合はステップS223に進む。そうでなければ、ステップS225に進む。
ステップS223で、類似アルバムデータ検索部102は、比較元アルバムデータと比較先アルバムデータの時情報に関するヒストグラムをメタデータDB107から取得して比較し、類似度を算出する。
ステップS224で、類似アルバムデータ検索部102は、時情報に関する類似度をアルバムデータの類似度に加算する。なお、アルバムデータの類似度の初期値は、例えば0である。
以下、ステップS225〜S233でも同様に、「位置情報」「文字情報」「被写体情報」それぞれの類似度がアルバムデータの類似度に加算され、最終的な類似度が算出される。
以上説明したように、本実施形態によれば、新たなアルバムデータがアルバムサーバ100に登録されると、特徴情報算出部101がアルバムデータの特徴情報を算出する。そして、類似アルバムデータ検索部102が、特徴情報に基づいて、記憶装置130に記憶されているアルバムデータの中から、新たなアルバムデータに類似する類似アルバムデータを検索する。類似アルバムデータが発見されると、アルバムデータ管理部104は、新たなアルバムデータの所有者、及び類似アルバムデータの所有者の両方、或いは一方に対して、通知を行う。
前述のように、ユーザの嗜好(例えば、「趣味であるスキー」)に合致した写真(画像)であっても、ユーザが無関係な他人のスキーに関する写真に関心を持つ可能性はそれほど高くはないと考えられる。一方、自分の知り合いの写真、自分が参加したイベントの写真、自分が居合わせた場所、日時などが類似する写真については、ユーザが関心を持つ可能性が比較的高いと思われる。本実施形態では、ユーザに直接関連付けられた嗜好ではなく、ユーザが登録したアルバムデータが実際に有する画像データに基づいて、類似アルバムデータの検索が行われる。
従って、本実施形態によれば、オンラインアルバムシステムにおいて、ユーザが関心を持つ可能性の高いアルバムデータが効果的に選択し、その存在をユーザに通知する技術が提供される。
[第2の実施形態]
第1の実施形態は、新しいアルバムデータがアルバムサーバ100に登録された際の通知に注目した実施形態であった。第2の実施形態では、既にアルバムサーバ100に登録されているアルバムデータを閲覧する際に、類似アルバムデータの存在をユーザに通知することに注目する。
第1の実施形態は、新しいアルバムデータがアルバムサーバ100に登録された際の通知に注目した実施形態であった。第2の実施形態では、既にアルバムサーバ100に登録されているアルバムデータを閲覧する際に、類似アルバムデータの存在をユーザに通知することに注目する。
第2の実施形態でも、図1のオンラインアルバムシステム140を使用するので、重複する説明は省略する。
<アルバムデータ閲覧処理>
図5及び図7Cを参照して、アルバムデータ閲覧処理を説明する。
図5及び図7Cを参照して、アルバムデータ閲覧処理を説明する。
ステップS751で、ユーザAは、アルバム管理ソフトを介してアルバムデータ(例えばアルバムデータ150)の閲覧要求(送信要求)をアルバムサーバ100へ送信する。
ステップS752で、アルバムデータ管理部104は、アルバムデータ150が有する画像データを示すリストを取得する。
ステップS754で、アルバムデータ管理部104は、ステップS752で取得したリストに基づき、アルバムデータ150が有する画像データを画像DB105から取得する。
ステップS755〜757で、アルバムデータ管理部104は、アルバムデータ150の類似アルバムデータ(図7Cの例ではアルバムデータ151)のアルバムIDを取得する。
ステップS758で、アルバムデータ管理部104は、類似アルバムデータの公開属性(図3の公開属性302参照)を取得する。
類似アルバムデータの公開属性が「一般公開」又は「類似公開」の場合は、ステップS759で、アルバムデータ管理部104は、類似アルバムデータが有する画像データのリストを取得する。
ステップS761で、アルバムデータ管理部104は、ステップS759で取得したリストに基づき、類似アルバムデータが有する画像データを画像DB105から取得する。このとき、類似アルバムデータの通知設定304が「メールで通知」に設定されていれば、アルバムデータ管理部104は、類似アルバムデータであるアルバムデータ151がユーザAに公開されたということをユーザBに通知してもよい(ステップS762)。
ステップS763で、アルバムデータ管理部104は、通信部103を介して、アルバムデータ150及び151をユーザAのユーザ端末120へ送信する。そして、ユーザ端末120のアルバム管理ソフトは、図5のアルバム閲覧画面600を表示する。
アルバム閲覧画面600は、アルバム選択タブ601〜604を含む。アルバム選択タブの数は、ユーザAが登録済みのアルバムデータの数に応じて、変化し得る。図5の例では、アルバム選択タブ601が選択されている。即ち、ユーザAが登録した4つのアルバム「運動会」「入学式」「ハワイ旅行」「サッカーの試合」が存在しており、その中の「運動会」アルバムが選択されている状態が示されている。他のアルバム選択タブが選択されると、対応するアルバムについて、図7Cの処理が再び行なわれる。
610は、運動会アルバムに登録されている画像一覧をサムネイル表示したものである。ユーザAは、このサムネイル画像をクリックすることにより、所望の画像を拡大表示することが可能となる。
620は、選択中のアルバム(運動会アルバム)の公開情報を表示する、公開情報表示領域である。
621は、選択中のアルバムデータに設定されている公開属性を表す。
