JP2003345210A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003345210A
JP2003345210A JP2002150466A JP2002150466A JP2003345210A JP 2003345210 A JP2003345210 A JP 2003345210A JP 2002150466 A JP2002150466 A JP 2002150466A JP 2002150466 A JP2002150466 A JP 2002150466A JP 2003345210 A JP2003345210 A JP 2003345210A
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toner
latent image
image forming
electromagnetic clutch
image
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JP2002150466A
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English (en)
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Hiroyuki Tokimatsu
宏行 時松
Junichi Otani
淳一 大谷
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Konica Minolta Inc
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/10Collecting or recycling waste developer
    • G03G21/105Arrangements for conveying toner waste

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  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リサイクル手段を有した画像形成装置で、か
ぶりや文字太り等の現象が生じるのを防止する。 【解決手段】 リサイクル手段の駆動源を感光体1と同
一駆動源とし、リサイクル手段81は感光体1駆動時リ
サイクル手段81への駆動伝達有無を切り替えるための
電磁クラッチCLAを有し、該電磁クラッチCLAは非
通電時に駆動伝達を行い、通電時に駆動伝達を行わない
構成とし、制御手段は前記電磁クラッチCLAの通電制
御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式により
2成分現像剤を用いて現像を行う画像形成装置に関し、
特に転写残トナーを回収し再使用するリサイクル方式を
採用している画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式により画像を形成する画像
形成工程の一例では、感光体等の潜像担持体上に静電潜
像を形成し、形成した静電潜像を現像手段により現像し
て潜像担持体上にトナー像を形成し、形成したトナー像
を転写手段により転写紙に転写し、転写したトナー像を
定着手段により転写紙に定着して転写紙上に画像を形成
する。また、他の例では、感光体等の像形成体上のトナ
ー像を像担持体としての中間転写体に転写し、中間転写
体から転写手段により転写紙に転写し定着することによ
り、転写紙に画像を形成する。
【0003】前記画像形成工程における現像工程では、
非磁性トナーと磁性キャリアを含む2成分現像剤を用い
た現像が多く用いられ、DCバイアスの現像バイアス電
圧を印加することが行われている。
【0004】2成分現像剤を用いての現像では、現像に
よってトナーのみが消費されるので、消費分に相当する
適度の新しいトナーの補給を行う必要があり、トナー補
給が行われる。
【0005】また潜像担持体上に形成されたトナー像は
転写手段によって転写紙または中間転写体上に転写が行
われる。この際転写されずに潜像担持体上に残留した転
写残トナーはクリーニング手段によりクリーニングされ
る。クリーニング手段によってクリーニングされクリー
ニング装置内に回収されたトナーを現像装置に搬送し再
利用するリサイクル方式を採用することがなされる。リ
サイクル方式を採用するときは、回収トナーを廃棄する
