JP2003346078A - 2次元コード読取装置、画像入力装置、2次元コード読み取り方法、画像入力方法、そのプログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

2次元コード読取装置、画像入力装置、2次元コード読み取り方法、画像入力方法、そのプログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体

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JP2003346078A
JP2003346078A JP2002157275A JP2002157275A JP2003346078A JP 2003346078 A JP2003346078 A JP 2003346078A JP 2002157275 A JP2002157275 A JP 2002157275A JP 2002157275 A JP2002157275 A JP 2002157275A JP 2003346078 A JP2003346078 A JP 2003346078A
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智彦 別府
Toshiyuki Furuta
俊之 古田
Nobuyuki Doi
信幸 土井
Hitoshi Hattori
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確且つ高速に2次元コードから所望する情
報を抽出させる、また、紙上に印刷した文書に手書きで
加筆した情報をより正確に取得し、元の電子文書にその
情報を反映させる。 【解決手段】 紙面上での位置情報と文書IDと誤り訂
正符号とを含む2次元コードをペン型座標入力装置10
で読み取る。読み取りの初期動作であれば、2次元コー
ドに含まれる文書IDをマイコン101において保持
し、そのまま誤り訂正を実行する。連続した読み取りで
あれば、2次元コードにおける文書IDを、保持してお
いた文書IDに置換した後に誤り訂正を実行する。情報
処理装置21は、ペン型座標入力装置10から入力され
た文書IDに対応する文書31を記憶装置30から取得
し、表示する。また、これに重畳させて加筆内容も表示
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2次元コード読取
装置、画像入力装置、2次元コード読み取り方法、画像
入力方法、そのプログラム、及びそのプログラムを記録
した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術において、ユーザが紙面へ加筆
した情報を電子化して取得する方法としては、以下に例
示するような幾つかの方法が存在する。
【0003】例えば特開平7−141104号公報で
は、座標を符号化した2次元マトリクスを光学ペンで読
み取り、光学ペンが指し示す座標を取得する方法が開示
されている。
【0004】この方法では、水平方向、垂直方向の座標
をそれぞれ白黒のパターンにより変換し、それを表示媒
体に表示させる。また、光学ペンを用いて表示されてい
る白黒のパターンを読み取ることで、光学ペンが指し示
している座標を取得する。但し、この方法では、座標の
白黒パターンへの変換の際に誤り訂正符号を使用してい
ないため、座標の取得には相互補正という手法が採用さ
れている。
【0005】また、特開2000−293303号公報
では、光学的に読み取り可能なコードシンボルを紙面に
マトリクス状に並べ、小型カメラを具えたペンで紙面へ
の加筆と同時にカメラで前記コードシンボルを読み取
り、座標情報と加筆情報とを関連付ける方法が開示され
ている。
【0006】この方法では、文書に固有の情報と座標情
報とを同時に白黒のパターンに変換して紙に印刷し、ま
た、紙上の文書に光学ペンで加筆した情報を白黒のパタ
ーンを読み取ることにより取得し、更に、文書固有の情
報と紙上の座標位置とを取得して元の文書に加筆情報を
追加する方法が採用されている。
【0007】更にまた、特開2000−340840号
公報では、光学手段によって読み取った2次元コードを
復号し、その一部を記憶して、記憶された情報と、復号
手段によって復号された情報とに応じて所定の処理を行
う方法が開示されている。この方法では、復号した情報
を記憶する記憶手段は有しており、その情報と復号手段
によって復号した情報とに応じて所定の処理を行うよう
に構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た特開平7−141104号公報では、読み取れないパ
ターンが共通している場合、相互補正が不可能になる。
本公報では、このような問題に対処するために、予測補
正という方法を用いて座標の補正を行うが、このように
構成した場合、ペンの移動が高速である場合やペンの移
動が離散的な場合に予測補正を行うことが不可能にな
り、座標の取得を行うことができないという問題を有す
る。
【0009】また、特開2000−293303号公報
では、白黒のパターンに誤り訂正機能を有する2次元コ
ードを利用し、光学ペンによる読み取りが不安定な場合
でも文書固有の情報と座標情報とを取得できるような機
能を有しているため、特開平7−1411043号公報
で読み取りが不可能な場合でも読み取りが可能になって
いる。しかしながら、この技術では、2次元コードの大
きさが大きくなるため、広い範囲の紙面を光学ペンで撮
影しなければならず、被射界深度などの問題で読み取っ
た画像の品質が劣化するという問題が存在する。これは
2次元コードを連続的に読み取ることが困難となる問題
にもつながる。連続的な加筆情報を取得するためには、
2次元コードを読み取ることで座標位置を連続的に取得
できなければならないため、このような問題は、加筆情
報の不連続点を発生させ、正しい加筆情報が得られなく
なるという問題を引き起こす。
【0010】また、特開2000−340840号公報
は、ひとつの2次元コードを復号することを前提してい
るため、異なる2次元コードをデコードする場合に発生
する問題を解決するものではない。
【0011】従って、本発明は、係る問題に鑑みてなさ
れたものであり、正確且つ高速に2次元コードから所望
する情報を抽出できる2次元コード読取装置、2次元コ
ード読み取り方法、そのプログラム、及びそのプログラ
ムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0012】更に、本発明は、紙上に印刷した文書に手
書きで加筆した情報をより正確に取得し、元の電子文書
にその情報を反映させることができる画像入力装置、画
像入力方法、そのプログラム、及びそのプログラムを記
録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】係る目的を達成するため
に、本発明は、印刷媒体上に印刷された1つ以上の2次
元コードを画像として入力する画像入力手段と、入力さ
れた前記2次元コードをデジタル情報に変換するデジタ
ル情報変換手段と、前記デジタル情報に関して誤り訂正
を実行する誤り訂正手段と、前記誤り訂正が実行された
デジタル情報をデコードするデコード手段と、を有する
2次元コード読取装置であって、前記誤り訂正手段が、
デジタル情報の一部を既知情報として記憶する記憶手段
と、該記憶手段に記憶された既知情報で前記デジタル情
報変換手段で変換された前記デジタル情報の一部を置換
する置換手段と、を有することを特徴としている。
【0014】これにより、本発明では、正しい加筆情報
を精度良く取得することが可能となる。即ち、誤り訂正
すべき情報を既知情報で置き換えることができるので、
高精度な座標入力が可能となる。
【0015】更に、上記の2次元コード入力装置におい
て、前記誤り訂正手段が、前記デジタル情報変換手段で
変換された前記デジタル情報の誤り訂正が不可の場合、
前記置換手段で当該デジタル情報の一部を前記既知情報
に置換し、該一部が置換されたデジタル情報に誤り訂正
を実行することも有効である。
【0016】これにより、本発明では、既知の正しい情
報を用いて誤り訂正の訂正率を向上させることが可能と
なる。即ち、誤り訂正が失敗した場合に、誤り訂正すべ
き情報を既知情報で置き換えて、誤り訂正を行うことが
できるので、高速で高精度な座標入力が可能となる。
【0017】更に、上記の2次元コード入力装置におい
て、前記置換手段が、前記画像入力手段から連続的に2
次元コードが画像として入力されている場合、前記デジ
タル情報変換手段で変換された前記デジタル情報の一部
を前記既知情報に置換することも有効である。
【0018】これにより、本発明では、異なる文書に対
する加筆情報を正しく分別することが可能となる。即
ち、2次元コードの読み取りが連続的に行われていると
きにのみ置換手段が動作するので、他の文書に加筆が行
われたときに情報置換により誤った誤り訂正を行うこと
がなくなり、文書の分別を正しく行うことが可能とな
る。
【0019】更に、上記の2次元コード読取装置におい
て、前記既知情報が、印刷媒体上に印刷されたデータに
固有であることも有効である。
【0020】これにより、本発明では、加筆されている
文書と元の電子文書とを正しく関連付けることが可能と
