JP2003346854A - 燃料電池発電システム、及び燃料電池発電システムの制御方法 - Google Patents
燃料電池発電システム、及び燃料電池発電システムの制御方法Info
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Abstract
応を前提に一時的に異常を無視した条件付き運転を行
い、異常内容の軽微な故障等を簡単な方法で、速やかに
対処することが出来なかった。 【解決手段】 燃料電池21と、燃料ガス供給手段22
と、酸化剤ガス供給手段34と、燃料ガス供給手段22
の温度を検知する状態検知手段42と、状態検知手段4
2が検知した結果を利用して、燃料ガス供給手段22が
果たす所定の機能の異常を検知し、異常内容に対応した
運転モードにて運転制御を行う運転制御手段47と、異
常内容に対応した運転モードに切り換えるための運転モ
ード切換手段44とを備える。
Description
料電池発電システム、及び燃料電池発電システムの制御
方法に関する。
ば特許文献1参照。)の構成を示す。図5において、水
回路に設けられ加熱器5を制御するための情報を検出す
る検出器6、7と、加熱器5の運転ON/OFF及び出
湯口2より給湯するお湯の温度を設定する操作器8と、
検出器6、7の情報と操作器8の設定をもとに加熱器5
の発熱量及び発停を制御する制御器9と、検出器6、7
の情報と操作器8の設定に関係なく、所定の制御量で加
熱器5を制御するサブ制御器14と、制御器9とサブ制
御器14の何れかを選択する手動操作の選択器15と、
検出器6の情報が所定の範囲を逸脱したとき、制御器9
より優先して加熱器5の運転をOFFする異常制御器1
3と、検出器6とは別に独立して設けた異常温度上昇等
の不安全状態を検出する不安全検出器10と、この不安
全検出器10の信号により全ての制御器より優先して加
熱器5の作動を無条件で停止させる保安器12を備え、
異常制御器13が作動して運転をOFFしたときは、選
択器15の操作により加熱器5の制御を制御器9からサ
ブ制御器14に手動で切り換えるように構成されてい
た。
発電システムの構成を示す。図6において、21は燃料
電池であり、燃料ガス供給手段22は天然ガスなどの原
料を水蒸気改質し、水素を主成分とするガスを生成して
燃料電池21に供給する。燃料ガス供給手段22は、改
質ガスを生成する改質器23と、改質ガスに含まれる一
酸化炭素を水と反応させ二酸化炭素と水素にするための
一酸化炭素変成器24とを具備している。燃料側加湿器
25では、燃料電池21に供給する燃料ガスを加湿す
る。26は空気供給装置であり、酸化剤の空気を燃料電
池21に供給する。このとき、酸化側加湿器27で供給
空気を加湿する。さらに、燃料電池21に水を送って冷
却する冷却配管28と、冷却配管内の水を循環させるポ
ンプ29とを備えている。
により燃料電池21の発電による排熱を排熱回収配管3
2を経由して貯湯タンク33へ排熱回収するように接続
されている。
時間を短縮するために、燃料処理装置22において改質
器23や一酸化炭素変成器24に内蔵されたヒータ、温
度検知器(図示せず)を用いて、改質反応、変成反応に
適した温度帯に到達するまでの時間を短縮させたり、冷
却配管28の経路においても、同様に冷却水を加熱する
ヒータ、温度検知器(図示せず)を用いて、発電反応に
適した温度帯に到達するまでの時間を短縮させていた。
の給湯装置では、検出器の故障で給湯装置が停止した場
合において、製造者または販売者が安全を確認した上で
選択器を操作して加熱器の制御を制御器からサブ制御器
に切り換えることで検出器の故障に無関係に強制的に加
熱器を所定量で運転するというもので、制御情報を検出
する検出器の故障を異常対象としていたため、異常対応
範囲が限定されていた。また、異常発生時には、製造者
または販売者の立ち会いを前提に、手動にて選択器の切
り換え操作により加熱器の制御をサブ制御器に切り換え
るようにしているため、異常内容の軽微な故障等を簡単
な方法で、速やかに対処することが出来なかった。
電システムは、燃料電池21の起動時間を短縮するため
の改質器23や一酸化炭素変成器24に内蔵されたヒー
タ、温度検知器、冷却配管28の経路の冷却水を加熱す
るヒータの故障、異常時には、異常停止させた後、修理
を待たざるを得ないといった課題があった。
発生時に、異常内容の軽微な故障を、予め決めておいた
代替方法で対処し運転再開できる、信頼性の高い燃料電
池発電システム、燃料電池発電システムの制御方法を提
供することを目的とする。
ために、第1の本発明は、燃料ガスと酸化剤ガスとを反
応させて発電を行う燃料電池(21)と、前記燃料電池
(21)に前記燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段