ために収集する廃トナーボックスが必要でなくなり、廃
棄物を少なくして環境に優しい方式ということができ
る。
【0006】リサイクル手段によって回収されたトナー
を現像装置に搬送するに要する動力は潜像担持体や定着
装置を駆動するに要する動力に較べ1/10程度と小さ
いために、低コスト化、省スペース化を目的として、リ
サイクル手段は潜像担持体、もしくは定着装置と同一駆
動源によって駆動伝達されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】クリーニング装置でク
リーニング手段によって回収されたトナー(リサイクル
トナー)は、クリーニングブレード等によって掻き取ら
れて搬送されて来たトナーであるため、機械的なストレ
スを受けており新しいトナーと比較すると流動性が低下
していてキャリアと混ざりにくく帯電性も劣っていて、
再び現像される際に、かぶりや文字太り等の問題を起こ
し易い。この現象は現像剤中でのリサイクルトナーの現
像剤中で占める比率が低い間は殆ど問題はないが、比率
が高くなると問題となる。
【0008】また、小粒径トナーや粒径分布のシャープ
な重合法によって製造されたトナーを用いた場合は、解
像度、階調性、文字再現性等の画質が高画質である関係
から、上記のリサイクルトナーを用いたときの問題は顕
著に認められる。
【0009】この画質低下の問題は、連続してプリント
される画像形成パターンの印字率が低いときは、補給さ
れる新しいトナーの量が少なくなるため、現像剤中でリ
サイクルトナーの占める割合が高くなり、このことが原
因となって画質低下が顕著に認められるようになる。
【0010】またこの画質低下の問題は、画像形成装置
が長時間、例えば2時間以上停止した状態にあって、稼
働し始めてから数百枚のプリントの間に起こり易い。か
かる理由は長時間停止でダメージを受けたリサイクルト
ナーの電荷が低下した状態となるためである。
【0011】かかる現象を解消する手段としては、リサ
イクル手段の駆動源を単独の駆動源とし、画像形成パタ
ーンの印字率に応じて現像装置に戻すリサイクルトナー
の量を制御したり、また、長時間停止後の数百枚のプリ
ントの間は現像装置に戻すリサイクルトナーの量を制御
することによって解決される。但し、リサイクルトナー
の量を制御するのにリサイクル手段に単独の駆動源を設
けることは、前述した低コスト化、省スペース化を実現
する上での障害となる。
【0012】本発明は、リサイクル手段の駆動源を潜像
担持体や定着装置の駆動源と同一の駆動源としながら、
例えば画像形成パターンの印字率が低い状態が続いた
り、長時間停止して後の稼働においても画質の低下が認
められないように制御された画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は、下記の画像
形成装置によって達成される。
【0014】1. 潜像を担持する潜像担持体と、潜像
担持体上の潜像を、非磁性トナーと磁性キャリアとから
なる現像剤を担持した現像剤担持体で顕像化する現像装
置と、潜像担持体上の顕像を転写紙に転写する転写装置
と、転写紙上のトナーを定着する定着装置と、潜像担持
体上の非磁性トナーをクリーニングする、転写装置の下
流側に配置したクリーニング装置と、クリーニングされ
たトナーを現像装置に搬送するリサイクル手段と、制御
手段とを有する画像形成装置において、前記リサイクル
手段の駆動源は前記潜像担持体と同一駆動源であると共
に、リサイクル手段は潜像担持体駆動時、リサイクル手
段への駆動伝達有無を切り替えるための電磁クラッチを
有し、前記制御手段は前記電磁クラッチの通電制御を行
うことを特徴とする画像形成装置。
【0015】2. 潜像を担持する潜像担持体と、潜像
担持体上の潜像を、非磁性トナーと磁性キャリアとから
なる現像剤を担持した現像剤担持体で顕像化する現像装
置と、潜像担持体上の顕像を転写紙に転写する転写装置
と、転写紙上のトナーを定着する定着装置と、潜像担持
体上の非磁性トナーをクリーニングする、転写装置の下
流側に配置したクリーニング装置と、クリーニングされ
たトナーを現像装置に搬送するリサイクル手段と、制御
手段とを有する画像形成装置において、前記リサイクル
手段の駆動源は前記定着装置と同一駆動源であると共
に、リサイクル手段は定着装置駆動時、リサイクル手段
への駆動伝達有無を切り替えるための電磁クラッチを有
し、前記制御手段は前記電磁クラッチの通電制御を行う
ことを特徴とする画像形成装置。
【0016】
【発明の実施の形態】図面を用いて本発明の画像形成装
