JP2003348056A - 通信端末装置及び拡散コード推定方法 - Google Patents
通信端末装置及び拡散コード推定方法Info
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Abstract
ードが複数ある場合でも、受信信号に多重された拡散コ
ードを全て特定すること、及び、ミッドアンブルシフト
判定の精度を向上させること。 【解決手段】 受信信号に含まれたミッドアンブルシフ
トに対応するプライマリ拡散コードで受信信号のデータ
部を逆拡散した結果と、プライマリ拡散コードに対応す
るセカンダリ拡散コードで逆拡散した結果とに基づい
て、セカンダリ拡散コードが多重されているかを判定す
る。また、自局の使用ミッドアンブルシフトに対応する
拡散コードのうち、自局に割り当てられた拡散コードが
複数ある場合、自局の使用ミッドアンブルシフトで生成
した遅延プロファイルを1拡散コード当たりの電力に正
規化し、正規化した遅延プロファイルを用いてミッドア
ンブルシフト判定の閾値を設定する。
Description
れた拡散コードをデフォルトミッドアンブルを用いて推
定する通信端末装置及び拡散コード推定方法に関する。
ト・ディテクション(Joint Detection:以下、「J
D」という)が注目されている。JDはマルチパスフェ
ージングによる干渉、シンボル間干渉等の様々な干渉を
除去して復調信号を取り出す復調方法である。ここでJ
Dを精度良く行うためには、受信装置において、受信信
号に多重されている全ての拡散コードを認識する必要が
ある。しかし、通信端末装置が使用拡散コードを正確に
認識しているのは自局に割り当てられている拡散コード
のみであり、他局に割り当てられている拡散コードは無
線基地局から報知されない。従って、他局に割り当てら
れている拡散コードを精度良く推定する必要がある。
散コードを推定する方法として、受信信号のミッドアン
ブル部に多重されているミッドアンブルコードを全て見
つけ、ミッドアンブルコードとの対応関係から拡散コー
ドを推定する方法がある。
いて図8を用いて説明する。ミッドアンブルコードの作
成については、まず、456チップからなるベーシック
コードを2つ連続して用意する。ミッドアンブルコード
は512チップからなり、図8に示したように連続する
2つのベーシックコードの右端から1チップ空けて、5
12チップ分に相当するコードをミッドアンブルコード
#1(ミッドアンブルシフト1)とする。次に、ミッド
アンブルコード#1に対して57チップ左にずらして5
12チップ分に相当するコードをミッドアンブルコード
#2(ミッドアンブルシフト2)とする。同様に、51
2チップ確保しながら57チップずつ左にずらしていく
ことで、ミッドアンブルコード#3(ミッドアンブルシ
フト3)からミッドアンブルコード#8(ミッドアンブ
ルシフト8)を作成する。ミッドアンブルコード#9
(ミッドアンブルシフト9)は、ミッドアンブルコード
#1に対して29チップ左にずらした512チップ分の
コードである。ミッドアンブルコード#10(ミッドア
ンブルシフト10)からミッドアンブルコード#15
(ミッドアンブルシフト15)は、ミッドアンブルコー
ド#2からミッドアンブルコード#8を作成したのと同
様に、512チップ確保しながら57チップずつ左にず
らしていくことで生成する。さらに、ミッドアンブルコ
ード#16(ミッドアンブルシフト16)は、ミッドア
ンブルコード#1に対して28チップ右にサイクリック
シフトした512チップ分のコードである。このよう
に、コードを512チップ確保しつつ所定量シフトする
ことにより、ミッドアンブルコードを作成するため、以
下、ミッドアンブルコードをミッドアンブルシフトと称
することにする。なお、上述したベーシックコードから
作成されるミッドアンブルシフトの個数をKcellとい
い、Kcellはシステムに従って決定され、16,8,4
のいずれかの値をとる。Kcell=16のときは、ミッド
アンブルシフト1から16を、Kcell=8のときは、ミ
ッドアンブルシフト1から8を、Kcell=4のときは、
ミッドアンブルシフト1,3,5,7を、それぞれ使用
することになる。
P仕様TS25.221 V4.4.0において(ミッ
ドアンブルシフトと拡散コードとを対応させたデフォル
トミッドアンブル使用時)、使用される拡散コードは1
6種類であり、各通信端末に割り当てられた拡散コード
番号と対応関係が与えられている。具体的には図9から
図11を用いて説明する。
ブルシフトと拡散コード番号との関係を示す樹状図であ
る。この図において、m(1)からm(16)は、ミッドアン
ブルシフト1から16を示しており、cx (y)は、xが拡
散率を、yが拡散コード番号を示している。図9におい
て、注目すべき点は一番右側の拡散コード番号とミッド
アンブルシフトとの対応関係であって、拡散コード番号
とミッドアンブルシフトとが1対1で対応している。例