(22)と、前記燃料電池(21)に前記酸化剤ガスを
供給する酸化剤ガス供給手段(34)と、前記燃料ガス
供給手段(22)の温度を検知する状態検知手段(4
2)と、前記状態検知手段(42)が検知した結果を利
用して、前記燃料ガス供給手段(22)が果たす所定の
機能の異常を検知し、異常内容に対応した運転モードに
て運転制御を行う運転制御手段(47)と、前記異常内
容に対応した運転モードに切り換えるための運転モード
切換手段(44)とを備え、前記異常内容に対応した運
転モードは、起動時前記燃料ガス供給手段(22)に含
まれている変成手段(24)を加熱する変成ヒータ(4
3)の機能に代えて、前記燃料ガス供給手段(22)に
含まれる、改質器(23)及び改質ガスの熱伝導により
想定される所定の制御温度到達時間を起動の際の制限時
間として扱う機能で代用させるモードである燃料電池発
電システムである。
度到達時間は、予め前記変成ヒータ(42)で加熱しな
かった場合の前記変成手段(24)の温度上昇特性を求
めておき、その温度上昇特性における、起動開始から制
御温度に到達するまでの時間より長い時間である第1の
本発明の燃料電池発電システムである。
ガスとを反応させて発電を行う燃料電池(21)と、前
記燃料電池(21)に前記燃料ガスを供給する燃料ガス
供給手段(22)と、前記燃料電池(21)に前記酸化
剤ガスを供給する酸化剤ガス供給手段(34)と、記燃
料電池(21)へ供給される冷却水の温度を検知する状
態検知手段(50)と、前記状態検知手段(50)が検
知した結果を利用して、前記燃料電池(21)が果たす
所定の機能の異常を検知し、異常内容に対応した運転モ
ードにて運転制御を行う運転制御手段(47)と、前記
異常内容に対応した運転モードに切り換えるための運転
モード切換手段(44)と、前記燃料電池(21)で発
生した熱を用いる貯湯タンク(33)とを備え、前記異
常内容に対応した運転モードは、起動時前記燃料電池
(21)への冷却水を加熱する冷却水ヒータ(49)の
機能に代えて、前記貯湯タンク(33)の湯の熱を利用
して前記冷却水を加熱する機能で代用させるモードであ
る燃料電池発電システムである。
明、及び第12の本発明は、上記従来例2(図6)の燃
料電池発電システムが、燃料電池21の温度検知器等の
故障、異常時には、異常停止させた後、修理を待たざる
を得ないといった課題を考慮したものである。
ガスとを反応させて発電を行う燃料電池(21)と、前
記燃料電池(21)に前記燃料ガスを供給する燃料ガス
供給手段(22)と、前記燃料電池(21)に前記酸化
剤ガスを供給する酸化剤ガス供給手段(34)と、前記
燃料ガス供給手段(22)の温度を検知する状態検知手
段(41、38)と、前記状態検知手段(41、38)
が検知した結果を利用して、前記状態検知手段(41、
38)自体の異常を検知し、異常内容に対応した運転モ
ードにて運転制御を行う運転制御手段(47)と、前記
異常内容に対応した運転モードに切り換えるための運転
モード切換手段(44)とを備えた燃料電池発電システ
ムである。
応した運転モードは、異常が発生した状態検知手段(4
1、38)に代えて、予め決められている別の状態検知
手段(41、38)で代用させるモードである第4の本
発明の燃料電池発電システムである。
た状態検知手段とは、前記燃料ガス供給手段(22)に
含まれる加熱手段(36)へ送り込まれる燃焼用空気の
温度を検知する燃焼ファン吸込温度検知手段(38)で
あり、前記代用される状態検知手段は、前記燃料ガス供
給手段(22)に送り込まれる原料ガスの温度を検知す
るガス温度検知手段(41)である第5の本発明の燃料
電池発電システムである。
た状態検知手段とは、前記燃料ガス供給手段(22)に
送り込まれる原料ガスの温度を検知するガス温度検知手
段(41)であり、前記代用される状態検知手段は、前
記燃料ガス供給手段(22)に含まれる加熱手段(3
6)へ送り込まれる燃焼用空気の温度を検知する燃焼フ
ァン吸込温度検知手段(38)である第5の本発明の燃
料電池発電システムである。
換手段(44)は、リモコンのスイッチの所定の手順、
組み合わせによる切替操作にて切り換える第1〜7の本
発明のいずれかの燃料電池発電システムである。
換手段(44)は、通信手段を介して宅外メンテナンス
制御手段(54)より、異常内容に対応した運転プログ
ラムを送信し、送信された運転プログラムにて運転する
ように遠隔操作にて切り換える第1〜7の本発明のいず
れかの燃料電池発電システムである。
剤ガスとを反応させて発電を行う燃料電池と、前記燃料
電池に前記燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段と、前