622は、選択中のアルバムデータの公開状況を表す。
公開情報表示領域620に表示される内容は、図6に例示するように、選択中のアルバムデータの公開属性、および公開状況によって適宜表示内容が切り替えられる。
図6において、公開情報表示領域620aは、公開属性が非公開に設定されている場合の表示例を示す。公開情報表示領域620aでは公開属性621が「非公開」であり、公開状況622において非公開であることが説明されている。
公開情報表示領域620b及び620cは、公開属性が類似公開に設定されている場合の表示例を示す。公開情報表示領域620bでは、公開属性621が「類似公開」であるが、類似アルバムデータが存在せず、他のユーザに公開されていないことが公開状況622に説明されている。公開情報表示領域620cでは、類似アルバムデータを登録していたユーザBにアルバムデータが公開され通知されたことが公開状況622に説明されている。
公開情報表示領域620d及び620eは、公開属性が一般公開に設定されている場合の表示例を示す。公開情報表示領域620dでは、公開属性621が「一般公開」であり、一般公開されていることが公開状況622に説明されている。公開情報表示領域620eでは、類似アルバムデータを登録していたユーザBにアルバムデータが通知されたことが公開状況622に説明されている。公開情報表示領域620cとの違いは、通知を受けたユーザB以外にも、アルバムデータが公開されていることである。
図5に戻り、630は、選択中のアルバムデータ(運動会アルバム)の類似アルバムデータとして検索されたアルバムを表示する、類似アルバム表示領域である。
図5の例は、別のユーザの持つアルバムデータ151が類似アルバムとして検索された状況を示している。
640は、アルバムデータ151に登録されている画像一覧をサムネイル表示するための表示領域である。ユーザAは、表示領域640をクリックすることにより、アルバムデータ151の各々の画像を閲覧することが可能になる。このとき、図9の類似アルバム閲覧画面900が表示される(詳細は後述)。
650は、類似アルバム検索条件設定・表示領域である。
この領域には、選択中のアルバムに予め設定されている、類似条件設定の表示および設定のためのチェックボックスが表示される。
本実施形態においては、類似条件設定として、日付651、場所652、コメントタグ653、被写体654、が設定可能となっている。図5の例では、このうち日付651および場所652が類似条件設定として設定されていることを示している。
655は、類似アルバムデータを再検索するための再検索ボタンである。再検索ボタン655は、類似条件設定が変更された場合にのみ有効となり、クリック等の操作がなされると、変更した条件で類似アルバムデータが再検索される(図11A及び図11B参照)。
次に、類似アルバム閲覧画面900について説明する。
図9は、ユーザAがユーザBの類似アルバムデータ(運動会アルバム)を閲覧する場合の表示例を示している。
901は、類似アルバムデータを選択するためのタブである。図9の例では、類似アルバムデータが1つしか存在しないので、タブも1つしか存在しない。
910は、類似アルバムデータが有する画像一覧をサムネイル表示したものである。ユーザAは、このサムネイル画像をクリックすることにより、所望の画像を拡大表示することが可能である。
920は、表示中のアルバム(運動会アルバム)に対してコメントを書き込むための領域である。
921は、コメントを書き込むためのテキストボックスであり、922は、テキストボックス921に書き込んだコメントを送信するための書き込みボタンである。
テキストボックス921に書き込まれたテキストは書き込みボタン922を押下することによって、類似アルバムデータ(運動会アルバム)の所有者であるユーザBに例えば電子メールで送信される。
930は、現在この類似アルバム閲覧画面900を閲覧しているユーザAのアルバムのうちで、類似アルバムデータに類似していると判定されているアルバム(ここではアルバムデータ150)を表示するための、閲覧ユーザ類似アルバム表示領域である。
940は、アルバムデータ150の画像一覧を表示するための表示領域である。この領域がクリックされると、アルバム管理ソフトは、再びアルバム閲覧画面600を表示する。
950は、表示領域940のアルバムデータを、類似アルバムデータ(運動会アルバム)の所有者であるユーザBに公開するための、アルバム公開ボタンである。アルバム公開ボタン950がクリックされると、アルバムデータ150がユーザBに対して公開され、ユーザBに対して電子メールで通知される。
アルバム公開ボタン950は、類似アルバム表示領域930に表示されている閲覧ユーザのアルバム(ここでは、アルバムデータ150)が閲覧中のアルバムの所有者(ここでは、ユーザB)に公開されていない場合にのみ表示される。
図9の例では、アルバムデータ150が類似アルバムデータの所有者であるユーザBに公開されていない状態が示されている。
一方、類似アルバム表示領域930に表示されている閲覧ユーザのアルバムが閲覧中のアルバムの所有者(ここではユーザB)に既に公開されている場合は、アルバム公開ボタン950の代わりに、アルバム公開停止ボタン951が表示される(図13参照)。
これにより、類似アルバムデータとして見つかった他者のアルバムを閲覧中に、自分のアルバムの公開設定を容易に変更することが可能となる。
次に、図7CのステップS762でユーザBが受信した電子メールに記載されているURLがクリックされた場合に、ユーザBのユーザ端末120に表示されるアルバム閲覧画面の例を図12に示す。