えば、拡散コード番号1番はミッドアンブルシフト1に
対応しており、拡散コード番号2番はミッドアンブルシ
フト9に対応している。
ブルシフトと拡散コード番号との関係を示す樹状図であ
る。この図では、一番右側の拡散コード番号とミッドア
ンブルシフトとの対応関係において、1つのミッドアン
ブルシフトに2つの拡散コード番号が対応している。例
えば、1番、2番の拡散コード番号はミッドアンブルシ
フト1のみに対応している。ここで、拡散コード番号の
隣に(*)がついていない拡散コードをプライマリ拡散
コードといい、拡散コード番号の隣に(*)がついてい
る拡散コードをセカンダリ拡散コードという。プライマ
リ拡散コードは、セカンダリ拡散コードより優先的に通
信端末装置に割り当てられる。
ブルシフトと拡散コード番号との関係を示す樹状図であ
る。この図では、一番右側の拡散コード番号とミッドア
ンブルシフトとの対応関係において、1つのミッドアン
ブルシフトに4つの拡散コード番号が対応している。例
えば、1番、2番、3番、4番の拡散コード番号はミッ
ドアンブルシフト1のみに対応している。この図におい
ても(*)は、図10と同様の意味を有する。
図12を用いて説明する。図12は、送信電力とスロッ
ト構成を示す概念図であり、基地局装置においてミッド
アンブルシフトが多重されたミッドアンブル部は1スロ
ットにおいてデータ部とデータ部の間に挿入され、通信
端末装置に送信される。ミッドアンブルの送信電力につ
いては、3GPP仕様TS25.221 V4.4.0
に記述されているように、データ部と同一の送信電力が
設定される。図12に示すように、Kcell=16の場
合、各ミッドアンブルシフトの送信電力はそれぞれデー
タ部と同一である。
成を示すブロック図である。この図において、無線受信
部12は、基地局装置から送信された信号をアンテナ1
1を介して受信し、所定の無線受信処理(ダウンコンバ
ートやA/D変換等)を行い、遅延プロファイル生成部
13及び逆拡散・RAKE合成部19に出力する。
のミッドアンブル部に対してKcell個のミッドアンブル
レプリカコードで相関演算を行い、遅延プロファイルを
生成し、最大値検出部14、ミッドアンブルシフト判定
部16、パス選択部17に出力する。
成部13から出力された各遅延プロファイルに基づいて
それぞれ最大値を検出し、閾値設定部15に出力する。
閾値設定部15は、自局の使用ミッドアンブルシフトの
遅延プロファイルにおける最大値をミッドアンブルシフ
ト判定の閾値設定基準値とし、基準値から所定幅下げた
位置に閾値を設定し、設定した閾値をミッドアンブルシ
フト判定部16に出力する。
プロファイル生成部13から出力された遅延プロファイ
ル上に閾値設定部15から出力された閾値を設定し、他
の各遅延プロファイルの最大値が閾値を越えるかどうか
を判定する。最大値が閾値を越えると判定された場合、
その最大値が得られたミッドアンブルシフトが受信信号
に多重されていると判定され、そのミッドアンブルシフ
トがパス選択部17及び拡散コード取得部18に通知さ
れる。
部13から出力された遅延プロファイルのうち、ミッド
アンブルシフト判定部16において閾値を越えると判定
されたミッドアンブルシフトで生成された遅延プロファ
イルからピークを検出し、パス選択を行い、選択したパ
ス毎のチャネル推定値及びパスのタイミングを逆拡散・
RAKE合成部19及びJD演算部20に出力する。
シフトと拡散コードとを対応させたテーブルを保持して
おり、ミッドアンブルシフト判定部16において多重さ
れていると判定されたミッドアンブルシフトに対応する
拡散コードをテーブルから取得し、逆拡散・RAKE合
成部19及びJD演算部20に出力する。
部17から出力されたパスのタイミングに従って、拡散
コード取得部18で取得された拡散コードを用いてデー
タ部の複数シンボルにわたって逆拡散を行い、逆拡散さ
れた信号を拡散コード毎にRAKE合成する。合成結果
は、JD演算部20に出力される。JD演算部20は、
逆拡散・RAKE合成部19から出力された合成結果
と、拡散コード取得部18から出力された拡散コード
と、パス選択部17から出力されたチャネル推定値と、
を用いてJD演算を行う。
おける判定について図14を用いて説明する。図14
は、ミッドアンブルシフト判定の様子を説明するための
図であり、Kcell=8の場合である。図14において、
縦軸は、ミッドアンブル相関の最大値、すなわち、ミッ
ドアンブルシフトとミッドアンブルレプリカコードとの
最大相関値を表し、横軸は、ソート後のミッドアンブル
シフトのインデックスを表しており、自局の使用ミッド
アンブルシフトをインデックス1とする。
使用ミッドアンブルシフトの最大相関値(P_ownと
する)である。Th2は、Th1から所定幅下げた位置
に設けられた閾値である。
定を行った結果、Th2を越えるインデックス1から4
のミッドアンブルシフトが受信信号に多重されていると
判定される。
は、自局の使用ミッドアンブルシフトの遅延プロファイ