記燃料電池に前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給
手段とを備えた燃料電池発電システムを制御する燃料電
池発電システムの制御方法であって、前記燃料ガス供給
手段の温度を検知する状態検知ステップと、前記状態検
知ステップが検知した結果を利用して、前記燃料ガス供
給手段が果たす所定の機能の異常を検知し、異常内容に
対応した運転モードにて運転制御を行う運転制御ステッ
プと、前記異常内容に対応した運転モードに切り換える
運転モード切換ステップとを備え、前記異常内容に対応
した運転モードは、起動時前記燃料ガス供給手段に含ま
れている変成手段を加熱する変成ヒータの機能に代え
て、前記燃料ガス供給手段に含まれる、改質器及び改質
ガスの熱伝導により想定される所定の制御温度到達時間
を起動の際の制限時間として扱う機能で代用させるモー
ドである燃料電池発電システムの制御方法である。
剤ガスとを反応させて発電を行う燃料電池と、前記燃料
電池に前記燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段と、前
記燃料電池に前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給
手段と、前記燃料電池で発生した熱を用いる貯湯タンク
とを備えた燃料電池発電システムを制御する燃料電池発
電システムの制御方法であって、前記燃料電池の温度を
検知する状態検知ステップと、前記状態検知ステップが
検知した結果を利用して、前記燃料電池が果たす所定の
機能の異常を検知し、異常内容に対応した運転モードに
て運転制御を行う運転制御ステップと、前記異常内容に
対応した運転モードに切り換える運転モード切換ステッ
プとを備え、前記異常内容に対応した運転モードは、起
動時前記燃料電池への冷却水を加熱する冷却水ヒータの
機能に代えて、前記貯湯タンクの湯の熱を利用して前記
冷却水を加熱する機能で代用させるモードである燃料電
池発電システムの制御方法である。
剤ガスとを反応させて発電を行う燃料電池と、前記燃料
電池に前記燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段と、前
記燃料電池に前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給
手段とを備えた燃料電池発電システムを制御する燃料電
池発電システムの制御方法であって、前記燃料ガス供給
手段、酸化剤ガス供給手段、もしくは燃料電池の少なく
とも一つの温度を検知する状態検知ステップと、前記状
態検知ステップが検知した結果を利用して、前記状態検
知ステップ自体の異常を検知し、異常内容に対応した運
転モードにて運転制御を行う運転制御ステップと、前記
異常内容に対応した運転モードに切り換える運転モード
切換ステップとを備えた燃料電池発電システムの制御方
法である。
面を参照して説明する。
態1における燃料電池発電システムのブロック構成図で
ある。
池を用いた発電システムと同じ機能を有するものについ
ては、同一符号を付与しており、それらの機能の詳細
は、図6のものに準ずるものとして説明を省略する。
を加湿する酸化側加湿器27からなる酸化剤ガス供給手
段である。改質器23には、改質器23の温度を検知す
る改質温度検知手段35、原料ガスと水とを加熱する加
熱手段36、加熱手段36へ燃焼用空気を供給する燃焼
ファン37、燃焼ファン37への供給空気の温度を検知
する燃焼ファン吸込温度検知手段38が備えられてい
る。
するための原料ガス供給弁39、加熱手段36に燃焼ガ
スを供給するための燃焼ガス供給弁40、原料ガス、燃
料ガスの温度を検知するガス温度検知手段41が備えら
れている。一酸化炭素変成器(以下、変成器とする)2
4には、変成器24の温度を検知する変成温度検知手段
42、変成器24を加熱する変成器ヒータ43が備えら
れている。
ス供給手段34、燃料電池21などの温度、流量、圧力
等の状態を検知する状態検知手段またはヒータ、電磁
弁、モータなどの異常検知後の特殊運転モードに切り換
えるための特殊運転モード切換手段としてのリモコンで
あり運転状態を表示する表示部45と運転、停止等のス
イッチ操作をするための操作部46とを具備している。
検知信号を入力し、予め決められた通常運転モードに
て、各手段を駆動し運転制御するとともに、状態検知手
段または各手段の所定の機能の異常を検知し、異常内容
に対応した特殊運転モードにて運転を行う運転制御手段
である。
吸込温度検知手段38、ガス温度検知手段41、変成温
度検知手段42、は燃料電池発電システムの状態を検知
する、本発明の状態検知手段の具体例であり、例えばサ
ーミスタ、熱電対等で構成される。また、燃焼ファン3