なる。即ち、既知情報を文書固有の情報にすることで、
加筆している印刷文書と元の電子文書との関連付けが可
能になる。
【0021】また、本発明は、紙面上での位置情報と紙
面に印刷された電子データを一意に識別するための識別
情報とを含む2次元コードが所定の配列で印刷された印
刷媒体への筆記内容を入力する画像入力装置であって、
上記の2次元コード読取装置と、該2次元コード読取装
置で取得された位置情報を前記識別情報に関連付けて保
存する位置情報保存手段と、を有することを特徴として
いる。
【0022】これにより、本発明では、描画内容である
位置情報と文書固有の情報とを関連付けて管理すること
で、電子文書への加筆による編集が自在な環境を提供す
る事が可能となる。
【0023】更に、上記の画像入力装置において、前記
2次元コード読取装置で取得された前記識別情報に基づ
いて前記電子データを特定する電子データ特定手段と、
前記2次元コード読取装置で前記識別情報が取得された
際、前記電子データ特定手段で特定された前記電子デー
タを表示する表示手段と、該表示手段で表示された前記
電子データに重畳して、前記位置情報に基づく筆記内容
を描画する筆記内容表示手段と、を有することも有効で
ある。
【0024】これにより、本発明では、加筆した内容を
随時、ディスプレイ等で確認することが可能となるた
め、正確且つ的確に筆記による編集を行える環境を提供
することが可能となる。
【0025】更に、上記の画像入力装置において、前記
2次元コード読取装置が、前記印刷媒体への筆記を行う
ための筆記手段と、該筆記手段による加筆がなされてい
るか否かを検出する加筆検出手段と、を有し、前記置換
手段が、前記加筆検出手段で前記筆記手段による加筆が
連続的になされていると検出された場合、前記デジタル
情報変換手段で変換された前記デジタル情報の一部を前
記既知情報に置換することも有効である。
【0026】これにより、本発明では、加筆内容を電子
化すると共に、印刷媒体へも直接書込みが行えるため、
ユーザはディスプレイ等でも印刷物でも加筆内容を確認
することが可能となり、また、電子データの編集と同時
に印刷物の編集も可能となるため、ユーザは両者の関連
を容易に把握することが可能となる。
【0027】また、本発明は、印刷媒体上に印刷された
1つ以上の2次元コードを画像として入力する画像入力
ステップと、該画像入力ステップで入力された前記2次
元コードをデジタル情報に変換するデジタル情報変換ス
テップと、前記デジタル情報に関して誤り訂正を実行す
る誤り訂正ステップと、前記誤り訂正が実行されたデジ
タル情報をデコードするデコードステップと、を有する
2次元コード読み取り方法であって、前記誤り訂正ステ
ップが、デジタル情報の一部を既知情報として記憶し、
記憶した該既知情報で前記デジタル情報変換ステップで
変換した前記デジタル情報の一部を置換することを特徴
としている。
【0028】これにより、本発明では、正しい加筆情報
を精度良く取得することが可能となる。即ち、誤り訂正
すべき情報を既知情報で置き換えることができるので、
高精度な座標入力が可能となる。
【0029】更に、上記の2次元コード読み取り方法に
おいて、前記誤り訂正ステップが、前記デジタル情報変
換ステップで変換された前記デジタル情報の誤り訂正が
不可の場合、当該デジタル情報の一部を前記既知情報で
置換し、該一部が置換されたデジタル情報に誤り訂正を
実行することも有効である。
【0030】これにより、本発明では、既知の正しい情
報を用いて誤り訂正の訂正率を向上させることが可能と
なる。即ち、誤り訂正が失敗した場合に、誤り訂正すべ
き情報を既知情報で置き換えて、誤り訂正を行うことが
できるので、高速で高精度な座標入力が可能となる。
【0031】更に、上記の2次元コード読み取り方法に
おいて、前記誤り訂正ステップが、前記画像入力ステッ
プにおいて連続的に2次元コードが画像として入力され
ている場合、前記デジタル情報変換ステップで変換され
た前記デジタル情報の一部を前記既知情報に置換するこ
とも有効である。
【0032】これにより、本発明では、異なる文書に対
する加筆情報を正しく分別することが可能となる。即
ち、2次元コードの読み取りが連続的に行われていると
きにのみ置換手段が動作するので、他の文書に加筆が行
われたときに情報置換により誤った誤り訂正を行うこと
がなくなり、文書の分別を正しく行うことが可能とな
る。
【0033】更に、上記の2次元コードよ見取り方法に
おいて、前記既知情報が、印刷媒体上に印刷されたデー
タに固有であることも有効である。
【0034】これにより、本発明では、加筆されている
文書と元の電子文書とを正しく関連付けることが可能と
なる。即ち、既知情報を文書固有の情報にすることで、
加筆している印刷文書と元の電子文書との関連付けが可
能になる。
【0035】また、本発明は、紙面上での位置情報と紙
面に印刷された電子データを一意に識別するための識別
情報とを含む2次元コードが所定の配列で印刷された印
刷媒体への筆記内容を入力する画像入力方法であって、
上記の2次元コード読み取り方法と、該2次元コード読
み取り方法で取得された位置情報を前記識別情報に関連
付けて保存する位置情報保存ステップと、を有すること
を特徴としている。
【0036】これにより、本発明では、描画内容である
位置情報と文書固有の情報とを関連付けて管理すること
で、電子文書への加筆による編集が自在な環境を提供す
る事が可能となる。
【0037】更に、上記の画像入力方法において、前記
2次元コード読み取り方法で取得された前記識別情報に
基づいて前記電子データを特定する電子データ特定ステ
ップと、前記電子データ特定ステップで特定された前記
電子データを表示する表示ステップと、該表示ステップ
で表示された前記電子データに重畳して、前記位置情報
に基づく筆記内容を描画する筆記内容描画ステップと、
を有することも有効である。
【0038】これにより、本発明では、加筆した内容を
随時、ディスプレイ等で確認することが可能となるた
め、正確且つ的確に筆記による編集を行える環境を提供
することが可能となる。
【0039】更に、上記の画像入力方法において、前記
印刷媒体への筆記が行われているか否かを検出する加筆
検出ステップを有し、前記誤り訂正ステップが、前記加
筆検出ステップで加筆が連続的に行われていると検出さ
れた場合、前記デジタル情報変換ステップで変換された
前記デジタル情報の一部を前記既知情報に置換すること
も有効である。
【0040】これにより、本発明では、加筆内容を電子
化すると共に、印刷媒体へも直接書込みが行えるため、
ユーザはディスプレイ等でも印刷物でも加筆内容を確認
することが可能となり、また、電子データの編集と同時
に印刷物の編集も可能となるため、ユーザは両者の関連
を容易に把握することが可能となる。
【0041】また、本発明は、2次元コードを変換して
得られるデジタル情報に関して誤り訂正処理を実行する
コンピュータを機能させるためのプログラムであって、
デジタル情報の一部を既知情報として記憶させる記憶処
理と、該記憶処理で記憶された既知情報で前記デジタル
情報の一部を置換する置換処理と、を前記コンピュータ
に実行させる。
【0042】これにより、本発明では、正しい加筆情報
を精度良く取得することが可能となる。即ち、誤り訂正
すべき情報を既知情報で置き換えることができるので、
高精度な座標入力が可能となる。
【0043】更に、上記のプログラムにおいて、前記置
換処理が、前記デジタル情報の誤り訂正が不可の場合、
当該デジタル情報の一部を前記既知情報に置換し、前記
誤り訂正処理が、前記一部が置換されたデジタル情報に
誤り訂正を実行することも有効である。
【0044】これにより、本発明では、既知の正しい情
報を用いて誤り訂正の訂正率を向上させることが可能と
なる。即ち、誤り訂正が失敗した場合に、誤り訂正すべ
き情報を既知情報で置き換えて、誤り訂正を行うことが
できるので、高速で高精度な座標入力が可能となる。
【0045】更に、上記のプログラムにおいて、前記置
換処理が、連続的に2次元コードが入力されている場
合、前記デジタル情報の一部を前記既知情報に置換する
ことも有効である。
【0046】これにより、本発明では、異なる文書に対
する加筆情報を正しく分別することが可能となる。即
ち、2次元コードの読み取りが連続的に行われていると
きにのみ置換手段が動作するので、他の文書に加筆が行
われたときに情報置換により誤った誤り訂正を行うこと
がなくなり、文書の分別を正しく行うことが可能とな
る。
【0047】また、本発明は、上記の2次元コード読取
装置と所定のネットワークを介して接続され、紙面上で
の位置情報と紙面に印刷された電子データを一意に識別
するための識別情報とを含む2次元コードが所定の配列
で印刷された印刷媒体への筆記内容を入力するコンピュ
ータを機能させるためのプログラムであって、前記2次
元コード読取装置で取得された位置情報を前記識別情報
に関連付けて保存する位置情報保存処理を前記コンピュ
ータに実行させる。
【0048】これにより、本発明では、描画内容である
位置情報と文書固有の情報とを関連付けて管理すること
で、電子文書への加筆による編集が自在な環境を提供す
る事が可能となる。
【0049】更に、上記のプログラムにおいて、前記2
次元コード読取装置で取得された前記識別情報に基づい
て前記電子データを特定する電子データ特定処理と、前