ルにおける最大の相関値に基づいてミッドアンブルシフ
ト判定の閾値を設定し、この閾値と各ミッドアンブルシ
フトの遅延プロファイルにおける最大の相関値とを用い
てミッドアンブルシフト判定を行うことにより、受信信
号に多重されたミッドアンブルシフトを判定している。
=16以外の場合、図10及び図11で示したように、
ミッドアンブルシフトと拡散コード番号との対応関係が
1対1にならず、ミッドアンブルシフトを正しく推定で
きても、そのミッドアンブルシフトに対応する拡散コー
ドが複数あるので割り当てられた拡散コードを一意に特
定できない。
ンブルシフトに対応する拡散コードの多重数に従ってミ
ッドアンブルの送信電力が決定されるので、ミッドアン
ブルシフト判定の閾値の設定基準がコード数によって大
きく変わってしまい、閾値判定が正常に動作しなくなっ
てしまう。例えば、Kcell=8のとき、自局が拡散コー
ド1番と2番を使用する場合、図10よりm(1)を使用
する。このときのミッドアンブルシフトの送信電力は、
拡散コード1番、2番にそれぞれm(1)の送信電力が加
算されることになり、1つの拡散コードに対応したミッ
ドアンブルシフトの送信電力に比べ、2倍の電力にな
る。このため、通信端末装置で生成される遅延プロファ
イルも1拡散コード使用時に比べて2倍の相関値にな
る。すなわち、閾値判定の基準が2倍になるため、1拡
散コード使用時と同一の閾値を用いれば、他局の遅延プ
ロファイルの最大値が閾値を越えなくなり、ミッドアン
ブルシフト判定の精度が劣化するという問題がある。
あり、ミッドアンブルシフトに対応する拡散コードが複
数ある場合でも、受信信号に多重された拡散コードを全
て特定し、ミッドアンブルシフト判定の精度を向上させ
る通信端末装置及び拡散コード推定方法を提供すること
を目的とする。
め、本発明の通信端末装置は、拡散して送信された信号
を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信され
た信号に多重されたミッドアンブルコードに予め決めら
れた優先順位をもって対応づけられた複数の拡散コード
を、当該優先順位の順に用いて、前記受信信号を逆拡散
する逆拡散手段と、逆拡散後の信号電力に基づいて前記
受信信号を形成する際に用いられた拡散コードを判定す
る拡散コード判定手段と、を具備する構成を採る。
コードに対応する拡散コードが複数ある場合でも、受信
信号に多重されたミッドアンブルコードに対応した複数
の拡散コードを用いた逆拡散後の信号電力が所定の閾値
を越えることにより、逆拡散に用いた拡散コードを受信
信号に多重された拡散コードであると判定することがで
きる。
ンブルコードに優先順位をもって対応づけられた複数の
拡散コードは、プライマリ拡散コード及びセカンダリ拡
散コードである構成を採る。
散コード、セカンダリ拡散コードの順に優先順位をもっ
てミッドアンブルコードに対応づけることにより、従来
の仕様を有効に利用することができる。
されたミッドアンブルコードと既知のミッドアンブルコ
ードとの相関値が所定の閾値を越えることとなる前記既
知のミッドアンブルコードが受信信号に多重されたミッ
ドアンブルコードであると判定するミッドアンブルコー
ド判定手段と、自局の使用ミッドアンブルコードと既知
のミッドアンブルコードとの相関値を1拡散コード単位
に正規化する正規化手段と、受信信号に多重されたミッ
ドアンブルコードの判定に用いる閾値を前記正規化した
相関値に基づいて設定する閾値設定手段と、を具備する
構成を採る。
ミッドアンブルコードが複数ある場合でも、1拡散コー
ド単位に正規化した相関値に基づいて閾値を設定し、設
定した閾値と受信信号のミッドアンブルコード及び既知
のミッドアンブルコードの相関値との閾値判定を行うこ
とにより、受信信号に多重されたミッドアンブルコード
の判定精度を向上させることができる。
が、自局の使用ミッドアンブルコードと既知のミッドア
ンブルコードとの相関値の最大値を自局に割り当てられ
た拡散コード数で正規化する構成を採る。
複数の拡散コードが1つのミッドアンブルコードに対応
する場合でも、1拡散コード単位の相関値に正規化した
上で閾値を設定することにより、受信信号に多重された
ミッドアンブルコードの判定精度を向上させることがで
きる。
が、自局の使用ミッドアンブルコードが複数ある場合、
自局の使用ミッドアンブルコードと既知のミッドアンブ
ルコードとの相関値の最大値を、自局の使用ミッドアン
ブルコードに対応し、かつ自局に割り当てられた拡散コ
ード数でミッドアンブルコード毎に正規化し、正規化し
た相関値を自局の使用ミッドアンブルコード数で平均化
する構成を採る。
ブルコードが複数あり、それぞれのミッドアンブルコー
ドに対応し、かつ自局に割り当てられた複数の拡散コー
ドがある場合でも、1拡散コード単位の相関値に正規化
した上で閾値を設定することにより、受信信号に多重さ
れたミッドアンブルコードの判定精度を向上させること
ができる。
が、自局の使用ミッドアンブルコードが複数ある場合、