7、原料ガス供給弁39、燃焼ガス供給弁40、変成器
ヒータ43は、本発明の異常を生じる手段の具体例であ
る。
は、運転制御手段47は、燃料ガス供給手段22の改質
器23において、加熱手段36を介して天然ガスなどの
原料と水を加熱し、発電量に応じて水蒸気改質させ、水
素を主成分とするガスを生成して燃料電池21に供給す
る。このとき、改質器23の温度を改質温度検知手段3
5により検知し、所定温度(水蒸気改質するための温
度:約600〜700℃)になるように制御するととも
に、ガス温度検知手段41により、原料ガス温度を検知
し、原料ガス供給弁により供給される原料ガス量を温度
補正する。
より、燃焼用空気温度を検知し、燃焼ファン37により
加熱手段36に供給される燃焼用空気量を温度補正(空
気密度補正)する。
により変成ヒータ43を用いて昇温し、起動時間を短縮
させるとともに、変成温度検知手段42により所定温度
(変成反応するための温度:約250〜350℃)にな
るように制御し、改質ガスに含まれる一酸化炭素を水と
反応させ二酸化炭素と水素にする変成反応を行う。ここ
で、変成ヒータ43を用いることにより、変成器43の
昇温が促進され、数十分程度で起動できる。
場合、運転制御手段47は、起動時、変成ヒータ43へ
駆動出力するにも関わらず変成温度検知手段42により
変成器温度上昇速度が正常時に比べ遅いことを検知す
る。所定時間内に所定温度に到達しなかった時点で、変
成ヒータ43の断線故障を確定し、運転モード切換手段
であるリモコン44の表示部45に異常表示し異常停止
する。
ば、操作部46の複数のスイッチの2重押しや一定時間
連続押し、またこれらスイッチ押し操作の組み合わせ)
により、変成ヒータ43が断線故障した場合の特殊運転
モードに切り換える。すなわち、変成ヒータ43による
昇温動作の無い場合の運転シーケンスに切り換える。
運転モードでは、起動時、変成温度検知手段42により
変成器温度上昇速度が正常時に比べ遅いことを予め想定
し、変成ヒータ43の断線故障判定処理を行わず起動
し、改質器23、及び改質ガスの温熱による熱伝導によ
り想定される所定制御温度到達時間を制限時間として運
転起動させる。なお、特殊運転モードや通常運転モード
における燃料電池発電システムの起動時とは、加熱手段
36で改質器23の加熱を開始した時点を意味する。
て求められたものである。すなわち、変成ヒータ43で
加熱しなかった場合の変成器の改質器23、及び改質ガ
スの温熱による熱伝導による温度上昇特性を予め把握し
ておく。そして、この温度上昇特性で燃料電池発電シス
テムの起動開始から、変成反応の適用温度範囲の下限値
である起動制御温度(例えば摂氏250度)に到達する
までの時間の1.2倍から2.0倍の時間をこの所定制
御温度到達時間とする。なお、起動制御温度は触媒体や
装置構成により変動するものであり、上記温度に限定さ
れるものではない。
合の特殊運転モードでは、燃料電池発電システムの起動
開始から上記で求めた所定制御温度到達時間が経過した
際に、燃料電池圧電システムの運転制御を開始する。
ら起動制御温度(例えば摂氏250度)に到達するまで
の時間の0.2倍から1.0倍までの時間はマージンと
して設けたものである。すなわち、このマージンは、夏
よりも冬の方が気温が低いなど気温の変動を見越して設
けたものである。すなわち、気温が低温の場合であって
も十分余裕を持って起動制御温度(例えば摂氏250
度)に到達出来るようにするために設けたものである。
なお、本実施の形態では、所定制御温度到達時間を、燃
料電池発電システムの起動開始から起動制御温度(例え
ば摂氏250度)に到達するまでの時間の1.2倍から
2.0倍とするとして説明したが、これに限らない。気
温が十分低温の時に上述した所定制御温度到達時間を決
定した場合であれば、所定制御温度到達時間を、燃料電
池発電システムの起動開始から起動制御温度(例えば摂
氏250度)に到達するまでの時間より若干長い時間す
なわち、この時間の1.2倍以下の時間にしても構わな
い。
るものの発電動作には支障無く運転でき、かつ使用者は
故障部品(変成ヒータ)交換するまで若干運転起動時間
が長くなる他は正常時と同様に燃料電池発電システムを
使用することができる。
制限時間内に所定温度に到達しなかった時点で、変成ヒ
ータ43の断線故障以外の異常を確定し、特殊運転モー
ド切換手段であるリモコン44の表示部45にその旨の
異常表示し異常停止するため特殊運転モードにおける安
全性は確保できる。
図1を用いて説明する。この実施の形態2の構成につい
ては、実施の形態1と同様である。
電時の運転動作も実施の形態1と同様である。
ァン吸込温度検知手段38が故障(断線またはショー
ト)した場合、運転制御手段47は、リモコン44から