置について説明する。
【0017】(1) 図1の断面構成図に示す画像形成
装置は、本発明が適用されるモノクロ画像を形成する電
子写真プロセスを利用した複写機の画像形成部を図示し
たものである。但し、本発明は図1に示した構成に限定
されるものではない。
【0018】1は潜像担持体のドラム状した感光体であ
って、マイナス帯電する有機半導体層としてフタロシア
ニン顔料をポリカーボネイトに分散したものを接地され
た金属製のシリンダ状の基板上に塗布してあり、電荷輸
送層を含めた感光体層の膜厚30μmであって、ドラム
径φ80mmで矢示方向に280mm/sの周速(V
p)で駆動回転される。
【0019】2は回転する感光体1の周囲を所定の極性
・電位に一様に帯電処理するスコロトロンの帯電手段
で、ワイヤ〜グリッド間距離7.5mm、グリッド〜感
光体間距離1mm、ワイヤ〜バックプレート間距離12
mmの帯電極構成をしていて、グリッド印加電圧を−7
30Vとし、帯電電流値−800μAをもってバイアス
電圧を印加し、感光体1の帯電電位を−750Vとして
いる。
【0020】3はレーザ走査方式をとった像露光手段
で、レーザ波長780nmの半導体レーザ(LD)を用
い、その出力パワーは300μWである。像露光手段3
はレーザビームを出射して感光体1の一様に帯電した表
面を走査露光し、静電潜像を形成する。
【0021】現像装置4は、内部に現像用固定磁石のマ
グネットロール42を有し、矢示方向に回転する現像剤
担持体41には、相互摩擦によって帯電しキャリアの周
りにトナーが付着した状態となった現像剤が磁力によっ
て付着し、層厚規制部材45によって現像剤の層厚が規
制されて感光体1と対向した現像領域へと搬送されて現
像が行われる。
【0022】現像容器46内には1対の撹拌搬送スクリ
ュ43A、43Bと回転パドル44があって、新たに供
給されるトナーNTやリサイクルトナーRTを容器内の
現像剤と混合・撹拌しながら現像剤担持体41へと搬送
する。撹拌搬送スクリュ43A、43Bは共に棒状のス
クリュ部材であって、一方は紙面の手前方向から後方向
に、他方は紙面の後方向から手前方向に現像剤を撹拌し
ながら搬送する。トナーNT、RTは撹拌搬送スクリュ
43A、43Bによって巡回する現像剤上に落下し、混
合・撹拌されて回転パドル44方向へと排出される。排
出されたトナーNT、RTと混合・撹拌状態にある現像
剤は、水車状の回転パドル44によって更に撹拌されて
現像剤担持体41へと供給される。現像剤担持体41は
マグネットロールの周囲にステンレス溶射表面加工を施
したアルミ製のスリーブを被せた構成とし、現像剤担持
体41のローラ径φ40mm、線速(vs)560mm
/sで回転し、感光体1との線速比(vs/vp)は2
としている。現像剤担持体41には直流成分の現像バイ
アスによって現像が行われるが、直流成分としては−6
00Vの現像バイアスを印加して反転現像が行われる。
【0023】非磁性トナーと磁性キャリアを含有する2
成分現像剤のトナーとしては、体積平均粒径が3〜9μ
mの重合トナーが好ましい。重合トナーを用いることに
より、高解像力であり、濃度が安定しかぶりの発生が極
めて少ない画像形成装置が可能となる。
【0024】重合トナーは次のような製造方法により製
造される。トナー用バインダー樹脂の生成とトナー形状
とがバインダー樹脂の原料モノマー又はプレポリマーの
重合及びその後の化学的処理により形成されて得られ
る。より具体的には、懸濁重合又は乳化重合等の重合反
応と必要によりその後に行われる粒子同士の融着工程を
経て得られ、重合トナーでは、原料モノマー又はプレポ
リマーを水系で均一に分散した後に重合させトナーを製
造することから、トナーの粒度分布及び形状の均一な球
形トナーが得られる。
【0025】トナーは球形の度合いを示す形状係数SF
−1が100〜140、凹凸の度合いを示す形状係数S
F−2が100〜120の間にあることが好ましい。な
お、形状係数SF−1、SF−2は下記の式で与えられ
る。
【0026】 SF−1=(Lmax2/A)×(π/4)×100 SF−2=(Laround2/A)×(1/4π)×
100 Lmax;最大直径 Laround;周長 A;トナ
ー投影面積 トナーは体積平均粒径が3μmを下回ると、かぶりの発
生やトナー飛散が起こりやすくなる。上限9μmは本実
施の形態が目標とする高画質を形成することを可能する
粒径の上限である。
【0027】キャリアとしては、体積平均粒径が30〜
65μmで磁化量が20〜70emu/gの磁性粒子か