自局の使用ミッドアンブルコードのいずれか1つと既知
のミッドアンブルコードとの相関値の最大値を、当該最
大値が得られたミッドアンブルコードに対応し、かつ自
局に割り当てられた拡散コード数で正規化する構成を採
る。
ブルコードが複数ある場合でも、自局の使用ミッドアン
ブルコードのいずれか1つを用いて正規化を行うため、
正規化にかかる処理量を軽減することができる。
が、自局の使用ミッドアンブルコードが複数ある場合、
複数のミッドアンブルコードにそれぞれ対応する拡散コ
ードのうち、自局に割り当てられた最大拡散コード数に
対応するミッドアンブルコードと既知のミッドアンブル
コードとの相関値の最大値を、前記最大拡散コード数で
正規化する構成を採る。
最大拡散コード数に対応するミッドアンブルコードと既
知のミッドアンブルコードとの相関値の最大値を、前記
最大拡散コード数で正規化することにより、正規化した
相関値の信頼度を高めることができ、信頼度の高い正規
化後の相関値に基づいて閾値を設定するため、自局の使
用ミッドアンブルコードが複数ある場合でも、受信信号
に多重されたミッドアンブルコードの判定精度をより向
上させることができる。
していると判定された拡散コードを用いてジョイント・
ディテクション演算を行うJD演算手段を具備する構成
を採る。
散コードを用いてジョイント・ディテクション演算を行
うので、干渉除去性能を向上させることができる。
送信された信号を受信する受信工程と、前記受信工程に
よって受信された信号に多重されたミッドアンブルコー
ドに予め決められた優先順位をもって対応づけられた複
数の拡散コードを、当該優先順位の順に用いて、前記受
信信号を逆拡散する逆拡散工程と、逆拡散後の信号電力
に基づいて前記受信信号を形成する際に用いられた拡散
コードを判定する拡散コード判定工程と、を具備するよ
うにした。
コードに対応する拡散コードが複数ある場合でも、受信
信号に多重されたミッドアンブルコードに対応した複数
の拡散コードを用いた逆拡散後の信号電力が所定の閾値
を越えることにより、逆拡散に用いた拡散コードを受信
信号に多重された拡散コードであると判定することがで
きる。
に含まれたミッドアンブルシフトに対応するプライマリ
拡散コードで受信信号のデータ部を逆拡散した結果と、
プライマリ拡散コードに対応するセカンダリ拡散コード
で逆拡散した結果とに基づいて、セカンダリ拡散コード
が多重されているかを判定することである。これによ
り、1つのミッドアンブルシフトに複数の拡散コードが
対応する場合でも、受信信号に多重された拡散コードを
全て特定することができる。
ミッドアンブルシフトに対応する拡散コードのうち、自
局に割り当てられた拡散コードが複数ある場合、自局の
使用ミッドアンブルシフトで生成した遅延プロファイル
を1拡散コード当たりの相関値に正規化し、正規化した
遅延プロファイルを用いてミッドアンブルシフト判定の
閾値を設定することである。これにより、1拡散コード
当たりのミッドアンブルシフトの相関値を基準に閾値を
設定することができるので、ミッドアンブルシフト判定
の精度を向上させることができる。
参照して説明する。
ッドアンブルシフトとこれに対応する拡散コードとの関
係が1対1にならないとき、受信信号に含まれる全ての
拡散コードを特定する場合について説明する。また、自
局の使用ミッドアンブルシフトに対応する拡散コードが
複数ある場合、このミッドアンブルシフトの遅延プロフ
ァイルを1拡散コード当たりの相関値に正規化し、ミッ
ドアンブルシフト判定の閾値を設定する場合について説
明する。
端末装置の構成を示すブロック図である。この図におい
て、無線受信部102は、基地局装置から送信された信
号をアンテナ101を介して受信し、所定の無線受信処
理(ダウンコンバートやA/D変換等)を行い、遅延プ
ロファイル生成部103及び逆拡散・RAKE合成部1
09に出力する。
号のミッドアンブル部に対してKce ll個のミッドアンブ
ルレプリカコードで相関演算を行い、遅延プロファイル
を生成する。生成された遅延プロファイルは、最大値検
出部104、ミッドアンブルシフト判定部106、パス
選択部107、にそれぞれ出力される。
アンブルシフトの遅延プロファイルから最大の相関値
(P_ownとする)を検出し、閾値設定部105に出
力する。
で検出した最大値P_ownを自局の使用ミッドアンブ
ルシフトと対応関係にある拡散コードのうち、自局に割
り当てられている拡散コード数N_ownで除算して得
られた値をミッドアンブルシフト判定の閾値設定基準値
とする。すなわち、自局の使用ミッドアンブルシフトの
遅延プロファイルを1コード分の相関値に正規化する。
そして、この設定基準値から所定幅下げた位置にミッド
アンブルシフト判定の閾値を設定する。
値設定部105で設定された閾値に基づいて受信信号に
多重された各ミッドアンブルシフトで生成された遅延プ
ロファイルから検出された最大値の閾値判定を行う。閾
値を越えると判定されたミッドアンブルシフトから生成