記2次元コード読取装置で前記識別情報が取得された
際、前記電子データ特定手段で特定された前記電子デー
タを表示させる表示処理と、該表示処理で表示された前
記電子データに重畳して、前記位置情報に基づく筆記内
容を描画する筆記内容表示処理と、を前記コンピュータ
に実行させることも有効である。
【0050】これにより、本発明では、加筆した内容を
随時、ディスプレイ等で確認することが可能となるた
め、正確且つ的確に筆記による編集を行える環境を提供
することが可能となる。
【0051】また、本発明は、上記のプログラムを記録
媒体に記録したものである。
【0052】これにより、本発明では、上記のプログラ
ムを記録媒体に記録して提供することができる。
【0053】
【発明の実施の形態】〔一実施例〕以下、本発明を好適
に実施した一実施例について図面を用いて詳細に説明す
る。
【0054】図1は、本発明で用いる印刷文書1の平面
図である。印刷文書1には、複数の黒ドットで構成さ
れ、光学的に読み取り可能な2次元コードであるコード
シンボル(符号)2a,〜,2d,…(以下、任意のコ
ードシンボルの符号を2とする)が、縦横に規則的に配
列されていた黒ドットを境界としてマトリクス状に並べ
られている。このコードシンボル2は、文書印刷時に文
書そのものと共に印刷媒体上に印刷される。
【0055】また、コードシンボル2には、共に印刷さ
れた文書の原本となる電子文書の識別(ID)情報と、
印刷面上における座標を意味する情報とが含まれてい
る。図1に示す例では、左上のコードシンボル2aに
「水平座標=95,垂直座標=10,文書ID=10」
がエンコードされ、コードシンボル2bに「水平座標=
96,垂直座標=10,文書ID=10」がエンコード
され、コードシンボル2cに「水平座標=95,垂直座
標=11,文書ID=10」がエンコードされ、コード
シンボル2dに「水平座標=96,垂直座標=11,文
書ID=10」がエンコードされている。
【0056】ここで、2次元コードを水平2mm,垂直
3mm角の大きさとすると、2次元コードの左上の角を
紙面の左上を原点とした場合、水平座標=95であるコ
ードシンボル2aは原点から水平方向に190mmの位
置にある。同様に垂直座標=10のコードシンボル2a
は、原点から垂直方向に30mmの位置にある。
【0057】文書IDは、元の電子文書の固有情報、例
えば電子文書が格納されているデータベースの識別ID
である。即ち、コードシンボル2aは、その左上の角
(垂直線H1と水平線V1との交点)が、紙面左上から
水平190mm,垂直30mmの位置にあり、印刷され
ている文書はそのIDが10である、という情報を有す
る。
【0058】コードシンボル2に配置するデータの詳細
をコードシンボル2aに着目して図2を用いて説明す
る。コードシンボル2aはコード枠を構成するH1,H
2,V1,V2に囲まれた7×11つのセルより構成さ
れる。尚、本実施例においてセルとは、ドットを打つこ
とのできる最小の単位とする。したがって、上記の場
合、コードシンボル2aには最大77個のセルが含まれ
る。
【0059】コードシンボル2aは、水平座標を表すデ
ータが配置される4×2のセルで構成された水平座標領
域401と、垂直座標を表すデータが配置される4×2
のセルで構成された垂直座標領域402と、文書IDを
表すデータが配置される4×6のセルで構成された文書
ID領域403と、誤り訂正用の符号が配置される8つ
のセルで構成された誤り訂正符号領域404〜407
と、を有して構成される。尚、1つのセルは1ビットに
相当するため、水平座標領域401及び垂直座標領域4
02は各々1バイトの容量を有し、文書ID領域403
は3バイトの容量を有し、誤り訂正符号領域404〜4
07は各々1バイトの容量(合計で4バイト)を有す
る。また、図2中、408,409はコードの上下方向
を表すためのパターン(上下識別符号領域)である。4
08は3×1の黒ドット、409は2×1のドット無し
のパターンで構成され、コードの上下を判別するのに使
用される。図3に各領域においてビット列がどのように
配列されるかを示す。但し、401〜407において、
‘1’はMSB(Most SignificantB
it)を示し、‘8’はLSB(Least Sign
ificant Bit)を示す。
【0060】次に、上記のようなコードシンボル2と共
に電子文書を印刷する際の動作を図4及び図5を用いて
詳細に説明する。但し、コードシンボル2(2次元コー
ド)の作成は、後述の図8における情報処理装置21,
23や携帯情報端末22で文書31の印刷命令を実行し
た時に情報処理装置23内のプリンタドライバで実行さ
れる。
【0061】図4を参照すると、この動作において情報
処理装置23内のプリンタドライバは、まず記憶装置3
0内の文書管理データベース(以下、データベースをD
Bと略す)32に問い合わせて印刷しようとする文書3
1のページ毎の文書IDを取得する(ステップS10
0)。次にプリンタドライバは、文書上の座標情報を取
得する(ステップS101)。このように印刷する文書
の文書IDとこの文書上の座標情報とを取得すると、プ
リンタドライバはこれらを併せることで各々のコードシ
ンボル2にエンコードすべきデータを作成する(ステッ
プS102)。これは例えば、文書ID=(12345
6),座標情報=(24,123)(但し、mm単位)
という方法で作成する。この際に作成されるデータの概
略構成を図5(a)に示す。
【0062】次に、プリンタドライバは、ステップS1
02で作成したデータをエンコードする(ステップS1
03)。このエンコードにおいて例えば、プリンタドラ
イバは、文書IDの6桁の数字を3バイトのバイナリ値
に変換し、また、水平座標を24/2=12,垂直座標
を123/3=41と、水平・垂直それぞれ1バイトず
つで収まるように変換する。これにより、文書ID及び
座標情報が計5バイトのデータとなる。この際に作成さ
れるデータの概略構成を図5(b)に示す。
【0063】このようにデータをエンコードすると、プ
リンタドライバは、エンコードしたデータを元に誤り訂
正符号を作成する(ステップS104)。図5(b)→
(c)の例では、5バイトのデータに対して4バイトの
誤り訂正符号を追加している。この誤り訂正符号には、
リードソロモン符号を採用する。リードソロモン符号
は、バイト単位の誤りを訂正できる強力な誤り訂正方式
であり、誤り訂正符号長の半分以下の誤りを訂正するこ
とができるものである(リードソロモン誤り訂正符号の
詳細については、昭晃堂「符号理論(コンピュータ基礎
講座18)」宮川,岩垂,今井共著などを参照された
い)。したがって、本実施例の場合では、誤り訂正符号
長が4バイトなので2バイトの誤り訂正が可能である。
【0064】このようにエンコードされたデータ及び誤
り訂正符号を作成すると、プリンタドライバは、これら
を2次元コードの各セルに割り当て、2次元コードがペ
ージ全体に配置されたマトリクスの画像を作成する(ス
テップS105)。
【0065】その後、プリンタドライバは、プリンタ4
2や複写機41のプリンタ部等を使用してコードシンボ
ル2付きの文書をハード出力する(ステップS10
6)。また、印刷が正常に終了したら文書管理DB32
に正常に印刷された文書の文書IDとページ番号と文書
名とを図8における文書管理DB32に登録する(ステ
ップS107)。尚、文書管理DB32の詳細について
は後述において図面を用いて詳細に説明する。また、こ
れらの動作は、同一文書における全てのページ(又は指
定されたページ)に関して完了するまで繰り返し実行さ
れる(ステップS108〜ステップS109)。
【0066】また、上記の一連の動作を実行させる際の
操作手順を図6に示す。但し、この動作が実現されるシ
ステム構成にも図8に示すものを用いる。
【0067】この操作手順において、ユーザは、まず記
憶装置30に保存されている文書31を編集し(ステッ
プS200)、印刷命令を出す(ステップS201)。
これにより、プリンタ42や複写機41において文書3
1のハード出力が実行される。尚、図4に示すプリンタ
ドライバの動作は、図6におけるステップS201に置
いて実行されるものである。
【0068】また、2次元コード(コードシンボル2)
付きで印刷された文書(印刷文書1’)の具体例を図7
に示す。印刷文書1’は所定のフォーマットを有する帳
票文書であり、背景にはコードシンボル2がマトリクス
状に印刷されている。印刷文書1’の一部を拡大したも
のが図7の右側の図である。このように印刷文書1’上
には、コードシンボル2が規則的に並んでいる。
【0069】次に、上記のような動作や操作手順により
作成した印刷文書1に対して筆記した情報を電子データ
として取得するための構成を以下に説明する。
【0070】図8は、印刷文書1に対して筆記を行うと
共に筆記した内容を電子データとして取得できる本実施
例による画像入力システムの構成を示すブロック図であ
る。尚、図8の右下部分に、本実施例によるペン型座標
入力装置10の概略構成を示す。
【0071】図8に示すように、本実施例によるペン型
座標入力装置10は、人が手に持って筆記動作を行うこ
とができる筆記具状の装置本体100を具えている。こ
の装置本体100の先端部102には、筆記具103、
即ち、ボールペンやメカニカルペンシルの先端部分等が