らなるフェライトコアのキャリアが好ましい。30μm
よりも粒径の小さなキャリアではキャリア付着が生じや
すくなる。また、65μmよりも粒径の大きなキャリア
では、均一な濃度の画像が形成されない場合が生じう
る。
【0028】5はトナー像の転写性を高めるために照射
する転写前露光光源で、光波長700nmのLEDで、
光出力10luxをもって照射する。
【0029】6はコロトロンの転写極で、ワイヤ〜感光
体1間距離8mm、ワイヤ〜バックプレート間距離12
mmの構成となっていて、転写電流200μAの定電流
制御によって感光体1上のトナー像の転写紙上への転写
を行う。
【0030】7はコロトロンの分離極で、ワイヤ〜感光
体1間距離8mm、ワイヤ〜バックプレート間距離12
mmの構成となていて、AC成分100μA、DC成分
−200μAの分離電流によって転写紙の感光体1から
の分離を促す。
【0031】給紙部より給紙された転写紙Pは、レジス
トローラ21によって感光体1上に形成されたトナー像
と同期して給紙がなされ、転写ニップ部において転写極
6によってトナー像の転写を受ける。転写ニップ部を通
過した転写紙Pは、感光体1の面から分離極7によって
分離され、搬送ベルト22によって定着装置23へ搬送
される。
【0032】定着装置23は内部にヒータを配置した加
熱ローラ23aと加圧ローラ23bとより成り、トナー
像を保持した転写紙Pは加熱ローラ23aと加圧ローラ
23bとの間で加熱・加圧がなされて定着し、トナー像
が定着された転写紙Pは排紙ローラ24によって機外の
排紙トレイ上に排出される。
【0033】一方、転写紙Pへのトナー像の転写後の感
光体1の表面はクリーニング装置8により転写残トナー
の清掃が行われる。本実施例においてはクリーニング手
段としてウレタンゴム製のブレードが用いられ、クリー
ニングブレードはカウンタタイプに感光体1周面に摺接
して清掃を行っている。クリーニング装置8を通過して
表面が清掃された感光体1周面は、光波長700nm、
光出力10lux光源を用いた帯電前露光(PCL)手
段9によって照射がなされ、残留電位を低下して次の画
像形成サイクルへと移行する。
【0034】クリーニング装置8によって回収されたト
ナーは例えば100g程度の容量をもったクリーニング
装置底部に落下し、底部に拾集された回収トナーは後に
説明するトナー搬送路内に設けた搬送スクリュの回転に
よりトナー搬送するトナーリサイクル手段81によって
現像装置4に回収される。
【0035】(2) 本発明の画像形成装置は、上記に
説明した画像形成装置で、トナーリサイクル手段81は
感光体1又は定着装置23を駆動する駆動源と同一の駆
動源によって駆動される構成となっている。
【0036】図2に示したのは、トナーリサイクル手段
81が感光体1と同一の駆動モータMAで駆動する画像
形成装置の制御ブロック図である。
【0037】制御部C1Aはリサイクルトナーによるか
ぶりや文字太り等の問題発生を抑制するためリサイクル
トナーの戻り量を電磁クラッチCLAによって適切に制
御するもので、画像パターンの印字率が低いときや、装
置が長時間停止した後などの上記問題を引き起こし易い
状況にあることを検知したときは、制御部C1Aはメモ
リC4に記録されたこれらの状況に対応する電磁クラッ
チ動作プログラムを呼び出して、電磁クラッチCLAの
ON/OFF制御を行って、リサイクルトナーの戻り量
の抑制を行う。
【0038】クリーニング装置8によって回収されるリ
サイクルトナーは、画像形成時の装置駆動時間に応じて
発生するものであるから、基本的には装置の駆動に応じ
てリサイクルトナーを現像装置4に戻していく必要があ
る。そのためリサイクル手段81の駆動伝達に使用する
電磁クラッチCLAは、OFF時には駆動伝達が行われ
てリサイクルトナーが搬送され、ON時には駆動伝達が
切れてリサイクルトナーの搬送が停止するタイプ、即ち
常クローズタイプの電磁クラッチが使用される。
【0039】図3に示したのは、トナーリサイクル手段
81が定着装置23と同一の駆動モータMBで駆動する
画像形成装置の制御ブロック図である。
【0040】制御部C1Bはリサイクルトナーによるか
ぶりや文字太り等の問題発生を抑制するためリサイクル
トナーの戻り量を電磁クラッチCLBによって適切に制
御するもので、画像パターンの印字率が低いときや、装
置が長時間停止した後などの上記問題を引き起こし易い
状況にあることを検知したときは、制御部C1Bはメモ
リC4に記録されたこれらの状況に対応する電磁クラッ