された遅延プロファイルをパス選択部107に出力す
る。また、閾値を越えると判定されたミッドアンブルシ
フトを拡散コード取得部108に通知する。
ト判定部106で閾値を越えると判定されたミッドアン
ブルシフトで生成された遅延プロファイルからピークを
検出し、パス選択を行う。選択したパス毎のチャネル推
定値及びパスのタイミングは逆拡散・RAKE合成部1
09及びJD演算部111に出力される。
ルシフト判定により受信信号に多重されていると判定さ
れたミッドアンブルシフトと対応する拡散コードのう
ち、プライマリ拡散コード及びセカンダリ拡散コードを
拡散コード取得部108が保持するテーブルから取得す
る。取得したプライマリ拡散コード及びセカンダリ拡散
コードは、逆拡散・RAKE合成部109に出力され
る。
択部107から出力されたパス選択結果、すなわち、逆
拡散タイミングに従って、拡散コード取得部108から
出力されたプライマリ拡散コード及びセカンダリ拡散コ
ードを用いてデータ部の複数シンボルにわたって逆拡散
を行い、逆拡散結果を拡散コード判定部110に出力す
る。また、逆拡散された信号をRAKE合成し、合成結
果をJD演算部111に出力する。
拡散コードの逆拡散結果(電力)を基準とし、プライマ
リ拡散コードに対応するセカンダリ拡散コードの逆拡散
結果(電力)を閾値判定する。セカンダリ拡散コードの
逆拡散結果が閾値を超えればそのセカンダリ拡散コード
が多重されていると判定する。セカンダリ拡散コードが
複数あれば、それぞれ同様に閾値判定を行う。判定され
た拡散コードは、JD演算部111に出力される。な
お、拡散コード判定部110は、逆拡散・RAKE合成
部109から出力された逆拡散結果を用いるのではな
く、RAKE合成結果を用いてもよい。
成部109から出力された合成結果と、拡散コード判定
部110で判定された拡散コードと、パス選択部107
から出力されたチャネル推定値を用いてJD演算を行
う。
作について図2を用いて説明する。この図において、S
T201では、遅延プロファイル生成部103において
受信信号に含まれるミッドアンブルとミッドアンブルレ
プリカコードとの相関がとられ、遅延プロファイルが生
成される。ST202では、最大値検出部104におい
て、ST201で生成された遅延プロファイル上の最大
値が検出される。ST203では、全てのミッドアンブ
ルシフトについて最大値が検出されたか否かを確認す
る。全てのミッドアンブルシフトについて最大値が検出
されていればST204に移行し、全てのミッドアンブ
ルシフトについて最大値が検出されていなければST2
01に戻り、全てのミッドアンブルシフトについて最大
値が検出されるまでST201からST203が繰り返
される。
て、ST202で検出した最大値と自局に割り当てられ
た拡散コード数とに基づいて閾値が設定される。ST2
05では、ミッドアンブルシフト判定部106において
ST202で検出した最大値とST204で設定した閾
値との閾値判定が行われる。最大値が閾値を越えていれ
ばST206に移行し、最大値が閾値以下であればST
207に移行する。ST206では、ST205におい
て閾値を越えていると判定された最大値が検出されたミ
ッドアンブルシフトを、受信信号に多重されたミッドア
ンブルシフトと判定する。ST207では、全てのミッ
ドアンブルシフトについて最大値がST204で設定し
た閾値との閾値判定が行われたか否かを確認する。全て
のミッドアンブルシフトについて閾値判定が行われてい
ればST208に移行し、全てのミッドアンブルシフト
について閾値判定が行われていなければST205に戻
り、全てのミッドアンブルシフトについて閾値判定が行
われるまでST205からST207が繰り返される。
てパス選択処理が行われる。ST209では、拡散コー
ド取得部108において、受信信号に多重されているミ
ッドアンブルシフトに対応する拡散コードがテーブルか
ら取得される。ST210では、逆拡散・RAKE合成
部109において、ST209で取得した拡散コードを
用いてデータ部の複数シンボルにわたって逆拡散が行わ
れ、逆拡散された信号がRAKE合成される。
において、プライマリ拡散コードによってデータ部の複
数シンボルにわたって逆拡散した結果(電力)を基準と
して閾値が設定される。ここで、拡散コード判定部11
0がプライマリ拡散コードの逆拡散結果を基準としたの
は、プライマリ拡散コードは優先的に割り当てられるの
で、受信信号に多重していると判定されたミッドアンブ
ルシフトに対応するプライマリ拡散コードは確実に割り
当てられているからである。ST212では、セカンダ
リ拡散コードによってデータ部の複数シンボルにわたっ
て逆拡散した結果(電力)とST211で設定した閾値
との閾値判定が行われる。閾値を越えると判定されたら
ST213に移行し、閾値以下であると判定されたらS
T214に移行する。
を越えると判定された逆拡散結果をもたらしたセカンダ
リ拡散コードを受信信号に多重された拡散コードである