の運転開始操作時、燃焼ファン吸込温度検知手段38が
正常温度範囲から外れていることで故障(断線またはシ
ョート)を確定し、特殊運転モード切換手段であるリモ
コン44の表示部45に異常表示し異常停止する。
ば、操作部46の複数のスイッチの2重押しや一定時間
連続押し、またこれらスイッチ押し操作の組み合わせ)
により、燃焼ファン吸込温度検知手段38が故障(断線
またはショート)した場合の特殊運転モードに切り換え
る。すなわち、燃焼ファン吸込温度検知手段38の検知
信号による加熱手段36に供給される燃焼用空気量の温
度補正(空気密度補正)の代わりに、ガス温度検知手段
41による原料ガス温度による温度補正に切り換える。
(断線またはショート)した場合の特殊運転モードで
は、起動時および発電時、概ね、ガス温度検知手段41
による原料ガス温度が燃焼ファン吸込温度検知手段38
の検知信号による加熱手段36に供給される燃焼用空気
温度より若干低め(数℃から十数℃)となることを予め
想定し、ガス温度検知手段41による原料ガス温度に若
干の補正温度(数℃から十数℃)を加算した温度を用い
て燃焼ファン吸込温度検知手段38の代用検知信号とし
て加熱手段36に供給される燃焼用空気量の温度補正
(空気密度補正)を行う。なお、原料ガス温度を推定す
る方法については後述する。
料ガス温度は、正常時の燃焼用空気量の温度補正(空気
密度補正)に近似し、季節や設置場所、運転時刻に対し
てある程度の相関関係をもった温度検知信号であるた
め、概ね起動、発電動作には支障無く運転でき、かつ故
障部品(燃焼ファン吸込温度検知手段38)交換するま
で改質器23の加熱手段36の加熱運転において、正常
燃焼特性範囲内で、燃料電池発電システムを使用するこ
とができる。
も、加熱手段36の安全装置(燃焼検知手段、温度過昇
検知器等:図示せず)が具備されているため、これらが
万一動作した時点で異常停止するため特殊運転モードに
おける安全性は確保できる。
込温度検知手段38が故障(断線またはショート)した
場合の構成としているが、ガス温度検知手段41が故障
(断線またはショート)した場合に、逆に燃焼ファン吸
込温度検知手段38により、ガス温度検知手段41の代
用する構成とすることによっても同様の効果を有するこ
とは言うまでもない。なお、原料ガス温度を推定する方
法については後述する。
ファン吸込温度検知手段38が故障した場合に故障して
いない方の手段でどのように故障した方の手段を代替す
るかを詳細に説明する。
に対するガス温度検知手段41で検知される原料ガス温
度と燃焼ファン吸込温度検知手段38で検知される燃焼
ファン吸込温度との関係を示す。図2には、燃焼開始か
ら発電開始までの期間、及び発電開始から定格発電まで
の期間、及び定格発電以降の期間で、ガス温度検知手段
41で検知される原料ガス温度と燃焼ファン吸込温度検
知手段38で検知される燃焼ファン吸込温度が示されて
いる。また、図2には、それぞれの期間におけるガス温
度検知手段41で検知される原料ガス温度の近似直線と
燃焼ファン吸込温度検知手段38で検知される燃焼ファ
ン吸込温度の近似直線が示されている。
おいて、原料ガス温度は近似直線A1で近似され、燃焼
ファン吸込温度は近似直線B1で近似される。すなわ
ち、近似直線A1及び近似直線B1はそれぞれ以下に示
す数1及び数2のように表される。
燃料電池発電装置の加熱手段36の燃焼開始時の原料ガ
ス温度である。また、b1は、近似直線B1の傾きであ
り、D1は、燃料電池発電装置の加熱手段36の燃焼開
始時の燃焼ファン吸込温度である。また、Tは、燃料電
池発電装置の加熱手段36の燃焼開始時からの経過時間
である。また、C1とD1は等しい。すなわち、燃料電
池発電装置の加熱手段36の燃焼開始時には、原料ガス
温度と燃焼ファン吸込温度とは等しい。
障した場合の特殊運転モードでは、ガス温度検知手段4
1により原料ガス温度を検知する。そして、検知した原
料ガス温度に時間Tにおける数2から数1を減算した
値、すなわち(B1−A1)を加算した値を用いて燃焼
ファン吸込温度検知手段38の代用検知信号として加熱
手段36に供給される燃焼用空気量の温度補正(空気密
度補正)を行う。
合の特殊運転モードでは、燃焼ガス吸込温度検知手段3
8により燃焼ファン吸込温度を検知する。そして、検知
した燃焼ファン吸込温度に時間Tにおける数1から数2
を減算した値、すなわち(A1−B1)を加算した値を
用いてガス温度検知手段41の代用検知信号として原料
ガス供給弁により供給される原料ガス量の温度補正を行
う。
おいて、原料ガス温度は近似直線A2で近似され、燃焼
ファン吸込温度は近似直線B2で近似される。すなわ
ち、近似直線A2及び近似直線B2はそれぞれ以下に示
す数3及び数4のように表される。