チ動作プログラムを呼び出して、電磁クラッチCLBの
ON/OFF制御を行って、リサイクルトナーの戻り量
の抑制を行う。
【0041】クリーニング装置8によって回収されるリ
サイクルトナーは、画像形成時の装置駆動時間に応じて
発生するものであるから、基本的には装置の駆動に応じ
てリサイクルトナーを現像装置4に戻していく必要があ
る。そのためリサイクル手段81の駆動伝達に使用する
電磁クラッチCLBは、OFF時には駆動伝達が行われ
てリサイクルトナーが搬送され、ON時には駆動伝達が
切れてリサイクルトナーの搬送が停止するタイプ、即ち
常クローズタイプの電磁クラッチが使用される。
【0042】(3) 以下、実施例について説明する。
図2、図3の制御ブロック図で説明したメモリC4に記
録される電磁クラッチ動作プログラムを組み合わせた
り、閾値を変更したりすること等によって多種のプログ
ラムが存在し、多くの実施例が存在し得るが、3例の実
施例について説明する。
【0043】(実施例1)実施例1で説明するリサイク
ルトナーの搬送制御は、画像パターンの印字率が低いと
きに、リサイクルトナーの戻り量を抑制するよう制御を
行うもので、図4にそのフローチャートを示している。
【0044】画像処理部C2では、画像データについて
階調性その他の画像処理を行う際、1画像毎の画像パタ
ーンの印字率の計測が行われて、これをメモリに記録し
ている。
【0045】コピースタートすると(F11)、制御部
C1A(C1B)はメモリに記録された20コピー前ま
での20コピーについての平均印字率を求め、求めた平
均印字率が低印字率である10%以上であるか否かのチ
ェックを行う(F12)。
【0046】20コピーの平均印字率が10%以上であ
るときは、電磁クラッチCLA(CLB)はOFFの状
態を維持し、駆動伝達してリサイクルトナーを現像装置
4に戻す動作を行う(F13)。
【0047】また、20コピーの平均印字率が10%未
満のときには電磁クラッチCLA(CLB)はONの状
態として、駆動伝達は行わないでリサイクルトナーを現
像装置4には戻さない(F14)。
【0048】かかる制御を1コピー毎にずらした形で継
続して行うことによって、印字率の低い画像パターンが
多いコピー動作が継続して行われる場合には、リサイク
ルトナーの現像装置4への戻りは抑制されることとな
り、プリントされた画像にかぶりや文字太り等の問題が
生じることがない。
【0049】(実施例2)実施例1のフローにおいて
は、クリーニング手段によって回収した回収トナーを貯
蔵するクリーニング装置8内のスペースが小さい場合に
は、搬送されないで残留した回収トナーがクリーニング
装置8内に充満し溢れることが懸念される。そこで回収
トナーが大量に発生する高印字率の画像パターンを出力
する場合にはリサイクルを行うことを実施例1のフロー
に組み合わせて電磁クラッチCLA(CLB)を制御す
るようにしたのが本実施例で、図5にそのフローチャー
トを示している。
【0050】画像処理部C2では、画像データ処理を行
う際、1画像毎の画像パターンの印字率を計測し、これ
をメモリに記録している。
【0051】コピースタートすると(F21)、制御部
C1A(C1B)はメモリに記録された20コピー前ま
での20コピーについての平均印字率を求め、求めた印
字率が低印字率である10%以上であるか否かのチェッ
クを行う(F22)。
【0052】20コピーの平均印字率が10%以上であ
るときには、電磁クラッチCLA(CLB)はOFFの
状態を維持し、駆動伝達してリサイクルトナーを現像装
置4に戻す動作を行う(F23)。
【0053】また、20コピーの平均印字率が10%未
満のときには、5コピー前までの5コピー平均印字率が
高印字率である20%以上であるか否かのチェックを行
う(F24)。
【0054】5コピー平均印字率が20%以上であると
き、即ち現在プリントしつつある画像は高印字率であっ
て新しいトナー補給がなされている状態にあるときは、
電磁クラッチCLA(CLB)はOFFの状態として、
駆動伝達してリサイクルトナーを現像装置4に戻す動作
を行う(F25)。
【0055】また5コピー平均印字率が20%未満のと
きには電磁クラッチCLA(CLB)はONの状態とし
て、駆動伝達は行わないでリサイクルトナーを現像装置
4には戻さない(F26)。
【0056】かかる制御を1コピー毎にずらした形で継
続して行うことによって、印字率の低いパターンが多い
コピー動作が継続して行われる場合には、リサイクルト