と判定する。ST214では、ST212で全てのセカ
ンダリ拡散コードによって逆拡散された結果が閾値判定
されたかを確認する。全てのセカンダリ拡散コードにつ
いて閾値判定がされていれば、ST215に移行し、全
てのセカンダリ拡散コードについて閾値判定がされてい
なければ、ST212に戻り、全てのセカンダリ拡散コ
ードについて閾値判定が行われるまでST212からS
T214が繰り返される。
てのミッドアンブルシフトについてST209からST
214までの動作がなされたかを確認する。全てのミッ
ドアンブルシフトについて動作が終了していれば、ST
216に移行し、全てのミッドアンブルシフトについて
動作が終了していなければ、ST209に戻り、動作の
終了していないミッドアンブルシフトについてST20
9からST214までの動作を繰り返す。
て、RAKE合成された信号と、受信信号に多重されて
いた拡散コードと、チャネル推定値とを用いてJD復調
が行われる。
ドアンブルシフト判定部106での判定について図3を
用いて説明する。図3は、ミッドアンブルシフト判定の
様子を説明するための図であり、Kcell=8で、従来の
ミッドアンブルシフト判定の様子を説明した図14と同
様のサンプルを用いたものである。図3において、縦軸
は、ミッドアンブルシフト相関の最大値、すなわち、ミ
ッドアンブルシフトとミッドアンブルシフトレプリカコ
ードとの最大相関値を表し、横軸は、ソート後のミッド
アンブルシフトのインデックスを表している。自局の使
用ミッドアンブルシフトをインデックス1とし、自局に
割り当てられた拡散コード数(N_own)を2とす
る。
使用ミッドアンブルシフトの最大相関値(P_own)
を自局に割り当てられた拡散コード数(N_own)で
除算した値である。図3の場合、P_own/2がTh
3となる。Th4は、Th3から所定幅下げた位置に設
けられた閾値である。
ックス1から4が受信信号に多重されているものと判定
されるが、この実施の形態におけるミッドアンブルシフ
ト判定部107では、図3が示すように、Th4を越え
るインデックス1から5が受信信号に多重されているミ
ッドアンブルシフトと判定される。すなわち、従来の通
信端末装置で検出できなかったインデックス5のミッド
アンブルシフトを、この実施の形態の通信端末装置で検
出することができるようになり、ミッドアンブルシフト
判定の精度を向上させることができる。
アンブルシフトとこれに対応する拡散コード番号との関
係が1対1にならない場合(Kcell=16以外)でも、
受信信号に含まれるミッドアンブルシフトに対応する複
数の拡散コードを特定することができる。
対応する拡散コードのうち、自局に割り当て当てられた
拡散コードが複数ある場合、受信したミッドアンブルシ
フトの遅延プロファイルを1拡散コード当たりの相関値
に正規化し、ミッドアンブルシフト判定の閾値を設定す
ることにより、ミッドアンブルシフト判定の精度を向上
させることができる。
ッドアンブルシフト判定を行う際、自局の使用ミッドア
ンブルシフトが複数ある場合、自局の使用ミッドアンブ
ルシフトの複数の遅延プロファイルを1拡散コード当た
りの相関値に正規化し、各遅延プロファイルの最大値の
平均値をミッドアンブルシフト判定の閾値設定基準値と
する場合について説明する。
端末装置の構成を示すブロック図である。ただし、この
図において、図1と共通する部分は図1と同一の符号を
付し、その詳しい説明は省略する。
アンブルシフトが複数ある場合、自局の各使用ミッドア
ンブルシフトで生成した遅延プロファイルの最大値(P
_own1からP_ownN;Nは自局の使用ミッドア
ンブルシフトの個数)を検出し、検出した最大値を閾値
設定部402に通知する。
で検出した最大値P_own1からP_ownNをそれ
ぞれ対応する拡散コード数N_own1、N_own
2、…、N_ownNで除算する。そして、除算結果の
平均値(P_own1/N_own1+P_own2/
N_own2+…+P_ownN/N_ownN)/N
を求める。このように求めた平均値をミッドアンブルシ
フト判定の閾値設定基準値とし、基準値から所定幅下げ
た位置に閾値を設定する。なお、N_own1からN_
ownNは、自局の使用ミッドアンブルシフトと対応関
係にある拡散コードのうち、自局に割り当てられている
拡散コード数である。従って、自局に割り当てられてい
る拡散コードの総数はN_own1+N_own2+…
+N_ownNである。
ドアンブルシフト判定部106での判定について図5を
用いて説明する。図5は、ミッドアンブルシフト判定の
様子を説明するための図である。この図において、縦軸
は、ミッドアンブルシフト相関の最大値、すなわち、ミ
ッドアンブルシフトとミッドアンブルシフトレプリカコ
ードとの最大相関値を表し、横軸は、ソート後のミッド
アンブルシフトのインデックスを表している。自局の使
用ミッドアンブルシフトをインデックス1から3とし、
自局に割り当てられた拡散コード数をN_own1=N
_own2=2、N_own3=1とする。