取り付けられており、文書(印刷文書1)に加筆可能で
ある。装置本体100の側部に設けられた画像読取装置
110は、CCD(Charge Coupled D
evice)等の光電変換素子112と、レンズ等から
成る光学系111とから構成されており、印刷文書1上
の画像を読み取る装置である。尚、画像読取装置110
には、必要に応じて照明を設けてもよい。
【0072】装置本体100には、マイコン101が搭
載されており、このマイコン101には画像読取装置1
10が接続されている。したがって、画像読取装置11
0で読み取った印刷文書1上の画像がマイコン101に
入力される。
【0073】マイコン101では、入力された画像に基
づいた各種処理が実行される。即ち、マイコン101
は、入力された2次元コードをデコードし、2次元コー
ドの紙面上の座標を検出する(詳細は後述する)。ま
た、ペン型座標入力装置10は、マイコン101内に蓄
積したデータを有線又は無線により情報処理装置21へ
出力可能に構成する。尚、図8では、画像読取装置11
0,マイコン101等に電力を供給する電源や、マイコ
ン101と情報処理装置21とのインタフェース等は図
示を省略する。
【0074】また、マイコン101の構成は、図9に示
すように、バス1000を介してCPU(Centra
l Processing Unit)1030,RO
M(Read Only Memory)1040,R
AM(Ramdom Access Memory)1
020,2次元コード読取装置1010が接続されてい
る。また、これらと各種外部装置とはバス1000を介
して接続される。
【0075】ROM1040には、ペン型座標入力装置
10の動作を制御するプログラムやマイコン101を動
作させるプログラムが予め内蔵されている。RAM10
20は画像読取装置110から入力された画像や、コー
ド読み取り中に生成される中間データや、2次元コード
をデコードした際に得られる文書IDや座標情報を一時
的に保存する。ここで、図9における2次元コード読取
装置1010の構成を図10に示し、後述において説明
する。尚、2次元コード読取装置1010は、RAM1
020に記憶された画像から2次元コードを検出し、こ
れをデコードして文書IDや座標情報を取得する処理を
実行する。
【0076】また、図8におけるマイコン101には、
LCD(Liquid Crystal Devic
e)表示装置105,LED(Light Emitt
ingDiode)106,或いはブザー107が接続
され、情報処理装置21から受信した情報をLED表示
装置105に表示したり、或いは特定の情報を受信した
場合にはLED106を点滅させたり、ブザー107を
鳴らしたりして外部に通知する。
【0077】装置本体100には、先端部102の部分
が筆記面に接触しているか否かを検出する圧力センサ1
04が設けられている。即ち、先端部102が筆記面に
接触することにより先端部102に加わる圧力が筆記具
103を介して圧力センサ104に伝達される。圧力セ
ンサ104は、この圧力を感知し、感知した情報をマイ
コン101に伝送する。
【0078】このようなペン型座標入力装置10を用
い、印刷文書1上での先端部102の位置検出を連続的
に行えば、印刷文書1上での先端部の移動軌跡を求める
ことができる。また、上記のように先端部102が筆記
面に接触しているか否かを検出する圧力センサ104に
よって、紙面上に筆記を行ったときの筆記軌跡を忠実に
求めることができる。
【0079】但し、この際、2次元コードが存在しなけ
れば、筆記中にもかかわらずコードを読み取ることが不
可能である。したがって、ペン型座標入力装置10は、
LCD表示装置105或いはLED106を用いて読み
取りが不能であることをユーザに通知する。
【0080】ここで、図10を用いて図9に示す2次元
コード読取装置1010の構成及び動作を詳細に説明す
る。
【0081】図10は、2次元コード読取装置1010
の構成を示すブロック図である。この2次元コード読取
装置1010は、図8に示すペン型座標入力装置10の
内部のマイコン101に内蔵されている(図9参照)。
この2次元コード読取装置1010には、画像読取装置
110で読み取られた紙面の画像(例えば8ビット画像
とする)が入力される。
【0082】このように画像が入力されると、2次元コ
ード読取装置1010は、まずコード位置検出器101
1で画像内にある複数の2次元コードから一つの2次元
コードの枠を検出する。2次元コードの位置を検出でき
たならば、これをデータ取得器1012に入力し、2次
元コードの各白黒セルに応じて‘0’又は‘1’のデー
タを取得して、2次元コードのデータ配列規則にしたが
ったデータの並べ替えを行う。
【0083】その後、2次元コード読取装置1010
は、取得したデータに対して第1誤り訂正器1014で
誤り訂正を行う。また、これと同時に、既知情報メモリ
1016から既知の文書IDを読み出し、データ置換器
1013において2次元コードから取得したデータの文
書IDに相当する部分を既知の文書IDで置き換え、置
き換えたデータに対して第2誤り訂正器1015で誤り
訂正を行う処理も実行する。
【0084】それぞれの誤り訂正器(1014,101
5)からは、誤り訂正が成功したか否かの判定情報と誤
り訂正後のデータとが出力される。出力された誤り訂正
後のデータは選択器1017でいずれかが選択され、デ
ータ復号器1018へ入力される。この選択器1017
の動作は、図10における圧力センサ104の出力によ
って制御される。即ち、圧力センサ104で検出される
加筆の有無に応じて出力するデータが選択される。
【0085】圧力センサ104から出力される信号が立
ち上がる(無圧力から有圧力へ)と、選択器1017は
第1誤り訂正器1014から入力されたデータを選択し
て出力する。この際、第1誤り訂正器1014で誤り訂
正が失敗した場合は、誤り訂正ができなかったというこ
とであり、コードの読み取りに失敗したことを意味す
る。更に、この場合には、データ復号器1018は動作
せず、データの出力を無効とする。これに対して、圧力
センサ104が定常的に有圧力である場合、選択器10
17は第2誤り訂正器1015から入力されたデータを
選択して出力する。この際、第2誤り訂正器1015で
誤り訂正が失敗した場合は、コードの読み取りに失敗し
たことになる。また、無圧力の場合では加筆されている
状態では無いため、選択器1017は何れの入力も選択
しない。
【0086】このように誤り訂正されたデータは文書I
Dと座標情報とであり、誤り訂正したデータ中の文書I
D部分のみを抽出できる。また、抽出した文書IDは、
既知情報として既知情報メモリ1016に保存される。
【0087】データ置換の具体例を図11のテーブルを
用いて説明する。図11のテーブルでは、第1行目は正
しいデータ、即ちエンコードして誤り訂正符号を生成し
たデータである。また、第2行目は、画像読取装置11
0で読み取った画像から2次元コードを抽出してコード
のドットから再構成したデータである。本具体例では、
この再構成したデータにおける文書IDの1,2番目と
誤り訂正情報の1番目とに誤りがある。したがって、デ
ータに3つの誤りが含まれるため、本実施例では誤り訂
正が不可能となる。しかしながら、既知情報として文書
IDを置き換えることにより、文書IDの部分の誤りが
なくなり、誤り訂正情報の1番目だけが誤りとなるた
め、誤り訂正が可能となって正しい座標情報,文書ID
が得られる。
【0088】選択器1017で選択・出力されたデータ
は、データ復号器1018に入力され、紙面上の座標情
報と文書IDとに復号される。紙面上のIDは、図11
の場合、水平座標=24mm,垂直座標=123mm,
文書ID=23となる。この座標情報及びデコードに成
功した2次元コードの画像上の座標情報を用いてペン先
座標算出器1019はペン先の紙面上での座標を算出す
る(詳細は後述する)。これにより、ペン型座標入力装
置10の先端部102の位置が確定する。
【0089】尚、圧力センサ104の立ち上がり時に、
選択器1017に以下のような選択を実行させてもよ
い。即ち、圧力センサ104の立ち上がり時(無圧力か
ら有圧力へ)に、選択器1017が第1誤り訂正器10
14の出力を選択するが、この際、第1誤り訂正器10
14で誤り訂正が失敗していれば、選択器1017は第
2誤り訂正器1015の出力を選択する。第2誤り訂正
器1015でも誤り訂正が失敗した場合は誤り訂正がで
きなかったということであり、コードの読み取りに失敗
したことを意味する。このように選択を制御すること
で、新しい加筆が行われる際に同一の文書への加筆なら
ば第2誤り訂正器1015の誤り訂正率が向上するので
前述の方法より有利である。
【0090】次に、図10におけるコード位置検出器1
011の詳細を図12を用いて詳細に説明する。図12
を参照すると、コード位置検出器1011は、画像読取
装置110からの入力画像からドットを検出するドット
検出器1101と、検出したドットからコード枠を構成
するドットの検出を行うコード枠検出器1102とから
成る。
【0091】ドット検出器1101の動作を図13を用
いて説明する。図13において画素Zに注目して考える
と、ドット検出器1101は、注目画素Zの周囲の斜線
で示された画素(A〜H)に既に検出されたドットが存