図12においては、ユーザBの公開されたアルバムデータ(ここでは、アルバムデータ151)が表示されている。
公開情報表示領域620には、公開属性621が類似公開であることが表示されており、アルバムの公開状況622に、ユーザAに対して類似公開されていることが示されている。
また、類似アルバム検索条件650においては全てのチェックボックスがオフになっているために、表示領域640には類似アルバムがないことが示されている。
以上説明したように、本実施形態によれば、アルバムデータ管理部104は、送信要求が示すアルバムデータ(閲覧アルバムデータ)を、閲覧アルバムデータの類似アルバムデータと共にユーザ端末120へ送信する。ただし、アルバムデータ管理部104は、類似アルバムデータそのものではなく、類似アルバムデータの名前などの関連情報(類似アルバム情報)を送信してもよいし、或いは、両方を送信してもよい。
従って、本実施形態によれば、オンラインアルバムシステムにおいて、ユーザが特定のアルバムデータを閲覧する際に、ユーザが関心を持つ可能性の高い他のアルバムデータを効果的に選択し、その存在を通知する技術が提供される。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、図8A及び図8Bを参照して、図11A及び図11Bで示した類似アルバムデータ検索処理の変形例を説明する。
第3の実施形態では、図8A及び図8Bを参照して、図11A及び図11Bで示した類似アルバムデータ検索処理の変形例を説明する。
本実施形態においては、類似アルバムデータ検索部102は、2つのアルバムデータそれぞれの特徴情報のうち、予め設定されている項目について、画像1枚1枚同士を比較する。そして、比較結果をアルバム間の類似度とすることによって、アルバム間の類似度を求め、類似度が所定の閾値以上のアルバムデータを類似アルバムデータとする。
なお、図8Aにおいて、図11Aと同一の処理を行うステップには同一の符号を付し、説明を省略する。
ステップ304で、類似アルバムデータ検索部102は、比較元アルバムデータから1つの画像データを比較元画像データとして取得する。
ステップS306で、類似アルバムデータ検索部102は、比較先アルバムデータから1つの画像データを比較先画像データとして取得する。
ステップS307で、類似アルバムデータ検索部102は、比較元画像データと比較先画像データの類似度を算出する(詳細は図8Bを参照して後述)。
ステップS308で、類似アルバムデータ検索部102は、比較先アルバムデータに関するアルバム類似度(初期値は例えば0)に、ステップS307で算出した類似度を加算する。
ステップS309及びS310により、比較元アルバムデータの全画像データと、比較先アルバムデータの全画像データについて、総当たり的にステップS304〜308の処理が繰り返される。
その他の処理は、図11Aにおけるものと同様であり、アルバム類似度が所定の閾値以上のアルバムデータが最終的に類似アルバムデータとして発見される。
次に、図8Bを参照して、ステップS307における画像類似度算出処理の詳細について説明する。
ステップS321で、類似アルバムデータ検索部102は、比較元画像データの属する比較元アルバムデータの類似条件設定(図3の類似条件設定303参照)をメタデータDB107から取得する。
ステップS322で、類似アルバムデータ検索部102は、類似条件設定303の「日時」がチェックされていたか否かを判定し、チェックされていた場合はステップS323に進む。そうでなければ、ステップS325に進む。
ステップS323で、類似アルバムデータ検索部102は、比較元画像データと比較先画像データの時情報を比較し、時情報に関する類似度を算出する。
ステップS324で、類似アルバムデータ検索部102は、時情報に関する類似度を画像類似度(初期値は例えば0)に加算する。
以下、ステップS325〜S333でも同様に、「位置情報」「文字情報」「被写体情報」それぞれの類似度が画像類似度に加算され、最終的な画像類似度が算出される。
以上説明したように、本実施形態によれば、本実施形態では、特徴情報のヒストグラムではなく、アルバムデータ同士の全画像を総当り的に比較して算出された類似度に基づいて、類似画像データが検索される。
[その他の実施形態]
上述した各実施の形態の処理は、各機能を具現化したソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体をシステム或は装置に提供してもよい。そして、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって、前述した実施形態の機能を実現することができる。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどを用いることができる。或いは、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることもできる。
上述した各実施の形態の処理は、各機能を具現化したソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体をシステム或は装置に提供してもよい。そして、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって、前述した実施形態の機能を実現することができる。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどを用いることができる。或いは、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることもできる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれている。