発電開始時の原料ガス温度である。また、b2は、近似
直線B2の傾きであり、D2は、発電開始時の燃焼ファ
ン吸い込み温度である。また、Tは、発電開始時からの
経過時間である。また、a2とb2は実質上等しい。
障した場合の特殊運転モードでは、ガス温度検知手段4
1により原料ガス温度を検知する。そして、検知した原
料ガス温度にA2とB2の予め決められた偏差(固定
値)E2を加算した値を用いて燃焼ファン吸込温度検知
手段38の代用検知信号として加熱手段36に供給され
る燃焼用空気量の温度補正(空気密度補正)を行う。
合の特殊運転モードでは、燃焼ガス吸込温度検知手段3
8により燃焼ファン吸込温度を検知する。そして、検知
した燃焼ファン吸込温度にA2とB2の予め決められた
偏差(固定値)E2を減算した値を用いてガス温度検知
手段41の代用検知信号として原料ガス供給弁により供
給される原料ガス量の温度補正を行う。
ガス温度は近似直線A3で近似され、燃焼ファン吸込温
度は近似直線B3で近似される。すなわち、近似直線A
3及び近似直線B3はそれぞれ以下に示す数5及び数6
のように表される。
定格発電開始時の原料ガス温度である。また、b3は、
近似直線B3の傾きであり、D3は、定格発電開始時の
燃焼ファン吸い込み温度である。また、Tは、燃料電池
発電装置の定格発電開始時からの経過時間である。ま
た、a3とb3は実質上等しい。
障した場合の特殊運転モードでは、ガス温度検知手段4
1により原料ガス温度を検知する。そして、検知した原
料ガス温度にA2とB2の予め決められた偏差(固定
値)E3を加算した値を用いて燃焼ファン吸込温度検知
手段38の代用検知信号として加熱手段36に供給され
る燃焼用空気量の温度補正(空気密度補正)を行う。
合の特殊運転モードでは、燃焼ガス吸込温度検知手段3
8により燃焼ファン吸込温度を検知する。そして、検知
した燃焼ファン吸込温度にA3とB3の予め決められた
偏差(固定値)E3を減算した値を用いてガス温度検知
手段41の代用検知信号として原料ガス供給弁により供
給される原料ガス量の温度補正を行う。
またはガス温度検知手段41が故障した場合の特殊運転
モードでは、ガス温度検知手段41で検知される原料ガ
ス温度の近似直線と燃焼ファン吸込温度検知手段38で
検知される燃焼ファン吸込温度の近似直線とを利用し
て、故障した手段の検知温度を推定し、その推定した検
知温度を制御に用いることにより、故障した手段を代替
することが出来る。
態3における燃料電池発電システムのブロック構成図で
ある。
池発電システムおよび、図1で示した実施の形態1の燃
料電池発電システムと同じ機能を有するものについて
は、同一符号を付与しており、それらの機能の詳細は、
図6,図1のものに準ずるものとして説明を省略する。
電池21の冷却水を加熱するための冷却水タンク、49
は冷却水タンク48内に設けられた冷却水ヒータ、50
は、冷却配管28の冷却水温度を検知する冷却水温度検
知手段であり、運転制御手段47に温度検知信号を出力
し、冷却水ヒータ49にヒータ出力信号を印加するよう
に接続されている。
湯されたお湯の温度を検知するための貯湯タンク温度検
知手段51,52,53がタンクの上部、中部、下部に
設置されている。
制御手段47は、冷却配管28の経路の冷却水タンク4
8内に設けられた冷却水ヒータを介して、冷却水を加熱
し、冷却水温度検知手段50により冷却水温度を検知し
つつ、発電反応に適した温度帯に到達させる。
による排熱をポンプ29を介して冷却水として循環さ
せ、熱交換器30により排熱回収配管32を流れる水と
熱交換し、循環ポンプ31により貯湯タンク13に排熱
回収させる。
た場合、運転制御手段47は、起動時、冷却水ヒータ4
9へ駆動出力するにも関わらず冷却水温度検知手段50
により冷却水温度が上昇しないことを検知する。所定時
間内に所定温度に到達しなかった時点で、冷却水ヒータ
49の断線故障を確定し、特殊運転モード切換手段であ
るリモコン44の表示部45に異常表示し異常停止す
る。
ば、操作部46の複数のスイッチの2重押しや一定時間
連続押し、またこれらスイッチ押し操作の組み合わせ)
により、冷却水ヒータ49が断線故障した場合の特殊運
転モードに切り換える。すなわち、冷却水ヒータ49に
よる昇温動作の無い場合の運転シーケンスに切り換え
る。
殊運転モードでは、起動時、冷却水配管28の経路に加
熱手段がないため、貯湯タンク33に貯湯されたお湯の
熱を利用して冷却水を加温させる。すなわち、貯湯タン
ク33の貯湯状態を貯湯タンク温度検知手段51,5
2,53により検知し、貯湯量が一定量以上あれば循環
ポンプ31と冷却水ポンプ29を駆動し、通常発電時の
排熱回収の熱搬送とは逆の熱搬送を行なわせることによ
り、冷却水温度を上昇させる。