ナーの現像装置4への戻りを抑制し、またその間印字率
の高い画像パターンが混在している場合にはリサイクル
トナーの戻り動作を行って、適切のリサイクル動作を行
うよう制御することによって、クリーニング装置内で過
度に回収トナーが溜まることもなく、プリントされた画
像についてはかぶりや文字太り等の問題が生じることが
ない。
【0057】(実施例3)画像形成装置は長時間停止し
た後、稼働を始めてから数百枚の間にはプリント画像に
かぶりや文字太り等の不具合が生じやすい。本実施例は
長時間停止後プリントされる数百枚の間、現像装置4に
戻すリサイクルトナーの量を制御するもので、図6にそ
のフローチャートを示している。
【0058】定着装置23には定着装置温度を計測する
温度センサが設けられているが、電源ONがなされると
(F31)、制御部C1A(C1B)は温度センサによ
って検知される定着器温度が50℃以上であるか否かの
チェックを行う(F32)。
【0059】定着器温度が50℃以上のとき、即ち先の
プリントがなされて後の停止時間が余り長くないときに
は電磁クラッチCLA(CLB)はOFFの状態として
駆動伝達を行い、リサイクルトナーを現像装置4に戻す
動作を行う(F33)。
【0060】定着器温度が50℃未満のとき、即ち長時
間停止した後であるときには、稼働開始後50コピーま
では電磁クラッチCLA(CLB)はONの状態として
駆動伝達を行わないでリサイクルトナーを現像装置4に
は戻さない(F34)。
【0061】51コピーないし100コピーの間につい
ては、電磁クラッチCLA(CLB)はプリント毎にO
N、OFF動作を交互に行い、2コピーについて1回の
間欠動作によってリサイクルトナーを1/2の搬送時間
をもって現像装置4に戻す(F35)。
【0062】101コピー以後については、電磁クラッ
チCLA(CLB)はOFFの状態を維持し、駆動伝達
がなされてリサイクルトナーは現像装置4に戻す動作を
行う。
【0063】かかる制御を行うことによって、画像形成
装置が長時間停止した後であってもプリント画像にかぶ
りや文字太り等の不具合が生じることはない。なお、本
実施例でのフローF33及びF36に対して、実施例2
で説明した図5に示すフローチャートを代替することに
よって、画像形成装置が長時間停止後における画像形成
においても、低印字率の画像パターンの多い画像形成に
おいても、共にかぶりや文字太り等の現象が生じること
のない制御が行われることとなる。
【0064】(4) 上記説明で、リサイクル手段は潜
像担持体と同一駆動源である場合と、定着装置と同一駆
動源である場合について説明したが、リサイクル手段は
現像装置と同一駆動源とすることも、給紙手段のレジス
トローラと同一駆動源とすることも可能であって、かか
る駆動構成においても上記に説明した電磁クラッチを設
けて制御を行うことによって、上記に説明したと同様の
効果を奏することができる。
【0065】
【発明の効果】リサイクル方式は転写されないで回収さ
れたトナーを廃トナーとして廃棄することなく再使用す
ることにおいて極めて優れた方式であるが、このリサイ
クル方式を採用した画像形成装置では、リサイクル手段
の駆動系をどうするかという問題と、リサイクルトナー
にはダメージを受けたトナーが含まれていてこれが原因
となって現像される際にかぶりや文字太りが生じる現象
があるという問題をコストやスペースを犠牲にすること
なく解消し、高画質の画像を長時間にわたって維持され
る画像形成装置が提供されることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の断面構成図。
【図2】画像形成装置の制御ブロック図。
【図3】画像形成装置の制御ブロック図。
【図4】実施例1のフローチャート。
【図5】実施例2のフローチャート。
【図6】実施例3のフローチャート。
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電手段 3 像露光手段 4 現像手段 6 転写極 8 クリーニング装置 23 定着装置 81 トナーリサイクル手段 C1A、C1B 制御部 CLA、CLB 電磁クラッチ MA、MB 駆動モータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/14 G03G 21/00 372 2H171 Fターム(参考) 2H027 DA09 DA23 DA46 DD03 DE04 DE07 DE09 EC06 ED02 ED06 ED08 ED25 ED27 EE01 