在せず、且つ、注目画素Zの画素値が周囲画素(I〜
X)のどの画素値よりも所定の値(Th)以上小さい場
合に、注目画素Zをコードのドットであるとして検出す
る(例えば入力画像において、黒=0,白=255とす
る)。また、所定の値(Th)は、小さければ小さいほ
どドットを検出し易くなるが、同時にノイズもドットし
て検出していまい、検出したデータに誤りがおきる可能
性がある。また、Thが大きければノイズを検出せずに
確実に誤りを減らすことができるが、コード枠を検出す
ることが難しくなり座標取得率が小さくなる。したがっ
て、Thはこのことを考慮して適切な値が設定される。
また、図14にThの大きさに応じた座標取得率を示
す。図14に示す表では、文書IDを置き換えた場合と
置き換えない場合との両方のデータを示す。
【0092】また、図10におけるコード枠検出器11
02の構成を図15を用いて詳細に説明する。コード枠
検出器1102は、検出したドットからコード枠を構成
するドットの検出を行うために、入力画像に対してドッ
トの追跡を行う。この際の追跡経路を図15及び図16
を用いて説明する。図15における第1コーナ検出器1
201は、ドット検出器1101から入力されたドット
検出済みの画像から、あるドット(このドットを‘X’
とする)がコードのコーナであるか否かを判定する。こ
の判定の詳細については後述において説明する。
【0093】このようにコーナのドットXを特定する
と、コード枠検出器1102は、ドット追跡器1202
において、ドットXを起点(これを第1コーナという)
として、第1コーナからドットで構成されるコード枠の
8画素分を4方向に追跡することで第2コーナ候補画素
(A,B,C,D)を検出する。また、コード枠検出器
1102は、ドット追跡器1202で検出した第2コー
ナ候補画素が第2コーナ(B,D)であるか否かを第2
コーナ検出器1203において判定する。
【0094】このように第2コーナを特定すると、コー
ト枠検出器1102は、ドット追跡器1204を用い
て、第2コーナからドットで構成されるコード枠の12
画素分を、ドット追跡器1202でのドット追跡方向か
ら90度時計回り方向に回転させた方向に追跡すること
で、第3コーナ候補画素(G,E)を検出する。また同
様に、コード枠検出器1102は、ドット追跡器120
4で検出した第3コーナ候補画素が第3コーナ(G,
E)であるか否かを第3コーナ検出器1205において
判定する。
【0095】このように第3コーナを特定すると、コー
ド枠検出器1102は、ドット追跡器1206を用い
て、第3コーナからドットで構成されるコード枠の8画
素分を、ドット追跡器1206でドット追跡方向から9
0度時計回り方向に回転させた方向に追跡することで、
第4コーナ候補画素(C,A)を検出する。また同様
に、コード枠検出器1102は、ドット追跡器1206
で検出した第4コーナ候補画素が第4コーナ(C,A)
であるか否かを検出す第4コーナ検出器1207におい
て判定する。
【0096】更に、コード枠検出器1102は、上記で
特定した第1コーナと第4コーナとの間のコード枠を構
成するドットをドット追跡器1208を用いて検出す
る。このように構成されたコード枠検出器1102を用
いることで、最大2つの2次元コードのコード枠を検出
し、それを構成するドットの画像上の座標を検出でき
る。
【0097】また、上記における第1コーナ検出器12
01の動作を図17を用いて説明する。第1コーナ検出
器1201は、図17(a)で示すように、ドットが存
在する注目画素の周囲で4つ以上のドットが存在するか
否かを検出する周囲ドット検出器1211と、検出され
た周囲ドットから注目画素を点対称とする2組のドット
ペアを検出する点対称ペア検出器1212とから構成さ
れる。
【0098】周囲ドット検出器1211は、注目画素N
を中心とする17×17画素の中で注目画素Nの周囲に
存在するドットを検出する。図17(b)の場合、A〜
Fの6画素が存在する。したがって、周囲ドット検出器
1211は、これらを周囲ドット画素として検出する。
また、点対象ペア検出器1212は、周囲ドット検出器
1211で検出された周囲ドット画素A〜Fのうちで、
その中間点がNに近いものを2組検出する。図17
(b)の場合、(B,D),(C,F)の2組が検出さ
れる。残りのA及びEはノイズであると判断され除去さ
れる。このようにして注目画素のドットN及び周囲の2
組の点対称ペアが検出されると、第1コーナ検出器12
01は、注目画素Nを第1コーナとして検出する。
【0099】次に、ドット追跡器1202の詳細を図1
8を用いて説明する。図18は、コードのコーナ付近を
構成するドットを示したものである。Xはコーナドット
(第1コーナ)であり、その他のA〜Iはコード枠を構
成するドットである。尚、本説明では、XからD,E,
Fの方向へドットを追跡する場合について説明する。
又、説明を簡易にするために、A〜I,Xをそれぞれ座
標ベクトルと見なす。
【0100】この追跡において、ドット追跡器1202
は、以下の(式1)を計算する。尚、YはドットEの推
定ベクトルである。また、A〜Dは第1コーナ検出器1
201で既に検出されているので既知である。 Y=2D+X …(式1) 次に、ドット追跡器1202は、Yの周囲5×5画素に
おいてドットEを探索する。この探索の結果、ドットE
が存在する場合、ドット追跡器1202は、以下の(式
2)を計算する。尚、この(式2)においてYはドット
Fの推定ベクトルである。 Y=2E−D …(式2) その後、ドット追跡器1202は、上記の追跡を7回繰
り返して第2コーナ候補画素を検出する。但し、例えば
図16に示す例では、追跡方向として4方向(図16:
X→A,X→B,X→C,X→D)が存在する。ドット
検出器1202は、検出された第2コーナ候補画素全て
の情報を第2コーナ検出器1203に転送する。
【0101】第2コーナ検出器1203の基本的な動作
は、第1コーナ検出器1201と同様である。また、異
なる点としては、追跡を開始するドットが2つ存在し、
各ドットあたり一つの方向に関して追跡を行う(図1
6:B→G,D→E)点と、各追跡あたりドット追跡操
作を11回繰り返す点とである。このように動作するこ
とで、第2コーナ検出器1203は、第3コーナ候補画
素(図16:G,E)を検出する。
【0102】第3コーナ検出器1205は、上述したよ
うに、ドット追跡器1204で追跡できた第3コーナ候
補画素(図16:G,E)が第3コーナたるか否かを検
出する。基本的な動作は、上述した第1,第2コーナ検
出器(1201,1203)と同一である。本説明で
は、第3コーナ検出器1205で図16におけるドット
G,Eが第3コーナであると検出されたものとする。
【0103】ドット追跡器1206は、2つの方向(図
16:G→C,E→A)にドット追跡を行う。尚、追跡
回数はドット追跡器1202と同じ7回である。この動
作により、ドット追跡器1206は、第4コーナ候補画
素として図16におけるドットC,Aを検出する。
【0104】ドット追跡器1208は、ドット追跡器1
204と同一構成であり、図16におけるC→X,A→
Xの方向に11回追跡してドットXに至る。Xは既に第
1コーナであることがわかっているので、追跡と追跡
とによりコード枠が検出されたことになる。
【0105】以上のように動作することで、コードシン
ボル2のコード枠が検出できる。尚、2次元コードのデ
コードの際にどちらのコードを使うかは、画像上のコー
ド中心の水平座標が大きい方を優先するとよい。但し、
一方のコードがデコードできなかった場合はもう一方の
コードを使用してデコードを実行するものとする。
【0106】次に、図10におけるデータ取得器101
2の動作を図19を用いて詳細に説明する。但し、図l
9の説明では、コード枠を構成するドットを、コーナの
4点を除いてa1〜a7,b1〜b11,c1〜c7,
d1〜d11とする。データ取得器1012は、コード
のデータを取得する際に、これらを結ぶ水平線と垂直線
との交点を検出する(図19(b)のステップS40
0)。つまり、a1とc1とを結ぶ直線とb2とd2と
を結ぶ直線との交点の座標を検出する。次に、この交点
の座標を中心とする3×3画素の領域に含まれるドット
の有無を検出する(図19(b)のステップS40
1)。図19の場合はドット無しとなり、取得されるデ
ータは‘0’となる。データ取得器1012は、この動
作を1つのコードシンボル2に含まれる全データに対し
て行うことでコードデータを取得する。また、データ取
得器1012は、取得したデータを図3に示すデータ配
列にしたがって再構成することで、最終的なコードデー
タを取得する。
【0107】次に、図10におけるのペン先座標算出器
1019の構成について図20を用いて詳細に説明す
る。図25を参照すると、ペン先座標算出器1019
は、射影パラメータ算出器1901とペン先座標変換器
1902とから構成される。この構成において射影パラ
メータ算出器1901には、画像上のコードコーナの座
標(以下、コーナ画像座標という)と、それに対応する
紙面上のコードコーナの座標(以下、コーナ紙面座標と
いう)とが、データ復号器1018から入力される。し
たがって、射影パラメータ算出器1901は、入力され
たコーナ画像座標とコーナ紙面座標とから射影パラメー
タを算出する。
【0108】ここで、射影パラメータの算出を図21を