るものの発電動作には支障無く運転でき、かつ使用者は
故障部品(冷却水ヒータ)交換するまで若干運転起動時
間が長くなる他は正常時と同様に燃料電池発電システム
を使用することができる。
も、制限時間内に所定温度に到達しなかった時点で、冷
却水ヒータ49の断線故障以外の異常を確定し、特殊運
転モード切換手段であるリモコン44の表示部45にそ
の旨の異常表示し異常停止するため、特殊運転モードに
おける安全性は確保できる。
(温度過昇検知器等:図示せず)が具備されているた
め、これらが万一作動した時点で異常停止するため特殊
運転モードにおける2重の安全性は確保できる。
態4における燃料電池発電システムのブロック構成図で
ある。
池発電システムおよび、図1,2で示した実施の形態
1,2,3の燃料電池発電システムと同じ機能を有する
ものについては、同一符号を付与しており、それらの機
能の詳細は、図6,図1,2のものに準ずるものとして
説明を省略する。
宅外メンテナンス会社内の燃料電池発電システム用メン
テナンス通信機器、56は通信回線であり、燃料電池発
電システムの運転制御手段47に接続されている。
運転制御手段47は、必要に応じて運転データのうち、
メンテナンス情報(例えば、フィルター消耗部品の累積
使用時間等)をリモコン44を介して、宅外メンテナン
ス会社54内の燃料電池発電システム用メンテナンス通
信機器55に送信する。
電池発電システムのメンテナンス情報を常時監視、管理
するるとともにメンテナンス部品が交換時期になればそ
の旨を顧客に通知する。または、通信回線56を経由し
てリモコン44の表示部45に表示させる。
の所定の機能が故障した場合、運転制御手段47は、故
障内容を正常時と同様に緊急メンテナンス情報としてリ
モコン44を介して、宅外メンテナンス会社54内の燃
料電池発電システム用メンテナンス通信機器55に送信
する。
電池発電システムの緊急メンテナンス情報を入手すると
故障(異常)内容を解析するるとともに、故障内容に応
じて実施の形態1,2,3記載の特殊運転モードにて対
処可能な故障(異常)であった場合は、特殊運転プログ
ラムを通信回線56を経由して、顧客の燃料電池発電シ
ステムのリモコン47に送信する。そして、送信された
特殊運転モードにて再運転してもらうように顧客に依頼
する。
でもなく、緊急対応ができ、故障内容に応じた故障部品
が入手次第、1回の顧客訪問で故障(異常)発生を解決
できる。
にも、上記他の実施の形態と同様に当該故障以外の異常
も監視した上で再運転をおこなうため、特殊運転モード
における安全性は確保できる。
示せず)が具備されているため、これらが万一作動した
時点で異常停止するため特殊運転モードにおける2重の
安全性は確保できる。
から通信回線56を経由して宅外メンテナンス会社54
内の燃料電池発電システム用メンテナンス通信機器55
に送信する構成としているが、運転制御手段47に通信
機能を持たせ、運転制御手段47から直接宅外メンテナ
ンス会社54内の燃料電池発電システム用メンテナンス
通信機器55に送信する構成とすることによっても同様
の効果を有することは言うまでもない。
社54は本発明の宅外メンテナンス制御手段の例であ
る。
の燃料電池発電システム、及び燃料電池発電システムの
制御方法によれば、次の効果が得られる。
常・故障だけでなく、アクチュエータ等の異常・故障も
異常対象とし、異常・故障内容に応じた特殊運転モード
にて再運転可能なため、幅広い異常・故障に対応でき、
使用者に機器使用停止の不便を掛けずに安全運転が行え
る。
特殊操作等による簡単な切換手段による切り換え操作に
より切り換え可能にしているため、速やかな異常対処の
できる燃料電池発電システムとなる。
常)の場合は、宅外メンテナンス会社より特殊運転プロ
グラムを通信回線を経由して、顧客の燃料電池発電シス
テムに送信することにより、暫定的運転が可能となり、
サービスマンが顧客宅に出向くまでもなく、緊急対応が
でき、故障内容に応じた故障部品が入手でき次第、1回
の顧客訪問で故障(異常)発生を解決できる。
電システムのブロック構成図
ステムの運転時間に対するガス温度検知手段41で検知
される原料ガス温度と燃焼ファン吸い込み温度検知手段
38で検知される燃焼ファン吸い込み温度との関係を示
す図
ステムのブロック構成図
ステムのブロック構成図
成図
成図
Claims (7)
- 【請求項1】 燃料ガスと酸化剤ガスとを反応させて発
電を行う燃料電池と、 前記燃料電池に前記燃料ガスを供給する燃料ガス供給手
段と、 前記燃料電池に前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供
給手段と、 前記燃料ガス供給手段の温度を検知する状態検知手段
と、 前記状態検知手段が検知した結果を利用して、前記燃料