使用ミッドアンブルシフトの最大相関値(P_own1
からP_ownN)を自局に割り当てられた拡散コード
数(N_own1からN_ownN)で除算した値の平
均値、すなわち、(P_own1/N_own1+P_
own2/N_own2+…+P_ownN/N_ow
nN)/Nである。Th6は、Th5から所定幅下げた
位置に設けられた閾値である。
ス1から4が受信信号に多重されているミッドアンブル
シフトと判定され、自局の使用ミッドアンブルシフトが
インデックス1から3であることからインデックス4が
他局に使用されているミッドアンブルシフトであること
が分かる。
アンブルシフト判定を行う際、自局の使用ミッドアンブ
ルシフトが複数ある場合でも、自局の使用ミッドアンブ
ルシフトの複数の遅延プロファイルを1コード分の相関
値に正規化し、各遅延プロファイルの最大値の平均値を
ミッドアンブルシフト判定の閾値設定基準値とすること
により、ミッドアンブルシフト判定の精度を向上させる
ことができる。
ッドアンブルシフト判定を行う際、自局の使用ミッドア
ンブルシフトが複数ある場合、自局の使用ミッドアンブ
ルシフトのうち、ミッドアンブルシフト番号が最も若い
ミッドアンブルシフトで生成した遅延プロファイルを1
コード分の相関値に正規化し、ミッドアンブルシフト判
定の閾値設定基準値とする場合について説明する。
端末装置の構成を示すブロック図である。ただし、この
図において、図1と共通する部分には図1と同一の符号
を付し、その詳しい説明は省略する。
アンブルシフトが複数ある場合、自局の使用ミッドアン
ブルシフトのうち、ミッドアンブルシフト番号が最も若
いミッドアンブルシフトで生成した遅延プロファイルの
最大値(P_own)を検出し、検出した最大値を閾値
設定部602に通知する。
で検出した最大値P_ownを拡散コード数N_own
で除算して得られた値をミッドアンブルシフト判定の閾
値設定基準値とする。そして、この基準値から所定幅下
げた位置にミッドアンブルシフト判定の閾値を設定す
る。なお、N_ownは、自局の使用ミッドアンブルシ
フトのうち、ミッドアンブルシフト番号が最も若いミッ
ドアンブルシフトと対応関係にある拡散コードのうち、
自局に割り当てられている拡散コード数である。
ッドアンブルシフトのうち、ミッドアンブルシフト番号
が最も若いミッドアンブルシフトに基づいて閾値設定基
準値を求めたが、ミッドアンブルシフト番号が最も若い
ものに限らず、最も大きいものでもよく、要は、自局の
使用ミッドアンブルシフトのうちいずれか1つに基づい
て閾値設定基準値を求めればよい。
アンブルシフト判定を行う際、自局の使用ミッドアンブ
ルシフトが複数ある場合でも、自局の使用ミッドアンブ
ルシフトのうち、ミッドアンブルシフト番号が最も若い
ミッドアンブルシフトで生成した遅延プロファイルを1
拡散コード当たりの相関値に正規化し、ミッドアンブル
シフト判定の閾値設定基準値とすることにより、基準値
の算出に係る演算処理量を減らすことができる。
ッドアンブルシフト判定を行う際、自局の使用ミッドア
ンブルシフトが複数ある場合、自局の使用ミッドアンブ
ルシフトのうち、自局に割り当てられた拡散コード数が
最大となるミッドアンブルシフトで生成した遅延プロフ
ァイルを1拡散コード当たりの相関値に正規化し、ミッ
ドアンブルシフト判定の閾値設定基準値とする場合につ
いて説明する。
端末装置の構成を示すブロック図である。ただし、この
図において、図1と共通する部分は図1と同一の符号を
付し、その詳しい説明は省略する。
アンブルシフトが複数ある場合、自局の使用ミッドアン
ブルシフトと対応関係にある拡散コードのうち、自局に
割り当てられている拡散コード数のなかで最大となる拡
散コード数(最大拡散コード数)に対応するミッドアン
ブルシフトで生成した遅延プロファイルの最大値を検出
し、検出した最大値を閾値設定部702に通知する。
から通知された最大値を最大拡散コード数で除算して得
られた値をミッドアンブルシフト判定の閾値設定基準値
とする。そして、この基準値から所定幅下げた位置にミ
ッドアンブルシフト判定の閾値を設定する。ここで、最
大拡散コード数を用いたのは、例えば、正規化の対象と
なるサンプルが10ある場合と、100ある場合とで
は、正規化後(1サンプル当たり)の信頼度はサンプル
数100の方が高いという理由からである。すなわち、
サンプル数(ここでは、拡散コード数)が多いほど、信
頼度の高い正規化を行うことができるからである。
合には、ミッドアンブルシフト番号の若いものを使用す
る。
ミッドアンブルシフト判定を行う際、自局の使用ミッド
アンブルシフトが複数ある場合でも、自局の使用ミッド
アンブルシフトのうち、自局に割り当てられた拡散コー
ド数が最大となるミッドアンブルシフトで生成した遅延
プロファイルを1拡散コード当たりの相関値に正規化
し、ミッドアンブルシフト判定の閾値設定基準値とする
ことにより、ミッドアンブルシフト判定の精度をより向
上させることができる。