EE04 EE05 EE07 EF09 2H033 BA07 BB01 BB28 CA04 CA18 CA19 CA21 2H035 CA07 CB01 CG01 2H077 AA25 AA37 AC16 AD02 AD06 AD13 AD18 AD24 AD31 DA08 DA22 DB25 EA03 GA03 2H134 GA01 GB02 HD01 JA02 JA14 KA07 KA28 KB05 KB11 KB14 KC02 KG02 KG06 KG08 KH10 2H171 FA04 FA09 FA17 FA19 GA01 GA04 GA19 JA14 KA12 LA04 LA06 QA02 QA08 QA13 QA15 QA16 QA18 QB02 QB08 QB15 QB17 QB21 QB32 QB45 QB46 QB52 QB53 QB54 QB56 QB57 QB58 QB59 QC02 QC22 QC26 QC29 QC32 QC36 QC47 SA07 SA12 TA08 TA15 TA17 TB01 UA04 UA07 UA26 UA27

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像を担持する潜像担持体と、潜像担持
    体上の潜像を、非磁性トナーと磁性キャリアとからなる
    現像剤を担持した現像剤担持体で顕像化する現像装置
    と、潜像担持体上の顕像を転写紙に転写する転写装置
    と、転写紙上のトナーを定着する定着装置と、潜像担持
    体上の非磁性トナーをクリーニングする、転写装置の下
    流側に配置したクリーニング装置と、クリーニングされ
    たトナーを現像装置に搬送するリサイクル手段と、制御
    手段とを有する画像形成装置において、前記リサイクル
    手段の駆動源は前記潜像担持体と同一駆動源であると共
    に、リサイクル手段は潜像担持体駆動時、リサイクル手
    段への駆動伝達有無を切り替えるための電磁クラッチを
    有し、前記制御手段は前記電磁クラッチの通電制御を行
    うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記電磁クラッチは非通電時に駆動伝達
    を行い、通電時に駆動伝達を行わない構成としたことを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 潜像を担持する潜像担持体と、潜像担持
    体上の潜像を、非磁性トナーと磁性キャリアとからなる
    現像剤を担持した現像剤担持体で顕像化する現像装置
    と、潜像担持体上の顕像を転写紙に転写する転写装置
    と、転写紙上のトナーを定着する定着装置と、潜像担持
    体上の非磁性トナーをクリーニングする、転写装置の下
    流側に配置したクリーニング装置と、クリーニングされ
    たトナーを現像装置に搬送するリサイクル手段と、制御
    手段とを有する画像形成装置において、前記リサイクル
    手段の駆動源は前記定着装置と同一駆動源であると共
    に、リサイクル手段は定着装置駆動時、リサイクル手段
    への駆動伝達有無を切り替えるための電磁クラッチを有
    し、前記制御手段は前記電磁クラッチの通電制御を行う
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記電磁クラッチは非通電時に駆動伝達
    を行い、通電時に駆動伝達を行わない構成としたことを
    特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記電磁クラッチの通電制御は、画像形
    成パターンの印字率が小さいほど、ON時間を長く設定
    した制御であることを特徴とする請求項2又は4に記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記電磁クラッチの通電制御は、装置停
    止時間から装置駆動開始までの時間に応じて制御するこ
    とを特徴とする請求項2又は4に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記非電磁性トナーは体積平均粒径9μ
    m以下3μm以上の重合トナーであることを特徴とする
    請求項1〜6の何れか1項に記載の画像形成装置。
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