ガス供給手段が果たす所定の機能の異常を検知し、異常
内容に対応した運転モードにて運転制御を行う運転制御
手段と、 前記異常内容に対応した運転モードに切り換えるための
運転モード切換手段とを備え、 前記異常内容に対応した運転モードは、起動時前記燃料
ガス供給手段に含まれている変成手段を加熱する変成ヒ
ータの機能に代えて、前記燃料ガス供給手段に含まれ
る、改質器及び改質ガスの熱伝導により想定される所定
の制御温度到達時間を起動の際の制限時間として扱う機
能で代用させるモードである燃料電池発電システム。 - 【請求項2】 前記所定の制御温度到達時間は、予め前
記変成ヒータで加熱しなかった場合の前記変成手段の温
度上昇特性を求めておき、その温度上昇特性における、
起動開始から制御温度に到達するまでの時間より長い時
間である請求項1記載の燃料電池発電システム。 - 【請求項3】 燃料ガスと酸化剤ガスとを反応させて発
電を行う燃料電池と、 前記燃料電池に前記燃料ガスを供給する燃料ガス供給手
段と、 前記燃料電池に前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供
給手段と、 記燃料電池へ供給される冷却水の温度を検知する状態検
知手段と、 前記状態検知手段が検知した結果を利用して、前記燃料
電池が果たす所定の機能の異常を検知し、異常内容に対
応した運転モードにて運転制御を行う運転制御手段と、 前記異常内容に対応した運転モードに切り換えるための
運転モード切換手段と、前記燃料電池で発生した熱を用
いる貯湯タンクとを備え、 前記異常内容に対応した運転モードは、起動時前記燃料
電池への冷却水を加熱する冷却水ヒータの機能に代え
て、前記貯湯タンクの湯の熱を利用して前記冷却水を加
熱する機能で代用させるモードである燃料電池発電シス
テム。 - 【請求項4】 前記運転モード切換手段は、リモコンの
スイッチの所定の手順、組み合わせによる切替操作にて
切り換える請求項1〜3のいずれかに記載の燃料電池発
電システム。 - 【請求項5】 前記運転モード切換手段は、通信手段を
介して宅外メンテナンス制御手段より、異常内容に対応
した運転プログラムを送信し、送信された運転プログラ
ムにて運転するように遠隔操作にて切り換える請求項1
〜3のいずれかに記載の燃料電池発電システム。 - 【請求項6】 燃料ガスと酸化剤ガスとを反応させて発
電を行う燃料電池と、前記燃料電池に前記燃料ガスを供
給する燃料ガス供給手段と、前記燃料電池に前記酸化剤
ガスを供給する酸化剤ガス供給手段とを備えた燃料電池
発電システムを制御する燃料電池発電システムの制御方
法であって、 前記燃料ガス供給手段の温度を検知する状態検知ステッ
プと、 前記状態検知ステップが検知した結果を利用して、前記
燃料ガス供給手段が果たす所定の機能の異常を検知し、
異常内容に対応した運転モードにて運転制御を行う運転
制御ステップと、 前記異常内容に対応した運転モードに切り換える運転モ
ード切換ステップとを備え、 前記異常内容に対応した運転モードは、起動時前記燃料
ガス供給手段に含まれている変成手段を加熱する変成ヒ
ータの機能に代えて、前記燃料ガス供給手段に含まれ
る、改質器及び改質ガスの熱伝導により想定される所定
の制御温度到達時間を起動の際の制限時間として扱う機
能で代用させるモードである燃料電池発電システムの制
御方法。 - 【請求項7】 燃料ガスと酸化剤ガスとを反応させて発
電を行う燃料電池と、前記燃料電池に前記燃料ガスを供
給する燃料ガス供給手段と、前記燃料電池に前記酸化剤
ガスを供給する酸化剤ガス供給手段と、前記燃料電池で
発生した熱を用いる貯湯タンクとを備えた燃料電池発電
システムを制御する燃料電池発電システムの制御方法で
あって、 前記燃料電池の温度を検知する状態検知ステップと、 前記状態検知ステップが検知した結果を利用して、前記
燃料電池が果たす所定の機能の異常を検知し、異常内容
に対応した運転モードにて運転制御を行う運転制御ステ
ップと、 前記異常内容に対応した運転モードに切り換える運転モ
ード切換ステップとを備え、 前記異常内容に対応した運転モードは、起動時前記燃料
電池への冷却水を加熱する冷却水ヒータの機能に代え
て、前記貯湯タンクの湯の熱を利用して前記冷却水を加
熱する機能で代用させるモードである燃料電池発電シス
テムの制御方法。
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- 2003-03-18 JP JP2003074074A patent/JP4401664B2/ja not_active Expired - Fee Related
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