受信信号に含まれたミッドアンブルシフトに対応するプ
ライマリ拡散コードで受信信号のデータ部を逆拡散した
結果と、プライマリ拡散コードに対応するセカンダリ拡
散コードで逆拡散した結果とに基づいて、セカンダリ拡
散コードが多重されているかを判定することにより、1
つのミッドアンブルシフトに複数の拡散コードが対応す
る場合でも、受信信号に多重された拡散コードを全て特
定することができる。
対応する拡散コードのうち、自局に割り当てられた拡散
コードが複数ある場合、自局の使用ミッドアンブルシフ
トで生成した遅延プロファイルを1拡散コード当たりの
相関値に正規化し、正規化した遅延プロファイルを用い
てミッドアンブルシフト判定の閾値を設定することによ
り、1拡散コード当たりのミッドアンブルシフトの相関
値を基準に閾値を設定することができるので、ミッドア
ンブルシフト判定の精度を向上させることができる。
成を示すブロック図
作を示すフロー図
シフト判定の様子を説明するための図
成を示すブロック図
シフト判定の様子を説明するための図
成を示すブロック図
成を示すブロック図
めの図
拡散コード番号との関係を示す樹状図
拡散コード番号との関係を示す樹状図
拡散コード番号との関係を示す樹状図
ための図
Claims (9)
- 【請求項1】 拡散して送信された信号を受信する受信
手段と、 前記受信手段によって受信された信号に多重されたミッ
ドアンブルコードに予め決められた優先順位をもって対
応づけられた複数の拡散コードを、当該優先順位の順に
用いて、前記受信信号を逆拡散する逆拡散手段と、 逆拡散後の信号電力に基づいて前記受信信号を形成する
際に用いられた拡散コードを判定する拡散コード判定手
段と、 を具備することを特徴とする通信端末装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のミッドアンブルコード
に優先順位をもって対応づけられた複数の拡散コード
は、プライマリ拡散コード及びセカンダリ拡散コードで
あることを特徴とする通信端末装置。 - 【請求項3】 受信信号に多重されたミッドアンブルコ
ードと既知のミッドアンブルコードとの相関値が所定の
閾値を越えることとなる前記既知のミッドアンブルコー
ドが受信信号に多重されたミッドアンブルコードである
と判定するミッドアンブルコード判定手段と、 自局の使用ミッドアンブルコードと既知のミッドアンブ
ルコードとの相関値を1拡散コード単位に正規化する正
規化手段と、 受信信号に多重されたミッドアンブルコードの判定に用
いる閾値を前記正規化した相関値に基づいて設定する閾
値設定手段と、 を具備することを特徴とする請求項1又は請求項2に記
載の通信端末装置。 - 【請求項4】 前記正規化手段は、自局の使用ミッドア
ンブルコードと既知のミッドアンブルコードとの相関値
の最大値を自局に割り当てられた拡散コード数で正規化
することを特徴とする請求項3に記載の通信端末装置。 - 【請求項5】 前記正規化手段は、自局の使用ミッドア
ンブルコードが複数ある場合、自局の使用ミッドアンブ
ルコードと既知のミッドアンブルコードとの相関値の最
大値を、自局の使用ミッドアンブルコードに対応し、か
つ自局に割り当てられた拡散コード数でミッドアンブル
コード毎に正規化し、正規化した相関値を自局の使用ミ
ッドアンブルコード数で平均化することを特徴とする請
求項3に記載の通信端末装置。 - 【請求項6】 前記正規化手段は、自局の使用ミッドア
ンブルコードが複数ある場合、自局の使用ミッドアンブ
ルコードのいずれか1つと既知のミッドアンブルコード
との相関値の最大値を、当該最大値が得られたミッドア
ンブルコードに対応し、かつ自局に割り当てられた拡散
コード数で正規化することを特徴とする請求項3に記載
の通信端末装置。 - 【請求項7】 前記正規化手段は、自局の使用ミッドア
ンブルコードが複数ある場合、複数のミッドアンブルコ
ードにそれぞれ対応する拡散コードのうち、自局に割り
当てられた最大拡散コード数に対応するミッドアンブル
コードと既知のミッドアンブルコードとの相関値の最大
値を、前記最大拡散コード数で正規化することを特徴と
する請求項3に記載の通信端末装置。 - 【請求項8】 受信信号に多重していると判定された拡
散コードを用いてジョイント・ディテクション演算を行
うJD演算手段を具備することを特徴とする請求項1か
ら請求項7のいずれかに記載の通信端末装置。 - 【請求項9】 拡散して送信された信号を受信する受信
工程と、 前記受信工程によって受信された信号に多重されたミッ
ドアンブルコードに予め決められた優先順位をもって対
応づけられた複数の拡散コードを、当該優先順位の順に
用いて、前記受信信号を逆拡散する逆拡散工程と、 逆拡散後の信号電力に基づいて前記受信信号を形成する
際に用いられた拡散コードを判定する拡散コード判定工
程と、 を具備する拡散コード推定方法。
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