更に、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれてもよい。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含むものである。
Claims (5)
- 画像データおよび所有者情報を外部装置へ送信する送信手段を備える情報処理装置であって、
前記外部装置により、前記画像データは前記所有者情報と関連付けて前記外部装置の記憶装置に記憶され、前記送信手段により送信された第1の画像データの特徴情報に基づいて、前記第1の画像データの第1の所有者情報とは異なる第2の所有者情報と関連付けて前記記憶装置に記憶されている第2の画像データが検索され、
前記情報処理装置は、
前記第1の画像データに関する情報および前記第2の画像データに関する情報を前記第1の所有者情報に基づき前記外部装置から受信する受信手段と、
前記受信手段により前記第2の画像データに関する情報が受信された後、前記第1の画像データに関する情報が前記第2の所有者情報に基づき前記外部装置により配信されることを許可するか否かを設定する設定手段と、
を備え、
前記設定手段により許可すると設定されれば、前記外部装置により、前記第1の画像データに関する情報が前記第2の所有者情報に基づいて配信される
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記外部装置により、前記第1の画像データの特徴情報との類似度が所定値よりも高い特徴情報を有する画像データが、前記第2の画像データとして検索される
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記特徴情報は、前記画像データの撮像時刻、前記画像データの撮像位置、前記画像データに付与されているコメントおよび前記画像データの被写体のうち少なくとも1つに関する情報である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 情報処理装置の制御方法であって、
画像データおよび所有者情報を外部装置へ送信する送信工程を備え、
前記外部装置により、前記画像データは前記所有者情報と関連付けて前記外部装置の記憶装置に記憶され、前記送信工程において送信された第1の画像データの特徴情報に基づいて、前記第1の画像データの第1の所有者情報とは異なる第2の所有者情報と関連付けて前記記憶装置に記憶されている第2の画像データが検索され、
前記情報処理装置の制御方法は、
前記第1の画像データに関する情報および前記第2の画像データに関する情報を前記第1の所有者情報に基づき前記外部装置から受信する受信工程と、
前記受信工程において前記第2の画像データに関する情報が受信された後、前記第1の画像データに関する情報が前記第2の所有者情報に基づき前記外部装置により配信されることを許可するか否かを設定する設定工程と、
をさらに備え、
前記設定工程において許可すると設定されれば、前記外部装置により、前記第1の画像データに関する情報が前記第2の所有者情報に基づいて配信される
ことを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - コンピュータを、画像データおよび所有者情報を外部装置へ送信する送信手段として機能させるプログラムであって、
前記外部装置により、前記画像データは前記所有者情報と関連付けて前記外部装置の記憶装置に記憶され、前記送信手段により送信された第1の画像データの特徴情報に基づいて、前記第1の画像データの第1の所有者情報とは異なる第2の所有者情報と関連付けて前記記憶装置に記憶されている第2の画像データが検索され、
前記プログラムは、前記コンピュータを、
前記第1の画像データに関する情報および前記第2の画像データに関する情報を前記第1の所有者情報に基づき前記外部装置から受信する受信手段と、
前記受信手段により前記第2の画像データに関する情報が受信された後、前記第1の画像データに関する情報が前記第2の所有者情報に基づき前記外部装置により配信されることを許可するか否かを設定する設定手段と、
してさらに機能させ、
前記設定手段により許可すると設定されれば、前記外部装置により、前記第1の画像データに関する情報が前記第2の所有者情報に基づいて配信される
ことを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JPS6179848A (ja) * | 1984-09-25 | 1986-04-23 | Mitsubishi Electric Corp | スタ−リングエンジン |
JP2014215776A (ja) * | 2013-04-24 | 2014-11-17 | キヤノン株式会社 | システム、サーバ装置、サーバ装置の制御方法 |
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JPN6014006131; 小黒 直昭: 'PCをプラットフォーム化する ネット系「無償サービス&ソフト」のパワー PCにソフトを入れない時代が' ASCII 第30巻 第2号 第30巻第2号, 20060201, p.48-p.49, 株式会社アスキー * |
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