用いて詳述する。尚、図21(a)は、画像におけるコ
ードのコーナ(As〜Ds)の座標と、ペン型座標入力
装置10の先端部102(Ps)の座標とを示す。但
し、本実施例においてPsの座標は常に一定である。何
故ならば、ペン型座標入力装置10では画像読取装置1
10と先端部102とが固定されているためである。従
って、先端部102はペン型座標入力装置10の構成に
より画像読取装置110で撮像される画像内にある場合
もあれば画像外にある場合もある。尚、画像外に有る場
合は、その座標は負の値或いは画像の座標の最大値を超
えることになる。
【0109】また、図21(b)は、紙面におけるコー
ドのコーナ(Ar〜Dr)の座標と、ペン型座標入力装
置10の先端部102(Pr)の座標とを示す。ここ
で、As〜Dsは上述の動作におけるコード枠検出によ
り算出される座標であり、Psは上述のように画像読取
装置110と先端部102との位置関係が固定であるた
め固定的に求められるものである。また、Arはコード
のデコードによりArが決定されるので、その隣接コー
ナであるBr〜Drも自動的に決定される。このように
求められた座標を以下の(式3)に示す射影返還式に代
入して得られる8つの一次元方程式(8元一次方程式)
を解くことにより、(式3)における変換係数のパラメ
ータb1〜b8が特定される。
【0110】
【数1】 従って、紙面における先端部102の座標(Pr)は、
パラメータb1〜b8が特定された(式3)に、画像に
おける先端部102の座標(Ps)を代入して、画像座
標から紙面座標への変換を行うことにより算出できる。
【0111】尚、上述した2次元コード読取装置101
0は、ハードウェアでコードの読み取りを行っている
が、これをソフトウェアで行っても良い。このように構
成した場合、2次元コード読み取り方法を実現するプロ
グラムがマイコン101のROM1040に格納されて
おり、そのプログラムの命令が順次CPU1030にロ
ードされて命令の実行が行われ、2次元コードの読み取
り処理がなされる。このように構成した場合の処理手順
を、図22のフローチャートを用いて詳細に説明する。
【0112】図22を参照すると、2次元コード読み取
り処理では、まず、入力された画像に関して2次元コー
ドの位置を抽出する(ステップS10)。その後、2次
元コードの白黒(ドットの有無)に応じて‘0’又は
‘1’のデータを取得し、取得したデータの並べ替えを
行う(ステップS11)。
【0113】次に、取得したデータが連続して取得され
たものであるか否か(又は、先端部102が常に紙面に
押しつけられている状態であるか否か)を判定し(ステ
ップS12)、連続して取得されたものであれば(ステ
ップS12のYes)、取得したデータにおける文書I
D部分を既知情報(以前に取得保持された文書ID)で
置換し(ステップS13)、ステップS14へ移行す
る。これに対して、取得したデータが連続して取得され
たものでなければ(ステップS12のNo)、ステップ
S13を省略してステップS14へ移行する。
【0114】ステップS14では、取得したデータ(デ
ータ置換有/無)に対して、誤り訂正が行われる(ステ
ップS14)。このステップS14において、誤り訂正
が成功した場合(ステップS15のYes)、デコード
された既知情報(文書ID)を保存し(ステップS1
6)、その後、元のデータ(座標情報)を復元する(ス
テップS17)。このように座標情報を復元後、上述の
方法を用いてペン型座標入力装置10の先端部102の
紙面上の座標を求める(ステップS18)。これに対し
て、ステップS14における誤り訂正が不成功であった
場合(ステップS15)、そのまま処理を終了する。
【0115】尚、コード位置の検出、データ取得、座標
・文書ID復元、ペン先座標算出の各処理は、図10の
コード位置検出器1011、データ取得器1012、デ
ータ復号器1018、ペン先座標算出器1019の各ブ
ロックに対応しており、その手順は既に述べた通りであ
る。
【0116】また、2次元コード読み取り方法の他の例
を、図23にフローチャートを用いて説明する。図22
で説明した方法と異なる点は、連続してデータを取得し
ていない場合にのみ、誤り訂正を行い、誤り訂正できな
かった場合に文書ID部分の置き換えを行って誤り訂正
を行う点である。同一文書への加筆時には、図23の方
法を使用した方が誤り訂正が向上する。
【0117】次に、上記のような2次元コードを読むこ
とで加筆情報を取得する画像入力システムについて、図
8のシステム構成図及び図24のフローチャートを用い
て詳細に説明する。尚、印刷文書1に2次元コードが附
されており、また、ペン型座標入力装置10で印刷文書
1に加筆するものとする。
【0118】図24を参照すると、本動作では、印刷文
書1へのペン型座標入力装置10を用いた加筆により、
印刷文書1上の2次元コードが読み取られ、文書IDと
座標情報とが取得される(ステップS300)。また、
ステップS300において、この取得された文書IDや
座標情報は、リアルタイムに情報処理装置21へ転送さ
れ、更に、情報処理装置21から文書管理データベース
32を管理する情報処理装置23へ転送される。
【0119】情報処理装置23は、受信した文書IDを
元に、文書管理データベース32から現在加筆されてい
る文書(のページ:以下、これを文書情報という)を特
定する(ステップS301)。また、ステップS301
において、特定された文書情報は、情報処理装置21へ
送信され、更に、情報処理装置21からペン型座標入力
装置10へ転送される。尚、本説明において特定された
文書は、図14の識別番号(ID)(=123456)
の「patent.doc」のページ1であるとする。
【0120】このように文書情報が特定されると、ペン
型座標入力装置10は特定された文書情報をLCD表示
装置105等を用いてユーザに表示し、また、情報処理
装置21は、特定されたファイルの実体(本説明では、
例えば図25における「patent.doc」とす
る)を、これが関連付けられているアプリケーション
(ワードプロセッサ・ソフトウェア等)で開き、情報処
理装置21に接続された不図示のディスプレイに表示し
て編集状態とする(ステップS302)。
【0121】従って、情報処理装置21は、編集状態と
した文書「patent.doc」に、ペン型座標入力
装置10から順次送信されてくる座標情報を描画するこ
とで新規の図形オブジェクトを作成する(ステップS3
03〜S307)。尚、描画処理では、文書のウィンド
ウに新たな描画オブジェクトを開き(ステップS30
3)、受信したデータより座標情報を取得し(ステップ
S304)、これらを線でつないで描画する(ステップ
S304)ことで実現することができる。また、ステッ
プS304で取得された座標情報は、順序性を有しつつ
所定の数列テキストとしてファイルに保存する(ステッ
プS306)。尚、ステップS304からステップS3
06までの処理は、ユーザによる加筆が終了するまで繰
り返し実行される(ステップS307のNo)。
【0122】また、ユーザによる加筆が終了すると(ス
テップS307のYes)、ペン型座標入力装置10は
加筆終了の信号を情報処理装置23へ送信し、加筆終了
の信号を受け取った情報処理装置23は、ウィンドウへ
の描画を終了する(ステップS308)。このように動
作することで、文書管理DB32に「patent.d
oc」に対応した一つのオブジェクトが加えられる。ま
た、図25に、本実施例による文書管理DB32のデー
タ構成を示す。
【0123】以上のように構成・動作することで、本実
施例では加筆した情報をリアルタイムでコンピュータの
ディスプレイ上に表示し、実際に加筆した情報が正しく
処理されているかどうかがすぐさま確認できるので、ユ
ーザにとって大きなメリットになる。また、情報処理装
置23では受信した座標情報を数列テキストとして同時
に別ファイルとして保存するため、文書が巨大な場合な
ど、ユーザが後にアプリケーションを開いて加筆された
データを確認したいときに素早く確認することが不可能
な場合に、加筆されたデータのみを表示・確認させるこ
とができるので有効である。
【0124】〔他の実施例〕また、上記した各実施例
は、本発明を好適に実施した形態の一例に過ぎず、本発
明は、その主旨を逸脱しない限り、種々変形して実施す
ることが可能なものである。
【0125】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
発明によれば、請求項1記載の発明によれば、正しい加
筆情報を精度良く取得することが可能となる。即ち、誤
り訂正すべき情報を既知情報で置き換えることができる
ので、高精度な座標入力が可能となる。
【0126】更に、請求項2記載の発明によれば、既知
の正しい情報を用いて誤り訂正の訂正率を向上させるこ
とが可能となる。即ち、誤り訂正が失敗した場合に、誤
り訂正すべき情報を既知情報で置き換えて、誤り訂正を
行うことができるので、高速で高精度な座標入力が可能
となる。
【0127】更に、請求項3記載の発明によれば、異な
る文書に対する加筆情報を正しく分別することが可能と
なる。即ち、2次元コードの読み取りが連続的に行われ
ているときにのみ置換手段が動作するので、他の文書に
加筆が行われたときに情報置換により誤った誤り訂正を
行うことがなくなり、文書の分別を正しく行うことが可
能となる。
【0128】更に、請求項4記載の発明によれば、加筆
されている文書と元の電子文書とを正しく関連付けるこ
とが可能となる。即ち、既知情報を文書固有の情報にす
ることで、加筆している印刷文書と元の電子文書との関
連付けが可能になる。
【0129】また、請求項5記載の発明によれば、描画
内容である位置情報と文書固有の情報とを関連付けて管
理することで、電子文書への加筆による編集が自在な環
境を提供する事が可能となる。
【0130】更に、請求項6記載の発明によれば、加筆
した内容を随時、ディスプレイ等で確認することが可能
となるため、正確且つ的確に筆記による編集を行える環
境を提供することが可能となる。
【0131】更に、請求項7記載の発明によれば、加筆
内容を電子化すると共に、印刷媒体へも直接書込みが行
えるため、ユーザはディスプレイ等でも印刷物でも加筆
内容を確認することが可能となり、また、電子データの
編集と同時に印刷物の編集も可能となるため、ユーザは
両者の関連を容易に把握することが可能となる。
【0132】また、請求項8記載の発明によれば、正し
い加筆情報を精度良く取得することが可能となる。即
ち、誤り訂正すべき情報を既知情報で置き換えることが
できるので、高精度な座標入力が可能となる。
【0133】更に、請求項9記載の発明によれば、既知
の正しい情報を用いて誤り訂正の訂正率を向上させるこ
とが可能となる。即ち、誤り訂正が失敗した場合に、誤
り訂正すべき情報を既知情報で置き換えて、誤り訂正を
行うことができるので、高速で高精度な座標入力が可能
となる。
【0134】更に、請求項10記載の発明によれば、異
なる文書に対する加筆情報を正しく分別することが可能
となる。即ち、2次元コードの読み取りが連続的に行わ
れているときにのみ置換手段が動作するので、他の文書
に加筆が行われたときに情報置換により誤った誤り訂正
を行うことがなくなり、文書の分別を正しく行うことが
可能となる。
【0135】更に、請求項11記載の発明によれば、加
筆されている文書と元の電子文書とを正しく関連付ける
ことが可能となる。即ち、既知情報を文書固有の情報に
することで、加筆している印刷文書と元の電子文書との
関連付けが可能になる。
【0136】また、請求項12記載の発明によれば、描
画内容である位置情報と文書固有の情報とを関連付けて
管理することで、電子文書への加筆による編集が自在な
環境を提供する事が可能となる。
【0137】更に、請求項13記載の発明によれば、加
筆した内容を随時、ディスプレイ等で確認することが可
能となるため、正確且つ的確に筆記による編集を行える
環境を提供することが可能となる。
【0138】更に、請求項14記載の発明によれば、加
筆内容を電子化すると共に、印刷媒体へも直接書込みが
行えるため、ユーザはディスプレイ等でも印刷物でも加
筆内容を確認することが可能となり、また、電子データ
の編集と同時に印刷物の編集も可能となるため、ユーザ
は両者の関連を容易に把握することが可能となる。
【0139】また、請求項15記載の発明によれば、正
しい加筆情報を精度良く取得することが可能となる。即
ち、誤り訂正すべき情報を既知情報で置き換えることが
できるので、高精度な座標入力が可能となる。
【0140】更に、請求項16記載の発明によれば、既
知の正しい情報を用いて誤り訂正の訂正率を向上させる
ことが可能となる。即ち、誤り訂正が失敗した場合に、
誤り訂正すべき情報を既知情報で置き換えて、誤り訂正
を行うことができるので、高速で高精度な座標入力が可
能となる。
【0141】更に、請求項17記載の発明によれば、異
なる文書に対する加筆情報を正しく分別することが可能
となる。即ち、2次元コードの読み取りが連続的に行わ
れているときにのみ置換手段が動作するので、他の文書
に加筆が行われたときに情報置換により誤った誤り訂正
を行うことがなくなり、文書の分別を正しく行うことが
可能となる。
【0142】また、請求項18記載の発明によれば、描
画内容である位置情報と文書固有の情報とを関連付けて
管理することで、電子文書への加筆による編集が自在な
環境を提供する事が可能となる。
【0143】更に、請求項19記載の発明によれば、加
筆した内容を随時、ディスプレイ等で確認することが可
能となるため、正確且つ的確に筆記による編集を行える
環境を提供することが可能となる。
【0144】また、請求項20記載の発明によれば、上
記のプログラムを記録媒体に記録して提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による印刷文書1上に配列さ
れた2次元コード(コードシンボル2)を説明するため
の図である。
【図2】コードシンボル2に配置するデータの詳細を示
す図である。
【図3】図2に示す各領域におけるビット列の配列を示
す図である。
【図4】本発明の一実施例における情報処理装置23に
組み込まれたプリンタドライバの動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】図4の動作において作成されるデータを段階的
に説明するための図である。
【図6】本発明の一実施例において2次元コード(コー
ドシンボル2)が添付された印刷文書1を出力する際の
ユーザの操作手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施例においてハード出力される印
刷文書の具体例を示す図である。
【図8】本発明の一実施例による画像入力システムの構
成を示すブロック図である。
【図9】図8におけるマイコン101の構成を示すブロ
ック図である。
【図10】図9における2次元コード読取装置1010
の構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の一実施例におけるデータ置換の具体
例を説明するためのテーブルである。
【図12】図10におけるコード位置検出器1011の
構成を示すブロック図である。
【図13】図12におけるドット検出器1101の動作
を説明するための図である。
【図14】本発明の一実施例におけるThの大きさに応
じた座標取得率を示す表である。
【図15】図12におけるコード枠検出器1102の構
成を示すブロック図である。
【図16】図15におけるコード枠検出器1102の追
跡経路を説明するための図である。
【図17】(a)は第1コーナ検出器1201の構成を
示すブロック図であり、(b)は第1コーナ検出器12
01の動作を説明するための図である。
【図18】ドット追跡器1202の動作を説明するため
の図である。
【図19】図10におけるデータ取得器1012の動作
を説明するための図である。
【図20】図10におけるペン先座標算出器1019の
構成を示すブロック図である。
【図21】本発明の一実施例における射影パラメータの
算出を説明するための図である。
【図22】本発明の一実施例における2次元コード読み
取り処理を示すフローチャートである。
【図23】本発明の一実施例における2次元コード読み
取り処理の他の例を示すフローチャートである。
【図24】本発明の一実施例における画像入力システム
の動作を示すフローチャートである。
【図25】本発明の一実施例による文書管理データベー
ス32のデータ構成を示すテーブルである。
【符号の説明】
1、1’ 印刷文書 10 ペン型座標入力装置 21、23 情報処理装置 22 携帯情報端末 30 記憶装置 31 文書 32 文書管理データベース 41 複写機 42 プリンタ 43 スキャナ 50 LAN 100 装置本体 101 マイコン 102 先端部 103 筆記具 104 圧力センサ 105 LCD表示装置 106 LED 107 ブザー 110 画像読取装置 111 光学系 112 光電変換素子 401 水平座標領域 402 垂直座標領域 403 文書ID領域 404〜407 誤り訂正符号領域 408、409 上下識別符号領域 1000 バス 1010 2次元コード読取装置 1020 RAM 1030 CPU 1040 ROM 1011 コード位置検出器 1012 データ取得器 1013 データ置換器 1014 第1誤り訂正器 1015 第2誤り訂正器 1016 既知情報メモリ 1017 選択器 1018 データ復号器 1019 ペン先座標算出器 1101 ドット検出器 1102 コード枠検出器 1201 第1コーナ検出器 1202 ドット追跡器 1203 第2コーナ検出器 1204 ドット追跡器 1205 第3コーナ検出器 1206 ドット追跡器 1207 第4コーナ検出器 1208 ドット追跡器 1211 周囲ドット検出器 1212 点対称ペア検出器 1901 射影パラメータ算出器 1902 ペン先座標変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 真湖人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 別府 智彦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 古田 俊之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 土井 信幸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 服部 仁 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5B047 AA27 BA03 CB22 5B072 AA01 AA02 CC21 DD21 HH07 JJ12 LL11 LL18 MM02

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷媒体上に印刷された1つ以上の2次
    元コードを画像として入力する画像入力手段と、入力さ
    れた前記2次元コードをデジタル情報に変換するデジタ
    ル情報変換手段と、前記デジタル情報に関して誤り訂正
    を実行する誤り訂正手段と、前記誤り訂正が実行された
    デジタル情報をデコードするデコード手段と、を有する
    2次元コード読取装置であって、 前記誤り訂正手段は、 デジタル情報の一部を既知情報として記憶する記憶手段
    と、 該記憶手段に記憶された既知情報で前記デジタル情報変
    換手段で変換された前記デジタル情報の一部を置換する
    置換手段と、 を有することを特徴とする2次元コード読取装置。
  2. 【請求項2】 前記誤り訂正手段は、前記デジタル情報
    変換手段で変換された前記デジタル情報の誤り訂正が不
    可の場合、前記置換手段で当該デジタル情報の一部を前
    記既知情報に置換し、該一部が置換されたデジタル情報
    に誤り訂正を実行することを特徴とする請求項1記載の
    2次元コード読取装置。
  3. 【請求項3】 前記置換手段は、前記画像入力手段から
    連続的に2次元コードが画像として入力されている場
    合、前記デジタル情報変換手段で変換された前記デジタ
    ル情報の一部を前記既知情報に置換することを特徴とす
    る請求項1記載の2次元コード読取装置。
  4. 【請求項4】 前記既知情報は、印刷媒体上に印刷され
    たデータに固有であることを特徴とする請求項1から3
    の何れか1項に記載の2次元コード読取装置。
  5. 【請求項5】 紙面上での位置情報と紙面に印刷された
    電子データを一意に識別するための識別情報とを含む2
    次元コードが所定の配列で印刷された印刷媒体への筆記
    内容を入力する画像入力装置であって、 請求項1から4の何れか1項に記載の前記2次元コード
    読取装置と、 該2次元コード読取装置で取得された位置情報を前記識
    別情報に関連付けて保存する位置情報保存手段と、 を有することを特徴とする画像入力装置。
  6. 【請求項6】 前記2次元コード読取装置で取得された
    前記識別情報に基づいて前記電子データを特定する電子
    データ特定手段と、 前記2次元コード読取装置で前記識別情報が取得された
    際、前記電子データ特定手段で特定された前記電子デー
    タを表示する表示手段と、 該表示手段で表示された前記電子データに重畳して、前
    記位置情報に基づく筆記内容を描画する筆記内容表示手
    段と、 を有することを特徴とする請求項5記載の画像入力装
    置。
  7. 【請求項7】 前記2次元コード読取装置は、前記印刷
    媒体への筆記を行うための筆記手段と、該筆記手段によ
    る加筆がなされているか否かを検出する加筆検出手段
    と、を有し、 前記置換手段は、前記加筆検出手段で前記筆記手段によ
    る加筆が連続的になされていると検出された場合、前記
    デジタル情報変換手段で変換された前記デジタル情報の
    一部を前記既知情報に置換することを特徴とする請求項
    5又は6記載の画像入力装置。
  8. 【請求項8】 印刷媒体上に印刷された1つ以上の2次
    元コードを画像として入力する画像入力ステップと、 該画像入力ステップで入力された前記2次元コードをデ
    ジタル情報に変換するデジタル情報変換ステップと、 前記デジタル情報に関して誤り訂正を実行する誤り訂正
    ステップと、 前記誤り訂正が実行されたデジタル情報をデコードする
    デコードステップと、 を有する2次元コード読み取り方法であって、 前記誤り訂正ステップは、デジタル情報の一部を既知情
    報として記憶し、記憶した該既知情報で前記デジタル情
    報変換ステップで変換した前記デジタル情報の一部を置
    換することを特徴とする2次元コード読み取り方法。
  9. 【請求項9】 前記誤り訂正ステップは、前記デジタル
    情報変換ステップで変換された前記デジタル情報の誤り
    訂正が不可の場合、当該デジタル情報の一部を前記既知
    情報で置換し、該一部が置換されたデジタル情報に誤り
    訂正を実行することを特徴とする請求項8記載の2次元
    コード読み取り方法。
  10. 【請求項10】 前記誤り訂正ステップは、前記画像入
    力ステップにおいて連続的に2次元コードが画像として
    入力されている場合、前記デジタル情報変換ステップで
    変換された前記デジタル情報の一部を前記既知情報に置
    換することを特徴とする請求項8記載の2次元コード読
    み取り方法。
  11. 【請求項11】 前記既知情報は、印刷媒体上に印刷さ
    れたデータに固有であることを特徴とする請求項8から
    10の何れか1項に記載の2次元コード読み取り方法。
  12. 【請求項12】 紙面上での位置情報と紙面に印刷され
    た電子データを一意に識別するための識別情報とを含む
    2次元コードが所定の配列で印刷された印刷媒体への筆
    記内容を入力する画像入力方法であって、 請求項8から11の何れか1項に記載の2次元コード読
    み取り方法と、 該2次元コード読み取り方法で取得された位置情報を前
    記識別情報に関連付けて保存する位置情報保存ステップ
    と、 を有することを特徴とする画像入力方法。
  13. 【請求項13】 前記2次元コード読み取り方法で取得
    された前記識別情報に基づいて前記電子データを特定す
    る電子データ特定ステップと、 前記電子データ特定ステップで特定された前記電子デー
    タを表示する表示ステップと、 該表示ステップで表示された前記電子データに重畳し
    て、前記位置情報に基づく筆記内容を描画する筆記内容
    描画ステップと、 を有することを特徴とする請求項12記載の画像入力方
    法。
  14. 【請求項14】 前記印刷媒体への筆記が行われている
    か否かを検出する加筆検出ステップを有し、 前記誤り訂正ステップは、前記加筆検出ステップで加筆
    が連続的に行われていると検出された場合、前記デジタ
    ル情報変換ステップで変換された前記デジタル情報の一
    部を前記既知情報に置換することを特徴とする請求項1
    2又は13記載の画像入力方法。
  15. 【請求項15】 2次元コードを変換して得られるデジ
    タル情報に関して誤り訂正処理を実行するコンピュータ
    を機能させるためのプログラムであって、 デジタル情報の一部を既知情報として記憶させる記憶処
    理と、 該記憶処理で記憶された既知情報で前記デジタル情報の
    一部を置換する置換処理と、 を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
  16. 【請求項16】 前記置換処理は、前記デジタル情報の
    誤り訂正が不可の場合、当該デジタル情報の一部を前記
    既知情報に置換し、 前記誤り訂正処理は、前記一部が置換されたデジタル情
    報に誤り訂正を実行することを特徴とする請求項15記
    載のプログラム。
  17. 【請求項17】 前記置換処理は、連続的に2次元コー
    ドが入力されている場合、前記デジタル情報の一部を前
    記既知情報に置換することを特徴とする請求項15記載
    のプログラム。
  18. 【請求項18】 請求項1から4の何れかに記載の2次
    元コード読取装置と所定のネットワークを介して接続さ
    れ、紙面上での位置情報と紙面に印刷された電子データ
    を一意に識別するための識別情報とを含む2次元コード
    が所定の配列で印刷された印刷媒体への筆記内容を入力
    するコンピュータを機能させるためのプログラムであっ
    て、 前記2次元コード読取装置で取得された位置情報を前記
    識別情報に関連付けて保存する位置情報保存処理を前記
    コンピュータに実行させるためのプログラム。
  19. 【請求項19】 前記2次元コード読取装置で取得され
    た前記識別情報に基づいて前記電子データを特定する電
    子データ特定処理と、 前記2次元コード読取装置で前記識別情報が取得された
    際、前記電子データ特定手段で特定された前記電子デー
    タを表示させる表示処理と、 該表示処理で表示された前記電子データに重畳して、前
    記位置情報に基づく筆記内容を描画する筆記内容表示処
    理と、 を前記コンピュータに実行させるための請求項18記載
    のプログラム。
  20. 【請求項20】 請求項15から19の何れか1項に記
    載のプログラムを記録した記録媒体。
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